『まんがタイム』2018年12月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』がメイン、パンケーキを食べようとしている様子、その表情がなんともいえず嬉しそうで、いやあいいですね。『おねがい朝倉さん』はドーナツ、ですよね。ゴージャスすぎて自分の知ってるドーナスとは違って見える。『さわらせてっ!あみかさん』は大きなパフェですね。『花丸町の花むすび』花子はチョコフォンデュ。イチゴにチョコレートつけて食べてるの、あの頬のもぐもぐ感、いいですよ。
『瀬戸際女優!白石さん』。白石さん、真島監督とデートっすか!? いや、なんかちょっと違う。キャバ嬢を演じるにあたり、勉強目的でいこうぜ、誘われるんですね。きれいどころ前にした白石さんの反応、あれはすごいな。女優、女優としての立場忘れないで!? さすがキャバ嬢といっていいのでしょうか、白石の真島監督への気持ちが筒抜けになったりね、応援しますってさ! なんか心強いな。キャバ嬢の対応で男心の動かし方を知ったり、そして甘やかされる白石など、見どころいっぱい。さらにここでもばっちりファンを掴んでるのもいい感じです! キャバ嬢に癒され、そして憧れられて、ドラマの演技も好評。真島に誘われて、白石さんばっちりじゃん! けど、あんまり色気ある話にはならない。最後の眠りこける様子、すごくいい表情。見守る監督とせいちゃん、ふたりの表情も優しくてすごくいい絵になっていました。
『となりのレトロガール』。1986年からタイムスリップしてきた椎子さん。この人の戸惑い? それが面白くて、そうか、5千円札の肖像、怖いんだ……。お金の感覚が違うのが実感させられるの、面白かったです。大金だって、時給千円の世界だって、給料に感動するんですが、反面、いろいろなものが高い。菓子パンも高くなった、ラーメンとか千円近くするって、そうした中、ハンバーガーは安くなってるんだ。へー、今も100円とかあるの? そして消費税についてコメント。8%の税率に、37%くらい増えてると感じてるの、ああー、そうなのかもなあ。缶ジュースの容量が増えたのと値上げしたのと、値上げのために量を増やしたんじゃないよっていうのがね、ええ、そうなんですよね。椎子はバブル景気を知らないというので調べたバブルの頃の風潮、これを受け入れられない現。こうしたギャップ、実際、当時の雰囲気知らないと、なんだこの状況って思うよね。自分だって思ってますよ。さて、現、思い切りましたね。つきあってくださいって、おお、いいましたよ。さて、次回が5話シリーズの最終回なんだそうです。この告白がどんな結果を生むのか、楽しみですね。
『ハニトラなんか怖くない!』。めちゃくちゃ面白い。ハニートラップを警戒する綾小路に、危ないのはお前の思い込みだっていう同僚ね。のっけからキてますわ。今回、すごかったの、山田さんのサポート力。綾小路の仕事に、こっそりいろいろ助力をしている。そして今回、ついに動き出した立花。すごいな、めっちゃ色っぽいよ、今回、この人。仕事終わりを待ち伏せて、さらうようにして綾小路を店に連れていく。予約していた個室でのあの意味深な会話。これで声が大きくても大丈夫ですよ、って、立花さん、なにをする気なの!? あのイッちゃった目、最高でしたね。グイグイいく、目当ては綾小路のお宝の刀剣! この盛り上がり感、素晴しかったです。そして山田のサポート。乗り込んできた! でも、立花の魅力、とどまるところを知らず、うっとりと刀剣について語るその表情、その姿、あー、実にいいですね。でも、これで今回、立花の目的は達成されたわけで、ということはもうこの人が出てくることはないのかな? だとしたらちょっと残念ではありますね。
『良倉先生の承認欲求』、ゲストです。面白かった。厳しいと評判の良倉先生。呼び出しをくらった星畑が、いったになにについて注意されるのかビクビクしてたら、まさかのSNSの使い方。アカウントバレしたのが問題? じゃないんだ。こんな適当な画像でいいねが欲しいと思ってるのか! って、いや、ほんと、そこなの? 思いもしない説教に、ショックと戸惑いを隠せない星畑。でも、良倉もうっかりでしたね。今度は良倉がSNSにあげる写真を撮ってるところ見られちゃう。ぶんちょー紳士。SNS映えする写真公開してるといって有名なアカウントで、でも、OL設定でやってるんだ……。この時点で、良倉と星畑、ちょっと関係がイーブンになりつつあるのがおかしくて、いいねを欲しがる良倉。開き直った上に、涙ながらに本音語りまでして、そうか、いいねは心のオアシスですか。良倉の弱味を握った、そう思って笑う星畑、よかったですね。でもあっさり懐柔されて、でも、ほんと、このふたりの関係、面白くなった。怖い怖いと思われてた良倉だけど、ほんとは傷つきやすくて、弱ってるんだっていうこと知った星畑が気を使ってくれるようになったりね、それからよき理解者になってくれたみたいでもあってね、ええ、ちょっと特別感あるんですね。面白かった。それにふたりともにチャーミング。いい漫画だと思います。
- 『まんがタイム』第38巻第12号(2018年12月号)
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