昨日の続きです。
『まんがタイムきらら』2025年6月号、『ちみどろアイスクリーム』
いよいよ最終回。ということで、日向はこんなにも積極的になりました! 寝起きの偲音にのしかかるようにしてキスをせがむ日向。ああ、研究機関での生活は、こんなにもふたりを強くむすびつけたのですね!
って、これ、ロボなのか! 偲音をドキドキさせるために作られた、日向型ヒューマノイド。しかし、これ、日向にとってはとんでもない風評被害なのでは? 女性と見れば見境なく迫る痴女ボットじゃありませんか。せめて偲音だけ認識して動作するとか、そういうストッパーはありませんの? 日向×日向とか、ややこしいことになってますよ!?
なぜ日向ロイドが開発されたのか。それは偲音の研究を続けるため。施設の子供たちの、一般社会で暮らす夢。その実現に偲音の力を借りたい。ただそのためには日向と離れることになり、となれば偲音をドキドキさせる相手が必要になる。ということで日向ロイド。あんまりな話かもしれないけれど、偲音が誰かの役にたてるというならその選択を応援する。日向に背を押されるようにして、偲音、施設に残ったのですね。
そんな偲音の身におこるサプライズ。結婚式シチュエーションで、日向と愛を誓う。本物より先に模擬結婚式をあげることに複雑な思い抱える偲音なのですが、その思いが通じた!? バージンロードの先で待っていたのはロイドならぬ日向ちゃん。かくしてふたりの近いは本当のものになり、と思ったら、大混乱じゃありませんか! いや、これでこそ偲音と日向の日常だ。なんて思わされるにぎやかさだったのですね。
そしてふたりの日常が続いていきます。偲音と日向、ふたりの生活。それはそれはドキドキの毎日なのでしょうね。
『ドラッグストアじゃNPC?』
配信環境を失ってしまった東野えぬ。やりたくもない就職をするはめになって、勤める先はドラッグストア。しかしこの店、店員の個性が強すぎるな!? ツンデレに嫉妬むきだし娘? 男装の麗人、いや中性的なだけか、加藤小日向の愛をえぬと嫉妬娘で取りあうことになるのかしら?
と思ったら、どえらい勘違いだった。嫉妬娘、公野みみは嫉妬娘ではなかった! ナメられイジられ続けた学生時代。それがためにみみはギャルというものに敵愾心を抱くようになってしまった。その見た目からえぬをギャルと認識したみみ。かつての恨みを今ここで晴らさんと、えぬに強く当たろうというのですか!
と思ったら、みみさん、仕事の教えかた、普通だな。むしろ親切、懇切丁寧。というか常識はずれのえぬに戸惑ってるまである? いやだって、挨拶の練習でASMR的接触してきよるんですよ!? いやもう、えぬさん強いわ。ちょっと普通の変人じゃかなわないくらい強いですわ。
休憩にはいったえぬとみみ。ここからがよかったですよね。みみをオタクと見抜いたえぬ。同じニオイがしたといって、すごい勢いで距離をつめていく。で、みみさん、えらいことチョロい。絵を描いてるというの、あっさりバラしちゃって、でもそれが正解でしたね。友人のバーチャル配信者のキャラデザしてたのがみみ。おお、なんと、結構な実力者なんじゃないですか!
ここにこうして友情を深めたふたり。これはいいですね。もっともっとディープな関係築いていってくれると嬉しいです! でもって、仕事についても過酷な現実知らされて、ああ戦友としての関係もはじまりそうな気配です!
- 『まんがタイムきらら』第23巻第6号(2025年6月号)
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