2025年5月5日月曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第64話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

お、おおおおおお、こ、こんなことがあっていいのでしょうか!? 

公式から後秋、いや秋後が供給! あのアクシデントキスを思い出して互いを意識してしまうふたりの気持ちに気づく女子が出現。てっちゃん、すなわち秋山の恋の高まりが今まさにここに描かれて、すごい……。すごいことになった……。ああ、あとはふたりが素直になるだけじゃないですかぁ!

さて、今回はセリナお泊まり回完結編ですよ。深夜までゲームに興じるふたりをなだめる秋山。いうこと聞かないカリンをお姉ちゃんと呼んで、模範的行動をうながすくだりなど、もはやお母さん! ああ、秋山ママのふたりにそそぐ視線はいつだって温かく、ええ、本当に優しく慈愛に満ちた素敵なやつなんですよ。

今回はカリンとセリナ、ふたりの気持ちが確かめられて、秋山のことが好きなのか? 好きなのは間違いないけど恋愛としてのそれなのか、よくわからないというセリナ。カリンもまだよくわからないと答えるのだけど、秋山の隣を居心地いいと感じるその感じ、恋というよりも愛や情に近い深まりを感じちゃうわけですよ! とはいえ、まだはっきりそうと明言できるまで、カリンのなかでは明確にされていない気持ちです。もうしばらく、いやもっともっと長い時間かな? この子の気持ちの変遷を見守ることになりそうだなあって思わされましたよ。

今回素敵だったのは、カリンとセリナのよく分かんない同盟。まだ自分の気持ちがよくわからない。同じ感情を抱える同士の恨みっこなし同盟。この女子同士の友情の育まれるところ、最高でした。

そしてほころぶ秋山、中村の嘘。朝はいかんか! 寝ぼけてるからガードがやわい。秋山を起こそうと乗っかったセリナをカリンと勘違いしちゃう秋山! うっかり朝食のリクエストをいつものようにしてしまうカリン。ほんと、ふたり、嘘のつけない人たちだなあ! それだけに信頼が置ける気がする。ふたりの見せる表情、話す言葉、そのままに信じて大丈夫と思わせるよさがありますよね。

総括です! 秋後! 秋後! なんだかんだいってカリン、秋山、本命ラブじゃん! そしてセリナちゃん、前髪の寝癖ウルトラスーパーキュートじゃん! いやはや、見どころありまくりのシリーズでした。

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