2019年8月25日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年10月号

『まんがタイムきららフォワード』2019年10月号、昨日の続きです。

『球詠』。新越谷、勝利を決めましたね。しかし負けたチームのエース、あの人、なにやってもかっこいい。自分たちの思い、全国制覇と書かれたボールをヨミに投げてくれたんですが、あんまりに唐突やったから受けられてへんやん! このちょっとしまらないところ、けどしっかり気持ち受けとったところ、こういうのいいよね。そして今日は練習なし。次に当たるだろう学校の試合を見にいきます。その観戦の情景、よかったですよ。なるほど、次に当たるチーム、柳大川越がどういうチームかよくわかる。どういう個性を持っているか、どういう強みを持った選手がいるかを、チームメイト内での情報やりとりでもって読者にもよく伝えて、しかもその時々の皆の動きが面白いからね、ただの解説にならず、緩急ついてうまく入ってくる。今回は展開としては緩の回ですよね。でもその中にもテンポの動きを作って、それが面白い。こういうのが地の力なんだろうなあ。

『SA07』。さらに登場人物、その個性を持って存在感増していくキャラ増えていっていますよ。コミュ力おばけにして主人公である茉愛。茉愛に敵対する、いや茉愛から男子たちを守らんとする我らがヒーロー伊藤。前回明確にキャラを立ててきたそのふたりに加えて、美しく絵もうまい女子、永守カガリに、内気そうでけれど絵がうまい男子、宮田がメイン位置につきました。しかしこの美人、カガリさん、茉愛は勝手に敵対視してるけど、向こうさんは茉愛のことめちゃくちゃ気にいってるよね? というか、むしろ積極的に狙おうとしている感出してきて、いいねえ、いいですよ。茉愛、陥落させられちゃえ! そして茉愛はというと、宮田に持っていかれましたね。まずは彼の描く絵が好みで、そして前髪に隠されていた目、それが露になった瞬間、ああ、恋に落ちたか。わかりやすい! と思ったら、伊藤も落ちてやがる! ここで明確に敵対関係が成立したぞ。ほんと、のっけから恋愛争奪戦の構図が完成。茉愛ははやく伊藤に負けて、カガリに争奪されてしまえばいいと願うばかりです。

『スローループ』。友人関係で悩む二葉、その解決をするために皆で遊園地に繰り出しましたよ。名づけて、フィッシング詐欺作戦! って、あかんって。外聞悪すぎるよ。二葉の友達の藍子、高校生と遊ぶっていうの、それだけでテンションあがってるのが可愛いですね。さて今回の目的でもある釣り堀、藍子には内緒かと思ったら、もう事前に説明ずみだったんですね。釣るのは小春と二葉と藍子。ああ、釣りガチ勢は釣りすぎると食べきれないからお休みか。さすが釣り堀といっていいのか、適当にやってもガンガン釣れるのがいいですよね。初心者藍子もちょっとのアドバイスで当たりがきて、そこからの大騒ぎ! 釣り上げて針をはずすというところで、藍子、手袋持参か! やる気あるな! 俄然、見た目が変わってきたぞ。でも、無理なところは二葉に頼って、ガンガン上がる二葉への好感度! いいねえ、いいじゃないですか。今回の作戦、二葉の告白、この時の藍子の反応がすごくよかった。わかってたって、無理しなくていいんだって、好きなことしたらいいんだって、目を見て真剣にいうその様子、ああ、取り越し苦労だったんだなあ。けれど、ちゃんと言葉にして伝えあわないとわからないことだってある。その足りていなかったことを埋めあえたふたり。ああ、より深い友情を育むことができた、そう思える良エピソードでした。というか、藍子、釣り堀体験もノリノリだったもんね。きっとなんでも一緒に楽しんでいける、そんな予感。魅力的でしたよ。

2019年8月24日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年10月号

 『まんがタイムきららフォワード』2019年10月号、発売されました。表紙は『がっこうぐらし!』。学園生活部の4人が寄りあっている、その様子。くるみが笑顔を見せてくれてるのが、なにか安心させてくれるんですね。けれどこれ、本編があんなことになっているでしょう? だからこそ、この4人の姿にほっとするというか、逆にこうした、本当ならこうして普通にいられたろう子らが、あんな状況に放り込まれている苛烈さを際立たせるとも思わされて、いやもう、たまらんものありますよね。

今月は新作が2本です。

『ゆきのぷらん』。いろいろ足りてない? 忘れものしがちで、友達の助けにすがってばかりの雪乃。でも、それは友達、沙奈の策略という、ちょっとしたホラーもの? 私に頼りなさい。いつまでもダメなままで、私なしではいられないように育てよう。歪んだ愛情が、雪乃の人生にからみつく! これ、前後編だったんですね。前編は学校での様子、見事に雪乃は沙奈の思惑どおりに動いちゃって、これ大丈夫? そして後編、ここで雪乃はどう動くのだろう。休日ですね、一緒に映画を見にいきます。まさかの雪乃の自立が見られたり? と思ったら、ああ、ここでも沙奈優勢かあ。沙奈に捕われる雪乃。もしこの漫画が続いたら、この構図、揺らぐ日がくるのでしょうか。あるいはそうなった時こそがドラマのはじまりになりそうですね。

『冒険者LEVEL00』。新人魔術師ラムシーと新人ナイトチャカート、ふたりのはじめての冒険。ギルドで、わりとてっとりばやく即席でパーティ組まされて、相手のこともよくわからないままに出立したという塩梅。これ、実はMMORPGでした、みたいな引っくり返しがあったりするのかな? ちょっと心構えしたんだけど、そうじゃないのか。けれど感触としてはそうしたゲーム思わせるものあったんですね。新人が取り組むにはちょっと難しいクエスト。最初反発もあったふたりが、ともに困難を前にすることで、言葉の向こうの本当の気持ちに触れることができ、その距離も縮まっていくのですね。即席パーティだったふたりがチームになっていく、そんな過程を描こうとしているんですね。ゲームでいえば導入のイベント、そんな、いよいよはじまるという感じがあります。

2019年8月23日金曜日

『まんがタイムスペシャル』2019年10月号

『まんがタイムスペシャル』2019年10月号、昨日の続きです。

『なごみ先生は職場のお医者さん』。面白い展開、出てきました。山田がコンペで勝ち取った企画。それが実際に動きだす。そこでなごみ先生が会議に参加しようとしましてね、おお、なるほど、こういうアプローチでゲーム製作の現場を垣間見ることができるとは! と思ったら、さすがに参加不可でしたか。社員の健康を楯に押し込みをかけるなごみ先生、いいねえ、あの手この手、強引さも魅力ですよ。ここからがよかったんです。制作に必要なメンバーを集めるにあたって、健康面からの就業制限がひっかかる。じゃあこれをどうするか。業務を分担する、別方面での健康改善を提案する、などなど、ああ、なごみ先生がこれまで頑張ってきたこと、それがこの会社に根付いてる! 最初は残業上等、不健康だってどんとこいだったこの会社が、ここまで変わったんですよって、いやもう見事な達成感でした。途中、就業制限を破るのかと怒るなごみ先生、あの表情、最高でした。今回、なごみ先生は影で支える、そんなポジションだったけど、しっかりその魅力を畳み込んでくれましたよ。

『吸血鬼さんは無職です。』。橙也から名前で呼んでもらいたい有李。その悩みをニーナさんに持ち込むんですね。名前で呼ぶのが照れくさいんだよって、ニーナからの回答。なるほど、有李も試してみてわかったみたいですね。でもって妹、桃香も、橙也の気持ちわかってた。さすがですねえ。ニーナの介入もよかったですよ。橙也に、ちょっと強引? 悩みを聞くといって踏み込んでいくのね。でもって、そっと背を押してくれるの。これ、ニーナさんの先輩感感じられて、いいですよね。大人として、ちゃんと見守って、差し出すべきところで助けの手をそっとのべてくれる。こうして広がっていく橙也の友達関係。よかったねえ、と思ったところで、ニーナさん、気になる言動見せて、え? 引っ越すの? 同じところにい続けられないから? これはちょっと心配な流れ。杞憂であってほしいなあ。

『ワタシを欲しがる河野さん』。吉山内の通ってる大学の学祭に皆でいくんですね。でも吉山内は学祭にまったく興味がなくて、っていうの、自分もそうだったよ! さて、学祭当日、吉山内は参加したら楽しくなってくるタイプなんだ。でもって楽しそうにしてる吉山内を見て楽しむ河野に、その河野を見て楽しむ港。いびつだ! 変人の巣窟だ! 今回の後半、ミスコンに急遽出ることになった吉山内。港と河野が本気を出して、可愛く仕上げて、っていうんだけど、自分には普段の吉山内の方がいいなあ! ともあれ、吉山内にはいい思い出になった学祭。ちょっと前向きに考えるようになってるのがまたいいですよね。

『タヌバレ』。面白いですよ。人に化けてるキツネの子。田村少年からタヌキのにおいがするっていうんだけど、なんで? その理由がめちゃくちゃ面白かった。犬と思って飼ってるペット、それがタヌキ。じいちゃんが犬っていってた。でもタヌキの写真、スマートフォンで調べて見せて納得させるあのくだり、もう本当に面白かったです。面白かったの、キツネの子、どんぐりが大好きだっていうの。田村から山ほどビンづめにして持ってるどんぐりをあげるよっていわれて、うれしいって、でも、こんなに大量に市場に流したらインフレになるわ! って、君、めちゃくちゃクレバーやな! その喜びようもチャーミングだし、表情が実にいい。超がつくくらい魅力的でした。そしてここからも面白かった。タヌキのタケチヨ。まさかの分身、そこからの変身! すげえ! 君、人の姿ではイエヤスと名乗って、田村の友人やってるのか! ほんと、この学校、めちゃくちゃ面白い。イエヤスの正体、においでちょっとバレかかってるのもまたいいですよね。

2019年8月22日木曜日

『まんがタイムスペシャル』2019年10月号

 『まんがタイムスペシャル』2019年10月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』、月下、実にいい笑顔を見せるエノでありますよ。この人は、ほんとぱっと明るく目立つ、そんな印象。ふわふわの髪も美しい。目をひく、いい表紙ですね。『ローカル女子の遠吠え』りん子は餅食ってますよ。ああ、月見団子か! こうやって、団子のへそに餡こ乗っけて食べるのがあるんだ。いいなあ。『大家さんは思春期!』チエちゃんは団子づくり。『吸血鬼さんは無職です。』ニーナは浴衣姿で手にススキ。これもまた十五夜ですね。

『ローカル女子の遠吠え』。今回はわさびの話題から。わさび飯っていうのがあるんですね。奥静岡でオクシズエリア? 自然があって、おいしいものがあって、これは魅力的。わさび飯、そしてソバ。いいなあ。ソバ食べたい。今回のわさび、これもきっと家康がらみなのかな? そう思ってたら本当に家康で笑いました。りん子が400年前といった瞬間に身構えてる雲春も最高でした。食事をエンジョイ、温泉もエンジョイ。水馬の鉄板ギャグなのかな? あれが可愛い。ツッコミ待ちするところ、それでちゃんと応えてくれる後輩、ふたりよいですなあ。そしてなんでも楽しむ雲春。いやみの通じない雲春。この人のこうしたところ、健康の源ですなあ。見習いたい。

『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』。兄と部長さんの関係に興味津々の妹、朝永千佳、やってきましたよ。それで、いきなり菊池部長との関係を疑いはじめる。最高だ……。そうよ時代はダイバーシティ。ものわかりいいよな、妹。素晴しい。今回の妹の介入。これ、湯川部長と朝永のすれちがい、察しの悪い兄と傷心の部長、ふたりの関係をふたたび駆動させるための役割担いましたな! しかしほんと、この妹、気がまわるというかアグレッシブというか、湯川部長にぐいっと迫って必要な情報確保していく。できるやつだなあ。そんな妹の三角プリズムへの反応、さすがに困ったか! ほんと、この子、いいキャラクター、いい表情見せてくれました。

『六畳一間の憑き物石』。大学にこいし、ついてきちゃったんですね。いや、瞬が漬物石を持ってきてしまったせいで引っぱってこられちゃったのか。大学を案内してもらって、そして学食で一緒に食事して。その時々に、学内のカップルに自分の想像、行動を重ねあわせて、照れちゃったりして、こいし、いいよなあ。実に可愛い。そんなこいし、視線を感じるといって警戒して、もしや除霊? と、そのとき瞬がかばって前に出るの、ああ、やるじゃないか。このふたりの関係、瞬もこいしのことを大切にしているとはっきりして、基本ふわふわした男だけどさ、やる時はびしっと見せてくれますよ。でも、とんだ早とちりだった。ひとりごといってる瞬、その内容に興味を持ったミステリアスマニア女子か! 長谷川亜依。素敵な眼鏡女子。これはこれで、こいし、ちょっとピンチやも知れませんな。

『うちの可愛い掃除機知りませんか?』。ハロウィンですよ。宮原からのいきなりのトリックオアトリート攻勢にも動じない智枝。さすがだな。用意がいい。智枝、マメですよね。アプリにも季節の行事を知ってもらおうと、ハロウィンを学習できるよういろいろ用意しておいたんだ。そんなアプリのハロウィン理解、すごい、わりとちゃんとしてる。コスプレするイベントと理解。カボチャのランタンが定番ということも理解して、でもランタン着ちゃったのか。これ、ガイキングっぽいな。その後も、魔女になったりキョンシー、狼おとこに吸血鬼。ああ、アプリさん、実に可愛い。イベント楽しむ様子、ほんといいよなあ。なんでもないような、けどそれがかけがえないと感じられる。いい話でした。

2019年8月21日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年10月号

『まんがタイムきららMAX』2019年10月号、昨日の続きです。

『六条さんのアトリビュート』。いい感じですね。幽霊の六条さん、散々このみのこと驚かしまくったわけですけど、決して祟ったりしようとしたわけじゃなく、むしろこのみがピンチの時は助けてくれたりして、悪い子じゃないようですよ。このみの回復を祈願するところ、あの独創性は見事でした。聖セバスティアヌス、矢を射掛けられた聖人なんですが、その絵をもって願掛けって! この漫画、こういう美術豆知識みたいなところもいいな、期待できそうだなって思ったんですが、それ以上に六条やこのみのキャラクター、それがチャーミングでよかったなって思ったんですね。自分自身を知りたいと望んでいる六条、美術に詳しいという謎のバックグラウンド。なんかそそりますよね。けど、あまり重くはなりそうにない。その塩梅もよさそうですよ。

『エンとゆかり』。この冒険者体験施設、めちゃくちゃ楽しそうだな。設定にしたがい、暗黒の館にてロールプレイをする。ルール説明をする鬼教官、いわゆる鬼軍曹的に暴言はくんだけど、すぐさま謝ってくれるとか、ほんとフレンドリー。館内での冒険も、モンスター倒したらお菓子になってくれるしさ、ボス戦もね、圧倒的な強さでパーティーメンバーが戦闘不能に! って、いやいやめちゃくちゃ扱い丁寧だな。ほんと、こんなアトラクションあったら遊びにいきたいよ。しかし、これ、楽しいアトラクションに見えるけど、能力ある冒険者を見つけるための施設ですよね? ただその目的が、リクルートのためなのか、あるいは将来脅威になりかねないものを事前に排除のするためなのか。わからんのだけど、次回ですよ、エンの活躍が期待できそう! ただ残念なのは、ゆかりがもうリタイアしてること。ゆかりにはエンのかっこいいとこ、見てほしかった!

『みわくの魔かぞく』。ミラの幼馴染み、ビーがやってきた。外出しようとするも、尻尾が目立つ、バレちゃうからって、まい、ほんと気苦労がたえないですね。花火をやります。魔王が可愛いよなあ。見た目こそはいかついけれど、わ〜い花火だ花火だ〜って、子供なのか!? 楽しいパパですよ。そして今回、ミラとビーの馴初め? 昔話を聞かされて、なるほどミラの吸血鬼化、その秘密、ビーは知っていたのか。というか、吸血鬼の人格を封印してくれていたのがビー。ここで、ビーが話してくれたまいに会いにきた理由。このふと素直な表情見せてくれたところ、よかった。みらとビー、仲良くなれそうですよね。まいの気遣いもまたよかったですよ。

『ももいろジャンキー』。もも、はじめてのおつかいってやつですかい? それはいいのだけど、あの冒頭のももですよ。突然なにかに開眼!? 目的地は美耶のバイト先の弁当屋さん、道中ははなが変装のうえちゃんと尾行して、安全対策はばっちりです。しかしお弁当屋さんへの道中、猫に気をとられて、買うもの忘れちゃった!? かと思ったら、思わぬ方面から思い出し、途中で転んで泣きだしても、思わぬところから目的に復帰しと、この復帰力、素晴しかった。弁当屋では美耶がもものこと心待ちにしていて、だっこひとつくださいでハート打ち抜かれてるやん! そしてはなの登場、ここで今回のブタノルマ達成か! でも、はなにも嬉しいサプライズ。そのやりとりも、帰り道の情景も、ほんと、ふたりいい姉妹です。

2019年8月20日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年10月号

『まんがタイムきららMAX』2019年10月号、昨日の続きです。

『初恋*れ〜るとりっぷ』。文化祭、はじまりました。鉄道喫茶は出だし順調? 遊びにきてくれたりんねとくるみ、再現駅弁も、それからそらのジオラマも好評で、この子たちが呼び水となって、他のお客さんにもアピールできたみたい。と、そこに現れた迷子の女の子。はたしてどうするべきか。どうしたらいいか迷っていたら、先生、動きがはやいなあ! 放送ジャックでもって迷子の案内しつつ鉄道喫茶のアピールだよ! この迷子の一件が、そらにかつての自分を思い出させて、そして眠る先生にとっておきの告白!? 聞こえた? 聞こえてない? このはっきりさせないところ、先生、やりますなあ! だけじゃなくて、この後のそらの行動にもいろいろ影響してきそうですよね。

『こみっくがーるず』。SNSを活用しましょう。新しい機材の写真アップしたらいいねが稼げる……。じゃなくて、かおすならぬにゃおす先生アカウントがひたすら猫画像をアップするようになってたり、というか、これ、きっと人気あるぞ……。しかし、あのかおすのネガティブさ、連載を獲得してさらに卑屈になってない? でも、これがかおすのよさだなあ。そして琉姫ですよ。えすえぬえすを担当からすすめられた。はいいとして、SNSを知らない、SNSマシーンを買うとかいっちゃう、知らずブックマークしてたSNS、そのタイトルが巨乳美人探し機……。しびれるわ、かっこいいわ、眼鏡が素敵だわ。今回はナチュラルピュアな琉姫の魅力大爆発で、迷走くりかえした先にしっかり一歩踏み出していくところとかはね、よかったじゃないかって目を細めて見る思い。そしてかおすですよ。ああ、娘大好きお父さん! ほんと、この子もこうして友達の影響でもって先へ進んでいけた。それがまたよかったなあって思ったんですね。

『いのち短し善せよ乙女』。ほんと、この漫画、テンポいいよなあ。ぽんぽんぽんっと話が進む。メインストーリーにからまなくとも、テンポいいのが気持ちいい、コメディタッチも面白い。素晴しいわ。そら連載になるわって思います。今回のアイテムがなにか、ぎりぎりまで明かされないの効いてましたよ。初体験だ一発だ、不穏な響き? 聞きつけた先生が、エッチな話ですか!? って、先生、それで大丈夫!? おかしい、ほんとにおかしい。先生、すごくヤバい……。転校生の神成夏芽。乙女と杏に目をつけられた? と思って警戒するんだけど、そうか、この子、人付き合いに苦手意識があるんだ。けれど、乙女が夏芽の苦手意識をふっとばしてくれましたね。この、ほんと、ちょっといいところね。ええ、一日一善、立派な善行だった、そう思わせてくれるところもね、この漫画のよいところですよ。夏芽、乙女たちと友達になる、つまりメインキャラとして今後も関わってくるのかな? だとしたら、この豹変しちゃうところ、これが鍵になりそう。よくもわるくも存在感あるキャラ、いい感じです。

『ななどなどなど』。ああ、これは前回の話、その小町サイドでありますね。ななどがメンテで呼び出されたために、ひとりで学校にいかなければならなくなった小町。けど、御目付け役がいないんだからサボっちまえばいいのでは? 悪い考えがよぎっても、ななどの気持ちを裏切れないのか。いい子だなあ、小町。今回はるるも高山萌も不在でまさしく逆境だったわけだけど、陰口たたかれても耐える。体育でペア作れなくともひとりで頑張る。この子、ほんとに真面目だわ、いい子だわ、頑張ってる、評価されてほしい。今回、小町に話しかけてきた高山萌の友人、嶺。小町とはテンポもペースも違うみたいだけど、小町にしては結構苦手そうなタイプっぽいけど、ちゃんとコミュニケーションできましたね。こうやって、頑張ってること自分自身にもはっきりわかるかたちで示せたこと、そしてななどに認めてもらえたこと。この子の大きな自信になっていきそう。こうした一歩一歩を確かなものとしていく小町を見ることができるの、これは喜びですねえ。

2019年8月19日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年10月号

 『まんがタイムきららMAX』2019年10月号、発売されました。表紙は『社畜さんと家出少女』。ふたりで水着、ナルがぐいっとこちらに差し出しているビールジョッキ、このせいで、ビールの広告ポスター感が出てるよ! かたわらのユキはちょっと恥ずかしそうにしながら手にアイスキャンディー、と思ったら、これ、ナルさんの妄想か! 全然海にいけてないんじゃん! 疲れの果てに、海いきたいなあ、ビール飲みたいなあって、想像にハマりこんでるんじゃん! いやもう、なかなかにヤバめの表紙ですよ。

今月は新規ゲストが1本です。

『ほーぷす×ハウス』。高校進学を機に、実家を出てシェアハウスにて暮らすことになった女の子、小野ひまり。移動中の電車でもお絵描きに精を出すこの子、漫画家志望? あるいは趣味で絵を描いている人かな? ひまりの新居、ホープハウスは、アパート? それを一部屋ふたりで借りることになるというのだけど、同居人は見た目にちんまりとした可愛い女の子、ハクア。この人、見た目は幼ないけれど飛び級で大学も出ている社会人。お隣の大神ヨウによると16歳なのだそう。ハクア、ひまりの荷物にあった漫画の原稿、そいつを目にして激怒? キビしくひまりを追求する、その理由はこの人、漫画の編集者なんだ。思わぬ出会いで、まだまだ至らぬひまりがハクアの指導を受けて成長していくことになるのでしょうか。いやはや、まずは優しく指導してあげていただきたいところ。なんせ、まだ夢見てるだけのアマチュアやからね?

『ぼっち・ざ・ろっく!』。ぼっちちゃん、ほんまにヤバい子やな。新しいギターを買った。宅録してるところ見てみたいと虹夏にいわれて、立合いのもと実際に動画を収録してみせるぼっち。ああ、やっぱりうまいのか。で、ここまではいいんですよ。ここからがヤバいんですよ。動画以外はやらないのかって。SNSに機材写真載せたりしたらいいねがたくさんもらえるよって、ああ、ぼっちの承認モンスターが目覚めてしまった。しかも悪いことに、もっとも悪い方向にスタンピードしてしまって、ああー、やっとこさ貯めたバイト代、20万を機材自慢のためにパーッと使い果たしちゃったのかあ。というか、どうせなら必要なもん買おうよ! でも、この暴走のおかげで、バイト続ける必然性がぼっちの中に生じたのか。虹夏、グッジョブだな。承認欲求モンスターに朗報となるのか、音楽ライターがぼっちの演奏に着目? いや、以前から知ってはいたのか。これ、この人がぼっちに、ギターヒーローか結束バンドかわかりませんけど、アプローチしてくることになるんでしょうね。しかし、そのどっちに、どんなルートから関わってくるのか、さっぱり予想もつかない。いや、テキトー取材から? ほんと、ろくでもない初対面になりそうな予感しますよね。

『私を球場に連れてって!』。今回は年下組の話だ! ホルスタインズは弱いってクラスの男子からからかわれて泣いちゃったくれあ。しかしなにが酷いって、猫子ですよ、ホルスタインズの数少ない長所を突きつけて論破だって、そこでわざわざ数少ないっていっちゃう!? しかもくれあ、弱いのは事実だからとそこは素直に受け入れてるんだ。ホルスタインズ、ふんだりけったりじゃん。でもってくれあ、選手でもって妄想する系ファンなのか! 野球って、いろんな楽しみ方があるのだなあ。ここからの展開、猫子の家に皆で泊まってホルスタインズ対タイタンズの3連戦をテレビ観戦するというの、猫子の面倒見のよさ? いや、野球となると他チームでも放っておけない? どうもその両方っぽいのがいかしますね。テレビ観戦中の猫子がすごい。リモコン常に操作して、あらゆる試合をチェックするの? 飯能名物野球モナカ、こんなのあるのん!? めでたい時にしか出ないって猫子がいってますけど、これ、猫子が同年代の友達連れてきたこと、お母さん本当に喜んでるんだなあ。今回、まだ前半戦なんですね。続く2試合目、3試合目がどんな結果招くのか、試合結果という意味じゃなくてね? 楽しみなんですね。

2019年8月18日日曜日

2019年8月17日土曜日

天気の子

 話題の映画『天気の子』、見てきました。最初は見るつもりはなかった、というか、すっかり映画館にいく習慣がなくなってしまっていたので、気にはしつつ見にいかずに終わるパターンかと思っていたのですが、ちょうど公開前日ですね、NHKの朝の番組で新海監督のインタビューやってるの見て、こいつは見にいくかあってなった。翌日公開初日の朝一の回、いい席があいてるの確認して休みをとって予約完了。かくして期せず熱心な新海誠ファンのような行動とることとなってしまったのでした。

インタビューで監督が、前作『君の名は。』では怒られた、みたいなことおっしゃってたんです。それ聞いた時、ああ、あれか、揺らしたとか揉んだとか、あれか! と思ったのだけど、あれ? そうじゃないんだ。なるほど、『君の名は。』は災害の被害をなかったことにしてしまう映画だっていう批判があったんだ。いろんな批判があったのだなあと感心しさえしたのだけど、でも『君の名は。』という映画は、災害の被害をたとえ奇跡にすがってでもなくしてしまいたいという気持ちが視聴者の共感を呼んだところもあったのではないか? あたり前に思っていた平穏な日常を破る災厄に直面し、もし時を距離を超えることができるなら、災厄こそは避けえなくとも、救える命もあるだろう。かなわぬことと知りながら、被害をなかったことにしてしまうことを夢想することはあるじゃあないか。

私は『君の名は。』に、そうしたかなわぬ切望を、たとえ物語の中だけでもかなえたいという、祈りに似た思いをさえ感じた。そしてそれは『君の名は。』以外の同時期の映画にも感じることがあって、ああ、その深さこそは違っても、誰もが同じ傷を抱えている、そんな思いに涙したこと、しばしばであったのです。

監督はインタビューで、前作ではたくさん怒られたから、新作はもっと怒られるような映画にしようと思ったとおっしゃっていて、そうか、めちゃくちゃ揺れるのか! これでもかと揉みまくるのか! いやいや、そちらじゃないですよね。災害をなかったことにしたといって責められたことへのアンサーとして、今度はなにをどう描くのか。俄然興味が出てきて、これは見なければなるまい、その思いに背を押されたのです。

見終えて、いろいろ思うところはあったけれど、例えば盛り上がりやダイナミックさは前作が優るなあ、みたいな感じのこととかね? そして本題、より怒られるラストの展開、主人公の選択というべきかな? それについては、むしろいいじゃないの! というのが私の素直なところでした。それこそ、あの選択以外だったら、皆のために我が身を犠牲にするなんてラストだったら、私は憤慨して劇場を後にしたと思う。

これ、ちょっと前にテレビでやってたアニメ『どろろ』が似たような問を内包していて、多くの人の生活の安寧と百鬼丸個人のしあわせ、その相克を突き付けて、さあ主人公はどちらを選ぶべきなのか。『天気の子』も、多くの人の生活の安寧と個人のしあわせを天秤にかけさせて、どちらかを選ばせる。生活の安寧とはいってるけれど、あれ、結構な大災害だから、描かれてないところでとんでもない被害が生じているはずで、その被害を奇跡の力でもってないことにしてしまうべきか、奇跡に求められる代償を支払わず出るとわかっていた被害を甘んじて受け入れるべきなのか。

新海監督は意地悪だなあ、みたいにもちょっと思ったんですよ。この問は、おそらく前作で被害をなかったことにしたといって怒った人にこそ効く二者択一だと思ったんですね。これは私の想像ですが、国家や社会のために個が犠牲になるなんてもってのほか、なんて人が怒ったんじゃないかなって思う。なので今回は、その信念ゆえに、ほら今度は被害をないことにはしませんでしたよ? って結果を突きつけられるはめになって、お望みどおり? わからないけどさ、やっぱ意地悪だよなあって。

私が、このラストに満足したのは、まさに私自身が「国家や社会のために個が犠牲になるなんてもってのほか」と思う人間だからです。映画の途中、まさか新海監督、今回は皆のための犠牲を出して、その苦さ悲しさでお涙頂戴なんてやらんよな? そんなこと思ったりしたからね、それだけに、やったぜ、やっぱそうこなくっちゃな! でしたよ。また、この大災厄に対し、人がどうこうできる領域を超えた現象だと、大きな自然の理のうちなのだと、そういう話がされたのも嬉しかった。このあたりは監督の優しさなのかも知れないし、あるいは素直にそういう考えの人なのかも知れない。どちらかはわからんですね。

ともすれば、全体の利益のためには個の権利など尊重されるべきではない、そんな考えが幅をきかす感さえあるこの頃。ところが『天気の子』は軽々と、世の中なんて知ったものか、自分の大切なものを選択していこうぜと、見事なストレート球投げ込んできてくれて、実に痛快でした。

帆高と陽菜の選択に、それで正解、最高だったよ! といってあげたい、そんな気持ちが残る、すがすがしい映画でした。

  • 新海誠『小説 天気の子』(角川文庫) 角川書店,2019年。
  • 新海誠『小説 天気の子』ちーこイラスト (角川つばさ文庫) 角川書店,2019年。

2019年8月16日金曜日

本田鹿の子の本棚

 こんな漫画があるなんてまったく知らなかった。Twitterで流れてきてはじめて知った。僧兵の亡霊に復讐すべく立ち向かう耳なし芳一のバトルアクション漫画が流れてきて、これがまたべらぼうの面白さ! うわあ、これ、続きが読みたいなあと思ったんだけど、そもそもこれ商業漫画かアマチュアが趣味で描いた漫画か、どっちなん? 時期的にコミケの戦利品かも知れないじゃないですか。いやほんと、絵だけ見てもわからない。だって、アマチュアでもめちゃくちゃうまい人いるもんなあ。さいわいタイトルが付記されていたので、『本田鹿の子の本棚』、検索してみたらですよ、やった、これ、商業漫画だ。しかも電子で出てる。もう、速攻購入決定しましたね。

この漫画、えらくややこしい構造してるんですね。思春期の娘を持つ父が、娘を知りたいがために、日々こっそりと彼女の蔵書を盗み読む。その娘の蔵書というのが、たとえば冒頭にあげた耳なし芳一バトルアクション。毎回、娘の蔵書を父が読むという体で、短編読み切り漫画が展開されるのです。

ここで面白みが分岐します。第一の面白みは、娘の蔵書漫画の奇抜さでしょう。いやね、娘、鹿の子、めちゃくちゃな奇書マニア。ほんと、人を食ったような話ばっかりで、なんでそんな展開に!? いやいや捻りすぎじゃない!? コメディ寄りの短編漫画としてもキレッキレに面白い。だって、そもそも私がこの漫画読みたいと思ったの、紹介された耳なし芳一異聞、その単体の面白さに引き付けられたからですよね。ほんと、あっちにこっちに、ジャンル、雰囲気、タッチを多様多彩に違えながら飛び回るその軽妙さ。抜群ですよ。この作者、ものすごい地力がある人だと思う。

そしてもうひとつの面白さ。父が娘の蔵書にアクセスしているという、その構造が面白い。父が娘の蔵書を読み、その父が読んでいる本の内容が父フィルタを経由しての漫画となって提示される。そして父の感想、というか本を受けての娘への不器用なアプローチをもってエピローグにいたる。この基本構造。いうならば額縁構造が、短編としてもべらぼうに面白いこの漫画にさらなる面白さを重ねていくんですよ。

あまりにとりとめなく、脈絡もない、そんなどっちらかった短編集が、鹿の子の蔵書としてひとつの軸を持つ面白さ。あまりに奇矯な娘の蔵書に触れてしまった父の戸惑いや葛藤、いや、父、あんたもそうとうな変わりもんよな? その反応の多様なことにも驚かされるし、またどうにもこうにも下手くそすぎる父のリアクション。わざとらしかったり、あんまりにもはずしてしまってたり、もうお父さん、あかんすぎひんか!? みたいなつっこみどころ? もう、本当に面白い。

さらに、このどうしようもないコミュニケーションがあるからこそ、父に対する共感? 親しみもわこうというものだし、さらにはほぼ感情をあらわにしない娘、鹿の子に対する愛着なんかも生じてくるという。ほんと、おっかしいよなあ。このキャラクターの強さ、魅力、これがまたたまらないんですよ。鹿の子の蔵書を通じて我々読者もまた、ふたりを知っていく。それはつまり、漫画を読むという行為によって、ほかならぬ我々読者も、この漫画世界に対するさらなる大枠の額縁となっているのだなあ。そんな奇妙な感触をも得る、まさに一種の奇書であります。

2019年8月15日木曜日

2019年8月14日水曜日

『まんがタイムきらら』2019年9月号

『まんがタイムきらら』2019年9月号、昨日の続きです。

『佐藤さんはPJK』。のびのびとしたいい誌面だなあ。今回の舞台は海。先に着いているであろうPJK佐藤とめい、どこにいるんだろう、千春たちが探すその追体験を「佐藤さんをSGSさがせ!!」なる企画コマにて読者もできるというのね、面白いわあ。さらになにが面白いって、PJK佐藤、いるといえばいるけど、画面には見えてへんやん! あのサメか! サメで登場か! しかもパレオならぬ鎖かたびら。重さで沈まないの!? いや、PJKだから大丈夫なのか。でもって、めい。SGSコマで変なのいるなって思ってた、それがめい。さすがだ。ほんと、流石でした。今回、皆でビーチバレー。いきなり尻目掛けてボール打ち込まれてるめいが最高でした。ここからの描写ね、変形4コマでもって、動きあり、迫力あり、そしてヴィジュアル的にも魅力を増して、ああ、いい、とてもよかったです。そうそう、最後のね、負けた千春とめいの苦悩、それ、ふたりにかかる負担、ちゃんと軽減されるの、あれ、なによりでした。後味悪くならないようにしてくれている。いい漫画です。

城下町のダンデライオン』。アンジェリカ編、エピローグでした。父との約束を果たさんとするアンジェリカ。再度日本への留学を決めて、しかしアンジェの記憶にはもう茜は存在していないというのですね。父を助けるための対価、それが茜との記憶だった。彼女にとって重みのある、大切な大切な茜との記憶。それが失われて、また最初から積み上げることとなるのでしょうか。自分のことを忘れてしまっているアンジェを受け入れ、何度でも友達になるという茜の思い。温かみあって素晴しく、それだけに失われたものの大きさ、寂しくも思うのですね。と思ったら、まさかあのラスト。目に涙をこぼさんばかりに湛えたアンジェと茜のあらためての再会。おかえりの言葉。ああ、いいしめくくりではありませんか。これは、ちょっとした奇跡なのかも知れませんね。

My Private D☆V、『マギアレコード』の富士フジノです。D☆Vポイントは、ボーイッシュな子の『女のコ』な顔+セーラー服!! なのだそうですよ。イラストは、セーラー服の女の子、ショートカットで、快活そうな、そんな子が、ちょっと顔を赤らめまして、手でもって表情隠そうともしてるのかな。なるほど、これが『女のコ』な顔、であるわけですね。ふと見せる本心とでもいうのか、普段隠されているソレが垣間見えてドッキリ、そんな仕掛け、効果もあるのでしょうね。こういう爽やか系の女子、ハンサムガール? 好きですよ。

2019年8月13日火曜日

『まんがタイムきらら』2019年9月号

『まんがタイムきらら』2019年9月号、昨日の続きです。

『一畳間まんきつ暮らし!』。グアム旅行編ですよ。宮殿みたいな別荘に招かれたと思ったら、なんとこれ漫画喫茶なのか。一畳間なんてサイズじゃないよなあ。しかしこれ営業してるの? と思ったら、なるほど収納庫、書庫ですか。皆で黙々と漫画を読む図。ここからどうやって下の水着シーンに!? と思ったら、素直につっこみ入ってました。水着も、プライベートビーチだからと、けっこう際どい系? 見せ場をどかんと大きく見せるの、D☆Vを売りにするきららならではといっていいものか、よいアプローチでした。その後の、グアムにてオタク趣味満喫する皆の様子描きつつ、芽衣子の悩み、芽衣子の迷い、それが皆に受け入れられることでやわらいでいくプロセス、丁寧に取り上げて、ああ、グアム行、いきなりの展開だったけれど、いきなりだっただけにこうした普段とは違う様子、表情、気持ちなんかも素直に出せたのかも知れませんね。皆それぞれのマグカップ。いい話でした。

『初春が咲く』。姉の卒業、そして旅立ち。ナーバスになっている柚子、そして父の様子がしんみりとさせて、柚子なんかはねあんまり気持ちを感情をあらわにしていないというのに、こんなにも伝わる。とてもよかったですよ。しかし、ダンボールに入ってる柚子、さらにそれにつきあう姉、絵面的にも面白かったなあ。この、つきあってくれるというのがいいですよね。言葉にせずとも、ただ同じようにして、ただ隣りにいてくれる、それだけで気持ちのそっと落ち着いたり、安心したり、わかりあえたり、そういうこともあるよねって、そんな気分にさせられたのでした。そして最後の柚子ですよ。ああ、気持ち、切り替えていきましたね。最後のページ、あの写真、しんみりとさせられつつも、気持ちのいい笑顔。ああ、ここにも心情、溢れていますね。

『みゃーこせんせぇ』。最終回でした、はいいのだけど、また無茶な展開ですよ。時は令和百年、って、えらい長く続いたもんだなおい、夢オチ受け入れる準備はできたぞおい、そう思って身構えてたら、違うんか、不老不死の確立された世界なのか。でもってそれが美夜子の仕業。いやもう、とんでもないことになった。怪我も病も怖くない、不老不死どころか若返りだってある、それこそ夢のような時代の到来。あの時、学校で、保健室で一緒に過ごした皆も、あの時のまま再び集まって、この代わり映えのしない、けれど社会も時代も前提も、根本から引っくり返る勢いで全然違っているという最終回。人を食ってる、みたいにいってもいいのかな? でもこの感触こそがこの漫画のらしさとも思えるんですね。ええ、見事に完走してくれた、そんな風にも思えてくるくらいでしたよ。

2019年8月12日月曜日

『まんがタイムきらら』2019年9月号

『まんがタイムきらら』2019年9月号、一昨日の続きです。

『トールさんの通り道』。めちゃくちゃ面白い。そして、日本ではわりと下級扱い、最弱扱いされがちなスライム系モンスターがやたらめったら強くって、いやもうこのゾッとさせられる感覚。すさまじかった。だって、あのモンスターが跋扈する森に暮らす経験豊富にしてしたたかそのもののトールさんがですよ、油断した一瞬、自分の姿を模した異形に、すぐそば、手の届く距離にまで踏み込まれていて、なすすべもなく食われるっていうんだから、もうおそろしい。これ、相手が知性を持ってたから交渉でもってなんとかなったものの、状況次第では全滅エンドだった……。この一歩間違えば大惨事といった状況からの思いがけない打開、見どころいっぱい、大満足のエピソードでした。

『下を向いて歩こう』。前回仲間(?)に加わったすさみん。さっそく本格的に行動ですよ。臨海浦とやらにいきますよ。自分の提案にすさみんが見事な理解を示してくれるもんだから、硝子、嬉し涙に泣きくれる。臨海浦はちょっと遠いから、うちのレンタサイクルを出すという硝子、母に友達と出かけること電話で伝えたら、今度は母が涙ですよ。どんだけなのか。どんだけ硝子、友達がおらんかったんか。自転車を借りにいったら、もういたれりつくせりのサービスに、いつまでも見送る母の姿。本当に面白かった。今回はいろんな石を拾います。けどこの浜でメインとなるエピソードは次回なのかな? でもって、いずれすさみんの家、串本にいきそうな布石うってますね。いつか憧れの浜、オゴクダにてテンションあげる硝子、見てみたいものです。

『夢見るルネサンス』。扉で桃花がかかえてるツチノコぬいぐるみ、可愛いなあとか思ってたら、本編に出てきた自室はツチノコ枕に、モスマン、チュパカブラぬいぐるみとマニアックなものに溢れていて、さすがですよ桃花さん。リーチャとひよりが一緒にサンドイッチ作って、今日はピクニックですよ。桃花がリーチャのサンドイッチを気にいって、ずっともぐもぐしてるのが可愛いやら面白いやら。今回は、桃花がレンと仲を深めて、UMAが好きな桃花の、好きを貫く覚悟みたいのが語られたりね、キュンプリが好きなレンの背も押したりといったところ描かれて、ああ、桃花とレンの関係、それが知人から友人になる、好きを貫く同志になるステップだ。なかなか距離を縮められなかったふたり、それがこうして打ち解ける、その様子、とてもよかったです。

2019年8月11日日曜日

ガダルカナル、信濃のドキュメンタリーが充実していたので今日は休みです

ガダルカナル、信濃のドキュメンタリーが充実していたので今日は休みです。