2019年4月30日火曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年6月号

『まんがタイムオリジナル』2019年6月号、先日の続きです。

『僕は女心なんて知りたくない』。春喜の女性が苦手という理由、その一端がしっかり描かれてましたね。一緒に学級委員をしている女子、姫谷の内心が聞こえる。チャラい男をあしらう、その時の姫谷の毒突く内心の声。そしていい男、佐藤にときめく姫谷と、佐藤に優先された春喜へのアタリを強くするところ。このくだりは面白かったなあ。先生の内心が聞こえない理由は、先生がバツイチだからでいいのかい? 知らずにすめばそれでよかったことも知ってしまって、それはそれはめんどくさそうだよなあ。その点、寮の女性たちは一癖あるけど、ドロドロとかなさそうでいい感じですよね。絵本作家へのBL趣味者からのアドバイスとその結末とか、面白かったですよ。

カントリー少女は都会をめざす!?』。連休の過ごし方ですよ! みなちゃんは一日中本を読みたいんだって! いいねえ、わかるー。自分はギター弾いてるよー! 本も、漫画も読みたいねえ! この、どこにも出かけない、まさしくインドア趣味にふけるところ、八重にはまるで理解されないのがリアルかも。八重は休みはどこかにいきたい、なにかをやりたい、そんなタイプなんですね。今回のリアル、みなの最終日の夜を思うと悲しくなるってやつ、これもわかるー。うん、ここは八重のツッコミを受け入れたいところです。みな、八重、大河、三者三様の休み観、すごく面白かった。BBQをしようという八重の提案、計画をたてるにあたって、連休の何日目にやりたい? っていうのね、ああー、自分はここでもみなタイプだわー。少なくとも最終日は嫌だ。初日も避けたいが、さっさと終わらせるというのもありだから、初日でもまあいいかな。いや、ほんと、この子らの他愛もない会話だけど、いろいろ考え方の違い、スタイルの違い、見られたところ、大変楽しく読みました。これ、BBQ編も見られるのかな。可能なら見たいなあ。

『とびだせT.O.Z』。妹麻那の部活動、ちょっと一波乱あったの、面白かったです。女子部員たちに顔見せしたのはいいけれど、男子をこれでもかとシゴいたなどなど、噂が尾ヒレをつけて広がっていて、もはやあだ名がついてる。その名も女帝、デンジャラスクイーン。見事に怖れられてるこの子、ちゃんと受け入れられるのかなって心配してたら、その鈍足ぶりを心配してもらえて、しかも涙目でおそいっていったじゃんってね、そうした様子、どんくさカワイイっていって、皆から大人気じゃん! これ、よかったなあ。なんか楽しいやん。あだ名こそは女帝のまんまだけど、こうして皆から可愛がられてるところ、よかったです。女子部員たちのテンションの高さ、あれもよかった。この環境での麻那の活躍、見守りたいところですよ。

『大奥より愛をこめて』。やっぱり面白いですよ。大奥での少ない楽しみ、宴での演目が歌舞伎というので、皆がすごく期待している。そんな中、菜々緒はじめ蒔乃、本堂もよりよく、そつなくまとめようと頑張っている。演目は駆け落ちもの。許されぬ恋の話は女性たちには人気がある。菜々緒にしても、舞台装置が安くつく、予算の面で大助かり、あちらにもこちらにもよいという、理想的な展開見せていたのに、蛇老中松平定信の介入あっておジャン。ひとつのことを成し遂げるために費される努力と、ひとつことが破れて、その後始末するのにかかる労力と、同じように苦労であっても、その心情もろもろ、全然違うだろうなあ。落ち込む面々、そんな中、菜々緒、人に涙を見せぬよう、隠れてひとり泣いている……!? これ、足の小指をぶつけたとかじゃないのか? いや、どうなんだろう、ここにきてシリアスか。菜々緒への恋心を、本堂、あらわにしてしまうのか!? なにやらこれもキナくさい、そんな展開の前段に見えて落ち着かないわあ。さらに大崎様、定信に宣戦布告! ああ、あの大崎様、かっこいいなあ。ほんと、これ、どんな波乱が待ってるのか、不安いっぱいです。

2019年4月29日月曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年6月号

『まんがタイムきららフォワード』2019年6月号、先日の続きです。

夢喰いメリー』。ヤエ、尋常じゃないですね。ソナークリオネの助力を得て、神出鬼没ヤエの動きを捉えられるようになったと思ったら、今度は真っ向肉弾戦にシフトですよ。ほんと、こいつ、死角がないのか。トリッキーな動きで翻弄、真っ向からの力押し、その上こんなに可愛いって、どうしたらいいのか、どうするべきなのか。基本、敵対してるとはいえ、悪意や憎しみがあるわけではない。白儀の理想に殉じているがゆえに対立しているだけ、そんな状況が悲しいよなあ。でもって、もうひとつの戦い、リコに対峙するジョンとエンギ。ここに介入してきたマイスターアハテルノーテが、由衣たちを人質にし、あまつさえその命を奪おうとする。これ、どうなるんだと思ったら、こちらではリコが思わぬ動きをして、殺してもらっては困るのだ。だから助けてはくれたけど、アハテルノーテの始末はジョンとエンギがしないといけないのか。まさかですよ、この展開、ジョン、エンギのピンチを誘うのではなく、メリーを不利にするためのものとは思いもしてませんでした。アハテルノーテの出す音がクリオネのソナーの邪魔をする! マジかーっ! ほんと、これ、どうなるんだろ。ただでさえ手強いヤエなのに、ここにきてクリオネの助力を無効化して、ほんと、メリーどうなるのか。夢路になにかあるのかなあ。ほんと、これ、先がまったく読めない。これまでもそうだったけど、ほんと、毎回新しい展開に驚かされて、穏やかじゃないわー。

『おなクラの幽霊さん』。きさらのピンチは続く。どこからか漏洩したきさら、いやさ幽霊さんの設定が、文化祭のクラスの出し物、お化け屋敷に反映されてしまった! さらに悪いことに、幽霊役の投票で、見事きさらが選出されて、さあどうなる。髪をほどいて眼鏡もはずして、白ワンピース着たら、あらまあ、やっぱり見事に幽霊さん。さあどうする。どうして乗り切るこのピンチ。事前の策で排除したはずの葉一がふらりと戻ってきたりで、この慌てようがきさらのよさを引き出していますね! さらに逃げ込んだ風紀委員室でも、甘奈がきさらにやっぱり怒ってしまったり、この人もほんと素直じゃないよな、いろいろごたごたあったかと思ったら、さらにここに葉一がやってくる。ほんと、きさら、見事に受難。でも、あの奇行はどうかと思うよ!? この時の、葉一にバレなかった理由がほんとおかしかった。まったく違うって、そう思わせた理由が、理想化されすぎた幽霊さんっていうのがね、これきさらとしても微妙だろうなあ! めちゃくちゃ面白かった。血糊かぶって、迫力出して、霜月先輩を黙らせたところもめちゃくちゃおかしかったです。先輩、可愛いよなあ、ちょっと不憫な役回り多いけど。

2019年4月28日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年6月号

 『まんがタイムきららキャラット』2019年6月号、発売されています。表紙は『まちカドまぞく』。TVアニメ放送が7月からという告知をドーンと出して、そしてイラストはシャミ子と桃がふたり旅の空の下。シャミ子、いい笑顔してますね。手にはジェラート、トランクにはご先祖像もついていて、あ、帽子が風でとばされてるよ? 桃はというと手に地図を持って、シャミ子にこれからのルートかな? 説明しようとしているところみたい。肩からかけたカバンには時は来た!! のあの猫さんが! なんだか楽しい表紙。菜の花ばたけにモンシロチョウ、春らしさあるところも素敵です。

今月は新規ゲストが2本です。

『学生寮はあやかしやしき』。きれいに1回で完結させてきましたね。今日から入寮することになった学生寮。自分の部屋に入ったらセーラー服の女の子が話しかけてくるんだけど、まったく気づく様子もなくて、あ、これあれだ、どっちかが幽霊ってやつだな。続いて寮母さんに挨拶して、次に出会うのが水着姿でビショビショに濡れてる先輩。水泳部だっていうんだけど、常に水着なの? しかもビショビショのままなの? そして最後に、幽霊が出るという噂を受けて調べにきた巫女さん。さて、これだけの人数が集まって、生きているのは誰だろう。そして幽霊は誰なんだろうという疑問。ここまで構造がわかりやすいと、言動もろもろからうかがうのも面白い。でもって幽霊トーク? 怪談してみて、よくあるパターン、それを変な方面からツッコんでみたりとか、そういうところにコミカルさ出しながら、そして最後に種あかし。一夜明けたら寮は廃墟になっていて……。ええ、定番ともいえる展開だけどいい短編だったと思います。味わい、感触、悪くなかったです。

『TRUE BLUE』。タイトルが韻を踏んでる。さて、こちらはえらい突拍子もない話で、のっけから地球爆発。女子ふたりで危機を脱出し、そして住める惑星を探すというんだけど、ふたり乗りの宇宙船、さらにはワープまで可能、って、そこまで文明度高いのなら、他の人も助けてあげて! まあ、そのへんは気にしない方向でつっぱしるというのがこの漫画のテイストですよね。見つけた移住先の惑星も、大気組成を調べてる、その結果も出ないうちに上陸果たしてるやついるし、しかもそこからも石かと思ったらシュークリームとか、海の水が塩水ならぬ青汁とかね、この理屈もへったくれもない勢いまかせの展開。さらにここに女子プロレスラーまで登場してというのね、見事に翻弄してくれるというか、この振り回される感じ。なかなか尋常ではないもの、ひしひしと感じさせてくれました。

まちカドまぞく』。魔法少女の抱えてる問題を夢経由で知ることができたシャミ子たち。さあ次はリコだっていうのだけど、夢の中は豪雨に濁流、感情が嵐となって渦巻いていて、シャミ子も追い出されてしまうレベル。これ、どう対処していくんだろう。通信の問題は機種変で、そしてリコの説得には、バク店長を神様に昇格させて、依代に降臨させる。これ、びっくりだわ。蛟の話がここに反映されてくる。これら全部、計画のうちか。もう舌をまくよね。そしてここからがさらにびっくり。店長の降臨に姿を現したリコがいうんですよ。マスターはウチの彼氏やん! って、そうだったの!? って、店長もびっくりしとるやん! え、違うの!? どっちなん!? ここからのやりとり見る限り、リコの恋が叶う未来はなさそうなんだけど、なんとかしてリコに魔法少女紅に謝らせるよう誘導しないといけない! 小倉が悪魔だわ。リコの心の隙間につけこませるべく、シャミ子に助け船出しとるやん。結果的にこれでよかったんだろうけど、ほんと、ここの魔族は優しいなあ。人の方がいくらも悪そうで、こういうところもこの漫画のらしさですよね。しかし、小倉、なんかまだいろいろ抱えてそうだよなあ。

『恋する小惑星』。今回は桜先輩とすず、ふたりで活動ですよ。バレンタインデー用にチョコレートを手作りしたい。恋愛話!? って思ったら、桜先輩はそういうわけではないのか。でも、すずはそうですよね。煩悶してますよね、ずっと。いつもなんでも冗談めかして本心見せないすずだけど、桜に核心突かれてドキーンって、ほぁ…って、ちょっとめずらしい表情見せてくれましたね。そしてふたりのチョコレートづくり。ジャージ姿に駄目出しされる桜先輩! いや、ジャージエプロンも可愛いやん! でもすず的には許しがたかったかあ。溶かして固めるだけとあなどってる桜先輩に、チョコレートの温度管理と結晶化について説明するすずですよ。いきいきして、キラキラして、で、その様子見て自身を省みるっていうのがね面白い。そしてチョコレートの温度管理実践。ざぶんざぶんはあかんわ! 水入ったら駄目になるよ!? って思ったら、実際駄目になってた。桜先輩、よくいえば豪快、ありていにいって雑だな! こうした様子も面白かったんだけど、その果てに、ふたりの本音の交錯したところ、あれはよかった。ツンツンするより素直になればっていわれた先輩の、すずへの軽いやりかえし、ああ、さすが年長というべきなのか、しっかり見てますよね。ほんと、今回は桜先輩の素直な表情見られた、それが嬉しい回でした。そしてすずも一念発起。覚悟を決めて、みさ姉のもとにいきましたね。さあ、これ、どういう結果を見せるのか。引っ張りますね。不安ですね。

『RPG不動産』。お祭りの情景ですよ。ランタンを飛ばすやつだ。そこに願い事を書いた短冊をつけるという、なんだかちょっと馴染みのある感じの風習もあったりして、こういう私にとって異文化感じさせるものと馴染みあるものがハイブリッドで出てくるの、面白い。この灯籠は神様に向けて一年の無事を祈願するために飛ばすんですね。そのお祭りで出会った迷子の女の子。この子、ミモちゃん、この展開だと神様だったりするの? とか思ってたらですよお父さんお母さんがいるのか。ということは神様じゃないのかな? いろいろ想像、予想があっちいったりこっちいったりする面白さありました。そうそう、RPG不動産のみんな、子供あやすの苦手すぎない!? 琴音がほんとおかしい。でもってやりすぎるラキラ、ものすごい表情見せるルフリア。いやもう、強烈な印象でした。ミモが両親に願い事届けるといって、灯籠にむかえにきてくれますようにって、その時のミモの話でね、両親ふたりとも亡くなってるんじゃないかって思わせたり、けど実は……ってその後の展開、いやもう、さすがというか、この世界ならではなんじゃないかな、すごいことが普通のことみたいにして起こるんだから面白い。その後のお礼のくだりもね実によかった。しかしこれ、ファーは一生お菓子に困らなくなったの!? 琴音ももう二度と太らなくなったの!? 驚きの展開、驚きの結果。ほんと、なんかちょっと太っ腹すぎて、ニヤニヤしてしまう、そんな面白さでした。

2019年4月27日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年6月号

 『まんがタイムオリジナル』2019年6月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』をメインに、民族衣装を大特集? これは、連休を受けて海外への興味も増すだろう、それを予想してのことなのかも知れませんね。これはラディホス山下さん? サリーを着ましてインド風、なのだけど、あんまりに雰囲気違いすぎて違う人みたい! 『らいか・デイズ』らいかもインド風? いや、違うか、これ、タイだね? 『小森さんは断れない!』しゅりはアオザイ、すなわちベトナムですね。

『おしかけツインテール』。花梨と俊郎、ふたりテレビを見ながら黙々と落花生を食べてるんですが、そうか、よほどおいしいのか。気づいたら食べすぎるレベルなのか。あの食べすぎて俊郎を責める花梨がおかしい。これ、俊郎の罠なのか。花梨が買っておいた安売り落花生を取り寄せた高級品とすりかえておいたという。それ聞いて言葉もなく怒る花梨。これはちょっと面白すぎました。今回の面白ポイント。高カロリーのナッツをですよ、花梨の母が食べまくってるのね。ああー、また増量するよ? めっちゃ増量するよ? 他にも高級恵方巻きとか、それから学校でのアレね。花梨との豆まきを想像して鼻血を出すふたり。どんなやねん。ほんま、どんな妄想なさったのか。こうした面白サブエピソードで繋ぎながら、メインの節分の豆まき、花梨の策士ぶりと高級品投げるの躊躇するところとかね。あ、でも俊郎にこれでもかとやっちゃってるね。これらも実に面白かったです。

『ローカル女子の遠吠え』。浜松在住小畑哲夫の浜松祭への入れ込みよう。これ、漫画だから強調されてるのかなあ。あるいは、本当にこんな感じなの? 幼ななじみのノブヒコがこともあろうに祭の期間であるGWに結婚式をあげるといって、めちゃくちゃショック受けてるの、そんなに? そんなになのか? 今回、幼ななじみが変わってしまった、祭への情熱をなくしてしまったんだって、あんなにも、何度も何度も、くどいくらいにやってたの、なるほど、あの結婚式のサプライズのためだったのか。浜松祭は子供の誕生を祝うもの、ということで、新婦のお腹に宿った子のためにと、ここに祭の響きを新郎が哲夫とともに再現せんと一心にラッパを吹く! なんという感動。いや感動か? でも、これちょっとナンセンスながら、いい話だったなあ。作者がそれを目指していたのかはちょっとわからないけれど、なんかいい話風で、悪くなかったですよ。といか、哲夫のテンション、あれおかしかったなあ。

『スズちゃんでしょ!』。梨乃ちゃん、随分大きくなりましたね。自転車もグレードアップ。見た目だけでなくずいぶんしっかりして、かと思ったら、まだまだ子供っぽいところもあったりして、けれどこうしたアンバランスももうしばらくしたらなくなっちゃうんだろうなあ。スズちゃんは、それを寂しく思ってる。自分を頼りにしてくれることも減っていくんだろう。でも、こうして、小さいと思っていた子が育つこと、しっかりしていくことに感化されるところもあった。自分自身のステップアップを考えて、動きはじめるというところ、これはどこか停滞とも感じさせてたスズちゃんの現状、それを大きく動かすきっかけになるかも知れませんね。そうした、滞っていたものが動きはじめるということに、なにかわくわくさせられる? いや、むしろ救いや希望のようなもの感じるのです。

『となりのフィギュア原型師』。無慈悲な修正喰らってダメージ受けてる羽喰。今回はこの人のいろいろを知っていこうという話でしたね。質素で地味で気が弱くて内気で、そんな人かと思っていたら実はピアスやたらめったらしてるのね! ビビる! 見かけによらないレベルが高いっていわれてますが、その見かけによらないポイントがどんどん明かされていく。可愛い飲料が好き? いや、それ、見かけによらないかい? 可愛いムースケーキも好き? いや、これも見かけによらないかい? あの派手めの店員、ちょっとこわそうなお兄さん、この人も可愛いムースケーキ好きなんだ! 今回の見かけによらないというの、半籐にしてもそうだったのか。羽喰に求められてポーズ見本をする。で、羽喰に押し切られるようにしてパーカーを抜いだら、そこには筋肉質のいいカラダがあるっていうのね! 運動不足なので筋トレをというんだけど、ちょっとの筋トレでそうはならない。でもって、ここからの撮影会、めちゃくちゃ面白い。半籐、だんだんその気になってるやん。パーカーどころかTシャツまで脱いじゃって、このどんどん調子に乗っちゃう感、おかしかった。うん、これもまた見かけによらないだ。そして最後の羽喰からのプレゼント。プロテイン! これ、すっかり気にいられちゃったか。なんか面白いなあ。今後、このふたりどうなるんだろう。

2019年4月26日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年6月号

『まんがタイムきららフォワード』2019年6月号、一昨日の続きです。

『球詠』。強豪梁幽館との試合が終わってからの情景。負けた側の悲哀があれば、好勝負を認めてくれた観客からの声もあり、ああ悲喜交々ですよね。梁幽館キャプテンの中田、決して涙を見せることなく、後輩を気づかい、新越谷の皆にもきちんと挨拶をしにくるという、その態度。立派だなあと。さらにはブレインの子からは他チームのデータまで提供されて、ほんと、このチームとの対戦は新越谷にとって、大きなものを得させる、そんな経験になったと思わされました。けれど、それだけにひとり悔しさに涙を流す中田の姿、これがたまらなかったですね。あの試合を追って、梁幽館にも気持ちが寄っていった。負けたチームにもこうして感情移入できること、それだけしっかり描かれていたということなのだと、改めて実感させられました。そして勝ちを噛み締める新越谷の面々も。練習しながらもね、どこか心が浮き立つ、そんな様子が見えて、けれどそこにはヨミの姿はなく、ああ、ひとりビデオで試合を振り返っていたのか。そこではじめて受け止めることができた勝利の実感。ああ、時間差で泣かせてきますね。負けにも勝ちにもドラマがある、実にいい漫画です。で、最後、笑いました。次に当たる馬宮高校。先発はエース武田、ヨミと予想し、その対策はばっちり? かくして試合開始となってみれば、マウンドにいるのは伊吹だっていうのね。これ、馬宮もびっくりなら、伊吹当人も驚き? 微妙に当惑してるっぽい伊吹、最高です。

『ちょっといっぱい!』。こはる屋に一日お手伝いさんが。店長の知り合いの子供だっていうんですが、このちんまりした女の子、こみやまこなつ6歳がお店のお手伝い。料理のしたごしらえ手伝って、凪に教えてもらいながら店内の掃除手伝って、そして開店してからもお通し運んだりね。お客さんからも大人気、ちゃんと仕事できたとニコニコしてるその姿見て、ああ、今回のこの話、もみじがかつての自分を思い出す、そのきっかけでもあったんだ。思い出されるかつての自分。お婆ちゃんの居酒屋のお手伝いをして、うまくできてその嬉しそうな様。笑顔を向ける先にはお婆ちゃんとみずきちゃんがいて、ああこの思い出がもみじからひとつアクション引き出しましたね。みずきをこはる屋に招待する。これ、もみじの過去と今とこれから、それを思わせるもの見られるんじゃないでしょうか。

『スローループ』。冒頭からインパクトある展開ですね。釣りをしようとしなくなった二葉の学校での様子があって、そしてひより、バイトですか!? レストランのホールで働く、その制服が可愛らしい。一花と恋が面白がってますね、これ。なぜひよりがバイトすることになったのか。本編で振り返られるのですが、発端は小春のわがままなのか。恋の父親に感化されて、マグロ釣りたいって。でもマグロはお金がかかるよ? そこからぽんぽん話が転がって、ひよりまで巻き込んでバイトすることになったというのか。小春はキッチン、ひよりがホール。小春、制服がシンプルなの、御不満だー! 今回の、このバイトがね、まさか二葉に繋がるとは予想もしませんでした。チラシを配ってる時に出会った二葉。友達の藍子と一緒で、この藍子という友達がちょっとマセてるというか、大人っぽいものに憧れて、母親のマニキュア持ち出しちゃったりするの、でもって男子は子供っぽいっていっちゃってるの、それが二葉に釣りは男子のやるようなこと、女の子がやるなんて恥ずかしい、そんな発想持たせちゃったのか。これ、ひよりが二葉のこの問題に関わることになりましたね。どんな風に関わっていくことになるんでしょうね。

2019年4月25日木曜日

うっかり『ダンジョン飯』読んだら脳力を使い果たしてしまったので休みます

うっかり『ダンジョン飯』読んだら脳力を使い果たしてしまったので休みます。

  • 九井諒子『ダンジョン飯』第1巻 (ビームコミックス) 東京:KADOKAWA/エンターブレイン,2015年。
  • 九井諒子『ダンジョン飯』第2巻 (ビームコミックス) 東京:KADOKAWA/エンターブレイン,2015年。
  • 九井諒子『ダンジョン飯』第3巻 (ビームコミックス) 東京:KADOKAWA/エンターブレイン,2016年。
  • 九井諒子『ダンジョン飯』第4巻 (ハルタコミックス) 東京:KADOKAWA,2017年。
  • 九井諒子『ダンジョン飯』第5巻 (ハルタコミックス) 東京:KADOKAWA,2017年。
  • 九井諒子『ダンジョン飯』第6巻 (ハルタコミックス) 東京:KADOKAWA,2018年。
  • 九井諒子『ダンジョン飯』第7巻 (ハルタコミックス) 東京:KADOKAWA,2019年。
  • 以下続刊

2019年4月24日水曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年6月号

 『まんがタイムきららフォワード』2019年6月号、発売されました。表紙は『はるかなレシーブ』。遥と彩紗、ちょっと意外な組み合わせですね。ここに成美がこないのは、彼女がこうして誰かと組みあわされるとしたらかなたが来るから、なのでしょうか。本編はいよいよワルキューレカップの火蓋が切られようとする、その前夜。これからはじまる激闘、その情景を先取りするかのようなイラストであります。

今号は新連載が1本、新規ゲストが3本です。

『デスサイズぷるるん』。『まんが家cherry!』のさふぁ太が新連載で帰ってきました。今回も漫画家もの。いきなり編集者から駄目を出されているところからスタートなのですが、それにしても追い詰められすぎてはいないだろうか。センスこそは認められるけれど、その先へ進むためのなにかが足りない。そこで担当の編集者は色気の必要性を問うわけですが、そうか、主人公ポン太氏のキャラには色気が足らんのか。これ、持ち込み先を変えるとかすべき案件なんじゃないのか。それに、ちょっとセクハラに踏み込みかけてやいないか、編集者さん。なんとか思ったりしたのですが、この女性経験の少なさが自信のなさに繋がってる? そんな主人公の突然の事故死から、死神との出会い。いずれポン太の魂の価値が大きく育ったところで死んでいただきます。そのためにはまずポン太の夢、漫画家としての大成を勝ちとらせなければならない。ということで、その夢の実現にこの死神、ええと、ぷるるん? プルシア・プルーイットが手を貸そうって話になるっぽいですね。ええと、主にエロい方向で?

『ねことちよ』。最初、ねこと呼ばれてる少女、本当は猫で、人の姿に見えている系の漫画なのかな? とか思ったんだけど、読み進めても読み進めてもそんな感じにはならなくて、そうか、人でいいのか。仕事にくたびれて帰ってきたちよ、この人の癒しはこの子、ねこなんですね。家で待ってる人がいる。ねこも、ちよが帰ってくるの、楽しみに待ってたんですね。ふたり、夕食はなににするかって話をして、買い物いって、一緒にハンバーグ作って、他愛もない日常の話? けど、それがなんだかじわじわ面白くって、これ確かに悪くないかもなあ。ちょっと癖になる、そんなスローテンポと、ねこのぐりぐり攻撃。最初はほのぼのが強いと思っていたのだけど、ハンバーグのたねがべしゃってなってしまうところ、あそこ、なんだか笑っちゃって、不思議なおかしみ。悪くなかったです。もう眠くなってるねこのあくびを誘うところとかもねよかった。いい情景。うん、いい流れができてるのだと思います。

『家政婦のギャル』。父ひとり子ひとりのふたり暮らし。そのどちらも家事が苦手で、炊事も掃除もまるでとどこおってしまっていて、そんなところに父がお願いした家政婦がやってくることになりました。どんな人だろう、息子、わくわくしてるの、しゃあないなあ。けど、その家政婦がまさかの同級生で、ギャル系? さばさばして話しやすそうな子じゃないですか。とか思ったのだけど、主人公のボーイはちょっと苦手にしてますね。あまり関わりたくない、そんなこと思ってた子が、てきぱき片付けしてくれて、オタクだからと部屋を汚なくしていたことも、それじゃ駄目だっていってくれて、それで部屋を小綺麗にしてくれた。いやいや、床にモノがないって感動してますけど、結局これってモノが少ないからこそ可能な話ですよ? うん、いずれどうしようもないほどモノに溢れる日がくるからね。さてさて、夕食も世話になって、そして妹たちのあまりものでよければ弁当用意してやってもいいって、こうしたやり取りの果てに翌朝のアクシデントじみた展開。これ、一種のボーイ・ミーツ・ガールなのかな。節点のないと思っていた女の子に影響されて変わっていく、そんな話の導入にもなりそうな一本でした。

『中央線沿線少女』。かつて出会った女性の思い出。大学で入った写真部。祖父の形見のカメラ、ライカIIIfを持ってはきたものの、出会いや宴会目当ての部員の中でどうにも浮いてしまっていた。そんな彼が出会ったのがオリンパスペンFでもって撮影していた女性。クラシックカメラが好きなのね。写真、カメラを縁に出会って、深く知り合うことになろうかという矢先に告げられた留学。この時の出会い、記憶が鮮烈に残って、10年の時が過ぎた今もなお忘れがたい。そんな出会いと別れ、そして再会。ノスタルジーなのかロマンなのか。感傷的な筆致が印象に残ります。

2019年4月23日火曜日

『まんがタイムスペシャル』2019年6月号

『まんがタイムスペシャル』2019年6月号、昨日の続きです。

『ふたりが家族になるまでに』。文化祭での陸上部の活動、たこ焼きカフェがすごい。ジローが様子を見にきたらですよ、あの歓迎っぷり。どんだけ、君ら、懐いてるの。しかも男子の熱さよ。あの表情がいいよなあ。めっちゃ熱さが伝わってくる。しかも休憩に出てるやつを呼び戻すっていうのね、いいかたがですよ、呼び戻してやれ、つまりこれ思いやりなんだ! きっとジローに会いたかろう。呼んでやらねばなるまい。その後の皆の話したい気持ち溢れる一コマもね、すごいわ、どんだけ慕われてるの。たこ焼きもね、篠原の反応見るにあんまおいしくないんだな。けど、ジローはニコニコしておいしいよって、ああ、この優しさが慕われる所以か。というか、女子はわかってるよな。シビアよな、女子。今回、この陸上部パートの賑やかさと、あさひとジロー、ふたりで学内を見てまわる、そのシーンのゆったりとした瞬間と、この時のジローの心情、いかばかりであったろう。なんかね、これ、青春の真っ只中にいるあさひとは違う、すでにこの時期を過ぎた人の感慨だって思えるものあって、なんだろう、沁みました。ああ、これはきっと私もその時期を過ぎたからなんだろうなあ。ちょっと眩しい、そんな気持ちなんかもなあ。

『ちんまり経理のヒメ先輩』。ああ、最終回かあ。若林が転職すると決まって以来、ヒメの様子が少しよそよそしくなった。これ、なるほどなあ、若林にきちんと決算業務のレクチャーできるよう、税理士の真弓先生と一緒に準備しとったのかあ。これ、ヒメからの精一杯のはなむけですよね。それだけ若林のことを大事に思っていたんだろうなって、そんな風に思われて、だからこそというべきか、別れの時の笑顔、そして別れた後の涙ね、ヒメ、頑張ったなあって思ったんですね。そしてラストですよ。10年たったか! そしてヒメのその後ですよ。ああ、税理士を目指して修行中なんだ。ヒメ先輩がヒメ先生になって戻ってきた! この展開、面白かったけど、あれ? タテグイチヤナギは? お父ちゃん、引退するにははやいよね? ってことは、社員雇ったりしたのかな。あるいは、ヒメがまだ経理一般受け持ってたりするのかも知れませんね。

2019年4月22日月曜日

『まんがタイムスペシャル』2019年6月号

 『まんがタイムスペシャル』2019年6月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』、リコがメイン。リュックを担いで、その格好もアウトドア系、山に登ろうといった感じありますよ。『ローカル女子の遠吠え』りん子は、これ、寝袋の中ですね。ランタン手にして、キャンプですね。今回は、初夏、新緑の季節を迎えて、いざ自然に打って出ようというのがテーマってわけですね。そして『ふたりが家族になるまでに』のカットもございます。

『コスプレ地味子とカメコ課長』。紫ノ井、職場バレへのカウントダウンといった感がありますね。ストレス発散にいったコスプレイベント。普段の地味な姿とは打って変わったメイド姿。背負ってるスコップ、あれはなに!? と思ったら、ゲームのキャラクターなんだ。こうして非日常を楽しんでいたところ、同僚の喜藤に遭遇。そっと離れればよかったのに! 油断してたら声かけられて、けど、それでもバレないのはすごいな。とはいえ、写真撮られちゃったのはマズかったんじゃないのかなあ。そして、課長も遭遇。課長、すごいな! 普段着だとバレないんだ! まあ見た目全然別人だものなあ。さて、紫ノ井を見てやっと会えたとつぶやいた女の子。もしやこの子が、最後に出てきたコスプレ趣味の泉谷れいあ!? あ、ほくろの位置がおんなじだ。この人、コスプレイヤーとしての紫ノ井を知っていた。しかもファンとか、そういうの? ええ、職場バレの可能性、一気に高まった感ありますね。というか、もうコスプレ友達になっちゃいなよ。

『ため息吐息と悪魔人形』。やっぱりこれ、面白いですね。ため息を魔力の源とする悪魔人形。今回はお年寄りのサロンへとおもむくんですが、そこでのミルカの様子ですよ。甘やかされなれてるだけだって人形がつっこみいれてるところとか、最高に面白かった。また、ミルカの表情がいいんですよね。さすがだわ、この子。決して悪い子ではないんだけど、いい子一辺倒ってわけでもないよね。その幅がいい。で、基本的に善良で、今回は夫と死に別れた女性の気持ちのうらはらを受けて、ちょっとお節介するのね。その御婦人の言葉と気持ち、その齟齬を見抜いたりね、こうしたところ、この子のただならぬ鋭さ感じさせて、子どもだといって侮れない、そんな怖ろしさ、まさしくアンファン・テリブルってやつですね。ほんと魅力的。すっかりまいってしまっていますよ。

『うちの可愛い掃除機知りませんか?』。雨の日はしんどい。くたびれてる和彦がいいですね。そんな自堕落和彦とお隣さんの交流。自分自身を省みる和彦がいい感じでした。今回ね、和彦と十萌がふたりで一緒に昼食の用意して、山形だし、はじめて聞く名前! ともあれ、この一連のやりとりが和彦を元気にしてるのがよかったです。そして、最後がいい。雨の日は和彦が家にいるから嬉しい。そういうアプリがですよ、和彦の元気が出るようにって、てるてる坊主を作って晴れを祈るっていうのな。これはいいわ。なんら気負うことなく、すっと普通にそれをいっちゃうアプリがね、本当によかったですよ。

『なごみ先生は職場のお医者さん』。ゲーハラを訴える新入社員、鷺谷ですよ。ゲーハラ? ゲームハラスメントの略、鷺谷の作った言葉なんだそうですが、そうかあ、終業後に開かれるゲーム会。それに誘われちゃうと断われないのか。でも、山田相手なら、そっけなく断わっちゃってもようさそうな? いや、なかなかそうもいかんのかもなあ。このゲーム会というの、ただ遊ぶわけじゃないっていうのが味噌なんですね。参加を申し出るなごみ先生に、マニアックだから先生向けじゃないっていう山田の説明に、アダルトなの想像する先生がおかしかった。そんな表情、見たことないっすよ。このゲーム会、ゲームについての勉強会なんですね。まだまだ仕事のいろいろに見通しついてない鷺谷のためにと開かれてるっていうんだけど、主に有名バグを体験して、なぜそうなるのか解説してみたいなのやってるの? 特殊すぎる! この会の扱い、半分仕事というのなら時間外にやるのではなく、研修扱いにしたらよいのでは。そうした発案、これはナイスでした。半分遊び、楽しみとしてやってる当事者では出ない発想ですよね。そして、鷺谷の時間外活動。まさかのバーチャル生放送! しかも、山田、視聴者だったか! 盛り上がるふたりにおいていかれたなごみ先生。自分もバーチャル産業医とかやってみようかななんて思ってるの、そのイメージするキャラクターがおとなびた女性で、ああ、これが先生の理想の自分か! こういう細かいところにまた面白みあって実によかったです。

2019年4月21日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年6月号

『まんがタイムきららMAX』2019年6月号、昨日の続きです。

『ななどなどなど』。小町、学校生活、継続できてるんですね。ななどの策略と、ゲームが縁でできた友達、それがうまくこの子を学校につなぎとめてくれているという感じ。でも、まだまだ不安があるようで、それが小町を奇行に走らせるというわけなんですね。人気のあるっぽいるるに嫉妬? もっと自分もかまってもらいたい、という気持ちがあるのか。でもかまってもらったらもらったで、絶対順応できなさそうなんだよな。ともあれ、今回はるるとの友情再確認して、るるにとっても小町は希少な友達とわかったの、よかったですね。けど、こうしてひとつ問題が解決したら、次はピンチがやってくる? 萌という子、なにをしようというのか。日陰の生物をいじめるのは、やめてあげていただきたい。

『本とねことイタズラうさぎ』。銀時計の魔法のせいで漫画を根こそぎやられてしまった恨み、主人公、しっかり根に持ってる感じがしますね。騒ぎの元凶であるうさぎが、どうも罪の意識がないというか、悪びれるところがない、申し訳なさそうなそぶりさえしないのに、どうもカリカリきてしまう。なのでおやつもうさぎの分はなしとかね、相当怒ってる模様。この、登場人物の態度にモヤモヤさせられるところがあっても、劇中の人物も同様に思ってるっていうのがわかると、なるほどそりゃそうだよなと受け入れて、この先の展開に期待しようという原動力になりますね。ねこの語る、彼女らの来歴、そして銀時計の話。これ、ちょっと四コマの様式でやるの、大変そうですよね。途中途中、落ちになるようアクセントつける工夫、頑張ってると感じられます。かくして知れた、彼女らのこと。そして反省の態度見せるうさぎ。うん、想像以上にしおらしい。これ、こうして3人のわだかまりなくなったことで、一緒に銀時計を探すという目的に向かうチームになれそうですね。最後の和解の様子、それを見守るねことかもね、大変よかったと思います。

『ももいろジャンキー』。バイトの面接にやってきた美耶ですよ。動画では明るくて楽しそうな子だったのに、実際にやってきたのは氷の眼差し、不穏な笑い。はたしてこの子はなにものなのか。弁当屋のお姉さん、すっかりビビっちゃって、あかん、美耶ちゃん、面接で落とされるタイプだーっ! いやもう、このあたりは完全に予想どおりというか、期待に応えすぎってくらいにやっちゃってくれています。でも話を聞いてみたら、結構ちゃんとしてるというか、いい子かもってわかるのがいいですよね。とはいえ、お姉さん、どんだけ疑心暗鬼なのか。保育士とはなにかの隠語か!? さらには、美耶の父が市役所づとめと聞いてですよ、死薬所と思っちゃう、って待って、待って、その誤解、テクニカルすぎない? 竜子がですね、こうなること予想して、美耶のアピールポイント、ちゃんと伝えらるようにとサポートしてくれてたんですね。お弁当作っていくようにっていわれて、そしたらそれがすごく可愛いお弁当で、かわいいって、おいしいってお姉さんにいってもらえて、一気に緩む美耶の緊張ですよ。ああ、あの表情、よかったー。しっかり美耶のよさ伝わりましたね。美耶のバイト、まだまだ緊張がとれないけど、はなにももが応援にきてくれたりね、それから竜子も助けてくれたりね、この友達が手助けしてくれるところ。これもまた美耶の普段あってのことなんでしょうね。いい話でしたよ。

2019年4月20日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年6月号

『まんがタイムきららMAX』2019年6月号、昨日の続きです。

『旅する海とアトリエ』。スペイン編が終わりイタリアへと向かう船上。りえの旅の理由が語られたのですが、それがまた不思議なもので、絵をやめるために旅に出た。最後に描くつもりだったリスボンの海。そこで海と出会ったことで、りえの人生もまた変わったんですね。この海との旅が彼女にもたらすもの、その彩り。ただ旅の情緒、観光案内にも似たインフォメーションを知るだけではない魅力を引き出しそうな背景が浮かびあがってきましたね。そして、海の出会った女の子。って、その展開、無茶すぎない!? ともあれ台湾は台北で映画を学んでいるというお嬢さん、李淑芬。すごいよね、中国語、繁体字だからわかりにくいけど、繁体字だから意味がつかめるという、この難儀で中途半端な自分の知識。しかし、李小姐、可愛かったなあ。きっとまた出てくるんだろうなあ。さてイタリア編の予告ともいうべきマリアの紹介。これもまた面白い。イタリア人の一般的なイメージ、それをひっくりかえしてきましたね。というか、また癖の強い……。イタリアでは、この人と李小姐を加えた4人での紀行となるのでしょうか。楽しみです。

『初恋*れーるとりっぷ』。今回は古い時刻表を見て、想像の旅、卓上鉄旅にでかけるっていうんですね。今はもうない線や、当時はなかった駅。そうした変遷が面白いというのですけど、まさかこの時間差旅行が、この後の先生の学生時分のアルバム、思い出話に繋がるところがあるとは思いませんでした。昔の写真に映る仙台駅は、つい先日訪れた駅舎とはずいぶん違っていて、当時は当たり前みたいに思ってたものでも、今となればその違いに懐かしさや珍しさを思ったりすることになるんですね。昔と今とで違っていくこと。それが今回のテーマだったのでしょうか。文化祭の情景なども、はっちゃけてた先生が見られたりね、でも、違うばかりだけじゃなく、かつてにぎやかで楽しかったように、今もいろいろできるだろうか。違いながらも、引き継ぎ、発展させていけるものもあるかも、みたいな要素が見えたところ。これはよかったなって思いました。というところで、続くは文化祭編? 彼女たちがなにをしようとするのか、それもまた楽しみですね。

『魔王城ツアーへようこそ!』。対人兵器に囲まれたつむぎ。かつてないほどのピンチであるわけですけど、この一連の騒動を通じて、いろんな可能性が見えてきましたよ。まずひとつは、ピンチを脱した先で発見された施設。あれ、思いっきり発電施設ですよね。地熱発電、ということは温泉が期待できる! 観光地としてさらなる発展が見込める! というのと同時にですよ、この世界になぜ発電施設が? しかも誰も電気というテクノロジーを知らないように見える。防御兵器に電力を供給していたケーブルの大本にあったスイッチ群も、我々の世界にありふれたものにしか見えなくて、これはつまり、つむぎの前にもこの世界にやってきたものがいる? なにか今後の展開にかかわりそうな種がたくさんまかれた、そんな感じがしますよね。魔王城観光地化計画、それが一段落して、次へのステップとなろう可能性の提示された今回。多方面への展開が期待される、そんな重要回だったように感じます。

2019年4月19日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年6月号

 『まんがタイムきららMAX』2019年6月号、発売されました。表紙は『こみっくがーるず』。かおすと美姫がさくらんぼ摘み。若干デザイン違えた揃いのドレスを着ましてね、編まれた髪から線の質感、塗りの淡さ、そのすべてがなにか懐かしさ感じさせるんですね。ヴィクトリアン、とまでいっていいのかどうか。けれど、今の漫画のテイストと、アーサー・ラッカムたちの活躍した時代の質感があわさって、やわらかで繊細なイラストになっていますね。たいへんきれい。ふたりも可愛くて、その表情なんかも実にいいです。

『こみっくがーるず』。楽しみにしていたアニメを真剣に視聴するかおすの様子。これがもうすごくって、表情豊かというか、ものすごい入れ込みよう。そしてついには発熱。ああー、これ、アニメに入れ込みすぎたってのもあるだろうけど、連載を勝ち取ってからの頑張り、その疲労やなんかもたたったんだろうなあ。ここからのかおすも面白かった。もんさん、ぶんさんが看病しにきてくれました。ふたりの話が気になって加わりたくてしょうがないかおすがおかしい。この子、こんな時はやたらアグレッシブだなあ。そして美姫とくりすのこと見守る、そんなところもよかったですよ。ちょっとお姉さん? ふたりのこと手助けしたい。そうした気持ちと、またもからまわってしまう。かおすのよさ、出てましたね。いい子ですよ。誰かを応援したいかおすのことも応援したくなります。

『ぼっち・ざ・ろっく!』。ほんと、ろくでなしばっかりだ! いつも酔っぱらってる廣井。あんまりに駄目で、皆からも白い目で見られてる。そんな人が、今回、真価を発揮しまして、ああ普段からちゃんとしてたらいいのになあ。でも、それができない、というか、飲んでしまう理由語られて、ええ、これが文化祭でのライブが怖いぼっちにとっての勇気になればよいなあ。でも、いい話風になるのを怖れるかのように、最後の最後に台無しにしてくる。ああ、さすがだといっていいのでしょうか。バンドにバランスがあるように、漫画にもバランスがあるってやつなんでしょうね!

『私を球場に連れてって!』。今回のテーマは、一発大逆転? 努力は報われる? いやあるいは、願掛けると裏目に出るだったりするんでしょうか。模試の結果が思わしくないタマが悩んでいるの。その悩み、志望校への合格を今日の試合結果に託したら、これがもう裏目に出てというのがね、実にらしいなって。ええ、こういうことよくある。よくあるからこそ、勝って欲しい時には応援しないとか、そもそも中継さえ見ないとか、そんなことやってしまってね、なんにせよ極端はいけませんね。しかしこれ、なにがおかしいかって、いつものようにレオナが調子にのって、できもしない約束しちゃってね、逆転したら全裸でマラソンとかね、その上猫子まで巻き込んでみたら、なんと見事に逆転しちゃうという! ほら、裏目に出た。今回は、そうした勝負ごとあるあるみたいなこと、あるいは勝ち負けの機微描いて、タマには努力の大切さを、レオナには一発大逆転の夢を伝えるという。多様な展開? 受け取り方のバリエーション? 一筋縄ではいかない、そこに、この漫画の面白さ、登場人物の個性が見えて、よかったですよ。

2019年4月18日木曜日

新感染 ファイナル・エクスプレス

 ほぼ事前情報なしで見ることができました。韓国映画、ゾンビもの、舞台は列車。他には、なんか評価が高かったというのをおぼろげに覚えていたぐらい? けれど、Netflixでこの映画を見つけた時、よし見ようと思わせるには充分でした。たまたま昨年くらいからゾンビがはやってるの? ゾンビがアイドルになったり、NHKが『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』なんていうゾンビものをやったり。とりわけ後者は家人も見てましたから、ゾンビもの映画を見るといった時のハードルを下げてくれたんじゃないかなって感謝しています。

見はじめてしばらくして、国ごとのゾンビの違いみたいなこといってたネタがあったなって思い出して、ええ、韓国のゾンビは足がはやいってやつです。いや、もうびっくりしますよ。なにがすごいって、噛まれてからの感染、発症のスピードがはやい。でもって、発症したら即全力疾走でしょう。ちょっと待って? ゾンビはゆっくり動くという前提を軽く振り切ってるよね? ゆっくりだからやりすごせる、逃げられる、対抗できる、それがゾンビもののお約束だと思ってたのに、この映画だとまったく違う。ゾンビだ! って思ったらもう全力疾走。しかも一体二体とかじゃない、大量のゾンビが人雪崩みたいになって押し寄せてきて、あかん、あかんでこれ。列車内でゾンビが増殖。外に退避するも、そこでもゾンビが大量発生。人間を見つけたら、信じられないスピードで跳びかかってきますからね。あかん、あかんわこれ。あっという間に列車内に逆戻り。ゾンビ溢れる車内で分断された親子が、なんとか再会を果たすべく、車両を突っ切っていこうという……。

な、なんという無理ゲー……。

圧倒的で強烈なゾンビパニック描写、これがこの映画の売りではあるけれど、最大の見せ場はというとゾンビパニックが引き起こすもろもろ、ヒューマンドラマの側面にありました。ゾンビあふれる極限状況で、主役である親子だけでなく、サブの人物たちの心情なども浮かび上がってくる。家族への情。見知らぬ誰かの危機にも立ちあがろうという義侠心。たまたま居合わせただけという関係が、ともに危機を乗り越えるうちに、一種同志ともいうべきものにまでなる様は見事で、時にぶつかり、そして協力しあうという経験が、利己的で冷淡でさえあった主人公を変えていく。その変化は親子の抱える問題にも作用して、これでもかと感情を揺さぶられる。もうたまらなかったです。

全力疾走するゾンビという派手な画面に、人の情の織り成すドラマ。ぐいぐいと引き込まれ、圧倒されました。そして、ラストが素晴しい。ああ、幾度か繰り返されたあのモチーフはこのラストのための伏線だったのか。そしてそこに込められたろう思いがもう傷ましくて悲しくて、こうして思い出してもなお気持ちが揺さぶられます。

2019年4月17日水曜日

2019年4月16日火曜日

Leatherman Style PS

 日常使いに適した小振りのマルチツール、Leatherman Style PS。メインにプライヤー、サブにハサミや爪やすりのついている小さなツールで、自宅の鍵につけてキーホルダーがわりにして持ち歩いています。あまりに小さいために、本格的な工具として使うには不足があるものの、日常のちょっと工具が欲しいようなシチュエーションで結構活躍することがあって、持っててよかった、工具探す手間もはぶけて実に重宝。そんな便利小物であります。

私は普段事務仕事をしているのですが、それでも工具が欲しい、そんな場面ってあるんですね。工具ってほどじゃないな。でも素手では難しいし、オフィスにある道具じゃ間にあわない。そんな時に活躍してくれるのがStyle PS。正直、買ったときには、こんなに使うとは思ってませんでした。

オフィスピン、虫ピンってやつですね、こいつで資料を止めないといけないとき、書類が分厚いと指を刺しそうで危ない。こういう場合にプライヤーが役立ちます。今どきオフィスピンなんて使う? といわれそうだけど、月に何度かピンどめ要求される書類があるんですよ。ほんま、今どきねえ。プライヤーはちょっとした修理ともいえないくらいの修理とか、針金とか始末するのにも役立って、先がぴったりとあうから細かい作業も問題ない。また、先が磁化されてるのかな? ピンとか吸い付けられるから、細かい鉄の部品拾うのにも便利です。

よく使うものといえばハサミなんかもそうです。当初折れるのではと心配していたバネですが、これはもう見事に折れてしまってまして、修理に出せばいいんですけど、バネがなくてもまあ使えてるからそのまんまにしています。このハサミは小さいものの、精度が高いといいますか、事務用のハサミだと薄くて切りにくいもの、意外や苦労させられる麻ひもとかの切断に大助かりです。古新聞やらまとめる時に麻ひもで縛って、ちょんちょんと切る。片手でいけますからね。それこそ利き手でなくとも問題なく切れる。なりは小さくともこれは工具なんだなあと感心させられる場面ですね。

爪やすりの先がドライバーになってる。これもまたちょくちょく使います。本格的に使えるものではないけれど、職場の入り口、門扉のドアのネジがゆるんだりしてましてね、これをちょいちょいと締めなおしたりするのに大変便利。わざわざドライバーをとりにいくのも面倒だし、だからといって工具がないと手も出せない。けど、ポケットの中にいつも入ってるこいつがあれば、ちょっとした用に間にあってくれる。

本格的にやろうとすれば、マルチツールなんかじゃなく専門の工具が必要なのは当然だけど、いつ必要になるかわからない、そんなとっさの便利に間にあわせられるのは悪くない。マルチツールの面目躍如ってやつですね。

2019年4月15日月曜日

ケムリクサ

 土日は『ケムリクサ』見てました。BD上巻、1から4話まで。まずは普通に通しで見て、それから特典映像を2本。イベント上映時の舞台挨拶と出演声優座談会、どちらもメインの女性声優3人のトークが主体なんですが、これが面白くてですね、オーディオコメンタリーは期待できそうだ。そんな期待をさせる感触だったのですね。『ケムリクサ』BDに収録されているコメンタリーはキャストとスタッフ、2種類あって、さあどちらから聞こうかな。流れからいけばキャストだけど、ここは本命のスタッフコメンタリーからいこう。土曜にスタッフコメンタリー、日曜にキャストコメンタリーを聞くこととなりました。

しかし、このスタッフコメンタリー、ものすごい。なにがすごいって、コメンタリー最初の発言が「もうしゃべることない」っていうのがすごい。待って、待ってくれ。まだなにもしゃべってないのに、その時点でしゃべることないってどういうこと!? さらにその後も、どういうテンションでしゃべったものかわからない、などなど。コメンタリーの常識がくつがえる勢いでした。

スタッフコメンタリーのなにに期待していたかというと、『へんたつ』のノリ。そのものという話を聞いていたからなんですが、いやあ、確かにそのとおりだわ。『へんたつ』見たことないって人は、ぜひ見ていって。なんか癖になるから。

スタッフコメンタリー、とりわけ監督に脚本てがけた人がしゃべるとなれば、シーンに込められた意図とか、物語世界の解説とか、そのあたりに期待するのが普通だと思います。もちろん私もそれを期待していたんですが、聞いてるうちに、あ、これ、そういうんとちゃうわ。だってさ、ケムリクサの扱いについて、作画監督が監督に聞いたときの答が、知らんー、ですよ。オレも聞いてへん。そうか、物語世界から、これはこう、ここはこう、いろいろ汲み上げるようにして物語が構築されていってるのかあ。なので、その汲み上げがなされるまでは、細部もろもろ、監督であろうとわからない。これ、一種脱力させられるコメントかも知れないけれど、作家としてのスタイルが見えるという点では割と重要な発言でもあるなって。他にも、アニメーターの捉える動画のクロックと、完成品のクロックの差とかね、なるほどなあ、面白いなあ。普段は1秒をいくつにも分割して捉えてるから、ものすごくスローな世界の把握をしている。なので、こうしてできあがった動画となると、はやくてはやくてついていけない。あるシーンについて語ろうと思っても、口開いた瞬間に過ぎ去ってしまってるからどうにもならん。そういう発想、面白いなあ。

たつき監督は京都出身のケニア育ち。大学も京都の大学だったので、その雰囲気、京都人のそれなのかなあ。すごくしっくりくるというか、伯父を彷彿とさせるものがあって、なんか懐かしかった。これはすごく個人的な感想ですね。

キャストコメンタリーも面白かったです。オーディションの情景とか、なんかちょっと特殊だったらしく、その感想も含めて面白い。また当然録音時のいろいろ、どういう演技が求められたとか、どういう風に録っていたというのも面白かったのですが、それに加えて、キャストにとっても先の展開の見えないアニメ。これからどうなるのか。場面場面に描かれたこと、そこからなにが読み取れるのか。休憩中にキャスト同士で話しあったとか、それからネットの考察、視聴者が読み取ったこと、それを参考に理解を深めたり、想像をたくましくしたりしたことが語られたのが興味深かった。演者として制作の一端を担いながらも、視聴者として物語の展開や描かれるいろいろを楽しむ受け取り手としての表情なども垣間見ることができたのは実に楽しくて、背景、舞台から、意味深な匂わせ、先の展開を不安にさせるフラグの存在、そしてわかばの毒などなど、もろもろ、感想、考察、実にいい。それはさながら、キャスト一行と旅するケムリクサ世界みたいな赴きを感じさせる、そんな近しさのあるコメンタリーだったのですね。

『ケムリクサ』中巻は5月末発売ですね。ということは一ヶ月以上先。コメンタリーはどうなるのか。実に待ち遠しいですね。

2019年4月14日日曜日

2019年4月13日土曜日

8BitDo GBros. Wireless Adapter for Switch

 たまには振り返りをしてみるものだなあ! と思ったのは、ゲームキューブ コントローラをSwitchやPCに無線接続するためのアダプター、8BitDo GBros. Wireless Adapter for Switchの不満点について書こうと思ったらですよ、あれまあ、ファームウェアアップデートで改善しちゃってますよ! というわけで、なにを不満に思い、なにが改善したのか、それをちょっと書いてみようと思います。

さてなにが問題か。

最初にひっかかったのは、初期状態だとGCコンを接続していてもSwich Proコンとして認識されてしまうというところ。この状態だと、L/Rボタンで投げが発生し、防御するにはZを押さないといけない。L/RとZL/ZRが反対になってしまうんですね。

最初、スマブラ側でキー設定の変更が必要になると思ったんですが、大丈夫、これはすぐに解決しました。L+R+A+B+START同時押しでL/R、ZL/ZRを入れ替えることができます。ああ、そうだよなあ、明らかにスマブラ用に作られた機器なのに、そのへん考えられてないわけないよなあ。

実は、最初キーの入れ替わりに気づいてなくて、防御のつもりで投げを打ってました。道理でやりにくかったはずだよ! でも、それでも灯火の星難易度ふつうはクリアできたんですよ。一応、投げが空振りした後にシールド発生しますからね!

今回の主問題、それはやっぱりL/Rで、これ、アナログ入力できなかったんですよ。L/Rを底まで押し込んではじめてシールドが発生する。なので、これでしばらく遊んでからUSB接続タップに繋ぎなおすと、思わぬところでシールドが出てしまう。即座に底まで押し込めるように、軽くキーを押した状態でプレイしとったんか!

充電が面倒くさいので普段は接続タップ経由で遊んでいるんですが、無線アダプターを使う時は意識しておかないといけないなあ。そう思って、いずれこのことをBlogにも書こうと思いながらずっと放置していたんですが、今日こうして書こうと思い立って軽く調べてみたら、ファームウェアアップデータでアナログ入力に対応しちゃっていました。しかも昨年12月に!

なんでもマメに確認しとくべきですね。ええ、さっそくアップデートしましたよ。

アップデート他の情報はサイバーガジェットのサポートページで確認できます。

2019年4月12日金曜日

『まんがタイムきらら』2019年5月号

『まんがタイムきらら』2019年5月号、昨日の続きです。

『さかさまロリポップ』。詩月、発熱。体調不良で学校を早退してくるんだけど、姉にいれてた連絡、母とあわせて3桁いっちゃってたんだ! こういう時は家電ですよ、詩月さん。リビングに布団しいて、テレビ見ながら横になって、このちょっと特別な感じ。なんかわかる気がします。自分も、子供のころ、風邪ひいた時はNHK教育の昼の番組見るの好きだった。そんなちょっとしたノスタルジー感じながら、詩月のしっかりものの顔とか見られて、そういうのよかったなって。それにしてもマネージャーさん、動揺しすぎで、ほんとそりゃ詩月に怒られちゃうわけですよ。詩月が追い返すところ、言葉も態度も厳しいんだけど、風邪うつしちゃいけないっていう、そこには優しさなんかもあるんじゃないかなって。そして詩月の弱気。ほんと、いろんな様子が見られたの、よかった。看病の様子、あれもよかったですよ。いろんな表情、いろんな表現。どういうものを見せてくれるのか、楽しみにしてるんですよ。

城下町のダンデライオン』。四コマではなくコマ割りのストーリー基調で描かれたアンジェリカの幼少時代。はきはきと朗らかで、才気煥発。父母、兄とも仲よくて、時折見せるわかがままも愛らしかった。そんな子が、母の死、そして事故という不幸の果てに、かけがえのない思い出を失ってしまったという、あのくだり。ああ、病気もケガもなおせてしまう、そんな大きな力を持ってしまったゆえの悲しさだと思った。だって、そんな能力がなければそもそも、母の病に娘も、そして父も、ああした悩み方をする必要はなかったんですよ。これも運命と受け入れるしかない不幸も、代償こそあれど抗うこともできる。けれど、その代償を幼ない娘に負わせようというのか。母の思い、父の葛藤、それがもう痛ましくて、さらに追い討ちをかけるようにあの事故。妻を失い、そして自分を救うために大切な思い出もなにもなくしてしまった娘を前にして、父は心が壊れるような思いをしたのだろうなあ。そして、ちょっとした奇跡といえるのでしょうか。アンジェリカの母との再会。これ、父の娘へと託したものだったのか。泣けるといえば軽くなる、けれどそういうほかない、そんな展開。ずっと積み上げてきたものが、ここに開いた、そんな感触ありました。

My Private D☆V、『ももいろジャンキー』のおにぎりです。D☆Vポイントはちいさい女の子×おおきいものたち。うん、わかる、というか、わかってた。これ、『ももいろジャンキー』がまさにそうですよね。あの漫画に描かれているかわいさ。今回は、そうした要素だけを濃縮して、これでもかと盛り込んでみましたよ! といった風情ありまして、よいですね。この人の画風、作風、その魅力がしっかりばっちりあふれかえっていましたよ。しかし面白いのがね、おおきいちいさい女の子×ちいさい街。あれ、面白いな! オーソドックスなD☆Vにひとつ毛色の違ったもの混ぜ込んで、けどそれも実に効果的。ああ、これと限定したテーマでも、工夫、発想次第で可能性は広がっていくんだと、そんなダイナミズムが素敵でした。やってくれます、やられましたよ。

2019年4月11日木曜日

『まんがタイムきらら』2019年5月号

『まんがタイムきらら』2019年5月号、昨日の続きです。

『初春が咲く』。柚子、思いなやんでますね。彼方からの告白に、あれ本当はどうなんだろうみたいなね、なんせとらえどころない人だからさ彼方は、どう受け取っていいものか迷っちゃってるんですね。そんな柚子をめぐるいろいろ。みどりに恋人がいるというのが判明したり、自宅で悶々としてみたり。あのベッドでごろごろしてる時の柚子、面白かったですよね。この格好コアラみたい! 余裕あるな! 笑っちゃったよ。で、みどりを遊びに誘ったのに断わられて猫目になっちゃってって、なんか柚子の意外な一面がぽろぽろこぼれ出ています。そして彼方とあって、話してみて、柚子から気持ちを伝えるにいたる一連のやりとり。あれ、よかったなあ。好きだ恋だと、大ごとになる、そんな物語は多いけれど、こんなにも静かに、そっと自分の気持ちを伝える、そういうのもいいなあって思わされて、これがこの漫画の味わいか。とてもよかったです。彼方の気持ちを確かに受けとめた柚子のあの一瞬の変化。あれ、名場面ですよ。

『うらら迷路帖』。矢見の物語、語られましたね。赤い眼が災いし捨てられたものの、神託をもたらす巫女として重宝された矢見。彼女にその環境を捨てさせたのは強いられた結婚だったという話。迷路町に辿りついた彼女は、ここで友達を得て、しかし持ち前の千里眼でこの町の秘密を知ってしまって。これ、つらい話ですよね。自由を、自分らしく生きられる場を求めて辿りついたこの地でも、そのいきつく先は望まない結婚だというのがね、まるで八方塞がりで、けど友達の夢を守るためにと、一番占となって神と結婚することを受け入れたというんですね。この、最初に逃げ出した矢見と、自身を犠牲にした矢見との違い。それが切なかったなって。そして九郎との出会いから、恋、千矢を授かって別れて、呪われて、その眠りにつこうという時のビジョンが今の千矢に繋がるところ。ああ、ついにここまできたんだと。千矢は千の矢印から母のもとに辿りつくひとつを掴みとったんだって、これはぐっときましたね。しかし、母は正体もなく、涙を流すばかり。この呪い、どのようにして打破するんだろう。まだまだ乗り越えねばならぬ壁がありそうですね。

『いちにのご主人様』。これ、面白いな。命令を求める一ノ瀬に当惑しながらも、試しに命令してみる虹乃。いや、これ、ただパシリに使ってるようにしか見えないよ! その違和感、虹乃も感じたみたいですね。友達と放課後、寄り道してみたい。虹乃の希望を叶えようとする一ノ瀬だけど、あくまでも友達ではないんだ。そして放課後、一ノ瀬の衣装が一コマごとに変わるの、あれ、シンプルにおかしかったなあ。これ、想像以上だ。オッケーではないHEY一ノ瀬、あのくだりも面白かった。虹乃が、使いづらい、めんどくさいと文句いうんだけど、一ノ瀬まるで意に介してないよね。クレープ店でのやりとりも、ちょっとコミカルで、そして虹乃、一ノ瀬の気持ちに触れようとするかのようなあの言葉。ふたりの関係、深まったのか、たまたまそう見えただけなのか。わからない、そのわからないところ、ちょっとしたもどかしさもまた魅力的でした。

2019年4月10日水曜日

『まんがタイムきらら』2019年5月号

『まんがタイムきらら』2019年5月号、昨日の続きです。

『海色マーチ』。今回は学校のプールなんですね。やたらテンション高いあまね。シュノーケルまで準備して、でもって珊瑚にいらんことばっかしよる。まあ、いつもどおりといったらいつもどおりですよね。プールを皆で連なって歩くのに、肩に手を置けばいいのにしつこくわきくすぐっちゃって、そしたら鉄拳制裁よ。でもって、塩素の匂いどころか味にまで言及。うへー、と思ったら、まさか脳食べるバクテリアの話がきちゃったよ。これ、怖いよねえ。もう池とか川で泳げないじゃん、泳がないけど。今回の話も見てると、あまね、本当に珊瑚にかまってもらいたくて一生懸命ですよね。どんだけ好きなのか、どんだけ愛されたがりなのか。次回以降の予告といっていいのでしょうか、リーフの話題出てますね。珊瑚礁。ただちょっと危険という、うん、心配。はたしてあまねは無事リーフを満喫できるのか。この子、危ないところでもふざけちゃうの、それが怖いよね。無事生還してほしいよね。

『佐藤さんはPJK』。扉絵、可愛いですね。さて、学校の帰り、雨に降られてしまった千春。濡れたままじゃいけないとPJK佐藤の自宅に招かれて、そしたらそこで結構やりたい放題? 大量に並ぶ高校の卒業アルバム、勝手に見ちゃったりしてね、そしたらそこにはちょっと幼ないPJKの写真が! 思いっきりエンジョイしてるのがいい。またこの狼藉、PJKはデコピンだけで許してくれたんだ。こうしたところ、ふたりの打ち解けてきている、その関係の近さ感じさせてよいですよね。ふたり語りあうところも、PJK佐藤の本音みたいなの聞けて、それも実によかったです。しかし、自宅PJK、よいですね。同級生だけど年の離れた、そんな友情。素敵でした。

『みゃーこせんせぇ』。駄目な感じでとてもいいですね。夏休み目前、いよいよ終業式。夏休み中の生活についての諸注意、鹿島先生から一言といわれて、まさかのビデオメッセージで登場ときましたよ。ヒーラーみゃーこスタイルで登壇すると校長に怒られる。だから動画でライブ配信だ! っていうんだけど、これもあかんよな。うん、あきませんでした。ディスプレイごしのヒーラーみゃーこと、生身の鹿島美夜子、そのテンションの差よ。めちゃくちゃ面白い。この無表情で、淡々と必要事項のみ告げていく美夜子と、さっきまでアホなこといってたみゃーこと、同一人物とはにわかには信じられない。そんなみゃーこ、不思議と慕われてるというか、友達扱いというか、式が終われば保健室に押し掛けてくる海夏と双樹。あからさまに面倒くさがるみゃーこ。その後の宿題をめぐる攻防とかもね、なんだか楽しそうでね、それで結構、面倒見いい感じなんですよね、先生。それあってのこの人気なんでしょうね。さて、次回からしばらく夏休み編? 保健室、さらには学校を離れた活動描かれたりするんでしょうか。ちょっと期待ですね。

2019年4月9日火曜日

『まんがタイムきらら』2019年5月号

 『まんがタイムきらら』2019年5月号、発売されました。表紙は『甘えたい日はそばにいて。』。満開の桜の中、白い封筒を手に涙ぐんでいるひなげしですよ。その封筒、破れたハートのシールをテープで重ね貼りして繋いでいる。ああ、これはこの人の思いを、伝えたい気持ちが詰まった手紙によってなぞらえて、破れかけたその恋心、こうして繋いで、ついには相手に託すことができたという、そんな情景をあらわしているのですね。美しい表紙。手紙が隠した口元、けれどその笑みは隠すことができなくて、涙も喜びのそれであることがわかる。紅潮した頬。表情には安堵も見えて、長くつらい時期をようやく抜け出せた、そんな感慨溢れる表紙にしあがっています。

『甘えたい日はそばにいて。』、完結しましたね。捕われ、記憶の消去処理をされながらも、その記憶を保ち続けたひなげしと、彼女とのことを小説にして世に問うた楓の静かな戦い。その決着がつくまでに十年かかってしまったっていうのかあ。このかかった月日、正直驚かされました。十年もたてば、楓とひなげしの周囲にいた人たちもずいぶん変わって、つまりはそれだけの重みのある期間であったということだというのですが、そうした変化を描いたのは、ふたりの再会をより印象的なものにするための布石だったというのでしょうか。ひなげしはアンドロイド、変わらないのも当たり前だといえる存在であるわけだけど、楓はそうではない。うつろいやすい人間です。十年の月日の前に容赦なく変わっていって、その思いもかつてのそれとは違ってしまっているかも知れない。その懸念もしっかり描いたうえで、ああ、楓よ、あんまりにもそのままで、いや、ちょっと背は伸びたよね。互いに再会の瞬間、夢と思っているのがおかしくて、そして一緒に夢でないことを確認する。ここまできたんですね。この、当たり前の感情を、当たり前に伝える。その当たり前ができるまで十年をかけなければならなかったんですね。この漫画、こうして決着した今、ふたたび一度に再読したらまた違った情感わいて迫るものありそう。ええ、ぜひとも再読したいと思わせる最終回。見事でした。

『ゆゆ式』。72。

『夢見るルネサンス』。リーチャ、テレビでペンタブレットを知る。ペンタブの利点を知り、一気に欲しくなってしまうリーチャ。それはおいくらですか! と聞いてもテレビは答えてくれない……。と思ったら、すごいな、応答成立しちゃったよ。ナイスタイミング! 私のは3万くらいって答が返ってきて、リーチャ思いが通じたとかいっちゃう。これ、面白かったな。けど、リーチャがペンタブ買ったとしても、PCが必要だし、ソフトも必要だしで、けどまだそのあたりはわかってないだろうなあ。PCもなしにペンタブだけ買っちゃうみたいな悲劇になったら、リーチャ可哀そうだよなあ。今回も桃花登場して、やっぱりいいですねこの人。リーチャのこと、まだ宇宙人だなんていってるわけですが、美しいといわれてもふもふ喜ぶところとか、とてもいい。さらに描いてもらった似顔、これ、ちゃんとお金払うんだ! いい子だ。仕事に報酬を支払う、しっかりした教育受けてるんだなあ。ここからリーチャの似顔絵大会はじまるのもよかった。ええ、ちゃんと技能活かしてますよね。さて、このお金をリーチャがどうするか、その選択もまた嬉しいことで、こうしてこの子が今という時代に馴染んで、さらには夢をかなえられるまでになるといいなあ、その足掛かりみたいなエピソード、大変楽しく読みました。

『スロウスタート』。栄依子さん、すごいな。ナンパ男をあしらう、その手管。意外な答を投げかけて、意表つかれたところに畳み掛けて、二の句を継がせる間もなくさようなら。すごいわ。見とれましたわ。けど、これはただの前段。本編は生徒会の手伝い、清掃作業ボランティアを皆でやるというんですね。あの、コンビニ袋を猫と見間違えた花名、おかしかったわ。冠に声かけてから猫じゃないと気づいて、あのコンビニ袋の絵もおかしければ、狼狽する花名もおかしくって、でもうまいこと処理できましたね! ゴミも勘違いも! この後の事件、財布拾っちゃったっていうのも、まさかの万年さん! 笑っちゃいかんのだろうけど、プルプル震えてるあの表情見れば、笑わずにはいられない。いや、このピンチがもう解決に向かってるって思えるからだろうけどさ、もうね、よかったねえっていうか、ほんと微笑ましい。でも万年さん、どんだけ持ち歩いてたの。花名が恐縮しきりやん! 花名、欲がないんですね。あの、皆のしあわせを願ったかのようなラスト、ほんと、ちょっと嬉しくなる、そんな情景でしたね。

2019年4月8日月曜日

『まんがタイム』2019年5月号

『まんがタイム』2019年5月号、一昨日の続きです。

『見上げればいつも妹が。』。この漫画、まったくもって恋愛の方向に向かわないんだな、そんなことが知れた今回。あれ!? そうなの!? という意外さと、なんだかほっと安堵する、そうした気持ちがしましたよ。遥の母がツブテの恋愛事情を気にしてる。お隣のダイヤさんにもツブテのこと売り込んでみたり、そしてツブテ、遥でいいんじゃないかと思いきった提案してみたり。そうしたら見事に否定されまして、ほんと、このお母さんのテンションとツブテ、遥の冷静さと、そのギャップ、実に見事でした。大杉もですよ。もし先輩が結婚したら、そういう想像してもね、相手が自分とかまったくないんだね。この人は、いわば自分は壁! 的発想の人なのか、みたいなこと思いまして、いやはや納得といっていいんでしょうか。この漫画、次回で終わっちゃうんですね。そうかあ、残念、そう思ってしまうのは好きだったからなんですが、最終回直前にむしろ状況いろいろを整理して沈静化するかのような流れ。逆になにがラストにくるのか、遥のいう理想のお兄ちゃんとは、その答に期待が集まります。

『茨城ってどこにあるんですか?』。面白い。今回、常磐線を南下するほどになまりが薄くなるという雑談を発端に、ベッドタウンとしての千葉、茨城の話題にうつり、そうしたスタイルをいわく茨城都民というなんてところから、なぜ鈴子は茨城で働いてるのか。まるで茨城都民の逆じゃないか。疑問が提示されるんですね。鈴子の茨城好きを否定するところ、面白かった。茨城に新幹線は通っていないとか、水戸、牛久、つくばの位置も知らなかったとか、うん、知らんよなあ。まあ関西在住としては仕方ないとも思うのですが、あの大洗の位置さえ私は知らないわけで、いや、地理問題、難しいですって。栃木の森戸、この子の冷静なつっこみが光ります。大角豆が読めないというのも面白い。茨城県民でもわかってへんやん! この後の栃木からのスパイ説。そしてさらに、鈴子のいう婚活目的。もう、ほんとおかしい。嘘か! 途中まで信じたやんか! ほんと、散々ふりまわして、真相はただの会社都合の転勤っていう、そうだ、そうだったよな。このなんてことのない雑談。けど、それが面白かった。皆、なんかざっくばらんと話している、その関係がいいよね。

『お天気おねえさんの晴れ舞台』。よかったですよ。冒頭のけん玉、あれすごいよな。カメラを前になにしでかすかわからない琴音だけど、今回のはナイスアドリブじゃん。いや、いつもパーンッと元気でなんだか楽しくなる、そんな思いきりが気持ちいいんだけど、今回はそれに加えて、すごい! が先にたちました。さて、広島舞台のドラマに出演することになったという話。なるほど、お天気キャスター役。しかも直接に本編に関わらないのなら、琴音としてドラマに出られるってことじゃん。じゃあ、ドラマの撮影で、いつもみたいな思いきったことやっちゃうのかな? そう思ったら、ああ、自分の基本に立ち返ろうという話。ドラマのスタッフに、午後の天気がどうなるか聞かれて、その予想。地元のお婆ちゃんにいわれて気づけたことがよかったなあって。知識やノウハウではない、まず空を見るということ、それを忘れていたって。このこと、琴音には本当にショックだったんだろうなって、あの泣き顔にしっかり感じられて、ええ、いいじゃないですか。琴音、初心にたちかえって、あの空を見上げた表情、その晴れやかさ。いいですね。伸びやか、なにかひとつ乗り越えたよう。その姿、まぶしさ感じさせますね。

2019年4月7日日曜日

『まんがタウン』2019年5月号

『まんがタウン』2019年5月号、一昨日の続きです。

『珈琲と猫の隠れ家』。方向性、明確ですね。ねこカフェはあくまでも場ときっかけを提供する一歩下がったポジションにあって、メインは毎回新たに訪れるお客さん。今回は、中学時分から友達だったふたり。けれど高校にあがってちょっと疎遠になっていた。何故なんだろうという、当時からのわだかまりが溶けるその瞬間に、この店が関わるというのですね。静かな対話の情景。その合間に、なぜ疎遠になったのか、どうして自分は避けられるようになったのか、鬱屈した思いがモノローグとしてこだましていた。それが、店長のあの無神経そのもののダァッ! をきっかけに反転する。ああ自分だけじゃなかった、相手の子も悩み鬱屈していたところがあったんだって、その一気にわだかまりの氷解する快感ったらなかった。さっと光の射して情景の変わる爽快感。これはなかなかにすっきりさせてくれる、そんなよさがありますね。

『小春さんずれてない?』。小春の彼氏を作ろうプロジェクト、再始動しちゃったよ。冬樹と千晶がうまくいってると寂しい。そんな千春の告白に、もしや自分のこと好きなのではないか!? その疑問をかき消そうとする冬樹の必死さ! えー、あかんの? 君らお似合いに見えたやん。この可能性、ずっと自分も考えてたもんなあ、とか思ってたら、あー、どうも確かに違ったらしい。彼氏を作る、その目的を共有してる間は冬樹も千晶もかまってくれる。一緒に遊んでくれる。それが嬉しかった、楽しかったという、その小春のニコニコの笑顔よ。だって、友達にいい人いないか聞いてくれるっていう千春に、それより料理の味見してって、もう彼氏作るとか頭からすっとんでるやん! もうほんと、寂しがりやの小春よ。その愛らしさ。こうして小春の気持ち、きっちり整理されれば、また彼氏作りは中断か、あるいはいつぞやの彼が浮上してくるのか。その結果は次回最終回ですね。なんか、もろもろが決着しそうな気配がしますよ。

『ちこはゲーセン一番星!』。最終回ですよ。おお、保津淳海さん、大学生になって、新人バイトとして登場ですよ。ああー、惜しいなあ、この子の活躍見たかった。今はちこに指導される立場だけど、いずれは先輩を超えていったかも知れない。そんな淳海の成長していく様、見たかった。と、変わったのは淳海だけじゃないんですか。ゆめさん、チーフになったんだ。ということは、以前のチーフはいずこへ? と思ったら、本社勤務なんですね。こうしていろいろが変わりゆく中、バイトは金目当て、そういいきってたちこも仕事の楽しさ知って、チーフのこと惜しんだりしてと、こうした様子にしんみりしたもの感じて、これが別れと思わばでしょう、私もなんともいえぬ寂しさ感じてしまいましたよ。けど、開店すればあの見事な笑顔、ああ、これからもちこは頑張っていくんだなって、そしてチーフがこの店にまた違ったかたちで関わるというラストにね、また嬉しい、楽しい、面白い、そんなできごとがあるのだろうなと思わされて、ええ、これからもきっとここはにぎやかで、笑いが絶えない、そんな場所になるんでしょうね。ああ、いい漫画だったよなあ。

2019年4月6日土曜日

『まんがタイム』2019年5月号

 『まんがタイム』2019年5月号、発売されています。表紙のテーマは健康第一? 『おとぼけ部長代理』をメインにしまして、これはヨガですか、ヨガですね。かたい体にイーッてなってそうな部長代理。でも、それだけポーズとれてるの、すごいですよ。『花丸町の花むすび』花子も、イーッって感じになってますね。そんな中、しっかりゆるがずポーズとれてる『年上お姉さんと恋の壁』あこ、しっかりとした体幹感じさせます。

『テレパス皆葉と読めない彼女』、ゲストです。他人の心が読めてしまう少年、皆葉誠一郎。困っているとわかったら、助けないではおられない。それで学校は遅刻しちゃう。昼もそんな感じなのか。なんかボロっちくなってて、背中に猫の足跡があって、それだけでなんか助けてたんだなってわかるの、いいじゃありませんか。誠一郎、妹たちにも指摘されてましたけど、一本気というか素直というか、それで思ったこともすぐに口にしちゃう、そんなところがあって、妹にも超能力のことすぐバラしそうって心配されてるの、あー、心配されてたとおりだ。完全に自ら落とし穴に落ちましたね。知人が皆葉に助けられた矢ケ崎、この子の冗談、テレパス皆葉という言葉にバレたと思って自らバラす。しかし、この矢ケ崎の心だけは読めないという状況。ふたりの関係、特別なものになりそう。そんな導入ですよ。

『ハニトラなんか怖くない!』。めちゃくちゃ面白い。女性トレーナーにぐいぐいこられて、身体的接触も多くて、とにかくお困りの綾小路。ほんと、この人、純情というか素朴というか、それが憎めなさの理由だと思うんだけど、そこにハニトラの思い込みが加わるだけでこんなにも面白い。今回はハニトラ云々っていうの少なめでしたけどね。山田さん、めちゃくちゃ魅力的ですよね。最初は目をつむって見ないようにした綾小路でしたけど、あの筋肉の躍動、アグレッシブに攻めるかのような運動、あれはいいわあ。めっちゃ魅力的。このジム編は、ジムのトレーナーたち、ハニトラというよりも悪徳商法ギリギリみたいな感じで、イオン深層ダイエット健康水素ウォーターとか、どんだけてんこ盛りなの!? もうほんと面白い。しかし今回、山田さん魅力的。一緒に帰りたくないからとシャワーにかかる時間利用して振り切ろうとする綾小路に間に合わせる山田さん。うわあ、めちゃくちゃ可愛いやん。その後のやり取りも的確に綾小路を追い込んで、もうほんと最高でした。

『良倉先生の承認欲求』。SNSに否定的な古岩クン。この子を加えて、さらに面白くなりましたね。彼と星畑との会話、古岩のSNS批判が的確に先生にダメージを与える! 今回、星畑が先生の作ったご飯のことしゃべったのがきっかけになって、先生と星畑つきあってるのか!? 古岩が誤解してしまうくだり、これも面白くってさ、ヤバいと思った先生が話をさ、そらすんだけど、そらせてないし! ずっと気にしてたの古岩クン! 以前からそうではあったけど、先生、いろいろをコントロールできない。古岩の参加で、そのコントロールできない範囲が広がって、より面白みも増した。またそれだけでなく、星畑の言葉に古岩がドキッとしちゃったりね、こういう方面での面白さなんかも期待できそうですね。いずれ、古岩のかたくなさも緩む日がきそうと思えますよね。

『午前0時のおねだりごはん』。これ、面白いですよね。人気あるのかなあ。だとしたら嬉しいなあ。職場の先輩、米沢先輩はまさしくエースというような人なんだけど、その先輩の頑張りを支えてるのが自分の料理というの。この職場での関係とはまた違うふたりの様子がよくって、完璧、颯爽、かっこいい、そんな先輩が、こんなご飯が食べたいとメニューおねだりして、そしてニコニコほくほく食べてくれる。その相好を崩したところに、本当にリラックスしてるんだなってのがわかるのがいい。仕事でのいわば気を張って、武装するかのような彼女と、プライベートでの顔、そのギャップが見えるのもいい。先輩の秘密を自分だけが知ってるという特別感ある牛喰もまたいい。そこに、もうひとつの主役であるご飯、今回はそら豆、ベーコンの肉じゃが、その描写がのっかってくる。この食事の魅力が、牛喰と米沢先輩の関係に不可欠というのが、この漫画の土台、しっかりさせるものになっていますよね。

2019年4月5日金曜日

『まんがタウン』2019年5月号

 『まんがタウン』2019年5月号、発売されました。表紙は『クレヨンしんちゃん』。映画ですね。『新婚旅行ハリケーン 失われたひろし』。なるほど、今度の映画はインディ・ジョーンズばりの活劇やってくれるんだ。実際、どれくらいレイダースっぽくやるんだろう。失われたアーク? こういう思いきり? ちょっとしたパロディなんかをやってしまえるのが強いなって。それでそこにクレしんらしさを盛り込んで、それらを超えていくところ、これは本当に強みだなって思うんですね。

『新婚のいろはさん』。いきなり電動ドライバーの話題から。これ、なにかと思ったら家具の組立なのか。颯斗が預かっていた始の本。ダンボールで5箱。これを多いと見るか少ないと見るか。正直、意外と少ないなと思ったんだけど、そうかあ、結婚を機に処分したのかあ。書棚を買って、颯斗と一緒に組み立てて、けれどそれらは前段にすぎませんでした。寝室での始といろはの会話ですよ。結婚という船出に際し、始の人生の積荷からおろされた本、そしてかわりに乗船したいろは。ああ、なんというイチャイチャか。この会話、本当によかった。人生における選択。そこまで深刻に考えないでもいいのかも知れないけど、確かに始はいろはとの共同生活を選択したのだ。そうしたこと思わされて、その選択の確かさ、それを確認するふたりの様子、もう見事にやられっぱなしでした。

『派遣戦士 山田のり子』番外編、これ面白いなあ。漫画家のアシスタントをする。いつもののり子らしさ、ナンセンスな巨大マスクとかありながら、途中途中の妙なリアリティ、これが面白さに拍車をかけますね。ペン先交換の話とか、思い入れ強すぎると描けないタイプとか、これ、漫画家のリアルなのか? 作者自身が経験してきただろうことがフィードバックされてるんだろうなあ。いつもならなんでもハイスピード、確実、抜群ののり子なのに、猫への思い入れ、これはペースに影響するのか。あの表情なんかもよかった。レアですわ、レア。そして最後のマッサージ。これもおかしかった。なんともいわれんおかしさ、かもしだしてました。

『パッとしない神戸を歩く』。これ、おかしいなあ。そうか、三重から神戸に引っ越されたのですね。ちょっとイナカと友人にいわれたそうですが、いやいや、都会やろ、うん、自分もそう思った。けど、あそこイノシシとか出よるんよなあ。とか思ってたら、ばっちり本編でも語られてて、いや、実際に作者が遭遇したってわけじゃありません。遭遇したのは、ベランダのクワガタですね。北が山だから坂を登れば北、まず迷わないといって見事に迷う。へー、新神戸駅は森なんだ。このあたりは知らない神戸。なんか面白いなあ。作者がふらりと入った喫茶店。待って? なんか突然『ボマーン 昼メシの流儀』になっとらん? どこまで素なのか、どこまで狙ってるのか。ようわからんのやけど、こうした妙な塩梅、ニヤリとさせられるものありました。

『恋するヤンキーガール』。受験を来週に控えて、その勉強の成果はというと、おお、アヤメちゃん、85点。充分合格圏内というところにまで持ってこられて、ああいい展開だ。やればできるんだなあ、アヤメちゃん。そこからの神頼み云々、これはもう素直なおかしさの連続で、あの祭壇! ナギ、天国で見守ってくれてるみたいだよ!? トンカツの験担ぎもおかしくて、ぼたんとナギのあのシリアスな表情! 実におかしかった。そして今回のラスト、ちょっと不安要素が投げ込まれましたね。ナギに頬に触れられて過剰反応してしまってるアヤメちゃん。これ、ナギはアヤメちゃんの体調不良に気づいたんだよね? ああ、アヤメちゃん、大丈夫か。受験当日に病気でベスト尽くせないとかなりませんように!

2019年4月3日水曜日

『まんがホーム』2019年5月号

『まんがホーム』2019年5月号、昨日の続きです。

『スナックあけみでしかられて』。あけみさんのお花見。アケミさんに誘われて、身ひとつでいくというんですが、いってみればキッチンカーがいる。アケミさんのとこの若い子が、スープとサンドイッチを売ってるんですが、それをモニターとして無料でといわれたあけみさんが面白いんですね。最初はたくさん食べられないみたいなこといってたのに、アケミさんの商品説明にやられちゃって、もうほんと、この説明、最高じゃないですか。お腹すいてる時に読んだらあかん漫画やー。そりゃもうあけみさんも全部お願いしちゃうわけですわ。春の日に、レジャーシートしいて、ふたり温かいスープとサンドイッチを食べているのがね、ほんと素敵な情景だと思いました。ゆったりとした時間が流れていると感じられる。野草摘んだり、のんびりしたりという、その心の休息。ああ、こういう時間、大切だなあって思わされる、そんな穏やかで心地いい感触。とてもよかったです。

『ふみのさんちの大黒柱』。ほんとおかしいな。ふみのさんち、シェアオフィスみたいになっとる。湯坂、十条、個性的なふたりが完全に居座っていて、ここだとはかどるとか勝手なこといってるんだけど、なんかそれがおかしくて、ああ、これが理人の人徳なのか、みたいなこと思ったりしたんですよ。理人の姉が弟のこと、これからのことを心配してるのね、なんかね自分のことをいわれてるみたいで、ちょっと落ち着かなかったんだけど、でも理人は確実に自分より多くの人から愛されてるよなあ! そんな理人の境涯? あの言葉はなんかよかったなあって。ちょっと枯れすぎてる感あるけど、これが理人って人なのかと。そしてこういう人だから、この人のまわりに集まろうと思う、そんな人が出てくるんだろうなって思わされたのでした。しかし、姉ちゃん、理人の分も吸い取ったかのようにアクティブ、ギランギランですね!

『うちの秘書さま』。おお、はじめ、初のバイトですか。七瀬に、メイド連に、めっちゃ驚かれてるわけですが、実際、はじめの働きぶり、どんななるんだろうなあ。御曹司の定番展開踏襲して、みごとに失敗しまくるのかな? なんて思ってたの、ほんと、はじめさん、ごめんなさいでした。最初に感心したのは、テーブルをきれいにしようと一生懸命拭いてるところでしたよ。おお、すごくきっちりしてる。手を抜こうとか全然考えないんだ。めっちゃ好感度あがった。でも、メイド連はずっと心配そうで、黒づくめで監視から、まさかのヘルプ! さすがに文句いうはじめに、なんか困った顔してる大将、めちゃくちゃ面白い。今回、大将がいいキャラクターでしたよ。山田の狼藉、あれもおかしかった。そしてはじめの才能! いいなあ、いつもはいいところあまり見せられないはじめだけど、今回、輝いてた。ええ、はじめ、最高でした。飯よそいのプロになってほしい。

『座敷童子あんこ』。今回、なんだこのシュールな展開。いや、シュールなのはいつもかあ。座敷童子あんこのこと付け狙う怪しげな影。座敷童子の抹消を狙ってるっていうんだけど、その理由が酷くって、まさかの幸太の父が原因か! しかもかなりヤバいこじらせっぷりしてて、最初こそは自分に好きな食べ物をくれる親切な人と勘違いしてたのが、その本性を知らされてもまるでひるまないっていう。興味を向けられると死ぬよ、そこまでいわれてるのに、それでも会いにいくガッツ。命知らずだな! で、自分をもてあそんだのかと迫るその様子見た母が手にした丸ペン! 殺傷能力高いのか、丸ペン! いや、わかるよ、刺した時のダメージ、そもそもの刺さりやすさ、他のペン先に比べてもかなり高いものな! あのラスト、落ちのインパクト、絶大でした。それまでもおかしかったのが、この落ちでさらにガツンとやられた感ありましたよ。

2019年4月2日火曜日

『まんがホーム』2019年5月号

 『まんがホーム』2019年5月号、発売されました。表紙のテーマは入学式? 新生活か。『らいか・デイズ』らいかは、ランドセル背負って手には黄色い手旗。通学時に使うものですよね? そこにはフレーフレー新生活! と書かれていて、ええ、4月、年度はじまり、新入学や新社会人、これまでとは違う生活のはじまろうという季節ですよね。『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』駒井はスーツ着て、これは入学? 入社? のためのスーツ? 『BL漫画家と受けダンナさん』のふたりは、普通どおり? 『孔明のヨメ。』は孔明の襟元ととのえる月英の姿。ふと意識せず見つめあうかたちになったような雰囲気、いい感じです。

『孔明のヨメ。』。月英が夫孔明のもと、新野へと到着しましたよ。はたして夫はいかなる働きをしているのか。軍師というからにはこれまでとは随分違うのだろうか。そう思ってたのに、なぜか劉備と一緒に農作業してるし! これ、ほんと面白い。やけに気さくで緩い殿様。ざっくばらんに話しして、月英に対してもすごく親身でフレンドリー。城を案内するよって、主君自ら先にたつというんですよ。あまりのことの連続に、孔明も頭抱えてますけど、でもこれが劉備のスタイルで、慕われる理由なんだろうなあ。いく先々で見せる劉備の表情。張飛、関羽、趙雲との顔合わせも面白くて、その先々で月英の魅力、売りというものが見えて、阿斗のエピソードなんかとてもよかったです。しかしとてもコミカル、すごく親しみぶかい、そう思っていたけど、劉備は孔明のこと、その働きぶりを心配して、あえてそう振る舞ってるところなんかもあったんだ。そうしたまた違った表情を最後に見せるなんて、まあなんと憎いことでしょう。実にいい。月英がきたことで孔明はやわらぐのでしょうか。ええ、ここ、実にいい場面でした。

『ヨメウラ三国志』。これ、めちゃくちゃ面白いですよ。『孔明のヨメ。』の作者、杜康潤のエッセイ。三国志の時代の風物習俗を知りたい、その一心で向かう中国の博物スポットですよ。今回は2ヶ所、朱然家族墓地博物館と合肥三国新城遺址公園。それぞれに、ちょっとずつ違った趣があるようで、朱然墓は当時の生活のリアルを伝えてくれるような器物が数多く紹介されて、見るだけでも面白い。三国時代といえばかなりの昔だというのに、かなり進んでいたのだなと感心するばかりです。そして新城遺跡は当時の城跡がかなり残っているというその規模の大きさから、また兵糧に武器、兵器などが紹介されて、と、その武器というのも、弩なんてのがあるんだものなあ。すごいよなあ。発石車なんての、はじめて知りました。トレビュシェットの中国版? かなりのインパクト。ほんと、進んでいたんだなとここでも感心させられました。

『おんなのおしろ』、最終回でした。いったいなにが語られるのだろう、そう思っていたら、ああ、七瀬の昇進話。いい話ばかりでなく、残業がないため月給は下がる。東京支店に転勤、ゆえに通勤時間も増える。そうした状況で、七瀬はなにを考え、どういう選択をしていくのか。いやがおうでも人は変化していく。たとえその場にとどまりたいと思っても、状況がそれを許さない、そうしたこと思わされて、それは七瀬の元カレのあいつにしても一緒。こうした変わりゆく状況の中、七瀬、酷い理由で話を聞きたいと思った楓、この人の言葉に、ちょっと指針を見出したみたいですね。この、自分の人生で、なにを優先し、なにを選びとっていくかという、ちょっとした難題。はたして七瀬はそれで好転したのかどうか、傍目には不明なんですけれどね。この人の悩み、迷いはなにかひとごとではなく、ちょっと身につまされる感がある。リアルっぽさあったんですね。

『週末親子』。一気に事態が動きますね。驚いたよ。シマがついつい助け船出した老夫婦。みすみす投資詐欺にひっかかるの、見過ごせなかったんですね。見た目こそはアレだけど、なんだかんだで正義漢ある男ですよ。なんて思ってたら、この老夫婦、サユリの親、すなわちユカの祖父母だってんだから急展開。名刺渡しちゃったもんだから、この邂逅はサユリ、ユカの知るところとなって、なんせシマ、祖父母の覚えめでたいときた。俄然ユカ張り切りだして、ああ一気に状況の打開、大逆転狙ってるね、キミ! これ、ユカの望むとおりにことは運ぶのか、頭抱えるシマにサユリ、ふたりのこれからはどうなるのか。いずれ結ばれるにしても、紆余曲折はありそうな気がするんだよなあ。

2019年4月1日月曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年5月号

『まんがタイムきららキャラット』2019年5月号、昨日の続きです。

『RPG不動産』。すごくいいですね。起こった事件が次の展開へと状況を押し流していく。前回のドラゴン騒動。そこからファーの疑惑が湧き上がったと思ったら、今度は被災した人たちの住居問題でてんやわんや。とりあえず城で受け入れたのだけど、あまりの人数に対処しきれなくなった。というので、我らがRPG不動産に住居提供の依頼が舞い込んだというんですね。でも、あまりの大変さに目がまわりそう。ルフリア、青い顔してますね。さて、この問題の解決です。ここでファーが大活躍。人と言葉の通じない亜人、その人の通訳することで、トラブルを回避。これが城の地下にある多数の部屋を発見に繋がって、大きなトラブルも解決しちゃうっていうんですね。って、その部屋、牢獄じゃん! でも、ルフリアのいう、今からは人を助ける場所になるという言葉、これ、よかったなあ。かつてとこれから、その役割が変わることで、評価も変わる。これ、ファーの問題にも繋がる言葉だったりするのかなあ、なんて思いました。でもって、亜人のおじさん、トレジャーハンターなのか。トラブルになりそうだった人も冒険家やっていて、ファーのとりなしがきっかけとなって、ふたりが互いをリスペクトするにいたる。この種族を超えた和解というのも素晴しくって、ああ、このファーのお手柄、これもまた先のファーをめぐる展開に繋がるなにかかも、なんて思えたりしたんですね。

『あやしびと』。2話になって、これ、さらに面白いな。アヤ、のっけからピンチだったわけですが、その時のことを語って、精神がおかしくなりそうだったよ。だよなあ! 今回は妖人の寮に入ることになるんですが、ここでのやりとりも面白い。校長のサトリと、寮管理人の夢食ユユですよ。この人は貘なのか。悪い夢を食べる、といいながら、ついついいい夢も食べたりしちゃってて、それがサトリ校長には筒抜け。あの叱られの状況、もうおかしい。さらにアヤの心も読まれて、そうか、アヤはえっちですか。この評価、後々、ちょっと回収されたのも面白かったです。夢を食べるのは寮生を守るためでもある。悪夢に苦しんだりしないようにしてくれてるのかな? と思ったら、もっと具体的に被害の出ることもあって、そうか、サキュバスの能力が影響して見せられる夢もあるんだ。その夢、ユユに食べてもらってアヤが、やっぱりちょっとえっちらしいというの、なるほどこれがこの子の個性ってわけですな。そしてこの夢をめぐるもろもろ、まるごとユユに処理してもらって、なにもなかったことにはなったんだけど、これ、ユユには人間ってこと、いつか確定的にバレそうですね。今は、なんとなく誤魔化せてますけどね。

『精霊さまの難儀な日常』。手堅い構成、見事ですよね。水が苦手なサラのなにげない言葉がルカを傷つけてしまっている。サラは、よくいえば素直で、悪くいえば無神経にズケズケいっちゃうところあるからなあ。すっかりルカのこと、怒らせてしまった。でも、町内で頻発する不審火。ルカにちょっと疑われたサラがですよ、不審火に遭遇して、火にまかれそうになったルカの前に颯爽と現れるのね。ああー、こういうとこがルカの心を掴んじゃうんだねえ。ルカのこと、意図せず傷つけたり、意図せず怒らせたりしてしまうサラだけど、意図せず心を掴んで、ヒーローになってるっていうのがね、やっぱりサラらしさなんだろうなって思わされて、素直で真っ直ぐなサラの美点、それが際立つ活躍でした。今回の不審火も、まさか放火? とか思ったら、誰の悪意もない事故で、そうしたところも安心、嬉しい展開でした。ルカの力が及ばなかったのも、それが油火災だったから。ええ、よく考えられていて、この作者、こういう下地をしっかり詰めていくの、ほんとうまいですよね。