2025年5月19日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年7月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年7月号、発売されました。表紙は『江口さんちの純情サキュバス』。女子高生ふたりの放課後帰宅タイム? シアトル系コーヒーショップのホイップのっけたカラフルドリンク片手にしまして、一緒にセルフィーを撮っているヒビキとミアであります。その溌剌として輝く笑顔。日差しのもと、負けずにまぶしさふりまく美しさであります。でも、ミア、八の字まゆで冷や汗!? ちょっと無理していらっしゃる? なかなかはじけられない。そんな性分が見てとれる、かわいくおもしろいカットです。

今月は新規ゲストが1本です。

『百合&テイク』

百合あいらの妹は病の床にふせっています。そんな妹、なのはのために日々特効薬を調達してくるあいら。薬とは百合。女子同士の仲いいトークがなのはの病状をやわらげて、けれどいつしかなのはは薬剤ならぬ百合に耐性がついてしまい、より強い百合を求めるようになったのでした。

大変、あいらさん! とっさのことに、自分に彼女ができたとウソをついてしまった。あとはウソを真にするだけ。学校で彼女になってと友人たちに頼むのだけど、誰も協力してくれない。そんななか、ただ目があったというだけの理由で彼女にさせられた貞久みい。人づきあいが苦手で、けれど百合は好き。百合に釣られて家に招かれたみいは、あいらとの関係に戸惑いながらも馴染んでいく。

馴染んでいってる?

しかし、次から次へと関係のエスカレートを求めるなのは。これはものすごい勢いで耐性が進んでしまうのでは!? ともあれ、なのはの病状緩和に役立てたみい。あいらはこの子にもう頭が上がらないですよね。

『ななどなどなど』

うわあ、ネトゲ廃人が16日ログインしてないだなんて、これ、事件性感じる事態だよ!? あまりのことに生存を確認した小町ちゃん。うん、その気持ちわかるわ。ほんと、死んでるんじゃないか、生きてるにしても無事なのかどうかって思いますよね。

さて、そんなるるです。萌との関係を回復したいと思うも、ニュータイプ的直感でるるを察知し姿を消してしまう萌を相手に手を焼いているのですね。萌に応えたい。けれど萌に会えない。だから萌の下駄箱に手紙を投函して呼び出すことにした。

ただこれだけのことに、どれだけの勇気を振り絞ったことか。さらには小町も、萌に対して、思うところを吐露しようとして、でもそれをあえて飲み込んだ小町。ああ、この子の意地ですね。だからこそ、この子の本気がわかりそうに思います。

決戦は文化祭の最終日。ああ、萌はどんな現実に直面する? 考えすぎている萌に、思いつめすぎだよと、誰か伝えることができたらと、そうしたことばかり考えてしまいます。

『神絵師のおしごと』

ツバキ様と出会っていたさョちゃん。母を亡くして、神のもとに召された、父の言葉に神を恨んだありし日のさョ。けれどそんなさョを元気づけたのは、他ならぬ神であるツバキ様だった。さョちゃんには忍者と思われていたのだけどもね。母を連れていった神をやっつける。物騒なこという子に、これならきっと立ち直れると、元気づけはげましたツバキ。

この出会いがさョを救って、そして今のコスプレイヤーさョを生むことに繋がったのですね。

さて、さョの父がこの神社の関係者であったという事実。そこにも踏み込みます。もしかしてツバキのことが見えていたのではないか? 花御子のデザインとツバキ様の類似は偶然というにはあまりに似すぎている。

この疑いを明らかにすべく、さョが父に聞きました。花御子のデザインにモデルはいたのか。その問への答がすべてを明らかにした!

なんと、さョの絵がベース! しかもその絵をブラッシュアップするにあたり、さョのいってた忍者から神に変更するなど、奇跡のような偶然が導いて、花御子ちゃんをツバキ様に肉薄させるにいたったのですね。

しかしまあ、ほんと、びっくりの展開。あの思わせぶりな侘助のくだり、全部パーじゃないですか! いや、それでもまだなにかあったりするのかな!? いやもう、ほんと、ものすごいこと翻弄されましたよ。

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