先日、母がカメラを買いまして、初代母デジカメであるCaplio R4、これもまだちゃんと撮れるのですが、電池があまりもたなくなった、それに発売されて5年がたって、他の人の使ってるカメラに対しても見劣りするようになってきた。じゃあ、買っちゃおうか、ということで買ったのでした。買うとなったら、慣れてるRICOHがいいだろう。じゃあ、最新のCX5かな? そう思ったのですが、機能比較してみたところ、CX4に大きく違わない。追加された機能を見ても、母はきっと使わないだろうな。CX4でいいか、そんな風にして選ばれたのでした。
CX4が届いて、これが魅力的と感じたのは、なにを置いても電子水準器でした。画面の中程下寄りに出てくる、電子水準器。カメラの傾きを検知して、水平になると色の変化と音で教えてくれる、そんな機能なんですが、これ、実際使ってみると、自分がいかに普段傾けて撮ってるかっていうのがわかって、うわあ、すごい機能だな。やっぱり、これがあるとないとで違うよな、そう思わせてくれたのでした。というか、水準器のためにGR DIGITAL IIIだかIV(もうすぐ出そう?)だかを欲しくなる、というか、今かなり欲しくって、えらいこと困ってる。そんな感じなんですが、まいったな、いや、ほんとそう思うくらいに魅力的な機能です。
CX4は、最近のデジカメなので、いろんな機能があるわけですが、母がそれを全部使い込なすなんてことははなから考えてないわけで、というか、私にしても使い切るなんて無理なわけで、だから基本機能をしっかり覚えてもらおう。それでホワイトバランスと露出補正について先日説明して、とりあえずその両方、どういうことか、おぼろげながらでもわかったみたい。まだちゃんと使えるという感じではないのですが、光源の違いによって、ホワイトバランスを切り替えるという意識はしっかり身についたようで、先日の旅行の写真、ところどころ蛍光灯や白熱灯、そして晴天などが選ばれていて、ああよかった、そう思ったのでした。
というわけで、母の撮ってきた写真。場所はオランダ、ポルトガル、スペインです。
ちゃんと撮ってこれるかなと心配していたのですが、これだけ撮れれば上出来でしょう。実際、私の普段撮ってるのよりも断然いいよな。いや、ほんと、ちょっと困りますね。いや、困る必要なんてないんですけど。