『まんがタイムきららMAX』2026年8月号、発売されました。表紙は『ぼっち・ざ・ろっく!』。いつになくカラフルな後藤ひとりが、例の黒いパシフィカ抱えて登場ですよ。しかしもう大事件。これはフラワーならぬフルーツムーブメント? ビタミンカラーを大胆に配置した、普段は見られない、そんなスタイル。ちょっぴりワイルド? 余裕さえも感じさせる、ちょっと大人になった、そんな雰囲気も実に素敵なひとりなのです。
今月は新規ゲストが3本です。
『AMOR-恋するキューピッドアモル-』
このところ、校内にカップルが急増。いったいなにごとかと、荒れまくっている猫田レオ。そんな彼女の前に、カップル誕生の原因が登場して、えらいことになるんですね。
それはキューピッド。キューピッドゆうたら愛の神ですけど、愛の矢でもって人を恋に落とす、神なんだか悪魔なんだか、まさしく人の心を弄ぶようなやつなんですけど、ここに現れたアモルは、さらに輪をかけてなんかあかん感じがする。禍々しい輪。到底、善の側にいると思えない風貌、振る舞い。とはいえ、神だ天使だゆうても、人をなんとも思っていない超越的存在。だったら、こうした言動もろもろもまあ普通かもしれません。
キューピッドといえば、神話に語られるクピドとプシュケーの顛末。誤って、自身に愛の矢を刺してしまい、自らを恋に落としてしまうという運命。そいつは四コマ漫画においても避けえぬものなのでしょうか。
猫田にうっかり貸した愛の矢が、事故でもってアモルに突き刺さる! って、頭はさすがにマズない? ともあれ、人を死なせたと思ったレオだけど、逃げた我が家に待つは、先ほど射られたはずのアモル。しかもレオにベタ惚れで、ああ、かくしてここにふたりの運命は定まってしまったというのでしょうか。
どうせなら、鬼塚凛も射っちまうとよいと思います。
『勇者はじめませんか?』
かつて倒された魔王が復活しようとしている。かくして予言に導かれ、勇者養成学院へと赴いた預言者の一族、ミラは、現状を聞かされ絶望するのでありました。
今、勇者は不人気職!
魔王が倒されたのははるか50年前のできごと。その脅威も人々の記憶から薄れ、魔王と対をなすべき存在、勇者の人気も下落。その必要性から養成科こそは存続しているものの、税金の無駄遣いと酷評され、さらには入試の簡単さ、なんせ勇気ひとつあればいい、どこにも引っ掛からなかったような子や、訳あり生徒しかいないっていうんですから、こりゃもう駄目だってやつなんです。
実際、現在の在籍者、ノエルにスピカもそんな感じで、楽な暮らしを夢見る堕落者たちときたもんだ。
そんなふたりが、ミラのもとで勇者となるべくみっちりしごかれる? 思ったよりも茨の道。ふたりははたして落第、退学せずにここを出られるか見物でありますね。
『ふゆはいとめて』
おちこぼれキューピッドあもが天界から追い出されてしまいました。カップルを成立させるまで帰れない! この苦境にいかに立ち向かおうというのでしょう。
しかし、この子、のっけから先行き暗い。木の枝に引っ掛かってるところを、恋する少女、ふゆに助けてもらう始末ですよ。ふゆは、憧れの先輩、湊をひとりじめしたいと願う普通の子。ここにだめだめキューピッドと利害の一致を見るというのですよ。
湊をあもの矢で恋に落とし、自分だけのものにしたい! ふゆの危険な欲望に、一度は逃げようとしたあもだけど、ふゆが逃がすわけもなし。かくしてふたり、湊をふゆに恋させるべく、一策案じたというのですね。
でも、このふゆという子、いろいろ危険な匂いさせてますけど、根は真面目なんだなあ。キューピッドの矢で無理やり好きになってもらうのってどうなのだろう。先輩の自由意思を尊重したい。その思いが、ふゆをして湊をかばわせ、かくして愛の矢はふゆの胸に!
そのとき、目の前には、思わぬ展開に慌ててかけつけるあもの姿。ああ、ここにふゆの新しい恋が成らんというのですね。
キューピッドといえば、神話に語られるクピドとプシュケーの顛末。誤って、自身に愛の矢を刺してしまい、自らを恋に落としてしまうという運命。あもはそいつを避けえたけれど、思わぬ恋には絡めとられてしまうのですね。
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第8号(2026年8月号)
『まんがタイムきらら』2026年7月号、
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『まんがホーム』2026年7月号、