2016年3月31日木曜日

アイカツ!

   『アイカツ!』、終わってしまいましたよ。ふー、なんといったらいいんだろう。そもそもがたまたま見始めた、そんな感じのアニメだったんですよね。アニメ新番組、いったいなにを見ようか、そんな季節の変わり目のこと。一般に女児向けとカテゴライズされるアニメには、結構良作多いよと、その当時耳にすることが多くて、そうかあ、じゃあ今度はじまる『アイカツ!』というやつ、試しに見てみようかね。それくらいの気持ちで見始めて、気づいたらまわりのみんな、全員はまってた。『アイカツ!』とはそんな特異なアニメでした。

だって、話なんてシンプルなんですよ。アイドル学校に通うことになった星宮いちごが、いろんなアイドルと友達になりながら、アイドルとしてステージで競い合って、だんだんとその活躍の場を広げていきます。ゲームの販促アニメとしての一面もあって、データカードダスですね、遊ぶと出てくるんですか? カードが。そのカードでもってステージドレスをコーディネートするというのをアニメでも軸にしていたし、また時々のキャンペーンに連動するエピソードいれてみたりと、そういう点においても実に児童向けらしいアニメであった、そんな印象も強いです。

話題になったの、最初はその展開でしたね。だって、アイドル候補生である星宮いちごのアグレッシブさ、それがもうはんぱじゃない。有名どころでは崖を登る。伝説みたいになってるのだと、クリスマスエピソードで斧をふるう、ですよ。友達を元気づけるために、山から大きなモミの木を伐り出してきてスターライト学園にクリスマスツリーとして立てよう! で、斧で伐採。その手順が林業的に正しいとかいって話題になって、そういう、え? これ女児向け!? というかアイドルものなのに!? 驚きをもって流布される文言が次から次へと人の心に飛び込んでいって、気づいたら毎週を楽しみに見ている、そういう人が増えていた。当初はそんな印象でした。

次に話題になったのは、ステージシーン、CGで描かれた歌唱&ダンスであります。最初はね、あんまり褒められたものじゃなかったんですよ。先行する『プリキュア』のEDや『ラブライブ』のCG表現、それらに比べると明らかに劣っていて、なんでこんなにショボいんだろう。これ、ゲームとの差がつきすぎると、ゲームで遊ぶ子供ががっかりするから、クオリティを揃えてるんじゃないかな? みたいに思ったりしたのも今は昔。いや、だってね、どんどんCGのクオリティが上がっていくの。モデルがよくなる。動きがよくなる。演出がよくなる。もう、ステージシーンに夢中、釘付け、そんな有り様。すごいな、すごいね、話題になって、CGの専門誌に特集が組まれたりして、といっても、これはCGでステージを描くという技術的な話ですけどね。ともあれ、ぐいぐいCGの質もハートのボリュームも急上昇していって、ほんと、なんだろう、振り返れば泣けてくる。いや、自分が泣いてどうすんのって話であるんですけどね。

キャラクターが魅力的でした。当初のメインキャラ、主役の星宮いちごはもちろん、脇をかためる友人たちあおい姉さんや蘭さん。他にもいっぱい、おとめにユリカ様にしおんにさくらにかえでに……。いちごの弟、らいちの初期のアクティブさ、これも面白かったのだけど、いちごメインからドリアカのアイドルとの2校対決がメインになってからは彼の活躍は減ってしまった。さらにいちごに憧れてアイドルを目指したあかりの世代となってからは、なお減ってしまった。うん、主人公いちごから、ダブル主人公セイラ、そして新主人公あかりと、世代を交代しつつ続いてきた数年間、実に充実していましたよ。

書こうと思えばまだ書けそうなんだけど、今日はとりあえずこのへんで。いや、だってきりがないし、初期のテレビ番組やイベント準備の情景、打合せの様子とかやけにリアルだったねとか、伝説のアイドル・マスカレードといちごの関係、その特別さとか、思うところはたくさんあって、書こうにもそれら全部とりとめないものになってしまいそうで、ね、ほんと、穏かじゃない! んです。

P.S.

S.H.フィギュアーツ、迷っています。

2016年3月30日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2016年5月号

『まんがタイムきららキャラット』2016年5月号、昨日の続きです。

『黒髪巫女とマリアウィッチ』、これ、かなりいい感じに盛り上げてきてますね。黒髪巫女の頼子のハイテンション、これがいい。社務が終わった! その晴れやかな表情がいい。そして今回、マリアの妹、クロエが登場しまして、クールな子、魔術に長けていて、けど、そんな子が頼子に姉様とられちゃう! と一生懸命になってるのね。そのアンバランス。それがよくって、また姉のこと、寝言は滑舌はっきりしてコワいとかね、もうおかしくって、そしてこのクロエも頼子にちょっと傾いていっちゃうんですね。一緒に空を飛んで、この街のいいところを見せようとする頼子の心遣い、それに応えるクロエ、ふたりの様子とてもよかったです。というか、頼子、寒さで死にそうに! ほんと、ツンデレクロエもムクれるマリアもナイスでした。

『ばーどすとらいく!』、いい最終回だった! 地球とダジョン星の融和がかないました。ついては、その式典に地球代表としてあとりが立つこととなって、ああ、あとりの大舞台。その髪にはクルからもらった飾り羽があって、ああ、ほんと、あとりとクルのこれまでがここに結実した、そう思わされる展開でした。そして総統! ああ、こんなに小さかったんだ。そうか、ダジョン星人、小鳥サイズなのか。空から舞い降りてくるダジョン星人たち。そのうちの一羽がクルで、あとりの肩にとまって、その髪をぎゅっと握る、そんな彼女がまさか、ヘロンの凶弾から総統を守るべくその身を盾にするなんて! ええ、最後の最後にはハッピーエンドだったんです。見慣れたクルになって、そのことをクルも受け入れていて、ええ、ラストのあのコマ、あの台詞、なんだかしみじみと胸に兆すもののある。ああ、いい話だったって思わされたのですよ。

『疾風ういんどみる!』、面白い! 強風が吹いています。なので、下級生、どうしよう、というところ、颯天先輩がふうこと組むっていいだしたんですね。今回のテーマはハーネス。なるほど、強風に煽られて傾くヨットを、自分の体重利用してバランスとるわけですね。ハンドルを握って、フックをかけて、体を外に出す! それでいきなり海にはまるとは思いもしませんでしたよ! なるほど、風の強弱、それを海面の色、様子を見て判別する。ふうこもその見分け、ちょっとずつつくようになってきて、そしてハーネスを成功させる! 先輩と一緒にヨットを操る、その躍動感に疾走感、それがもう見事で素敵で、そしてまたも海にはまる! ほんと、楽しくて、わくわくさせてくれて、ふうこのまだ未熟であるところも、これからの伸び代も、全部ふくめて魅せてくれますよ。

『カスタムメイド!』は皆で映画にいきますよ。その名もサイレントビル! 無人ビルか! いや、まあ、それはそれなりに怖い舞台だと思うけど! R-15らしくって、それでお嬢様は無理ですね。って、この子、高校生だから! 映画館にてモトキ、アサヒと合流。なるほど、偶然なのか。一緒にサイレントビル見ることになって、それで3人がユウのこと、ちやほやとお世話してるのがね、周囲から疑問に思われてたのがね、おかしかったです。今回の話、数年前だったらよくわからなかったかも知れない! っていうのは、こういうタイプのシネコンにいくようになったの、ここ数年だからなんですが、チケット発券機、その便利、ほんと、実感してますよ。でもって相対姉妹の会話。あー、君らいくつなんだ。うん、その時代、知ってるけどさ! 前の回の途中から入って、エンドロールで席を立つ観客と入れ替わりにいい席をとるとか、昔はできたんですよね。さてそれで、ユウ様、怖い映画とのことだけど、大丈夫みたいですね。ええ、そしてマサキの将来? いや、メイドで確定なのですね?

  • 『まんがタイムきららキャラット』第12巻第5号(2016年5月号)

2016年3月29日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2016年5月号

『まんがタイムきららキャラット』2016年5月号、昨日の続きです。

まちカドまぞく』、これは面白いですよ。シャミ子の妹、良子がメインに出ましてね、桃から供与されたPCの調子がおかしい。っていうので、桃の家に姉妹でいきます。いやもう、桃とシャミ子の関係、それがなんかね、シャミ子、完全に桃の世話係になってるの。もう、ほんとおかしい。メシ炊きまぞくじゃないといいながら、何系が食べたいですか!! リクエスト聞いちゃう。さて、桃が魔法少女であることを秘密にしていた。つもりだった。ばれてたんですね。でも、なんか変な勘違いがあって、桃、シャミ子の手下と思われてた! でもって、その良子の勘違いを全力でかなえてくれるって、桃がお人好しなのか良子が強いのか! 良子の期待に応えようと葛藤し頑張る魔法少女たち。そのやりとり、実によかったです。

『アニマエール』、これ、よいですよ。さすがと思う。チアをやりたい鳩谷こはねとチアをやめた有馬ひづめ。ふたりのやりとり、ぐいぐいひづめに接近していくこはねのね、その人となりが言動通してしっかり伝えられるところがいい。そしてひづめの決してこはねを嫌っているわけではなく、けれどチアのことでかつて傷ついたことがあってという、このあたりは本当に王道ともいえる展開ですよね。素直に感情を出して、お人好しともいえるこはねの、人助けを躊躇しない性格があって、またこの子の高所が怖いということと、チアにはその高所で演じるものがある。ああ、一度はひづめにつっぱねられたこはねであるけれど、このあたりにとっかかりのきっかけがあるのでしょう。見せてくれます。キャラクターよく動いて、とても魅力的です。

『はるみねーしょん』、べらぼうに面白いなあ! 会話中英語を使ってはいけないゲームをはるみが発案ですよ。ここまでだったら普通。でも、各自コイン10枚持って、しくじったら箱にコインを投入。これだけの工夫でこんなにも面白くなるなんて! のっけからはるみがチャリンチャリン…。さらにユキをおとしいれようとして、またもはるみがチャリン。あの箱にコイン投入する時の絵がね、落ちにくるんですけど、もうなんというのか、はるみの背中がなんか語ってるよ! もう、めちゃくちゃ面白い。見るだけでおかしい。チャリン…。最高だと思う。うかうかと失敗するはるみも面白ければ、はるみにつられて3人でチャリンチャリンチャリン…、最高だった! ほんと、これ、かなりきましたよ。これ、名作でしたよ。

『トモダチヅクリ』は、麻乃と静の歓迎会。って、先輩、遊びに食事とご馳走してくれるのか! ボウリングのチーム分けで付き合ってる勘違いが再確認されたりね、そしてボーリングプレイ開始。先輩、うますぎて、全然参考にならない! そして安定の麻乃。まず投げるタイミングがつかめない。そこからもガター叩き出して、ね、ほんと、ゲームの結果に感情にじませる、そこに面白みありました。そしてファミレスにいきますよ。芽衣先輩が奢ってくれるっていいますよ。ここでちゃんと遠慮する、気を使う後輩たち、いいなあって思いましたよ。ね、そりゃね、気を使いますよね。食べて話して、楽しんで、親しみ深めて、そして最後にはご馳走してくれて、ええ、ちょっとしたことなんだけど、なんかね、いいじゃん、そう思わせるものあったんですよ。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第12巻第5号(2016年5月号)

2016年3月28日月曜日

『まんがタイムきららキャラット』2016年5月号

『まんがタイムきららキャラット』2016年5月号、発売されました。表紙は『Aチャンネル』、ナギとトオルがデートですか!? いや、なんとなくそんな感じしましたもので。今回はナギがちょっとボーイッシュ。お下げとか可愛いんですけどね。けどトオルが輪をかけて可愛くて、ほんと、とても素敵な表紙です。背景にはいろんな色の吹き出しがあって、ということはこれはおしゃべりがテーマなんでしょうか。ええ、楽しそうなナギが印象的であります。

Aチャンネル』は、娘4人で夜の都会に出掛けます。ユー子のこと心配するケイ子。ほんと、この子、姉大好きですね。さて、トオルの家にはるんちゃんが迎えにきていて、そのるんちゃんは、母からなにかあったら兄を召喚せよとアドバイス。マンションを出ればそこにはナギがいて、なんと、父親を撒いてきたっていってますね。みんな娘のこと心配なんですよね。わかりますよ。夜のスカイツリーが目的地だったんですね。入場チケット買う時に高校生を強調するトオルがね、お姉さんからも可愛いといわれていて、ええ、今回はそうした自分はもう大きいんだよって、そう主張したがる年頃、それがテーマだったのかもなって思ったのでした。トオルはともかく、他の3人にしても、家族から心配されて、まだ自分たちは大人じゃないって実感してる。そしてトオルにも母からメールがきて、ええ、みんなまだ子供なんですね。しかし今回は本当に、子供でいられることのしあわせなんか感じさせるエピソードだったと思います。

『ゆーま!』、人気あるのかな? ナンセンスなコメディ。例のイエティだかのデータをとりたいからとメールで連絡をつける。なるほど、アドレス、交換済みなのか。返事は矢文。開けてみればQRコードが出てくるっていう、しかも動画サイトに動画まで用意してと、このナンセンス! なんかね、変におかしいんですよ。味があるといったらいいんでしょうかね。前回登場のUMAレーダー。強化されて再登場してみれば、学内にやたらいっぱい出てくるUMAの反応。オカルト研には出ない。こういうのがね、なんかね、おかしいんですよね。あからさまに隠している美術部。手芸部は知らないっていうけど、いや、そこに、いる……よね? そしてあの詫びしい落ち! ほんと、軽くくすぐってくる、そんなおかしみ、とてもよいです。あ、そうそう、第一音楽部のあの子、とてもいいですね。

『ジューンフレンド』、悪くないですね。お見合いから逃げるため結婚相手を自分で探しているゆずき。けれど恋愛とか、そういうのさっぱりわかってない、というので詳しそうな人に聞いてみましょう。恋愛は得意分野じゃないと申告するはるになこ。いや、はるは巻き込まれただけですけどさ。これおかしくて、そしてなこのつてで、恋愛マスターなの? 笹谷いつきさんなるほがらかお嬢さんが紹介される。この人も主要メンバーに入ってくるのかな。ほがらか、明るく、気さく、距離が近く、可愛い。なこのことも可愛がっていて、と、同級生なのに妹扱い!? こうして強い味方ができました、ということで、ゆずきの結婚相手探し、はかどるのでしょうか? いや、結局は迷走しそうな予感がしますよね。

『はやしたてまつり♪』、ゲストです。タイトルからしても、これ、お祭りとかお囃子、そういうの描こうというのかな、なんて思ったら、あれ? 主人公は新聞部? 佐倉桜波、さなみと読みます。新聞部の新人記者で、先輩のふーちゃんと一緒に取材に頑張ります。なるほど、地元文化についての記事。それでお祭りのお囃子についての取材をするっていうのですか。これ、面白い切り口です。お囃子を描くのに、その演奏家を主人公にするんじゃなくて、取材をする人間をメインに持ってくる。取材を受けるのは和太鼓奏者の龍谷巌さん。巌なんて名前だから男性かと思ったら、高校生くらいの女の子だっていうんですね。やたら馴々しいふーちゃん先輩に、やたら人見知りする巌嬢。なるほどなあ、百年くらいの歴史がある。三十年ほど前には結構な大所帯だったのだけど、今ではすっかり寂れてしまって……。と、このお囃子の復興を新聞部もその活動通して応援していく、みたいな話になるみたいです。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第12巻第5号(2016年5月号)

2016年3月27日日曜日

『まんがタイムオリジナル』2016年5月号

『まんがタイムオリジナル』2016年5月号、昨日の続きです。

『みつめるっ!上野さん』、面白いなあ。SNS効果でお客さん満員!? と思ったら、これは違うのか。初動はマニアがくる。SNSの口コミはじわじわ広がるから、コアな層がはけた後にくる。なるほどなあ、うまいなあ。実際、こういう動きがあるんでしょうなあ。長すぎる待ち時間、帰る人もぼちぼち出はじめて、というの、なんとかひきとめるための上野リーダーの口車。そしてここに加えて根津さんの落語がくるという、って、二ツ目! こうした、ちょっとおちゃらけた話の合間に、動哨の話、そこに古典の『真似ゑもん』のネタを追加して、ええ多様な展開、見事であったと思いましたよ。

『かでん屋さんの基礎知識』は棚卸しでありますよ。ああ、在庫の記録と実際の在庫、それがちゃんと正しいか。確認するというんですが、今はもうバーカードで読み取って、それで確認できるからいいですよね。私、在庫じゃないですけど、書庫の資料がちゃんと揃ってるか確認するの何年かやったことありますけど、これが電算化されてなかったもんだから、きつかった。リスト持って、延々読み合わせをするんですね。さて、いつもなら、女性を遅くまで働かせられないということで園宮は参加しない棚卸しですが、今回は人手が足りないから、いずれ社員になる時のこと考えて、みたいな感じに無理矢理な理由つけて残らせる。でもまあ、園宮、嫌そうでないから大丈夫かな。草薙、あいかわらずですよ。ゲームコーナーを把握しているものはこの人しかいない。というので、異動した今もこの人頼み。さて園宮に戻って、棚卸しの最中に、たまたま残ってた旧モデル発見とか、それもまたちょっとレアな感じとか、こういうのなんか面白いですよね。旧モデル探してる人からしたら、ほんと、ありがたいかぎりですよ。さてしかし、園宮さん、ちゃんと終電で帰れたんでしょうか?

『北斎のむすめ。』は本の話。『南総里見八犬伝』、というわけで滝沢馬琴が登場です。へー、北斎と交流あったんだ。やたらめったら巻数がある本という印象なんですが、なるほどなあ、印税なし原稿料だけで糊口をしのいだ。そうした状況とその才能がゆえの多作だったわけですね。馬琴のちょっと引いちゃうエピソード、これは本当にそうだったってやつだな。当時、本なんて貴重品で、手放したらそれこそ取り戻せないでしょうから、これくらいはせんといかんかった、みたいなところもあるんでしょうなあ。しかし、その本の行方! お栄も酷いけど辰も酷いよ! 翻弄されながら、ばんばんつっこみ入れていく馬琴さんがいいですね。そして最後に本が鏡餅になって、というか、ねえ、これ、本当の魔術なの? 大事な本は貸さないほうがいい、そういうお栄に、良い本は広く世間に読まれねばならん。うん、馬琴先生、見上げた人であります。なかなかそうは思い切れるもんじゃありませんよ。

『あかるい夫婦計画』。「把握できない夫」、のっけからおかしくて、カロリーハーフの食品買ってきて倍食べるとかね、いや、でも、本来ならカロリーノーマルのもの倍食べて2倍! になるところが半分になったりしてるんじゃないのかな? いや、わかりませんけどね! この、低カロリーうたったものとかね、実際ちょっと多めに食べちゃう傾向とかあるらしいですよね。「オレのスゴい所」も面白い。達筆はしかたないかもだけど、実は鍛えてて腹筋バキバキなんですよー、っての、飲み会で普通にいって、ウケそうな気がしますよ! そして、先輩OL、この人のキャラクター、なんかね、やっぱりいいですよ。すごく気にいっています。寝すごし顔から全力疾走後の格好とかね、ほんといいですよね。

  • 『まんがタイムオリジナル』第35巻第5号(2016年5月号)

2016年3月26日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2016年5月号

『まんがタイムオリジナル』2016年5月号、発売されました。おお、春の情景。今回はチューリップがテーマでありますね。『ラディカル・ホスピタル』山下さんはオランダの民族衣装身につけて、チューリップの花束抱えています。ああ、美しいですね。榊先生は快傑ゾロ? の格好して、というか、これ、調べたら黒いチューリップって話があるんだ。知らなかったなあ。『小森さんは断れない!』小森さんは、大谷からチューリップもらってドキドキ。『らいか・デイズ』らいかは踊るチューリップと一緒に踊ってますよ。そして『コスプレ先生の絵画教室』ななみさんはチューリップくわえて絵のモデルでありますね。

『コスプレ先生の絵画教室』、新作であります。絵画教室の先生しているななみさん。この人、生徒からリクエストあれば、そのリクエストに応えてコスプレ、自分がモデルになるっていうんですね。今回は石膏デッサンしたいという要望に応えて石膏像になりますよ。って、自宅からその格好はまずいです! っていうか、下、裸なの! まずい、まずいです! 大学生の生徒さん? いや、下宿させてもらってるのか、大学生山口まながつっこみ役です。この人が、ちょっと常識にかけるななみさんにビシバシつっこみいれて、非常識を正していこう、そうしたポジションにあるわけです。ななみさん、上半身はだけるのかと思いきや、ピエタ像を意識して布をかぶります。でもって、この人、モデルしながら鏡ごしに指導したりして、なるほど有能であります。しかし、次は人魚姫。いや、もう、それ、ねえ、ほんと、あれですよ。

『スズちゃんでしょ!』、そうか、鈴ちゃんのご両親他界なさってるのか。梨乃ちゃんは弟の娘なのね。梨乃ちゃんのこと、母方は祖父母がいろいろよくしてくれるけど、父方つまり弟の方はそうはいかない、というので、自分が頑張ってるっていうわけなんですね。そうかあ、ただ自分の可愛いって気持ち優先で動いてるわけじゃなかったのか。鈴ちゃん、姉、ということで、弟に対して結構辛辣です。というか、弟、今までそういわれてたこと気づいてなかったって、わりと思いやりのある姉だったんだなあ。そして鈴ちゃんの結婚問題。ああ、こちらはどうも駄目そうですね。妥協はできない問題だし、っていうのと、このへんうまい人は在宅仕事でもうまくやっちゃいそう、みたいに思ったりなんかしちゃって、いろいろ大変です。

『放課後すずなり倶楽部!』、先輩が卒業しちゃって、いよいよ美亜たち最上級生でありますよ。その美亜が登校の途中、フェンスの上に腰かける謎の美少女と出会います。猫っぽい! ということは、あれか! 二種類考えました。玉緒先輩が新たな姿に化けてまたやってきた。もうひとつは、普通に彼女の関係者。妹なのかな? って思ったんですけど、それはなかったですね。謎の美少女、美亜のこと知っていて、ああ、これは入るな。入部してくるな。そんな予感です。そして美亜、千弦と一緒に入学式の受付です。不安になってる美亜のことはげましてくれる千弦。自分の入学した時のこと思い出したりしましてね、ほんと、美亜の成長の物語ですよね。そして例の彼女、きましたよ。なるほど、玉緒のいとこ、って設定できたのか。猫屋敷音々子。可愛い子ですよね。玉緒先輩のちょいワイルドとは違う方向性でありますね。けど本当に玉緒先輩じゃないんですよね。美亜に花つけてもらって、部長見て、なぜ気に入られたのか分かった気がします。これで玉緒とは別の人って判断してるんですけど、ですよね?

『歌詠みもみじ』は、もみじの母、山城楓が鬼気迫って家計簿に向かってるんですけど、これがまた素敵で、素晴しくて、ああ、もみじ母、父のいうとおり確かに美人です。なんて美しい! 褒められて照れる、そんなところも最高じゃん! ちょっと生活が大変です。というのでパートにいきたい。父は母が誰かに言い寄られちゃたまらんと反対。でもほんと、父の発言力、低いよね。今回語られた結婚前の母のこと。ああ、問題店員だったんだ。でもってそうか、自分がやったことだから、父、母が働きに出るの警戒してるんだ。ええ、この店員時代に父と母、出会ってたんですね。なんだろう、母、これでも丸くなったんだってわかる。しかし、若かりし頃の母も可愛いなあ。けど、今の方がずっと魅力的だと思います。カワイイはいくつになっても女子の夢。カワイイ! カワイイ! 続く「夫婦の想い」も「今日からパートタイマー」も面白かった。よかったです。

『黒いあなたの、そこが好き。』、ゲストです。なるほど大学生。上野青年の彼女、佐伯が発熱して休み。そのこと知らされてなかったとショックを受けながらも、上野、佐伯の家にいくんですね。って、鍵かかってたのに、ピッキングで開けて、部屋ん中はいっちゃうんだ! ドン引きよ……。これ、上野はブレーキの効かない有能青年で、佐伯はちょっと突き放し気味のクール女子なんですね。しかし、上野、下心云々を口にするのはいいとして、なんたって付き合ってるわけだし、これくらいはね、でも風邪で寝込んでる彼女に無理矢理チューとか駄目よ! 感染が広がってしまうやん!

  • 『まんがタイムオリジナル』第35巻第5号(2016年5月号)

2016年3月25日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2016年5月号

『まんがタイムきららフォワード』2016年5月号、昨日の続きです。

『はるかなレシーブ』、のっけからすべってますよ、遥ちん! 転校して、クラスにも友達ができそうになって、けれど部活に打ち込むのが遥です。仲間はエミリとクレアとかなた。なのだけれど、かなたからの距離、ちょっと遠いんじゃないか、そんなこと気にしちゃってる遥がなんか可愛くて、さて、部活ですよ。ああ、どうもビーチバレー部、正式に部になってるわけじゃないみたいですね。部での特訓、かなたは攻める武器としてのポーキーを強化すべく頑張って、そして遥はというと、かなたに負担をかけないため、壁となるべくブロックを特訓ですよ。かなたと遥、それぞれが相手のこと気にしてるってわかる描写はいいですよね。そして遥のピンチをかなたが救った! って、そんな展開!? いや、ほんと、びっくりしました。けど、具体的にどうなってるか、もっちょっと具体的に、ほら図解するとかして説明してくれないと、よくわかんないですよ!

夢喰いメリー』は一旦小休止といった感じですよ。夢路が見た悪夢。そうだ、彼は夢を見ないとかいってなかったか。これ、こうやって夢に阻まれてきたってことなのか。そして勇魚、キョウにいわれたことがずっと気になっていて、自分を助けてくれたあの時の夢路は本当に夢路だったのか。それが彼女を不安にさせているんですね。さて、キョウ側の状況ですよ。彼の仲間たちが次々紹介されて、ああ、この人たち、夢魔にして人の姿を持っているのか! すべてはキョウの仕業で、そしてジェイスにも人の姿が与えられて、さてこれからどうなるのか。キョウのとなりにいた眼鏡のお嬢さん、素晴しいよね! ほんと、素敵ですよ、彼女!

『ようこそ幻界集落へ!』は、またなにか面白そうなことになりますね。村の振興策として今度はサーカスをやろうというんですが、さてなにをやったものでしょう。それで皆でショーの内容を考えるのですが、これ、幻獣の能力を発揮できるから結構すごいことになってるんだけど、スピカにはちょっと納得いかないみたい。自分の感じたあの印象、それを語って、ああ、もっと幻獣としての存在感、彼らの世界に迷い込む、そんなイリュージョンを見せよう、そんなことになるのかな!? 今回はここまで。スピカも仲間に引き込んで、半ば無理矢理にだけどな! 早速この子が役立っていくというのがね、ほんと、いいじゃありませんか。誰もが主役だよ!

そこテストにでます!』、先生、なんてダイナマイトなの! コミックス1巻発売中のアオリ文字がですよ、先生のふとももに書いたみたいになってるの、なんだろう、こってるなあ! 今回は水着回。塾長の渋い水着姿が超威力ですよ! つうか、ひとりだけ違う漫画の人みたいですよ! さてさて、これ、もみじにとっては結構なターニングポイント回じゃありませんか。テストの順位急上昇させた。数馬にみみずくのヘアゴムもらった。なんかね、彼女にとってはいい感じに状況が動いている、そんな風に見えるじゃん。でも、読者には数馬とかえでの関係、その進展度合いがわかっているわけで、ああ、どうなる、彼女どうなる!? そう思ってたらさ、ああう! あんなタイミングであんな状況に立ち合ってしまうなんて! これ、ほんと、数馬主人公じゃないな。もみじの物語だな。そう思わされるわけですよ。ところで、朝起きて髪まとめたシンプルもみじ、めちゃくちゃ可愛いですよね。

『ルイは友を呼ぶ』、これ、すごいことになったな! 暴走するルイの能力ですよ。いったいこれ、どうなるの!? ルイ、自分の記憶にどんどん潜っていって、そして現れた女神様。おおう、これ、幻でもなんでもないのか! 本当に存在するのか! 最終回にすごいことになった! まさかこんな展開! 機械仕掛けの神なんて言葉が劇作にありますが、まさにそんな感じといえばいいのか。人がこれまで道を模索して模索して、そして見付けたと思ったその時に、神様が現れて、その道こそが正解だったと告げる。ああ、ルイルイとレイナ! ふたりは運命のカップルなんじゃないか! ほんと、ルイの角の小さかった理由、レイナのこれからの闘争、そしてふたりの未来! いろいろ想像させるそんなラストに、がつんとやられましたよ。

2016年3月24日木曜日

『まんがタイムきららフォワード』2016年5月号

 『まんがタイムきららフォワード』2016年5月号、発売されました。表紙は『あんハピ♪』であります。はなこ、ヒバリ、ぼたんの三人が寄り添い寝ている、そんなイラスト。なんかね、三人それぞれに表情、雰囲気違っていて、そういうところに性格の違いなど読み取れるようで、はなこがなんか甘えてるっぽいのね、それがいいなあって。そして他には『なでしこドレミソラ』の新連載告知カット、『がっこうぐらし!』のコミックス累計150万部突破を伝えるカットもございます。

『なでしこドレミソラ』、新連載であります。なるほど、華やかな扉イラスト見ましたら、なるほど、これ、邦楽をやる女の子たちのお話なんですね。邦楽といっても、洋楽に対する邦楽じゃなくて、日本の伝統音楽ですね。尺八に三味線、箏が描かれて、けれど第1話はまずは尺八だけ。ええ、尺八の子がメンバー探して校内をスカウト行脚しております。主人公は高校に入って見た目を大幅に変えた女の子、音古間美弥であります。中学の卒業文集に、地味だなんだ散々いわれて、それはそれはショックだった。というか、これ、状況によってはいじめみたいなもんだ! ともあれ、新たな自分を模索する彼女に声をかけたのが、竹海陽夜であったのですね。この子、尺八を吹く人。ちんまりとして可愛くて、その子の尺八にちょっと心ひかれてしまう美弥。彼女に連れられて、邦楽器バンドの魅力を知って、そして自分もやってみたいと思った。ああ、なにか魅力的ですね。絵が美しくて、話こそは王道だけれど、ぱっと目をひいて読ませる、そんな魅力があったと思います。そしてタイトルのドレミソラ。なるほど、ペンタトニック、五音音階でありますね。私は前から、日本の伝統音楽が一時断絶したみたいにならなかったら、そのテイストをもって発生した邦ロック、邦ポピュラーみたいなのも自然と育って広がったんじゃないかなあ、なんて思ってて、だからこそそういうものの可能性感じさせてくれるこういう漫画、期待したいと思うんですね。

『硝子のピーシス』、新連載です。おお、なんと、壊れてしまった世界を修復せよ、そんな命を受けてしまった高校生の話でありますか。その高校生、竜崎時雨は、生徒会長葉桜先輩に恋している男子高校生。その彼の才能に、いわば神からの命令が下って、壊れてしまったこの世界を修復せよ。壊したん、その神様なんですけどね。その出会いの場面、びっくりしましたよ。まさか強い光がために時雨の両目が焼かれて潰れるだなんて! そして神から祝福されて、治ったその目は改変されてしまった世界の有り様をつぶさに見ることができるようになっていた。しかしこの改変された世界。友達が動物になってたり、先輩も背中に凶悪触手を背負う、そんな姿になってしまっていて、そうした異変を人知れず直していこうというお話です。しかし、時雨の恋。どうも先輩はそんな感じじゃないっぽい。見た目年下美少女の神様、名付けて江戸キリコ、この子のこと時雨の彼女かい? なんていわれちゃって、あかん! 君の恋、あかんかも知れん!

『第三惑星からの報告書』、読み切りであります。なんと、地球にはすでに宇宙からの先遣隊が潜入しているのです! 滅亡に瀕する種族が、地球への移住、乗っ取りをするために、調査目的の先遣隊を送り込んで、そのうちのひとりがアイ。見た目に幼ない女の子で、夜の山の中、ひとりでいたところを地球人に発見されて、家に招かれることになったのでした。というんだけど、この環というお姉さんもなんかおかしいよね? と思ったら、わりとすぐにその正体判明しまして、ほう、地球人を研究するためにやってきた研究者だったっていうんですね。こちらは地球の先住民に敵意は持っていません。このふたりが、互いを地球人と勘違いしながら、ひとつ家に住んで、地球のいろいろを知って、学んでいく。特にアイにとっては、地球の、日本に住む人間の考えること、思っていることは新鮮、まったく知らなかった、そんなもので、それらを知りながら、自分自身の気持ちを育てていく、そんな話であるみたいです。でもって、その記録がね、えにっき帳っていうのがなんかほのぼのとして面白いじゃありませんか。なんだか第1話といった塩梅の読み切りですよ。続きがあってもいいんじゃない? なんて思いましたよ。

『ディザドライズ』、ゲストです。不思議な雰囲気のお姉さん、新任の先生? この人がどうもこの学校で教師なんてしてるのは、別の目的があってのことみたいですね。女の子を探している。その子らの隠された能力? 素質? それが必要だったから、みたいなんですね。なんかここでも地球は狙われてる。あるいは狙われてるのはこの子たちだけ? 謎の少女に屋上に呼び出されたと思ったら、奇妙なカマキリ怪人に襲われて、その怪人から助けてくれたのはさっきの先生。さらには、その先生から変身して戦う能力までさずかって、いや、変身はしてないか、ともあれ、なんか能力もらいました。この敵がなんなのか、彼女らの能力や課せられた運命? そうしたものはいまだ語られず。機会があれば知ることもかないますかな。

ゆるキャン△』、四尾連湖はかつて江戸時代には富士八海のひとつとして数えられた紅葉の名所、なのだそうですよ。でもって、牛鬼が出るんだそうで、うへえ、怖い! とおびえているのがなでしこだけど、出るという時間、丑三つ時に起きてなければ大丈夫、そういわれてとたんに平気になるなでしこがおかしい。リン、そんななでしこを評してバカな女だぜ。いかすわ! 今回はテント立てますよ。その解説、なるほど、テントの種類や、ちょっとした装備で快適さが変わります。そんなこと語られて、あー、テントの中でぬくぬくしてるなでしこ、なんという可愛さか。たいしたこと、なにもやってないのになあ。面白いんだからおかしいよなあ。リンのキャンプ趣味のはじまり、ちょっと語られて、そして例の小型グリルに火をおこしますよ。ところがリン、苦戦しちゃって、そんな彼女を助けてくれたのが、なでしこの知りあってきたキャンパーさん。この人、できる男だって感心されてますけど、いや、女の人じゃない? 眼鏡の素敵お嬢さんと一緒にキャンプにきてて、カップル? って、なんとお姉さん、ほんとの姉! すぐに泥酔するのか! 駄目な人だ! ということは、姉とふたりで一緒にキャンプとか、こら弟やないな、妹やろう。ええ、なんかまた面白そうな人、出てきましたよ。やあ、世界が広がってくなあ。

2016年3月23日水曜日

『まんがタイムスペシャル』2016年5月号

『まんがタイムスペシャル』2016年5月号、昨日の続きです。

『うぶコメ!』、つばさとかなで激突ですよ。激突露天風呂! 力斗は私のもの、いや絶対奪いとる、そうした争いのはてになにもおこらないのが、この漫画のいいところであるわけですが、しかしお風呂の情景、そうか、かなで、つばさの身体にご執心か。うん、もっとやるがいい。それと、かなでは別に貧相じゃないよ! スレンダーじゃん、美しいじゃん! 今回は部活の旅行に割り込んだかなで劣勢? そう思ったところ、いやあ、ぐいぐいいきますね。というか、トイレにまで踏み込む。素晴しい。それで、夜、待ってるから、ぐいぐいいきますね! でも、ぐうぐう寝ちゃって、力斗に先駆け踏み込んだつばさもぐうぐう寝ちゃって、いやあ、ほんと、なんだろうこの罪のないふたり。ふたり並んで寝てる絵など、最高でした。

『ざしきわらしと僕』、まさかのもちまき! 当たっちゃった! この地域では餅投げっていうんですね。イベント最後のお楽しみ、それが餅投げ。女子連中の本気度しめすあの絵、とても素晴しい。餅投げは、子供も一生懸命なら、大人も本気丸出しで、さらにはざしきわらし、ざわ子たちも本気。大人のね、華麗に見せる技の数々。力のでぐっさん、頭脳のトミ江さん、なんだろうこの感触。餅をとってる最中は、皆本気で、我が我がと手をのばすけれど、餅投げ終わればノーサイド、皆で仲良く分け合うという、そういうのもまたよかったです。

『BONSAIガール!』、今回は駄目押しでしたね。マネージャー、ももこからもらったチョコレート、あれは義理だろうと思ったんですね。というか、つとめて思おうとしてますよね。でも仕事の途中、ふたり、一緒になって、その時ですよ、義理と思われてる? そんなわけないじゃん! そこでももこが、義理じゃないんです、明言しちゃった! やるじゃん、ももこ! やりますね!

『アテナの初恋』は、いつぞやの一眼巨人、ギガスの工房にヴィーナスが不要な貴金属を持ち込む話ですよ。ほとんどが男性からのプレゼント。ちょっと寂しそうに話すヘパイストス。この人がヴィーナスの元夫というのがなんか不思議なんですが、元夫であるだけに、思うところもあるんでしょうね。しかし今回のエピソード、ヴィーナスとヘパイストス、ふたりの思いの強さ、思いやりの深さを描いていましたよね。そしてギガスからアテナへのプレゼント。4本指に入れるタイプの指輪! ってメリケンサックじゃないですか! いやあ、アテナには似合ってるんじゃないでしょうか。なんか、これ、ちょっと好きです。

メェ〜探偵フワロ』はアーサーとミスレモンがデートです。しかもフワロ氏がなにか企んでいるようで、警戒していった先はなんと貸切状態。フワロ氏が金にものいわせたか。リリアンがいかしましたよね。邪魔するために前売券を入手しようとする。その必死の表情、美しいわ……。さてアーサーたちですよ。園芸博覧会のマスコットが、見事にセクハラおもてなし。次から次への歓待に、ふたりともどんどん疲弊していって、そうか、フワロ氏のセンスなのか。そうか、そら本も売れん……。ヴィヴィアンの暗躍。実力の片鱗を見せるラウール。そしてちょっとときめいたリリアン? いや、違うか、ダイヤに目がくらんでるだけか。あの、最後の最後に大笑いのミスレモン、その底が抜けたかのような明るさ最高で、しかしもう今回もね、フワロ氏は散々でしたよね。

  • 『まんがタイムスペシャル』第25巻第5号(2016年5月号)

2016年3月22日火曜日

『まんがタイムスペシャル』2016年5月号

『まんがタイムスペシャル』2016年5月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』がメイン、これは、ペット、いや、抱っこがテーマなのかな? リコが仔犬をですね抱っこしてまして、この犬の愛らしさに、リコの愛らしさ、相乗効果ですよね、実に魅力的な表紙となっています。この他にも抱っこのカットありまして、『ざしきわらしと僕』は裕貴がざしきわらしを、ざしきわらしが熊の木彫りを抱っこしてるかと思えば、『光れ!メシスタント』光も抱っこ、って、キャベツだー!

『だけど温田さんはひとりでデキない』は、温田さんと別れることになった五徳さん。街で出会ったちーちゃんに詰め寄られて、おのれ…!! って、もう、穏やかじゃありませんなあ。ちーちゃんの中では五徳さんがふったことになってるのかな? 付き合ってすぐ終わった、温田さんから聞かされて、いやもう、ダメージ受けたちーちゃんおかしくて、って、仕事中だから! ふたりとも仕事中だから! 五徳さんもちーちゃんも、温田さんが本当に好きなのは富崎なんじゃないかって思ってるんですね。でも温田さんは気づいてない。ちーちゃんも気づかせるつもりない。って、ちーちゃん、この人の方がヤバいなあ。完全に依存しちゃってるもんなあ。この漫画、富崎がやわらかくなって、温田さんが受け入れられて、となったら、ちーちゃんどうなるの!? ほんと、ちーちゃんが一番心配です。というか、お付き合いの作法を教えて欲しい、そういわれたんなら、じゃあ私とつきあってみましょう、そう答えりゃよかったんじゃん! ねえ! でもほんと、ちーちゃん、覚悟してるみたいですけど、心配です。

『課長と私のおかず道』、課長おかしいなあ。焼き肉のタレ、使い切る前に賞味期限がくると、それが気にかかってしかたがない。そうかあ、捨てるとかいう考えはないんだ。きっちりした人です。さて、仕事の情景描かれまして、南条課長、なんだかんだ怖いだなんだいわれてますけど、仕事の全貌把握してるし、部下のことしっかり見てるし、相手の状況、気持ち、尊重するし、すっごいいい上司じゃん! ほんと、こんな上司、うらやましいよ! と、そんな課長の心労に気づいたのは、保志、この人ただひとりだったのかあ。でも、悩みの正体知らされて、呆気にとられる保志、おかしかった。というか、課長、そんな、壁に身をもたせかけて! ほんと、なんだろう、このおかしみ。なにがその人にとって深刻かとか、そりゃ他の人からはわからんもんですけど、南条課長に関しては本当にわからん。というか、わからんからこそおかしかったです。さて本編で結婚のどうのといわれてましたが、課長、保志さんとすごく相性よさそうですよ! と思うのは、なんか思う壺のような気がしますなあ。

なり×ゆきリビング』は帰省するふたりでありますね。篠峰家と佐藤家の年末の風景、それが見事な対比描いて表現されて、めちゃくちゃおかしい。大変な作業引き受けたくないと、なんとか相手に嫌な場所の掃除押し付けたい、そういう争いしている篠峰家の情景描かれたかと思えば、佐藤家では、雪が率先して大変な作業して、きれいになるのが嬉しい、そんな様子見せる。すごいな、この対比! 篠峰家の母のしっかりしてる様に対し、佐藤家の母のおっとりした感じ、この対比も面白くて、佐藤さんちのお母さん、なんか可愛らしいんだけど、何度も何度も締め出される父上、大変だなあ。それでも怒ったりしないのがね、すごいなって。そういうの、佐藤さんに受け継がれてたりするのかな。この人も静かですよね。そして、篠峰からのあけおめメール、ちょっとフライングしちゃって、それを受けた佐藤、なんか微妙に面白くなっちゃって、それ以上に嬉しさ伝わるこの情景。ああ、ふたりともにちょっとずつ変わっていってるよって、互いにいい影響与えあってるって感じしますよね。こうして離れてそれがわかる、面白いなって思いましたよ。

『光れ!メシスタント』、光くん、憧れのユズミ先生のところにいきますよ! そのこと聞かされて、泣いてしまう近藤先生。捨てられるって! ほんと、愛嬌のある人ですよ。もう大好き。さて、光くん、求められていたのは、漫画のアシスタントとしての技術ではなく、調理技術だったというんですね。もうショックですよ。あっちでもご飯、こっちでもご飯って、この人の適性はやっぱりご飯道なのか!? なりたい自分と求められる自分のギャップに悩む光青年があれば、光が奪われる、みんないつか去ってしまうって不安にかられてる先生。先生は、檜山くんにずっといてよなんていってますけど、檜山くんもちょっとその気になってる? というか、プロポーズじゃんよ! って、ご飯に負けたー! ねえ、ほんと、このふたりつきあっちゃってるの!? なんて思ったことありましたけど、なんかそんな感じじゃないっぽいですね。ああ、そうそう、光、中辻のイチャイチャ! ああ、なんてこと! ほんと、この人間関係、なんともいわれません。

  • 『まんがタイムスペシャル』第25巻第5号(2016年5月号)

2016年3月21日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2016年5月号

『まんがタイムきららMAX』2016年5月号、一昨日の続きです。

『魔法少女のカレイなる余生』は、ミミさんが死んでる!? 寿命の肝硬変のと、しじま、やたら辛辣。けど、魔法少女、寿命もなければ肝硬変もないって、いいなあ、羨ましい。なるほど、お金がない。なるほど、競馬ですった。駄目じゃん! このままだと餓死してしまう、って、なるほど、餓死はするんだ。しかし働くのは嫌らしい。楽して儲けたい! うん、私もです! 気があいそうだね! ささりはバイト、リラは株で収入を得てる。リラさん、素晴しいな! さてしかし、ミミ、動画サイトで収入を得よう、甘いこといいだして、けど、難しいですよって、うん、ほんと、そうだろうなあ。ここからのビジュアル寄りの見せ方、それよかったなあって思いましたよ。いや、脱いだから、とかじゃなくって! 派手めに可愛さ押し出すのは、雑誌の傾向的に正しいと思う。でもって、ミミのいう最終手段、これ、ちょっとした社会風刺になってない!? よかったです。変な目覚めも含めてとてもよかったです。

『すくりぞ!』、なんと、学校を出ましたよ。これ、ちゃんと外にもいくんだ。とはいえ、やっぱり屋内です。リンちゃんちのホテルにお招きされました。それで寝子とにゅうが奇行を見せて、ほんと、まだ子供なんだから、普通にしてたら、慣れてなくってもさ、全然おかしくないのにな! って、待ってくれ、リンの方がもっと奇行だ! すごいぞ、この4人組。ホテル内の設備の説明、レストランにバーはそこで働く姿なのに、フィットネスは身体の硬いにゅうというのおかしい。しかし、皆、ハイテンション。ツバキヤマひとりクールを装って、でもちょこちょこ失敗して赤面したり、自分のこれまでの間違いに直面させられたり、おかしいなあ、ほんと、この子、とてもよかった。まだホテルに泊まるとホテルで働くの違いがわかってないみたいなところのあるこの子らですけど、これはこれでいい経験になったっぽいですよね。

『ペンにまします神サマの』改め『空色ウィッチミルキーシュガー』。ああ、なるほどなあ、これ、どう考えても『ミルキーシュガー』、これこそが寿実の漫画だと思うしさ、次のページからはじまるシュガーの独白、この子こそが魔法のペンでもって生み出された、そんな子だと思うよなあ。しかし違いました。この子、魔女らしいんですが、索敵魔法といいながら、すぐ近くを歩いているデスピロッテに気付かなかったり、ということは、へっぽこ魔女? でもってこの子、アルペコフと出会って、話して、アルペコフ、なんだよ、かっこいいじゃん! この漫画は、どこまでが普通でどこからが異常なのか、普通でないのか、それがわからない、ほら猫屋敷とかそうだったじゃん。今回の、雪城紗冬、この子にしてもそうなのかみたいに思わせて、思わせぶりに思わせぶりに描いておいて、結果は猫屋敷とは逆とかね、そういう振り方、うまかったって思いましたよ。というか、この子、今後も出てくる? 結構好みなんですけど。

『はんどすたんど!』、いきなりの反省会ですよ。ああ、高体連、やっぱりあかんかったんだな。やけに前向きというか明るいななみ。目を背けたい気持ちをクールさに押し隠すいちご。まあ、いちごの意見は却下ですよね。今回の振り返りで、ひなた、結構いけるんだ! そうしたことが判明して、それだけに自信がないのが惜しいですよね。いちごも頑張ってる。ゆかちーは……、うん。しかし、いままでいった彼女ら以上に、ななみですよ。ああ、ほんと、この子は絵だけでおかしい。歌舞伎の見栄じゃないんだから。で、そこにひなたのちょっと雅とかいう発言はいって、めちゃくちゃ面白いな! さらにだばだば走り、なんでそんなにバリエーションあるのか。でもって、床! 今回の見せ場は床でしたよね。ななみの策でゆかも跳馬、床で実力発揮できて、うん、よかった。これ、ほんとによかった。しかし、この振り返り、決して楽しいとはいえない、むしろできてない自分を直視させられるつらい、そんな経験なんでしょうけど、ひとりひとりに目標、改善点見えたようで、ええ、これからが楽しみですね。

『裏庭には…!』、夏休みも最終日を迎えて、ああ、宿題終わってないのか、大変だ、これ。と、そんな中、桜子が妙に元気なくて、どうした、なんかあった? 寮長が聞き出してきてくれたんですけど、特殊な交渉術って、あんた、タイムスクープハンターか! おかしいわあ。さて、桜子の元気のない理由、なんと、今日が誕生日。けれど皆宿題に追われるもんだから、これまで祝ってもらったことがないという。そんなこと聞かされたもんだから、皆、寮生が一致団結してサプライズで祝おう、そんな話になるんだけど、これ、ちょっとした逃避だよね! ここからの皆の言動おかしすぎて、疑われる、疑われる。談話室に入ろうとする桜子を押し止めるメイドさんの機転! というか、みんな嘘が下手すぎるよ! 桜子の、最後には喜んで、皆楽しそうという、今回のラスト、ああ、よかったじゃない。そう思ったんだけど、当然宿題は終わってない。うん、まさにこれ、王道ですよね。というか、始業式の日は宿題提出しないでいいから、まだロスタイムがあるよ!

  • 『まんがタイムきららMAX』第13巻第5号(2016年5月号)

2016年3月20日日曜日

『まんがタイムファミリー』2016年5月号

『まんがタイムファミリー』2016年5月号、先日の続きです。

『役職名はお嫁さん』、面白いなあ。先輩が美如に接近ですよ。なにをしようとしてるのか!? 陽大が太ってるっていうんですよ。ああ、しあわせぶとりってやつかあ。そう思ったら、いや、これ、ちょっと違うよ? こっそり追加でいろいろ食べてるのが原因なんだ! しかし、それで管理データの誤差の理由がわかったと嬉しそうな美如、ほんと、この人、いろいろ有能で、素敵だなあ。それからの陽大減量作戦、ここでまさか美如さんの苦手が判明するとは意外でしたよ。自転車乗れないんだ! それでランニングの付き添い、スマートフォン越しのテレビ電話で、陽大のいう虚しさってのがやけにおかしく感じられましたよ。そして結局陽大を本気にさせたのは、美如の発した辞職する覚悟なる言葉。ああ、そりゃもう本気になりますよね。鍛えてる時の陽大。ちょっとかっこよくって、なんかずるいな。

『宅飲み残念乙女ズ』は、春、新入社員の季節。っていうけど、全然喜ばしい雰囲気じゃないなあ。ゆみみがいっぱいいっぱいですよ。なんかやたら野心をみなぎらせた新人に辟易しちゃってて、あー、駄目かも、自分も駄目かも。なんて思ったりして、いや、こういうの春のあるある話なんでしょうね。グリっちの事例、フランクなキャラでも許せる、要領よくやっちゃいます系も平気、そうしたところね、ほんと、真似できないわあ。自分はいろいろな許容の度合い、かなり狭いと思わされましたよ。最後にね、ゆみみのところの新人、ああー、言葉が通じないわー、これはつらいわー、そう思わせて、最後にはちゃんとゆみみのいうところが伝わる、それがね、この漫画の優しさかなって思いましたよ。ほんと、この漫画は優しいです。

ダ・ヴィンチ系女子高生』、ジャン・ジャコモ、サライについて、どんどん深く踏み込んでいこうっていう流れなのかな? クロナカの出会った頃のサライはというと、ちんまくて、美少年で、手癖悪かったりと欠点もあるけれど、まだ割と許される? そんな感じではあったのだけど、次のクロナカのタイムスリップで、成長したサライと再会することとなって、ああー、これくらいの年になると結構許されてないぞ! 手癖の悪さが見咎められて、職人たちに捕えられてしまったりね、でも、それでも全然メゲたりしない、ひょうひょうとしてるのが、この人の小悪魔たる所以なのかもなあ。クロナカの興味は、職人の仕事、生活に向かってますが、ということはこれからそのあたりが語られることになる? ちょっと楽しみですね。でもってレオナルド。うちの天使ちゃんとか、もう、これ、ねえ! というか、クロナカに罪をかぶせない!

『かしこみかしこみ』は、サプライズに上手に驚きたい女の子と、うまくサプライズを成功させるためにポーカーフェースを身につけたい子供たちがやってきましたよ。いや、ほんと、面白い。驚きかたはムクに、ポーカーフェースは山椒にと、うまいこと相談が割り振られていて、うん、たしかにこの相談先、的確と思わされますよ。驚きかたを知りたい女の子、サエは、ねえ、うまく表情に気持ちを表せないみたいなこといってますけど、嬉しくて赤面して座り込んじゃって、それでいいんじゃないんですか!? ほんと、それでもう充分じゃん! けどこれね、結果的にサプライズは中止になって、へー、こういう展開珍しいかも。でも、これがむしろ皆には嬉しい、そんなイベントになったというのがよく伝わって、ええ、いい展開、素敵なエピソードになっていました。で、あの落ち! ああ、山椒の指南、ちゃんと生きてる!

  • 『まんがタイムファミリー』第34巻第5号(2016年5月号)

2016年3月19日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2016年5月号

『まんがタイムきららMAX』2016年5月号、発売されました。表紙は『ステラのまほう』でありますよ。珠輝にあやめ、水葉、三人が和装で登場。手にはドットのキャラクター。その格好は3月、すなわち雛祭り? 桜色の着物に、ちょっと落ち着いた萌葱色。かと思えばチェックのショール、下はスカート、崩した和装も面白い。ええ、娘三人、はなやかさが魅力的であります。

『こみっくがーるず』は、皆、帰省しますよ。というのだけど、かおすちゃんだけ両親が旅に出ちゃってて、帰る先がない。ああー、ということは誰かの家にいくんですか? なるほど翼の家にいくんですね。というのはいいとして、翼さん、帰る途中にウィッグ装備してロングヘアに変身。家はというと大豪邸で、あー、もしかして、翼、いろいろいつわってる!? 半分当たりで半分はずれでしたね。翼、ものすごいお嬢様で、けど家族からは溺愛されてるのか。ちょっと安心した。でもって漫画についてもちゃんと報告していて、他を疎かにしないという約束で家を出て描くこと許してもらえてたのか。しかも、るっきーがいろいろ助けてくれた。今回もいろいろ助けてくれてますよね。るっきー、いい友人だなあ。と、まさかここからが本番になろうとは思いませんでした。翼、どんどんお嬢様に戻っていく。熱い気持ちが薄れていく。それでかおすちゃん、なんとか元気づけよう、奮起させようとして、ネット上の感想探したら、虹野先生のブログだ! ブックマークしよう! わあ、これ、なんだろう、いたたまれない! 寮に戻る電車でのこと、翼のこと心配して見つめるかおすちゃんに、弱みを握ったつもりかきさま、睨み返す翼とかね、ああ、気持ちは通じないなあ! ほんと、面白かったです。

いちごの入ったソーダ水』、月が後輩ふたりに近況報告ですよ。風紀委員長からカーディガンをいただいた。って、杏奈、なんでそんなに不安視する? というか、咲太郎、繊維とか、変態が過ぎるぞ? 面白かったのは風紀委員長ですよ。以前の髪の毛の手紙のアレ。委員長っぽいよなあ、そう思っていたら、ええ、委員長でした。キモがられた。可愛いなあ。先生のフォローなどあって、よかったじゃん、委員長、そう思ったら、先生、名前覚えられてないとか! なんだこの状況。しかし、この委員長、「げっ」て言われた — !! ショック受けてますけど、そりゃそうだよ、あなた、いろいろ戦略間違ってるんだもの。今回もやっぱりツンケンしちゃって、ほんと、なあ、素直になればいいのにね。

『のけもの少女同盟』、ゲストです。方波見女子高等学校? 体調の都合で1ヶ月遅れになってしまったけど、今日から授業に出ることになりました、そういって紹介されたのが桐原霞さん。見目麗しいお嬢さんで、と思ったら、いきなりの吐血、って、それ唇噛んだの!? いや、そんなレベルじゃない出血じゃない!? でもって貧血、すぐさま保健室送りであります。保健室で目を覚まして、はっ…ここはどこ!? まあ保健室でしょうね…!! なんてあたりに、霞の保健室慣れしてることうかがえますね。かくして、保健室で出会った生徒、熊代ニカ、この子とちょっと知り合って、というか、ニカって子もまた人付き合いが苦手なようで、ロシアと日本のハーフというの利用して、カタコト言葉を偽装してる。そんな彼女のことも、霞のことも気にかけてくれてる千間院もも、ももちゃん、クラスメイト? みたいに思ってたら、まさかの……。すっかりやられましたよ。同じく人付き合い苦手そうな1-B保健係、川居すずめ。この子も含めて社会復帰部作ることに決まったけど、ほんと、なんか、ややこしいことになりそうでわくわくさせられますね。というか、もも先生、可愛いなあ。

『ほーかごぶんりたい』、ゲストです。面白い設定作ってきましたね。理系一番の水咲理乃に文系一番の桜木文香。ふたりが呼び出された、そのわけはというと、なんてこった、総合点が酷くて補習クラス行きだとか。理乃、友達つくるのは苦手っぽい。文香に友達だ、りのりんだといわれて、一気にリミットオーバー。これ、おかしいなあ。ふたりのやりとり、苦手をそのまま苦手にしている、というか、文香、マイペースすぎて、そうしたやりとりおかしかったです。人付き合い苦手な理乃に文香がぐいぐいいって、だんだん仲良くなってと、そういう話かと思っていたら、ここに体力テスト一番の生徒が飛び込んできて!? いや、ちょっと待て、文理全滅だったら、この子、留年の危機一番なんじゃない!?

『TCGirls』、ゲストです。なるほど、トレーディングカードもの。カードショップアスターにバイトしたいとやってきた小柴アン15歳。電話したかと思えば、即店にやってくるという、まさしく行動の人。でも、完全にカードゲーム脳で、面接でデュエル、カードバトルをやるもんだと思ってたとかね、なかなかに困ったお嬢さんっぽいですよ。店長葉波シオンとアンの、噛み合ってるようで噛み合ってない会話とかね、面白く、そしてアンの仕事ぶり。色々問題ありだけど、カードの扱いは完璧とか、なるほど! でも、こういう細かなことに気付くのはよいんじゃないかなあ。常連の御厨メイとアン、デュエルはじめそうになったり、って、持ってるカードのランクで戦う前に決着するのか。それで悔しさのあまり、バイト代前借りでカードを何箱も買って、それがまたプレミアつきの絶版品。アンは仕事するには向かない、そんなお嬢さんみたいだけど、こうした借金できちゃって、やめるにやめられない、やめさせるにもやめされられない、まあ、やめさせること自体は簡単だけど、お金の回収もしないといけないし……。と、アンにもシオンにも大変なスタートになりましたね。

  • 『まんがタイムきららMAX』第13巻第5号(2016年5月号)

2016年3月18日金曜日

『まんがタイムきららミラク』2016年5月号

『まんがタイムきららミラク』2016年5月号、一昨日の続きです。

『しましまライオン』、実にいい感じですよ。次の授業は体育です。ああ、もと野生動物の彼女らです。さぞや活躍してみせるんだろうな。そう思いましたら、いや、ほんと、まさにそう。まこちゃんったらいい身体、みたいな台詞もあるけれど、いやらしさとかない、さっぱりとして、きれい、そんなところもいいですね。さてさて、まこちゃん、大活躍。走らせてみれば、すごいはやさ。後ろにはライオンとハイエナがいるんだものなあ。動物時代のいろいろは、人の今にも反映されているよという話。もとが鳥の千鳥は、走り高跳びで大記録打ち立てて、これ、世界記録? とかいわれてるけど、ええのん!? みたいに思っていたら、ああ、やっぱり陸上部に目をつけられて、ああ、世界に羽ばたきましょう、それでいまだ残る空への気持ちを繋ぐんですね。ちょっと感動した。うん、千鳥のあの表情、ころころ変る、その表情の高揚して自分の向かう先を見付けた、その時の様子など、素晴しかったなあ。そうそう、髪の毛なんだと思ってるの!? これも面白かった。ほんと、これ、いいですよ。

『かんきつパンチ!』、おお、とてもいい。なんだろう、しょっぱなからなにか緊迫した雰囲気ですが、って、あれ? 購買プリンの日? いやいや、定期テストなんですね。教科書置きっぱなしにしてる蜜柑、いいですよ。オモイジャン…、貴族か! うん、いいやりとりです。天才実桜さんも素敵です。そして、今回のメイン? 先輩登場。皆をお茶部に誘いにきた。すず、お菓子に釣られたり、蛍、テストのコツに釣られそうになったり、そうしたのおかしくて、うん、とてもよかったです。部長の翼。副部長のななみ。ふたりともにいいキャラクターで、でも、翼さん、勉強は苦手そうね。実技の、思い出しスケッチ、あれ面白かった。皆の絵の個性、それが見えてとてもいい。そしてすず、実桜はお茶部に入るのか! 残るふたりはどうなるんでしょう。というか、我らが主役蜜柑さんはいずこ!?

『はーどわたはーと』、これ、とても面白い。手芸部の話です。皆でぶちょうの家、手芸店にいきまして、いろいろ買い出しますよ、っていう話。なるほど、お店が休みの日にいってるのか。でもって、たくさんの布見て興奮して、コスプレ衣装で頭がいっぱいになってるりぼん。よいねえ、いいじゃんよ、きっとみんな理解してくれるよ、カムアウトしちゃおうぜ。なんて思ったり。ねえ、コスプレくらい、パウリーナ連れてるケイトより普通よ。でもって、いろいろいじられる部長。ほんと、みな個性的で、元気で、にぎやかで、可愛らしくて、読んでて楽しく、もう大好きですよ。

『やさしい親切死霊術』は、とあのこと大好きなゴース子ちゃん、ついににんげんになってしまいますよ。ミストラルの魔術薬の店にいって、たまたま見たミストラルの恥ずかしいところ、それをもって薬をせびっちゃうっていうんですよ。ゴース子の、あまいのみっつでたりる? ってのとか、めちゃくちゃ可愛くって、いいよね、ゴース子! そして人の姿になったゴース子。おお、ソレイユにちょっと似てるのね。ほぼボディペイントの彼女、けど、気にせず街に出ちゃうのか! そしてとあとデート、うん、とてもラブラブです。その合間に、メイプリーフとか欠番の黒滅の魔女についてとか、そういう情報も出たりするんですけど、やっぱりメインはとわとゴース子。人からゴーストに戻ってしまうと、もうとあが仲良くしてくれない、そういって不安がるところとか、そんなゴース子に嫌いじゃないって、素直に好きとはいえないんですけどね、嫌いじゃないって、ほんと、いいなあ! ああ、そうそう、落ちは安定のミストラルさん。偉い魔女なのに!

  • 『まんがタイムきららミラク』第5巻第5号(2016年5月号)

2016年3月17日木曜日

『まんがタイムファミリー』2016年5月号

『まんがタイムファミリー』2016年5月号、発売されました。表紙は『大家さんは思春期!』であります。チエちゃんと真由ふたりがですね、学校帰りの寄り道? ひとつの紙コップからドリンクを、ストロー二本差しで飲んでいる様子描かれまして、けどこれ、なんだろう、微笑ましいなあ。友情? そんなほのぼの。とてもいいと思いますよ。そして『カラフルぶらぱん』のカット、こちらも帰り道の寄り道、ポテトを分け合ってますね。そして『夕暮れ茶房紺色堂』の告知カットもございます。

大家さんは思春期!』は、ついに先輩が前田の生活の実際を知ったわけですよ。ずっとね、前田がいってきたこと、妄想なんじゃないかなんていって信じてこなかったこの人だけど、泊まって翌朝目覚めれば、そこには割烹着の美少女中学生が朝ご飯の用意をしていて、テーブルの向こうには寝起きの美人お姉さんがいるという、なにこの状況? 我が目を信じられない、そんな様子ですね。めっちゃいい顔で、野田圭介です、自己紹介するのに、すぐに本心が漏れ出て台無し。ほんと、いやまあ、信じられん状況であるよなあ。さて、こうしてついに前田の生活の実際知って、この先輩、今後どういう関わり方をすることになるのか。なにか動きあるやもですね。

『おしかけツインテール』、文化祭の出し物、執事&メイド喫茶にて働く花梨のかっこいいこと! これ、いいなあ、ツインテールより好みだな、まいったな、どうすりゃいいんだ。しかし、その喫茶店のメニュー、それが実に素朴で地味で、というか、これ、定食屋だ。面白かったですよ。料理大好評。余りそうな食材貰って帰っていいといって、めちゃくちゃ嬉しそうな花梨素晴しく、ということは、晩ご飯、昼と同じか……。この展開もよかった。瑠璃の客引き、そして好評だったおやさい。お嬢様にもいい思い出になったようで、ほんと、全方面によい話でありました。

『軍神ちゃんとよばないで』、上杉謙信の正体不明さに手をこまねいている武田の軍勢、というか、山本勘助。と、それはいいんですが、また個性的、というか、えらいの出てきましたよ。高坂弾正。って、なんでそんなツインテール! 美少女かと思ったら、君、男か! 武田の本陣でのやりとり、それがもうおかしくって、そして新事実、おおう、勘助、あんた子供やなかったのか! これ、謙信、というか、虎千代、この子がえらいこと買い被られてしまってる、それが話の肝になってて、そしてその勘違いでどこまでいけるのか。今回でいえば、村上義清ではなく柿崎景家が先鋒をつとめる。これがどういう効果をあげるか、ですよね。ほんと、歴史知らんから、毎回が楽しみですよ。

『夕暮れ茶房紺色堂』、いい雰囲気ではありませんか。コマ割り漫画です。はじめての町、新生活にちょっとわくわくしているらしいお姉さんがやってきたのは喫茶店。古い家。オーナーさんはまだ幼なさ残す眼鏡のお嬢さん。コーヒーはまだ練習中、なので抹茶がおすすめです。抹茶とようかんのセット、それを食べる、それだけの様子が、すごくゆったりとして、豊かに描かれて、うん、面白い。このお姉さん、学校の先生だったんですね。中学校? いや、小学校? その教室で出会ったのは、あ、あのオーナーのお嬢さん。いらっしゃいませの一言、ちょっとした緊張とか感じられて、これも実に可愛らしかったです。

『カラフルぶらぱん』、完結しましたよ。アキが誰かにチョコレートをあげるらしい。バレンタインデーですね。それでナツが動揺して心配して、というかさ、いくらなんでも作谷さんはないだろう! でもね、この作谷さん、とにかく変態というか困った人といった感じなんでありますが、ナツの様子見て、アキの背を押してくれたりね、なんだよ、いい人じゃんよ。なんて思ってしまう私はチョロいのかも知れません。渾身でしたね、すごくよかったですよ。って、ナツにチョコレート渡すアキですよ。ナツに渡そうと思って作ってたんだよ。うおー、めちゃくちゃ可愛いじゃん! ほんと、これ、アキの渾身の告白だったのに、ナツ、伝わってないんだ! でも、ほんと、これ、時間の問題ですよね。というか、アキ、力技で押し込もうよ!

  • 『まんがタイムファミリー』第34巻第5号(2016年5月号)

2016年3月16日水曜日

『まんがタイムきららミラク』2016年5月号

『まんがタイムきららミラク』2016年5月号、発売されました。表紙は『うらら迷路帖』、メインの四人がえーいと揃いまして、千矢と紺は手をきつねにしましてね、小梅はカード、ノノは小さくガッツポーズ。ぱーっとはじける、そんな明るさ、愛らしさが、もうとても素敵な表紙に仕上がっています。と、この表紙、下に大きくアニメ化決定の文字! おお、いや、けれどほんとこれは驚かないなあ。この漫画がアニメではどのように描かれるのだろう、表現されるのだろう、楽しみですよ。

うらら迷路帖』は前後編! いよいよ九番地でありますよ。へー、九番地はちょっと洋風なんだ。小梅なんかには嬉しいんじゃないかなあ、みたいに思ったりして、ほんと、紺のために洋装常に準備してくれてるくらい? しかしここのシステム厳しいのね。到着してすぐに課題をクリアしなくちゃならなくて、慣れてない街、右も左もわからない場所で、自分の所属する研究室と教師を決めないといけない。その先生っていうのも、自分たちで見付けないといかんのか! ガイダンスもなしとはキツいな! と思ったけど、そうでした、この子らは占いの徒であって、そうした難題も、自分の占いで切り開いていく、そうした修行の一環であるわけですね。というわけで、ライバルの吉田屋と出会い、そして街中で眠っている女の子。お、千矢のこと探してた? 考えられるパターンはふたつですよね。これが、チーム吉田屋のいう天才少女。もうひとつは、この人こそが探すべき教師であるというの。どちらであるのだろう。皆の想像するこの子と千矢の関係なんてのを楽しみながら読みながら、そしてついに正体が判明する。ああー、前者! 巽屋の臣。この子、どうやらチーム棗屋と同門になりそうな気配!? そして、臣に続いて先に進むチーム棗屋、紺が見たものとはなんなのか! もうね、すっかり引きこまれてしまいましたよ。

ビビッド・モンスターズ・クロニクル』。光理が赤音に届けたノート。そのすみに描かれたパラパラ漫画、それを見て赤音ぽつりというんですね。ヒットマンΩ……。うおー、ばれたか! ついに気付いたか! 少なくとも、光理は赤音のこと、キャロラインのプレイヤーと確信していて、というか、光理、自分の絵の個性、気付いていないのか……。そして、赤音も光理のこと、全然気付いていない……。うん、まあ、普通ゲームで知り合った人が学校の同級生とか、ないもんなあ。デスヨネーって! Side ボン・キュ・ボンのクエスト、わこたんがやっぱり面白かったり、あんこがじょそ天に出会って! けど、PTチャットかなんかの誤爆と思って無視したり。なに、このすれ違い。めちゃくちゃ面白いな。わこたんのお礼も酷くって、ゴミだけ押し付けられたって、ほんと、最高でした。と、ここで千絵理ちゃん。もし自分の教え子とゲームで出会ったらどうするとの問に、そのゲームやめると答えて、これは妹光理ならずとも一瞬言葉に詰まるよなあ。ああ、キャロライン・チェンバーズの秘密、知っちゃいけない、知られちゃいけない、なのかー! でも、ほんと、お姉ちゃん、鈍くてよかったよ。

『ラストピア』、よいですね。金槌ありますか、ダクトテープとかありますか? リッタさんがいろいろやる気見せまして、なるほどホテルの修繕。ダクトテープは万能らしいですもんね。皆で雑貨屋にいきましたよ。そうしたら、雑貨屋さん、可愛いお姉さんがいらっしゃって、ロリババァね、って誰だ、んな事教えたの、って、お姉様、地が出てますわよ。リッタのチャレンジ。ホテルを奇麗にして、それから島のよいところ見つけてアピールしてという、状況改善作戦。お客さん、取材にきた記者さんなのか、案内して島のいろいろ見てもらってという、そこで島の不思議、その噂を聞かされたり、でもおどろおどろしさよりも、まずはそのよさを見ていこうっていう展開に、なんかね、いいなって思ったんですね。あの夕日、そして写真。ほんと、素敵じゃないですか。

『カラフル・マキアート』、最高だな! カラフル・マキアートに危機が迫ってる! なにか!? 予算会議だよ…!! あー、理子は生徒会長が苦手なんだ。って、そうか、前回のあれか。同好会の申請却下事件。まさか、なんで、どういう思惑で却下されてたかとか、こっちからしたらわかんないもんなあ。で、生徒会長サイドもめちゃくちゃ面白くて、いや、ほんと、あなた、趣味で却下するのやめたげて! 今回は予算要求を却下するらしい。うん、あまりに酷くなりそうだったら、ちよがとめてくれそうだからいいけど、でも、ほんと、すごくいい笑顔で無茶いう人ですよ、会長。で、予算、まさかの5千円! それで理子、すごく喜んで、って、あー! 要求額、2千円なのか! あの部室での予算見積りおかしくて、5千円で喜ばれちゃった会長はというと、完敗だっつってすっかり落ち込んでしまっていて、ほんと、おかしいよ、というか、会長、心配するくらいなら最初からそんな嫌がらせっていうか、やめたげて! でもって会長変身。秘密を聞き出しにいってみたら、隣駅のスーパーですかね…? もう、ほんと、めちゃくちゃ面白かったです。

『小学生もゆるくない。』、新連載です。学校にいくのがめんどうくさいあこ。友達から借りた漫画、それが気になるんですね。でも、ずるはいけません。堂々とサボろう! 舞台は北海道。ああ、雪が寒そう。友達のるいちゃんと一緒に登校して、なるほど、これは小学生女子の日常ものなのかな? そう思ってたら、おや、これ、違うぞ。あこ、帰宅の道にて、あやしい人を見付けてしまう。ゴミあさってる? そんな女の子。食料を探してて、そんな子をあわれんでか連れて帰る。お風呂にもいれてあげる。服も貸してあげる。どうもこの子、悪魔かなんかみたい。偽名を使って、くま子と名乗る。あこ、そしてお姉ちゃんのゆうやさん、その子をこの家に住まわせることとなって、おや、これ、ほんと、どういうことになるんだろう。ほんと、先の読めない第1回であります。

  • 『まんがタイムきららミラク』第5巻第5号(2016年5月号)

2016年3月15日火曜日

Nintendo Wii専用 LANアダプタ

 Wii専用なんて名前がついてますけど、Wii Uでももちろん使えます。こいつをですね買ったのですよ。ひとつは『Splatoon』の安定性を高めるため。ひとつは、最近WiFi機器が増えたせいか、微妙に不安定になってきている自宅の電波環境を改善するため。いえね、突然繋がらなくなったりするんですよ。以前は放っておいても数ヶ月くらい平気だったのに、このところは一日二日で再起動しないといけなくなるみたいな不安定さが目立つようになってまして、これ地味に困ります。これは、我が家の周辺のWiFiアクセスポイント乱立問題とか、そういうのが影響してるんじゃないかなみたいに思うんですが、とりあえず自分でできることといえば、少しでもぶらさがっているWiFi機器を減らすことかなあって。そう思って、Wii Uも有線にしてみようと思ったのでした。

Wii Uを有線にしてみて、さてどれくらい変わったかといいますと、うん、正直よくわからない! あかんわ、自分、違いがわからない男やわ。もともとの、WiFi接続時の速度をはかってたわけでもないので比較するのもあれですし、『Splatoon』遊んでても、そうそうラグが気になったり、また切断が頻繁に起こったり、みたいなこともなかったしなあ。ラグといったら向こうさんの問題でしょう。いや、自分だったらどうしようって話でもあるんですが、けれどPlayStation 3を無線から有線にしてみたところ、結構Ping値が改善した記憶があるので、Wii Uでも同様だと嬉しいなあ。

最近は『Splatoon』で遊ぶ時間も減ってしまって、じゃあWii Uは稼動してないのかというとそういうわけでもなくて、huluですね、ほぼhulu専用機みたいになっております。映像を見る、月額いくらと決まっていて、そんだけ払えば後は映像見放題。これまで見たことのないアニメでも映画でも、それこそ山とありますでしょう。あ、見たかったと思ってたやつだ、ってのがあれば、なんとなく適当に流してみたら、意外とこれいいじゃん! そんな風になることもあって、ええ、映像を見るのに回線を改善するのはよかったんじゃないかな、なんて思っています。

いや、WiFi時代に映像が止まるとか、そういうこともまあなかったんですけども。

微妙に環境が改善する時って、意外と違いがわからないんですよね。けれどこれが逆になったら、つまり有線に慣れてしまってからWiFiに戻ったら、あれ? これちょっとおかしいな、みたいに思うかも知れない。ええ、なので今はわからずとも有線に親しんでおくのがよさそうです。

2016年3月14日月曜日

ナーフ N-ストライクエリート トライアド NCV

 なんだか、おもちゃの銃がはやってるみたいですね。これは空気を圧縮して弾を打ち出してるのかな? 弾はスポンジでできてて、当たっても痛くない。とはいえ、人を撃つこと前提にはなってないみたいで、的に向けて撃つ、ダーツやストラックアウトみたいな楽しみ方をするトイガンである模様です。もとはアメリカのおもちゃみたいで、その名もナーフ。日本ではタカラトミーが扱っていて、人気モデルともなると、どこでも売り切れてしまって、高値、プレミア価格をつけてたりする、っていうのはもう最近はどんなおもちゃでもゲームでもそんな感じで、ちょっとうんざりですよね。うん、こういう値段釣り上げ、どうにかならんものかなあ。

私の買ったものは、とりあえず一番安いモデル、トライアド NCVってやつです。NCVってなによ? ええ、全然わかりません。なんもわからんと買いました。これに、弾の先端が吸盤になってるユニバーサル マイクロダーツってのを追加で買いまして、近所の百円均一で買ってきた安っぽいホワイトボードを的にして、ぺったんぺったん撃って遊んだりしております。

ほれ、こんな感じ。

Nerf darts

トライアド NCVは弾を3発装弾できて、グリップの底にあるコッキングレバーを引いてチャージ。トリガーを引くと、弾が一発ずつ撃ち出されるんですが、これ、どういう機構でもって撃ちわけられてるのかさっぱりわからんというんですね。トリガーをゆっくり引くと複数発発射されてしまう。しっかり引ききると一発ずつ出る。ええ、なので、きっちりしっかり引きましょう。

マイクロダーツ、これ、そもそも消耗品と考えるべきものだと思うんですが、くっつくやつとくっつかないやつありますね。撃っても撃っても、当ても当てても、全然くっつかないやつがある。そういうの、もうしかたがないものとして別にしておくのがいいんだろうなって思います。もし、このおもちゃでもって対戦なんぞしようということになったら、確実にくっつく弾を選別する必要があるんだろうなって思いましたよ。いや、そんな競技みたいなことしませんけど。

トライアド NCVは銃口がみっつある。その口それぞれに弾の飛ぶ傾向が違うみたいな感触があって、だから、本当に的にきっちり当てたいなら、これでない、別のものを選ぶのがよさそう。そういうの関係なしに、単純にぽこぽこ撃ちたい、大ざっぱに当てて楽しみたい、それだけなら、安いこいつがベストだろうと思います。

2016年3月13日日曜日

『まんがタイムジャンボ』2016年4月号

『まんがタイムジャンボ』2016年4月号、昨日の続きです。

『シコふんじゃえば?』、これ、よくなってるなあ! 相撲大好き少女舞が大幅に遅刻。なんで!? 両国まで番付表買いにいってたからだっていうんですね。って、待って、出席大丈夫!? 舞による番付についての解説もあって、これ、本当にただの説明なんですけど、それでも面白く見せているのはさすがだと思います。基本、舞の相撲大好きなところを描く、そういう漫画なんですが、ここに力士の側の話が加わったり、そして杏子の秘密が加わったりと、話に幅ができる感じがあって悪くないんですね。十両にあがると待遇がかわる。そうした相撲の説明あり、成績発表を番付みたくみたいな話もあり、そして皆で相撲を見にいくことに!? って、まって、15歳までなら200円なの!? 知らんかった。さて、杏子の秘密、守りとおせますでしょうか!

終活女子高生』は、占いの話でありますよ。最悪の運勢といわれて気にしちゃう沙羅が可愛くて、この人らしいなあ、みたいにも思うんですけどね、実際不運が続いているようで、これ、考えすぎたためなのか、あるいは本当に占いがあたっているのか。それで、沙羅、朝のテレビの占い師の店にいって、占ってもらおうと思うんですね。当たり前みたいについてくる律。そうしたら、占い師が、この人、微妙にあやしいんですけどさ、律の未来が見えないなんていうんですよ。あー、これ、どういうこと!? そういうこと!? いや、ほんと、揺さぶられましたよ。これね、その占い師の見たもの、本当にそうなのか、あるいはクラスメイトのいってたようにいいかげんなサービスだったのか。これが本当にわからなくて、いやもう、はらはらさせられっぱなしです。

『ペンタブと戦車』、若き曾祖父と出会って、はたして里見青年はどうするのか!? いや、もう、まさか、いきなり抱き付くとは予想外でした。だってさ、こんなのただの不審者じゃん。と思ってたら、いきなりのひ孫カムアウト青年の出現に、不信感あらわにする鶴之助氏。まあ、当たり前だ。いきなり未来からきたというやつがいる。そりゃ怪しんで当然で、というか、武田大尉、精神に変調きたしたまで考えてたそうなんだけど、その彼がころっと89式ハクに転んで認めてしまった。というか、そういうメンタリティができてしまった理由がまさか語られるとか、思ってなかった! 今回描かれたので意外だったの、鶴之助のキャラクターですよね。ものすごい堅物なのかと思ってたら、わりかしざっくばらんとしたところもあって、そして武田大尉、ここにきて里見のいってること、本当であると信じるにいたるのか! ああ、まさにこれからだな。序章を終えた、ここからが本編ですね。しかし、最初の興味はコミケなんですな。うん、生きて帰ればいずれその時代がくるよ!

『江戸の蔦屋さん』。今回は北斎登場でありますね。この時期にはまだ春朗という名前で、けれど本人はその名前気にいっていない。よって、いずれは葛飾派を立て、葛飾北斎を名乗ろうと、大きな夢を語る男として登場するんであります。と、それはいいんですけど、なんだその唐辛子の着ぐるみ。北斎の娘を主人公にした漫画が姉妹誌で連載されていますが、そこでも変人、こちらでも変人。北斎ってよっぽどの人だったんだろうと思わせるこうした描写。実際のところどうだったのかっての、知りたくなってきますよね。やたら唐辛子が出てくるの、この人の食い詰めていた時代のしのぎ、それが唐辛子売りだったからだったんですね。こうした史実織り交ぜてのナンセンスなもろもろ、面白く読んでいろいろ知ることができる。そうしたのがいいですね。

  • 『まんがタイムジャンボ』第22巻第4号(2016年4月号)

2016年3月12日土曜日

『まんがタイムジャンボ』2016年4月号

『まんがタイムジャンボ』2016年4月号、発売されました。表紙は『レーカン!』メインにしまして、これは卒業式の情景でありますね。晴着に袴、手にはハンカチ、チリ紙、涙をボロボロ零している天海さんがメインであるんですね。『保健室のつむりさん』も矢絣、袴と卒業式スタイルで、って、あなた、もう、卒業なさってるじゃありませんか! 『けいさつのおにーさん』、手塚さんに穂苅くんは、礼装でありますね。うん、すごくかっこいい。『それでもヒナは魔術師になりたい』のカットもありますよ。

『でっかいんちょ』、いいんちょ育の大活躍でありますよ。へい、おりゃー、いやあー! と気合いも充分。けど、これ、調理実習だっていうんですね。班決めの際、育の実力を知らない纏が育を他の班に譲っちゃうんですね。そうしたら、やたら大雑把で、そのことバレた時の纏めの微笑み、おお、とても魅力的。素敵お嬢さんです。育が料理するとやたら量が増える。その謎が見事に描かれて、これ、わらっちまうなあ。今回のいいんちょの頼りにならなさ、ほんと見事で、けれどちゃんとした料理にはなるんですよ、っていうのは大変よかったです。いや、カレーのつもりでビーフシチューになるの、いろいろ問題ですけどね!

『前略、パリは甘くて苦いです。』、スペシャルゲストです。と、これお菓子職人、パティシエたちの漫画なのですが、今日はメーデーなのでお店は休みです。ということは職場描かれないじゃん! そう思っていたら、ああ、メーデーは皆がすずらん売りになる。そんなパリの情景描いて、それでわかった。スズランの花言葉、幸福の再来、それを実際に描いてくれたんだって。ああ、この人はマリー・ボヌール。この人がただの生き写しとかあるいは子孫とか、そういうことはどうでもいい。けれど、こうしたかたちでかつて親しみを覚えたあの人との再会を果たさせてくれた、それがなんだか嬉しく思われたのですね。ええ、ちょっとしたプレゼントだった、そう思いますよ。

『ナデシコ!』、これ、めちゃくちゃ面白いな! お客様相談室が大繁盛で人手が全然足りません。って、人より電話機が多いのが問題だよ! ともあれ、今ではイチカちゃん、すっかりエミの実力認めて、というか、難易度高いの全部エミにまかせちゃうんだ! イチカちゃん、もうプライドもへったくれもないな、完全降伏じゃん! さて、人手が足りません。なんとか増やしてくれ。そういって会議で訴えたイチカちゃん。クレーム処理の仕事をバカにしきってる渋皮営業部長を、ならやってみますかと引っぱってきて、すげえ! しかし、部長、すっかり愛嬌キャラになっちまったな! そしてこの部長、この仕事経験してすっかり改心して、というか、電話の対応に心くじけて、5分か! はやいよ、部長! もうほんと面白かった。でも、部長、ちょっと人当たりがよくなったぽくて、営業の相手さんには好評。いいことづくめじゃありませんか。ほんと、おかしな仕事の情景。いや、これシリアスに描いたら楽しく読めないかも知れないかもなんですけど、ほんと、コミカルでよかったー!

『それでもヒナは魔術師になりたい!』、新作です。小桜ヒナさん、マジシャン志望の女の子。いろいろタネを仕込みましてね、友達相手に手品を披露。と思いきや、タネをボロボロ落としてしまう、そんな不器用さんなんですね。技術はまったくもって未熟で、けれど手品に対する情熱、愛情だけは人一倍。けど、努力の方向がちょっと間違えてたり、でもって手品以外がおろそかだったりと、困ったお嬢さんなんですね。そんな彼女には双子の弟があって、ヒヨリ、この子はしっかりしていて、いたらぬ姉をサポート。ともあれ、このヒナさん、今はこんなだけど、だんだん成長していって、できる手品を増やしていったりするのかな? ぜひ頑張って、素敵な手品師になっていただきたい所存です!

  • 『まんがタイムジャンボ』第22巻第4号(2016年4月号)

2016年3月11日金曜日

『まんがタイムきらら』2016年4月号

『まんがタイムきらら』2016年4月号、昨日の続きです。

チェリーブロッサム!』、娘と母の対決、決着ですよ。真正面からぶつかっていく火文の、その行動の狙いは大咲の意識を取り戻すため。というか、大咲さん、ほんとにいろいろアレな感じで、あの、その、あなた、主人公なのに、なんだろう、妖怪みたいになっちゃってるよ? ともあれ、ここでゆうのとった行動、御神酒を大咲に飲ませる、そのための行動は、かつての大咲に対する人命救助、あれを受けてのことなのだろう。ともあれ大咲復帰して、それで火文の気持ちと、娘の本心を聞いてようやく立ち止まった母とのその関係、ひとつ更新されたように感じまして、ああ、お母さんが怖れていたことがなんだったのか、その気持ちもよくわかって、ともあれこれでこの母娘は大丈夫そうですね。そして火文の大咲に対する気持ちがなんなのか。それも語られて、これはまだそうと気付いていないだけなのかどうなのか。わからないのだけれど、今はそれでしあわせそうであるから、なによりめでたし、でありますね。

『ひなまるすまいる』は大浴場の清掃をします。メイドの面々にうらら様、さらにはナースメイドの由井原まう。しかし、ナースでメイドとは、もりにもってきましたね。さて、この人、かわいい女の子が大好き。というわけで、うらら様の銅像もなめるように磨いちゃう、って、絵面想像するとヤバそうだな……。お風呂の掃除、というのにはしゃいじゃって遊びだしちゃう面々をひとり叱る香澄がいい感じ。というか、カトレアまで遊んじゃうんだ! うらら様が楽しそうだからか! しかし、女の子大好きなまう、いろいろとアレな感じで大活躍してまして、ほんと、いつかつかまりそうな勢いでは? ほんと、狙われてる香澄、まだそれと気付いてなくて、ああ! 逃げて! そして最後にお風呂。そうかあ、温泉なのかあ、いいなあ。働いて、お風呂で疲れ癒してという今回。うらら様も自然にとけこんでたの、それがよかったです。

『明日はアイドルれいかちゃん』、扉絵れいかちゃん、眼鏡、素敵だ! さて、さて、れいかちゃん、先生に呼び出されて、なにかと思えば、進級が危うい。なんと数学27点。おお、大丈夫か君! といいたいが、自分ももっと低い点数とって、期末で取り戻すみたいな生活してたので、この子のことどうこういえる資格はありません。勉強しようよれいかちゃん!! それで勉強するんだけど、教えてくれる花凛、学年2位なのか。そして生徒会の皆も教えてくれることになって、って、えらいこと独特な勉強法だな! ダンスで覚える! って、これ、実際有効そう。動きをつけて覚えると、身につきやすいとかいいますよね。って、ちょっと洗脳? 洗脳!? そしてれいかちゃん。見事に危機回避! って、待て、学年10位か。花凛に続いてベスト10入りか! まさか自分ではあるまいと、そう思って、自分だった場合ごっこしてたら、それどころではなかった。ほんと、おかしいなあ。けど、勉強アイドルに進化してしまって、いや、学生としてはありな気がします! いや、どうなんだろう!

My Private D☆Vは『ふるスクらっち!』の右左もりもりであります。おんなのコのやわらかそうなおにくがすき! でありますよ。けど、それ、いわゆる豊満なボディのどうのこうの、という話ではないようで、イラストを見れば、お色気寄りは腰から尻にかけてのライン、それくらいで、のこりは頬のやわらかさとか、ももの肉付き、そしていーって口の端っこ引っぱってるのが描かれて、ああ、このほっぺたのいー、可愛いなあ! ちょっとぽっちゃり系の女の子たち、そのもちもちした感じというのが、まさにD☆Vポイントであるのだなあというのが実感させられるイラストで、ねこもすき、ムニー、なんだこれ! すごくいい! いい味がありますよ。

  • 『まんがタイムきらら』第14巻第4号(2016年4月号)

2016年3月10日木曜日

『まんがタイムきらら』2016年4月号

『まんがタイムきらら』2016年4月号、昨日の続きです。

三者三葉』は身体測定と体力テスト。そいつをバリバリ仕切る西山がかっこいいですよ。きましたよ。きましたね。西山の時代が! 近藤さんの真似する葉山ちゃんが面白く、猫をダシに全力疾走させられる葉山ちゃんの、けれど実際20秒っていうのね、うん、漫画的表現と現実は別みたいな、この漫画のシビアさ感じとれて、妙にシュールな面白さ。ほんと、大好きですよ。さて、中学で成長の伸び止まってしまった先生。ほんと、この先生、可愛いよなあ。けど、バリウム飲むとかおっしゃってるから、実は結構いってるっぽい? でもって、西山と甘える甘えられる関係に! おお、これは素晴しい! きてます、きてますよ!

『担当編集ボツ子さん』は、刺子愛の同僚たちが描かれて、ええ、今回は編集サイドのお話ですね。あと、愛の姉登場。あのトゲつき衣装にムチなどの装備、姉も知ってるのか。なんだかぽわーんとしてる同僚の編集、野上りんごがいい感じ。あのしゃべってる時の話題の散り方! でも、こういう人いますよね。わかるわあ。でもってお昼に以前田中氏を取り合った犬井さんと出会って話して、ほんと、その情景おかしかった。午後からも気合でっ! って、焼けた鉄板に手をどーん! あかん! あかんですよ! 刺子さんの常には見せないやる気と喜び、その表情が見られたのはいい感じ。編集長の前とかだと、わりと素直に表情に感情のせてくるんですね。そして田中さんの前では! ああ、難しい! 刺子さん、難しいです!

箱入りドロップス』は皆でキャンプだそうですよ。おお、雫もさぞ喜ぶことでしょう! と思っていたら、今回はむしろ陽一の方がメインだったといえる。陽一、今は相ノ木と一緒にバカなこといって、わいわいやってる、そんな印象の方が強いわけだけれど、昔はそうじゃなかったのか。姉に助けだされて、新しい世界、世界の広さを経験していく雫の姿、描かれてきた、そして今回も描かれているわけですけれど、それは同時に陽一の変化も描いて、うん、その変化していっているというところはわかってた。わかってるつもりだったんですが、そうかあ、子供の時分からすれば、もっともっと大きな変化があったっていうわけだったんですね。友情が、恋が陽一を変えたのだなあ。さて、陽一と相ノ木、バカなことやって、滝に打たれてみたりして、そうしたもう寒い寒い。そんなところに澄田さん、人肌で暖めあうなんて情報よこしてくれちゃって、これは! これは! 陽一さんと相ノ木さんが!? わー! すごいー! って、興奮した私が馬鹿みたいじゃないですか! ほんと、期待したのに! ほんと、期待したんですよー!

『神様とクインテット』、ひどい! あかねがなんだかしおらしいんですよ。なんで? って、それはうららと中身が入れ替わってしまってるからです。っていうんですが、ほんと、この漫画だとなんでもありというか、こういう展開もナチュラルに受け入れられる、そんなところがあって、でもほんと、キノコやら爆発やら、コマの枠のいろいろ、小さなことだといわんばかりに逸脱しまくってるのは、なにやら不思議な快感です。しかし、あかねの体、酷い。あちこちに非常食が仕込まれてる、ってのはいいとして、あ、頭が炊飯器!? 『炊飯器少女コメコ』思い出しちゃいましたよ。でもってりんの秘策。爆弾で入れ替わったのなら爆弾で解決させましょう。これね、最後に明らかになるりんの狙い、これがもう本当にいつもどおりのりんでして、いやあ、よかったです。というか、ラストのコマのうららにあかね、酷いな! すごく酷い顔だ!

  • 『まんがタイムきらら』第14巻第4号(2016年4月号)

2016年3月9日水曜日

『まんがタイムきらら』2016年4月号

『まんがタイムきらら』2016年4月号、発売されました。表紙は『こはる日和』。いい姉妹、素敵姉妹でありますね。こはるとさおり、ふたりがこうね寄り添ったりなんかしましてね、そこに散りかかる桜の花びら、木漏れ日もまたとても美しい、そんなイラストであります。ふたりともに、服の色を桜色にあわせましてね、ちょっとアンニュイなお姉様、眼鏡の向こうの眼差しも素敵です。しかし、ほんと、仲良い姉妹ですよね。

『ヒトより私はそれが好き!』、新連載です。生徒の悩みは生徒同士で解決する、そんなルールのある学校での出来事です。悩み解決のための係、生徒相談係をやっている橘いより。彼女に同じクラスの高城綴月から持ち込まれた悩みというのが、人を好きになれない、ではないな、この人、文字が、筆跡が好きなのか。他でもないいよりの書く文字が好きで、というんですが、なるほどメモをとろうとするいよりを見た時の不審な言動、なるほど、そういうことだったんですね。しかし、この漫画、なるほど、フェティッシュに対する偏愛抱えた女の子たちの話みたいですね。まずは筆跡に愛をそそぐ綴月、そして日本に愛を向けるミュエル・チコ・サンランド。この子らの業、いやミュエルのはただの日本ファンな気もするけど、綴月は間違いなく業だよな……。この漫画、はたしてこの業を深めて描くのか、それとも広げていくのか、そのどちらに向かうかですけど、綴月、この人は今回限りでは勿体ない、そんな風に思わせられますよ。

『RINAちゃんが好き過ぎて神に見える件』、ゲストです。なるほど、アイドルもの。アイドルを目指したり、そういうのではなくって、完全にファン側の情景描きましてね、舞松綾奈、この人が2ヶ月前からRINAなるアイドルにもう夢中で、ちょっとでも情報集めて、いろいろ知ろうとつとめている。けど、2ヶ月かあ。これ、いわゆるニワカ扱いされて腹立てる、みたいな展開あったりするんだろうか。ともあれ、綾奈さん、やたらめったらハイテンション。クラスの友達をぶっちぎってしまっていて、もうね、誰もついてこれてないよね、これ。けれどそんな綾奈に引っ張られるかたちで、アイドルに興味を持つ子が出てきたり、そして封印していたコスプレ趣味を再燃させそうになったりと、これ、いろいろと広がる、そんな種をあちこちに用意して、それらの芽が出て伸びればどうなるか。絵の奇麗さ、綾奈のテンション、それら、ばっちり読者に働きかけて、引っ張っていく、そんな感じがあってよいですよ。

『あまやっこ』、ゲストです。田舎ぐらしに憧れる女子、望月やわらが主人公。いや、こういうパターン、めずらしいな。田舎のなにがこの子をかくも引き付けようというのでしょう。さて、幼なじみでいいのかな? たつみと一緒に暮らします。そのたつみって子が、今ではすっかりさばさばしたお姉さんになっていて、昔の女の子女の子していた時とは大違いなんですね。そんなたつみと、田んぼ見たりしながら、周辺を散策する。バスが余裕で一時間待ちとか、はやい時間に終わってしまうとか、そういうところが田舎です。バスが終わってしまって、どうしようかというところを、軽トラで通りがかった知り合いに助けてもらったりね、こういうところも田舎なのかも知れませんね。不便なところもあれば、その不便を補える、そんなところもあろうという話でありました。

『放課後ぱにばす部』、ゲストです。ぱにばす部ってなんだろう。なるほど、パニックバスター部。それぞれいろいろ弱点、弱み、苦手を持った生徒たちが、それを克服しようと活動している、っていうんですね。では主人公秋月あさ子、この子にはどんな弱点があるのか。ある秘密なんていわれてたんですけどね、だから最初は弱点とは思ってなくて、危機に陥るとなにかが目覚めちゃったりするとかなんとか!? だって、熊とか出してたじゃない? いや、これ、違いました。なるほど、女性が苦手なんだ。って、めずらしいな。女子校もので女子苦手なヒロイン。学校唯一の男性という雨宮先生だけがこの子の助けで、だがこの先生にも弱点があった! 南雲琴、永薗ひなの、ふみか姉妹。元気? 明るい? そんな部員の皆さんも、どんな弱点を抱えているのやら。今のところ、そういう風には見えないんですけど、さてどうなりますか。とんでもないもの出てくるんじゃないかって、楽しみですよ。

  • 『まんがタイムきらら』第14巻第4号(2016年4月号)

2016年3月8日火曜日

『まんがタイム』2016年4月号

『まんがタイム』2016年4月号、昨日の続きです。

鉄仮面のイブキさん』、おお、事態が進んでしまいました。喜多くん、伊吹さんをペットショップに誘うんですよ。喜多くんはデートのつもり、けれど伊吹さんは喜多くん家の仔犬、ちょこ助のためとしか思ってなくて、周囲はやきもきしますよね。相楽さんは伊吹さんとられるって思っちゃうし、鬼怒川さんは見物する気満々だし、そして喜多くん、告白とか思っちゃう。男子連中がね、そんな話してて、喜多くん、そのノリに背を押され、ついつい大きな声で伊吹さん好きだー! とやっちゃったところに伊吹さんですよ。ああ、これはさすがにこの子でも気付いたろう。さあ、どうなる。どうする? さの表情がね、さっぱりわからんのよ!

『おひとり食堂』はアスリートのお客さんですよ。普段は団体行動だから、ひとりの今が嬉しい。水泳してる人なんですね。なるほど、シンクロナイズドスイミング。ほがらか、明るく、元気さが魅力的。その所作も美しく、そんなお客さんについつい心引かれちゃう誠一郎でありますよ。まあ、いつもどおりですよね! お客さん、ポジションは下で支える役割で、縁の下の力持ちが好きなんです。バンドでもベースやドラムの方が好きなんですよ、なんていわれて、ショック受けてるギタリスト誠一郎の顔! 今回は雑誌? の撮影で化粧してた誠一郎が、そのまま店でそのお客さんと出会って、そしたらふたりともメイクばっちりで、お互い誰かわからない! おかしかった。ほんと、面白いです。

『ボンジュール!仲居さん』、明日は予約はいってないから、皆でお花見にいきましょう。それで喜ぶサラが可愛くて、お弁当もねいろいろリクエストして、けど予約はいっちゃいました。うまくいかないものですよ。その時のサラのがっかり顔。これがね、お客さんのお嬢さん、その子も同じような顔見せて、反抗期、いろいろツンケンしちゃうんだけど、気持ちの奥に素直さちゃんと残してて、お花見は楽しみだし、お父さんともほんとはちゃんと仲良くしたい。それがわかる。サラのアドバイスも役立って、ああ、結局は雨で流れたお花見だったけれど、素敵な展開、素敵な御宿だって、ほんと思わされましたよ。

『はこいり良品』、しおりさんがなんかボーッとしてる、と思ったら、なんてと、新刊書店にいったのか! それで、時の流れが違うと実感しちゃって、この情報化社会をもっと知ろうと思って読む本が5年前の新刊。ああ、新刊書店で買ってきたわけじゃないんですね。いろいろな生活スタイルがある。急がしく慌ただしく、多くの情報を取り入れ、処理し、一心不乱に前へ進もうというような人生があれば、最低限のモノだけ持って暮らそうという人がある。自分の暮らし、スタイルとは違うなあ、そう思いながら、けれど他人の芝は青いというがごとく、自分のありように迷って、他の人の世界が羨ましく思えたりするという、そうした気持ちの揺れ動き描かれて、ああわかる! そうかしおりさんでもそうなんだ、なんて思ったんですね。

『見晴らし良子さま』、これ、面白いですよ。絵はよく整理されてて見やすく、きれい。キャラクターも可愛くて、そんな良子さまが実は貧乏で、いろいろやりくり大変なのだけれど、まわりの人はそんな良子さまを見た目の優雅さから、勝手にお金持ちと思ってしまってて、その誤解は膨らむばかり。シンプルな設定、シンプルな話。けど、そのシンプルさがいいなって思いますよ。お金持ちの金成さん。この子、ちょっとお金持ちを鼻にかけたりしちゃうんだけれど、そうした小物感、可愛くて、そして良子さまの感想、それが誤解されて、けっきょく金成さん、負けちゃう。良子さまの弟翔吾の食料調達力とか、そういうのもなんだか気にいってます。でも、一番いいなって思うのは、良子さまのクールというか、達観している、そういう雰囲気でありますよ。

  • 『まんがタイム』第36巻第4号(2016年4月号)

2016年3月7日月曜日

『まんがタイム』2016年4月号

『まんがタイム』2016年4月号、発売されました。表紙は『おとぼけ課長』がメインであります。ガーデニングがテーマ、ジョウロを持って、花に水をやろうという、そんな課長であります。他にもホースで水まきしようとしている『さわらせてっ!あみかさん』あみかさんや、花の鉢とスコップ持った『まりあ17』まりあ、そして苗を植えようとしている『アカネんちは結婚相談道場』アカネのカットもございます。

天子様が来る!』、いやあ、見事にやられましたよ。もうね、普通に、なんとはなしに読んでましたらね、あれですよ、ランバダ。あー、そんな踊りもあったねえ。なんて、昔の漫画に描かれたランバダ思い出したりして、いや、しかしどんな踊りだったは記憶がさだかじゃないなあ。まさかこの話が、後半にしっかり回収されるとは思いもしませんでしたよ。私には何のとりえもないんだわ! そういって悩んでる娘に両親がいうランバダの一言。なにこのインパクト。もうね、まさかここで再びランバダがくるとか思ってなかったから、不意打ちで食らって、ほんと、みごとにやられてしまいました。他のネタも、寄生虫違いとか納豆とか、気にいったものいくつもあって、ほんと、毎回面白いですよ。

『ゲンバ女子のおしごと!』、ゲストです。三時屋工務店にて働くことになった春日井あかり。なんだかマイペースなこの子が、いろんな社員さんに憧れてみたりしながら、現場の仕事を学んでいく、そんな感じの話。かっこいい現場監督のカンナさんに、腕のいい大工仕事から左官なんかもこなす建さん。そして見習いのりょうくん。わりと社員さんは普通っぽい、と思ったらそうでもないな。やたらノリのいい社長に、道具にキャシーやマチルダって名前つけてる建さん。そうしたのがおかしくてね、そしてあかりが入社するにいたったその経緯。なんと、この子、いろいろ有能っぽくて、左官の仕事なんかも見覚えて結構な出来! この漫画、あかりのキャラクター、悪くないって思います。明るくて、元気で、ノリよくて、有能。ええ、悪くないですよ。

『揺らめいてバス子さん』。『さわらせてっ!あみかさん』から人気の彼女、バスで一緒になるあみかのことモチ神様と付け狙う、例の彼女が主役になって登場ですよ。しかし、この子、こんなに可愛いのに、その行動は一歩間違えば痴漢のそれっていうね、ほんと、おそろしい限り。しかし、ほんと、可愛いなあ。『あみかさん』本編、最後の一本をこのバス子さんのエピソードにして、そのままスピンオフに導く流れ、とてもよく、そして『バス子さん』では、この子の日常の情景、モチ神様にまつわるあれこれ。学校でもモチ神モチ神ゆうとるのか……。なんともいえないスピンオフ。バス子の握力、どんどん強くなりそうな勢いで、いやしかし、これも面白かったなあ。

『スリープシープ』、夜眠れないという井上君。仕事中に寝てしまって、ああー、いけません。突っ伏して寝るとバレるんですよ。もっと、こうね、普通に座って仕事している格好、そのままでいけるようにしないと。さて、この人、夜眠れないからと羊を数えたら、なんと羊が出てきてしまった。スリープシープらしい。そのうちの、どうにも駄目そうな個体シプーが眠りをサポートしてくれる、というんだけど、どうにもこれがよろしくなくって、無理に眠ろうとするのは体に悪い、ってそうなのか。これ、一見ね、シプーが眠りの邪魔してる、そんな風であったんですけど、結果的にはいつの間にか眠りに入っていて、つまりこれ、シプー、ちゃんと仕事を果たしたってことなんでしょう。でも、ちょくちょく出てこられると困りそうな羊たちですね。

  • 『まんがタイム』第36巻第4号(2016年4月号)

2016年3月6日日曜日

『まんがタウン』2016年4月号

『まんがタウン』2016年4月号、昨日の続きです。

『ちょい能力少女あゆむ』、歩と黛、ふたりの関係、ほんといいですよ。黛からしたら、ちょっと鬱陶しいかも知れない。けど、いろいろと誤解されてしまってる彼女のこと、懐に踏み込んで、ちゃんとその心根を見てくれてるのが他ならぬ歩で、昔のことがきっかけで、皆から距離を置いて、またいろいろと諦めてしまってる彼女のこと、本当に離れてしまわないように、しっかり掴んでいてくれてるのが歩って存在なんだなあって思わされました。いや、けど、スカート離さないのは駄目ですって! しかし、これで黛さん、うまいことクラスの皆とつきあえるようになったらいいですね。仲良くならなくてもいいから、せめて敵対的にならずにいられるといいですね。

『ポジティブ先輩ネガティブ先輩』、涙にくれる巫女川先輩からのスタートですが、いったいなにがあったのか? ああ、花粉症になったのかあ。アレルギーは難しいよなあ。しかし巫女川先輩、夏は暑くて嫌い、うん同感です。冬は寒くて嫌い、うん、これも同感です。秋は秋休みがないから嫌い、って、社会人に秋休みとかないじゃん! 私は春は調子が悪くなるので、秋の方が好きですよ。最近はずいぶん短くなっちゃってますけどね。さて、天使先輩と一緒に花粉対策ですよ。って、天使先輩も随分酷いな! けど、そのポジティブ発言! ほんと、強いな、この人! さて、花粉99%カットマスクにゴーグル。いや、これ、いいよ。この季節だと、さすがに理解してくれる人多いって! そして花粉症対策の表情も、すごく味があっていい。見るだけで笑ってしまうってね、ほんと。甲殻類アレルギーの巫女川さんの、アレルギーをポジティブに評価してる、そのへんなんか可愛かったです。でもって精神的なもの。そういうのんも語られて、いやあ、巫女川さんのはともかく、主任の部長に対するそれはしゃあない! というか、告発しよう! 最後の最後の主任の叫び、これも、うん、うんざりなさってるのもしゃあなしですよ。

『あいたま』、おお、今回はとまちゃん登場で、あいがいろいろ酷い。いつもとはちょっと違うベクトルで酷くって、断固拒否の連続! 笑顔がない! 愛想がない! ないないづくしで、けどとまちゃんが困る様子見るなら、労は惜しまないんだ。学校に忍び込めるポイント押さえてる、そんなあいはもう基本というか、これくらい普通ですよね。つりばし効果を持ち出したとまに対する返答の切れ味とか、これ、うまいよね、すごくよかった。でもって、あい、カリン相手だと手の平返したかのように態度が変わってという、ほんと、さすがのあいです。この漫画における、人の、とりわけ主人公であるあいのアレな部分、それがあの手この手で提示されるという見せ方。ほんと、結構な高威力。さすがと思わないではおられませんよ。

  • 『まんがタウン』第17巻第4号(2016年4月号)

2016年3月5日土曜日

『まんがタウン』2016年4月号

『まんがタウン』2016年4月号、発売されました。表紙は『夢からさめても』がメインでありますよ。お花見の情景、美弥さんがお酌をしてくれてるイラストなんですが、これがいやもう美しくって、いいなあ、美弥さん、可愛いなあ。この他には『新クレヨンしんちゃん』、『野原ひろし昼メシの流儀』、『派遣戦士山田のり子』、『鎌倉ものがたり』のカットがございます。

『恋するヤンキーガール』、転校生でありますよ。柚木かすみ。絶対美少女じゃん! と教室、男子はおおいに期待しているわけですが、いや、ほんと、ナギのこと好きになっちゃったりして、アヤメちゃんのライバルになっちゃったりするのーっ!? って思ったら、男じゃん! のそっと入ってくる、その顔付きにヤンキーのそれを思わせて、さらにはアヤメちゃんが食ってかかったりするという。いったいなにごとか。同級生のボーイの、恋がはじまる予感って、いや、それ、どうか。昔の少女漫画思わせる絵柄で説明されるふたりの出会い、それがなんかおかしくって、というか、アヤメちゃん可愛いな。アヤメちゃんとかすみ、ふたり激突!? というところで明らかになる真相。ああ、かすみちゃんも見た目ヤンキーなだけで、中身はこんなに可愛い男の子! そしてナギにぎゅーって抱き付いちゃったりして、おお! いいぞ! もっとやって! アヤメちゃんのライバルで正しかったんだ!

『かりあげクン』、回転寿司にて、たべた皿の枚数で勘定すると新人に説明してるのを耳にして実際に皿を食べてみるという、あの絵面、凶悪で最高でした。水素自動車とか、ウイングスーツとか、セルフレジだとか、新しいもの、がんがん取り入れて、そしてウイングスーツの落ちみたいなね、シンプルで面白いもの提示するかと思えば、ストラックアウトの頭部以外のデッドボールコース、飲む温泉の顛末なんかも面白い。ちょっとひねって、ああ! と思わせる、そういうところに、うまさを感じさせられますよ。

『夢からさめても』、おお、表紙にいういよいよ佳境。まさにそうでした。星くんがめずらしく悩みます。これまで、予知夢でもって将来おこることを垣間見て、その前知識でもって仕事にせよ美弥さんのことにせよ、有利にコトを運んできた。そんな彼がついに葛藤することになって、いろいろな部署をまわって、情報集めて、どういう策をとれるだろうか、試行錯誤してみたり、そしてついに自分の夢の予知を裏切って、美弥さん案に舵を切る。ああ、美弥さんの気持ち! あの表情! これまでのこと、夢で見たからと、夢の予知にただ従ってるだけなんじゃないかと、そういう不安を抱いていた美弥さんの、そうじゃない、星はそうじゃないんだって確信できたこの瞬間。ああ、ぐっときましたよ。ほんと、もう、クライマックスですよね。

  • 『まんがタウン』第17巻第4号(2016年4月号)

2016年3月4日金曜日

Splatoon(スプラトゥーン)

 Splatoon』も一段落かも、みたいなこといってましたが、いやあ、動きがありましたよ。驚きましたね、まさかの新ブキ追加。名付けてブキチセレクション! いや、これね、現時点で判明しているブキが4種類。スプラシューターワサビ、プライムシューターベリー、そしてスクイックリンγですよ。みんな大好きスクイックリンにキューバンボムとダイオウイカが組み合わされて、なにこれ! ちょっと、強くなりすぎじゃない!? もう隙なんてどこにもないじゃん! みたいに、朝からもう大騒ぎでありました。

スクイックリンにはαとβがあって、ポイントセンサーで索敵しつつ、距離を詰められればスペシャルのバリアで身を守るα。対し、トラップしかけながら敵との間合いを測り、遠くに篭る敵に対してはスペシャルのスーパーショットで対処するβ。私は最初βから入って、今ではαを常用しているんですが、この両方ともに弱点があって、それはなにかというとボムなんですね。サブにボムらしいボムがなく、前に投げられるかと思えばダメージ与えられないポイセン。ダメージ与えられるかと思えば、前に投げられないトラップ。基本的にメインで戦う、そんなブキがスクイックリンでした。

ところがγの出現で、そうした状況がすっかり変わってしまいます。なんとキューバンボムがついた! 前に投げられるボムだ! 高台に篭る敵がいれば、ぽいっとボムを投げてやればいい。狭い通路で敵と睨み合いになった時も、ぽいっとボムを投げてやればいい。前に出てきたらメインで応酬、後ろに下がるようなら、前へ前へと詰めてやればいい。おお、すごい、これ、なんだろう。世界が変わっちまうよな。

スクイックリンは距離を詰められるとちょっと厳しいブキです。けれどキューバンボムがあれば、手元に投げてやることで、近寄ろうとする敵に対する牽制にもなれば、爆発に巻き込むことで防衛策にもなりうる。ああ、これはすごい、スクイックリンに隙がなくなってしまった。あかん、ヘイト集めてしまうやん!

スペシャルのダイオウイカは、その性質からαのバリア感覚で前に出て、危ないとなったらダイオウイカに変身、前線をかきまわしながら逃走するというのがよさそうかなあ。いずれにしても、ただでさえ強かったスクイックリンに有効なサブ、凶悪なスペシャルがセットされたことで、これはスクイックリンの時代がきてしまうなあ。まいったなあ。おい、あいつ、スクイックリンだよ、強ブキ使って無双ですか? とかいわれちゃうよ! ほんと、どうしよう!

新ブキの追加は4月とのことです。なのでまずはギアパワーやマッチング、フェスの調整、それらがどうした効果を引き出すかを楽しみにプレイしたいと思います。いや、最近、ちょっとプレイする時間とれなくて遠ざかってたんですけど、また時間みつけて遊びたい気持ちがわいてきましたよ。

2016年3月3日木曜日

『まんがホーム』2016年4月号

『まんがホーム』2016年4月号、昨日の続きです。

『うちの秘書さま』、素敵な扉! なるほど、お彼岸でありますね。牡丹餅作って、それでお婆さまのお墓参りにいきますよ。っていうんですが、女性陣皆、礼服つけましてね、さすがこのへんは仕事だ御付きだと、そういういろいろを配慮しているのでしょうね。坊ちゃんだけは普段着で、いやしかし、礼服の女性、素敵です。メイド連も素敵ですよ。お墓でのいろいろ、あんまりに放っておかれたもんだから大奥様スネちゃった疑惑とか、心霊写真? そうした、オカルトっぽい話が、確実にそうですよー、とはならない程度で語られる、その塩梅とてもいい。でもって、メイドさんのいろんな注意。墓地では騒がない。お墓には願いごとしない。そうしたのもよかったなあ。ほんと、お墓参り、それで見える、知ることのできるいろいろ。うん、お婆さま、愛されてたんだなあって思いましたよ。

『歌詠みもみじ』は、大学で先生やってる父のもとへ、忘れものを届けにいきますよ。これ、おかしかったなあ。父、普段と全然違う! もみじがすっかり驚いてしまって、しかもその不信の目! まあ、普段の行いってやつだな。謙遜ってので機嫌そこねちゃってるもみじが、なんかやたら可愛かった。でもって、父似といわれて、母似です! 生まれた日から母似です! 渾身の川柳。いやもう、もみじ、すごくいいです。ラストには、娘からのプレゼント、ずっと大切にしている父のこと知って、それでちょっと甘えちゃってりして、おー、いい話じゃん、と思ったら、まさかの通報! ああ、この父上、なかなかいい目は見させてもらえない感じですね。

『マチ姉さんの妄想アワー』、えらい人出てきましたな……。一番上のサト姉さん。それはいいんだけど、なんで仮面なんだ。人見知りはいいんだけど、家族にさえこれなのか。すごいな。さて本編。『白鳥の湖』の王子が他の物語の王子に文句をいうっていうの、これ面白くて、そうかあ、確かに棚ボタですよね。王子側からの状況、考えたことなかったから、ほんと、意外というか、当たり前に思ってしまってましたよ。そうか、ジークフリートは大変だったよな。今回は、萌えるパンドラ、怒るジュリエット、やさぐれるグレーテルって、そうか、グレーテルだからグレてるネタなのか! おかしくって、そして白雪姫の母上も、あの冷静になる三コマ目とかね、よかった。『美女と野獣』のベル、あの興味津々なのはいいとして方向性がちょっとアレだったりね、ほんと、この生き生きとしたキャラクター群。心ひかれずにはおられませんよ。

  • 『まんがホーム』第30巻第4号(2016年4月号)

2016年3月2日水曜日

『まんがホーム』2016年4月号

『まんがホーム』2016年4月号、発売されました。表紙は、春の情景。春一番でしょうか、風に広がるスカートを押さえている『らいか・デイズ』らいかをメインにしまして、桜の花びら、そして桜餅持った『けいさつのおにーさん』穂苅君と手塚さんのカットもございます。そうか、引っ越し、というか掲載誌増えたんですね。『孔明のヨメ。』は、孔明、月英のふたりが支度して花見にいこうと、そうした情景。ああ、このふたりのしあわせそうな様子。とてもいいですよ。『ローカル女子の遠吠え』、『主任の一ノ瀬さん』のカットもございます。

『孔明のヨメ。』、二本立てでした。いやあ、二本立てでよかった。葵家の策略で命を狙われる劉備であります。あの手この手で逃走をはかる劉備なんですが、初対面の馬といきなり気持ちを通じさせるところとか、ああ、この人の器、それをこうしたところで描こうというんですね。あの、崖を一気に下る場面とかね、いやあ、すごくいいじゃない! ほんと、見事な躍動でありました。と、なんで二本立てでよかったのかというと、この逃走劇、決着つかずにまた次回、じゃ気持ちがやきもきするでしょう。ところが二本立て後半でもって、劉備、月英の前に転がり込みまして、ええ、孔明の荘園にて匿われるんです。その荘園の様子を知って驚く劉備ですよ。その豊かさ、人の暮らしを重んずる、そうした様子にすっかり感心して、ああ、劉備が孔明に近づいちゃう! 孔明の才能に気づいちゃう! ハラハラしたりもするんですが、ここまではそこまでいきません。ふう。孔明の答弁なんていう山場もあ作って、そして劉備と徐庶再会です。ああ、こちらは動きがありそうですね。

『宇宙ファラオ☆パトラちゃん』、パトラちゃんにお客さん。誰? ああ、以前出会った火星の姫。期待に応えて再登場ってところでしょうか。パトラちゃんとは対立気味で、火星の姫がいうには、パトラを監視しにきた。パトラからしたら、うーん、ええと、ただただ反りがあわないってところかな? 戦争により豊かだった環境を失った火星に、文明による環境破壊で水や緑を失いつつあるパトラの星。そうした轍を地球には踏ませたくない、そういう火星の姫の様子に、ああ、なんだかシリアスな話に傾いていきそう、いや、そうでもないな、両姫様、どっちもメンタリティが子供そのものだ。しかしそんなふたりを大人しくさせるのが、間接外すというのあの言葉。ああ、この子、どんどんおそろしくなりますね。

『敗者復活戦!』、時は春、桜の花に、花見といえば昔は梅見であったなどなど、季節の風物描いて、また本の虫干し、曝書もひとつの風物詩なのであろうと思わせる、そうした仕事と風流の交差する時間です。とはいえ、月穂サマもニーナも、そういう風情からはちと遠い、みたいな感じなんですけどね。若干のデリカシーにかける言葉のやりとり、それが角をたてたりしながらも、それが深刻にならないのはいいですね。でも、そう思っていたら、月穂サマ、桑原先生と出会って! ああ、これ、どうなる! 桑原先生はまだ気づいていない。でも月穂サマは気づいた模様。ああ、ほんと、これ、どうなる! あああ、続きは来月か!

天国のススメ!』、太一がまたなんか不思議なのに取り憑かれてしまったようで、髪が伸びる、ぼうぼう伸びる、しかもそれがわさわさ動く。髪がのびる人形、その呪いなのかなんなのか、霊障であるわけですね。謎の霊障とコミュニケーションをはかってみたりと、そうした様子、普通に考えれば結構大変な状況だと思うんだけど、不思議とほのぼのと感じられる様子ですね、この漫画らしくって、そしてこの髪の顛末、ムギの危機を救ってくれた。そして太一から離れていったこの髪に残された思い、ええ、いい話だったなって思います。一番気にいったの、お母さんが人形を直してくれている、そのラストの情景でした。ああ、思いを果たして、成就して、そしてまた美しく生まれ変わる人形の髪。素敵なラストでした。

  • 『まんがホーム』第30巻第4号(2016年4月号)

2016年3月1日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2016年4月号

『まんがタイムきららキャラット』2016年4月号、一昨日の続きです。

『疾風ういんどみる!』、新入生ふたりにヨットが与えられましたよ。おお、これで練習できますね! って、ボロいやつだ! マストもなにもついてないやつだ! と、これを直すことになるんですけど、やる気だけはあるけど知識皆無のふうこが、艇庫にていろいろ探して見付けて、面白がってるのがね、本当に楽しそうで面白そう。対してつむじは、ちょっとネガティブ、絶対無理って思ってる、そんな様子がありありで、このふたりのそれぞれ違ってる性格、それがうまいこと互いの弱点補いあってる感あって、なるほど、いいペアだなあって思いましたよ。さてさて、大会のトロフィーも発見ですよ。なるほど、ヨットの大会がある。別にそれを目標にしていたわけじゃないけど、これからは大会も視野にいれて頑張ることになりそうですね。というか、つむじ、先輩にも振り回されて、おかしいというか気の毒というか、気苦労の絶えなさそうなポジション。でも、これ、つむじが頼りでありますよね。

『トモダチヅクリ』の犬見と涼野、さらにその仲を前進させますよ! 明木先輩に呼び出されて、一緒にお昼。犬見だけでなく涼野まで。と、そこで先輩から名前で呼ばれて、静、麻乃、それがちょっと嬉しいっぽい犬見。なんかね、そういう表情、ちゃんと見てもらえてるのがいい感じで、先輩に先を越された感じがしてちょっと悔しかったですけど……、なんていっちゃう涼野いやさ静がちょっと可愛かったり、その言動から先輩たちの間に誤解が広がったりってのもよかったです。そして最後にはふたり名前で呼びあって、照れてる? 風ではないな……。ともあれ、そのぎこちない? ぎくしゃく? 面白かったですよ。

まちカドまぞく』、二本立てですよ! 一本目はシャミ子とミカンが一緒に映画にいきますよ。なるほど、感情の高ぶりのなんたらかんたらを抑えるための、精神修養なのだそう。いや、口実にしか聞こえない……。映画館はじめてのシャミ子とか、ポップコーンのお供えに喜ぶご先祖とか、もうね、おかしくって、というか、ご先祖の分もちゃんとチケット買うのか。ふたりとも、真面目だなあ。置物扱いでそのまま通るのかと思ってた。しかし、これでシャミ子とミカンが仲良くなったと思ったら、ふたりで一緒に映画いってたこと知って、仲間外れにされたと思った? 桃がなんか機嫌損ねちゃったみたいで、ほんと、このやりとり、面白い。桃、意外や焼き餅焼きなんですか? でもって二本目! 小倉さん登場。この子、可愛いなあ。それはいいんだけど、かなりの変人枠ではある。確かに実績はあるんだけど、いろいろ危ない実験にシャミ子を巻き込むどころか積極的に実験体として扱おうとする、そんな危ないところがあって、そんなシャミ子を守ってくれる桃がね、頼もしいじゃありませんか。しかし、今回はご先祖改造。馬糞原料の粘土とか、抵抗あるなあ! ともあれ、シャイ子による改造で奇妙な存在にバージョンアップ。対して桃プロデュースの可愛い体、これ実にいい感じで、ほんと、ご先祖、桃の手の平の上。いかすなあ、というかほんとこの魔族ふたりは悪事とか全然向かなさそうでいいですよ。

『リトル・リトル・アリス』は、ほんと無茶な感じで大暴れ。いいですよ、いいですね。攫われたリデルを取り戻すために、正々堂々レースで決着をつけようという、そのページの中央に吊り下げられたリデルが描かれてるとかね、四コマの表現を失わず、かつ大きく見せ場カットを表現する。いいですね。実にいい感じだ! しかし、これ、本編、レースがはじまれば、結構な展開見せまして、だいたいにして敵がロリコン。ライバルなのか? セラもたいがいヤバいときている。そんなふたりがいいたい放題にしてたかと思えば、ラストには魔力の力でグシャっとなるとか。いやあ、多様なD☆V表現が読者を襲って、このハイテンション。最後までぐいぐい引っ張られるままに読んでしまう、そんな勢いが見事です。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第12巻第4号(2016年4月号)