2017年5月24日水曜日

『まんがタイムきららフォワード』2017年7月号

 『まんがタイムきららフォワード』2017年7月号、発売されました。表紙は『あんハピ♪』。はなこと椿でありますよ。椿、可愛いですね。いちごのサンドウィッチ、いちごのケーキ、春を感じさせるお菓子、食べ物、小さなバスケットに入れまして、紅茶と一緒にいただきます。そのピクニック思わせる情景。はなこの不思議と自然な中間表情。そしてちょっとはにかんだ様子の椿です。椿の向こうではチモシーがいい顔でお茶飲んでるのね。ほんと、椿と好対照ですよ。

ゆるキャン△』、本当に面白いです。海にやってきたリンがすごくいい表情で、ふおおおおっ!! 海だぁーっ!! って、こんな喜び方する子でしたっけ!? うおお、すごく意外な表情! と思ったら、ああ、コラえるのね。あくまでも内心のイメージなんですね。この子のソロキャンの情景。いろんなもの見つけて、そのたびたびの感想、想像がおかしくて、あの大きなわんこ。クールな外観とはずいぶん違うんですね。今回はお母さんに頼まれたお茶、あれ、いいですよね。本当にそういうお店があるの? だとしたらちょっといってみたい! そして見付天神。神社の情景も魅力的。そしてお目当ての悉平太郎を探したところ、ああ……、悲しい話が……。そこからの友達とのメッセージのやりとり。ちょっと切ない話題も交換しながら、楽しいこと、嬉しいことをちゃんと意識していく。キャンプ場についてからも、リンのマイペースなキャンプ。そこにいるのはリンひとりなんだけどITの恩恵でもって言葉をかわし、そして友人を思う。これは今という時代ならではのソロキャンの情景なのかも知れませんね。あの眠ってるリンの表情、なにか喜び感じさせるものあって、ええ、充実のキャンプなのでしょうね。

『はるかなレシーブ』、沖縄予選本番です! かつてのライバル? 愛衣、舞と再会したりしてね、そうか愛衣さんは大学生だから出場はしないのね。一回戦を順当に勝ち上がったはるかな。二回戦でヨウカンと当たるんですね。いやあ、これやられましたね。はるかのサーブがいい感じに決まって先制点。お、これはいけるのかな? そう思わせて印象を引っくり返すんですよ。やられましたね。はるかなには弱点がある。その弱点を的確についていくっていうんですが、その弱点、かなたがよくよくわかってる。そうか、はるかなはブロッカーとレシーバーを分業してるんだ。なのではるかさえクリアしてしまえば、あとはかなたの領分。大きなエリアをひとりでフォローしないといけなくなる。じりじりと追い込まれて、どうだ、これで流れを変えられるか!? はるかの会心のアタックも拾われてしまって、ああ、ついにマッチポイント。これ、まさか負けやしないだろう、そう思うんですが、いやあ、どうだろうなあ。はるか、かなたのふたり、レベルが上がっていること、ばっちり伝わってきていただけに、陽菜、柑菜ふたりの強さがいや増して感じられますね。

『なでしこドレミソラ』。うおお、美弥さん、素晴しいな。今回は美弥がメインですよ。家での美弥、いいお姉ちゃんとしての姿をこれでもかって見せつけてくれるんですが、それに加えて扉の彼女も、さわやかな美しさにほのかに艶やかさが匂う、素敵な姿。本当、この子は魅力的だと思います。さてさてですよ。弟達也が、お姉ちゃんばっかりってスネちゃってるのね。三味線ばっかやってるのにお姉ちゃんは怒られない。自分はゲームばっかりやってるっていって怒られるのに。まあ屁理屈ですけどね。でもまあ難しいですよね。でもそれでお姉ちゃん、弟に歩みよって、どんなゲームしてるのって? でもって、弟、すごいね、これいいねっていわれてちょっと嬉しくなっちゃったなこれ。けどなんで水着で戦ってるの? これ面白かったなあ。なあ少年よ。女キャラ使ってるのバレたくないよね! 友達にも内緒だよね! けど、ほんと、いいお姉ちゃんだと思う。年が離れてるからかな? 本当の姉はこんなに素敵じゃないぞ! ともあれ、達也、ちょっと振舞いを改めて、さらに加えて、姉ちゃんちょっと可愛くなったよなですか!? もう、どうしたらいいのか。どうしたらいいのか。ねえ、なんだろう、素晴しいです。

『にじいろフォトグラフ』、新連載です。夏休みも終わりの頃。お婆ちゃんの家から自分の家へと戻ろうとしているのかな? むぎわら帽子のお嬢さん。内気でネガティブ、人の目が気になってしまう、そんな子なのですが、なるほどその理由、後に語られましたね。家に帰ったら、姉が大童。小さな金髪の女の子、見知らぬ子が玄関で大泣きしとってね、いったいどういうこと? まったくなにもわからぬままに任されてしまって、そしてこの子と一緒にギザギザ探しに町に出るんですね。ギザギザはひまわりのことだったのだけど、パパがとったしゃしんとおなじ? ということは、パパは写真家? タイトルのフォトグラフはここからきているのかな? そして主人公、葵のコンプレックスも語られて、それは青い目。人と違うことが嫌で、けれど青い目は綺麗だって、その子、サラにいってもらえて、自分と同じ青い目だって。サラとの交流通して、葵のコンプレックスなどもろもろ、それが癒えていくという物語なのかも知れませんね。しかし、サラの面倒を見ることになったっていうんですが、ということはこの金髪のパパ、撮影旅行とかで長く旅に出たりするのかな?

2017年5月23日火曜日

『まんがタイムスペシャル』2017年7月号

『まんがタイムスペシャル』2017年7月号、昨日の続きです。

『ちんまり経理のヒメ先輩』。ヒメと若林の誤解、勘違い、すれ違い、めちゃくちゃ面白かったです。テレビニュースで見たボーナスの話題。けれど若林にはボーナスがなくて、と、それを気に病むヒナはいい先輩だなあ! あんまり気にして、ボーナスがないなら休暇を、そう思ったのに誤解されて解雇とか思われちゃう。いや、ヒナちゃん、まだまだ未熟というべきか、言葉の選びようが間違いだらけで、ほんと、若林は役立たず扱いされたと思ってるし、かと思ったら若林の言葉に、もうすぐ辞めちゃう!? ヒナも勘違いしちゃうのね。でも、それで父すなわち社長に談判して、少ないながらも若林に寸志を出させる。ええ、ほんと、いい先輩ですよ。ちょっとドタバタ。でもって勘違いも晴れて、ああ、最後のヒメの先輩風。最高だと思います。

『課長と私のおかず道』。めちゃくちゃ面白いです。いきなり後悔する保志からですよ。いったいどうしたのか、なにがあったのか!? なんと南条課長のおかず語りがノンストップ! その引き金を引いてしまったー! っていうんですね。しかしこのおかず談義、廊下まで聞こえてるのか。それで橘さんも加わって、ごはん派、パン派の熱い戦いが!? と思ったら、パンに合わないものはどうでもいい。すごいわ、めちゃくちゃ面白い。この人たちのおかず談義、なんてことないことを一生懸命に語る課長がおかしければ、ついついつきあっちゃう保志もいい。この人たちの、こうした時に現れる人柄、個性が本当によくて、表情が魅力的で、今回はそうしたよさ、ばっちり出てたと思いますよ。しかしついついたくさんになっちゃうおでんの話。あれ、実におかしい。うん、足して作る系のおかずって油断するとどんどん増えますよね。

『まちがいだらけの恋愛道場』。今回は圭介に迫ります。マサスケが街で見た圭介は店とは違い男の姿で、芝が見かけた圭介はいい男ふたりはべらしたセレブ風。いったいどちらが本当の圭介なのか。あるいはどちらも違うのか。それを本人にそれとなく聞いてみようというのだけど、圭介ノリノリ。で、圭介の過去の恋の話。聞いてる芝とマサスケの、それぞれ全然違うこと想像してるのがほんとおかしくって、けど圭介の真実までには辿りつけんのかー! いやあ、これずっと謎でいくんだろうなあ。圭介の謎、ちょっと知りたいなあ。そう思ってる私は芝サイドの人間です。

メェ〜探偵フワロ』、ミスレモン、報われました! ずっと悩んでた小説。読み切りながらも載ります! 代原ながらも載ります! レモンさん、浮かれてみたかと思えば、一緒に載るだろう小説に自作を比べちゃったりしてね、もうそうなったら不安で不安でっていう、その気持ちの揺れ、見てるとおかしいんだけど、本人には切実なんだろうなあ。しかしそれでコバーン少年、レモンさんの助けになろうとあちこちに取材しようっていうんだけど、うおお、ラウールが酷い! 死人みたくなっとるよ! コバーン少年を前に大人の態度で接してたローラさんも、壊れたラウールにその鬱屈した気持ちを露にして、ほんと、これ、どんな面白さやねん。最高でしたよ。そしてやっぱりレモンさん大人気。おお、よかったなあ。好評じゃん。でも突っ込んだ感想が恥ずかしい! ああ、創作というのはそういうものなのかも知れませんね。その恥ずかしさや照れを超えないといかんのかあ。

  • 『まんがタイムスペシャル』第26巻第7号(2017年7月号)

2017年5月22日月曜日

『まんがタイムスペシャル』2017年7月号

『まんがタイムスペシャル』2017年7月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』マキがメインでありますよ。いちご狩りですね。手にしたいちごの赤さも美しく、マキも負けずに魅力的に描かれています。春らしいいいイラストですよね。テーマはいちごなのですね。『ローカル女子の遠吠え』、りん子さんもいちご狩り。でもなんか楽しそうには見えないっすね。帽子もいちごっぽい。手にした風船もいちごです。『課長と私のおかず道』保志はいちごのショートケーキ? いや、タルトかな? 嬉しそうな表情が印象的。いいカットだと思います。

『ローカル女子の遠吠え』は大井川上流にある温泉地、川根が舞台であります。というのでのっけから温泉。あらまあ、りん子さん、えらいこと色っぽくいらっしゃいます。ハッチの父が川根にUターンして古民家を改装したカフェを開いたっていうんです。それで開店祝いに訪れたっていうんですが、ハッチの、ハッチのお父さんも、心に傷を負ってしまってらっしゃる……。もしかしたらハッチがブラック企業から逃げるの遅れたの、社会情勢の問題もあるのでしょうが、父の有り様見て、そうした働き方を異常と感じなかったからなのかも知れませんね。さて、今回の静岡風物は大井川鐵道ですよ。SL、吊り橋、そしてダムが見どころ。自然も多く、これはたしかに魅力的ですね。

『君のパンツに一目惚れ』。これ、ほんといいですよ。扉でクマパン、なにやってるの? ああ、そうか、ボタンつけの練習してるんだ。クマの刺繍、あれやったの自分だって嘘ついちまいましたからねえ。少しでも嘘を嘘にしないように頑張ってるんだ。クマの刺繍した張本人であるクマパンの母ちゃん。この人もいかします。なんと、クマパンのパンツ、全部に刺繍いれたんだ! 容赦ないな! しかもカバンにまでアップリケ! このにこやかで容赦ない母ちゃん。おっとりして素敵な母ちゃんだなあ、そう思ってたら、そうか、刺繍についてなめたこといったらあんなにも怖く! しかしクマパン、学校では人気者ですよね。それだけに刺繍ができないことバレてはいけない。うまく乗り切っていただきたいものです。

『穂積くんは猫に勝てない』。今回は猫の飼い主募集の話。そうか、自分たちで飼うだけじゃなく、ネットで希望者とのマッチングとかもしてるのですね。しかしそのマッチング、面談の大変なこと。どういう人柄か会って確認し、飼育可能であるか住居もろもろ確認していく。ああ、そうだよなあ、猫のしあわせ、それ考えれば、うかうかいいかげんな飼い主に引き渡すわけにはいけないものなあ。この面談の場で、穂積くん、活躍したじゃないですか。猫をかまいたくてしかたのない男の子を引き受けて、どうやったら猫と仲良くなれるのか、聞きかじりながらもアドバイスしてあげて、おお、穂積くん自身の猫との距離も縮まってるじゃないですか。先輩の穂積くんを見る目もちょっと変わってきている? そして穂積くん、猫とおしゃべり。おお、いいじゃないの。これ、とてもいいんじゃないでしょうか。

『はたらく女子のセーラー服』。フリーター山之木勇がバイト先に向かう途中で見掛けたセーラー服のお嬢さん。定期売り場で通学じゃなく通勤定期を買い求めて、ああ、この人、こんな格好しながらも社会人なのか。目的地は学校。勇の目的地と一緒。なるほど、学校で制服の採寸をするのが仕事なのですね。しかし、3ヶ月も常駐するものなのかい? 実は私、学生時分に制服店のバイトしてたことがあって、採寸日があって、それから少ししたらお渡しの日があって、それを公立2校、私立1校、春の重要な収入源でありました。まあ私が採寸するわけじゃないんですけどね。採寸にかかるいろいろ、こっそりスカート短めにして欲しい云々、そうしたリクエストあったりとか、そういう話聞いたりしてましたっけ。ともあれ、この漫画、簡単に制服、採寸について説明してくれたり、そしてそこに制服を愛しているという多賀さん。勇、その奇行につきあわされることになるんですね。いやまあ、マネキン代わりと考えたら、こういうのもありかもですよ。

  • 『まんがタイムスペシャル』第26巻第7号(2017年7月号)

2017年5月21日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年7月号

『まんがタイムきららMAX』2017年7月号、一昨日の続きです。

『合体アイドル!スノウちゃん』。皆で役割り分担してネットアイドルをやっている。いつもは編集でなんとかするのだけど、なんとライブに出ることになってしまって……、はたしてどうなる!? というのですが、いろいろギリギリでおかしかったです。なにがおかしいって、見た目&ダンス担当の瑠璃が割食わされまくりっていうのですよ。楽屋同室のカナリヤさんに、誰がスノウであるか秘密にしないといけない。っていうか、皆でスノウなわけなんだけど、ともあれ見た目スノウの瑠璃ですよ。緊張でお腹くだしてるとか無茶な嘘つかれるし、露出魔扱いされるし、さらには揉まれる。歌スノウである杏は杏で、緊張のあまり駄目になってしまってるし、お漏らし怖れてオムツ装備。って、気の毒すぎる。ほんと、いろいろギリギリでおかしかったですよ。

『夢見るプリマ・ガール!』、今回は先生メインですか。あかね先生がれいか先生から誘われるんですよ。映画にいかないか。今年のはダンスが見どころだからあかねもたぶん楽しめる。で、それがなにかというと、劇場版マジプリ狙われたマジプリレッツゴーオールスターダンスパーティーツアー。長い! 長すぎるよ! でもって当日、映画館前にあらわれたれいか。大型バイクでゴスロリ衣装、って濃いな! 特濃やな! バイク運転してたのはみゆのお母さんなんですね。れいかが映画に誘った。いや、むしろ召喚したって感じか? 映画にいくのと交換にゴスロリ服着せられてるっていうのか。いや、でも似合ってるからいいじゃん。みゆ母を呼んだ理由が奮ってました。見た目子供のこの人と一緒だと中学生以下対象の特典がもらえるから。って、すごいな、完璧じゃん。ものすごい実際的理由。素晴しかったです。最初はそれほど乗り気でなかったあかねも思わず引き込まれて感動して、そしてれいかは自分の好きという気持ちが承認されて、ええ、皆にとっていい体験になったんじゃないかなって思える、いいエピソードだったと思います。ここまでは……。いやもう、ラストにえらいのぶち込みましたね。ええ、みゆ母、よかれと思って大惨事! ええ、ほんと結構な大惨事です。

『機械科乙女のマキナレポート』。これほんと素晴しいです。冒頭から女の子3人の学校での日常描きましてね、食いしん坊で後先考えない紗とかね、そして凛々しいハンサムガール、あかねとかね、でもって機械大好き澄子。前回は機械工作とかやってたけど、今回はこういう普通の女子高生らしい表情見せて、キャラクターをより印象づけようというのかな? いや、違いましたよ。ページめくったらアーク溶接。すごいインパクト。溶接面がいいですよね。さらっとアーク溶接の説明がされて、そこからはもう機械科の世界ですよ。ちょっといい溶接面にウキウキの澄子とか素晴しい。でもって紗はやっぱり食いしん坊で、かと思ったら、おお、溶接完璧! このギャップがグッドですよね。すごい。すごくいい。そして澄子の年季の入りっぷり! それぞれに個性が際立ち、かつ生き生きと気持ちいい。理想的だと思います。最高です。

『ぱぺっとコール!』、これもいいなあ。扉のほとりんのうさぎパジャマ、最高に可愛い。そして本編。新歓用の脚本がさっぱり書けない。苦しんでるほとりんに、歌とかいれてみようか、しおりの提案。そこからどんどん話が進んでいくのが面白かったんですよ。吹奏楽部にお願いして音楽室を借りました。それでみんなで楽器使って、いろいろ歌を考える。っていうんだけど、ウインドチャイム、トライアングル、そしてゴングの3連発、おふざけなんですけどしおりが本当に楽しそうで、ほとりんもティンパニ、ボンゴ、バスドラムにシンバルでうさばらし! 可愛いわ、楽しいわ、面白いわ。とてもよかったです。ちふゆさん、万能なんですね。ピアノ、ばっちりじゃないですか。メロディ適当に作ったら伴奏までつけてくれる。即興で考えて、ピアノの前で歌ってるしおり、なんかはればれとして魅力的だなあ。対照的なのがつるちゃんで、ギター抱えて、聴いてください「疎外感」。ほんと、今回めちゃくちゃ面白い。ほんと、楽しくて、わくわくさせられる。ええ、これ、どんな結果になったんだろう。新歓の舞台、楽しみになるじゃありませんか。素晴しいですよ。

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第7号(2017年7月号)

2017年5月20日土曜日

『まんがタイムファミリー』2017年7月号

『まんがタイムファミリー』2017年7月号、先日の続きです。

『かなみ育成中!』、いいですね。休日に男子とおでかけ。そういって服装選びに余念のない叶美さんですが、いや、待って、山登るの? いや、違うか、エコバックとか自転車とか、ちょっとおかしい。って、買い出しかー! 目的地は卸売スーパー。混雑必至。そんな状況でも成果を勝ち取らねばならない。一緒にいく男子、綾瀬はデートの相手じゃあない。同じ戦場に身を置く戦友だ! おお、なんだこのノリ。めちゃくちゃ面白いんだけど、綾瀬君、叶美に遅れをとってるじゃん。かくして自分の未熟を悟った綾瀬君。叶美を師匠と認定! ほんと、なんだこの展開! けど、叶美、師匠師匠と懐いてくる綾瀬のこと、弟みたいで可愛いなんて思っちゃって、おお、これはなにか進展あっちゃったりして!? と思ったけど、ないかも知れない……。これ、叶美が好きな男性のタイプ、弟タイプなのか頼れるタイプなのか、それさえわかってませんからね。ええ、まずそのへん見極めないといかんですよね。

『妹のおシゴトは時給2000円』。只野の過去、明かされましたね。なぜ彼はこんなに金持ちなのか。また家族ごっこなんてするにいたったのか。突然やってきた叔母が語っていった。そうか。只野、事故で家族を一度に失ったのか。それで保険金を遺産として受け取った。しかしこのできごとをきっかけに人間不信を深めてしまい……、というのだけど、只野、叔母に食い下がるのがよかった。只野のことなど眼中になく、遺産目当てで子供を取り合ったのか。しかし、これ、ミエ子、只野のことかばってね、感動的だったよ。叔母よりも、親戚よりも、この雇われた、金の繋がりでしかないごっこの家族の方がよっぽど只野のことを思ってる。ええ、この段々に相手のことを思いあうようになってきている状況、これにやられています。そして妹の真実。これにもやられました。只野、お前、只者じゃない。

『役職名はお嫁さん』。鹿沼、素晴しいな。ノーといえる部下です。獅子本の失恋を励ますのも部下の務め、そういう美如に、絶対違うと思います、ノーを突き付けて、でもってこの人、励ますとか元気づけるとか、致命的に下手! すごいな。一回結婚できただけでもすごいじゃないですか。それ、相手次第でけんかになるよ! また獅子本も獅子本で、落ち込んだ気持ちのコントロール抜群で、慣れなんだそうだけど、そうか……、慣れるほど失恋しとるのだね……。獅子本を励ます、そういって飲みに誘う卯月。獅子本のこと好きですよね、多分。鹿沼が気づいちゃった! って、気づくやろ! え? これで好きじゃないってことあったりするの!? そんな感じだったじゃん、ずっと! でも、それでも、なかなか恋愛関係みたいにはならんのだなあ。いいところまでいく。でもすぐに獅子本が揺れる。ここというとこで、卯月がちゃんと押さえないからだよなあ。ともあれ、まさか犬野夫妻のお隣さん、小説家の彼と獅子本が繋がるとは! いや、今回ちょっと予想したんですけどね。それがドンピシャ! ええ、これ、かなうのか。やっぱり失恋するのか。過去の恋愛とはちょっと違った経緯を辿りそうですよね。どうしたかたちで落ち着くのか。結構長い話になりそうな予感です。というか、きっと長く読みたいんだな、私が。

『パパとあそぼう!』。今回はママが可愛かったなあ。娘、さくらと一緒に遊びに出たパパ。雨に降られてカフェに一時避難したんですが、電話でそのこと聞いたママさんが、今から迎えにいこうかなあ。暗に自分もカフェにいきたいっていってるんですが、パパさん全然気づかない。うん、この人がこんなもってまわったいいまわしでわかるわけないじゃないですか! パパとのカフェ、さくら、楽しかったみたいですね。ちょっと大人の気分? そして帰宅後、夜にママさん、私もいきたかったっていった時のあの表情、ああ、やっぱり可愛い。うん、このパパさんには、私もいく、合流するっていわないと駄目っすよ。ダイレクトに甘えましょう。

『かしこみかしこみ』、奏衣様がお出かけです。桜、橘と三人で。ムク、山椒を置いていくのは心配だけど、ってそうなの!? あのふたりほど手のかからないのっていないんじゃなくって!? と思ったんだけど、奏衣様からしたらやっぱり違うのか。心配だから映画に誘うも、怖い映画はちょっとと拒否されてしまった。それでふたり神社に残されたムクと山椒。おお、廊下ででんぐり返りでありますか! うん、やんちゃだ! でもそこまでじゃないよね。これ山椒もノリノリで、でもそこまで悪いことじゃないよね? そしてムクも山椒も、奏衣様のこと好きなんですね。神社がシンと静まって、それがさみしいって。最初はわいわいでんぐり返りしてたふたりも、なんかしんなりしちゃって、それで奏衣様のことまだかなまだかなって、それがもう可愛くて、ええ、本当にいい子たちです。心配性の奏衣様もほんといい保護者で、みんな仲良し。素晴しいです。

  • 『まんがタイムファミリー』第35巻第7号(2017年7月号)

2017年5月19日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年7月号

『まんがタイムきららMAX』2017年7月号、発売されました。表紙は『きんいろモザイク』。春です。綾を中心に穂乃花、カレンと華やかな三人娘がハイキー基調の表紙に映えて実に美しく素敵です。ほぼ白一色の背景。三人の揃いのドレスも、淡く落ち着いたピンクに白いエプロンが目立つ、これまた明るめのもの。そうしたハイキー寄りの表紙の各所にあしらわれた苺の赤が、三人の髪の黒、茶、金髪がアクセントを添えて、とても印象的なイラストに仕上がっています。ちょっと引っ込み気味の綾と、綾の手をとるカレン。そして動きのあるポーズの穂乃花。それぞれのキャラクターがよく出ていて、そしてその違いが魅力的な対比を描いてとてもよい表紙だと思います。皆の髪、そしてふわりと広がるスカートが、画面の中央に大きな円形を構成しています。安定感ある構図、視線も穂乃花の手にした皿の上、宝石みたいに美しい苺のタルトの印象の強さにぴたりと安定させられて、そうかと思えば、いったん落ち着いたその後に、三人の表情、髪の動きなびく様子、スカートの広がるその躍動がぐるりと視線を周囲すみずみまで誘導して飽きさせません。三人の足も動きに表情をつけて愛らしい。スタティックと見せてダイナミズムを隠した、完成度高いイラストだと思います。

『すくりぞ!』、ツバキヤマのヤバさが可視化されていますよ。寝子と待ち合わせ。そういいながら、たまたま出会ったにゅうと一緒にあちこちいっちゃいます。最初はにゅうも警戒してたけれど、ゲームショップではゲームに興味持ってくれて、アニメショップでも話題があって、そしてホテルの喫茶店ではピンチを救ってくれた。おお、にゅう、ツバキヤマへの心理的距離、縮まってるっぽいですよ。喫茶店のケーキ、その写真を部のグループに流してからがすごかったですね。リンがめっちゃヤバい。ルルもすごいテンション。これ、ここでの転換見せるために、知識だけ増えるルルが挿入されてたんですね。寝子の家に集まって、お土産のケーキでお茶をする。そこでのリンのすねちゃってるところとかね、それ見てまねるのはいいけどいじきたないってルルに見透かされてる寝子とかね、面白かったです。そして可視化されたツバキヤマのヤバさ。待ち合わせじゃなく待ち伏せ。誘えヨ!! 誘ってよ!! にゅうと寝子のダブルツッコミも冴えていましたよ。

はんどすたんど!』。いちごの見せ場がきましたよ。段違い平行棒。いちごはこれに賭けてたんだなあ。できることを確実にクリアしていく。そのいちごの一生懸命さがその表情からも見てとれて、身体の各所に力みマークが入ってるのは笑いどころなのかも知れないけれど、笑えないですよね。こんなに頑張ってるのに、笑うなんて無理ですよ。演技を終えてゆるんだ表情、あれも見事でした。ええ、皆に見どころ、皆にドラマがあって素晴しいです。そしてゆかちー。奇行の目立つゆかちー。緊張に弱いこの子が、皆より難易度高めの演技をしっかりきっちりこなしていって、ああ、あの表情、凛々しくてとてもいい。床の演技もエレガントで、この子、美しいなあ。演技すべて終えて電池が切れたとかもね、これ、よくあることだったりするのかも知れませんね。長丁場だもんね。ゆかちー、結果もちゃんとついてきて、おお、制覇だ! 第1位! これがこの子の自信になればいいなあ。本当にそう思いましたよ。

『私を球場に連れてって!』。面白いです。タマにボールが飛んでくる。だからグローブを貸してあげよう。でもそれで受けるんじゃなくて、頭に被ってヘルメットがわりにするんだ。ゲットしたボールを快く譲ってあげるタマ、いい人だ! そのボール貰った子、丸地猫子、8歳、レオナ、春子とも知り合いなんだ。赤ん坊の頃からずっと成長を見てきたというレオナ。ふたりの様子、近しさ感じさせていいですね、そういおうと思ったら、成長と共にキャッツは弱くなっていった……。おおう、縁起悪いよ……。春子、ファルコンズファンであること隠してたんですね。でも、気の利かないレオナのためにバレてしまった! そこからの展開、面白かったですよ。可愛いいい子の猫子さん。そう思ってたら、本性出たのか、やたらシビアな面をあらわにしてきて、そしてかつて福岡で共に生きた頃を思い出す……。いや、それ35年くらい前じゃないの!? ファンクラブの話とかよかったですね。そうでした。私も昔、球団のこども会とか入ってましたっけ。猫子とタマ、仲良くなったみたいでよかったですね。あのヘアピンも可愛い。そう思ったら手紙にちゃっかり裏切り禁止の駄目押しがあって、ほんと、野球のこととなったら容赦ない彼女らがとてもよいですよ。

『しろいぬシンドローム』、ゲストです。なかなかの驚きの展開。いや、こうなるっていうの、扉時点でしっかり予告されてましたよね。でも、なんでかその可能性に目を閉ざしていた模様です。子供の頃からずっと一緒に暮らしてきた犬。大好きなのに、一緒にいるだけですごくしあわせなのに、でももうずいぶん年をとってしまって、ああ、死んじゃうの!? そんなのつらいなあ。起こしてくれたことお礼いう時も、身体しんどいのに起こしてくれてありがとうね。もう老犬なのだなあ。なんだよう、切ないなあ、これ。そう思っていたら、人の姿をとって戻ってきた! ヒロインのクロノがね、構内放送で呼び出し受けた時、もしやって思ったの。学年首位だから、優等生だから、友人のりんに幸子がそういった話をしてて、始業式のスピーチの打ち合わせとかね、その呼び出しだって勘違いさせて、実はあのワンコが……、なんて展開あったら耐えられないかも知れん! そんな展開はありませんでした。むしろもっと驚きの、ワンコ、しろまるが人の姿をとって、転校生としてやってきた。望月白。まだいろいろ慣れない? 同居してるおばさんの発明? 薬で人の姿になったというのですが、感情が高ぶると犬の要素が出てしまう。おお、なるほど、それでそんなことに! 人の姿をとって、13歳相当の若さを取り戻して、気持ちも浮き立ったのかも知れませんね。

『サジちゃんの病み日記』、サジちゃんというのはこのいかにもヤバそうなこの子か。月宮沙慈。同じ学校の子、ひかりに異常な執着を示していて、カッターナイフで切った小指から流れる血で写真にハートマーク描いてみたりと、わりと本気で引いてしまうタイプの、いわゆるストーカーってやつ。ひかりは薄々誰かに見られていること気づいているのだけど、それがサジとはわかっていない。ひかりの友人、橋口メロは目敏くサジの存在に気がついて、というか、これで気づかない方がおかしくない!? ともあれ、ひかりを監視するサジを監視する。ちょっと邪魔してみるなんてやって、いやあ、これ大丈夫なのか。サジのヤバさを感じとりつつも、面白そうだから様子見しようというメロもちょっとまともじゃない。明らかにまともじゃない状況に身を置きつつも危機感の薄いひかりもわりと普通じゃない。まあ、漫画だからね。そうは思うのだけど、すまぬ、ちょっと引いた! 過激過剰に寄せていくこの漫画。ぬるくて埋没するよりも、これくらい尖ってる方がいいのかな。ともあれ頑張って次もついていきますよ!

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第7号(2017年7月号)

2017年5月18日木曜日

『まんがタイムきららミラク』2017年7月号

『まんがタイムきららミラク』2017年7月号、一昨日の続きです。

『となり暮らしのねこめがね』、このふわふわとして、ちょっと気鬱な雰囲気、とてもいいですね。すかっとしない。なんだかもやっとしたもの抱えてる。ハキハキとしない受け答えが目立つのだけれど、だからといってウジウジしているわけじゃないという不思議な感触。あたりがやわらかで、しっとりとやさしげで、ほっとさせられるのがいいのですね。スマートフォンに対し興味を持たないテイ。また新しいお店に気後れしている? 消極性発揮してるテイ。どちらもどこかしっとりとした胸の内。それがやわらかなやりとりのすえにぽっと暖かみをもって落ち着く。そうしたところがとても素敵でありました。癖になりますね。なかなかない味わいがよいです。

しましまライオン』、試験目前にしたまこたち。おお、えりながめっちゃ優秀だ。試験のこと忘れてない。ノートもばっちり。日々の勉強もばっちり。試験のこと忘れてて焦るまこや千鳥のこと、ばっちり面倒見てくれるんですよ。おお、えりなさん、いいやつ! 試験勉強で人の歴史に触れて、人の世界の戦いについていろんな感想抱いて、それで王様のこととかね、なぜいおんが女王と呼ばれていたのか、女王となったのか、なんて話になって、いおんは全然そのこと話さないでしょう? 隠してるとかそういう風じゃないんですよね。なんでなんだろう、みたいにここで興味持たせておいて、最後にその経緯を教えてくれる。ああ、そうなんだ。まこのこと守りたい一心で仲間を威嚇してたら君臨しちゃったんだ! ほんと、おかしかったです。そして最後になんとなく結果出しちゃういおん。真面目で優秀なえりなと天才肌のいおん。ここでは元肉食獣が勉強優秀なんですね。

『また教室で』。友達ができたことしみじみ喜んでる天羽きさら。ひなこに会いたい一心で学校にいくんだけど、まさかのダンボール装備! 堂々とした歩み、只者ではありませんね。しかし面白かった。ひなこときさら、再会をはたして、連絡先交換しあって、そして街に遊びにいく。身元バレを怖れてるきさらですけど、あわや大騒ぎってなった時にダンボールかぶせて引っ張っていくひなこですよ。あれ、めちゃくちゃおかしかった。絵にもなんだか面白みと可愛さ、ただよってますよね。芸能人であること、普通の生活送れないこと、気に病んでいるきさらに素直さ全開で接するひなこ、よいですね。思わず泣いてしまって演技の練習ってごまかすきさら、いじらしいですね。ええ、可愛い人たちです。そうそう、前園あすかさん。またなにか面白そうな子が出てきてますよ。

『お願い!ロイヤルニート』、ひきこもりが過ぎて完全になまってしまってる桜花を鍛えます。いや、ほんと、ある程度しっかり身体を作っておいた方がいいよ、というんですが、いきなりタイヤを引いて走るとか、無茶ですよ。トレーニングを嫌がる桜花をその気にさせたほたるの言葉。ああ、芸術になった桜花の身体、是非見たいですね。VRを利用してゲームで身体を鍛えます。これ、いいなあ。最初はドタバタするばかりだった桜花が、ほたるのサポート受けて遊んでるうちにすっかり熟練の動き身につけてるの、最高でしたよ。ほたるが学校にいっている間は怠惰がほたるの代わりをして、これですっかり鍛えられたかと思ったら、ああー、ボール顔面で受けちゃった! でも、ボールを落とさなかった。ああ、桜花さん、強くなられた。応えるほたるも真摯で、ええ、これ、素敵ですって。感動のあまり泣いてしまいそうだった。瑠璃子さんもちゃんと桜花の頑張り、ふたりのきずな、認めてあげてくださいよ。

『甘雲ダイアリー』、優汐の様子が最近変です。なにか上の空。いったいどうしたのだろう。あの子のこと考えてるんですよね。ピンチを救ってくれたあの子。雨の日にしか出会えない。そうしたところに、なにかこの世のものではない、そうした雰囲気を感じとっていたのですが、ああ、そうではなかった。この世の人でした。優汐、図書室に向かう途中、その子に出会うんですね。はるのも優汐たちと同じ学校の生徒だったんですね。体が弱くて晴れの日には外に出られない。だから雨の日が楽しみだった。そんなはるのが優汐と友達になれたことを喜ぶあのくだりは切々とはるのの気持ちが伝わるようで、またそれを受ける優汐の気持ちも! とてもよかったです。またはるの、優汐に加えて、純霞と小雪とも知り合えて、ええ、世界が広がりましたね。

ラストピア』、カリンの家に遊びにいきます。ピアノ教えてくれるんだって。マノだけでは心配だからとリッタもついていくことになって、そうしたらメイドさんに泣かれた。カリンお嬢様がお友達を……!! って、そこまでなの!? ピアノにはじめて触れるマノ。カリンがマノにいろいろ教えてくれるんですけど、あんまり通じてるみたいじゃないのがおかしくて、まあ、マノだものなあ。この子は自由で、常識とかにはとらわれないものなあ。でも、それが楽しいと思うんですね。中央ドのキーにしるしがつけられている。姉のアンナがつけたんだっていう、そのこと話してるカリン、なんだかいいですね。そして生き生きしてるメイドのナツさんもすごくいい。カリンの家出にショックを受けたとかね、ほんと、お嬢様の、そして娘のこと、ナツも両親も大切に思ってるんだな。それだけに家出がショックだったんだなあ。しかしこの漫画、ほのぼとした人の交流、関係を描いて、とても暖かでやさしげだというのに、そこにふとのぞかせる不穏の影。はっとさせられますよね。それだけに、リッタへの無茶振り、皆での即興の合奏、そういう楽しそうな情景に心がしっかりつかまれてしまうんですね。

  • 『まんがタイムきららミラク』第6巻第7号(2017年7月号)

2017年5月17日水曜日

『まんがタイムファミリー』2017年7月号

『まんがタイムファミリー』2017年7月号、発売されました。表紙は、おお、雨の季節ですね。『大家さんは思春期!』チエちゃんが制服にレインコートで傘持っておむかえです。『広島さん、友達になってください』も、キミちゃん、紅が傘の下、ジャンプしてるのが溌剌として可愛い。『かなみ育成中!』、ひとつの傘の下、叶美と結にはさまれたさき、なんか緊張の面持ち? いや、三人ともにちょっと表情こわばってて、なんだ、なんなんだ、妙に赤面しちゃってるのがアレだ! アレですぞ! しかし結ちゃん、男前ですね。凛々しいハンサムガール。素敵です。

『感染!ウイちゃん』。のっけからハッキング! いやあ、タイムリーですよね。皆さん、身のまわりでランサムにやられた人とかいませんか? さて、この漫画、ウイルスだハッキングだ物騒なものテーマにしながらもこのほのぼのですよ。ハッキング!! これ、まさかのウイのくしゃみという。ウイルスが風邪ひくなんて、みたいな話なんだけど、強がるウイをなんとかして休ませよう、なんとかして養生させようとするあれこれが本当にいい感じ。とてもほのぼの、思わずにやにやさせられる、そんなよさがありました。ウイが寝込んで、ウイから風邪うつされた対策ソフトの彼女も寝込んで、それで堕落する、甘えてるっていうのね、あつしにとっては大変でしょうが、これもまたなんだか面白くて、いいですよ、好きな感じです。

『レオタードって、恥ずかしくないですか?』、素晴しいですよ。りなが体育館にいったら、そこに怪しい人影。こら〜! 何してるんだぁ! って捕まえる時のりなの妙に気の抜けた感じがもう最高でしたね。この子、一年生なんだ。市民祭りでりなたちのステージ見て、興味持ってくれたんだ。けど、なかなか素直にはいいだせない。そうか、なにか心に鬱屈するものあるんだな。そうか、ボーイッシュなこの子。女の子らしいスポーツが似合うわけないって思って、だから興味はあってもやりたいっていえないんだ。でも女の子っぽくなりたい。葛藤があるんだなあ。りなに聞いてもらえて、なんかすっきりしたみたいですね。相変わらず素直じゃないみたいですが、さあ、この子の部活見学、どうなりますでしょうか。先輩がやる気満々で、どんなことになるかほんと楽しみですよ。

『広島さん、友達になってください』。すごくいいですよ。皆で宮島にいきました。宮島のことやたら調べて、誰よりも詳しくなってしまってるキミちゃんがいいですね。厳島神社にお参りして、それからいろいろ宮島のいいところ、名所をまわります。豊国神社。五重塔。そして水族館。って、水族館あるんだ。しかも神社風なんだ。面白いな。牡蠣いかだが名物。トドも楽しいよって。そして若い子だけで食べ歩きして、デザートが牡蠣! ってマジか! 広島ってそうなん!? ほんと、宮島の魅力がようく伝わってくるエピソードでしたよ。自分もちょっといってみたい、そう思わせるものありましたね。そして宮島のことすっかり好きになってしまったタミ。これキミちゃんもそうよね。帰りたくないとゴネるタミに、あんたらもう広島の子じゃろってゆうて、こよう思ったら明日でもこれる、ええ、なんて前向きで溌剌とした言葉でしょう。ほんと、これ、じーんとさせられましたね。ええ、寄る辺なく漂うように過ごしてきたこの子ら、もう広島の子なんやね。

『牧場OL』、なんやこらー! 新・制・服!! ホルスタインモチーフの可愛い衣装を装備して野花さん、華麗に登場ですよ! うおお、めちゃくちゃ可愛いな。すまん、野花さんのことみくびっとった。脱柵した牛を追う野花、これめちゃくちゃよかったですね。可愛いわ。スアンさんは着いひんの? いや、ほんと、悪くないですよ。直売所、どんどん進んでいってるんですね。もう建物はほぼ出来上がってる模様。ただ具体的になにをやるかまでは決まりきっていなくて、当初予定の通販はやめようという話になって、いろいろ思うようには運ばないもんだなあ。落ち込みかけた野花をはげました糸魚川、よかったですよ。元気とりもどした野花もすごく魅力的。ああ、今回は楽しくて、可愛くて、まぶしくて、すごくいい。話としてはこれまでの総決算といった雰囲気ありまして、ノーススターファームの星置に朝里綿羊牧場の麗華、鷲巣牧場のはるかと、これまで野花が出会ってきた人たちがどんどん集まってきて、直売所の計画に参加してくれる。役場の観光課からも人がきてくれて、昆布森幸。舎熊さんも知り合いの農家さんに声かけてくれるっていって、皆でアイデア出し合ってるあの様子! もう感動的でさえありました。ものごとがかたちになる。アイデアが実現される。その面白さですね。さて、最後に奥さん、ちょっと気になることおっしゃってます。過去になにがあったのか。それだけに今度こそはうまくいって欲しいって気持ちにさせられますよね。ところで、麗華さん、めちゃくちゃ可愛いですよね。一番はスアンさんですけど。

  • 『まんがタイムファミリー』第35巻第7号(2017年7月号)

2017年5月16日火曜日

『まんがタイムきららミラク』2017年7月号

『まんがタイムきららミラク』2017年7月号、発売されました。表紙は『うらら迷路帖』。これは面白いなあ。千矢と佐久隊長ふたりの表紙なんですが、千矢も警ら隊の制服決まして、凛々しく敬礼ですよ! といいたいところが、ええーっ、なんで佐久隊長に抱き上げられてるの! ふたりともにいい笑顔。眉尻をこうきゅっと上げましてね、でもこれが実にいい表情になってるんです。キツさとかまったくなくって、むしろやる気、気持ちの高まり感じさせるものあって、ええ、凛々としたその気持ち、とてもいいですね。生き生きとしたいい表紙。とても魅力的です。

ビビッド・モンスターズ・クロニクル』は前回までの怒涛の展開が一段落して、今回はむしろおだやか、振り返りと日常のエピソードでありました。ドラゴンとの戦闘でまさかの防具破損。ボンちゃんのウルフ耳も壊れちゃってて、それであんこに誘われて始まりの平原にいくことになりました。あんこの言い分は無償でウルフ耳が調達できるかもって、ええワイルドウルフを狩りまくるわけですね。ボンちゃんが、あんなに苦労したカエルプリンスに圧勝できるようになってる。またそこで出会った初心者にも親切に応対して、ああ、ちょっと昔を思い出す。ずいぶんと時間がたったんだなあ、友達も増えたんだ、感慨深かったです。ギルドに戻ればキャロがおかしなことになってる。って、猫! でもって麦茶! 結構な大惨事だ! ボンちゃんの新しいウルフ耳、あんこのストック品をもらったんですね。ということは、やっぱりあんこ、ボンちゃんと一緒に始まりの平原にいきたかったんだ。そしてボンちゃんから贈られたリボン。あんこ、本当に嬉しそうで、ああ、これとてもいいなあ。性能とかいうとあれだけど、そういうスペックでは語れない価値がありますよね。

『mono』、めちゃくちゃ面白いですね。ハルさん、漫画家なんだ。漫画と店、兼業なんですね。さて、前回は雨宮が全天球カメラを買ったという話。今回は霧山がカメラを買った話でありますよ。ほう、どんなカメラだい? って、アクションカム! ちっこくてよく撮れるの、最近出てましたよね。あれなのかな? これ、雨宮もいってますけど、写真部としては異色ですよね。全天球はまだしもアクションカムは違いすぎますよね。まあ、それはそれで面白いからありか。で、このアクションカムの顛末がおかしい。ハルさんの店にいた猫、たいしょーにとりつけてしまいました。あっちこっちいろいろいってるらしい猫なんですけど、こいつにカメラつけたら面白いもの撮れそう。好奇心が災いしましたね。なんとたいしょー、一度出ると一週間は帰ってこないらしいぜ? いや、これ、カメラなくなる展開かと思ったんですよ。ちゃんと戻ってきてよかったねえ。けどカメラは傷だらけ、って、そらそうよ。で、撮れた動画はえらい凄惨なものでって、安らぎからは程遠いありさま。もうしびれましたね。

『広がる地図とホウキ星』、今回は船旅ですよ。いやあ、ほんと面白い。ヴェリの実家にお泊まりというんですが、船旅の途中、リンが船員見習いになってしまってたり、しかもその後、どんどん出世していったりと、見どころいっぱい。いや、やっぱり魔法の活躍するのがいいですよ。海の知的生物、アンモ族の困りごとを魔法でもって解決したりね、って、ゼルダの凍結魔法使ったアイスクリーム作りか! で次は、船に迫る流星魚の進路を変えるためにヴェリとリンの協力魔法が炸裂! その情景の幻想的なこと! ほんと、物語が面白い、情景がまた魅力的、それでもってキャラクターがチャーミング。素晴しいものありました。船に迫るピンチも、人助けのお礼で回避できてと、この充実した展開のチェーン、本当、最高でした。これ、一通り読んで、エピソード2回3回分読んだくらいの充実感ありますよね。素晴しいわ。

『こはる一番』、連続掲載第1話です。憧れの陽南先輩を追うようにして柊学園に入学した小春。中学時代は風紀委員で一緒に頑張ってた先輩は今では生徒会長になっていて、さすが先輩! といいたいところだけど、久しぶりに会った先輩はちょっと変わってしまっていました。風紀委員として学園の秩序を守りたい、そう思っていた小春だけど、先輩は校則にしばられない学園生活、生徒の自主性を重んずる。と、そこまではいいのだけど、校則を破ることもやぶさかではない、なんていっちゃうようになっていて、先輩どうかしたのか。生徒会副会長という水上潮、この先輩の影響なのか!? この学校、名門であるようなのですが、遅刻しない生徒はいないくらいにルーズになっている? これは自由なのか無法なのか、まったく謎の状況に戸惑う小春と、そしてそんな小春を見初めた柊先輩なる人物。お、この子は学園長の娘とかそういうポジション? この人、小春の味方になるのかな? それとも逆? 予想もつかない展開が待ってそうですね。

『リトルリーダー』、特別読切です。生徒会長、小上陽菜。生徒会長就任の挨拶でしょうか? ステージに立つ陽菜の姿が、演台に隠れてまったく見えない。小さなこの子はまだ中学生で、書記の崎村亜紀ははたしてこの子に務まるのかと心配している。そんな陽菜のこと、副会長の三島和花が太鼓判を押す、のかなと思ったら、あれー、ギャップ萌えしてるだけだこの人! 陽菜のこと危ぶんでる亜紀、しかもこの人、和花をひとりじめする陽菜に嫉妬感じてて、危険だわ、剣呑だわ、そう思ってたら、なんだちゃんと会長のこと認めてくれるんじゃん。天才少女とかじゃなく、小さな背丈で一生懸命頑張る姿を見せるのはなかなかよいかも知れません。でもって、みんなを笑顔にしてくれる人だって和花がこの子のことを評価していて、ええ、この子たちがなにを大切にしようと思っているのか伝わってきますね。

  • 『まんがタイムきららミラク』第6巻第7号(2017年7月号)

2017年5月15日月曜日

けものフレンズ アンソロジーコミック

 いやあ、これ、KADOKAWA漫画部門の総力戦みたいな様相だったりするんでしょうか。人気のアニメ『けものフレンズ』。アニメ放送が終わってからも続々アンソロジーがリリースされていて、あれ? 今度はじゃぱりまん編? というか、こないだ出てたのなんだっけ、ああそうだ、ジャパリカフェ編だった。というところで気づいたんですが、これ、全部編集が違うんだ! 少年エース編集部、ファミ通コミッククリア編集部、コミックアライブ編集部、そして電撃マオウ編集部。これ、今では全部まとめてKADOKAWAですが、振り返ってみれば角川書店、エンターブレイン、メディアファクトリー、アスキー・メディアワークスとそれぞれブランド、社を違えた出自を持っているわけで、ということはアンソロジー各編ごとにカラー、傾向が違ったりするのかな。だとしたら面白いなあ。なんてちょっと思ってしまったりしたのでした。

アンソロジーっていうのはおまつりなのだと思っています。こんなんだったら面白いな、こんなシーン見てみたかったな、あるいは本編だったらありえない強烈な、尖った、エッジの効いたギャグを展開してみせたりして、作家それぞれの持ち味を楽しませてくれる。もちろんそこには好き嫌い、好みというのがあるわけなんですが、けものフレンズのアンソロジーに関しては落ち着いて、しみじみとよさ感じさせるものが多く、それは本編の雰囲気があってのことかも知れませんね。ギャグやコメディでもどこかやさしげで、ほろりとさせられるものもちらほらあって、ああ、ここにはみんなの好きがつまっているのかもなあ。なんて思わされるのでした。

あとがきが面白いんですね。ジャパリパーク編の時は、話題になってるので見たらはまったみたいなコメントがあったりして、ということは少なくとも企画が動き出したのは第3話「こうざん」以降であることは確実か……。ジャパリカフェ編ではちょうど本編クライマックスの頃だったようで、終盤の動揺からいい最終回をありがとう、そうしたニュアンス感じさせるコメントもたくさんで、ああ、みんなどういうところが好きだったのかみたいなことうかがえるように思う。またアプリ版から追っている人とかもあって、すごーい! ほんと、このバラエティ感、とてもいいと思います。

放送は終わってしまったけれど、まだまだおまつりは続く。そうした雰囲気感じさせてくれるアンソロジーです。それが毎月こうして出るというのは、皆の興味をつなぐという意味でも効果的だろうし、またおまつりが終わって欲しくない、そうした気持ちも感じられて、ここに送り手、受け手双方の望みが合致しているようにも思えるのでした。

2017年5月14日日曜日

ねんどろいど サーバル

 ああ、もう決断しないといけません。話題のアニメ『けものフレンズ』。まさかこんなにも人気が出るだなんて誰も予想していなかった、みたいなこと放送中からずっといわれていましたが、放送が終わったら波の引くように人気も静まるかと思いきや、今なおしっかりと熱を保っているところありまして、そして遅ればせながら揃いはじめるグッズのラインナップ。ええ、今回はそのグッズであります。フィギュアですね。まずはねんどろいど。あのちんまりとした印象の2頭身、いや2.5頭身くらい? の可愛いフィギュアでありますが、まずサーバルから出ます。でもって、なぜ決断が必要なのかといいますと、公式ショップで予約購入しますとね、なんとジャパリまんパーツがついてくる! うおお、これマストやんけ! で、この予約期限が5月17日。ああ、もう今週だ。ああ、決断しないと……。

なぜ決断を先送りにしてぐずぐずいっているのか。これね、いろいろ問題があるんですよ。ねんどろいどにじゃないですよ。私の方です。いやあ、困りましたね、もうモノを置けるスペースがないんですよ。小さな印象のあるねんどろいどですけど、ところがどっこい、これ、結構な大きさがありますでしょう。ディスプレイする場所がない。箱で置くのも結構な大きさです。でもねんどろいどひとつくらいならなんとかなるよね。そう思いつつも、サーバルに続いてかばんちゃんのねんどろいどが出ることがもう予告されています。ということは、売行き次第でフェネックやらアライさんやらどばどば出るんじゃないかな!? そうなった時に全部揃えないと気がすまなくなるんじゃないかな!

ええ、危険なんですよ。怖くて決断できない。

つい先日のことですけど、figmaでも『けものフレンズ』のフィギュア出るって発表ありましたよね。figmaは1/12サイズの可動フィギュア。サーバルとかばんちゃんと、そしてジャパリバスが出るっていうんですよ! って、マジかーっ! まさかのバス!

うん、危険だ。これ、figmaだけならそこまでこなかったろうのに、まさかのバス。うおお、これは危険だわ……。

ということで決断できないのです。ええ、なんともいえんのです。

2017年5月13日土曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年6月号

『まんがタイムジャンボ』2017年6月号、昨日の続きです。

『中の人に恋をしました。』、紬の恋、なんと、お隣さんにばっちり伝わっちゃうのか。これはまったくの予想外。ふらふら歩いててお隣さんとぶつかってしまった紬。その流れでふたり公園で話をすることになったというんですが、このところおかしい、ヒーローショーでレッドさんにお礼を渡して以来、なんかおかしい。ともあれこの会話でもって、こないだのレッド宛のプレゼントが変身前の彼ではなく変身後の中身である自分宛と理解してしまった。そして紬の気持ちが恋であるらしいこと、しかもそれが初恋であるということ、ばっちり意識させられて、いやけどお隣さん、それでウハウハになっちまうとかじゃなく、むしろ戸惑うんですね。さて、最後にちょっと気になる流れ。レッドの変身前の役者、黒崎に届いてしまった紬からのプレゼント。でもって、これ、自分宛と思ってそれでその気になってしまうとか!? ああ、なんかややこしいことになりそうな予感がしますね。でもこの反応で、お隣さんとは決定的に違うってこと、はっきり示されてしまいましたね。

『ペンタブと戦車』、おお、最高ですよ。ちょっとした行き違いでスミが勘違いしてしまった。武田大尉と里見曾祖父。俺たちは夫婦だからな! という武田の言葉を里見相手と思ってしまって、さあ大変。恋敵が男になってしまいましたわ! そのたんびたんびに差し挟まれる美しい武田、里見のカップリング、これが見事に最高で、しかも動揺するスミを面白がって後ろから武田に抱き付く里見ですよ。うおお、頬擦りまでするか! うおお、素晴しいな。けど、今回のエピソードでもって、いろいろ困りもののスミが、情熱的で夢想家で理想主義者で自由な気持ちを持った強い女性とはっきり知らされて、おお、それを知った武田大尉、まさかスミのことちょっと好きになってしまってる! 89式はどうしますの! 心に誓った相手は89式だけなんじゃありませんの!? しかしスミさんすごいですよね。武田と89式の夫婦、結納って話を聞いて、理解はしがたいけど安心しました! なんと、さらっと受け止めて、これ、つまるところ今は里見曾祖父にしか興味がないってことだよね! ほんと面白い。しかし武田大尉、どうするのだろう。もしこれでスミに気持ちを移さば、さらにはスミが武田に応えるようなことがあれば、里見青年の存在が危うい! ああ、危険な領域に踏み込んでまいりましたね。

『シコふんじゃえば?』、最終回ですよ。相撲部屋を隠し撮りする怪しい女子が警察につかまりそう。まあ舞なんですが、友人の危機を救うべく飛び出した杏子。ここは自分の家で、友人に頼んで写真を撮ってもらってたと。しかもなりゆきで力士の尻が好きだなんていわされちゃって、おおう、後ろで舞が仲間発見とばかりに喜んでもうてますよ! さて、かくしてかなったカムアウト。驚きこそはしたけれど友人たちもだからなんだということもなく、ただ舞だけは興奮しまくってるわけですが、これでちょっと嬉しいのは、父ですよね。ああ、娘が自分の仕事に興味を持ってくれたと喜んで、頼まれていたチケットもまさかのマス席! 友人とのわだかまりもなくなって、また父もこんなに喜んで、杏子もまたよかったなあ。親孝行ですよ。相撲観戦が終わって、友人たちとの帰り道。杏子が見せたあの笑顔もまた素敵でした。ええ、相撲をきずなに友情も親子の情も深める、そうした漫画でありました。

『あの日の海と16歳の夏休み』、これとてもいいですね。商工会の会長やってる祖父の手伝いで美容室訪れた菜乃。すごく素朴な女の子。この子、さきの髪形が違ってること気づいてね、可愛いねって、そして店長に切ってもらったと聞いて自分もやってもらいたい。そうか、いろいろおしゃれに興味がある。でもちょっといつもと髪形変えると、いじわるなこといわれちゃう。ああ、かわいそう。そう思ったら、自分が思った以上にさきが怒ってくれていて、ああ、いいお友達だ。しかし、さきちゃん、怒ると怖いのね。ぽろりと菜乃の口からこぼれた美々という名前を頼りに探し出そうとしてる! この町だときっとすぐ見つかっちゃうよ! さて、その話を聞いた店長さんの言葉、その美々って子のことをもったいないねって、嫌なこというんじゃなくて、アドバイスするようにすればいいのに。おしゃれという素敵なことは素敵なことに使うべきなんだって、ああ、ほんと、感じいるものありますね。そして菜乃、ちょっとのアレンジでがらっと雰囲気が変わった! これ、凄いな。髪形、ちょっとアレンジが加わった程度なのに、ほんとに全然違うの。そしてこの変化が菜乃の気持ちに影響与えたんだなあ。強くなった、気丈になった、自信ができたんだ。本当、感動的でしたよ。絵の説得力が、続く言葉も支えて、メッセージをひしひしと伝える支えになってるんだって感じさせられて、素晴しかったです。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第6号(2017年6月号)

2017年5月12日金曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年6月号

『まんがタイムジャンボ』2017年6月号、発売されました。表紙は『レーカン!』、天海さんと井上さん、ふたりが持ってるてるてる坊主。天海さんは例の猫で、井上さんは代返侍なんですね。ちんまりとしたマスコット。レインコート着てるのが可愛くて、そしててるてる坊主持ってる天海さんは晴れ晴れとしたいい笑顔。対し井上さんはちょっと眉ひそめてまして、いや、これはいつも素直になりきれないこの子の通常運転っぽくありますね。

『人気マンガ家になるための15の法則』。出版社の謝恩パーティーに出席します。いや、相沢さんはどっちかというといきたくない。けれどそれを編集の喜多村が強引に連れ出して、ああ、でもこれ喜多村の策略か。人気作家の綺羅星先生。この人が相沢の漫画のファン。でも全然素直じゃなくて、相沢の漫画好きなのに憎まれ口みたいなこときいちゃう。でもそれが全然通じないってんだから相沢すごいですよね。これは空気読めないためなのか、それとも喜多村に鍛えられたせいなのか。どうもその両方っぽいよなあ。喜多村のいいたい放題、相沢相手だけかと思ったら綺羅星にも同じだったんですね。相沢の前で隠したかったろう秘密をべらべら曝露されてしまった綺羅星。けどそれで結局相沢と連絡先交換できてるんですから喜多村の対応、あれで正解だったんでしょうなあ。しかしこの出会い、相沢にとってプラスに持っていけますでしょうか。綺羅星からしたら見事な空回りですよね。この関係いかにも長引きそうで、期待大ですね。

『イヤよイヤよも好きのうち』。アキ、いい感じに変化してきてますね。会社のイベントでいちご狩り。最初は面倒くさがってた先輩もおいしいいちごに機嫌なおしていい感じ、と思ったら、アキ、いちご、あかんのか。なるほど、いちごが野菜に分類されるから。果物はいいけど野菜はダメ、ってこれ面倒くさい子だな! わかってたけど! 実際に食べて好きかどうかじゃなくて、野菜はダメ、ゆえに野菜に分類されるものはおしなべてダメ。前回のパクチー、あれは薬味とかに分類されるからいいのかな? ともあれ、甘くすると大丈夫というところから、ジャムを作ってみたらという話になって、ああ、あの挑戦してみようかと思ってるアキ、いい表情してましたね。そして最後に味見して、おお、うまいことできたんだ。いや、もう、雄弁な笑顔でしたよ。

『江戸の蔦屋さん』。耕書堂にライバルですよ。鶴屋喜右衛門の店、仙鶴堂。なるほど、実在していた有名店。もともとは京都の店だったのが、分家して江戸でも店を開いたっていうんですね。その店主、鶴屋喜右衛門は女性なんですな。耕書堂をなりあがりと馬鹿にして、ことあるごとにいがみあって、けど決して仲が悪いばかりでもなさそうというのが味噌ですね。耕書堂の工夫をばんばん真似していったりと、けれどそうやって張り合うの、蔦重に気があるからなのかどうなのか。また眼鏡かけたの格好悪いといってるわけですが、いや、この時代の眼鏡って富の象徴よね、ともあれ目つきの悪かったのは目が悪くなってたせい。それでもって眼鏡姿もわるくないぜ、って、いやあ蔦重さん、わかったはる! 鶴喜さん、眼鏡かけると蔦重の見てるもの、成功する絵師の背負ってるあれが見えるっていうのか。けれどまだそれがなにかわかってない模様。いつかこの秘密に気づくことがあるのか。それでもって、いよいよ蔦重のライバルとなっていくのか。今はわからないけれど、鶴喜、この人はなかなかに面白い人のようで、気にいりましたよ。

『大正みつば歌劇団』、これやっぱりいいですね。新入部員がふたり入りました。大月かおるさん。おとなしそうなお嬢さん。青柳小夜さん。なにか妖艶さ漂わすお嬢さん。ふたりともに3年生で、そうかマリたちは4年か。幽子のことかわいらしいですねとかいっちゃって、すごいなあ、余裕のお姉さんだ。いや、後輩だけど。この人、女優になりたいのだそう。演劇部に入るつもりでいたのだけれど、部はなくなってるし、新しくできたという部はなにやらおかしな活動やってるしと、なかなか加わる気にならなかった。でも朗読劇を見て、ちゃんとした部なんだと入部を決めたっていうんですね。ああ、朗読劇やった甲斐がありましたね! しかし小夜さん、演劇の経験あるのでしょうか。なにかいろいろと詳しくて、でもかおるの話からすると舞台に立って演じてみたいなことはまだやってないのかな? 浅草の劇団に知りあいがいるというのも、自分が参加してるからというのではなく、女給の仕事してる関係でって感じですからね。って、女給の仕事、それ校則違反なのか! 不良だ、不良だわ! マリとはまた違う意味で過激派。やると決めたらとまらないタイプの人みたいですね。ということは、常識人でつっこみ役の歌子さん、この子の負担、いよいよ重くなりそうですよ。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第6号(2017年6月号)

2017年5月11日木曜日

『まんがタイムきらら』2017年6月号

『まんがタイムきらら』2017年6月号、昨日の続きです。

『山女神ノ郷』、面白いですね。人の姿を得て間がない燕岳の女神、燕。リボンがうまく結べない。ボタンもうまくとめられない。できないこといっぱいで、妹で先輩の蝶がですね、いわゆる先輩風を吹かせるんですけど、昔の様子を常念に曝露されちゃったりね、ええ、そうか、蝶はできなくって半ベソかいちゃったかあ。さて燕はというと、やっぱりあれもこれもできてないんだけど、おお、持ち前のポジティブさがまぶしいですね。はやく慣れたいからと「つまずき」どんとこいです! って、おおう、私も見習わないといけませんね、これ。燕の宿のお手伝い。風呂掃除するにいたって、ブラシでつまずき、ホースでつまずき、けれど確実に会得していってというくだり。そうか、失敗を怖れないその姿勢が会得のコツでありますか! いや、単に燕が優秀なんじゃないの!? そんな燕が半ベソをかくとしたらどんな時か。それが描かれ、またいろいろあって蝶ともずっと仲良くなれてというのがですね、いや蝶が素直になったといった方がいいのかな!? よかったと思うのですよ。

『おとめサキュバス』はキュリアの様子が変。早起きしてみたり、考えごとしていたとはいえ、そばを通る男に気づかなかったり。いったいなにがどうしたのだろう。その変化にルナが考え込んじゃって、涼香がなにか知ってる? みちるも関わってる? どんどん疑心暗鬼になっていくんですね。これ、なにかサプライズだな。ルナの誕生日かなんかなんかだな。今回のエピソード、なにがよかったかって、これ、やっぱりサプライズのお祝いで、それを知らされたルナ、安心して喜びもするのだけど、それでも寂しかったって気持ちを感じたこと、誤魔化さないんですね。キュリアの負担にはなるまいとぐっと心の奥にしまいこむのだけど、自分の感じたことを大切にして、次はサプライズはいらないから一緒にやろう。ええ、嬉しさと寂しさと愛おしさと、そうした気持ちの大切に描かれたいい話だったと思います。それとルナの、みちるがいなければ涼香はもうちょい喋る気がする、このセリフにこの子のひとつの側面見えて、ええ、もっと好きになりました。けど、しゅんとしてるルナはあんまり見たくないな!

『オリーブ! — Believe, “Olive”?』、クリスマス会やりますよ。あみだくじで役割配分して、買い出し係、飾り付け係、それぞれの過程に生じるおかしさコミカルに描いて、けれどメインにはコニーの留学を持ってくるんですね。そうか、アメリカの学校にいこうと思ってるのか。だから近くで一緒でいられるのはあと一年。ショック受けたかな、そう思われたスズだけど、あれ、意外といったらいいのかな、結構元気と見えて、でもひとりになって泣くんですね。そしてそんなスズのこと、コニーも追ってくるんですね。夜、ふたり、語り合う言葉のはしばしに相手のことを好きだという気持ちと、そしてだからこそ相手の選択を大切にしたいという思いがあふれてくる。そして寄り添うふたりの姿は美しく、と思ったら、最後にえらいことに! ええ、ちょっとしたハプニングですね。でも、これもありですね。

My Private D☆V、『魔王城のお姫様』の上下であります。D☆Vポイントはなにかといいますと「制服のままプールに入る」。ぬれた制服って良いですね。そんな言葉からはじまるD☆Vポイントの説明。海でも雨宿りでもよいのだけれど、プールならそこになにかいけないことをしている感がプラスされるという、シチュエーションが生み出す魅力。ええ、偶然の遭遇やなにかではありえない、本来ならそんなことにはならない場でそうした状況ができあがるにはなにかが必要になる。その必要であるなにかを考えることが、イラストレーションに描かれたものにさらなる奥行を与えるように思ったんですね。ということで今回のD☆Vイラストですよ。セーラー服姿の女の子が、ずぶぬれになってプールから出ようとするかのような状況。濡れた髪、セーラー服は身体にはりついて、スカートのすそはプールの水面に浮いて広がってと、見た目に訴えるものたくさんあって、そしてそこにこの子の表情。どこか曖昧で、笑うでなく、けれどこの状況を面白がっているようにも見える、明解でないことが多様な解釈を許すとでもいったらよいでしょうか、ええ、謎めいて魅力的であるのですね。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第6号(2017年6月号)

2017年5月10日水曜日

『まんがタイムきらら』2017年6月号

『まんがタイムきらら』2017年6月号、昨日の続きです。

スロウスタート』、栄依子と冠のエピソード、一段落を見ましたね。子供のころの思い出話。出会いの情景、猫の思い出。久しぶりにおとずれた冠の家で猫に再会する栄依子です。ああ、いろいろなことに立ち竦んでいたあの頃の冠はもういなくなっていたんだなって思えるエピソード。そして栄依子の涙。そうかあ、栄依子が冠を守ってるのだと思ってた。冠が栄依子に頼ってるのだと思ってた。けどそうじゃないんだって、栄依子も冠にひかれて、憧れて、そして見上げる思いでいたんだなって思えて、ええいああ、思わず貰い泣きでありましたよ。そして冠のちょっとしたたかな面も垣間見えまして、おお、ケーキの嘘! バレた時のあの表情! もう最高でしたね。もっと好きになりました。

三者三葉』、修学旅行ですよ、沖縄ですよ。しかしなにがすごいって、沖縄らしい情景やらなにやら、まず描かれないってところでしょうか。ほんと、サーターアンダギーくらいじゃない、沖縄っぽいものって。さてさて、今回は張り切る委員長の可憐さを愛で、先生の普通の一般の大人である様に驚き、そして当然のようにいる薗部に諦めを感じる。そんな回。でもやっぱり最高の見どころは、夜のホテルでの近藤の恐怖体験でしょう。ヒ…ッ! って! しかもその後に追い討ち。これ、西山はいいとして、葉子様、とりわけ葉山ちゃんはどうしたんだろう。葉山ちゃんがタダですますとは思えないんだよなあ。しかしこの三人お揃い。さすがの小芽でも微妙と思ってしまうのか。ほんと、よっぽどだったんでしょうなあ。

『泣きむしストラテジー』。皆でデビルズワールド、テーマパークへいきますよ。デビルと聞いてアメリアがいきたくないというんだけど、牡丹の落胆に前言撤回。結構怖いというコースターの存在に俄然やる気を出すクレア、なのだけれど、さすがというか、そのやる気が持続しないんですね。楽しみ優先になっちゃってるじゃん。アメリアがやたら裏目ですよね。はりきるクレアをからかったら牡丹にも刺さったり、まさかの悪魔の角装備とかね、けどちゃんと楽しんでたみたいでよかったですよ。今回は皆それぞれに楽しみポイントが違ってたり、またやらかしポイントもあちこちにあったりして、そうしたところに個性が見えるのが面白かった。そしてこの楽しい、しあわせな時間を過ごしたという描写が確かだったからこそ、帰りの電車でのクレアの自問、それが効いていたと思うんですね。牡丹を泣かせないといけない、裏切らないといけないことにうしろめたさを感じるクレア。ああ、優しい子だと思います。

『ポンコツヒーローアイリーン』。ラブリーメロンの今日のヒーローミッション。バイトを探すことなんだそうです。た、大変だな……。同級生に会うことなさそうとか、やさしそうなバイト仲間にアットホームな環境、そして個人情報は出したくないとか。いろいろ注文多いのだけど、その表情見れば、これメロンにとっては切実な問題なのだなあとわかります。メロンのバイトにアイリーンものります。けどそれが動物メイド喫茶。ああ、アイリーン、いやそうな顔してる。でも不安そうなメロンを見ると見放すなんてできなかった! ああ、アイリーン、いいやつ! バイト先でメロン、お隣さんと遭遇しちゃうんですね。メロンは嬉しそうだけど、お隣さん、ジュンさん、ものすごい顔しちゃって、おお、人見知り。メロン、コスプレのことつっこまれたり、でもってアイリーン、コスプレ仲間ですかと問われて、そもそもコスプレってのがなにかわからない。でもその受け答えがメロンからしたら裏切ったみたいになってて、ほんと、こうしたやりとりおかしかった。クマのメイドになったアイリーンの動物っぽい仕草。これがまた面白くって、そしてやたらめったらポンコツ。失敗して失敗して、メロンにはげまされて、けどそんなアイリーンにちゃんと見せ場があってよかったです。けど今回、一番面白かったのはお隣さんだったなあ。メロンのこと不審者と思ってるし、そしてアイリーンのことも最後のあの言葉きいちゃってね。この人、今後も関わってきそうですけど、なんだか心労が心配になりますね。ええ、ジュンさん、いろいろ大変そうです。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第6号(2017年6月号)