2018年11月27日火曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年1月号

 『まんがタイムオリジナル』2019年1月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』山下さんが、スイーツにうっとり? かつて見たことのないような表情浮かべていますね。これ、クリスマスにあわせてる? 『らいか・デイズ』らいかはサンタのコスチュームでショートケーキ食べてるんですね。『おしかけツインテール』花梨は、猫耳、猫しっぽつけて、そこにクリスマス飾りまでついて、実ににぎやかです。

『僕は女心なんて知りたくない』、ゲストです。浄見春喜、高校2年生か、小学生かと思った。だって、背負ってるのランドセルかと思ったんだよ。さて、この少年が親戚の管理するアパートに越してきて、アパートの仕事を手伝うというんですね。入居者は女性ばかり? スーツ姿もかっこいい梨阿樹里。見た目こそクールに決めているけど、実は甘い飲み物好き? 春喜は独身女性限定で心が読めるという特殊能力を持っている、のだそうですよ。大家の小根みちこ、この人が春喜の親戚の人か。この人と話していた時に心の声ってのが出なかったのは、大家さん、既婚なのかな? そして入居者もうひとり、夢乃奈加子、この人は在宅で働いてるのか。絵本作家。ひどく無口で、まるで声に出ていない、その声を読心で拾って、本来なら成り立たない会話を成立させていくくだりは面白かったですよ。

『魔法少女はもう死んでいる』、ゲストです。大柄で目付きも悪いというので皆から怖れられている転入生、北条友也。この人が学内で出会ったのは、珍奇な格好の女の子。魔法少女の柊あゆか。すでに死んでしまっていて幽霊だっていうんですね。この世界の魔法少女は敵と戦ったりはしない、困ってる人を助けるのが仕事なのだそう。ええと、死んだのは交通事故でか。そういや昔にトラックにはねられて亡くなったビッグネームがいたなあ……。自分の姿が見える友也に助力を求めて、なるほど、困ってる人をともに助けようというんですね。でも、友也にとりついて変身するの、友也のがたい、姿はそのままで衣装だけ変わるのか。しばらくすると魔法少女の記憶は消えるとのことだけど、数分間はその姿を認識されてしまうのか。なかなかに友也にとっては厳しそうな条件だけど、この活動は続けるのかな?

『ブンゲイブ』、ゲストです。篠崎沙羅、二年。鹿本鞠絵、三年。松江奈津、一年。この3人だけの部活なのかな。沙羅がやたらやる気出してる。文化祭に部誌を作ろう。残るふたりが冷めていて、全然乗り気じゃないんですね。そう思っていたら、書くことは書いてるんだ。奈津、ノートの隅に詩を書いたりしてる? それ、沙羅にバレてるってだけじゃなく、写真撮ってネットに放流までされてるのか。ムゴい! あの奈津の無言の抗議、よかったですね。やる気、一番なさそうだった鞠絵が、やる時はやる? めちゃくちゃな量書いてきたりね、っていうか、それ大長編じゃん。必死で編集してる沙羅を邪魔する鞠絵、あれも面白かったな。フラッシュメモリのくだりも、純潔が鈍潔になった表紙も、その度々にこの子らの人となり? 見えてくるの、悪くなかったです。そして部誌、まさかの屋上で頒布。これ、残念な結果になったの、屋上がよくなかったんじゃないのん? いや、屋上でよかったの? この微妙さ、なんともいえん読後感残しますね。

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