2019年12月8日日曜日

『まんがタイム』2020年1月号

『まんがタイム』2020年1月号、昨日の続きです。

『ハニトラなんか怖くない!』。おお、動きが出てきましたよ。綾小路の失言が山田さんを傷つけてしまった。なんとか謝りたいのに、ってまさか水木部長との打ち合わせ中に考え込んじゃうってのか。あの正座させられてる綾小路がいいですね。そして部長からのアドバイス。かわいいレターセット。でも、綾小路のとんちんかん。手紙渡したら喜ばれたものの、女の影を察して不機嫌、さらには内容でがっかり。ほんと面白いよなあ。ずっと謎だった山田さんの背景に迫れる、そんな可能性出てきましたね。また綾小路と山田さんの距離が縮まりそうな感触も出てきて、でもこの展開のゆきつく先がなんなのか。畳む方向に向かってる? ともあれ、動きがあるのはいいと思います。ラストの生き生きとしてた綾小路も、頼もしい? いや、なんか不安になるよね。なんかきっと失敗しそうな予感がしますよね。

『瀬戸際女優!白石さん』。悪役演じて、演技の幅も広がった? あのやり甲斐感じてる白石がよかったです。映画賞にノミネートされたり、またその後の共演者、石川モモカとのやりとりも素晴しくてさ、相手のストイックさ、それがなにに発しているのか知ってからの火の入りよう。モモカのこと、本当に親身に感じたからこその本気。あのくだりはもう涙が出そうなほどに熱のある名シーンでした。それからのふたりの互いを認めあう対話もよかった。まあ、それだけにあの落ちるところ、落差ですよね、めちゃくちゃ面白くなっちゃうんですけどね。モモカ、いいキャラクターでした。今後も出て、白石さんとからんでくれたら嬉しいなあって思います。

『茨城ってどこにあるんですか?』。都道府県魅力度調査の結果が出たんですね。でも編集部の落ち込みよう! それで察する多恵。ほんと面白い。7年連続最下位。そんなにか。頑張っただけにショックもでかいんだろうなあ。この状況をおいしいといってた愛でさえダメージ受けるレベル。しかも得点一桁なのか。ぶっちぎりってやつか。そうか。茨城、大洗ブームとかで注目度あがってそうなのになあ。今回の凹んでからの前向きな話し合い。こんなにいいところあるのにとかいってるの、その盛り上がりは見ていて元気になる。こういうところが好きですよ。そして、形がカッコいい都道府県ランキング4位! ここからの流れも面白かった。誰もピンときてない。ずっと?が浮かんでるの、最高でした。そして東京が最下位! さすがの鈴子もショック? ここまでのダメージ、なかなかにレアな表情でした。

2019年12月7日土曜日

『まんがタイム』2020年1月号

 『まんがタイム』2020年1月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』。テーマはスイーツでありますか。パティシエスタイルでもってケーキにホイップしている部長代理、その真剣な様子、いいですね。『花丸町の花むすび』花子はクッキーを焼いてるのですが、そのクッキーがおにぎりのかたちしてるの、面白いなあ。あくまでもおにぎり屋の娘であるというアイデンティティ、見せてくれますよ。『レーカン!』天海もパティシエール。差し出すケーキ、実に凝ってる! けど、あの猫なのね!

『六畳一間の憑き物石』。移籍してきて、まずは本誌の読者に基本のところを伝えようといった展開見せまして、いや、けどこれいいですね。これまでの連載で描かれてきたところ、こいしの出自や瞬との関係とかね、それから最近加わったメンバー、オカ研部長亜依とかも、すごく魅力的に描かれていて面白かった。たびたびに出てくるこいしの愛らしさ。瞬の接近、亜依からの追求、そのたびに照れてみせたりするその表情も実にいい。また着せ替えという見せ場、その前にこいしの過去を探るよすがとなる制服とかね、ただ必要な情報を列挙するだけではない、ちゃんと見せ場、面白さも盛り込んでくるの、よかった。ええ、実にチャーミング。漫画としての見せ方もいい。素晴しかったです。

『軍神ちゃんとよばないで』。関東管領に任命された虎千代。家から出たくないのに、関東は鎌倉までいかされることになってうろたえる虎千代と、謙信が関東に向けて出陣したといってうろたえる小田原と、その両者の思惑が交錯したり、そして両者の願いがかなわなかったりするの、面白く読みました。これ、史実なんですか? 季節外れの狐に不吉を感じ、歌にて祓おうとしたっていうの。その和歌のくだり、めちゃくちゃ面白かった。具体的な危機をいわばまじないにて対処しようとするの。そら息子はうろたえる。いや、実際、この時代の人はこうだったんかもなって、この息子は現代に生きる我々の違和感を代表してくれてるだけで、本当は皆この方面でノリノリだったのかもなあ。そしてこれ、最初は儀式のための鎌倉行きだったのが、知らんうちに出兵となって、呼応した武将がどんどん参加してきてって、どうなるのん? これ、大筋は史実のままなの? めちゃくちゃ面白かったです。

『良倉先生の承認欲求』。急に降ってきた雨に困っている星畑。先生に車で送ってくれっていうの、先生が断る理由ね、特別扱いはできないって大人なこといってるのに、その本心はSNS映え、いいね目的だろ! って星畑が見抜いてるのね、こういうところ最高でした。そして今回は、星畑と古岩部長の関係、それがしっかり描かれて、そうか、部長にとっての今は星畑であるのか。好意を持ってるのに素直にそれを伝えられない。それどころか照れてしまって、突き放したようなこといっちゃうのね、ああー、部長、損な性格だわー。でも、それでも星畑は素直ですよね。すごく親しく対応してくれて、そりゃ部長も好きになっちゃったわけだ! 今回は部長の視点に立って星畑を見るようなところあったせいか、星畑の魅力的なところ、すごくよく表現されてましたよね。ええ、応援したくなるふたりでありますよ。

『午前0時のおねだりごはん』。米沢の言動に振り回される牛喰ですよ。また今度連絡するっていわれて、言葉の意味そのままにとらえたらいいのにね、脈なし文句って同僚にいわれて、そうなのか? って落ち込んじゃってね、ほんと、どれだけ先輩のこと好きなのだろうこの子は。そんな牛喰が、米沢の粘る様子見て、自分も頑張ろうと、その待ってる間に、米沢を喜ばせられるよう、いろいろ試して研究しようって、その前向きさ! いや、牛喰さんはOLやってるより、実家の飲食店に打ち込んだ方がもうよくないか? なんか、いつかそんな道もありそうに思わせてくれますよね。そして今回、おお、料理の内容、そのレシピ、より詳細に記載されてるよ! これはいいですね。さらに米沢の隣でお酌して、この近しさ。なんなら一緒に食べて飲んでもいいのよ? おいしい料理に相好崩す米沢が魅力的。そんな米沢をニコニコと見守る牛喰がいい。ほんと、ふたりの関係、たまりませんよね。

2019年12月6日金曜日

『まんがタウン』2020年1月号

『まんがタウン』2020年1月号、昨日の続きです。

『平日休みの堀出さん』。基本、この人たちの行動って強行軍ですよね。妻、金土休み。夫は金曜のみ休み。それでキャンプに行こうっていう。それもわりと適当なこといっていいふくめられて、その気になってるっていうのね。この一見軽はずみな行動力こそがこのふたりの力よなあ。夜にキャンプ場入りして、昼は寝る。そのつもりできたのに、夜中遊んで、昼は昼でいらんことしてちゃんと寝ないっていうのね。この相手をおどろかしてやろうっていういたずら心、こういうところも持ち味なんだろうなあ。でもこうやって調子にのって泥沼に突き進んでいくの。キャンプ場からの出勤は避けたいっていってたのに、反発心とやらで急遽強行しちゃうのね。ほんと、この無謀さ。おいそれと真似できるものではないからこそ、こうした漫画に描かれること、それが面白いとなるんでしょうね。

『部長と2LDK』。こちらもわりと無謀なふたり? 一緒に暮らすと決めた東部長と西菜々。新居に入ったのはいいのだけれど、大切なものがない。食卓! そして食器! そうか。部長も菜々も実家暮らしだった。だからそもそも持ち出す食器もその発想もなかったのか。新居での活動、荷ほどきをのぞけば、食器の買い物がはじめての共同作業になるのかな? 一緒に散歩する様子、なんだかのびのびとしてね、部長の感情もほぐれていってるっぽいですよね。そして百円均一ですよ。すごい、部長、見事にカルチャーショックだ。母の好みと違った自分の好み。可愛い食器とかなかった。それをようやく手にできたのか。あの表情、すごくよかったな。部長、思いもしなかった菜々との同居だったけれど、この思いもしなかったことが、部長のいろいろを変えていくだろうと思った。その変化、もうはじまっていますよね。ずっと得られなかったこと、それを手にする喜び、伝わってきますから。

『あいたま』。同担の解釈違い! これ、同担だからこそより根深い対立を生み出す、みたいに思っていいのかい? 今回はリサとバニラ。ひよこに似合う色はなにかで対立しちゃってまあ大変。不毛な言い争いがはじまっちゃって、しかもそこから飛んだ火種が蓮、はみちゃんの目玉焼き論争を生む! いや、目玉焼きに飛び火したのが意外だよ。蓮が目玉焼きにたとえなかったらなんともなかったし、なんなら好き嫌いは否めないってまとめられる話なんじゃないのかい? ひよこに似合う色論争。この漫画の面白いのは、当のひよこが介入可能ってところですよね。登校してきて、好きな色はと聞かれて、茶色かな。いかす! ここからのひよこの話すこと、いいねえって思って聞いてたら、そうかあいさんもそう思いましたか。解釈違いやギャップ萌え。許せるところ、許容できないこと。これをむしろ過激派あいちゃんが語っているのが面白いエピソードでした。

2019年12月5日木曜日

『まんがタウン』2020年1月号

 『まんがタウン』2020年1月号、発売されました。表紙は『新婚のいろはさん』。クリスマスのイルミネーション? 街なか、背後の樹々には灯りが点々と灯って、そんな中、ふたり寄り添って話しているふたり。ああ、長いマフラーを一緒に巻いて、こういうところにも仲のよさ感じさせられます。これって本編のふたりでもあるのかな? 始のかたわらにあるの、いろはへのプレゼントですよね。それを知ると始の表情、それもまた意味深に思えます。そして新連載告知のカットもございます。

今号は新連載が2本です。

『異時間オーナー店主交代!』。なるほど、面白い設定ですね。ひとつの店舗を時間で分けて共有している。昼はカフェ、夜はバーをやっていて、時間がずれているから、店主同士は顔をあわさないのか。バーの店主は腕はたつけれどシャイなのかな? 姿を見せずに接客している。なにごとにもきっちりしていて、店の調度やら整理やらも完璧きっちりにしないと気がすまないんですね。対しカフェのオーナーは実におおらか。にこにことしてマイペースで、お客さんともばっちりコミュニケーション。ただちょっと大雑把で、バーオーナーとの相性は悪そう? このふたり、店の入れ替わりでの置き手紙他、そうした顔をあわさないコミュニケーションで仲を深めていこうっていうのかな? でもいずれは直接接触することになりそう。互いに相手を知らないわけでもない、そんな関係からの発展ないし紆余曲折に期待されますね。

『私たち同じ人を好きになりました』。タイトルからは三角関係もの? と思わせて、どうも違うっぽい? 地元就職したつもりが、思わぬ本社勤務で東京にいくことになった主人公。いろいろ考えがちなお嬢さん。広報の仕事に日々頑張りながら、うまくいかなくて落ち込んだり、けれどちょっとしたことが落ち込んだ気持ちを癒してくれたり。いろいろ感受性豊か、共感に富んだ人という感じなんですね。しかし、好きな人というの、ケンさん? どんな人なのかと思ったら、なるほど役者なのか。知人じゃない。ファン。地方在住だった頃は壁が多くて舞台見にいくのも大変だったのが、東京に出ればずっと気楽にいける。ふと思い立って見にいくことになった舞台で、これからを左右する出会いがあるの? ええ、今回はまず主人公の人となりの紹介、前提を提示したという感じですね。次回、いよいよ動きそうです。

『新婚のいろはさん』。漫画家たちのクリスマス会。めちゃくちゃ面白い。クリスマスまでに仕事をやっつけようという趣旨なのに、会場でまだ仕事してるやつがいる! そうか、タブレットで仕事してるんだ。始が興味もっちゃって、いろいろ教えてもらってるくだりが最高に面白くって、颯斗がタブレットが邪魔で料理置けないっておかんむり! なるほど、テーブルから追いやられましたか。あの隅っこでちんまりしてるふたりがまた面白かったです。颯斗が料理をおいしくいただくことにすごく神経とがらせてるのいいですよね。このそれぞれに大事に思ってることが違うというところ、そこに個性が見えてね、ああ魅力的だ。今回のテーマは待つだったんですね。始の結婚話から、のろけ? 語るごとに皆がダメージ負っていくのが面白い。そして待たせていたいろはのこと思って、今日こそは自分が待とうという始。そういう姿勢がこの人のいいところだなって思いました。でも、待つ時間が短かったからって、そんな顔しちゃいけないよ! そして落ちも実におしゃれ。ええ、いい関係のふたりだなって思います。

『珈琲と猫の隠れ家』。これ、いい話だった。飼っていた猫を亡くしてしまった。最初は母と娘、ふたりでこれでもかと落ち込んでいたのが、だんだんに日常のいろいろに追い回されているうちに回復していって、もうすっかり猫の死が過去のものになったと思っていたというのに、全然過去になんてなっていなかったと気づかされる瞬間ですよ。猫カフェで働いてる後木、この子の友達だったんですね。ふとばったり出会って、そして猫カフェで働いてるんだって、店にくるようさそってね、そうしたらたくさん猫に触れたせいか、亡くした猫のこと思い出して、どこかずっと現実じゃないみたいに感じていたことが一気にリアルさもって思い出されて、ああこの瞬間、思わずもらい泣きですよ。後木のかけた言葉、あれがよかったなあ。もう本当に感動させられた。すごくうまい漫画だと思います。

2019年12月4日水曜日

バーミキュラ オーブンポット

 無水鍋について調べていました。きっかけは『ガッテン!』の白菜特集。最初に紹介されたのが、水を使わずに白菜から出た水分でもって調理する鍋だったもので、これいわゆる無水鍋調理やんか。そういや無水鍋、欲しかったとかなんとかゆうとったよね。でもなあ、無水鍋、高いんよねと、やおらその気になって無水鍋について調べはじめて、結局番組後半でなにやってたかさっぱりわからなくなりました。

ここでバーミキュラを思い出したのは、以前『逆転人生』でやってた密閉性の高いホーロー鍋で見て知って覚えていたからですね。この番組見た時点でどのメーカーのなんて商品か調べていて、なのでバーミキュラという名前、すぐに思い出せたんですね。

しかしバーミキュラ、高い。それだけ手がかかっていて質も高いということはわかってるんですが、買うとなったらちょっと躊躇してしまうような値段です。ヨドバシカメラで検索して人気順で並べてみたら、炊飯器をのぞくと一番人気が22センチ。これがだいたい3万円ですよ。

母がいうにはね、あんたも使うんだったら買うのも悪くないと。鍋は長持ちします。うちにある鍋、数十年ものとかありますからね。それくらい使うんだったら、3万円くらい払っても充分もとがとれる。十年二十年と考えたらね、3万円くらい安いもんだってのはわかる話です。とはいえ、あれば使うだろうけど、鍋に3万円をほいっと払うのは躊躇するよね。なるほど、これが貧困ってやつか。

以前、ココットを探していた時に見つけたストウブも人気のメーカーです。こちら、定価だとバーミキュラよりも高いのですが、だいたい1万円くらい値引きされて売ってますよね。なので売価はストウブの方が手頃になっていて、買うならどっちだ? 高品質密閉性を売りにしているバーミキュラか、おそらくはバーミキュラほどの精度は出ないストウブか。このあたり悩みどころですよね。正直使ってみて比較してみないことにはよくわからん。

我が家にある鍋のサイズを見ていたところ、だいたい18センチくらいのものを使っているとわかりました。ということは、18センチの鍋を買えばいいのかな? とはいうものの、欲しいものは無水鍋。野菜なんかをたっぷりいれて、じっくり熱を入れて水分出したら見た目のかさは最初の半分とかになってる、そういう調理をするわけですよね。ということは、ちょっと大きめのものを買っておきたい。となると20センチか? ストウブはサイズが2センチ刻みなので20センチもあるのだけど、バーミキュラは4センチ刻みなので18センチの次は22センチ。うーん、22センチはうちだとちょっと大きすぎるかも知れない。でも18センチではちょっとな……。となるとサイズからストウブになるのか?

みたいな具合に、買うと決めてもいなのに、ああだこうだと品定めしながら、最後にふと思い出して調べたキャプテンスタッグ。こいつが破格の2千円ちょっと!

うおお、これか!? これなのか!? ホーロー加工されてない鉄鍋なので、カレーとか作ったらずっと匂いが残りそうではあるんですけどね。そのへん気にしないならキャプテンスタッグで決まり、みたいな気もするけど、まあどうしたもんかはわかりません。結局、ぐずぐずいって買わないパターンかなあ。

2019年12月3日火曜日

『まんがホーム』2020年1月号

『まんがホーム』2020年1月号、昨日の続きです。

『孔明のヨメ。』。今回は曹操がメインですよね。曹操が丞相に就任。滞っていた政に業を煮やして全権を掌握。そうしたらなにもかもがスムーズに運んで、おお、こんなにもご機嫌な曹操、はじめて描かれたんじゃない? 人材確保について文若と話している時も、びっくりするほどいい笑顔見せていて、どんだけご機嫌なのか。この楽しそうな曹操を描きつつ、郭嘉の死が曹操に、皆におよぼした影響など、このふいにさすものがなしさよ。こういうの、この漫画の持つ厚みであると思いますよ。その後の、劉備に対する警戒も。兵の数ではなく、そのしぶとさを問題としている。そしてその劉備サイドの状況だけど、どことなくのんきさただよわせながらも、曹操を迎え撃つための算段して、そしてあっさり新野から樊城にお引っ越し。孔明はじめもともとの部下たちも心配する中、あっさり交渉を決めてくる劉備。これは面白かったなあ。劉備の人徳ってやつなのかな。

『歌詠みもみじ』。もみじの両親の若かりし頃。クリスマスを前にデートに誘いたい、けれど誘えないという機微描いて、いやあめちゃくちゃ面白い。もたもたしてるパパさんに頭にきたもみじ母、楓が同僚犠牲にして自分からデート切り出していくとかね、いやあきっぱりしゃっきりしててかっこいい! 見た目ちんまりして可愛いのにダイナミック。でもってツンデレ気味で、これが実にいい。手を繋ぎたいパパさんの、さりげなく触れてってのやってたら、チカン? って手をひねりあげるとか、ほんとに最高だと思います。パパさんのクリスマスプレゼント。あの顛末もおかしい。ロマンチックのかけらもないな! いや、これはパパさんが悪いんやで? ガンガン指摘する楓がまた素晴しい。でもね、このデートの顛末がプロポーズなの? つきあってもいないのに、一気に話を進めた? いずれにしても、なんだかほほえましくて、素敵な話でした。落ちもね、なんだかんだ不完全だったマフラーをずっと大事にしてるってわけでしょう? いいですよ。愛だわ。

『うちの秘書さま』。大晦日の情景。今回はちょっとめずらしいといいますか、いつもははじめの尻をたたいている七瀬だけど、この日だけははじめに優位とられちゃうのか。片付けが終わらない! っていうんだけど、もうあきらめちまえよ! と、そうはいかないのか。七瀬に追い出されて傷心のはじめ。そこに介入したメイド連がまったくもって見当違いの対応しちゃって、はじめはというと頭にクエスチェン浮かべている。たいそう面白かったです。大晦日も働いてる田中さん。七瀬のこと愚痴るはじめに、いつも気にかけてますよって、そういって網で確保、しかも縄でしばっちゃうんだ! あの、廊下に放置されていたはじめですよ。すごい事件性を感じるんだけど、七瀬、めっちゃ冷静やな! はじめと七瀬の仲直りからまたケンカするまでのスパンの短さも実におかしくて、というか、メイド連も酔い潰れたか! めずらしいな。ほんと、この和気あいあい、すごくいいと思います。

2019年12月2日月曜日

『まんがホーム』2020年1月号

 『まんがホーム』2020年1月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』。らいかがサンタクロースの格好しまして、これはクリスマスの夜のミッション中? この他には『2年B組オネェ先生』、姉崎先生がトナカイの格好してましてね、この雰囲気! 独特のものありますよね。しかし、角持ってなんか嬉しそうなの、これ、可愛いってやつか! 『孔明のヨメ。』は孔明月英夫妻が、若干中華風のクリスマスカラー衣装ですよ。月英は赤のケープ、孔明は緑のマフラー。手にはケーキとか大きな靴下とか、時代や地域はまるで違うんだけど、こうしてクリスマスを楽しんでいる情景、これはとてもいいですね。穏かなしあわせ感じさせられるんですね。

辻灯子の新作がきています。

『恋はリベンジのあとで』。辻灯子の新作、ゲストです。主人公、鬼久保泉。面倒みていた後輩に婚約者をとられてしまった。それがきっかけとなって、退社。身内の会社、園芸の会社に就職したっていうんですね。しかしやられっぱなしなのかな? そう思っていたら、しっかりやりかえしてるんだ。社内にいっさいがっさいぶちまけた上に慰謝料までばっちりとった。相手ふたりもただではすまない。こうしたしたたかさはむしろ気持ちいいくらいですよね。失恋の痛手をおった主人公が、新しい環境で頑張ろうという話。けれど、国道拡張で農地が収用されるとか、予想外の話が次々きて、このままならなさ。そんな中、再会したかつて気になっていた男子。ここで、ひととおりの前提できあがった感じがありますね。前途は多難そう。そんな状況でどう泉は立ち回るのか。きっといろいろ紆余曲折あるんでしょうね。

『スナックあけみでしかられて』。あけみが気になる鈴木先生。これまではまるで動きのなかったふたりの関係だけど、鈴木先生の母があけみのごはんを気にいっちゃって、いりびたっちゃって、それで迷惑かけたからと食事に誘われて……。なんか、急に進展しちゃってますよ。そうした状況を、むしろ好意的に見守る年配層あり、取られた気持ちになっていろいろ複雑な同年代あり、そして絶対許さない乃里。だよなあ、乃里は絶対譲れないよなあ。やたら鈴木先生のこと気にしちゃってるあけみ。対して鈴木先生はというと、食事は食事でもラーメンとかだったの!? まるで意識が違っていて、これ、看護師さんたち、ナイスアシストだったのでは? もしラーメンだったら? それはそれで喜んでもらえたかもしれないけど、ちょっと予想外よね。この温度差。いずれ縮まることあるのかな? なんて思わされる危うさありますよ。

『座敷童子あんこ』。めちゃくちゃ面白いな。ちょこっとくすぐる、そんな面白さなんですけれど、幸太に髪を乾かしてもらったあんこのヘアスタイルが幸太と一緒になってるの、あれ、意味不明なんだけどおかしかったよなあ。予想と違った座敷童子パワーってのもすごい。あれ、デカ盛りチャレンジ、残り2秒でクリア? と思ったけど、いや、違うよ、開始2秒だよこれ。尋常じゃねえな。すごいよ、あんこさん。だるまさんが転んだで落ち込むくだりも面白い。テンション高めに振り向いたあんこと、続くコマのしーん。これは笑う。笑わずにはおられませんでした。基本大きな物語とかは扱わないんだけど、しっかりつかんで笑わせにかかる、そんな強さありますよね。ほんと、面白かったです。

2019年12月1日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号、昨日の続きです。

『センパイがお呼びです!』。なにかしらドラマチックな展開なぞあるのかな? なんて思っていたら、お、わりかし普通の会話だぞ。もうすぐクリスマス、というので一緒にケーキをと誘われたマヨちゃん。でも、特別な誰かじゃなくていいのか? って思っちゃって、けどそこからの会話の行く先。ああ、きなこ先輩は本当にマヨのこと好きなんだね。特別な日でもそうじゃない日でも一緒にいると嬉しい相手だって、マヨのこと。感情がなかなか表情に出ないきなこ先輩と、わかりやすすぎるくらいに出てしまうマヨと、そのふたりのやりとりの果てに、ついにきなこ先輩、ちょっと漏洩しちゃいましたね。その時の表情、気づいたマヨの表情。もう素晴しかった。ほんと、ふたりのこの関係。ちょっとちぐはぐに見せて全然そんなことないよって。互いに相手のこと大切に思っている、その告白合戦だったじゃないですか。もう、素晴しかったです。

『紡ぐ乙女と大正の月』。万里小路さん、思いきりましたね。唯月をランデブーに誘います。行く先は資生堂ソーダファウンテン。当然、唯月とふたりきりのつもりだったのに、空気読めない紡はついてくる気満々だし、さらには初野まで誘っちゃってと、この四人での放課後寄り道。初野がやたら堕落堕落と切羽つまってたり、紡の常識と随分違っているこの時代の女学生、そのギャップ面白かったです。ソーダファウンテンでもね、万里小路の見栄がバレたり、唯月、めちゃくちゃいい笑顔しちゃってたりね、いい会になったじゃないですか。それに、万里小路、まさかの鼻血! いやいや、あなたもヒロインのひとりなんですよ! ともあれ、学生さんに声かけられるというハプニング。それをきっぱり断る紡に、さらに脅して追い返す万里小路と、ピンチ切り抜けて深まる友情。ほんと、よかったですよ。それと、万里小路だけが姓で呼ばれてるのかわいそうだなって思ってたんです。それがこの件をもって旭、唯月と呼びあう仲になれた。それがね、嬉しいじゃありませんか。旭と紡、初野の間もずっと縮まって、彼女らの学園生活、もっと楽しくなりそうです。

『かぐらまいまい!』。カラーがすごくきれい! しかも扉のお姉さん、美夜にこふくが呼びとめられたからか姿を消してしまって、この不思議。こふくはそこまで深刻には感じていないけれど、美夜はなにか過去のことが引っ掛かってるみたいですね。それこそ、こふくがつれていかれるんじゃないかって、ずっとずっと心のどこかにこのこと残してしまっていて、練習や話しあいにも身がはいらない? ちょっと気もそぞろって感じになっちゃってましたね。けれど、合同公演が決まって、部の活動としてはとんとん拍子。装束を工夫してみたり、採り物も準備したり、さらには自分たちの舞に足りないものがなにか、皆で考えて解決してと、こうしただんだんにできあがっていくという感じが、皆の結束も一緒に深まっていくようにも思わせてくれ、とてもよかったです。それだけに、美夜の懸念、これが気になりますよね。ずっと、こふくの出会っていた謎のお姉さんは味方だと思ってた。だからこそ、この突然の陰り、ネガティブな印象、とても気にさせられます。

2019年11月30日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号、一昨日の続きです。

『恋する小惑星』。きら星チャレンジの選考に漏れたあお。ただみらのこと見送るだけじゃないんだ! なんと石垣島まで先回り。参加できなくとも見学だけでも、その一念でここまできて、準備は万端、そしてきら星チャレンジ会場にては直談判。すごい行動力だ。これを無下にしない主催者もいいですね。皆が皆、これをやれば破綻しちゃうけど、それでもこれだけやる気ある子を見ると放っておけないんだろうなあ。きら星チャレンジの参加者、友利飛鳥と蒔田史穂と仲良くなるんだけど、ふたりともにキャラクターが強いな! あお曰く、みらが普通に見える。そんな子たちと、電波望遠鏡を見学したり、さらには電波班、光学班とわかれて実際に観測してみたり。体験とはいえ、実践できるっていうのはいいよなあ。ここでちょっとあおとはわかれちゃうけど、この新しい出会いや経験の連続にはわくわくさせられます。

『アニマエール!』。謎の一年生、入部なりましたね! 最初は入部するつもりのなかった子。けれど母親の影響でチアには馴染みがあって、基礎もわりとしっかりしていて、チア部としてはのどから手が出るほど欲しい人材でしょう。でも、たとえチアに才能があったとしてもやりたいことが別にある。漫画に打ち込みたいというこの子、稲葉の希望。それを聞いたこはねの反応、それがね、本当にこはねらしいもので、真っ向から応援するって。頑張りたい誰かがいると応援せずにはいられない。そんな姿勢の真っ直ぐさ、やっぱり気持ちがいいなって思わされましたよ。最初は心を開かなかった稲葉も、こうした先輩たちからの応援、はげまし受けて、気持ちの動かされるところあったのでしょうね。入部するって! マネージャーとしてというの、確かに虎徹のリズム感とかね、いい指摘してました。なかなかにいい子が入ってくれたんじゃないでしょうか。また、稲葉にとってもここはいい場所になりそうですよね。

『あやしびと』。みぞれ、カバネと一緒に調べものにいこうとしたアヤの前に現れた裏返サカサ。やたら元気で明るい子なんだけど、アヤたちについていきたいという。警戒しつつも受け入れたアヤ。でも人間のこと調べてると知られるのはリスクがある。ということで、まずは一緒に買い物にでもっていうんだけど、いった先でカバネにフリフリ着せたりね、こういう展開はほのぼのと楽しくて、悪くなかったです。そう思っていたら、サカサ、アヤについてきたの、たまたまじゃないのか。ずっとアヤに興味があった。なぜ自分の種族を秘密にしているのか。サカサは天邪鬼の妖人。人の感情や心の動きを察することができる。なのでアヤのウソにも気がついた。これ、結構なピンチじゃなくて? この状況にアヤ、どう対応していくんだろう。きっとサカサはぐいぐいきますよね。でもこのピンチをクリアできたら友達増えますよね。サカサ、なんだかんだいってアヤと気があいそうなので、仲良くなったらきっと楽しそうです。

『RPG不動産』。ファーの疑惑、解明! 屋外に倒れていたファーを見つけた琴音。なんとかしてファーを守ろうと、ルフリアに嘘までついたというのに、ルフリアには見抜かれてしまった。さらには城勤めのセーラやモナまできてしまい、ファーが拘束されてしまう。琴音ひとりがファーのこと信じようとしていて、ドラゴンなんかじゃないって、絶対違うって、でもファーを取り巻く状況があまりに悪すぎた。連行されようというファーがねいったこと、自分が幽閉されて、それでドラゴンが出なくなったらみんなが平和になるって。みんなとあえなくなるのはつらいけど、誰かを傷つけるのはもっと嫌だっていうの、この優しいファーの気持ちがあるからこそ、疑惑を持たれている状況がより切ないものとなっていますよね。もし自分が街を襲っているドラゴンだとしたら。その疑いはファー自身が一番つらく感じているんだってことも伝わってくるから、本当にいじらしい。泣けるくだりでした。そして、ファーの疑惑晴れる! まさか、ここでドラゴン出現! あの嬉しそうなファーの表情! もうほっとさせられて、よかったなあ! って思ったんだけど、あれ? やっぱりファー、落ちたら危ないの? いやもう、ファーの疑いが晴れてなおまたピンチが続くっていうのね。これはもうどうしたらいいんだろう。琴音! 今度こそファーの助けになってあげて! 願うばかりですよ。

2019年11月29日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2020年1月号

『まんがタイムオリジナル』2020年1月号、一昨日の続きです。

『カントリー少女は都会をめざす!?』。今回はもうひとりの東京に憧れる女子登場? いや、なんかコンプレックスをこじらせているだけっぽい。亜紀の姉、理菜。眼鏡の目元も涼しい素敵お姉様。でも、人見知りなのか。ひとりで映画にいけないからって妹を誘うんだけど、見事に断られる。ああ、妹よ、亜紀よ、君、好みがきっぱりしとるんだなあ。アニメならなんでもいいってわけじゃないんだ。この似てない姉妹。姉のSNSには友達いっぱいいる発言とか、もうめちゃくちゃ面白いし、亜紀の申し出、みなを紹介するっていうの、お、面白い広がり方するな! って期待したらですよ、姉、あかんのか! わがまま姉さんだな! ちょっと可愛い。映画館での攻防も面白くって、そうか職場の人に出会うのか! しかも何人もきてる。これ、田舎あるあるみたいな話なのかな? あの姉の狼狽、ほんと、大変だなあ、趣味を隠して生きるの。で、ここでまさかの八重と大河がからんでくる。見知らぬ縦ロール呼ばわり! 最高やな。その後の行列大好き八重とか、結局映画見ずに帰ってきた姉とか、いやもう面白い。最高でした。

『僕は女心なんて知りたくない』。基礎設定のおさらいみたいな回。スペシャルから移籍してきた漫画のファンにも嬉しいはからい。独身女性の心の声が聞こえてしまう春喜。その能力の範囲や限界など語られて、どれだけ彼がこの能力にふりまわされてるか。そして佐藤くんとの距離感! いいね、いいよ、ナチュラルに嫁候補。うん、春喜くん、どんどんいこう。春喜の周辺にいる女性についての紹介もあって、簡潔にわかりやすくぽんぽんと提示していくそのテンポ感も素晴しく、またその紹介に出てくる女性たちもまあ魅力的なの。いいですよ。この漫画のよさ、こうしたところにもしっかりあらわれています。で、今回の春喜の受難です。先日のハロウィンで出会った女の子。自分の魅力、可愛さで誰しもをとりこにするといってるこの子が、なぜか怯えて逃げていった春喜のこと、興味持っちゃってるのね。あの手この手で春喜にアプローチしてくる、しかも可愛い振舞いに隠された本音! 名を名乗れって君は武士ですか! それなりにチョロい子だったけど、それで春喜がお姉様方に誤解されて、いろいろ面白がられてという流れもよかった。これはこの子、今後もちょくちょく出てきそうですね。期待できる展開です。

『氷室君は板野さんの事が覚えられない』。バイト先でもらったウイスキーボンボンで酔ってひっくりかえっちゃった氷室。板野に介抱されて帰宅するも、もどしちゃって、板野の服汚しちゃって、大変なことになっちゃった。けど、板野がちょっと風呂を使っている間に、しゃっくり一発で板野のことを忘れてしまう。すごいな。隙あらば忘れちゃうんだ。脱衣場で板野と遭遇してからの反応も、これはつまりつきあっているのか? って、まあそうなるのかな。氷室の問いに、つきあってると答えてしまった板野の気持ち。それがね、ちょっと悲しいですよね。どうせすぐに忘れられてしまう。だから今だけでもって、健気だなあって思うんですね。そんな板野の気持ちに氷室が触れようかという瞬間、またしゃっくりか! すごいな、全部リセットされたよ。この最後の最後、全部がご破算になるの、一気に緊張が解放されて笑いになっちゃいました。ダイナミックリセットですわ。

『大奥より愛をこめて』。「感動の最終回」って、待って! 信じちゃうから! やめて! さて、潜入調査中に捕えられた蒔乃。そのピンチ、いかにして回避するのかと思ったら、いや、もう諦めちゃうの!? もう死ぬ気だよ! でも、大崎様の名前を出すと、みんなビビって解放してくれた。ここからの流れ、蒔乃、すっかり丸め込まれちゃうの? そして誘惑された菜々緒はどうなる!? こちらはこちらで大丈夫。かわいいと役者にいわれても頑として信じない菜々緒殿ですよ。すごいな、この揺るぎなさ。こりゃ本堂の芽も出ないわ。ともあれ今回、見事に情報引き出した菜々緒に、丸め込まれたように見えて実は情報的確に収集していた蒔乃、この企みを暴いていくくだりには興奮させられました。そして大崎の見せ場も素晴しく、自分の死でもって事件のいろいろを隠蔽しようとする女中にかける言葉の優しさよ。ほんと、こうした見せ方のうまさ。情にあふれて、思わず胸の熱くなろうというものでした。そしてラストにすごいこと投げ込まれて、マジか、大崎様、自身の進退をもって減刑を願いでてたって! 今の大奥に大崎がいなくなれば、松平定信に対抗できなくなるんじゃないの!? でも、それが大崎の選択ならば……。ほんと、これ、まったくもって穏かじゃない。動揺、さらに広がりますね。

2019年11月28日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号

 『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号、発売されました。表紙は『おちこぼれフルーツタルト』。メイド衣装のイノの膝に乗っているロコ。これ、赤頭巾っぽく見えるけど、マッチ売りの少女みたいですね。手にはマッチの入ったカゴを下げ、そして擦ったマッチから炎が立ち上る。そんなロコはというと、幻を見るでなく、フルーツ大盛りのタルトを持ったイノから、肩ごしにスイーツ食べさせてもらっているというんですね。見た目にちょっと重めの画面。若干ダークな印象も、またメルヘンって雰囲気させてくれますよね。悪くない、好みのテイストであります。

今月は新規ゲストが5本です。

『菓子工房メイモトとふたごのイモウト』。かつて親の反対を押し切りケーキ職人を目指し家を出た兄。その店に突撃したのがふたごのイモウト、蛍乃と風鈴。これ、最後に語れられた兄の本心からすると、最初、ふたりのこと気づかなかったというの、わざとってわけか。あえて気づかないふりして、さりげなく距離をとってというの、ふたりを置いて出ていった負い目とかなのかな。ともあれ、大きくなった妹ふたりを愛でる兄の姿。そこにケーキの知識もろもろが乗っかってくるって感じですね。また疎遠になっている実家、母との関係。それを埋めるチャンスを妹ふたりが運んできてくれた、みたいな要素もありました。ちょっと強引に、兄の店でバイトすることにしたふたり。今後、この甘い兄のもとでどんな風に振る舞うか。ふたりの活躍、兄の反応など、そこに注目集めます。

『No Color!』。主人公、魚住圭(たま)と幼馴染みのましろ。同じく友人のひなたと優月の4人でオンラインゲームに興じ日々クラフトに精を出すのだけど、たまとましろは無職。おっと、これ、読み進めるといろいろヤバいぞ。たまもましろも優月に寄生しとるのか。現実世界で仕事を持っている優月に、職探しの参考にするとだまくらかしてゲームソフト買わせるだけ買わせたたま。約束は不履行。日々いろいろとごまかしながら優月の家に暮らし、さらに食事の用意、家事その他もろもろも優月にやらせてるって、ほんとろくでなしだな。なるほど、優月は駄目な人にほだされるタイプなわけだな。そうした性格に付け込んでいるのがたまとましろ。とりわけたまがズルく立ち回ってる感じ。でも、この関係、ずっと続けるんだろうか。どこまでも、この関係続けて、いつか自立する時がこの漫画の終わり時? ともあれ、たま、この人、はやいうちになんとかせんといかんのではないか? そんな匂いがしますよね。

『のらくらメルヘン』。一人前のメルヘン。気になるフレーズが飛び出してきました。この学校で学ぶのは、皆なにかしらの能力を持った妖精の子たち。その能力を伸ばし、世界に夢と素敵を届けたい。けれど当座の問題は、この学校が統廃合の対象になってしまっていること。たしかに生徒も減ってさみしくなってしまったけれど、学校を存続させたい。そのために、皆で頑張って学校を有名に、人気にしようというのですね。ここで面白いと思ったの、主人公のメル、この子がまだ自分の特技がわかっていないってところ。これを無限の可能性ととらえるポジティブさ、そこにこの漫画のよさというのがありそうに思うのですね。実際これからメルの活躍? 成長? 描かれるなら、その行く先が知りたい。そんなこと思わせてくれるところありましたよ。

『ネコかぶネット』。動画サイトで配信やってるJKネットアイドルのみゃんたん。結構人気があるっぽいけど、本人は乗り気ってわけじゃないのか。そのキャラクター、口調、なにもかもが気恥ずかしい。なのに配信続けてるのは、仕事に疲れ果てた姉を元気づけるためなんだ。これ、健気な妹だなあ! というよりも、ヤベえ姉さんだな! って印象の方が強い。強引に妹に頼み込み、台本まで用意。お膳立てされたままに配信してみれば、人気は出たけど、本人はもう恥ずかしくてしようがない。しゃべってる途中で羞恥ゲージがマックスになってじたばたもがきはじめるところとか、面白いな。この、自分が自分の演じてるキャラに耐えられなくなる感じ。つりこまれるようにして笑ってしまいました。妹はわりと辛辣なところあるんだけど、それでも姉のためにと、自分を押し殺して頑張ってるところね、悪くないと思います。それでも踏ん切りつかない。まだまだ恥ずかしいってところ、いいアクセントになってると思います。

『パニッシュメントスクール』。漫画に出てくる学校では、生徒会や風紀委員会が絶大な権力有してたりすることありますが、本作はそのへんをさらに強調してみたって感じ。風紀委員ならぬ学校警察、学警なる組織があり、校則に違反すれば確保、牢につながれてしまうっていうんですね。落ち着きがないせいで、ちょくちょく投獄されてるっぽいのが主人公忍海木乃香。この子と友人たちが、学警から自分の領域を守ろうと抵抗する? そんな戦い描いた漫画、といったらちょっと大げさにいいすぎですね。生徒会長が、学内に、いや寮にかな? 文学ライブラリー(BL)を構えてるんですね。そこにガサが入って没収されてしまった。さあ、いかにして取り戻そうか、というんですが、学警は学警でそこまで強行姿勢ではないみたいなところも見せたりして、バランスとってる感ありますね。とはいえ、文学ライブラリーは取り戻せるんでしょうか。今のところ無事みたいだけど、この行方について語られること、ちょっとないっぽい雰囲気。できれば徹底抗戦。敵対まではいかなくていいから、うまく出し抜いたり出し抜かれたりみたいな動きあるとよさそうですね。

2019年11月27日水曜日

『まんがタイムオリジナル』2020年1月号

 『まんがタイムオリジナル』2020年1月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』、山下ナースがメインですよ。見事に着込なすサンタのコスチューム。堂々としたその出で立ち、涼しげなその表情、めちゃくちゃかっこいい! ベテランサンタの風格です。『らいか・デイズ』らいかは、お菓子のブーツもらったんだ! 頭上にかかげて、静かに嬉しさかみしめてるみたいな表情。ほほえましくていいですね。そして『小森さんは断れない!』しゅり、えらいかっこうしてますな! ギリギリですな!

『となりのフィギュア原型師』。今回ははぐさんにスポットライトですね。仕事終わりに無茶な頼みごとしてくるんですよ。ハロウィーンの準備っていうんですが、あ、いや、これ劇中でももう過ぎとるんか。でもやりたい。で、なにやるのかと思ったら、ライフマスク!? 顔を石膏で型どりするんか。この無茶さ、強引さも面白い。あ、前髪おろしてる代表可愛いな。こうしたちょっといつも見られない格好、スタイル、新鮮でよかった。昔の毒キノコはぐもグッドでしたよ。しかしほんと、はぐを工房にスカウトした頃の話。この人のバックグラウンド見えて、ああ、面白い。そしてできあがった人面疽持ってあらわれたはぐさん。めっちゃいい笑顔! さらに他のスタッフも仮装させていって、ヤベえクオリティだ! 呼ばれたせっちゃんの絶叫。もうめちゃくちゃ面白い。ほんと、これちょっと路上に出しちゃ駄目なやつですよ。

『コスプレ地味子とカメコ課長』。エルフちゃんコスでイベントに出ます。メイクはすませてきてるんだ。見た目はいつもどおりなのに、眼鏡の向こう、片目がカラコン入ってるの、なんか不思議な雰囲気です。コスプレ中に課長のこと意識したり、けど自分の姿を客観視してからは見事ふっきれてキャラクターになりきるのね。この表現に際し中途半端にはしたくないという紫ノ井のスタンスいいですね。こういうところが課長にも刺さるところなんでしょうね。今回は、海辺でふと見せた自然な表情、あれよかったですよね。エルフちゃんになりきれてなかったとリテイク出すわけだけど、じゃあ課長の琴線に触れたのは紫ノ井の自然体だったのかな? そして今回のラスト。突然の強風に交通機関がとまってしまってさあ大変。どこかで風をしのごうとしてラブホテルに入ってしまった。さあ、ふたり、この気まずい状況、どうのりきるんだろう。紫ノ井はどうかわからないけど、課長は普通になにもなしにクリアできそうな気が。でも、これ、どんどん外堀埋められていってる感があるんですが、埋めてるのが紫ノ井のうっかりってのがおかしいですね。

『ネコがOLに見えて困ります』。ミコトが見てしまった怪奇現象。というか、この子の動物が人に見えてしまうっていう能力、これがもう怪奇現象じゃんか! みたいにも思うんだけど、ともあれ、パンを落として姿を消した謎の女性。この謎を追うことになるんだけど、いや、きっと動物だよね。野良猫かなんかじゃないのかな。その謎に迫るまでの過程が面白くてよかったです。オカルト大好き岡道さんと、推理ゲームにあてられてる名探偵リコが絡んでくるんですが、岡道さん、ミコトの秘密に気づいてる? いや、それでも現場にいくまではオバケの可能性を考慮にいれてたってことは、OLさん連れてけってアドバイスはたまたまか。そしてポンコツっぽいリコ、まさかミコトの秘密に迫ろうっていうのね。これ、なんとかなくうやむやにはなったけど、かなり無茶な収束。いや、もしかしたら岡道さんの助け船? やっぱり彼女はわかってるってこと? など、いろいろ意味深? その思惑の向こうなど邪推してしまいたくなる描写がぽつぽつあって、実に面白かったです。

『おしかけツインテール』。3人でお花見に出掛けます。と、これ、俊郎にとってはアウェイなのか。人がたくさん、それだけでもうキツい。ずっと緊張してて、なんとかやりすごそうとスマホで映画でも見るつもりだったのが、まさかの没収。花梨さん、スパルタです。緊張のあまりお茶飲みすぎてしまう俊郎。ほんとに苦手なんだなあ! 普段、家での姿見てると、わりと頼りになる大人だったりするじゃない? だから忘れてしまってましたよ。その俊郎も、お酒飲まされて帰ってきて、こうなると多少は大丈夫なのかな? と思ったら、今度は酔っちゃって駄目なのか。酔い覚ましに水を飲ませるところね、アルハラと勘違いされてるってあのくだり、めちゃくちゃ面白かったです。でも、あんまり水ばかり飲ませるのもよくないよ。ほどほどにね。今回のお花見。俊郎には大変な一日だったけど、楽しかったって、人混みちょっとは慣れたって、そういって手をひかれながら帰るあのシルエット、素敵でしたよ。余韻と情緒と、そして俊郎の気持ちのほころんだこと見えるところ。なんだかじんとさせられるよさありました。で、ラスト! 冒頭のスマホ没収がこんなところに繋がるの! ほんと面白かった。赤面の花梨。ほんと、たまらん面白さでした。

2019年11月26日火曜日

amiibo ロボット

 このところロボットがいいよなあって思っています。『スマブラSP』で使ってるから? といわれると、まあそのとおりではあるのですけど、それだけじゃない。見た目に愛嬌のあるこいつの風貌。実際3Dモデルになっていろいろ動くところ見てみれば、可動フィギュアとかでロボット出ないかなあ! なんて思ったりしちゃうわけで、いや、欲しくない? 欲しいよね? 頼むから欲しいといってくれ。実際、どこかから出ないものかなあ、出ない場合はどう働きかけたら出るようになるのかなあ、なんてこと思ってしまったりしているのです。

とりあえず立体になっているロボットというと、まずはオリジナルがあるでしょう? それから、amiibo ロボット。以上? みたいな感じで打ち止めですよね。今入手するには、オリジナルはあまりに困難かつ高価で、となるとamiiboで手を打とうってことになるのかも知れませんが、できればなあ、動いて欲しいんだよ。

Splatoon』くらいになれば可動フィギュアが出てたりするわけですけど、残念ながらロボットはそこまで人気がないのだろうなあ。新作ゲームも出ないしなあ。

子供の頃、鋼鉄ジーグのおもちゃを持っていました。手足の関節部分が鉄球になっていて、磁石の力で接続されているの。このおかげで柔軟な関節可動が実現して、かつ動かしているうちにゆるくなるということがない。素晴しいですよね。さらに両手足外して自由に付け替えることもできるという、知育要素なの? ともあれ、あのギミックが好きだったもので、ロボットの脊柱を磁石で継いだらフレキシブルな可動が実現しない!? いや駄目か。鉄球が露出しちゃうもんな。

みたいなこと時に思ったりして、その実現可能性に思いを馳せたりしています。

模型の技術があれば自作できるんだけどなあ。なにかいい手はないものでしょうか。

2019年11月25日月曜日

2019年11月24日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2020年1月号

『まんがタイムきららフォワード』2020年1月号、昨日の続きです。

『桃ノ木家の四姉妹』。ほんと面白いな。委員長、紗月、留年の秘密がニノにバレてしまった! 大いに狼狽するのだけど、ああーっ、ニノ、バカだから、誕生日が一年違いっていうの気づいてなかったよ! というか、普通そのへん気にせんもんな。ニノじゃなく自分でも気づかなかった自信があるわ。ということは自分もバカか! ともあれ、番台まわりでの大騒ぎから面白く、留年してたことニノが理解したら敬語になっちゃうのも妙にリアルで、おかしかった。この時の、紗月が感情の起伏云々っていってたのも後でねちゃんっと回収されるの、あー、そういうこと。クールに見える紗月さん、無理してクールにつとめてるんだ。本来はむしろ感情過多でお調子者で、それで骨折しまくりましたか! 年間5回、長期入院、かくして留年! 気の毒だー。でもね、今回、ニノと急速に仲良くなって、勉強会後の桃ノ木家でも、ミツ、シキとめちゃくちゃ仲良くなって、このコミュニケーションの成立、ニノとの関係もね、紗月にはきっと嬉しいことだったんだろうなあ。翌日のふたりの関係、紗月の変化ももうほんとまぶしかった。いい笑顔! 眼鏡はないけど可愛いです。

夢喰いメリー』。夢路と白儀、激突ですよ。出し惜しみなし、身を削ることもいとわず能力全開、全力でぶつかっていく夢路と、ものともせず受け止め、痛烈な攻撃を返してくる白儀。これね、どこか余裕を感じさせる白儀と違い、夢路はいかにも痛々しい。とはいえ、夢の世界に命を置いている夢路は死ぬことはなく、それゆえに無茶ができるわけだから、より痛々しくもあろうっていう話ではあるのですが。しかし夢魔の力を自身に宿し戦う夢路のその姿が、夢魔のそれを写して変わるというの、かっこいいよねえ。夢魔の武器を、能力を、多様に借りては使い、変わっていくその連続は、この戦闘がいよいよ後がないということを語るかのようで、そしてついに夢路はあの夢魔の能力を借りようというのですね。ええ、この時がくるのはいつだろうかとずっと思ってきた。メリー、夢喰い。本当にこの戦い、出し惜しみなしではないですか。

『ひまりのまわり』。面白いな。ひまりの新しい友達、すずちゃんがやってきましたよ。この子、なんかいろいろ含みがあるよね。悪い子じゃない。でも、いろいろたくらみがある? ひまりのことも、クラスのトップにもってくとかいってるし、さらにはケイのこともニヤニヤ見守ってるしさ、いやあ、この子、よいですよ。むしろこの子を見守りたい。いろいろなにかやらかしてくれそうですよね。そんなすずの今回の活躍は、ひまりの敬語をなくそうというもの。ゲームをやります。グループの仲間はずれを見抜くゲーム。その際、ひまりは敬語を使わないようにっていうのだけど、それ、ひまりだけハンデついてない!? というのは置いといて、最後にはもうすっかり言葉づかいがくだけて、兄にも素直に自分の思うところ、いえるようになったっていうんですね。これ、すごい進歩? ええ、ほがらかで、ちょっといたずらっぽい笑いなんかも見せたりしてね、ああ、よかったね。なんだかそんな風に思えたのですよ。

『あいらいく俳句』。めちゃくちゃ面白い。今回は、皆で凛花の家に押し掛けます。どんな家だろう? という前に、迎えがいるはず、なんかちょっと日常聞かないようなこといいはじめまして、そしたらなんとリムジンでお迎え!?  待って!? そんなものすごいことしてて、これまで噂にもならずにいたの!? というか、凛花はてっきり庶民派だと思ってた。そうかあ、庶民派お嬢様だったのか。御屋敷についてからも面白い。ご両親は? というと、父は海外に、そして母は……、普通にいます。紗衣と書いてしゃいと読む。シャイなお母様、っていうんだけど、なんか怪奇現象じみてるんだけど!? そんなお母さんのこと、ちょっと内緒にしてみたり、そうかと思ったら、いたるところにこっそり出てくる凛花母。怪奇現象だよ……。夕食もね、せっかくじいやが手料理作ってくれてるっていうのにジャンクフード食べるとかね、足りない栄養素はサプリで補うとかね、もういろいろちぐはぐで、ああ、こういうところが凛花なのだね。でも、やっぱり母がおかしい。まさかの血文字!? いや、ケチャップですか! 奇行が目立ちすぎる! あまりのことに凛花が母が生きてることカムアウトするんだけど、皆、それ、信じないんだ! もうほんと、ずっとおかしくて面白くて、かと思ったら、皆がきてくれたこと嬉しいっていって泣く凛花が可愛くて、最後にちょっといい話でしめたね、って思ったら、また母が怪奇現象じみたマネを! でも、母も嬉しそう、そして皆も寄り添って楽しそう。いい話でしたね。ほんと、この漫画、底知れないです。