2022年12月26日月曜日

『まんがタイムオリジナル』2023年2月号

 『まんがタイムオリジナル』2023年2月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』。新年の干支、うさぎをモチーフとしたイラスト。ロップイヤーのうさ耳つけた山下さんが、ニンジンスティックにシャンパン? ちょっとおめかししてるそのミスマッチが実に可愛らしいです。『冷めないふたりのひとりご飯』レイカは、職場の風景? うさぎの和菓子を手にしています。『小森さんは断れない!』しゅりは、これまたダイナミックなバニー衣装。そして『らいか・デイズ』らいかは、安定のナバウサギ着ぐるみパジャマ。実にいい表情なさってます。

『おしかけツインテール』

花梨の友達の受験状況が描かれますよ。というか、由利と美代の関係がメインでしたね。

勉強が追いついていない由利。なんとしてでも合格したい、そうした気持ちは伝わるのだけど、ネットゲームに逃げがち。それをものすごいゴツいアバターで追い掛けてくるのが美代。えらい見た目で、将来について真剣に話しているギャップも笑うのだけど、それを見守る百合の擁護者。ああ、懐かしい人だ! さらにこの中身が、瑠璃と杏夏の生身でのやりとりを見守っているというの。この構図の繰り返し、もう本当に面白かったですよ。

美代と由利の関係、その出会いが懐古されたところ。ああ、美代にとって由利はずっと憧れの君であったのですね。そうか、今もなお由利のこと、かっこいいと思っているんですね美代は。

そして、大晦日から新年にかけてのお参り。そこで合流する4人。美代と由利の関係に、瑠璃の屈折した愛情! などなどが交錯する年越しの情景! けれどここで最後に由利の見せる心意気。ああ、さわやかな風の吹き込むような感覚ありましたよ。ええ、由利、ここぞという時に見せるこうしたところ、美代のいうようにかっこいい子なんですね。

『となりのフィギュア原型師』

おこめ代表、今回は受難でしたね。物置に押し込められた不要物。その中には知られたくない、見られたくないものもあって、それをこっそり処分しようとする。牛柄水着にへそ出しメイド衣装。そしてバニースーツ。この中だったらバニーがいいなあ。というか代表、わりともっちりしとるな。

今回の面白かったもの、フィギュアのサンプルの山を前にして、売り捌いたらいくらになるか、35万円! というところからの悪魔と天使の葛藤。次から次に天使がやってきて悪魔を理詰めで圧倒するの、なんかめずらしい展開だ! 代表、社会人として立派だなあ。越えてはならぬ一線をしっかり意識しているんだな。見直しました。

からの覚えのない仕事のサンプル! モザイクの向こうなので、代表が手にしているものがいったいなんなのか皆目見当もつかないのですが、ここから転がり落ちるようにピンチに見舞われる代表ですよ。物置に閉じ込められたままじゃ命の危険さえある。かといって人には見られたくないシチュエーション! 葛藤する代表の決断を待たず、半藤、すごいな、察しがいい! ほんと優秀な男だよね、状況から代表のピンチを見抜いて、結果えらいもんに囲まれている代表を発見!

これ、誤解されましたかね。いや、半藤だもんな、大丈夫よね?

『カントリー少女は都会をめざす!?』

亜紀、東京にいったんだ! でも観光じゃない模様。駅の写真を送ってくれた? 撮り鉄ってやつ? からの、なるほど薄い本の祭典。亜紀、けっこう筋金入りだったんだなあ。

今回亜紀は戦利品の消化に忙しいのでお休み。八重の家に大河とみなが集まって、こたつでぬくぬく雑談してるって感じですよ。おせちの話に花咲かせたりね。地方地域で結構違うというの。北海道では、日没から一日が始まるから大晦日からおせちを食べるというんですが、ああ、これ、クリスマスイブと一緒だ! なるほど面白いですね。

栃木のおせちは水ようかん。へー、水ようかんというと福井という印象がありましたが、栃木もなんだ。石川のべろべろ、調べてみたらきれいな見た目の食べ物ですね。そして伊達巻き。うちも関西ですが、伊達巻は入ってるけどなあ。でも甘い印象はないですね。

からの、正月太りが気になる八重。意外! で、軽く運動するつもりが餅に負ける八重! いやほんと、あの状況で餅を出された日には自分だって負けてしまいます。

きなこ餅とか、食べたいよね。

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