2023年11月28日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2024年1月号

 『まんがタイムきららキャラット』2024年1月号、発売されました。表紙は『のけもののまち』。室内はクリスマス時期の装いにケーキも用意されていて、そして窓の外には雪が。室内から降る雪を楽しげな表情で眺めるるいであります。その背後にはるいの視線を追うかのように振り返るネルの姿。寒い時期、るいたちの軽装が対照的に暖かな室内を思い起こさせて、この季節ならではのほっとする空間を伝えてくれる。そんな表紙でありますよ。

今月は新規ゲストが2本です。

『フォロースルー』

完璧なお嬢様を装う星乃ヒメ。しかしてその実態はというと、重度のアニメオタク。今の時代、アニメ好きがバレたとしてもたいしてダメージにはならない。にもかかわらずこうして自分を偽っているのはなぜなのかというと、周囲の期待が大きすぎるがため。

なにをしても一流。子役として活躍していた過去まであって、皆からの憧れを集めまくり。でもそんなヒメに、なんでいい子ちゃんぶってるの? その本性を見透かしたような表情で話しかけてきた人間がいるものだから驚き。アニ研部長新田拓海。ヒメはその行動に不穏なものを感じて、アニ研を偵察に。そこで根っからのアニメ好き、拓海としばし話をすることになるのですね。

面白かったのが、タイトル『フォロースルー』の意味。アニメを作る際、これを意識するか否かで動きが違ってくる。偽りのヒメを見抜いたのは、まさしく演技するヒメにフォロースルーがなかったから。人並み以上の観察眼を持つヒメに、並々ならぬ洞察力を持つ拓海。ふたり、それぞれに内心をさらけだせる、そんな場所になるのかアニ研部室は。

しかしこうして安住の場所を見つけだせたヒメ。ここは大切な場所になりそうですね。そして同時に拓海もまた大切な相手となりそうです。

『スク★スイ』

スクール水着症候群!? スク水を求めて凶暴化し、スク水を着て暴走してしまう奇妙な病というのですが、それを取締るのがスク水聖会なる怪しげな組織。って、これ本当に治安維持に役立ってるの? 最初に遭遇したスク水聖会の人間、明らかに変質者寄りなんですけど!?

スク水聖会には悪い噂がある。才能ある者をスク水症候群に罹患させ、スク水聖会の戦力にしている云々。そんな怪しげな組織に姉を攫われてしまったまよいが、スク水聖会前会長とともに姉奪還に奔走!? その際、スク水症候群ならぬブルマ症候群? ブルマ族として、まよいがスク水聖会構成員を打倒する!

ほんと、なんだこのどっちらかった設定は! ちょっと昔風のスク水にブルマというフェティッシュをちりばめた、いろいろぶっとんだ展開見せる漫画。勢いやかなりのもの。次々に投げ込まれてくるフェティッシュをいかにして受けとめ続けるか。気迫が試される一本でした。

『恋する小惑星』

七夕なのでプールにいきました。ただ、みらひとりが撃沈してしまっていて、ああ、期末テストの結果がふるわなかったんですね。そんな子たちのプールでの楽しみ。普通に泳いで遊んでかと思いきや、恐竜のすべり台にディプロドクスかしら!? と大喜び。からのサングラスごしに彩雲の観察。さらにはミストが生み出す虹も観察。常に地学が興味のはしばしに顔を出すというのですね。

次から次に出てくる地学のトピックも楽しい。ただプールで遊ぶこの子たちを見るよりも、こうした興味や知識をかわしあうそのやり取りこそにこの子たちらしさ感じさせられてすごく好感触。本当、楽しそうに物事に向かう姿というのは素敵なものだと思わされました。

そして最後に朗報。堂平天文台から研究計画採用の報せが! ああ、この夏のイベント、決定でありますね。ここでみらたちが見つけるもの、いったいどんな世界であるのか、俄然楽しみになってまいりました。

『ひよ&びびっと!』

海回ですよ! あやもりんを取りあうひよとプリンのふたりが、豊かなあやもりんを前にして同盟を結ぶ。いや、だからといってその戦いの勢いは収まることがないのですけど、でも、本当に不思議な関係ですよね。

どちらかというと当たり屋に近いプリンと、友達でありながらあやもりんが大好きすぎて踏み込めないひよとの、勝負にならない勝負。日焼け止め塗り塗り対決なる謎の競技をあやもりんが発案するも、盗撮意図発覚で失格になるプリン。じゃあひよの勝利は確定かと思ったら、こっちはこっちで緊張してあやもりんに近づくことさえかなわないっていうのですから、もう大変でしたよ。

勝負にまるでならなかったふたりですけど、プリンの相談を受けて真摯に答えるひよを見て、このふたりはいい友達になれるのかもなって思ったのでした。とはいえ、ひよのアドバイス、まるで聞いてない! このプリンの自爆芸。先が思いやられるやつですよ。

2023年11月27日月曜日

『まんがタイムオリジナル』2024年1月号

 『まんがタイムオリジナル』2024年1月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』。ナース4人がサンタスタイルで登場? と思ったら、吉田さんは、これ、普通にドレスだ! 榊医師はクリスマスブーツに入ってニコニコ顔です。ドレス姿は『年下の酒先輩が可愛い』美山もですね。『可愛い上司を困らせたい』恵はプレゼントを手にしています。『小森さんは断れない!』しゅりは、サンタの帽子をかぶって花屋のお手伝い? ポインセチアの鉢を持っていますね。そして『らいか・デイズ』らいかは三角の帽子かぶってケーキ食べてます。これはちょっと浮かれている様子ですよ。

『おだまき君の道草ごはん』

虎くんは魚のかぶりものなんてしてるのに、水が怖いのかい!? 朝の占いで水難のお告げが出た。それでおびえてしまってるのですが、まさかここから占いテーマに突入。そのきっかけがお茶っていうから驚きですよね。

苧環のいれたお茶がメドハギのお茶。もともとは占いに使われていた植物という豆知識でもって、占いテーマが継続していくんですね。そして不思議雰囲気の美兎先生による簡易占いあり、さらにはカヤツリグサを使った相性占いもありと、野草と占いというちょっと面白いとりあわせで、どんどん話がふくらんでいくのはさすがでありました。

しかし、その反面、苧環と美兎先生の相性に奏が正気を失わんとしたり、占いに負けてこむぎがショック受けたりと、遊びの占いでこんなにもどったんばったん。そして最後に、虎の水難が美兎先生のお告げどおりに軽微に終わるという。これ、ほんと、先生のパワーなのか、たまたまなのか。いずれにしても人をひきつける、そんな才能がある人でありますね。

『アイドルはお忍びCHU♡』

また出てきたら面白そう。そう思っていた宮本紗鳥がさっそくの登場! 一週間の休みをとって、一花のもとへと押し掛けてきたんですね。

一週間、一緒に過ごせる。そう思ってうきうきだった紗鳥が、一花と芙蓉の同居を知って豹変する。もう完全にライバル視。アイドルとしてではなく、完璧に恋敵として認定。からの、ご当地アイドルとしての活動に難癖をつけるべく、あれこれ試練を与えるというのですから大変ですよ。

しかし、富山について詳しいか芙蓉に問うも、すぐに答が返ってこない。富山というか、令和のことがわからない。だって江戸時代の子だからと説明されるも、それを信じない紗鳥です。というか、そりゃあ信じないよねえ。けれどこれからの一週間で、ちょっとは信じるに足る出来事が起こったりするのかな!? いや、そのへんはあまり広げていかない方向かも知れませんね。

一花による富山めぐり。なかなかこれと富山のよさを伝えられないのがもどかしいのですけど、最後の最後に富山の名物? 昆布玉を入れたお好み焼きで見事合格? いや、昆布玉ってなんですか? 調べてみれば、こんぶを玉のかたちに固めた食べ物があるんですね!

富山の名物といえば白えびという印象が強かったのですが、昆布もなんですね。こうして地域について知るの、楽しいですよ。

『慧都様にはお見通し!?』

文化祭にてメイドとなった慧都様。なんだかんだとそつなく接客をこなしていらっしゃる! と思ったら、モエモエキュンでありえない効果音発されてるし! 本当、慧都様、能力高いのに、応用というか変化球には弱い感じがありあり出てしまっていますね。

さて、休憩時間、メイド姿で校内練り歩き、文化祭をお楽しみあそばした慧都様。それが見事に客引きとなって、クラスのメイド喫茶に長大な列が形成されるにいたる! ああ、やっぱり慧都様は目立つし、それに人気者でいらっしゃるのだなあ。誰もが憧れずにはおられない。それが慧都様なんですね。

しかしそれでまさかの慧都様ご乱心? あまりの忙しさに限界に達してしまい、接客の気づかいのってのが吹き飛んでしまって、いわゆるひとつの塩対応、居丈高メイドとして厳しい接客なさいましてね、でもそれが大好評を博すというの、いやもうこれも慧都様の高貴さあってのことだと思わされましたよ。また人を使うのに慣れている? そんなところも堂々たるお嬢様としての風格。見事でありました。

そしてなにが一番よかったって、この文化祭体験、慧都様にとってとても楽しかったことがわかるラストですよ。ええ、愛らしいお方です。

『となりのフィギュア原型師』

のじこだ! のじこがきた! 半藤に複製を教えてほしい。って、もうそこまで進んでるの!? 原型作るに飽き足らず複製まで。のじこの上達、その入れ込みのほど、よほどのものがありますね。素晴しいです。

さて、工房にきたらそこには不穏な光景が。廊下に正座する代表の姿というのですが、しかられてるの? うん、実際そのとおりでした。複製業者の大志摩エナガさん。代表の用意した原型じゃ抜けないと、わざわざ説教しにやってきた。けれど代表のファインプレーですよね。おかげで、のじこがプロの複製師から直々に教えをいただくことがかないましたよ。

しかしこのエナガさん。癖が強いね! この漫画、癖が強い人ばっかりだけど、負けず劣らずだ。自信のない、いつもどこか不安げな人。けれどのじこに教える時は的確で、代表の原型を反面教師として活用。どこがダメなのかを的確に指摘していくのじこもまた素晴しかった。

そしてついに複製かなったのじこの原型! ああ、この師弟愛よ。ともに喜びをわかちあう様子に、ええいああ、思わずもらい泣きでした。

2023年11月26日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2024年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2024年1月号、昨日の続きです。

『異世界サウナへようこそ!~ルナちゃんはととのいたい~』

ルナが見る夢。それは現実世界の銭湯の夢。それもおばあちゃんと一緒にいっていた頃の、思い出の銭湯。もうすでに廃業して、建物も取り壊されてしまっているというのに、その時の思い出があまりに暖かで、心に残ってしまっているものだから、今もなおこうして夢に見てしまう。

思い出に心が向いてしまっているルナの様子に、スラーが気づいたんですね。最近どうしたのだろう。それをトントに調べてもらったところ、ホームサウナシックと判明。って、ホームシックではなくてサウナもくっついてくるの? と思ったら、実際サウナも関与しているようで、ここ異世界のサウナ室で思い出すは現実世界でのサウナ体験。ああ、ルナは帰りたがっているのでしょうか!?

ここでスラーと話をするのですね。故郷である現実世界、そこに帰りたいと思っているのか。ルナは帰りたくないとまでは思っていないんですね。でもこちらの世界にしばらくはいたいとも思っている。そうして話を掘り下げていけば、思い出の銭湯の話に。ああ、ルナが心を向けているのは、むしろ思い出の世界。現実ともまた違うノスタルジックだったというのです。

今回、ただこうしてルナの思い出話に終始するのではなく、この思い出をもととしてここ異世界サウナの改装に繋げていく。日本の銭湯の定番ペンキ絵、富士山のことを皆に語り、そしてこの異世界を象徴する風景を改装する浴室の壁に描こう。こうしてどんどん発展し、繋がりを持つとともに広がっていくルナの銭湯世界。ああ、ここ異世界にてまさにルナにしかできない、そんな活動をしている彼女の生き生きとした姿に、安堵し元気づけられる思いがします。

『高瀬さんはドル活に夢中です』

高瀬への恋を自覚した江田。そうなると行動がはやいのだね! 高瀬の誕生日に会えませんか。ドル活ではなく僕とデートしてほしい。自信なげに告げるのだけれど、デートと聞いて赤面する高瀬。ああ、この恋は成就する、そんな予感がひしひしと押し寄せてきた瞬間でありましたよ。

江田、これまでとは作風を違えて、ドールヘッドを作るのですね。遠回しなやりかたではなく、直接高瀬にドールを贈る。ただし自分がPOPといって渡すのではなく、告白し、渡してからPOPとしての自分について話そうとする。こうした律儀なところ、江田の美点だと思う。一種潔癖、一種生真面目、でも誠実であるとするところは好感が持てましたよ。

そしてやってきた高瀬の誕生日。江田氏、ちょっと背伸びしてますね! でもそうしたところも好感ですよ。そして高瀬が告白しようとする、そこをあえて制止し自分から告白! おお、見事成就! からのプレゼントしたドールヘッドを見た高瀬が、一目で江田がPOPと気づく。ああ、これまでずっとPOPであることを黙ってきた、その負い目が一瞬にして消え去りましたね。こうしてふたりの関係はイーブン、そしてさらに前へと進んでいく。

より深まるだろうふたりの関係。変化もまたあるだろう。その変わりゆくものを見ていたい。そう思わせる、初々しいカップルの誕生でした。

『オールドヨコハマラジオアワー』

オルヨコの放送作家見習いのハラスと落ちあったナギサンドラいやさなぎさ。番組が終わることを指摘する不審なメールに、こうして出てきたハラスだけれど、まだなぎさが未来からタイムリープしてきたと信じたわけではない。

ってそりゃそうだよな、こんなのにわかに信じられるわけがない。

なので試験をします! オルヨコファンならわかるハズクイズに4問正解したら信じます! というところからの食いぎみにどんどん正解していくなぎさの勢い。これはもう信じないわけにはいかない、というか、オルヨコ大好きスタッフとオルヨコ大好きリスナーがこうして出会って、話して、意気投合しないわけがない! ああもう信じました、一緒に終了回避の可能性にすがりましょう!

からの問題発覚。再度タイムリープしたら、ハラスとの関係もリセットされてしまう。ああ、やっぱりだ、自分もそこ、どうするんだろうと思ってた。だからこそ、この問題がピックアップされたことが嬉しくて、そしてその解決と、本当にそのやりかたでクリアできるかの連続追試が面白くって、おかしくて、いやあ、もうやられてしまいましたよ。

なぎさの冷静というかシビアというか疑り深いというか慎重というか、そうした性格が出るのも面白いのだけど、それよりもむしろハラスの素直さ、まっすぐさが際立って、いやもう、この人のこと一発で好きになってしまう、そんなエピソードでした。

2023年11月25日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2024年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2024年1月号、昨日の続きです。

『しゅがー・みーつ・がーる!』

おお、新機軸。これまでは放課後落ちあってふたりの欲求を満たせるお店におちつくというのが基本形だったわけですが、今回に関しては校内ですべてが完結する! お作法の授業で茶道をやります。そこで出るお茶菓子、煉り切りが楽しみでならないカンナです。いつもなら学校でなんて食べられない甘味を堂々と口にできる。それを、合法だとかいっちゃってるカンナですけど、いやいやお菓子はもともと合法だよ!? いや、自己イメージを守るため、人前で甘いものを食べられないカンナにとっては、そう大げさに表現しちゃうほどに大きなできごとなんですね。

でもここからのカンナの受難。クラスの子たちをビビらせないようにと配慮して、距離を置いて座ったのがマズかった? 正座に苦しみながら念願の煉り切りを待っていたところが、よりにもよって手違いでお菓子がひとつ足りない!? となれば甘いもの苦手設定を発動するしかなくなって、学友にお菓子を譲るはめに。

ええ、本当にうまくいかなかったんですね。

でもこれでまさか昼食食べられないほど落ち込んだの!? これ、美都が気を利かせて自分の分の煉り切りを残しておいてくれなかったら昼抜きだったってことだよね? ほんと、美都さん、ナイスプレイです。かくしてカンナは甘味にありつけ、そしてカンナの昼食となるはずだったコロッケパンと焼きそばパンは美都のものに。倉庫裏でのあいびきミッションは見事成功。ふたりともに満足する結果となって、放課後を待たなくてもこうして会って話せる、新しい可能性が開かれることとなったのですね。

しかし、こうして会う機会を校内で持つこととなれば、ふたりの関係がバレる可能性だって出てくる? いや、だとしたらそれもまたドラマの盛り上がりにも寄与するのかも知れない。ええ、物語の幅、一気に広がる、そんな転換点となるようなエピソードだったかも知れません。

『花唄メモワール』

時は二月、節分の頃。その準備に、旅館の通常業務にと忙殺される梅であります。

そんな慌ただしい時期に、竹子は花瀧屋を離れることとなり、そして彼女との会話がもとでふと気づかされるのです。自分の行動がもとで未来が変わってしまうかも知れない。なんとか大きな影響は与えないよう気をつけよう。そう思った矢先に梅の髪留めを持って現れる未来の女将、イネちゃん! 関与したら未来が変わっちゃう!? いつもと違う反応、ちょっと距離置いてみせちゃったら、イネちゃん、傷ついて泣いちゃった!

ほんと、この気持ちのすれ違いよ。そしてここからの、互いに謝りたいけどなかなか会えないというシチュエーションに、もどかしさを覚え、そしてその時間があったからこその和解できたふたりにほっと安心させられることとなったのですね。

しかしですよ? この時のすれ違いと仲直り、女将となり、104歳となったイネにとっても懐かしく思い出される、そんな大切なエピソードとなっているのですね。そしてイネ、梅が時を超えていくことをきちんと把握している。だからこそ、豆が好きになったきっかけ、この仲直りの昔話をひ孫、梅に話せなかったという。

ああ、やっぱり梅はイレギュラーではないのですね。イネをはじめ、花瀧屋と宿に関わる人達の歴史に最初から存在していた。でもだからこそ、藤野に対しどう影響をおよぼすか、その難しさに直面させられることになるのでは。なんてこと思われて、ええ、梅、藤野の未来を変えるにしても、どのように関わっていくこととなるのでしょうね。

『ネコかぶりアンコール!』

トピックがざっとみっつほど! ひとつ目、活動実績ゲットで演劇部が部活動として承認されました! ふたつ目、音子さん、劇が大好評。クラスでもさらに大人気、劇で見せたスレたキャラクターを演じてみてとねだられて大弱り! そして最後に、演劇部に新入部員がやってきました!

これでうろたえたのが音子です。入部希望者が出るだろうことは予測していた。それ自体は特に気にしない。でも、だったらなぜこんなにも過敏な反応をしたのだろう。まずひとつに、こんなにはやくやってくるとは思っていなかった。そしてこちらが本当の理由らしい、まさかあの『ヒロイン』ちゃんとだと思わないじゃんか!

ヒロインちゃん? ああ、音子がこの子につけてるあだ名なのかな? と思ったら、この子の名前が、陽彩印、ひいろしるしで、音読みすればヒロインだ!

こいつはいったいどういうことか、すなわち恋の予感と理解していいのだろうか。なんてこと思いながら読み進めまして、そして兄と祭木による聴取によって明らかとなった音子にしてここまで焦ることなったその理由。

推しなの!

キマシたね!? キマシたよ!! いやもう、推しなのコールする時の音子が可愛いな! はいいとして、いやもう、恋の予感と理解してよかったんじゃありませんか!

はたしてこれからの部活動、どうするどうなる、ここに音子の恋は、ふたりの恋は成就することとなるのでしょうか!? いやもう、面白くなってきましたね。きましたよ!

2023年11月24日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2024年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2024年1月号、発売されました。表紙は『アネモネは熱を帯びる』。凪紗と茉白、ふたりが描かれているのですが、いつもとはずいぶん雰囲気が違って、これ、一見しただけだと『アネモネ〜』と気づけない可能性あるな! と思ってしまうくらいに印象が違うんですね。モノクロームの衣装に蛍光ピンクの差し色がサイバーな雰囲気感じさせて、ちょっとダーク、ちょっとハード。いつものふわりと明るくやわらかな印象とはまるで違うのです。

今月は新規ゲストが1本です。

『放課後のライミングガール』

なにをしても普通。これといって個性や長所があるわけでもない西村宏美は、自分の置かれている状況に不満を感じていて、といってもこの子自身がとりわけ個性的なわけでもないんだけど、そうか、あれか、ちょっとした自意識過剰。自分は他の子たちと違って、ハイセンスで知的だと思ってる。なのに注目を集めることがないからと、ちょっと知ったかで他の子たちが知らないジャンル、ヒップホップを振り回してみたら、最初はすごいと注目されて、そしてすぐにめんどくさいやつ扱い!

これ、アレだ。はやめの中二病だ。後々、黒歴史とかいわれるようになるやつだ。

でも、こんな付け焼刃のなんちゃってラップ好きが、本当にコアなラップファンに出会ってしまったからさあ大変。出会ってすぐさま、放課後フリースタイルラップやろうぜなんて持ち掛けられて、えらいことピンチやな? ほんと、無理な背伸びは身を滅ぼすというやつなのか、あるいはそれでも自分をさらけだすことでピンチをチャンスに変えられるというやつなのか。

ええ、見事に後者でした。そのやけっぱちラップで妹相手に披露していた宏美のハイセンスが活かされるところなんかは、これ、伏線だったんか! みたいに驚かされたものでしたが、なんだかんだでありのままの自分を見つめて、それを相手にぶつけていくことで認められるくだりなどは、そうだよ、これでいいんだよ。退かず前に出た宏美もよければ、それを馬鹿にせず受け止めてくれたアキラもよかった。ええ、この顛末になにかさわやかさ感じさせるものあって、ちょっと気にいっちゃいましたよ。

『スローループ』

今回は一花と楓がメインのお話。ふたり、思い立ってマゴチを釣りにいきます。はいいんだけど、そのきっかけが猫に邪険にされるからっていうところからもう面白い。ええ、猫の気を引きたい、それが大本だったですね。

さて、夏に釣るマゴチ、照りゴチというそうなんですが、サイマキという小さな車海老を使う。って、すごいな、海老で鯛を釣るとかいうけど、こうして車海老出されると、そのまま天ぷらにすれば? って思ってしまう。

しかし今回面白かったのは、楓がいきなりクサフグ釣ってしまって、キングオブ外道と酷い扱いするところ。これが今回のテーマで、そしてふたりの腐れ縁といっていいのか、そうした関係を象徴するキーワードになっていたんですね。

これはもうふたりともといっていいんだと思うんですが、大人げなく張りあってみたり、フグさばいてやらないぞなんてヘソを曲げてみたり、みたいな子供じみた感情の応酬がね、腐れ縁なのかも知れないし、気の置けない、悪口なんかいっちゃってもこじれたりしない、そんなこなれた関係であるんだなって感じさせれてくれたりして、ええ、ふたりともに仲がよい。

もう気を使わなくってもいい、それくらいに馴染んだ仲なんだなっていう話だったのですね。

『球詠』

ヨミと詩織、ふたりの対話の様子。珠姫が見ていなくてよかった! なぜ本気で投げてこないのかと抗議する詩織に、その理由を説明していくヨミ。あくまでも冷静であろうとするヨミに、自分の底にある思いをありったけぶつけていく詩織。

ふたりの気持ちが交錯して、まさかそこでヨミが大好きだよと詩織を抱きしめるにいたるだなんて。そこからの未来の詩織を見たいというヨミの言葉が響くところ。それまで練習につきあうからというくだりなども、もう本当に心情がしみじみとあふれるようで、そして抱きついたまま離れない詩織!

ああ、珠姫が見ていなくてよかった! ほんとのほんとによかった、そう思ったシチュエーションでした。

ここで試合に戻りまして、ヨミが降板、ここからは小町が投げます。この子、実力はあるんだろうなと思わせるのは、2回をしっかり抑えてみせるところなど、きっちり仕事ははたします! でも、この子の悪い癖。強打者となると、勝負したがる、ど真ん中に投げてしまう、というのが仇となって、見事相手の4番にホームランを許してしまって……。

さあ、新越谷4-1のビハインド。ここからどう逆転に向かうのか。ヨミは落ち着いてますね。なんらかの策などあるのか。本当にヒリヒリさせる試合が続きます。

『魔法使いロゼの佐渡ライフ』

故郷エトワールとの繋がりを示すものがないかと訪れた民俗博物館。しかし大きな収穫は得られず、と思ったら、月渚もこの場所を訪れていた! やはりここにはなにかあるのか!? エトワールとの繋がりが!?

ロゼ、月渚に声をかけてみれば、なんと月渚がここにいた真相が判明!

ただの迷子でした。

って、いや、マジか。そんなことってある!?

なにか謎の風格感じさせる月渚ですが、その行動のはしばしに感じさせるポンコツさ。そいつが本当に可愛いですよね。今回もポンコツ全開。そんな月渚がロゼたちに同道することになって、一緒に向かうは佐和田。佐和田っていうのは、佐渡島の繁華な場所なんですね。

その途上で食事に寄ったお店でのやりとりもにぎやかで楽しかった。ソフトクリームに感動する月渚もよかった。そして最後の紗菜のスマホ購入に月渚が一役買うくだり。おお、実に頼もしい! というか、それを評してスマホ廃人ってのがもう本当にどうしたものかって感じであるのですが、月渚の月渚らしいところ、短所なのか長所なのかよくわからんよさ、よくよく出ていてたまらなく愛らしかったです。

今回は、月渚がこちらの世界にやってきた状況を知ることができたり、ロゼも月渚も帰る気がないこと確認しあえたりと、それなりの収穫はありましたね。そして紗菜のスマホの顛末も!

いやもう、ほんとに、なかなかうまくはいかないものです。というか、それまで無線端末持ってなかったんだから、Wi-Fiなんてあるわけないってこと、失念していたのは大ポカでしたね。

2023年11月23日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2024年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2024年1月号、昨日の続きです。

『ギャルとネクラの吸血関係』

木羅きらり、いやさ鬼良ららに狙われたいよね。はたしてこのまま吸血されてしまうのか!? さらには、まくるとの眷属関係を上書きされてしまうなんてことに!?

一種緊迫の状況。こうした局面において、一番その心情、明瞭に描き出されたのがまくるであったの、これ、大変よかったと思いました。弱気で内気で、日頃自分の思っていることを表現しきれない、そんなところのある子なのに、いざいよねがとられてしまうかもとなったら、ここまではっきりと自分の気持ち、思いを口にして、決して譲らない。

これが眷属への愛の深さといわずして、なんといおうか。この抑えきれなかった気持ち、迷いも不安もすべて一緒くたに吹き飛ばしてしまうほどの感情の高まり。ええ、愛でした。まごうことなき愛というやつだったと思わされたのでした。

しかし、まくる、あんまりむくわれていませんね! まくるの心、いよねは知らず。けど今回はきらりがとりなしてくれて、これで少しはまくる相思相愛への道も整備されたと思っていいのでしょうか!?

『マグロちゃんは食べられたい!』

最終回にして意味深な終わり方!

マグロと過ごしたある一日を思い返しているみさき。雪の降る冬の夜。マグロの気持ちの変化を確認するもそれはあたわず、むしろふたりの背負う文化、考え方の違いをより強く意識させられることになってしまった、そんな思い出。しかし、そこには確かにマグロのみさきに向ける思いの確かさがあって、みさきをかけがえなく思っていること、一緒に過ごした日々を大切なものとして振り返ることのできる、そんな運命的なものさえ感じているということ。しかしそれらが明らかとされるほどに、ふたりの願いの断絶も色濃くなる。

ここで、みさきはどういう判断をしたのでしょう。

最後に描かれた、新生活へと踏み出すみさきの様子。そのかたわらにはマグロがいて、一緒に語らっている、そう思わせる描写が続くにもかかわらず、みさきはひとり。その思いの中でこそマグロとともにあるけれど、ということはすなわちマグロは本懐を遂げた、そう考えていいのでしょうか。

実はずっとこの漫画を読むたび、とりわけこうして感想を書くたびに、ある漫画のことを思い出していました。藤子・F・不二雄の『ミノタウロスの皿』。料理として供されることをなによりも誇らしく感じている少女と出会った青年の物語でしたが、『マグロちゃんは食べられたい!』は『ミノタウロスの皿』では辿り得なかった結末へと向かうのではないか、そうした期待をずっと抱いていたのでした。

こうして結末を迎えた今思うのは、確かに『ミノタウロスの皿』がとり得なかったラストであったのかも知れないということ。『ミノタウロスの皿』では、少女を食することができず逃げ去るのみだった主人公と違い、みさきはマグロの思いを受けとめた?

だとしたら、みさきの思いやいかほどのものだったのだろう。今もこうして大切な、かけがえのない友人として思い浮かべるマグロへの思いとはうらはらに、自分の求めたものとは乖離する未来にいる自分。ここに至るまでの道筋や、これからも続く日々でみさきが思うなにか。それはいかなるものであるのか、あったのか。

思うほどに、感想は複雑にからまり、沈思せざるを得ない。ええ、これは最後に難題をいただいた、そう思わずにはおられない結末でありましたよ。

2023年11月22日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2024年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2024年1月号、一昨日の続きです。

『さうのあっ!』

芹香さん、めちゃくちゃ可愛いですよね。扉のチャイナも可愛い。学校での委員長スタイルも可愛い。面白みのない子と思われてるかも、なんていってますけど、いやいや、そのおすましがいいんじゃありませんか。といいたいけれど、こかげがいうように、その自己評価はちょっと実像とかけはなれすぎてない!? ほんと、自分が普通と思ってる系のマニアさんなんですね。素敵です。

今回は、そんな友人たちの評判を調べる話。芹香の評価は教師からも高いんだけど、校庭で斧を持ち出した件! あった、ありましたね。ほんと、やっぱり隠された一面、そのギャップは強烈なんですよ。クラスの皆からの評判も、うまく突飛な一面を隠せているという感じ。

そしてついでに高野の評判も調査して、そうしたら意外や愛されキャラ! いいですね、皆、それぞれによさを評価してもらえているようですよ。

今回こうして皆それぞれの印象や評価をいろいろ話しあって、その果てに友達でスよ、親友ですよとくるところ、ほんとよかった。ええ、こかげが怯みながらも、その友人という認識してもらえてるの受け入れるところ、とてもよかった。そして芹香も同様。ええ、皆、いい仲間です。

『エイティエイトを2でわって』

ああ、やっぱり美弦、腱鞘炎だったのですか。あんまり無理すると酷くなって、最悪手術とかになるよ!? 気をつけて!? といいたいけれど、早速無理しようとする美弦です。ああ、これは焦るわ。無茶しかねない美弦をしっかり引き止めてくれる奏が本当に頼もしい。制止してちゃんとケアして、そして美弦のかわりにステージに!

ああ、ピアノに向かうのが怖い、手が震えてしまう奏。この局面をどう乗り越えるのだろう。そう思ったら、脳裏に浮かぶは美弦の言葉。わたしの為に弾いてくれ! その思いに呼応して、弾き出したのがショパンの『エオリアンハープ』。かつて奏の演奏を聞いた美弦が気にいって、いろいろ褒めてくれたりした思い出の曲。ここでこうした展開がくるところに、美弦と奏のつきあいの長さ、その時間や一緒に経験したことが積み重なって、ふたりの歴史を彩っていること感じさせてくれて、ああ、なかなか素直になれない奏ですけれど、美弦のこと、よく見て、覚えて、そして思っていてくれたんだなあ。

今回のステージ。奏にとっては本当に大きな転換点だったのだと思います。彼女にとって、ピアノと向きあう意味や理由、そして音楽というものの質が一変した。この経験は、いつかまたふたたび奏が羽ばたく日に、大きく背を押す、そんな力になりそうに思いました。

『SAN値直葬!闇バイト』

こよは美術部だったんですね。久しぶりに部室に顔を出したら、不気味な絵を描くことで知られる日熊がひとりイーゼルに向かっているだけ。聞けば、日熊が描く絵を気味悪がった部員たちが離れていってしまった。とはいえ、この子の絵、確かに陰鬱として、この世の理を裏から見ようとする、そんな不穏さがある。

日熊の家にお呼ばれされたこよ。家へ向かう道々、いろいろまた不穏なことを聞かされて、そして通された地下室には不気味な井戸。絵に描かれた井戸のそばにはグール、食屍鬼の姿があって、しかしこのグール、日熊の想像ではない。実際に井戸から這い出してきて、こよに襲いかからんとする!?

いやほんと、たまたまアメンパインから魔術を教わっていたから助かったものの、そうでなければこよは助かりませんでしたね。いやもうほんと、この町がそうなのかどうなのか、不穏なものがうろうろしすぎてる! こよならずとも、身の危険がいっぱいすぎて、いやはや落ち着かんですよ!

2023年11月21日火曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2023年11月20日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2024年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2024年1月号、昨日の続きです。

『ラスボスは逃げ出した▽』

毒状態に陥った勇者。なにかにやられたのか? というとそうでなく、見るからにあやしいキノコを食べたのが原因。ほぼ自業自得であるわけですが、刻一刻と命を削られていく勇者を尻目に、毒状態とはどういう状態なのか、その考察に花が咲く魔王軍。うん、頼りにならんというか、もうちょっと傷病者に寄り添ってあげて?

しかしRPGにおける毒状態をこうして具体的に描き出されると、確かに毒状態ってなに? ってなりますよね。毒で瀕死。けれど普段どおりに力は振るえるし動きだって変わりない。でもスリップダメージでどんどん死に近づいていっているというシュールな情景。で、そんな有り様見せられても、やっぱり毒ってなんなんだ、毒消し薬ってなんなんだと、その考察が続いてしまう。うん、わかる、わかるんだけど、もうちょっと傷病者に寄り添ってあげて?

しかし勇者も魔王と一緒になって毒がらみの慣用句やら駄洒落やらを繰り出すあたり、わりと余裕ありますよね。というか、もし誰か回復呪文ないしアイテム持ってたら、一時的に体力回復させて死ぬの遅らせられない? とかいってるうちに、1コマ1ターンで体力削られて無事死亡……。いや、ちゃんと生き返ってくるんですけど、ほんと、この漫画のシステムがロストありのシリアス寄りじゃなくてよかったですよ。いや、そうだからこその余裕があったのかも知れませんね? ほんとに?

『コンビニ夜勤のあくまちゃん』

理不尽に見舞われても、いつもにこにこ光野天子に迫る今回。なんと笑顔がトレードマークの光野が、来店した大学のゼミ仲間相手にすると笑顔は消える、わりかし厳しめの物言いに変わる、なんてこと!? 仲がお悪くていらっしゃるの!? と思いきや、決してそうではないという。ええ、光野という人の根本みたいなものに触れる回だったんですね。

大学の友人、真白めぐみ相手だと態度が変わるの、なるほどそっちがむしろ素なんですね。同じく家に押しかけて食事をするにしても、ましろ相手とアルール相手では接する温度が違う。これ、アルール相手だと甘やかしちゃうのかな? みたいに思っていたら、むしろ逆。ましろは客ではないと途中アルールがいっていますが、その扱いにこそ対等な関係性というものを感じさせて、そして後にアルールがあわや踏み込みかけた光野の本心。バイト先の人とは一線引いてるというのがね、なるほど、だからこそなのかと納得いくものあったのですね。

でも、アルールとはちょっと打ち解けたみたいですね。ええ、光野の本音? 本心? そうしたものに今後アルールも触れられるようになるといいですね。そういえばアルールは誰に対しても対応のしかた、変えないですね。裏表のないいい子です。

『わからせろ!ナマイキツネ様』

七五三、神社が忙しくなる時期。というので、壱与も巫女の装束着せられて手伝いに駆り出されることとなるのですが、いや、さすがに祭神だけあって自ら働かされるのに御冠ではあるものの、桜子相手となるとそうそう逆らうわけにもいかず、でも似合ってるからいいじゃないですか、というのも変な話で、いやほんと、お参りにきてくれた子たちともよく馴染んで、いい感じのコミュニケーションできていたではありませんか。壱与はなんだかんだでよく働くいい神様ですね。

そしてもうひとりの神様、阿古町ですよ。勝手にこさえた分霊所から降臨。しかも酒にしこたま酔って、えらい面倒な状態だっていうんですが、その阿古町がやらかしてしまうの、あれまあ、今回は阿古町様がわからせられる番みたいですね!?

しかもそのやらかしというのが、よくいえばサービス? お参りの子供たちの願いを雑に聞いてくれたおかげで、子たちがヒーローに変身! 必殺技を放ちまくるというのですから、神社もまあ大変です。

これ、どれくらい神社に損害出したんでしょう。どうも弁済するまでタダ働きさせられるとのことで、でもまあその間は壱与の側にいられるんですから、阿古町にしてもそこまで損というわけでもなかったのでは? いや、ほんと、なんなら得といってもよかったのかもですよ?

2023年11月19日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2024年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2024年1月号、昨日の続きです。

『ぬるめた』

猫大好きさきなさん。でも猫からはあんまり好かれてない? お家で飼ってる猫、王様はちあきが大好きで、ちあきの家に入り込んではちあきにべったりしてる。自分と一緒にいても、ちあきがやってきたらすぐさまそっちにいっちゃって、さきな、フラれちゃった! もうショックだっていうんですね。

王様の気分に左右されまくるさきなの感情。王様は私よりもちあきが好き。もしかしたらくるみにも負けてるかも。からの、しゆきにこごめに負けたりしたら本当にどうしよう。いやもう、ここまで感情あらわにしてるさきなというのも珍しいんじゃないでしょうか。

このなかなか思いの通じない。かといって嫌われてるわけでもない。顔の上で休んだりしてる写真見せられてね、ほんと、相思相愛っぽいけどそうは見せないところ。似ているふたり、ひとりと一匹だっとというほのぼのでした。

『アイドルビーバック!』

曲の振り付けが決まって、だんだんかたちになっていくアイビバ(仮)のふたり。しかしトモコはここらで離脱します。本命企業の最終面接がある。しかも悪いことに、本番のステージがバッティング。就職に懸けているからもう一緒に活動できないという別れの情景描かれて、ということは、これ、いずれはトモコ様もアイビバ(仮)に合流するだろうから、つまりは面接で選に漏れちゃうさだめってことなの!?

いや、そうだったらここまで感情揺さぶる展開になりませんでした。トモコの選択、トモコの思いのほとばしりがラストにガツンと投下されて、ああ、これはきますよね。本当、私もとっくに血迷ってた。その言葉の向こうにある、彼女のこれまで見せなかった気持ちの一瞬にして沸き立つ様が、観客席から届く歓声に呼び起こされるようで、これは本当に直撃コース。たまらないものありました。

ステージの準備は終わった。メンバーも揃った。そして次回にステージシーン? なにが描かれるのか、どのように描かれるのか。なにがどうなろうと、相当に持っていかれること間違いないな。今から予感して、覚悟決めておきたい。そんな展開になっています。

『てくてくっ!秘密リサーチ』

動画の再生数が伸びない。ひぐれの悩みにたからがアドバイス。顔出ししたらいいのにといわれても、恥ずかしくてできないというひぐれ。なかなか思うようには回らないんですが、それでもひぐれには夢がある。その夢というの、フィールドワーカーひぐれの面目躍如、町の秘密、知られていない歴史や別の顔を広く知ってもらえる、動画図鑑を作りたい。

ああ、夢がありますね。まず好きが最初にきている。こうした姿勢、すごく好感持てて、魅力的だと思います。

さて、そのためにはひぐれに町の魅力を語ってもらいましょう。でもカメラがあると言葉が出てこないのか! なかなかに前途多難。でもカメラがないとすらすら次々解説が出てくる。今回は東京新富町。首都高速道路都心環状線のいわく由来について、語り出したらとまらない! 出てきた知識が次の知識への興味を誘って、こうした歴史いわくの引き出し。ああ、こうしていろいろ知らされると、普通の景色もきっと色を違えてくることでしょう。

というか、使われてない未成道がそのまま残ってるの!? なんかすごいな。巨大トマソンじゃん。こういうの知らされると、ちょっと実際に見てみたい! そんな気持ちにもなってしまいますよ。

今回の見どころは、たからによるすかいとマリンのモノマネ? けれどそれが功を奏して、ひぐれに解説のヒントを与えてくれた。ここからの撮影は顔出しオーケー? 実際、最初の緊張していたひぐれと違って、生き生きとしたその様子。ああこれは、ひぐれウォークちゃんねるの新たな一ページが開かれた、そんな感じがさせられて、今後の活躍発展に期待してしまいますね!

2023年11月18日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2024年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2024年1月号、昨日の続きです。

『ばーがー・ふぉー・ゆー!』

こむぎとまい、仲よし姉妹ですね。身体の節々が痛いと妹に泣きつくこむぎ。申し訳ないんだけど、めちゃくちゃ可愛いな! からの、インフルエンザ発覚。合法的に引きこもれると喜ぶこむぎなんですけど、それでもバイトにはいこうとするのか! 怖るべきバイトテロ! いや、バイトテロじゃないか。ともかく、とめても聞かない姉を制止すべく、妹が身を張ります! まさかの代役、姉のふりしてバイトにいくっていうんです。

それはそれとして、インフルの姉にえらいこと接近されてますけど、まいちゃん、感染しないよね?

しかしこれ、なにがすごいって、こむぎのふりしたまい、まるでバレないのね! 零はそれでいいのん? どっかおかしいとか思わなかったの? 零とこむぎ、わりと近しい関係だと思ってるんだけど!?

からの、有能まいちゃん。マニュアル見て、ポテトも作れます! 接客も丁寧! 柔軟に対応もできて、って、こむぎはバーガーづくり以外はポンコツか! いや、ポンコツだったな。こんなにポンコツスタッフ抱えてるこの店、結構大変だよな。

しかし、こんなにこむぎと違うのに、ころもが指摘するまでまるでバレなかったんね。ここのスタッフ、ほんとにポンコツ揃いで、でもそれでもなんかアットホームな雰囲気あるの、いいと思います。いつかはこのメンバーに有能まいちゃんも加わったりする日がきたりするんでしょうか。もしそんな日がくるなら、見てみたいなって思いましたよ。

『ぼっち・ざ・ろっく!』

すげえ、後藤ひとり、ちゃんと修学旅行にいくんだ! 別に強制イベントじゃないから、理由つけたらいかずにすませられるんやで? その間、補習だったりするけど。

さて後藤ひとりたちが京都にきます! おおおお、興奮するなあ。めちゃくちゃな過密スケジュールを組む喜多ちゃん。うん、うちの姉っぽい。無理なスケジュール強行させられる。実際、京都駅から金閣寺いって銀閣寺に寄って最後に清水寺とかいってますけど、ものすごい距離! でも、なんといったらいいか、こうやって(おおきなくくりで)地元がクローズアップされるとあがりますよね。ほんと、それぞれの場所でのひとりの反応もまた楽しめるもので、いや、別に新選組コスプレはありなんじゃないの!?

からのひとりでギター弾いてたら海外客に大受けする後藤。ほんと、この子はなにか持っとるんでしょうか。こんなことで人気になろうとは思いもしない展開で、これ、後々結束バンドメンバーがSNSにあがった写真見つけたりしちゃうパターンなんでしょうか。この後日談、あるなら見たいやつです。

『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』

再就職先の見つからない宵つくし。彼女にとっての救いというか支えというかは、同居しているユーリ。しかしある日帰宅すると、家にユーリの姿がなく、もしかしたら出ていったのだろうか……。納得する理由を並べてみるも、どうしても受け入れられない想像に、家を飛び出しそうになるつくし。と、そこに帰宅したユーリ。ああ、ほっとした展開。逆にこのくだりの描写が、つくしにとってのユーリの大切さ、より色濃く描き出していましたね。

ユーリが家を空けていた理由、なくしたピアスを探していたというんですね。探しても見つからない。組織にいた頃からつけていたというものですが、もうなくてもいいかも、もう必要じゃないかも、なにか納得しつつあるユーリ。これは、今のつくしとの生活に満たされる気持ちがあるからこその感情なのかも知れないって思わされました。

さて、つくしとユーリの関係の深まりが描かれ、またふたりのこれまでとこれからを繋ぐような一区切りと感じさせてくれた今回のエピソード。というのも、ラストに姿を見せたふたりの人物。なにかが変わる? 向こうからなにか災いがやってくる!? 不安にもさせられるのですが、そのできごとにまたなにか変わり深まる関係もあるのだろうと思うと、不安にばかり思うのもおかしいかもなと思えて、いやそれでもやっぱりこのふたりには穏やかな暮らしが続いてほしい、そう思う気持ちも強いのです。

2023年11月17日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2024年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2024年1月号、発売されました。表紙は『ぼっち・ざ・ろっく!』。コインランドリーでくつろぐリョウと虹夏。虹夏はドラム式洗濯機から出てきたところ!? って、違うか。ただ腰掛けてるだけですね。ふたり、なんか普段はしそうにない、そんな雰囲気感じさせているんですが、これ、それこそ音楽誌かなんかのアーティスト写真ぽかったりするのかも知れませんね。とりわけ虹夏がいつにない魅力感じさせてくれていると思います。

今月は新規ゲストが2本です。

『追放令嬢は技能実習生になりました。~アーシャさまは野菜畑から逃げ出したい~』

逆異世界転生!? 異世界にて追放処分を受けた公爵令嬢が流れついたのは見知らぬ国、日本。これ、もともと追放は異世界に放り出す処分なのか、それともたまたま日本に繋がっちゃっただけなのか、どちらなのか微妙に謎ですね。

かくして日本へとやってきた追放令嬢アーシャですが、親切な野菜農家の子、宮前そだちに拾われて、しかも異世界から追放されたという身の上をすんなり飲み込んでもらえて、こいつは話がはやいや! 慣れないながらも、苦手な野菜の収穫を手伝うこととなってしまったのでした。

しかし、この漫画、なかなかパターンどおりにはいかなくて、このへん、じっくり時間をかけていくのでしょうか。トマトを収穫するアーシャですが、とにかく野菜が嫌い。でも、自分で収穫したトマトはおいしいでしょう? というパターンなのかと期待しながら読んでいたら、野菜は全てが等しくマズそうというアーシャの言は揺らぐことなく、収穫したてのトマト、一口食べた時の顔! おおよそ令嬢が見せていい顔じゃございませんことよ!?

他に身を寄せる場所もないアーシャです。とりあえず宮前家にて技能実習生としての身分を得ることとなりました? なんだか闇を感じさせるセリフまわしも気になりますが、アーシャが無事この境遇に馴染めるか。それが第一のハードルになりそうですね。

『きゅーぱん』

カフェの店主は吸血鬼。人間と仲よくしたいからと、吸血の衝動を抑えに抑えまくっている、これは吸血鬼としては変わり種? ともあれ、募集していたバイトがひとりやってきて、あまりに可愛いからと即採用を決めたのですが、このバイトの子、くるみがちょいと変わり者なのですね。

吸血鬼ルエのひとりごとを聞いて、その正体を知ってしまったくるみ。それで警戒するかと思えばまるで逆。血を吸って欲しいと迫るというんですね。人と対等に仲よくしたいからと、血を吸いたくないルエ。仲よくなりたいから吸血されたい、あっけらかんとしたくるみ。このそれぞれの思惑の違い。むしろ吸血鬼が押されているというこの逆パターンに可能性を感じます。

しかしそれにしてもくるみの押しの強さ。相手の都合とかまるで考えずにぐいぐいいくの、考えすぎる性格っぽいルエにとってはまさに天敵という感じでしたね。

2023年11月16日木曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2023年11月15日水曜日

フィギュアライズスタンダード 機動戦士ガンダム 水星の魔女 ミオリネ・レンブラン

  最近はやりの美少女プラモ、略して美プラ。私も気になっておりまして、カオプリ赤ずきんなど買ってしまっているわけですが、どうせなら美しく作りたい! 合わせ目消しどうしよう。ゲート処理もどうしよう。塗装は部分塗装に留めたいなあ、などなどいろいろ考えているうちに積んでしまっているわけなのですが、まずは作りやすさで定評のあるバンダイのプラモデルで様子を見よう! タイガース優勝セールで安くなっていたミオリネ、スレッタを購入したのでありました。

箱開けてみてびっくりした! なにこれ!? 袖がもうできあがっとる!

いえね、袖や足、当然に前後、左右の貼り合わせ構造だと思っていたんですよ。ところが最初から筒になってランナーについている。マ、マジか。最近のプラモデル、ものすごいな。スライド金型ってやつか。いや、もう、ほんとものすごい。ものすごすぎてリハーサルになりませんでした。

これ、普通にきれいに切り出して、普通にパチ組みするだけで充分なデキになりますよね? ほんと、ものすごい。やるとしたらシールの部分をちょこちょこ塗装してみるとか、それくらいで充分なデキになりそう。もう、本当にすごい。最近のプラモデル、すごすぎる。ものの知らなさ。時代に置いていかれている様、すさまじく、ええ、本当に驚かされっぱなしです。

塗装は正直ガンダムマーカーでいいと思ってる。ぴったりの色はないだろうから、適当に混色してそれっぽい色にしてやるといいんでしょう。とりあえず手持ちのガンダムマーカーをざっと確認してみようと思います。

2023年11月14日火曜日

今日は休みます

今日は休みます。