『まんがタイムオリジナル』2026年6月号、発売されました。表紙は『かつては最強無敵の勇者様~姫には内緒のレベルダウン生活~』。雨の季節、ふたり夫婦は傘の下。ジュローに寄り添う妻ステラ。片やジュローは、その距離感、安心をともに寄り添う妻に照れてしまってあっち向いちゃっててね、二度目の人生だってえのに、こりゃもう純情な男でありますよ。でも、この純情、それだけステラのことを大切に思っている。それだけステラの存在が大きいってことですよね! だから、雨からも、他のいろいろからも、守ってさしあげてくださいね。
『かつては最強無敵の勇者様~姫には内緒のレベルダウン生活~』
ジュローが抱え続けていた悩み、苦しみをわかちあい、受け入れたステラ。そして互いに思いを交換した夜が明けて翌朝。にあとベリコになにやら意味深なこといっちゃうステラさんです。
いや、これ、誤解するでしょうよ! てっきりそういうことだと思うでしょうよ! でもそうじゃありません。悩み相談です。実際そうなんですけど、ジュローからも口止めされてるもんだから、やっぱり意味深な表現に留まって、そのせいで噂が街中駆け回っとるじゃんか!
ギルドにて、昇級をもちかけられたジュロー。支給金は上がるけれど、それ以上に上がる責任と危険度! あかんがな! 到底受け入れられないとつっぱねるジュローですけど、まさかここで夫婦間のすれ違いが発生しちゃうだなんて。いや、こうやって不満を表明できるステラさん、これはこれでよかったのでは?
そして噂はパン屋さんにも、牧場のお嬢さん、ミルにも伝わって、またもここでジュローが意味深な表現しちゃうから、昇格話が結婚を決意したみたいになっとるよ!?
これ、どうなるの? どんどん勝手に埋まる外堀。いやこれもう逃げ場なしなのではないですか?
『となりのフィギュア原型師』
半藤の同期にして原型師として活躍中の柳沢ヨシタツ。こいつが半藤を信じて、彼女、雲雀ケ丘ひばりを託した! いったいなにが起ころうというのか! いや、原型師を目指すひばりへのレクチャーです。自分は苦労しなかったから人に教えることはできない。だから、苦労人半藤の方が教えるのは向いている。凡夫とか腹立ついいかたしちゃうのがヨシタツという男なんですが、いやまあ、これはこれで誠実ではあるんですよね、コミュニケーションの方法が壊滅的なだけで。
かくして、ヨシタツの彼女、ひばりと工房にて一晩をともにする半藤ですよ。とにかく厳しく添削してほしいというひばりの望みに応える半藤。けれど半藤は優しいよね。よくよく気を配って、無理しないようにってアドバイスして、長期的な視点で導こうとしている。
でも、それでも無理しちゃうひばりです。模型のイベントが近いからと徹夜前提で動いているひばり。夜中にエナジードリンクと背脂ヌードルを摂取しようとするひばりを必死で、全力で制止する半藤! この人が、こんなにも厳しい物言いをしたこと、かつてあったろうか。
それだけ、健康の大切さ、託されたひばりのこと、ちゃんと見守ろうという思いが強いのでしょうね。いやもう、半藤、誠実をかたちにしたような男。この一件だけでも、ヨシタツの見込み、それは正しかったといえる。とにかく長期戦。人生は長い。ええ、半藤、いいこといいました。
『クールな氷上さんは迫りたい』
氷上への恋心を自覚した栗園。振り返る氷上との来し方。本社から異動してきた氷上との初お目見え。光のない目、力のないその態度に不安感じながらも、その仕事ぶりには関心せないではおられない。そんな栗園がふと口にした感謝の言葉。それ、氷上、そんなにも予想外みたいな反応しちゃうの、どういうことなの!? これまでどんな扱い受けてきたの、あなた。もしかしたら、頑なとも見える無機質な態度から誤解を受けて、非人間的な対応され続けてきたのかしら。だとしたら、自分のことを人らしく対してくれたのは、栗園がはじめてだったりするの? いやいやいや、そんなことってある!?
でも、少なくとも氷上にとって、栗園からの感謝は思いがけない喜びで、きっとあの瞬間に彼女の人生は変わったのだろう。ゆえに、栗園にその思いを向けることにもなったのだろう。
でも、栗園は自分の恋心は自覚しながらも、氷上の恋心には気づけていないでいる。あくまでも自分は氷上の恋の練習相手だと思ってる。でも今回はこれがいいように働いた? 自分のためにではなく、氷上のためとなれば、常には誘わぬ花火大会に氷上を誘うこともできる栗園ですよ。
かくして次回はふたり花火デートですか! しかし栗園からのお誘いに、食い気味に応じる氷上さん、とてもよいですね。
- 『まんがタイムオリジナル』第45巻第5号(2026年6月号)
『まんがタイムきららフォワード』2026年6月号、
『まんがタイムきららMAX』2026年6月号、
『まんがタイムきらら』2026年5月号、