『まんがタイムきららミラク』2016年5月号、一昨日の続きです。
『しましまライオン』、実にいい感じですよ。次の授業は体育です。ああ、もと野生動物の彼女らです。さぞや活躍してみせるんだろうな。そう思いましたら、いや、ほんと、まさにそう。まこちゃんったらいい身体、みたいな台詞もあるけれど、いやらしさとかない、さっぱりとして、きれい、そんなところもいいですね。さてさて、まこちゃん、大活躍。走らせてみれば、すごいはやさ。後ろにはライオンとハイエナがいるんだものなあ。動物時代のいろいろは、人の今にも反映されているよという話。もとが鳥の千鳥は、走り高跳びで大記録打ち立てて、これ、世界記録? とかいわれてるけど、ええのん!? みたいに思っていたら、ああ、やっぱり陸上部に目をつけられて、ああ、世界に羽ばたきましょう、それでいまだ残る空への気持ちを繋ぐんですね。ちょっと感動した。うん、千鳥のあの表情、ころころ変る、その表情の高揚して自分の向かう先を見付けた、その時の様子など、素晴しかったなあ。そうそう、髪の毛なんだと思ってるの!? これも面白かった。ほんと、これ、いいですよ。
『かんきつパンチ!』、おお、とてもいい。なんだろう、しょっぱなからなにか緊迫した雰囲気ですが、って、あれ? 購買プリンの日? いやいや、定期テストなんですね。教科書置きっぱなしにしてる蜜柑、いいですよ。オモイジャン…、貴族か! うん、いいやりとりです。天才実桜さんも素敵です。そして、今回のメイン? 先輩登場。皆をお茶部に誘いにきた。すず、お菓子に釣られたり、蛍、テストのコツに釣られそうになったり、そうしたのおかしくて、うん、とてもよかったです。部長の翼。副部長のななみ。ふたりともにいいキャラクターで、でも、翼さん、勉強は苦手そうね。実技の、思い出しスケッチ、あれ面白かった。皆の絵の個性、それが見えてとてもいい。そしてすず、実桜はお茶部に入るのか! 残るふたりはどうなるんでしょう。というか、我らが主役蜜柑さんはいずこ!?
『はーどわたはーと』、これ、とても面白い。手芸部の話です。皆でぶちょうの家、手芸店にいきまして、いろいろ買い出しますよ、っていう話。なるほど、お店が休みの日にいってるのか。でもって、たくさんの布見て興奮して、コスプレ衣装で頭がいっぱいになってるりぼん。よいねえ、いいじゃんよ、きっとみんな理解してくれるよ、カムアウトしちゃおうぜ。なんて思ったり。ねえ、コスプレくらい、パウリーナ連れてるケイトより普通よ。でもって、いろいろいじられる部長。ほんと、みな個性的で、元気で、にぎやかで、可愛らしくて、読んでて楽しく、もう大好きですよ。
『やさしい親切死霊術』は、とあのこと大好きなゴース子ちゃん、ついににんげんになってしまいますよ。ミストラルの魔術薬の店にいって、たまたま見たミストラルの恥ずかしいところ、それをもって薬をせびっちゃうっていうんですよ。ゴース子の、あまいのみっつでたりる? ってのとか、めちゃくちゃ可愛くって、いいよね、ゴース子! そして人の姿になったゴース子。おお、ソレイユにちょっと似てるのね。ほぼボディペイントの彼女、けど、気にせず街に出ちゃうのか! そしてとあとデート、うん、とてもラブラブです。その合間に、メイプリーフとか欠番の黒滅の魔女についてとか、そういう情報も出たりするんですけど、やっぱりメインはとわとゴース子。人からゴーストに戻ってしまうと、もうとあが仲良くしてくれない、そういって不安がるところとか、そんなゴース子に嫌いじゃないって、素直に好きとはいえないんですけどね、嫌いじゃないって、ほんと、いいなあ! ああ、そうそう、落ちは安定のミストラルさん。偉い魔女なのに!
- 『まんがタイムきららミラク』第5巻第5号(2016年5月号)
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