2021年9月18日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2021年11月号

 『まんがタイムきららMAX』2021年11月号、発売されました。表紙は『瑠東さんには敵いません!』。夕暮れの教室、窓辺で手をとり身を寄せあう瑠東さんと和村ちゃんですよ。この距離感! ぐっと距離を詰めていく瑠東さんに、ちょっとたじたじになってる和村が可愛い! 屈託なく笑う瑠東との対比も鮮やかで、ふたりはどういう関係なの!? みたいなね、興味をかきたてるその様子は鮮烈、素敵な美しさ。瑠東の手にしたカーテン、その陽に透けた白い布がベールのように和村にかかる? 意味深! ほんと、吹く風も感じさせるような表紙にドキドキですよ。

今月は新規ゲストが4本です。

『やみくも下町ぷりんせす』

ある朝目覚めると、見知らぬ部屋、見知らぬ女と一緒に眠っていて、いったい昨夜なにがあったのか!?

見た目小学生のお嬢様、物部さあや。二十代でばっちり成年なんだけど、この人のあまりの窮状を見兼ねて? 声をかけたのが中臣こやね。こやねの住まいにさあやを招くことになるのだけど、さあやにしては経験したことのないような古アパート。さらには汚部屋!? 玄関のゴミの山は、次の収集日までの一時置きと思いたいなあ!

いろいろと謎? 明らかになってないことがいくつかあって、なぜさあやは家出するに至ったのか、そしてこやねはなぜさあやに声をかけ、さらには自室に住まわせようとしたのか。いや、後者はただ単純に見るに見兼ねたからって感じもするな。

というわけで、ことの焦点は結構なお嬢様らしいさあやの家出の理由ですね。これ、次回明らかにされるのかな。そしてそれが明らかになることで、なにか動きが生じてくるのかな? ということで今回はまずは導入、ふたり一緒に住まうまでといった感じでありました。

『勇者召喚は想定外です。』

クラスで孤立がちな倉崎雫。人付き合いが苦手なんかな? と思ったら、クラスの自己紹介でやらかしちゃったのか。オカルト趣味で呪いがどうたらこうたらと長広舌ふるってしまったかあ。それで、呪い? 危ないやつ? とちょっと距離を置かれてしまいました。

うん、後悔先にたたずってやつです。

そんな彼女が友達を欲したあげく選んだのが、幽霊を呼び出すという黒魔術。うん、えらいことこじらせてますね。けれどその魔術で呼び出されてきたのがリリア・エル・シャーナ、異世界からやってきた勇者だっていうんですね。

とりあえず魔王を倒そうと剣ふりまわしたりして、うん、物騒だ! 自販機見て、破壊しようとするところとかも、うん、こちらの世界の常識が通用しない! でも炎の魔術を使うなどその実力はこちらの世界でも如何なく発揮できるようで、そんな子と一緒に暮らすことになる!?

まずは呼び出して、一緒に過ごしてと、そうした導入ですね。次回、後編に動きなど期待できそうです。

『にとーしんいもちゃん』

にとーしんいもちゃん。そのまんま二頭身のいもちゃんってことなのか。明日から高校生、入学式を楽しみにしているいもちゃんと、いもちゃんのこと心配している結菜。いもちゃんは妹さんでいもちゃんなんかな? 結菜はいもちゃんのお姉さん? と思ったら、逆なんだ! いもちゃんが姉なのね? ここはもうまったくの予想外でした。

そんないもちゃんが出会ったのは、身長185センチの同い年、同じ高校に通うことになった西山さおり。クラスも一緒。いもちゃんの落とし物を拾って届けたことをきっかけにふたり知り合っていくわけですが、さおりの方がむしろ内気で弱気、対していもちゃん、このちんまりした体躯で結構無茶する!? さおりの身長をからかってきた男子を思いっきりジャーマンスープレックス。おおう、冒頭の母との会話、あれ、冗談やなにかじゃなくて本気の本気だったんか!

いもちゃん、坂本椎菜ってのが本当の名前なんですね。その小ささからずっといもうと扱いされてきて、まわりからもいもうとちゃんと呼ばれてきて、その結果がいもちゃん。ああ、いもちゃん、もういもちゃんで定着しちゃってるけど内心いろいろ複雑そう!

とりあえず謎の存在、いもちゃん。やる時にはやるいもちゃんと、親切、優しいさおりとの交流? なかなかに面白くなりそうです。というか、いもちゃん、ほんと謎。男子も指摘してたけど、ジャーマンスープレックスの時、普通の頭身になってた。これ、切り替えられるの!? 謎です。

『まおつみ』

魔王討伐に抜擢された勇者のゆーしゃと、そのお供、とも。このふたり、特に才能があるとかじゃないのか。プルプル震えてるだけっぽいスライム相手にしてもまるで勝てないふたり。これ、とりあえず勇者を大量に任命するだけして、生き残ったやつに期待するシステムなのかい? 自然選抜システム。実際そうだとすれば、任命する側からしたら効率のいいやり方だったりするのかな。

実際、勇者を任命した姫からして、戦闘力で選ばれるわけじゃないっていってる。じゃあなにを理由にこの子たち選ばれたのだろう。レベル3のスライムにも5連敗。でもまあ死なずに生き残ってるの、これだけでも才能だったりするのかな? レベルを測ればまさかの0.01。ああ、そりゃあ勝てないわ。これ、普通の村人とかと比べたらどうなんだろう。強い? 弱い? これ、モブに比べてもなお低レベルなら、ほんとなぜ選ばれたのか。使命だけ与えられて大変だ。実際、虫レベルっていわれてるもんなあ。これ、本当にモブ以下の戦闘能力なんだろうなあ。

そんな彼女たちの前に現れたのが魔王を自称する女の子。仲間にしてほしい。一緒に冒険したい。あれまあ、魔王といってもそんなに悪い子ではなかったりするのかい? 実際こうして皆で一緒に旅して冒険して、仲良くなるなりしたらそれはそれで平和だったりするのでは? だって戦闘力に欠ける勇者たちですよ。和解に持ち込める可能性あるならそれに越したことないじゃないですか。

でも最後に判明する魔王のレベル。この人もレベル0.01なの!? 魔王も複数いたりするのん!? いやもう、この魔王を討伐するだけなら造作もない。けどそれじゃあんまりだからバランス取るためにレベル0.01の勇者が選抜された!?

このナンセンスさ。考えてもしかたないんだけど、いろいろこうしてなんでなんで!? って思わせてくれるポイントが続くの、悪くなかったです。ツッコミいれながら読むのが楽しいですよね。あと、魔王が可愛かったです。

2021年9月17日金曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2021年9月16日木曜日

新型コロナワクチン2回目接種の覚え書き

新型コロナワクチン2回目接種の覚え書き。

9月7日13時40分ごろ、武田/モデルナ2回目を接種。接種部位は左三角筋。接種後数時間は変化を認めないこと1回目に同じ。夜に近づくにつれ、接種部位に痛みが出始めるのも同様だが、1回目よりもずっと軽微だった。

接種当初は発熱もなかったが、夜、日付が変わった頃から体温が上がりはじめる。0時台には37.4℃。1時台に入り37.9℃と徐々に上がりはじめる。その後急激に体温上昇し、1時20分ごろには38.3℃を記録。寒さに夏布団を2枚かけたがそれでも足りず、2時50分ごろに大きめの毛布を出した。この時点で39.3℃を確認。

夜間、およそ1時間ごとに目がさめて、その都度スポーツドリンクで水分を補給する。午前4時くらいに、このペースでスポーツドリンクを飲むと血糖値が上がりすぎる可能性があると考え、水に切り替えた。

高熱は脳に悪影響があるかも知れないと思い、夜間に氷枕を用意する。保冷剤タイプのものが冷凍庫に常に冷やされているので、ぬるくなるたびに取り替えた。

8日、9時前に目覚めた時点でApple Watchのスタンドが8時間を記録。1時から毎時間起きて動いていたことがわかる。この時点で体温は39.3℃。

その後熱は少し下がり午前中は38℃台で推移していたが、午後14時を過ぎて再び上昇しはじめる。39℃台に。

解熱剤を常備していないため、近所に住んでいる親族から解熱剤をわけてもらう。この時点でふたたび氷枕を準備。

日課の『Fit Boxing 2』、継続を途切れさせたくなかったがまともにプレイできる状態ではない。かたちだけプレイしたことにしてスタンプを押した。

16時、続く39℃台の熱に音を上げて解熱剤を服用。1時間ほどしたら38.5℃にまで下がった。まだまだ熱は高いが、39℃台と比べれば比較にならないくらい楽。

そこからさらに1時間弱、18時20分ころに37.9℃にまで下がる。解熱剤の効果と副反応が落ち着いてきたのと、両方の結果かも知れない。

18時30分ごろ、37.6℃にまで下がる。ここまで下がればもう普通の活動ができる。

三角筋の痛みをほぼ気にしなくてすんだ。1回目は痛みで寝返りも打てなかったが、今回は左を下にしても上にしても、体を動かす時に痛みを感じる程度で、直接圧迫しないなど痛くない姿勢をとれば問題なく横になれて楽だった。

9日、7時過ぎに起床。37.5℃。まだ熱が下がりきっていないことに驚くも、もうしばらくすれば下がると判断して出勤。10時30分ごろの検温で36.5℃、平熱を確認。その後、再び発熱することはなかった。

ワクチン接種2回目の感想は発熱に尽きる。ほぼ丸一日高熱に苦しめられ、予想した以上に消耗した。正直、副反応をなめていた。ここまで苦しむことになろうとは予想だにしていなかった。

2021年9月15日水曜日

『まんがタイムきらら』2021年10月号

 『まんがタイムきらら』2021年10月号、昨日の続きです。

『推しごとびより』

皆で街に出たところ、ロゼのふたりと遭遇。こっそり後をつけてカフェに潜入するのはいいのだけど、会話を盗み聞くまではいかないんだ。ゆず湯先生のアテレコしてみます! 宣言の頼もしさ。いや、頼もしいかな。ともあれ女ふたりの修羅場トークを捏造してたら、ふたりに思いっきり気づかれてしまった。そんな中、ひとりマイペースの心町がいいですね。柚葉渾身のアテレコもまるで聞いちゃいなかった!

今回はロゼのふたりがどうしてコンビを組むにいたったか。それが語られて、ネットで音楽活動をしていたましろと、同じくダンス動画を公開していた茜。ふたり意気投合して、ユニットを組んでアイドルをやってほしい、茜がましろに働きかけたんですね。

当初、方向性が違うからと乗り気でなかったましろを自分のダンスで説き伏せ、そして語られる茜の思い、目的。と、ここで次回に続くわけですが、こうしてロゼのバックグラウンドが掘り下げられることで、ただライバルや先輩アイドルというだけではない存在感を示してきそうですね。

さてところで、やっぱりずっとマイペースだった心町。同じCDが5枚あるから1枚あげるよ! って、おかしい! いろいろおかしい! ほんと、この揺るぎなさ、つい口元がほころぶ面白さでした。

My Private D☆V

『はなまるスキップ』のみくるんです。

D☆Vポイントは「大きいYシャツを1枚着てる女子」。ぶかぶかのシャツがとてもかわいいとのコメントも添えられて、しかしこれ、自分の丈にあわないシャツというのが意味深。そういうストーリー? この情景にいたる経緯いろいろを想像できる余地があるというのもポイントなのではないかって思ったりしましたよ。

漫画では理解するよりも感性で乗り切れ、みたいな勢いのよさ感じさせる作風が印象的ですが、こうして萌えポイント、Kawaiiポイントを提示するとなると、オーソドックスな見せ方、安心と安定の描写が素直な共感引き起こしてくれますね。これもまた本編とは違った、考えるよりはやく感じ取れる、シンプルで広範に素早く浸透する、そんな強さを感じます。

2021年9月14日火曜日

『まんがタイムきらら』2021年10月号

 『まんがタイムきらら』2021年10月号、昨日の続きです。

『そらコミュニケーション』

そらたちの周辺に出没していた謎の人物。ついにその姿を明らかにしましたよ。と、それはいいんですが、まさかそれで目的からせんりの両親の消息についてまで一気にまるごとクリアされるとは予想外で、いやあ、ずっと謎の人物のこと、せんりの両親のどちらかとか思っていましたからさ、なるほど直接的にせんりに関与するのではなく、この謎のきつね少年、カペラを仲介することでメッセージやらプレゼントやら、いろいろせんりに働きかけていたというのですね。

しかしここで明らかになったカペラ、ひいてはその雇い主の目的。地球におけるそらのボディであるヒューマノイド、その情報を欲しているというのですね。様々なデータを収集し、さらには本体の確保まで画策!? だとしたら、そらはどうなるの!?

って、まあ生体としての本体は母性にあるはずだから、そっちに戻ればいいわけだけど、地球での滞在は終わっちゃうのかな……?

でもこれ、そらのヒューマノイドボディを確保するより、千十星に新規作成を依頼するなりした方がよくなくない!? なんて思ったりして、ええ、カペラさんや、ここは正攻法で取り引きなさるとよろしいのでは? いや、今後どういう展開していくのか、ここはまずは見守りましょう。

『ぎんしお少々』

もっとたくさん撮りたい! いいですね、前向きですね、貪欲ですよ。もゆると鈴がふたりして、さらに写真を撮りたい欲求をつのらせているのですが、すずの方はまあ解決しやすいですよね。使い切りカメラ。数を調達してもいいし36枚撮りを選んでもいい。問題はもゆるですよ。なんてったってあのトイカメラ、120サイズでしょう? フィルムがでかい! 値段も高い! 現像だって高い! なのに一本で撮れるの12枚! ってハードすぎるよ。しかももゆるがいうには、悪いと半分がちゃんと写ってない。マジか……。ベリーハードすぎるよ……。

ホルガって35mmフィルム用アタッチメントとかあるんですか! 知らんかった。というか、若葉谷さんもすごいな。カメラの裏蓋の謎、それを聞いたら教えてくれた、って、よう調べられたな! 枠のパーツってことは、これ、フレームマスク? 6 * 6から6 * 4.5にすることで撮影枚数を増やすってこと? でもこれ写真のアスペクト比が変わるから仕上りの雰囲気が違ってきますよね。ということは、その異なる雰囲気をどうもゆるが評価するか、みたいなのも見られるのかな?

というか、この漫画、あかーん! どうしても写真とかカメラのことばっかり書いてしまう。今回だったら若葉谷さんの友達観とか重要そうな描写もたくさんあったのに、まほろのもゆるに対する屈折した感情とか、見どころたくさんあったろうに、どうしてもわかりやすく興味の向きやすい写真のことばかり書いてしまう。もっと、ほら、こう、人の気持ちの機微とか、そういうのがこの漫画の面白みで、見るべきところであろうのに、しろのホルガに対する感想なんかもそうだったでしょう!?

でも、カメラのこと、やっぱり気になるんですよ。35mmアタッチメントつけた場合、6 * 6の画角の中央部分だけがフィルムに残るわけでしょう? ということは周辺光量落ちとかピントの甘さが醸し出すこのカメラ独特の味は減っちゃうよねえ……? みたいなこと!

いやもうほんと、気になる。すごく気になる。それでできてきた写真を見てもゆるがどんな評価をするのか、もゆるの写真観、求めている味など、そういう個性やら指向やら嗜好が見えてくるじゃないですか。もう、ほんと、もゆるにはいろいろ試してもらいたい。それでその感想を、なにがより好きだとか言葉にして欲しい。

ああ、自分はカメラや写真を通してもゆるという人を知りたいのかも知れません。

2021年9月13日月曜日

『まんがタイムきらら』2021年10月号

 『まんがタイムきらら』2021年10月号、先日の続きです。

『むすんで、つないで。』

大変だ、つなぐ。学校では目立たず大人しく、ただただ普通に見えるよう振る舞ってきたつもりだったのに、なぜか皆から憧れられるようになっていた。そのことを七色から知らされても、どうにも信じられない。確かに遠巻きにしてこそこそ話す子たちがいるけど、ぱっと見るとさっと目をそらされる。それ、憧れられてる? むしろ嫌われてるのでは?

一瞬そした思いがよぎるも、すぐさま前向きに捉えなおそうとするの、つなぐの美点だと思う。そうした性質がなんだかんだで人から好意的な評価をされる結果に繋がってたりするんじゃないかなあ。ともあれ、知らずに普通にやってきた昔のつなぐとはもう違ってしまいました。今のつなぐは、自分が学校内で憧れを集める、そんな特別な生徒であると知っている。

じゃあ、ここでつなぐ、その憧れの君を演じることになるの!? あかん、無理しちゃいかんよ、つなぐさん。ほんと、皆のイメージなんて気にせずに、あなたはあなたのまま、あなたらしくいればいいのよ。でも、そうしたアドバイスくれる人はここにはいない!

ほんと、どうするんだろう、つなぐ。なんか大きな失敗しそうでハラハラですよ。

『えるくえすと!』

えるたち、せっかく服を買ったのに、普段はフル装備で生活してるんですね。

さて今回はそんなえるたち異世界組が雑誌を買いに書店にいきます。店までの地図と雑誌の特徴をまとめてもらって、いざおつかいに出かけるのですが、あっちでこっちで誘惑! 書店についても誘惑! 興味があっちへこっちへと向かうのが面白かった。それぞれに興味あるものが違うのがね、この子たちがなにを好きなのか、どういう子なのかというのをよく知らせてくれました。

ちゃんと文字が読めるようになってるの便利ですよね。セリは料理本に、ルチアは少女漫画に興味を持って、そしてエルはというと恐竜の図鑑! そうか、ドラゴンと思ったか。ほんとそれぞれの興味、個性が面白い。というか、ルチアたくさん買ったなあ! あの試し読み小冊子でがっつり興味を持っていかれてるの、わかるわ! ほんとみんな書店でいい出会いに恵まれたようですね。

この子たちのおつかいクエスト、見事に達成、はいいんだけど思いっきり寄り道しちゃうところ。これ、JRPGっぽいよなあって思う。発生したおつかいクエスト、達成を引き伸ばしてあちらこちらに寄り道しがちじゃないですか。そんなあるある感もともなって、なんだか共感してしまう。そんな気持ちの近しさもよかったですよ。

『ほぐして癒衣さん。』

癒衣さんと夏鈴が密着してるところを目撃した富美子。ふたりを誘って居酒屋にいくんですけど、癒衣さん、妙に富美子に対して距離あるの、これこの人の自然体って考えていいのかな!?

ともあれ、癒衣の富美子への当たりの強さ? これ同期ゆえの、なじみがあるゆえの遠慮のなさなのか、それともやっぱり富美子が距離置かれてるだけなのか。制作サイドと営業サイドの距離感の話出てましたけど、基本的なスタンスがまったく違うんだね。営業の人たちの、ええとなんと表現したらいいのだろう、悪い表現しか出てこないな、ええと、ええと、そうそう社交性に溢れた感じと、そういうのがとにかく好きじゃない制作サイド。うん、自分も制作サイドのスタンスだ。

富美子から語られる癒衣の人となり。でもそれは夏鈴の知る癒衣とは違っているというの、これは夏鈴が癒衣にとっての特別だからなんだろうか。人によって態度変えるとかは普通よ、夏鈴さん。でもそれがなぜ夏鈴なのだろう。実際、ここで人によって態度を違える癒衣の実例が提示されるの面白くて、富美子に対してと夏鈴とでは表情から違うやないですか! ほんと、これ、富美子がちょっとこじれるのもわかる気がする。でも、好意を素直に表現できない、気持ちを妙にトゲトゲした態度で覆い隠してしまう、そんな富美子も悪いんじゃないかなあ。あなた、苦手にされてるのよ。

でも、夏鈴の助け船もあって、富美子、癒衣とハグをする機会を得るんですよ。よかったね、そう思うも、しあわせいっぱいの富美子と、あまりお気に召さなかった癒衣とのギャップ、申し訳ないけど面白かった。

で、こうした酔っ払いの奇行にも慣れてる店員さん! ほんと、酔っ払い、大変よね。でも、酔ったからこそ素直になれることもある。富美子には酔い程度ではまだまだ崩せぬ理性の壁があるっぽいですけど、夏鈴とふたりきりになった癒衣はずいぶんと和らかく、自分の希望、気持ちもあらわにしてね、ええ、こうしたところ、富美子の良サポートだったのでは!? なんて思わされて、ほんと富美子よ、不憫なお嬢さんです。

2021年9月12日日曜日

今日も休みます

今日も休みます。

2021年9月11日土曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2021年9月10日金曜日

『まんがタイムきらら』2021年10月号

 『まんがタイムきらら』2021年10月号、昨日の続きです。

『星屑テレパス』

ずっと遥乃の抱えていた苦しさ、それが明らかになりましたね。

ふたたび学校にこなくなってしまった瞬を訪ねた3人。そこで見せた遥乃の表情に陰りを感じ、真っ向から向かっていくのがユウという子なんですね。

すかさずおでこぱしーを敢行。ちゃんとおでこぱしーするのはこれが初めて、その意味するところ。ずっと本当の気持ちを隠してきた遥乃だけれど、今日はその本心に触れることができた。迷いがある、不安がある、自分はここにいるべきじゃないって、そう思っている……。

今回明らかになった遥乃の不安や怖れ。それをどう克服するのか、勇気づけたらいいのか。そこで、一足先に落ち込んだ状態から回復していた海果が自分の思いを洗いざらい打ち明けるようにして、遥乃の不安に寄り添い、遥乃のずっと怖れていたこと、それは心配しなくてもいいことだったんだって、その思いでもって伝えてみせたところ、感動的でありました。

数回前に描かれた海果の落ち込みと、そこからの回復。それは、挫折から立ち直って強くなったこの子が、同じく打ち拉がれる友達のために強さを分け与えるために必要なプロセスだったんだ。そんなことを思いました。

根っから明るいユウと、強さを身につけた海果と、三人が一緒になって自分たちの気持ちを溢れんばかりにしてひたいを寄せ合うくだりの、楽しくて、そしてその明るさがいじらしくかつ頼もしくて、本当にいい回だったと思います。

いずれはこうした気持ちが瞬にも届けばいい。そう思われてならないですね。

『けいおん!Shuffle』

おやおや、扉の3人、新キャラですかい!? と思ったら、紫たちか! いつもと違う風体で登場!? なんとまあ、イメチェンですか?

と思ったら、マジイメチェンでしたよ。ただし扉は誇大表現です。

新入生が入って気合いが入ってる楓に真帆が面白い。いつも寝坊の楓が紫のこと起こしにやってくるんですよ。それも飛びっきりの笑顔じゃあないですか。すごいな。ここまでテンション高い楓ってこれまで描かれたことありましたっけ? でもって学校についたら、真帆がえらい勢いなの。ふたりのやる気に振り回されてる紫のまあ面白いこと。照れる真帆の必死の否定の風力で、紫ボサボサになっとんのな。あの顔、素直になりなよの言葉、めちゃくちゃ面白い。これ、名場面としてずっと記憶されることでしょう。

一年生のリサ。物怖じしないこの子がですね、なんで先輩たちはファッションを楽しまないのかって。とりわけ楓のこと、もっとかわいくなれそうなのにって、髪いじります、そしたら真帆がえらいこと荒れて、必死で止める紫の面白いこと。この漫画、ほんと、紫が一番の常識人だもんだから、いらぬ苦労を背負わされてる、そんなとこあってめちゃくちゃ面白いです。

かくしてかわいくなった楓。それ見て、かわいいと思いつつ、リサに変えられるなんて屈辱、複雑な心境に揺れる真帆、というかその後ろでめんどくせえっていってる紫がめちゃくちゃ面白い。今回はむしろ前に出てこない紫がいい味出してますね。

あそうそう、蘭花のギター、テレだ! いいよねえ、テレ。色は黒。ハードな見た目が好きなのかな? とか思ったらそうじゃなく、色合い的に冒険できないから黒。無難だからってこと!? これで共感ゲージあげてる紫に真帆がこれまた面白かったです。

蘭花に懐かれ浮かれる真帆。熱に浮かされたように下級生可愛いねと口走る彼女に、多重人格なの? えらいことゆうてる紫が面白い。でもってラストは、髪型再現できなくて泣いてる楓に直面する紫とくるんですが、ほんと今回は紫、あっちでこっちでサポートしたりと縁の下の力持ち的活躍が光っていました。個性強めの真帆と、そこまでじゃないけど楓。このふたりの味を引き出すの、それは紫なのかも知れませんね。

『スロウスタート』

花名が中学の頃、ちょっとだけ同級生だった億果実さんと一緒にお出掛けします。

爽井沢の先輩である花名にこの街のこと教えてほしい、そういわれていっぱいいっぱいになる花名! ネット検索して急遽調達した知識でもって観光ロボット化するのがおかしくて、ここにこの子の真面目なんだけど融通とかきかない不器用さが見えちゃいますよね。リラックスというか、自然体でいればね、自然とおいしいジェラート屋さんのこと教えられたりするんですよ。しっかりしないと! ちゃんとしないと! そういう気持ちが強すぎて、自分のよさを抑えちゃうっぽいですね。いやもう、普通に、自然にしてれば大丈夫なのになあ。

ジェラート屋の案内してる時に、花名がふと気づくんですね。果実が皆のこと呼ぶとき、冠ちゃん、たまちゃん、一之瀬さん。栄依子ちゃん、でもって一之瀬さん。

ここでちょっと寂しく思う花名がいじらしくって、自分だけ名字なの? そういわれた時の果実の表情がまた! ええ、本当はこの子も名前で呼びあいたかったのだね。一気にふたり前のめりになって、はなちゃんって、かさねちゃんって呼びあうところ、これはよかったなあ。まあ、すぐに一之瀬さんって名字で呼ばれて花名はふくれちゃうんですけど。

ふたり、中学の時は少ししか一緒にいられなかったわけだけれど、高校ではずっといられるのか、そうしたこと確かめる花名もよかったです。これから一緒に過ごせる時間を持てるか、それを知りたいという気持ちが嬉しくて、さらにはその先、将来のこと進路のことにまで思いが広がっていくところにも、この子たちの気持ちのすっかり打ち解けて、響きあうようにしてどんどん心を伸びやかに、自由になっていく様が見てとれて素晴しかったです。

いつかの、浪人していたことがバレた時の花名はすごく大変で、見るだにつらいものありましたけど、あの大変さを乗り越えた今、ここまでしあわせそうな笑顔を見せてくれるのですから、本当によかったなあと思います。むしろ隠しごともなく、うしろめたさもなく、素直に、ありのままでいられる、そのあり方がこの子にはとても似合っているのでしょうね。

2021年9月9日木曜日

『まんがタイムきらら』2021年10月号

 『まんがタイムきらら』2021年10月号、発売されました。表紙は『星屑テレパス』。海果、ユウ、遥乃の三人が、本に埋もれるようにして横になっているのが面白い。ユウが涙浮かべて目をこすってるのは、これ、眠たいからだな? 調べものでしょうか。揃いの生地の、でもちょっとずつデザインの違っている衣装が可愛くていいですね。三人、頭を揃えてるその様子に、仲のよさ、繋がる気持ちといったもの感じさせてくれるのがとてもいい。ああ、いつかはここに瞬も加わればいいなって思います。

今月は新規ゲストが4本です。

『ゆりっと♡かんちがい』

この強引さ、嫌いじゃないですよ。

友達を作れずにいた転校生、野々下が友達を作ろうと頑張る話なんですけど、なぜかつきあうつきあわないって話になってしまうというのがおかしくて、いやいや、どんどん誤解深まるなあ! 親切にしてくれた七海さんに、友達になってください、そういおうとしたところ、緊張のあまり周囲の会話に影響されて、つきあってくださいなんていっちゃった。しかも本人、その間違いに気がついてない。

つきあうのは無理、友達ならという言葉に喜んだ野々下。野々下としてはこれでもう目標達成してるんだけど、七海から見た状況はまるで違ってるというのが面白かったです。野々下の言動もろもろから、なんとしても友達以上になろう、つきあおう、そうした意図を読み取ってしまって、誤解なんだけどなあ、それでもなんだかいい雰囲気になるのもおかしくて、で、誤解の果てに野々下のことなにがあっても諦めないおばけメンタルと評価するにいたる。

ちょっと強引な展開ではあるんだけど、最初にいったように嫌いじゃない。むしろ、この方向性でがんがん突き進んでほしい。野々下がどれだけ天然に七海にアプローチするか、その面白さこそに魅力を感じたものだから、どんなにアクロバチックな展開がきたとしてもウェルカムです。

『Vドルあーかいぶ!』

会話のテンポがよくって、そこかしこに面白みを盛り込んでくるのがうまいですね。よくわからないままバーチャルアイドルを目指そうとした日ノ河リコが、たまたま知ってたバーチャルアイドルの中身とほんとにほんとの偶然で出会えてしまった。その時のセリフ、「今日が命日だ」、これがまさかの殺害予告と思われるとかね、ちょっとのやりとりに思わず笑いを誘われて、これはいける、実感をともにそう思わされたのでした。

基本対話で展開していく感じですね。最初にリコ、元気ポジティブキャラがひとりでいろいろやってる時から、註釈がツッコミ入れていたりしましたが、クールキャラ、神木ふゆが加わったらそうしたツッコミも自然と対話の中に出てくるようになって、けどこのノリが一番生きてきたのはツンデレキャラ、来栖川絵美も加わって三人で話すようになった時だったと感じます。

リコと絵美がわあわあやってるところに、対話外からふゆがツッコミを入れてくる。1対1のやりとりから、外から眺める視点も加わることで、ツッコミのバリエーションが増え、テンポの面でも、指摘の内容の面でも、より自由になってると感じたんですね。短いスパンでのツッコミが四コマの流れを引き締めながら、最後の落ちとなる強いツッコミまでを飽きさせない。この退屈させない刺激的、魅力的な対話は強みだなあって思ったのでした。

ずいぶん昔ですが、対話のおかしみが光る作家がいらっしゃって、それがまた面白かった。きらら誌には軽妙な会話の面白さを受け入れる、求めている層がかつてはあって、そして今も間違いなくいると思っているので、こうした作風は実際いけそうに思います。

『桜色プルーフ』

推理ものは珍しいですね。でもって、面白かったです。推理ものとは知らずに読みはじめて、途中、学校内で起こった小さな事件の顛末を追うくだりで、ああ、これ推理ものだ。気づいてからは、読んでいるこちらも頭の回転が上がり出した感があって、謎を知りたいという欲求と、謎解き役の図書委員、桜庭のキャラの立て方のうまさに、ぐーっと引き込まれるようにして読みました。

桜庭来実、物静かで読書が好きな女の子。甘いお菓子が好きで、読書中、頭を使っていると脳が糖分を欲するタイプなのだそう。思えばこの冒頭にいろいろヒントがありますよね。そうか、桜庭の姉は推理作家なんだ。この子が姉の薫陶を受けていたとすると、残された証拠をもとに推理し事件を解決に導くことに素養のあるのもうなづけるように思えます。

桜庭を学内事件の捜査に引き込んだのは、ジャーナリストを自称する南宮一穂。この子、たまたま図書室に調べものしにきたわけじゃなく、お菓子で釣れる図書委員がいるという事前情報を得てやってきてたというんだから、第一印象よりもずっとやり手っぽいですね。だって、最初は人の話を聞かない、自分の興味に猪突猛進、軽挙妄動の落ち着かない系女子だと思ったじゃん。

当初の聞き込みで得られた情報をもとに学内新聞を調べにくるとかね、アプローチとしては正統派。で、甘党図書委員を懐柔すべくお菓子を用意して、ここぞという時に手札として切ってくる。ほら、有能だ。で、この漫画の人物関係。捜査する人と推理する人、その関係性もいい感じに揃ってるように感じられて、事件を捜査するレストレードがホームズに事件を持ち込む、波越警部が明智小五郎に……、といった具合に、役者が揃っている感がしたのです。

桜庭のキャラの立て方といっていました。これ、当初は事件の捜査に乗り気でなかった桜庭が、現場の調査や聞き込みから得られた情報を頭の中で組み立てはじめるでしょう。その際、脳が糖分を欲する。探偵が思考するモードに入ったことを明示するギミックとしてのお菓子の使い方のうまさ。そして繋がっていく証拠と証拠が導き出す結論。この見せ方はスムーズで、スリリングで、面白かった。

私はこの漫画、気に入りました。続きが読みたい。ゲスト分だけでまだ残り3話あるんですか? それは嬉しい。ええ、楽しみが増えましたよ。

『三毛猫アイスクリーム』

これからはじまる物語、その冒頭といった感じ。さらに続くものに期待がふくらむお話でした。

ここに登場するのは人の姿に描かれた猫たちなんですね。主人公は、あ、名前が出てきてないな? コミュニケーションが苦手で猫集会への参加もためらわれる、そんな内気な子。猫の中にも建前みたいのがあるのか。好きにしていいといいながら暗黙のルールに縛られている、そんな猫社会に溶け込めずにいるこの子が、もしかしたら友達になれそうな子たちと知りあって、さらには仲を深めていくこともできるかも知れない!

そんな予感をさせた第1話、いや連続ゲストではないのか……。ともあれ、これは続きを読まないではおられない。そんな感じが強いですよ。

ひとりでいる主人公に声をかけてくれた小夏。元気でちょっと強引な子。あの、柵の上をたたっと楽しそうに走ってる様子とか、すごくチャーミングで、この小夏という子の個性をよく表現していたと思います。とにかく活発、楽しいことが好きなんだな。あとずっとニコニコしてたね、この子。

もうひとりの猫の子、こちらはまた個性ががらりと違って、自称アメリア、皆からはみぃたんって呼ばれてるの? ちょっと気難しそうな子なんですけど、リボンをあっちこっちにたくさんつけてて、おしゃれさん? ちょっと怒りっぽくも感じるけど、心底気分を害したりはしてない模様、むしろ自分からネタにのっていったりもする、そんな柔軟さがある? きっちりしているおしゃまさん。この子のキャラクターいいですね。申し訳ないけど好きなタイプです。

さて、こうして登場人物3人が出揃って、それぞれどんな子なのか紹介がされて、最後に一端別れた主人公の子と小夏、みぃたんが再び出会う。さあ、いよいよここからが本番だ! といったところで終了じゃあ、あまりにも殺生というものでありますよ。続き、続きの枠をお願いしますよ。本気でそう思います。

2021年9月8日水曜日

『まんがタイム』2021年10月号

 『まんがタイム』2021年10月号、昨日の続きです。

『お天気おねえさんの晴れ舞台』

琴音、いい感じに評価されているようですよ。収録をしていたらたくさんの人から声をかけられるし、ご近所さんのお孫さんが琴音のお天気が好きで雲に興味を持つようになったとか、これまでの頑張りがいよいよ報われてきている、そんな実感あるんですね。

幼馴染みのタケちゃんの畑での収録も、タケちゃんがしどろもどろなのに対して琴音は緊張なく自然に話せてて、それをタケちゃんのお母さんからいわれた時に、いっぱい失敗して練習したからって答えてる。ええ、最初からできたわけじゃない。たくさん失敗して、それを克服してきたんだ。その積み重ねがまた琴音の自信になっているように思います。

さて、このところ琴音は気象予報士の試験のために頑張ってきたわけですが、手応えありだそうですよ! ただタケちゃんがいうには、琴音の手応えはあてにならない。ああ、こうやってくさしちゃうの、好きだからこそなんだろうけど、それは失策ですよ、タケちゃん。それまでニコニコだった琴音がえらいこと追い詰められて、いやでも今度こそは大丈夫かい?

試験結果の発表を生放送でやろう、えらい提案を受けてしまった琴音ですが、これが琴音にとってよくなるかどうなのか。受かってるといいなあ。琴音の可能性が広がる。それはまたこの漫画の面白さにつながってくると思うのです。

『瀬戸際女優!白石さん』

医師を演じることになった白石。見た目にもかっこいい! しかも手際がいいと褒められて、これ舎弟のケガの処置で鍛えられていたから? なにが役にたつかわかりませんな。

熱を出してしまった真島監督を白石が看病します。いつもは憎まれ口ばかりきいてる監督なのに、弱ってるからかおそろしく素直で、おおう少年みたいじゃないか! 真島の殊勝さが白石に直撃してるのが最高に面白くて、そしてここからの展開、白石の痛み根性理論とか、さらには監督に乞われて見せた芝居の稽古。その内容が弱った真島にダメージ与えちゃうの、ほんとに面白かったです。

しかし今回は白石のかいがいしく看病するところ、おかゆからおかずの作り置きまで、本当に献身的で、こうしたところにこの人の情の深さ見てとれる。本当、素敵な人だと思うのですよ。

『良倉先生の承認欲求』

文化祭二日目にして古岩が開眼しています。SNS映えスポットにて写真を撮る際にかける言葉が大好評。可愛らしいだ妖精のようだ、歯の浮くような台詞を臆面もなく繰り出すのですが、その時の表情がキラキラしてるのね! 完全に好青年モード。同年代の女子からも年配のマダムからも喜ばれていて、ついでに先生も評価される。

写真部の部員たちが先生のこと考えて動いてくれてたの、これが嬉しかったです。生徒指導の印象が強くて怖がられたり煙たがられたりしている、そんな先生のよさを皆に知ってもらいたい。先生の印象も変わってくるかもと、水元発案で映えスポットを地道に宣伝してくれていたんですね。そのこと聞かされて嬉しい良倉。ニコニコ笑顔で差し入れ持ってくるんですが、それそれ、いつもそうやってたらよろしいのに! この人はこの人で不器用な人ですよね。

そして古岩部長。星畑の気持ちに肉薄!? 文化祭の好青年モードで星畑をドキッとさせて、いやこのコマの星畑、めちゃくちゃ可愛いよね。でもうまくいけば気持ちも伝えられたかも知れないのに、残念、なかなかなんでもかんでもうまくはいかんものですね。

かくして写真部はギャラクシー映え賞を受賞。良倉的にも満足の結果だったのでしょうか。対して、熱かなんかに浮かされたように愛想ふりまいていた古岩の、冷静になってからの後悔! ああ、今回は古岩が全部持っていった感がありますよ。恥ずかしがりまくる古岩、もうめちゃくちゃに可愛い。今回のヒロインは部長ですね! ええ、素晴しい活躍でした。

2021年9月7日火曜日

『まんがタイム』2021年10月号

 『まんがタイム』2021年10月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』。あーんと栗ごはんを食べようとしている様子が描かれて、ああ、ほんとおいしそうだ。テーマは秋の味覚ですね。『花丸町の花むすび』花子は、サンマの着ぐるみ着て両手に焼きサンマ装備ですよ。これ、らいかが見たら絶対に自分でも着たがりそうだなあ。そして『お天気おねえさんの晴れ舞台』琴音が表紙に登場です。手にリンゴを盛ったバスケット抱えまして、ああ赤が元気なこの子によく似合っています! 『この契約は恋まで届きますか?』の掲載告知カットもございます。

今月は新規ゲストが1本です。

『この契約は恋まで届きますか?』

ストレス発散で編み物やってる野田千尋。名前から勘違いされがちだけど27歳男子。仕事やなんやでストレスかかると、編み物で即解消していくの、結構いいメンタルヘルス対策だよなあ。完成したあみぐるみをSNSにも公開しちゃったりして、そうしたらちょぼちょぼいいねもついて、さらにはフォロワーさんからも好意的なリプライもらったりなんかもして、どこかの先生みたく承認欲求の奴隷までいかず、ほどほどに、常識的にSNSと付きあってるの、バランス感覚あるようで大変よいのではないでしょうか!

さて、職場で気になる女性、八千代さん。見た目ちんまりしてて大変可愛い人なんだけど、大変クール、有り体にいうと愛想が悪い。普通ならお近付きになる機会などなかったふたりだったんだけど、母親の強襲を受け急ぎ部屋を片付けるべく頼った家事代行サービス。なんと派遣されてきたのがその八千代さんだったっていうんですね。

なにか金銭的な問題でも抱えてるのでしょうか? ダブルワークしてまでお金を貯めないといけない理由がある? こうした謎がキャラクターにも物語にもひっかかりを作って、なぜだろう、知りたい、そんな気持ちをかきたててくれますね。そして加えて、こちらは予想どおりではあったんですが、なんとこの八千代さんがいつもコメントくれるフォロワーさん!

うっかり片付け忘れてたあみぐるみを見て気づいてくれた。さらには手芸を教えてほしいと!

手芸を教えるかわりに家事をやってくれる。そうした契約が結ばれて、でも千尋はあわよくばを狙ってますよね!? この思惑、はたして伸るのか反るのか、なかなか面白い前提を作ってきていい感じ。でもさあまずはそのあみぐるみをプレゼントするところからはじめればいいんじゃないかな!? このへん、千尋は気が利かない系男子の予感がします。

『茨城ってどこにあるんですか?』

今回の取材先は霞ヶ浦。日本2位の面積を誇る湖であるわけですが、なんと水際線の長さは琵琶湖を超えるんだ。あの手この手で日本一になろうとするの、めっちゃ気持ちわかる。これもまたひとつの郷土愛ってやつですよね。で、深さとなると霞ヶ浦、最大で7メートルちょいなんだ。400メートル超えてくる田沢湖がすごいなあ。これ、どんな地形なんだろう。

今回のメインとなるトピックは帆引き船。昔はこれで漁をやっていたんだ。この船の出現で、20人必要としていた労力を2人でまかなえるようになったというの、すごいな、ちょっとした革命だ。たとえ今は漁に使われなくなったとしても、こうして現在も保存されている理由、わかりますよね。見た目の美しさもある。観光の目玉として活躍している。けどそれだけでなく、この地域を育て発展させてきた立役者、誇りのようなものがあるのかも知れません。

さて、今回は船上のシーンが多かったわけですが、デッキで風に吹かれている森戸がめちゃくちゃいいですね! でもって鈴子先輩のぼふっ! 多恵、そこまで感動するんかい? いやほんと、こういうやりとりもまた楽しくていいんですよ。

『秘密のお姉さん養成ノート』

今回のテーマはストッキング! カフェで見掛けて美脚に意識まるごと持っていかれた蛍の熱い語りが唐突に主任を襲う! いやもう、この熱意、このテンション。これは君が女子だから許されてるんであって、我々が同じようなこといったりやったりしたら警察沙汰やからね? ほんと、かなりヤバめの橋を渡ってらっしゃるのよ、あなた?

さて今回、めっちゃ意外だったのが主任でしたよ。ストッキングへの思い入れについて聞かれた主任が、びっくりするくらい大量にしゃべるの! ああ、これ仕事柄だなあ。ブライダルの仕事となるとストッキングは切るに切れない。長年仕事を続けていればあれこれノウハウやら注意事項やらトラブルの経験やらも溜まってくるわけで、それがもう怒涛のように! ほんと、このレクチャー、はたして蛍はあまさずメモできたのか。もうほんと予想外の面白さでした。

今回の蛍のお試し。網タイツを試してみたら、指が変なとこ入ってちぎれそうに痛い! って、そんなことになったりするもんなん!? これ、ストッキングの下になにか薄手の靴下はくとかせんといかんのかい!? いや、それやってもなる時はなりそうだ。いやほんと、笑顔で痛みに耐える蛍。無理するな! って思うけど、それでも憧れに手を伸ばしたくなるものなんですね。

健気な子じゃないですか!

『テレパス皆葉と読めない彼女』

このところ重めの話が続いたからか、あるいは紆余曲折やアップダウン多めだったからか、今回は楽しさ重視のエピソード。

ある冬の日、雪が積もりました! それで喜ぶ皆葉の妹たち。兄の友達も呼び出して、全員で雪合戦をしようっていうんですね。兄貴相手だとちょっとつまらない。寒がり、本気でやってくれない、しかも心が読めるから投げても当たらない!

兄さん、加減するところが間違ってるよ! ちょい本気出して投げて、かつちゃんと当たってあげよう!

今回の超能力雪合戦、めちゃくちゃ面白い。あの、めっちゃわくわくしてキラキラしてる澄花が最高ですよね。そういえばこの子、以前の超能力トランプでもノリノリでした。ほんと、あの時も面白かったし、今回もすごくよかった。でもって、澄花が見事に勝っちゃうのね! 皆葉の能力を活用しつつ、前線には自分が立つというところ。この子の性格がよくよく見えて素晴しいわ! またエンジョイしまくってる様子が本当に生き生きとして素敵でありました。

そして今回のラスト。手が冷えてしまった澄花ですよ。暖をとる口実で皆葉の手に触れたその手を、すぐさまに握りかえすんだ皆葉! いやもう、ふたりもうすっかりこれまでとは違う行動見せてくれて、ああ、先に進みましたね。ええ、ふたりこうして歩みを進めていくのですね。実に眩しい光景でした。

2021年9月5日日曜日

『まんがタウン』2021年10月号

 『まんがタウン』2021年10月号、一昨日の続きです。

『食欲しか勝たん!』

連載に昇格しましたね。3人組アイドルの赤色担当相守こころは、ふとなにかが気になると、その瞬間食べ物を連想、そっちばかりに意識が向いちゃうタイプの食欲系女子。でも皆には内緒、メンバーにも内緒。とにかく隠し通しているんだけど、それが意図せず内気で守りたい系アイドル、こころんのバリューを高めちゃうってのが面白いんですね。

さて今回の食べ物はというと、チャイナ要素取り入れた新衣装、パフスリーブの膨らみにスカートのプリーツがこころの意識に餃子を呼び起こした! そこから餃子に意識を支配されたこころん、なんとかステージは成功させたものの、歌ってる間、頭の中はずっと餃子! 餃子!

かくしてライブを終えたら、ひとり餃子パーティーに突入。いやもうね、これ、こころんの基本みたいになってますけど、今回はただ食べるだけで終わらなかったのがおかしくて、翌日は仕事がない、そう思ってたらまったくの勘違い。ラジオの仕事があったと気づいた時の、瞬間頭が真っ白になってるような描写、これが面白くって、ああ、こころん失敗したーっ!

大きな声でしゃべったらニンニクの臭いがただよっちゃう! というので口元に手をやって、小さな声でしゃべるんだけど、これ、緊張してるって思われて、またもバリューがあがるのね。ファンの守りたいゲージだな、そいつがグングンあがってるってのが目に見えるようで、これはファンの贔屓目なのか勘違いなのか、けれどこういう守りたいと思わせるのもこの子の特性で強みなんでしょうね。

『君と銀木犀に』

文化祭の劇、脚本を書いている葉介。その感想を求めるも、まるで頼りにならない愛子が面白い。だよなあ、わかんないよね? 戯曲とかもそうだけど、あれ、台本形式の物語を読んで評価するって、相当慣れてないと難しいですよ。いつもクールな愛子がですよ、えらいこと追い込まれてる風なのが面白くて、面白いとはいってくれるけどうめきながらってのが本当におかしい。でもこうして感想くれるの、ちゃんと読んでくれてるってことだよね? いい子ですよ。友達甲斐のある子ですよ。

さて葉介は泉を文化祭に誘いたい。でも泉は元気がなくて、一緒に映画をビデオで見た週末、泉が心の奥底をのぞかせてくれるんですね。父が再婚するという。それで元気がない。父と母の関係はなんだったのか。そんなふたりから生まれた自分はなんなのか。すごく落ち込んで、自分の価値にも、世界の確かさにも疑念が生じている、そんなくらいに気落ちしている。

そんな泉を見てなにか心に動くものあったみたいですね、葉介。その気持ちを台本にぶつけているのですが、それがどうした結果を生むのか。もしこの物語に込めた思いが泉に届いたら、それが泉を元気づけ、勇気づけるものとなったら。そんなことを思ってやみません。

2021年9月4日土曜日

『まんがホーム』2021年10月号

 『まんがホーム』2021年10月号、一昨日の続きです。

『座敷童子あんこ』

幸太の母からリングガールをやってほしいとお願いされたあんこ。リングガール? あのボクシングとかでラウンド数書かれたパネルもって歩くやつ? と思ったら、違った、違った、全然違う。なるほど、結婚式で新郎新婦に指輪を届けるあれですか。しかしあんこ、速攻拒否。その理由がまあ酷い。人のしあわせを見るのが嫌いだからってんですが、ほんとこの座敷童子は邪悪だなあ! と思ったら、そこに母がまた酷いこと畳み掛けてきて、いやもうこの漫画のこういう人の悪さというか、大好きですよ。

結婚式で洋装に着替えたあんこ。わりかし似合ってる! 普通の女の子に見えるよね、と思ったら、速攻ムキムキになっとるがね。ほんとにこういう食えない様子。めちゃくちゃ面白い。さらに調子崩してたあんこの劇的回復の理由とか、さらにもひとつ、披露宴の料理でも回復するのな! 教会が体質にあわんとかいってたの、やっぱりお前さん、邪悪な妖怪なのかい? とか思ってたのに、イケメン神父、おいしい料理で克服するの、ほんと、この底の知れなさ、得体の知れなさ。どうにもただものではありません。実際神隠しとかもやってたみたいですし、いやあまあやっぱり邪悪な妖怪なのかい、あんこ。少なくとも人畜無害なタイプでないですよね。

『歌詠みもみじ』

今回は結婚式の話。甥っ子の結婚報告がきっかけとなってもみじの両親の若かりし日の思い出が語られたわけですが、そうか、結婚式に乗り気だったの、むしろパパさんだったのか。ママさんはどっちかというと面倒がってパスしたいタイプ。うん、確かにこのママさんならこういう反応もわかる気がします。

でもね、いろいろ準備してるうちに気持ちも変わって、と思ったら、ぎりぎりまでエンジンかからんかったんか。それまではずっとパパさんがひとりで準備して、でもドレスだけはママさんがいないと決められませんよね。で、ドレス着てみたらがらりと気持ちが変わった! というか、ママさん、可愛いな。基本クールなこの人のうちにぽっと気持ちの火が灯る、その瞬間が見えた感じありました。

そして甥っ子の結婚式。今でもパパさん基本昔と変わってないのね! と思ったら甥っ子も同様で、似てる一族なんだな。そんな彼らを見守るママさん、素敵やなあ、とか思ってたら、ぐでんぐでんに酔ったパパさんの代理でスピーチ代読させられて、ああー、でも困ってるママさんもちょっと可愛かった。

ええ、今回はママさんの魅力がおおいに発揮されていました。いやもう、素敵なママさん。でもって、パパさん落ち着かない! いいとこなしだなあ! とは思うんですが、基本憎めない人、なんかほっとけない感じのおじさんですからね、なんか許されてる感がね、いいと思うんです。でも、ブーケの件では許してくれない、そんな人もいそうですよ。

『うちの秘書さま』

おおう、台風ですか。このところ、台風にしても雨にしてもどえらい降り、どえらい風で災害災害また災害って感じでしょう。怖いよねえ。ええ、この漫画でもどえらい台風がやってきたようで、はじめ、めっちゃ怖がってる。メイドたちも心配して、はじめも一緒に屋敷の見回り。で、ここでひとりなんの問題もなくしあわせそうに眠ってる七瀬! 肝が太いのだなあ。いやでも、これでこそらしいってな感じもあります。

庭師の田中さんがえらいくたびれた様子であらわれて、庭の小屋が吹き飛ばされた!? あの絵面、めちゃくちゃ面白いなあ。いや、本当にこんなことになってたら大災害で笑いごっちゃないですけど! なるほど小屋は無事、荒れた庭の片付けでくたびれたわけですね。

皆で一緒に庭の片付けをするというの、もちろん山田も加わるんですが、必死すぎて怖い! ほんと、山田、今回の一件もだけど、田中さんのことに一生懸命になるの、それ自体は悪いことではなくて、むしろ田中さんもちょっとずつ態度を和らげたりしてるんだけど、そのたびに過剰すぎる山田の言動がなあ! と思ったら、今回はちょっと違うパターンだ!

山田のことねぎらってくれた田中さんのその様子のあまりの可愛さに、山田大赤面! 走って逃げちゃったよ!

いやもう純情少年。なかなかうまくはいかんもんですなあ! こっちの用意がよくても向こうがよくない、向こうがよければこちらがまずい。ほんと、この行き違いの恋愛模様。はじめのそれとはまた違う苦労、紆余曲折がありそうです。