2012年8月14日火曜日

Leatherman Style PS

 昨日いってましたLeathermanのマルチチール、Style PSが到着しましたよ。お盆のうえに、大雨で電車が軒並止まるという悪状況の京都に、遅れなく普通に届けてくれる運送業。いやあ、実に素晴しいです。購入したのはAmazon。あの平べったくて大きな箱を開ければ、中には小さな黄色の紙の小箱。うわ、ほんと小さいな。開けてみれば転がり出てきたStyle PS、これもまた小さくて、しかし持ってみればずしりとした重みがあって、おお、さすがにツールであるな。ぱっと見、おもちゃみたいな大きさなんですけれど、この重み質感からは、おもちゃではないということがわかろうものです。

さてさて、写真に撮ってみましたよ。

Leatherman Style PS

自分の手はそんなに大きくはないんですが、その手にすっぽりとおさまるくらいのサイズです。こちら側からはツールの様子がよく見えて、左側にはハサミが、右側には爪やすりがはいっていることがわかります。他にピンセットも見えますね。ツール小指側のカラビナは栓抜きも兼ねているとのこと。とはいえ、栓抜きを使う機会はちょっとなさそうですよね。

このツールについて伝え聞く、ハサミのバネが折れやすいという不安な話。実際よく折れる、折れているということで、もし初期不良でハサミのバネが折れてたりしたらどうしよう、心配したのですが、この個体については問題なしでした。ハサミの噛み合わせも問題ないようで、薄いビニルも刃先でスパスパ切れます。手で固定しないでもこれだけ切れるのですから、結構な精度で作られてるという感じがします。

昨日もいっていましたように、このツールにはナイフがついていません。なので安心して持ち運ぶことができる。鍵を束にしているリングにくっつけて、キーホルダーみたいにして持てばいいか。使う時には軽くはずして、みたいに思ったら、ツール、たった51gなんですけど、思った以上に重いんだな。今はもう使わない鍵をはずしても、ちっとも追い付かない。正直、50g程度の重さ、たいしたことないと思っていたんですが、全然違った。想像以上の存在感でした。

持っているといっていた、VICTORINOXのクラシック。こちらは22gだそうですね。手に結構な質感はある、そんな感じですが重いという感じはまったくしません。20g台と50g台の差というものを思い知ったように思います。

さて、VICTORINOXはスイス土産でありました。

VICTORINOX Classic SD

VICTORINOX Classic SD

ええと、もうちょっと写りのいいのがあった。

Victorinox mini

小さなボディにナイフ、爪やすり、ハサミ、いろいろ入ってることがわかると思います。やすりが木、ましてや金属用でないというのが、これが日常のちょっとした不便解消のためのものということを表しているように感じます。カテゴリーというか、これが使われると想定されている状況は、Style PSに同じなのでしょうね。Style PSも工具というより日常の不便解消を目的としたツールでしょう。

というわけで、ナイフさえ問題にならなかったら、小さなVICTORINOX クラシック、あるいはプライヤーが欲しければStyle PS、みたいな住み分けになってくるのでしょうね。もっとちゃんとしたハサミが欲しければStyle CS、そんな感じ。まあStyle CSはナイフがあるので、日常に持ち歩くには不向きになってしまうわけですけれど、残念ながら。もし明確にナイフが必要とわかってる場合は、VICTORINOX併用かな。でも、その場合はカッターナイフの方が便利やも知れません。うん、やっぱりクラシックは普段持ち歩いてこそのツールだよなあ。なんて、やっぱり恨み言になってしまうのでした。

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