『まんがタイムきららキャラット』2024年1月号、
『mono』
パンのレビュー動画コンテストに応募すると決めたシネフォト研究部。いかに勝つか、その方策を検討するのですが、とりあえずなにかしらノウハウがあるわけでもないから、机上の論理になってるのが難しいところ。実際、こういうので勝つのはどういう手法なんでしょうね。それがわからないからこそ、先手必勝を狙って、準備期間を圧縮、強攻策に出ようというんですが、時間いっぱい使って質をあげるのと、とにかく特急で仕上げて見てもらう時間を増やす策でいくのと、どちらがよいのかはこれからの展開、結果次第でありますね。
で、これだけ策を講じて、さらにはいろいろ皮算用もして、さあもたもたせずに出発だ! と大急ぎでパン屋に出向くんだけど、買うまではなんとかなってもその後の渋滞につかまって、全然思うように運ばないというの。
ほんと、前途多難? いきなり挫折からの路線変更を余儀なくされる流れでしょうか。この紆余曲折がうまくことを運ばせてくれたらラッキーですが、そんなにうまくいくのかなあ? ええ、ここからのじたばたに期待ですよ。
『ずんだもんTV』
夜中いっぱい動画を見てしまったずんだもん。見事ずん子にパソコンを没収されてしまって、こういう厳しいところ、お姉ちゃんって感じがしますよね。ずんだもん曰く、勉強のためなのだとのこと。動画の冒頭の挨拶をどうするか、そのための調査をしていたんだ、と即席の言い訳したものだから、今回は挨拶の考案となりました。
で、ずん子の考えた「ずんもーにん♪」。これ、実際に使われてたりするやつだったりするんでしょうか。対しずんだもんはというと、はいどーもーで登場してくる。いや、これたまにはやってもいいのでは!? あかん? もしかして自分も関西の風土にとらわれてしまってる!? だとしたらショック!
ともあれ、変な方向に向かいがちなずんだもん。普通にしてたら可愛いのにと、まさかのきりたんが褒める! からの、きりたんと一緒に普通に挨拶したのが採用? ええ、やっぱり無理して奇抜なことする必要はなかったのかも知れませんね。
そして今回開示されたのが、ずん子の創作ずんだもち。なんとまあ、そういう設定が!? これ、本人はおいしく食べられるのでしょうか。というか、辛いのが好きなんだ。でもずんだもんはそうじゃないから、見事に辛さにやられて未知の領域にトリップ、からの記憶取り戻す流れ!? いや、挨拶決定の流れになっちゃいました。あの、最後にお医者さんが一緒にだぁーってやってくれてるの、可愛くてよかったですよね。
『このままモブじゃ終われない!』
エロ担当でアシスタントに起用された佐藤ピコ。コモナのスタジオにいったら、ピコ専用のクローゼットが玄関に準備されてるというの、しかも着替えは廊下って、労働環境よろしくないな! これ、コモナが盗撮してるとかそういう流れじゃあないでしょうね?
さてピコに課せられたお仕事です。SNSでアンチをミュートする仕事。いや、これ結構重要なのでは? 人によっては、アンチのコメント、暴言にさらされることでメンタルやられたり、それで効率落ちたりするじゃないですか。それを事前に検閲して、目に触れないようにする。重要な仕事だと思います。
でも、その仕事をやるにあたって、やらずにいいことやっちゃうのがピコって人なんだなあ。他人のアカウントで承認欲求を満たそうとしちゃあいけないよ! コモナのアカウントで勝手な書き込みして、うっかりとはいえアンチに触れちゃったりなんかもしたりして、ああ、ほんと、これバレたらヤバいやつだ! からの逃亡。いずれバレるだろうに、これ、ほんとどうするんだろ。
次回はおしおき編だったりする? いや、実際おしおきレベルのやらかしだったと思います。
『うさパン焼いて悪いかよ!』
また変な人が増えた! 今回はフランス人。ただし米好き。わざわざパン屋にやってきて、陳列されてるクロワッサンをトングでつぶす迷惑女子! その目的は挨拶だっていうのですが、この店をブッ潰しにきましたとか、本当にご挨拶だな! 見事にハチと対立しちゃって、って当たり前だ! 警察呼ばれても文句いえん狼藉だよ、ほんと!
この人、プリュネ・ル・ベルナール。ワンブロック先のおにぎり屋の店主とかいってますが、実際にはアルバイト。あかんがな! 働いてるおにぎり屋にも迷惑かかるよ!? からのハチとクマ相手に利きお米対決持ち掛けて負けるとか、ほんとなにがしたいのか。しかも2番はオートミールって、問題外やん! ほんと、愉快な人が増えたものです。
しかしこのプリュネさん、おにぎり推しにもかかわらず、プレーンなおにぎりのよさがわからないんだ! からの匂いのキツいの握っちゃって、マズいと不評もらっちゃって、これプリュネ本人は食べたのかな!? で、このマズおにぎりを必死の根性で食べて、無理矢理褒めたもんだから、クマがプリュネにロックオンされちゃって、やばい、ハチに恋敵だ!
去り際のプリュネの挨拶、À très bientôt を見るに、本当にクマのこと気にいったっぽいですね。すぐにも会いたい気持ちがあらわれてる! ええ、ハチさん、素直さ全開にしないことにはピンチが加速しそうですよ。
- 『まんがタイムきららキャラット』第20巻第1号(2024年1月号)