2026年7月27日月曜日

『まんがタイムオリジナル』2026年9月号

 『まんがタイムオリジナル』2026年9月号、発売されました。表紙は『クールな氷上さんは迫りたい』。夏のある休日の情景でしょうか。縁側、浴衣姿でスイカを手にする氷上さんが美しい。その向こうには、美人姉妹とその兄、栗園課長の姿があって、ああ、家族ぐるみのおつきあい! 素敵なひとときでありますよ。まあ、氷上サイドの兄はおつきあいの輪に入れてもらえていないんですけど。しかし氷上さん、美しい。この素敵な女子が、この兄に思いを寄せているだなんて。それが簡単に伝わらないというのが、栗園のガードの固さ、なるほどもどかしいのですね。

『クールな氷上さんは迫りたい』

せっかくのデートに兄が介入。いい雰囲気だったのに台無しだ。それはともかく、氷上さん、気になることがございます。栗園が頭をなでてくれた。その真意やいかなるものだったのか。

メンタルケアの一環だった? 考えて考えて、それでも答の出せない氷上。ただ心残りは、栗園のなでなでをもっと堪能しておけばよかった!

って、そんなに開眼なさらなくとも! というか、その状況で夜はよく眠れましたの? ほんと、いつになくクールさから離れてしまっている氷上です。

翌日、木下とちょっとした反省会みたいになっていますよ。デートはおおむね成功。しかし望ましからぬ闖入者のせいで台無しに。氷上の兄と聞いて興味持った木下がキラキラかわいくなってるんですが、詳細知れば即撤退。相当な兄さんですよ。

氷上が兄への恨みを募らせているその頃、栗園は日帰り出張に出ていました。ここでまさかの、氷上の頭に手をやった理由が判明するとは。さらには栗園の、恋愛に関する苦い思い出も描かれて、そして夏井さんなる人物が登場。

この人、栗園がかなり好感持っている模様。となれば、かつてのなんらかの相手? って、恩義のある上司とかかな? ともあれ、栗園、氷上の周辺に、またひとつ動きやなにかが生じそうですよ。

『うちこもり妻はコスプレ配信者』

いい話だなあ。このエピソード、完全保存版だと思う。というのも、ひずむによるコスプレジャンル講座ですよ。夫氏、駿が知ってしまったのです。コスプレというのは露出の少ないものもあったりする!?

いやいや、夫氏、コスプレ観に偏りがありすぎる! というのも、妻のそれが偏っていたからなのかもしれませんけど、それにしてもコスプレ=露出というのも健全ではない。ということで、ひずむ先生がいろいろ教えてくださったというのです。

この説明でですね、いぶき、亜子、ひずむによる実例カットがあったのが実によかったと思うんですよ。亜子様のお仕事コスプレと趣味コスプレ。その違いや際立って、なるほど、仕事だから露出多めの衣装を着たけど、普段はこういうのは着ません。趣味では甘い女児アニメコスがメインなわけですね。で、これがまあなんというか、控えめにいってもめちゃくちゃかわいいときたもので、亜子様、最高だと思う。いやもう、致死量に達するかと思いました。もし次のページも亜子様なら絶命していたことでしょう。

次のページはひずむのコスプレ。メインは男装。まれに女装もしますよというの、女装、めちゃくちゃかわいいねえ! とはいっても、亜子様とはまた違うベクトルのかわいさで、こういう多方面への多様性、実にいいと思う。実際、第一弾のいぶきもすごくかわいかった。この人のかわいさは、あの爛漫と屈託のない笑顔にこそ宿っていると思います。

ともあれ今回は最高でした。かわいさがこれでもかと詰まっていました。でもって、亜子様からもっとワガママいってもいいんじゃないかといわれた夫氏、駿がですよ、いぶきのエプロン小さく掴んで、一緒にゲームしたいって、なんだよ、めちゃくちゃかわいいじゃんよー!

もうね、もうね、どうしたらええのん、コスプレなしでもかわいさ特級って、駿ちゃん、ずるいよね。ええ、もう、最後に全部持ってっちゃいましたよね。

『となりのフィギュア原型師』

いい話でした。模型造形の即売会にて、売れ行きかんばしくない半藤です。気にしないようにはしてたけど、じわじわダメージは蓄積していて、でもその気持ちが見事に塗り替えられる後半戦。

怪獣島での出会い。ちょっと変わりもの? お嬢様しゃべりのかわいい、かわいいアマチュア原型氏、銀城ムクとの出会いが、半藤の意識にふたたびフレッシュな風を吹き込ませたのですね。

ものすごい情熱で、怪獣、特撮について語るムクさん。半藤も決して特撮のこと知らないわけじゃないのだけど、はるかに上回る情熱、知識でもって圧倒してくる。

美少女原型師である半藤には、なかなか手出しできないジャンル、特撮。スーツのシワ、質感、自分には、これは作れない。

そんな半藤に、ひたすれこねればなんとかなると諭すムク。さらには、怪獣ディーラーとしての心意気。資料、知識の物量で押し込んでくる。強い、ほんとに強い人だ! と思ったら、お客さんにも猛者がおる!

ムクの知らなかった情報を提示しつつ簡単に造形のミスを指摘をしたおじさんが、それはそれとしてひとついただけますか? 怪獣フィギュアをお買い上げ!

ムクのディーラー、クラーコフからひとつフィギュアが売れました。

これはすごいことなんですよ! 数多あるディーラーの数多ある造形から、まさか私の作ったものが売れるだなんて! 世間的に見れば、自分レベルの造形なんてざらにある。売れなくてあたりまえと、卑下するでなく本心から語るムクが、感動し、興奮を隠せないでいる。

ずっと、自分の理想のために手を動かし続けていたムクが、腐ることなくただ自分の喜びのために作り、イベントに出ていたムクが、まさに日の目を見たのだと思う。売れなくてもかまわない、それもムクの本心。売れて嬉しいのも、当然本心。趣味を趣味として楽しんでいる人の自給自足的喜びのステージと、自分の趣味が世間に受け入れられ共有、共感してもらえるステージの交差し、並立しているこの地平は、なんとすばらしいのでありましょうか。

おそらくは半藤もそうだったのでしょう。ムクという人の輝き、まぶしさに、したたかやられてしまいました。この人のようにありたい、そう思わないではいられませんでした。

2026年7月26日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年9月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年9月号、昨日の続きです。

『花唄メモワール』

藤野の運命、滝に身を投げて命を失うという悲劇を避けるため、令和と大正を行き来している梅。大正時代の新聞の切り抜きから、彼女が19歳である年にその事件が起こるとわかっている。ゆえに、彼女が19になる誕生日を待ち、その運命に対処する。

そのつもりだった梅の目算がはずれてしまいました。竹子に知らされたのです。大正時代は数えで歳を数える。毎年の正月にひとつ歳をとる。

もう藤野はとっくに19歳になっていた。それを知った梅は気が気でない。いつ運命の事件が起こってもおかしくない。今すぐにでも藤野に会いたいと向かった彼女のいつもの通い路で、藤野の健在を知る梅は、安堵に涙をこぼしながら、自分の藤野に向ける思いを言葉にする。藤野は気づいていたのですね。梅が自分のために動いてくれていること。藤野のしあわせを願ってくれていること。

心と心を通いあわせたふたりです。もしかしたら、もう藤野の運命は変わっているのではないか。梅、いろいろと思いを巡らせるのですね。そして気がつく、女将、曾祖母イネのこと。どこにいってもやっていけるよう、いろいろと仕込んでくれていた曾祖母。梅花の髪留め。意味深な言葉。そして今年の夏休みには絶対梅を旅館に寄越せといったこと。すべてが繋がったと思った梅。自分が産まれた日のことも、すべてが今のこの時に繋がっている。

その真実を知ろうと令和に戻ろうとする梅。すぐ戻ってくると皆に伝えはしたものの、肝心の藤野にはいえてなかった。故に藤野の不安を誘い、藤野は梅を追って滝へ! 滝では梅が令和の世に向かい、時間をまさに越えようとしていて、そして令和の花山にて梅が見たのは、自分を追って時を越えてきた藤野の姿!

これ、まずいのでは? これ、19歳藤野が滝で姿を消した事実が成就していませんか!? しかし、梅の秘密、秘密中の秘密を身を持って知ることになる藤野。はたして、これ、どうなるのか。未来の世界を垣間見る!? あるいはこのまま令和の花山に!? このわからなさ、この驚きの展開に、いやもう、どうなるんでしょうね!? どうなるんでしょうね!?

どうなるんでしょうね!?

『しゅがー・みーつ・がーる!』

修学旅行以来、甘那の友人、リコと渚とも一緒に過ごすことが多くなった美都です。しかしこの状況に慣れないのがリコ。美都のことを以前よりも知るようにはなったけれど、こんな素敵なお嬢様とどんな話をしたらいいんだ! ポジティブアクティブな渚とも、孤高かっこいい(?)甘那とも自分は違うんだ。見た目だけは変えたけど、人見知りな性格はなんも変わっちゃいない! コンプレックス爆発させているリコさんなのですが、なんだよ! もう! リコ中学のすがた、めちゃくちゃかわいいじゃん!

自信持ちな! ありのままで素敵に可憐に咲く野の花のような美しさがあなたにはありますよ!

とはいっても、当座の美都を前にしてどうしたらいいかわからなくなってしまってるリコの窮地はどうにもなりません。

でもね、共通の興味、知識がふたりを繋ぐんですよ!

リコが使ってるストラップ、それが有田焼。修学旅行でも波佐見焼のカップを買ってたところを見られていた。陶器、磁器が好きなこと、美都に気づいてもらえていて、そして美都がそうした話の通じる相手とわかって、ついつい興奮してしまうリコが、まあどえらいこと愛らしいんですね。

ちっとも肩肘張る必要なんてないんですよ。人並みに悩んだり迷ったりする美都を知り、自身そのように考えていたリコだけど、まったく実践できていなかった。ところが、共通の趣味、興味という一点で、その障壁もたやすく突破されて、ええ、親しい友人になるのは、ほんと、一瞬のことなのですね。

まったくの自然体で美都と話せるようになったリコ。むしろ他のふたりとは話せないことで盛り上がれる、特別な友人を見つけることができた。ということは、リコと美都、ふたりのこの関係は、また甘那も渚も知らないふたりの姿であるのかもしれませんね。

2026年7月25日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年9月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年9月号、昨日の続きです。

『球詠』

次の相手が柳大川越と決まり、その対策に余念のない新越谷野球部のメンバーたち。今、手元にある情報をもとに、いかに攻略するか考えていく。先発朝倉への対処。今日の試合で目にした直球。その球を直接体験し、複製を可能にした松岡から、どれくらい投げられるかを聞き出して、その10球を克服すべく取り入れたのが白菊ちゃん!

朝倉球の速度を悠々と優雅に叩き出す白菊ちゃん! その姿はまさしく可憐の一言で、でもバッターボックスは阿鼻叫喚よ?

なんせ、球速だけなら朝倉級。問題は制球。どこにくるかわからん! ヘルメットは当たり前として、キャッチャーのプロテクター装備して臨まざるを得ないという恐怖体験! そもそもストライクがこない。だとしてもこの球速を体験しておくことが大事と、とにかくバッターボックスに立たされる面々。たびたび悲鳴があがるんですけど、大丈夫なんですか!?

蘭々がプレッシャーに押し潰されそうです。すっかり飲まれている。そんな蘭々を遊びに誘ってくれた主将岡田。一緒に食事して、そして映画なんか見ちゃったりして、明日は試合なのにこんなことして大丈夫? いや、むしろ野球以外のことを考えて休ませたい。皆も同じく野球の、試合のことばかり考えてたと知って、ほっと安心した蘭々。緊張するのは試合直前だけと、みんなでしっかり切り替えて、そして先輩、とりわけこの夏の大会で引退していく3年生たちとの時間を惜しむ蘭々たち1年生の気持ちがしみじみと沁みました。

そしてついにはじまる試合。新越谷は後攻。先発投手は東條蘭々。プレッシャーを感じつつも、皆の存在感を背後に感じ、気持ちを高めていくその姿! ああ、応援しないではおられない!

がんばれ蘭々! 悔いなく投げきっておくれよ、蘭々!

『魔法使いロゼの佐渡ライフ』

ネットスラングを当たり前のように口にしたロゼさん! な、なんてことでしょう! 一瞬、虚を突かれた皆。麻衣にいたってはおおいに取り乱して、解釈違いだ、ロゼ先輩について解釈違いだ。わかる! わかりますよ、麻衣さん! ロゼさんからそんなスラング聞きとうなかった!

穂夏が使っても、特になんとも思わないんですよね。むしろそれっぽいというか。でも、ロゼがそういうのはなんか意外。どこで知ったの? と思ったら月渚経由でしたか。月渚がそういうのもちょっと意外? あの子、わりとネットやるんだな。

しかし、なにごとも前向きに、その豊かな語彙と感受性でもってとらえてゆきなさるロゼさんの麗しさよ。そして話題は方言に移って、ロゼはともかく、紗菜も麻衣もあまり方言使わない。と思ったら、地元の人でもそんなに方言使わないんだ。むしろ方言使われると紗菜たちにもわからないんだそうですか。

佐渡の方言の話、おもしろかったです。新潟だと関東寄りだけど、佐渡となると関西に近くなる。北部は京都、南部は関西、というか大阪あたりになるんかな? 西の方の影響を受けていて、ここに歴史的な経緯、北前船が関わってくるというのがなるほど納得おどろきでした。

しかし、なにごとにも前向きなロゼさん。最後までネットスラングをポジティブに受け入れようとするその姿に、泣いてやめてとお願いする麻衣です。うん、気持ちはわかるよ! でも、変化というのはどうしても避け得ないものなのです! ということは、他のスラングについても受け入れなければならないのでしょうか!? 試練ですよ、麻衣さん!

『はれのひけのひ ~はんなり女将大内さん~』

今月は祇園祭の話題ですね! 浴衣姿で宵山に繰り出す萌映。フリーカメラマンなさってる従姉のみおさんと待ちあわせなのですが、みおさん、祇園祭というより萌映が目当てであるというのですか。

萌映の京都生活、自撮りをしないこの子を撮影しておきたい。そして話題の女将さんにも会ってみたいと、お祭り以外も楽しみにしているのです。

祇園祭の宵山ですが、ものすごい人ですよ? 京都に向かう列車がえらいこと混雑して、なんせ終点で降りたらそこが祇園祭の中心。浴衣の乗客を見ては、そうか今日は宵山宵々山だったかと思うのが毎年の風物詩なのです。

さて、みおさん、フルスロットルですよ。自分のこと、かわいくないという萌映の言葉を否定して、撮りまくっては交通整理の警察官に叱られる! いや、ほんと、すごい混雑なんですから! でもって、暑い。めちゃくちゃ暑い。日中は日照で暑い。なぜか雨に降られるせいで、より蒸し暑く、そこに人出が拍車をかける。

萌映ちゃん、すっかりヘバりそうですね。しっかり見てあげてくださいね、みお姉さん。

祇園祭の屋台では、はしまき、ってほんと? 子供の時分はなかったなあ。鱧のいろいろ、売ってるところもあるんだ、すごいね。でもって、水あずき、はじめて聞いた! しみだれ豚まんはかろうじて知っていますが、食べたことないなあ。いやもう、屋台のトレンド、すっかりわからなくなってしまっています。

そしてふたりは、扇子の大内へ。ここ、今夜はバーになってます。女将さんがバーのママさん? と思ったら、率先して飲んで、率先して酔っぱらってますやんか。お客のリクエストに変顔で応え、でもって萌映に、みおにお近づきに。

縁側でくつろぐ萌映とみお、ふたりの時間。いい写真の撮り方を教えたり教えられたり、そしてそこには撮る人、撮られる人の素の表情、素の思いなんてものが浮かびあがってくる。撮影するという行為は、カメラを向けられる被写体の姿だけでなく、カメラを向ける自分自身の視点、ひいては気持ちやなんかもあからさまに写されるものだと思うんですね。

それだけに、萌映に向けるみおの思い、また女将さんに向ける萌映の思いなんかも、ビビッドに届いた今回。愛情、憧れ、思慕。そのどれもが鮮かに息衝いていました。

2026年7月24日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年9月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年9月号、発売されました。表紙は『君が一等星にひかるまで』。アトリとライカ、ふたりの舞台、スポットライトに照らされるその姿は仲むつまじく、信頼と愛情に結ばれる思いがあふれるかのようであります。静かに、ただ静かにアトリを背後から抱くように腕をまわすライカに、心のうちから湧いてくる言葉を語らずにはいられないアトリの気持ちのリズム。子が親に、今日あったことを生き生きと話す、そんな高ぶりが感じられるというのですね。それは舞台の上の虚構、演技であるのか、あるいはそこにこそふたりの心はあるのか。そのいずれか、触れてみねばわからない、そう思わせるような温度があるのです。

今月は新規ゲストが2本です。

『魔王城食堂に彩りを!』

魔王城にいけば、おいしい食べ物にありつける。人間たちの文化、料理というものを味わえる。

ただその食への一心でもって魔王軍に入隊したというのに、当の料理長はすっかり料理への情熱を失ってしまっていた? 食堂にて供されるは、料理というにはあまりにお粗末なもの。腹持ち、栄養こそはよいのかもしれないけれど、見た目、食感、味は度外視。これはいったいどういうことなのだろう。

なるほど、すべては魔王様がお決めになったことなのですね。魔族たるもの、人の文化に触れてはならぬとの仰せ。しかし、その決定の向こうには、魔王様の悲しい思いがあったというのです。

新人フラフはあきらめが悪く、何度料理長ウルミから拒絶されようとも、料理への興味情熱を失わない。たとえ脅されようと、たとえ叱られようと、それでも必死に食い下がる。すべてはおいしい食事のため。勝手にウルミの弟子を名乗っては、ついてまわって、必要のない手伝いをし、そしてついには、食材について、そして料理について、学ぶことがかなったのです。

ウルミ、決して料理への気持ちを失っていたわけではなかったのですね。隠していた気持ちが、フラフによって引き出され、そしてついには食堂も大繁盛。復活した料理はまたたく間に評判となり、それはついには魔王のもとにまで届いてしまい、ふたたび料理禁止!?

いや、しかし、ここでもまたフラフのあきらめの悪さ。さらには、感化されたウルミに、城の皆も加わっての大作戦。頑なだった魔王の心に、そっと触れて癒す、そんな一品が魔王を悲しみやつらさ、孤独から救うというのですね。

かくして、ふたたび魔王城はおいしい料理の花盛り。魔王様も山盛りで食べてらっしゃいますな! この顛末、一息ついてほっとさせる、そんなあたたかみあって、なるほど納得、おいしくいただきました、そんな思いのしたのです。

『羊かぞえアンサンブル』

今日も眠れぬ夜に悩みもつのるゆず。まさか、羊を数えてみたその三匹目に、あんなににぎやかな羊バンドが登場しようとは!

羊とはいうけれど、羊感は少ないね! ほぼ人の姿。元気にギターとドラムでもって、羊かぞえ歌を歌ってくれる。でも、その歌はゆずにはまるで届かず、眠気よりもツッコミを誘う始末。その角は、その耳はなんだ! そもそもこんな時間になにやってんだ!

疑問ばかりがよぎるものの、求められるままにゆず、歌って聞かせてみれば、歌のうまさに大絶賛。なぞのふたり、羊だから二匹? モコにアーモンドからボーカルとして抜擢されるのであります。

この子、ゆずさん、バンドでベースやってらっしゃるのね。友人と一緒にバンドやってる。緊張のあまり声が出なかった。それが心残りとなって、ずっと鬱屈している。眠れなくなったのもそのため。次のライブももうすぐだというのに、このままじゃまた歌えない。バンドをやめようと思うも、言い出せないままここまできてしまい、しかし歌える気もしない。

この状況を、モコからきっちり駄目出しされるんですね。君は羊だ! 臆病ですぐ逃げる! 羊と同じ。超ダサい! でも、このキビしさ、ただキビしいだけじゃなく、なんなら続けてみなさいよ、向こうに見える九月末に眠れぬ夜を数える人の群、なんなら彼らを我々の羊かぞえ歌で眠らせてやろうぜ!

この勢い、有無をいわせぬものがあり、むしろ気持ちいいな。雪崩れ込むようにして、ボーカルとして引き込まれるゆず。ベースを手にして、一心不乱に歌って聞かせる羊かぞえ歌。その思いや見事に届いて、眠れぬ人たちは眠りの境地へ。そしてゆずも、ここしばらく感じていなかった快眠でもって、翌朝を迎えるというのです。

しかしうらやましいな。羊かぞえ歌。たとえ急遽歌わされることになるのだとしても、快眠が得られるとなれば、むしろこちらからお願いしたい。

さて、モコ、アモの二匹とともに毎夜ライブを重ねたゆずは、しっかり度胸もついて、いや、ついてねえな。学祭のステージ、満場の観客に飲まれてしまってますやんか。と、その最前に見慣れた二匹、モコとアモ! 驚きの出会いに、緊張も吹き飛びましたか? 思いきりとともに弾いて歌ってみせるその姿。ええ、すっかり克服しましたね!

と、それはいいんですが、そんなにしっかり眠れるというのなら、羊かぞえアンサンブル、うちの夢にも出てきてくれないものでしょうか。わりと本気でお願いします。

2026年7月23日木曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第93話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

バイトの皆でボウリングに出かけます。新人の小池さん。あのジョッキ無茶盛りしてた眼鏡の子。彼女の歓迎会なのですね。

バイトの仲間は、みんな優しくて親切。秋山が話していたとおりと、小池さんもすっかり安心してくれて、でもそれはそうとして、小池さん、やたら秋山に懐いているんです。

って、そりゃまあそうよね。優しげで、落ちつきがあって、しかも親切、丁寧、包容力にあの笑顔。案の定というべきか、ボウリング場でもふたりずっと一緒に行動していて、カリンさんはこの状況にお怒りになったりはなさらないのかと思ったら、おお、秋山への深い信頼があるといのですね。

でも問題は秋山じゃない。小池さんが秋山のこと好きになっちゃったら、あなた断ることになるのよ? そうなったらかわいそうなのは小池さんと、むしろ自分の恋人の無自覚さゆえ生じる悲劇を心配してくれているカリンさんなのです。

でもまあ、そうよね、ほんとそうだと思うわ。秋山さん、親切で優しげで、笑顔が素敵で、カリンといい、後藤氏といい、数多の男女を惚れさせてきたまさにこの漫画の貴公子たる好青年ですけど、無自覚ゆえにいたいけな小池さんの心をもてあそぶようなことになってはよろしくない。

でも実際、どうなるんだろうなあ。読者ながら自分も心配していたら、小池さんの質問、秋山に恋人いるのかという、その問に即答! いい笑顔! これ、小池さんの好意には気づいていないな。その問の真意をわかってない。だもんで、そのまま恋人の素敵さをとうとうと語りはじめて、そこにカリンさんがインターセプトだ!

小池さんを深く傷つけるようなことにはならず、本当によかった。またこの一連のできごとで、カリンがどれだけ人のことをよく見て、案じて、大切にしようとしているか。その心持ちのよさというのもよくよく理解させられました。ええ、本当にいい子ですね。秋山さんは果報者です。

2026年7月22日水曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2026年7月21日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年9月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年9月号、昨日の続きです。

『きみとボドゲが作りたい!』

マーダーミステリーなら、らずぴがひとりで作るのがいいと思う。つきの言葉に傷ついたらず。部室に出られなくなってしまって、ひとり公園にてため息をついているのです。

とはいえ、そのへんの動向、ちゃんと把握されているから大丈夫。もえがらずのこと見ていてくれていたのですね。もう作りなおし、終わってるんでしょう? みんなに見せようといってくれても、らずは動けずにいて、それだけつきの言葉がこたえているんですね。

らずは誰かと一緒に作る楽しさを知ってしまっている。一緒に悩んで考えて、作っていく、その価値をわかっているんですよ。つきが一緒に作ろうといってくれた、だからこそこの場所にいたはずなのに、自分からひとりで作るなんていってしまった。その悔いと、その言葉がつきに受け入れられてしまったことへのショック。

でも、ここでふたたび、つきは欲しい言葉をいってくれたんですね。ええ、本当の気持ちを隠すことなんてないんだって、不器用ながらもこの子たち、ちゃんと前に進むことができていて、それを見守る先生もまた!

ええ、今回のこのいろいろで、遠慮なく話せる関係になれたのかもしれませんね。

『魔法柴犬★はなまる』

いよいよ最終決戦。ニャンダーズと決着をつけるべく、ワンダー星へと向かいます。

娘の晴れ舞台。母から託されたのは、戦いを彩る華やかな衣装! もちろん瑠夏の分もありますよ! というのですが、愛莉、荷物になるからと置いてきちゃったのかあ。

残念! といいたいけれど、扉絵にてしっかりばっちりふたりの艶姿を披露くださって、ああ! もう! ありがとうございます! ふたり盛大に照れながらハートを作ってるのがポイント高いですね! ええ、ええ、ありがとうございます!

さて、ワンダー星についたはなまるたちを出迎えるは、パグコの妹、リリーとルココです。パグコはあんなにクールなのに、妹はそういう感じじゃないんだ! からの、意外や信望があるポメルン。いうならば元勇者ポジションなの? からの、なおさら株を下げるラコリー様と、ここに役者は揃ったという感じであります。

そしてこちらの役者が揃えば、対する敵方も充分な戦力を用意してきて、借金まみれのニャンダーズ! ここに背水の陣を敷く構えです。

さあ、いよいよはじまる最終決戦。これに負ければ、ニャンダーズに残るは借金ばかり。よもや再起の可能性などあるまいな!

多数の敵を相手にはなまる、パグコの善戦が期待されますよ。

2026年7月20日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年9月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年9月号、昨日の続きです。

『あくまじょグリモワール』

母から届いた手紙。それは愛する娘の誕生日を祝うもの。ニノン、めでたく誕生日を迎えたのですね! でも、誰にも祝われていない。それは当たり前で、誰にも誕生日を知らせていないから! パーティーなんてお話の中だけの話。すっかり冷めてしまっているニノンなんですが、レルメアからいろいろいわれるたびにダメージが加算されていく。

いや、でも大丈夫、今年はちゃんとフィオネが祝ってくれたじゃありませんか。昨日が誕生日と教えてもらったフィオネ。明日もう一度きます! もうね、しっかり友達思い。プレゼント用意してきてくれて、ハイブランドのマフラー! いいものじゃありませんか。ニノンの誕生日は10月21日。これから寒くなる季節にマフラーは嬉しいですね!

でも、まさかニノンの母からのプレゼント。コートに手袋、マフラー。そのマフラーと思いっきり被ってるとか予想外だった。色柄まで同じ。でも、この友達からのマフラーを受け取って、そして母からもらったマフラーをフィオネにプレゼント。お揃いコーデにしましょう! という、このはからい。いやもう、素敵な展開、実にいいお話でありました。

ところでね、このもらったお揃いマフラー。ニノンの母からのものなんでしょう? そいつをもらって、首にまいて、フィオネさん、大丈夫? 興奮しちゃったりしない? なんて思ったりなんかもしてしまった次第。そこにニノンママの気配などはないのでしょうか。

『マジック・パニック!』

人形使いのマニエラが、デスメタルに連れられて奉仕部にやってきましたよ。人形のネオを完全無欠にしたい。必要なのは、ふもとの湖にいる羽の生えたカエル。

この暑い季節、水辺にいきたいといっていたリットにはうってつけの依頼でありますよ。しかも、水着はデスメタルさんが提供してくれた。さらには魔法での転移、送り迎えつきときましたよ。まあ、リットには嬉しいけど、まきぞえシノにマロアにとっては、あまり喜ばしくない展開だったんですけどね。

シノが水を苦手にするのは、狼人間としての本能的動作を見せたくなかったからみたいです。じゃあマロアはというと、こちらはもう単純に泳げないから。でも、なんだかんだで一緒にカエル捕獲に奮闘……、はしてないな。主に頑張ったのはリット。マロアにいたっては体力切れで、ただカエルの体液に翻弄されただけ。とはいえ、デスメタルの助力もあって、ちゃんと目的のカエル捕獲、達成しましたね。

このカエル、なんのために使うのかと思ったら、ネオくんの防水でしたか。水に濡れても大丈夫。これでみんなで一緒に遊べますよ、というんだけど、マロアは大丈夫だったんかな。シノに泳ぎを教えてもらってますけどね、なんだかんだで楽しめたのなら重畳。友達との楽しい時間。いい思い出になってたらなによりです。

『子供部屋ドラゴン』

ちーちゃん襲来! と思いきや、ツノと尻尾がありません。ドラゴンはそういうの収納して、人に擬態できますのん? と思ったら、そういうわけではないのか。

以前からちらほら顔見せしていた、いわくありげな黒スーツのドラゴン。この人の能力なのかな? 他のドラゴンから力と一緒にツノやら尻尾やらを預ることができる模様。この謎のドラゴンの助けでもって、いわば人同然の存在として、ぎゃおに会いにいくことができたちーちゃん。その目的はというと、一緒にゲーセンに遊びにいきたいっていうんですね。

ぎゃおにも制服を着せて、一緒にシブヤにゴー! シブヤはテリトリー外としても、ゲームセンターならホームも同然だったりしないのかな。クレーンゲームに興味を示したちーちゃんのために、ドラゴンのぬいを獲ってあげたりしましてね、めちゃくちゃ得意ってわけでもないみたいだけど、ゲームとなれば負けられない。がんばりにがんばって、ドラゴンぬい、ゲットしてくれちゃうんですよ。

いい子ですよね。ちーちゃんも嬉しそうじゃありませんか。ぬいが手にはいったこともさることながら、それ以上に、自分のためにがんばってくれるぎゃおの気持ちが嬉しいんでしょう。そして一緒にプリシール。いつになくピンチのぎゃおですが、一緒に遊んで、クレープ食べて、これ、いいお出かけでしたよね。

謎の黒スーツの目的こそは気になるけれど、こうしてちーちゃんが友達として会いにこれるのは嬉しいことですよね。でも、そう喜んでばかりいていいんでしょうか。なにかしらの思惑、龍狩りにも関わったりしてきそう、いろいろが大変なことに繋がりそうな気がして不穏。

実際、なにかあるのかもしれませんけど、それでもぎゃおやらたまやら、みんなが平穏でいられれば、仲よくいられれば、そう願うばかりなのですね。

2026年7月19日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年9月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年9月号、昨日の続きです。

『アイドルビーバック!』

ライブハウスの存続、確かに一時期危ぶまれていましたね。でも足掻いて足掻いて、死ぬ気で足掻いて戻ってきた連中がいる。箱にしても演者にしても、そうやって必死に取り組んでいるからこそ得られる輝きがある。そうした言葉に、いやもうしびれるものありますね。

さて、新生アイビバのライブ当日です。スタッフから、ドタバタしたアイドルとして認知されてるのがもうおかしいんですけど、実際あんじゅはかなりドタバタしてる。ドタバタエントリーからの、ドタバタリハーサル。旧ビバからの助っ人も加えた今日、もしや乱入とかないですよねって確認されるの、いや、まあ、トモコ様の例もあるもんな……。

しかしあんじゅはいいですね。マイクテストなのに、ひとりで3人分しゃべるとか、で、トモコ様からの冷静なツッコミ。むしろこれでこそ安心できるというやつです。

でもって、リハなのに、もう全力なの! 楽しくなってくるともうとまらない! 声がでかい! 立ち位置守らない! さらには、ファンサ!? あんじゅにはなにが見えてるんだ! でもね、この熱があるからこそ、皆が引き込まれる。実際、リハなのにステージにいる3人とも、もう全力。大丈夫? 本番の体力残ってる?

でも、店長はかなり手応え感じてるみたいですね。ええ、この熱、観客にも伝わるといいですね。

『エイティエイトを2でわって』

今回は、暑い日の過ごしかた。ものすごい日照。気温もがんがん上がってもう大変。というのに、美弦は出歩くつもりなの!?

と思ったら、寮内でしたか。

すごいな、シアタールームとかあるんですね。休みの日は映画とか流してくれる。奏の希望はホラーですけど、なかなか期待にはそえない模様です。ちょいと覗いてみれば、須寿菜ちゃんが寝てる。大島先生ラブのこの子、ついに先生ぬいづくりにチャレンジしはじめたそう。でも思ったようにはいかない。ということで、奏の助力ですか? ほんと? うまくいく? これ、ぜひ結果が知りたいやつですね。

軽音部の先輩の産みの苦しみ、なかなかできない歌詞に苦しむその様子。マイペースすぎるメンバーに解散とかいっちゃうの、いやほんと、大変だ! くれぐれもはやまらないでくださいね!?

九十田唯ちゃんの大捕物から、ジム化してるお部屋にお邪魔してのトレーニング。ウォーキングするだけのつもりだった奏が、美弦のしわざでランニングさせられることになるの、いやまあ楽しそうでなによりなんですけど、この子、普段あんまり運動してなさそうだから、翌日大変なことにならんかな?

この学校、いろいろ申請したら結構OK出してくれたりするそうで、実際自室にグランドピアノ持ち込んでる子とかいるものなあ!

からの、まさかの街角ピアノならぬ寮内ピアノ。ご自由にと置いてみたら、隠れピアニストが見つかるかも、みたいな想像、すごくおもしろかったです。で、なにするかって、こっそり見守ってニヤニヤするんだ。あんまりぐいぐいいかない美弦。ちょっと意外で、なんかいいですね。

2026年7月18日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年9月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年9月号、昨日の続きです。

『わたしにプールは狭すぎた!』

ごんちゃん、元気に水泳の特訓していますが、その懸命の泳ぎに対し、まるで成果が出ていない。そうか、前に進まんのですか。フォームは結構よさそうなのになあ。ごんちゃんも、なんでじゃと怒っておりますが、実際謎。ほんとにいさ子がいうように、波のせいなんですか?

今回のテーマは、チーム名決めとごんちゃんの水泳レッスン。いさ子がね、ごんちゃんにつきっきりで見てくれる。面倒見がいいんだなあ、と思ったら、ごんちゃんが小さくてかわいいからなの!? いや、そうじゃない、水泳部伝統の泳ぎのコツを教えてくれた。肩か軽い方がいい。フィジカルな意味と、そして悩みやなにかは少ないにこしたことない。メンタル面でのアドバイスでもあるのですね。

ごんちゃんがなぜ泳ぐ気になったのか。かたくなに話さない、そこにフォーカスされるの、ああ、ごんちゃん、あらためていい子だなって思わされますよ。小波が競技に戻っていったら、しずくは置いていかれてしまう。しずくがひとりにならないように、自分だけでもしずくの隣にいられるようにと、泳ぐことを決意したというのですか。

ごんちゃんと悩みを共有してくれたいさ子。ここにまたひとつの友情が育まれているじゃありませんか。ごんちゃんの思い、いさ子が半分肩代わりしてくれて、軽くなったぶん前に進めるようになりましたか? 肩の軽さがためか、あるいは友情がためか、ふたりの気持ちのつながりが、実にすてきなエピソード。

さらに加えて、ごんちゃんを応援したい気持ちでまとまる、チームしずく。チーム名もがんばれごんちゃん隊! と決まって、ええ、いい仲間が揃いましたね。

『セーラー服と関西弁』

皆でボウリングをやりますよ! でも思いっきり未経験なのね、みんな。ボウリング場のお姉さんにアドバイス求めたら、初心者ならスコア100を目指してみるといいかもとのこと。100点って満点なのでは? まつり、自分が天才と思われたとかゆうてますけど、ボウリングの満点は300ですからね!

でも、実際、まつりは才能あるんじゃありませんか? 見様見真似でコツを掴んで、ばったばったとピンを倒していく。楼蘭はパワータイプ、こちらもものすごい成績出してみせて、委員長は普通、となれば薫が落ち担当ってわけですね。

でも、ちゃんと自分で考えて、試行錯誤の果てにスパットを目印にするといいことに気づいたの、いいじゃありませんか。見事にストライクをやってのけて、ベテランのお姉さん含め皆とハイタッチ!

ええ、青春ですねえ。ええ、青春ですよ。

『可愛いはすべてを破壊する』

ひよの可愛さが、崩壊学級に新秩序を確立していくこの漫画。今回は、その破壊が職員室にまで及ぶ? 担任の鳴海先生が、教頭にお茶汲みを強いられているところに、ひよが登場。ジャージに体育館シューズを受け取りにきたのですが、ここで撒き散らす可愛さ旋風、教員にではなくひよの友人、こと子に、さらに山門に及ぶというのですか。

では、今回の可愛さ担当、それは誰かといいますと、なんとまあ、鳴海先生! 鳴海先生好きが高じてついつい意地悪しちゃう海老沢先生。苦いコーヒーを鳴海先生にふるまうも、ひよの冷まそうとしてくれたふぅーふゅーが、コーヒーに適度なバランス感をもたらした? あるいは、冷めたことで鳴海先生に味わう余地が生まれたというのでしょうか?

かくしてコーヒーのおいしさに目覚めた鳴海先生は、今日のコーヒー好きですよ、海老沢先生に急接近! ああ、海老沢ー、素直になれよ、ほんとはこうやって懐かれるのも悪くないって思ったんだろうー?

ひよをきっかけとして、海老沢鳴海のベクトルに、鳴海海老沢という逆の流れが生じた瞬間。ええ、これはまさに新秩序の芽吹きであります。

2026年7月17日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年9月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年9月号、昨日の続きです。

『ぼっち・ざ・ろっく!』

東名阪ツアー、初回の大阪ライブがついにはじまります。主催は結束バンド! とはいえ、知名度もまだまだ。ゆえに集客もおぼつかず、頼りは地元のなんばガールズ。

ほんと、球団が勝ってくれてよかったですよね。球団の動向如何でギタボの豹子の調子が決まる。もし負けていたら、この日のこのテンションはなかったわけで、ついでにいえばこのお客もお通夜よね? アウェイの地で盛り下がりに盛り下がった冷え冷えのステージに立たねばならないところだった。

ただこの一点だけでも、結束バンド、ツイてる。もってるといっていいのかもしれませんね。

しかし、ライブは絶好調でも、駐車料金ではしくじって、ああ、残念今夜は車中泊。これからのツアー、みんなの体力はもつのでしょうか。

『ぬるめた』

海回。皆で水着で繰り出すも、ちあきとさきなは安定のお留守番であります。

しゆきと魔法少女カノンの顔あわせ回なんですね。こごめに引きあわされたふたり。水着も似あって超キュート。くるみの謎改造とカノンの超魔法の対決であるわけですが、くるみもすごいがカノンもすごい。なにがすごいって、あの人見知りのしゆきが、すっかりカノンの魔法につりこまれて、ぐいぐいいって、仲よくなって、あわやこごめやおいてきぼりに!?

でも、ほんと、しゆきとカノン、いい相性っぽいですよね。いずれはしゆきもカノンの魔法に慣れたり飽きたりするのかもしれませんけど、今この時点においてはまぎれもなくナイスカップリング反応。もっと親しく、もっと近しく、この漫画を代表するカップルに育ってくれること、期待してしまいます。

『ゲームセンターのこころ』

ポピラン報奨金での食事会から銭湯に雪崩れ込む4人です。銭湯なんて慣れないこころだけど、みんなのことにゃごおんと同じと思えば、恥じらいなんて一気に吹き飛ぶ! そのダイナミック切り替え。さすがのやこもびっくりですよ。

お風呂のあとは、併設のゲームセンターですよ。ものすごいいきおいで、温泉にゃごおんをゲットしてるこころ! さすがの腕前ですよね。と思ったら、この子、クレーンゲームだけでなくエアホッケーも得意なのか!

こころがエアホッケーに興味しめしたの見て、皆を誘うやこ。ここからのこころの大活躍。いつにない大暴れでにすっかり驚かされました。

たくさん食べて、たくさん遊んだ今日はこころもすっかり疲れてしまって、やこと一緒に眠ってしまう。その様子、仲のよさ感じさせるとてもよいものでありました。ほんと、今日はよかったですね、こころ。

2026年7月16日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年9月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年9月号、発売されました。表紙は『桃色カンパネラ』。背景を見るに、かなりの青天下。むしろ炎天とでもいうべきでしょうか、届く陽射しの威力やいかほどのもの。あろえはじめ3人は、木陰、日陰に退避している模様です。しかしそれでも暑いのでしょうね。いつもは羽織っている修道服の上を手に下げて、手で風を送っているあろえです。みこにいたっては、もう溶けかかってる? なのに、これだけ暑くともベールはとらない。なかなかに見上げた信仰心であります。

今月は新規ゲストが2本です。

『侍メイドキッサー』

時は幕末。ところはお江戸。ついにかたきを追い詰めて、いざ尋常に勝負せよ。刀を抜くも、背後から斬り掛かるかたきの伏兵。あわれ我らが主人公、流田つみはここに命を落とすのでありましたー、といいたいけれど、気がついたら、まるで知らない異国の地? 気を失っていたところを助けてくれたは町田小春なる、面妖な出で立ちの女子。はたしてここはいかなる場所か。小春がいうには、江戸の幕府が潰えて200年の時を経た、江戸いやさ東京であるというのです。

まるで見知らぬ世界に投げ出され、いまや頼れるのは小春ばかりとなったつみ。手を引かれるままに連れられるは、メイド喫茶なる店。そこにて給仕として働く小春に武士としての志を見出したつみは、小春にならい、給仕ならぬめえどの道を歩もうというのです。

しかし、武士としてはひとかどでも、めえどとしてはまだまだの身。いわゆるどじっ子としての本領発揮して、それもこれも慣れぬ履物が悪いのです! ともあれ、靴もそうなら、この時代、この東京なる新世界にも慣れていかねばなりませんね。

『メリーと花子の都市伝説チャンネル』

学校のトイレに居着く怪異、花子を呼び出すは、同じく噂に名高い怪異、メリーさん。電話をかけつつじわじわと距離を詰めていくのが本領のメリーが、わざわざトイレにまで出向いて花子に直接呼び掛けるのはなぜなのか。

一緒に動画配信しようぜ!

かつては噂によりその存在感を全国津々浦々に轟かせていたメリーだけれど、ネット全盛、SNSが人の話題の中心地となった今、急速に力を失ってしまっているというのです。メリーさん、苦労してるんだな。ネットに、SNSに対応するべく、努力はしても結果が出ないのか。いやほんと、有為転変は世の習いとはいうものの、その度々に翻弄されるのは、他人事なれど気の毒なものであります。

さて、SNSには適応できなかったメリー。ここに花子の助力を得て、動画配信に乗り出します。ネットから広がる都市伝説。その発信源になろうというのか。有名怪異配信者になろう、野望ばかりは大きいけれど、それ、うまくいくのかい? SNSで居場所を失ったみたく、動画の世界からも追い出されなければいいのだけど。だって、初手から廃ホテル。大丈夫? 不法侵入を咎められて炎上したりしない?

やっぱり、なんか心配な子なんですね。

ホテルの入り口はしっかり施錠。さすがにそのへん、ちゃんと管理はされとるのか。からの、花子の能力でトイレから侵入! ホテル内を探索すれば、そこには噂の女の顔が確認されて、ああ、ついに遭遇、ここからいかなる対決、あるいは対話が発生しようというのでしょうか!

2026年7月15日水曜日

『まんがタイムきらら』2026年8月号

 『まんがタイムきらら』2026年8月号、一昨日の続きです。

『魔女まじょS-WITCH』

扉がめちゃくちゃかわいいですね。ラムネちゃんがとことこ歩いてる。でもって本編は、まなとラムネが一緒にお出かけ。まなによる人間社会教室が開かれます。

ルチェッタの発案で、まな、小夜、ルチェッタが順繰りラムネにいろいろ教えていくことになったのです。一番手は、自ら名乗りをあげたまな。小夜に心配されたり、ルチェッタにあおられたりと、散々なまなですけど、教えることが人間社会の常識だったら大丈夫そうです。

目立つ魔法を使わない。交通ルール。暑い日はアイスがおいしい。普通にお子さんと一緒にお散歩といった具合なんですけど、困りごとに遭遇してからが本番。目立つ魔法は使えないという縛りを、まなのジャンプ力強化で対応。学習が即生きてくるタイプなんですね、ラムネさん優秀です。

迷い猫探しでもラムネの魔法が大活躍して、謝礼金に目がくらんだまなとともに大追跡。まなのアイデアにラムネの即応力が加われば無敵ではありませんか!?

猫発見の代償に、人の姿を保てなくなってしまったラムネ。魔力切れですね。近くでまなのこと見守ってくれていた小夜の助力で、ラムネの拠点にて回復をはかる。そして謝礼はラムネのために使おうと、こうしたところ、欲得だけじゃないまなのいいところでしたよね。

My Private D☆V

『となりの雪娘はよく溶ける』のさるぴんです。

D☆Vポイントは「アホ×ポンコツ×泣き虫」。そして描かれたお姉さんは、ああ、これはすごくいい、めっちゃ好き。あのいきなり踊ってるビジュアル。なんだろう、これはかわいいわ。

続くPC破壊でポンコツ、大目玉食らっての大泣きってことで、全属性コンプリートなのですが、ということは自分の好みはアホってなわけですね!

いわゆるモンキーダンス? オーバーマン思い出させるその振り付けは、やたらと陽気で、リラックスしたお姉さんの表情もともない、平和にして楽しさばかりが伝わってくるとても素敵な世界。

ゆえに魅力的。ええ、ほんとに好み。たとえそれがアホなのだとしても、同じアホなら踊らな損損、自分も同じくアホになってお姉さんと踊り出してしまいそうになるくらい。まさしく魅惑の踊りなのです。

2026年7月14日火曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2026年7月13日月曜日

『まんがタイムきらら』2026年8月号

 『まんがタイムきらら』2026年8月号、昨日の続きです。

『運命のヤマダダダダダダダダダダ』

まだ乙姫は腰がひけているのですか! テスト対策で恋愛モードをオフにした千鶴。テストも終わったのに、もとに戻らない。恋愛に対する感受性がまるで働かない、恋愛部部長いわく恋愛不全であるという。

この状況をいかにして脱するか。友人に相談したら、ゴリラ2、すなわちナツメグの介入を招き、そしてナツメグによる乙姫召喚からのけしかけ。耳元で好きとささやいてキスをせよというのだけど、恥ずかしくてそんなことできないとゴネる乙姫! じゃあ自分がやるとナツメグがいえば、全力でとめるくせにな!

乙姫は知らないのです。自分の知らないところで、恋のライバル、ハナが動き出していることに。愛しの千鶴に思いを寄せる山田、乙姫の存在がハナの恋心を脅かしている。なら、その恋愛の理を破壊してでも千鶴を我が物にせんとハナが欲するなら、今度は逆に乙姫こそが脅かされる立場に立たされるわけですよ。

乙姫ちゃん。じっとしてる余裕はないんですよ。恥ずかしがって、手をこまぬいている場合じゃないんですよ。こうしている間にも、あなたの千鶴に幼なじみハナが迫りつつある。もうなりふりかまってるような状況じゃないんです。

ええ、乙姫ちゃん。全力で千鶴に邁進してほしい。そして同様にハナも千鶴に全力でアタックしてほしい。千鶴はその両者を、その包容力でもって受けとめるとよいのです。

『なーんもうまくいかん!』

危うく大浴場で社会的死を迎えかけた菜子。湯あたりと勘違いして手当てしてくれた千代衣も、ちゃんと状況理解してくれたようでよかったじゃないですか。最初に事情を聞くべきだったと反省までしてくれて、いや、これ、真に反省すべきは最初に事情を話さなかった菜子にこそあると思うんだよなあ。ええ、菜子さん、あなた考えすぎなのですよ。

そんな菜子がまたしても極限状況を迎えます。夜、寝つけない! またいらんこと考えてるから! なるようになれー! の精神がこの子にはないからなあ。

なかなか眠れないことに焦りを感じて、スクワットで疲れを加えようと画策するところからもう間違ってる。運動なんかしたら、目が冴えてしまわない!? で、散歩してみたら、割戸弥美ちゃんと遭遇。一緒に星空を見上げて、そして重なるふたつの影! その抱きあう様を先生に目撃されてしまって、ああ、ふたりがカップルであること、バレてしまったではありませんか!

いや、カップルじゃないんですけどね。脱衣場での千代衣とのあれこれに加えて、弥美との関係も誤解されてしまった。うん、それでいいと思う。というか、先生もけっこう妄想力が強いほうですか?

部屋に戻ってからの菜子。ようやく眠れそうかと思ったら、背中に千代衣の存在を感じる! 抱きついてくる千代衣。密着して、そして……。

結局眠れなかったんですね、菜子。ふびんよのう。はいいとして、帰宅して睡魔さんの膝で眠る姿、とてもいいですね! そして翌朝、学校休みたいという菜子を心配して迎えにきてくれる友人たちですよ!

ええ、なーんもうまくいかんなんて考えてちゃいけませんよ。あなた、けっこういい感じに学校生活おくれてると思いますよ。友達は大切に!

『となりの雪娘はよく溶ける』

噂憑きに翻弄される愛跳凛と書いてラブリープリン改め凛。名前が魔法少女ということでクラスが騒然としたところ、それがトリガーとなり凛が見事変身を果たしてしまった。これこそが噂憑きという現象。このままでは日常生活でも困るだろう。噂憑きの研究をする部活を作ったから、凛も一緒に活動しないかとみっこが誘うのだけど、断固断わる凛であります。

関与したくないんでしょうね。でもね、噂憑きはやっかいな現象で、なんせ自分でコントロールできない。なにがトリガーとなって変身するかわからない。という状況から一歩前進ですよ! 鳴子との組体操、サボテンのポーズから崩れ落ちるみっこを助けんと手をさしのべた凛が変身。ここに変身にいたるきっかけが判明したのですね。

変身するトリガーがわかった。でも、変身解除時に生じる不具合はなおも続いて、凛を悩ませる。こうした不都合、こうしたトラブル、一緒に試して、一緒に調べて、対処できるようにしようぜ。

結局みっこの申し出に折れた凛。この不具合、よっぽど堪えたみたいですね。ええ、いろいろ反発しちゃう年頃だけど、根は素直で純情なんですね。