『まんがタイムきらら』2026年11月号、一昨日の続きです。
『となりの雪娘はよく溶ける』
このところ、ずっと話題の凛さん。クラスの子たちも、当たりがキツいこの子の本質がわかってきたようで、口では断る頼みごとも、勝手に変身してしまうせいで、根が素直だってまるわかり。すっかり打ち解けつつあるというのですね。
友達が増えること自体は歓迎なんですね。なら、ここは魔法の出番では? なにしろ、凛の変身特性は魔法少女由来。だったら魔法も使えるのではないか。鳴子がすっかり乗り気で凛を罠にかけてみたりして、そしたら実際魔法が使えたというんですから、すごいな、可能性は無限大じゃん!
と思ったのに、微妙にただよう残念感。重力魔法は局所的に発動し、鳴子をはずかしめ、かと思えば空間移動にてセルフはずかしめ。いやもうほんと、はずかしめ特化なのなんなのでしょう。これ、研究が進めばなんとか有用な能力になるんでしょうか。
『スロウスタート』
二年生は修学旅行に出かけます。ということで、キャリーケースを学校に持ってきた果実たち。なるほど、今どきは荷物を事前にホテルに送るんだ。すごいな、時代がまるで違っちゃってるぞ?
キャリーケースを見て、花名、物思いですよ。そうか、キャリーケース転がして遊びたいんだね! って、違う違う、ほんとだったらこの修学旅行に花名もいってたはずだったって、寂しさか、残念さか、憧れか。なんか、そんな感じになっているんです。
とか思ってたら、突発ボドゲ回だよ!? 綴が持ってきていたというボードゲームを、キャリーケースの底から取り出して、皆で遊ぶんです。遊べば遊ぶほどおもしろい! その醍醐味は、片づけてなおまた遊びたくなるを何度も何度も繰り返すほど。
というわけで、修学旅行こそは来年までのおあずけだけれど、夜皆で遊ぼうと思ったボードゲーム、その楽しさはここ生徒会室で満喫できた花名たちでした。
『初凪ヒメリウム』
常和とひめ、一緒にお出かけです。向かうはアクアショップ。とはいえ、メインは水草ですよ。ひめが水草に興味を持った、というので、その奥深さ? 魅力? を伝えるべく、アクアショップを何店か巡ろうというのです。
しかし、植物は奥が深い。名前からして、もう呪文。知ってるつもりの朝顔でさえそんなにも難読な品種があるという。でも、これ、植物、水草だけでなく、メダカ、生物でも同じだって説明受けて、それでちょびっとずつ理解が進む、すなわち近しくなる、という素敵展開でありました。
知るということは、好きになっていくっていうことなのでしょうか。私は以前からいってますが、おもしろくてためになる、学習まんが大好きなのであります。知らないことを知る、それが楽しい。まさしく、知るは楽しみなり。それゆえに、この漫画には少なからずロックオンされているわけなのですが、ひめが水草について知っていく、そのくだりをおもしろく感じるだけでなく、常和について知る、知りたいと思う、そうしたところもまたいいんだよなあ、と実感させられたお話でした。
常和がちょっと皆から距離を置いているように見えたの、そこには知ってほしいと思いながらも、拒絶される怖れもあったということなのでしょうか。だとしたら、もしかしたら、常和にとってひめは、加減なしに自分をさらけだせる、はじめてのお友だちなのかもしれませんね。
- 『まんがタイムきらら』第24巻第11号(2026年11月号)
『まんがタイムきらら』2026年11月号、
『まんがホーム』2026年11月号、
『まんがタイム』2026年11月号、
『まんがタイムきららキャラット』2026年11月号、
『まんがタイムきららフォワード』2026年11月号、
『まんがタイムオリジナル』2026年11月号、