『まんがタイム』2026年7月号、先日の続きです。
『遠恋カノジョとおとなり上司!』
ナズナのおつかいでポップアップストアに参じた太郎です。ナズのためならと、女性ばかりと怯みながらもがんばる太郎。その姿は端から見ればちょっと必死感も漂ってしまっているわけですけれど、でも誰しも似たり寄ったりですよ。気負わず、されど怠らず、推しに邁進する。それが太郎の場合、気負いが外に出すぎちゃってるんですよね。
このとき、川島は元夫の翼と会っていたんですね。まずは翼からの釈明。かつてのこと、あれは誤解だったと説明することができて、川島もその釈明を受け取ってくれた。ということは、めでたしめでたし? ふたりは復縁するのかと思えば、そうではない? 未来の話をするという翼。その内容はどのようなものだったのだろう。川島が虚をつかれたように一瞬かたまって、これは朗報? あるいは落胆を誘うものだったのでしょうか。
この後、太郎とたまたま出会った川島が、この後時間はあるかと問うたそのわけは。太郎に翼との会話の顛末を話すことになるのかな。となると、ある程度前向きな展開も見込まれるのか。まずはこの先、川島がなにを話すかですよね。気になります。
『星月夜工業高校ルナ同好会~38万キロの奇跡~』
風邪をひいてしまった素直です。お見舞いにかけつけたひかりは、自分と母の口論が悪かった、自分のせいというのだけど、素直がいうには、睡眠不足が原因だろう。実際このところ、課題の作図で3時間ほどしか寝ていないという。ちょっと根を詰めすぎちゃいましたね。
この日のやりとり。若干熱に浮かされながらの恥ずかしい言葉。とはいうけれど、あれは素直の気持ちそのものだったのだと思う。それだけに、ひかりにすっと届いたのでしょう。
この数日のできごとは、素直にいろいろと気づかせてくれたようですね。素直のひかりへの気持ち。それはひかりにしても、素直に対する感情を呼び覚まさせて、でも、まだ自覚するにはいたってないのがこの子らしいといえるでしょうか。そして姉、一途が言語化してくれた、素直の好きなこと。自分の好きなことがなにか、ここにはっきりと意識することのできた素直なのですね。
『ラテとボドゲができるまで』
ボドゲを作ることになった紬。趣味に、遊びに、全力投球。なのはいいのだけど、余裕を失うほどにガチガチにやらんでもいいんですよ!? 実際、店長からも肩の力を抜いてといわれる紬です。ちゃんとやるという意識が強すぎて、いわゆる「遊び」がなくなっちゃうんでしょうね。それゆえに、自由な発想が縛られてしまう。まずは思いつきから、なんて冒険ができなくなってしまう。
職場でいわれた言葉が、ここボドゲカフェでも紬を縛っているのですね。
まずは作ってみればいい。このあいだのそうどりジャンケンだってまだ未完成。アイデア次第で変更を加えたり、さらなる要素を増やしたり。ここでは、そういうことが許されるのだという店長の言葉は、どれほどに紬を安心させたことでしょう。最初から完成を目指すんじゃない。失敗してもかまわないから、いろいろ試してみたらいい。
紬のなかになかったスタンス。あるいは許されなかったやり方を、ここでは自由に選ぶことができる。この体験が、紬のこれまで発揮できなかったなにかを目覚めさせるきっかけになれば、紬は本当の意味で自由になれるのかもしれませんね。
- 『まんがタイム』第46巻第7号(2026年7月号)
『まんがタイム』2026年7月号、
『まんがホーム』2026年7月号、
『まんがタイムきららキャラット』2026年7月号、
『まんがタイムオリジナル』2026年7月号、
『まんがタイムきららMAX』2026年7月号、