『まんがホーム』2026年12月号、先日の続きです。
『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』
病院に搬送されてきた高齢犬のコタローくん。弱って寝たきり、おむつ装備で、しかも悪いことに褥瘡、床ずれができてしまっているというのです。飼い主も高齢で、充分に世話がすることができなかった。それで保護されてきたのですが、もう満身創痍。床ずれには虫がわいていて、これ、専門的にはハエ蛆症っていうのですね。
治療のために、まず毛を刈ります。あらわになる傷口には、キョウスケが立ちすくむほどに虫がわいて、それをピンセットで一匹ずつ取り除いていく。あくまでもクールに対処するくまちゃん。苦手なら下がっててもいいといってくれたんだけど、この瞬間もこの子は苦しんでいる。そういわれちゃあ、苦手のなんのといっていられないキョウスケです。目の前の相手に親身になれる、それがこの人の長所だと思うのですよ。
黙々と処置を続ける3人。ついに虫の排除が完了し、あとは治癒を待つばかり。と、すべてが終わって判明するくまちゃんの秘密。そうなんだ、足がない系の虫は駄目なんだ! それでも躊躇しなかったところ、本当、この人のプロ意識です。ええ、頭下がりますね。医療に従事する、その気概、見事です。
『座敷童子あんこ』
ああ、雪女回だ。雪女回に駄作なし。今回も本当にすばらしかった、とはいうけれど、雪女にとってはわりと不遇なエピソードだったのではないでしょうか。
あんことともに登った雪山。まさかの遭難、都会派雪女なのか、山には詳しくないというんだけど、ならそれなりの準備というのが必要だったのでは?
人里が雪女を弱くしてしまった。雪山の低温に苛まれ、あんこと山小屋に避難。火がおこせないからと、分裂あんことおしくらまんじゅうしたら溶けちゃった! って、バッドエンドじゃん!
まあそこは妖怪のよさというべきか、雪を集めて蘇生するんですけど、ああ、変わりはてた姿に! とはいうけれど、これはこれでかっこいい。姿は変われど魅力的な雪女。これは新たなファンを獲得しちゃいますね。
『歌詠みもみじ』
今回はパパさん受難の回ではありませんか。家族3人で旅行です。部屋に到着、ベッドに飛び込もうとしてママさんに阻止される! からの、ベッドとベッドの隙間にはまる。ホテルの鍵でヌンチャクして壊す。うん、お父さん、もういい大人なんですから落ち着きましょう。少年のようじゃありませんか。
タオル忘れて、部屋にも戻れず、お風呂もおあずけ。ご当地パンをしこたま買って、ママさんにしぼられて、アイスを買ったら部屋に冷凍庫がなくて、ここでも減点。ええ、なにやってもうまくいかん。まさしくパパさん受難なのです。
ママさんは、見たい番組がチャンネルごとなくって見られなかったりね、でも今どきは録画もあれば見逃し配信もあったりするから、ちょっとしたおあずけですよね。
夜景を見たかったもみじは、ビルに阻まれて望みがかなわず、朝食ビュッフェで和洋ダブルを決め込んでお腹いっぱい? お昼の和牛は食べられたのか? いや、この子ならきっといけたと信じたい!
こんな感じで、皆がそれぞれに失点重ねつつも、きっと旅行は楽しかったのでしょうね。家に帰ってほっとするも、散らかった部屋という現実を前にして、整ってきれいなホテルに戻りたい! なんていうからには、やっぱり快適な旅だったのです。
- 『まんがホーム』第40巻第12号(2026年12月号)
『まんがホーム』2026年12月号、
『まんがタイム』2026年12月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』。榊医師とナース山下、ふたりで一緒にカラオケ、なんですが、一本のマイクを共用!? これって、いわゆるデュエットではなく、メインボーカルを奪いあうようにして歌ってる? でも、ふたりともに楽しそう。それぞれ違った持ち味での共演。そのハーモニーが聞こえるようです。他に『わさんぼん結』、『水上さんの効率的な恋わずらい』のカットもございます。
『まんがタイムきららキャラット』2026年12月号、
『まんがタイムオリジナル』2026年12月号、
『まんがタイムきららフォワード』2026年12月号、
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号、