2024年11月13日水曜日

『まんがタイムきらら』2024年12月号

 『まんがタイムきらら』2024年12月号、昨日の続きです。

『ふたへん!!〜双子漫画家とひよっこ編集〜』

担当する作家、ゆらから呼び出しを受けたかりん。原作担当の姉、きらがネームを作成しているうちに、資料写真を集めにいこうと、その取材にかりんも同行してもらおうというのですね。

次の話で登場予定の港に到着。本当に使うのかどうかわからない写真も撮影しながら、必要になりそうな船やらなにやら、小さな背丈じゃうまく画角に収まらない、かくなるうえはかりんにおんぶしてもらって、と、ふたりならではの撮影風景が生き生きとしてすごく楽しそうだったのですね。

そしてこの取材のもうひとつの目的。剣神のコラボカフェにいくのですが、頼んでしまった激辛メニュー。からいのが好きなきらはここにはいない、しかたがないと死ぬ気で食べたゆらのライフがゼロに! こうしたアクシデントありながらも、そうしたいろいろがやっぱり楽しそうな取材行。ええ、いいエピソードでしたよ。

『ほぐして、癒衣さん。』

校了日に癒衣が不在。このピンチに駆けつけた富美子。また修正を持ってきたのかと夏鈴みるみる涙目に! ああ、なかなかに心は通じないものですね!

富美子に杏南に副社長。富美子はちょっと直接の戦力にはなれていないのですが、頼れる仲間のおかげでピンチを脱した夏鈴とクマちゃん。ああ、よかったと、この山場を乗り越えた先に描かれるもの、それは癒衣と夏鈴、ふたりの関係についてなのですね。

自宅に帰った夏鈴、癒衣とふたりきりの対話の時間かな? と思ったら、そこに会社の皆が集結。ひとしきり飲んで話したそのあとに、杏南がふたりの関係についてダイレクトアタックですよ。

この問に答えて夏鈴、そしてこれは皆がくる前に話していた癒衣への答でもある、癒衣にハグして私も大好きと答えるの、ああこれはまさしく大団円。こうなるべきふたりの関係が、ここにこうしてなるべくなった、そう思わされたクライマックス。とてもよかったです。

ふたりの関係成立の影に泣く人などもいるわけですが、それでも祝福されたふたりのその後も、とてもしあわせそうに続いていて、なおさらによい、とどめを刺された気分です。

2024年11月12日火曜日

『まんがタイムきらら』2024年12月号

 『まんがタイムきらら』2024年12月号、一昨日の続きです。

『ばくちぬぎ!』

廃部を賭けた最終勝負。ミクルと美天が対決することになりまして、対戦するは美天の得意な花札。というので、急遽着物、袴に着替えたふたり。ああ、なんという華やかさでしょう。最終戦にふさわしい、そんな情景が素敵です。

しかし花札、かけひきなんかもあるとはいえ、運の要素も多分にある遊びですよね。初心者とはいえ持ち前の強運でミクル優位に運ぶんじゃないか? そう思ったら、美天の特性、ヤバいな。花札の得意に加えて周囲に振り撒く不運がミクルを苦しめる。ああ、ミクル、負けてしまうのか。そして裸体を皆にさらしてしまうのか!?

でもこのピンチを部のみんなが救ってくれた。幻の助言を受けて、身近な生きた化石を調達してきた氷央。その生きた化石が美天に作用し、ミラクに強運を取り戻させる! これ、遊びのかけひきやなんかを飛び越えて、まったくもっての能力者バトルになってない!? ともあれかくしてミクルの勝利。賭博部は存続できることになって、よかったよかったなんですが、ミクルの秘密が美天にバレてしまって、どうする、どうなる、もうこれは口をふさぐしか!?

でも、秘密を共有するお友達とかいいじゃありませんか。これをもって、より仲を深めることになるといいですね。

『魔女まじょS-WITCH』

学校からの帰り道、不思議な生物を見つけたまなです。もっ、もっ、と鳴くピンクの毛玉。なにものかと思ったら、小夜が妖精だと教えてくれました。妖精はどこにでもいるけれど、魔力がない人には見つけられない。だから、まなが妖精を見つけられたのは、まなの魔力が強くなったということ。魔女としての成長なのですね。

夜、川にいくともっと妖精に会えると川掃除にまなを誘った小夜。魔力を集中すると、夜の川は妖精たちでいっぱい。まったく知らなかった世界が広がっていたんですね。妖精は川を使って、山から山、町から町に移動する。こうした世界観が垣間見られた今回。こういうの、すごくいいですよね。なんだろう、不思議な町魔女のいる世界が身近になっていく、そんな風に思えてなんだか嬉しいんですね。

今夜の川掃除、これも町魔女の仕事だったのですね。そしてほしいもと名前をつけた妖精と仲よくなったまな。この出会い、なにか今後にかかわったりするのでしょうか。

『かみねぐしまい』

ツギノの秘密を知った神様。知っちゃいけない、知られちゃいけない。なのにちょろっとまえなに話しちゃったものだから、なんとしても知りたいと。その知りたいと思う気持ちもお願いになっちゃうからと、いろいろ葛藤する神様、いろいろ動き出しちゃって、けれど今回に関しては神様よりもまえなよりも、ツギノが一枚上手でしたね。

秘密を知られる。でも、もともとが秘密なんだから知られた秘密が本当の秘密かどうかなんてまえなにはわからない。というので、偽の秘密を神様経由で知らせたツギノ。やるなあ! 感心したのですが、この嘘の秘密曝露でもまえなは満ちて、それが神様に力を与えるの!? わあ、なんだかいろいろとシンプルではないのだなあ!

そしてもうひとり、願いを叶えてもらう人の話に移ります。ほこちゃん、ツギノの秘密を守るかわりにツギノとデートをするんですね。もっと仲よくなりたい。その願いについて、神様にいろいろ教えるまえなです。今も仲よしだけど、もっと仲よくなりたいと思っている。それは性的なニュアンスも含むかもしれない。

このまえなの助言、いろいろとヤバい結果を引き起こしたりしませんかね!? 神様がですよ? 生殖したいんだって理解しちゃったよ? どうする、どうなる? ほこちゃん、ツギノのデートに介入して、そしてどんな結末に向かわせる!? これ、きっと、ろくでもないことになりそうな予感です!

2024年11月11日月曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年11月10日日曜日

『まんがタイムきらら』2024年12月号

 『まんがタイムきらら』2024年12月号、昨日の続きです。

『異世界魔王ごっこ』

この世界にも海水浴はあるんですね。エメラルドグリーンに光り輝く海! アヴァとヴィンにともなわれての海は、泳げない魔王にしても楽しい時間となりそうですよ。ウキウキと浜辺を楽しんで、ヤドカリなんかとたわむれて、けれどまさかの大波にさらわれそうになったところを助けてくれたのが、ニコニコお姉さんリュグズール。

この人、いや悪魔か、人間を魅了するんですね! 海には人が集まるからと、魅了しまくって楽しむという。その楽しみやいかなるものなのか!? 怖れる魔王乃々でありますが、リュグの楽しみ、アレではあるけれど、血なまぐさくはないんだな!

人を魅了し、自分を姉と甘えてもらうのが好きなんだ! 次から次へと魅了して甘やかして、けどこれ人を堕落させてるから結構な悪魔の所業ではある! そしてリュグは魔王をも甘やかそうと!?

アヴァが思いっきり警戒してるのは、この甘やかし体質と相性がよくないからなのかな? 次回はリュグの特性が見事に花開いたりするお披露目回になったりするのでしょうか。

『星屑テレパス』

すばらしい回だったなあ。いやもう、海果の成長の見られた終盤はまさしく見せ場で、あまりに美しく、心を打つものだったから、最終回ではあるまいな!? これ、ちゃんと続くんだよな!? どこにもグランド・フィナーレの文字がないことを確認したほどでした(本当)。

そう思わされたのは、まさしくこれまでの集大成と思える、そんな雰囲気に満ち満ちていたから。ロケットを持ち寄っての打ち上げ会。彗と楽しく会話し、リロードエンジンについての説明を聞き、とここまではわりと普段どおりだったのだけど、ユウの言葉、小さいロケットを飛ばすのもたくさんのパーツ(努力)の積み重ね。その言葉にはっとさせられ、そして集まる友人たちに、さらには教頭先生。

見せたい人、知ってほしい人がこうして集まって、その先に海果の打ち上げ前あいさつ。友人たちに見守られ、ユウに背を押されて登る壇上。ここに海果のこれまで積み重ねてきたことが一気に去来して、ああ、胸が苦しい。そう思ったときに海果の眼前に広がる人たちの表情。ああ、なんてすばらしいのだろう。

とどめの海果のすばらしい笑顔。ああ、なんてすばらしいのだろう。

『ほうかごバスケット』

今日は部活のオフ日です。でも集まってしまう部室。待ってたあかりが嬉しそうに表情ほころばせるところ、かわいいなあ! からのけいとつばさのやりとり。つばさのバスケ着を試しに着てみることになって、まずやることが匂いの確認!? けいいわく、いいにおい。あかりもかぎたいっていう、ほんとこの子たち仲いいなあ! ほんとうにかわいいエピソードでした。

ここにるりも合流。ものすごく重い鞄の理由! あかり、持ち上げることすらできないのか! 思わず出ちゃう関西弁。あかり、かわいいなあ! 

そして最後に皆でクレープ食べにいく。ほんと、最後までかわいいエピソードでした。

2024年11月9日土曜日

『まんがタイムきらら』2024年12月号

 『まんがタイムきらら』2024年12月号、発売されました。表紙は『好都合セミフレンド』。ルカとすうながピンクな衣装で、密着しながらの登場です。いたずらっぽく挑発的に笑ってみせるルカと、対し汗をだらだらかきながら、微妙な笑みをうかべるすうな。なんともいえぬ好対照。この状況だとルカがイニシアティブとってるみたいに見えますよね。そんなふたりの見せる関係性の妙。本編ではどうなのかというのがあるから、よけいに面白く感じてみえる表紙です。

今月は新規ゲストが2本です。

『ほくおう』

最終戦争、ラグナロクのおきなかった世界では、力を失いつつも北欧の神々は今もながらえています。アースガルドの王、オーディンも見目こそは子供のそれになっているけれど健在。しかし元気を失ってしまっていて、そんなオーディンを元気づけようと戦乙女ブリュンヒルデはレッサーパンダ見物に誘うのですね。

そのレッサーパンダ像がおかしい。性格は凶暴で人を襲う。討伐しても百年周期でよみがえる魔獣。というのですが、なんでそんなヤバいのが動物園におるの! でもって、原産地の中国、インド周辺ではなく日本に出現する。北欧の神様、日本くんだりまできてくださるのか。変なことに感心したりしたのですが、ともあれ問題のレッサーパンダ、オーディンの力をもっても退治することはかなわず、というかまるで力を失ってるからしかたないんですけど、いよいよ窮地に追い込まれたか! と思うも、大丈夫、パンダは悪神ロキが化けたニセモノでした。

これ、ロキがオーディンを元気づけるため力を貸してくれたってことなのかな? と思ったら、この漫画はここからが本番? 宇宙からやってきたレッサーパンダたち。故郷の星を失った悲しい地球外生命体というのですが、動物園に安住の地を見出した。そんなパンダたちが最終的にアースガルドに移住希望してくるという落ちまで、ライトでコミカルなナンセンスが楽しい漫画になっていたと思います。

『ヴィランになりたくて』

子供のころからヴィラン、悪役に憧れてきた少女、牧村リマ。ヴィランの邪悪さにこそ魅かれるというのですが、いかなる屈折があるのか、いかなる鬱屈があるのか、と思いきや、なんとまあ素直に育った娘さんじゃありませんか。

そんなリマに力を貸そうという悪魔が現れた。悪魔から怪力に飛行能力という超常的な力を与えられたリマだけれど、じゃあそれでどんな悪事を働こうというのか。口を開いてみれば、驚くほどに小粒なバイトテロレベルの悪事しか出てこない。悪魔にダメ出しされて再度提案してみれば、今度はお菓子の街という楽しそうなのが出てくる始末。ヴィランに憧れはしても、根は全然悪じゃないってのが見え見えなんですね。

そんなリマのヴィラン活動。街に繰り出してみるも、実際に力を行使するよりも設定考えることに夢中。さらには目立って恥ずかしい。そんなリマと悪魔の喧嘩が漫才と思われ人気になって、でもこれヴィラン活動ではないよね!

こうしてまったく結果の出せないリマの活動。ほんとポンコツ、罪のないヴィランであります。

2024年11月8日金曜日

『まんがタイム』2024年12月号

 『まんがタイム』2024年12月号、昨日の続きです。

『スーパー恋愛タイム~現場でドSな彼女は自宅でデレる~』

大御所俳優、伊達家水鏡が演じる敵の大ボス。孫が見ている番組だからと、ただでさえやる気に満ちてるこの人が、黒いエヴォリューザーに変身するというので、さらなるやる気を見せています。孫が見るのにだらしない演技はできないと、ノールック変身にも寡黙に取り組み、それどころかスーツも自分が着るですって!?

それはさすがに無茶ですよ!

ここぞという見せ場にやる気もみなぎって、ただでさえすごい演技にさらなる磨きがかかる。その演技の重厚さ、迫力がタダシに役者としてのさらなる自覚をうながすの、いい流れだったなと思わされたのでした。

しかし水鏡さん、孫大好きのおじいちゃんというチャーミングさと、大俳優としてのシリアスな両面がこうして同時に描かれて、その相乗効果たるやなみなみならぬものありました。ほんと、おいしいポジション、役柄です。

『良倉先生の承認欲求』

後輩教師に恋されてしまったOLさんこと良倉。目の前でガチ恋発言を繰り広げられて、内心いろいろ複雑な模様です。そんな良倉と落安、親睦会を開きます。横から完全に面白がっている上枝がイニシアティブとってるのもおかしい。完全にネタ収集が目的。さらにここに明戸が参加することによって、良倉不安の真っ只中に追い込まれるというのです。もう最高だと思う。実際、親睦会の様子、めちゃくちゃ面白かったです。

なにがいいといっても、エプロン持参の明戸。それ、全部男連中のために!? フリフリのを!? で、筋肉質落安がエプロン着用したことで一気に広がる明戸の夢。最高だ……。残念なことがあるとしたら、この絵面がただ明戸の想像の中だけというところでしょうか。ええ、皆気にせずメイドになればよいのです!

良倉、落安から慕われてよかったですね。とはいえ、あまり私生活に踏み込まれると身バレの危険が出てきます。ギリギリのところで一線引きながら、それでも親しくなっていくところ、これはとてもよかったです。でも、もし落安にOLさんの正体がバレたらこの関係はどうなるのでしょう。

  • まんがタイム』第44巻第12号(2024年12月号)

2024年11月7日木曜日

『まんがタイム』2024年12月号

 『まんがタイム』2024年12月号、発売されました。表紙は『レーカン!』。色とりどりの毛糸を抱えた天海さん。これからいよいよ冬本番。寒くなることを見越して、編み物でもって暖かく過ごそう。そんな冬支度の情景であります。この他にも、『坊ちゃん、困ります!』七実のニットをほどく透、『おみくんちはね』ニット帽と手袋を喜ぶおみくんとスズちゃん、『おとぼけ部長代理』懸命に編み物をする部長代理のカットがございます。

『ローカル女子の遠吠え』

同期との距離感に悩む天道のお話です。同期の小繭とうちとけられない。それでりん子に相談するんですが、りん子も割と壁を築くタイプだものなあ! そうしたところが相談相手にうってつけ? かと思ったら、なかなか天道、苦戦してます。結果的に、同じ事務所の先輩、水馬に助けられた、そんな感じになりましたね。

小繭、天道にコンプレックスがあったんですね。さらには同じ伊豆でも南伊豆と熱海の差もひっかかりになっていて、って、熱海って伊豆だったのか! いや、ごめん、関東の土地勘ないもので。ともかく、南伊豆のコンプレックスが熱海出身の天道に屈折した気持ち抱かせていて、けれど南伊豆にも詳しかった天道の歩み寄りがすべてを解決させた!

これ、いい話なのかな? でも結果オーライだったと思いますよ。

『跳べないウサギと神の島』

夏休みにはいって最初にすることは、月兎神社での禊行。天啓祭のラッキーくじつき参加券を持って神社にいくのですが、その神社のいわく、いわれがいろいろ変わっているんです。

狛犬ならぬ狛兎。まあ、京都には狛猪とかもいるから、兎がいてもおかしくない。兎絵馬なんかもあったりして、と普通なのはここまでで、兎船灯籠にウサ土偶。このあたりから、月兎神社、ひいてはこの島にまつわる伝説のおおもと、それは宇宙人がらみ!? ということは、リンコたち巫女の超能力もそこに由来する!?

いずれレオが直面するものの片鱗が語られたのかもしれませんね。

そしてさらなる秘密がレオの手のうちに? 先生から託された形代。包みを開けると洒落にならない祟りがあると伝えられる代物。さあ、これをレオはどうするのか! いや、どうもしなくていい! ヤバそうだから! でも、なんかこの島の秘密に関わっていそうなんですよね。

『まほろば小町ハルヒノさん』

十津川にやってきたまほろば部。谷瀬の吊り橋で吊り橋効果を実感するちあき、ハルヒノであります。

十津川というと山深いところ。そういう印象があります。イスズもいうように水害や土砂崩れが多い。何年か前に、ものすごい山崩れがあったような覚えがあります。

今回の旅の目的のひとつは、果無集落。果無山脈を見渡せる尾根にある集落。日本の里百選にも選ばれた場所。その土地の由来、所以が、歴史に詳しい3人の口から次々語られるの、このいわれの数々は、それだけこの土地にまつわる人々の思い、記憶の積み重ねがあるということなのでしょう。これもまたひとつの土地に関わるロマン。この漫画はそうしたロマンをよくよくすくいあげてくれていると感じます。

そして最後に温泉です。ちあきに迫る男体イスズ! 見せてくっつく男湯の様子はいかなるものだったのか! ぜひよく見せてもらいたかったものです。

  • まんがタイム』第44巻第12号(2024年12月号)

2024年11月6日水曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年11月5日火曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2024年11月4日月曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、今月分を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

第54話

中村の、秋山のことお婿にもらってあげる発言その後ですよ。

秋山もわかってるんです、この状況を利用すれば中村と新たな関係に進めることを。今なら抱きしめたとしても拒否されることはない。中村に思いを寄せる秋山としては、絶好のシチュエーション。普通だったら、強気で押してゴールイン。ふたりはつきあうことになりましたで、ハッピーエンドにも持ち込める。

でもそうはしないのが秋山なんですね。この自制心よ! 中村に手を伸ばしたい、その気持ちを自身自覚しながら、圧倒的な優位を理解しながら、それでも関係を前に進ませない。でもそれは秋山に意気地がないからではなくて、第一に優先するのが中村だからというのがすばらしいなって。ほんと、こんなにできた人間いやしないでしょ。自分を優先しない。今後の気持ちの行方も考慮にいれて、中村を一番に考える。流されない、つけ込まない、後悔させたくない。

秋山がこういうやつだから、この同居を安心して見ていられるんだなって思わせられました。

で、ここから思い悩む中村のターンですよ。よりにもよってウテナに相談もちかけた! 大人の冷静で公平な意見を求めてというんですが、気をつけて! その人はただ大人なだけで、冷静でも公平でもないよ!? あくまでも友達の話という中村だけど、ウテナにはまるっと全部バレていて、駄目だ! 速攻で1キャラロストしてる! さらには通話に気づかず秋山乱入。必死でごまかす中村だけど、やっぱり駄目だ! 2キャラ目ロストしているぞ!

ウテナは二度死ぬ!

でもウテナの穏当なアドバイスのおかげで、中村にはいい指針が得られたようですよ。たとえそれがウテナの状況引き伸ばし策だったとしても、状況に流されてではなく、穏やかな気持ちで確かなこたえを中村が見出す、その一助になったのだとしたら、たいしたグッジョブだったと思います。

2024年11月3日日曜日

『まんがホーム』2024年12月号

 『まんがホーム』2024年12月号、昨日の続きです。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

長いのは病院の待ち時間。それは動物病院でも変わりなく、と思ったら、診察が長引いてるのではなくおしゃべりが長い飼い主さんがいたためなのか。先生の会話下手がゆえに、うまくおしゃべりを切り上げられない。これは問題だなあ。どうやって解決するのだろう。

やる気を見せるキョウスケに期待するも、問題の永田さん、キョウスケにはまったくなびかないんですね。そのあたりの状況、飼い犬のペコちゃんがめておに説明してくれて、そうか、永田さん、夫を亡くして息子も家を出て、さみしいんですね。でもそれで先生をずっと独占ではたくさんの人が困るから、なんとかキョウスケに乗り換えてくれへんもんかなあ。

と思ってたら、まさかのあおいが救い主となってくれて、よかったよかった! はいいんだけど、まったく状況が飲みこめていないあおいよ! ほんと、めでたしめでたしなんだけど、誰かはやいことあおいに説明してあげてください。

『座敷童子あんこ』

うわー、幸太、学校ではモテモテなんだ! 弁当を忘れた日のことですよ。たまたま偶然弁当を多めに作ってきていたクラスメイトの飯作が幸太にわけてくれるっていうんです。その弁当にはKOUTAの文字! いつ幸太が弁当忘れてもいいように、毎日準備していたというのですか!

おお、幸太、モテモテじゃなあ。つまりはこれからは、飯×幸を期待していいというのですか!

そして続くお弁当。重箱三段重ねでお弁当を持ってくる小娘! いつもこんなに食べるのかと思ったら、いつ幸太が弁当忘れてもいいように、って、用意周到な連中が多いな!

かくして弁当をあんこに食われても問題なかった幸太です。さあ、ここでどちらの弁当を選ぶのか。それが問題ですね!

ところで、マッスルあんこ(★ノーマル)大好きの彼。はいいとして、★★レアのあんこ、これまで出てましたっけ!? 全然記憶にないんですけど!? 私が忘れただけですか!?

『歌詠みもみじ』

もみじ、金欠です。すべてはもみじのおこづかい管理がなってないのがいけないのですけど、お昼ごはん食べるにも事欠くのは問題です。

現在の手持ちは252円。これで10日をしのがなければならない。この苦境をまりながまったく理解しなかったりするところ。さすがは上流の人だ! 対してもみじはすっかり取り乱してしまっていて、千恵がいろいろ確認してくれたら、やっぱり悪いのはもみじのむだづかいと判明する。

もう完全にもみじ立つ瀬なしです。

おこづかいの前借り、あのママさんだけあって相当に厳しいってのがおかしくって、利子もそうだけど、手数料めちゃくちゃ高くない!? このお母さんの娘なのに、もみじは浪費家というの、最後までなおってないのが実にらしくって、こういう部分はお父さん似なのかも知れませんね。

2024年11月2日土曜日

『まんがホーム』2024年12月号

 『まんがホーム』2024年12月号、昨日の続きです。

『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』

満員電車で出会ったうずちゃん。この子、かわいいなあと思っていたら、まさかのスリをとっつかまえる! すごいな、うずちゃん。でもさすがにちょっとびっくりです。

うずちゃんとスミレのこの遭遇。スミレの目立ちたくない気持ちとか、ちょっとネガティブ、内気な部分がよく描かれていたと思います。しかしうずちゃんの行動、いろいろ変わってる! ワンピースを返すために毎日持ち歩いていたの!?

そのワンピースをめぐるやりとり。返さなくてもいいというの。けれどまた着たくなったらいってくださいね! こうした気持ちの変化も受け入れてくれるうずの発想がスミレの心を慰撫するところ、本当によかった。決めつけられる窮屈さからも、あり方をはっきりしなければならないプレッシャーからも自由になれるスミレ。

うずとの対話の場は、スミレにして発見の連続なんですね。

『ガチ恋カウント2.9』

プロテストを目前に、将来についていろいろ考えるリコ。プロになればファイトマネーで生活できるんじゃないか? そうした甘い展望に釘を刺していくえれめんつリーダーにしてチャンピオンの虹光リズム。ルルにいい影響を与えてくれたリコのこと、気になって会いにきてくれたんですね。

ファイトマネーだけでは暮らせない新人時代。けれど、えれめんつなら育成に人気獲得など、いろいろサポート、メリットがあるという。デビュー直後のリコを支える、そうした約束をしてくれているようなものなんですが、けれどリコにはメイデンしか見えていない。メイデンとタッグを組みたい!

でも、今のメイデンは様々なことに一線引いている。王座争奪戦、仲間との連携もそう。そうした変化の影にかつてのタッグパートナーの存在があると聞いて、穏やかでないのがリコです。しかもリズムがメイデンの元タッグパートナーのこと、忘れられない恋人みたいだなんていっちゃったもんだから余計ですよ! リコ、リズムの肩をつかんで迫っちゃって、それを見たメイデンが、また誤解を招く一言を!

この誤解が誤解を、さらなる勘違いを広げていく状況。本当におもしろかったです。リズム、メイデン×リコと勘違いしちゃった!? そしてメイデンの山田さんに対する誤解の行方は!? ほんと、あらぬところで大混乱です。

『うちの秘書さま』

お絵描きセットを買った七瀬。これから絵をはじめるんだっていうんですけど、ああ、この人、かたちからはいるタイプなんだ! 実際に描かせてみると、すごく微妙なのが出てきてしまった!

今回のおもしろポイントは、皆の描く絵ですよね。メイドたちの描くはじめの絵。あの、もこふわはじめ様はかなりよいのではありませんか!? さらに田中さんのリアルタッチ動物! 植木造形だけでなく画力もあるというのですか! 実際、七瀬の似顔もかなりいい雰囲気出していて、さすがですよ、田中さん!

七瀬の絵は残念。残念美人としてのポイントを増やした七瀬でしたけど、静物画、あれはよかったのではないでしょうか。不得手がある。なら、得意を伸ばしていけばいいんですよ! だから七瀬は絵をあきらるんじゃなく、静物、抽象メインでがんばってほしかったなあ! と思ったエピソードでした。

2024年11月1日金曜日

『まんがホーム』2024年12月号

 『まんがホーム』2024年12月号、発売されました。表紙は『孔明のヨメ。』。柿を集める孔明、月英夫妻です。秋といえば柿。ということで、この柿にまつわる話題、目次横の四コマでも語られておりまして、さあ今ふたりが持っている柿は渋柿でしょうか甘柿でしょうか。きっと現代の柿ですね。他に『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』、『かわいいユミくんとオドオド尾堂くん』。鍋に焼き芋、秋の味覚を楽しむカットがございます。

今月は新規ゲストが1本です。

『幻のファイブスター』

サブタイトルに異世界ケーキ店。人間だけでなく動物に似た異種族の住まうこの世界で、ケーキ店を営む主人公です。けれどその立地がよろしくない。皆は口を揃えていうのだけど、ケーキ店の店長にはこの場所でないといけないわけがある。それは、ここがかつて店長の両親が営んでいたケーキ店だから。はやくに亡くなった両親の後を継ぐべく、パティシエとしての修行を積んで、ようやく同じ場所にケーキ店を開くことができた。

そんな店長の意気込みとは裏腹に、お客がぜんぜんこなくてこのままだと潰れそう。かつて繁盛していた店なのに、愛嬌がないのが悪いのか、あるいは知られていないせいなのか。まずは知ってもらうべくチラシ配りをするものの、誰もチラシをもらってくれず、うちひしがれる店長の前に、手伝いを申し出る若者が。

この愛嬌ありそうな青年が店長のピンチを救うのか。まずは店が軌道にのる、そのための一歩になればいいですね。

『孔明のヨメ。』

周瑜を激怒させた劉備の人事。いったいなにごとだったのか。抗議のために公安へと向かう魯粛ですが、なかなかガツンと強気に出られない状況が次々と明かされて、すっかり出端をくじかれています。けれどいうべきことはいわねばならぬ。どういう了見かと劉備、孔明に問えば、すらすらと答が返ってくる。

いわく、曹操対策。さらには、周瑜の立場を守るため。すっかり魯粛の怒りはいなされて、むしろ気づかいに感謝するほど。

でも、こうしたやりとり、今回の怒りも和解も、すべて荊州に劉備陣営の拠点を確保するため。むしろこうした揺さぶりがゆえに、無下に劉備たちを追い立てることもできなくなったように見える。となれば、一度は怒らせ、その後なだめるこのすべてが、孔明の策だったのでしょうね。

そう考えると、今は同盟のかたちをとりながらも、いずれは荊州すべてを掌握しようと狙う周瑜の思惑など、決して簡単にはいかない他勢力とのバランスを際どいところで保つ。そうした労の思いやられる顛末でした。

『はなまるゲーセン飯!!』

得意のはずのリズムゲームが不調で悩む田貫くんです。簡単なところ、なんでもないところ、普通にできてたはずのところで失敗してしまう。それですっかり落ち込んでしまって、それはそれは沈んでしまっていたのですが、そんな田貫を元気づけたのが園香の父でした。

エアホッケー台の修理が完了。テストプレイに落ち込んでる田貫を誘って、そうしたら見事にボロ負け。そうか、田貫は動体視力がいいだけに、エアホッケーも得意なんですね。で、ここからが樺恋の見せ場です。自信たっぷりに登場して、田貫に挑む樺恋。けれどやっぱりボロ負けして、ああ田貫に勝てる人はいないのか! と思ったところで、大量パックモードの発生!

こんなのあるの!? と思って検索してみたら、ほんとにこういうギミック搭載してる台があるんだ! 大量のパックが投入されたカオスなフィールド。ピンボールでもマルチボールとかありますけど、高速にパックが滑るエアホッケーだとそれどころじゃない大混乱でしょうね。実際田貫もこの尋常じゃない状況には対処しきれなかったみたいで、樺恋、ついに勝利を収めました。

こうしてエアホッケーを楽しんで、ミニカツサンドで腹ごなし。これがちょうどいい気分転換、リフレッシュになったみたいですね。数日後にはすっかり調子を取り戻して、ああこの状態を維持したままサウンドビート全国大会に挑むのでしょうか、田貫くん!

ぜひとも、好成績を収めてほしいですね。そして園香もがんばってほしいですね。

そうそう、検索といいますと、イカの動画ってこれですか? これすごいですね。イカくん、このままイソギンチャクになってしまうのでしょうか!?

2024年10月31日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号

 『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号、昨日の続きです。

『このままモブじゃ終われない!』

コモナにめちゃくちゃなスケジュールを組まれてしまったピコ。1ヶ月かけて練習、次の1ヶ月で漫画を描く。3ヶ月目の製本とイベントは印刷屋に任せられるからまあ安心ですよね。ということで勝負は2ヶ月間。一日のスケジュールは、睡眠3時間を除いてあとすべて漫画を描く。

いや、これ、ピコがいうように死にません? 少なくとも、いろいろあれこれ壊れそうな予感。と思っていたら、2ヶ月たっての締め切り日。そよかぜが陣中見舞にきてみれば、ボロボロになったピコがコモナに調教されている! 気を抜くと首がしまるシステム、酷い! 睡眠不足をエナジードリンクでごまかす生活、ヤバい! しかもさらに電流まであるの!? って、これはピコ自身が望んだものなのか。にしたって、いくらなんでもめちゃくちゃすぎる! ほんと、これで死なないの、サキュバスだから? ピコだから!?

尊厳やらいろいろを失いながら脱稿に向けてラストスパートするピコ。このシチュエーションをいいことに、自分の欲望を満たすコモナ。あまりに両者ともに人に見せられない側面を全開にしてるもんだから、いやもうひどいカオス感。でもこれが面白いというか、気つけの漫画のチョイスを間違えて昏倒しちゃうピコを目覚めさせるためのコモナの策と、そよかぜの思い切り!

もうめちゃくちゃ面白かったです。しかし今回、コモナのいろんな表情見られてよかったな。この子、本当にかわいいと思う。そしてラストの照れコモナ! いやもうなんて純情なのでしょう。やってること無茶苦茶なのに、肝心なところでは純情。いいですよね。

『のけもののまち』

マキちゃんがいい役割演じてくれましたね。るいの秘密を知ったマキ。この世界のヒトではないこと。帰る世界があるということ。新事実が明らかになって、しかしそれでもるいのこと考えてくれるマキちゃん。直情径行だけど、それだけに気持ちがまっすぐにくる。いい子だなあってあらためて思わされました。

けれど、るいのこと突き放すようなこといったネルが悪いわけじゃないんです。るいが煮え切らないのもそうなんです。相手のことを一番に考えてる。まわりの皆のことを大切に思っている。それゆえに自分の気持ちに素直になれない。なんせ、ちょっと遠い実家に帰るとかじゃないんです。これが今生の別れとなる。その前提で考えないといけない。

だからこそ迷いもするしためらいもある。でも、だからこそ真っ直ぐに、直線的に動いてしまうマキのようなヒトがいてくれてよかった。そう思ったんですね。

いよいよ別れのとき。いざこの世界を去ろうとするるい。その扉をくぐった先にあるのは、もとの生活? そして皆との別れのその先に彼女が経験することとは。次回最終回。そこで描かれるものがなんなのか、心待ちであります。

『ずんだもんTV』

こどものいる家は大変だ!

動画編集に疲れはてたきりたんがですよ、ストレス発散のためゲームするのはいいけれど、人が、人が変わってしまっていませんか? あるいは、これが本当のきりたん? CP相手に無双、大きな声で勝ち誇る! ずんだもんの乱入は予想外だったけれど、ずんだもんをダシにゲーム三昧もいいだろうと、いろいろ教えながら遊んでみたのはいいけれど、ハメ技に苦しめられた挙句の場外乱闘!?

電源ケーブルを抜く! からのリアルファイトにまで発展して、な、仲よく遊べないものかい!? と思った矢先に泣き出すきりたん! な、泣くのはズルいよ、きりたーん!

でもこの勝負、結局はゲームの勝ち負けに持ち込まれて、熱い戦いのその先にあったのは両者KO、でもってコントローラー破壊! け、結構な損失ではないんですか、これ!?

知らないあいだに生配信されていたきりたんの羞恥は計り知れないですが、こうして自然体の姿というのもまた好評だったというの、冒頭の無理しすぎていたきりたんにはいい経験だったかも知れないですね。そしてきりたんの露出も増えれば、いつかは立派な人気者ですね。

2024年10月30日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号

 『まんがタイムきららキャラット』2024年12月号、昨日の続きです。

『mono』

理想の座椅子製作、佳境にはいっています。

もうすっかりかたちはできあがり、さあ完成かといえばさにあらず。使ってみてはじめてわかる不具合というのがあるんですね。それらを確認次第ひとつひとつ対策していく。この試行錯誤を楽しいと思えるか、面倒と思ってしまうか、それがDIYに向くかどうかの分かれ目だなあって思いました。

なんだかんだ面倒と思いながらも春乃と華子はアクティブに動いて、問題を解決していくでしょう。ああ、これだよ、自分ができないやつは! そう思えばなるほど自分は完成品を探して妥協したほうがいいユーザーなんだなって思い知りました。

そして完成した座椅子。これでDIY編は完結かなと思ったら、おお、イスズスズコが反応を示しましたよ。車中泊がキーポイント? これはまたなにか大掛かりなものを作成することになったりしそうですか!?

『押しかけ女房、コドモ付き!』

ノゾミが立って歩くようになりました! というので、そろそろ靴を買おうと思います。華子とミライ、ふたりで出掛けるショッピングモール。ベビー服に興味をひかれて、どれがかわいいと思う? せーので指差したら同じのを気にいっていて、この気持ちの一致性。ああ、ふたりの絆など感じちゃいましたよね。

この調子で靴もとんとん拍子で決まるかな? そう思ったらですよ、せーのでまさかの不一致です! これ、予想外でしたよね。で、ノゾミ自身に選んでもらうことにして、と思ったら、こちらも不一致!? 第三の選択肢が示されて、この好みの別れるところ。これもまた皆それぞれの個性なんだなと微笑ましく読みました。

そして最後にちょっとアイスなど食べまして、この和気あいあいとした雰囲気もまたよいものです。と思って読んでたら、ラストに華子からデートしようか発言。しかもノゾミ抜きですか。さあ、これ、どうなりましょうか。なんだか楽しみですね。

『魔法少女は羞恥心で強くなる』

転校生がきましたよ。日向らいむ、通称らいらい? この子、いろいろと型破りで個性を押し出してくるタイプ。明るくハキハキ。堂々として物怖じしない。実に真侑とは正反対のタイプであるんですね。

らいらいにちょっと憧れる真侑です。あんな風に堂々としていたい。それを危ぶむ零とチラ太郎。そしてノクタンはそんな変化の兆しを逃すことなく、らいらいに接触、真侑との仲を深めるよう工作しようというのですね。

ノクタンの策により、真侑との距離を縮めるらいらいです。カラオケにいくことになって、人前で歌なんて恥ずかしくって歌えない! 最初はおどおどしていた真侑がですよ、らいらいと一緒に歌ってるうちに恥ずかしさがなくなっていって、おおあんなにも伸び伸びと楽しんじゃって、よかったね、真侑さん! めっちゃかわいいじゃん!

でも羞恥心が弱まれば、魔法少女としての弱体化を招いてしまう! 今がチャンスと乗り込んでくるノクタン。ああ、真侑のピンチですよ! と思ったら、ノリノリの姿を見られるのはこの上もなく恥ずかしい!

いやもうほんと面白い。実際、この恥ずかしい気持ち、わかりますもんね。わかるからこその真侑への共感、羞恥の度合いも実感される。ええ、いい描写でしたよ。