2025年1月13日月曜日

『まんがタイムきらら』2025年2月号

 『まんがタイムきらら』2025年2月号、一昨日の続きです。

『運命のヤマダダダダダダダダダダ』

あなたの運命の相手は山田だと占い師に告げられた渡鳥千鶴。入学式で出会った山田わかなという少女に運命を感じていたのだけど、なんと新たなクラスは山田が36人! 先生まで山田というとんでもない状況なのですが、それでもなお山田わかなに運命を感じている千鶴です。

今回はわかなと千鶴の接近イベントが発生。コンタクトレンズを落としてしまったわかなをかいがいしく手助けするなかで、想像以上に接近する千鶴。鼻先と鼻先が触れあうような距離。さらにわかなから運命の人といわれ、もうこれは間違いない! 明日にも告白すると息巻く千鶴の運命やいかに!?

なのですが、クラスの山田さんが割り込み告白して自爆してくれたおかげで、千鶴とわかなに運命の縁がないことが判明! おおお、あぶないところだった。しかもわかなの好みのタイプを知ることができて、それがまあ千鶴とはまるで違うっていうんです。ああ、それでわかなの好みに近づこうと努力する千鶴を見れば、実際本気で好きだったんだろうなあとわかってちょっと切ない。

さて、同じクラスの山田36人のうち、山田さんと山田さんが対象外であることが判明しました。残るは34人! ああ、このなかに運命の相手はいるのでしょうか。それともやっぱりわかなさんなのでしょうか?

『かみねぐしまい』

ほこちゃんを尾行して見守るだけでミッション達成した神様。なにもせず見てるだけでいけるのかと味をしめて、神様、歓迎されそうな相手、田端のもとへ向かいます。でもまったくの空振りでしたね。ぜんぜん歓迎されない。むしろ邪魔にされてる。でも社長のとこにいかれるよりもマシだから、自分の部屋におってください!

散々なのですが、得られるものがないならと田端の願いは無視をして、ツギノまえなの母のもとへ向かうのですね。

ふたりの母の願いは、姉かんなのこと。たとえ神様といえど、干渉できない相手。ゆえに神様、またもお母さんの願いをかなえることができず、と思ったら、社長のこと知らせてくれてありがとうと、田端から感謝をもらうことができたんですね。

ちょっとした気持ちの揺らぎ、その機微は神様にはまだわからぬようで、いつかわかる日もくるのかな? それはどうかわからないけれど、こうした人の思いに触れ、理解していくこと。それこそがこの小さな神様に課されたミッションだと思うのです。がんばって。

My Private D☆V

『ちみどろアイスクリーム』の北斗すいです。

D☆Vポイントは、「こんなお姉さんに抱かれたい!」。まつ毛ばしばしギザ歯キャラに弱いからはじまるD☆Vポイントの数々は、なかなかきらら誌では見かけないようなものばかりで、いいなあ! こういうの! まさに作者の好きがあふれている!

そしてイラストのお姉さんは、ぱっと見男性かと見紛うようなハンサムウーマン。作者いわく治安悪めのお姉さん。かっちりスーツに身を包んで、黒手袋にタバコ、耳にはピアスがいくつもあって、ああ、いいですね、マニッシュだからこそ際立つ女性性がある。フェミニンではない、だからといって男性的でもない、そんな境界線上にある女性の魅力。びしっと誌面に表されていましたよ。

2025年1月12日日曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2025年1月11日土曜日

『まんがタイムきらら』2025年2月号

 『まんがタイムきらら』2025年2月号、昨日の続きです。

『しあわせ鳥見んぐ』

荒砥四季ちゃんの家出は続きます。岬の家に転がり込んでいるのですが、母からの連絡を黙殺する四季。最初は厳しめの返事催促だったのが、姉と一緒にオンライン鳥見をしているうちに、向こうも相当こたえたのでしょう、すっかり憔悴して、その言葉からは心から心配していることがうかがえる。ああ、四季が翼から聞かされたこと。震災で、津波で、一度失われた風景がふたたび息を吹き返そうとしていること。自然がその姿を取り戻すとともに、自然の脅威から人の暮らしを守る手立ても整備されていったこと。

この、それぞれの暮らしを、折りあいつけながら、両立させた。その風景を見せて、双方それぞれに大切な居場所を守るための不断の努力、ついてまわる苦悩にまつわる話が、すずに、そして当然四季にも、多くを伝えたというのです。

自然、かたくなさを解いていった四季。母との関係も改善、回復を見せてよかったですね。

ところで、私も菓子は箸で食べる派ですよ。指先、汚したくない。

『魔女まじょS-WITCH』

まなに懐いた妖精、ほしいも。この子との暮らしが描かれて、朝起きられないまなを、顔に乗っかって起こしてくれたりね、役立つやつだなあ! と思ったら、違うのか。お菓子に向かう通り道が、たまたままなの顔だっただけかもしれないのか。

顔を踏まれて怒っていたまなですが、ほしいものこと、大切にしているんですね。いろいろなお菓子をあげている。ベッドやブラシとか、自分のおこづかい削って揃えている。そうしたまなの振る舞いに、小夜、きっとほしいもにも伝わってるっていうんですね。妖精を大切にしていると恩返ししてくれる。そうしたことも教えてくれて、まな、気長に待つって、そこまで本気になることなく、でも素直に受け入れたところ、損得でほしいもに向かいあってるわけじゃないって感じがしてよかったんですね。

そしてその夜のこと。まなを苦しめる悪夢をですよ、ほしいもがその能力ではらってくれて、ああ、こうして妖精は大事にしてくれた人を助けるのですね。素敵な恩返し。そうとはまなにはわからないかもしれないけれど、それだけにいい関係だなあって思わされたのですね。

『異世界魔王ごっこ~魔王は姫を倒したくない!~』

魔王城で風邪が大流行! ジェロの風邪がみんなにうつっちゃったかあ。アヴァもヴィンも不調。魔王乃々にいたっては倒れ伏しちゃってて、今日は魔王城はおやすみ。ひとり無事なリュグが皆の看病をするのですね。

しかしリュグの看病、なかなかに安心できない! ヴィンのためにと作ってくれたマンドラゴラシチュー。ところが、これがまずい! そうか、リュグは料理下手でありますか。アヴァは着せ替え、ジェロもいいようにいうこと聞かされて、これ、リュグの普段の甘やかし、その延長みたいなノリだったりするっぽいんですよ。

さて、悪魔たちの看病はこれでいいとして、問題は人間乃々です。人間の薬なんて置いてない。なので人里におりて、得意の魅了で大暴れ! といいたいけど、やったことは薬の調達と、あとは喧嘩の仲裁。ほんと、この人、もっとヤバいことできそうなのに、その性質が穏やかだからか、人間助かってるなあ! その能力の描写見るだに、そう思わざるをえないのです。

さて、乃々のための薬は手に入りました。粉の薬はいやだとぐずる乃々、かわいいなあ! こんなの見せられたら、リュグじゃなくても甘やかしたくなりますよね。からのまさかの下剋上! 乃々からのえらいえらいのなでなでに、リュグ姉さん、陥落しちゃった!

ほんと、この意外な関係。いいですね。ええ、時に甘やかし、甘やかされる。そうした相互な感じが素敵かわいかったです。

2025年1月10日金曜日

『まんがタイムきらら』2025年2月号

 『まんがタイムきらら』2025年2月号、昨日の続きです。

『スロウスタート』

クリスマス時期の悲しい話。たまてが全員のスケジュールを考慮してクリスマスの予定表作ったんですけど、なかなか皆の都合があわなくて、ちょっとずつリスケを余儀なくされていく。

と、それはまだ単なる序章。悲劇はここからだったんですよ。クリスマスケーキが待ち遠しくて、ケーキカタログを持ってきた冠。皆で、どれを選んだ、これを選んだと楽しくやってるところに現れた榎並先生。後ろからカタログを覗き込んで、なんだかほわほわしあわせ気分になっているんですね。

そんな先生が見初めたケーキですよ。冠のお家が頼んだケーキ。一目で陥落した榎並先生だけど、今から買うのはもう無理と悲しい現実を告げられて、容易には信じない! 栄依子の頬をぐにぐにして、けれどなにをしようとも、人気のケーキは9月には売り切れている事実を覆すことはかなわないわけです。

ここまで榎並先生が力落としたことってこれまでありましたっけ。それくらいにショック受けていて、本当、いつにない気落ちした様子。ああ、お気の毒なのです。

『ばくちぬぎ!』

ミクル、いやさ奇跡が女装がバレたと幻に告げました。なぜ? なに? どうして!? うろたえる幻ですが、奇跡の説明を聞き、バレた相手、黒屋美天を脅し、いや違った口止めのお願いをしようと兄を引き連れ街へと打って出るのです。

しかし本当に見つけることができるのか? と思ったら、さすがの奇跡いやさミクルですね。すぐさま発見。からの追跡がはじまるのですが、ふたりを阻む生徒会メンバーたち。女装オフした副会長に始まり、生徒会長も登場。しかしその過程で、生徒会3人が女装と判明!? 加えて、副会長にも兄にも致命打撃を与える幻の発言などなど。そのドタバタぶりは相当なもので、そこに美天の不運攻撃でしょう? 本当、尋常でない大騒ぎになりました。

そしてついに観念した美天です。ミクルの謝罪から、幻による説得。賭博部への勧誘が始まり、ついには七星ミクル秘密守護同盟なる謎の同盟を組むことに。

かくして美天は賭博部の一員となり、いやまだ体験入部なのですが、そしてミクルとお近づきに!? ああ、いずれはふたりよりいっそうに接近したりするのかしら! ええ、なんだかちょっと期待をさせる、そんな子であります。

『ほうかごバスケット』

バスケ部の顧問になるよう頼まれたつばさのクラス担任。あからさまに動揺して、頼み込むも拒否されてしまった。生徒会長、なにかしらのツテがあったわけではないのかい? いや、むしろ一緒に渡された写真にこそ秘密がある。写真の先生の手のかたち、指3本のポーズはピースサインというより3ポイントシュートのジェスチャー。なら、先生はバスケ経験者なのか?

こうした推測が実を結ぶのか? るりが思い出した、古い写真に写る女子ふたり。見た目こそは違うけれど、もしやどちらかが先生!? ここに秘密を探るべく動き出すつばさたちですよ。ええ、なにかしらの進展とともに、おかしなことになりそうな気がするんですよね。

今回は、こうしたストーリーと並行して、バスケの練習風景も描かれて、ああ、パスを繋げてゴールにまでボールを運ぶ! この動き。つばさとあかりは溌剌と、そしてけいとるりも、譲りあいすぎて失敗しつつも、しっかりゴールに結びつけて、ああこの上達!

いやもう、わくわくさせられますよね。伸びゆく姿、それはまぶしいものですよ。

2025年1月9日木曜日

『まんがタイムきらら』2025年2月号

 『まんがタイムきらら』2025年2月号、発売されました。表紙は『スロウスタート』。冠と栄依子ふたりが向かいあうイラストです。冠はおおきなイチゴがついたカチューシャつけてて、にこにこイチゴとべそかきイチゴ、なんだかかわいいんですね。他にもウサギのマスコット、髪にもスカートにもつけていて、えらいことかわいいんですね。栄依子だって負けてません。髪にはお花、腰にはクマ。ええ、ふたりかわいめのコーディネート。揃えていっそうの愛らしさです。

今月は新規ゲストが5本です。

『おやすみモラトリアム』

ダメ人間製造機かと思っちゃった! 大学に入るもいつしか通学しなくなって、家にこもりイラストコンテストに出展する絵に打ち込む白野千影。しかし思うように描けず、なにをやっても失敗続きで、気持ちも落ち込むばかり。と、そんな千影をあらゆる手段ではげますのが、同居している後輩、墨沢陽織なのですね。

あらゆることを全肯定。全身全霊で千影を支えることを公言し、さらには婚姻届までちらつかせる陽織なのですが、千影が眠ったそのときから一転状況が変わって、というのも、陽織の正体は夢を食べるバクだというのです。

千影の悪夢をこっそり食べて、これが千影の心の健康の秘訣? いや、千影、そうとうメンタルにきてますよね。これ、陽織がいなければやっぱりもっと大変だったりするのでしょうか。

『きゅーぴっちキューピッド』

橙崎みかんが思いを寄せる相手、赤野いちご。どうにかして自分のことを意識してもらえないものか。そう思ったところに折よく現れたのが、キューピッド悪魔を自称する出尾るり子。みかんの恋をサポートするといってくれたのですが、なにぶん新米、これが初仕事。なんとも頼りなげに思われて、みかんも心配するんですね。

けれどるり子には策がある。いちごのプロフィールを確認、からの恋愛ドラマで予習。いかにも駄目そうだけれど、しかしるり子には便利アイテムがある。好感度メーターでいちごを見れば、なんとみかんへの気持ちがMAX。触れなば落ちんといった状態だったのでした。

ここからのるり子の頑張り。なんとかしてみかんにいちごの気持ちを伝えねば! というのですが、どうにもこうにもあぶなっかしく、もしやるり子の存在がふたりの恋路を邪魔するのでは!? 思われたところに奇跡の意思疎通! そしてここからは、まさにふたりの世界となって……、めでたく恋は成就するのでした。

しかし、るり子、結果オーライ、しっかり役にもたちました。なのだけれど、この仕事に向いてるかは一考の余地ありかもしれませんね。

『Stage by stage!』

大学を卒業するまでに、任された物件を収益化する。それが蒼空林に課せられたミッション。ルームメイトと一緒にカフェを開くべく動いていたのに、その相手に逃げられてしまいひたすらピンチであるのです。

そんな林が出会ったのがギター少女、白鶴一。香港からきた作曲専攻の新入生だというのですが、最初は苦手と感じた鶴一、ホイだけれど、なんの因果か再び出会い、その音楽を耳にしたときから林の世界は一変した?

ホイとなら一緒にやっていけそう。そうした林の思いと、ホイの夢、日本でライブハウスを開くという目標が一致する。あの物件をライブハウスに! ここからふたりの挑戦がはじまろうという、その第一歩が描かれたのでした。

『おしまいテンプテーション』

父の再婚で姉ふたりとの暮らしがはじまったユウ君。しかしユウには秘密と困りごとがありました。秘密というのは自分が女であることを伝えられていないということ。そして困りごとは、自分を弟と思い込んだ姉、アスカがことあるごとにパンツを見せてくること。その上、勃ったか聞いてくる、ってナチュラルにドメスティックセクシャルハラスメントだ!

で、下の姉、ミクルは姉のことをたしなめる常識人。と思われたのだけれど、基本は同根。同じくユウに性的アプローチを試みて、同じく勃ったか聞いてくる!

これは駄目だと自分のことを女子と伝えたユウだけど、その前にお姉ちゃんと呼んだことばかり気にされて、性別についてはスルーされてしまった! かくしてこうした日常は続く!?

いや、こんな状況続くのは、さすがにマズいと思います!

『白黒分冥』

前向きで元気が持ち味の卯ノ花ユウキは、こともあろうに事故で命を落としてしまった。そんな彼女が向かったのは地獄の役所。生者から死者にクラスチェンジし、さすがのユウキも気落ちする。しかし彼女の生前の行いを審査する閻魔、冥道クロの愛らしさにノックアウト。死んだことも忘れたかのように、テンションあげていくのです。

地獄の審理は自己申告。しかし嘘を見抜くアイテムがある。その性能は間違いがなく、ユウキの嘘どころか、クロの嘘までしっかり暴いて、かくしてクロは、ユウキにカッコイイ、かわいいと褒められて嬉しいこと、曝露されてしまうのですね。

審理が終われば帰宅してよろしい。しかしユウキは相談員の手違いで、仮住まいの紹介を受けていない。行き場のなくなってしまったユウキを救うのは、我らがクロ! といいたいけれど、クロの良心につけこんだユウキの勝ちといった様相です。

ハイテンションかわいいユウキと、照れてかわいいクロ。こうしてはじまったふたりの暮らし。これ、いつまで続くのでしょうね。いずれはユウキも仮住まいから本住まい、あるべき場所へゆくのでしょうか。

2025年1月8日水曜日

『まんがタイム』2025年2月号

 『まんがタイム』2025年2月号、昨日の続きです。

『まほろば小町ハルヒノさん』

今日は体育祭、というので冒頭からサービスシーン! ハルヒノさんとイスズのチアで幕開けなのですが、中身は女神のイスズくん。はたしてこのチアをどのように受け取ればいいか、我々は試されています。

さて今回はまさかの展開がありましたよ。体育祭の途中、サラの妹に迫られるちあきですが、サラ姉ちゃんにまで手を出すんじゃないぞと弟たちから釘を刺されて、いやその心配はなかろうと思っていたらば、なんと、なんと、体育祭終わりにサラの方から私とつきあってくれないか発言ががが!

いや、これ、その直前に日曜が休みかどうか聞いてますやん? だから交際の意味ではないんじゃないか、みたいに思うんですが、ハルヒノがこれをどう受け取ったかはまた別の話。ええ、この場にいあわせてしまったハルヒノ、どう動くのか。どんな反応見せるのか。これは見物でありますね。

『スーパー恋愛タイム~現場でドSな彼女は自宅でデレる~』

いよいよエヴォリューザーの撮影も終わろうとする頃のこと。撮影の現場にアツシの後輩が現れた。さらにひとり、ふたりと見学者が増え、これなにごとかと思ったら、エヴォリューザーの成功で、『英雄王ダイギンガー』、英雄シリーズとしてエヴォリューザーの後を継ぐ番組が作られているというのです。

エヴォリューザーは終わるけれど、その精神は続いていく。新たな世代が開けていく、そんな場にアツシたちは立ちあったのですね。

と、そうした嬉しい話ばかりじゃありません。自宅へと帰るアツシ。いつものように変装しているのですが、そんな彼を狙うスクープカメラマンの姿が! ああ、リナとの生活が素っ破抜かれてしまう!? このピンチ、いかにして切り抜けるのか。まさに好事魔多しであります。

『良倉先生の承認欲求』

デパートの物産展に、買い逃したシマエナガケーキを求め開店前から並んだ良倉の前に現れた人物! 氷高に落安という、それぞれ違った動機でOLさんを追うふたりと出会ってしまったというのですね。

良倉に注がれる星畑の意味深な視線。この子、魅力的だな! はいいとして、このピンチ、いかに切り抜けるのか! と思ったら、生徒たちとは別行動なんですね。これ、危機管理の一環なのかな? と思ったのだけれど、あらぬことを勘繰られぬよう、というのも実際あったのかも知れませんね。と思ったら、そっちもそっちで危機管理だ。むしろOLさん身バレよりも社会的にはアウトかも知れません。

ケーキを無事買えた良倉。氷高たちと合流したとき、うっかり以前買えなかったことを曝露してしまい、あぶない! OLさんとバレちゃう!? と思ったら、氷高も落安も一度買えなかった組でセーフ。で、ここからが面白い。氷高、落安がそれぞれのOLさんへの関わり方を語ったときの様子ですよ。

ガチで怖れる落安! 冷たい視線を送る氷高! ほんと、ふたりガチ勢にして互いに相容れぬこと描かれて、本当に面白かったですよ。

そしてラストに良倉の災難。けれど災い転じて福となす? あんまりとがっかりしてたのに、いいね集められたらもうニッコニコ。良倉、現金な男です。

2025年1月7日火曜日

『まんがタイム』2025年2月号

 『まんがタイム』2025年2月号、発売されました。表紙は『レーカン!』。雪だるまづくりに精を出す天海がメインで登場です。手にはボタンと木の葉、これで雪だるまの顔を作ろうというのですね。雪だるまづくりには、いつもの猫も参加して、こうしておとなしくしていればかわいいやつでありますね。他に『大家さんは思春期!』雪合戦するチエと、『ニセアイホンアイ』小さな雪だるまと雪兎を手にする新と恋。そして、これはフィギュアスケート? 『おとぼけ部長代理』のカットがございます。

今月は新規ゲストが1本です。

『星月夜工業高校ルナ同好会~38万キロの奇跡~』

工業高校建築学科に入学した黒月素直は内気な少年。身長は190cm、体格も悪くない、ということで運動部からは引く手数多なのだけれど、そうした方面には興味がない。そんな素直が出会うは、身長145cmの女子生徒。月にいくことを目標にこの学校を選んだという変わり者、星守ひかり。

しかしなぜ月が目標で建築なのか。それが明かされる終盤。この子の目には、月へと向かうエレベーターが見えている。軌道エレベーター。宇宙から地上へと降りてくる、ロケットに頼らない移動運搬手段。いつかくる建築のそのときまでに携わりたいと夢を語るひかりです。

そんなひかりと素直の縁。姉が残した天文の書籍たち。これがひかりとともに追う夢に繋がったりするのでしょうか!

ボーイ・ミーツ・ガーツと思ってよいのでしょうか。あるいはともに夢を追う友情もの? いずれにせよ、ひとつ目標の定まるまでのあれやこれや、いったいいかなる展開があろうか。気にならずにはおられませんよね。

『跳べないウサギと神の島』

おお、やっぱり理沙子であったか! レオのもとに現れた自律行動するウサギ土偶の形代。久しぶりと話しかけたことから、もしや? と思ったわけですが、実にそのもしやであったわけですね。

人を避けレオの家まで連れられた土偶。アナログでなら映像を映せるからと、古いテレビにアンテナを用意させて、そしてそこからの展開。あああ、この土偶の中身、いやさかつての姿がこの美麗な女性なのかあ! しかし肉体を失ってなおこの陽気さ。すごいよな、この漫画の登場人物。なにがあろうとただでは死なない、そんなしたたかさがある。理沙子もそうしたひとり、というか巫女の家系はみんなこうなのかも知れませんなあ。

形代に入り込み戻ってきた理沙子の目的、あるいはその意味とはなんなのか。それはまだわからないけれど、もしかしたら理沙子自身もわかってなかったりするのかも。とりあえず今はレオに7年ぶりの島を案内させて、そしてかつては島の外に繋がっていた鉄道駅でリンコのことを思う。ああ、ここに以前の巫女と今の巫女、ふたりのつながりなど示唆されるのかな? と思ったら、あれれれ、理沙子と話しているところ、当のリンコに目撃されてしまった!?

ほんと、どうなるのか。ごまかすのか、あるいは真実をありのままに伝えるのか。ほんと、どうなるんだかさっぱり予想もできない。ワンダーが連続する漫画です。

『ガチ恋カウント2.9』

コミックス発売でゲスト掲載、特別編ですよ。

時はリコが女子プロレス団体、ビューティフル・ビーストの練習生となった頃のことですね。厳しい練習に疲れはてたリコが補給するのは、メイデン様グッズ! ああ、これはタオルかな? と思ったけど、違うのか! 自分で作ったメイデン様応援ボードか。

そして、このボードにまつわる逸話がこれから語られるのですが、ほんと、リコ、いろいろおかしいな! というか、強火のファンといっていいのかどうなのか。いっそそれ以上の過激な感情抱えていること描かれて、幻聴!? 滂沱の涙!?

しかしメイデン様、かっこいいよね。場外乱闘でリコの手作り応援ボードを手にして、それで激しく殴打! このときポッキリ折れたボードが冒頭のリコが吸っていたやつ! うわあ、思った以上にメイデン様との縁あるグッズだった! メイデン様はというと、脆い凶器だな! との言葉を残しリングに戻っていく。リコが魂抜けてますがな!

この時のメイデンの内心が後に描かれるのがまたおかしくて、芽生子、リコへの仕打ちを後悔なさってる! でもリコはうきうきの感涙で、で、ラストの行動がですよ、スタッフに制止されるほどの巨大凶器応援ボード!

リコは練習生になってよかったのかもしれない。もしあのまま強火ファンとして成長していたら、関係者もおののく怪物に育ってしまっていたかも。なんてこと思わされた番外エピソードでした。

2025年1月6日月曜日

『まんがホーム』2025年2月号

 『まんがホーム』2025年2月号、昨日の続きです。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

帰省しているキョウスケです。祖母の家でくつろぐキョウスケは、まだまだ甘えてみせたりもするのだけど、もうすっかり大人です。あさってには家に帰る、病院が4日からはじまるからと、きちんと働いてる様子を見せて、とそれだけでなく、動物病院でがんばってる姿をも見せることになったお正月なんですね。

迷い込んできた犬。ねずみ取りのとりもちでベタベタになったお向かいさんの飼い犬、コロ吉を洗うことになったんですね。とりもちにはサラダ油と食器用洗剤がいいらしい。きちんと調べて、バリカンはどうかという飼い主シゲさんに皮膚を傷つけちゃうからダメと進言。しっかりしたところを、祖母にもご近所さんにも見せられたんですね。

一時は荒れてたキョウスケが、もうこんなにもちゃんとして。これ、おばあちゃんにしても嬉しいお正月になったんじゃないでしょうか。そしてがんばる自分の姿を見せられた、キョウスケにとってもいいお正月になったと思ったのですね。

『歌詠みもみじ』

お正月のバイトといえば巫女さんです。バイトマスター千恵の紹介で巫女バイト、助勤をすることになったもみじたち。神社での仕事ですからさぞや身もひきしまろうと思いきや、はじまる前から眠そうな宇賀神にもみじです。元日深夜はテレビ、配信と見どころいっぱい。すっかり夜更かししちゃったっていうのですね。

と、そこに現れる坂和です。黒髪ロング、巫女の装束がよく似合う! 千恵、目つけてたんだ! 神主に千恵、ふたりの思惑が交差する。ほんと、まさしく巫女になるために生まれたような彼女! というか、坂和ちゃん、ここが最大の見せ場。普通に真面目で優秀だから、この後ほとんど出番ないじゃないですか!

出番があるのは不出来な宇賀神にもみじです。仕事そっちのけで写真撮ってみたり、予習不足をさらしてみたり、さらには巫女のイメージ落としたり! でも、だらけ巫女もみじ、かわいかったです。

でもって、最後にまさかのアメリ! 私物の巫女装束で登場! ややこしや! コスプレ趣味のアメリ、仕事を手伝うとなったら趣味性抑えておとなしい格好に変わるんですね。ああ、願わくば黒髪になったアメリも見てみたかった!

お正月からにぎやかなもみじたち。仕事ぶりはいまいちな子もいましたが、楽しそうで、そうした様子、とてもよかったです。

『座敷童子あんこ』

今回はどんど焼きの話題。門松をバラバラにして燃やそう、その会話に自分が焼却されるのではと怖れたあんこ。どれほどこの家の役にたってないこと自覚なさっているのか。

どんど焼き、子供のころ神社の裏でやってたのに参加しましたよ。幸太、リヤカーに門松だったものやお正月飾りやだるまなどなど積み込んで、神社へと向かいます。あんこはというと、チーズにマシュマロ、チョコレート、クラッカー。まさにキャンプ気分です。

現場にてはだんごや甘酒、みかんを貰ってきて、でも焼きみかん、やりすぎて大失敗! こりゃ炭みかんですなあ。でもって予想外のだるまのささやき、歳神様のその姿。こうしたところは、まさにこの漫画のらしさがでていました。

そしてラストのどんどの灰。魔除けになるのはいいとして、量に限度がありますよ! しかもそれを家の中に撒き散らして、これ、あんこは祓われたりしないのですかね?

2025年1月5日日曜日

『まんがホーム』2025年2月号

 『まんがホーム』2025年2月号、昨日の続きです。

『ガチ恋カウント2.9』

リコが所属する女子プロレス団体、ビューティフル・ビーストのタイトル。最高峰、若手、タッグと紹介されたそれらを争う機会がやってきました。舞台は地方巡業。リコに芽生子、それぞれに推しとの旅行を夢見るドキドキタイムなど描かれるのですが、現地に着けば大忙し。それどころではなくなるのですね。

そしていよいよ試合です。次々と熱戦繰り広げられ、ついにメインイベント、最高峰タイトル、エンプレス・オブ・ビースト王座戦。挑戦者紅翡翠とチャンピオン虹光リズムの試合は終始リズム優位に運んで、強さに加え華麗絢爛なスタイルに観客はおおいに沸くのでした。

しかし大盛り上がりはここから!? リズムと戦える選手はもういないのではとファンがささやく中、リズムからの逆指名。そう、相手はメイデン! エンプレス・オブ・ビースト、そしてリコを賭けての戦いにメイデンを引き摺りあげようというのです。

これは熱い展開だあ! はいいのだけど、リコっていわれて誰がどれだけわかるのん!? 練習生の驚き顔で幕引きとなった今回でしたが、これはぜひファンたちの反応を見てみたい。リコって誰!? 大騒ぎになりませんか!?

『はなまるゲーセン飯』

お正月ににぎわうあがいんです。帰省してくる人たちが訪れる。年始の休みを利用して遠征してくるお客さんもいる。ゲームで遊び、ゲーセン飯を楽しみと、あがいんならではの風景もあって、ああこの暖かみ。地域に根差した愛されるゲームセンターなのですね。

今回は紗季子が花でした。着物で登場、とてもきれいで、樺恋が冗談でスカウトなんていってるのですが、これがまさかのラストへの伏線! ええっ、どうなるの!? ほんと、紗季子さん、モデルデビューなさるんですか!?

と、こうした驚きもあったのですが、メインの話題はパ宮の妹、のえるちゃん。5歳ののえる、紗季子のこと憧れのゲームキャラクターに重ねちゃって、サインをねだるほどの大のお気に入りに! 遊ぶごとにカードが出てくる女児向けリズムゲームを楽しむのえるなのですが、コーディネートに悩むのは、紗季子お姉さんの魅力を際立たせたいがため。本当、今回はのえる、紗季子が最高だったんですね。

さて、ラストでモデル事務所のスカウトを受けた紗季子。はたして本当にモデルになるのか、というのはさっきもいったとおりですが、これが叶うとのえるのお姉さまは皆のお姉さまになっちゃう!? でも、のえる、めちゃくちゃ乗り気ですよね。憧れのお姉さんのよさ、それが広く知られることになる。やっぱりそれは嬉しいことなのかも知れませんね。

『うちの秘書さま』

お年玉をたくさんもらったはじめ。なにを買おうと楽しみにしているのですが、このあたりも七瀬にしっかり管理されてるのがおもしろさ。しっかりお年玉押さえられちゃって、がっかりのはじめ様です。

そこにメイドからの入れ知恵。新しくできた駅前のカフェ、七瀬が気にしていましたよと情報もらって、はじめ、七瀬を誘います。ちょっとしたデート気分? と思ったら、七瀬さん、めちゃくちゃたくさん食べますね! はじめのケーキに目移り。代わりに自分のケーキをひと口どうぞと差し出すも、はじめが食べすぎちゃったともうひとつ追加注文。からの次から次へとケーキを注文しはじめて、支払いできるか心配しはじめるはじめなんですね。

あくまでも自分が払うつもりでいたはじめ。お年玉が残らなかったらどうしよう。心配しつつも七瀬にほだされ、でもそのへん七瀬は大人ですよね。支払いは自分がしますと素敵な笑顔見せてくれるのですね。

ああ、今回はめでたしめでたしだったなあ。そう思ったのも束の間、はじめ、調子に乗っちゃいましたね。ゲーム沢山買おうとしちゃって、七瀬にお年玉取り上げられる! ああ、このへんやっぱりまだまだはじめは子供なんですね。

2025年1月4日土曜日

『まんがホーム』2025年2月号

 『まんがホーム』2025年2月号、発売されました。表紙は『孔明のヨメ。』。伝統衣装? でボクシングにいそしむ孔明、月英夫妻であります。これは拳闘の練習? あるいはボクササイズというやつなのでしょうか。おそらくは格闘技の方なのでしょうね。というのも、『彼女たちのツモる話』は柔道を、そして『ガチ恋カウント2.9』はプロレスを、ってそりゃいつもどおりか! その『ガチ恋カウント2.9』のコミックスが出るんですね。ということで格闘技テーマなのでしょうね。

『孔明のヨメ。』

荊州に落ちついた劉備たち。孔明も存分にその手腕をふるって、改革、改善されていく地方政治。税収も増え、インフラも整いと、こうして民のために働いているときこそが、もっとも孔明が輝いている。なんて日々が続くかと思っていたらですよ、劉備から孔明、月英ともに呼び出しを受けるのです。

ただごとではない雰囲気。しかし実際は思ったような大事ではありませんでした! という展開を期待していたら、なんとまあ、ただごとではありませんでした! 荊州を治める劉琦が若くして病没。その遺言を受け、荊州を引き受けることになった劉備。ああ、ここに劉備はひとつ歩を進めることとなったのですね。

けれどこれが今後の禍根になる。孫権側の思惑。そして劉備側の意図もあり、これがぶつかりあうことになる。今後の動き、そこには曹操のほどこした策がある。ここにきて、やはり抜け目なく立ち回る曹操の存在感でありますね。

『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』

ひとり暮らしをするうず。家族との関係はいかなるものなのか、というのが垣間見えた今回。うずちゃんに父から着信。あまりの大声に圧倒されるうずですが、その内容は娘を心配するもの。やっぱりお父さんと一緒に暮らそう。その申し出に即答で断るのがうずなのですが、このやりとりでですね、お隣さん、スミレのことがオネェさんなのにお姉さんと勘違いされちゃって、これ今後もしかしたらなにかしらの展開あるのかしらん。

さて、そのうずちゃんを助けてくれるスミレさんですが、この人もちょっとしたおっちょこちょい? 都会に暮らす今もまだ田舎暮らし気分が抜けてないようで、玄関の鍵、しめ忘れた! と大急ぎ。これじゃ田舎者と思われちゃう! ちょっと心配するポイントが違うんですけどね、それでも急いで帰ったらそこには鍵を探すうずちゃんが。そこで手を貸すのがスミレなのですね。

この鍵の顛末。探してる最中の勘違いも面白く、あの誤解されてスミレに警戒されたマスクマン、終始温厚な笑顔で好印象だな! で、赤面スミレさん、かわいいな。でもって、鍵! なんでそんなとこに! っていうの。ほんと、こういうところがうずちゃんなんでしょう。ちょっとこまった子。でもそんなところがほっとけなくてかわいい子です。

『スナックあけみでしかられて』

正月休みも今日で終わり。正月休みも今日で終わり! はじまったときは、あんなに長い休みだっていわれてたのに、終わってみればさながら一瞬! ほんとに、ほんとに休んだの!? あけみさんはのんびりダラダラ、リフレッシュできたらしいですが、自分はそんな気まるでしないよ!? でも働きたくない、エンジンなかなかかからないってところ、おおいに共感するところです。

連休最終日の朝食に、パンケーキを食べたいというあけみ。牛乳が切れていてパンケーキからお好み焼きになっちゃうっていうのね、ああ、見た目だけは譲らなかったのだな、そう思ったんだけど、やっぱりパンケーキへの未練があるというの、なんかじわじわ面白かったです。

自宅用の買い物に出かけたあけみ。途中ジンに出会い、いろいろお話ししながらの買い物。自宅用なのに店のだと見栄をはっちゃうあけみさん! でも買いすぎて、店にもまわすことになる。嘘から出たまこと。けれどどうにも本調子が出ないあけみさん。鍋でごまかすっていうのですが、けどこうしたノリ、このお店のらしさになってると思うんですね。常連さんも喜んでいて、なによりのお正月でした。

2025年1月3日金曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第57話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

中村と榎本が揃って目撃、黒髪女子高生セリナちゃんと親しげに話す秋山ですよ。ショックを受ける中村! 榎本が、妹とかイトコじゃないかって必死ではげましてくれるのですが、もう駄目なんだ、秋山はあの子とつきあってるんだって、もう完全に決めつけちゃって、確かめることもしなかったんですね。

もし秋山に確かめて、恋人と確定してしまったら、いよいよ自分はこの家にいられない。秋山はきっと出ていけだなんていえないだろう。なら、自分から別れを切り出そう。

すっかり自分ひとりで完結しちゃってますよ! まずい、非常にまずい! でも、まだ未練があるのでしょう。当然ですよね? 秋山が彼女と会ってるところを確かめよう。出かける秋山の後をつけることにするのですが、その探偵スタイル、もうめっちゃくちゃにかわいいんですよね! というのはいいとして、オシャレな雑貨店から野菜の路上販売に移行、ネギなんて買っちゃう秋山に我慢できなくて飛び出していっちゃった!

ネギなんて持ってデートにいったら、秋山がフラれちゃう!

ほんと、いい子ですよね、中村さん。だからこそこの子にはしあわせになってほしい! ここぞいうところで、秋山を優先した。自分のこと以上に、秋山のしあわせを願った。この気持ちの発露があったからこそ、じゃあはいと誕生日のプレゼントを手渡され驚き戸惑いながらもはっと状況を理解する中村が映えました。本当、とんだサプライズですよね。自分からけしかけておきながら、すっかり忘れているだなんて!

安堵した中村、秋山のプレゼントに大喜びしましてね、さらにここからのワンモアシング、指輪の追加に感情の上限突破しちゃって、ほんと中村さんは忙しいなあ!

でもこんな子だからこそ、秋山は放っておけないし、ひかれてやまないのでしょうね。

2025年1月2日木曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2025年1月1日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2025年2月号

 『まんがタイムきららキャラット』2025年2月号、先日の続きです。

『ずんだもんTV!』

まさかの展開! いえね、ずんだもんはじめてのおつかい、てっきり失敗すると思うじゃないですか。歩き出して、即あらぬ方向へそれていくとか、さらには目的地のスーパーまでの道案内を、たまたま出会った猫ちゃんに頼むとか、普通に考えたら失敗するとしか思えない。

その上、露営している四国めたんに遭遇。それぞれ誤解したままの会話から、教えてもらった道筋はスーパーならぬペット用品店。ここからまだ修正できる可能性などあるのかと思ったら、手持ちの500円、目的の巨大ずんだもちではなく、限定お野菜ウェットフードに化けてしまって、ああ、もうだめだ! もう回復の目はなくなった!

と思うじゃありませんか! ところがここからのミラクル。いっときは猫のせいにしようとしたずんだもん。しかしこれは自分のせいと思い直して、そうした心掛けのよさもあったればこそか! その猫ちゃんと出会ったことがミラクルを引き起こす!

いやもう感動しました。これ、ずん子も一安心ですよね。でも思ったようなプロセスを辿らないずんだもんの足跡。これを見て、ずん子、正気でいられたのだろうか! ともあれ結構な撮れ高だったこの行程。公開したらば、どれだけの反響を得られるのでしょうね。

『このままモブじゃ終われない!』

本が完成、いよいよ即売会に打って出るピコです。搬入するのは50部。印刷も表紙の加工もがんばって、けれど中身はいろいろ残念? グロだとか絵はアレだとか、散々なこといわれちゃってます。とはいうものの、そよかぜがですよ、内容はいいっていってるんです。ってことは、ピコ原作で作画を誰かにまかせたら化けたりしない!?

というのは、今の状況では時期尚早。だって、今回の売れ行きに地元に帰るかどうかがかかってしまっている。だからなんとしても売らないといけない。目標販売数は1冊だ!

って、えらいハードル低いな。と思ったけど、ピコ、プライドがあるんでしょう。そよかぜが買ってくれるというのにお断りしてね、自分の力で売ってみせますよ! ところが売れない。中身を見てお返しされちゃう。あまりの厳しい状況に、売れる漫画とはどういうものか、悟りはじめて、さあ困った、冷静になったら負けだぞ?

からの値下げ攻勢、さらにはサキュバスとしての能力を全解放しての客引きまでして、さあこれでどうなのか! と思ったら、売れない! まったく売れてない!

ほんと、これどうなるのでしょう。まさか地元に帰るってことはないでしょう。となれば、なんとかしちゃう? できるのか? できるのだったら、その過程をこそ見てみたい! ええ、だって、ピコの正念場ですよ!?