今日は休みます。
2026年10月24日土曜日
2026年10月23日金曜日
『まんがタイムきららフォワード』2026年12月号
『まんがタイムきららフォワード』2026年12月号、発売されました。表紙は『スチームドリーム』。ザラとクロエ、本編ではちょっと見られないような穏やかな時間? 日だまり、陽光を浴びて、緑の大地にふたり寄り添うようにして横になっている、そんな姿にしばしの平和を感じるイラスト。しかし、ザラの左手、あまりに異質な義手の存在、またクロエのそこかしこに見えるドールのらしさが、私たちの暮らすこの世界とまるで違う彼女たちの日常を感じさせてくれる表紙です。
今月は新規ゲストが1本です。
『星霊プラネット』
太陽系の惑星擬人化にして、ただの擬人化ではないこの建て付け。遙か遠くの未来、ついに滅びの時を迎えた太陽系。しかし、星々は星としての姿を失ったものの、星の霊、星霊としての生を受けるにいたる。
そんな彼女らにとって、はじめてのこととなる話しあい。一同ひとつの円卓を囲んで、これからのことを話すというのですが、そこにどうも地球の思惑がうごめいている? 座長となる太陽は、人の姿をとることのメリットを強調し、惑星たちに自分のもとで働くこと、そして人の姿ならではの生を満喫することを求めている。しかし惑星たちは、太陽のもとで働くのは嫌だ! 思いっきり反発しとるわけですが、ここでそれぞれの星に応じた懐柔策が提示される。
星それぞれの特徴や、置かれた状況。それをもととした性格づけが、密度高く展開されるのは、読んでいておもしろかったです。序盤から終盤にいたるまで、しっかり盛り込まれた天体要素には、こうくるのか、まだまだあるのか、そう思わせるものあって、飽きることなく最後まで引き込まれるものありました。
『魔法使いロゼの佐渡ライフ』
紗菜とときこ。かつてともにあって、今は進む道を異にしているふたり。仲違いしたその理由とは。そしてふたりの仲の修復はなるのか。
宿根木の祭が終わった夕方に、ふたり話しあったのです。自分に距離を置くときこに、自分の思いを知ってもらおうと紗菜が渡したノート。宿根木のためになにができるか。そこには紗菜の書き溜めたアイデアが緻密に記されて、しかしここまで情熱を持っている紗菜自身は自分がまるでなにもできずにいたと思っている。
ときこから、大きな仕事をやり遂げたといわれても、それはロゼたちがいてくれたからという紗菜。自分の無力を重く受け止めている紗菜だけれど、その気持ちの根幹にあるのはときことの仲違い。なぜ自分はときこを怒らせてしまったのか。それがわからないがゆえに、自分の今の気持ちにも自信が持てないでいる。迷う紗菜の、ときこへの贖罪と助けを求める、そんな気持ちが描かれたというのですね。
けれど反面、それはときこにとっても同様で、なぜかつて自分が紗菜を拒んだのか。その理由がどれほどに理不尽なものだったのか、ときこ自身よく理解しているというのです。嫉妬だった。一方的に突き放した。到底許されるものではないとわかっているからこそ、許しも乞えず、紗菜の謝罪を受け入れるわけにもいかず、でもそれでも、ひとつ結果を出し、今の状況にけりをつけようというのです。
ふたりで一緒に、企画を進める。紗菜の隣に立てる自分になる。素直ではない、あくまでも意固地なときこだけど、この活動を通して、ふたりまたもとのような関係を取り戻せるのなら、それに越したことはない。きっと紗菜は必死にがんばるでしょう。負けじとときこもがんばるのでしょう。その結果がふたりにとって満足のいくものになればよいと、思わずにはいられません。
『球詠』
柳大川越の攻撃に、果敢に投げ続ける蘭々。厳命されているノーアウト時の四球禁止を守って、一心に投げるのだけど、スライダーを相手方主将、山本に打たれてしまう。二塁にまで進まれて、これが蘭々にプレッシャーを与えたか。あるいは柳大川越の下位打線を占める三年生の圧に推されたか。脳裏を巡る考えが、カウントをはやまらせて、またも一打浴びてしまう。
同点に繋がるこの一打が、蘭々を萎縮させてしまった? 投げれどストライクゾーンに入らない。そんな蘭々をはげましに、マウンドに集まる仲間たち。その言葉がよかったんですね。取られた点はピッチャーだけの責任じゃない。もし打たれても、光が後を引き継いでくれるから気にせずど真ん中投げていけ。わりと大雑把? ヨミらしいといえるのか、ダイナミックなアドバイスに、珠姫からのスーパークイックという魅力的な提案。
そして、徐々に調子を取り戻してきた蘭々に、憧れの息吹先輩からのエール! もう完全復活!? 息吹への思いが、この子にして初心へと立ち返らせ、それが気迫を呼び起こす。決して有利とはいえないこの状況において、その気持ちの変化が引き出した快挙。まさかのゲッツーという展開は、もう読む手をとめることができぬまま、最終ページまで一気に進ませて、本当、見事としかいいようのないものでした。
- 『まんがタイムきららフォワード』第20巻第12号(2026年12月号)
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2026年10月22日木曜日
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号、昨日の続きです。
『きみとボドゲが作りたい!』
ボドゲ甲子園当日に、コンポーネントの破損というトラブルに見舞われたつきたち。しかしこれを、シナリオの変更で克服しようとする。シナリオに打ち込むらずは、何度もプレイしたいとユーザーに思わせるため、結末に分岐を加えてみる。こうしてできた自分たちのゲームのプレゼンをよりよいものにするために、もえがスライドを修正。そして、つきとちかが、皆の期待を背負い、口頭発表へと臨むのです。
登壇するも緊張に潰されそうになるつきを、隣りに立つちかがはげましてくれた。つないだ手と手が互いにその気持ちを強くしてくれたというのでしょう。
皆の土壇場でのがんばりと工夫、機転が、彼女たちのゲームをより魅力あるものに変えたのですね。自身を天才と自負していためるが、静かに負けを認めていた。そしてKR学園が見事に優勝を手にし、ここに彼女らの悲願は達成されたのですね。
『ゲームセンターのこころ』
いろいろ考えすぎだったり、妙に苦労性だったりする店長さん。ほんとにかわいい人なんだなって思わせてくれるエピソードでしたよ。
帰宅したら、なんと澤が出迎えてくれた。なんで!? しかもどうやって家の中に!? と思ったら、店長の愛犬、もち丸が開けてくれたっていうんですか。もち丸、器用な犬だなあ! ってのと、ちょっと不用心! 澤のこと、覚えてたから開けてくれたっぽいんですけど、店長もいうように勝手にドア開けちゃいけませんよ。
澤、店長のことが好きなんですね? お酒飲むと面倒くさくなる、っていうんですが、もう飲んでるし! ものすごいことマイペースに店長に絡んでいく。明るいお酒なのはいいんですけど、店長みたいな真面目な人だと振り回されちゃうんですね。意味深なこといっちゃったりして、あたかも恋の再燃を期待するかのよう。って、実際そのつもりだったんじゃないんですか!? なんか、見事に思うつぼって感じになっちゃってましたよ。
店長、バンドやってたんですね。ギターボーカルだったのかな。長く弾いてなかったみたいだけど、音楽を忘れたわけではなかった。澤にねだられて、ギターを弾きながら歌ってみせたその姿。青春? 昔の夢をここに思い出させるような、そんなよさありました。
『わたしにプールは狭すぎた!』
覆面スイマー、ずっと謎のままなんか! なんか沙子が思い出しそうになってるんですけど、早起きがたたって頭がまわらず、なんも思い出せない。しかしわかるのは、相当な実力者ぽいということ。火門コーチなのかと思ってたんですけど、違うんかな。いやほんと、海からの使者マスクドウェイブ!! 謎が謎を呼んでいます。
さて、リレーの対決を前に、個人競技にも出場しますよ。小波の競技復帰を狙う菓子の手下としてやってきた、眼鏡のかわいい伊奈ちゃんも3kmに出場。我らがしずくに小波ももちろん出場しますよ。
ここで、伊奈がふたりの脅威を実感するんですね。ずっと明るく楽しそうにわいわいやってるしずくを見て、ゆるいエンジョイ勢だろうなんて思ってたんですが、とんでもない! 競技開始とともに、トップスピードで飛び出していくしずくに小波ですよ。
しずくの実力は、伊奈だけでなく菓子も驚愕させて、そして小波はそのしずくを相手に、必死の思いで食い下がっていく。フィジカルに優るしずくに対し、テクニックで差し込んでいく小波。この競りあいはまさしく見物。ぐっと見るものの目を、心を奪う名シーンであったのですが、おっと、小波さん、自分のゴール過ぎてるんじゃないですか。3kmのところ、4kmくらい泳いじゃったんですか?
これからのリレーを前に、無駄に疲労した小波。これはピンチなのでは? さらに、マスクドウェイブが、水泳初心者であるごんちゃんをマークした。ウイークポイントとみなされたごんちゃんは、その汚名をそそぐことができるのか。そして菓子の思惑、あるいは悲願は果たされるのか。
この勝負、あまりにも皆がフリーダムすぎて、結果こそは予測できても、その過程となるとまるで予想ができない。もう見事に引っ張りまわされてる気分なんですね。
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第12号(2026年12月号)
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2026年10月21日水曜日
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号、昨日の続きです。
『魔法柴犬★はなまる』
ニャンダーズに勝利した。あとは女王を目覚めさせるだけ! というタイミングで、まさかのはなまる闇堕ち!? はなまるをペットとして自分に従わせる愛莉の振る舞いは、ニャンダーズとどう違うのか。ブラックはなまるから突きつけられた問に、自分自身を疑ってしまった愛莉。
そこへ現れたのが、魔法少女の意匠を見にまとった、我らが魔法柴犬、はなまるなのですよ。
ブラックはなまるは、ニャンダーズが作り出した虚像とかではなかったのですね。はなまるの中にあった、もうひとつの意識。むしろ、はなまるの魔法少女としての核となった存在なのかも。その彼女が、自由を求め、柴犬はなまるを解放しようというのです。
けれど、愛莉とともにいることを頑として譲らないはなまる。これは、ペットの、人の相棒、友人としての生を生きる動物たちの気持ちなのかもしれませんね。愛莉がかつてはなまるをパートナーとして選んだように、はなまるもまた愛莉をパートナーとして選んだ。愛莉に従うことを厭わず、喜んで側にいようとする、そんなはなまるの姿勢に、飼い主としての誓いを思い出す愛莉ですよ。
しあわせとは、自由とは。その答は簡単にひとつのかたちには収まらない。自分のもうひとつのありかた、犬としてのはなまるの意思に触れて、その気持ちを尊重してくれたのですね。
この漫画は、異星よりの侵略者から人類を守る戦いに身を投じる魔法柴犬とその仲間たちを描きながら、ペットと飼い主の絆、そのしあわせに目を向け続けていたのですね。ええ、いい最終回だったと思います。
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第12号(2026年12月号)
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2026年10月20日火曜日
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号、昨日の続きです。
『アートでしね!』
新入生に向けた学生展示の準備をします。陶芸科の先輩、女供陶佳がひとりで奮闘しているの見て、手を貸さずにはおられなかった。だって、自分よりもずっと大きな絵を、ひとりで運んでるんですよ!? 運ぶのをちょっと手伝うだけのつもりが、最後までつきあわされる袰岩夕輝。いい子じゃないですか。先輩に押し切られるかたちで手伝ってるの、ちゃんとちくっとやりかえすところ、それも悪くないって思うんですよ。
絵を壁に吊ってたら、絵画専攻の花輪桃ちゃんが手伝ってくれました。展示にはリズムが大事! ということで、イーゼルにささっと図解してくれました。陶芸に彫刻も並べ終えたら、仕上げにキャプションをつけていくのですけど、そんな雰囲気で決めていくみたいなんでいいんですか!? なんか間違ったキャプションつけてそうで冷や冷やするんですが、そんなのは小さなこと、気にしないくらいが丁度いいのかもですか!?
翌日、展示を見に訪れた子たちが、桃の残した展示アドバイスの図解に見入ってるのがおもしろかったです。ミニマリズム。意図はあるんだけど、芸術的な云々じゃなく実用のメッセージなんですけど、それが文脈を離れることであたかもアートとなる。一種の脱構築? なんともおもしろい落ちがつきました。
『セーラー服と関西弁』
保健室の先生は日渡と東雲がめんどくさい。うん、わかる気がする。別に病気でも怪我でもないのに、なんとなく遊びにくる子たち。でも、そういう子たちをちゃんと見守ってあげるのも、また保健室の大切な役割なんですよね。
さて、今回はえらいこと誤解が広がります。仲いい先生はおらんのかと聞かれて、まっちょ先生と答えた日渡。でもね、マッチョという語感が災いして、体育の武田先生に飛び火する。まさかのガールズトーク。一緒に喫茶店、神社でハグした。通報案件に発展した!? からの、神宮先生、自分のことをめっちゃかわいいといってたなんて情報まで飛び出して、警戒度が一気にマックスだ!
でも、この誤解、わりとはやい段階で解けてよかったですね。意味もなく敵視されて、そうとわからぬままに詫びをいれられた武田先生もまた被害者なのか? いや、被害が出るまでに収束したから、とりあえずオールオッケー。ええ、だから神宮先生もふたりのこと、そんなに苦手にせんだってください。
『子供部屋ドラゴン』
ひまりの看病を無事成し遂げた(?)ぎゃお。ひまりも、お姉ちゃんと認めてくれてよかったね! と思ったら、もう姉ブームは過ぎ去ってしまっていましたか。
ひまりを心配して、迎えにきてくれたみうとたま。役者が揃いましたか? ここでぎゃおからの爆弾発言。能力が発現しました。とはいうものの、どういう能力かよくわからない。イマジナリーフレンド、あれ、内なる真実のぎゃおかと思っていたんですが、実際どういうなになのでしょう。ともあれ、イマジナリーフレンドのさらなる働きかけを得て、自分の力を理解したぎゃお。早速披露してみれば……。
これ、社会的にアウトなやつですね。瞬間移動するのはいいんだけど、服はついてこない系。しかも1メートルくらいしか飛べない。さらには、結構疲弊する? すごそうなんだけど、なかなかに使いどころのない能力なんですね。
たまが、テレパシーとテレポートという能力から、ぎゃおの権能をうかがおうとして断念していますね。実際、このまるで違っているように思える能力が、どういうところで繋がるのか。ぎゃおの真の力とはなんなのか。謎はまだまだ続きそうです。
ということで、とりあえず新能力の使い道を見出したぎゃおですが、イマジナリーフレンドはそれ見てちょっとあきれてる。ええ、生活に根差した使い道、それはすなわちずぼらってわけですね。
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第12号(2026年12月号)
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2026年10月19日月曜日
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号、発売されました。表紙は『ぬるめた』。なんと、よっしゃあ!! TVアニメ化決定だそうですよ。かわいい笑顔を見せるくるみの肩を抱いたちあきが、実にいい表情見せますね、人差し指、びしっと立てて指差して、その意気込みやどれほどのものか。ええ、まさに全身でTVアニメ化を喜んでいる、そんな表紙であるのですね。とか思ってたら、本編がものすごいこと、アニメに言及しまくっててびっくりでしたよ。ええ、いいアニメになったらいいですね。
『あくまじょグリモワール』
おお、やばい、ティリさん。お出かけに誘うかのような気楽さで、ニノンを死出の旅に連れ出しとるんじゃないですか。外でもティリってそんな感じなの? そういわれて、ついてくるかと連れ出した。
ふたり空を浮遊するその感覚。落ちないか、大丈夫かと不安がるニノンに、魂の状態だから落ちない。もっと不安なこというんですが、一時間くらいもつから死なないというティリ。いや、それ、一時間ほどしたら死ぬってことでは? この説明で安心しちゃあいけないんじゃないですか、ニノンさん。
魂の状態で街をふらふら。しかし、それでたいしたことしないの、ある意味穏当といっていいのでしょうか。でも、あまりにつまらんといわれすぎたかティリさん、ニノンをホームグラウンドである冥府へとご招待ですよ。
その旅路は、ある意味ダイナミック!? ティリから食べ物すすめられてますが、冥府の食べ物口にしたら現世に戻れなくなるのでは!? いや、それは日本の神話だから、悪魔の世界では適用外なのかな。ともあれ、ティリの世界を垣間見たニノン。この子を少しでも理解するよすがとなったりしたのでしょうか。
さて、一時間が経過して、この世に舞い戻ってきたニノンさん。やっぱりまずかったんじゃん! 一時間死んだ状態になってたんじゃん! なんか、普通に死ぬらしいよ? しかも、冥府までいったら普通は死ぬんだそうだよ!? って、ティリ、それをわかってて冥府に連れていったんか!
いやもう、剣呑剣呑。主人公死亡で最終回を迎えるところでした。
『可愛いはすべてを破壊する』
誰かの視線を感じるというひよ。こと子なのか? いや、どうも違うらしい。
というところで、柳さんが意図せず容疑者の名を口にします。未羽に未緒。柳さんの取り巻き。本人たちいわく、親衛隊。柳を困らせるひよをかどわかして、柳様に近づかないでと警告するんです。でも、ひよさん、あまり気にとめてない。むしろ、自分も柳さんだいすきですよと、ふたりの仲間に加わろうとする。
強いですね。でもふたりからは好きの種類が違うと拒否られて、かと思えば、未羽と未緒、ふたりの好きも違うじゃんか。未緒は憧れ、未羽は恋。全然違うけど、ふたりは気づいてないんですかね。
このふたり、もともと育ちがよく、それでもっていい子なんですね。だからこそ、自分たちにない要素を持った柳に憧れを抱いたのかもしれない。でも、その柳さんはすっかりひよに破壊されてしまっていて、かと思ったら、未羽未緒もひよに破壊されてしまうんですか!?
柳親衛隊にひよファンクラブも兼ねる未羽未緒ですよ。ええ、ひよさん、その魅力がどんどん広がっていきますね。
『エイティエイトを2でわって』
北海道への修学旅行。旅の疲れは、ふたりにして鍵盤に向きあう余裕も残さないというのですか。初日の夜は、指の練習もなしに寝ちゃった。美弦がそうなら、奏もそう。もう倒れ込むようにして寝てるじゃありませんか。
二日目の小樽も、あっち見て、こっち見て、ガラス工芸店でアクセサリー選んでみたりなんかして。そしたら疲れ果てて、ホテルに帰投後、即就寝の勢いではありせんか。
ここからがよかったんですね。自分にあうアクセサリーとか、美弦さん、全然わからんのです。だから、私が選びましたと、奏さんからプレゼントですよ。そしたらまさか、美弦さんは美弦さんで、奏のためにと見立ててた! 図らずしてなったプレゼント交換。互いに相手のセンスを疑いながらも、見てみればかわいいと好評。ああ、ほんと、ふたり、すごく親しい友人ですよ。
そして翌日、小樽にあるというストリートピアノに遭遇。グランドピアノ、椅子はひとつ。またふたりで分けあうことになるけど、いいじゃんいいじゃんと美弦の誘いにのって、ピアノに向かう奏です。その表情やすごく穏やかで、ああ、久しぶりのピアノ、久しぶりの連弾。どんな演奏を聞かせてくれるのかしら。もう、目を細めて見る思いのしましたよ。
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2026年10月18日日曜日
『押しかけギャルの中村さん』
『押しかけギャルの中村さん』、第97話、第98話、第99話を読みました。
『押しかけギャルの中村さん』
お家スタイルの中村さん、めちゃくちゃかわいいですね。
というのはさて置いて、秘密の多い秋山さんですよ。なんと、弟がいるんですって。カリンったら、ずっと秋山のこと一人っ子だと思ってたから、もう驚いちゃって、というか、まただ!! の顔がすごいよ!?
自分のことをまるで話さない秋山に、プロフィール帳取り出して、尋問さながら聞き取りしていくんです。
ちょっとずつ明らかになる秋山の考えてること。その将来像に自分もしっかりビルトインされてるのが、嬉しかったり恥ずかしかったりですか!? でもって、お家が惣菜屋さん。家を継ぐ気がないから、弟とは不仲なんですか?
そうしたいろいろが、このあと続く帰省編にてつまびらかにされていくところが、とてもよかったんですね。
弟くん、将平とカリン、第一印象はよろしくないっぽい!? と思いきや、兄貴秋山への文句で即意気投合したりして、こういうところは実にカリンらしい人懐こさ。秋山のお母ちゃんは、カリンの金髪がおおいにお気に入りで、もうすっかりウェルカムムード。お父ちゃんも、見た感じとっつきにくそうだけど、不器用なだけで内心大歓迎ですよね。
将平が兄貴のこと敬遠してたの、店云々じゃなかったんですね。自信がなくてはっきりしない、そうした兄貴を腑甲斐なく思い、きっともどかしかったんだ。けれど、カリンとともに帰ってきた兄貴は、すっかり見違えた。しっかりして、いろいろアクティブにもなって、どことなく自信も感じさせ、家事もうまくなっとるし!
そうした変化に、家族の皆が驚きながらも、そこにカリンの影響を見て、だからふたりのこと、こんなにも自然におおらかに受け入れて、そうか、安心したんだと思います。息子の、兄貴の変化に、今の様子に安心して、息子の側にいてくれるお嬢さんへの信頼もまた、その安心を後押しした。
だから、このふたりはきっと大丈夫。そうした雰囲気に読者である私も安心なのです。
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2026年10月17日土曜日
『まんがタイムきらら』2026年11月号
『まんがタイムきらら』2026年11月号、昨日の続きです。
『運命のヤマダダダダダダダダダダ』
ついに運命の山田と結ばれるか。千鶴の遠い親戚、チヱ子との結婚話がとんとん拍子に進み、もしや途中で破談になったりするのかしないのか、みたいなこと思っていたのに、ついに迎える結婚式!
その直前のこと、ハナに友人代表として挨拶をお願いする千鶴です。もし私が山田だったら運命の相手になりえただろうか。ハナの質問に、それはないかなと答える千鶴。あくまでもハナは幼なじみで友人で、だから恋の相手とはなりえない。千鶴の気持ちを聞かされたハナの、涙をこぼしながらも明るく受け答えしようとつとめる姿が切なさにあふれて、ああ、ハナよ、悲しいねえ。人知れず破れる恋は、かくも胸に迫るのであります。
破れる恋といえば乙姫ちゃんですよ。結婚式にゾンビがごとくボロボロの姿で現れる乙姫。続くさらにボロボロのハナ。千鶴よ、罪多き女よのう。そしていよいよ式が始まる。
この扉が開けば、そこには千鶴とチヱ子が? というところで、次号最終回へと続きます。この漫画のことだから、まさか普通では終わるまい。そう思う気持ちと、普通に千鶴の運命がかなって終わるのか。そうした気持ちがいったりきたりしています。
『魔女まじょS-WITCH』
ずっと妖精粉で姿を隠してきた小夜。しかしだんだんクラスに友達も増えて、一緒におしゃべりしたりお昼を食べたりと、その成長やいちじるしいのです。
そんな友人の姿を見て、自分も成長をと思うまなです。まだ明かりを灯す魔法しか使えないまな。新しい魔法を覚えようと、箒で空を飛ぶ魔法の練習をはじめるのでした。
しかし、なかなか浮かない。いろいろ工夫はしたけれど、どれもぱっとせず、ホウキ星の皆にアドバイスを求めても、あまりに当たり前の魔法だからか、コツとかわからんらしい。チトセの魔法道具、補助輪つき箒の提案も、故障したら命にかかわる! 没になりまして、やっぱり自力でがんばるしかないみたいなんですね。
ラムネに助力を願うも失敗。ルチェッタにアドバイスを願うも一度は拒否されて、でもイメージが大事と手紙にして教えてくれた。
自分の飛べるイメージをふくらませるも、今日は失敗。って、ブランコから飛び出すだけじゃ駄目だよ、箒を持たないと! でも、次回最終回こそは魔法を成功させてくれるんですよね。それで小夜を驚かせるんですよね。
My Private D☆V
『あくまじょグリモワール』の仮死亡殺です。
D☆Vポイントは「冷静にブザー構えられたいですね」。ってコアな趣味ですね!
これは、クールな女子が好きなのか、あるいは小さな子に生殺与奪の権を握られることに喜びを覚えるのか。どちらかははっきりさせないまでも、このイラストにこもる雰囲気、これはなかなかに悪くないですよね。
小さいニノンにフィオネなのですか? いつにも増してクールさ、いやむしろ酷薄さといっていいのか、ただならぬ凜冽とした表情見せるふたりが美しい。そしてその手は、当然のように防犯ブザーのトリガーにかかっていて、ああ、このランドセラーふたりに社会的生命を握られてしまっているというのですか!
ちょっと特殊といえば特殊なシチュエーション。そのギリギリを攻める感じ、まさにMPD☆Vの面目躍如です。
『まんがタイムきらら』第24巻第11号(2026年11月号)
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2026年10月16日金曜日
『まんがタイムきらら』2026年11月号
『まんがタイムきらら』2026年11月号、一昨日の続きです。
『しあわせ鳥見んぐ』
なんだこの、しあわせを感じさせない扉絵は。
さて、今回はちょっとした一段落。皆でがんばっていたバードソンは111位。上位とはいかなかったけれど、それなりに健闘したといえるのではないでしょうか。そしてトリさん動画の長文コメントの主が、鮎貝さんであると確認とれました。メッセージのやりとりにはトリさん愛が溢れ、そしてなんだかんだ親しみの感じさせる、そんなところがおもしろい人です。
この人、鮎貝さんはバードソンでも見事入賞していて、この姿勢よ。まさしくガチ勢。そして、この人の存在がすずに影響を与えるのですね。足を確保すべく、運転免許の取得を目指す。そうしたら、院の先輩から就活にも有利になるだろうといわれて、ああ、ここで一気に現実に引き戻されたというのですか。
時は否応なく流れていきます。いずれこの学舎から巣立つ日がくる。この先輩、あやめさんももうじき修士課程を修了して、社会へ出ていく。わかっていたはずの別れがもう目の前に。そしていずれは翼たちとの関係も変化していくと思えば自然泣けてきたというのですね。
しあわせなことなのに寂しいなんて。ああ、しあわせと侘しさの同居するその感情。そうした瞬間を、人はいくつも重ねていく。ひなも、またそのときを迎えんとしているのですね。
『ほうかごバスケット』
前半が終わって朱雀女子に14点差、しかもじりじりと離されている。この状況において、はなをエースとし最前線にひとり立たせるつばさの意図やいかなるものか。
エースとしての信頼か、けれどもはな自身がエースとしての自分を信頼できずにいる局面で、通用しない自分を突きつけられ続けるのは、さすがに過酷すぎるのではないか。そう思ったときに、るりが見せた独自のダンク。さらにここでまたも託されるボール。それがはなに自身への認識を変えさせて、そしてそこからの変化。プレイが、まるで違ってくる、その描写。ひとつ大きな山を超えた。自分を知り、それが自分を使いこなし、状況を掌握させるにいたらせた。
覚醒したエース。さらにここにもう一手あれば、試合のゆくえはわからなくなる。さあ、次は誰の番なのか。誰がここで一歩を進めるのか。目が離せない、そう思わせる展開です。
『海のみちるごはん』
キッチンカーは盛況だけど、収益はあがっていない。目減りする資金に、パニックに陥るこずえです。メニューが増えすぎて、経費が増えてしまった。人気はあるけれど、種類の多さが仕込みのロスにつながっている。
ということで、メニューを絞りますよ。こずえは抵抗あるみたいなんですけどね。どのメニューにも愛着があるんですね。わかる。わかるけど、経営のためには、ときにはつらい選択も必要。でも、ただ減らせばいいってわけではない、というのが飛び込みコンサル、アンジュの意見であります。
今回は、なるほどと思わせられることが多い、まさに学びの回でした。減らすというネガティブは客離れを引き起こしてしまう。ということで、ニーズを創造することでメニューの整理というネガティブをポジティブに転換させるのだ。
そのためのメニュー人気投票。客を、店のメニュー選定に引き込むことで、いわば当事者となってもらう。選んだからには食べにいきたいという気持ちも喚起させて、選から漏れたメニューは季節限定にするなど、なるほどいろんなやりかたがあるんですね。
こうした手段がとれるのも、これまでのがんばりがあったからこそですよね。メニューが増えたこともそうなら、ファンとして投票を見込めるお客さんの存在もそう。ここでひとつステップアップが図れそうです。
- 『まんがタイムきらら』第24巻第11号(2026年11月号)
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2026年10月15日木曜日
2026年10月14日水曜日
『まんがタイムきらら』2026年11月号
『まんがタイムきらら』2026年11月号、一昨日の続きです。
『となりの雪娘はよく溶ける』
このところ、ずっと話題の凛さん。クラスの子たちも、当たりがキツいこの子の本質がわかってきたようで、口では断る頼みごとも、勝手に変身してしまうせいで、根が素直だってまるわかり。すっかり打ち解けつつあるというのですね。
友達が増えること自体は歓迎なんですね。なら、ここは魔法の出番では? なにしろ、凛の変身特性は魔法少女由来。だったら魔法も使えるのではないか。鳴子がすっかり乗り気で凛を罠にかけてみたりして、そしたら実際魔法が使えたというんですから、すごいな、可能性は無限大じゃん!
と思ったのに、微妙にただよう残念感。重力魔法は局所的に発動し、鳴子をはずかしめ、かと思えば空間移動にてセルフはずかしめ。いやもうほんと、はずかしめ特化なのなんなのでしょう。これ、研究が進めばなんとか有用な能力になるんでしょうか。
『スロウスタート』
二年生は修学旅行に出かけます。ということで、キャリーケースを学校に持ってきた果実たち。なるほど、今どきは荷物を事前にホテルに送るんだ。すごいな、時代がまるで違っちゃってるぞ?
キャリーケースを見て、花名、物思いですよ。そうか、キャリーケース転がして遊びたいんだね! って、違う違う、ほんとだったらこの修学旅行に花名もいってたはずだったって、寂しさか、残念さか、憧れか。なんか、そんな感じになっているんです。
とか思ってたら、突発ボドゲ回だよ!? 綴が持ってきていたというボードゲームを、キャリーケースの底から取り出して、皆で遊ぶんです。遊べば遊ぶほどおもしろい! その醍醐味は、片づけてなおまた遊びたくなるを何度も何度も繰り返すほど。
というわけで、修学旅行こそは来年までのおあずけだけれど、夜皆で遊ぼうと思ったボードゲーム、その楽しさはここ生徒会室で満喫できた花名たちでした。
『初凪ヒメリウム』
常和とひめ、一緒にお出かけです。向かうはアクアショップ。とはいえ、メインは水草ですよ。ひめが水草に興味を持った、というので、その奥深さ? 魅力? を伝えるべく、アクアショップを何店か巡ろうというのです。
しかし、植物は奥が深い。名前からして、もう呪文。知ってるつもりの朝顔でさえそんなにも難読な品種があるという。でも、これ、植物、水草だけでなく、メダカ、生物でも同じだって説明受けて、それでちょびっとずつ理解が進む、すなわち近しくなる、という素敵展開でありました。
知るということは、好きになっていくっていうことなのでしょうか。私は以前からいってますが、おもしろくてためになる、学習まんが大好きなのであります。知らないことを知る、それが楽しい。まさしく、知るは楽しみなり。それゆえに、この漫画には少なからずロックオンされているわけなのですが、ひめが水草について知っていく、そのくだりをおもしろく感じるだけでなく、常和について知る、知りたいと思う、そうしたところもまたいいんだよなあ、と実感させられたお話でした。
常和がちょっと皆から距離を置いているように見えたの、そこには知ってほしいと思いながらも、拒絶される怖れもあったということなのでしょうか。だとしたら、もしかしたら、常和にとってひめは、加減なしに自分をさらけだせる、はじめてのお友だちなのかもしれませんね。
- 『まんがタイムきらら』第24巻第11号(2026年11月号)
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2026年10月13日火曜日
『まんがホーム』2026年11月号
『まんがホーム』2026年11月号、先日の続きです。
『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』
かつて、自分の秘密を周囲に触れ回った相手。思い出すだに、今も心がうずく。そんな相手が、今、身近に存在していることを知ったスミレ。気づいてしまえば、自然と目がその相手を探してしまう? あっちで、こっちで、そっちでも、因縁の相手、翔を見つけてしまって、もう大変。はスミレの心安らかに暮らせる世界が脅かされてしまう!
でも、今この町で、スミレはひとりではないんですよね。
御園生さんが心配してくれました。自分のつらく悲しい過去を思い出し、語ることで苦しみながらも、スミレの重荷を下ろそうとしてくれたのですね。
そしてうずちゃん。ゲームセンターにてクレーンゲームをプレイ中。スミレと御園生を見つけたせいで、大失敗していまうんですが、これもまたうずちゃんらしい。スミレがここゲーセンに立ち寄ったのは、目当てのガチャがあったからというのですが、なんとまあ、売り切れ! と思ったら、うずちゃんが間違えて回してくれていたっていうんです。
最初のころは、名前すらもろくに覚えてくれなかったこの子が、スミレの好みを覚えてくれていた。このとき感じた喜びに、自分の心の変化を思うスミレ。となれば、翔を前にしても自分は自然体でいられるはずと、そう思えたスミレにとって翔とまたもの再会はいかなる結果を生みましょうか。
これが、スミレにとってよい転機になることを願っています。
『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』
台風がきたら犬をしまえ! 数年前からSNSなんかでよく目にするフレーズですが、なるほど、外に犬を出しておくとこういうことがおこるわけですか。
台風一過、荒れた街並みに驚くキョウスケたちの前に現れたのは、一匹の犬。首輪をしているから飼い犬ですね。台風で飛んできちゃった? すなわち迷子。この病院の患者じゃないから、身元がわからない。さあ、どうしようと悩むキョウスケに葵。ところがここでクマちゃんが、飼い主はすぐに見つかると断言。
なにか手がかりが!? と思ったら、なんと、なるほど、マイクロチップリーダーを使うんだ。ペットの首もとに埋め込まれている識別用マイクロチップ。こいつを読み出してやることで、わんこの身元もわかるってわけですね。
とはいえ、マイクロチップがあれば万全ってわけでもない。保護されてはじめて役にたつもの。保護されなければ、身元不明のままさまようことにもなりかねない。というわけで、クマちゃん、葵がガチ怒りしているように、台風がきたら犬をしまえ! これを肝に命じる必要がありそうです。
ええ、わんこ、アルくんの飼い主のお嬢さんも涙目でパパに抗議してくれました。ええ、確実に時代は変わってきてますね。
『歌詠みもみじ』
大人になると経済的余裕はできるけど、時間の余裕が失われる。
ああ、ほんと、これ、切実ですよね! 子供の時分は、そうそう買えなかった漫画にゲームも、今となったら、全部とはいえないまでも、それなりにまとめて買えちゃうわけですよ。でも読む暇がない、遊ぶ時間がない。そういって、読めてない本、漫画、遊べていないゲーム、進められていないストーリー、山とあります!
いや、ほんと、困ってる。複数の自分がいれば、同時並行で消化できるのに、ってマジで思います。
最近はやりのタイムパフォーマンス、タイパの話題でありますね。AIで要約にはじまり、動画の倍速視聴。いろんなやり方あるというけど、鑑賞にあたってもパフォーマンスを重視するというまで自分は割り切れてないですよ。あくまでも情報ではなく体験としたい。そう思うからでしょう。要約とかしないし、少し前にはやったあらすじで読む名著みたいなのも手を出さない。動画の倍速視聴もしない。
てな具合に、圧倒的に時間が足りないのであります。いや、ほんと、困っています。なんとかならんものでしょうか。なんもできてないうちに人生が終わってしまいます。
- 『まんがホーム』第40巻第11号(2026年11月号)
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2026年10月12日月曜日
『まんがタイムきらら』2026年11月号
『まんがタイムきらら』2026年11月号、先日の続きです。
『星屑テレパス』
かつて、人としてこの世界に暮らしていたユウの過去を見ている海果。将来への希望を断たれながらも、皆の前では明るく振る舞う友の姿を追うなかで、遥乃の祖父、明一とのつながりを知るのです。明一が持っていた宇宙語辞典。宇宙人を自称しはじめた友にとっては、まさに興味の対象。好奇心の赴くままに明一に話しかけ、そして仲を深めるにいたるのです。
明一から託された宇宙語辞典。ともに異星人との出会いのロマンも引き継ぐこととなったのでしょう。宇宙語に、宇宙人の歌。すべては小さな妹、愛を喜ばせようというひたむきな愛情。しかし多くの宝物を手にしながらも、自分の将来を描くこととのできなかった友。その姿を見る愛は、それゆえに宇宙人ユウの存在を夢見ることができず、その姿を見ることもかなわなかったというのでしょうか。
いよいよこの物語も佳境でしょうか。海果が見ているこの光景。それがいかに、今の彼女たちの問題に繋がろうというのか。そしてその先に描かれる未来とは。決して悲しい結末は迎えないでほしい。その一心で見ています。
『なーんもうまくいかん!』
菜子がなにやってもうまくいかん! ってのは、やっぱりこの子の自意識がためよなあ。とは思うけど、別にこれは菜子に特有のものではなく、思春期なら誰もが通る道なのだと思う。ただそこで要領だとか、やりようだとかはあるだろうけど、ほら今回も静先輩がしくじってるでしょう? えっちな同人誌の存在、それを明らかにしたくなくて、ごまかして自爆した。でも、静の場合、即座にケアできたからそこまで傷は大きくならずにすんだわけです。
でも、菜子はそこんとこ違う。めちゃ興味あるのに、興味がないふりしてしまった。いや、普通に考えて、この年頃ですよ、興味ないなんてことまずないわけですよ。好きとか嫌いとかはあろうけれど、なにかしら意識はしがちでしょうよ。でも恥ずかしい。ゆえに興味ないふりしてしまう。
で、すぐに反省して、先輩だけならバレてもしゃあない、ここまで割り切れたのはこの子にしては上々でしょう。でも、お友達、千代衣に弥美に関しては、あああ、必要以上に隠蔽しようとしたせいで、セルフ追い詰めからの大失敗。もう、なんもうまくいかんわけですよ。
でもまあ、はやめにケアできてよかったね。からの、ふたりともに歩み寄ってくれて、さらには理解も得られてなおよかったですよ。というか、弥美は菜子以上に前のめりですがな。
でも、まさか出てきたのが、そこまでコアなやつだったとは! 勇者系ぽいよね、ロボアニメのえっち系同人誌! えらいの出てきて、誰も理解が追いついてない。ええ、菜子、無駄にダメージ負ってしまった。とはいえ、このダメージあってまた友人との仲も深まったんですよ。結果オーライですよ。
『ざこのみなさんお大事に』
衣替ええぬ氏に椿氏、ふたりともにかわいくていいですね。さて、そんなふたりにみみ氏から発注の大役が伝授されます。在庫数に売行きなんかも加味して、発注するしない、追加発注するならどれくらい注文するかなどなど、えぬ氏、椿氏の差配でもって決めていいというのですか!?
でも、えぬ氏、ずいぶん簡単に考えてる。そこにみみ氏からの厳しい御言葉ですよ。なんと、発注でしくじるとえらいことになる! というか、なった! そのつらい過去が語られるのですが、みみ氏の新人時代、かわいいよね。ともあれ、そうそう数の出そうにないニッチな商品を300仕入れてしまったわけですが、これ、その後、どうしたんでしょうね。値引きするとかして売り切ったんでしょうか。
発注業務をふたりに託したみみ氏。猫田さんにその旨報告したら、成長したなあと感慨深げに回想されて、ええ、新人時代のみみ氏、かわいいですよね!
かつての自分を振り返り、えぬ氏と椿氏の様子を確認しに店頭に戻ったみみ氏。そしたら、ふたり、発注するしないでめっちゃもめてる! いやもうほんと、お菓子を推す推さないでここまで意見がわかれるとは! これ、もし自分だったら、まずは様子見、椿氏に賛成するところ。みみ氏はこれをどう収めたのでしょうね。
- 『まんがタイムきらら』第24巻第11号(2026年11月号)
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2026年10月11日日曜日
2026年10月10日土曜日
『まんがタイム』2026年11月号
『まんがタイム』2026年11月号、先日の続きです。
『カフェとボドゲができるまで』
このところ来店しない紬を心配する店長。以前は週1できていたのに、ということは、まるまるひと月とかきてない感じですかね。普通に忙しいのでは? 創は落ちついたものですが、店長はすっかりうろたえていますよね。
創の推測が当たっていました。来店した紬、ものすごく疲弊していて、繁忙期で時間がとれなかったとのこと。でも、仕事が忙しいなか、カードのデザインについてしっかり考えていてくれて、でも、これ、かなり無理してるんじゃない? ええ、無理していました。カフェの皆に会えて安心したのか、そのまま倒れてしまって、店長の家にて介抱されるはめに落ち入ったのですね。
紬の抱えている問題。自己肯定感情の低さ、それが問題ですよね。倒れてしまったことを失敗と捉えて、皆に迷惑かけた、ボドゲ作りからはずされてしまうんじゃないか、すっかりネガティブになってしまうんですよ。でも、皆、迷惑だなんて思ってない。体を壊したらおしまいだよと、店長が労ってくれて、なんなら状況を伝えあえるようにと、連絡先の交換をしあったのですね。
これですっかり仲間じゃないですか。ただのお客というだけでない、ひとつの目標に一緒に取り組むチームの一員になれた。皆の関係もより強固なものになった、そう思える一幕だったのですね。
『跳べないウサギと神の島』
リンコが、島のシステムを停止させるべく、深層に向かいます。肉体を捨て、十と一つの御力そのものとならねばならない。その条件を満たすために、メトリが自分の身を捨てて、リンコの身体と対消滅を果たすというのです。
もう充分に生きたというメトリだけど、本当にリンコのいうとおり、その肉体の再構成はかなったのでしょうか。普通の女の子として、生きることができるのだろうか。その顛末は今はまだわからない。ただわかることは、恐怖をうちに抱えながらも、レオとの約束をしっかりと抱いて、月兎のシステムをとめるために、リンコが旅立ったということ。
そして、数年の時を経て、ふたたびこの世界に戻ってきた。月兎の呪縛から解き放たれ、自由の身を手にいれたということなのですね。
不思議な力があるゆえの繁栄は、同時に巫女に犠牲を強いてきた。そのくびきが消え、自由の身となったリンコ。これはまぎれもないハッピーエンドだったのだと思います。まあ、稼ぎの種を失ったおばあさまがどう思ってらっしゃるかはわからんのですけどね。
『星月夜工業高校ルナ同好会~38万キロの奇跡~』
今回は、宇宙テーマのハンドメイド祭、イベントに参加しますよ。というか、ひとり輝夜が内緒で参加するつもりでいた。それを皆に知られてしまって、さあ大変? 輝夜ひとりの予定が、同好会皆での出展とあいなって、でも、頒布物、配れるとしたらひかりのコピー本だけよね? あとは皆、デカすぎたり食品だったりで、ちょっと頒布も展示も無理そうです。
ハンドメイド作家になりたいという輝夜の目標に向けての第一歩。買い物リストを海野に託し、スペースにて売り子につとめる輝夜とひかり。なかなか売れない、もう駄目だと、どんどん追い詰められていく輝夜に、ひとつくださいというお客さんの言葉。かわいいですねと、ひとめぼれと、嬉しい言葉もかけてもらえて、ああ、輝夜さん、本当によかったね。
このイベント、同好会の皆にとっても刺激となるいいきっかけとなりましたね。また、ひかりと素直のちょっと嬉しいイベントも発生! ふたりの距離は確実に近しくなっている。そう思ってよさそうですよ。
『良倉先生の承認欲求』
ついにバレた!? 明戸先生のヤバい趣味! メイドに対する偏愛が、古岩に、それどころか学級全体、あるいは学内にあまねく知れわたってしまった!?
とはいっても、明戸先生は良倉と違って、そのへんわりとオープン、というかダダ漏れだから。文化祭のクラスの出し物に強くメイド喫茶を推し、さらにはクラス全員分の衣装を自作。男子向けにもアレンジ衣装を仕立ててきたかと思ったら、とんでもない大声で、とんでもない早口トーク! もう隠す気とかなしですね? ある種、潔いといえる姿勢。良倉も見習ってみるといいのでは?
文化祭当日も、喜びに涙流す勢い。いや、でも、この先生、すごくいいな。メイド男子になった古岩は、まさかの星畑に目撃されて、激しく後悔!? かと思いきや、かっこいいっていってもらえて、ほんとよかったじゃないですか。明戸先生のチェキサービスのおかげで、星畑とのツーショット写真が手元に残って、ほんと、いい思い出になりますよ、絶対。
明戸先生は確定でいい思い出になってますけどね、きっと古岩だってそうですよ。
- 『まんがタイム』第46巻第11号(2026年11月号)
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