『まんがタイムオリジナル』2013年11月号、先日の続きです。
『鈴木くんさん』、おお、カラーですよ。人気あるのかな。面白いもんな。カラーの鈴木リン、可愛いなあ、ああ、女鈴木の方ですよ。しかし、女鈴木のやりたい放題。掃除当番に書かれた自分の名前、最後の(女)を(男)に書き換えて涼しい顔。ええ、こういうところが酷くって大好き。天真爛漫、傍若無人、そんな女鈴木が魅力的です。委員長の腕章を自作して、やる気に関してはかなりのもの。けど、同じく委員長の男鈴木ばかりが頼られて、それが面白くない。ほんと、元気で、やる気がからまわりしてる女鈴木、チビッ子委員長。面白かった。
『カフェぽぽのチノちゃん。』、面白いですね。駅中の喫茶店。そろそろウチも軽食をはじめませんか? というのも、カズ、自分の弁当作るのめんどくさくなったからか。喫茶で軽食をはじめて、まかないで昼食をすまそう、ってことなのかな? 店長のお弁当はママ手作りなんだそうですよ。しかし、軽食、なににしようか。チノはフレンチトーストとかホットケーキとか、そういうのをやりたいみたいだけど、カズはおにぎりを押す。店長もおにぎりに心揺れる。そうしておにぎりを出すことに決まって、チノも不満そうだけど、おにぎり食べたらそれはそれでおいしいんですね。いいですよ、おにぎり。カズは味噌のおにぎりがいいらしい。梅干し、辛子明太子、紅鮭、焼きおにぎりと、味噌以外にもいろいろ用意して、そうしたら大盛況。ああ、やっぱり、みんなおいしいものを知ってるんですね。というか、私も食べたいです。
『かでん屋さんの基礎知識』、こっちもご飯だ! 店頭の炊飯器が大活躍。って、電器屋店頭でご飯炊いてるとか、そんなの見たことない! しかし、今の炊飯器はものすごく高性能らしいですね。世界のどこにもない、そんなハイテク炊飯器が日本にはたくさんあって、海外の米主食文化圏の人たち、炊飯器を日本のお土産に買っていくことも多いとか。今回はそんな炊飯器が主役で、炊飯以外にもパスタ、もち、パン、米パンも作れる機械もある。すごいよな。ほんと、今はほんといろいろあります。そして、炊飯器マイスターにお米マイスター。うん、ふたりとも可愛いなあ。お米マイスター大活躍で、こういういきいきとした感じ、実に魅力的だと思うわけですよ。自宅での光景、母とのやりとりも面白かった。母を料理で見返したい、その思いはあるけど、ハイテク機械に頼りたい。ああー、けどそのわりきり、必死でいい調理器を探すところね、こういうのも面白いって思ったんですね。
『機動教師アルファさん』、アルファさんの不審者センサー。センサーはいいんだけど、あれ、ホラーの域だよなあ。渡り廊下からアルファさんを見つめる女子に肉薄、一気にさらう。こ、これが機動教師か……。さて、さらわれてきた女の子、小泉清美さん、アルファ先生に相談がある模様。それも恋の悩み。なぜ、しかし、これをアルファ先生に!? って、アルファ先生のことが好きなのか。そうした事情知る前に、恋愛シミュレート機能とやらで、ミッちゃんを一瞬その気にさせて、すぐさま気持ちを挫く。なんという危険な機能だ……。そして小泉さんの恋心、それが明らかになったと思ったら、ああ、アルファ先生は自分のこととなったら駄目なんだ。あの、雨の日の出会いが最高でしたよ。傘がない。そんな小泉さんを抱き抱え、高速移動で雨粒を避けながら移動するっていう。いや、そんなことできるのか? そう思ったら、すぐさまあれでしょう、ビチョビチョボタボタ、傘2本ください。これは笑わずにはおられませんでした。今後も小泉さん、登場するのかなあ。そしてミッちゃん。彼女の恋は、ちょっと叶いそうにないですねえ。
- 『まんがタイムオリジナル』第32巻第11号(2013年11月号)