『押しかけギャルの中村さん』、第92話を読みました。
『押しかけギャルの中村さん』
ふたりの交際は一部を除き、皆には秘密。当然バイト先の居酒屋でも周囲に話していないのですが、相手のこと意識しちゃって、これまでどおりに振る舞うのがむずかしい? とりわけ秋山が、先だっての実家に挨拶の件でいろいろ意識しちゃってて、どうにも仕事に身が入らない? それでカリンにしかられちゃってるんですね。
秋山ももう卒業を間近に控えた大学生。すっかりベテラン、頼られる先輩になっているのですよ。カリンにいわれて駆けつけた5番の片づけ。ジョッキを無茶盛りしてる小池さんに、危ない危ない下ろして下ろして。この後に、無理しなくていいからって、その理由にお客さんへの危険と、そして小池さんにとっても危ないと、いたわる発言を続けるところに、この男のよさがあるのですよ。
優しげで、落ちつきがあって、しかも親切、丁寧、包容力にあの笑顔! そりゃあ小池さんも魅かれますわなあ! すっかり懐かれちゃって、なにかあるごとに秋山さん、秋山さん、いやもう小池さん、かわいいな。ともあれ、この状況、カリンさんはどうお思いになってらっしゃるのか?
疑問に思っていたら、なんと大人な発言! 榎本さんがお喜びよ! ほんと、秋山もカリンも、いろいろ小さい山、大きい山越えてきて、こうしてしっかり成長しているんですね。
プライベートと仕事をしっかりわきまえるふたり。でも、こうしてつきあってること内緒にして、普通の友人、バイト仲間みたいに振る舞うのもちょっとさみしい。ふたりで一緒の片づけで、思わず秋山の裾を掴んじゃうカリンがいじらしい。そして秋山の行動は、目の前の恋人の気持ちを察して、そして自分の気持ちも大きく動いてしまったがゆえなのでしょうね。
カリンを思う気持ち、自分自身の抑えられない思い。どちらがまさっていたのか、それは私には計り知れない領域であります。
