2017年11月19日日曜日

『まんがタイムファミリー』2018年1月号

『まんがタイムファミリー』2018年1月号、一昨日の続きです。

『ウチが古武道宗家』。ちょっとキャラクターがエキセントリックすぎるきらいはあるけれど、面白くっていいですね。古武道道場の娘が、父に振り回される。まだ高校生だってのに、お見合いだなんだって連れ回されて、本人そんな気まったくないから、ねえ、迷惑だよねえって話。けど、この娘、薫、恋愛にまったく興味がないわけじゃない? 学校で、好みなのかなんなのか、まるでわからん感じだけれど、突然告白されて狼狽したりね、それでうろたえると拳法の構えが出る。こういうのがおかしいです。それでお見合い。相手もやっぱり武道関係なのか。最強の金的とか物騒な話してますが、薫がさっぱりついていけない、興味がないのがいい感じ。それで向こうの息子もまた変なやつで、庭に出るや手合わせ願うんだ! そこにくだんの告白少年、武者小路が介入してきたりね、すぐさま返り討ちにあった武者小路に対する見合い相手の態度に不快感じたか、薫、正拳突き一発で沈めたりね、この馬鹿馬鹿しさ、悪くないですよ。なにがおかしいって、息子の構え、見合相手の母も同じ格好で薫の父に対峙してるとかね、ほんと馬鹿馬鹿しくってよいですよ。しかしこれで相手から気に入られてしまって、どうする薫って感じですが、手合わせでは強さ発揮しても、こういうやりとりにはどうも弱いみたいですね。

『パパとあそぼう!』。なんか子供のころの気持ち、いろいろ思い出されましたよ。支払いしたいからコンビニにいく、そういうママについていきたいというさくらですよ。7時前、そんなに暗くないけど、それなりに夜道。暗いよ、怖いよ、そういうパパに、パパをおとりにして逃げるとか、さすがのさくらさんです。で、最初は怖くなかったさくら、実際夜道に出てみれば怖くなるっていうのね、ええ、子供ってそんな感じだって思わされました。そしてママが佐藤さんの奥さんにひっかかって立ち話。ああー、こういうの長くなるのよね。わかる。子供のころ、そうだった。母に連れられ、買い物でもなんでもだけどさ、こうやって立ち話されてさ、もうはやく帰りないのに、もう退屈で退屈で、嫌だったなー。あのパパとさくらの驚きの感情。あれが、ありありと共感もって感じとれて面白かった。コンビニでもね、ついつい買い物しちゃったりとか、そういうところもあるあるって感じで面白かったです。

『いにしえや浪漫堂』。昔の健康グッズですか。これ、ええと、スタイリー? これは自分にとってももう懐かしCMって感じで、そのものは知らないってくらい昔の器具ですよね。しかし、これ、効果あるのか? ルームランナーとかもありましたよね。そういう、ああー、なんかそういうのあったって器具を次々紹介して、極めつけがぶらさがり健康器ですよ。あれ、本当に効果あったのかな。ぶらさがり健康器の昔にさかのぼった潤が、紅茶キノコをご馳走になったり、って、これ、衛生の観点から問題ありだったやつよね!? 見事にあやしい健康器具に踊らされてる昔の家庭に、なんともいえない表情浮かべてる潤ですけど、こういうの、今でも変わってないですよね? あやしい器具とかあやしい飲食物、さらには効果のありようがない、むしろ危険な健康法、療法とか山ほどあるものなあ。正直、ぶらさがってるくらいの方が健全だったんじゃないかって思うくらいですよ。で、今回は落ちがふるってましたね。ああ、我が家にもぶらさがり健康器! この再会、ほんと、おかしかったです。

『かしこみかしこみ』。もう、最高ですよ。SNSで知り合った子と会いますよ。同じアイドルグループのファンだっていうんですが、SNS上と対面とで印象が全然違う。それ、本人も気にしてるんだな。リエリエさん。いやあ、この子、好みですよ。とてもいい! リエリエの早紀っち対策がまた面白かったです。なるほど、SNSでの雰囲気は自分では出せないからと、それをムクに託すんだ! けど、その作戦、あんまりうまくいってないようで、ちょっとギクシャクしてる? そんなふたりの関係を一気に進展させたムクのナイスプレイですよ。ふたりの好きなアイドルを知らない。じゃあ教えてあげるって、映像見られるカラオケに連れていって、これが有名、これが元気が出る、これが一番かっこいいって、次々PVを流していく中で、ふたり、緊張とか気負いとかなくなって、もうすっかり旧知の友達じゃん。あの変化、あの気持ちのつながりよう。すごかったよ。ほんと、ふたりの気持ちがわーって盛り上がって、どんどんユニゾンしていくその様。わくわくさせられて、もうひきこまれる思いでした。

  • 『まんがタイムファミリー』第36巻第1号(2018年1月号)

2017年11月18日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年1月号

『まんがタイムきららMAX』2018年1月号、発売されました。表紙は『ご注文はうさぎですか?』。チノとリゼが、ふたり冬の出で立ちですよ。白を基調にまとめられたこの表紙。白い手袋、白タイツ、白いドレスに白い帽子のふたり、寒さを感じさせないその様子。ふたり寄り添って、その表情はやわらか。その親密さもまた穏やかに暖かな感情を呼び起こすかのようですよ。ふたりの髪の色も、白の調和のなかにまとまって、ひとりピンク色のワイルドギース、いや別個体? この子も不思議と調和して、可愛いアクセントになっています。

フレッシュゲスト、たくさん掲載されていますよ。

『しょうこセンセイ!』。高校教師、吉田翔子は8歳の天才少女。生徒からも教師からも好かれ頼られる、というんですが、恋愛のいろいろ聞かれたりね、ちょっと遊ばれたりもしています。でもね、生徒が面白がっていろいろ聞くのはいいけど、ガチで相談する教師連中、君らはダメだよ! すっと身を引くその姿勢、いかに苦手にしてるか見えようものですね。そうか、校長先生が母親なんだ。母のこと大好きで、朝、出勤前の様子など、ほのぼの母娘でありますね。いろいろいたらないながらも頑張ってる姿、悩んだりね、その悩みをぬいぐるみのミッシェルに相談してたりね、年相応っぽいところもありながら、いろいろと努力する。それは、憧れの人、母に近づくためなんですね。その白衣も母のお下がりなんだ。ええ、頑張るちびっこ先生の魅力、押し込んできますね。

『ともだちライン』。見た目も怖い同じクラスの女の子、梶崎奈緒に呼び出され、はたしてなにをされるのか、そう思ったら自己紹介だった。覚えてないのか? いったいなにを? というのだけど、なるほど、このふたり本当は幼なじみ。けど、柏木はじめは奈緒のこと覚えてなくて、ちょっとした片思いですよね。自分から、幼稚園のころ一緒に遊んでた奈緒だっていっちゃえばいいのにね! 奈緒の姉、秋奈の介入があったりね、で、そのごたごたの中で、はじめのこといっちゃんって、昔の呼びかたしたりしてね、もしかしたらっていうんですが、ええ、この不器用なふたりの関係。今後どういう風に転がっていくのか。そうしたところに面白みが出てきそうです。

『おんすて!』。おお、アイドルものですね。アイドルを養成する学校、ライトアップ学園。そこで学ぶ安藤あかりは、気持ちこそは一人前だけど、実力その他はまだまだ未熟。居眠りして廊下に立たされたりね、けど罰を受けながらもあっけらかんとしてる強さ、つよさ? マイペース? 凝りない感じ? これはよい感じですね。立たされた廊下でも、長門くる、小内りか、花宮さりとわいわいやっちゃって、さらに叱られる。緊張のあまり催眠術? 暗示? に逃げて、それでも貧血で倒れちゃうくるとか、個性的な面々ばかり。この子たちが、あかりにひっぱられるかたちで即興ライブをやってしまう。勢いでおさわがせ。結局さらに叱られてっていうんですが、それでもめげない、そんな元気さ、よい感じですね。

『絵師になるための100のやりかた』。入学後、2週間たっても友達のできなかった紗奈。漫画研究部に入って、お絵描きライフと友達たくさんを実現しようというんですが、そうか、それをするのにも結構勇気を必要とする、そんなタイプのお嬢さんですね。部長の黒葛原に同じクラスの白坂、ふたりとも落ち着いた感じで、紗奈、よかったのではないでしょうか。と思ったら、四ツ森楓。やたら元気な女の子。そうか一年生。同じクラスの白坂のことは覚えてなかった紗奈も知ってるくらいの有名人。そうか……、変わりもので有名なんだ……。画材として水彩色鉛筆を使ってる紗奈に四ツ森、パソコンでのお絵描き教えてくれて、なるほど、紗奈もパソコンで絵を描いていくことになるのかな? ネットに投稿している人たちのイラストのクオリティの高さに驚いて、自信をなくす紗奈。これは、本当にそうですよね。うまい人、ほんと、こんなに!? ってくらいいるものなあ。そうした状況を前に上昇志向を隠さない四ツ森。対し紗奈はなにを目指そうというのか。なにを絵に求めているのか……。自問自答で辿り着いた、その理由。それがよかったですね。今はただ描くことが楽しい。その素直にしてシンプルな理由がよかったなって思いましたよ。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第1号(2018年1月号)

2017年11月17日金曜日

『まんがタイムファミリー』2018年1月号

『まんがタイムファミリー』2018年1月号、発売されました。表紙は『大家さんは思春期!』をメインにしまして、クリスマス一色ですよ。サンタクロースっぽい格好したチエちゃんが、ケーキを一口ぶんこちらに差し出してくれて、ああ、なんだかしあわせな情景。ケーキに乗っている人形が面白いですね。ああ、トナカイ! 『シロクマはシェーカーを振れません』も見事にクリスマスですよ。トナカイフードの花、可愛いです。『僕しか知らないあやの先輩』は、ふたりサンタの帽子を被って、ふたりでパーティーでしょうか。なんだかいい雰囲気かも知れませんね。

『役職名はお嫁さん』。陽大の母、すごいな。すごく深刻そうなメッセージ送ってきて、息子とその妻を心配させるだけ心配させて、実は特になんてことなかったっていう。息子夫妻と一緒に食事をしたかったんですね。あるいは、同居へのいざない。わりと大雑把な母だけど、仕事脳の美如とは相性よさそうだし、腹になにか持っている、そういう様子がないのがいいのかもなあ。で、あの寄せ鍋のね、まさか鍋に失敗の可能性がこんなにあったとは! 失敗の可能性をうまいこと回避する美如の有能さ! すごくいい。さりげなくね、母を導いて、ええ、いい関係築けそうでとてもいいですよ。で、父と息子のね、寄せ鍋に対する感想。いつもみたいにドロドロしてないとか、得体の知れない草とか、ほんと、普段はどんななのか。この寄せ鍋、家族のメタファーでもあったんですね。最後にこういうしめかたするの、うまいなって思わされましたよ。

『牧場OL』、最終回。ああ、もう感慨無量ではないですか。何年たったのかよくわからないんだけど、野花がね、もうすっかり立派に先輩になっちゃって、またまた個性的な後輩なんかもいちゃったりしてね、そして今日はスアンさんが再来日! それで初田牧場に関わりあった人たちも集まってくるっていうんですが、ああ、糸魚沢、あんまり変わってないのね! 新婚の鹿谷夫妻もすごくいい。っていうか、親父さんが、まあ、もう、ねえ! おかしい。舎熊さんもうまいこと人生をエンジョイなさってるな。ほんと、なじみのある顔が続々やってくる、これがもう嬉しくってですね、ああ、なんだろう、自分もまたこの同窓会めいた集まり、その一員になったかのような気分ですよ。鶴沼さんも変わらず素敵だし、そしてスアンさん! まさかの胴上げか! ほんと、変わったところ多々あれど、根本は同じだ! ええ、こうして集まる機会を持って、そこに本当にしっかりした野花の姿なんかも見せてくれて、いい最終回だったと思いましたよ。野花、かっこよくなったなあ。

『広島さん友達になってください』。これもまた楽しい。クリスマスですね。赤いダウンに赤い髪。タミが見たらカープと思うに違いない。そう思わせて、サンタさんって、ああ、季節の人気ものには勝てないのですか。しかし、サンタといえば赤い、赤いといえばカープのネタが最後にふたたびやってくるとはね、期待を裏切らないというか、ほんとサービスってやつだと思いました。平和公園で開かれるドリミネーション。なるほど、光のお祭りだ。子供は駆け出すよ、はぐれると大変だよっていう事前情報どおりになるんだけど、タミもそうなら母もそうか! キミが一番のしっかりものでありますよ。クリスマスのパーティーとおよばれもまた楽しからずや。さらに父まで戻ってきて、にぎやか、皆もしあわせそう。とてもいい、あたたかみあるエピソード。大変よかったです。

『妹のおシゴトは時給2000円』。面白いなあ。ミエ子、もしかしたら兄のことを好きになってきている模様。苦悩ですよね、妹。もちろん血縁じゃないからなんの問題もないのだけど、家庭内恋愛は禁止!? 好きになったら妹のバイトは続けられない! お金のピーンチ! って、この現金な考え、実にミエ子らしいんだけど、それでも気持ちは揺れ続けるのね。ミエ子、思ったよりも夢見る少女ですなあ。衣々子が素晴しかったですよ。ミエ子の相談に乗るんだけど、ミエ子の好きになったという相手、語られる言葉のはしばしから、それは自分と結論づけるのね。ええ、いいですね、もっとやれですよ。衣々子のね、ミエ子にかけた言葉は強くて、胸に迫る、そんなよさがあるんだけど、なんといってもこれ、誤解だものなあ。で、誤解したままにミエ子動くんだけど、ああ、只野、全然そっち方面には感度がない! なにがあろうとミエ子は妹。その頑として揺るぎない只野のあり方。ラブコメには壁、障害はつきものですが、徹底的な鈍感が立ちはだかってきましたね。

  • 『まんがタイムファミリー』第36巻第1号(2018年1月号)

2017年11月16日木曜日

お好み焼吉野

お好み焼きを食べにいっていました。京都のお好み焼き屋。吉野という店なんですが、自分はもう本当に食事できる店のこととか詳しくなくって、いや他のことも全然知らないんですけど、ともあれ、人に教えてもらった店。いくのはじめて、京都の七条。京都駅からしばらく歩いたところにあるんですが、この店がまあよかった。そんなに大きな店ではないのですが、店に入る前からにぎわう声の聞こえてくるような店で、入り口の戸を開けたらばお客さんいっぱい。ああ、この人たちは地元の人だな。これだけ地の人が入ってる店ならさぞやおいしいに違いない。ええ、そのとおりでした。これはいい店を教えてもらいました。

お好み焼きと焼きそばの店ですね。といた小麦粉に具材を混ぜ込んで焼くのではなく、焼いた具をどんどん積み重ねていって、粉でまとめるタイプのお好み焼きです。普通のお好み焼きに、そばを入れたもの、またうどんを入れたものも選べて、メインの具材も牛、豚、イカといったメジャーなものから、スジ、ホソ、油カスといった独特の具材もありまして、いやね、このスジ、ホソ、油カスがいい。ホルモンですかね。ホソって、どこの部位だろうと思ったら小腸なのか。これらを、普通のものや、そば入り、うどん入りと組み合わせて一品にするといった感じ。お好み焼きは、お店の人がちゃんと焼いてくれて、それが各テーブルの鉄板に運ばれてきます。鉄板には火が入っているので、運ばれてきてすぐから充分に火の入った状態まで、刻々と食感が変わっていって、最初のふんわり熱々もおいしければ、終盤のパリパリになったものもおいしくって、この変化を楽しめるのも大変によいと思います。

ではちょいと写真で見てみましょう。

Okonomiyaki

これはオムライスというやつですね。とはいえそば入りを頼んだので、ほぼそばなのですが、焼いた卵でもってくるりと包まれています。この具材はスジ。

Okonomiyaki

これは豚玉ですね。非常にスタンダード。これもおいしかった。

Okonomiyaki

最後にそば入り。具材はホソ。

実はこの後に追加でうどん入りの油カスも頼んでいるのですが、食べるのに一生懸命すぎて写真を忘れました。で、このうどん入りがめちゃくちゃうまいの。あれー、うどん入りとかはじめてだけど、もったりするかな? とか思ったんだけど、とんでもない。ええー、うどんが一番おいしくない? 油カスの味わいもあるのか、ともあれ、これ最高でしたね。また食べにいきたい。今度はうどんからスタートしたい、みたいなこと思うくらいにいかしてました。

3人でお好み焼き各種4品。飲み物はビール、チューハイを1杯ずつ、つまり各2杯ですね。これでひとりあたり2500円っていったところ。これは安いわ。こんだけうまくて、こんだけ満足できる量があって、こんなに安いって、なかなかないよ。ええ、ほんと、これはいい店を教えてもらいましたよ。

2017年11月15日水曜日

ブルボン フェットチーネグミ

 なんか、気に入ってるみたいですよ。フェットチーネグミ。ぺったんこのフェットチーネ状グミだからフェットチーネグミ、なのでしょう。職場の近くのコンビニにあって、ついつい欲しくなってしまうという罠のようなお菓子です。小さな袋に50gはいって、袋の口にチャックがついているので、ちょっとつまんで残りは後でというのもやりやすい。100円。消費税入れて108円。なんとなく買うにもいい価格で、ええ、なんとなく買ってしまってます。これね、疲れてる時に欲しくなるんですよね。パッケージにもある、きゅんとすっぱい! そのすっぱさを求めてしまってるみたいなんですね。

すっぱいのは、すっぱいパウダーのためだそうですよ。すっぱいパウダーってなんなのか。成分表見ても酸味料とあるだけでなんなのかはわからないんだけど、まあクエン酸かなんかなんだろうなあ。このすっぱさが、くたびれてる時には効くんですね。パウダーが表面に付着しているから、口にいれてすぐこのすっぱさがくる。次いでグミを噛んでフルーツの味が広がる。ほどほどの噛みごたえと、しつこくない甘さがちょうどいいんでしょうね。おやつとしてつまむのにうってつけです。

このグミ、ついついフルーツ系を選んでしまうんですが、ピーチとグレープ、ちょっとはなれた売り場にゆずがあるの今日気づいたところなんですが、他にコーラやソーダといったのもあって、けどついついピーチかグレープを買ってしまう。それはきっと、酸味との相性を優先してるんだろうなあ。疲れてる時には甘いもの、それからすっぱいもの。その両方を一度にとれて、かつ弾力のある噛みごたえ。このまとまりが気にいってるのだと思います。

とはいえ、私は顎に問題があるので、グミ食べすぎると顎関節症が出るから、あんまりたくさん頻繁に食べてはいけないと思うんですよ。でもまあ、買っちゃうんですけどね。

2017年11月14日火曜日

『まんがタイムきらら』2017年12月号

『まんがタイムきらら』2017年12月号、一昨日の続きです。

『されど蜜月』。2話目も面白いです。愛と一緒に学食にいくことになってしまったケイ。あのネガティブな想像。他の子たちのささやきかと思いきや! ってあの表現、うまいですね。この子の考えすぎなところ、よく出ててよかったですよ。食堂でも面白い。不良ぶっている愛だけど、不良を理解してるわけではない。不良ならやきそばパンだろうって、そんな常識知らない! で、声が小さくてやきそばで注文が通ってしまうというあかんっぽさ。実によかったです。またやきそばを食べようという時も、あ、マスクとったら可愛い。あちって、可愛い。と思ったら、まさかふーふーして酸欠で倒れるとか、予想を超える展開でした。でもこの子ね、ケイにいろいろバレちゃってね、でもそれで結果ケイにここまで食い込めたわけで、というか、いくときはグイグイいく子だな、あいぼん。ともあれ、ケイと普通に話せる仲になった。でもってマスク禁止。ええ、うまい具合に間違いが正されて、私もほっとしましたよ。ええ、普通にしてたらいいんですよ。きっとこの学校ではうまくいきますよ。

『オリーブ! — Believe, “Olive”?』。そうかあ、次回で最終回なのですね。空に現れた巨大なクジラ。さて、こいつをどうしよう。千歳がですね、なんと人前で魔法を隠さなかった! 軽音部に知られちゃったわけだけど、大丈夫だって、ええ、彼女ら、新たな局面に踏み出そうというわけですね。空飛ぶクジラも、オリーブのパフォーマンスということで処理しました。って、すごいパフォーマンスだな! けど、こうして誤魔化し続けるのではなくて、だんだんと魔法のこと、魔法使いのこと、知っていってもらおうと方向転換したというのですね。ああ、魔法の世界とこちらの世界、それが一部の人が知るだけでなく、広く知られることとなり、さらには交流なども増えていくのだろう。世界が、世の中が、人の意識が変わりますね。わくわくする千歳の気持ち、すごくわかる。ええ、これ、最後の最後に、すごく魅力的な展開持ってきましたね。最終回で描かれるのはなにか、楽しみになる展開ですね。

『ハッピーセピア』。みなみとかえでの関係。ちゃんとふたたび結ばれましたね。みなみにとって、かえでがいつしか気になる相手になっていたということもあれば、かえでにとって、この時代の、高校生のみなみも大切と思うようになっていた。このかえでの気持ちの変化、これにははっとさせられました。この時代のみなみのこと、いずれ帰る未来のみなみのかつての姿として見るのではなく、ひとりの人として向きあおうとする、これは本当に正しいことだと思わされたのですね。大人のみなみの悔いを晴らすために友達になるのではない。高校生のみなみが大切な人になっているのだという変化に、この時を超えた出会いの意味が、価値があったと思わされたのでした。そして最後にね、この時代のかえでのことが皆に知られてしまって、このややこしさ! ええ、ほんと、ちょっとした混乱要素ですね。これ、どういうかたちで収束するんだろう。みたいなこと考えるだけでも楽しくなる。面白い想像の種がまかれて、いい読後感。いい最終回になったと思います。

『おかわりシンデレラ』。もこ、元シンデレラを押しつけられるのが嫌で、学校さぼっちゃったか。いや、でも、まあそうだよな。お前はシンデレラだなんて、知らないこと求められても困りますわね。でも、それで家まで魔法使いと王子がくるとかね、あのピンポン連打とシンデレラ連呼。もこの、押し売りよりひどいという言葉、うん、大変だなあもこ。掃除、家事が苦手というもこ。適当に誤魔化してみたりね、わりとしたたかでいい感じ。でもって、継母+姉ズの彼女が掃除させられちゃってるというのね、やっぱりこうして、かつての役割りにしばられたみたいな前提ながらも、全然役割りどおりにことが運ばないというのがいいと思います。王子の肖像写真を即ゴミにしてしまうもことかね、シンデレラを押しつけるな、思ってることちゃんといえたところとかもね、よかったと思いますよ。全然通じてないんですけどさ! 前途多難ながらも、もこはもこで、今の自分らしさ、地を出していくのがよい感じと思えるエピソードでした。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第12号(2017年12月号)

2017年11月13日月曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年12月号

『まんがタイムジャンボ』2017年12月号、先日の続きです。

『大漁ガールズ』。今回は水族館なんですね。ハルキはどの魚を見ても釣りや食に繋げてしまって、趣に欠ける子だなあ! と思うんだけど、そうでした、この人ははじめっからこんな感じでした。ハルキに雪子に栄子。それぞれの好みが見え隠れするのが面白くって、とりわけ栄子ですよね。ちっこいのが好きなんだ。ペンギンについていったり、ハルキの趣味につきあわずクラゲに夢中だったり、ね、これよかった。アカメにまつわるくだりもおかしかった。私の本能を刺激するモノ、ハルキがそういえば、栄子と雪子、そろってトイレを指差すとかね。でもってハルキの、いつかアカメを釣ってみたいという憧れに、ゲームで釣れるよって。ああ、この栄子のクールさ。というか、根本的に釣りに興味ないよね、この子! ほんと、この温度差もいい感じ。それでいて、3人、いい仲間になってますよね。

『偏食女子は恋でおなかを満たしたい』。この漫画、どんどんいい感じになっていきますね。平岡から特訓を受けているアキ。グリーンピースに挑戦中というのですが、がんばります! いい笑顔! でもこれ口ばっかりで、どうしてもグリーンピースご飯食べられなくて足踏みしてるアキに痺れをきらせた今野が無理矢理食べさせようっというのね、あれおかしかった。グリーンピースが苦手な理由、なるほどパサパサしてるから。パサパサ? と思ってしまった自分は、平岡同様しあわせな食に恵まれてきたのかも知れませんね。パサパサしているグリーンピースは冷凍とか缶詰のものなんだって。そうか、旬のものを炊き込むと甘くてふっくらしているとのこと。そうだよな。グリーンピースってそうだよな。今回、かくして見事にアキ、グリーンピースを克服して、そしてアキの偏食の背景もうっすらと見えてきた。そうかあ。この漫画、単純に偏食が酷いって話にとどまらない広がり持ちそうですよね。その可能性にひかれます。

『けいさつのおにーさん』。今回はおねーさんだ。百瀬さんが出会った花屋の青年。そうか、イケメンでしたか。あるいはすなわち好みでしたか。食事中にぼーっとしちゃったり、いろいろ思い悩んだりしてね、なんかいいですね。これも青春なのか? それで花を買ってみたりして、あー、うきうきなさってる。よろしいなあ。しあわせそうに浮かれてるおねえさん、素敵でありますよ。そしてこのふたり、なんだかちょっとすれちがい。花屋のお兄さん、織井くん、清楚なお嬢さんが好きだっていうの聞いて、あー、百瀬さん、自分じゃないんだって思っちゃったんだ。でも織井くんのいうそのイメージってまさに百瀬さんだっていうの、今のところ気づいたのは手塚さんだけなのかな? 手塚さんが見守ってくれてるなら、もう大丈夫な感じがしますよね。しかし、恋を恋と意識してない、そんなあいまいな思い。もどかしいながらも、ほのぼのとしたよさがありますね。

『あの日の海と16歳の夏休み』。今回もいい話でした。アザミさんの店が休みというので、こちらにきてくれました。さきの友達。柚月。手のかからない髪形にしてくださいという、その理由が切実! 親孝行するんだって。母ひとりで私と弟を育ててくれていて、という母の苦労の原因にネットワークビジネスでやらかすっていうのがあって、うわあ、これ、つらいなあ。これ、もうかるからっていって引き込まれちゃったんだ。つらいなあ。ともあれ、母に恩返しするまでおしゃれは二の次というこの子。いろいろがさきと比較されて、ああー、柚月は通学の時間にも勉強してるんだ。かたやさきはというと、寝てますけどなにか? いいなあ。うん、自分も寝てます。以前は本読んでたんだけどなあ。店長さんがね、あんまり勉強してなかったことを後悔していますっていうの、これ、切実だ。美容師には化学の知識が必要だからって、セミナー通ったりしてるんだ。でも、仕事するなら常に勉強というのは確かですよね。そして柚月の新しい髪形です。ああ、これは素敵です。もともとも可愛かったけど、こうして綺麗に整えられた髪形の、よりまとまって落ち着いた雰囲気がとても魅力的。ええ、こうしてカットで見た目を変えるだけでなく、その先にある気持ち、意識も変化する。フレッシュになる。そうしたところにこの漫画のよさを感じます。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第12号(2017年12月号)

2017年11月12日日曜日

シン・ゴジラ

 テレビで『シン・ゴジラ』をやってまして、つい見ちゃいました。見入っちゃいましたね、大河ドラマとの合わせ技で夜のまとまった時間をほぼ全消費してしまって、ちょっとあれやこれやいろいろやるというのは無理な感じ。なのでもう簡単に、ざっと雑感だけ書いてしまおうと思うんですが、ほんとに簡単にいうと、やっぱすごいなあ、面白いなあ、に収束してしまう。私はこの映画、映画館で見てたんですよ。はじめての4DXで見た映画になったのですが、『シン・ゴジラ』に関しては、特に4DXでなくとも充分楽しめたのではないかな、そんな印象も持っています。意外と静的な映像が多いといったらいいでしょうかね。自分が劇中において、起こっている事象を体験するというよりも、今この国の首都において起こっている異常災害を、メディアを通じ見守っている、そんな感触があったといいましょうか。あるいはこの感想は、ここ数年の災害にまつわる経験がそう思わせているのかも知れません。

しかしそれにしても、去年は映画がものすごかったですね。とりわけアニメとか特撮とかがそうで、まずもって『シン・ゴジラ』で度肝を抜かれたと思ったら、続いて『君の名は。』が爆発的な大ヒット。それでさすがに終わりかと思いきや、いよいよ年が暮れるというその目前に封切られた『この世界の片隅に』。おそろしいことに、この映画、1年たってもまだ劇場にかかってますからね。アニメ、特撮といった、いっちゃあ悪いですが、あまり映画のメインストリームではない、そんな印象さえあるジャンルがこうも立て続けにヒットして、しかもいずれも評価が高くて、なんて一年だったのだろう。ちょっと尋常とはいいがたい。さらに加えていえば、その三作、どれもどこかに先の震災にまつわる傷、それを抱えているように感じられたのも印象的でした。いや、それは映画がではなく、見てる私が、だったのかも知れませんけれども。

『シン・ゴジラ』、私をとらえた描写、それはもういくつもいくつもあったのですが、なかでもひとつ選べといわれたら、もうね、ありきたりなんですけどね、首都を壊滅させたシーン、あれですよ。ゴジラが吐くビーム、あれがおそろしく印象的で、こわいとかすごいとか、そういうのもう全部すっとんでいっちゃって、ただただ圧倒されてしまいました。ここまで圧倒的な、もう駄目だ、どうしようもないという諦めに似た感情が、映像の美やその音響の鋭さによって意味を剥ぎ取られてしまって、起こっていることをまるで空白そのものになった自身がその身体の全面でもって、ただただ投射されるままに受けていた。ただ生起する現象を、またひとつの現象にほかならない私が、ごうごうと風を受けて揺れるに似たありようでもって、あぶりだされていた。なんともいえない感覚であったことを今も覚えています。

今回のテレビ放送は途中にCMが入るから、インターバルができて、一息つくことができて、だいぶ楽に見ることができましたね。映画館だと、当然ですけど全部が一続きでしょう。濁流のような情報の流れに、あっぷあっぷしながらとにかく食らい付いていくような映画でした。けどその圧倒される感覚があったからこその『シン・ゴジラ』でもあったなあ。大きなスクリーンに、巨大な、それこそこれまで見たこともないような異形の生物がその巨体を揺らしながら迫ってくる。テレビじゃ残念ながらそこまでの迫力、まるで向こうからのしかかってくるような、はないですからね。ええ、可能なら映画館で見たい映画のひとつだと思いましたよ。

ですがね、今回のテレビ放送。いつもなら早々に寝てしまううちの年寄がですよ、頭っから最後まで、もう食い入るように見てました。最初は途中で寝るつもりだったらしい。ところが、そうもいかなくなったらしい。圧倒されたんでしょうか。CMの間もまるで固定されたみたいに席を立つこともせず、ただただ見入ってました。あんな父親見るのはじめてかも知れん。『シン・ゴジラ』のスポンサー、破格の効果でしたよ。提供の甲斐があったってもんですよ。それくらいに人を引き付け、釘付けにする。すさまじい映画だと改めて感じさせられました。

2017年11月11日土曜日

『まんがタイムきらら』2017年12月号

『まんがタイムきらら』2017年12月号、一昨日の続きです。

三者三葉』。いよいよ文化祭ですよ。いや、もう、実にいい。魔女っぽい格好した双葉にガツーンとやられたと思ったら、続けざまに猫耳葉山ちゃんとかね、素晴しいわ。ふたりとも、めちゃくちゃ愛らしい。さて、それぞれのクラスの企画、素朴ながらもちゃんとしていて、この実際に則している感、すごいなって思いますよ。双葉のクラスのスタンプラリー、小芽が一箇所目のスタンプを担当するんですが、あのつぎはぎのオバケ。あれもまた可愛くって、でね、クイズが間違えてたせいで誰もこない。あの待ちぼうけのオバケ、そわそわしてるのね、もう最高に可愛かった。動作が、動作がいいよね。そしてにゃんだふるカフェ。300円で飲み物とカップケーキ or クッキー。このお菓子は秘密の花園の提供なんですが、猫をかたどったその愛らしさに、西山、葉山ともに冷静を失ってしまっている。これも実によかった。と思ったら、双葉、カフェにきて、肉うどんを御所望か! このマイペースすぎる彼女。しおーんってなってるその表情、これいいですねえ。で、薗部が光と遭遇。ああ、これ、ただじゃすまない。えらいことになる予感がしますよ。

『みゃーこせんせぇ』。今回、骨格模型とのからみだけだ。ホネが、助手をやってるその給金はいただけないのかと。それ聞いて取り乱す先生がおかしくって、そうだよなあ、個人の収入からちゃんとした給金出せないよなあ。そんなにもらってそうに見えないもの。で、骨格模型に新事実。そうか、食事、必要ないんだ。って、そら骨格模型は食べなくっても大丈夫よ、骨格模型にご飯あげてるとかいわれたら、大丈夫? ってなりそうなもんですが、いやいや、やっぱりこれ、よっぽどの異常事態ですよね。だって用意したら食べるんだもの。このホネの、見た目は可愛いのに相当まともじゃないというの押し出してくるの、ずるいですよ。めちゃくちゃおかしい。今回は細胞を若々しくする薬なる怪しげなもの飲まされて、ダメージ受けたら小さくなりましたって、スーパーなマリオじゃないんですから。でもってそこから絵的にアブナイ。ぴょんぴょんとか、なんという挑発。ほんと、こうした挑発の果てに、その中身、骨格をガツンと見せつけてくるという。実に容赦のないキャラクターですよ。

『ぽんこつヒーローアイリーン』。ああ、これ、素晴しいなあ。カラーだよ。扉に魔法少女が4人、揃い踏み。素晴しいなあ。と思ったら、本編はいったらばブーブー、ブーイングする子供達がね、ねえ、あなたたちひどい顔よ? ラブリーメロンにひきいられてのヒーロー活動。すっかり飽きちゃってるんだ。ゴミ拾いのトング、火ばさみをね、魔法のスティックみたく工夫してくれてたりね、メロン、細かいところまで頑張って工夫してくれてるのにね。そんなメロンにそそがれる、ラブリーメロンガチ勢の視線とかおかしかった。そうでした、ラブリーメロンは彼女のオリジナルじゃなかったんでした。今回、そんなメロンとアイリーン、ふたりが不審者扱いされちゃうっていうのね。いや、まあ、不審者だけどもさ。警察のお姉さんに呼び止められちゃって、それがチビふたりが転んで鼻血出しちゃってる時だから、ビジュアル的にもヤバい。アイリーンひとりがね、日本社会の常識がない子ですから、ちょっと温度差があって、言動がマジすぎるのがおかしくって、で、マジ魔法少女のアイリーンが警察のお姉さんにころんと簡単に確保されてしまうとか、弱いのねアイリーン! でも、このおまわりさんんにチビふたりが抗議してくれて、って、千夏の母かー! ちゃんと話聞いてもらえて、ふたりとも放免されてめでたしなんだけど、不審者扱いされてることに冷汗かいてるメロンとか、このシビアな感触。読んでるこちらまでヒヤヒヤさせられるものあって、だからこそ、こうした町のささやかなヒーロー活動をもって、この子たちの評価、高くなっていってくれると嬉しいんだけどなあ。ほんと、アメリカとか、こういうセルフリアルヒーローがいて、町の治安に役立ってるとか、そういう話あるけど、そういう風に彼女らも評価されたらいいのになあって、ほんと、思わされるんですよ。

『おとめサキュバス』、ほんと面白い。キュリアがやる気を出しましたよ。そうか、地球の雑誌でもって、男性を籠絡するためのスキル、身につけようとしてるんですが、ああー、悲しいくらいに才能がない。セクシーポーズのはずが、まるで棒立ち。ばぁぁん! って、ほんと可愛いなあ。ルナがやると、それらしくセクシ〜な感じになりますのにね、いや、いやいや、全然虚しく思うことなんかないですよ? で、キュリアが試してみると、あらあら、強そうに! って、それ、なんか変身とかしそうよ。大魔神みたいな感じでさ。ウインクのくだりも最高で、><。ああ、もう、可愛いなあ。通学途中で遭遇したヴェロルもいいですよ。ばぁん! 本当に素敵! ほぼ棒立ち! ほんと、ふたりとも、サキュバスとしての素養に欠けるというか、いやまあ、向き不向き、得意不得意ってのはあるものなあ! ほんとなら、種族で決められたあり方以外の道を選べればいいんだよなあ。で、キュリアが涼香に骨抜きにされるっていうのね、そうだよ、キュリアもこっち方面で頑張ればいいんじゃないかな!? わからないけど!

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第12号(2017年12月号)

2017年11月10日金曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年12月号

『まんがタイムジャンボ』2017年12月号、発売されました。表紙は、お、これは給食ですね。『レーカン!』天海さんが割烹着きましてね、トレイに給食乗せて配膳しているところでしょうか。パン、シチューにサラダ、そして牛乳? かと思いきや、これみかんジュース? 給食の常識が変わってますよ! 『銭湯の女神さま』恵も給食。この人の場合、これ、普段の昼食か。カレーがこれでもかと山盛りになってるのがいかしますね。『偏食女子は恋でおなかを満たしたい』は、今野、平岡にはさまれて、苦手なピーマン? に涙目になってる田盛アキ。ある意味、この人の通常運転でありますね。

『おにいちゃんと呼ばないで』。前回購入したエプロン。大活躍ですよ。調理実習。肉じゃが、浅漬け、ごはん、お味噌汁を作りますというんですが、おお、地味ですね。意外や楽しみにしているお嬢様たちですが、ああ、包丁に不安がある。そうした中、心が大活躍してみせて、ああ、普段から料理をしているから。先生からはお母様がしっかりしてるのねなんていわれてますが、全然そうじゃないっていうのは承知のとおり。でも、いえ母はしっかりしてませんとはいえませんわねえ。調理においてリーダーシップとって、心、すっかりクラスの皆、班の皆と打ち解けて、ああ、仲良くなっていけそうですね。いい機会が得られてよかったですね。

『おひとり女子高生が憑依されました』。トイシキの新作です。山海美冬はぼっちの高校1年生。ナレーションが孤高、誇り高きとよさげな言葉を使うたびに、ぼっちですと訂正する美冬のつらそうなこと! これ、先祖の魂というちんまいのが、美冬のこの有り様を見兼ねてやってきた。先祖の自分が力添えすることで、美冬の苦境を好転させようというわけですね。しかしちんまいご先祖を見て、執拗に虫扱いし続ける美冬も、結構なキャラクターでありますよ。そしてご先祖が美冬に憑依。でも、これ、ほんとに o先祖信頼してよいのか!? というか、あやういセリフを大声で! ほんと、美冬のままでもご先祖憑依しても、なんかあやういのがこの子っぽいですね。

『ペンタブと戦車』。ああ、里見青年、現代に戻ってきたの!? 銃撃を受けて戻ってきた現代日本は第三次世界大戦の真っ只中。ああ、里見の介入が歴史を変えてしまったのか、あるいは里見のもろもろ関係なしにこうなる運命だったのか……、なんて思ってたら、なんだよ、里見の夢かよ! 里見、無事現実に戻ってきて、いや、無事ではないな。弾あたってるからな。しかし、この戦場、のっけからニコ中尉のペースでもって動いていたわけですが、ここから日本軍の巻き返しがあるのだろうか。頼みとなるのは、ソ連軍が撤退を準備しているという情報。それを受けての武田大尉の突貫からの一斉攻撃。はたしてこの策、どうなるか。そう思ってたら、あああ、ソ連軍うわ手だ。ニコ中尉がうまいのか? 敵の欺瞞作戦にはまってしまった武田大尉は、89式とその乗員たちはどうなるのか。ほんと、戦場に自身の価値を問わんとするかの彼らの戦い、その行方。勝ち負けとかではとどまらぬところに興味は向かって、ええ、これ、どう決着を見せるのか、穏かではおられませんね。

『姫神様は半人前』。ゲストです。縁結びの神社において、祀られているのは見た目にも幼ない姫神様。願を掛ける迷える乙女の願いを叶えようと張り切ってくれるのはいいのだけど、どうにも裏目に出るみたい。それで神社の娘、お嬢にしかられるっていうんだから、神様、形無しだあ。神様、代替りしてるんですね。先代の後を継いでこの春に神様になったばかり。お嬢は先代から孫娘を見守るよう頼まれた。でもそれでお母さんみたいになってるのがね、ちょっと面白い。というか、お嬢、小学生なのにしっかりしすぎだよ。ああ、神社の経営の苦しさ、これがこの子をここまでに育てあげたのか。宮司である父も、娘の前には形無しですよ。この漫画、まだまだいたらないながらも、健気に神社を守り立てよう。姫神様も未熟ながらも張り切って、そんなところにお嬢の厳しくするどいツッコミが差し挟まれてくる。このふたりのテンポがあったりはずれたり、その緩急がいいですね。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第12号(2017年12月号)

2017年11月9日木曜日

『まんがタイムきらら』2017年12月号

『まんがタイムきらら』2017年12月号、発売されました。表紙は『スロウスタート』。花名と万年さんが一緒に秋の装いですよ。しかし、ふたりともにこういう雰囲気、なんか珍しい気がします。ウエストを絞ったスカートは、ふたりのほっそりとした魅力押し出して、かと思えば万年さんは豊かな胸も強調されて、しかも肩! 肩が出てる! レアだ! こんな万年さん、本編じゃそうそう見られないよ! ふたり本を手にしていて、なるほど読書の秋でしょう。舞い散る銀杏の黄葉にまじって、本のしおり、冠のイラストの! が散っているのもキュートです。

『まいにちハロウィン!』、ゲストです。元気な転校生、上田うるふと、その子の面倒見るよう頼まれた、責任感強い紗久翁ラン。距離を置きたがるランと、ぐいぐい近づいていこうとするうるふの齟齬。そこでのやりとりが結構クールで、ラン、いい感じですね。でも、決してなんでもできる子じゃない。クラス委員の責任感でよくシステムのわかってない学食でも、うるふのために頑張ろうとするところ健気で、でも不器用なのはしようがないよねえ。この性格のまったく違うふたり。こうやって親しくなっていくのかな。また、ランの秘密、クラスの子からランたんと呼ばれていて、ああなるほど、ウェアウルフとジャック・オ・ランタン。きっとこの子と一緒なら、毎日がお祭り騒ぎ、毎日がハロウィンのようになるでしょう。そのわあっと明るく楽しい情景、一話でしっかり見せてくれてましたね。

『はつこい教室』、ゲストです。小学6年生のいちか。そうか、勉強苦手なんだ。もうすぐ中学にあがるから、いい機会という感じかな? 友達のるなに誘われて学習塾を見学することになりました。これね、いちかのお母さんがいちかのこと、とりわけその学力、心配してるんだなっていうのがわかる。るなと友達みたいになってて、塾に引きずっていってね、なんてことSNSでるなにお願いしてる。おかしい。るなの交流の範囲も謎ですよね。塾にいってみれば、和久利先生、背が高くって、でもって目付きが悪くって、怖い! すっかり後ろ向きになってしまったいちかが、地理のプリントをするその途中でね、先生から日本地図の覚え方、都道府県の形とかね、わかりやすくしようって工夫してくれてる、そうしたところからちょっと打ち解けていくんですね。この塾に通ってる子供たち、やたらフリーダムなのも、和久利先生が決して怖くなってことわかってるからなんでしょうね。そしていちかもわかってしまった。一緒に頑張れるといいですね、あの時に、すっきりした表情してたいちか。これがよかったって思ったんですよ。

『奥さまは新妻ちゃん』、ゲストです。おお、なんか珍しい感じかも。新婚の夫婦ふたりの情景描いた漫画なんですね。賃貸マンションに引っ越してきたところからはじまる、ふたりの生活。妻は新妻ちゃん、夫は旦那くんでだーくん。ふたり一緒に暮らすの、これがはじめてになるんですね。相手のスタイルに生活をあわせていったり、得意なことを分担したり、慣れないながらも互いに歩みよっていこうという姿がいいですよ。しかし、相手の下着、知らない姿にドキドキしたりハラハラしたり、誤解も含めてね、こういうわかってないところから広がる想像、妄想、その他もろもろ。あまりにふたりともに純情すぎない!? みたいにも思うけど、だからこその面白さがあったと思います。あと徹底して表情が描かれないだーくんのポジション。ええと、つまり主人公ポジション!? ともあれ、この描写のおかげで新妻ちゃんがフォーカスされてる感、強くなってますよね。

My Private D☆V、『恋する小惑星』のQuroです。嬉しいなあ。さて、今回のD☆Vポイントは、ルームウェア、だそうですよ。パジャマとはちょっと違うふわっとしたかわいさ。イラストも女の子ふたりが背中あわせにベッドに座って、互いに相手を若干意識しつつも、もう気取ったり格好つけたりはしない、そんな気の置けなさが感じとれて悪くない。手前の子は暖かい飲み物、マグカップで飲んでいるところ。奥の子はスマートフォン見ながら歯磨きしてるのかな? ともあれふたり、実はちょっと相手のこと気にしているっていうのがわかる、そんな距離感もチャーミングなイラストであります。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第12号(2017年12月号)

2017年11月8日水曜日

『まんがタイム』2017年12月号

『まんがタイム』2017年12月号、昨日の続きです。

『さわらせてっ!あみかさん』。今さらだけど、沙織がやばい。皆で食事にいくというのを楽しみにして、4時間前から待機。なのにあみかがこないと、勝手にどんどんネガティブになっていく……。あかん。この人、なんか病んでる気配がするよ!? 今回は、旅行にいけなかったまひろのための食事会みたいな話だったのに、肝心のあみかは沙織と妹にばっちり確保されて、ああ、まひろが悔しそうだ。しかし、あみかさん、大人気。女子3人から取り合われているかと思えば、シフォン先生もダンス教室に入って欲しいと、ものすごい張り切ったステージ見せてくれるのね。で、ここでもやっぱり沙織のマニアックさが光って、ああ、全員振り落としたか。まひろはもちろんのこと、ほぼ同好の士といっていい妹までも引いちゃって、もうどうしようもないなあ、この人。さて、今回のラストですよ。二の腕タッフタッフ祭、これを見て、通り過がりのバス子が参加したいと思っているぞ! 危ない! すごく危ないぞ! ああ、あみかさんの魅惑の肉がいけないのですか!?

『ボンジュール!仲居さん』。とてもいいですよ。年末年始の繁忙期を前にして、束の間の休み、そう思いきや、おお、大掃除でありますか。畳を浮かせて風を入れたりするんですね。こうした仕事の合間に、サラのこの宿にきた時のこと思い出語りしたりね、それから教えてもらった仕事のことも。いろいろを経験して、吸収してきたサラの様子、感慨深いなと思っていたら、ああ、朋香にとってもそうなのか。もう一人前なんじゃないか、康弘からもそういわれて、朋香、まさか涙ぐんでしまう。仕事に慣れて、新たな発想を加えていくサラの成長と、そして咄嗟の状況にしっかりと対応していく朋香と、それぞれに持ち味、強みが違う。このそれぞれのよさで支え合う、そんなふたりの関係、とてもよかったです。来年もよろしくネのくだりもね、しっとりとして、とても素敵。ふたり、ただの友人というにはより深いなにかのある、そんな関係になっていますよね。

『おかわり自転車』。広島旅行、大久野島にいきます。へー、こんな島があるんだ。うさぎいっぱい。コトコにレイも興味津々で、いやもう、こんな状況見せられたら、ふたりでなくともうわあすごいって思いますよ。今回はミトの甥っ子、マサも参加します。この子も自転車漫画『サイクリスト魂』のファンなのか。コトコと意気投合して、ほんとコトコはサイ魂となるとテンションあがりますね。自転車に速さを求めるマサに速さだけじゃない自転車の魅力を伝えるミト、そしてコトコがよかったです。ゆっくりと走る、その過程に見ること、聞くこと、その豊かさに触れる自転車旅でありましたね。ええ、こういう楽しみ、大変いいと思います。そして食の楽しみも! そうか、たこが名物なんだ。たこ飯はともかく、たこ天カレーなんてのもあるんだ。面白いなあ。こうしていろいろな楽しさに触れていく皆の様子、マサもね、コトコから伝えられたその楽しさ、ばっちり理解したみたいですね。

『友ちゃん!』。いよいよ踏み出すんでしょうか、友ちゃん。修と一緒にクリスマスを過ごしたい。だから告白だーっ! っていうんですが、ああ、それでもなかなか勇気が出ない。はたから見てたら、もう楽勝のはずなんですけど、当事者としてはそうはいかないんだろうなあ。帰り道で告白する、時間まだあるから大丈夫、いろいろ理由をつけながらもずるずると告白を先のばしにする友ちゃん。いちいちつっこんで、それからなぐさめてくれる優がいいお友達ですよね。告白すると考えただけで体が熱くなるという友ちゃん。まさかのインフルエンザとか、しかも修もインフルとか、この間の悪さ! なかなか友ちゃんの思うような展開にならないの、気の毒なんだけど、その時々にアップダウンする友の様子が本当に愛らしい。ええ、この子、ほんと可愛いんですね。

  • 『まんがタイム』第37巻第12号(2017年12月号)

2017年11月7日火曜日

『まんがタイム』2017年12月号

『まんがタイム』2017年12月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』をメインに、運動の秋? 卓球がテーマでありますね。メインの部長代理の他には『まりあ17』まりあ、『あわらせてっ!あみかさん』あみか、そして『見上げればいつも妹が。』遥がそれぞれにユニフォーム着て、ピンポンに興じていて、サーブの瞬間あり、ボールを受けようとするところありと、バリエーションある動きが誌面にリズム与えていて、いい感じです。

『瀬戸際女優!白石さん』。白石さん、見事主演を勝ち取りましたね。教師役というのだけど、知的で清楚でぴったりだ、そんな評価の裏には、ろくに学校いってなかった過去の姿があるという。ああ、暴走とかなさってたのね……。今回の白石さんは、恋のなんのというのに慣れていない、それで右往左往してしまう姿がおかしくて、対して高校生の相手役の方がずっと堂々としてるというそのミスマッチがおかしいんですね。撮影期間中、つきあいませんか。そんな申し出、役作りと考えて受けてみて、でもそれでもはや介護って、どんだけなんだ白石さん。しかもマネージャーが警戒する警戒する、このドタバタ、実によかったです。そして白石さん、恋愛の予行演習のなんのという話にドギマギしながら、しまいには説教されるっていうのがね、ほんとこの人の人柄表しておかしかったんですね。

『北斎のむすめ。』。ゲストですね、特別編ですよ。江戸から離れた島での出来事。ばあばのもとですくすく育つタカなる女の子。日に焼けて真っ黒で、やんちゃで男の子みたいで、そんな子のほのぼのとした日常かと思いきや、ああ、ばあばはもうずいぶん年で、足腰もおぼつかなくなりつつあって、でもタカはそんなばあばのことが大好きで……。だからこそ、タカとばあばの別れ、切なさ感じさせて、しかし、この話題、どこに流れつくのだろう。そう思っていたら、ああ、これは高尾の子供時分の話であったか。ばあばが亡くなって、身寄りのないタカには遊廓にいくより道がなかったんだなあ。でも、ばあばのあかぎれだらけ、傷だらけの手、それを思えばくじけることなく働ける。ええ、やっぱり少し切なくて、だからこそでしょうか、最後のお栄とのやり取りね、友達だっていってるの。普段、思ったことを言葉にしない高尾の本音。こんなかたちで知れるという。意外で、けれど知ることのできて嬉しく思える、そんなエピソードでした。

『ウレ漫とガケ漫』。ゲストでしょうか。なるほど、タイトルは売れっ子女子高生×崖っぷち中年。新進気鋭の女子高生漫画家のもとで、新しい風を受けて、新しい境地を目指す漫画家といった感じでありますね。しかし、これ、きびしい話ですよね。白井聡司朗。連載をふたつ抱える作家なのだけれど、新人作家のヘルプにいってくれないか。頼まれていってみたらばさあ大変。向こうにはベテランアシスタントと伝わっていて、ああ、これ、編集部の騙し討ちじゃないっすか。よく怒らなかったな、白井さん! 神木茜。まず資料その他の整理整頓からはじまって、そして実際に絵を描いていくことになるんだけど、リテイクの嵐。それはそうと、神木茜。まだ若いっていうのに、リテイク出す際の注文、明確だ。内心ムカムカしながらも、ちゃんと指示受けて、要求されていること咀嚼して、応えていくところ。白井という人の生真面目さと、漫画に向き合う姿勢というのが感じられていいですね。ちょっといい人すぎる感もあるけれど、でもそれでこの人の新しい世界が広がるのだとしたら面白い。というか、編集者さん、まだアシスタントとして通わせるつもりなんだ。むごい、むごすぎるよ!

『はこいり良品』。しおりさんのところに、読書部の後輩がやってきましたよ。相談があるという。部の活気がないという。その部長は、あれもやりたい、こういうのもやってみたい、熱意があふれているタイプで、対して他の部員は楽な部活であることをさいわいと、ダラダラしているんだ。この話、ここから社会一般の話題に一気に広がるのが面白いですね。こうした熱意の差、温度差はどんな組織にもあるよ。例えば自治会。PTA役員もそうなら趣味のサークル。他にも他にも……。じいちゃんの、なんなら人生そのものもそうかもって発言。そこまで広げるんだ! ショック受けてる部長さんがよかったですね。この温度差というの、相対的なものに過ぎないんだよっていう決着も面白かったですよ。市内の書評クラブを紹介されたんだけど、ここに入ってみればこの部長さんの方が温度低い側に入っちゃう! そうか、感動するほどよかったか。部長の感動とそれを受けて反省した部員たち、これらは部長へのちょっとしたご褒美みたいな感じですね。むしろ本題は、青春の頃、熱意持って取り組むことのできた、そうしたことへの憧憬、懐かしさにこそあったように思えます。そうした時期を振り返る大人と、まさにそうした時期にある青年たちの対比。またその青年側にも、熱意ある側とあんまりない側の対比もあってね、多様なあり方がいりまじって面白い。ええ、こうした温度差ってのも面白いのだと思いましたよ。

  • 『まんがタイム』第37巻第12号(2017年12月号)

2017年11月6日月曜日

バトル360 ~空母エンタープライズの戦い~

 アズールレーン』が人気です。なんとなくその存在は以前から知っていて、その日本版がはじまったことも知っていたのですが、これ以上ゲームを増やせるか! そう思って、あえて近づかないようにしていたのですが、結局はじめてしまいました。ああ、だったらもう日本版を知った時点ではじめときゃよかった。出遅れたせいで入手できなかったものいくつかあって、ああ、なくってもいいっちゃいいけどさ、残念だよな。こんなのばっかりだ。さて、『アズールレーン』は艦船擬人化もの。『艦これ』が第二次世界大戦時の日本艦艇をメインに扱っているのに対し、『アズールレーン』は連合国も枢軸国も対象としていて、そのバリエーションが魅力となっている。ええ、海外艦好きにも嬉しいゲームになっているのではないかと思うんですね。

『アズールレーン』、アズレンでは各艦ごとに特殊スキルを持っていて、それが当たれば尋常じゃない強さを発揮することもあって、もちろん攻略においても重要。プレイヤー同士で交戦、ランク付けされる演習においても重要。いろいろと有効な組み合わせが模索されている模様です。演習では、自身の艦隊をどう編成するかも大切なのですが、より以上に気をつけるべきは対戦相手の編成。前衛後衛ひとりずつとか、ぱっと見簡単に勝てそうに見えるのに、実際に戦ってみると異様に強い。そんな編成があるから難儀です。危険視されている組み合わせはいくつかあるのですが、赤信号編成のひとつが空母エンタープライズ。これ、単艦でも強さを発揮して、事前予測で優勢と見えた艦隊でも一気に持っていかれてしまう、そんなポテンシャルがあるっていうからおそろしい。では、そんな尋常でない強さを見せるエンタープライズってどんな空母だったのでしょう。

以前、Huluで第二次大戦におけるエンタープライズの戦いの軌跡を追ったドキュメンタリーを見たことがありまして、久しぶりに確認してみたら、ああ、よかった。今もちゃんと見られますね。『バトル360』。ヒストリーチャンネルのドキュメンタリー。空母の戦いは、海上の艦船だけでなく、空は航空機、海中からは潜水艦に狙われて、まさしく全周360°に及ぶということを表したタイトルですね。自分は戦争もののドキュメンタリー見るのが好きで、これまでもいろいろ見てきたんですが、アメリカ側の視点で作られたものはあまりよく知らないな。ということで見たのですが、いやあ、加賀に急降下爆撃、続いて赤城が炎上みたいなのを見ると、さすがに少々複雑な気分になる。でもあの戦いはアメリカにとっても困難な、苦しいものであったのだ。そういうことを知ることのできる、よいドキュメンタリーであると思っています。

このドキュメンタリーのよいところは、ただ空母エンタープライズの軌跡を追うだけでなく、どういう兵器でもってどういう戦いをしたか、日米の艦船や搭載火器、航空機の特性を紹介し、急降下爆撃はどのようにしたか、雷撃機はどういう行動をしたかなどの説明もあって、あの時代の海戦全般に興味のある人には満足いくものになっているのではないかと思います。その説明は、CGを駆使したグラフィカルなもので、また当時の映像なども織り交ぜて、非常にわかりやすい。インタビューパートでは、史家や軍関係者だけでなく、まさにエンタープライズに乗り込みあの戦争を戦った当人にまで聞き取りが及び、実際の戦いにおいて見たもの、感じたこと、そして帰らなかった戦友への思いなど、その情感はたっぷりとして、胸に迫るものあるのですね。あるいはそれは情が移るということでもあって、ああ、心境は複雑です。対する相手は日本軍、それこそ私に連なる遠い誰かであったかも知れないというのに、エンタープライズの危機ともなれば、敵艦船の排除されたことにほっとする気持ちも沸こうという。ええ、ほんと複雑なのですね。

ですが、ドキュメンタリーとしては面白い。これに併せて『決断』を見たりなんかすると、双方の思惑、互いに違う視点で見たものをおもんぱかれてよいかも知れません。『決断』はちょっと内容が古い、戦史の研究が進んでなかった時代のものかも知れませんけど、あるいは戦時を実際に知る人も多かった時代です。心情たるやむしろ鮮かかも知れません。

Hulu

Wikipedia

英語版BD/DVD (日本語なし)

2017年11月5日日曜日

『まんがタウン』2017年12月号

『まんがタウン』2017年12月号、昨日の続きです。

『ちこはゲーセン一番星!』。本当に面白い。今回は他の店の偵察をちこが提案して、チーフと河合さんとの3人でお出かけです。大きなショッピングモールの、これまた大きなゲームコーナー。ウチにはないマシン! ウチにはない景品! チーフがめちゃ凹んでるのがおかしかったです。しかし、偵察のはずが、ついつい普通に楽しんでしまってというのね、これ、よかったなあ。そして、いつぞやのお客さんと遭遇! 先月登場の彼女ですよ。ほんと可愛い。再登場嬉しい。ちこからからかわれて、本気にしちゃって、泣きそうになってというのね、ほんと素直でいい子だなあ。この子、眼鏡のキャラ集めてるんだ。なるほどなあ。保津淳海。ほんと、この人、こうやって親しくなれてよかったですね。このままお客さん代表でいるのか、あるいは店側の人間になるのか。どちらでもいい感じ。ええ、キャラクターのバリエーションも出て、とてもいい感じですよ。

『中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます』。重い話でした。患者さんのスイッチを押してしまってからの展開。ああ、これはショックですよ。ものすごい勢いで確保されて、拘束される。その只事でない雰囲気は、もう漫画として見てるだけでもショックなんですから、実際その場に立ちあっていたら、それこそもう茫然と立ち尽すほかない、そんなことになろうというのもわかります。このショックがね、後を引いて、悪夢を見るようになってしまったというの、それも2ヶ月もなのか。これ、つらいなあ。精神科の病棟の、いろいろな過去、いろいろなバックグラウンドを持った人達に接して作者の考えたこと、思ったこと、それは人のありよう、存在の意味にさえ踏み込む問いとなって、そしてこの職場から離れることを決断されたのですね。これ、つらいわ。これ、胸に迫るわ。ほんと、つらくて、悲しくて、なんだろう、人の力、人の心というものに触れて揺れる気持ちに戸惑って、胸苦しいです。

『俺の生徒は神メイド』。ほう、文化祭。定番の学校イベントですね。学校行事が苦手な知世子にとっては過ごしづらい季節です。そう思ってたら、ああ、夏川もそうなんだ。ギャルっぽい見た目から敬遠されがちで、だから居場所がないんだ。つらいね、夏川も。そんな彼女らのこと思って、というかちょこるんのことしか考えてないよね、先生? 文化祭でなにをするかというの、まさかのメイド喫茶を提案。あの一斉に生徒が引くところ、おかしかったなあ。知世子はすごい勢いで吹いてるし、おかしくなったんじゃないかとあやしまれる始末。しまいには、私を社会的にマッサツするつもりですか! この先生の思惑と知世子の気持ちがまるで通じあっていないところ。知世子が不安で不安でネガティブになってしまって、あそこまで感情を出してしまうところ。悪くなかったなあ。先生は知世子をメイドにしようと思ってるんじゃないっていうの聞いて、これなら自分にも居場所が、役立つことのできる局面があるのではないか。知世子はそう思えたのだろうか。その胸中、今はまだ計り知れないですね。

『あいたま』。リサ、めちゃくちゃおかしい。新曲出した。売り上げ負けた。そんな彼女が、スポンサーの娘に取り入ろうと行動開始するんですけど、ここでもあいの存在が影を落とす! って、どんだけ怖れられてるの、あいさん。ともあれ、バニラとリサの接触。これ、きっとよくないぞ、一触即発だぞ、そう思ってたらですよ、だってのっけから、ひよこのとなりにいた毒虫呼ばわりですよ!? でも、まさかふたり打ち解ける。ひよこちゃんLOVE Tシャツ、これに食いつくんだ、リサ! というか、バニラ、そんなの制服の下に着込んでるの!? 常備!? 常備なの!? しかもリサ、ひよことの共演他、自慢をはじめたら、今度はバニラが食いつくっていうね。おかしい。もう、最高だと思う。ファン同士でしゃべるのって楽しいとかいい出しちゃってる。リサもそうだし、バニラもそうで、ふたり同じ話題で話せる、その喜びに溢れてるのがすごくよかったですよ。というか、バニラ、はやくリサに会いたいばかりに掃除に打ち込むほどなのか! リサの側では、自分のCDの売り上げ、ずっと気にしていたそれを、友人糸子がそそいでくれて、報われて、だからこそ余計にまっさら気持ちでバニラのもとに向かおうと思えたのかもって思えて、ええ、ふたりいい友達になれそうで、これ、よかったですよ。

  • 『まんがタウン』第18巻第12号(2017年12月号)