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『まんがタイムきらら』2026年9月号
『まんがタイムきらら』2026年9月号、昨日の続きです。
『しあわせ鳥見んぐ』
福島潟に到着です。雪の積もるなか、まずは野鳥の観察施設へ。そうしたら、オオヒシクイをモデルにしたキャラクター、クイクイがおでむかえ。えらいこと気にいる岬がかわいいんですね。
クイクイパネルとともに記念撮影。近くにいたお姉さんにシャッターをお願いしたところ、翼のこと、なにか気になるようで、中身はオオルリ? ルリビタキ? 謎のコメントを残して去っていったのでありました。
さっぱり状況がわかってない翼たちですけれど、これ、あれよ、声からトリさんの中身ってバレとるんよ。ということで、気になるこの人、おそらくは動画の熱心な視聴者。長文コメントくださるあの人と思われますよ。となると、俄然次の動画のコメントが楽しみになりますね。
福島潟を紹介するコーナーで、やたら大きな葉っぱ、オニバスが展示されています。子供くらいなら乗れるやつですよね。すずの背丈くらいある葉っぱ。さらにはヒシの実の展示もあって、そう、マキビシのもともとはこの実! 興奮してるすずが面白いんですけど、このヒシの実を食べるからヒシクイ。それが大きいからオオヒシクイ。実物大ぬいぐるみを翼が抱いてるんですけど、いやほんとでっかい。それが飛ぶってんですから、ほんとすごいですよね。
屋上の展望台でですね、オオヒシクイが見られるかとすずが望遠鏡を構えたところ、鳴き声とともに群をなして頭上を飛んでゆくオオヒシクイ。その姿に驚嘆しつつも感動するこの子たちの様子。ほんとう、鳥を見ること、その楽しみが伝わってくる。素敵な情景だったのですね。
『スロウスタート』
大変だ! 生徒会朝活にて、やくたいもない話に興じていたところに果実がやってきたのですが、泣きはらした目! な、なにがあったの!?
心配して駆け寄る花名に綴を差し置いて、たまてのもとへ向かう果実。選ばれなかったふたりが悲しみにくれるその眼前で、果実、たまてに報告するのです。
無事クリアしてエンディングを迎えました! 攻略対象は三女ちゃん。他メンバーを置き去りにして、ふたり盛り上がる果実とたまて。三女への愛を語る果実に、三女のかわいさを伝えんとそのセリフに仕草を真似してみせたたまてへの、まさかの仕打ち。果実ちゃん、あまりにガチすぎる。
ここからのくだりが、ほんとおもしろかった。三女推しとなってしまった果実。他の姉妹も攻略しないと、真エンドには到達できないといわれ、ここは心を鬼にしてプレイせねばならぬ局面。三女を裏切る苦悩。しかし真エンドのためには、義務としてでもプレイせねばなるまいと、めんどくさいことをとうとうと語る果実が尊い。いやほんと、これ、わかりますよね。きっと誰もが通ってきた道だと思うわけでありますよ。
とかいってた翌日。連日の夜更かしテンション、目のしたにクマ作って、ニヤリと笑う果実さん。口から出るのは、やっぱ長女さんだよね!!! って、三女ちゃんはどうした!
業の深い遊びをなさる果実たゃ。でも、こうして日々を楽しまれてること、まこと喜ばしいことであります。
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2026年8月11日火曜日
『まんがタイムきらら』2026年9月号
『まんがタイムきらら』2026年9月号、一昨日の続きです。
『となりの雪娘はよく溶ける』
ついに噂憑き研究部が活動開始です。でも、初日かららぶりーぷりん凛が欠席。そうか、学校ごと休んでるのか。そら、あんな変身からの変身解除、あんまりのことに恥ずかしさも極まれり。もともと人の目を気にしてた子だったから、あれだけの注目集めた日には、ダメージもさぞや大きかろう。
ということで、初日はみっこについて研究します。小さくなったみっこをいかに戻すか。これまでは大量の水を摂取していたわけですが、たくさん飲むのもけっこう大変。というので、飲む以外の方法を模索。鳴子がクーラーボックスを持ち込んで、水張って、ちびみっこを沈めるというのです。
でもさ、水につかるのはいいとしてもさ、蓋閉める必要ってあるんですか!? クーラーボックス、けっこう大きいの持ってきてますけど、ちびみっこにしたって無理があるサイズですよ!? それを、蓋閉めて、1分待ったら、もとのサイズになって出てくる!
結構快適とかいってますけど、体、どうやって収めてるの!? 謎なんですが、でもとりあえず、みっこの生態がまたひとつ明らかになりました!
どんな手段でもいいから、吸水させたらいいんですかね? だとしたら、先生の考えたように、こぼした水を吸い取らせてもオッケー? でもきれいな水じゃないと、なんか不純物混ざったりしそうですよね。
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2026年8月10日月曜日
『まんがタイム』2026年9月号
『まんがタイム』2026年9月号、一昨日の続きです。
『星月夜工業高校ルナ同好会~38万キロの奇跡~』
皆が無事進級。新入生も入ってきて、先輩になりました。けれどひかりは1年生と間違われておかんむり。対して素直は先生と思われて、おおいに混乱する幕開けです。
さて、クラスの方では新たなコンペの案内がされて、わくわくするもの、はらはらするもの、こちらも大変な出だし。さらに専門的に学ぶことになり、選択したコースごとに違う授業を受けることになる。素直は設計か管理を選ぶことになりそうだけど、ひかりがなにを選ぶのかが気になっているんですね。
そして部活の話。部への昇格を狙っているルナ同好会。ところが浮かない顔をしているひかりです。その理由は、ルナ同好会という名前に愛着があるからだっていうんです。部になったら、名前が天文部になってしまう。部への昇格を願いながらも、ルナ同好会のままであってほしいという、願いと願いの板挟みになっていたのですね。
翌日のこと。大知から発表がありました。ルナ同好会、存続です! それはいいのですけど、同好会? 部ではないのですか? そうなんですよ。部への昇格はかなわなかったというのです。
かくして、今年度も部への昇格を目指すことになったルナ同好会であります。まずは部員獲得のため、新入生の勧誘です。素直にとっては過酷な道になりそう? そして、きたる新入部員。どんな子がくるというのでしょうね。
『良倉先生の承認欲求』
良倉が落ち込んでいます。なにがあったのか? それは! 前髪を短く切りすぎてしまったという、一種女学生っぽさ感じさせる悩みだというのですね。
いきつけの美容室で勧められるままに短くしてしまった。思ったよりも短くなってしまった。きっと生徒に笑われるというのですが、帽子で隠すのは薄毛を疑われるので嫌。じゃあいっそ、オールバックにしてみては? 上枝の勧めにしたがってみれば、あまりの威圧感に生徒たちから距離を置かれてしまって、それもまたショック。
さすがの上枝も謝ってしまうほどの落ち込みようですよ。
代謝をあげると、髪もはやく伸びる。なら、より以上に代謝をあげればいい。短絡的な、上枝風にいうと気休めの案を採用した良倉。落安に頼んで、代謝アップをはかります。
背景を知らない落安からすれば、いきなりの髪型変更からのトレーニング。きっと恋愛的なアレだ! と、またこちらでも安易な想像されてしまうんですね。この誤解がとかれぬままに前髪復活した良倉から、もうトレーニングは必要ないといわれて、ここでまた安易な発想! 良倉先生、失恋したんだ!
フラれたなんてかわいそうと大声でいわれてしまって、生徒たちの噂は良倉の失恋一色に。
いやもう、ほんと、今回は素直になれない良倉の大敗北回でした。
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2026年8月9日日曜日
『まんがタイムきらら』2026年9月号
『まんがタイムきらら』2026年9月号、一昨日の続きです。
『初凪ヒメリウム』
自分の名前、ヒメという響きにコンプレックスのあったひめ。しかし店長のはからいで知ったヒメダカのこと。自分の名前へのわだかまりもなくなって、自信も出てきましたか? とはいうものの、姫らしくないといわれたこと、友達の意図への引っかかりはなおも残っていて。
今回はそれを解消しちゃいますよ!
クラスのお友達、3人。綿山紅ちゃん、四ツ谷ミウちゃん、そして小金井千悠ちゃん。いい子たちなんだけど、と悩んでいるところに、常和ちゃんが介入だ! ひめの悩みをすっぱり見抜いて、そしてお友達に直接聞きましょう! ひめの手を取り、3人に質問しにいくんです。
そしたら、ひめが悪く考えすぎでした。姫らしくないっていうのは、地味だとかいうことじゃなくて、むしろつきあいやすいというポジティブな意味。身近で親しみやすい。常和と外部のヤンキーとしか交流してないひめに、つきあいにくさ感じてたところが、そんなことなかったんだあ! という安堵感がいわせた言葉だったんですね。
もっとひめのことを知りたいという3人から、たくさん質問をもらいました。それでひめも、アクアリウムのこと、自分の作ったアクアリウムの写真見せたりね、いろいろ知ってもらうチャンスができました。そしたら、紅が金魚飼ってることが判明。なんと体長25cmの長生きさん。そうか、水槽にあわせて大きくなるのか。もっと大きい水槽に移したら、もっと大きくなるのか。金魚、大変だな。
そしてひめさん、ミウに見事にデコられて、いやあこういうのもかわいくていいじゃありませんか! これもまた親しみですよね。ええ、いろんなスタイルのひめ、これからも見られると楽しそう。ミウさん、よろしくお願いします。
『ウイニングアンサー!』
なんか、すごい学校出てきたぞ。その名も忍者学園。F県にあるそうですが、福井、福岡、福島のどれ!? 日本を影から支える忍の育成に特化した学校だそうですが、忍の需要の少ない現在、学校自体が不安定、って、なにこの設定!? 謎すぎん!?
ともあれ、この忍者学園がクイズ大会に参加します。最亜久高校のこと、目の敵にしてますけど、なんか因縁でもありますの? あるいは、あの学校にだけは負けたくないという意識の現れ?
ともかく、テレビの取材も入ったこの大会。最亜久云々関係なく、勝つために死力を尽くす忍者学園なのです。
とはいうけど、なんかクイズと相性悪くない!? 正解のエリアにいるにも関わらず、忍の隠密テクニックゆえか認識されず不正解扱い!? 不憫な、なんと不憫な。からのまきびしでのライバル妨害。いやいや、それはあかんのではないですか!? 悪名高い最亜久高校が真正面からクイズやってるんだ、我々も真正面からぶつかるべきだ! といいこといってはいるんだけど、やることがまきびしに粉ショウガ撒き散らしに、豚まんでの懐柔。
それ、正々堂々ではありませんよ!
クイズでは、結構健闘しているんですよね。ただ結果に繋がらない。あと少しの差が埋まらないと苦しんでいるところに、まさかのはずれを引いてしまって、優勝は最亜久高校クイズ研。ああ、忍者学園の認知度アップの作戦は、ここに潰えたというのですか!
でも、別件でテレビに映りました。いや、それ、あかんのでは? だって、警察のお世話になってるって番組でしょう? これじゃ、悪名高い最亜久の後塵を拝することになってしまいますよ!?
『ざこのみなさんお大事に』
若い子たちは、みみちゃん家でお泊まりするそうですよ。前回の勉強会ですよね。それを見て、猫田美弥さん、思うところあったみたいですね。加藤小日向の家にお邪魔して、強引にでもお泊まりする所存です。
美弥、リラックスするとすっかり猫ですよね。もふもふに尻尾、爪まで生やしてる! 小日向にお泊まり会したいと駄々をこねて、そしてジュースとたばかって酒を飲む。これで車には乗れません! 帰れません! お泊まり会に雪崩れ込むって算段ですよ。
今回はとにかく美弥さんがかわいい。猫化するのもいい。小魚アーモンド大好き。かわいい。風呂でひたいをつんとされて、ふしゃっ! さわるな! めちゃくちゃかわいい。
小日向と、若手3人、誰が好みとかで盛り上がっちゃってね、結局は全員好き! になっちゃうんですけど、美弥も小日向もおもしろかわいいなあ! とか思ってたら、酔った美弥が小日向に口説いてくれとかいっちゃって、そしたら小日向、小さなころからずっと一緒にいること、嫌じゃないの? とか聞いちゃって、これ結構核心じゃん! 美弥さん、なんて答えるの!? いやもう、ふたりはつきあっちゃうの!?
とか思ったら、けっ、けっ、けって! 飲みすぎて吐きそうって、大変だ! って、そんな危機的状況なのに、そんな毛玉吐くみたいな音出しちゃうの!? からの、こひなちゃんだいすきって、もう美弥さんかわいいなあ! 嘔吐は迷惑だけどさ!
結局、美弥さん、大事故は避けられたんですかね? で、これだけのイベント起こしておきながら、お酒の力で忘却のかなたなの!? もったいない! もったいないよ! なんだよ、ときめき損じゃん! いやもう、もっとこう文書に残すとか、しましょうよ。
などと荒ぶるお話でした。
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2026年8月8日土曜日
『まんがタイム』2026年9月号
『まんがタイム』2026年9月号、一昨日の続きです。
『遠恋カノジョとおとなり上司!』
川島と話した太郎。そこで知らされたこと、元夫、翼との復縁がならないという情報に、複雑な思い抱えてしまっていたのですね。傷心の川島と、近づいた距離感。それはよかったのか悪かったのか。モヤモヤを振り払えない太郎だけど、ナズナからの電話で元気を取り戻す。
そうそう、ナズナのためにアンテナショップにでかけていたのでしたね。ナズナが好きなキャラクター、限定品に加えキーホルダー、戦利品報告して恋人を喜ばす。これは実際嬉しいでしょう。自分のためじゃないけど、自分のためにもなる。そんな買い物。
でも、磁石でくっつくキーホルダー、寄り添う2体のキャラクターに川島との距離を思い出してしまって、おやおや太郎さん、いけません。それは一時の迷いです。その様子のおかしさ、ナズナにどうしたのかと聞かれたら、ここで隠しごとができないのが太郎です。川島と翼の顛末を伝えて、太郎の気持ちはちょっとだけでもすっきりしたようでよかったです。
そして職場にて、川島の態度はいつもどおり。安心した太郎だけど、ちょっとこれまでとは違う距離感。むしろ太郎の明るさが川島の助けになっている。これ、職場恋愛とかには向かいそうになくて安心。でも、となればナズナ、太郎、川島という3人の関係、これはどうなっていくのでしょう。
『跳べないウサギと神の島』
レオとリンコの前に現れたユイコ。しかしその精神はリサコに乗っ取られてしまっていた。封印されていたのではなかったか!? いや、OSアップデートの隙を突いて、逃亡していたというのですか。
そしてユイコを乗っ取った。あまりのことに、リンコ、涙目じゃないですか。リサコは、自分の目的さえ達したらユイコは返すといってくれて、実際リンコ、ユイコのことは、かわいい姪と思ってくれている? この言葉は信じてもいいんですよね?
信じられないのは、月兎のシステムに関すること。システムを止めたい。レオ、リンコと目的は同じというのですが、だったらなぜここでレオ、リンコの前に出てくる必要があった? ふたりが月兎のシステムを停止するのを、見守っているだけじゃ駄目な理由があったのでしょう?
その理由、リサコが抱えた大量の不跳兎神の怨霊? 思念? 白兎大神への道をレオが繋いだその隙に、自分たち不跳兎神がこの島のシステムを乗っ取り、上書きしようというのでしょうか。
その意図やわからぬまま、システムのメインコンソールに辿りついたレオたち。そこで出会ったのは、レオの母の思念体? リサコ以外の意図が加わって、状況はなおも予断を許さない。なるほど剣呑です。
『腹割るウチらの秘密ごと!』
もねとの温泉を無事に乗り切ったヒメコを待つは、おしゃれをしたおと。めちゃくちゃかわいいよね? ヒメコからもかわいいといってもらえて、よかったねえ、おと。ヒメコの内心の声が聞こえなかったこと、なおさらよかったですよ。
ふたりが向かうのは銭湯。温泉に対抗して銭湯といってしまったおとだけど、銭湯って裸になるんじゃ? って、そりゃそうよ。急に恥ずかしくなるおとですが、なかなか脱げないおしゃれ着を、ヒメコが前から抱きしめるようにして脱がせてくれたりして、おおう、この距離感よ。
でも、ヒメコは特になんとも思っちゃいないんだよなあ。おとはこんなに意識してるのに。服をがんばったのも、もねに対する対抗心。こうした気持ちにまるで気づいてくれないヒメコよ! あんた、鈍感主人公の系列だな!?
銭湯の大きな湯船でくつろぐヒメコですよ。おと相手だとなにも隠さなくていい。すっかりリラックスして、おとに頭を預けたりなんかしましてね、この距離感よ! ゼロ距離じゃんよ! ほんと罪つくりよね、ヒメコさん!
風呂あがり、一緒に牛乳飲むヒメコとおと。豪快とおしとやかのコントラストが実にいい。おと、かわいいよね。ヒメコが知るんですよ。おとの妹がSNSに公開しているトレーニングの様子。そこに書かれていた「私のバースデーまであと2日」なる文言! 1月7日はおとの誕生日なの!? いや、もしかしたら奏の誕生日じゃない?
ともあれ、ここにきて大きなイベント、お祝いごとを知ってしまったヒメコ。さあ、どう動く? たとえこれが勘違いなのだとしても、盛大に祝って、おとのこと、喜ばせてあげてほしい。ええ、ふたり揃いのアクセサリーとかいっちゃいましょうよ。もっと意味深なプレゼントでもいいですよ。ええ、ここでがつんといっときましょうよ、いやほんと、お願いしますよ。
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2026年8月7日金曜日
『まんがタイムきらら』2026年9月号
『まんがタイムきらら』2026年9月号、発売されました。表紙は『一畳間まんきつ暮らし!』。梨絵と万里花が、水着で登場。結構攻めた水着だと思うのですが、この漫画的には極めて地味なおとなしめのスタイル。でもにわかにはそうとは思えない、堂々としたふたりの姿が印象的な表紙にしあがっております。この画面の外に、よりおとなしい組もいるのかもしれませんね。でも今このときは、この開放的なふたりが主人公であります。
今月は新規ゲストが2本です。
『ゆびさきエクソシスト』
悪魔が苦手というエリーゼ。聖職者として悪魔祓いの見習いをしているというのですが、実際のところ、エクソシストになる気はまったくない。一人前になるべく旅立った矢先、ヨイサシ村にてエクソシストの名門、聖エデル教団の門徒、クロエと出会います。これが運命の分岐点というやつでしょうか。悪魔祓いのできないエリーゼが、真っ向悪魔と対峙せねばならなくなってしまったのです。
窓の外に見える、座り込んで泣いている女性。放ってはおけぬと部屋にあげたら、なんと肩があがらないという。ここからがエリーゼの腕の見せどころ。悪魔云々関係なく、東方から伝わる秘術、ツボ押しで肩の不調をみごと寛解させてみせるのでした。
なるほど、この子は東洋医術をやっているのか。と思ったら、施術できるのは肩だけ。他は文献の解読待ちといったところで、まだまだ駆け出しなのですね。
そしてここからがクロエの見せ場? その不調だった女性、なんと悪魔憑き。エリーゼに襲いかかったところを、クロエが聖水で撃退。と思いきや、エリーゼ、悪魔の怖さにまさかの失禁、からの取り乱してクロエの施術の邪魔をする! ああ、ああ、すっかりピンチじゃん! これどうするの!? と思ったら、まさかのエリーゼの特攻、あごでの一撃がツボにヒットし、一挙その身は健康体に。こうなっては悪魔は出ていくほかなく、あわれクロエの前に敗れ去るのでありました。
なるほど、これからのエリーゼの旅。むりやりクロエにくっついていくつもりみたいですけど、悪魔が怖い悪魔祓いのその真価は、人に健康をもたらして悪魔のつけいる隙をなくしていく。いわば根本治療ってわけですね。
『魔王サミラ先生の日常』
魔王サミラは、特に人に敵対してたわけでもないみたい。突如攻め込んできた勇者にも、友好的にお茶など振る舞おうとしていたのに、あらぬ噂、濡れ衣でもって転移魔法の餌食となって、流れついたは見知らぬ世界。言葉も文化も違う世界で、まったくなにもわからぬままに、助けてくれた森ひまねのもとで働きながら魔力回復をはかろうというのです。
しかしこの魔王さん、サミラはけっこう常識が通じるといいますか、ちゃんとした人(?)っぽいですよ。この世界における自分の怪しさを自覚している。テレビなど電化製品も知っている。それになにより、魔力の源、人の悲鳴や叫び声を摂取するというそのこと自体を、わりと恥じている。
常識人だ。ちゃんとした人だ。むしろこういう人なら、この私たち人間の世界に似たここに永住してくださってもかまわないように思います。
悲鳴や叫び声のうずまく場所。それがひまねの職場というのですが、なんという物騒なところ!? と思うも、実際のところ幼稚園。ちょっとしたことで泣く、叫ぶ、阿鼻叫喚の場所! 新しくやってきたサミラ先生の髪型が、自分とおそろいのお団子じゃなかったといって泣き出すゆかちゃんに、先生困惑! でも、こんなでも魔力は回復するというのですから、サミラ向けの職場であるのは確かであるようです。
先生として、小さな子と仲よくしているサミラもまたよし! 髪をみつあみだらけにされてもものともしない、その度量やまさしく魔王の品格というやつなのですか? いや、ただ呆気にとられてるだけっぽいんですけど。
しかし、この生活、サミラにはあってそうですけど、ただ一点、昼寝したせいで夜眠れない。夜更しを心配する魔王もまた健康的であります。
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2026年8月6日木曜日
『まんがタイム』2026年9月号
『まんがタイム』2026年9月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』。山下さんと榊医師が、ふたり揃って元気に登場。ベテランの貫禄ありながら、フレッシュなその雰囲気。まさに永遠を感じさせる、そんな若々しさが魅力のふたりです。いや、若いってこたあないんだけどさ。他に『坊ちゃん、困ります!』、『跳べないウサギと神の島』のカットもございます。こちらは夏を感じさせる、そんなイラストでありますよ。
『ラテとボドゲができるまで』
ボドゲカフェに通いながらも、まるでボドゲで遊ぼうとしない二進さん。先日のピクニックに参加していたお姉さんですね。カフェにくるのはネット環境が充実してるからとのこと。じゃあまるでボドゲに興味がないのかといえばそういうわけでもないようで、店に置かれたゲームを手にして、いろいろ見たりはしている。紬と店長の会話にも聞き耳たてていて、実際ゲーム会社に勤めているというだけあって、その方面への好奇心は並々ならぬものがある。
なのに頑としてプレイはしない。いったいどういうことなのだろう? ちょっと謎の人なのですね。
その理由、じきに判明します。店長が二進に勧めたソロ用ボドゲ。紬が遊んでみたんですね。残念ながら三連敗。それはそれで楽しく遊んではいたのだけど、ここで二進が割って入る。ゲームの仕様と、求められるプレイ。勝利に導く効率を計算して、アドバイスに従って紬がプレイしてみたら、見事に勝利。
紬はすごいと感心するのですが、ズルみたいでしょと二進は浮かない顔をして、子供のころからこうやって確率もろもろ考慮して勝ちへの最適化して遊んでいたら、まわりの子から敬遠されて遊んでもらえなくなったっていうんですね。
でもそんなのは子供のころの話ですよ! 大人同士とならば、ごりごりの理詰めで勝ちに向かったってなんの問題もない。むしろそういうプレイヤー同士でしのぎを削るおもしろみもある。さらには、店長もいうようにゲームの仕組みを分析できる能力は制作において有用。ここにこそ、二進の輝ける場所があったのかもしれませんよ。
すっかり打ち解けた二進は、紬に、零と呼んでくれていいよといい笑顔。やっぱり、ここに零の落ち着ける場所があったというわけですね。
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2026年8月5日水曜日
『まんがホーム』2026年9月号
『まんがホーム』2026年9月号、先日の続きです。
『座敷童子あんこ』
家に繁栄をもたらす守り神、座敷童子であるはずのあんこ。座敷童子としての能力はいまだ不明ながらも、怪異としてはめっぽう強い実力者中の実力者であることが描かれる今回。廃ビルに封印された怨霊をしれっと解放しながらも、平手打ち一発で沈黙させる。人間への復讐心に突き動かされる怨霊を、マッチョスタイルでビビらせ黙らせる。
ほんと、座敷童子の本領が発揮されてる感じはしないのだけど、廃ビルで肝試しする不埒な若者をビビらせまくり、ヤバそうな怨霊の心をへし折るその猛威。さらには、あやふやな都市伝説まで生み出して、怨霊に心の傷を刻み込む。
ほんと、あんこの方がよっぽど怨霊よりもたちが悪い。でも今回は、そのたちの悪さで、しっかり高額報酬を手にしたのですから、やっぱり座敷童子としての才能あり? いや、これ、家の繁栄とかでなく、あんこの個人資産ですよね。座敷童子としての本分はいまだ果たされていない模様です。
『歌詠みもみじ』
まりな、めちゃくちゃポジティブですよね。友人が自分に内緒で放課後集まる話をしている。自分はのけ者!? と考えがちなこの展開に、自分のためのサプライズパーティを計画してるんだわ! と、とにかく前向き。このむやみなポジティブ、むやみな自己肯定感の高さこそが、この人の魅力なのだと思います。
さて、なぜ皆がまりなをのけ者にしていたのか。それは優しさからだったのですね。まりなが皆の集まる理科準備室にいったことで、すべてが判明。そうか、怪談を持ち寄って百物語してたのですか。
まりなは怖い話が苦手だから、そっとはずしてくれていたのですね。結局参加しちゃうことになったのですけど。
しかしこの子たちの怪談、なかなか怖くならないのがいいですね。怖い話!? と思ったら、友人をだしにした曝露話? とぼけた失敗談があったかと思ったら、話下手に脱線と、とにかくなかなか怖くならない。そんな中、話ではなくその振る舞いで怖がらせる坂和、考えると怖い川柳を提供したもみじ、なかなかに健闘していましたよ。
しかし今回のMVPはまりなさん? 最後に弱気の一面見せたら、かわいいかわいいと大好評。ええ、まりなさん、皆から愛されています。
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2026年8月4日火曜日
『まんがホーム』2026年9月号
『まんがホーム』2026年9月号、先日の続きです。
『彼女たちのツモる話』
身につまされる話、のようにも思うのです。
にゃん荘にこなくなってしまったしずちゃん。自室に籠って、漫画に打ち込んでいるんですね。警備の仕事も、無駄なくシャキシャキ働いて、日中外に出たかと思えば、街角の風景をスケッチしているというストイックぶり。
この人、ゆったりふんわりした雰囲気あったりする人だけど、これと定めて打ち込めば、ここまでシャープに研ぎ澄まされるのですね。
しかし、それがいいのかどうかはまた別の話。スケッチしていたところを紅愛に見つかって、にゃん荘に連行されたしず。皆から歓迎されるのを、頑なに固辞。優しくしないでというその言葉、気持ちが緩んでしまうことを怖れているのでしょうね。
半荘だけ打っていくことにしました。そこで、いつもならやらない手、流し満貫を狙っているのを見抜かれて、紗希に鳴かれてしまう。不成立になった流し満貫に、自分の心情話しはじめるしず。そこに溢れる切実さ。捨てることによって得るものがあるはずと考えていた。友達のいる毎日。恋だってして、でもそうやってうつつを抜かしているせいで、漫画にかける時間が減ってると思ってしまった。
それで、恋にも友情にも麻雀にも目をそむけ、脇目もふらず漫画だけを追おうとしたというのですね。
こういう考え、誰しも持ったことがあると思うんですよ。成しとげたいことがあるならなおさら。楽しいことも、嬉しいことも、目的のためにはなにもかも無駄として捨て去れば、目標に届くのではないだろうか。
でも、しずはそれではうまくいかなったんですね。だから、ここは紗希がいうように、欲張るのがいいのだと思う。しずも、紗希の言葉のおかげで、無理してた自分から脱することができたみたいで、ああ、よかった!
と思ったら、ここからさらにもうひとつ。しずの警備員仲間、恋い焦がれていた北山さんも漫画家志望! しかもしっかり評価され、新人として連載デビューしてるんじゃん。この展開、まさしくまさか。すっかりやられてしまいました。
『うちの秘書さま』
今日はお祭り。浴衣で縁日にいきたかったはじめだけど、用意されてたのは甚平。子供っぽくない? と文句おっしゃいますが、そうした言動もろもろ、さらにはお祭りでの行動見るに、甚平がよくお似合いでいらっしゃいますよ。
七瀬がすっかり昭和のお母さんみたいですよね。あれ食べたい、あれ欲しいと目移りするぼっちゃんに、スーパーの方が安いですよ。どうせすぐに飽きますよ。などなど、自分も嫌ほど聞きました。でも、大人になってみると確かに七瀬のいうとおりだなあって思うんですよねえ。不思議ですよね。
わがままが通らなくてむくれたはじめ。ひとり行動してみれば、見事に迷子。でも、はぐれてしまったはじめをどんどん体当たりでもって、七瀬のもとに誘導していくメイドの皆さん。すごいな、過保護だ! でも、その有能ささすがです。でもって、外出の白ワンピース。これが似合って本当に素敵。今回も、皆さん、輝いておいででした。
『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』
ついにレオくんの落ち着き先が決まったんですね。さくらば動物病院に正式譲渡が決まって、ああ、キョウスケとの関係もあのトラブル以来よくなりましたもんね、と思ったら、レオくん、すごい冷ややかな目でキョウスケのこと見るのね!
でも、むやみに吠えたり噛んだりはもうなさそうだから、やっぱり仲はよくなってるのだと思います。
さくらば動物病院のわんちゃんになるということで、名前も変わりました。そうか、こういうこともあるんですね。くまちゃんはラム、先生は部長。キョウスケはこめっとを推して、本人、いやさ本犬に選んでもらったら、散歩紐ちらつかせたキョウスケが勝利して、無事こめっととなりました。
めておが流星、こめっとが彗星。病院猫、病院犬ともに、宇宙由来。ちょっと素敵ですね。
この病院が性にあうのか、こめっと、穏やかに過ごしていますね。めておとも仲よくして、これからのこの子の毎日、よいものになっていくといいですね。そして早速、番犬としての能力を発揮。って、忘れ物取りに戻ってきたキョウスケじゃないですか。
やっぱりまだキョウスケのこと警戒してるのかい? でも、それくらい慎重なほうが、番犬としてよさそうです。
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2026年8月3日月曜日
『まんがホーム』2026年9月号
『まんがホーム』2026年9月号、先日の続きです。
『ごちそうさまは二丁目で』
大村とミト、ふたりの釣りデート。思いきってミトが告白しようとしたら、ネコちゃんが乱入。告白こそは水がさされてしまったものの、ふたりの話題は広がって、昔飼っていた動物の話。ミトのうちにいた猫はあまり懐かなかった。そうした様子が大村に似ていて、でもミトはその子が大好きだった。
これ、間接的に告白してるようなもんじゃん! とは思うけど、さすがに大村もこれを自分への告白とは思わないでしょう。
雨に降られたふたり。出会いの頃を思い出して、そしてミトは大村の豚汁に救われたことを語りはじめる。大村のご飯で元気になれた。自分のために、毎日あの豚汁を作ってくれませんか!
って、なんとまあ迂遠なプロポーズよ! さすがにこれも大村には通じず、と思ったら、ここから大村の番? こちらはもう真っ向からごまかしなしですよ。ミトの手をとって、愛の告白、そしてつきあってほしいと伝えたのです。
ああ、両思いだったふたりは、こうして一歩歩みを進めて、ああ、これからどういう日々を過ごすことになるのか。とりあえずタケちゃんになんといって冷やかされるのか。ちょっと楽しみですね。
『サレ妻お江戸リコカツ録』
江戸の名物、火事に遭遇してしまった麗と早苗。早苗さん、いけませんなあ。迷子を保護したのはよいことだけど、自分の身もちゃんと守らねばなりません。崩れてきた建材の下敷きになってしまって、気づいたらふたたび現代日本。麗はどうなったのか。麗も現代に戻ってきたのか。まるでわからず、連絡しようにも住所の書付が手元にない。
八方塞がりか!? と思ったところに浮気夫が浮気相手を連れてご帰宅。夫はまるで以前どおりで、早苗のことを甘く見て、ないがしろにする。その目つき。自分が怖れていたその目の向こうに見える夫の感情。ああ、早苗も江戸でいろんなこと経験しましたものね。洞察力? 人を見る目、もろもろ育っているんですね。
でも一番育ったのは、早苗の内面にある早苗の心だと思う。以前みたいにいわれっぱなしにはならない。次の手を考えて動くことができる。自分自身の価値を知って、自ら自分を粗末にすることはやめた。自立ですよね、いやもう、いい傾向だと思いましたよ。
今回の帰還では、以前より早い時間に戻ることができた。どうせならこの勢いで、こんな不良物件と結婚する以前に戻れたらって思うんですよね。それこそ麗のいっていた、不良物件と出会う前に麗と会えていたら。その可能性を考えてしまう展開見せています。
『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん 』
雑誌の悩み相談ページを見ているスミレ。人の悩みに答えられるのは人生経験あってのものだろう。そう思うこの人のかつての思い出、オネェであるということから、同学年の子たちから、さらには教員、近所の大人から相談された。
でも、こどもだもの、ちゃんと答えられたためしがない。って、仕方ないよね。でもスミレにはそれが重荷で、ついには人と距離を置くようにまでなってしまった。
その重荷、まだ心のうちに残っていたのですね。でも、テスト勉強に悩むうずの話を聞いて、うずからスミレさんに聞いてもらえてよかったといってもらえて、そして続くうずの言葉がスミレを重荷から解放するのです。
悩みは聞いてもらうだけでも楽になる。答えなんてもらえなくてもよかったんじゃないか。なればスミレであれば話を聞いてくれるという信頼感、安心感があったんですよって。
悩みの相談は人生経験かもしれないけれど、話しやすさはもともとの人柄。スミレは誰の力にもなれなかったと思っていたけど、そうじゃない可能性をうずからもらえて、ああ、ほんとこのふたりの関係。互いに相手の気持ち、思いに触れて、そっと慰撫する。そんな優しさあるのが素敵なんですね。
- 『まんがホーム』第40巻第9号(2026年9月号)
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2026年8月2日日曜日
2026年8月1日土曜日
『まんがタイムきららキャラット』2026年9月号
『まんがタイムきららキャラット』2026年9月号、先日の続きです。
『魔法少女は羞恥心で強くなる』
チラミンくん、普通にそのへん、うろうろしとるのか。ゆずの与り知らぬところで、勝手に姉、らいむと仲よくお話ししとる。まったくもって制御不能のチラミンに、さらにはノクタン。いっそのこと、全部話した方がいいのだろうか。というの、魔法少女のことは秘密なのね。チラミンとノクタンについて知っておいてもらおうかどうか、悩んでいるってわけですね。
ゆず、姉との関係をちょっとこじらせているんでしたよね。姉のことをずっと避けている。らいむは、自分が過剰にゆずをかまいすぎたせいで、嫌われたんじゃないかって思ってる。なんとかできないかなあと、わりと本気で悩んでいる、そいつをチラミンが、チーズ目当てに解決してくれようというのです。
その方法はわりかし強引。羞恥心が気迫ならいむと、多めのゆず。そいつをいじって、強引にバランスとれば解決するのでは!? デリカシーとか人の心とかってのが微塵も感じられないのがチラミンくん! それでこそチラミンくん!
そして、無謀にも起動させてしまった装置を壊してしまうのも、またチラミンくんなのですよ。
いつもは見せないネガティブな一面を全開にするらいむです。ゆずとの関係に悩んでいる様子が誰の目にも明らか。いつになく取り乱す姉を見たゆずは、それがチラミンの仕業だとわかった上で、なんとかしたいと自分の気持ちを言葉にして伝えるのです。
姉のこと、嫌いになったりしていない。なのにどうして距離を置くようなことしたのか、その理由、胸のうちがとつとつと語られて、そして通じあうその思い。仲なおりの写真を撮って、さらには家でも普通に話せるようになって、ああ、姉妹の関係、すっかり修復じゃないですか。
お母さんも感涙。いろいろしくじりもあったチラミンくんだけど、結果オーライ、らいむとゆずの助けになれたの、ほんとよかったです。チラミンの存在も、らいむと、お母さんにも? 好印象で認識してもらえるようになって、それもよかったですね。
『ずんだもんTV』
ずんだ喫茶の夢を胸に抱き、ずんだスイーツが人気のカフェでバイトすることにしたずん子です。しかしまさかの店長交代。しかも悪いことに、その店長にはずんだ愛が欠けていた。以前のものとはまるで違うずんだの味に、ショックを受けるずん子。改善を申し出るも、新人の分際で口出しまかりならぬ、なにもできなったずん子です。ならば、異能力ずんだの頂でずんだを改善しようとするも、能力もまた発動しない!
このピンチ、ずん子はどう切り抜けようというのでしょうか。
残念、切り抜けることかなわなかったのですね。
味が落ちたと不人気になったずんだスイーツはメニューからなくなって、店もあんこメインの暗黒カフェとして新装開店。さらにはずん子はあん子と呼ばれる始末。すっかりあんこの軍門に下ったというのですね。
そこに現れるは、我らが主人公、あんこもん。違った。ずんだもん。ずん子のずんだもちと店長のおはぎ、どちらが売れるか対決を申し出る。さあ、この勝負、どうなりますか!
これ、店の立地が東北でなければ、あんこの勝利確定ですよね。でも、ここは東北、勝ち目はあるはず。ずん子、ずんだもんに割り当てられたずんだは、店長が仕入れた低品質のずんだだけど、ずんだもんがいればずん子の能力も発揮できる! そうか、ずんだの頂はずんだもんがいたからこそなんだ。新たな発見とともに生み出された、ずん子のずんだもち。これで勝負はわからなくなりました!
結果は引き分けだったのですね。でも、そのほうがきっとよかった。あんこ一色になっていたお店にずんだスイーツが復活して、あんことずんだの共存がかないました。この、仲よく一緒にいられるというところ。ずん子たちの願う世界そのものだと思ったのです。
- 『まんがタイムきららキャラット』第22巻第9号(2026年9月号)
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2026年7月31日金曜日
『まんがホーム』2026年9月号
『まんがホーム』2026年9月号、発売されました。表紙は『孔明のヨメ。』。読むだけで夏バテ知らずという文言とともに登場した孔明、月英のふたりは、日本の夏の風物詩、流しそうめんを味わっておいでです。ふたつに割った竹をすべってくる麺を受けて食べる。その涼しげな様、ほっと一息つけるやわらぎを与えてくれます。あ、これ、孔明が流し、月英が受けているのですね。他に『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』、『ハルと雪の番台』のカットもございます。
今月は新規ゲストが1本です。
『ドルオタはギャルが苦手』
アイドルが好きな蔵前翔太。推しの配信を待機中、トイレをすませておこうと部屋を出たら、妹の部屋にまさかの推しの姿を見つけて混乱。なんと、妹が自分の推しをプロデュースしていた。いつも追っていた配信は、まさに自室の隣でなされていた。まさかまさかの僥倖。推しとの急接近に心も踊るというのです。
しかし、その推しであるちみっぴぃ。部屋から出てきたその姿は、画面ごしのそれとはずいぶん違って、金髪? まさにギャルそのもの。翔太はギャルが怖いんですね。けれど警戒していた翔太が、ちみっぴぃと名を呼べば、一気に状況は逆転。これは相手の弱味を握ったということですか?
しかし、ギャルが怖いという性質はごまかしきれるものではなく、兄と推し、一進一退の攻防を見せる。そしてともに開始する雑談配信。台本は急遽兄が用意し、自分の見守るその前で推しがリスナーに語りかける様を見守ろうというのですね。
とか思ってたら、兄さん、まさかの放屁なの!? しかも大きな音で!? その失態、ぜんぶちみっぴぃが引き受けて、ああ、推しになんてこといわせとるの! ところがこれで登録者が増えるのだから世の中わからない? まあ、とりあえずはけがの功名ですが、今後はこうことはなしになさってね?
『孔明のヨメ。』
周瑜を失った呉は悲しみに沈んで、臣下もそうなら君主も同様。そんななか、柴桑にやってきたのは龐統。周瑜の死を受けて大混乱に陥った役所で、まともに動けるのが龐統だけだったとのこと。ほんと、こんな状況で呉は大丈夫なのですか!?
大丈夫じゃないんですよ。君主孫権からが悲しみにくれて、周瑜の棺から離れようとしない。日に日にやつれる君主に、家臣たちはは皆心を揉み、しかしこの状況をどうにかできるものもまたいない。
そんな状況に、龐統が動いてみせるのですね。もともとこの一件が終われば職を辞すつもりでいた。曹操と呉との軋轢に巻き込まれるのは御免。とりわけ、曹操が厄介。よって職を辞し、距離を起こうというわけですが、ここで孔明が劉備玄徳のもとにこないかと声をかけている。
もとより職を辞すつもりだった龐統が、腑抜けた孫権にハッパをかけ去っていったのは、世の乱れ、混乱を引き起こさないためといった実利もありながら、同時にその下で働くこととなった周瑜に報いようと思う心もあったのでしょうか。
かくして呉は持ち直し、龐統は劉備のもとにくることとなる。この、人の行き来だけみても、三国志はダイナミックな物語だなと思わされるのですよ。
『農大女子は億万長者の夢を見る』
学生にとって避けることのできないイベントがやってきましたね。前期期末試験。授業取りすぎて大量の試験準備に追われるはめになった舞。うん、わかるわ、自分もそんなやった。未悠も舞同様に取りすぎた組っぽいですね。すっかり余裕なくしてしまっていて、でもまあ、やってりゃなんとかなるもんですよ。
実際、未悠の発言、授業は本当に楽しい。知りたいことをどんどん知れるというのは、この子の学ぶ意欲をよくよく表している。そう、楽しんで学んで、知る喜びに日々触れていればこそ、テストにおいても怖いものなし。むしろ、これまでの研鑽が試されるよい機会というべきイベントでありますよ。
華子のテストに対する意識、なんか独特でおもしろいですね。推しへの愛を試される、推し活に通じるものがあるというのです。でも、これ、さっき私もいってたこれまでの研鑽云々と通じるものがあるように思います。私も華子に似てたりするのでしょうか。
テスト対策に余念のない1年生たち。これ、前年にその授業を履修してた先輩がいたら傾向もろもろ教えてもらえるんだけど、そういう伝手がないともうしゃあないよね。なので、わからんながらチャレンジしていくことになる。先輩静に昔の思い出聞かせてもらったりね、そうした探求の末に未悠が辿りついた境地がなんだかとてもよいんですよ。
学問が好きの探求、推し活であるというのなら、教授たち研究者はまさしくそのトップランナー。その教授たちが好きを追求した集大成がテストであるなら、もうなにも怖くない。晴れやかな笑顔とともにテストに臨もうとする未悠が実に頼もしいのです。
でも、ちょっとしたフラグでしたよね。見事に砕けかけている未悠に舞。そうか、そんなに難しかったか。でも、まったく太刀打ちできないわけでもなかったですよね? ちょっとはあったかもしれない手応え。それが学びの第一歩で、そうやって立ち向かっているうちに、きっと立派に知識もなにも身につけていくことになると思うんですよ。
- 『まんがホーム』第40巻第9号(2026年9月号)
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