2022年12月30日金曜日

『まんがタイムきららキャラット』2023年2月号

 『まんがタイムきららキャラット』2023年2月号、昨日の続きです。

『ひよ&びびっと!』

ひよって写真部だったのか。でもあんまり写真撮ってる印象はないよね。と思ったら、笑顔の練習用に使ってるのがあやもりんの写真。これ自分で撮ったのかな? いや、写真は全然撮らないっていっていますね。むしろ被写体としての笑顔の練習に余念がなくて、なるほどそれも写真部らしい活動なのかな?

動画配信関係の部活を作りたかったあやもりんが、そういうのはちょっと無理と写真部を紹介されてきたんですね。ひよひとりだけの写真部。もしここにあやもりんが入部するとなったら! あまりのことに嬉死? してしまうひよが大変でした。

あやもりんと一緒に過ごすのが嬉しくて死亡。笑わせようと体に触れてきた、その喜びで死亡。ほんと、すぐに死んでしまうひよですが、一緒にいる時間が増えることで耐性が増すのか、あるいは死亡のペースがあがるのか。後者の予感がしますよね。

『ごきげんよう、一局いかが?』

あらぬ噂をたてられてしまった冴。なにかと思えばふたまた疑惑!? 目立つのが嫌い、変と思われたくない。あまりに人目を気にしすぎる冴の背景が語られて、こうした気質、あるいは心の傷が千星や乃々花と一緒に過ごすことで癒えていくといいなあって思わされたエピソードでした。

しかし冴が気にしたポイントがですよ、自分が目立ちたくないとか誤解されるとかよりも、千星と乃々花に迷惑かけたくないっていうのがね、この子のやさしさを感じさせてくれて、よかったなあって思ったのでした。

いずれこの噂もたち消えることでしょう。その暁には、ふたたび3人で麻雀打てるといいですね。というか、さっさとLIMEでもなんでも交換なさって、オンラインで麻雀お打ちあそばされましよ!

『mono』

富士山取材二日目も曇天で肝心の富士山が見えないどころか、午後から雨になりそうというから大急ぎでまわらないといけない地獄。で、この焦りが祟って20分で2.5km走破を目論み、見事膝をいわす……。春乃さん……、自分の運動不足とかもろもろ、ちゃんと計算に入れて行動してくださいよ。結局この膝が原因で、富士吉田神社では坂の途中で力尽き、って、いやもしかしたら膝のダメージ関係なくここで力尽きるのは運命づけられていた!?

いや実際、階段に坂という障害は春乃さんには逆境そのものだったと思います。

山の取材には向かない人だな……。

五重塔と桜と富士山というシチュエーション。これ、海外での人気がすごかったらしいですよね。日本ではあまり知られていなかったロケーションで、それが海外人気を受けて国内でも広がった。面白い展開だと思います。

しかし今回の富士山取材。いろいろ頑張って手持ちの資料でなんとかしようと思ったところ、箱根からの展望についてもうちょっと知りたい。それで神奈川の担当者から資料提供受けようと思ったまではいいものの、期待値が高いと知らされてそこで尻込みしちゃうんだ! 神奈川の誇りだ、楽しみにしているといってくれてるんだったら、よりよく紹介できるよう資料が欲しいっていったら、喜んでじゃんじゃん送ってくれますって、絶対!

でもそれができないのが春乃なんでしょうね。で、あの結果になっちゃうというのがね、ほんと、変にプレッシャーかかるとおかしなアウトプットが出ちゃうタイプなんだ! ってのが見てとれて、本当におかしかったです。

2022年12月29日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2023年2月号

 『まんがタイムきららキャラット』2023年2月号、一昨日の続きです。

『異世界アイドル推参です!』

リジェル、魔法が使えるメンバーがいるのはほんと強みだよな! って回でしたよ。

CDを売り出すにあたって、モールでイベントを打ちます。本当だったら、照明もそこまで工夫できず、音楽流して歌ってアピールするのが精一杯といったイベントのはずなのに、勝手にシャボン玉飛ばすし、メンバーを宙に浮かすし、さらには花火に爆発!? 予算の都合以前に会場の制限でできないことでも、即興でどんどん盛り込んでいける。これ、演出面での自由度があがるの、それだけ観客の耳目を集め盛り上げることができるわけですから、本当に強みだよなあ!

反面裏方は大パニック、マネージャーは平謝りなんですが……。

異世界からやってきた3人のアイドルとしての今後。CDの販売に関してはいい船出となったようですね。このイベントがSNSやらなんやらで話題になったりしたら、さらにいい風が吹いたりするのではないでしょうか。咲良は舵取りが大変でしょうけど、夢もいずれ叶うかもですね。

『ササエルの中には誰もいない』

突然降り出した雨にびしょ濡れになる小依たち。しかし茅ひとりは余裕で、なんで? 傘持ってないよね? どころじゃないね!? なんとまあ、水着着用だから問題なし。って、いやいや、水着着用はいいとして、雨に降られたからって制服脱ぐ必要はなかったのでは!? ああ、濡らさないために脱いだのか。とか思ってたら、普段から水着でうろついている雲雀が乱入。やべえ。今さらだけど、この漫画の登場人物、やべえやつらばっかりだ。

今回は茅と千鈴、ふたりの関係性? その距離感というのか、茅がベタベタしないその関係にちょっと触れられた? え? むしろヤッチーが茅のことイヤラシイ目で見てたの!? いや、これは茅の嘘か。小さい頃から一緒だったから、茅も千鈴のことそういう風には扱わないのかな? と思ったら、え? 千鈴、ヤッチーでもいけるの!? わからん、わからんけど、このふたりの関係のちょっと特別感。それはうかがえたように思ったんですね。

そして後半は小依が水着です。千鈴の子供時分の水着、普通に入るんだ! しかもササエル体験のせいでフリフリ子供水着にも抵抗なくなってる!? いやほんと、それからずっと、晩ご飯の間も、食後くつろいでる時も、さらには就寝時も当たり前みたいに水着! 順応性!? いやほんと、この漫画はやべえやつらばっかりです。

『RPG不動産』

驚きましたよ。こんな展開が待っていただなんて。

ブラックドラゴンのサトナを迎えにきたファーの母、ラスティーレ。ラスティーレの裏切りに端を発したサトナの凶行。かくしてサトナはラスティーレとともにこの地上を去り、残されたのは傷ついた世界。命を落とした姉セレニアにすがり、泣くアリスの姿も痛ましく、この現実を前に神なんていないと怒りを爆発させる琴音。

で、まさかここで神様が出てくるなんて思いもしないじゃん! しかも、そういや顔見知りだったよ! で、ここでまさかの神様、ミモからのオファーが! こんな世界は自分も反対、だから過去に戻ってやりなおそう!

って、マジかーっ! これまで描かれてきたハードな展開。その前提となる状況を覆そうという話になって、これはもうびっくりしました。こんなやりかたでこの重くなりすぎた状況、雰囲気をひっくり返すだなんて、この思い切りにはすっかりしてやられてしまいました。

2022年12月28日水曜日

『まんがタイムオリジナル』2023年2月号

 『まんがタイムオリジナル』2023年2月号、一昨日の続きです。

『敷金礼金ヤンキー付き』

唐突に壁に大穴の開くアパート! 以前にもこんなことあったな。ほら、大家の物置部屋みたいなとこからぶち抜かれたことがありました。ただ今回はちょっと状況が違って、被害にあっているのがたえちゃん! しかも天井にも穴! なにごと!? 天井のは餅つきしてたとかなんかなの!?

と思ったら、大家か。いや、大家で納得したらあかんのだけど、このアパートについてはちょっと事情が事情だからなあ。以前に壁ぶち抜いたのも大家だし。

壁と天井に穴が開いて、これ、困るだろうなあ、と思ったら予想以上に困っていました。声が気になる。そりゃ、壁ごしどころか、穴から素通しで聞こえるんだもんな。でも多恵が気にしてるの、音だけじゃなくて、七恵の大嘘の方が割りあい大きそう! つっこむにつっこめない、そういう状況はなかなかにもやもやしますよね。

そして天井からはこぼれたジュースが落ちてくる! ああ、さすがに真夜は即座に謝ってくれて、こういうところ真夜はわりと常識派だと感じます。

これ、穴がふさがるまでに、たえ、消耗しきっちゃうのでは? と思ったら、お隣から穴ごしに元気づけてくれたりね、さらには天井から密閉型ヘッドホンの差し入れがあったりと、この助けあってる感! これ、ちょっとあわないと思うところがあっても、なんだかんだで面倒見がよかったり親身になってくれたりする、アパート住人の仲のよさ、それが光ったエピソードだったと思います。文化の違いや温度感の違いも、フレンドシップで乗り越えられる、そんな感じがよかったです。

『通勤通学クエスト』

あらすじがすごいな! 釣りに来た。うん、確かに間違ってない。

桜井がすごいですよね。ひがむ、落ち込む、さらにはどんくさい。悪い人じゃないんだけど、いろいろ困ったお姉さんで、そんな桜井をうまくあしらう菊池。でもあんまりにも速攻で立ち直る桜井に、なんでそんなにチョロいのかとつっこまずにはおられなかった模様です。

今回の釣りエピソードは、菊池が本当に頼りになって、面倒見がいい、いろいろアドバイスしてくれる。それでもって料理も上手! あの、ほとんどひとりで何品も作ってみせて、けれど決してえらぶったりしない。みんなで作ったといってくれるその気持ちのよさ! ほんと、いい先輩だなと思います。

そんな彼らの川遊び。竹重に写真送ろうとかいってますけど、こんな楽しそうなの送ったら、彼、うらやましがったりしそうですよね。そんな描かれてないとこにも興味が出てきてしまうの、これまで積み重ねられてきたキャラクターの魅力あってのことだと思います。

『オネェの恋のはじめかた』

時宗の妹がやってきた! 胡桃沢まりん。かわいい系というより、美少女系だなこの子。その上といっていいものか、時宗の妹だけあってかなりキャラが強い。興味があることには容赦なく飛び込んでいくタイプ? 兄の恋愛相手を知りたいばかりに学校までやってきた。きっとイケメンに違いないって、兄の性向、しっかり把握してる妹ってのもなかなかに怖いな! 状況次第では奪いにかかったりするんですか!?

とか思ったら、猿渡も同じ発想にいたっていました。いや、どうもそっち方面は問題なさそうで安心です。

しかしいいキャラクターが揃ってきましたね。男子にせよ女子にせよ、はじめのうちはモブのように思っていたのが、だんだんにひとりひとりの個性として立ってきて、水面とか出てくるだけでもう面白い。で、ハイテンション水面と対照的なしょんぼり桜子。

この落ち込んでた桜子が、まりんを見て表情変えるところ、あれ、いいですよね。からの、まりん、見事に桜子に撃ち抜かれとる! そうか、兄妹揃って好みは同じなのか!

最後、時宗と桜子、桜子はいまいちわかってないっぽいですが、いい雰囲気になってるの、ふたりの距離感、ちょっと通じる気持ちみたいなものが感じられてよかったですよ。でもことこの恋愛に関してはフルスロットルで突撃しかねないまりんの存在、これがちょっとした波乱の種になりそうな気もしましたよ。

とかいいながら、桜子×まりんもいいじゃないかとか思いはじめていたりするから読者というのは勝手なものなのです。

2022年12月27日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2023年2月号

 『まんがタイムきららキャラット』2023年2月号、発売されています。表紙は『ひだまりスケッチ』。晴着で登場、ゆのと宮子でありますよ。ふたりおみくじ引きまして、その内容こそはちょっとわからないのですが、ともにいい笑顔。いい結果だったのかも知れませんね。桜をあしらった赤い晴着が目にも鮮やかなゆの。対して宮子は緑の着物。これも鮮やか、けれどどことなく落ち着きも感じさせる、そんな意外さ。鞠の模様が、またよく似合っていると感じます。

今月は新規ゲストが1本です。

『escape into the light』

顔を隠してネットで活動していた歌い手が活動休止してしまった。それがあまりにショックで、日常生活にも支障の出ていた片平つむぎ。そんな彼女にクラスのいけすかないやつが話しかけてきて、なおさら憂鬱はつのります。

けれど、そのいけすかないやつが推しの歌い手だったというのだから大変。

なぜ活動を休止したのか。それを聞けば、マネジメント、裏方をやってくれていた相方と喧嘩してしまった。表に出ない雑事、裏方の仕事は自分にはできない。なんとかしようと頑張ってはみたけれど、思ったようにはいかなかった。

こうした事情を聞かされて、ならば自分がと裏方仕事を買って出てしまったつむぎ。しかしこのふたりの関係の、歌い手としての彼女こそは好きだけれど、彼女自身はいけすかない、それゆえに生じる煽るみたいにしながら進行していくやりとりがこのふたりの特色となっていて、不思議な距離感、仲良くじゃれてるというよりも、本心から喧嘩売っていくスタイルが、いずれ腹を割って話せるふたりに深化していくのか、あるいはまた違うかたちに収束していくのか。

いずれにしても、まずは活動再開ですね。つむぎのサポートがどうした結果を生むのか。いいだしたからにはやらねばならない、その頑張りに期待です。

2022年12月26日月曜日

『まんがタイムオリジナル』2023年2月号

 『まんがタイムオリジナル』2023年2月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』。新年の干支、うさぎをモチーフとしたイラスト。ロップイヤーのうさ耳つけた山下さんが、ニンジンスティックにシャンパン? ちょっとおめかししてるそのミスマッチが実に可愛らしいです。『冷めないふたりのひとりご飯』レイカは、職場の風景? うさぎの和菓子を手にしています。『小森さんは断れない!』しゅりは、これまたダイナミックなバニー衣装。そして『らいか・デイズ』らいかは、安定のナバウサギ着ぐるみパジャマ。実にいい表情なさってます。

『おしかけツインテール』

花梨の友達の受験状況が描かれますよ。というか、由利と美代の関係がメインでしたね。

勉強が追いついていない由利。なんとしてでも合格したい、そうした気持ちは伝わるのだけど、ネットゲームに逃げがち。それをものすごいゴツいアバターで追い掛けてくるのが美代。えらい見た目で、将来について真剣に話しているギャップも笑うのだけど、それを見守る百合の擁護者。ああ、懐かしい人だ! さらにこの中身が、瑠璃と杏夏の生身でのやりとりを見守っているというの。この構図の繰り返し、もう本当に面白かったですよ。

美代と由利の関係、その出会いが懐古されたところ。ああ、美代にとって由利はずっと憧れの君であったのですね。そうか、今もなお由利のこと、かっこいいと思っているんですね美代は。

そして、大晦日から新年にかけてのお参り。そこで合流する4人。美代と由利の関係に、瑠璃の屈折した愛情! などなどが交錯する年越しの情景! けれどここで最後に由利の見せる心意気。ああ、さわやかな風の吹き込むような感覚ありましたよ。ええ、由利、ここぞという時に見せるこうしたところ、美代のいうようにかっこいい子なんですね。

『となりのフィギュア原型師』

おこめ代表、今回は受難でしたね。物置に押し込められた不要物。その中には知られたくない、見られたくないものもあって、それをこっそり処分しようとする。牛柄水着にへそ出しメイド衣装。そしてバニースーツ。この中だったらバニーがいいなあ。というか代表、わりともっちりしとるな。

今回の面白かったもの、フィギュアのサンプルの山を前にして、売り捌いたらいくらになるか、35万円! というところからの悪魔と天使の葛藤。次から次に天使がやってきて悪魔を理詰めで圧倒するの、なんかめずらしい展開だ! 代表、社会人として立派だなあ。越えてはならぬ一線をしっかり意識しているんだな。見直しました。

からの覚えのない仕事のサンプル! モザイクの向こうなので、代表が手にしているものがいったいなんなのか皆目見当もつかないのですが、ここから転がり落ちるようにピンチに見舞われる代表ですよ。物置に閉じ込められたままじゃ命の危険さえある。かといって人には見られたくないシチュエーション! 葛藤する代表の決断を待たず、半藤、すごいな、察しがいい! ほんと優秀な男だよね、状況から代表のピンチを見抜いて、結果えらいもんに囲まれている代表を発見!

これ、誤解されましたかね。いや、半藤だもんな、大丈夫よね?

『カントリー少女は都会をめざす!?』

亜紀、東京にいったんだ! でも観光じゃない模様。駅の写真を送ってくれた? 撮り鉄ってやつ? からの、なるほど薄い本の祭典。亜紀、けっこう筋金入りだったんだなあ。

今回亜紀は戦利品の消化に忙しいのでお休み。八重の家に大河とみなが集まって、こたつでぬくぬく雑談してるって感じですよ。おせちの話に花咲かせたりね。地方地域で結構違うというの。北海道では、日没から一日が始まるから大晦日からおせちを食べるというんですが、ああ、これ、クリスマスイブと一緒だ! なるほど面白いですね。

栃木のおせちは水ようかん。へー、水ようかんというと福井という印象がありましたが、栃木もなんだ。石川のべろべろ、調べてみたらきれいな見た目の食べ物ですね。そして伊達巻き。うちも関西ですが、伊達巻は入ってるけどなあ。でも甘い印象はないですね。

からの、正月太りが気になる八重。意外! で、軽く運動するつもりが餅に負ける八重! いやほんと、あの状況で餅を出された日には自分だって負けてしまいます。

きなこ餅とか、食べたいよね。

2022年12月25日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2023年2月号

 『まんがタイムきららフォワード』2023年2月号、昨日の続きです。

『ちょっといっぱい!』

もみじの伯父、ケイにメイクをしてもらった凪。すっかり大人っぽくなって、なにごと!? これは、すずめ亭リバイバルの資金調達のためにこの姿で銀行との交渉を!? と思ったら、違いました。単純にケイさんのメイクアップアーティストとしての技量をもって、お試しメイクをしましたってことだったみたいです。

そしてケイからもみじに託されるすずめ亭。いずれは自分の店を持つのだと、そしてそれはおじいちゃん、おばあちゃんのすずめ亭ではなく、もみじのお店にしていくのだよといってくれたケイ。すぐに店を継ぐというわけじゃない、その時まではケイがあの場所を守ってくれるというその言葉の向こうにある、ケイのすずめ亭への思い。この店を存続させたかったという願いと、しかし自分のらしさを選択することで店を残すことが叶わなかったという胸の痛み。

それらずっとわだかまっていた思いが、ここにきてもみじによってそそがれようというのですね。

もみじの前ではずっと柔和な笑顔を見せていたケイが、部屋を出るその時に流した涙。去来する思い、その重み、大切に守ってきたことがうかがえる瞬間、ぐっと胸に迫るものありました。

『高瀬さんはドル活に夢中です』

クリスマスの売り出しで大忙しの江田と高瀬。ぎこちなさ、照れくささをぐっと押し隠して明るくふるまおうとする江田とは違い、帰りたいオーラを余すことなく全開にする高瀬。おお、わかるよ、その気持ち。自分も仕事中はいつだって帰りたいと思ってる!

高瀬はドールとのクリスマスを過ごしたい、その一心で帰りたいといっているんですね。クリスマスというと、ドールとのパーティ。そこに異性だとかデートだとか差し挟まれる余地もないというのが、高瀬の本領ですよね。クリスマスの特別衣装、そして撮影会をしたい。その要領がいまだ掴めていない高瀬と、いろいろノウハウを持っている江田との会話。情報交換やドールへの愛情の確認しあうやりとりが、いつしか高瀬にとっても大切なものになっていたというのですね。

高瀬がドールへの興味を持つきっかけとなったドール作家POPが自分であることを隠している江田。しかし、POPとは無関係に、同じドール趣味の仲間としての江田に好感を抱いている高瀬。その気持ち、いつしか江田にも通じるといいですね。でも、江田がPOPであると知ってしまったら、あまりのことに尊死してしまいそうです。

『追風のジン』

体調不良を起こしたココロを診る氷室イオリ。村で医者として働いている男なのですが、どうにもいろいろおかしい。腕はいいらしい。けれど金はとらないらしい。血液を集めて、なにかの研究をしている。そしてイオリが忍者であると知ってしまったキリエは、イオリの求める謎の石を盗んで隠してしまった。イオリに不穏さを感じているというんですね。

今回は重要なことがいろいろ語られましたね。キリエの隠した石、イオリの探している石が風魔結晶であること。そして不調を訴えるココロが忍者である可能性。薬の分解がはやい。ケガの治りがはやい。体力に怪力に、そしてお腹がすき、よく食べる。体質と思われていたこれらが忍法であると指摘されて、さらにかつてその忍法を身につけていた男、叢雲グレンとココロの関係に踏み込んできた。

これ、研究のために血を集めているイオリにとって、ココロは格好のターゲットになったりするのでしょうか。いずれにせよ、元気のない今はココロにとって過去一といえるほどのピンチかも知れませんね。

2022年12月24日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2023年2月号

 『まんがタイムきららフォワード』2023年2月号、一昨日の続きです。

『魔法使いロゼの佐渡ライフ』

異世界から日本は佐渡へとやってきたロゼ。慣れぬ世界で徐々に地域に受け入れられながら、この地に定着していくのかと思ったら、また違う展開の可能性もちらほら見えてきましたよ。

佐渡の地質が作り出す横井戸。田畑の用水にと活用されている水なのだけど、このところ出が悪い。その様子を伊藤さん、そして紗菜について見にいったところ、まさかの魔力を感知。この日本において、魔力という本来存在しないはずの力が土地に影響を与えている。これがロゼのこの地へと導かれた理由であるのか、あるいはなにか土地から魔力を引き出した原因などあるのか。

そしてもうひとつの動き。異世界において黒髪の魔女と呼ばれ忌み嫌われていたロゼの過去を知るものが出現! 風呂屋で出会ったルナという名の少女。ロゼに先駆けてこの地へとやってきていた異世界の人。この出会いはロゼのここでの暮らしにいかなる影響をもたらすのか。

ただ、佐渡の人たちとふれあい、この土地に受け入れられていく異世界からの移住もの、というわけにはいかなくなってきた感ありますよ。

『異世界サウナへようこそ!~ルナちゃんはととのいたい~』

異世界にやってきた流奈が住み込んで働かせてもらっているサウナ施設。立地やなんかの問題で客足が悪く、このままだと借金が返せない! 結構なピンチであるわけですが、こうした危機に流奈がなにかできるわけでもない。特別な能力があるわけでもない、できることといったら下働きが精一杯。けど、なにかできないだろうかとずっと思っている、その気持ちが大切なんだと思います。

この施設のためになにができるか、その目標にまず取り組むのは熱波師をしているスライムのスラーですよ。自分の実力に不足を感じているスラー。そんな彼女から語られる熱波師になろうと思ったきっかけ。倒れていたところを救ってくれた人がほどこしてくれたロウリュ、それがスラーの心を動かしたからだっていうんですね。

その熱波師、スラーが師匠と仰ぐランパーがやってきました。そうか、この人はこの世界で名を知られているんだ。ランパーの名を前面に押し出してみれば、いつも以上に客が入って、そしてランパーのほどこすロウリュは噂にたがわぬすごさ。

またも自信を失ったスラーにランパーから持ち掛けられた熱波師修行。この修行がスラーをどう変えるのか。またスキルを高めたスラーがこのサウナ施設をどう守り立てていくのか。さらには、流奈に与える影響は!? などなど、状況の動き出す気配に気持ちも高まろうものでした。

『スローループ』

二葉はいろいろ迷って悩んで大変です。姉の一花がだらしなくなったのは、自分が甘やかしてるから!? いやいや、親ならともかく妹の立場で思い悩むことじゃないよ! そんな二葉の自分への課題? お客さんに馴々しく接しすぎる姉を叱ってみたり、そして釣り船ではお客の小春やひよりにいろいろアドバイスをしていく、このしっかりっぷり!

いやいや、ほんとに順調じゃん。なにが問題あるのん。むしろこの年にしてはしっかりしすぎているくらいよ?

と思ったらところで、二葉、自分が抱えている感情の根っこにゆきついてしまいました。

頼られたいと思っている! イソメを苦手としているひよりの、けれどそれでも自分でなんとかしようと頑張っている姿に失望を感じてしまった。ひよりに頼られたかった。そうした気持ちの動きに自身ショックを受けてしまって、ああ、そうして頼られることで自分の価値を実感できるからでしょうか。二葉、自分の不純な動機に気づいて、これはちょっと身動きとれずギクシャクしそうな予感ですね。

潔癖ないしは自分に厳しいストイックな子だと思います。こうしたところをなおざりにしない。そうした性格だからこそ思い悩んでしまう。またそうした子だからこそ、自分の心に潜んでいた欲に気づいてしまったのでしょう。この船釣りで気持ちに整理がつけばいいですね。

『球詠』

ドラフトでプロになっていく他校の上級生を見て、いろいろ考えてしまった菫。人によっては野球はただの部活動にとどまらず、将来や就職に繋がるものなんだ。しかし、なら、自分にとって野球とはなんなのか。職業にすることもないだろう。だとしたら高校生活を野球で埋め尽くしてしまっていいのだろうか。他の可能性に目を向けなかったことを後悔しないのだろうか。

その迷いが部活から足を遠ざけさせてしまったというのですね。そんな菫のことをよくわかっている稜がいいですよね。菫に働きかけるでもなく、そっと一緒にサボってやるという優しさ、配慮、その距離感。菫の迷い。そんな時にどんな行動に出るかもわかってて、だからひとりにならないようにサボりにつきあってやる。こうしたつきあい方ができるというところに、このふたりの歴史のようなもの感じとれるように思ったのですね。

そして怖るべしは芳乃ですよ。菫の様子を見てくるよう、顧問を菫のいるゲームセンターへと派遣する! ここでの藤井先生との会話もまたよかったですよ。今とは違った新越谷を経験している先生。その時の部活との関わり方とかね、常にやめたかった! けどそれでも野球に打ち込んだことに後悔はないということ。中心選手にはなれなかった先生の経験し感じたことは、菫にとっていろいろ考えるためのヒントになってくれたみたいですね。

今回描かれた菫と稜の距離感、先生との対話、そこに感じられる機微、とてもよかったです。対して、だからこそ際だつ芳乃の異質さ! なんなんだ、芳乃は超能力でも持ってるのか、スパイでも雇っているのか!? ともあれ、意外や怒らなかった芳乃と、芳乃が菫たちに課す新しいトレーニング。この動き見ても、芳乃がかなり広く、また遠くまで見通している感がするんですよね。

2022年12月23日金曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2022年12月22日木曜日

『まんがタイムきららフォワード』2023年2月号

 『まんがタイムきららフォワード』2023年2月号、発売されました。表紙は『異世界サウナへようこそ!~ルナちゃんはととのいたい~』。スライムのスラーのほどこすロウリュ、熱波によってととのうルナであります。しかし、スライムだけあって、髪や肌、服にタオルといったいろいろが、液状化してしたたっているというその見た目、この子がスライムと知らないと、なにごと!? と思わせるインパクトありますね。ものすごい汗かきなのか、あるいはサウナの熱で溶けている!? でも自然な笑顔が印象的。この仕事を楽しんでいることが伝わってきます。

今月は新規ゲストが1本です。

『生きる励みができました!』

Vtuberのさくらを推している柊美緒。ハイスペながら俺様系でちょっといけすかない言動もまた魅力なのだそう。朝の目覚めはさくら君のボイス。通勤のおともはさくら君の動画と、生活をほぼさくら一色に染めていかんがごときハマりようを見せている美緒ですが、まさか職場にてそのさくらの中身に遭遇することになろうとは!?

これはひとつの夢なのだと思います。自分の推しのVtuber。皆からも人気で、しかしその実態は誰も知らない知られちゃいけない。だというのに、自分ばかりは推しの本当の姿を知っているという特別! しかも今回美緒はさくらの中身である林奏太にさくらのファンであることを見透かされ、そればかりか自分を守れとの命令までいただくことに! 特別も特別、ああ、これはやはりひとつの夢のかたちなのだと思わないではいられない展開見せたのでした。

しかし、林奏太。実際には落ち着きがあって物腰もやわらかく、対応も丁寧。さくらとは随分印象が違う。あのキャラは演じているのかな? なんて思ったら、俺様こそが素なのか! いや、まさか、美緒へのサービスとかではないだろう。ということは、職場での姿、あれこそが演じた社会的な顔だというわけですね。

奏太は奏太で、ちょっとした二重生活ですよね。普段は表に出せない自分の本当を、Vのアバターでは出せる、ゆえにVは手放すことのできない大切な場所、みたいな事情があったりなんかしそうですね。

2022年12月21日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2023年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2023年2月号、昨日の続きです。

『桔香ちゃんは悪役令嬢になりたい!』

桔香は本当にイトちゃんのことが好きですよね。でも、自分の趣味、悪役令嬢で振り回す悪癖はおさまるところを見せず、クリスマスには悪役令嬢撮影会をやりたいと持ち掛けたら、イトちゃんきっぱり断わった。それで桔香ときたら癇癪おこしちゃって、それでイトちゃんに気を使わせて結局オーケー勝ち取るの。

これ、イトちゃんがクールに見せて面倒見いいから、それからイトちゃんも桔香のこと好きだからなんとかなってるだけで、実際のところはちょっと危うい関係ですよね。

そんなイトちゃん、クリスマスの約束の日に妹が熱出しちゃって、看病しないといけなくなった。連絡しようにもイトちゃん、自分の携帯持ってないんだ。家電で桔香に連絡できればよかったね。あるいは、桔香の方から連絡とるべきだった。アオイがいうようにイトちゃんに急用ができてたわけで、またあるいは事故やなんかの可能性だってあるんですからね。

でも、こういうところで連絡してみるという気がまわらないのが、まだこの子たちの年頃ってやつなのだと思います。

お家の人が帰ってきたんですかね。時間に遅れながらも約束の場所に向かうイトちゃん。桔香に会えなくてポツンとひとり座ってるところをカネポンたちに拾い上げられて、みんなでお茶しながら話していたら、運が悪い! よりによってそこを桔香に見つかっちゃうって!

こじれた桔香の感情、誤解を解くに解けなかったイトちゃん。これ、どうなるのだろう。

次回最終回。無事に仲直りできること祈っていますよ。

『ななどなどなど』

このみに自宅にお呼ばれした小町ちゃんですよ。はじめて見る集合住宅に失礼なことを考えている小町ちゃんですが、いやいや、さすがにお育ちがよいにしても常識の欠如がすごい!

で、お迎えするこのみもまたちょっと常識が欠如していましたってのが面白くって、このふたり、なんだかんだでお似合いなのでは? なんて思ってしまいましたよ。

お客さんに出すお菓子がグミ袋ごと。さらにはホイップクリームだけ食べるとかね、こうしたいろいろに、これが庶民の普通なのか!? とカルチャーショック受けていく小町ちゃんが面白い。

今回はこうしたふたりのギャップを楽しむ回なのかな? なんて思っていたら、このみの小町ちゃんを招いた理由、その思いを知れば、本当にこの子にとって小町ちゃんは特別だったんだなってわかって、ああ、いじらしいなあ。友達になりたかったって、そのささやかな望みと、それが叶った今のこの子のしあわせ。ささやかなものでありながらも、この子のずっと欲しかったものは得られたみたいで本当によかったですよ。

でも、この誕生日でこのみもひとつ成長? 自分のちょっと普通からズレてること自覚させられたこの日。ああ、新たなこのみの日々はここからはじまるのかも知れませんね。いや、どうしようにもずっとこのままって感じもするんですが。

ええ、小町ちゃんも充分変わってるから、このみも自信持てばいいと思います。

『私、異世界で奴隷にされちゃいました(泣)しかもご主人様は性格の悪いエルフの女王様!(でも超美人←ここ大事)無能すぎて罵られまくるけど同僚のオークが癒やし系だし里のエルフは可愛いし結構楽しんでる私です。』

英雄ムーンのコスプレが好評なエルフの女王、シリウス。ブロマイドの売上も好調で、テルはというとさらなる収入確保を目論んで漫画を描こうとムーンについて下調べ。その過程で結構重要そうな情報、ムーンは空間を操ることができたとか、別世界から家畜となる動物を連れてきたとか、そういうの判明しつつあるのに、漫画のネタにできるかどうかでしか判断しないから、核心にまるで迫らない!

テルがこの世界にやってきたのも、ムーンの魔法? 能力がかかわってそうなんですけど、そのへん深堀りする気はテルにはまったくなさそうですよね。むしろブロマイドの売上確保、新たなしのぎである漫画のことしか頭にないのが、この子らしさってやつなのでしょう。テルだけでは絶対に話は進んでいかないんだけど、ツッコミ役がまあいないからなあこの漫画。話はまわれど、進んでいくことはちょっとしばらくはなさそうです。

しかしムーンのコスプレ。まさかの需要判明でスピカまでやらされてますけど、テルはやらんのですか? テルはやらんのですか? なぜやらんのですか? 釈然としないです。

2022年12月20日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2023年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2023年2月号、昨日の続きです。

『コンビニ夜勤のあくまちゃん』

悪魔よか天使の方がよっぽどヤバいこの漫画。いや、天使なんてものは人間のことなんら尊重しない存在なので、実際相対してみればこんなもんかも知れん。というのを嫌というほど実感させてくれる、そんな説得力がヤバい展開。いやもう、でもおそろしいのは、まれにこういうタイプの人間もいるってことだと思うのですが、ねえ、こういう時はどうしたらいいのだろう。

天使のエリエルの指導をすることとなったアルール。店舗に出て実地で教えていくこととなるのですが、まずもって客商売っていう概念がなかったりするのかもエリエル。来店時の挨拶をしない。客への態度がぞんざい。タバコは害があるから売れないと客に抗弁。それで客を怒らせても、自分が原因とまるで理解していないときた。

いや、これはフィクション、漫画だから、ヤベえなエリエル、大変だなアルールですむんですけど、まれにこういう人間もいるから、ほんと、どうしたらいいのか教えてくれアルール……。

このヤバいエリエル、変化の兆しといっていいものか、あるいは弱味が発生しましたよ! 親切にしてくれた人間に恋愛感情を抱いた!? いやいや、いくらなんでもチョロすぎるだろう、からの、同居している女性を抹殺するにはどうすれば、って、いやいやヤバいヤバい。天使が人間なんてものを一顧だにしないってのはよくわかってるけど、いくらなんでも危険すぎる! からの、そのお客がカドネの弟と判明。

これ、惚れた弱味でエリエルに優位をとれる、そんなパターンなのでは? とちょっと期待するけど、エリエルの傍若無人がそんな程度で抑えられるとも思えない。ええ、カドネの消耗が予想される展開。ほんと、エリエル、脅威であります。

『ギャルとネクラの吸血関係』

実家から連絡するよう矢のような催促をされて困っているまくる。眷属契約をしたいよねを紹介せよというのですが、まくるは母が苦手。さらには姉も苦手。できれば連絡をとりたくないものの、さすがにもう無視し続けるのは不可能と、いよねにお願いすることになったのですね。

まくるの家族は遠隔地に住んでいるものの、連絡はボイスチャット、リモートでオーケーです。それでまくるの姉と連絡とりあうのですが、ただこれだけのことでこんなにもごたごたするんだから、まくる大変だな! せんでいいのに、いよね相手にいちびって怒らせたりとかね、紆余曲折が多すぎる!

でも、このなかなか真面目になれないまくるがですよ、姉を前にしたらかしこまった態度を見せて、ええーっ、そういう表情もできたのあなた! 驚いちゃうわけなのですが、このままうまいこと乗り切るのかと思ったら、いよねの演技が下手! それで姉の不信を招いてしまった? と思ってからの、またごたごた! いやもう、かしこまってたはずのまくるが、またえらいこと動揺して、ああ、こうしたまくるの地金、しっかり姉もごぞんじだったのですね。

母親には姉がうまく報告してくれるというの、これはよかったのでは? しかしそれにしても、まくるのいろいろ下手なこと! ただ連絡して眷属ですといよねを紹介するだけのことが、こんなにもおおごとになる。でもそんな妹のこと、姉はよくよく理解してくれてるみたいですね。

ということは、まくるの苦手とする母は、そうしたまくるの性格を否定してたりするのかも知れませんね。

『SAN値直葬!闇バイト』

前回不在だったあかり。今回はというと、店に出勤するやいなや、くとぅるふふたぐん、食ったら太るとこよから暴言吐かれて、いや、それあかりの空耳や! そしてさらにはこよの呪文により血を異界の神に吸われてしまうはめに!

これ、結構なピンチでは? からの、適当にお菓子流しこまれただけで復活するんだ、あかり強いな!

こよが、暗黒ぬいの部屋で出会った女の子の力でもって、クトゥルフに使役されてしまっていたんですね。あかりを殺すわけにはいかないと、気力振り絞って抵抗したこよもまた強い子だよなあ。そしてそんなこよを助けに、こよの夢に入ったあかり。

ふたりベッドに横たわって手を握りあうその姿は美しくさえあったというのに、ページめくれば欲望丸出しの札束風呂ときたもんだ! もう台無し! さらにこよのピンチというのに、札束に心囚われてまるで動こうとしないあかり! いやもう、急いで! ほんと急いで!

このなかなかに一筋縄ではいかないあかりだからこそ、度重なる冒涜的な脅威を前に生き残ってこられたのかなあとは思うけど、こよはそうじゃないよ! ほんと、ちょっとシリアスな感じになってるじゃん!

ところで、夢の中で札束握りしめてるあかりですけど、これ、夢が覚めたらなくなっちゃうよね? 目覚めた時に札束がないと荒れるあかりが今から予感される展開でありますよ。

2022年12月19日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2023年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2023年2月号、発売されました。表紙は『ぼっち・ざ・ろっく!』。後藤ひとりがサンタクローに扮しまして、プレゼント配ってくれているみたいですよ! でもえらいこと汗かいて、緊張ですかね? もうすっかり涙目。ちょっとやけっぱちな雰囲気も漂っています。ぼっちの背後にどっかと座っているのは、我らが山田リョウ。トナカイに扮して、というんですが、このトナカイ、絶対手伝ってくれなさそう! 見事にえらそうなトナカイのできあがりです。

今月は新規ゲストが4本です。

『ニブンノハチジュウハチ』

主人公、美弦のキャラクターがいいですね。細かいことは気にしない? でもって不思議と堂々としたところがあって、そして言動がちょっと変。そんな美弦がこれから3年間通うことになる学校。親元離れて寮暮らしでありますよ。その寮にて同室になったのは、かつて一緒にピアノを習っていた奏。久しぶりの再会につのる話もあるかと思えば、美弦のハイテンションに奏さん、圧倒されてますやん。

そんな奏の語ったこと。海外にピアノ留学をしていたのだけれど、圧倒的な才能を前にしてくじけて帰ってきたというのです。ずっとピアノとともに育ってきた奏が、もう二ヶ月ほども鍵盤に触れていない。ピアノも見たくない。本当に、心がくじけてしまっているんですね。

と、そんな身の上話を聞いてすぐに窓の外に現れるのは美弦のピアノ! グランドか! グランド持ち込むのか! あのあっけにとられる奏の表情。気の毒だけど面白い。

そんな奏がいかにピアノに向きあうことになるのか。これ、タイトルからすると連弾4手ですよね。美弦とともにピアノの楽しさを取り戻していく、そういう話になるのでしょうか。楽しみです。

『コンカフェ1年生!』

コンカフェ? ってなんだろう。なるほど、コンセプトカフェ。なにかしらのコンセプトにもとづいて営業されているカフェのことなのですか。メイドカフェもコンカフェの一種。ということは、モエが面接に訪れたコンカフェ、ここはなにをコンセプトとしてるのだろう。メイド喫茶というほどメイド感はなく、往年のもえもえきゅんみたいなのもやってない。

ちょっと謎のお店ですね。

でも、店員とのふれあい? 交流を押し出しているようで、ピンチェケ、写真ですね、それを撮ってお客さんに販売したりもする。そんなお店で、モエはなにを強みとしていくのか。まずは歌って、それでお客の心を掴んだようですね。

夢はアイドル。でもその思いは少々強すぎるようで、溢れんばかり、というか怒涛のようにつむがれるメッセージ。ええ、よほどのやる気です。

『ばれてますよ!!狼さん!』

狼まことは人狼であることを隠して生活している。とはいうものの、耳もしっぽも出しっぱ! これ、今日はたまたまなのかな? と思ったら、隠すべきものとわかっていないのかい!? 人目が気になる、なぜかと鏡を見てみたら、寝ぐせだ! って、いやいや、耳にしっぽ、それは隠さなくていいのんか? 人狼とバレなくとも、けもコスしてる不思議女子高生だよ?

まこと、生徒会長なんですね。入学式にて、新入生を前にあいさつなどするのですが、ケモ耳だしっぽだと話題になって、けれどそれが自分のことと気づいていない。このしっかりものに見せてどうもいろいろ粗忽っぽいというところ、このギャップこそがまこと、ひいてはこの漫画の持ち味なんでしょうね。

しかし、このへん指摘してくれる友達などいないものでしょうか。副会長の根岸りんは、あまりに会長を崇拝するあまり、むしろ盲目的? 指摘も否定もしないタイプっぽい! ほんと、これで人狼であることを隠せてるのか。あるいは皆の気づかいゆえに無事であるのか。そのあたり、判然としないのもまた面白みでした。

『つくもゲーミング!』

テストを目前として、ゲーム機を封印するあきの。しかし悪いことにこのタイミングで、父が昔のゲームを送ってきたというから大変。ゲーム封印して勉強に打ち込む予定が、ああ、意思の弱さよ、さっそくレゲーでもって遊ぼうとするんですね。

ところがこのゲーム機、あまりにあきのが親身に大切にしてきたものだから、付喪神と化していた。残念ながら付喪神化は不完全で、足はおばけみたくふよふよしているというのですが、ゲーム機の小屋作って、寝床用意して、加えてさらに風呂にも入れたらよかったかなんていってますけど、あかんあかん、それは壊れる。電子機器を水没とか、そいつはあまりな狼藉です。

付喪神のあそぶと、あきの、テスト前だというのに遊んじゃうんですね。最新ハードに興奮するあそぶを見てほのぼの昔の自分を思い返してみたり、と思ったら、あそぶのプレイに口を出さずにはいられない! 妹がいたらこんな感じなのかなって感想が、まるで違った意味になってくるの、面白かったですよ。

でもゲームプレイにやいやい口出してケンカするのは御法度ですよ! とはいえ、いわれるばかりじゃないのがあそぶ。さすが神様というか、まさかのライフゲージを表示させるとかね! これ、便利だ! 客観的に疲労やら体力低下を認識できるぞ! とはいうものの、人からも見えるのか。あのクラスで注目集めてるあきのが、恥ずかしさのあまりライフ減らしてるのがまたおかしかった。そうか、気の持ちようでもライフは減るんですね。

2022年12月18日日曜日

銀河漂流バイファム

 ここ数ヶ月ほど、『銀河漂流バイファム』を見ていました。dアニメストアで見ていたのですが、12月24日18時で配信が終了するというので、急ぎ足で見て、今日ついに視聴を終えました。実はこれが初視聴でして、十五少年漂流記をモチーフとしているとか、あとラウンドバーニアンについて少しだけ知ってくらいで、ストーリーはまったくといっていいくらい知らない状態で見始めて、そして見終えた今、少し疑問に思うところはあるものの、完走できてよかった。そうした思いでいます。

『銀河漂流バイファム』は、子供たちだけで練習巡洋艦を操り、敵性宇宙人との戦闘に生き抜いていくというのをコンセプトとしています。最初はふたりいた大人も、まずひとり、そしてまたひとりといなくなっていって、本当に子供たちだけが宇宙に取り残されてしまう。なるほど、ここから必死に地球に向かうわけだなと思わせたところで、進路変更、最終的に敵本星へと向かわせるという、子供たちだけでなしとげさせるには少し大きすぎる物語が展開されていきます。

これはおそらくは本放送時からのつっこみどころで、さらにいえば制作陣も理解していたところだと思うのですが、序盤では正規パイロットが駆るバイファム、ネオファム混成の編隊でさえまるで歯が立たなかったアストロゲーターに、地上基地に残されたシミュレータによる訓練をしただけのロディとバーツがバイファム、ネオファムの2機で勝ち抜けてしまうなどなど。昔のアニメだもんな、これくらいのご都合主義がないと話も成り立たないよな、みたいな感じで片目をつむるようにして見てたのが、後に惑星クレアドで発見された謎の遺跡が発するエクストラ力線が敵のコンピュータに働きかけるため、戦闘において優位を得ることができていたと明かされるなど、多くの視聴者が疑問に思ったり片目をつむったりしていたところに、その状況を成立させるための前提が明かされていった、そんな印象を持っています。

とはいえ、とりわけククト星に降り立ってからが顕著ですが、ラウンドバーニアンの燃料弾薬修理部品ってどうしてたのとか、そうしたつっこみどころはやっぱり抜きがたくあるわけで、また序盤に明かされた地球側が先に侵略を行なったということが終盤には言及されなくなるとか、いろいろそういうの。ククトニアンの認識及び実際においても地球側の侵略が発端であるものの、それはクレアド駐屯の現地軍がしたことであり、地球の本隊はその事実を知らされていないとかかなと思ってるのですが、このあたりもなにかしらの説明があったりするのかなとか、少し気になっています。

このアニメは子供たちの生活や自治、また敵対している相手と同じ属性を持つカチュアとの関係など、人間のドラマこそがメインでした。だから、あまり細かいところを気にしていてもしかたない。物語としては積極的な戦闘描写を必要とはしないものの、ロボットアニメであるゆえに戦闘をさせなければならないといった齟齬のようなものも感じることはありましたが、そうした要素を抜きにしても、終盤の皆の関係性などは魅力あるもので、はたしてこの子らが無事に親とあえるのだろうか、また無事に地球に帰ることができるのだろうか。

ハラハラと気を揉むようにして見られたのは、まさに初視聴者としての特権だったと思っています。

いや、だってね、ジェダさんのことどこまで信用していいのか、ずっと不安でしたからね。またククト星を出てからも、彼らを受け入けることとなる地球軍のこと、どこまで信用していいものか、ずっと不安でしたからね。それこそ、地球軍との通信が確立した時にクレアの父が軍の将校であるとのやりとりを聞くまで、地球軍にククトニアンリベラリストと一緒に拘束されるのではないかという不信を拭えませんでした。

こうした不安があったおかげといっていいのでしょうか、地球人との交渉において不安を感じていたククトニアンリベラリストリーダー、ジェダの気持ちにはよく共感でき、そしてラストのあの紙飛行機にいたるシーケンス、地球側の意図はわかってるから心配はしなかったんですけど、ククトニアンたちの焦り、そこに共感することができたのはよかったと思います。

序盤のケンツの扱いや、その変化についても書きたかったけれど、それを書きはじめるといよいよ終わらなくなりそうだから、書かずにおきます。

ジミーとケンツ、ふたりがいずれ出会える未来があればいいなと、その気持ちだけを記しておきます。

2022年12月17日土曜日

アズールレーン

アズールレーン、冬の公式生放送で発表されたII型KAN-SENというのが意外性こそあれど一部では微妙に不評だったりするようで、若干荒れてるっぽいのが残念というかいつものアズレンらしいというか、風雲よろしくケンカしないのって思わないではいられない状況。私はといえば昨日いったように納得感持って受け止めていて残念とは思わない、むしろ面白い展開してきたという気持ちがはるかに勝っています。ただ残念というか期待というか、エセックス級というと統一感ある制服が特徴的でしょう。あの制服を着ているエセックス級ヨークタウンやホーネットも見てみたいという気持ちがありまして、だからあれが着せ替えになったりしたらきっと絶対買ってしまう。そんな確信めいた気持ちがあるのです。

というわけで着せ替えの話題。

今冬の着せ替えは水着です! ということで、季節感もまるで無視して水着シリーズを打ち出してきたアズールレーンなのですが、意外とかおかしいとかいう感想よりも、アズレンらしいなって気持ちの方がずっと強い。ええ、以前も夏過ぎてなお水着衣装を出し続けたり、復刻とはいえ山城に寒中水泳させたりといったこともありました。だから年末年始に水着シリーズとなっても、ああ、いつものアズレンだ。

すっかり順応してしまっている模様です。

世間的には水着着せ替えが出ると色めき立つのが一般的な指揮官のようですが、私は水着着せ替えにはあまり興味がなくて、多分水着で購入したのはコラボの着せ替えだけだったんじゃないかな。アズレン着せ替えといえば布面積の少なさが話題になる、そんな攻めの姿勢が目立つゲームにおいて、むしろ布の多い衣装をこそ選んできたのが私です。

なので生放送の告知イラストから水着シリーズがくると予想された今回、ああ着せ替えは買わずにすむなあと気持ちを楽にして見ていました。ところがですよ、まさかの風雲! や、やめてくれよ、買ってしまうだろ! そして駄目押しにラングレー先生。

困ったな、水着にKAWAIIがきてしまった……。

これまで頑なに水着を買わずにきてしまった私でしたが、ここにきてついに決断してしまうのかも知れません。

人生で最も貴重な瞬間、それは決断の時である。

決断してしまうのかも知れません。

2022年12月16日金曜日

アズールレーン

アズールレーンの公式生放送を見ていました。年末の海域イベント告知がメインとなる放送だったのですが、注目すべきは最上位レアとなるUR艦の発表。事前情報から今年最後のイベントがユニオンすなわち米国舞台であることはわかっており、また2022年に実装されるUR艦は4隻と発表されていたことから、その最後の艦が出ることも確定。巷では実際に就役した大型巡洋艦アラスカが有力視されており、私も当然アラスカがくるものだと思っていたものですから、新イベントPVに現れた空母に、あれ!? 空母なのか! と驚かされたのでした。

でも米国だもんな、空母だっていくらでもいるし、ミッドウェイ級空母がURとして実装されるのではないかという予想だってあった。と思うものの、PVに出ていたキャラクターの見た目がね、どうも既存の艦のそれっぽい。ヨークタウンにホーネットにラフィーにと、これらはストーリーに関わるキャラクターたちで新艦はこれからかなと思っていたら、そのキャラクター、ヨークタウンが最後に大型艤装装備してバーン! でしょう? 正直少し混乱して、そしてエセックス級ヨークタウン実装の発表を受けて、ああー、そういうことなのか! と納得させられるにいたったのでした。

随分前からなんですが、ヨークタウン級ヨークタウンがいて、じゃあエセックス級ヨークタウンはどうするんだろう。みたいなことは話されていたんです。同名艦が増えるとややこしいぞ。じゃあエセックス級は出さないのかな? ということはともないラフィーとかも同じかな、みたいな疑問というか予想に対する回答が本日ついに得られたといえばいいのでしょうか。同一陣営の艦名を継承した艦は、同一人格の別キャラとして実装する。これが答であったというわけなんですね。

そう思えば、2022年に実装されたもうひとりのエンタープライズ、ロイヤルの軽巡も意図しての登用なんだろうと思えてきます。なんなら、ドレスデン級と二代目ケーニヒスベルク級ふたつの艦級を組み合わせて実装されたエムデンも2022年実装でした。こうして、同一名の艦をあえて違うかたちで実装して見せて、その締め括りにエセックス級ヨークタウンを出してきた。これはやはりなにかしらの意図を感じざるをえず、年末の目玉としてヨークタウンIIをお披露目するために、結構長いスパンをかけて布石が打たれていたんだなあと思わないではいられませんでした。

で、このエセックス級ヨークタウン、最初はボノム・リシャールという名がつけられる予定だったそうです。ボノム・リシャール……。アズレンやってるとわかるんですが、意味深ですね。

そう考えると、やはりかなり長いスパンをかけて布石が打たれていたんだなあと思わないではおられません。