2017年1月19日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年3月号

『まんがタイムきららMAX』2017年3月号、発売されました。表紙は『きんいろモザイク』、魔法の世界? フードつきのパーカーを着たアリス、しの、陽子。三人が手にろうそく持ったり本を抱えたりしているんですが、アリスのピンと伸ばした指先から散る星とかね、そしてパーカーの内側に広がる星空! あるいは宇宙。顔が、視線が、中央のアリスに向く、そうした内側のベクトル感じさせる構図、配置でありながら、パーカーのうちに広がるもうひとつの世界。その不思議な対照、なんともいえない魅力があります。

『こみっくがーるず』、かおすちゃん、頑張ってますね。と、それはいいんだけど、皆帰省しちゃって、寮にひとり残されることがわかってからのかおすちゃんが、ほんと、不安であるとか動揺であるとか、そういうの、煮しめたように濃厚で、一連の描写、見事でした。かおすちゃんのこと心配する編沢さんもよかった。そしてかおすちゃんの、気持ちを落ち着かせ、回復していくプロセスね、あれがとてもよかったって思ったのでした。そばにいてくれた猫。昔の自分がどうしていたかを思い出してみたりして、そして寮母さんのご飯食べて、甘えて、そして母からの感想、友人たちからの応援、って、なにげにるっきー、お婆ちゃん扱いされてるよ! ひとりになったことで取り戻したものがある。ひとりなったことで、友達の大切さ、それがしみじみと感じられる。この、ひとりだから思い出せたこと。ひとりだけど、本当のひとりではなかったということ。それら描写が次々と切り替わりながら語られて、どちらも今のかおすちゃんには大切なんだってわかるところ。とてもよかったと思ったんですね。

そして、今回は2本立て。後半はるっきーメインで、いや、これも面白かった。帰省したものの、今描いてる漫画のことは家族には話せない。こうしたピンチに、なんと妹も漫画家になるといって、ついてきて、入寮。もう隠してはおられない! 爆乳姫子の秘密! どうする、るっきー! っと、その前に、かおすちゃん、打たれ弱すぎるよ! 色川美姫、この子の姉に対する憧れがわかる。漫画に対する夢がわかる。だからこそ、なんだよなあ。姉の秘密、それを知っての落胆、わからないことではない。でも、美姫、え? この雑誌、子供向けではないの? って、そうだよな、うん、そうだよな……。姉も涙、妹も涙の今回。けど嫌ったり嫌われたり、心配されるようなことは本当はないよってことはちゃんと描かれて、だから時間が解決してくれそう。ふたりの仲の回復、それもまたひとつの見せ場となりそうですよね。

『すくりぞ!』、にゅう様、素晴しい。購買のこと、めちゃめちゃよくわかってる。購買大好きなのか。というか、購買に学校のグッズとかあるの!? すごいな、ちょっと充実しすぎだよ。この購買、満田リゾートが関係してるんだ。だから、にゅうが購買のことに詳しい、それが嬉しい満田リン。なんともいえない様子、おかしいんだけど、ほんと、この子、いろいろぶっちぎっちゃってますね。さて、購買のスタッフに頼られてるというにゅうの今回のミッション。売れないお土産を売る、っていうんだけど、いや、これはあかんやろ。というか、変なマスコットがいるんだね、この学校! 星野先生の、売り付けられそうになるのをなんとか回避しようとあがく描写、これは面白かった。そして皆の工夫、ポップ作ったりね、それがどんどんエスカレートして、満田リン、そのポップはちょっと違うよ! これ、きっと自室にもうひとつあったりするんだろうなあ。今回は意外やポップ作りの才能があるっぽい寝子。皆と一緒に課題に取り組んだにゅうの、ふと見せた優しい顔。見せ場いっぱい。素敵な話でありました。

『きらりブックス迷走中!』は、きらりの学校の文化祭。準備が忙しくてバイトを休んでいるっていうんですが、これが自分の書店を持とうとしてるんじゃないか、そう疑われるきっかけになってしまうっていうのがね、そして、まさか! と思わせといて、いや、その構想あったの!? いい揺さぶりでした。学園祭できらりのクラスは喫茶店をやっていて、きらり漫画オンリー漫画喫茶……。方向性がいろいろおかしい。でも、案外こういうの受けるんじゃないかな、とか思ってたら、なかなかに安心の快適空間とはいかんのか! きらりの暴走に入りまくるつっこみとか、いやはや、こいつは楽しいです。他には御祓いだの即売会だの、やっぱりおかしな状況発生していて、と思ったら、ひとり即売会やってるつづり、危険分子! このみんなやりたいことをのびのびやってるというのは、学園祭としてどうかはわからんけど、なかなかに魅力的な空間であるのではなくて? ええ、少なくとも私には楽しめる、そんな場になってそうですよ。

『TCGirls』。シオンがついにTCGをはじめる、というのでその、ええと、なに? 会? 茶番? よくわかんないんだけど、セレモニー? ええと、アンが嬉しそうだから私も嬉しいです。シオンがカードをやるの、そんなに嬉しいんですね。それでシオンのための導入サポートをしようっていう話みたい、なんですが、再録カードの回収を目論んでたりと、なるほど、アンさん、したたか? 強欲? でも悪くない。アン、メイ、ニイナの譲れないTCGのこだわりとか、あの目を反らすくだり、あれは笑いますよ。そうか、誰も折れないから、皆が折れたわけだ。そしてTCG入門、最初はスリーブから。って、最初デッキケースのことかと思ってたんですが、違いますね、カード一枚一枚を入れるやつか。カードを保護するために必要。しかし、これがTCGの第一歩、ということは、なにがあってもカードを傷めさせないぞ、そんな意思が感じられますね。キャラスリの説明は、これ、面白かったですよ。買っても使えない、その気持ち、わかります。買えなかった人のTwitterに残された嘆き、あれは、なんだろう、切実さが感じられてたまらんものありました。ミニサイズのキャラスリは少ない。これね、いつかこの漫画のグッズが作られるようなことがあれば、ほら読者プレゼントとかね、その暁にはミニサイズの『TCGirls』キャラスリで決まりだな、とか思ってしまいましたよ。しかし今回のエピソード、まさかスリーブだけで終わるとは思いませんでした。キャラスリを守るためのスリーブガード。スリーブ内のカードを守るためのインナースリーブ。うおお、業が深い……。でも、カードは角がちょっと折れただけでも、ちょっと傷がいっただけでも価値が大幅に下がるって聞くから、スリーブ、これは本当に大事なんでしょうなあ。ほんと、情熱にあてられましたよ。

『スポチャン!』、おお、スポーツチャンバラですね。やわらかカタナで叩きあう、剣道よりもカジュアルで、遊びといえば遊び、すごくわくわくさせるスポーツ。未経験で興味津々の坂本かりん。ちょっとだけ経験者っていう鬼頭もも。このふたりがスポチャン部の扉を叩いて……、っていうんですが、先輩がおかしい。エアーソフト剣を床に置いて、なんか変なトレーニングしてる。ああー、映画の、あの、あれね。うん、わかるわ。あれが好きなのね。スポーツチャンバラの説明あり、剣だけじゃなくて槍とか棒もありますよっていう、その棒がももを豹変させる! 棒や杖を持つと人が変わる! って、先輩、朝比奈れいがかりんに話している、その背後から問答無用で打ち込んできてる、そのももの表情がよいですよ。スポーツチャンバラ。結構自由な楽しいスポーツ。憧れの映画の剣術、それを体現しようとしてみたり、またふたつ名やらね、でもってちょっとケレン味ある立ち回り、私、強いので!! うひょー、かっこいい! こういう派手さを演出できるの、強みかもなあ。ちょっと悪ノリ気味に遊んじゃうのが楽しいんだろうって思うんですよ。

『ナポリのズッケロ』、ゲストです。ズッケロってなんだっけ? どこかで聞いたことがあるんだよなあ。で、思い出したんですが、イタリア語で砂糖のことですね。ヒロイン、野方奈保のあだ名はナポリ。ヨーロッパ好きでイタリア大好き! なんだそうですが、うん、よいセンスでいらっしゃる。イタリア、よいよ! で、この子のあいさつが冒頭のタイトルにあるズッケロで、語呂が気にいってるらしい。なんかおかしいな。でも、気持ちはなんかわかるよ。友達、マルちゃん、丸井マルティーナ。この子はお母さんがイタリア人。さらにここにイタリアからの留学生、カスターニャさんが加わって、この子とマルの対立、ちょっと面白かった。どう見ても日本人といわれて気を悪くするマル、なるほど出自に誇りを持っていらっしゃるんだね。カスターニャと友達になりたいナポの頑張り、これがまたあさっての方向に努力しちゃうんですけど、それで最後になんだか仲良くなれそうなのがね、よかったですよね。というか、これ、見た目がまるっきり日本人といわれたナポと、見た目は日本人じゃないけど中身が日本人くさいカスターニャ。この対象とか面白かったです。このへん、もっと広がったりすると嬉しい感じです。

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第3号(2017年3月号)

2017年1月18日水曜日

『まんがタイムきららミラク』2017年3月号

『まんがタイムきららミラク』2017年3月号、一昨日の続きです。

『ななつ神オンリー!』、ああ、やっぱりそうですよね。残りふたりも出ますよね。七福神が女の子になってアイドルグループを結成、というんですが、これまでまったく出てこなかった大黒天と恵比寿。なるほど、あえてアイドル活動に誘わなかった、その理由があるのか。ふたりは抜群の知名度を誇るから、ちょっと卑屈になってた。負い目みたいのがあるんだなあ。そこにいたるまでの七福神めぐりの様子、これがなかなかに楽しく読めて、そうか、弁天様はカップルがくると別れさせるんだ……。私、芸能関係の勉強してたから、弁財天のお守り持ち歩いてましたよ。今も楽器に入ってる。ええ、心を強く、カップルにも寛容にあってください。そして最後に皆で、大黒、恵比寿の住む家に向かうというのですが、おお、警備会社のシールとか貼ってありそうな家って、的確なのかなんなのかわからん説明ですが、なんとなくわかる! ほんと、これ、ちゃんと敷居を跨げますでしょうか。

『はねいろafter-school!』、いいですよ。アトリエで出会った鈴芽のこと、すっかり忘れてしまってる風乃がいい感じ。いや、あかんやん! とは思うんだけど、自分も人の顔と名前、覚えられないもので、あの当惑、ちょっとわかる。同時に鈴芽の当惑もわかるんですけどね。というか、そろそろ覚えてってことは、前回からそこそこ時間たってるのか。アトリエに向かう途中で、なかばさんを拾う。道端で座り込んでたこの人、体力がないっていうんだけど、それが絵となると振り絞るようにして没頭するんだ! ああ、これもわからんでもない。あとでぐったりってのもわかるの、ちと辛いんですけどね。好きなことだからってこともあるんだろうけど、無理しちゃうよねえ。無理とも思ってないんでしょうけどね。美術で使う道具の話、鉛筆の芯は長く削ります。そうした話、なかなかうまいこと削れない風乃が切ない……。デッサンで立方体に挑戦する風乃のことを、皆でよってたかってアドバイスする様子とかね、ただ黙々と対象に向かうだけじゃない、わいわいとにぎやかに描くというのは、見ていてとても楽しそうで、こうした美術もの、しかも受験を目標にしてるんでしょう? そこに一味添えて、よかったと思うのですね。

ラストピア』はお客さん到来ですよ。フーカ、ゴトウ、サリエ。若い女の子たち。リッタの島の魅力をアピールする作戦、さっそく効果あり!? と思ったら、アンナ先生の紹介なのか。アンナ先生のその後も聞くことができて、うん、元気なのかどうなのか、ため息とかね、ちょいと微妙っぽいのかい? 今回、まさか、ユーにスポットライトが当たるとは予想もしませんでした。ゴトウさん、霊感があるんだ。って、アホ毛が幽霊レーダーになってる! それでユーのこと祓いそうになっちゃって、しかし、これ、どういう展開!? そう思っていたら、ああ、そうだよ、なんでユーのこと見えるのリッタだけなんだ。ユーのあの反応も、なにか秘密を隠しているのか、あるいは本当になにもないのか。もしやリッタのなくした記憶にユーとの思い出もあったりするのだろうか。わからないこといっぱいだけど、そこにしんみりと切なさのつのる今回のラスト。これはいつかリッタに返ってくることなのか。どうなのか。なんか、忘れらない引きであります。

『小学生もゆるくない。』、人生ゲーム! めちゃくちゃ面白いな、これ。あこが作ってきたっていうんですが、さすが、小学生が作っただけあって、イベントが雑! のっけから6億ゲットって! ああ、私もそんな人生を歩みたかった……。双六の作りこそは雑だけれど、盛り上がっているその様子。結婚相手を選ぶやよいがいろいろ気を使って、それでローリエ選んだら嬉しそうな様子がもじもじ返ってくるとかね、ただただほのぼのと面白く、しみじみとニヤニヤしてしまう、そんなよさありました。さて、最後ですよ、ゴールにはなにが待っているのか? 期待させて期待させて期待させて、おおう、1位のくま子、10億のボーナスもらってもあかんか! このバランスの悪さに振り回される様子、最高でしたね。

『広がる地図とホウキ星』、これ、素晴しいわ。カラー、扉絵、美しく、そしてリンの下宿に招かれた友達ふたりとの会話、それがただ楽しいだけじゃなく、スフィンクスのミミ、って、待って? スフィンクス? ああ、あやうく信じてしまうところでした。猫のミミね、この子を使い魔にするとかね、そうした話が、やっぱり彼女らの、魔法のある世界のいろいろを語るんです。後半はリンのお手伝い。牛乳配達をすることになりまして、おお、なるほど、運河の街。港湾区には車が入れない。ヴェネツィアみたいだ! リンはホウキで飛べるから、車がなくてもノープロブレム。しかも、この空飛ぶ牛乳配達屋さん、さっそく人気になってて、あの小さな子とのやりとり、素晴しかったわ。しかもこれで終わりじゃない。ドロシーと出会います。この人は魔法は使わないのか。鳥使い、バードマスターを目指していて、鳥を、ダイオウハチドリを馴らして、運送の仕事をしたいと思ってる。略してドロ運。ドローン!!! いいわあ。ほんと、いい。動物魔法でハチドリを整列させて歌わせて、そんなリンに魔法を教えてくれ、食い下がるドロシーもいい。困ってるリンもいい。そして学校で居眠りして怒られる、そのもろもろもとてもいい。ええ、キャラクターが魅力的、描かれる世界がチャーミング。豊かに豊かのかけあわされたようなリッチさ、見事ですよ。

  • 『まんがタイムきららミラク』第6巻第3号(2017年3月号)

2017年1月17日火曜日

『まんがタイムファミリー』2017年3月号

『まんがタイムファミリー』2017年3月号、発売されました。表紙は『大家さんは思春期!』、スキーに繰り出したチエちゃんですよ。リフトにのりましてね、ピンクのスキーウェア、なんだかわくわくしている、そんな感覚が伝わってくるような表紙です。『シロクマはシェーカーを振れません』、シロクマのマスターが見事なスノーボードを披露しています! いや、あなた、バーテンよりスノーボーダー目指すべきよ! 『かなみ育成中!』かなみは、弟たちにひかれたソリに乗りまして、けど、どこか心配そう? むしろかなみ自身が弟たちのためにソリをひきたいんじゃないんでしょうか。そんな気がしますよ。

『おしかけツインテール』、はやりのARゲームですよ。街に出現するモンスターをつかまえるスマホアプリが、俊郎たちの間でも大人気なんですね。つくもコレクション。台所でさわいでる俊郎に、害虫の出現かと焦る花梨が面白かったです。しかし、今回、花梨が素晴しかった。イベントで特別なつくモンが出現する。それで外出を決意するものの、人混みは苦手。そんな俊郎に付き添うっていうんですが、公園でのやりとりね、俊郎が村人になったり、警察のご厄介になったり、というか、発言があやしいよ! でも、この俊郎の受難、自分も他人事と思ってちゃあいけないなあ。気をつけよう。石村のおじいちゃんとコミュニケーションとってる俊郎。いきなりのバトル、雰囲気が一変するとかね、おかしかった。そして限定つくモン! ああ、花梨が超優位な立場をゲットですよ。ほんと、つくモンを餌に俊郎にいうことを聞かせる、そしてそのことに快感を感じつつある花梨さん。魅力が爆発していました。しかし、最後のあの落ち、これは調子にのっちゃった花梨へのおしおきなんでしょうか? 俊郎さん、うまいことゲットしてやってください。

『軍神ちゃんとよばないで』、いや、もう、面白いな。よくできてますよ。飛び加藤が掴んだという謙信の正体。まさか……、女……!? そんな馬鹿な! っていうけど、まあこの漫画はそのまさかなんですが、勘助が酷いのよ。いや、酷いのは加藤か。謙信の秘密に迫らんと下手に出る勘助。酷い。酷いわ。これね、実際加藤は謙信と出会っている。しかも捕えたりしてる。読者はその時の様子、やり取りを知ってるわけで、だから、ああ、ここでバレるのか。そう思うじゃないですか。なのにそれがバレないという展開の妙。うまいわ。綾の狼藉、やりたい放題がまさかここで生きてくる。あー、そうか、この場面に向けた布石だったわけか。すっかり感心して、いや、しかし、一気に立場をなくした加藤と、彼に対する勘助の態度の変わりよう! これも酷い。ほんと、この心暖まらないやりとり。本当におかしかった。前半の鴨をめぐる謙信の沙汰、その展開に見えるほのぼのと見事な対照なしていて、これもいい見せ方。よかったですよ。

『牧場OL』、めちゃくちゃ面白いですよ。スアンさんのイトイザワごっこ。そうか、スアンさんはイトイザワのこと、別に怖れたりしてないんだ。というか、野花がおびえすぎなんじゃないか。ともあれ、野花を糸魚沢の威圧から守ろうとするスアンさんの勇敢さ、凛々しさに、すっかり惚れなおしてしまいました。今回は糸魚沢のお話でしたね。野花の態度にちょっと思うところがある。自分の振舞いを疑問に感じて、で、頑張って野花とコミュニケーションとろうとするんだけど、いきなり、かわいいな、いやいや、誤解されてるから! しかも焦って猫の話だ! お前じゃない!! 野花、しゅんとしちゃって、ねえ、コミュニケーション、難しいよね。でも、野花さん、当惑しちゃってるじゃないですか。スアンさんのイトイザワ評。なぜ動物のようにミナミにやさしくできませんか…。めちゃくちゃ面白い。というか、糸魚沢さん、あなたはブッダかなんかか。ほんと、極端なんですよ。でも、極端だからこそ面白い。最後の野花からのプレゼント、というか、自分の誕生日、スマートフォンで確認しないと思い出せませんか? ともあれ、糸魚沢さん焦っちゃって、慣れてないんだろうなあ。結局野花に心配される。この不器用さ、たまらんものがありました。

『中継先の女王様』、ゲストです。テレビ局でのお話。他局には視聴率とりまくるアナウンサーがいて、人呼んで愛女王様。自局にいるのは女王は女王でもハプニング女王。食堂で飲み物ぶちまけてしまったり、そのたびに謝りまくりで、ええ、ドジなお姉さん。宮下舞。この人の、明るくて、前向きで、自然体のその様子。それが人に訴えるものあって、またひとつの魅力となっている。あのスタッフをドキリとさせた笑顔。さらには猿も寄ってきちゃう。そんな彼女の飾らないよさ。それはよく出ていた、そう思いましたよ。さっぱりした女性、いいですよね。

  • 『まんがタイムファミリー』第35巻第3号(2017年3月号)

2017年1月16日月曜日

『まんがタイムきららミラク』2017年3月号

『まんがタイムきららミラク』2017年3月号、発売されました。表紙は『うらら迷路帖』。千矢が着物姿で雪の中、たたずんでいるのですが、手には雪うさぎ、肩には本当のうさぎがいて、うさぎ同士で見つめあってるのがなんかおかしいです。着物のちょっとレトロっぽい柄の風合い、細やかさ、それはこの作者の面目躍如だと思います。そして千矢の表情のすっと自然で美しい様。ええ、これも作者の持ち味、ばっちり出ていますよね。

しましまライオン』、扉の千鳥、すごくいいですね。かたわらにワニのぬいぐるみ。千鳥はというと、袖余りのセーター、その下には襟つきのブラウス。かっちりとした格好、ちょっと制服っぽいね? こういうの大好きなのですよ。ええ、千鳥さん、素晴しいです。さて今回は寒い冬のお話。ベランダからまこを見つめるいおんもモコモコ防寒仕様です。あ、もしかして、いおん、おはようからおやすみまでまこを見つめる!? 寒さをどうしてしのぐか。冬の課題に、えりなはこたつを導入。猫がしあわせそう! こたつといったら鍋なのです!! 千鳥の発言にまこの想像したこたつ鍋がすごかった。いや、食べるの? ほんと、あの見開かれたまこの目が忘れられない。そしてその夜、皆で鍋を囲むんだけど、なぜ、なぜ、そんな危ないのをチョイスしたの……。肉食の連中の発想に怖れおののいていたら、その肉食連中がきりんにまるごとやられてるの、ほんとおかしかった。なかなか見つからないハイエナ柄の話もよかった。きりん in こたつの絵、あれもすごかった。いや、そんなに関節ないから。そして、眠っているいおんに抱きつかれてなにか思い出しそうになるまこ。ええ、昔のつながり、思い出、ちょっとずつ浮かびあがってきてるみたいですね。

ビビッド・モンスターズ・クロニクル』は、皆で雪合戦してますよ。あー、寒いよねー、雪とか降るよねー、と思ってたら、劇中では夏か! ゲームの中だけでも涼を得ようと雪原ツアーに繰り出したのか。なるほどなあ、イベントの報酬で。そして飛空挺。ほんと、リアルはジリジリ肌を焼く日射しを受けながら、タンクトップ姿で汗を流して、でもゲームでは雪原。すごいギャップです。飛行艇バルケットに乗ったボンとキャロがいい。目がキラキラしてますよ! すごく興奮して、船内を探検しよう! でもあんこは酔っちゃうのか。3D酔いみたいなのかな? 船内でごっこ遊びしちゃうボンとキャロが可愛い。そして突然はじまるクエスト。NPCに冷静につっこみ入れてるキャロが素敵です。というか、ボンちゃん、怒ってもしかたないから! クエスト、今回はふたりでクリアしてみよう。そういうボンが、その思惑は別としても、自立心が見えて頼もしかったです。でも、キャロ頼みじゃん! キャロが要求されるアイテムどんどん出してくれて、え? このゲーム、持ち運べるアイテム、無限なの? というか、キャロちゃん、気にいったものは持ち歩いてるっていうけど、なんかもったいなくて手放せないんだろうなあ。ひととおり、ひとつずつとか持っときたいたちなんだろうなあ。わかるわあ。でもって重要アイテム。たいまつ。これ、ほんとに重要? 来月、次回、これが大活躍したりする? しない? ほんと、これ、なにやらされるか、なにがどう重要になるか、予断を許さないですよね。といいながら、今回ばかりはハズレを掴んだんじゃないかなとか思ってます。

『くらげマーメイド』、ゲスト? です。高校生になって、部活動を頑張ろう、そんなこと思ってる海月さん。でも入りたい部活があるわけでなく、いろいろ試してみたりもしたけれど、あちこちで破壊活動繰り広げたものだから出入り禁止扱いになっていて……。そんな彼女、縁があったといえばいいのでしょうか。不注意で落ちてしまった海。どんどん沈んでいく、意識も遠のいていく彼女の目に、こちらに向かってくる髪の長い女性の姿が……。助けてくれたのがダイビング部の八百椿だったんですね。人魚といわれて嬉しそうなのがおかしい。水没しながらも見上げた海面のキラキラとした光に魅せられて、ダイビング部に入ると決めた海月。でも、椿にも海月が破壊魔というの伝わってるんですね。うん、潜ってる途中で機材壊したら大変ですよ!

『解決!おばけカプリチオ!!』、幽霊が見えてしまう葉月空さん。見た目に凛々しい素敵な子ですね。朝はリリアンなる幽霊に脅かされて目覚める。そんな空の事情を知ってるのは幼なじみの御影彩。なるほど、彩は巫女で幽霊も見えて除霊なんかもできるのか。リリアンのことも問題なく見えるようで、その容姿格好から痴女と呼んでる。さて、空の靴箱に入っていた手紙です。第二美術室にきてほしいというその内容。ラブレターか? 女子校やのに!? 空ちゃんならあり得ると思う。これ、彩がその方面、意識しているってことなのかな? 美術室で待っていたのは幽霊で、というんですが、この少年がが、いや違う、ボーイッシュなだけで女の子か! あれスカートか! ボクっ娘なだけか! この子と出会って、なにか空に関係してくるのかな、そう思ったら、違ったんですね。成仏してしまう。その際にリリアンに告げる、ボクのこと覚えてないよね? この漫画、続くのかどうかわからないけれど、リリアンの記憶、そこが物語の肝になっているみたいですね。

『地球滅亡。マンガ家志望。』、ゲストです。この設定というか前提というか、すごいよ。地球? 人類? が滅亡。出版関係とマンガ家だけ生き残った。って、え? 読者は? そして主役はマンガ家志望の女の子で、この荒廃した世界、場所もさだかでなくなった出版社に持ち込みにいくという。なんというナンセンスな話であろうか。旅の途中、焚き火の跡を見つけて、打ち合わせの跡だ!! って、そうなの!? 持ち込んで、あわよくば賞も狙って、野望はあるものの賞金の使い道はない! だって店が滅亡しとるからな! えらいもの打ち出してきましたな。なんというか、つかみどころがない、どこか噛み合わない、そんな感触に戸惑いながらも、力一杯投げ込まれる危険寄りの球にのけぞりながらもおかしくなってくる。そんなところがありましたよ。

  • 『まんがタイムきららミラク』第6巻第3号(2017年3月号)

2017年1月15日日曜日

Snowy day, taken with Q-S1

Snow雪になるよとはいわれてましたけど、正直ここまで降るとは予想外でした。降るとしても、自分の住んでる地域以外の話、そう頭っから決め込んでいたら、朝になってびっくり。うわあ、真っ白、というか、ものすごい降り! 昨日の夜、寒かったもんなあ! 布団増やさないと駄目かも、そう思ったくらいだったの、気温もさることながら、雪のせいもあったのかも。いや、気温が低いから雪も溶けずにこんんだけ積もったわけだわな。

せっかくの雪、いや嬉しいわけでもなんでもなくて、むしろ、これ明日も残ったりしそうだなと怖れているくらいなのですが、まあせっかくの雪ですから写真でも撮っておくかね。せっかく買ったのに活躍させられていないQ-S1と望遠レンズ。そいつがあれば、家から極力出ずに、今日の雪の記録も残せるだろうと。そうしたわけで、ずぼらながらも何枚か写真を撮ってみたのでした。

Snow

Snow

Snow

Snow

Snow

2017年1月14日土曜日

Nintendo Switch

Nintendo Switch、話題ですよ。昨日、13日、プレゼンテーションがおこなわれ、そして今日は体験会だったんですか? なんか3万人くらい集まって、ブース? タイトル? によっては体験を御遠慮頂くほどの盛況だったと聞くんですが、ほんと、もし可能なら自分も触ってみたい、体験してみたい。そう思いますものね。参加できた人が羨ましい。知り合いが触りにいったりしていないかな。もし体験した人がいたら感想など聞いてみたいな。とりわけ目当ては『Splatoon 2』。ええ、夏らしいですね! これ、どうしようかなあ、もう3月次点でハードを押さえちまおうかなあ。と、その『Splatoon 2』、どんなフィーリングなのか。大きく変わってるのか。変わってるとしたらどんな感じなのか。すごく興味があるんですね。

Switchはテレビに繋いで、あるいは液晶画面を持ち出して、多様な遊び方ができるのを売りにしていますよね。これ、結構大きなメリットがあるな。あるいは自分にとっては危険ではないかな、そんなこと思われて、いえね、『Splatoon』、うちでは居間のテレビに繋いでるので、夜とかなかなか遊べない。ところがこれがSwitchだと、液晶画面取り出して、それでもって遊べるんでしょう? 歯止めがきかなくなるかも! いや、ほんと、この遊び方の多様化。遊ぶ場所の多様化。これ、危険だわ。

『Splatoon 2』はどうなるんだろう。ずっと気にしてたのは、Switchのコントローラー、Wii Uみたいに手元に液晶がないでしょう。マップの確認、どうしたらよいの? スーパージャンプとかトルネードとか、どうしたらいいの? そう思っていたら、なるほど答えが示されました。Xボタンでマップを開いて、方向ボタンでジャンプ先を選択してジャンプだそうですよ。またスペシャルウェポンは一新されるということなので、トルネードはきっとなくなるということでよいのでしょうね。

ブキは基本的なものはもちろん据置き。デザインは変わってるみたいですけどね。チャージャー系はチャージしたまま短時間イカ移動できるようになったローラーはジャンプ中は縦振りになって射程が伸びた。あとスプラマニューバーなる、特別なアクションが面白そうなブキもすでに紹介されていて、期待は高まるばかりだよなあ。

なんか『Splatoon 2』のことばっかりになってるや。ともあれ、Switch、『Splatoon 2』待ちで夏に買えばいいや、とか思ってたら品薄で入手できない! みたいなことにもなりかねないので、発売日、3月3日に買う、それくらいの気持ちでいた方がいいかも知れませんね。そうなると、どんなゲームが面白そうか。『1-2-Switch』? それとも『ARMS』? ええ、なんともいえない、わくわくさせられる、そんな気持ちで落ち着かないのですが、とにかく『Splatoon 2』! ネット対戦できなくてもいい、ブキも基本ブキだけでいい、体験版をはやい段階で出してくれないかなあ。ほんと、Proコントローラーだって買ってやりますよ。

2017年1月13日金曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年2月号

『まんがタイムジャンボ』2017年2月号、昨日の続きです。

『大漁ガールズ』、めずらしくといっていいんでしょうか、栄子が釣りに乗り気ですよ。学校帰りのスーパーで、鯖を買おうとしてるところをハルキにつかまった。ああ…鯖釣りに連れていかれる…。なんて栄子が思ってるところでは、ハルキに巻き込まれるの慣れてきてるっぽいなあ、なんて思ったんですが、海釣り公園についたら、うん…早くやろ…。ど、どうしたのか! 中身が違うのか!? ああ、お母さんが鯖好きで、楽しみになさってるのね? しゃべりたいハルキのうんちく披露にじれてる栄子が面白い。当たりがきた時も邪魔とか思ってて、ああ、栄子、とてもいいですよ。栄子、鯖にはさわれない。それでハルキが血抜きして内臓とって、ニコニコ働くんですけど、休む暇なく釣って釣って釣りまくるのは実にいい。ああ、栄子が釣りまくってると、なんだかこちらも楽しくなってくるよ。いつも無表情な栄子も、今回の大漁っぷり、ちょっと嬉しそうですね。ええ、ハルキは下働きばかりでしたが、栄子の活躍見られてよかったです。

『ペンタブと戦車』、里見青年、ピンチですよ。曾祖母になる人、スミさんが、曾祖父里見ではなく武田大尉に好意を抱いている! このままだと歴史が変わっちゃう! さあ、どうなる里見青年! なにか変化したことはないか。うみねこ先輩と同人誌や資料を確認するも違いは見られず、安心してもいいのか……!? というところで、携帯電話に保存されていた写真が違ってしまってる! 顔が違う。武田大尉似になってる! なんかかっこいい青年だなあ。ここからの武田大尉争奪戦が見事でした。手段選ばないスミさん。というか、これ、里見青年、ナイシアシストだったよね? そして、里見青年、うみねこ先輩といい雰囲気! と思ったら、名前が忘れさられようとしている! あぶない! どうなる! と思ったところで、89式コスプレのスミさん。さらにそこに同じく89式コスプレで踊り込む里見青年! よっしゃ、いい雰囲気じゃ! 里見青年はうみねこ先輩と、89式コスプレ里見は武田大尉と! すごくいい雰囲気になってる! どんどんいくといいですよ。しかし、この武田大尉の取り合い、今回で完結するとは予想外でした。というか、スミさん、この人、やばすぎるよ! 里見曾祖父もよくそれでよかったな。ほんと、驚きの展開でした。

『シコふんじゃえば?』は、杏子の母さん、名古屋の後援会に挨拶しにいくんだそうですよ。そうかあ、女将さんって大変だなあ。最初はついていく気のなかった杏子だけど、舞ちゃん誘ってもいいのよ? その言葉に揺れる。そう、友達に秘密にしていることがある、そのことに負い目感じてましたよね、この子。この名古屋行きをきっかけとして、秘密を明かそう。なんて思ったら、舞が、舞が壊れてる! 黒板いっぱいに名古屋の尻。録画した相撲中継は、お尻でチャプター割って充実してお尻鑑賞できるようつとめている。やばい……。この子も相当にやばい……。なかなか舞を誘えない杏子だけど、当然もう誘ってるだろうと思ったお母さんが今夜0時集合といっちゃって、どうしよう、まだ誘えてない、って、名古屋で力士と花火大会、それだけでいくこと快諾しちゃう舞! もう、ほんと、力士となるとすごい決断がはやくてすごいよ。舞の荷物は、父から借りたカメラ一式。そしてリラックスできる音楽も持ってきていて、それが相撲甚句! 眠れない杏子のあの顔! もう誰かわからんレベルで違ってしまってます。

『大正みつば歌劇団』。応援してます。日野ちゃん、お疲れ様。その日野ちゃんの真価が見える今回。ともあれ、最初は顧問の先生探しで、高円寺さん、なんで日野ちゃんを顧問にできるとか思ったの!? 顧問をどうするか、それは大問題だけど、まずはフルーツパーラーにいきましょう。フルーツポンチをたしなんで、ああ、市ヶ谷さんも嬉しそう。この大正時分の女学生、パーラーでお茶をする、このハイカラな楽しみ。それがちょっとした日常のイベントであり、今の時代の我々とも通じる楽しみでもあり、共感持って読め、また流行のスイーツにうきうきとする彼女らを眩しくも思う。ええ、いいシーンだったと思います。そこでの会話も、教師にあだ名つけたりね、ええ、今もかわらないよね。優しい先生は好き。厳しい先生、かちこちの人は好かない。そんな話はほんと、時代を問いません。でもって顧問の話に戻れば、そりゃ前回出てきた馬場先生ですよね。馬場先生、いろいろ演劇に詳しそうではありましたが、知識だけでなく実践も! 市ヶ谷さんに体力づくりを指示して、そして高円寺、日野のふたりには、北原白秋の五十音。って、あれ、そういうのだったのか! 日野ちゃんが褒められて自慢げな高円寺。それをなんだか迷惑そうにしてる日野ちゃんとか、じわっと面白い、そんなよさがあるお話でした。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第2号(2017年2月号)

2017年1月12日木曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年2月号

『まんがタイムジャンボ』2017年2月号、発売されました。表紙は『レーカン!』がメイン。エプロン姿の天海さんが、ぐっとこちらにカレーを差し出してくれています。今回のテーマはカレーなのでしょうか。『でっかいんちょ』育は大きなカゴにニンジン、ジャガイモ、タマネギ、トマトにカボチャと取り揃えて、ええと、カレーに使わない野菜もあるな。サラダ? 『ペンタブと戦車』、陸軍なのにカレー! しかも、これは89式のキャラカレー。武田大尉がおおいに喜んでらっしゃいますが、この人、89式を崩して食べられるんですかね。なんか無理そうですよ。

『銭湯の女神さま』、この漫画は隣室のエリカに誘われて都内の銭湯を巡りまくる、そんな漫画だという理解でいたんですが、そこにもう一要素あるんだよって思い出させてくれるエピソードでした。今回は八丁堀の銭湯、湊湯にいきまして、そこで湯に漬かりながらリラックスする恵。とりわけジャグジー大好きで、もう表情緩みまくりで、ヘブンヘッブーン、歌っちゃったりなんかして、その様子を見つめる女の子がいた。これが今回のポイントだったんですね。学校では仏頂面。いや、怒ったり不愉快だったりするわけじゃないよ、っていう恵先生。その先生がきのうのヘッブーンの人!? かくしてひとり生徒が気づいた。これ、次に続くか? さらなる展開の種になるか。ええ、動きがありそうですね。

『終活女子高生』は、沙羅の病室にやってきた律。ちょっと留学することになったからといって、飼い猫のベンジャミンを沙羅に託していった。沙羅にしか頼めないって、でもいなくなるというその言葉に沙羅ひっかかって、ああ、これ、律の言葉、どこまで本当なのか。戻ってくるなんていっている。見るからに元気そう。でも、本当にどうなのか。わからない、はっきりと伝えない、そういう終わり方でしたね。姿を消した律。生活に、身のまわりに律の痕跡を探す沙羅の姿。残されたエンディングノート。律から沙羅への言葉。それに答える沙羅。ああ、待ってる。そうか、これ、律、死んでないよ。生存だよ。そうか、治療のため海外に渡ったんだな。それと気づかせるかたちで描いて、だからそうと気づいた、それが答でいいのだと思う。ええ、律と沙羅の再会。そうと気づいてぐっとくる、そんなシーンでありました。よかった。

『ギャルが落語家に恋したら』。銀子、試験を頑張って落語会の許可をとりつけるにいたりました。よかった! でも住所を間違って教えたかも、って、なんで計算しちゃったの!? 住所が7-2-1だから、4って書いて渡しちゃった。勉強漬けで数学やってたからっていってる銀子に、引き算は算数ですよってつっこんでる小路がおかしかったです。4丁目と7丁目じゃ離れてるから、知らない土地だと学校みたいな大きな施設でも見つけられなかったりするかな? 住宅街をさまよう新橋さん。銀子の電話番号も探せないし、はたしてどうなのか。京香さん、文化祭にきてくれたんだ。って、そうか、新橋が出るとなっちゃあくるにきまってるよな、この人。でも保護者の方っていわれてショック受けてて、いや、もう、おかしかった。新橋さんが到着するまで時間をもたせることになった小路。もしかして、なんらかの才能を開花させちゃったりする!? って、期待したけどそんなことはなかった……。そこに到着した新橋。アウェイの場所、すっかり冷え込んだ観客を引き止める新橋の枕。銀子、小路の真似とかおかしくって、話芸の魅力、そこに加わる人と人のつながりなど、ええ、この漫画の描こうとしているもの、そのエッセンスがばっちり盛り込まれてると感じました。

『でっかいんちょ』は、またなんともいえないことになってますよ。いいんちょが運動部の手伝い。なんと、女子相撲。この学校の女子相撲部は5年連続で県大会のベスト4に入ってるんだそうですよ。って、女子相撲部のある学校、県下に4校なのかーっ! 中学生で、女子で相撲はちょっと。そういう子が多いから中学で相撲やってる女子はめずらしい。しかもこの学校の相撲部員はちんまりとした子たちで、ああ、もう廃部が決まってるんだ。最後に1勝くらいしたいって、そんな気持ちに、おお、育がやる気燃やしましたね。熱のはいる稽古。そして大会の行方は!? って、今回は大会まで描かないのか! というか、ちゃんと来月やってくれるよね!? とたんに不安なりましたよ。ほんと、1勝くらいはさせてあげたい。先輩たちの悲願、叶えてあげたいじゃないですか。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第2号(2017年2月号)

2017年1月11日水曜日

『まんがタイムきらら』2017年2月号

『まんがタイムきらら』2017年2月号、昨日の続きです。

『ぽんこつヒーローアイリーン』は、ラブリーメロン、大ピンチですよ。アイリーンのもとに駆けてくるちびっ子がいうんです。ラブリーメロンが死んじゃった。え!? なにごと!? と思ったら、あー、アニメの。あー、緑川枝織さん、このキャラのコスプレなさってるわけね。番組見てるちびっ子がですよ、オープニングで歌って踊って、真剣に見て、真剣に応援して、そしてラブリーメロンの死に衝撃うけてテレビ消しちゃう。あのエンディングのダンス、さっき死んだって人が元気に笑顔で踊ってるって、どんなシュールな話なの。というか、この展開いいのんか!? そう思ったら、ああー、後にこの話を視聴した枝織さんも同様に懸念表明してらっしゃいました。アイリーンはラブリーメロン、ここでは枝織のことですけど、この人がコスプレと知らない。元のアニメを知らない。そこにラブリーメロンが死んだなんて聞かされたものだからたまらない。ものすごいショック受けて、尋常じゃない動揺! おかしい! というか、普通に寝坊してる枝織、ラブリーメロンになって出動したら、お隣さんに避けられる……。つらい、ヒーローはつらいね……。大騒ぎしたちびっ子、枝織のコスプレのことはちゃんと理解してたんですね。それはともかく、アイリーンから生きててよかったって、アナスターシャもか、泣かれて、抱きつかれて、そのぬくもりに感動してる枝織がなんだかよかったです。ああ、アイリーン、枝織を、枝織の心を救ってるよ!

『strawberry☆horror』は心霊スポット詣でです。次の小説のネタに、というんですが、あきらの構想がおかしくって、トンネルを抜けるとそこは墓地。お供えもののまんじゅうが襲ってくる、って怖いのかどうなのかちょっとわかんないな。でも不条理な恐怖とかは演出できるのかな? とか思ってたら、アンナがものすごい疑問を呈していて、このへんのデフォルメ描写、可愛いな。すごくいい。心霊スポットだなんだいいながら、あんまりおどろおどろしくないのが面白いですね。わりと朗らかで、と思ったら、あきらが石につまづいて、いや、それ、祟りとかじゃないから。おかしかった。アンナの家って古書店だったんですね。お茶の用意してくれるというときに、半殺しと皆殺し、どっちがいい? 不穏なことをおっしゃる! 驚いてるあきら、いいですね。おはぎのご飯のつぶし具合ですね。トンネルの、祟りの、それでまんじゅうが襲ってくるの、そうした話がうまいことここにまとまって、さらにアンナさん、サービスで梅ジャムもいれてくれた。ああ、いい感じに小説の助けになるかな? そう思ったら、全然違う話になるっていう、いや甘味は出るんだけどトンネルが出ない。ああ、あきらちゃん、気まずそう。トンネルは? と追求するアンナがまた面白かったです。

『ひなまるすまいる』は笑顔の話題。働く上で大切なものってなんでしょう? それに笑顔と答えるひなだけれど、カトレアの笑顔、見たことない。非番の千恵がからんできて、カトレア笑わせ隊リーダー、って、そんな隊あったっけ!? どうだっけ!? 読み返さないと! 千恵が漫才を提案するも、でき具合に絶望的表情見せる風花がおかしかったです。ほんと、どれもこうといった効果はなさそうなんですが、それでも挑戦してみようという面々の挫折? いや、カトレアも別に仏頂面しようとは思ってないんだなってわかった。ひなからのプレゼントに表情がちょっと緩んでる。ただ、それが笑顔までいかない。そんなカトレアの笑顔の練習から、そしてひなの夜間来訪に見せた笑み。意識せず自然に出る笑顔、これがまたよかったですね。

My Private D☆V、『しましまライオン』のはなこです。ああ、これは賛否両論なのではないか!? イラストは可愛いよ? ぺたり座り込んでいるセーラー服のお嬢さん。膝には開いた文庫本。手には眼鏡と、そしてほどけた髪にさきほどまで三つ編みを結わえていたゴム。今回のD☆Vポイント、地味だと思っていたクラスメイトがメガネを取ると美少女! うわあ、大変なことになった! 賛否両論だ! 原理派の怒りが! 怒りが! いや、この眼鏡はずした女の子、確かに可愛いんですよ。印象が変わって、はっ! とさせられる、その異化作用が新たな魅力に気づかせて、といった塩梅。悪くないものだと思います。けど、地味な格好も可愛いんだようー。そう思う私がいるのもまた事実で、ええ、どちらも素敵、可愛いと思うのであります。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第2号(2017年2月号)

2017年1月10日火曜日

『まんがタイムきらら』2017年2月号

『まんがタイムきらら』2017年2月号、一昨日の続きです。

箱入りドロップス』。雫のもとに駆け付けた陽一。バイクの後ろ。死ぬような思いでやってきたというのに、おばさんはとうの昔に電車でついていた。雫の祖父にすでに話を通してくれていて、しかしこの祖父、よっぽど危険かと思ったら、いや、わりとちゃんとしてるじゃないか。そして雫、油断して方言が出る。うおお、可愛いなあ! ともあれ陽一と再会して、ああー、陽一、あれは告白じゃなかったといいはるんだー! そして告白やりなおし。そこで返ってきた雫の言葉、これが重い。ほんと、この子の恋のなんだのに前向きになれない、その根底を覗き込ませるような独白。泣けるわ、これは。そして、この雫の言葉、まったく同じではないかも知れないけれど、共感する人もあるんじゃないか。自分の中の不安や揺らぎ、それを雫がひとつのかたちにして言葉に変えてくれている。そんな雫の不安をぬぐって、それで一番強い言葉はなんだろうか。いやあ、陽一、思いっきり踏み切るというか、踏み越えるというか、ほんと、これが若さか!? ともあれ、雫、これでひとつの壁を越えましたね。さて、これからこのふたり、どうなりますか。楽しみ、と簡単にいっちゃっていいものかなあ!

『オリーブ! — Believe, “Olive”?』、なるほどこういう方向でいくんでしょうか。現実の世界、千歳さんは現世といってますが、こちらに魔力の影響が出ているぞという話。それが覿面に現れて、学校からの帰り道、スズが空飛ぶ魚に出会ってしまう。なるほどなあ、スズの父の仕事、スズの家の開かずの間の秘密、それらが明かされて、ああ、スズが自分の力でもって魔法世界と現世の関係、今のこの状態、その安定に尽くそうという。これからは、こうした魔法がらみの事件、それを解決していく話になっていくのかも。そう思わせる今回のいろいろ。しかし、それら事件も、きっと幻想的で、どこか楽しくて、わくわくさせてくれる。そんな予感を同時にさせてくれるのですね。

『にーにといっしょ!』。いきなり、怖い漫画ではありませんと注意書きがあるのがおかしい。なるほど、兄妹そろってゾンビ映画をごらんになった。怖かった。町にゾンビがあふれたらどうしよう。そういう妹の話にのっかって、だんだんゾンビごっこに本気になっていく。まずは賞味期限間近の非常食の整理をかねて避難気分。かと思ったら、ああー、兄貴、油断したのかー! やつらに、やつらに噛まれてしまったのかー! それからの鬼気迫る様子、迫真の演技がおかしくて、というか、おかしいの兄貴じゃなくて、だんだん怖くなってきてしまってる妹ですよね。うん、わかるわかる、ごっこ遊びってこんな風になったりするよな。っていうか、ちょっとエロいな。ともあれ、困った時にはみくもということがよくわかりました。妹にチョップ、兄貴にアッパー。しかし、それで兄貴天井に突き刺さるのか。すごい。なんだかんだで仲良い兄妹。ちょっとしたきっかけでごっこ遊びに突入する、その息のあいっぷりが見事でした。

『泣きむしストラテジー』、面白い。今回はサバゲだそうですよ。とはいっても、獲物は割り箸鉄砲。輪ゴム飛ばすやつね。クレアが男子から貰ってきて、ほう、アメリアとの親睦を深めるというのですか。クレア、つくし組。アメリア。牡丹組に分かれて、旧校舎にて対戦。なるほど、クレアの目的は罰ゲーム経由で牡丹を泣かせる、だったわけか。このゲームを企画した意図、納得です。魔力を駆使してアメリアたちを追い詰めようとするクレアがおかしい。もう手段選んじゃおられんわけですね。でもって、アメリア、遅い! 走ってるのに歩いてるのと違いがわからん! アメリアと牡丹、ふたりをこうして近付けることに意味があった、そう思ったのでした。クレアについてどう思うか。その疑問に、好きだよと即答する牡丹。アメリアにとっては敵対するしかない存在であるクレアだけど、悪いやつじゃないんだ、こうして友達もできて、支えになってて、好かれてて、そうした側面がこうして伝わったこと、とてもよかった。ええ、それでアメリア、策を講じて勝利する。その時の生き生きした様子ね、ああ、この子も、皆も、いい友達になれるんじゃない? そう思わせるものあって、いやあ、いいもの見せてもらった思いです。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第2号(2017年2月号)

2017年1月9日月曜日

『まんがタイム』2017年2月号

『まんがタイム』2017年2月号、一昨日の続きです。

『ボンジュール!仲居さん』はサラがコタツにやられてしまいました。フランス人は寒さに強い? いや、サラは弱いみたいですね。というわけで、朋香、鍋の話題を出して、ああ、サラったら、すっかりその気になっちゃった。鍋は親しい間柄で食べるもの。そうか、サラにとって鍋はそれほどに特別なものだったわけですね。今回、まかないがメインになるのかな? そう思ってたら、おお、ひねりを加えてきましたね。鍋とその意味するところを序盤で描き、そしてメインに仲違いした夫婦のお客様を持ってくる。折角の旅行なのに。それも結婚記念日の旅行、プレゼントまで用意していたのに……。そうしたお客様の悩みをサラのアイデアで解決してみせて、ええ、このお客様の様子、とてもよかった。サラの気づかい、それを汲んでくれた、その気持ちも嬉しいじゃありませんか。ひとつ問題解決してめでたしめでたし。サラの鍋の様子は見られなかったですが、こちらはどんなだったんでしょうね。

『だいじょぶ!?カナ先生』は冬の朝の話。生徒たちの遅刻の情景、いろいろと描かれていくわけですけど、急いでる子を校舎の中から応援してるカナ先生とかね、いい人だなあ! そう思ってたら、ああ、加治先生曰く、テレビに話しかけるタイプ……。目のつけどころが違います。冬は寒くて、なかなか寝床から出られない。目覚まし時計も止めちゃうし、というので、移動する時計があればいい!? いや、これ、あると思う。なんか見たことある。でもって、校則で布団の着用を認めるアイデア。黒、紺、白ならいいっていうけど、布団、たいてい柄が入ってないっすか!? そして最後に加治先生に添い寝のアイデア。ああ、ほんと楽しそうな発想。生き生きしています。

はこいり良品』、商店街の節分企画なんですが、節分でスタンプカード企画をやって、それでバレンタイン関連商品を割引く。ああ、この長い目で効果を期待する企画、面白いですね。でも、それには節分企画が大切になってくる。そこで若い人、つまりケンジにマキの出番というわけですが、オヤジさん世代の発想に駄目出しするケンジ。そしてそのケンジの発想に、女子目線から駄目出ししていくマキ。これは面白かった。ケンジのオヤジさんには戦略がある。ケンジからしたらヤラセだ汚ない! ってなるんだけど、まあ、企画には仕込みも大切よね。と思ったら、オヤジさんのアイデアにもマキが駄目出し。うん、マキ、リアリストです。この企画について話してるケンジとマキの様子、いつになく親密で、ええ、ほんと、ふたりの縁の成就、期待しちゃう気持ちわかりますよ。

『おかわり自転車』、面白いです。今回はストーリー仕立て。コトコに誘われて自転車で出掛けるミト。会社で失敗して落ち込んでた、そんな気持ちもリフレッシュされるといわんばかりのその笑顔、大変によかったです。そしてヒルクライム。体のできあがってないミトにはこれがしんどくて、でもここでコトコのアドバイス。つらい時は楽しいことを考えるといい。ああ、これ大切なことだと思う。そして歌いだすミト。カレーパンの歌。周囲のサイクリストも面白がってて、ええ、これ、ついつい楽しくなっちゃいますね。坂の上、森の売店で買って食べたカレーパン。そのおいしさに感動。そして月曜日、憂鬱な出社も、ランチタイムのために頑張ろう。ああ、これ大切なことだと思う。私も憂鬱に楽しいことで対抗してみようと思います。

『友ちゃん!』、これいいですよ。絵がこなれてない、そういうきらいもあるけれど、その絵柄あっての雰囲気、暖かみ、可愛さというのが確かにあると思う。これ、きれいにこなれてしまうと、友ちゃんの不器用で、情に厚くって、そして一生懸命。そういったよさが薄れてしまうんじゃないかな。この絵柄の味わい、それが友ちゃんの魅力を支えている、そうした感触があるんですね。今回は友ちゃんが失敗。修一のマフラー、親切で糸くずとろうと思ったら、どんどんほどけちゃって、これおばーちゃんの手作り、4年もの。ああ、友ちゃん気にしちゃって、すごくすまなそうにしちゃって、その表情! すごくよかった。友ちゃん、リカバリーをはかる。手編みでマフラー作ろう。そう思うも、身近には編み物できる人いなくって、修一のおばーちゃんに教えてもらおう、そう決意する友ちゃん。これもまたいい。そして結果オーライ、おばーちゃん、新しいマフラー編みたかったんだ。修一もずっと嫌な顔しない。おばーちゃんもニコニコ。友ちゃんのまわり、いい人ばかりだなあ。そして思わぬ修一からのお礼に友ちゃん緩んで、ああ、本当によかった。よかったねえ。そう思えるのは、友ちゃんの人柄にすっかりひきこまれてるからだと思うんですね。

  • 『まんがタイム』第37巻第2号(2017年2月号)

2017年1月8日日曜日

『まんがタイムきらら』2017年2月号

『まんがタイムきらら』2017年2月号、発売されました。表紙は『あっちこっち』、猫パーカー着たつみきが、クッションに座って、こちらを威嚇? 周囲のクッションには猫が沈んでいて、ああ、これは本編の!? ともあれ、眼鏡つみき、そばには包帯ぐるぐるうさぎのぬいぐるみ。ふたりともに吊り目でクール。その眼差しが素敵です。

三者三葉』、扉の葉子様、素晴しい。こういう三つ編みで左右に分けるとか、葉子様にしてはなんか珍しい。山にキャンプなんだそうですよ。前回の海の家は仕事でしたもんね。かくして今回はキャンプ、遊び、葉子様、いきいきして、本当に素敵でいらっしゃいます。けど、釣った魚食べるという話、ものすごい食いつきかたなさるのね。ええ、苦労なさってますものねえ。葉子様、すごい芸を見せてくださいます。グルメまんがみたいな食べ方! なにそれ、すごい! だって、この漫画の食事風景って、バケツ杏仁豆腐をストローで吸うとかだったのに! 新たな扉を開かれました、葉子様。山Gにジビエを、狩りを要求する双葉。普通に答える山Gもさすがです。そして最後に皆で天体観測。素敵なご提案! しかし現世利益バリバリなお嬢さんたち。でも、これでこそって感じもするんですね。ええ、彼女たちらしさ、これが素敵です。

スロウスタート』、面白い組み合わせです。家族旅行で避暑地にいった花名が偶然にも冠と出会うんですね。仲良いふたり。いつも冠のそばには栄依子がいたりするから、こうして本当にこのふたりだけっていうの、なんか珍しく感じられて、栄依子がいうには小動物感倍増。ああ、実際可愛いものなあ。とりわけふたりともに避暑地スタイル、Aラインのワンピース? それほんと絵になっていて素敵です。栄依子、たまてふたりの様子も面白かった。たまえの本当にいいお嬢さんってエピソードあり、そしてつられて抜群の笑顔、愛想を見せてしまう栄依子もよかった。けど、今回、なにがいいといっても冠。人見知りするこの子が、知らない人が苦手なこの子が、花名の両親にばったり、勢いで紹介されたその時の様子。あっけにとられて、焦って、ドギマギして、逃げながらも、ちゃんと挨拶する。その様子、なにこの可愛さ、すさまじい! そして花名が両親に告げる冠のこと。ええ、花名も成長してる。どれほどに冠のことが大切かもわかる。ご両親の花名を見守ってる、その様子もとてもよかった。しみじみと嬉しくなる、そんな話でした。

『おとめサキュバス』、キュリアとルナの出会いが語られましたよ。出会いについて聞かれた瞬間に赤面するキュリア。それで恥ずかしい出会い方したってバレて、しかし恥ずかしい出会い方ってどんなの!? ああー、罠にかかったのか。網の中で顔をかくして、あまり見ないで下さい! そういってるキュリアがおかしくて、ほんと、よほど恥ずかしかったと見えます。しかもその上、迷子。ぐるぐる目がおかしくて、そしてルナはというと、哀れなキュリアを水辺まで案内してくれたんですね。キュリアとルナ、種族が違うというのが判明。キュリアは水辺に住む、ルナは森に住む。そんなふたりが出会って、ちょっとずつ違う価値観。水に引き込むケルピーの手段、キュリアにとっては水底に連れていってくれる友達扱いなんだ。そうか、キュリアは溺れないから平気なんだな。人懐こいキュリアに仲良くなれそうといわれたルナの反応。そのルナの機嫌が損われた理由。いや、ルナはそれで素敵なんですよ! キュリアの好きという楽器、ルナはハープとか想像してたのに実際はヴィブラスラップとか、ね、ほんと、すごいインパクト。このたまたまの出会いがきっかけで仲良くなったふたり。それから過ごしてきた時間感じさせるルナの言葉、そして照れ隠し。ええ、ルナも変わったところと変わってないところ、あるってわけですね。

『みゃーこせんせぇ』、ゲストです。中学校の保健室には、保健医ならぬヒーラーがいた!? その名もみゃーこ。これ、本当にファンタジーな人なのか、それともただのコスプレなのか。ああー、後者でした。ただちょっと優秀らしい。海外で飛び級で医大を卒業。しかも主席。万能薬なんてもの試作して、生徒に処方して、それいいのか? いいのんか!? でも、ばっちり効果はあるみたい。本名、鹿島美夜子。ゲームでヒーラーに憧れて医者を志すも、外科的処置になじめず医療からはドロップアウト。そうか、それで薬か。内科的処置が得意でいらっしゃるか。このみゃーこ先生の、就任式で見せたきっちりした姿、このギャップ! これはちょっと面白いな。やりたいことはそうそう堂々とできるわけじゃない。こっそりそれをできるのは保健室の中ってことみたいですね。いや、しかし、私、フォーマルな格好の鹿島美夜子先生の方が好みでしたよ! 校長先生、頑張って!

『宇宙郵便のノア』、ゲストです。星から星へと郵便、手紙を届ける郵便配達人の話。主人公ノアはしゃべる帽子ドゥッセンとともに、誰もひきうけたがらない手紙を持って出掛けていくんですね。ノアは後先考えない性格らしい。遭難寸前といった体でようやく目的地に到着。そこでの会話。昔の思い出を語った墓守の老人に手渡された手紙は、まさにその思い出の子からのもので、しかしその子はすでにこの世にはなく、そしてその老人も……。これは星から星へというけれど、よほどファンタジー色の強い漫画で、今回の目的地は墓星。すでに亡くなっている受取人に、この星に出るという幽霊の噂に賭けて手紙を引き受けた。そうしたノアの性格、人となりが、この漫画に一味添えていた、そう思います。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第2号(2017年2月号)

2017年1月7日土曜日

『まんがタイム』2017年2月号

『まんがタイム』2017年2月号、発売されました。表紙は『おとぼけ課長』がメイン。火鉢のそばで熱いお茶を飲んでいる。ああ、火鉢にはモチがスタンバイでありますね。モチ、『まりあ17』まりあも制服にどてらでモチをにゅーっと食べていて、『さわらせてっ!あみかさん』あみかさんも普段着にどてらでモチを食べようというところ。ああ、今回のテーマはどてらかも知れませんね。課長も実にどてら姿であります。

『瀬戸際女優!白石さん』、新作ですよ。って、待って? 女優の白石薫さん。なんか覚えがあるんですが……。あーっ! 『おひとり食堂』、食堂せいちゃんにちょくちょくきてた女優さん! 見た目清純派、しかしかつては結構やんちゃ者。暴走族で総長やってたという人なんですね。そんな白石さんがトラック運転手を演じることになってからのいろいろ。白石さんを狙ってるという噂のある鬼瓦厳を呼び出して、昔の仲間でトラック運転手をしている龍に連絡をつける。その、相談してるところがですね、食堂せいちゃん! あ、誠一郎が映ってるよ! せいちゃん、元気だった!? 白石さんの仕事に対する情熱、それが見える体験乗車。後輩のこと大好きで、また威嚇してくる若手運転手マコのこともクソ生意気で可愛いと。ええ、豪胆なお姉さん。法定速度守るマコの横でイライラしてみたりね、あのくだり、めちゃくちゃ面白かったです。マイペース、気さくで人好きのする白石さん。これもまた面白そうでありますよ。

『両手に花村さん!』は、双子のお姉さん、花村さんのお話。めいはおっとり、みのりはしゃっきり。普段の服装なんかは全然違うんだけど、スーパーでのバイトでは同じ制服着るせいで、どちらがどちらかわからない。いや、よくよく見たら目のあたりが違うのね。ふたり、それぞれ違う仕事ぶり。またみのりの方は、やっぱりなんだかおっとりしてる店長のこと気になってるみたいで、おお、この子は恋愛経験にうといんですね。結構力持ちなんだけど、力仕事を手伝ってもらって嬉しかったり、それでやっぱり店長のこと気になって、と、そのことめいに知られたくないみたいで、このちょっぴり不器用な恋の情景。ちょっと勝気なみのりの見せる表情、それがなかなかいい感じでありましたよ。

『天子様が来る!』、面白かったですよ。目玉焼きになにをかけるか。調味料論争に終止符を打つべく開発された、その名も「超・おいしい汁くん」。酷い! 酷い名前だ! それでネーミングセンスを天子様にお願いしてるってのがおかしい。とりわけこれだっての、赤ちゃんはどこからくるのか、園児に聞かれてコウノトリと答えた保育士さん。その現物として天子様が用意した、その見た目が酷い! と思ったら、園長先生がすっとんできて、間違ってます! それはペリカーン! ほんと、このネタの流れ、もうわけわからなくって最高でしたよ。ハンパな魔法少女、あの落ちの酷さ! 素晴しいです。剛速球の雪合戦も、そして最後の、端をちょっとかじるだけでイイ。しかし、これ、なんで兄貴さんたち、雪山で遭難してたの? まあ、それはいいとして、クマさん約束守ってくれるかなあ。いや、ほんと、笑いのとまらない、そんな感触、見事でありました。

『犬がいるので帰ります』。柳瀬俊。無口で無愛想、仕事の鬼かと思いきや、実は大の犬好きで、うちにて待つのはマロンちゃん。生活のすべてがマロン中心に回っているような彼。おお、犬の呼び方、マロンちゅんですか。なんか一周まわった後って感じがありますね! 弟の恭はフリーター。昼間は恭がマロンの世話をしているせいで、マロンはむしろ恭に懐いているんですね。それが面白くない兄。えらい剣幕。うおう、酷い。仕事ではきりっとしている俊の変貌ぶり。友達を作らない理由もなんか飛び抜けていて、これはちょっと面白いな。マロンには甘々の彼にとってのライバルは、世間に可愛さの認知されてるネコってやつで、ウチのマロンちゅんの方が100倍カワイイ! うおう、犬バカだ。マロンにメロメロのこの男の職場での勘違いされっぷり、それが面白い。屋上での奇声なんかもね、まさか誰も俊とは思うまい。ええ、いろんなネタ、面白く読みましたよ。

  • 『まんがタイム』第37巻第2号(2017年2月号)

2017年1月6日金曜日

『まんがタウン』2017年2月号

『まんがタウン』2017年2月号、昨日の続きです。

かりあげクン』。コンスタントに面白く、そうしたところ、さすがだと思うわけなんですが、ボールペンを暖めるとかね、ほんとにそんなことしていいかどうかはわからんのだけど、店員がスマートフォンで確認してる、このコミュニケーションになってるみたいなところが妙に好きなんです。他にも盗撮風自撮り写真みたいな、絵だけですでに面白いのもあって、すごいことだと思います。今回とりわけすごいと思ったの、「気候談義」、かりあげが小ネタを披露したついでに、そこから課長におごらせるという荒技を成功させるって落ちなんですけど、これ、ほんにゃら社員かりあげ正太がなんだかんだと生き残っている、その理由がわかろうもので、ものすごい交渉力、営業力持ってるんだろうなこいつって、ええ、おかしいだけでなくキャラクターの奥を見せる、感じさせる、そうした要素もあるなって思わされて、ええ、ほんとよいエピソードでしたよ。

『2年2組のスタジアムガール』は復刻ユニフォームを起点に、名前のスペルミスネタに流していくのが面白い。ええ、これ、最後の大オチにからんでくるとは予想外でありましたよ。見事です。スズならぬシュズの、野球にからめばなんでもOKという性格。さらに未体験思い出。小ネタをポンポン提示する中にキャラクターの魅力配置して、とてもいい感じ。今回のヒットは、くやしがるスズですよ。おお、こんな顔するんだ! というか、野球のことならなんでも知ってないと気がすまないんだな。他にも赤面するスズとかね、この子の多様な魅力、てんこ盛りにされてきたという印象。ダンスタイムでのスズ、ヘッドスライディング! ほらね。ほらね。ほらねじゃないから! いや、この子、とてもいいよ。シンプルな構成が功を奏して、キャラが立って面白い。ええ、スズもいい。スズの周囲をかためるメンバーもとてもよかったです。そうか、要さん、いろいろお悩みでしたか。

『ほぼほぼ商店』、ついに根本的な問題に辿り着きましたよ。お客が少ない。なぜか? 店頭で呼び込みするも効果がない。なぜか? 商店街がさびれてるから! 人通りのない商店街で、ひとりSALEの看板構えている太郎さんが切なくて悲しい。ええ、だって、奥さんも商店街じゃなくて、駅裏のイーオンに買い物にいっちゃうんだもの。ああー、そりゃ商店街さびれるわけです。太郎の思い出の店、さかえストアはコーポさかえになってしまった。他の店もあちらこちらシャッターを閉めたままで、なんとかできないものか。それでとりあえずシャッターアートで対応しようとするも、ああ、これ、駄目っぽいねえ。商店街の有志、これはいいと思うんよ。けど、なんで思い思いに描いたの。おいしくサメが女の子をいただきます、みたいな絵になっちゃってる。しかし、これ、結構根本的な問題で、重要な課題であるわけですけど、なんらかの解決みたりするのかな。それとも今のままでいくのかな。ああ、おそろしい話でありますよ。

『あいたま』は晶子の占いが不調。その理由もこれとわからず、スランプ? なにか悩み? とリサ、清が相談に乗ろうとするも、そこにあいがしゃしゃり出てくる。いや、ほんと、これ、あいの扱いの酷さ、これがすごかったですよ。悪霊扱い。盗人扱い。盗んだことないよ!! まだ。うん、信用置けない人物であることはわかった。ともあれ、占いという技能にきちんと対価を支払おうとするあいは立派な人物だと思います。けど、信頼はされてないっぽいな……。今回の話、あいの晶子に対する思いが彼女を救った、という話ではなかったわけですけど、少なくとも晶子を元気づけたことに関しては間違いなく、ああ、アイドルはファンの応援を受けてなお輝きを増す、って話かも知れないなんて思ったのでした。

  • 『まんがタウン』第18巻第2号(2017年2月号)

2017年1月5日木曜日

『まんがタウン』2017年2月号

『まんがタウン』2017年2月号、発売されました。表紙は『恋するヤンキーガール』がメイン。おお、アヤメちゃんを中心に、あんず、ナデシコ、ぼたんと勢揃い。ああ、ナデシコがマスクじゃない! あるいはマフラーでマスクを隠してるの? ああー、美少女度、あがってるやん! アヤメちゃんの笑顔、まさに破顔といった勢いで、これもたいそう魅力的でありますよ。他に『新クレヨンしんちゃん』雪投げしてるしんのすけに、『悪のボスと猫。』、『ひなたの総務メイト』、『野原ひろし昼メシの流儀』のカットもございます。

『恋するヤンキーガール』はアヤメちゃんとナギの腕相撲からはじまって、ああ、アヤメちゃん、ナギと手を繋げない。照れてしまう、ドキドキしてしまう。というんですが、それで机ごと瞬殺しちゃうのね。そこからの男子会議が駄目すぎて最高でした。ユズキがぼたんのことを好きになった理由。肩に担がれたのがきっかけなの!? 窓から捨てられそうになったのが!? と、そこに介入してくる斉木。うおう、この子、やばいわ。その違いに触れてみたいという欲求!? なんてこといってるの、恥ずかしいわ、この子! 女子側の会議もおかしくて、ナギとの間接手つなぎ案。さらに首輪になって、あー、ヘンタイ度、上がりましたか。ほんと、めちゃくちゃ面白くって、しかもそれが続く2本目で実現する。ああ、ほんと、1本目終盤の腕相撲ぼたん戦も面白かったんだけど、2本目の威力に見事やられて、単発で面白いネタがある。続けて重ねて面白みが増す、そんなネタもある。この布陣、素晴しいわ。構成の妙ってやつか。2本目後半の大型犬暴走を体を呈してとめるナギの活躍も素晴しい。わふわふ! わふわふ! 見た目に面白いのがいい。ほんと、コメディとしての楽しさ、それを展開、情緒、台詞に見た目にと多面的に伝えてくれる。こいつは見事な2本でしたよ。

『ようこそ!スマイリーバーガーへ』、新人たまこが落ち込んでます。あ、課題やってきてない? と思ったら、違った。あー、オーナーに会った時の話。たまこと常連さんで成り立ってる店だっていわれて、プレッシャーが増しちゃったんだ。しかし、お友達りんかが頼もしい。新しいバイト探そう! 正解! 沈む船に乗る義務がバイト始めて一ヶ月のたまこにあるとは思えない! 正解! いや、これに関しては長期勤務してる社員であっても義務なんてないっすよ! ともあれ、りんかに対する評価、うなぎ登り! こういう子、大好きです。さて、不調のこの店を畳まない理由。たまたまきていたオーナーに聞いてみれば、なるほど、ここが最初の店だから。思い出の店。大切な店。そしてオーナー、たまこに、たまこと常連だけで成り立ってるわけじゃないから、たまこの重荷を下ろさせてくれて、これはよかったですね。しかし、店長、あんな風にオーナーにしゃべれるんなら、舌打ちなんてしてないでちゃんとしたらいいのに。ねえ、思い出の店っていうの、店長にとっても同じなんでしょう? 頼んますよ、ほんと。

『新婚のいろはさん』は洗濯物をたたむ話。あー、自分もうまくたためないのよー。でも、いろはさんは四角い、四角すぎる。って、そんなにか。あの、シャツを着替えるのためらわれるとかいってる始のこと怒ってるいろは、あれは実によかった。ええ、いろはさんはちゃんと怒る人であります。洗濯物がまっ白になって喜ぶいろはさん。原稿がまっ白で苦しむ始さん。この対比、ナイスですね。そして、これ漫画家あるあるってやつなんでしょうか。漫画家だから器用かと思ってた。絵がうまいかと、デザインやら色のセンスやらと、ああ、そんなに落ち込んじゃって! おかしかった。結局なんのかんのでいちゃいちゃしちゃう若夫婦です。のしっ。世界から守ってくれる。などなど、ほんと、ちょっとふざけた? そんなやりとりに、けれどただふざけてるわけではない、そんな生活の質感が感じとれるのがこの漫画のいいところ。雨に降られてビショビショを移すとかね、ほんと、なんだよ、もう! ええ、ねえ、もう! ですよ。

『ちこはゲーセン一番星!』、こいつは面白い漫画だ! ゲーセンバイトのちこ。この子への指導を通して、このゲーセンでやってる接客用語の唱和、それを読者に伝えて、またこれがちゃんと本編の導入になっているという構成。スムーズで、わかりやすくて、ほんとにいいですよ。理屈の通じないクレーマーがいるとかさ、ほんと、これ、困るよねー。なんて思ったところで、どう見てもクレーマーじゃないお客さんにびびるちこ。あかん! それでチーフ、お手本見せてといわれて大失敗。うん、この漫画、チーフがいいですよ。強面、気にしてるっぽい。あの落ち込みよう! で、このチーフが次に大活躍! って、内心ハラハラだったのか! いいわ、チーフ、めちゃくちゃ親近感わいてくる。ゲーセンによくありそうなピンチを描いて、けれどそれをさっぱりと解決させて後に引かせず、ピンチ! 解決! 頼もしい! なにより面白いし登場人物への共感も生じて、ほんと、うまい。こいつはいい漫画ですよ! ええ、大変よい漫画。面白かったです。

  • 『まんがタウン』第18巻第2号(2017年2月号)