2026年3月9日月曜日

『まんがタイムきらら』2026年4月号

 『まんがタイムきらら』2026年4月号、発売されました。これはまあきれいな表紙! メインを張るは『一畳間まんきつ暮らし!』の芽衣子です。チューリップの花束を手にした芽衣子さん、控えめにいって美しい。柔和な、それでいてはっとさせるような笑顔が、白背景を背負って、なお光輝くようであります。早春の時期、冬を抜けいよいよ暖かくなろうという、新たな季節のはじまりを予感させるかのようなイラストは、目にも鮮やか、まぶしくさえ映って、本当に素敵な情景です。

今月は新規ゲストが2本です。

『メイド先輩にとらわれて』

学校の図書室に通う少年、湊人は、その静けさを愛し、ひとり本に向かう時間を大切にしている。と思いきや、意外や不純な動機を隠しているというのですから、思春期男子というものは度し難い。それを暴いたのは、図書室に出没するメイドさん。図書委員なんだそうですが、なぜかメイドの格好していて、しかも絡んでくる。下ネタ多めの対応しづらいお姉さん、それが栞だというのですが、年上の魅力に抗えないのもまた思春期男子なのでしょうか。

いろいろ絡まれながらも、なんだかんだ相手して、ついには三つ編み文学少女という自分の癖を開陳するに至る。ああ、これこそが図書室通いの本当の理由だったんですか!? だとしたら、その夢がかなうことはないから、さっさと捨て去っちまえ、が回答です。

年上お姉さんからかわいがられる湊人。ついには勝負を持ち掛けられて、勝てばそっとしておいてくれるけど、負けたら罰を受けねばならぬ。その勝負に乗るんですね。しかも負けまくるんだ! 栞の巧妙な罠にかかった湊人の愚かしさ。しかしそれは思春期男子には回避不能な策であったのかもしれません。

かくして湊人に与えられた罰とは、栞の保護観察下に置かれるですって? 首輪までつけられて、すっかりペットではありませんか。図書室での不純異性交遊を目論んだ罰とのことですが、これはこれで不純異性交遊への第一歩なのでは? 目指したゴールではないかもしれないけれど、湊人の夢、その一端はかないつつあるのではないのかなあ、なんて思わせるんですよ。

『全手動CoffeeGirlロンちゃん』

コーヒーメーカーが人になってしまった! 擬人化とかではなく、もうほんとただただ人になってしまったって話。とある流星の降る夜のこと、不思議なパワーでコーヒーメーカーがかわいい女の子、ロンになって、かくしてその夜以来、お姉さんはロンと一緒に暮らしているのです。

人になったということは、コーヒーをいれる機能は失われてしまったということ。便利な機能はもうないからと、試行錯誤でハンドドリップを試みる。豆から挽くのか! 味はまだまだ納得いかないそうですが、お姉さんはロンがいれてくれただけでもう大満足なのですね。

ロンがいてくれて嬉しいお姉さん。それを隠さずありのままに伝えるのですが、それが嬉しいロン。で、ロンも素直にお姉さんのことが好きという。この互いに素直に気持ちを伝えあって、互いに嬉しい気持ちを交換しあう様はとてもいい。照れつつも喜びが前面に出る。そんな関係、とてもいいじゃありませんか。

懸賞に当たって新たにやってきた新型コーヒーメーカーも、最初は嫉妬を隠さなかったロンだけど、もとコーヒーメーカーだけあってコミュニケーションとれるんだ、仲よくなって、いろいろ教えてもらう関係になって、こうして今や3人暮らし?

この不思議な関係性も、またおもしろみ感じさせてくれてよかったです。

2026年3月8日日曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2026年3月7日土曜日

『まんがタイム』2026年4月号

 『まんがタイム』2026年4月号、昨日の続きです。

『星月夜工業高校ルナ同好会~38万キロの奇跡~』

建築コンペの課題が全然進んでいない素直くん。大ピンチ! というのだけど、コンペ、自由提出じゃないのか。これというテーマがない人は、ひねり出すところから大変だな。

でも素直はテーマは決めてるんです。宇宙で過ごせる家。でも、知識もろもろ、いろいろ足りてない? 作図もまだ全然できてなくて、困りはてる素直にひかりから提案が。ひかりのうちの画材屋、作業室を格安で貸すよ! 気分転換にもなるだろうというアイデアだったんですが、これ、正解でしたね。作業室で一緒になった都さん、建築の専門学校に通っているというこの人から、いろいろアドバイス受けることができた。

いや、むしろ心掛けといった方がいいのかな。都の言葉に、素直、ちょっと心強くなったみたいなんですね。

ところで、都さんというの、名字じゃなくて名前なんですね。知らず名前で呼んでた素直。それがひかりには先越された感あった? 自分のことも名前で呼んでみてよと、そしたらふたりともにどきどきしちゃって、思わぬ進展見ちゃいましたね。

『良倉先生の承認欲求』

新たな領域に踏み出す落安です。AI技術を活用し、AI彼女を生み出した! もとになるデータはOLさんのSNS情報。すなわち良倉の演技してる人格であるわけですが、いやもう、これ結構なアウト寄り案件! 引き返すんだ落安! まだまだ真人間に戻れるレベルですよ!?

しかし、良倉、AIにまでライバル心燃やしちゃうんですね。いや、落安取られたからとかじゃないよ。落安がAIにお勧めされた映えカレー店。エディブルフラワーちりばめた華やかカレーに、見落としていたと悔しさ感じる良倉。で、ここからまさかの落安に映えスイーツ店提案! いやいや、AIOLさんと映え店対決しないでいいんですよ! これ、どちらがより本物のOLさんとして落安を納得させられるか対決みたいになってますからね!?

ここで良倉に懸念が。もしや、いつかAIがOLさんと良倉の接点を見つけ出してしまうのではないか!? 身バレの危機に、AIOLさんとの別れを強く進言する良倉なのですが、AIより先に教え子氷高の脅威を怖れなさいませ。

ともかく、純情青年落安はOLさんへの愛を貫き、AI彼女とは別れることになりました。そうしたら、ちょっと興味が逸れてた分、反動なんですか? OLさんへのガチ感がこれまで以上に増しちゃって、うわあ、すごいな、キラキラしてる!

でもこれ、いつかOLさんの正体を知ったとき、ショック受けるか、あるいは虚構と現実の壁を越えて受け入れちゃうのか。どちらなんでしょうね。後者だったら、落安、本物です。応援しますよ。

2026年3月6日金曜日

『まんがタイム』2026年4月号

 『まんがタイム』2026年4月号、発売されました。表紙は『ローカル女子の遠吠え』。春、桜の花びらの舞い落ちる下、ジョッキ片手に団子を食べるりん子がメインを張っています。しかしこのジョッキ、緑色、ということはお茶系のドリンク? あるいは、お茶そのものであるのでしょうか。しかし柔らかそうな団子ですが、きっとこの人のことですから、バリバリいわせて食べているのでしょうね。この他に、2種の桜餅手にした『わさんぼん結』、ぬいぐるみ彼氏とドリンク楽しむ『遠恋カノジョとおとなり上司!』のカットもございます。

今月は新連載が1本です。

『ラテとボドゲができるまで』

仕事に疲れた女性がひとり。この人、まだ駆け出しのグラフィックデザイナー。断われない性格が災いして、日々終わらない仕事に精神を磨り減らしているのです。

この人、遊円紬が、今日もまた夜多くの帰り道、たまたま寄ったカフェで出会ったのが、カフェの店長双六実。ほがらかな青年にすすめられるままカフェラテを注文した紬。それはいいのですが、この店、コンセプトがあるんですね。ボドゲメイクカフェ。ボドゲカフェならわかりやすい。ボードゲームを楽しむお店ですよね。ですが、メイクとはなんなのか。

なんと、自分たちでボードゲームを作るところからやるっていうんですね。

夜遅いからか、お客のいないこのお店。店長と紬が店長作のゲーム、そうどりジャンケンを楽しみます。やってみてわかったこと。店長は表情で手札、策略がバレバレ。そしてもうひとつ、シンプルな手作りボドゲでも、こうして遊べばすごく楽しい。

この楽しむという気持ちが、紬に活力与えてくれたようですね。さらには店長のお礼のオムライスも紬を元気づけてくれました。

さて、紬の職業はグラフィックデザイナー。ってことは、この素朴なゲームを、立派にデザインしちゃって仕上げちゃったりするのでしょうか!? かくしていつかはゲーム作家デビュー!? となるのかはわかりませんが、この店との出会いが紬の生活をがらりと変える。そんな展開なんですよね? 期待です。

『腹割るウチらの秘密ごと!』

北原ミラが転校してきてから、おとの様子がおかしい。やたらミラのこと気にしている。北原ミラと名前を出すと、わかりやすく脱力。いったいなにがあったのか? 追求するヒメコだけど、さすがに代償のグルートブリッジ1時間は駄目だったか。

判明したのはおととミラの中学が同じだったことだけ。ということで、今度はミラに接近するヒメコ。スマホの壁紙に中学時代のおと。わけあり? 意味深? 聞けば、どうもおとを追って転校してきたとわかって、なおさらわけあり? いったいなにごと!?

わからんながらも、ミラが自分とおとの仲を疑ってることは理解したヒメコ。でもって、おとのかつての話、憧れてる人との不和、それがミラとつながって、ああ、おととミラ、かつては相当に近しかったんだ。

とわかってモヤるヒメコさんです。これはちょっと悶着が? あるいは、なにかしら騒動あって地固まったりするのでありましょうか。

『跳べないウサギと神の島』

月兎の巫女は、首藤の血筋に生まれる。これ、一子相伝とかいうわけではないのか。なるほど、リンコが今の巫女だけれど、リンコでなければならない、力を持ちうるのはリンコひとりだけというわけでもないのか。

というのも、神秘の力を有する首藤の娘はしるしとして太い眉を持っている。そういえばリンコの眉は太かった。そして今レオの目の前に、もうひとりの太眉の娘、ユイコが登場。くったくなくレオに声をかけ、ジャンケンゲームで10連勝してみせたユイコ。そしてゲームのディスプレイを介しユイコの前に姿を現すうさ土偶。

ああ、リサコよ、やはりまだ諦めていなかったのか。そしてその手はリンコならぬユイコに届き、今、禁足の地にてユイコの身がリサコに奪われてしまった!

すべてを理解した。そういうリサコの次の行動やいかに! しかしこれ、結構なクライマックスだったりするんですかね!? というか、ユイコに手を出すのは、ちょっといろいろアウト感ただよいませんか、リサコさん!

2026年3月5日木曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第84話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

新入生女子に遊ばれている岡崎を見て、ついつい意地悪なこといってしまった榎本。心霊スポットは嫌だと岡崎がいうものだから、次の活動場所は心霊スポットでいいなんて、思わぬ嫉妬心が思わぬことを口走らせて、それで後悔していたんでしたよね。

榎本の発言で心霊スポット派が多数決をとってしまった。というわけで、今回は心霊スポット探訪編。カップルに呪いをかけてくる女の霊が出るという場所に、男女ペアでもって踏み入ろうというのですが、ここでまあ岡崎が大人気!

そうか、新入生女子ふたり、岡崎先輩狙いなの!?

他の男子どもを尻目に、じゃんけんで岡崎争奪をはじめる女子たち。そこに榎本も参戦して、さすがの気迫勝ち! じゃあ次は残りでペア決めだっていうんですが、カリンが秋山に貼りついて離れないのね! これ、昔こういうマスコット人形ありましたよ。ほんと、今回は終始秋山にベッタリなのカリンさん? と思ったら、霊を出し抜くためにケンカのふりをする。と思ったら、ガチ喧嘩に発展じゃん!

なにしてるの! と思うも、結局は夜景のロマンチックに機嫌をなおして仲直り。ちょっとやそっとでは、このカップルは壊れませんね。

さて、問題は岡崎榎本組です。なんら怖がることもなくスタスタ歩いていく岡崎。実際、夜道も心霊スポットも慣れっこ。むしろ霊という存在に気持ちを傾ける余裕さえある、そんな男だったのですね。夜の気配に、妖しい魅力さえ漂わせる岡崎。これは、もう、昼間の彼とはまるで違う側面なんですね。

と思ったら冗談めかしてごまかすし、どうにも捉えどころのない男。そんな岡崎が、女性の声が聞こえると、ふらふら茂みに分けいろうとする。

それを渾身の思いでとめる榎本がいじらしい。私の大切な人を連れていかないで! この思いの発露。岡崎に届いたでしょうか。そして岡崎は霊に対しても優しくて、写真に写った謎の手を、見世物にするの忍びなかったんでしょうね、間違えたといって削除して、こうしたところに見え隠れする彼の本質。知るは榎本ひとりでしょうか。

静かに深まる、そんな関係をそっと見守りたくなる一編でした。

2026年3月4日水曜日

『まんがホーム』2026年4月号

 『まんがホーム』2026年4月号、昨日の続きです。

『座敷童子あんこ』

扉のあんこ、三色だんごを食べる座敷童子、これがめちゃくちゃかわいくて、マジか! ガラスに写るいつもの姿、それはいったいなんなのか! もし手前のあんこが本当の姿というのなら、多少の奇行は目をつぶれる、本気でそう思ってしまいました。

でも、ほんとにそうでしょうか? クジラの一生に思いを馳せるあんこ。いつもの顔にあのボディ。たとえ扉の美少女顔でも、このボディが家の中におるの、耐えられるでしょうか。

そこからの言動も、いつものあんこなんですけど、もし顔が扉の美少女だとしたら、どれほどにシュールになるだろう。そしてついには凌遅刑。パパさん、えらいもんすすめるな! あんこが人でないこと、わかってるよね、これ!?

そして最後にあんこに飲まれていく幸太。結局、あんこは今回はこのまんまなのか。そして飲まれた幸太。この状態で返答はできるのか? そもそも生きて戻れたのか。それはもうわからずじまいでありますね。

『歌詠みもみじ』

阿久津くんのお母さんに衝撃です! 息子がバレンタインのお返しに悩んでいるのです。まさかの彼女!? いや、宇賀神はまだ彼女でもなんでもないのですが、つきあってる人からじゃないという息子の返答に自分へのお返しと判断したママさん。

めちゃくちゃかわいいな。ちょっとホラー風でもあるけど、ママさん、めちゃくちゃかわいいな。息子の立場ならどう思うかわからんけど、めちゃくちゃかわいいです。

宇賀神へのお返しをどうするか。悩んだすえに、アドバイスもらおうとする阿久津です。宇賀神と仲のいい坂和に助けを求めるも、二瓶の反応が怖い! 千恵にはまりなというウィークポイントがある、というので我らがヒロインもみじの出番となるわけですが、あんまり頼りにならん!

とはいえ、ちゃんと坂和に繋いでくれました。お礼のお菓子をもみじに貢いで、阿久津くんめでたしかと思ったら、宇賀神あてのお菓子、ママさんに見つかって、ママさんへのお返しじゃないっていえなかった! ほんと、ママさんかわいいな! あまりにかわいく喜んでくれるもんだから、息子も違うとはいえんよね。ええ、それでもみじさんお菓子はおあずけになりましたよ。

今回、お菓子配りのまりな、本命がいるひとからお返しはいらないよって、この度量! なんだかんだ、大物、かっこいいお嬢さんですよ。

でもって本命宇賀神。なんでもないみたいにふるまうのも、また乙女心でありましょうか。ええ、恋愛の機微いろいろ。こそばゆくも気持ちが浮き立つ、そんな春の兆しです。

2026年3月3日火曜日

『まんがホーム』2026年4月号

 『まんがホーム』2026年4月号、昨日の続きです。

『はなまるゲーセン飯!!』

春になってもまだまだ寒い宮城です。暖かいと思った翌日に雪が降ったり、昼と夜の気温差もすごかったりで、慣れないことには体がついていかなそう! と思ったら、宮城育ちの樺恋もついていけませんか! これはもう自分のような軟弱者には厳しい風土といわざるをえませんね。

さて、寒い日にありがたいのが温かい食べ物。さらにそいつは、音ゲーのスランプにも効くという。ほんとに? いやはや疑わしいのですが、昔からそういう俗説があるのだそうでして、その食べ物というのは他ならぬラーメン。実際調べてみれば、ほんとにそういう話があるんですね! びっくりだ。いやほんと驚きました。

というわけで、今回の食事はあがいんのラーメンです。種類がいっぱい! なかでもおすすめなのは辛味噌ラーメンなのだそう。宮城の御当地ラーメン? と思ったら、発祥は山形? それが宮城では仙台味噌ベースのものに変化していった、みたいな歴史があるんですね。

ラーメンの中央、ないしはレンゲに添えられた辛味噌を、少しずつスープに溶かしながら食べるのが基本形。変化する味を楽しむのは山形のも宮城のも同じようですね。しかし、どんな感じなのでしょう。機会があればぜひ食べてみたいラーメンです。

ラーメンでゲームが上達するかは謎ではありますが、心機一転、気持ちをリセットするのが大事というの本当にそうだと思います。ということは、ゲームに限らず、いろんなものに、ラーメンリセットは有効そうですね。

『うちの秘書さま』

今回はひな祭り。女の子の節句、というわけで、はじめに山田が屋敷の女性たちを歓待いたしますよ! すばらしい、なんて素敵な回なんだ!

なにがいいって、女のコといわれて動揺を隠せないメイドさんですよ。いやいや、なにを戸惑うことがあるのですか。どこからどう見ても素敵なかわいい女のコではありませんか!

最初は遠慮していたメイドさんたちですが、宴もたけなわ、お酒がはいれば様相はがらりと変わって、やたら陽気な七瀬の向こうに、寝てる、泣いてる、倒れ伏してるメイドたち! いやもう、なんともカオスですな。田中さん、なんか目が座ってるし!

かくしてひな祭りを肴にした飲み会、と思いきや、雛人形は置いてきぼり。ほんと、理由もなんもなく、ただの日中からの飲みになってしまって、でもこういうのもたまにはいいんじゃないでしょうか。楽しそう。ストレスもどこかにいってしまいそうです。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

野生動物が市街地に出没している。そんなニュースを見ているときに、病院を訪ねてきた小学生の男の子。へんな動物がいるというのです。

犬みたいだけど犬じゃない。毛がなかった。これだけの情報で、それがなにか当たりをつける先生にクマちゃん。クマちゃんのさらなる問いかけ、皮膚ゴワゴワしてなかった? で、もう推測は確定。放っておいて、感染が広がるのもよろしくないと、キョウスケをともなって先生が出動。

そうしたら、予測したとおり、疥癬にかかったタヌキだっていうんです。

犬や猫、人にだってうつる病気。ヒゼンダニが寄生して、皮膚にトンネル掘るやつですよね。塗り薬とかイベルメクチンみたいな駆虫薬を使う。免疫低下してたりすると、大変なことになるって聞いています。

タヌキは疥癬が重症化しやすいというので、このキョウスケが目の当たりにしている個体もそうした重症例なのでしょう。本来なら野生動物に人が関わるべきではない。そう了解しながらも、感染拡大させるのもよろしくないのでまずは保護。治療がすめば野生に返すを条件に、病院に連れ帰ったのですね。

さあ、これから治療です。はたしてこの子、たぬ吉の体力は持つのでしょうか。病院だから、弱った動物もいるかもしれない。それだけに、しっかり治療が効いて、回復するといいですね。

2026年3月2日月曜日

『まんがホーム』2026年4月号

 『まんがホーム』2026年4月号、発売されました。表紙は『孔明のヨメ。』。お題は桃の節句。お内裏様とお雛様に扮した孔明、月英夫妻が凛々しく、そして美しく、表紙を飾っています。見上げれば桃の花。桃は生命の象徴ですよね。これからの季節にとてもいいイラストです。そして『はなまるゲーセン飯!!』からはちらし寿司。『ハルと雪の番台』は白酒が登場ですよ。

『孔明のヨメ。』

荊州は公安に帰還を果たした劉備一行。無事のお帰り、でも帰路の厚遇っぷりに疑問を持つ臣下が幾人か。ここからはじまる孔明の詰問。関わった人間からもいろいろ推察して、なにせ孫権どころか呉国太まで同行するっていうんです。よっぽどのことがあったに違いない。

ひとことも貝の一件について触れていないのに、これだけ見抜いてくる。さすがの孔明です。この方面では誰も敵いませんなあ。

劉備からことの次第を聞かされて、穏やかでない義兄弟たちです。でも悪いのは曹操と、当の劉備は落ち着いたもので、さらには尚香が孫権にしっかり文句いってくれました。こうした話聞かされれば、尚香の株も上がりまするな。尚香はそんなつもりはなかったでしょうけど、素直で正直なその言動が間違いなくプラスになっています。

孔明と月英の夫婦の会話。ほぼ仕事の話だったりもしたけれど、妻の無事の帰りに安堵する孔明。そしてねぎらうその様子。ああ、本当に大切に大切にその愛を育んでいるふたりなのだと思わされるのですよ。

そして事件の主犯は誰なのか。ひとり静かにその答に辿り着いている孔明。周瑜公瑾に問い掛けるその胸の内。しかし周瑜からの返答はあるのか。これからのこと。はたしてどうなるのか。同盟関係は守られたものの、なかなかの剣呑さです。

『サレ妻お江戸リコカツ録』

麗が不在の夜。なにかあったら大変! と気を揉む早苗のもとに急ぎの報せが! 駆け込みですよ。借金のかたに吉原に売られた妹を救い出し、ここまで連れてきた姉妹。その妹というのは花魁の紫。当然追手はかかるわけで、門を叩く音。そして呼ばわる男の声。

麗は不在。この状況でどうする? 門より中に踏み入ってこないその状況に、縁切寺のルールの厳格さを実感する早苗。思い切りましたね! 大活躍ではないですか。恐怖をおさえて、男のそばまでやってきて、麗ならきっとこうすると、大男を相手に啖呵を切る!

命をかける覚悟はおありで? そして笑ってみせるのですが、余裕感じさせる麗の笑顔のつもりが、なんだろう、すごく不気味な笑顔だよ!?

でも、功を奏しましたね。男は撤退! そして帰還した麗からは褒められて、ああ本当、早苗、がんばりました。

そして助けられた紫。すぐに放免とはいかないけれど、囚われの生活から自由になるのですね。このくだり、早苗のいう、自分の不幸に気づいていなかったんだという言葉が重いですよね。人にとって自由とは、しあわせとはなんだろう。気づかず不幸な境遇に身を置くということもある。離れてはじめてわかるものなのかもしれない。そうした人の心のいろいろ、思わされました。

『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』

スミレさん、ついにうずちゃんのお世話から卒業ですか!? うずのことをずっと見守ってくれていた御園生さん。うずとスミレがともに彼女の存在を認識して、そしてはじまる新たな関係性。気づかれぬまま世話を焼く必要がなくなりました! いろいろあやういうずちゃんを、心の底から守りたい、頼られたいと思っているお姉さんがいる。

その心強さよ。とはいえ、その思いが過剰で、スミレもいうようにちょっとあやしくもあるんですけどね。

それからは、うずの身になにかあっても、スミレが即動かなくてもよくなりました。ちょっと様子を見ていれば、きっと御園生さんがかけつけてくれる。転びそうになったうずちゃんも御園生さんが支えてくれて、髪だってとってもかわいくまとめてくれて、ああ、これでスミレは静かで穏やかな暮らしに戻ることができたのですね。

ひとりの空間、ひとりの時間。ゆったりとひとりを楽しみ、落ち着いた時間に心を安らがせる。

でも、ずっと求めていた暮らしのはずなのに、うずちゃんへのお節介、それがなくなった生活は物足りない。

静かで穏やかな暮らしはかつてのスミレが求めていた暮らし。だとしたら、今のスミレが必要としているのは、どうした暮らしなのでしょう。失われてはじめて気づいた。その喪失感がなにに由来するのか、スミレ、自分の心を見つめる時間がはじまりそうですね。

2026年3月1日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2026年4月号

 『まんがタイムきららキャラット』2026年4月号、昨日の続きです。

『このままモブじゃ終われない!』

まさかの新展開ですよ。写真を頼りにピコを訪ねてきた謎の女性。ピコの名前も当然のように知っていて、知りあい? コモナが疑うようにストーカー? あまりに不審だったため、ワイヤレスイヤフォンをビーコン代わりにくだんの女性のカバンに投入。

そして問うんですよ。その写真の人とどういう関係? そうしたら、恋人だという。どういうこと!? うちひしがれるコモナがかわいそう! 愛するピコに元カノがいただなんて! で、ここからがコモナの真骨頂というか、手駒を使って謎の女の情報を集めさせる。自分を特定して押し掛けてきたヤバいやつを、弱みで脅してしたがわせる。うん、コモナはサキュバスとしての才能はないが、反社としてはやっていけそうです。

さて、判明した謎の女の素性。フリーター、24歳、名前は千秋楽。その楽がピコと一緒にいるところを目撃して、コモナ、取り乱す! 楽、声優志望の子だったんですね。でも、もうじき夢がかなうかもってところで、ピコを追って夢を振り捨てた。

このピコに向ける熱愛を見て、コモナ致命傷だーっ!

でも、サキュバスの仕事がらみで出会った女性と知って安心? と思うも、すぐさま責任とってあげればなんて意味深なセリフが聞こえてきて、ああ、これはもうコモナ立ち直れないかも! というか、この楽さん、ちょっとやそっとで引き下がりそうにないんですが! レギュラーキャラとして今後も出てくるんですかね!? だとしたら大歓迎です。

『魔法少女は羞恥心で強くなる』

ついに真侑が敗北!?

ゆずから好意を伝えられて悶々とする真侑。思い悩んだ末に、ゆずにきっちり話そうと決意する。ゆずを呼び出して誠意を持って話しはじめるも、断りと察したゆずが暴走! チラミンによって強化された金平糖の威力はこれまでとは桁違い。取り乱しつつも攻撃を繰り出すゆずに真侑は敗北! かけつけてきた零もなすすべもなく倒されたというのです。

衣装破壊されたまま、公園に放置された真侑たち。そんな真侑を助けてくれたのは友人のしおちゃん。心配してくれていた。そんな彼女は真侑の秘密、魔法少女であることも目撃してしまって、ああ、今から記憶を消すなんてできるのか? できるにしても、強大な力を有するゆずを倒す必要がある!?

どちらにしても、今の真侑には荷が勝ちすぎる。さあ、どうしよう。まずはしおちゃんに自分の置かれた状況を説明する? それから今後の対策考える? いずれにしても、真侑、いっぱいいっぱいになっちゃいますね。

あ、しおちゃん、追加戦士とかありですか!?

『ずんだもんTV!』

夢で出会った謎の人物。約束の相手? しかし目覚めるとそれが誰かわからなくなっている。約束のアイツ。失われたずんだもんの記憶の一端。しかしどうしても思い出せないずんだもんは、もう一度眠って記憶を呼び覚まそうとするのですね。

しかし、寝ようと意識すると眠れないもの。いつもはすやすやの授業中も目がギンギン。ままならんなあ。ずん子のアドバイスで寝入ったものの、自分の寝言で覚醒! 授業中に眠る作戦は駄目っぽいですね。やっぱり夢を見るなら、夜、布団でぐっすりがいいですよ。

でもやっぱり眠れぬずんだもん。一睡もできぬまま朝を迎えて、いろいろな方法を試してみるも、やっぱり眠ることができなくて、ついに睡眠外来のお世話になるも、スマホとゲームのやりすぎ? うん、無理に眠ろうと気負いすぎたのが駄目だったみたいですね。

ずん子が手伝ってくれました。夢のなかのアイツとの邂逅を、ふたりで演じてみよう。少しずつ思い出されるずんだもんの記憶? 大切なキーアイテム、ずんだもちをずん子とふたりで食べて安心したのがよかったか、ついに眠りにつくことができました。

夢のなかで出会ったのは、黒い姿のずんだもん!? あの廃校で鏡に写ったあの姿!? 置いていかれたと泣いていて、そして問題のアイツが出現。ずんだもん、名前を思い出しましたね! ずんだもんのなかではこれで解決したみたいですね。

アイツはずんだもんと繋っているのだそうですよ。それさえわかればもう大丈夫。ずんだもん、安心してもとどおりの生活に戻れそうでよかったですね。

2026年2月28日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2026年4月号

 『まんがタイムきららキャラット』2026年4月号、発売されました。表紙は『このままモブじゃ終われない!』。つけペン手にして、画業に打ち込むピコの姿。ただ描くとのキャプションが、この子の強い意思。漫画家という夢を諦めないという決意のほどをよく表しています。けど、ただそのただ描くという言葉ひとつがピコの思いを表現するわけじゃない。まさしく描くことに専念する、ピコのその表情、鬼気迫るその情念のほとばしりあればこそ。周囲に舞う、友人たちの似顔はまだまだつたないけれど、ここまで本気になれるピコのこと。これは応援したくなる。つい引き込まれるような強さあるのですね。

今月は新規ゲストが2本です。

『アキバこんぷれっくす!』

第1話を2枠で掲載! イラストレーターの夢破れて、一切合切を手放そうとした子が、再起しようと踏み出すお話。なぜ挫折したのか。なにが彼女の希望を打ち壊したのか。それが充分に語られ、本当は未練があるのに、それでも夢を諦めようとするその姿。どうしてもどうしても叶えたかった夢なのに、自分には無理なのだと言い聞かせるようにして大切にしていたものと別れる様子は、実際切実さ感じさせるものあって、ああ、悲しい決意だなあと思わずにはおられませんでした。

夢破れし花宮えもの新生活。高校入学を機に、なにか新しいことをはじめようとするのだけれど、どうにもこうにも才能が足りてない? いや、体験入部だけで諦めるのはもったいないよ! とは思うのだけど、この子のこれまではイラスト描きに全力だったんだものなあ。

でも、それだけあって落描きも上手。クラスの子に認められて、そして導かれるコミフェスへの道。一度は断るものの、ふたたびの秋葉原。大看板を飾る妹のイラストにくじけそうになりながらも、電器店の新機材に触れたとき、イラストレーターに繋がる未来を口にしてしまう。

もうこれが引き金ですよね。まだ心のなかにイラストレーターの夢があると自覚してしまった。そして今目の前に自分を認めてくれる誰かがいてくれる。ここからのえもの行動。これが生き生きとこの子の決意、夢への再起を描き出してくれて、ああ、序盤のあの行動はこの描写へと導き気持ちを打ち上げるためのバネだったんだ。

かくしてコミフェスへの参加を明言したえもです。でも目の前の仲間ふたり、遊衣とトキノは絵が描けない! ということは、原作? あるいはゲーム作るの!? 今のところはなんともいえない。第2話の活動開始、待たれます。

『櫻井会長はふとももがお好き』

不眠症の改善に膝枕が必要。身のまわりを理想の太ももでかためるべく、生徒会を私物化するまでにいたった櫻井薫子の暴挙ですよ。かくして今日も校内、生徒たちの太ももを物色する薫子が、ついに見つけた至高の太もも。

となればもうまっしぐら。相手の希望も聞かぬうちに生徒会にスカウト。理由は一目惚れというのですが、それ、太ももでしょう? でも相手は知らんわけですよ。何日も何日もつきまとって、ついに承諾させて、その初日。なんとも斬新な膝枕でもって、不眠の解消をする薫子なのですね。

でも、まさかここから逆襲があるとは思ってもみなかった。ヤバいのは薫子だけかと思っていたら、まさかの獲物、ありさもなかなかの食わせ者。いうことなんでも聞いてくれる。その言質をとるやいなや、薫子に迫るっていうんですよ。

まさしく世は下剋上! いついかなる瞬間に受けと攻めが入れ替わるかわからない乱世であると、しっかり教えていただきました。

『ごきげんよう、一局いかが?』

修学旅行を間近に控え、いらぬ遠慮をしてしまう冴さんでしてよ?

千星さまと一緒の班でまわりたい。そんな声を耳にして、憧れの千星と自分はいつも一緒にいるわけだし……、こういうときこそ他の人に譲るべきでは?

そう思ってしまうのは、冴のおくゆかしさで美点なのでしょうけど、ことお相手のいる班決めでひとり勝手に決めてしまうのはよろしくなかった! 千星、冴、乃々花の3人でまとまろうとするところに、自分は別の班でいくかもしれないなんて、途中すっとばして結論だけいっちゃうもんだから、千星はショックで離脱! 乃々花は先日の下着騒動を大公開! もう大変なことになっちゃったっていうんです。

冴が距離を置いたことに動揺を隠せない千星さま。対し、千星が引き止めてくれなかったことを悲しく思う冴さん。ふたりともに相手を求めているというのに、なぜこうもすれ違ってしまいますの!? この状況に板挟みになる乃々花さんが、もうめんどくさくなった、ふたり直接話せばいいと設けた話し合いの場。

でも、これがやっぱり結局の大正解だったんですね。乃々花さん、よい仕事をなさいました。

冴が遠慮した理由を知らされたふたり。そんな冴にはっきりと千星が明言する。自分の希望を聞いてほしい。この切実な願い!

ほんと、ここまでいわれて、そして冴の願いはと聞かれて、断るだなんて選択あるはずないですよね。ええ、ちょっとしたボタンの掛け違い。それがこうしてはやめの対処で、きれいにきっちり収まるべきところに収まったの、大変よろしゅうございました。

そしてここからはボーナスタイム? 功労者乃々花へのお返しですね。試着室での千星さまファッションショー。もう、いつになく大興奮する乃々花さん。いや、こないだも興奮のあまり発熱なさってたな、通常運転だな、これ。そしてラブリー冴という常には出ません今回限り!? すばらしいもの見ることができて、ああ、乃々花さん、よい仕事をなさいました。

で、ここまでいってなんなんですが、3人の私服、乃々花さん、とてもかわいらしかった。乃々花さんは自分の魅力を自覚なさるべきです。で、この場に立ち会えなかった純礼さん。残念でございましたね。

2026年2月27日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2026年4月号

 『まんがタイムオリジナル』2026年4月号、昨日の続きです。

『となりのフィギュア原型師』

温泉旅館に泊まったおこめ畑一行。酔ってしまったせつかを介抱する半藤ですが、いつものせつかとはなにかが違う。ぐいぐい半藤に迫っていって、生真面目半藤はきっぱり拒否するのですが、今回のせつかはなんかしつこいぞ!? 据え膳云々いって重ねて迫る。でもそれもきっちり断わる半藤よ。

この半藤の理屈、めちゃくちゃわかるんですよ。男側の正当化じゃないのんかっていうの。実際、こういうおそれがあればこそ、こうした気の迷いにもなりかねないあやふやな状況に流されるのはヤバい。こういう理性で動く半藤はいいですね。

でも、せつかはすごいな。ごちゃごちゃうるせーなとかいっちゃうんだ! で、いつものように嘔吐。でも負けず、なおも重ねて半藤に迫る。それもしっかり断わる半藤は、ついに代表に気持ちがあるの白状して、もしやこれがせつかの魂胆だったのか!

かくしておこめ代表への恋心を明確にされてしまった半藤。さあ、今後の行動やどうなりますことやら。せつかから詫びはあったわけですが、あの問答は全部記憶に残ってるわけで、ああ、半藤、なにかしらのプレッシャーが生じたりする? いや、多分なさそうだなあ。今の関係、今後もしばらく続くんじゃないかしら。

『もどかしコンプレックス』

社内では謎の人扱いされているえのんさん。飲み会にも出ない。昼食も一緒しない。先約があるといって断る、その先約とはなんなのだろう。

恋人かと疑われるも、実際には趣味の手芸でした! 昼休みも趣味のぬいぐるみ作り。定時帰宅後も趣味のぬいぐるみづくり。今日はかわいいもふもふくまちゃんが仲間いり。そんな彼女は、ぬい作りしつつ、mochi主催の通話に参加するのが日課となっていて、いつもの仲間と他愛もない推しアニメの会話を楽しんでいる。

でも、リアルしーさんに出会って、ちょっといろいろ思うところあったようです。しーさんのもちに向ける視線。そこには恋心が宿っているようにしか見えなくて、そして今思いいたるもちのしーさんに向ける気持ちの可能性!

でも、今のこの関係がなくなるのは困るな。その一心で、すべてを自分の胸に秘め、壁になると決めたえのん。さあ、ここからどれだけのものを目撃していくことになるのでしょうか。もちとしーさん、ふたりの恋の歩みを逐一見届けていく、そんなポジションに立った感ありますね。

『かつては最強無敵の勇者様~姫には内緒のレベルダウン生活~』

謎の敵から装備破壊攻撃を受けても、なんら影響なかったジュロー。なぜ!? そのとき自宅では、謎の家具破壊にステラが戸惑い恐怖しまくっていたわけですが、そうか! 忘れてたわ、ジュロー、自宅を装備してたっけな! あれが謎の敵攻略の鍵になったとか、まったくもって予想外の展開でした。

さて、ステラがジュローの真実を知ってしまいました。相手のレベルを見抜くアイテムで、ジュローのレベルが下がりつつあることを知り、そしてそれとなくジュローの事情を聞き出そうとする。

ジュローがね、必死で取り繕うの。その過程で前世での苦しみを思い出し、そして置かれた状況に絶望する。しかしそこで一縷の希望としてステラの存在を思うジュロー。意図せずジュローの思いに応えるように、その苦しみに寄り添ったステラに、ジュロー、本当の安心を得たのでしょう。

重い口を開くジュロー。これから話すのは、ステラも知るレベルダウンについて。さらに、もとの世界に残してきた秘密。ああ、こうして話すことが、ジュローの重荷を軽くすることになればいい。しかし、これまでにも過去の失敗にさいなまれるジュローが描かれていたけれど、これに重ねてなおまだつらい過去を抱えていたとは予想を超えてきました。

『ムクカノ:無垢で無口な職人彼女と、静かでにぎやかなふたり暮らし』

賢太との進展について思い悩む椎奈です。怖いのは知らないからかと、いろいろ調べるほどに駄目になっていく。ゆきつくは挙動不審。この裏側にある心境については賢太もお見通しだろう。

かくして、もはや破れかぶれか、酔った勢いでどうにかしちゃおうとか考える椎奈ですよ。

思い切ったもんだなあ! でも、まるで酔わない椎奈。緊張のせい? 対して賢太はべろべろで、しかしそれでも洞察力は衰えない。酒の勢いで押し切ろうとしてくれた? 椎奈の図星を突いて、そして当たった推測に、うれしいと喜ぶんですよ。

うれしい、ありがとう、だいすき。

って、めちゃかわじゃないですか! うわー、これは反則級では? 過去一かわいい賢太さんいただきましたよ!?

ここから賢太のターン? 酔って、いつもならいわないようなこと口走ってますよね。酔うとふにゃふにゃになってしまうんですって。なにが? 具体的に絵にして見せていただけないと、よくわからないなあ! でも、こういう体質だから、酔って間違いをおかしたりはしませんよと、こういうところ誠実ですよね、この人。

で、酒の勢いで賢太さん、いっちゃうの!? さあ、どうなる、椎奈さん。賢太さんがこれからなにをしようというのか。この顛末は次回!

ということで予想なんですが、まさかせつか展開なんてありませんよね!?

2026年2月26日木曜日

『まんがタイムオリジナル』2026年4月号

 『まんがタイムオリジナル』2026年4月号、発売されました。表紙は『うちこもり妻はコスプレ配信者』。いぶきと駿が、ふたり桜の花びら舞い落ちる下、寄り添うように横になっているのですね。ここはお花見の会場? あるいはどこかの野原? 桜色一面の背景。そこに仰向けに横たわるふたりは、腕と腕をからめあわせて、その仲睦まじいことよ。ここにまさに、このふたりの関係性が現れていると感じますよね。でも、いぶきは桜色のニット。駿は桜色のシャツにその肉体を隠して、おお、なんかすごく大人しい! それはそうとして、駿のジャケットが緑で、桜餅コーデですね。

『うちこもり妻はコスプレ配信者』

ひずむ、亜子とともにコスプレ街歩きイベントに参加するいぶ。おお、カジュアルスタイルひずむ、めちゃくちゃかわいいじゃありませんか。対し亜子は、朝5時半にして隙のない布陣。さすがです、亜子さん。

さて、コスプレ衣装に着替えた3人。あわせはひずむといぶだけなんだけど、亜子もなんかマッチしてるの、いい感じですよね。この格好のまま街に繰り出して、喫茶店で朝食。コスプレで街に出るのも、お店に入るのも、ちょっとした非日常。コスプレ自体が非日常を楽しむものでしょうけど、それが日常に侵食していく感覚。いや彼女たちの場合、逆なのかも。日常が非日常、コスプレに侵食してくる。この新鮮さに目を輝かせたりね、ほんと見てるだけでも楽しそうです。

コスプレしつつもがっつり食べるいぶ。こうしたところに、それぞれのスタイルというのが出るのですね。そうか、いぶさんはおなか出るのも売りなのか。

さて、心配していたこと、雨がついに降り出しましたよ。このイベントに、応援する作家へのエールを込めるひずむだけど、雨となればイベントの熱気も下火になってしまう。このアゲンストに、どう立ち向かう? なにか、打開する手などあるのでしょうか。ただ降られるままではないと、信じたいところでありますよ。

『どうにも不器用な夫婦でして。』

ヨシアキを訪ねてきた作家仲間のニシキ。ヨシアキとマコトの進展に興味津々なわけですが、そんなこと聞いてさしあげなさるな! いろいろと距離感がおかしく感じるニシキだけど、これくらいが一般的!? 自分やヨシアキが他人と距離置きすぎてるんかな!?

だって話題が妻の下着だものな! 温泉で見た妻の下着に、ニシキの推測が入る。普段からつけてるとは思えない。だって、とその理由を聞かされて、まさかニシキ女性用下着着用疑惑が生じるとかね。いや、いいんですよ、多様性の時代です。

マコトの期待に応えられていない。苦悩するヨシアキだけど、その様子にむしろ安心するニシキ。ええ、ヨシアキは一種ストイックすぎた自分から、少し普通の人の領域にシフトしてきているのかもしれませんね。とはいえ、やっぱりマイペースなヨシアキ。なるほど、ニシキにとってはこのヨシアキのマイペースさが救いになっているのか。

どちらもどこか浮世離れしていると感じるふたりですが、ちょっとずつ違うベクトル。その違いがともにつきあいやすさの理由になっているのかもしれませんね。

『クールな氷上さんは迫りたい』

課長栗園に踏み込んでいく氷上です。既婚者と偽るための指輪の話題から、栗園のことを深く知りたいとアピールしていく氷上。それに答えて栗園も、氷上のことも教えてくれですって!? なるほど? なるほど? これ、氷上さん、あれやで、いけるんと違う? これ、勝ちの目があるってやつじゃありませんこと!?

なんて風に思った自分は、いろいろ甘かった模様ですよ。

今日は氷上の誕生日。多くの人に祝われて、それが嬉しかったのでしょう、常には見せない笑顔、ほころぶ氷上の表情は、木下の心を鷲掴みにし、そして栗園の心奥深くにも届いた?

でも、それが災いするとはなんという巡りなのでしょう。木下にアドバイスされたままに、栗園とのデートをとりつけようとした氷上に、夏の休暇は実家で過ごすんだ、さらっと断りをいれる栗園なのです。これ、なんらの意図もない、たまたまのすれ違いかと思いきや、さにあらず氷上の微笑みに怖れをなして腰が引けたがためであったというのですかあ!

なんと罪な男でしょう。自己嫌悪に酒をあおる栗園ですが、その時氷上はぬいぐるみに顔埋ずめて恋の苦悩に沈んでいる。この行き違いよ。

さて、この状況で氷上に着電です。これ、妹ズの介入!? そして栗園の埋めあわせとはいかなるものに? ああ、わずかでも氷上にとって喜ばしい、そんな状況になるといいですね! でもどうせなら、氷上大逆転! くらいいっちゃってもいいんですよ!?

2026年2月25日水曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年4月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年4月号、昨日の続きです。

『球詠』

椿峰の投手、西村攻略の鍵が判明しました。新越谷の狙いに椿峰記録員が気づいたものの、もう遅い。投げられた球を光のバットが捉え、右中間に運ぶ。

低いリリースから浮き上がって見える直球が西村の強み。しかしそれは低身長の選手には効果が薄れ、すなわち豆粒、小柄な打者にとっては脅威度が下がる。

データが少ないゆえに判然としていなかった弱点を突かれたかたちになった椿峰。先制点を許し、追う立場になってしまった。自分が西村の直球に対応できていた理由に思いが至らなかったと、自らを責める實松。自分の実力が足りないせいで實松に責任を感じさせてしまったと、もう一点も取らせない、気迫に満ちた投球を重ねる西村。この互いに相手を思いやるふたりの関係性よ。この漫画の見せる、対戦相手の心情、思いの熱さ、ドラマ性が、ここにこうして物語を盛り上げつつ、読者の心情も揺り動かして、本当にすばらしい。

続くヨミの投球も、珠姫のリード、そのふたりの重ねてきた時間、技量の高さ、もろもろを見せつけて、この投手捕手のコンビネーションが、敵方、味方双方の重点となって、いよいよ増す厚みに圧倒される思いでした。

ヨミ、珠姫がギアを上げれば、西村、實松も負けてはいない。勝利を掴むのは自分たちと、その譲らぬ思いの強さが競り合って火花散らしています。

『花唄メモワール』

桐喜の抱えていた問題を未来から持ち込んだ道具、知識でもって解決。わだかまりを流しさって、姉妹の関係を改善に導いた梅です。秘密だった化粧道具。しかし椿にはバレバレで、そしてここでちょっとした振り返り。アイリス、イネ、桐喜、灯子、菊野、そして藤野の身請け話。そのどれもに介入し、解決に至らせた梅の手腕。その見事さを讃える椿なのです。

そんな折り、椿に届いた電報。そこに書かれたハハキトクの一文。しかしその生い立ちが、母との関係を歪ませて、自分に向けられる愛情の存在を信じられなくなってしまっている椿にとっては、向きあうことのできない重荷としかならなかった。

椿から語られる芹の話。手に届くところに植えられた木の実。そこに母の作為があるように思われて、しかしその想像を否定する自分もいる。

確認することなどもうできないという椿の苦しみを、苦しみのままにしておけないのが梅なんですね。だから、当然のように椿のそばに立つ。ひとりで確かめられないなら、自分も一緒にいくといってくれる梅に、心を動かす椿。ああ、これからの行動がどうか椿のためになってくれればと思う。この子が重荷を降ろせる。そんな日のくることを願えばこそ、梅の活躍に期待せずにはおられないのです。

『しゅがー・みーつ・がーる!』

修学旅行先で急接近!? 甘那に美都が同じ部屋で一夜を過ごす。もちろんそこにはリコと渚の姿もあって、ええ、渚が動きますよ! すごいこと動きますよ!

禁止されてるお菓子の持ち込み、駄菓子たくさんを美都にもふるまい、未知のお菓子の魅力のとりこにしてしまう。しかも見回りの教員にバレそうになったところを、美都の機転にて回避! ああ、美都の信用貯金の威力よ。でも、これで美都も共犯よ? 渚と美都、ここに思わぬスリルをともに味わったっていうんですね。

班別行動の最終日。ゆっくりとお風呂にはいれる、そんな夜に、美都と渚がともに湯船で語らう機会を得たのです。楽しかった修学旅行の思い出。この数日経験したことを語りあうふたりなのですが、ここで渚が踏み込んだ。

美都と甘那の関係、それはいかなるものなのか。

さあ、ここで美都はどう答えようというのでしょうか。食の秘密を分かちあう仲? いや、それ以上のなにかでしょうか。美都の食の秘密、リコや渚も受け入れてくれるだろうという甘那の言葉。そうだろうと思いながらも、甘那とだけの秘密がふたりのものではなくなってしまうということに迷う。

この局面、美都はどう出るのでしょう。渚の問にどう答えるか、それで美都の抱えてきた自分への問への答もはっきりする? ちょっとした美都の人生選択でありますよ。

2026年2月24日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年4月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年4月号、発売されました。表紙は『魔法使いロゼの佐渡ライフ』。TVアニメ化決定の告知とともに紗菜、ロゼがお祝い感たっぷりに登場です。ロゼの魔法書から浮かぶ祝の文字。ふたりが鳴らすクラッカーもにぎやかに表紙を彩って、躍動と高揚を感じさせてくれていますよ。なによりも紗菜もロゼもいい笑顔。ロゼはいつになく頬を紅潮させて、これからの展開、どんな風になるんだろう! 期待もともに膨らんでいくようなのですね。

今月は新連載が1本、新規ゲストが1本です。

『推しGHOST!』

歩きスマホ絶対ダメ! ましてや階段でなど言語道断!  STOP!不安全行動

というわけで、推し配信者の告知に喜ぶあまり足元おろそかにした主人公は階段から転落。悪いことに頭部を強打して、命を落としてしまうのでありました。

ずっと推してきた配信者。その躍進を見届けることもできぬまま生を終えるなんて耐えられない。この思い残しがためか、幽霊としてこの世に留まり続け、そしてなぜかともに生き続けるスマホで、推しのノノちゃんを見守っているというのですね。

しかしなにがいいのか悪いのか。いいことは、ノノの肝試し企画の舞台が、主人公が命を落としたレストラン跡。そうか、主人公の死がきっかけとなって店が潰れたのか。うん、悪いことってのいうのは、主人公の死とかレストラン廃業とか。いやもう、ちょっとの不注意が大損害だよ!

思わぬ推しの訪問に、幽霊ながら興奮を抑えられない主人公。しかし怯える推しの姿が同接数を増やしている。ってことは、より怖がらせたらファンが増えるのでは!? かくして推しに恐怖体験を提供するというね! でもやりすぎちゃった。あまりの怖さに逃げ出したノノは、運命の階段から身を踊らして落ちていって……。

このピンチに助けに入れてよかったですね。そしてさらには、ずっと応援してきた自分の存在を認知してもらえて、そして登録者1万人という快挙にも立ち会うことができた。

死なぬが一番。けれど、死んでしまってなお推しのためになることができた。これで成仏するってなことはないんですが、でも幽霊としてでも留まった意味ありましたね。

『だめユニ! 〜だめだめなユニコーン娘を召喚してしまいました〜』

迷宮に潜る冒険者二人組。マナブ・ノーストロング。ヒヨリ・ミニハート。名前が酷いな! 強くない前衛と小心者の後衛ですか!?

後衛ヒヨリが召喚獣を呼ぼうというのです。これから敵はさらに手強くなる。さらなる戦力増強に召喚獣を呼び出すというのですが、それで出てきたのが、推し声優の交際情報に荒れるユニコーン。いやいや、一本角だから確かにユニコーンだけど、見た目はまんま人じゃんか。でもってこれが強ければいいんだけど、あんま役にたたないときた!

ユニコーンは乙女にのみ心を許す。その伝承をもって、いわゆる処女厨として描かれるポンコツユニコーン。ヒヨリに処女性を見出して執着するというのですが、この戦力にならないどころか、ゴブリンの群にさらわれていく、むしろ足手まといを、マナブとヒヨリが逆に助けるというんです。

普通なら返品ですよね! でもヒヨリは、気は小さくとも懐が広い。ユニコーンも一緒にいてほしいと受け入れてくれて、ああこうして3人になった冒険者パーティ。さらに続く冒険は、どんな事態に直面することになるのでしょうね。

『魔法使いロゼの佐渡ライフ』

夜の海に自分の思いを零した紗菜。ときこと仲直りしたい。その思いを知ったロゼが、紗菜の力になろうというのです。

なぜときこから距離を置かれるようになったのか。紗菜にはそれがわからない。高校で仲良くなって、一緒にがんばっていける、そう思った矢先の不和。一方的にときこから拒絶されて、それではじめて知ったときこの悩み。その仲は修復されることもなく、高校を卒業し今に至る。

また以前のように仲良くなれなくてもいい。そういう紗菜だけど、本心ではないでしょう? ロゼに心の奥底を覗き込まれて、そしてようやく本音を口にすることができたんです。ときことまた話せるようになりたい。ともに佐渡のために活動したい。

その思いを受け取って、ロゼ、自分の思い出のお菓子を作って紗菜を元気づけようとするとかね、ほんと、健気。まずなにをできるだろう。直接的ではなくとも、自分のできることからやってみる。そうした小さなことの積み重ねが、いつか紗菜とときこの未来につながるとしたら、どんなにか素敵だろう。

急ぐでもなく、自分のテンポで。その道行に寄り添う誰かがいてくれるということ、きっと力強く、頼もしく感じられることでしょう。そしていつかは目的地に辿りつければ、それまでの道のりも意味あることとして振り返ることができるかもしれませんね。

2026年2月23日月曜日

今日は休みます

今日は休みます。