『まんがホーム』2026年8月号、昨日の続きです。
『サレ妻お江戸リコカツ録』
早苗と麗の秘密、未来からきたということが皆に知られてしまいました。さっそく問い詰められるふたり!? と思ったら、おたかさん、さすがに責めたりましませんよ! 未来の甘味を教えてちょうだいと、このいたずらっぽさ素敵です。
おたかに加えて玉淵尼様までお出でになって、お目当てはというとお里の語り。おたかもお里も、それぞれに活躍の場を得ているというのですね。
今回は江戸の世情を離れて、未来人、早苗の活躍する回でした。江戸時代にある素材を使って、未来の甘味を作ります。バターは牛乳からの手作りですか! これ、振るの大変だったでしょう! からの、ミルクセーキにガレット、さらには酒粕を使ったパン!
江戸時代ですよ? なんでも簡単に調べられる現代とは違うんです。そこでこれだけいろいろ作ってみせる。未来の世では夫から家政婦扱いされて軽んじられていたという早苗ですけど、この調理製菓のくだりだけで、どれだけ優秀だったかわかろうものじゃないですか!
ついついネガティブになってしまいがちな早苗を、おかたさんがハッパかけてくれたりと、この関係もすごくいい! そして早苗と麗、未来に戻るその日のことを想像してみたりして、なんとか不幸を避けられないか。ふたりの運命の日を、それをもっと前の段階で避け得たら!? なんて、まさかのハッピーエンドに辿りつきそうな予感させてくれるのですよ。
『うちの秘書さま』
夏休み、ヒマを持て余しているはじめさまのために、保養所をすすめるメイドさんです。人里離れた山奥。閉じ込めて宿題やらせよう、なんて考える七瀬。企みだなんていわれてますけど、悪いくわだてじゃないからよいのです。
しかし保養所での一幕。七瀬の手管が光ります! 女子部屋に興味を持つ色ボケ山田を使ってはじめもろとも誘い込み、勉強部屋に軟禁。今日の分の宿題を終えるまで、この部屋から出さん! 見事な手腕なのです。
そしてはじめさまのお優しさ! かいがいしく働くメイドの皆を気づかって、皆もゆっくり休んでよ。この紳士的態度に、そりゃあメイドさんたちも参っちまうってもんですよ。
しかしこの保養。いつもとまた違う体験をと思いきや、メイドさんたちがとにかく働いてくれるものだから、保養所の管理人さんの仕事も無事なくなり、夕食もいつもどおりにメイドさんたちが作ってくれる! ああ、場所は違えどいつもと変わらぬこの安心感。まったく非日常感のない保養というのがおかしいんですね。
- 『まんがホーム』第40巻第8号(2026年8月号)
『まんがホーム』2026年8月号、
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