2023年11月2日木曜日

『まんがホーム』2023年12月号

 『まんがホーム』2023年12月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』。テーマは収穫の秋でしょう。カゴに野菜、というかニンジンいっぱい収穫しているらいか。一本さっそく食べてるんですが、新鮮なニンジンはそのまま食べられるんです! みたいな感じです。『ガチ恋カウント2.9』はメイデン様を背後にネギを構えるリコ。『ヲトメは義母に恋してる』鈴さんと寿々さんが一緒にトマトのカゴを持ってます。そして『孔明のヨメ。』孔明、月英夫妻は、白菜、そしてカブラ。このあたりは三国志の頃にもあった野菜なのかも知れませんね。

『こんなにカワイイ音瀬くんが女の子のはずがない』

皆でキャンプですよ! メンバーは音瀬に森川、そして橘&有樹。言い出しっぺは橘なんですが、間違い電話で森川が、道具目的で有樹が参加することになって、カワイイどころふたりと男ふたりでの泊まり掛け。ああ、これは間違いがおきますね! おきますよね? おきないんですか? おきてくださいよ。

しかし非常に不安なキャンプですよ。橘と森川、ふたりのキャンプ知識は話題のキャンプアニメ視聴レベル! 期待の星、有樹はというと道具はあっても一人用。まったく足りていない。どうしようというので、橘がキャンプ道具をレンタルしようと提案。これで問題なくキャンプを楽しめる! と思ったら、橘は本当に駄目だな! なんでテント二人用しか借りてないの!? というか、この意思疎通がまるでできてないグループ! ほんと、駄目駄目では!?

こうなったらしかたない。二人用に四人でぎゅうぎゅうになって寝るしかないね。密着だね? ああ、これは間違いがおきますね! おきますよね? 期待していますよ? おきなかったら承知しませんからね?

『孔明のヨメ。』

燃え上がる船団! いよいよ戦いの火蓋が切って落とされた。さあこれから激しい戦いが、と思ったら、冒頭に船の便所に放置される黄蓋の図……。ほんとなのか、マジなのか、こんなの記録されてるんだ、すごいな三国時代。

今回も光るのは曹操の判断力でしょう。船団に火を放たれた。謀られたと知るやいなや、ここまでの準備積み上げを惜しむことなく即退却と決断。自ら陣に火を放ち江陵へと脱出を図るんですね。いや、本当、配下も感心していますが、普通ならこれまでの労を、取れるはずだった勝ちを惜しんで決断も遅れかねないところが逃げの一手に徹する。こうした果断さ、実利を重んじ感情に絆されないところ、これあっての覇者たる器であるというのでしょうね。

そして戦いは続きます。思うように進めない水上部隊に陸上部隊。そこに駆けつけるのは劉備配下の張飛益徳。ああ、またここに見せ場が展開されそうです。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

幼ない頃の夢を見たはじめ先生。初代にゃーたにざりざり頬を舐められて泣いちゃった思い出。実際に頬を舐めていたのはめておだったのですが、この夢をきっかけにしてめておと初代にゃーたが似てると気づいた。ああ、これは謎の猫、めておの出自ないし正体に迫る、そんな情報かも知れません。

今回は、はじめ先生中心のエピソードでしたね。かつて一緒に暮らした動物たちの思い出。猫が大好きだったゴールデンレトリバーの社長。社長に舐めまわされて怒ってたにゃーた。そうした懐かしい思い出の日々は、今のこの環境に繋がる思いの源泉たるものあるのかも知れませんね。

そして最後にめておがいう大型犬が苦手な理由。舐められたらビショビショになるから! なるほど! このレトリバーのポポちゃんとめておの会話、なんか可愛くていい感じでした。

『ガチ恋カウント2.9』

理想の姿を覆面レスラーマスク・ド・メイデンに託した冬根芽生子。リングの上での強く気高いその姿と実際の彼女のギャップ。その谷の深さこそが、芽生子の夢の現れなのかも知れませんね。腑甲斐ない自分を変えたい一心、それがマスクをつけた自分、メイデンを生んだ。メイデンの華麗さは、本当の自分へのネガティブの裏返しなのでしょう。

さてその可愛い芽生子さん。まさかのリコと出会ってしまいました。髪の色と香水から、リコ察して、あなたはもしやメイデン様!?…… の大ファンなんですね! って、まるでバレちゃいねえ! でもってここから自己紹介、からの結婚願望を本人に語っちゃったよ、リコさん!

ほんと、これどうなるんだ。リコは練習生募集に通らないものと覚悟決めてますが、まさかの提案を受けて上司とともに絶叫! このくだり最高で本当に好きだったんですけど、そしてまさかジムにて再会メイデン様!

さあ、どうなる。マスクの下で驚いてる芽生子がいいですよね。ふたり、いつか結婚する日がくるのでしょうか!

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