『まんがホーム』2023年1月号、昨日の続きです。
『スナックあけみでしかられて』
いや、ほんと油断というか、腰いわすの怖いですよ。
大掃除がんばったのはいいけれど、一仕事終えてほっとした時に腰をやってしまったあけみさん。お店は二日休むはめになってしまい、復帰後もしばらくはどこかぎくしゃくした動き。運動して筋肉つけるといいというの、それは本当にそうで、自分も運動してるんだけど、その運動で痛めることもあるからなんとも世の中もどかしい。このお店の常連さんたちは、自分たちも経験した痛みだから優しいというの、結構腰やらかしてる人多いんだろうなあ。
明日は我が身、労わっていきましょう。
腰をかがめる時に痛めやすい、というのでしゃがむ時は背筋を伸ばしたままスクワット動作で腰を落としてるあけみさん。それは非常に正しいと思うのだけど、まさかそんなところに落とし穴が! いやほんと、そうか、スカート破いちゃった!
このサンタ衣装、気にいってたんでしょうけど、ほんと残念なことになっちゃいましたね。ママのリベンジポストカード、あれがまたおかしさ感じさせてくれて、よっぽど気にいってたんだなあ。可愛い人です。
『歌詠みもみじ』
新しい時代を告げるいろいろですよ。はやりのVR。ヘッドセットつけたら現実世界は見えなくなるから、壁やら家具やらに手を強打する危険があるっていうやつね、やったことあります? 自分はあります。
AI絵師なんかも、あれは学習データ、すなわち人気の絵を食ってその総和の平均みたいなところがあったりするんでしょうね。だからこその面白くなさがあるというの、特に描き手にとっては。なかなか考えさせられるテーマであります。
そして身につまされる第二弾。サブスクの話! 動画系で3つも入ってますよー! そうですか、そうですね、せめてふたつに絞るべきですよね。いやほんと、ナショジオがなくなった時にどうしようかと思ったんだけどさあ、でもなんだかんだでまだ入ってる。かくして先生にすごく共感する、そんなエピソードでの締めとあいなりました。
いらないものは解約すべきですかのう。悩みどころです。
『うちの秘書さま』
東條グループ、会社主催のクリスマスパーティーに参加することになったはじめ。一応抵抗はしてみたものの、なんだかんだで抗えなかったのですね。こんな若い頃から仕事やなんやらのつきあいでパーティーとか、御曹司も大変だ。
とか思ったら、はじめの社交性の高さ! 実はゲーム仲間の大川社長は別として、他の社長たちとのやりとりもそつなくこなして、こうしたところは小さな頃から大人たちに話しかけられて応対してきた経験があるからゆえだったりするんでしょうね。愛されボーイはじめ様の面目躍如。あの高倉とのくだりなんかも、最高、素晴しいものありました。
今回は意外とできるはじめ様の姿あり、パーティー参加者のプロフィールをばっちり把握してる七瀬のすごいところあり、メインのふたりの長所がいつも以上に発揮されていたと思います。酔客を迫力でいなす七瀬なんかもそうですよね。いや、このあたりはいつもの七瀬っぽくもありますか。
そして今回の面白かったの、自宅の皆と一緒に過ごしたかったはじめと、はじめにあいたかったじーちゃんと、ふたりともに仕事みたいな社交のために希望どおりにいかなかったところ。いや、気の毒ではあるんですけどね。ほんと、プレゼントという餌まで用意してはじめを釣り上げたじーちゃんなのに、空振りに終わってお気の毒でした。
- 『まんがホーム』第37巻第1号(2023年1月号)
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