今日は休みます。
2026年11月3日火曜日
2026年11月2日月曜日
『まんがホーム』2026年12月号
『まんがホーム』2026年12月号、発売されました。表紙は『孔明のヨメ。』。秋から冬に変わる季節。実ったリンゴを樹上の孔明から受け取る月英です。リンゴについては、目次横の四コマでも解説されていて、当時の中国の林檎、柰は小振りで酸味、渋みが強いのでしょうか。今のリンゴを口にした夏侯惇が甘いと感想述べていますね。まったく種類が違うのか、あるいは三国時代から改良を経て今のリンゴとなったのか。リンゴひとつといえど、長い歴史があるのですね。
『孔明のヨメ。』
諸葛家の跡継ぎ問題について語られます。かつて徐庶にもいわれていたこと。孔明も意識して、月英にもその旨告げていたこと。しかしすっかり後回しにされていたそれが、龐統の進言で再び意識の前面にのぼってきたのです。
月英に話そうとするも、お互いに忙しい身、なかなか時間がとれません。もとは、この多忙がために後回しにされてきたんですよね。なので、そうとう意識して取り組まないと、今後も伸ばし伸ばしになってしまいそう。でも、さすがにもうそれではいけません。
月英も忘れていたわけではありませんでした。でも、孔明とともに働くのが楽しかった。そんな月英が語る覚悟とは。なんとまあ、側室を迎える相談と思われたんだ! からの、月英に官職を退くよう勧告と誤解!? 出産となると、当然負担が大きいのは女性ですもんね。とりわけ、今現在のように医療やらもろもろが発達している時代ではない。となれば、月英の不安、想像も決しておかしなものではない。
でも、そうした不安をしっかり払拭する孔明。いい夫といっていいのか。少なくとも月英を大切に思い、慈しむ、そうした姿勢はよくよくうかがえるのですね。
世継問題は今回は相談だけ。でも、もうちょっと? あるいはまだまだ? 先に結果が出るそうですよ。楽しみに待ちたいですね。
『サレ妻お江戸リコカツ録』
現代に戻ってきた早苗。弁護士事務所かつ調査会社に飛び込んで、いざ悪夫雅也との対決がはじまります。
早苗、すっかり肝が座ってますよ。離婚届、何枚も用意したんです? 即破られていますけど、すぐに次が出てくる。絶対負けないという意識のあらわれ。雅也に強引に迫られようと、もう私財は脱出済み。おまえの元には戻らない。からの、代理人を介しての話しあい。早苗の家事放棄を問題にされれば、すぐに雅也をシェア発言が再生される。それが捏造となじられようと、早苗も代理人もまるで動じない。
ここからさらに早苗のターン。早苗の個人収入が使われていた経済DV疑惑。その上、給与明細を渡されていなかった、経済DVの証拠が次々積み上げられた上に、横領疑惑でとどめが刺される。激昂した雅也の一撃もきっちりかわして、早苗、完全勝利ではありませんか!
かくしてなった離婚。やった! と思わず言葉が出た展開。さらに早苗のこれから、この弁護士先生のもとで働かないかと誘われて、ああ、次回が最終回。ということは、この時代で麗との再会が果たされるとしたら、まさしくこのタイミング!?
期待どおりにことが運ぶかはわからない。けれど、そうであってほしいと思わないでいられません。
『うちの秘書さま』
暇をもてあますはじめ様。どこかにいきたいと七瀬にせがむも、取りつく島もなし。自宅の庭でお茶をと、メイドにパスされてしまうというのです。
とはいうけど、あんだけ立派な庭があるんよ? 充分じゃないですか。しかもここに田中さんからの申し出、焼き芋の誘いですよ!
そうか、裏庭の家庭菜園で芋を育ててたんだ。おいしい焼き芋は芋掘りから。でもデリケートなはじめは、虫だミミズだと大騒ぎで、そんな様子を微笑ましく見る田中さん、と思ったら、違うやんか、田中さんが見てるのははじめを心配して屋敷から見守るメイドさんたちですやんか。
収穫されたたくさんの芋を下準備します。濡れ新聞紙とアルミホイルで包む。でも、それすらも七瀬はしくじるのか! なんだ、その大岩みたいなの! どんだけ大量の新聞、ホイルで包んだの!?
グリルに芋をセットして、焼き上がるまで他のなにかも焼きましょう。野菜に飲み物用意して、と思ったら、メイドさん、肉を焼きはじめましたよ! でも、肉に夢中になりすぎて、第一弾の芋を炭にしてしまいました。ああ、田中さんがショック。肥料として畑にリリース、といいたいけど、埋葬ですやんか。
芋はおいしく焼けました。はじめに七瀬、皆が喜んで、でもちょっとたくさんすぎて持て余す。それを山田におすそわけしたら、田中さんの芋だからと山田の芋祭りが続く! ほんと、山田は田中さん命がすぎるなあ。ほんとなら、芋掘りBBQ、焼き芋大会に参加できたらよかったんでしょうけど、とりあえず芋のおすそわけで満足いただけてよかったですね。
- 『まんがホーム』第40巻第12号(2026年12月号)
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2026年11月1日日曜日
『押しかけギャルの中村さん』
『押しかけギャルの中村さん』、第100話を読みました。
『押しかけギャルの中村さん』
秋山の家に中村さんがきてから一年がたちました。突如美少女が舞い降りてくる展開。漫画やなんかではよくあるけれど、まあ、現実じゃありえないよね。そのまさかを体験した秋山。そのときの感想をカリンに聞かれて、不運のどん詰まりみたいに答えたらえらいこと怒られた。
カリンは最初から狙っていたんですね。秋山のことが好きだったから、距離を詰めようと無茶した。対秋山の必殺技。秋山、こーゆーアニメ好きじゃん。とはいえ、アニメと現実は違うからなあ。結果オーライになったけど、なかなかそうはいかないよ、カリンさん。
秋山がカリンのこと好きと明確に自覚したのは、去年の年末くらい。遅いと抗議受けてますが、じゃあカリンはというと、答えられるわけがない。だって、ここに転がり込んだ理由、そいつが明確になってしまう。惚れた弱味だ。私が先に好きなってました! ちょっとしたスキャンダル。カリンさん、いつまで秘密になさるのでしょうね。
今回のテーマは変わったこと、変わらないこと。一緒に暮らすようになって、カリンさんは太り、秋山はちょっとたくましくなった。でもって、ちょっと遠慮しなくなった。そしてふたりは恋仲になり、以前とはまったく違う関係性のなか、次への変化を怖れながらも期待している。
そしてもうひとつのトピックは、一年ともに暮らしてわかったこと、わかってなかったこと。
食べ物の好みとかはしっかり把握していた秋山だけど、酒に酔ったカリンが、特別な相手にだけ見せる絡み方! なんと、猫化するんだ! これ、友達の榎本も、家族も知らないカリンなんじゃないでしょうか。人には多様な顔がある。特別な相手にしか見せない面があって、そのすべてを知る人間は、本人も含め、いなかったりするのかもしれませんね。
でも、きっとこれからも続く長いつきあいが、秋山をして最も深くカリンを知る人間に変えるのでしょうね。
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2026年10月31日土曜日
『まんがタイムきららキャラット』2026年12月号
『まんがタイムきららキャラット』2026年12月号、昨日の続きです。
『魔法少女は羞恥心で強くなる』
ああ、駄目だ、最終回が近い気がする! 父との喧嘩で、家を飛び出してきたノクタン。らいむのおかげで、こちらの世界を満喫、しあわせ、楽しそうに過ごしていたんだけど、そうか、やっぱりノクタンには黒元素が必要なんだな。
人間界の黒元素は食べない、真侑にも迷惑をかけない。ゆずとの誓いを、ノクタン、やぶってしまうんですね。
変身金平糖を摂取すれば、その効能で黒元素を取り込める。チラミンの助言を受けて、変身金平糖をありったけ食べたノクタン。周囲の黒元素をしこたま食べて、全盛期の姿を取り戻してしまった! かけつけた真侑と零だけど、力を回復したノクタンにはまるでかなわない。ゆずも合流して、ノクタンをとめようとしてくれるのだけど、3人がかりでも相手にならない。
零、ここで禁断の能力解放をする! なんとまあ、全裸か! ゆずも露出を増やし、羞恥心パワーを高めるも、それでもノクタンはとめられない。
零、ゆずがノクタンにとらわれ、残る魔法少女は真侑ただひとり。この状況で、どう抗おうというのか。もう恥ずかしいとはいっていられない。見られたくないけどと、真侑の選択やいかに!
これ、真侑も禁断の変身を!? ともあれ、なんとしてもノクタンをとめねばならない。その代償に、真侑も零のように羞恥心を失ってしまうだなんてことになったりしちゃうのでしょうか。
『ずんだもんTV!』
ずんだもんが怖れていたことが起こってしまった。ずんだもんの大事なものを奪ってきたあんこもん。この子が、まさかの相棒泥棒! 東北ずん子を東北あん子に変え、自身の相棒として連れ出してしまった。
残されたずんだもんは力を失い、妖精の姿に戻ってしまった。すっかり意気消沈し、この状況に立ち向かう気力もなくしてしまった。幸いといっていいのか、あん子となったずん子はその性格もまるっきり正反対に。温和さ、優しさに欠けるツンツン娘となって、あんこもんとの融和も夢のまた夢。あんこもんの相棒とはまだなれていないみたいなんですね。
ずん子のあん子化は、すなわち東北家の危機。きりたん、この事態に取り乱すものの、まさかここで異能力を発現。きりたん砲とやらで、味噌をずんだもんにぶちまける!? いつもずんだもんが、ずん子のピンチを救ってきた。きりたんの言葉にポジティブさを取り戻したずんだもん。あん子のもとに現れ、そしてその手にはずんだもち。
ああ、ずんだもん渾身のずんだもちはずん子を、東北家を救うのか。この戦いの果てに、ずんだもんの相棒、ずんだもんの未来も決まる? ええ、次回は最終回。すべてに決着をつけるのですね。
- 『まんがタイムきららキャラット』第22巻第12号(2026年12月号)
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2026年10月30日金曜日
『まんがタイムきららキャラット』2026年12月号
『まんがタイムきららキャラット』2026年12月号、一昨日の続きです。
『ばっどがーる』
清さん、お願いですから水花の二輪免許取得、阻止してください。清さんだけでいいじゃないですか。でないと、水花が早世しそうで心配なんです。
学科で苦労するのはみんな同じですから、まあいいんですよ。問題は実技の方で、二輪車運転シミュレーション体験センター、こんなのがあるんですね。まだ免許も取ってない、まだ教習も受けてない段階だから、できない、わからないはしかたないと思うんです。でも、あまりのあまりに危なっかしくないですか? それこそ、清が悟ったように、運転しない方がいい「かもしれない」ですよ。
二輪、危ないんですよね。四輪も危ないけど、二輪はその比ではない。水花、ライダースーツはかっこよくて、かわいくてすごくいいんですけど、もし怪我したりとか考えたら心配でしかたない。うん、やっぱり清の後ろに乗せてもらうとかがいいと思うんですよ。いや実際、この子、免許取れるのかしら。取れても乗ってほしくないなあ。大事な子なんです! 安全に、健康に過ごしてほしい人です。
『ごきげんよう、一局いかが?』
冴たちの大会がはじまりますね。高校麻雀選手権大会。千星と一緒に申し込みをして、そして迎えた当日。手に手をとって会場入りしたら、そこで再会、筒井せりなさんですよ。金沢の彼女。相方、きよぴ、萬恭子さんともお知りあいになって、ちょっとした懇親のひととき。
と思えば、せりなと冴、リアル卓でともに打ち、競うことになるのです。
冴、めちゃくちゃ成長してるじゃないですか! 慣れないリアル卓ながら、先日の特訓が効いている。純礼ママの教えもしっかり活かして、せりなの打ち手に千星に似たものを感じ、その上、その心理を読んで攻めていく。
これまでの冴とは一味違う。そう思わせるものが確かにあったのですね。
そして冴は見事に一位となって、いい出だしですね! ほんと、この子の成長が我がことのように嬉しい。せりなも冴の一位を喜んでくれて、そして交わす麻雀ゲーム、雀結のフレンドの絆! その様子に、おおっと、千星さま、嫉妬でありますか! いやもう、なんともよいもの見せていただきました。
『このままモブじゃ終われない!』
スランプに苦しむピコがですよ、そよかどころかコモナ、キリコも巻き込んで原稿合宿やりますよ! というか、原稿20ページ描きあげるまで出られない部屋。部屋の鍵を飲み込むピコは、まさしく背水の陣の構え!
まではいいんだけど、結局ピコひとりノルマを達成できず、よって数日幽閉されてしまうというんです。
先日の、サキュバス・コモナを見てから自分の「好き」がわからなくなったっていうんですね。無邪気にデッカワ女ブームとかいってたあなたはどこにいきましたの!? 自分の性癖やいずこ。そもそも性癖とはなにか。それほどまでに、なにもかもわからなくなってしまったピコに、自分たちの性癖を開示していくコモナたち。そよかはなんか歪だなあ。クレーンゲームで全然取れないと興奮するんだ。でも、ちょっとわかる。なんかもどかしいやら焦りやら追い込まれやらの果てのムズムズみたいなやつでしょ? そしてキリコはケモナー。かわいいな。よく見たらTシャツの柄がかわいい虎ちゃんだ。で、コモナさん、なんとなく自分の性癖開示をうやむやにしましたね? ええ、コモナの癖はピコです。ここで明らかにはできませんでしたか。コモナも素直になればいいのになあ!
ここからがまあ酷い。酒に逃げたピコ。嘔吐の果てに部屋の鍵をリリース。カギをなくせばピコと一緒の時間を延長できると、コモナがふたたび飲み込むって、いや、それ、さっきゲロまみれだった鍵だよ……。ピコのなら、それも受け入れられるの!?
鍵を吐き出さされるコモナを見て、ピコ、なにか反応したんですね。苦しむコモナが好き? 弱ったコモナが好き? あのとき、楽に苦しめられたコモナを思い出してみたピコ。絵にしてみれば、思わぬ出来になって、そうだよ、それがピコの好きだよ! でも、さすがにコモナには見せられない? いや、見せようよ! 気にするなよ! コモナも喜んでくれるよ!
というか、これを素直に開示できないところに、ピコの真実の好きが見えたように思います。なので、ピコはそいつをさっさと受け入れて、その方面で開花するとよいのです。でないと、まだまだ迷走は続きそうですよ、とか思ってたら、迷走どころじゃない、遭難死じゃん!
- 『まんがタイムきららキャラット』第22巻第12号(2026年12月号)
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2026年10月29日木曜日
『まんがタイムオリジナル』2026年12月号
『まんがタイムオリジナル』2026年12月号、一昨日の続きです。
『かつては最強無敵の勇者様~姫には内緒のレベルダウン生活~』
狙われていたジュロー。しかし、この世界最強と目される彼に挑もうとは、どれほどの怖れ知らずなのでしょう。
直接にジュローを狙うのではなく、まずはユーリーを襲う邪教の衆徒。ハッセルバインク国内で育った、自ら国を称する不穏の輩。毒物を大量生産し、国家転覆を計ったものの、コメを求めたジュローが行き掛けに成敗してしまっていた。
その恨みもあるんでしょうなあ。確実に始末できる方法を手にし、意気揚々とジュローを狙いにきたというのに、まさかレベルダウンしてるとは思わんよね! レベルを看破することで相手を抹殺する呪いの道具に、自身打ち取られてしまうというこの悲哀! 灰となってしまった神官長。ええと、この世界って蘇生は可能なんでしたっけ? ともあれ目論見ともども灰燼と帰した悪党ども。去り際に魔王復活の捨て台詞を残して、しかしこの情報、ちょっと無視できなさそうですよ。
ともあれ、ピンチを救われたユーリー少年は、すっかりジュローにラブとなり、めでたしめでたしと思いきや、ジュロー、再び女神とあいまみえることとなる。これは、もう一度レベル上昇の奇跡が得られるというのかいなか。ともあれ、魔王に対抗する手勢として、ジュローが復帰させられるという理解でいいんですかね?
『となりのフィギュア原型師』
はぐちゃん、困った人だな。ガレキを学びに夜の工房を訊ねた半藤とせっちゃん。まさかの邂逅となったはぐが、ハラスメントぎりぎりのラインで半藤のことからかいまくるんですね。夜、男と女がともにいて、なにも起きないわけもなく。
まあ、半藤に限ってはおきないんですが。そのへん、安心安全な男ですよね。
完全におもしろがってるはぐが代表を召喚するんですよ。代表はおもしろ半分できたのかな。あるいは気になる男子を掻っ攫われるわけにはいかないと、せつか半藤の間に割って入ろうって魂胆でしょうか。
でも、まあ、普通にみんなでガレキ講習やってますよね。このあたり、半藤の生真面目さが効果発してる。自身の不器用を嘆くせつかをはげまし、根気のいる作業を完遂させた。ええ、すごくまっとうなホビー漫画ですよ。なるほど、ガレキってこうやって下処理するんだ! みたいに思って、自分でも作ってみたいと思う人も出るかもしれない。大変そうだけど楽しそう。そう思わせる雰囲気が、すごくいい漫画ですよね。
『クールな氷上さんは迫りたい』
課長、栗園の外堀、内堀が、どんどこ埋まっていってませんか? 上の妹くるみがかなりエンジンかけてる? 下の妹、まろんとの三者面談を終えて、進路について話そうとする兄ですよ。まろんに、気負い過ぎないでほしい、自分のことも考えてほしい、なんていわれて、そしてその発言の根本に氷上の存在があるっていうんです。
ああ、くるみさんよ、妹になに吹き込んでいらっしゃるの!? カウントダウン間近って、もう結婚前提になってる。というか、兄の子、姪だか甥だかを育てる気満々でいらっしゃる!
頼もしい妹さんだなあ。でもまあ、大学に進学するのはありだと思うよ。
妹くるみにまろんの誤解について、栗園課長、氷上さんにご報告です。でも、そこでの言葉が復帰してきた元上司、夏井の誤解を招いて、この人、ほんとに人の話を聞かないな! こっちでも栗園、氷上の結婚が既成事実化しようとして、さあ、もう栗園待ったなしだ!
でもね、詫びる栗園に、自身の目論見の成就せんとする状況に高揚したか、おもしれー女、あるいはちょいやばお嬢さんとしての氷上さんが降臨! いい表情なさるなあ! 歓喜の極み! めちゃくちゃかわいい!
さて、氷上の笑顔は栗園にも特効を発揮しているわけですが、そこに妹くるみからの支援射撃ですよ。先月のイベントの礼として、チケットとギフトカードが贈られた。栗園、氷上、ふたりの恋人の時間に役立ててというメッセージに、兄はどう応えるか。ええ、栗園課長待ったなしだ!
- 『まんがタイムオリジナル』第45巻第12号(2026年12月号)
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2026年10月28日水曜日
『まんがタイムきららキャラット』2026年12月号
『まんがタイムきららキャラット』2026年12月号、発売されました。表紙は『ごきげんよう、一局いかが?』。いつもとはちょっと雰囲気の違う彼女たち。そう、冴たちが楽しんでいる麻雀アプリ、雀結での姿で登場なのです。それぞれに違う動物の意匠がかわいかったりかっこよかったり。本来の彼女たちとはまた違った個性、アクティブさ感じさせる千星とかね、そうした一面が垣間見えるよさもある。それがこうしたアバターのおもしろさだと思います。前景には冴と千星が手をつないで、少し奥には乃々花と純礼が同じく手に手をとって。このペアは、高校麻雀選手権大会の組みあわせでもありますね。ということは、このイラスト、大会の一幕だったりするのでしょうか。
今月は新規ゲストが1本です。
『冷香様はつめたくない』
成績優秀眉目秀麗、泉宮家の令嬢、冷香はこのところ落ちつかない。というのも、父が連れてきた新人メイド、花風ありさが冷香の心をかき乱す。
なにをやらせても中途半端。失敗をたしなめても、別のこと、冷香への奉仕の気持ちが邪魔をして、本来の仕事がはかどらない系メイド。心づくしのパンケーキも生焼けと、ありさはいろいろ足りていない。しかし、そんなありさの近しすぎる距離感が、冷香の鼓動をはやくさせて、それは自分自身制御できないほどであるというのです。
ありさがこの屋敷にきたのは、進学にかかる費用を泉宮家が立て替えてくれたから。そのかわりにと、メイドの仕事を頼まれた。でも、別にありさでなくてもメイドは務まるだろう。それこそ、プロのメイドの方がずっと確かな仕事をするはず。
ということは、あえてこのありさがメイドとしてこの屋敷に留まることに意味がある。おそらくは、そこに冷香の父の思惑があるのでしょうね。
- 『まんがタイムきららキャラット』第22巻第12号(2026年12月号)
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2026年10月27日火曜日
『まんがタイムオリジナル』2026年12月号
『まんがタイムオリジナル』2026年12月号、発売されました。表紙は『はらぺこ母娘と元カレ家主』。ああー、みのりがかわいいですね。秋の情景。黄葉したイチョウの葉が舞い落ちるベンチにて、ゆったりと過ぎゆく秋を過ごす3人です。キョウのお弁当は栗ご飯にお芋ほか、炊き合わせ? みのりにあーんとサツマイモを食べさせているんですが、そのみのりの衣装が、眼鏡、ベレーで文学少女。なんというかわいさか。そんな母娘のとなりで、スケッチするのがたかはるです。ほかに『ラディカル・ホスピタル』、『クールな氷上さんは迫りたい』のカットもございます。
今月は読み切りが1本です。
『中学恋』
ちょっとした青春のスナップショットみたいな小編。先輩のことが好きな後輩男子。冬の夕方か、呼び出すも、肝心なことがいえずにいる。ガタイだけは立派になっても、まだまだ中身はしっかりしない。そんな後輩にしびれ切らしたか、もう帰るといいだした先輩。そこにちょっとした助け船。労務者風の男が、そこの二人! と、近づいてきたのです。
これは怖いよね。中学生となればなおさらだ。でも少年は彼女を守ろうと前に出て、こうしたところ、彼女には好意持って受け止められたようですよ。
このおじさん、ふたりのこと見てらんなかったんですね。ポケットから千円出して、この寒空の下じゃなんだ、喫茶店にでもいけといってくれたんですね。
ふたりで喫茶店は、ちょっと背伸びみたいな時代ですか? 先輩は慣れた感じだけど、後輩はもうすっかりアガっちゃって、でもって先輩に伝えたいことがあるのに、またまた言葉が出てこない。と、そこに今度は先輩から遊園地へのお誘い。ええ、言葉よりも振る舞い、態度がこそ、その思いを伝えたのですね。
『どうにも不器用な夫婦でして。』
仕事をひとつやっつけたヨシアキ。今日こそはさらに先へ進まんと、一緒に飲もうとマコトを誘う。とっておきのウイスキーですか? お酒でいい雰囲気に持っていって、そこから次のステップへ、という魂胆だったんですけど、マコトさん、めちゃくちゃかわいいな! 酔ったらこんな感じなんだ。ヨシアキの膝に座っちゃって、めっちゃくちゃ上機嫌。
さらにはこの人、酒の勢いでヨシアキのこと押し倒すつもりだったんだ。さすが夫婦といっていいのか、考えが似通っていますね。
でもちょっと酔いすぎた。よって順延、とヨシアキは酔っても理性的なんですが、マコトさん、引っ込みがつかなくなったか! 思いきった行動に出て、もうほんと楽しい人だな。で、ここで気持ち悪くなっちゃうのね。うん、マコトさん、しくじっちゃいましたね。
無理しないことが一番ですよ。でも、マコト、ヨシアキにしっかり跡を残して、すっかり意識させちゃって、なるほど罪な女性です。ところで今回は、マコトのどんぐりまなこが2回も見られて、とてもいい回でありました。
『もどかしコンプレックス』
目覚めたしーさん。はたしてここはどこなのか!? 焦る彼女に、ぼくの家と答えるもちさん。ああ、なんということ、しーさん外泊、もちさんの家に! もちさんのベッドに! ついにふたり、進展を見るのか見ないのか。と思ったら、もちさん、さすがにそのへんはいろいろ考えてくれてますよ。
佐藤さんを無理に泊めて、しかもネット越しにえのんさんも誘って、夜っぴてイラスト作業してたっていうんですね。
安心安全な紳士に淑女たち。そこにひとりしくじったしーさんが。皆におはようといってもらえて、嬉しくない! 恥ずかしい! とんでもない一夜になってしまいました。
それもこれも、もちさんが悪い。友田とお似合いだなんていったもちが悪い! そういわれて悲しくて、お酒に負けちゃった。すねちゃったというしーさんだけど、この子の本心、この子の恋心、もちさんもわかってあげな! って思うんだけど、神の視点を借りる我々読者とは違って、当事者はそうそう簡単に状況の端から端まで俯瞰できんもんなあ!
かくして、なかなかに大変だったふたりなのです。
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2026年10月26日月曜日
『まんがタイムきららフォワード』2026年12月号
『まんがタイムきららフォワード』2026年12月号、先日の続きです。
『花唄メモワール』
令和の朝を迎えた藤野。どうにも落ち着かない? まだまだ不安がある? いや、そらそうですよね。知った土地、知った場所、知った建物ながら、100年を超える時を渡ってきてしまった。いわば孤立無援の天涯孤独。いやさ頼りは梅ひとり。否応なく、梅への距離も縮まらんという話です。
令和の花瀧屋にて仲居の仕事をする梅を見て、見慣れぬ着物。上下が分かれたセパレート着物。作務衣スタイルとのことですが、夏だけここで働く梅は、冬の着物スタイルを未体験。ゆえに着物の着つけがわからなかったのかと、いろいろ合点のいく藤野なんですね。
梅がずっと持ち歩いてきた、藤野の失踪を報じた新聞の切り抜き。これが崩壊していくのは、ただ水に濡れたがためなのか。あるいはその役目を終えたからなのだろうか。紙面の文字は以前と変わることなく、藤野の失踪を告げるのみ。しかしそれは運命が変わらなかったことを示している? あるいは、ここ令和に藤野がきてしまったこと、この時代から大正に戻れなかったとしたら、記事の内容はそのまま真実となる。
やはりイネに会わないことには、なにもわからないんですよね。あのとき、戻るといって大正の花瀧屋を後にした梅。その後、イネは梅と会えたのか。あれが最後の別れとなったのか。イネは、その後、産まれてきた梅との再会なったけれど、なればアイリスは? などなど、あれほど慕っていた梅に藤野を同時に失ったとしたら、あの幼いふたりの心痛やいかに! と、思うところ多いのです。
さて、藤野さんの令和体験ですよ。絵葉書、カラー写真の美しさに目を引かれたかと思えば、まさかのお値段400円! ああ、通貨の価値が違いすぎる! からの、令和ファッションに戸惑うばかりの藤野! って、梅さん、あなたわりと露出過多でいらっしゃるのね!? もっと穏当なのはありませんの!?
と、ここでアクシデント。藤野と結花が出会いました。時を超えて出会う芸妓ふたり。これ、どうにかなりますのん? いや、普通に交流とはいきませんのん?
『しゅがー・みーつ・がーる!』
甘那と美都、まさか誕生日が同じでしたか! ということで、ふたりの誕生日、ふたたびホテルビュッフェへと赴きます。美都もおめかし。甘那もおめかしだ! うわ、かわいい。これまでなら決して袖を通さなかったろうかわいい格好でいらっしゃった甘那さんに、美都さんもお喜びでいらっしゃいますよ。
ふたたびのホテルビュッフェは、その趣きもまた違えて新鮮な気持ちで挑戦できますね。と、ここでふたり、大冒険ではありませんか! これまで、自分のイメージを崩せない、その一心で隠してきたこと。それぞれが相手のために取ってきた料理を交換してきた、そのやりとりをやめましたか!
ついに、自分の好きに素直に向きあうと決めたのでした。他の誰かのために装うのでなく、自分自身のありかたはあくまでも自分のために。美都はお皿いっぱいに肉々しい料理を並べて、そして当然甘那は甘味の宴。
ええ、食べ物も格好も、全部、自分のために自分で選ぶ、そのしあわせについにたどりつけたのですね。
出会って、知りあって、秘密の関係となって、1年がたって、そして今や誰よりも近く、相手の側にいる特別なふたりとなったのですね。いろいろあった、それが思い出されるほどに思いもしんと深まる。そんな彼女たちのこれから、次回最終話にて描かれるもの、どのような情景が待つというのでしょうね。
『え?結婚って3次元でもできるんですか?』
おお、これはつまり最終回なのでは!? ついにヤミー、いやさヒカリも結ばれようというのですか!?
と思ったら、いや、別に次回グランドフィナーレとは書かれてないな。じゃあ、まだ紆余曲折あるんですか? ここまできて、もしやヒカリ、逡巡しようというのですかい?
うん、だとしてもすごくヒカリらしいと思う。というか、ほんと、これ、普通ならゴールでしょう!?
ぐっさんと真剣交際に進むべきかどうか。ずっと迷ったり悩んだりしていたヒカリでしたが、まさかふたりで飲んで、酔っぱらって、そのまま寝てしまうという醜態。しかもそれで終電逃がして、さあ大変。ぐっさんももうちょいはやく起こしたげなさいよ、とは思うけど、まあそういうとこがいろいろ緩いのがこの人のいいところ。
とはいえ、婚前のふたりが夜の都会にこうして放り出されて、帰宅することもかなわず、さあどうしますかね? というところで、ぐっさん、がんばりました。
外で話しませんかと切り出して、しかしなかなかお話しできる状態にならないの、これ、大変だな! 延々歩いて、ようやくベンチに座れたと思ったら、ここで沈黙!? つらい! つらいな、これ? で、ぐっさん、なんとか話しはじめるんだけど、テンパっちゃって、なんかいおうとしてることはわかるんだけど、まるで要領を得ない!
でもね、ほんと、がんばりましたよ。結婚してください! って! いや、違う、真剣交際お願いしますって切り出して、ええ、ついにヒカリと将来をともにしようと決意し、告げてくれたのですね。
さあ、ヒカリが答える番ですよ! といいたいんだけど、いや、この人、こうなって即わかりました、結婚、いやさ、真剣交際に進みましょう! っていうかなあ? って不安が残る。ええ、不安が残るんです。
というわけで、次回最終回! ではない! ってことは、やっぱりなんかめんどくさいことになりそうな気がする!
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2026年10月25日日曜日
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号、先日の続きです。
『夢路あかりと魔法の本』
自分の最期の瞬間を思い出すや、この不思議な世界から消えてしまった妃依。もしやこの世界は死後の世界なのか。となれば、志帆たちもすでに命を終えているのか。
先日、そんなことをいっていましたが、その見立てでどうやら正しそう? 今回、世界の秘密に踏み込んだのは翠でした。皆の前に現れた猫、耳の切れ込みに特徴がある、その姿に覚えがある翠です。しかしその子がなぜここに?
その子との邂逅が昔の記憶を呼び覚まさせたのですね。神社に住み着いた猫。ずっと苦手にしていた猫。小さな頃、飼ってた金魚を死なせてしまった、その記憶がゆえに小動物を苦手とした翠は、同じく猫も苦手。しかしその子が目の前で死なんとする記憶、さらにはその子を助けようと急ぐ翠が命を落とした? その瞬間の記憶までもが思い出されて、となればやはりこの世界は死後の世界? 猫の子と自分はあのときともに死んだのか。
翠の推測が正しければ、やはり志帆たちも? そして、この世界から消えれば、妃依がそうだったように旅する仲間たちからも忘れられてしまうのか。それはいわゆる成仏というやつなのか、あるいはただの消滅なのか。
わからぬことがまだまだ多いこの状況で、見えてきたのは不吉な予想。真実は、旅の先にはっきりとさせられるのでしょうか。なかなか不安にさせられる旅路です。
『アイドルビーバック!』
新生アイビバのライブは続きます。自分たちの持ち曲、4曲を歌い切ったあんじゅたち。ここからはまさに未知の世界? そう、それぞれの個性を活かしたカバー曲が次々と披露され、ファンたちは彼女たちの常とは違う表現や、またこれぞというマッチングに魅了されてやまないというんですね。
この次は? この次はなにがくる? 彼らの予想に応えつつ、さらに超えてくる選曲。彼女たちが、ファンたちが愛していた、愛す♡ビバレッジの楽曲が、新アレンジで登場ですよ。あの日々の思い出、嬉しかったこと、楽しかったことに加え、つらさや寂しさ、後悔もないまぜに心の奥から湧き上がってきては、それを今目の前に立ち、歌うアイビバの3人が新たな思い出としてその先へと連れていってくれる。
このまさに生きているとしかいいようのないライブ感に、圧倒される、あるいは引き込まれともに牽引されていく。気持ちの駆り立てられるその躍動に、なるほどこれがアイビバと、胸の奥底に確かに収まるものがあったのでした。
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第12号(2026年12月号)
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2026年10月24日土曜日
2026年10月23日金曜日
『まんがタイムきららフォワード』2026年12月号
『まんがタイムきららフォワード』2026年12月号、発売されました。表紙は『スチームドリーム』。ザラとクロエ、本編ではちょっと見られないような穏やかな時間? 日だまり、陽光を浴びて、緑の大地にふたり寄り添うようにして横になっている、そんな姿にしばしの平和を感じるイラスト。しかし、ザラの左手、あまりに異質な義手の存在、またクロエのそこかしこに見えるドールのらしさが、私たちの暮らすこの世界とまるで違う彼女たちの日常を感じさせてくれる表紙です。
今月は新規ゲストが1本です。
『星霊プラネット』
太陽系の惑星擬人化にして、ただの擬人化ではないこの建て付け。遙か遠くの未来、ついに滅びの時を迎えた太陽系。しかし、星々は星としての姿を失ったものの、星の霊、星霊としての生を受けるにいたる。
そんな彼女らにとって、はじめてのこととなる話しあい。一同ひとつの円卓を囲んで、これからのことを話すというのですが、そこにどうも地球の思惑がうごめいている? 座長となる太陽は、人の姿をとることのメリットを強調し、惑星たちに自分のもとで働くこと、そして人の姿ならではの生を満喫することを求めている。しかし惑星たちは、太陽のもとで働くのは嫌だ! 思いっきり反発しとるわけですが、ここでそれぞれの星に応じた懐柔策が提示される。
星それぞれの特徴や、置かれた状況。それをもととした性格づけが、密度高く展開されるのは、読んでいておもしろかったです。序盤から終盤にいたるまで、しっかり盛り込まれた天体要素には、こうくるのか、まだまだあるのか、そう思わせるものあって、飽きることなく最後まで引き込まれるものありました。
『魔法使いロゼの佐渡ライフ』
紗菜とときこ。かつてともにあって、今は進む道を異にしているふたり。仲違いしたその理由とは。そしてふたりの仲の修復はなるのか。
宿根木の祭が終わった夕方に、ふたり話しあったのです。自分に距離を置くときこに、自分の思いを知ってもらおうと紗菜が渡したノート。宿根木のためになにができるか。そこには紗菜の書き溜めたアイデアが緻密に記されて、しかしここまで情熱を持っている紗菜自身は自分がまるでなにもできずにいたと思っている。
ときこから、大きな仕事をやり遂げたといわれても、それはロゼたちがいてくれたからという紗菜。自分の無力を重く受け止めている紗菜だけれど、その気持ちの根幹にあるのはときことの仲違い。なぜ自分はときこを怒らせてしまったのか。それがわからないがゆえに、自分の今の気持ちにも自信が持てないでいる。迷う紗菜の、ときこへの贖罪と助けを求める、そんな気持ちが描かれたというのですね。
けれど反面、それはときこにとっても同様で、なぜかつて自分が紗菜を拒んだのか。その理由がどれほどに理不尽なものだったのか、ときこ自身よく理解しているというのです。嫉妬だった。一方的に突き放した。到底許されるものではないとわかっているからこそ、許しも乞えず、紗菜の謝罪を受け入れるわけにもいかず、でもそれでも、ひとつ結果を出し、今の状況にけりをつけようというのです。
ふたりで一緒に、企画を進める。紗菜の隣に立てる自分になる。素直ではない、あくまでも意固地なときこだけど、この活動を通して、ふたりまたもとのような関係を取り戻せるのなら、それに越したことはない。きっと紗菜は必死にがんばるでしょう。負けじとときこもがんばるのでしょう。その結果がふたりにとって満足のいくものになればよいと、思わずにはいられません。
『球詠』
柳大川越の攻撃に、果敢に投げ続ける蘭々。厳命されているノーアウト時の四球禁止を守って、一心に投げるのだけど、スライダーを相手方主将、山本に打たれてしまう。二塁にまで進まれて、これが蘭々にプレッシャーを与えたか。あるいは柳大川越の下位打線を占める三年生の圧に推されたか。脳裏を巡る考えが、カウントをはやまらせて、またも一打浴びてしまう。
同点に繋がるこの一打が、蘭々を萎縮させてしまった? 投げれどストライクゾーンに入らない。そんな蘭々をはげましに、マウンドに集まる仲間たち。その言葉がよかったんですね。取られた点はピッチャーだけの責任じゃない。もし打たれても、光が後を引き継いでくれるから気にせずど真ん中投げていけ。わりと大雑把? ヨミらしいといえるのか、ダイナミックなアドバイスに、珠姫からのスーパークイックという魅力的な提案。
そして、徐々に調子を取り戻してきた蘭々に、憧れの息吹先輩からのエール! もう完全復活!? 息吹への思いが、この子にして初心へと立ち返らせ、それが気迫を呼び起こす。決して有利とはいえないこの状況において、その気持ちの変化が引き出した快挙。まさかのゲッツーという展開は、もう読む手をとめることができぬまま、最終ページまで一気に進ませて、本当、見事としかいいようのないものでした。
- 『まんがタイムきららフォワード』第20巻第12号(2026年12月号)
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2026年10月22日木曜日
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号、昨日の続きです。
『きみとボドゲが作りたい!』
ボドゲ甲子園当日に、コンポーネントの破損というトラブルに見舞われたつきたち。しかしこれを、シナリオの変更で克服しようとする。シナリオに打ち込むらずは、何度もプレイしたいとユーザーに思わせるため、結末に分岐を加えてみる。こうしてできた自分たちのゲームのプレゼンをよりよいものにするために、もえがスライドを修正。そして、つきとちかが、皆の期待を背負い、口頭発表へと臨むのです。
登壇するも緊張に潰されそうになるつきを、隣りに立つちかがはげましてくれた。つないだ手と手が互いにその気持ちを強くしてくれたというのでしょう。
皆の土壇場でのがんばりと工夫、機転が、彼女たちのゲームをより魅力あるものに変えたのですね。自身を天才と自負していためるが、静かに負けを認めていた。そしてKR学園が見事に優勝を手にし、ここに彼女らの悲願は達成されたのですね。
『ゲームセンターのこころ』
いろいろ考えすぎだったり、妙に苦労性だったりする店長さん。ほんとにかわいい人なんだなって思わせてくれるエピソードでしたよ。
帰宅したら、なんと澤が出迎えてくれた。なんで!? しかもどうやって家の中に!? と思ったら、店長の愛犬、もち丸が開けてくれたっていうんですか。もち丸、器用な犬だなあ! ってのと、ちょっと不用心! 澤のこと、覚えてたから開けてくれたっぽいんですけど、店長もいうように勝手にドア開けちゃいけませんよ。
澤、店長のことが好きなんですね? お酒飲むと面倒くさくなる、っていうんですが、もう飲んでるし! ものすごいことマイペースに店長に絡んでいく。明るいお酒なのはいいんですけど、店長みたいな真面目な人だと振り回されちゃうんですね。意味深なこといっちゃったりして、あたかも恋の再燃を期待するかのよう。って、実際そのつもりだったんじゃないんですか!? なんか、見事に思うつぼって感じになっちゃってましたよ。
店長、バンドやってたんですね。ギターボーカルだったのかな。長く弾いてなかったみたいだけど、音楽を忘れたわけではなかった。澤にねだられて、ギターを弾きながら歌ってみせたその姿。青春? 昔の夢をここに思い出させるような、そんなよさありました。
『わたしにプールは狭すぎた!』
覆面スイマー、ずっと謎のままなんか! なんか沙子が思い出しそうになってるんですけど、早起きがたたって頭がまわらず、なんも思い出せない。しかしわかるのは、相当な実力者ぽいということ。火門コーチなのかと思ってたんですけど、違うんかな。いやほんと、海からの使者マスクドウェイブ!! 謎が謎を呼んでいます。
さて、リレーの対決を前に、個人競技にも出場しますよ。小波の競技復帰を狙う菓子の手下としてやってきた、眼鏡のかわいい伊奈ちゃんも3kmに出場。我らがしずくに小波ももちろん出場しますよ。
ここで、伊奈がふたりの脅威を実感するんですね。ずっと明るく楽しそうにわいわいやってるしずくを見て、ゆるいエンジョイ勢だろうなんて思ってたんですが、とんでもない! 競技開始とともに、トップスピードで飛び出していくしずくに小波ですよ。
しずくの実力は、伊奈だけでなく菓子も驚愕させて、そして小波はそのしずくを相手に、必死の思いで食い下がっていく。フィジカルに優るしずくに対し、テクニックで差し込んでいく小波。この競りあいはまさしく見物。ぐっと見るものの目を、心を奪う名シーンであったのですが、おっと、小波さん、自分のゴール過ぎてるんじゃないですか。3kmのところ、4kmくらい泳いじゃったんですか?
これからのリレーを前に、無駄に疲労した小波。これはピンチなのでは? さらに、マスクドウェイブが、水泳初心者であるごんちゃんをマークした。ウイークポイントとみなされたごんちゃんは、その汚名をそそぐことができるのか。そして菓子の思惑、あるいは悲願は果たされるのか。
この勝負、あまりにも皆がフリーダムすぎて、結果こそは予測できても、その過程となるとまるで予想ができない。もう見事に引っ張りまわされてる気分なんですね。
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第12号(2026年12月号)
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2026年10月21日水曜日
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号、昨日の続きです。
『魔法柴犬★はなまる』
ニャンダーズに勝利した。あとは女王を目覚めさせるだけ! というタイミングで、まさかのはなまる闇堕ち!? はなまるをペットとして自分に従わせる愛莉の振る舞いは、ニャンダーズとどう違うのか。ブラックはなまるから突きつけられた問に、自分自身を疑ってしまった愛莉。
そこへ現れたのが、魔法少女の意匠を見にまとった、我らが魔法柴犬、はなまるなのですよ。
ブラックはなまるは、ニャンダーズが作り出した虚像とかではなかったのですね。はなまるの中にあった、もうひとつの意識。むしろ、はなまるの魔法少女としての核となった存在なのかも。その彼女が、自由を求め、柴犬はなまるを解放しようというのです。
けれど、愛莉とともにいることを頑として譲らないはなまる。これは、ペットの、人の相棒、友人としての生を生きる動物たちの気持ちなのかもしれませんね。愛莉がかつてはなまるをパートナーとして選んだように、はなまるもまた愛莉をパートナーとして選んだ。愛莉に従うことを厭わず、喜んで側にいようとする、そんなはなまるの姿勢に、飼い主としての誓いを思い出す愛莉ですよ。
しあわせとは、自由とは。その答は簡単にひとつのかたちには収まらない。自分のもうひとつのありかた、犬としてのはなまるの意思に触れて、その気持ちを尊重してくれたのですね。
この漫画は、異星よりの侵略者から人類を守る戦いに身を投じる魔法柴犬とその仲間たちを描きながら、ペットと飼い主の絆、そのしあわせに目を向け続けていたのですね。ええ、いい最終回だったと思います。
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2026年10月20日火曜日
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号、昨日の続きです。
『アートでしね!』
新入生に向けた学生展示の準備をします。陶芸科の先輩、女供陶佳がひとりで奮闘しているの見て、手を貸さずにはおられなかった。だって、自分よりもずっと大きな絵を、ひとりで運んでるんですよ!? 運ぶのをちょっと手伝うだけのつもりが、最後までつきあわされる袰岩夕輝。いい子じゃないですか。先輩に押し切られるかたちで手伝ってるの、ちゃんとちくっとやりかえすところ、それも悪くないって思うんですよ。
絵を壁に吊ってたら、絵画専攻の花輪桃ちゃんが手伝ってくれました。展示にはリズムが大事! ということで、イーゼルにささっと図解してくれました。陶芸に彫刻も並べ終えたら、仕上げにキャプションをつけていくのですけど、そんな雰囲気で決めていくみたいなんでいいんですか!? なんか間違ったキャプションつけてそうで冷や冷やするんですが、そんなのは小さなこと、気にしないくらいが丁度いいのかもですか!?
翌日、展示を見に訪れた子たちが、桃の残した展示アドバイスの図解に見入ってるのがおもしろかったです。ミニマリズム。意図はあるんだけど、芸術的な云々じゃなく実用のメッセージなんですけど、それが文脈を離れることであたかもアートとなる。一種の脱構築? なんともおもしろい落ちがつきました。
『セーラー服と関西弁』
保健室の先生は日渡と東雲がめんどくさい。うん、わかる気がする。別に病気でも怪我でもないのに、なんとなく遊びにくる子たち。でも、そういう子たちをちゃんと見守ってあげるのも、また保健室の大切な役割なんですよね。
さて、今回はえらいこと誤解が広がります。仲いい先生はおらんのかと聞かれて、まっちょ先生と答えた日渡。でもね、マッチョという語感が災いして、体育の武田先生に飛び火する。まさかのガールズトーク。一緒に喫茶店、神社でハグした。通報案件に発展した!? からの、神宮先生、自分のことをめっちゃかわいいといってたなんて情報まで飛び出して、警戒度が一気にマックスだ!
でも、この誤解、わりとはやい段階で解けてよかったですね。意味もなく敵視されて、そうとわからぬままに詫びをいれられた武田先生もまた被害者なのか? いや、被害が出るまでに収束したから、とりあえずオールオッケー。ええ、だから神宮先生もふたりのこと、そんなに苦手にせんだってください。
『子供部屋ドラゴン』
ひまりの看病を無事成し遂げた(?)ぎゃお。ひまりも、お姉ちゃんと認めてくれてよかったね! と思ったら、もう姉ブームは過ぎ去ってしまっていましたか。
ひまりを心配して、迎えにきてくれたみうとたま。役者が揃いましたか? ここでぎゃおからの爆弾発言。能力が発現しました。とはいうものの、どういう能力かよくわからない。イマジナリーフレンド、あれ、内なる真実のぎゃおかと思っていたんですが、実際どういうなになのでしょう。ともあれ、イマジナリーフレンドのさらなる働きかけを得て、自分の力を理解したぎゃお。早速披露してみれば……。
これ、社会的にアウトなやつですね。瞬間移動するのはいいんだけど、服はついてこない系。しかも1メートルくらいしか飛べない。さらには、結構疲弊する? すごそうなんだけど、なかなかに使いどころのない能力なんですね。
たまが、テレパシーとテレポートという能力から、ぎゃおの権能をうかがおうとして断念していますね。実際、このまるで違っているように思える能力が、どういうところで繋がるのか。ぎゃおの真の力とはなんなのか。謎はまだまだ続きそうです。
ということで、とりあえず新能力の使い道を見出したぎゃおですが、イマジナリーフレンドはそれ見てちょっとあきれてる。ええ、生活に根差した使い道、それはすなわちずぼらってわけですね。
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第12号(2026年12月号)
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