2013年9月10日火曜日

『まんがタイムきらら』2013年10月号

『まんがタイムきらら』2013年10月号、昨日の続きです。

『うちのざしきわらしが』、なんだろうなあ、やたら胸に迫ってくる、そう思ったのは、うちにも年寄りがいるからかも知れません。いつかの座敷わらしシール。それがもともとの発端で、夕美がなんだか適当なこといって、わらをその気にさせているんですが、夏子がですね、じいちゃんが入院した時の話をしてくれるわけですよ。元気なじいちゃんの変わりはてた姿にショックを受けて、がんばれがんばれ、声をかけるしかなかった。いやほんと、ちょっとしたいい話。それをわらが台無しにする? そんな風にも思ったけど、最後にしっかり役割果たしてて、学たちは気付いてないみたいだけど、あのしあわせそうなわらの寝顔、あれがナイスでした。

すいまさんといっしょ』、今回は悪夢ちゃんがメインですよ。しおりがユウにクッキーをあげるのを見た。嬉しそうなユウを見て、友達にはお菓子をあげるものなんだろうか。いろいろ思い悩んだ末に、すいまとふみんに相談するんですが、いやあ、ふみんさんの呪文、これは面白かった。いや、まあ、全然力にはならないんですけど、ふたりとも。翌日教室での悪夢ちゃん、あの悔しそうな顔が効いていました。あの表情があるから、しおりから贈られたマフィン、その嬉しさが際立って、いやほんと、嬉しそう。あんまり大事にしすぎて困ったことになってますけど。悪夢ちゃんは人間の社会に慣れてる、そう思ってましたが、そういうわけではないんですね。可愛かったです。あと、制服は残念でした!

『女子大生生活様式』、テストが終わって遊園地にいくことに! っていうんですが、遊園地の後にまた沈むイベントがあるのか……。ことね、ことねよう……。テスト、駄目だったか。ことね、子供あつかいされるかと思ったら、ぬいぐるみ相手に夢のない挨拶。ああ、これは大人気ない、つまりはやっぱり子供っぽいってことかも知れんなあ。こよがですよ、絶叫マシン、苦手なんですね。なんとかして避けようとする。ねねの嗜好ははっきりしてて、やっぱりメルヘン志向。コーヒーカップを持って帰りたい。けど、あれが日常の生活空間にあったら、邪魔でしかたないですよね。しかし、こよ、今回は絶叫マシン、回避できた? かと思いきや、ああ、結局乗ることになるっぽいですね。ええ、その気持ちはわかります。

プレフレ』は肝試し大会っていうんですが、樹の兄ちゃんがやる気満々とか、会場が五香家の私有地、庭ならぬ山を使うというものすごさ。ああー、どんだけすごいのか。ノリノリの楓の両親が面白いですよね。それに、椿の姉ちゃんも。しかし、意外なのが楓で、怖いのか。けどそれはなんか他の皆と違う質の怖さを感じてるみたいで、ええ、見るのか、知ってるのか、それで慣れっこなのか。地味ながら面白かったです。しかしナイスだったのは楓の父ちゃんですね。娘からの逆襲、一撃を見事に食らうっていうね。これが、楓の父の初登場シーンですよね。ええ、ナイスシーン。そして猫俣。相変わらず、この人はいいポジションにつけてます。

My Private D☆Vは、待ってました! 『スマイル・スタイル』の筋肉☆太郎ですよ。D☆Vポイント、それはもう真っ向から幼女。本当はもっと別のがあったらしいんだけど、それは理解されがたいからと止められて、そして出てきたのが幼女。中央に幼女、その周辺に描かれた萌えポイントは緻密で詳細で、いや、うん、すごいよ。どうも理解されにくい方のD☆Vは、この詳述にまぎれ混んでるらしいんですが、ええと、どれが理解されにくいんだろう。これくらいなら、皆、余裕で理解、共感してしまうんじゃないのかな。ともあれ、少々変態的。けれど、これくらいの変態性なら、余裕で共有されてしまうのが現在のD☆V事情かと思われます。

  • 『まんがタイムきらら』第11巻第10号(2013年10月号)

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