『まんがタイムきららMAX』2026年9月号、昨日の続きです。
『わたしにプールは狭すぎた!』
ごんちゃん、元気に水泳の特訓していますが、その懸命の泳ぎに対し、まるで成果が出ていない。そうか、前に進まんのですか。フォームは結構よさそうなのになあ。ごんちゃんも、なんでじゃと怒っておりますが、実際謎。ほんとにいさ子がいうように、波のせいなんですか?
今回のテーマは、チーム名決めとごんちゃんの水泳レッスン。いさ子がね、ごんちゃんにつきっきりで見てくれる。面倒見がいいんだなあ、と思ったら、ごんちゃんが小さくてかわいいからなの!? いや、そうじゃない、水泳部伝統の泳ぎのコツを教えてくれた。肩か軽い方がいい。フィジカルな意味と、そして悩みやなにかは少ないにこしたことない。メンタル面でのアドバイスでもあるのですね。
ごんちゃんがなぜ泳ぐ気になったのか。かたくなに話さない、そこにフォーカスされるの、ああ、ごんちゃん、あらためていい子だなって思わされますよ。小波が競技に戻っていったら、しずくは置いていかれてしまう。しずくがひとりにならないように、自分だけでもしずくの隣にいられるようにと、泳ぐことを決意したというのですか。
ごんちゃんと悩みを共有してくれたいさ子。ここにまたひとつの友情が育まれているじゃありませんか。ごんちゃんの思い、いさ子が半分肩代わりしてくれて、軽くなったぶん前に進めるようになりましたか? 肩の軽さがためか、あるいは友情がためか、ふたりの気持ちのつながりが、実にすてきなエピソード。
さらに加えて、ごんちゃんを応援したい気持ちでまとまる、チームしずく。チーム名もがんばれごんちゃん隊! と決まって、ええ、いい仲間が揃いましたね。
『セーラー服と関西弁』
皆でボウリングをやりますよ! でも思いっきり未経験なのね、みんな。ボウリング場のお姉さんにアドバイス求めたら、初心者ならスコア100を目指してみるといいかもとのこと。100点って満点なのでは? まつり、自分が天才と思われたとかゆうてますけど、ボウリングの満点は300ですからね!
でも、実際、まつりは才能あるんじゃありませんか? 見様見真似でコツを掴んで、ばったばったとピンを倒していく。楼蘭はパワータイプ、こちらもものすごい成績出してみせて、委員長は普通、となれば薫が落ち担当ってわけですね。
でも、ちゃんと自分で考えて、試行錯誤の果てにスパットを目印にするといいことに気づいたの、いいじゃありませんか。見事にストライクをやってのけて、ベテランのお姉さん含め皆とハイタッチ!
ええ、青春ですねえ。ええ、青春ですよ。
『可愛いはすべてを破壊する』
ひよの可愛さが、崩壊学級に新秩序を確立していくこの漫画。今回は、その破壊が職員室にまで及ぶ? 担任の鳴海先生が、教頭にお茶汲みを強いられているところに、ひよが登場。ジャージに体育館シューズを受け取りにきたのですが、ここで撒き散らす可愛さ旋風、教員にではなくひよの友人、こと子に、さらに山門に及ぶというのですか。
では、今回の可愛さ担当、それは誰かといいますと、なんとまあ、鳴海先生! 鳴海先生好きが高じてついつい意地悪しちゃう海老沢先生。苦いコーヒーを鳴海先生にふるまうも、ひよの冷まそうとしてくれたふぅーふゅーが、コーヒーに適度なバランス感をもたらした? あるいは、冷めたことで鳴海先生に味わう余地が生まれたというのでしょうか?
かくしてコーヒーのおいしさに目覚めた鳴海先生は、今日のコーヒー好きですよ、海老沢先生に急接近! ああ、海老沢ー、素直になれよ、ほんとはこうやって懐かれるのも悪くないって思ったんだろうー?
ひよをきっかけとして、海老沢鳴海のベクトルに、鳴海海老沢という逆の流れが生じた瞬間。ええ、これはまさに新秩序の芽吹きであります。
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第9号(2026年9月号)
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