2018年11月30日金曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2019年1月号、一昨日の続きです。

まちカドまぞく』。等身大依代を獲得したご先祖。しかし7日の期限を最大限に使おうとして、結果生き急ぎすぎて疲れてしまった。そんなご先祖を楽しませようとキャンプを企画したシャミ子。あぶねえ、杏里がいなければ露天で寝かされるところだった。小倉しおん、なにやらあやしげな動きしてますね。調べたかった「あそこ」ってどこなのか。魔族や魔法少女がいると近づけないところなのか。さらにキャンプ場ではシャミ子が川の主でいいのかね、蛟に魂を捕われて、ああ、大変だ! と思ったら、いや、なんかわりとフレンドリーでいいやつそうだぞ? これ、小倉の動きと蛟の件がリンクしたりするのかな。なにやら込み入って、けれど新しい動きありそうですね。

『mono』。春乃の部屋の怪奇現象。カメラに映った人影はなんなのか。霊に詳しい漫画家呼んだら、あらー、本当に霊なのか。しかも会話成立。トンネルから憑いてきたというその人、いや、霊か、悪いやつじゃないっぽいんだけど、障りはあるのか。それでトンネルに帰ってもらうというなんだけど、離れたり憑いたり、憑いたり離れたりのおかしさ。ほんと、ちょっといい話だなあってしみじみしてたのに台無しじゃん! でも、面白かった。これでこそ、この漫画らしいと思わされますよ。

『精霊さまの難儀な日常』。お菓子づくりを頑張るもどうしても失敗してしまうともり。そうか、3回目の撃沈か。それでサラに材料を買いにいってもらおうっていうんですね。牛乳と寒天。サラが、さむてんって読んでるのが面白いですね。でもってサラの出会った女性。川にはまってる。この人、なんらかの関わりを持ってそうだな。後々出会うことになりそうだな。そう思っていたらともりの従姉だったのか。この人、サラとわかれるときに、またねっていってるんですね。買い物のメモからともりがなにをしようとしてるかもしっかり把握してしまってるしね、なかなかに油断ならない人という認識でいいのかな? ほかにもいろいろ気づきながらも、わかってないフリしてる。そんな様子がうかがえて、いやはや危険ってことはないんだよね? とか思ってたら、ともりにダイエットしてることバラされたところ、あれ面白かったなあ。ともりの従姉、彩葉。この人も精霊と縁がある人なのか。しかも精霊はふたり? もしかしたらそのふたり、サラとルカの縁者だったりしそうな予感がしますよね。

『先パイがお呼びです!』。先輩との関係をからかってくる來海が面白いですね。こっそり撮った生徒会長の写真をくれたりね、それでマヨちゃん、モンモンとしてるの、ほんと、この子、可愛いなあ。先輩の写真もらってね、今日だけっていってスマホの壁紙にしてるのも可愛い。一緒に写真撮りたかったなって、その憧れが先輩に近しくありたいと、けれどなかなかそうはいえないっていうアンビバレンス生じさせて、モンモン、大変よいと思います。ベンチで休憩してたら先輩やってきて、時間確認した時にカベガミ見られちゃった!? そこからの先輩とのやり取りもほんとによくって、マヨと一緒に写真撮りたかったって先輩いってるよ? でも、そこでじゃあ今撮りましょうっていえないのがマヨなのかあ。ほんと、この子の気持ちの右往左往、すごくいい。こういうところも先輩に気に入られてるんだろうなあ。おっとりして、ちょっと変わってる先輩と、気持ちも感情も素直なマヨのやりとり、いろいろ、ほんと、見ていてほのぼの? ほっこり? すごく気にいっています。

2018年11月29日木曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年1月号

『まんがタイムオリジナル』2019年1月号、一昨日の続きです。

カントリー少女は都会をめざす!?』。いよいよ冬到来。寒いの苦手だからって、もこもこになってる亜紀、可愛かったですよ。コートのフードに耳がついてるのもいいですよね。都会育ちの大河が語る田舎の寒さの理由、これもいい。遮るものがないから100%の風が襲ってくる。この説明が好評なのもいいですね。やせがまんする八重とか、案の定なんだけどすごくらしくてよかった。でも、寒さがやっぱりつらいかー、もこもこの亜紀に引き寄せられる。抱き締めて、大声であらぬこと叫ぶの最高でした。大河、みなのふたりが焦ってるところ、いい勢いありました。寒さとその対策、過剰すぎた亜紀の失敗。また温度差という言葉の広がり。これらも面白かったです。大河さん、元気やね。

『おしかけツインテール』。おかしい、おかしいわ。これ、クリスマスなのか。なんか札の上を怪しいオモチャが歩く。これ、ピーナッツ? 落花生なの? プレゼント交換の演出なんだけど、さすがやわ瑠璃、ズルをしてでも花梨にプレゼント渡したかった。いや、プレゼント交換は普通にして、あとで特別に手渡したらよかったんじゃないの? そういう正攻法じゃなく小細工に走ってしまうのがこの子のらしさかあ。プレゼントに見える皆の個性、面白く、そうか、瑠璃さん、海苔の佃煮大好きでいらしたか。そして瑠璃から花梨へのプレゼント。でかい箱がみっつ。俊郎の予感があたるところがいい。サイズぴったりの服がどんどん出てくる。ほんと、瑠璃、不器用な子。あの手紙ね、気持ちがほとばしったっていってますけど、一生懸命考えたすえのことだってわかる。気持ちのこもった手作りの髪留めがね、ええ、いい話でしたよ。最後の一本で描かれたこと、瑠璃の不安はきっと払拭されたんだろうなあ。描かれなかったその後が見えるようで、多くを語らずとも伝える、そのやり方、うまかったです。

『スズちゃんでしょ!』。祭さん、大丈夫なのか。クリスマスは残業確定。それを告げるあの表情。嬉しいわけないよね? いや、嬉しいの? なるほど、残業にヤケになった上司が特別メニュー用意してくれるのが楽しみなんだ。ささやかで、ちょっと可愛い。でも色恋沙汰とは縁がないんですね。クリスマスといえばプレゼント、スズちゃんにオモチャを強請る梨乃ちゃん。きびしい! すごくきびしい! スズちゃんと若旦那、出会ってちょっと一緒に歩く、その様子。梨乃ちゃんいるからね、ショーウィンドウに映る自分達の姿を見て、家族みたいって。スズちゃん、ちょっとその気になったりしてる? 若旦那にはまったく通じてないみたいだけど、この進むのか頑として進まないのか、どちらかわからない状況ね、やきもきさせるというか、不安にさせるというか、とにかく微妙ですねえ。梨乃ちゃんの家では、お母さんがふたりめ授かってたりね、ああ、こういう時になにか置いていかれている感覚、味わわされるんだよなあ。スズちゃんはどうだったんだろう。まわりはしっかり変化していってるのに、自分だけなにも変わらない、そんな感覚、時に寂寥感ともなって、いたたまれなくなるんですよね。

2018年11月28日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年1月号

 『まんがタイムきららキャラット』2019年1月号、発売されました。表紙は『動物応援』いやさ『アニマエール!』でありますよ。中華風、というのでタイトルも漢字になりました。チャイナドレスモチーフのチア衣装着ましてね、こはねとひづめ、背中合わせに腕からませて、ふたりともにいい笑顔。全体に古めのポスターっぽく見せるよう工夫されてるんですが、ちょっと印象が違って、こういうのも面白いですね。

『おか研』、ゲストです。全体にゆるい漫画。あまり描き込まれていない、背景が白い、そういった嫌いはあるけど、でもこれがこの漫画の雰囲気を決定していたりもするから、びっちり描き込まれてる方がいいともいえないよなあ。基本的に会話で進行する漫画です。おかると研究部の3人娘が主人公ではあるんですが、あんまりオカルトっぽい話はしていない。ゆるい日常の会話。なんかほのぼのとして、それでちょっとズレている? 個性的? かと思ったら、すごく普通の話してたりなんかもして、でもこの温度感? ぬるめの感じ、結構好きでしたよ。しおりがね、お姉ちゃんと一緒にクッキー焼いて、部活にも持ってきてくれたっての、あの一連の描写がよかったです。なんかね、ちょっと言い訳するのね。小声でね。そして部の皆で一緒にクッキー食べて、最後のあの絵でしょう。ぐっときた。なんでもないんですよ。なんでもないことなんですよ。でも、最後のイラストでしめるところ、好きです。こういうのなんだか不思議と好きなんです。

『かぐらまいまい!』、ゲストです。カラーがきれいですね。高校の入学式、学校へと向かう途中、神社に寄っていこうという一宮こふくです。お参りしてたら、神楽の練習? している女の子と知り合いになりました。この子、花守美夜も今日から高校生。同じ学校、同じ学年というわけですね。登校の準備をする美夜を待つ間、神楽の鈴を手にして振ってみたら、きれいなお姉さんが登場、いろいろと導いてくれて……、というこの人、この神社にまつられてる神様みたいですね。この経験が、こふくの神楽への憧れをより一層に強くさせて、ああ、こうしてこの子は美夜とともに神楽に取り組むことになるんですね。美夜の悩む神社の経営問題に、こふくの神楽への憧れ。後編でどういう展開を見るのか、楽しみです。

『蛇と猫』、ゲストです。蛇というのは囚人のサーペントさんで、猫というのはサーペントを追う警察なんですね。サーペントは魔女なので魔法が使える。簡単に牢獄を破って、好き放題に出たり入ったり、牢獄も自分の好きにアレンジして、豪華な快適空間にしているというんですね。この人、猫のことが好きみたいですね。猫の用意してくれるという食事、それに気持ちがつながれている。牢を抜け出して遊びに出掛けたとしても、猫がくるのを待っているし、お店の女性たちに慕われながらも、猫がきたら一緒に帰っていく。かまわれたい、そんな感じがしますよね。逃げたい、自由に振舞いたい、それもそうなのかも知れないけれど、それ以上に猫にかまわれたい、追い掛けてきて欲しい。そんな様子がうかがえます。

2018年11月27日火曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年1月号

 『まんがタイムオリジナル』2019年1月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』山下さんが、スイーツにうっとり? かつて見たことのないような表情浮かべていますね。これ、クリスマスにあわせてる? 『らいか・デイズ』らいかはサンタのコスチュームでショートケーキ食べてるんですね。『おしかけツインテール』花梨は、猫耳、猫しっぽつけて、そこにクリスマス飾りまでついて、実ににぎやかです。

『僕は女心なんて知りたくない』、ゲストです。浄見春喜、高校2年生か、小学生かと思った。だって、背負ってるのランドセルかと思ったんだよ。さて、この少年が親戚の管理するアパートに越してきて、アパートの仕事を手伝うというんですね。入居者は女性ばかり? スーツ姿もかっこいい梨阿樹里。見た目こそクールに決めているけど、実は甘い飲み物好き? 春喜は独身女性限定で心が読めるという特殊能力を持っている、のだそうですよ。大家の小根みちこ、この人が春喜の親戚の人か。この人と話していた時に心の声ってのが出なかったのは、大家さん、既婚なのかな? そして入居者もうひとり、夢乃奈加子、この人は在宅で働いてるのか。絵本作家。ひどく無口で、まるで声に出ていない、その声を読心で拾って、本来なら成り立たない会話を成立させていくくだりは面白かったですよ。

『魔法少女はもう死んでいる』、ゲストです。大柄で目付きも悪いというので皆から怖れられている転入生、北条友也。この人が学内で出会ったのは、珍奇な格好の女の子。魔法少女の柊あゆか。すでに死んでしまっていて幽霊だっていうんですね。この世界の魔法少女は敵と戦ったりはしない、困ってる人を助けるのが仕事なのだそう。ええと、死んだのは交通事故でか。そういや昔にトラックにはねられて亡くなったビッグネームがいたなあ……。自分の姿が見える友也に助力を求めて、なるほど、困ってる人をともに助けようというんですね。でも、友也にとりついて変身するの、友也のがたい、姿はそのままで衣装だけ変わるのか。しばらくすると魔法少女の記憶は消えるとのことだけど、数分間はその姿を認識されてしまうのか。なかなかに友也にとっては厳しそうな条件だけど、この活動は続けるのかな?

『ブンゲイブ』、ゲストです。篠崎沙羅、二年。鹿本鞠絵、三年。松江奈津、一年。この3人だけの部活なのかな。沙羅がやたらやる気出してる。文化祭に部誌を作ろう。残るふたりが冷めていて、全然乗り気じゃないんですね。そう思っていたら、書くことは書いてるんだ。奈津、ノートの隅に詩を書いたりしてる? それ、沙羅にバレてるってだけじゃなく、写真撮ってネットに放流までされてるのか。ムゴい! あの奈津の無言の抗議、よかったですね。やる気、一番なさそうだった鞠絵が、やる時はやる? めちゃくちゃな量書いてきたりね、っていうか、それ大長編じゃん。必死で編集してる沙羅を邪魔する鞠絵、あれも面白かったな。フラッシュメモリのくだりも、純潔が鈍潔になった表紙も、その度々にこの子らの人となり? 見えてくるの、悪くなかったです。そして部誌、まさかの屋上で頒布。これ、残念な結果になったの、屋上がよくなかったんじゃないのん? いや、屋上でよかったの? この微妙さ、なんともいえん読後感残しますね。

2018年11月26日月曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年1月号

『まんがタイムきららフォワード』2019年1月号、昨日の続きです。

『スローループ』。恋が大きなサングラスかけて、セレブになっちゃったの? って、小春、なにをおっしゃってるのか。ひよりと小春、恋の3人で管理釣り場にきたんですね。小春への釣り指南。フライのつけかた、キャストのしかた、でもってアワセやポイントなどなど、こういうの読んでるだけでも面白いんだけど、そのはしばしに小春のアワアワした様子が見られたり、ただの説明になってないところ、大変よかったです。そして、今回は正直、こうした釣りにいきましたという話で終わるのかなって思ってたんだけど、違った。でもって、それがとてもよかった。恋とひよりの関係。傷ついて、ひとりになっていたひよりを遠巻きに見守るしかできなかった自分を、恋は悔いてるんだ。その心情、言葉に多くを頼らず絵でもって伝えてくるものあって、それが実に雄弁。ぐっと胸しめつけられて、涙を絞られる、そんな展開の合間合間に小春が見せてくれる表情もろもろ、それが重さを軽減してそれもまたよかったです。

夢喰いメリー』。前回、メリーが銘無しを送り返した、その少し前に遡った時点の話ですね。リコを相手にするジョンのもとに現れたエンギ。その剣の冴えはいわずもがな。リコの繰り出す巨大キノコも見事撃退し、と、そのタイミングで銘無しが送り返されて、さあ、リコたち白儀サイド、追い込まれることとなるのか? そう思ったら、いやもうリコ、なんでそんな強いの? この期に及んでキノコでの足止め絡めた体術見せつけて、エンギ、ジョンを翻弄する。夢路、メリーの組では、このふたりが白儀の待つ生徒会室に向かおうとする。そこで勇魚、メリーとのお別れになるのかな、ふたりの挨拶がね、悲しい。そして夢路は、この戦いの先の約束してね、ええ、負ける気なんてないんだって、これもまたいいシーンでした。イチマさんもご活躍ですよ。ケンとともに辿り着いた多目的ホール、ここにキノコ三姉妹にさらわれた人間が集められてるのか。これで救出なるのかな? そう思ったんだけど、ならないっぽいなあ。マナ登場。ケンとイチマでマナ相手にするの!? なんとかなるの!? イチマちゃん、逃げて! なにか勝機とかあっただろうか。酷いことにならないといいなあ。ちょっと他とは違うもの見られそうです。

『にじいろフォトグラフ』。文化祭で写真を展示することになりました。これまで撮ってきた写真から、伝えたいもの、その核となるものをいかに掴むか。先生のアドバイスが活かされていましたね。あずきのびっしりクマ写真! なんか不評ですけど、面白くっていいじゃんよね。これ、うまくできたら結構いい感じにできそうですね。でもって、うまくできていい感じになってるのが怜の空の写真。ああ、これはいいじゃないですか。そのよさが、絵を見ただけで、説明抜きに通じるというのが素晴しい。最後に葵の写真。ああ、人物スナップ、サラの笑顔をメインにして、自分のまわりの人達をこうも魅力的に写している。これは、葵の家族、友人たちに向ける気持ちの表れだなあ。親しげで、近しくて、そして優しい。ええ、これが葵の写真の、ひとつの到達点、この子の出したひとつの回答だったのでしょうね。そう思っていたら、この漫画、次回で終わるのかあ。そうか、じゃあ、さっき感じたこと、特段間違いでもなかったっていうことか。次回はサラの誕生日。ああ、なにが描かれるのか、楽しみになりますね。

2018年11月25日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年1月号

『まんがタイムきららフォワード』2019年1月号、昨日の続きです。

『球詠』。今回、これは転機になるのか、それとも逆転の芽をつまれてしまうというのか。梁幽館4番の中田に対し、ついに勝負に出るのですよ。長打を警戒し、外野をいっぱいまで下げて、そして緊張のなか、ついによみが投球! この状況を作るために、走者を出させなかったわけですね。リスクとなる要因をなるたけ減らしたうえで出た勝負。一投目は空振りに終わり、そして二投目はファールに。その後もボール球を中心に、チャンスをうかがい、そしてついにその時がきた! はたして強敵を打ち取れるのか!? その勝負の行方、圧倒的で、ああ、まさかのホームラン。ここまで、ここまで追い込もうっていうんですね。これでよみが調子を崩したら、あるいは芳乃が大胆さ失ったら、いよいよ勝てなくなってしまう。3点まではとられてもいい、そんな話もしていたけど、はたしてここからどうやって挽回できる? ほんと、ハラハラさせられっぱなし。この、追い込まれた状況、怜の三塁打が空気を変えるのか。このチャンスをものにできるのか。もう、これ、一気に一試合分、まとめて読みたい気分ですよ。

ゆるキャン△』。今回はリンがメインですね。伊豆へと旅立つその前日。届いた荷物は原付のパーツ。荷台とスマホホルダーっていうんですが、そうか、リンさん、これまで荷台なしだったのか。よくテントとか運べたな! リンと家族の関係、よく見えた回であったと思います。お父さんは点検整備に出していた娘のバイクを受け取りにいってくれていて、そして荷台他の取り付けも手伝ってくれてと、いい父娘関係でありますね。そこにやってきたお爺ちゃんは、使ってなかったといって新品のスクリーン持ってきてくれるし、スマートフォンの充電でバッテリーがあがってはいけないと部品まで買いにいってくれてと、すごいフットワーク。この見守られている感じ、大切に育てられているという感じ、ええ、見ていてとても心地よかったです。この家、バイク一家だったんですね。お爺ちゃんの影響? 父も母も乗ってたよって。じゃあ、いずれリンも中型とか大型とか取っていくんだろうなあ。そして翌朝、伊豆へと走り出そうとするリンに、お爺ちゃんが途中まで一緒に走らないかって、ああ、お爺ちゃん、嬉しそうだ。孫娘とのツーリング、これ、格別であったことでしょうね。

『はるかなレシーブ』。パートナーを入れ替えて臨んだ大会。ついにその決勝戦にて、4人、対決することになるというのですね。やたら闘志を燃やしているクレア、エミリがおかしい。対照的にはるか、かなたは穏やかに互いの健闘を誓いあうのだけど、はじまってみれば、そのなごやかさ、一気に消えさるんですね。自身いい調子と感じたはるかのレシーブをかなたが受けて、そこからの攻防が熱い。かなたのポーキー。その高さに驚き、そして続くクレアのツーが意表を突いてくる。互いによく知った相手ではあるけれど、そのポテンシャルのすべてを理解できているわけじゃないんだ。むしろ、相対してはじめて知ることもある。かなたの怖い笑顔とかね、そして手強さも。これはエミリにおいても同様だったのかあ。クレアの厄介さ。これ、はるかとエミリ視点から描かれているからクレア、かなたの手強さが際立って見えるけれど、クレア、かなたからは、はるかとエミリのこと、どう見えているのだろう。そしてリードされている中、対応すべく考えをめぐらせたはるかの選択。これ、ネットを挟んで向き合った、はるか、かなたの言葉を介さない対話ですよね。はるかの気づいたこと、それははたしてかなたの望みに応えることができるのか。まさしく見どころでありますよ。

棺担ぎのクロ。 — 懐中旅話』。番外編です。センとともに旅を続けるクロが訪れた王女の墓廟。四十年前に亡くなったという、その微妙に昔むかしとまではいえない近しさ。これ、意味があったのだなあ。王女の一生は「悲哀のアト姫」といって、物語になってるのか。その生まれから亡くなるまでの逸話は、世間知らずの王女が為政者とならざるを得なかった不幸な生い立ちと、愚昧な王を頂いてしまった国の不幸とを語り継いでいて、しかし表向きに語られていることと、そのさらに先に隠された真実と、墓廟の奥へと進んでいくクロたちの足取りとともに徐々に、徐々に明らかにされていくところ、実に見事でした。この漫画、クロの状態が酷くなるまでに描かれた旅の様子、それを思い出させてくれますよね。ヨーロッパの古い物語を思わせる、ちょっと陰鬱だったり残酷だったりするテイストに、くすりとさせてくれる小気味いい切り返しといった調子。このエピソードにも実によく盛り込まれて実に巧妙。謎めいた導入に、冒頭で語られた前提が引っくり返ったかと思ったら、まだその先があるというサービス旺盛なるところ。鮮やか、見事、充実の読後感でした。

2018年11月24日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2019年1月号、発売されました。表紙は『球詠』。ユニフォーム姿の詠深ですよ。これ、ピッチングマウンドの上ですよね。投球と投球の合間でしょうか。あるいはこれから第一級を投げんとする、そんな場面でしょうか。投手としてのよみでありますよね。その表情は穏やかで、遠くを見るその視線の先には珠姫がいるんだろうな。描かれていない、そんな先まで見えるような表紙です。他には『ライター×ライター』、そして『棺担ぎのクロ。』のカットもございます。

『となりの柏木さん after days』、新連載です。あれまあ、珍しい展開です。『となりの柏木さん』の続編だそうですよ。アフターデイズというところからもわかるように、前作の後日談となるのですが、どれくらい後日かというと、ええと、半年くらい? 同じ大学に進学して、しあわせ噛み締めている桜庭と、なんかその状況にもの足りなさ感じてるのん? 柏木さん。なにかしてあげたいのかな。誕生日のプレゼント贈りたいと思うのだけど、桜庭が欲しいものがこれといってわからない。その聞き取りやらリサーチやらで、草野、福田のその後もチラ見せしてくれてという、とりあえず初回は状況説明です。それから新しい動きの布石としての誕生日プレゼントですね。

『ひまりのまわり』、新連載です。相沢春喜のもとに現れた女の子、向日葵。ひまわりじゃなくてひまりって読むのか。両親の再婚で兄妹になったというのですが、この子、ひまりがグイグイくる。兄貴になるはるきはやたらクールで、なにをするにも無駄なく必要最小限って感じ。なのに、そこにひまりがぐいっと踏み込んできて、一緒に夕食作ろうとかいろいろいってくるから困っているんですね。年齢ひとつ差、16と15。妹はなんでこうもはるきと一緒になにかしたいみたいなこというのかと思ったら、以前暮らしていたところでは同年代の友達とかいなかったからなんだ。だから誰かと一緒になにかやりたい。そして気持ちを分かち合いたい。はるきは最初、ひまりとの関わりも最小限にしようって思ってたのに、帰りの遅いひまりを心配して、それですっかり引き込まれた? はるきの人生観、変わっていきますね。

『魔法少女はマニアック』、ゲストです、四コマです。魔法少女にスカウト? された夜片なも。魔法少女をやってもいいけど、代償が必要だ。女の子のパンツを持ってこい、しかも使用済み。って、これまたキツい設定盛ってきましたね。わがままいって全然出動しないせいで成績ゼロ、というので協会からサポートとして派遣されてきたコノト。この人もちょっとややこしくて、本来は男だけど変身したら魔法少女になる。そんな彼、彼女? のパンツ、しかもそこで脱いだものを報酬として受け取ったり、あるいは敵の女の子のパンツを奪ったりと、ええと、君、立場としては善とか正義とか光とか、そういう方面の人なのかい? 違うよね? 敵にも味方にも等しく仇なす、そんな存在だよね?

『お憑かれ様うわんちゃん』、ゲストです。人に取り憑く妖怪のうわん。デビュー戦? はじめての憑依が不運な結果に終わってしまってさあ大変。綾樫あやか。妖怪が見える人? というか、それよりも幼女が好きって属性の方がヤバいじゃん。その合わせ技で、取り憑いたうわんを苦しめる。あやかからしたら、向こうから飛び込んできた、あれこれいろいろお障り、おっと、お触りしても法に触れない相手、それがうわんっていうんだから不運です。取り憑いて、ビビらされて、気を失ったところを拉致、おっと、介抱されることになった。でも、あやか、普通にしてたら普通のお姉さんよね。うわんにお菓子を勧めてくれたりね、って、違うか、あれ、お菓子で釣ろうとしてるのか。うわんとあやか、相性わりと悪くないんじゃ? そう思わせる瞬間もあるのだけど、基本はうわんがビビってる。早々に立ち去りたいのに、泣き声で家のなかめちゃくちゃにしちゃったりね、その落とし前をつけるまで離れられないとか、いや、律儀だな。そんなん無視したらいかんの? それができないのがうわんなら、気のいいところに付け込まれちゃってるてなわけですね。そんな、どちらが取り憑いて、取り憑かれてるかわからん関係は面白いものありますね。

2018年11月23日金曜日

『まんがタイムスペシャル』2019年1月号

『まんがタイムスペシャル』2019年1月号、昨日の続きです。

『ふたりが家族になるまでに』。あさひが変化していっています。だんだん自立心が出てきた? 放っておくと全部自分でやっちゃうジローのこと監視するみたいにしててね、朝ご飯も早起きして用意するし、そしておばあちゃん家でも率先して自分から動く。あさひの変化を感慨深そうに見ているおばあちゃん、いいですね。でもってお昼の用意するって時にね、手伝いは私がする発言におばあちゃんもおじいちゃんも、ええッ!? って! 驚きすぎですって! 面白かった。子供だった、なんでもやってもらってた、そんなあさひが、すっかり大人になろうとしていて、それを見守る大人たち。ちょっと辛辣なおばあちゃんがいいですよね。そして家に帰る途中の車内での情景、穏かな時間、通い合う気持ち? 大変よいと思います。

『コスプレ地味子とカメコ課長』。酒に酔った紫ノ井。知らない部屋のベッドで目覚めてさあ大変、といいながらも、特段大変なことにならないの、いいですねえ。羽目をはずした自分を思い出して慌てる紫ノ井、いい感じ。けれど雷雨が帰路を阻む。このちょっと不器用? いたたまれないっていってますね、そんな紫ノ井が課長のカメラと写真見つけて、一気に緊張ほぐれたか、ゲーム、アニメで盛り上がるの面白かったです。やっぱり紫ノ井は、緊張してるよりオタク系パッションで生き生きしてる時が魅力的だと思う。しかも今回の突発お泊まり、次のコスプレの打ち合わせというか、下調べというか、なんかそんなになってるのがおかしくって、このふたりのコスプレに向ける情熱? 相手が気になる、好きになるとかどうとかがくる前に、コスプレ愛がたぎるところに好感であります。しかし普段の紫ノ井は可愛いですなあ。

『ワタシを欲しがる河野さん』。めちゃくちゃ面白い。吉山内にからむお客さんですよ。学生のころ、河野に声をかけられて、すっかり落ちてしまった人。港可撫。可憐の誤植? 読めない……。かぶ? ともあれ、河野から可愛がられている吉山内に嫉妬して? いろいろと面倒かけるんですけど、伝わってない! 伝わってないよ! 煽りのつもりの発言が、吉山内にとっては気遣いになっちゃってるよ! 面白いわ。ほんと、面白い。とはいえ、港もね、嫌なやつ! っていうよりか、陽気な可愛いお姉さんにしか見えんもんなあ。この陰湿さのかけらもないところがすごくいい。でもってあのラスト。なんだかんだで仲良くなりそうな気配見せていて、いやもう大変によかった。もともと可愛い吉山内もさらに可愛くなった? 大変よかったです。

『穂積くんは猫に勝てない』。ブブがいなくなってから3日がたちました。心配のあまり眠れていない倉木も大変だけど、自分のせいでいなくなったんだって責任感じて、さらには倉木のことも心配して、ずっと探し続けてる穂積が大変ですよ。自分のことも労って? シェアハウスの皆も穂積のこと心配してるからね。それでも、ふらふらになりながらも探し続ける穂積、痛々しくって、そんな彼が出会ったブブ。ああー、ブブ、穂積に助けを求めにきたんだ。自分が見つけて保護していた子猫たちのこと、なんとかして欲しいって穂積を呼びにきたんだ。ずっと猫が苦手で、けれどなんとか歩み寄ろうとしてきた穂積のこと、ブブはちゃんと理解して、認めてくれていたんですね。そのひとりと一匹の関係、感動的。そしてブブとの再会に安堵する倉木。ああ、いいエピソードだったではありませんか。これ、この漫画の実質的な最大のクライマックスだったんですね。次号で最終回なんだそうですよ。いや、でも、ほんと、穂積、よかったですよ。頑張りましたよ。

2018年11月22日木曜日

『まんがタイムスペシャル』2019年1月号

 『まんがタイムスペシャル』2019年1月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』。ちょっとした映画かドラマかって雰囲気ですね。雪のクリスマス、窓辺に立ち外を見るドレス姿のマキが大人っぽくて素敵です。ちょっと憂いを帯びたその表情、ちょっと忘れがちではあるんですが、この子たち、まだ中学生ですよね。ほんと、ずっと大人に見えますね。『可愛い上司を困らせたい』のカットもございます。こちらもドレス、手にはシャンパンのグラス。ええ、こちらはもう間違いなく大人でありますよ。

『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』。今回も面白いな。かつて陸上のアドバイスを受けた坂田がさらなるアドバイスを求めて陸上部部長を連れてきた。菊池部長。走り幅跳びの選手。次のインターハイで引退するんだけど、この一年間自己ベストの更新ができていない。スランプ? 気持ちも弱ってまして、そこに湯川部長がつけこむ、つけこむ。めっちゃ面白い。この人、弁が立つわ。疑いが拭えない菊池を話術でころっと引き込む。秒速10mの助走で理想の跳躍ができたら20m超えも可能! って、ものすごい殺し文句。でもって、バナナで理想の跳躍角度45度を可視化する、そのくだり。これ、挑発する意図でやったのかい? 笑わずにはおられなかったよ。でも、これで自己ベストに並ばせて、ほんと、すっかり菊池、落ちちゃいましたよ。うまいといっていいのかどうか、でも音圧で背を押すっての、さすがに無理すぎる! そう思ってたんだけど、インハイ当日の情景ね、一生懸命手を叩く湯川、朝永のふたりね、ああ、ちょっとでも力になりたいんだって、その気持ちが嬉しいじゃないですか。そして坂田のあの笑顔! 青春の風を感じる! いい話でしたよ。で、この4人で花火大会にいくことになるの? やったじゃん、朝永。と思ったら、坂田が大変だ。ほんと、面白くなってきた。しかし、坂田、可愛い子ですね。

『なごみ先生は職場のお医者さん』。残業の多さを気にかける産業医のなごみ先生。業務改善をはかりましょう、そういって職場にやってくるんですが、まさかのハロウィン仕様! お菓子くれないと残業だぞ! って、おかしもらってかつ残業になっちゃってるじゃないですか。今回、どうしても減らせない残業の実態目の当たりにさせられて、いやあ、これ、なごみ先生だけじゃ克服できないよねえ。業務分担を提案したり、効率いい休憩、リフレッシュ、食事など栄養の改善などしてくれて、これ、産業医の仕事だけじゃなくマネジメントにちょっと越境してますよね。今回の残業職場、徹夜仕事、これ、なごみ先生自身もそうした経験があるっていうのが仕事の闇みたいになってるの、面白がっていいものか。ほんと、なんとか改善されてほしいよね、そう思わせてくれる今回。なごみ先生の次の策、うまくいってくれるといいですね。

『おしかけツインテール』。単行本発売を受けてのゲストなのか。まだ花梨が小さかった頃の話。というか、その頃の母、八重の話ですね。仕事にくたびれて帰ってきて、倒れるように眠ってしまったその夢に現れた天使のお告げ。大変な仕事、できない家事、それら悩みが解消されますよというお告げなんだけど、代償が必要なのか。その代償っていうのがね、まさかの親の威厳。小さな花梨が家事に目覚めたっていうんですね。疲れた母のかわりに家事をこなしてくれて、しかもそのクオリティが母を超えてくるという。なるほどなあ、今の花梨の素地はこの頃にできたのか。今の俊郎との暮らしをする前の姿、この頃のふたりも面白くっていいですね。

『ちんまり経理のヒメ先輩』。若林、風邪をひいちゃったんだ。インフルエンザじゃないとはいえ、長びいてるんだ。なのに薬飲まなかったり、昼間仕事しようとしていたり、うん、ここはヒメのいうとおりちゃんと休んで、はやく治すべきですねえ。世話を焼くヒメの、ちょっと心配性な感じとか、いいですね。その世話の合間に母との思い出が垣間見えたりね、ええ、ヒメ、大切に育てられていたんだなって思わされたりもしましたよ。面白かったの、風邪の時は桃の缶詰というの、ヒメも一緒に食べててね、でもって風邪の治りつつある若林に、アイスクリームは栄養があるからってすすめてね、自分も一緒に食べてるの。アイス食べてる時の点目、やたら可愛かったです。けど、これでヒメに風邪がうつっちゃうのね。次回に続くんだそうですが、今度はヒメが看病される番ってわけですね。

2018年11月21日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年1月号

『まんがタイムきららMAX』2019年1月号、昨日の続きです。

『ももいろジャンキー』。町内会の運動会、というのではなもももも元気に参加するわけですが、ももが美耶に踊り見せようとしてかけっこビリになるとかね、うん、小さい子ってこんな感じだよね。いきなりのほのぼのネタが実によかったです。ハムの思わぬ活躍もいいですよ。かっこわるいとこ見られたくないってずっとうつむいてたのが、思わぬ一位にあの勝ち誇った顔! すごいわ、いいわ、見事だわ。小さなネタが光りますよね。借り物競争でまたお姉ちゃんのことブタブタいってるももの末路とかね、すごいよ、絵面だけで笑ってしまう。今回は応援席で頑張る美耶に突然おとずれた見せ場、これもとてもよかったです。綱引きに参加するので子供をちょっと見ていて欲しいって頼まれて、はなからもらったエプロンがね保育士と思わせてね、ちゃんと誤解は解いたんですけど、これがいい縁になったわけですよ。ほんと、ちびっこふたり膝に乗せて、感極まって涙を流す美耶よ。こうしたいい話で全体をうまくまとめつつ、MVPはなの絶叫でしめる。見事でした。皆に見せ場あるいい回でした。

『のけもの少女同盟』。まさかそろそろ終わりに向かって……? 今回は皆で霞の誕生日を祝います。前回のすずめの騒動から誕生日に話題が移って、そこから霞の誕生日会をやってあげたいと、そうした優しさ見せるすずめが素敵です。折良く明後日が霞の誕生日。霞の足止めを命じられたすずめの頑張りが面白かったですよ。校舎裏に呼び出して、霞は告白か!? なんて思ってるのに、まさかの追加関税の話題。いや、もうちょっとなんか普通の、もっとマシな話題はなかったんですか。しかも、私達の手に余る話って、そりゃそのとおりだろうけど、最初から気づこう。ほんとおかしかった。皆に祝われて嬉しそうな霞もとてもよくって、誕生日のプレゼントの一部に、あとケーキも、微妙に奇妙なものもあったりするんだけど、まあ霞がいいならそれでいいか。ほんと、今回は、ちょっとずつおかしかったりするけれど、穏当に進行した、いい話に落ち着いたなあ、そう思っていたら、最後にまさかの霞転倒。いや、これ、いつもとちょっと違わない!? まさか最終回への布石だった!? いやもう、怖れますよ。霞、これ、おおごとじゃなかったらいいなあ。

『魔法少女のカレイなる余生』。最終回でした。しじまの仮免合格を祝って鍋をかこむことになったのですが、そこに続々訪れるこれまで縁のあった人たち。こういうにぎやかなの、関わりあった面々が一堂に会して、交流持ったり、今の状況知らせてくれたりといったの見るの好きなんですね。今回なんかも実にそうで、というか、清々しいほどにいつもどおりのドタバタで、しかも最後の最後に、面倒ごとは明日に! っていうしじまの割り切り、素晴しかった。この、最終回でも、いつものように過ごしているという変わらなさが妙に嬉しかったり、かと思ったら、しじまの胸に去来した縁ある人たちへの感謝の気持ちとかね、愛ですか? 愛でしょうか。そうかも知れませんね。うん、こうしたちょっと違う表情見られたりね、本音? とてもよかったなって。ええ、やっぱり今回は特別だったんですね。いつもどおりのドタバタで、けれど特別。皆がきてくれたのもそうですよね。その特別が嬉しかったです。

『ななかさんの印税生活入門』。この漫画、本当にいいですよ。今回は学園祭、ということで文芸部の皆も猫耳つけたりして、あとななかがサンドイッチマンばりに宣伝活動してたりして、この平素とちがう高揚感、わくわくさせられます。文芸部で部誌売る時のななかの逡巡もいい。いろはも逡巡だ。いい。すごくいい、面白い。なんかわかる。今回、高等部の先輩たちがね、自分たちの時にはなかった文芸部があるってひやかしにきてくれて、で、レベル高い! ってね、表紙うまいわって、しかもオンデマンド印刷だわって、予想以上の完成度、その頑張りをひしひし感じて驚いて、また肝心の中身にもね、感心したり自分たちの活動振り返らされるきっかけになったりってね、いい話だったわ。なんだろうなあ、この漫画は、創作に関わる人たち? あるいはそこまで限定せずとも、なにかに取り組んでいる人の、時に感じる不安や、なにかを掴んで一歩前に進む、そうした瞬間なんかがね、すごくよく描かれてるの。いつぞやの合宿なんてそうだったじゃないですか。そして今回も、ななかたちにとってのひとつの結果、ひとつの区切りであったものが、誰かにとっては背を押される、そんなきっかけになるってね、すごくよかった。それに、この部誌も、学園祭の経験も、ななかたちをまた一歩先に歩ませる、そんなものであるのだろうなあって思わせてくれて、ええ、なんだろう、これを読んだ自分の気持ちもまた澄み渡る、そんな思いがするのですね。

2018年11月20日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年1月号

『まんがタイムきららMAX』2019年1月号、昨日の続きです。

『こみっくがーるず』。面白いなあ。なんだこのカオスな展開。のっけから温泉。メインは虹野先生。寮母さんに陥れられて、寮生たちの温泉旅行の引率させられてるっていうんですが、実に挙動不審。まるで落ち着きがない。ちょっと無理して大人ぶろうとしてるからなのか。自然体でいいのにな。とはいうものの、そうだ、この人に飲ませてはいけない……。自然体、駄目だった。しかも先生、酒飲まなくても結構ギリギリですよ。なつかしアニメのサッカー少年の膝小僧に青春の血のたぎりを取り戻しかけたり、というか、これはもう素直になろうよ、先生。見事に挙動不審。この後もプロの漫画家のお絵描き見て興奮とかね、こうした先生のファンとしての側面、実に面白くて、と思ったら、ここで急遽翼のアシスタントに! あまりのことに真っ白になってるの、もう極めつけでしたね。ほんと、苦笑なのかなんなのか、終始笑いのとまらない、そんな先生の一挙一動が最高でした。

『ぼっち・ざ・ろっく!』。いやあ、よかったですよ。ライブ当日。心配していたこと、台風がね直撃しちゃってね、客の入りが悪い。くるといってくれてた友達もこられなかったりね、結構な逆境です。でも、ぼっち、結構人望あるんじゃん。へべれけのお姉さんもそうだし、路上ライブのお客さんもきてくれて、ほんとなんとかなるかも、そう思わせてくれる展開。見事でしたね。一旦落とす前に上げていたんだ。他のバンド目当ての観客も聞いてくれる、そうした希望的観測が見事に打ち砕かれて、ああー、メンバーの気持ちが下がっている。テンションも落ちて、それが演奏に出ちゃって……。と、ここでぼっちの見せ場、思い切りましたね。四コマのフォーマットを崩してね、けどこの見せ方、それまでの停滞を感じさせる誌面から一気に転換させる鮮やかな切り返し。ぼっちのギター、それが全面に出て、そしてあの表情。場の空気が一気に変わった、その印象を、絵で、見せ方で、しっかり感じさせてくれたんですね。ライブにおいても、ぼっちにとっても、見事な転換点。やった! ついにやった! そんな気持ちにさせてくれた。爽快さ感じさせる瞬間でした。

『初恋*れーるとりっぷ』。のっけから廃部の危機。部員の届出、提出期限がいよいよ迫っているというのに、金曜なら終電も12分遅いから大丈夫とかいってる先生、わりと迷走してますね。期限延長を頼みにいくも生徒会長は帰宅してしまって、もうどうしようもないというのね、ふて寝する先生、私の583もラストラン、その言動いろいろが面白い。この危機の打開、しっかり鉄道の要素盛り込んでいくんですね。生徒会長がはやく帰った理由もわかる。なるほど、生徒会長、発車メロディマニアなんだ! 仙台駅で出会った会長が、そらにいろいろ教えてくれる。在来線の発車メロディがあり、そして仙台空港アクセス線はまた別のメロディが流れてという、駅のホームで楽しむ鉄道の魅力。けど、この時、会長は部で仲間と一緒でなくとも、ひとりでだって楽しめるんだってこと伝えようとしていたんですね。結局は入部してくれるのだけど、鉄道にまつわる様々な要素を描き、またその楽しみ方の多様性も描いてみせたところ、広がり感じさせてよかったです。

『私を球場に連れてって!』。扉の猫子ちゃん、めちゃくちゃ可愛いですね。さて、本編、いきなりキャンプですよ。えっと、なんで? なんで秩父でテント泊してるの? 本編前半でタマがテント泊することになったいきさつが語られるんですけど、シーズンオフで火種もないのでレオナとファル子がずっと仲良し。それがタマにはえずくほど受け付けないんだ。どんななんだ! 仲良し、ええやんか。猫子からふたりに闘争心を取り戻させるにはキャンプだと聞いて、ああー、キャンプ違い。野球初心者のタマには、キャンプという言葉から球団の合宿練習は思い浮かばなかったわけですね。しかし、この時の猫子のセリフ、冬にキャンプする女子高生なんかどこにいるんですかっての、おかしいな。うん、ほんとおかしい。野球でいうキャンプをわかってるはずのレオナとファル子が、宮崎にいくんじゃなくてテント泊を選んだ理由が切実でした。そうか、バイトがないから金が出せなかったか……。でも、仲良く薪を運んだり料理したりしてるレオナとファル子、いいですね。でもってこの束の間の平和があっという間に終わるのがね、ええ、タマが悩んだりする意味、まったくなかったんだって。この、レオナ、ファル子の現金さもまた魅力でしたよ。

2018年11月19日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2019年1月号、発売されました。表紙は『こみっくがーるず』。かおすに、美姫、琉姫の姉妹が揃って猫パーカー着ましてね、白猫、三毛猫、黒猫なのかな? 妹を後ろから抱きしめてる琉姫が、なんか嬉しそうでいいですね。でもってかおすちゃんの袖! そうか、かおすちゃんが一番小柄なんだな。かおすちゃん先頭に、ぎゅっと前につめていく、その寄り集まっての密接感に、その仲のよさ見えるようで、楽しい表紙でありますね。

『エンとゆかり』、ゲストです。正直、驚いた。扉から動きのある絵。本編もキャラクターが個性持ってよく動いているのが好感触で、なるほどゆかり、アメ、ちぃの3人で送る日常もの。舞台は高校がメイン、部活動中心に展開していくのかな。そんな予想をたてまして、というか、予想じゃないよな、この流れ、誰だってそう思うよな。まさか1話終盤でゆかりがトラックにひかれるなんて! しかもこれ、いわゆる異世界転生のパターンなわけで、ああ、驚いた、ゆかりが異世界に転生するかと思ったよ、そう感想書くつもりでいたら、本当に転生してた……。これ、まったくもって読めないわ。異世界メインになるのか、あるいはゆかりが帰還ないしふたつの世界を行き来して、こちらの日常と異世界の冒険? その両方どりすることになるのか。ほんと、まったくわからない。とりあえずは、異世界でゆかりの出会った少女、この子の名前がエンなのかな? それくらいしかわからんまさしく急展開です。

『魔王城ツアーへようこそ!』、新連載です。のっけから熱量が違う。ワイド四コマということで、各コマの余裕ある描写が通常の四コマとはまた違ったテンポを生み出して悪くない感じです。一コマで結構な展開を描けるんですね。扉も特別感が強い。なんと一枚絵。しかもカラー。描写はさすがにしっかりと密度高めで、悪くないのではないでしょうか。通勤中、主人公、万智倉つむぎが魔王の城に召喚された。というんですが、電車のボタン!? わりと北の方なのかな? ともあれ、魔王に召喚されてなにをするのかといったら、いわゆるひとつの町おこし!? この世界では人と魔族の争いはもう過去のこと、むしろ今は平和な世の中である模様。そんな世の中で魔王が困るのが城の維持費。固定資産税が洒落にならないって、ええっと、魔王は徴収する側じゃないのん!? 結構なカルチャーショック! この窮状をなんとかすべく、入場料をとって観光地化しようというその計画に、つむぎの観光課での経験が活かされる! というか、活かさないと城、売らんといけなくなる、というか借金の担保としてとられちゃう。異世界ものでありながら、現実のわびしさ、厳しさ漂わせて、そんなギャップがおかしい。でもって、逆境に置かれたつむぎをはじめとした4人がいかに挽回していくか。こういう挽回劇、好きなんですよ。マイナスからプラスに転ずる、そんな展開、面白くなりそうですよ。

『ハイフルール』、ゲストです。学校のない世界のお話。ここでは学校は漫画といったフィクションで語られる、そんな場所だっていうんですね。学校に憧れるふよう。自分たちで作ってみよう。それで出会ったばかりのすずらんを引き込んで、友人のつばきと一緒に学校をやってみるっていうんですね。キャラクターが可愛いと思います。ちょっとゆるいのがいい。ふようの頭の羽根がこの子の感情、気持ちをよくよく伝えて、チャーミングです。まずはかたちから入るっていうのかな、制服を作ろう。すずらんなんかは、コスプレっていってますね。三者三様の好みがぶつかるところ、これ面白かった。ふようとすずらんの意見、どちらを通すかですもうとってみたり、足し算、徒競走で勝ち負け競ってみたり。なるほど、すずらんは肉体派、ふようは頭脳派であるわけですね。最終的につばきがうまくまとめてくれるのがいいですね。ツッコミというよりも保護者、お姉さんみたい。なんか割り食わされてるような感じもありますが、皆の好みを反映した、三者それぞれの制服完成させてね、ちょっと嬉しい決着。でもって次回は部活編? 飽きっぽいふようをうまいこと引っぱてくれるところも、つばき、頼もしいですね。

2018年11月18日日曜日

星のカービィ 鏡の大迷宮

 『星のカービィ 鏡の大迷宮』、ちょこちょこ遊んでいます。先日、『スマブラ』について書いた時にちょっと触れていたゲームです。Nintendo 3DSのアンバサダー・プログラムで入手したソフトだったのですが、まさかここにきて遊びはじめることになろうとは予想外。『ミニファミコン』収録の『星のカービィ 夢の泉の物語』も遊んではいたんですが、やっぱり携帯機ってすごいですよ。ちょいと遊ぶのに躊躇がない。対し据え置き機となると、ようし遊ぶぞー、ってな具合に気合いいれないといけなくて、しかもそこに『Splatoon 2』やら他のゲームが競合してくる。コンソールの争奪、なかなかに厳しいものであります。

『鏡の大迷宮』のいいところは、ほら、『スマブラ』で興味を持ってカービィやろうと思った、その需要に実によくマッチしてるんです。まさかカービィの能力にすまぶらとかいうのがあるとか思いもしませんでした。しかもこれ、わりと序盤に出会うボスからコピーできるし、アクション多彩で迷宮攻略にも役立つしで、実に楽しい。けど、普通に敵をぶっとばすだけなら格闘の方がいいかも? あの空中で対空を出し続けられるのは相当に強いわ。とかいって、どれがいいと断言できるほどにまだ充分にカービィのコピーできる能力、ぜんぜん把握できてないんですけどね。

今回、この文章書くにあたって、『鏡の大迷宮』を遊べるゲーム機調べたら、なんとまあ、WiiUだけなんだ。驚きでした。じゃあ自分の遊んでいる3DS版バーチャルコンソールは? と思ったら、ああー、これ、アンバサダー・プログラム適用者のみが遊べる限定タイトルかあ。もったいない! 3DSは、といってもNewですが、今も現役といっていいハードで、これで遊んでいる人も多いだろうのに、まさか売らないだなんて! WiiUでDL販売してるとはいえ、WiiUももう過去のハードになってしまったわけで、ほんと触れる機会が減ってしまうのはもったいないなって思います。

『鏡の大迷宮』、ちょびちょび遊んで、現在進捗20%ちょっとです。そんなに!? 思ったよりも進んでて驚くのですが、だって要領も得ずうろうろしてばっかりだものなあ。わからずあちらこちらいききしているうちに、ボスに出会ったりもするのかも知れませんね。しないかも知れませんけど。とりあえずは、クリアを目指すとかではなく、いけるところにいってみる、それくらいの気持ちで遊ぶのがよさそうなゲームです。

2018年11月17日土曜日

今日は疲れているので休みます

今日は疲れているので休みます。

2018年11月16日金曜日

ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ

 ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ、到着しました。もちろん接続タップも一緒です。このコントローラー、はじめて見た時にも思ったんですが、なんか変わったかたちしてますよね。十字キーと右スティックが飛び出してついていて、いかにもこれらはメインではない、一応つけときましたといった風なつつましさです。でもってボタンの配置なんですが、Aボタンがでかい。でもって真ん中。Aボタンを軸にして組み立てられているという感じがひしひしとします。逆にいうと、Aボタンが操作の主でないゲームだとやりにくそうだな。なんか、いろいろと意図を感じる、そんな風貌していますよね。

でもってさわってみて驚くの、L、RのRだけボタンがふたつ! なんでこれ両方についてないの!? しかもセレクトボタンがないというのは、任天堂のコントローラーとしては異色とも感じます。

ボタンの感触は、ちょっとかためですね。LとRが、話には聞いていたんですが、ストロークが長めなので、慣れないと咄嗟に底まで押し込むの、やりにくそうです。あと、Rのひとつ多いボタン、Zトリガー? これがちょっと押しにくい。まあ慣れなんだろうとは思うのですが、押し込みの勘所がRとZトリガーでちょっとズレている、そんな感じがありますね。

このたび新しく発売されたGCコンは、ニュートラル? スティックのNポジに問題があるみたいな話があるようで、それ、どういうことなんだろう。よくわからずにいたのですが、試しにこのコントローラを繋いでみて、ソフトは『Splatoon 2』ですね、開いてみたら、Rスティックがちょっと左に入力された状態になってて、触れてないのにゆっくり回転するのですね。ああー、Nポジがどうこうっていうの、これのことかい!? これはまいったなあ。

とりあえず、設定を開いてコントローラーの調整しようとしたら、ありましたスティックの補正っていうのが。これを開いてやると、補正したいスティックを押し込むよう指示されて、えーいと押し込もうとしたら、そうだよ、GCコンのスティックは押し込めるようになってないよ! ええーっ、じゃあ補正できないんじゃん。どうしたもんかなあ。と弱りながらSplatoonに戻ったら、あれー、もうクルクルまわらなくなってるよ? なんかよくわかりませんが、ちゃんとスティックの入力、リセットされたみたいです。

この現象、Nintendo Switchサポートの記事、ニンテンドー ゲームキューブ コントローラの使いかたを見るに、コントローラーの登録時の注意事項、コントロールスティックやCスティックには触れないようにとあるのが関係してそうですね。多分、コントローラーからの入力を検知して登録する、その時のスティックの位置がニュートラルとして判断されるのだと思います。だから、多分この登録時にCスティックをちょっと倒しちゃってたんでしょうね。なるほど、なんとなくでも理由がわかると、なんとでもなりそうで安心できます。

GCコンのスティックまわりは、円ではなく八角形になっていて、スティック倒した時に上下左右が感覚的にもわかるようになってるんですね。それでよく見てみれば、左スティックの方向、若干右方向に傾いていて、なるほどなあ、このあたり、よく考えられています。

さて、GCコンがちゃんと使えることはわかりました。Splatoonの試し撃ちとかやってみて、そうしたら振動しないですね。これ、対応ソフトじゃないと駄目なのかな? ZLに対応するボタンがついてないのでイカになれず、なのでこれでSplatoonをプレイするのは無理。スティックも押し込めないからスペシャルも使えませんしね。あと、AボタンのつもりでX押してしまう。

けれど、このあたりは、スマブラ専用コントローラーとして使うなら問題にはならないはずで、なんせこれから操作を覚えていくのだから、どれがAとか関係なしに、真ん中の大きなボタンが攻撃と認識しておけば問題ない。それに、これだけフィーリングが違うコントーラーだと、たとえばSplatoonをProコンで遊ぶ時にスマブラの操作方法が影響してミスするということもなさそうです。

ええ、専用品っていいものだと思います。

2018年11月15日木曜日

ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ

 持ってないハードのコントローラを買うのははじめてです。ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』やるならやっぱこれ、という声にグラグラ揺さぶられて、これまで触ったこともないコントローラを購入。発送メールが届いていたので、明日か明後日には実際に触れることもできるでしょう。もちろん接続タップも一緒に注文していて、ついでに送料をケチるために、ブレス オブ ザ ワイルドの冒険ガイドブックも買いました。これもちょっと楽しみです。

いつだったかのスマブラDirectでゲームキューブ コントローラを出しますとのアナウンスを聞いた時、もしかしたらSwitch仕様になったりはしないかな、そう期待した人も多かったんじゃないかと思うんです。実際、自分もそうしたひとりで、ボタン配置こそはGCコンだけれど、機能としてはSwitch用のコントローラして遜色ない、みたいなのが出ると思っていたんです。けど違った。まさかまんまGCコントローラのままだなんてね、まったくもって予想もしない展開でした。

GC配置のSwitchコンとなると、ホリから出てるクラシックコントローラー、これがひとつの理想形なんじゃないかと思うんですね。接続タップがなくても繋がる。とはいえ、無線ではなく有線、USB接続なんですけど、必要となるアクセサリが少なくてすむという利点、Switchの操作に必要なボタンが揃っているという利点、さらに連射機能までついてるのだそうで、普通、今買うならこっちになるんだろうなあ。

8BitDoというアクセサリメーカーがあるんだそうです。そこがGBros. Wireless Adapter for Switchなんてのを発売するということで、少し前に話題になっていました。これ、GCコンを無線でSwitchに接続するためのアダプタです。しかもこのアダプタにSwitchのホームボタン、スクリーンショットボタンがついている。ああ、これ欲しいな。めっちゃ欲しい。さらにはミニスーパーファミコンのコントローラも繋げられるんだそうですよ。すごいな。

8BitDoの商品はサイバーガジェットが販売したりすることがあるよっていうので、もしかしたらこれも期待できるかも知れませんね。問題はこれを買うほどにスマブラにはまれるかなんですが、こればっかりはやってみないとわからないですね。はまるといいなあ。それなりの投資しちゃってるから、回収できるくらいにははまってみたいと思います。

2018年11月14日水曜日

気がのらないので休みます

気がのらないので休みます。

2018年11月13日火曜日

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に興味があるといっていました。その気持ちは発売日が近づくほどに強くなっていくようで、コントローラについて調べたり、操作方法調べたり、いやもう、君、いい大人やねんから落ち着きなさいよって話。とりあえずソフトの購入はすませています。あらかじめダウンロードも完了。後は発売日を待つばかり、ということでもう落ち着かない。今日は公式サイト音楽視聴したりして、もうほんと、どんだけ楽しみにしているんだろうって話です。

買おうかどうか迷っていたゲームキューブコントローラ、買うつもりでいます。せっかくケーブルの呪縛から解き放たれ無線が当たり前になったというのに、またふたたび有線時代に逆戻り。いや、でもせっかくですからね。なにがせっかくなのかさっぱりわかりませんけど。

先日のDirectで発表された、ストーリーモードというわけではないらしいですが、ストーリーモードっぽいやつ、灯火の星。ひとり敵の猛攻から逃げきれたカービィが、皆のスピリッツを集めながら再起を目指すってやつ。そうかあ、ここでカービィが主役なのか。

よく考えたら、カービィは知ってはいるけどゲームは一度もプレイしたことありません。カービィがどんなキャラなのか、ちょっと知っておきたいな。そんな動機から手持ちのソフトにカービィがあるかどうか確認してみたら、アンバサダー・プログラムで入手した『星のカービィ 鏡の大迷宮』、ミニファミコンに収録されている『星のカービィ 夢の泉の物語』、そしてミニスーファミ収録の『星のカービィ スーパーデラックス』。なんと3タイトルも持っていた。

なので、今はカービィを遊んでいます。ちょっとずつですけどね。はやる気持ちを、ちょっとでも抑えようとしているわけですね。

2018年11月12日月曜日

マイニンテンドーピクロス ゼルダの伝説トワイライトプリンセス

ピクロス、ひととおり終わらせました。『マイニンテンドーピクロス ゼルダの伝説トワイライトプリンセス』。プレイを開始したのは今年の8月ごろだったから、全問クリアに3ヶ月かかったってわけですね。とはいえ、毎日コツコツとはなかなかできず、最初のうちはよかったんですけどね、問題が難しくなってくるとクリアに要する時間が読めなくなってくるから、10分20分とかの短い時間でちょこちょこやるってのが難しくなって、ですが、なんとか時間やりくりして全部終わらせました。

このソフトには、ピクロス、メガピクロス、ミクロスと、3種のルールが収録されています。このうち、一番の山場となるのはメガピクロスでした。メガピクロスについては以前触れたので詳しくはいいませんが、普通のピクロスよりも条件が難しい。私はナビゲーションをオンにしてプレイしているので、この列、埋められるマスがあるよって教えてもらえるんですが、それでいったいどこが確定なの? さっぱりわからないというのもしょっちゅうで、いやあ、悩まされました。

問題、よくできてますよね。見込みでこのへんだろうって埋めるんじゃなくて、ちゃんとヒントにもとづいて埋めるマス、ばってんつけられるマスが確定していく。だからこそ、考えて、埋めて、完成すると気持ちいいってものなんですが、作る方からしたら本当に大変なんじゃないかなあ。問題作成には当然コツ、セオリーがあるのだろうけど、仮にそれがわかったとしても自分には無理だなあ。無理することなく、プレイヤーとして楽しもうと思います。

メガピクロスをクリアすると、いよいよ最後に残されたミクロスにチャレンジです。これ、本当にボーナスステージみたいなものなんですね。小さなマス目を埋める過酷なマラソンピクロスなのかなって思っていたら、いやあ、これは簡単。10×10のブロックが集まってできた大きな絵を、そのブロックごとにクリアして完成させましょうといった趣向。隅の方のブロックだと、0の列もたくさんあったりするので、クリアするのにあまり時間はかからない。なので、いかに手早くクリアできるかというタイムアタックの様相を呈していました。

Nintendo 3DSで遊べるピクロスは500円くらいでダウンロードできるのがいくつかあって、年末とかにセールしていたりするから、来月ですかね? いくつか買ってみようって思っています。正直なところ、こんなに面白いとは思っていませんでした。

2018年11月11日日曜日

『まんがタイムきらら』2018年12月号

『まんがタイムきらら』2018年12月号、昨日の続きです。

『うらら迷路帖』。迷路町の神を占いで見たために、呪いを受けてしまった紺たち。体に残る黒い痣に不安はただただ募り、皆の気持ちも曇りがちであるわけですが、紺にとりつくお狐さま、こういう時にはこの人みたいな明るさがありがたいですね。この痣、千矢にはないんですね。そうか、くろう占いといっているもの、あれは占いではないのか。ゆえに禁忌には触れなかった。今回の、皆がそれぞれに気持ちをふりしぼって、呪いに立ち向かおうと決意する姿、実によかったです。そしてニナと紺の母もこの状況に黙っておられず、ええ、そりゃそうですよね。妹が、娘が、このままだと消えてしまうっていうんだもの。そしてここで千矢の母、矢見についての記憶が呼び覚まされる。ああ、物語が動きますね。いよいよ核心に踏み込もうというんでしょうか。

『さかさまロリポップ』。柚希の友人、芽依は柚希の妹、詩月のファンなんだ。けど柚希ほどはその動向追えていなくて、というか、柚希は詩月の姉でありファンでありみたいなものだもの。そりゃどんな仕事してるか、詳しく知ってて当たり前。そんな柚希の家に芽依が呼ばれたんですね。柚希、うっかりですよ。詩月と姉妹であること内緒にしている。さて、このピンチ、どう乗り越えるんだろうと思ったら、ああー、詩月、変装してきましたよ。男の子に化けたりするのかなって予想してたら、なんか眼鏡かけて、姉とかいってきた。これで小学生には見えないでしょとかいってるけど、いや、バレるよね? いくらなんでもバレるよね? バレてましたー。芽依、立派な人だ。柚希の妹が詩月であること、すでに下調べ済みだったんだ。けど、あえて秘密を暴こうとはしない。こっそり、ひっそり、この事実を楽しんでいるんですね。そんな芽依の失敗。妄想の暴走で、ゆずと結婚したいとか口走っちゃった。でもって詩月は詩月で、芽依に姉をとられてるのが寂しいのか、なんだかんだ理由をつけて引き離そうとしてね、ああー、めんどくさい姉妹だなあ! でも、これはこれでうまくまわってるのなら、それはそれでいいのかも知れん。芽依も、そうした状況を楽しんでるのなら、まあそれでいいのかも知れん。ちょっといびつで、依存ギリギリ? 過剰な姉妹愛が甘々ですね。

『さゆりメソッド』。沙百合が百合に目覚めたか? 女の子同士のキスってどんな感じなのか、あらぬこと口走って、それに答えてすみれ、試してみる? いやもう、思わぬ急展開じゃないのと思ったら、そうか、そういうわけではないんだ。この状況を面白がってる四葉、ちょっといじわるっぽくて面白かったです。沙百合のために急遽開かれた百合入門講座。これ、創作ジャンルとしての百合についての入門ですよね。まあ、それを自分にとって都合よく利用しようとしてる人がいるわけですけども。多様な百合のバリエーション、その濃淡の幅をもって、自分と沙百合の関係も百合のひとつと認識させようとするすみれ、いい具合に悪どくていいですね。でもって、沙百合におすすめの百合漫画、いわゆる薄い本、同人誌をさくらがチョイスしてみたら、へー、すみれの描いた本なのか。その時のすみれの反応、それがね、情緒不安定扱いされるのもまた面白くて、この秘密にしてるのとか、目の前で評価されて気恥かしかったり嬉しかったりみたいなね、そんな動揺、ありあり見えるのがよかったです。

My Private D☆Vはミナミト、『海色マーチ』の作者です。今回はとりわけ面白いな。なんと、勇気×女の子、ですよ。普段はおだやかだけど、いざという時は死に物狂いで立ち向かう、そんな女の子が好きとのこと。ああ、ギャップなんかも手伝うのでしょうか、わかります。でもって、肝心要のイラストがですよ、制服、三つ編みというオーソドックスな学生スタイル、けどセーターの裾なんかほつれててね、ああ、今がそのいざという時なんだ。鉄パイプ振り被って、迫りくる危機に対しまさに振わんとするその姿。表情に見える覚悟がいい。目が完全に座っていて、これはまさに自身のD☆Vポイントを端的に描き出している、そのように思えますね。

2018年11月10日土曜日

『まんがタイムきらら』2018年12月号

『まんがタイムきらら』2018年12月号、昨日の続きです。

『けいおん!Shuffle』。よしきた、色がわかりましたね。しかし扉絵、これ、真帆の夢なですね。ニヤニヤしてる寝顔、面白かったですよ。今回は、楽器をはじめてすぐの初心者、楓の音出し風景とかね、でもって指が痛いといったトラブル、悩みもありつつも、初々しくて、なんだかわくわく、どんなことでも楽しいといった様子が実にいい。だって、ボーンって鳴らしただけであんなにキラキラの笑顔よ? しかも拍手よ。最高やん。でもって、この前のモタモタがいいのよ。ほんと、なんかつりこまれて笑ってしまうよさがあります。しかし莉子先輩、謎だらけ。楽器はやってないよっていうんだけど、やたらと語る。経験者なのか知識だけなのか、ほんと謎。弾けないけど知ってるってことはあるものなあ。でも、莉子の発言、知識というより体験に根差してるみたいな感じするんですよね。そして今回のメインは、真帆ですよ、楽器をどうするか問題。欲しいなあって、あの顔いいなあ。あの楽器が欲しい、けど高いの買うのは躊躇する。その狭間での苦悩、わかる、わかるよ。まあ、たいてい思い切って買っちゃうんだけどさ、迷いはするよねえ。結局、真帆も買いました。お金は? あるんだ! いいなあ、真帆。払えるだけの手持ちはある、だからといってポンポン買えるってわけじゃない。その葛藤、わかる。ほんと、真帆、いいなあ。気の小さい自分には、この子の気持ち、いろいろがよくわかって、それがまた面白いです。

『佐藤さんはPJK』。PJK佐藤が定期テストで0点。そして鈴木千春も、って、あの大穴あいた答案、回答がひとつ残ってて2点もらえたんだ。故に最下位を回避したのであった! とかいってますけど、そんな堂々というようなことじゃありませんよ? 補習の様子、おかしかったですよ。ちゃんと救済策も用意されてて、学習態度で加点してくれるんだ。って、PJKのやってるのは、それ、小ネタだよね、学習関係ないよね? でも加点、有り得るんだ!? 長年留年し続けているPJKが、進級を回避するためにわざと0点をとったというのは、まあわかってました。なのでこの補習でも加点を回避すべく、いろいろボケをぶちかます。その奇行? もろもろが面白くて、テンポいいし、先生がまたうまいこと受けてくれるやん。まあ、毎回のこと、慣れっこなんだろうな。と、ここまでがコミカル、けれどまさかのシリアスですよ。佐藤と一緒に卒業できないこと知って、千春のがっかりして、色を失った表情と、なんとか千春をやわらげようとしてくれたPJKの距離感。ああ、ふたり、いい関係築いてますよね。それがありあり見てとれて、本当によかった。そして最後のうちあげに向かう四人の様子もね、ええ、とてもよかったですよ。

『スロウスタート』。あー、かむりさん、ご不快です。八百比丘尼の伝説の本、すごくキラキラして読んでた冠だけど、たまてが屁負い比丘尼だなんだっていっちゃったせいで、あー、どよんとしちゃった。読むのもやめちゃうってね、めずらしいな、こういう感じ。栄依子、冠のピンチ、教室に忘れ物とりにいくの、そっと手助けしてくれた。こういうの、栄依子のうまさだよなあ。でもって、これがまさかの生徒会の手助けに繋がるとは予想もしませんでした。廊下で大荷物持ってよろよろしてる兆野を助けて、たくさんある仕事、引き受けますよと、予算削減の通達、軽くこなしてくれちゃった。すごいよな、栄依子さん、コミュ力おばけだ。一年の頃、大変だったって兆野がいってるのね、よっぽどの苦手意識ができちゃってるよね、でもそんな大変な仕事を、あっさり軽くこなした上に、連絡先まで入手してきた栄依子さん。尋常じゃない強さだな。圧倒されるわ。今回は、生徒会のふたり、兆野綴そして溝端創のふたりとの引き合わせがあって、そして花名がずっとあこがれてた揃いのTシャツですよ。ああー、ここで解決させるんだ! すごいと思った。この長くかけて解決されるというのね、よーく作ってあるわー。ほんと、これは見事だったと思いましたよ。

三者三葉』。ああ、皆が進級しますよ。今日は終業式、そこで新たな目標を胸に刻む三人娘ですよ。葉子様はお金のやりくり、双葉はチャレンジメニュー、そして葉山ちゃんは子パンダのお腹をクンカクンカ。って、待って、君ら、進学とか受験とか、ほったらかしかい。いかすわ。それに、この時の顔、ぐぬぬ顔、最高だったと思う。すごいポテンシャル秘めてたな、君ら。薗部似の里見先生との挨拶、また葉子様のバイト先とのいろいろ、それがこの一年を振り返るようで、ちょっと前向き? けど、なんだか寂しい? うん、この永遠とも思われた彼女らの「今」が永遠ではないんだって知らされて、ほんと、切なく、それゆえにかけがえなさ、感じさせてくれるんですね。それでやってること、双葉はチャレンジメニュー完遂だし、辻兄とのやりとりもね、いつもどおりだなって、でもそのいつもどおりももうこれが見納めかと思うと、なんだか胸がつまります。ああ、双葉。ああ、双葉よ。

2018年11月9日金曜日

『まんがタイムきらら』2018年12月号

 『まんがタイムきらら』2018年12月号、発売されました。表紙はきららヒロイン6人がありがとうですよ。なるほど、きららが独立創刊15周年を迎えて、そのお祝いの表紙でありますね。『けいおん!Shuffle』紫を中央に、右回りで『ゆゆ式』ゆずこ、『あっちこっち』つみき、『スロウスタート』花名、『三者三葉』葉子様、『うらら迷路帖』千矢と、アニメ化もされたタイトル、その主人公が、あ、紫はちょっと違うけどね、おめかしでしょうか、正装、ドレス、ぱっと華やぐいい表紙にしあがっています。

『下を向いて歩こう』、湖西晶の新連載です。なんとネガティブなタイトル! と思いきや、そうではないんですね。海辺を歩く主人公、浜に打ち上がるちょっといいものを拾って集める、そんな女の子なんですね。ビーチコーミング。冒頭に語られた光るシーグラス、これもそうして見つけたものなんでしょうね。そして今回のお宝は、水着、ビキニの上。なにごとかと思ったら、ちゃんと中身も近くにいまして、3月というのに泳いでる人がいるのか! 青い瞳、外国人? この街に引っ越してきたというこの子は美浜シエル。かくしてヒロイン、由良硝子はシエルと出会い、そしてここからふたりの関係が始まっていこうというのですね。シエルのたまたま拾っていたという黄色いシーグラス。これ、ウランガラスか。淡く緑に光る、ちょっとしたレアモノ。かつてその美しさに魅せられた硝子。そして今まさに魅せられようとしているシエル。この光るガラスがむすびつけたふたり。この春から高校に進学するふたり。これまで友達のいなかった硝子にとってシエルが大切な友達になるだろうって予感させる、そんな導入、その見せ方もきれいで素敵でありました。

『眼鏡の世紀』。むっくの特別読切ですってよ! そうだよ、懐かしい、『眼鏡のお年頃』。今回の読切は独立のものですね。スマートデバイスと多機能眼鏡が融合したスマート眼鏡が一斉を風靡している世界の話。我々の世界では、スマートグラス、あんまりはやらなかったですけど、この世界ではスマートフォンもタブレットも駆逐して、まさにスマートデバイスのスタンダードとなった。スマート眼鏡、略してスマネだそうですが、いいなこの名称。でもって、眼鏡率100%時代の到来! ああ、そうだね、これをやりたかったんだね! わかるー! 面白かったですよ。スマート眼鏡の機能もろもろ語っていく、そこにSFっぽい時代の利便、あるいはそこに潜むリスクなんてのを可視化したりする、そうしたありそう感はただただ素直に面白い。スマネをクラックして、不快画像で攻撃したり、あるいは眼鏡が見た情報を窃取したりと、ああ、こうしたことはありそうだ。今の時代でもありそうな、そうしたものを、スマネに乗せて展開するその「らしさ」は実に見事で、そしてそんな時代に、かたくなにスマネを使わない眼鏡のことを、ガラパゴス眼鏡っ娘、眼鏡っ娘レガシー、そしてさらには原始眼鏡と、そのいいかた! でも、うまいね、テンポもいい、発想もいい。次へ次へと乗せられるように読み進めて、そして最後にスマネ開発秘話にて根源に立ち返らせる。というか、スマネ成立の影には眼鏡の趣きを重視するその価値観、美意識があったからか! きっとおそらくこの世界は、その価値観を共有する人が多かったんだろう。実際、登場人物全員が眼鏡に一家言ありといった風でしたもんね。さすがです。

2018年11月8日木曜日

『まんがタイム』2018年12月号

『まんがタイム』2018年12月号、昨日の続きです。

『茨城ってどこにあるんですか?』。風呂敷を担いでやってきた鈴子。いったいなにごとかと思ったら、多恵に持たされたお土産だったんだ。朝、通勤の途中、多恵に待ち伏せされたんですが、この子、本当に鈴子のこと大好きなんだなってわかる。懐いてるワンコみたいで、いやほんと可愛い。今回は多恵の友人も登場して、森戸、この子が多恵とは対照的に実にクール。いいですね、最高です。脱茨城を熱く語る多恵にも、栃木出身だから茨城のこと悪くいわれても平気って。でもって、なんだかんだで茨城のことが好きな多恵の側面も森戸の口から語られて、いいですね、森戸、多恵とはまた違ったアクセントになっています。多恵のお土産、さつまいもだった。それがナチュラルに職場で干し芋になるっていうのもいい感じ。そして終業後、多恵のお気に入りスポット? 牛久大仏に向かうことに? いやはや、面白くなってきましたね。なんかわくわくしてくるテンションですね。

『さわらせてっ!あみかさん』。最終回にとんでもない展開を持ってきましたね。朝目覚めると姉からふくよかさが失われていた……。なんと、かがりの進学に悩むあまりにやせちゃった、っていうんだけど、極端だな、あみかさん。あまりの変わりように、職場でも誰も気づいてくれない。いや、さすがのまひろだ、匂いでわかる。沙織、最高でしたね。報告を信じない。見て倒れる。そして罵詈雑言? 普通だったら誉め言葉よね。かがりとの会話で見える、あみかの憧れのシチュエーションとかね、可愛いっていわれちゃって、こうした姉妹の関係もいい感じでした。結局あみかはすぐにもとどおり、夢オチレベル!? で戻ったんですが、最後のあのあみかの包容力溢れるハグ。沙織で台無しじゃん! というか、これでこそ沙織サン! って感じでありましたね。ああ、つまりこの漫画、あみか、沙織の物語だったって理解でいいんですか? ええ、そうですよね。溢れる愛でしたね。

『見上げればいつも妹が。』。新登場人物ですよ。引っ越してきたお隣さん。ツブテが誤解されないよう、最初に年齢からいおう、遥にも妹ってちゃんと主張しろといってるんですが、なんと、お隣さん、どう見ても10代の32歳。本城ダイヤ。ただツブテとは違って、10代なみになるには2時間かかるんですね。しかし、ダイヤさん、これはいいですよ。可愛いじゃん、ちょっとヤリすぎ感あるツブテ観察もいい感じ。どんなアンチエイジングしてるのかって、ほんと、ダイヤにとっては大問題。なんとか自分にも活かしたいってやつですよね。まあ、ツブテは若く見られるの嫌だから、まったく方向性は逆なんですけどね。そしてダイヤ、ツブテに興味があるって遥にいっちゃって、その見た目の若さに興味があるってだけなのに、なんだか恋愛の話みたいに受け取られちゃって、しかも、遥、誤解されるようないいかたで兄に伝えちゃった! いやあ、いい感じ。あの赤面ダイヤさんも大変にいい感じでした。

『ウレ漫とガケ漫』。今回、よかったなあ。街でたまたま出会った白井と茜。茜はちづると一緒に文化祭の買い出しだっていうんですが、ここで白井、手伝って欲しいって茜にいわれて、学校まで連れていかれちゃうんですね。間違いがないようにと、DNAサンプルとして髪の毛確保されちゃう白井。でもって演劇の背景を描くのに、白井、大活躍ですよ! ズバズバ、いろいろ聞いてくる女子高生たちがよかったですね。興味津々、でもってその遠慮のなさ。実に好ましい。茜の好みも、若いイケメンが好き! わかりやすい。いいなこの力説する茜。この子の学校での様子、漫画家としての茜とはまた違う側面が見えて面白かった。けど、今回よかったのはここからですよ。白井の絵が褒められてえらい嬉しそうな茜。そして白井を手伝いとして呼んだ茜の真意。ああー、高校の取材をさせようと思ったんだ。このともに漫画に打ち込む同志としての関係、もうほんと最高じゃないですか。ぐっとくる一瞬でしたね。

2018年11月7日水曜日

『まんがタイム』2018年12月号

 『まんがタイム』2018年12月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』がメイン、パンケーキを食べようとしている様子、その表情がなんともいえず嬉しそうで、いやあいいですね。『おねがい朝倉さん』はドーナツ、ですよね。ゴージャスすぎて自分の知ってるドーナスとは違って見える。『さわらせてっ!あみかさん』は大きなパフェですね。『花丸町の花むすび』花子はチョコフォンデュ。イチゴにチョコレートつけて食べてるの、あの頬のもぐもぐ感、いいですよ。

『瀬戸際女優!白石さん』。白石さん、真島監督とデートっすか!? いや、なんかちょっと違う。キャバ嬢を演じるにあたり、勉強目的でいこうぜ、誘われるんですね。きれいどころ前にした白石さんの反応、あれはすごいな。女優、女優としての立場忘れないで!? さすがキャバ嬢といっていいのでしょうか、白石の真島監督への気持ちが筒抜けになったりね、応援しますってさ! なんか心強いな。キャバ嬢の対応で男心の動かし方を知ったり、そして甘やかされる白石など、見どころいっぱい。さらにここでもばっちりファンを掴んでるのもいい感じです! キャバ嬢に癒され、そして憧れられて、ドラマの演技も好評。真島に誘われて、白石さんばっちりじゃん! けど、あんまり色気ある話にはならない。最後の眠りこける様子、すごくいい表情。見守る監督とせいちゃん、ふたりの表情も優しくてすごくいい絵になっていました。

『となりのレトロガール』。1986年からタイムスリップしてきた椎子さん。この人の戸惑い? それが面白くて、そうか、5千円札の肖像、怖いんだ……。お金の感覚が違うのが実感させられるの、面白かったです。大金だって、時給千円の世界だって、給料に感動するんですが、反面、いろいろなものが高い。菓子パンも高くなった、ラーメンとか千円近くするって、そうした中、ハンバーガーは安くなってるんだ。へー、今も100円とかあるの? そして消費税についてコメント。8%の税率に、37%くらい増えてると感じてるの、ああー、そうなのかもなあ。缶ジュースの容量が増えたのと値上げしたのと、値上げのために量を増やしたんじゃないよっていうのがね、ええ、そうなんですよね。椎子はバブル景気を知らないというので調べたバブルの頃の風潮、これを受け入れられない現。こうしたギャップ、実際、当時の雰囲気知らないと、なんだこの状況って思うよね。自分だって思ってますよ。さて、現、思い切りましたね。つきあってくださいって、おお、いいましたよ。さて、次回が5話シリーズの最終回なんだそうです。この告白がどんな結果を生むのか、楽しみですね。

『ハニトラなんか怖くない!』。めちゃくちゃ面白い。ハニートラップを警戒する綾小路に、危ないのはお前の思い込みだっていう同僚ね。のっけからキてますわ。今回、すごかったの、山田さんのサポート力。綾小路の仕事に、こっそりいろいろ助力をしている。そして今回、ついに動き出した立花。すごいな、めっちゃ色っぽいよ、今回、この人。仕事終わりを待ち伏せて、さらうようにして綾小路を店に連れていく。予約していた個室でのあの意味深な会話。これで声が大きくても大丈夫ですよ、って、立花さん、なにをする気なの!? あのイッちゃった目、最高でしたね。グイグイいく、目当ては綾小路のお宝の刀剣! この盛り上がり感、素晴しかったです。そして山田のサポート。乗り込んできた! でも、立花の魅力、とどまるところを知らず、うっとりと刀剣について語るその表情、その姿、あー、実にいいですね。でも、これで今回、立花の目的は達成されたわけで、ということはもうこの人が出てくることはないのかな? だとしたらちょっと残念ではありますね。

『良倉先生の承認欲求』、ゲストです。面白かった。厳しいと評判の良倉先生。呼び出しをくらった星畑が、いったになにについて注意されるのかビクビクしてたら、まさかのSNSの使い方。アカウントバレしたのが問題? じゃないんだ。こんな適当な画像でいいねが欲しいと思ってるのか! って、いや、ほんと、そこなの? 思いもしない説教に、ショックと戸惑いを隠せない星畑。でも、良倉もうっかりでしたね。今度は良倉がSNSにあげる写真を撮ってるところ見られちゃう。ぶんちょー紳士。SNS映えする写真公開してるといって有名なアカウントで、でも、OL設定でやってるんだ……。この時点で、良倉と星畑、ちょっと関係がイーブンになりつつあるのがおかしくて、いいねを欲しがる良倉。開き直った上に、涙ながらに本音語りまでして、そうか、いいねは心のオアシスですか。良倉の弱味を握った、そう思って笑う星畑、よかったですね。でもあっさり懐柔されて、でも、ほんと、このふたりの関係、面白くなった。怖い怖いと思われてた良倉だけど、ほんとは傷つきやすくて、弱ってるんだっていうこと知った星畑が気を使ってくれるようになったりね、それからよき理解者になってくれたみたいでもあってね、ええ、ちょっと特別感あるんですね。面白かった。それにふたりともにチャーミング。いい漫画だと思います。

2018年11月6日火曜日

『まんがタウン』2018年12月号

『まんがタウン』2018年12月号、昨日の続きです。

『恋するヤンキーガール』。中学3年の夏休み。いよいよ受験の追い込みが、みたいな時期だというのに、ユズキ、すごいな、昭和の小学生みたいな格好で虫取りに誘いにきましたよ。一旦はつっこむんだけど、ナギの巻き込まれていく感覚、いいなあ。ナギは巻き込まれの名人だと思う。でもって斉木、彼もつきあいがいい。そうか、ユズキに勉強教えたりしてるんだ。いい友達なんだねえ。今回、ちょっと寄り道的な不思議な雰囲気。男3人で女子にいいかっこしたいとかね話してて、青春だねえ。でもって、茂みにアヤメちゃん。おお、黒髪ロングで白ワンピース、薄暗がりだと幽霊に間違われるんだ。でも、いい感じよね。素敵、素敵。神社に合格を祈願するあの4人の姿、実によかったですよ。アヤメちゃんにナチュラルに帽子をかぶせるナギもね、実によかったですよ。

『みんな猫に恋してる』。島田課長が連れ帰ってきた子猫の名前を決めます。課をあげての結構なイベントじゃないですか。それで決まった名前がこじま。四方木の案で、皆から微妙みたいに思われてたけど、他のも結構な……。自分の案が強烈だっていわれて落ち込んでる鹿目が面白かった。ええ、この人のポジション、揺るぎない感じです。さらにこじま、係長になりました。先輩のつもりでいた四方木たちが落ち込むところもいい感じです。今回は名前づけの他に課長の落としもの、ヒゲですね、これをめぐるドタバタが描かれて、というか鹿目がひとりでじたばたしてるんですけど、ほんとこの人は課長となるとテンションがおかしくなる。そのちょっと冷静を失った鹿目がいいんですね。この人の根っこというか素というかが表れて、それがなんか魅力的にうつるんですね。

『ちこはゲーセン一番星!』。ああ、嬉しい。単行本が出るんですね。ありがたいなあ。さて本編ですよ。マネージャーに気にいられようと頑張るちこ。でもわりかしバレバレ気味というか、徹底できてないのがちこのいいところですよね。今回は前回の続きといったらいいでしょうか、ビデオゲーム、旧作をメダルで遊ばせるというやつですが、対戦格闘からベルトスクロールアクションに変更。基盤の交換はゆめさんが華麗にやっつけてくれました。マネージャー、ゆめさんの後輩だったんだ。というか、ゆめさん、番を張ってたんだ……。知られたくない過去が漏れ出してきましたよ? マネージャー榊田の懐きようがいいですね。どんだけゆめさんのこと好きなんだ。テンションが違う、キャラが違う。けど、なんか可愛いな。ふたり協力プレイするマネージャーとちこ、その様子もおかしくて、気にいられる作戦、どうしたの? 後輩を暖かく見守る、そんなゆめの表情が素敵でした。でもって超絶ゲームプレイ見せてつけてくれるゆめさん。いやあ、ゆめさん、いいっすわ。最後にテンションあがりきっちゃったか、マネージャー。あー、あー、えらい格好で再登場! いい加減、落ち着いてくださいよ! 妙に似合ってますけどさ。

2018年11月5日月曜日

『まんがタウン』2018年12月号

 『まんがタウン』2018年12月号、発売されました。表紙は『野原ひろし昼メシの流儀』がメイン? いや、食事ものの連載、それを全面に押し出そうというのですね。大きな豚の角煮がのった丼をどーんと描いて、その向こうに『野原ひろし昼メシの流儀』、『かわいい先輩と残業めし』、そして『はつくい転校生』が並んで紹介されているんですね。この他には連載の告知カット、『妹がかわいくて恋愛どころじゃありません!』と『レトロゲーとかマジウケる!』がございます。

『レトロゲーとかマジウケる!』、新連載です。崖っぷち漫画家、小川よしおの部屋に入り込んでいる今どきの女子高生、寿美咲。学校の帰り、電車待ちに2時間くらいかかるからと、近所の叔父の家に遊びにくるようになっちゃった。あの、4年ぶりに会った姪の変わりように、自分はなんも変わってないとショック受けるよしおね、これわかるわー。大ダメージやで。さてさて、おじの家に遊びにきてもやることないので、とりあえず押し入れにあったゲームで遊びます。昔のゲーム機、ヒャミコンだそうですが、そいつで昔のゲーム、いわゆるレゲーに触れていくことになるんですね。初回は『スペランカー』の死にやすさと『エキサイトバイク』をはじめとする何度も同じステージが繰り返されるゲームが扱われて、このあたりはレゲーあるあるなんでしょうね。レゲーというわけではないですが、ファミコンミニ買ったり、Switchで旧作遊べるようになったりで、懐かしいゲームに触れる機会は増えています。そうした楽しみを引き出してくれる、あるいは、このゲーム、こんな風に面白いよって伝えてくれる連載になったらいいなって思います。

『新婚のいろはさん』。面白いなあ。回想ですよ。こんな野趣あふれる地域でふたりは育ったんですね。川沿いの大岩で昼寝する始少年。いろはが始のヒミツ手帳を奪ってね、それで川にはまってみたりと、ああ、ちょっと今と雰囲気が違うところ面白い。始は自重気味というか、あんまり浮き立たない真面目少年で、対していろはさんは攻めるなあ! ズブぬれです。上だけでも脱いどこうとかいって始少年を振り回したり、でもってシャツが透けてます。気にしないのか! この頃にはもういろはさんは始のこと意識してたっぽいなあ。始は全然だけど。すでに独特の風格持ってた始の漫画。これに可能性を感じたのかい? いずれ漫画家になったら始のお嫁さんになってとかいっちゃってね、始、赤面してるじゃん! でも、ないんだってさ。そういってた始だけど、いろはとの住みたい家の話、それがしっかり印象残してたんだなあ。いろはさん、初志貫徹。そして始くん、温故知新。いいねえ、いいふたりだねえ。向かい合って背丈を確かめる始、なんかかっこよかったよ。

『小春さん、ずれてない?』。小春とつきあってる疑惑を晴らすため、この子に恋人を作らないといけなくなった冬樹。もうほんと面白い。のっけから絶望。とにかくなんとか小春に彼氏をと思って策を講じるんだけど、ああー、小春さんよ、いきなり可能性を潰したよ? いつぞやのバイトの彼、一番可能性の高い彼。この人にまで、いいひと紹介してメール送っちゃってさ、でもってごめん無理って、いや、それ、自分が小春のいいひとになりたいってことだから! ああー、冬樹がこの状況ちゃんと把握してたらここでこの漫画終わったのに! いや、あかんやん、それ。小春の奇跡の写真を撮る、そのくだりの必死感、すばらしい。というか、冬樹の顔がずっとヤバい。そして小春をプレゼンしまくるも、それ、冬樹の狙ってる彼女にはノロケてるって伝わって超裏目。いいねえ、いいよ、なにやっても誤解される、なにやっても不信を招く。この迷走感。やりますね、いいですよ、最高ですね。めちゃくちゃ面白いです。

『妹がかわいくて恋愛どころじゃありません!』、短期集中連載です。山谷睦月、27歳。明るい、ハキハキ、可愛らしい眼鏡のお嬢さん。いきなり男に飢えてるとかいわれてますけど、それ、駄目よ! そういうこといっちゃ駄目よ! さて、一緒に営業をしている宮本くん。この人と睦月、だんだん仲を深めていくことになるのかな? と思いきや、睦月は妹のこと、いろいろに忙しい。妹に彼氏ができた……。めっちゃ絶望顔ですね。まだ高2。はやくないかって、やさしいいい子の妹が騙されたりしないかって心配して、わかるー。高校生の男子なんてえろいことで頭いっぱいだろうからって、うん、宮本くんの答が素直でたいへんよかったです。妹の彼氏、これを起点にして、睦月の恋愛観や宮本の過去? もろもろを引き出して広げていく、そうした見せ方悪くない感じです。かつての彼女とのデート、どんなだったか聞かれて赤面したりね、宮本もなかなかにチャーミング。妹もね、姉の干渉に怒ってみせたりと、いろいろ関わってきそうな雰囲気。悪くない出だしです。

2018年11月4日日曜日

『まんがホーム』2018年12月号

『まんがホーム』2018年12月号、一昨日の続きです。

『スナックあけみでしかられて』。今回はあけみさんがダウンですね。風邪をひきました。乃里ちゃんの運動会で応援はりきりすぎたからっていうんですが、人がたくさん集まる場所だから、また砂ぼこりが舞ったりするからなおさらだったかも知れませんね。お医者にはかかりました。駅向こうの総合病院にいきました。鈴木先生のところなら近いのにって菜々からいわれてるんですが、ああ、恥ずかしいんだねえ。知りあい、ましてや気になる相手となればねえ。今回、あけみさん、一歩前進って考えていいんでしょうか。風邪ひいても仕事を忘れない。店の冷蔵庫に肉を漬けていたの忘れてた。それで風邪もマシになったしと肉を取りにいったところで鈴木先生と遭遇。なにかあったらと連絡先をもらったんですね。しかし、この人、ちゃんとこれをチャンスとして活かせるのか。なんか、うまく活かせず寝かせてしまいそうな予感がするんですよね。

『座敷童子あんこ』。後半の文化祭エピソード、面白いなあ。幸太に体操着やたて笛あさるなと釘を刺されるあんこ。そこまで酷くないっていってるあんこがおかしかったです。文化祭でも、大和に出会って、幸太の妹ってことにして、皆からいろいろもらってね、食べ物いっぱいのほくほく顔、あれよかったですよ。で、すぐさま太るのか。しかもそれで幸太と一緒にお化け屋敷で大活躍。おかしかったですよ。しかし、大和、大物ですね。見るからにデカくなってるあんこを見て、なんか大きくなった? いやいや、どう見てもめちゃデカくなってるじゃん! ほんと、この鷹揚にして包容力あるところ。さすがの大和さんでした。

『歌詠みもみじ』。もみじも高2。進路調査の時期なのか。皆それぞれに自分の進路を考えて進学先を具体的に決めていく。そんな中、もみじは歌人、俳人なんていう漠然とした、いや、いいかげんなの書いちゃって、先生からお叱りですよ。今回はもみじとマミでしたね。マミの希望もいいかげん。専業主婦希望とかいうのはいいとしても、その相手が石油王だとか大統領だとか、あんまりにあんまりだって先生やっぱり呼び出すんだけど、現実的に考えるようにといって、添削した結果が医者、議員、公務員の嫁。あかん、先生もいいかげんあかん。職業について考えるも、あんまり明るい展望が見えないの、わかる気がします。もみじもマミも憂鬱で、具体的にどんな仕事をやりたい、そういう夢みたいのがないと、想像もネガティブになりがちかもですね。でもって、決まったふたりの進路希望。無難なところに落ち着いたわけですけど、いやまあ、そんなもんですよ。大学で勉強しながら、ゆっくり考えるのがいいんですよ。

『うちの秘書さま』。いろいろほったらかしにして漫画読んでたら、七瀬に取り上げられました。それ、借りてた本だったのか。七瀬さん、返してさしあげて? しかし、はじめ、柔軟でいいですね。クラスの女子から少女漫画貸してもらうんだ。それでヒロインに七瀬を重ねたりして、それでいろいろ動揺したり、こうやって感情移入して読めるのはいいこと、なのかな? 少女漫画の展開に翻弄されて、クールを気取ってみたら反抗期と思われたりね、あと、いろいろ馬鹿なことやったりと、はじめ、全力で漫画を楽しんでますね。それがいいかどうかは別なんだけど。クラスの女子と親しくしてるの七瀬に見られて、七瀬、気にしてくれてる!? と思いきや、思いっきり親心だったりね、でもって最後にははじめがお姫様だっこされたりね、なかなか思うようにいかないはじめの願望、面白かったです。

2018年11月3日土曜日

特に理由はないけど今日は休みます

特に理由はないけど今日は休みます。

2018年11月2日金曜日

『まんがホーム』2018年12月号

 『まんがホーム』2018年12月号、発売されました。これは調べ物がテーマ? 『らいか・デイズ』らいかがノート開いて、取材中? なにか聞き取りしてる、そんな風であるんですね。『けいさつのおにーさん』は手塚先生に質問する学生穂刈くんだー! なんという出来上がったシチュエーション。もう、こういう漫画なんじゃないかって思わせるしっくり感ありますね。『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』は、調べもの? 大量の本運んで大変そうな駒井先輩。『孔明のヨメ。』は孔明、月英夫妻が、秋の野草でしょうか、摘んできたものをふたり調べている、そんな様子であります。

『鬼ムコさんと花ヨメさん』。なんだかわからない展開になってきましたよ。スパイとして送り込まれた小巻だけど、正義を語る夫の言葉に感化されて、すっかり応援側に立っちゃった。その応援っぷりおかしくて、しかも、あんなに妻にそっけなくしていた夫、大和がですよ、妻の危機にあの態度で登場!? いやもう、これ、大和は妻を味方と認めちゃったってことかい? あるいは待機させている仲間の手前、優しい夫を演じているのかい? わからん、わからんのだけど、優しい大和に当惑する小巻もおかしくて、そしてちょっとときめいちゃってという展開、悪くなかったと思いますよ。この後、このままに突き進むのか、あるいは引っくり返すのか、どうなろうと悪くない、そんな展開でしたよ。

『おんなのおしろ』。すごくつかみどころのないエピソード! この人の漫画にはこういう回が結構あって、けれどつかみどころがわからなくともなんだか面白い。人と人のやり取り、関係性の綾、そこにおかしみがあるからなあ。そして今回もまるで意味のないというわけではなく、七海のひととなり、それから彼女の自身を少し振り返る、そんな回になってましたね。というか、あの無神経な元カレと竹本楓、ふたりに共通点を見出して、苦手なタイプってね、いやそうかい!? 似てるかい!? ともあれ、自分ちにやってきそうな勢いの楓を警戒してるところとか面白かった。振り回されるのが苦手で、けれど振り回しそうな人に縁がある? ままならんですなあ。

『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』。今回は皆で夏祭りに参加です。というのですが、これ仕事なのかあ。女性陣は浴衣も華やか、美しく、そして男衆は法被着まして、屋台の準備に忙しく働いています。これ、地域交流が目的なんですね。メニューに自分のアイデアが反映されたこと報告する駒井先輩がやたら可愛かったです。動物型風船に絵を描くサービス。高瀬のネズミが大好評で、これ、子供も喜んでくれてるみたいですね。これはこれでありなんでしょう。面白かったです。忙しいながらも、楽しみながらのちょっとした非日常。学祭を思い出しただなんて高瀬はいってますけど、こういうイベントがいつもとはまた違う、そんな関係を育みそうでいい感じでしたね。

『広島さん、友達になってください』。タミの吸収力を目の当たりにして、自分はまだまだだと落ち込むキミちゃん。そうかあ、この子は自分に地元といえるところがないという、負い目に似た感情を持っているんですね。今は広島に暮らしているけれど、地元民であるとは決していわない。父親の転勤にともなって各地を転々として今にいたる、その生い立ちゆえに地元といえるほどに親しんだ土地を持つことができなかった。またそれゆえに、地元といえる場所に対する憧れが強く、強く育ってしまったんでしょうね。そんなキミちゃんの、ひとり広島探検。楽しくなったり不安になったり、そしてその末に出会ったお店。ああ、キミちゃん、いい表情するねえ。取り扱いの品に、広島、地元に対する愛情を感じて、そして店主と話したこと、それがキミちゃんの今の広島に対する愛を実感させてね、ああ、キミちゃん、もう広島の地元民ですね。気負うことなく、素直に土地への、人への愛を大切に思えばいい。いい話でした。

2018年11月1日木曜日

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』、話題ですね。今日もDirectで発売前最後の情報公開が行なわれて、当然ネットの反応も熱い。Twitter日本のトレンド見ると、スマブラ、桜井さん、#NIntendoDirectJP、パックンフラワー参戦、レックス、ファイター、星のカービィ、ストーリーモードと、上位8/9がスマブラ関連ですから。本当、どれだけの人が楽しみにしているんだろう。と、私もそのひとりではあるんですが、スマブラ自体は未経験なんですね。正直、Switchは『Splatoon』がメインで、それも最近伸び悩んでいるという時に、はたしてスマブラに手を出していいものか。迷ったりしてるんですが、いやあ、Direct見て、これは欲しい、そう思っています。

スマブラ買うのはいいとしましょう。実はコントローラで迷っています。なんかね、ゲームキューブ用コントローラーがまた新しく発売されるでしょう? スマブラやるにはこれが至高、最高、最適だ、そんな声が聞かれるではありませんか。ほんと? そうなの? ちょっと特殊なボタン配置。これがスマブラによいんだっていう話なんですが、反面、これは昔からスマブラやってる人向けの商品であって、新しく始めるような人には現行のコントローラで充分、むしろそっちの方がいいよ、みたいな意見も目にしたりして、どうしたものか……。

ゲームキューブコンを選ぶ理由で面白かったのが、スマブラはとにかくコントローラを酷使するゲームなので、壊してしまっても安く買い替えられるゲームキューブコン一択ってやつでした。そうか、そんなにか。Splatoon用に買ったProコンですが、壊れてはいないものの、スティックまわりのプラ部品がけっこう削れてきてるものなあ。なので思い切ってGCコン、買っちまってもいいかも知れません。

欲しい、買うかも、そう思いながらずるずる今まで決定を遅らせてきた『スマブラ』。なぜなのかっていいますと、『Splatoon 2』が特定のコンビニでDLカード買うとギアがついてくるみたいなのやっていたじゃないですか。『スマブラ』でもやるのかなあ、なんて思って様子見をしていたんです。そうしたら、早期購入特典、あるんですってね。

パックンフラワー参戦!

わけがわからない。ほんと、スマブラがすごいのか、桜井さんがすごいのか、プレイアブルキャラクターでもない、敵方のモブみたいなもんよ? プレイアブルに持ってくる? この予想を外してくる、超えてくるっていうのを、これまでのDirectで私も味わってきて、こうしたサプライズがまたファンに愛される所以になっているのかもなって思わされて、ええ、だったらぜひ自分もその輪に加わってみたい。熱にあてられたってやつでしょうか。ええ、見事にあてられまくっています。