2018年11月19日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2019年1月号、発売されました。表紙は『こみっくがーるず』。かおすに、美姫、琉姫の姉妹が揃って猫パーカー着ましてね、白猫、三毛猫、黒猫なのかな? 妹を後ろから抱きしめてる琉姫が、なんか嬉しそうでいいですね。でもってかおすちゃんの袖! そうか、かおすちゃんが一番小柄なんだな。かおすちゃん先頭に、ぎゅっと前につめていく、その寄り集まっての密接感に、その仲のよさ見えるようで、楽しい表紙でありますね。

『エンとゆかり』、ゲストです。正直、驚いた。扉から動きのある絵。本編もキャラクターが個性持ってよく動いているのが好感触で、なるほどゆかり、アメ、ちぃの3人で送る日常もの。舞台は高校がメイン、部活動中心に展開していくのかな。そんな予想をたてまして、というか、予想じゃないよな、この流れ、誰だってそう思うよな。まさか1話終盤でゆかりがトラックにひかれるなんて! しかもこれ、いわゆる異世界転生のパターンなわけで、ああ、驚いた、ゆかりが異世界に転生するかと思ったよ、そう感想書くつもりでいたら、本当に転生してた……。これ、まったくもって読めないわ。異世界メインになるのか、あるいはゆかりが帰還ないしふたつの世界を行き来して、こちらの日常と異世界の冒険? その両方どりすることになるのか。ほんと、まったくわからない。とりあえずは、異世界でゆかりの出会った少女、この子の名前がエンなのかな? それくらいしかわからんまさしく急展開です。

『魔王城ツアーへようこそ!』、新連載です。のっけから熱量が違う。ワイド四コマということで、各コマの余裕ある描写が通常の四コマとはまた違ったテンポを生み出して悪くない感じです。一コマで結構な展開を描けるんですね。扉も特別感が強い。なんと一枚絵。しかもカラー。描写はさすがにしっかりと密度高めで、悪くないのではないでしょうか。通勤中、主人公、万智倉つむぎが魔王の城に召喚された。というんですが、電車のボタン!? わりと北の方なのかな? ともあれ、魔王に召喚されてなにをするのかといったら、いわゆるひとつの町おこし!? この世界では人と魔族の争いはもう過去のこと、むしろ今は平和な世の中である模様。そんな世の中で魔王が困るのが城の維持費。固定資産税が洒落にならないって、ええっと、魔王は徴収する側じゃないのん!? 結構なカルチャーショック! この窮状をなんとかすべく、入場料をとって観光地化しようというその計画に、つむぎの観光課での経験が活かされる! というか、活かさないと城、売らんといけなくなる、というか借金の担保としてとられちゃう。異世界ものでありながら、現実のわびしさ、厳しさ漂わせて、そんなギャップがおかしい。でもって、逆境に置かれたつむぎをはじめとした4人がいかに挽回していくか。こういう挽回劇、好きなんですよ。マイナスからプラスに転ずる、そんな展開、面白くなりそうですよ。

『ハイフルール』、ゲストです。学校のない世界のお話。ここでは学校は漫画といったフィクションで語られる、そんな場所だっていうんですね。学校に憧れるふよう。自分たちで作ってみよう。それで出会ったばかりのすずらんを引き込んで、友人のつばきと一緒に学校をやってみるっていうんですね。キャラクターが可愛いと思います。ちょっとゆるいのがいい。ふようの頭の羽根がこの子の感情、気持ちをよくよく伝えて、チャーミングです。まずはかたちから入るっていうのかな、制服を作ろう。すずらんなんかは、コスプレっていってますね。三者三様の好みがぶつかるところ、これ面白かった。ふようとすずらんの意見、どちらを通すかですもうとってみたり、足し算、徒競走で勝ち負け競ってみたり。なるほど、すずらんは肉体派、ふようは頭脳派であるわけですね。最終的につばきがうまくまとめてくれるのがいいですね。ツッコミというよりも保護者、お姉さんみたい。なんか割り食わされてるような感じもありますが、皆の好みを反映した、三者それぞれの制服完成させてね、ちょっと嬉しい決着。でもって次回は部活編? 飽きっぽいふようをうまいこと引っぱてくれるところも、つばき、頼もしいですね。

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