2020年9月22日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年11月号

 『まんがタイムきららMAX』2020年11月号、昨日の続きです。

『旅する海とアトリエ』

日本に帰ってきた海。日本にきていたエマとマリアを招いて久しぶりの日本の日常を満喫しているのですが、その表情はどこか憂いを帯びていて……。というの、そうですか、写真の海を探していたこと、その根本に疑問を抱いてしまった。写真の場所が見つかれば退屈な人生が変わるかも知れない。なにも自分から変えようとしてもいないのにと、そんな思いを抱えてしまっていたというんですね。

そんな海に答えたエマとマリアの言葉にほっとさせられたのは、どこか海の悩みに共感するところがあったからかも知れません。自身抱えている虚無に、それを成長と呼んでもいいですか……? エマの答はどこか慰撫してくれる響きがあり、けれどこれはただ慰めとして受け取って、そこに安穏とすればよいというのではなく、続くマリアのいうように、自分から夢中になれることを探さなければ意味がない。

ええ、慰撫し、そして前向きになれる、そんな言葉。海にとっていい贈り物になったのだと思います。だからこそ、海が見つけるだろう夢中になれるなにか、それがどういうものになるのか、見届けたい、そんな思いにもなるのでしょうね。

『みわくの魔かぞく』

ミラの母の記憶。夢に見る母の姿、その声に、はたしてミラはなにを思うのだろう。

そう思っていたらですよ、ああ、これこそが母が愛娘に残したメッセージ、そのものだと判明するそのくだり。感傷的で、また感動的で、カセットテープから再生される母の姿、その声に、ミラはどんな思いを抱いたのだろう。はっきりとわかるようには描かれなかったけれど、それだけに広く、深く、幅も奥行もある、そんな受け取り方ができたように思うのです。

ミラとともにあって、涙を零したまい。そんなまいにお礼の言葉を口にしたミラ。しんみりとしながらも、カラリと明るさをもって日常に戻っていくそのふたりの様子を見れば、これまでどれほどにミラが母のことを思ってきたか、どれだけ考えてきたのか、それもわかるように思われて、ええ、今回描かれた一連のこと、思い出、祖母ミサとのやりとりも、最後のミラの感情の落ち着く先へと流れつくように思われたのですね。

そしてミサの感傷についても思わされて、孫娘が見る映像に、もう会うこともかなわないありし日の娘の姿を見て、その時見せた表情。ああ、これもまた切なさ感じさせて、娘のミラとはまた違う、そんな思いを抱くのだろう。私にはついぞ思いも届かない母の胸中、その深淵にしみじみ感じいるものありました。

『私を球場に連れてって!』

ホワイトキャッツにマジックナンバーが点灯。マジック11となって浮かれるレオナと猫子。口では、かつてマジック点灯後に逆転されたトラウマがみたいなこといってるのに、どうしても浮かれる、調子にのる。ほんと、今回はレオナのあかんところがてんこ盛り。ファル子にもアルバトロスファンの先生にも、これでもかと煽っていくのな。クラスの黒板にマジック11と書いてみて、ファル子と低レベルの争いしてみたり、小学生でもしませんよ、タマがそういってたしなめるんですけど、小学生の猫子も同じことして照といがみあってたり、ほんと、マジック点灯はこんなにも野球ファンの心を乱すものなのでしょうか。

猫子ですよ、猫子。8年前のキャッツの悲劇。それを回想するくだりで、当時1歳の私は憎みました…、この世の全てを…、って嘘だろお前! でも、こうやってしれっと記憶改竄しながらしゃべるの、実に熱狂的ファンらしいしぐさとも思われて、面白かったです。

面白かったといえば、油性ペンで顔にM11と書かれたファル子ですよ。レオナ、ひでえことするな! ってなもんですが、怒るファル子が方言丸出しで、これがまた可愛い。人の不幸を喜ぶのはよろしくないけど、可愛いのはしかたなかった。しかたなかったのです。

2020年9月21日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年11月号

 『まんがタイムきららMAX』2020年11月号、昨日の続きです。

『妖こそ怪異戸籍課へ』

怪異戸籍課の仕事は危険と隣り合わせ、とは初回からいわれてたことでしたが、今回、のっけから危機的状況ですよ。手術台? にのせられて、脳を引っこ抜かれようとしている山本睦子。手足も拘束されているこの危機をいかにして脱するのか? 仲間の帝華はネズミに夢中で役立たず。いよいよ極まったこの状況。さて、睦子、どう切り抜ける!?

まさかでしたよ。フランケンさんと呼ばれたモノクル無表情系お姉さん。マッドな眼鏡女子サイエンティストいわく、私の命令しか聞かないという彼女が、戸籍と聞いてあっさり博士を裏切るのな。というか、全然いうこと聞かんじゃないの。その後も何度も博士、昏倒させられて、フランケンさん、それ生みの親ではありませんの!? あんまりの粗末な扱いがもうめちゃくちゃ面白かったです。

このマッド眼鏡幼女サイエンティスト、シュタイン博士、この人も普通の人間ではないのか。肉体改造で200歳を超える長寿命、まだまだ生きそうな勢いですが、いや、ちょっと待って? 博士、見た目ほど若くないのはわかったけど、まさか女子の見た目で中身は男とかじゃないよね? いや、それはともかく、戸籍登録と平穏な暮らし、それが彼ら怪異の者にとってどれほどに価値のあるものなのか、フランケンの反応、その言葉からもよくよく感じられたエピソードでした。

しかし、相棒の帝華、守り刀の骨食、どちらも睦子の危機に駆け付けることなく、もしあそこでフランケンの介入がなかったらどうなっていたのか? フランケンの予測では、戦えばどちらも無事ではすまなかった……。ということは、本当の本当の危機だったら、あそこからでも逆転の目があったのでしょうか。だとしたら、睦子、ほんとはほんとにすごい人なのかもですなあ。

『こみっくがーるず』

琉姫さん、学内でえらい噂になっとるんですな。美人だ、素敵だ、憧れる。そうしたポジティブな噂の影に、いやらしい言葉を発しながら校内を練り歩く……。えらい噂があって、それを聞く美姫も即座に否定はできないっての、姉として、いやさうら若いお嬢さんとしてはいかがなものでしょう……。

噂の真偽を確かめようと、上級生の校舎に向かった美姫とくりすが面白かったです。くりすに目立たないでとジャージ押しつけてる美姫を見つけたかおすと、そんなかおすを逆に見つけた美姫、くりす。お互いにかわいいかわいい思ってるのが面白かわいかった。

でもって、るきさんをのぞく会! 美姫、かおすペアがリンクしていて、ほんとに可愛い。そして琉姫の真実がついに露となったあの瞬間! 噂、根も葉もあるじゃん! とりわけ誇張もされてないじゃん! ほんと、琉姫さん、大丈夫なのか。いやほんと、あらぬ姉の行状を見て、美姫が心配するのもわかります。

でも、ちゃんと寮の皆も、妹の美姫も琉姫のこと、理解しようとつとめて、心配して、いたわって、そしてなにより翼がよく琉姫のこと見ていてくれてというのもわかった今回。美姫、くりすの、琉姫にかけた言葉、完璧じゃない琉姫でもいい、そんな言葉もとてもよかった。無理して作られた琉姫を、憧れのフィルター越しに見るのではなく、ありのままに見て知って近くあろうとする下級生のその気持ちがよかったですよね。

2020年9月20日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年11月号

 『まんがタイムきららMAX』2020年11月号、昨日の続きです。

『エンとゆかり』

エンが弟子入りすることとなった剣の教師。見た目にも普通ではなく、これ、鍵の魔物とかの同種だよねえ? 実際、途中、エンの剣の強さを目の当たりにして、こんなの受けたらコインになってしまうところだったなんていっちゃってますよね。なるほど、無害な魔物もいるのだなあ。

教えるまでもなく滅茶苦茶に強いエンを前にして、剣を手にした場合のみ強さが発揮されるという特色を逆に活用して、なるほど剣に似て剣ではない、そうエンに思わせる得物を出してきたというのですね。はいいとして、チキンブレイドとはなんなのか。実にわからん物品で、なるほど宴会用の盛り上げアイテムなんですな。ともあれ、これでエンの能力は封じることができた。あとは普通に教えていくだけ、というのですが、剣の師匠もいろいろ探り探りでありますね。

今回のエン、持ち前の天真爛漫をこれでもかと押し出してきて、めちゃくちゃに可愛いわけですが、過去の記憶がないということにまるで頓着しない、その彼女の思っていること、それが言葉になるその時の持っていきかた、エンの脳裏に浮かんだいろいろ。それがもう素敵でね、ええ、エンさん、いい縁のもとにいらっしゃるんですな。屈託なく笑い、今が楽しいというその様子、素晴しかった。

『のむラリアット』

顧問が約束していた練習試合。本当に組んできた。しかも結構な名門、宿新高校。約束を守ってくれたというので一年からの支持は爆上がりしてるわけですが、なにか企みがあるはずと警戒している部長。ああー、なるほどなあ、つきあいが長いというのはこういうことだな。

宿新高校、ここもまた個性的な選手が揃ってて、なるほどこれが部のカラーか。見た目にも力を入れていて、練習に全力、おしゃれにも全力。興行的要素も大きなプロレスにおいて、この両立は結構な力となるのだろうなあ。また宿新高校の先輩? 指導力も優れてて、翼以外は初心者だろうと気の緩んでる一年生に、叱りつけるでもなく気を引き締めるのな。これ、すごいと思う。あくまでもなごやかに、当たりも柔らかく、それでいてしっかり真剣にさせる。こういう指導が当たり前になってるところは、そりゃ強くなるんじゃないか。萎縮とかないんだよ? 理想的環境の一旦を見せられた気がしました。

対して梟池はヤバいな。緊張している桃に青井がしたアドバイス。桃は根が素直だから、喜んじゃって、いわれたとおりのことやって、みんなはポカン、青井だけが大笑い。酷い……、酷い先輩があったもんだ。宿新のスマートさがあっただけに酷さが極まってる! と思ったら、ここからまさかの場外乱闘の同士打ち! ほんと、この展開、めちゃくちゃ面白いんだけど、青井先輩は自重してください! 先輩なんですから、もうちょっと普通にしてください! 恵の心労、いかばかりか、でありますよ。

『初恋*れ〜るとりっぷ』

そら、ついに新たな局面へと進むことができましたね。

先生からもらった思い出の切符をなくしてしまったことにショックを受けて、落ち込んで、取り乱して、そしてひとり俯いて、それがよくないとはわかってるんだけど、気持ちの整理がつかないっていうのもよくわかるんです。でも、たとえそれが大切な思い出のものだとしても、今一緒にいる時間をこうして台無しにしてしまうのはよくないんじゃないかな。そう思っていたものですから、猫の島をめぐって、自分ひとりの時間を持って、泣いて迷って考えて、その果てにそらの辿り着いた結論。それが本当によかったって思ったんですね。

切符は使ったら回収されるもの。そらの中でついに、先生の切符がきっかけとなってはじまった旅は終わったんですね。そして今度は自分のうちから生まれた気持ちを切符にかえて、新しい旅に向かおうとする。ええ、いい境涯に辿り着かれましたね。かつて先生から受け取ったものを、今度はそらから先生へとお返ししていこうという、そうした新しい関係のベクトルの発露も感じさせて、ええ、新たな旅路、そこで見る光景、そこで出会えるものはいったいどういうものとなるのか。

期待もまたふくらんでいくのです。

2020年9月19日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年11月号

 『まんがタイムきららMAX』2020年11月号、昨日の続きです。

『いのち短し善せよ乙女』

今回、杏エリカはお休みなのか。しかし、エリカがいなくても普通に話進むな。乙女はエリカなしでも善行アイテム呼び出せるし、むしろエリカの干渉? 横槍? がないおかげでスムーズでさえある? いや、違うな。いつも別にエリカは邪魔はしてなかった! 特になにもしていなかっただけの気がする!

エリカ不在の中、乙女のミスで記憶なくした婆さんを助けることになるんですが、途中警察でデモニカと遭遇。というか、デモニカ、警官のおっちゃんにメシたかってるの!? しかもなにかしら展開に影響するのかな? と思ったら、ほぼなんも関与しないしー! この漫画、天使だ悪魔だと、それなりに対立する勢力が表に出てきとるのに、ふたりともなんかいなくても普通に話進むんだな。これ、杏エリカのピンチじゃないのか? 君がいなくても、乙女、ちゃんとやっていけそうやぞ?

この漫画のいいところといいますか、これまでに登場した人たちが、それなりに薄く関わりながら物語の展開に力を貸してくれるところですよね。デモニカもそうだったのかも知れん。石谷さんは間違いなくそうですよね。そしてポリスのおっちゃん! この人、有能やな……。ほんと、皆の力が乙女のもとに集まっていい話で終わろうというその瞬間、エリカがぶち壊しにしていく! ほんと、エリカ、君、存在のピンチやで!

『瑠東さんには敵いません!』

うぬぼれメガネ、めちゃくちゃ可愛いな……。基本可愛くて、デフォルメ可愛くて、そして表情豊か可愛い。和村千紘のそうした表情を引き出すのが瑠東さんってわけですが、秘密の関係、皆には内緒の交友関係、というのだけど、なになに? なんか、瑠東さん、訳有りなのか? なぜ千紘に興味を持つにいたったのか。ただ、飾らなくてよさそうな相手として選ばれただけじゃないんじゃないか? そんなこと思わせること多々あって、だって、自分が自然体でいたいだけじゃなく、千紘のこと観察しまくりじゃない!? さらにはやりすぎちゃって、千紘のこと怒らせちゃった? そう思って、しょんぼりしたの、なかったことにしたかったみたいだけど、違うじゃん! 絶対、ほんとは動揺してたじゃん!

この漫画、瑠東に振り回されて、気持ち揺れ揺れの千紘というのを押し出しながらも、実は必死なのはしれっと余裕見せてる瑠東の方じゃないのか!? そうした笑顔の奥に隠された気持ち。それがすごく気になるんですね。ええ、すごく気にさせるんですよ。

『ぬるめた』

うでマシンガン! くるみの趣味がわからない! いや、小学生男子みたいなもんか。そうだな、小学生男子みたいなもんだ。けど、くるみさん、たとえ弾が出ないとしても、銃器のかたちをしたものを人に向けてはいけませんよ。

なのでさきなの動揺は正しい。けど、やっちゃいけないことだったって後からちゃんとくるみが気づくの、それで泣いちゃうの、うん、さきなのいうようにメンド臭いんだけれど、考えたらちゃんとわかるのがいい感じ。考えなしに動いて、後から気づいて、それで気持ちが右往左往するみたいな、浮いて沈んでの緩急。空回りではあるんだけど、それでこんだけ漫画が展開していくの、キャラクターの個性もしっかり出るとこをもっても、コメディのよりよい見せ方って感じがして好感触であるんですね。

そしてちあきとしゆきの側もなんか面白い。しゆきさん、名前をちゃんと覚えられてないこと発覚ですよ。ショック! でも、その後のしゆきのアプローチ! 互いに微妙にブレーキかからんふたりですよね。ほんと、序盤ではなんか優位的状況にあると見えたちあきが、ことしゆきとなると情勢が変わる。というか、しゆきの関わり方、それがアレすぎんだな。いやもう、漫画じゃわりとアリに描かれるようなことがここまで拒絶されるの。うん、いいな。なんかちあきの人のありようがわかる感じで、しゆきに関してはやりすぎない程度にやらかしてくれるといい感じです。

『ななどなどなど』

そうか、小町ちゃん、補習なんか。つうか、テストあんなに駄目だったのに、ばあやさんにもあんなに怒られたのに、全然勉強してへんかったんか。あの、学校で床に転がってダダこねてるの、めちゃくちゃ可愛いんやけど、ほんと、なんか感情自由に表せるようになったねえ、小町ちゃん。友達ができたの、ほんとよかったなあって思うわけですよ。

でも、補習にはその友達がいない! ほら、だから勉強したらよかったんやん。補習には球技大会で登場してきた、なにやら小町ちゃんと因縁ありそうな彼女もいて、この子、宮前このみ、なるほど、小3の頃のご学友。500円玉に目がくらんで小町の家来にされていいように使われてたのを恨みに思っているのかな? これ、小町ちゃんのことずっと見てきた今だからこそわかるけど、小町にとっては愛情表現で、ほんと歪んでるなこの子、でも一般的にはこれイジメみたいに思われてもおかしかないし、調子にのってると思われてもおかしくない。そうか、これが小町ちゃんの人生の転換点でもあったんだねえ。

今回、このみと小町、結構いい感じにやりあえてたと思ったんですけど、小町にとってはもう本当に必死だったんですね。それだけこのみの言葉が効いていた、ってわけでもあるんですけど、これでこれからの2週間、小町は大丈夫なのかなあ。とか思ってたら、このみ、むしろ小町ちゃんのこと大好きじゃんか。小町が金の力とかでしか人間関係を構築できなかったように、この子にはリア充という価値観がいびつに絡みついて、普通にやればいいことを迂遠にしかできないっていうんですね。

思えば、小町の周囲にいる子たち、みなどこか不器用で、るるはともかく、萌もでしょう? 自分の本心、歪んだかたちでしか小町には伝えられていない。ええ、この子たち、いつか皆がそれぞれに素直な自分をあらわせるようになったらいいですね。そうしたら、きっともっと簡単に、スムーズにものごとは運ぶんですよ。ななどがいい取り持ちしてくれるの、そこに期待したくなりますね。

いや、このみについては、小町もこのみも、自分で頑張らんといかん気がするよ?

2020年9月18日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年11月号

 『まんがタイムきららMAX』2020年11月号、発売されました。表紙は『ご注文はうさぎですか?』。10月からアニメ第3期がはじまるということで、表紙&関東カラー。花咲く庭? 散る花びらを纏うように踊るメインの5人の姿であります。いや、踊ってるのはもしやシャロだけ? でも、両手でちょいと持ち上げられたスカートに、それぞれのイメージカラーの花びらが彩りを添えて鮮やか。ハイキー気味の画面が、これから彼女らが向かう先の明るさ、光に溢れる様を強調して、またこれも鮮烈です。

今月は新規ゲスト、読み切りが3本です。

『150の恋事情』

めちゃくちゃ面白いぞ、これ。ゲスト1話目で主要登場人物の紹介ばっちり片づけて、その関係性、やらねばならないことなどなど、きれいに整理しつつただの説明になっていないその見せ方。うっまいなあ。絵もきれい。コマの割り方、うまく工夫して、見せるところはよりよく見せる。キャラクターも、主要人物は3人かな、それぞれ個性をきっちり押し出して、とりわけ主人公のダメキューピッド、150号の天ノ矢依恋、この人のアカンところもばっちりばっちり描かれて、あれ? いや、でもおかしいな。なんか、依恋のいってること、わりと共感できてしまう……。これ、駄目な流れ?

これ、チャラ男と呼ばれてる彼の扱い、それがどんな風になっていくのかも気になりますけど、お堅い優等生、222号の白兎つつじ、この子の動向、これが気になります。だいたい今回ですでにだいぶ崩れてきてる。その崩れっぷり、人間臭さ? いや人間じゃないけど、そういうのがどんどん出てきそうなのが楽しみで、あとこの人、人じゃないけど、おつじが依恋のことどう思ってるかなどなど。見どころいっぱいですよ。

『おしかけリブート』

将来、世界の存亡に関わる存在になってしまう主人公、不動エイに関与し、未来を変えるべく現代に送り込まれてきたキュウ。え? エイが命を狙われるのかな? と思ったら、そうではなくて結婚するのだそうでして、なんで? キュウがエイと結婚することでなにがどう変わるというのだろう。疑問に思っていたら、結婚という行為がそのまま人類滅亡の未来を回避させるというわけではないのですね。いずれバケモノになってしまうエイの、その変質のきっかけとなった薬品、それを飲むことのないよう一生つきっきりで守るというキュウ。それほどまでに人類の未来を考えて……、と思ったら、なんかこれ違うな? なんか違うぞ?

ちょこちょこ肩透かしがはいるところ、これが面白かったですよ。

こうくるだろうなと思ったら、なんか違うことになるの、その差し込みが面白かった。足をくじいたキュウをおぶるというエイに、ありがとうと感涙しながらのパロスペシャル。なんで!? 絵柄もまたコミカルなテイストにマッチしてますよね。でもって終盤、エイの人生の岐路にかかる開発中の薬品の出どころ、それがあからさまに提示されてきて、ああ、これは確かにキュウがエイにつきっきりになる必要あるわ! 納得させられたところでさらなる展開を積んでくる?

ええ、思ったような結果となるのか、あるいはここでも肩透かしが発動するのか。その答は次回を待たないといけない。ええ、なんかひどい目にあわせてくれそうでわくわくします。

『なぎさメロウ』

人の世界と出会いに夢見る人魚の娘、深海。16歳となって、陸へと向かった彼女を待っていた光景は……、船に酔った女子高生、みなとが盛大に戻しているところでありました……。

出会いとしては最悪でしょうか? よりにもよって、美しさに欠ける方向からアプローチしてしまった深海。しかも船に乗っていた女子ふたり、凪とみなと、ふたりともにわりと普通でない子たちで、そんな子らに姿を見られてしまった。さあどうなる!? と思ったら、当たり前みたいに受け入れてもらえて、しかも学校とか案内してもらえて、ふたりともいいやつ? と思ったら、なんかあかん感じや! 深海のこと海洋生物部の目玉にしようとしてるだけだ!

わりかし酷いコミュニケーションが繰り広げられるの、そうか、人魚は魚を食べないのか……。このへんは異文化ゆえの摩擦って感じなのですが、いやさともあれ、深海のこと、半ば脅しで確保してしまって、というか深海の父、あかんたれやな! これ、娘からの信頼ゼロになるやつやで!? ほんと、この子たちのコミュニケーション、なんだかんだで仲良くやってはいけそうですけど、結構ゴタゴタしそうなやつでして、そのゴタゴタによっては面白みも積み増しになりそうと思わせるところありました。

2020年9月17日木曜日

2020年9月16日水曜日

2020年9月15日火曜日

U・ボート ディレクターズ・カット

 やっとこさ見ました『U・ボート ディレクターズ・カット』。利用しているサブスクリプションに入っているのは知っていて、いつか見たいと思ってマイリストに登録していたのですが、なんといってもその時間。なんと怒涛の3時間28分! って、長いわ! 興味はあれどそうそう見られるものではなく、ずっと、ずっと寝かしたままになっていたのですが、ついに見る気になったのは、アズレンにヤツがやってきたから! この映画の主人公たる潜水艦、U-96が実装されたからでありました。

アズレンでU-96が登場するイベントやってた時に、たまたまGYAO! でこの映画を無料公開していたんです。この機会にせっかくだから見てと熱心におっしゃる方がいらっしゃって、あー、じゃあ見るかあ、とその熱意に押されて見ようということになったのでした。

しかし、すごい地味な映画! 冒頭とラストこそは陸にあがりますが、基本は海、U・ボートの艦内で話が進むものですから、情景は変わらないわ、男どもはどんどんむさ苦しくなっていくわと、目にも麗しい映像美とかを望む人にはちょっと勧めづらいかなあと思う。ですが、見ていて飽きることがありませんでした。

3時間半という長尺を感じさせなかった。ストーリーとしてはそこまで込み入ったものではなく、ですがそれでもあれだけしっかり引き込まれたのは、任務に勤しむ潜水艦クルーたちの置かれた状況。その過酷さ、戦闘の苛烈なる様相に、鬼気迫るクルーの表情、言動があったからだろうと思うのです。ほんと、敵駆逐艦からの爆雷に晒されるシーンなど、実際に映像として描かれない駆逐艦を、ソナー手の報告をクルーとともに聞きながら、想像に描いていくそのスリル。固唾をのみ、ただただ待つ時間の緊迫感。じりじりと引き伸ばされるかのような時間に、焦れる思いはいつしかクルーのそれと重なっていき、そして爆雷の衝撃に緊張感が一気に破断してパニックに移る、この静と動のメリハリ。もうたまりませんでしたね。

戦闘状況と日常の緩急、これも大きかったのだと思います。陸での馬鹿騒ぎ。艦内でもぶつくさ文句いいながらも、それなりに楽しみを見出してみたり、あるいはみんなでシラミに悩んでみたりみたいな、そんな様に彼らの人間臭さを感じて、そうすればいつしか気持ちも移っていく。だからこそ、過酷な任務、息詰まる危機にハラハラと絶望と希望のないまぜになったような苦しさも覚えることとなったのでしょう。

ラストについて、以前見た映画を思い出したりもしたのですが、それはちょっとネタバレがすぎると思ったので書かずにおきます。まずは見ていただきたい、そんな映画であります。

prime video

2020年9月14日月曜日

『まんがタイムきらら』2020年10月号

 『まんがタイムきらら』2020年10月号、先日の続きです。

『ゆえにアイドル革命』

CHU♥IN GAMのゲリラライブ。急にうまくなったとざわめいてるファンの反応が面白いですよね。CHU♥IN GAMの面々が異世界に渡って、結構な期間、逆境そのものといえる状況で頑張っていたことなんて、この世界の人たちは知らない。だから、突然一足飛びに上達したみたいに見えるんでしょうね。しかし、ダサさがなくなったって、それはそれで失礼なのでは!? いや、そういう未完成さもまた魅力として支えてきたファンたちなのでしょうね。

そうそう、当然予測しておくべきことでした。ファンのひとりが伝えたいことがあるというんです。なんだろう? そう思ったら、ああー、トップオタのもっさんが事故で亡くなったということ。これ、ユメのことなんだけど、当然事故死した彼が異世界にて元気にやってるだなんて誰も思わない。ファンたちからは慕われていたらしいもっさん。ファンたちは喪失感など抱いていたりするのでしょう。なんだか切ないなあ。

日本でのできごと、経験。それを持ち帰って再び異世界へ。ユメ、いやさもっさんとも再会。ここでのやりとり、ユーモラスではあるんだけど、本来なら亡くなった人がここにこうして生きている。それはなんだか奇跡のようで、もっさんよかったなあ、そんなこと思わないではおられませんでした。

なんか、もっさんに感情移入してしまってるな。不思議なものです。

『夢見るルネサンス』

新学期、再来週には体育祭。どんなお祭りなのかと知らないことに興味津々のリーチャがいいですよ。パン食い競争を頑張る! とすごく前向きですが、いやいや、リーチャさん、想像してるようなのじゃないよ!? それじゃパンの大食いだよ?

リーチャの友達が、皆それぞれに体育祭に向けて取り組んで忙しそう。それでひとりあぶれてしまっているリーチャが、自分にできることはなにかないかと探して、その果てに新しい友達ができるという、この展開が嬉しいじゃありませんか。自分の得意を活かせるリーチャ。リーチャの助けを得て、一緒に頑張ることとなるアンナにくるみ。この結果を導いたのはなにより前向きなリーチャの姿勢だったというのがいい。レンもいうように、素敵だなって思ったのでした。

『さかさまロリポップ』

シンプルな話だったけど、いい話でしたよ。マネージャーの中村さん、この人のマネージャーという仕事を目指して夢を叶えたというお話。中学の時にマネージャーになりたいと思った、その直接の理由こそは語られませんでしたが、はじめて詩月と出会った時のこと。自己紹介する中村に、きょとんとした表情を向ける詩月。そのいたいけさに真正面から射貫かれたのですなあ!

そこからの観葉植物論。以前にもこういうこといってましたよね。詩月はいまいちピンとはきていないみたいなんですが、それでも自分なりに中村の思いを受け止めようとしているのがわかるラスト。あれ、詩月の言葉もまたよかったんですね。詩月の中村に向ける思いというのが、よくよく表されていた、それがよかったんですね。

『下を向いて歩こう』

すさみん! 隠されていた魅力が今あらわに!

それはさておいて、今回、ちょっと怖いビーチコーミングといいましょうか、ビーチコーミングに潜む危険! といいましょうか、ほんと、すさみん好プレーでしたよ。浜を歩くシエルが見つけたもの。プラスチック? と近づこうとするシエルを全力でとめてくれて、いや、ほんと、これ危険! カツオノエボシですよ。有毒クラゲ。浜に打ち上げられてるの、見た目がキレイだからっていじったりすると、刺胞に刺されてえらい目にあう。ええ、シエルあぶないところでした。すさみん、よくとめてくれました。

しかし、シエル、うかっと危ないものでも触ってしまいそうでほんとに怖いですよ。まずはカツオノエボシ。続いてアカクラゲ? 今日の浜は危ないから帰ろうって硝子がゆうとんのに、まだ遊びたいって。でもって、知らないってことは怖いなあ、有毒クラゲにも物怖じしない! いや、知らんから仕方ないっちゃあ仕方ないのかも知れんけど、ほんと、すさみん、好プレーの連続でしたよ。

しかし、今回のすさみん、めちゃくちゃ可愛い。似合わないですって? いやいや、いやいや、過去最高に可愛いすさみんでしたよ。

My Private D☆V

『エンとゆかり』のしろううらやまです。

今回のD☆V、なんともいえないものあるなあ!

「楽しみにしていたソフトクリームを落っことしてしまったかわいそうな子… です!」

長い! シチェーション限定されすぎ! でも、この衝撃の表情! いや、なんかわかる、わかりますよ? ストーリー仕立てのイラスト。チャーミングで、大丈夫か? お嬢ちゃん? なんかついつい世話焼きたくなるような、そんな放っておけなさみたいのありますよね。

しかし、やっぱりちょっと面白いシチュエーション。この子の不器用ながらも一生懸命な人柄、そんなのも感じられるようです。

2020年9月13日日曜日

昨日と同じ理由で今日も休みます

昨日と同じ理由で今日も休みます。

2020年9月12日土曜日

アズレン特番見てしまったので今日は休みます

アズレン特番見てしまったので今日は休みます。

2020年9月11日金曜日

『まんがタイムきらら』2020年10月号

 『まんがタイムきらら』2020年10月号、昨日の続きです。

『奥さまは新妻ちゃん』

妻の誕生日になにを贈ったものか。悩んだ末に会社の先輩に相談したのはいいけれど、てんで頼りにならないってのがおかしいよな。というか、今回先輩はだーくんと対比されるのが仕事? 同僚の女子社員からアドバイス受けるんですけど、先輩の扱いがとにかく粗雑で! 女子ふたりの向けてくる目からしてもう全然違うっていうんだから、先輩はどれほどの業を抱えているというのでしょう。というか、結構無神経な発言咎められたりしてるから、いわばこれまでの貯金があったりするのかも知れませんね。

しかし、休みをプレゼントしましょう、アドバイスを受けただーくんの、サプライズではなく、ちゃんと相談してから決めようという姿勢、その評価! いや実際、この人の、ひとりよがりでなく、ちゃんと相手に、この場合は新妻ちゃんに向きあおうというスタンス、それが好感というのは読者である私にもよく感じられて、ええ、だーくんの愛される所以か! 旅行に向けて話すふたりの様子など、実にチャーミングな時間、よい描写だったと思います。

『ぎんしお少々』

なんと、銀の姉の側もこうして語られるのですね。今回は姉、鈴の日常が描かれるのですが、学校の友人から何度も気をつけるよう釘刺されていたというのに、時間1本の電車を逃がしてしまった! ひとり駅に向かう途上、妹銀のこと考えて、なんてメッセージ送ってやろうかなあとかいろいろ思い描いとったら、ああー、歩速がゆっくりになってましたか。改札前で見送る列車! あまりの衝撃に立ち尽す鈴のとなりには、同じくショックでうろたえるお姉さんが!

ええ、こうしてふたり出会ったというのですね。

この漫画は写真、それもフィルム写真を扱っているわけですが、それはしろ、もゆる側だけでなく、すず、まほろの側でも同様で、たまたま出会って、一緒に暇をつぶすこととなったふたりのしたこと、それがフィルムカメラでの撮影だったっていうんです。

トイカメラ手に河辺、街並みなど撮影している塩原まほろ。ん? ちょっと待ってくれ。塩原ってことは、もゆるにカメラのアドバイスしていた姉さんじゃないか! なんとまあ、妹しろがそうだったように、姉すずも塩原の者と知り合ってしまったいうのですか。そしてフィルムカメラの楽しみを伝えられて、貸してもらったレンズ付きフィルム、その写真をしろに見せたらどうだろう。ああ、こういうのも素敵ですね。レンズを通して自分の見たもの、被写体に向けた興味を誰かに伝えられる。それが写真というものかも知れない。思いがけない出会いが、すずのうちに新しい興味、感心を引き起こして、それがしろへと伝えられる、その広がり、すごくわくわくさせられるものがありますよ。

『そらコミュニケーション』

せんりの家を伺う怪しい円盤。あ、これ、ドローンみたいなものか。前回、なにかしらの介入を予感させる描写がありましたよね。それがこの人? てっきり女王様かと思ったら、なんか違うっぽい。ソラのライバルを自称する新たな宇宙人、テンペスタ・デ・トワール・スピカ。惑星スピカの第一王女なのだそうですよ。

ソラを追ってやってきたテンペスタ、乗ってきた宇宙船が大破して帰る手段がありません! って、あかんやん! 二次遭難しとるやん! ソラを奪った憎いせんりの命を狙って、なんてえらく物騒なこといってるけれど、ソラがどうにも緊張感を維持させてくれないもんだから、せんりのピンチは継続中であるものの、とりあえずなんとかなりそうな予感? 今回登場の宇宙人マニア、小宮望の果たす役割やいかに!? いや、思いっきり排除されてますけどさ! そして最後に現れたせんり大好き璃乃さんですよ。

璃乃がせんりの危機を知ったらテンペスタの身が危ない! 次回は璃乃無双が見られるかも知れません。うん、テンペスタ、いのちを大事に! 多分、望もなんらかの役割があると思うんですけど、今のところはなんのために出てきたのとかさっぱりわからないですよね。見た目は普通っぽいのに、中身はかなりいっちゃってるこの子。どうにも好みなので、活躍ないし定着してくれたら嬉しいですよ。

『トールさんの通り道』

アーティの祖母のところでやっかいになることになったリセ。けれどいたれりつくせりとはいかなくて、今回はベッドの確保のために原石を採集しに森へとやってきましたよ。

ピー太の中で、絶対ここから出ないといいはってるリセですよ。いや、その気持ちめっちゃわかる。だって、魔物やら徘徊しとる森やろう? そら表になんて出たくない。トールの策にはめられて、引きずり出されちゃうんですけどね?

しかしこの漫画、時にぞっとさせられることありますけど、今回もそうですよ。リセが岩肌に露出している原石に興味ひかれて手を伸ばしたらですよ、石に擬態していたスライムがわーって出てきて! ヤベえ! これ、下手したら捕食コースじゃん! いや、スライムがリモだったから問題にはならなかったんですけどね、リモの母、ライムがはじめて登場してきた時のピンチ感とか思い出されてしまいましたよ。ほんと、この森、ピー太から出たくないと駄々をこねたリセですけど、やっぱりその警戒心、正しかったと心底思わされた瞬間でした。

2020年9月10日木曜日

『まんがタイムきらら』2020年10月号

 『まんがタイムきらら』2020年10月号、昨日の続きです。

『けいおん!Shuffle』

おお、楓、一念発起でしょうか。メンバーが全員揃った2年生。しなのはいまいち距離感掴みあぐねているみたいですけど、夏音はというと特に気にはしていないみたい。むしろしなのと一緒に話したい。距離置かれてちょっと寂しそうにしている。

そんな2年生たちの和解と一緒に揃っての演奏。楓がたまたま立ち合うことになったのですね。その出音に圧倒されて、ああ、ほんと、魂持っていかれてるじゃん! ちょっとぎくしゃくしていたしなのと夏音も和解、というか、その演奏で通じあうものあったんですね。しなの、夏音に抱き付いて、その気持ちを熱くぶつける。そうした様にも、楓、すっかりあてられてしまったようですよ。

ということで、花凛からまた飲み物を大量獲得してきた紫。突如楓に抱きつかれて頑張ろうねっていわれて、もうまったく状況がつかめてないのな。あのあまりに予想外な楓の動きに度肝抜かれていた紫の表情が最高でしたよ。

『スロウスタート』

花名のカムアウトの締め括りといったエピソード。榎並先生が、ひとり生徒会室にて休んでいた栄依子に、それとなく花名のことを聞き出しにいくんですね。というか、栄依子がすごいな。どうにも話を切り出しにくい榎並に、さあお膝どうぞって、いやいや、しれっとわかってないふりするんじゃありませんよ。

栄依子、やっぱりわかってるんですね。花名のことを聞きにきた。そしてふたりの会話が、花名もそこまで気負う必要なかったのにという方向に流れていくの、そしてそれでも話したいと思った花名の気持ちにまで触れて、その細やかさはほっと安心させられるものあったのでした。

ところでここからの情景ですが? 榎並、栄依子の膝枕で休みますか! と、そこに冠が戻ってきて、やばい! 一触即発!? かと思ったら、仲良くダブル膝枕!? で、そこに踏み込むたまてですよ。なんじゃその顔は! すごい。これ、笑わないではおられなかった。あんたら、なになさってるの? みたいな表情ですよね。最高だったと思います。アクキーにして読プレにしませんか?

ともあれ、ここからの皆の、というかたまての? 大暴走。ももちたまてのもちもちハーレム! 最高だな! めちゃくちゃ面白い。絵面だけで笑う。と、そこに億さんが入室ですよ。なんと、今回の一連のいろいろ、まさに導入でありましたか!

『星屑テレパス』

ロケット研究同好会の皆。モデルロケットの大会の見学にやってきたのですが、ああしっかりこの子たちの目標定まりましたよ。

会場で再会したペットボトルロケット勝負の時に知り合ったお姉さん。科学技術高校に通う秋月彗。この人の、どこかおっとりして、ひょうひょうとしながらもロケットとなると紅潮し熱を帯びるその情熱など、とても魅力的でありました。そしてこの人のチームが、前年度の優勝者。打ち上げイベントの開会に、前年度優勝者代表として挨拶する彼女の姿。空へと昇っていくロケットの軌跡。ああ、海果には驚きで、憧れで、気持ちを高揚させてくれる、そんな出来事でありましたね。ロケットを見守るその時の表情。心の開いてどんどん感情が溢れてくる、そんな様に瞬にも思うところありましたか。

次は私たちだと彗に挑戦状叩きつけるようなこといっちゃうですよ!

いやもう、熱いですね。青春ですね。瞬はクールぶってるけど、こういう時、気持ちが発火するよね。自分たちにもできるだろうかと俯き加減の海果にも、普段の瞬なら気恥かしくていえないようなセリフ、堂々真っ向からいってのけてね、ああ、すごく頼もしい。受ける海果の気持ちにも火が灯りましたね。ほんと、その輝き、まぶしいばかりでしたよ。

『むすんで、つないで。』

夏休みの過ごし方について話しあういつもの面々ですよ。と、それはいいんですが、つなぐさん、バイトをなさるんですか! それね、確かに驚きのアクティブさかも知れないけども、苺よ、それはさすがに驚きすぎ! ひとりでセリフをいくつにも割って、大げさにOMG! って、君、映画『プラトーン』ですか。

前回和解した鳥居さん、早速関係してきましたよ。夏なのに真っ黒ドレスで外出中。夏の私服のつなぐと出会って、そうか、鳥居の目にはつなぐがそんなに眩しく映りますか! ついさっきまで年下(?)の子らに散々ないわれようしてたのに、受け取る人が違えばこんなにも違って見えますか! いや、まあ、つなぐ確かに美少女だよなあ。

鳥居の真っ黒スタイル。ここで白百合がまさかの共感!? 鳥居の気持ちをそのままに言い表して、わかってるじゃん女児ー! はいいけど、残念、白百合はちょっと違う方面から見てるっぽいな。でも、なんか褒められたようで嬉しい鳥居、あれは可愛かったなあ。

でもって、つなぐにバイト先にきてねっていわれた鳥居。すごいよな、美少女だよな、ポテンシャルあるよな。この子、内気? ネガティブ? それがなんとかなればきっともっと魅力的になりそう! とは思ったけど、無理かな? このネガティブスタイル、ここにこそこの子の魅力? 個性を押し出していこうって、そんな意図が濃厚です。

ところで、やっぱりなんですが、苺、この子の言動が読めない! あのやんちゃのふり、なんだったの!? どういう意図があったの!? ほんと、薗部は一筋縄ではいかないですね。

2020年9月9日水曜日

『まんがタイムきらら』2020年10月号

 『まんがタイムきらら』2020年10月号、発売されました。表紙は『ゆゆ式』。これは体育祭のひとカット? 唯と相川さん、ふたり一緒に写真に収まって、といった雰囲気感じさせるイラストなんですけど、相川さん、唯ばっかり見てるやん! なるほど、気になるあの娘とぴーす、その感情の向かい先があの視線ってわけですね。しかし、唯のあの笑顔ね、ちょっとよそゆきっぽいというか、笑みがぎこちないのね! ほんと、こういう機微の見えるところ、すごくいいなって思います。

今月は新規ゲストが4本です。

『しすぱら!』

アイドル真白みみに憧れる女の子、ココ。まさか、そのアイドルが自分の妹になるというのですから驚いた。突然のことに、いかにも状況飲み込めていないココ。しかもみみから自分のこと認知されてるとわかってさらに舞い上がるなどね、長姉が説明してくれていても、まるで耳に入っちゃあいない。それほどの愛のほとばしり。でも、みみも結構そんなココのこと受け入れてくれていて、覚えのある熱心なファンだからでしょうかね。いや、みみ自身おっとりした人みたい。その鷹揚さ、それがココのテンションもやわらかく受け止めさせてるのかも知れませんね。

ココが、みみに少しでも近づきたいと髪飾りやら小物やら、似たもの、同じもの集めてるってくだり、これも面白かった。SNSにあがった写真一枚から推定してとかやってるわけですが、さすがにみみたんも引いちゃった!? でもって長姉がファンとストーカーの線引きとかね、そんなこと思っていたの面白かったです。

今回はココのみみに対する愛情、そのほとばしりが全面に出ていた、そんな印象。だとしたら次回はみみのいろいろが語られたりするのでしょうか。妹大好きっぽい長姉のことも知りたい、なんて思った初回でした。

『探偵夢宮さくらの完全敗北』

きららで探偵ものとなるとコメディ色強めになる傾向があるのかい!? この漫画もそんな感じみたいですよ。テレビの探偵ものに憧れて、高校の探偵部に入ると決めた夢宮さくら。しかしそこは個性的なのばっかり集まってるようで、ここを闇の組織といいはる部長のナナオ。そして座敷童子と誤認されていたちぃ。このちぃって子が一番謎ですね! 2年のサニャが唯一まともな人なのかな? 探偵部についても、高校の部活だから事件なんて扱わないしって、暇つぶし部みたいなもんだよというそういうところはなかなかにいい感じかもって思いました。

謎の部員、ちぃ。ちー、ちーとしかしゃべらないこの子。飛び級で入学して留年している10歳児なのだそう。話している言葉がわからんでコミュニケーションに難があったけれど、さくらはなぜかわかるらしい。そんな探偵部でのさくらの活躍。まずはちーの通訳? でも、どんなかたちでも活躍のチャンスができたのはいいこと……。いや、このポジションならではの面白さがあるかもって思わされますね、これ。

『ポンコツあくてん日和』

主人公の女の子、いきなり今日も一日つまんなかった! からはじまるの、なかなかですよね。でもわかるわ。自分もわりかし今日も一日つまんなかった! って思っとるからね。実際、毎日なにかしら盛り上がるような事件があったりはしないわけで。と、そんなこんなで刺激的なできごとを求めてるその子のもとに天使と悪魔が降ってきました。これ、天使がえらい食わせものですね。そもそも天使って人の価値観と相容れる存在なんかではないから、人にとって友好的で親切で優しいみたいな存在ではないわけですけど、ここの天使はというと、またそういうのともちょっと違う感じしますよね。

めっちゃやさぐれてる! って感じ。トレードマークの輪も脱落しかかっとるのか。というか、もうアホ毛にひっかかってるだけじゃん! 朝起きたら落ちてた、ついに! って、いずれ落ちるだろうって思ってた、その発言の不穏さよ。そうそう、その直前に天使、悪魔ひとまとめに落ちこぼれ呼ばわりされた時ですよ、ぶちのめすぞっていってるの、これ天使だ。むしろ悪魔は涙目になっとるだけじゃん。

過激な天使、優しい悪魔というのはよくあるパターンではありますけど、天使のキャラクターが振り切れてるのがいい感じです。でもって主人公、この人もわりかしまともじゃないのな。スリルを求めてます! みたいなのはあるけど、ほんと、どこかネジがはずれてる感があるの、ナチュラルテンションハイ? それがまた面白いと思われて、ええ、いいキャラクターしています。

『サキュバスちゃんの攻略術』

これも天使と悪魔もの? と思って読み始めたのだけど、あれれ、主人公の真白、この人が天使なのか。訳あって人として生活しています。そういうのだけど、え? 本当は人間なの? 終盤、真白と友人のかなめの会話で天使というのが設定っぽいとわかってきて、正直ちょっと混乱しました。え? え? 天使ではない? 最初のうち、呼び出してしまったサキュバスのミアにテレパシーで考えが筒抜けとかいって牽制していたではありませんか。あれ、もしかして真白のはったり!? だとしたらすごいな。ほんと、終盤まで真白が天使であること疑っていなかった。というか、今でも、人でした、自称天使ですといいながら、実は本当に天使だったんですよーって引っくり返しがあるんじゃないかと疑っているくらい。

ええ、うまいこと翻弄されています。いい感じです。

最初、惹句にどきどきえろえろゲストとかあったから、どんなの見せられるのだろう!? とか思ったのですが、ゆうほどエロくはなくてちょっと安心しましたよ。いや、エロくてもいいんですけど、それよりも真白の人を食ったキャラクター? ただの中二病なのかそれとも本当になにか秘密を隠しているのか!? そうした底の見えない感じが面白かったです。ミアとの同居もはじまりますけど、ミア、絶対に真白に太刀打ちできないですよね。その真白の圧倒感。なかなかのものでしたよ。

2020年9月8日火曜日

『まんがタイム』2020年10月号

 『まんがタイム』2020年10月号、昨日の続きです。

『テレパス皆葉と読めない彼女』

ああ、念動能力者との攻防、まさにクライマックスですよ! と思ったら、すごいな澄花さん! 声かけて、引き込んで、それで能力の乱用、ストップさせたんですよ。ああ、ほんと、このちゃんと気持ちが通じあうというの、この漫画の美点だと思います。

しかし、この念動能力の彼女、やったことはともかくその動機は切実で、運動苦手なメンバーたちの頑張りを無駄にしたくなかったんですね。しかし、超能力者の特定から決着までのスピーディーさにはやられまくりですよ。そりゃそうか。他に超能力者がいるなんて普通想定しない。だから、見事に皆葉に考えてること読まれて即バレ。澄花がコンタクトして、そして皆葉と笹本で決着。あの能力勝負で不正をやめさせられたところ。そして、運動苦手なチームメイトたちの頑張り、それがちゃんと報われてるところ。ええ、負けてもやるだけのことができた、ちょっとずつでも皆が納得いくプレイをできたことに喜んでる様が素晴しかった。ええ、桐谷まつり、この子もこうしたメンバーの喜びに触れて、きっと報われたんだと思うのですね。

かくして秘密の仲間が増えました。かっこいい系女子のまつりさん。思いっきり澄花にほだされてるのがいいですね。ところで、トランプやってる皆葉たち。また超能力ババ抜きやってるんでしょうか。本気全開のゲームにハマってるのかな。楽しそうでいい一コマでした。

『良倉先生の承認欲求』

ぶんちょー紳士を知る水元さんが写真部に入りました。なので、部室の改装をします! いや、まあ、そのままだったらOLさんの正体バレますもんね。とはいえ、良倉の秘密を知るばかりに作業に駆り出されてしまう星畑に上枝、夏休みなのに大変です。

片付けの風景。先生がわりと役にたたないのは想定内として、飾られていた可愛い小物たちに心奪われてる星畑とか、なかなかにチャーミング。なんだかんだで楽しんでる感出ていてよかったです。そしてケーキのくだり! これが面白い。どうせSNS映えだろうってツッコまれて、良倉ショック! ちょっと涙目!? 星畑に謝らせちゃったのに、やっぱり写真は撮っちゃうんだ! ええ、星畑のツッコみ、冴えまくりでした。

今回に限ったことではないんですけど、星畑、ほんとすごくいい子ですよね。ウソつきにならない程度に話をあわせてくれるという星畑の、アタシもぶんちょー紳士のファンだしねってコマのあの表情! うわあ、めちゃくちゃチャーミングだよ、この人。そして、部屋に残した小物がぶんちょー紳士の画像のそれと気づく水元さん! おおう、見る見る青くなる良倉と星畑。ほんと、そう遠くないうちに身バレしそうで良倉先生は怖いでしょうな!

『ハニトラなんか怖くない!』

めちゃくちゃ面白い! 山田さん、イメチェンですよ! がっかりしたから!? 怒ったから!? 綾小路にはまるで伝わってないですけど、違うよ! あの時の山田さんに寄せてきてるんだよ。ちょっと男の子っぽかった少女時代。話しぶりもざっくばらんにして、差し入れのお菓子も思い出の駄菓子という周到さ! いやあ、でもこういう山田さんも魅力的だよなあ。今ではどちらの山田さんが自然体なんだろう。

綾小路はいつもながらといいましょうか、どこかピントはずれなんですけどね、それであんなに大仰な謝りかたしちゃって、部長まで混乱させちゃって、トラブルにはならなかったんですけどね、でも山田さんにあんな悲しそうな表情させてしまった……。と思ったら、今度は怒り顔なの!? なんか、きょとんとした、そんな顔。今回はちょっと常には見られない、そんな山田さんを沢山見られて、なんだか嬉しかったです。いや、でもやっぱりこの人には笑顔でいてほしいですけどね!

さて、綾小路、地元の同窓会に誘われました。小学生時代の友人から山田さんのことを聞けるかも! ええ、ちょっと進展などあるでしょうか。いや、なかなかそうそう簡単にはいきそうにない、そんな予感もしますよね。

『お天気おねえさんの晴れ舞台』

琴音の長所は頑張り屋なところ。でも今回は頑張りすぎてしまいましたね。

エアコンが壊れちゃったというので牧の部屋に転がりこみます! それで牧の姪っ子の芽衣ちゃんと一緒に、牧の部屋にいくんですが、料理作ったりね、琴音、リラックスしてるように見えて、いいじゃないかって思ったんですね。でも、仕事している牧を見て、芽衣からも応援されて、さらに他の人からの応援もうけて、ああ、絶対に受からないとって思っちゃったんだ。それで無理しちゃってる。睡眠も削ってるんだろうなあ。倒れそうになって、牧からも叱られて、強制的に休まされて、それでようやく落ち着けたんですね。

ちょっと思いつめてしまっていた。それを自覚して、反省して、ちゃんと休息とること意識するようになった琴音。これが彼女の勉強、試験によい作用してくれるといいなあって思います。