2018年1月16日火曜日

パネルでポン

 いやあ、なんとかなるものですなあ。『パネルでポン』、昨日の続きです。どうしてもクリアできる気がしない。そういっていた6-1、クリアできてしまいましたよ。しかもその後、ポンポンポンと6-2、6-3、6-4とクリアして、もしや、これはいけるか!? と思った6-5。いや、これは駄目だわ。なんか、こう、運とかいろいろ手伝わないことにはクリアできる気がしない。そもそも開幕で4個消し、5個消しを見つけられなかったらもう終わり。ちょっとでも考えたりモタついたりしたら終わり。速攻かつ無窮動で4個消し以上、そして連鎖を続けないことにはクリアできない、そんな過酷なステージでした。

やってるうちに、なんとなくでもわかってくるものですね。とりあえず4個消しでいいから時間を稼いで、連鎖を狙えるなら2連鎖でいいから拾っていく。ぱっと見て、ここいけそう、そんな風になるまでやり込むのが、きっとこのゲームの基本なのだと思いました。というか、ここをああして、こう持ってきてー、みたいなこと、ちょっとでも考えたら追い付かない。あっという間に持ち時間消費して、がんがんせりあがっていくブロックを前に、あかん、あかん、もう駄目だー、ってなる。考えなくとも気づけるくらいまで慣れていかないといけないゲームなのだと実感しました。

しかし、これね、アクティブ連鎖がひとつの売りになってるゲームですけど、これ、わかっててもできないことが多くって、タイミングがつかめてないんでしょうね。落ちてくる前に横からひとつ押し込むというの、遅れてしまって連鎖にならないということがよくあるんですよ。じゃあ連打すればどうだろう、そう思って連打したら、押し込んですぐに戻して、結局連鎖にならないみたいなことも多くって、どうもこのあたりの勘がいまいちつかみきれていないのです。

オリジナルパネポンとパネポンDS、パネポンDSの方がずっと簡単だっていってましたけど、実際遊んでみるとそれがよくわかります。ゲームとしてやりがいがあるのはオリジナルかなあ。パネポンDSはアシストがあって、連鎖可能な場合ヒントをくれたりするんですよ。なるほど、ここでアクティブ連鎖ができる。さらに次に繋げられる。みたいなのがわかる。もちろんオプションでオフにするのも可能なんですけど、オリジナルに疲れたらパネポンDSで連鎖の練習みたいに使いわけて遊ぶのもまたよさそうです。

というわけで、最新のパスワード、拾い上げておきます。これは、昨日のパスワードの続きじゃないんですよね。ちょっと最初からやりなおしてみるかあ、どうせ6とかいけないし、とか思って気楽にはじめたらいけてしまったのでした。

2018年1月15日月曜日

パネルでポン

 『パネルでポン』、再燃です。以前、母に託した『パネルでポンDS』。最近はiPadでゲームやってることが多かった母ですが、ひととおり落ち着いて飽きてきたのか、またDSを出してきましてね、『パネルでポン』で遊んでいるんですね。ああ、『パネルでポン』、懐かしい。といっていいものでしょうか、実は少し前から『パネルでポン』再燃の予感はあったのです。というのは、ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンでありますよ。これにですね『パネルでポン』オリジナルが収録されているっていうのです。そして私は、昨年12月に運よくこれを買うことができて、ええ、オリジナルパネポンで遊べる環境を見事手にすることができたというわけなのであります。

じゃあスーパーファミコンでパネポン遊びまくりなのか? といいますと、実はちょっと違いまして、遊びはじめたのは本当にごく最近のこと。やっぱりね、Switchあると、そちらで遊んでしまいます。昨年末には『ゼルダの伝説 BotW』再燃もあったわけで、このところはゼルダメイン、それからたまに『Splatoon 2』、そして『ARMS』といった感じでした。

だからやっぱり母が遊んでるのを見たのがきっかけですね。ゲームってのは、人が遊んでるのを見ると、ものすごく面白そうに見える。自分でもやりたくなる。ということで、まずは『パネルでポン』を遊びやすくする環境を作るところから始めたのでした。え? スーパーファミコンは? いやね、やっぱり手軽に遊ぶには携帯機ですよ。けどパネポンDSのロムは母が持ってる。ということは、中古でもいいから、パネポンDSを買うべきか? そう思って調べてみたら、DSiウェアで『ちょっとパネルでポン』なんてのが出てたのを知って、これはうってつけ。まずはこれを買いました。またこの検索で、オリジナルがVCで出てることも知って、翌日これを買いました。ゲームを続けるには遊びやすい環境を準備する、これがマストだと思います。

しかし、『パネルでポン』。DS版が出た時に、ずいぶん簡単になった、ブロックの速度が遅くなった、それがちょっと不満だと、パネポンをすすめてくれた人がいっていたの、ここにきて改めて思い出されましたよ。DS版ならね、ずいぶんブランクがあったわけですけど、それでもコンティニューしながらステージクリアでエンドテロップを見るところまではいけました。じゃあ難しいというオリジナルならどうだろう。挑んでみたら、いやあ、これが本当に大変で、ほんとにこれ、クリアできる日がくるのか!? ステージ1とか2とかならね、なんも難しいことないわけですよ。ほいほいクリアして、そうしたら魔王とかいうのが出てきて、まあ中間ボスっぽいから、こりゃあ瞬殺だろう、とか思ったら、逆に瞬殺されました。あれ? おかしいな。なんか様子が違うぞ? ええ、パネポンはここらあたりからが本番なんだと思い知りました。ステージを進むごとに、最初に詰まれたブロックの量と、そしてせりあがる速度が増していって、4個消しや5個消し、そして連鎖を駆使し、せりあげを停止させていくことを覚えないと、クリアできなくなってくる。ステージ4あたりからあっぷあっぷしはじめて、ステージ5はクリアしたらその都度パスワード控えて、そして今はステージ6。あと1個、あと1個ブロックを落とせたら突破できたのに! というところまで追い込んではみたものの、なんせそれが6-1の話。残るステージ、クリアできるのか? ほんと、これ、尋常ではないですよ。

画面が表示されて動き始めるまでに、どこで4個消し、5個消しができる、連鎖が狙えると当たりをつけられなければ、なにもできないままに終了してしまうのがステージ6でした。これ、上級者だと、どれくらいの率でクリアできるんだろう。とりあえず私は全敗ですけど、苦戦している6-1とか、5割くらいでクリアできるよ、みたいなこといわれたら、もう引っくり返ってしまいますよ。初期配置によっては、どうやってもクリアできないですよね、これ? あるいは、どんな配置でも、クリア不可能な積み方はされてないとかあるのかな? だとしたら、クリアに繋がる可能性をほぼ見過ごしにしてしまっているというわけか! ああ、なんという節穴であることか!

スーパーファミコン版、当時不評だったの、遊んだ記録、クリア状況がロムカセットに記録されず、パスワードを書き残しておかないといけないところだったんだそうですね。確かに、昨日の続きからと思っても、パスワードをピコピコ打ち込んでやらないといけないのは面倒です。でも、これ、便利なこともあるんですよ! というのは、私、さっきもいいましたように、スーパーファミコンミニとNew 3DSのふたつの環境で遊んでいます。すなわち、『パネルでポン』がパスワードを採用してくれていたおかげで、手持ちの2環境をまたいで継続プレイできるっていうわけなんですよ。パスワードはTwitterにでも投げておけば、いつでもどこでも参照できます。ああ、これ、なんて便利なんだろう!

最新のパスワード。いつまでもクリアできそうにないので、過去tweetsにまぎれてしまわないよう、ここに拾い上げておきます。

2018年1月14日日曜日

『まんがタイムジャンボ』2018年2月号

『まんがタイムジャンボ』2018年2月号、一昨日の続きです。

『偏食女子は恋でおなかを満たしたい』。いや、実にいい感じですよ。甘酒のコップ手にして美味しーッなんていってるアキですが、その表情が今の感想の嘘であることを雄弁に物語ってる。それを今野に指摘されて、じゃあ美味しい顔ってどうしたらできるんだろう。平岡が巻き込まれて、できもしない演技をさせられるという悲劇がおこるというのがおかしくって、いやもう、この3人とも、いいコミュニケーションしてますよ。平岡が演技が下手なら、今野はあざといくらいにやっちまう人で、さすがの平岡もそのブリッ子ぶりには引くんだ! 新たな知見が得られましたね。この美味しい演技、藤井に見せるために頑張ってるわけですが、いや、よかったですよ。その藤井の前で甘酒飲むことになって、苦手な場合はこれっていってアレンジしてくれた、それが本当に美味しかった。演技いらずで美味しい表情して見せてっていう、ああ、これ新境地だ。自然と出た本当の表情に、藤井、すっかりまいってしまった感じですよ。でも、アキ、そのことに気づけてない! なかなかに前途多難な恋でありますなあ。

『きつねとパンケーキ』。完結しましたよ。紺乃のことを思い出し山へと分け入ったパパ。遭難してしまった彼を助けようと寄り添っていたのが、もとのキツネの姿をした紺乃だったというのですね。そうか。あの最終試験は、母と父、どちらを選ぶかで、その住む世界を決めようというものだったのですね。そして紺乃は獣の世界を選んだ。選んだはずが、獣の暮らしに徹しきれなかったというのです。これ、温情ある決着だと思いましたよ。恵那、人にも獣にもなりきれなかったとして、紺乃を獣の印を残した半人前として、もとの姿に戻してくれて、ああ、望んでいた次のステップには進めなかったけれど、もとの暮らしを取り戻すこと叶ったのか。そしてそれを挫折としてではなく、ふたつの世界の架け橋となりうる、そんな存在であると位置づけてみせたというのがまたよかったと思います。この一連の流れで、獣娘から鹿としての生き方を選んだ紗恵との再会が描かれたこともまた嬉しいことで、ひとつの伏線として機能しつつ、心残りをここで溶かすことができた。ええ、それが嬉しいと思ったのですね。

『あの日の海と16歳の夏休み』。先日来店した東京のモデル、アイルちゃん。この人、本当に人気者なんですね。さきの友達ばかりか、桜葉先生までちょっと浮き立ってしまって、そうか、先生世代までリーチする、そんなモデルさんなんですね。さて桜葉先生。さきたちの、中学時代の国語の先生。黒髪眼鏡の素敵なお姉さんなんですが、婚活市場で勝てる髪形にしてほしいだなんていっちゃって、待って? それ、元生徒の前でいっちゃっていいの? 先日いった結婚式で焦ってしまった。しかも新婦が元教え子で、って、そうか、それはつらい。しかも噂の恋人、数学のウッチーとやらは、桜葉先生のこと30直前にしてフッたのか。酷いやつだ! 先生の婚活、いろいろチャレンジしてもうまくいかないというの、男性の求める理想から外れてるからじゃないか、今もしている黒髪ストレート、これもおしとやかというよりサバサバとした、そちら寄りになっちゃっててっていうんですが、いや、サバサバの方がいいじゃん! おしとやかだった先生がサバサバになってしまった理由というのも面白かった。うん、それくらい飾らないのが本当だったら魅力的だと思うんだけど、婚活市場じゃあかんのかあ。世の中、つらいね。そして先生、イメージチェンジ。ああ、素敵になりましたね。もとの先生もいいけど、こちらもいい。なにより、先生が次へと進んでいけそうな、そんな気持ちになったっていうのが伝わってくるのがなによりで、ほんと、この変化が逃げではなく、次へのステップになるというの、この漫画の魅力であると思うのですね。でも、猫はあかんくない? 猫飼うと結婚とかすっとんじゃうって聞きますよ?

  • 『まんがタイムジャンボ』第24巻第2号(2018年2月号)

2018年1月13日土曜日

『まんがタイムきらら』2018年2月号

『まんがタイムきらら』2018年2月号、一昨日の続きです。

『まいにちハロウィン!』。好印象ですよ。校内案内を頼まれたランたん。早起きしてうるふを待ってるんだけど、そうか、うるふちゃん、校内で迷ってしまってたのか。あまりに広い学校にうるふの不慣れが手伝って遭難。といいたいけど、不慣れだけじゃないよね、これ。でもって、この子の発想おかしくて、ヒッチハイク方式で教室まで案内してもらおうっていうのね。こうやって捕まえたのがヴァンパイアの女の子、晩羽イア。この子、なんかマイペースでいいですね。校内ヒッチハイクしてるうるふ見て、夢の中かな? って。でもってヒッチハイクにもノッてくれて、送るから助手席に乗って〜♪ この時の表情、とてもよかったですよ。ここからの記憶の話とかね、面白かった。自分は昨夜の夕食とか、まず思い出せませんね! 駄目だ……、駄目になった……。いつまで待ってもうるふがこないことに業を煮やしたランたんの裁判、イアが説明してくれて無罪勝ち取れたりね、こうした会話のセンスも悪くなかったです。しかしこの人の漫画、絵が、表情がいいですね。とりわけイアの目、とても魅力的だったと思います。

『佐藤さんはPJK』。佐藤さんのブートキャンプだ。千春と一緒にシェイプアップ? これ、身体測定を前に少しでも絞ろうっていう話なんですが、それにしてもおかしい。佐藤さん、空気イスで授業受けてたり、自分もなにかやってみようか、そういった千春を乗馬型フィットネス機器に乗せてみたりと、奇行に次ぐ奇行ですよ。授業中、佐藤はプルプル小刻みに震えていて、千春はウィンウィンとあやしげに揺れている。千春がね、案外先生にはバレないもんだねとか気楽なこといってますけど、いやいや、バレバレですから。あまりの奇行にひいてしまって、つっこみさえできなかっただけだから! この先生がひいてしまってたのと、そのことに千春が気づいてないこと、セットになってる面白さ、よかったですよ。基本的には常識人寄りの千春だけど、佐藤に付きあってトレーニングしてるうちに、すっかりハイになって、取り込まれてしまいました。いや、でもそれくらいでいいのかも知れません。いや、いいのか? でもって、ちゃんと結果が出てるっていうのね、これはなかなかにいい感じでしたね。

『おとめサキュバス』。大変なことになった! キュリアがですよ、キスをすればいいとかいっちゃってますよ。キュリアにあった吸精の方法を考えてたわけですが、キュリアにとって一番ハードルが低かったのがそれってこと!? 意外だ。意外だわ。これ、キュリアの家庭環境に理由があったんですね。姉たちから毎日されていた。挨拶だってキュリアは思ってるけど、同じサキュバスのルナがもう戸惑ってる。大丈夫か? いけるのか? しかも男性相手にしていけるのか? しかしこのキスのアイデア、どこから出たかと思ったらプレーリードッグなのか。罪がないなあ……。今回、面白かったの、王子ちゃん、涼香についてる過激なファンの話ね、キュリアにも過激なファンいたっていう切り返し、これ、本当によかったなあ。今回のキス作戦。キュリアが日本の風習、価値観を調べてみたら、はい、やっぱり駄目でしたー。というか、恥知らずとまでいっちゃいますか、キュリアさん。この落差、すごいですね。じゃあ、この話はなしになるのかな? そう思ったら、おう、涼香、手伝ってくれるんだ。しかし、その一連のシーンね、涼香、見事にキュリアに幻惑されてますよね。ええ、キュリアさん、あなた女子専門でおゆきなさい。きっとそれがいい、そう思わさてくれる一本でしたよ。

My Private D☆V、『ネコじまにゃんだフル』の御北きぬであります。おお、これはストレート、とてもわかりやすいテーマです。スポーツ少女ときましたよ。イラストも見事、体操着着た女の子が描かれまして、これは陸上? 上はノースリーブにパーカーを、下はショートパンツというオーソドックスなスタイル。さわやかさ感じさせてくれる、そんな格好でありますね。長い髪を後ろでまとめようとしているところ。口に髪ゴムくわえましてね、頬をはじめ、玉になって流れる汗が今まさに運動をして一段落ついたところというのを表現しています。上気した頬も、そして髪も少し汗ばんでいるのかな、こうしたちょっとしたところに、質感、ともない情感が現れてきてますね。

  • 『まんがタイムきらら』第16巻第2号(2018年2月号)

2018年1月12日金曜日

『まんがタイムジャンボ』2018年2月号

『まんがタイムジャンボ』2018年2月号、発売されました。表紙のテーマは、あれ? これ、月に代わっておしおき……? 『レーカン!』天海さんが美少女な戦士っぽい格好してますけど、ああ、なるほど、これ、フィギュアスケートのプログラムだ! なるほど、メドベージェワのアレなのか! 『モンスターだってうまい飯がたべたい!』葵もスケート、ですが、この子はフィギュアとかじゃなく普通にカジュアルに楽しんでる、そんな感じですね。『中の人に恋をしました。』紬は見事にしっかりフィギュアって感じでありますね。ええ、衣装もポーズも美しいですよ。

『人気マンガ家になるための15の法則』。弟が万能すぎて逆に笑えてきますね。喜多村に代原を頼まれた相沢。けどその期日が問題で、なんと3日後。3日で40ページやっつけないといけないという、どう考えても無茶な状況で、でも相沢、それを引き受けてしまうのか。これ、チャンスだからというよりも、喜多村が困ってる、こちらが本音でありますね。あの喜多村の無表情に見え隠れするほのかな感情。あれ、なんかよかったなあ。しかし豪華な漫画制作環境ですよ。看板作家の綺羅星がアシスタントしてくれるって。でも、背景とか描けないんだ。どうしたものか、そう思ったら、弟ですよ、背景、ばっちり描いちゃう。製図系の仕事を志望してるからっていうんですが、いやもう、すごいよ、この弟。姉ちゃん、弟を手放しちゃあ駄目だ。今回は、相沢がチャンスをものにした、それもひとつのテーマであるのでしょうが、むしろ喜多村の心情、そちらにこそ光が当たっていたと思うんですね。ええ、喜多村、よほど嬉しかったんじゃないでしょうか。

『おにいちゃんと呼ばないで』。心と悟、ふたりの出会い、あるいは縁はずっと以前からあったのですね。お菓子作りが好きだった悟。なのになぜ菓子職人ではなく、研究開発の道を選んだのか。そこに心との出会いがあったんですね。小さな心、ひとりで母親を待ってるこの子のこと放っておけなかった悟がお菓子をあげようと思ったら、駄目だっていうのね。アレルギーがあるからって。でも市販のお菓子、きらきらしたのに憧れていて、今はそれを我慢してる。その、当時は誰とも知れなかった子供の夢を叶えてあげたい、それが悟の最初のモチベーションになったんだ。普段、表情にあまり心情を表さない、そんな彼の優しさ伝えるいいエピソードだったと思います。そして特別編においてもその悟の優しさは健在で、会社の懇親会で当てた商品券。それで心になにか好きなものをと思ったのだけど、この子、いろいろ遠慮してしまうというか、自分の贅沢とか考えない子なんですね。この子の欲しがってたテディベア。でも高いからと遠慮してしまったのを、心の負担にならないやりかたで手に入れる。悟、強運だな! 嬉しそうな心がね、この年相応のもの感じさせて、よかったなって思える、そんなラストでしたよ。

『モンスターだってうまい飯がたべたい!』。今回はブギーマンが登場です。ブギーマン、名前だけは知ってましたけど、なるほど、特定の姿を持たないモンスターなんだ。そんなブギーマンの子の悩みがおかしくて、そうか、怖くないんだ。そうか、怖くないとちゃんとした職につけないんだ。モンスター界も大変なんだ……。このブギーマンの子を怖くするためにっていって、紬、店長、いろいろやるんですが、紬の策はあまり効果がないっぽいし、店長は私欲に走るしで、まったくもってよろしくない。けど、今回のご飯、チキンカレー、これを食べたら怖くなった!? いや、なってはいないのか……。このなんとも怖くないモンスターたちとの交流。今回のブギーマンがそうだったように、いかにもほのぼのであるのがいいですね。

『ペンタブと戦車』。拓也、生存! 里見拓也の曾祖父、鶴之助も父親になった。武田大尉も健在。うみねこ先輩も遠い空に下、独ソ戦に参加して、というんですが、これほんと大丈夫か。たとえ未来を知るもの、事態の推移を知るものがあったとしても、一個人が干渉できることには限界がある。でも、拓也は武田の命を救ったんだものなあ。限界、突破してるケースですよ。拓也の絵は軍部に受け入れられず、結果描いても描いても仕事にならず、そんな彼の不器用と幸運。ひょんなことから挿絵画家としての職を得たっていう、それがまた嬉しかった。この時代に根を下ろそうとしている、そうした拓也の意思をよくよく感じさせてくれると思うのですね。あの時代には帰れない、だからこの時代に生きようとする、それも消極的な、しかたがないからという理由ではなく、積極的にこの時代のものとなるべく頑張っている。この、自分の手の届くことに頑張るというのが、生きるということ、暮らしていくということなのかもなあ、そんな風に思わされたのでした。拓也の手は、たまたま大きなことに届いてしまったけれど、それはちょっとしたボーナスですよね。そしてそれは私にとっても嬉しいボーナスだった。けど、こうして一介の個人として生きる拓也、これもまたいいものであります。

  • 『まんがタイムジャンボ』第24巻第2号(2018年2月号)

2018年1月11日木曜日

『まんがタイムきらら』2018年2月号

『まんがタイムきらら』2018年2月号、一昨日の続きです。

『スロウスタート』。ちょっとハラハラしました。栄依子がですね、指定の上履き、お母さんが色を間違えて買ってしまいまして、3年生の学年色。榎並先生にたしなめられるんですが、先生、微妙に説得下手だな。というか、説得しようという気があるのかさえあやしい。今日一日だけ3年気分。それでちょっとふざけて遊んでたら、2年生に見咎められちゃった! この2年生、勇気のあるいいお姉さんですね。3年生にも果敢に注意しにいく。そんなこの人は兆野綴。そうか、花名にとっては複雑だ。学年としては先輩で、上級生で、でも同い年。受験を風邪で失敗しなければ同級生だったんだって、そう思って、並んでも違和感ないかなって近づいていく花名がいじらしくて、でもって綴さん、1年生が雛鳥の如く震えながら私の側にって! ほだされちゃった! これ、いい出会いだったのかも知れませんね。花名にとっては、自分のもしかしたらそうであったかも知れない、そんな可能性をうかがわせる、そんな出会い、関係になっていくのかも知れない。そうそう、なんでハラハラしたのかっていうと、この綴さんが花名のこと知ってたりしないかってことで、いやいやそれがないように、知り合いのいない遠くの学校に入ったんでした。ええ、大丈夫、大丈夫でした。

『放課後すとりっぷ』。林檎さん、うっかりさん、あるいは迂闊です。ゲームに夢中になっていたところ、誰ともわからない相手と次の土曜に出かける予定を入れちゃった。かくして白石さんとのお出かけになったわけだけれど、まさかの下着店。白石の下着店での振舞い! これがいろいろアウトで、ヤバげな言動、あやしげな言動繰り返すわ、ここバイト先なんだそうですが、フィッティングサービスと称して林檎に過剰接近してみせるわと、わりとやりたい放題。でも、これはこれで林檎も楽しかったのかな。はしゃいでしまったっていってる白石のこと、ちょっと嬉しそうに思ってる? で、ここでまた林檎がやたら意味深な発言しちゃって、これ、大丈夫なのか。お店の先輩にお客にめっちゃ誤解されてるっぽくない!? 今回は美術室を出ての活動でしたけど、こういうのも話が広がって面白いですね。でもってお店の先輩七瀬さん。あらー、ななのお姉さんでしたか。これは今後もいろいろ深く関わってきそうな感じですか?

三者三葉』。扉の葉山さん、ものすごい美少女。世界が根底から変わってしまうくらいの美少女。ああ、照さん、美しい。さて本編ではいつもどおりほがらかな照さんからスタートですよ。そんな葉山ちゃんのびっくり。なんと葉子様がスマートデバイスの一種を所有しているっていうね! って、そこまで驚くことですか!? って、まあ、驚くよなあ。でも、これ、いい変化ですよ。今回、皆のスマートフォンの使いぶり、それがちょっと語られて、双葉は作った料理の写真、葉山ちゃんは猫写真、それぞれの個性、楽しみが垣間見られて嬉しかったのですが、葉子様はというと、うおお、貧しい食卓写真だ……。これ見て、黙ってられなかった双葉がいかしましたね。ずずいと葉子様の部屋までまかりこしたかと思えば、ささっと保存のきくおかず大量にこさえてくれて、ああ、なんていい子だろう。しかし、このいろいろが伝わっていく様子、IT革命ですわ。小芽もまたいいですね。葉子様のアドレス知りたい。でも……、ってしりごみしてたら、近藤がさっさと聞いてくれちゃって、さらには連絡もしてくれちゃってと、あっちゃんは軽いよね……。この時の小芽、この子には珍しい、そんな雰囲気で、でもこんな小芽もいいですね。でもって、最後! ああ、葉子様、成長なさいました。

『ぽんこつヒーローアイリーン』。純ココア、めっちゃやばい。メロンの部屋に千夏がいる。それはなぜかと責めたかと思えば、千夏にはこれまで見せたことのないような表情、テンションでもって話しかけて、メロンからはロリコン呼ばわり。純、面白いなあ、やばいけど。実はフリルとかリボンとか、大好きなんですって。でもって、それを千夏に着せまくるんだ。千夏、その着せ替え人形状態が嫌なんだね。必死でメロンにすがって、そしたらメロンを責める純がまた怖い! すごいわ、純ココア。純、子供がではなく服が好きなんだって真面目な顔していうんですけど、それが全然持続しないところがすごいわ。これ、お姫様みたいなの好きな子相手だったらしあわせなマッチングしたんだろうなあ。ただ千夏はそうでなかった。互いに不幸な関係になってしまってますなあ。千夏が退散してからも面白い。メロンが自作のコスプレ衣装見せたらね、うおお、純、フル☆ルズガチ勢だ! オタバレしてゴロゴロ転がる気持ちはわかるけどさ、過剰な悲壮感が逆に怖いよ! でもって、ここからがマズい。胸でかいくせに貧乳キャラのコスプレしないでください!! シルエットが悪いんですよ! マズい、共感しそうだ……。でも純、なんだかんだでメロンに心開きつつありますね。雪解けだ。いい感じ。でもって、アイリーンを着せ替える! いいじゃん! この漫画、アイリーンの誤解とメロンの秘密、コンプレックスに、今後は純のめんどくささが乗ってくるのか。うん、面白い。いい感じではないですか。それとフリルリボンアイリーン、可愛かった。シルエットが美しかったです。

  • 『まんがタイムきらら』第16巻第2号(2018年2月号)

2018年1月10日水曜日

『まんがタイム』2018年2月号

『まんがタイム』2018年2月号、先日の続きです。

『ボンジュール!仲居さん』。バンタインのキャンペーンなのだそうですよ。チョコ作り女子会プラン。フランス人サラには日本のバレンタインデーの風習が意外だったり不思議だったり。しかし今回のイベント、企画したのはサラなのかな? なんて最初思ったんですが、まさかの康弘で、オンナゴコロがわかってル! ってサラから褒められてますけど、女心がわかるとサラに気持ちを伝えるはまったくもって違うミッションなんだなあ。ようく理解できました。お菓子づくりは宮原さんが、ラッピングは康弘がそれぞれ担当して、ふたり、大活躍ですね。そんな康弘に、お礼ですか? 義理ですか? サラが康弘に手作りチョコを贈ります。宮原さんも女心のわかる人か! サラの気持ちをそれとなくうかがって、でもってそのサラからのチョコレートを朋香が、フランス人は義理チョコ渡さないっていって焚き付ける。この朋香がいいですよね。この子もほんと可愛いです。

『見上げればいつも妹が。』。遥の受験目前にして、会場の下見にきたというのですか。そうかあ、そうやって当日に備えるのか。寒い寒いと震えるツブテのこと、しょうがいないなあって笑顔で抱きしめてくれる遥。いや、これ、お兄ちゃん大変だな。紙の地図持って試験会場に向かうのだけど、迷ってしまう兄。そこでスマートフォン取り出してナビに頼るっていうんですが、おお、遥、ナビがあっても迷うんだ。今回ばかりはツブテが頼りになりますね。ふたりで会場までの目印、写真で残していくその行程がすごく楽しそうで、素晴しかった。今回、ただ下見というだけでなく、遥の誕生日というイベントでもあるんですね。いや、遥、自分の誕生日、忘れてるのか。そんな遥におめでとうといいながらプレゼントを渡すツブテ。ああ、お兄ちゃん、いいお兄ちゃんだね。その表情がね、とてもいいの。ほんと、ふたり、いい兄妹だって思わされましたよ。

『おかわり自転車』。コトコ、自転車の専門店でバイトはじめたんだ。趣味を活かせていい感じじゃん。まだまだ勝手がわからないコトコだけど、接客頑張って、でもちょっと熱意に押されすぎてお客さんひいちゃった? コトコ、落ち込んじゃって、いや、でも接客って難しいよ。元気出して。このあと、皆でミトの家にいくんですけど、サイクリングのスケッチがね壁にたくさん貼られていて、ああ、思い出の軌跡でありますね。これを見るだけでいろんなことが思い出されてくる。ミトとコトコが出会ったころの思い出にまで遡ってね、ほんと、これはいいわ。そしてコトコの似顔、その屈託のない笑顔ったら、ああ、この子の魅力がよく出てる。漫画か自転車の話してる時かあ。好きなこと話してる時は、感情がわっと出ちゃうんだな。でもって、この笑顔に自身救われている。さらにバイト先でも笑顔見せて、ええ、やっぱりこの子には笑顔、元気が似合います。あの時のお客さんも再来、ああ、自転車の楽しさ、しっかり伝わってたのですね。ほんと、今度仲間を紹介しますっていっちゃってね、なんだろう、すごく嬉しくなるエピソードでした。

『友ちゃん』。新年、明けましたね。年明けすぐの初詣は修とじゃなくお父さんとなのか。修とは改めてまたいきます。優と東川君とでいきます。そういったらお父さんが東川くんに引っかかっちゃって、彼氏か!? っていうんだけど、待って? 修一君はいいのん? お参りでも、ものすごい勢いで娘に恋人ができませんようになんてお願いしてるわけですが、お父ちゃん、必死すぎるよ! 娘に嫌がられるよ? 翌朝の優ちゃんとのお出かけ、福袋を買いにいったんだ。そこでも修優先で選ぶ友ちゃん。ほんと、修のこと好きなんだなあ。これね、たまたま同じデパートにいってた修が友ちゃん見つけて、合流しようとしたりね、そんなとこ見ても、修も友ちゃんと一緒にいることが嬉しいんだなってわかって、ええ、ふたりいいですよ。合流してからも、優がですねすごく友ちゃんのために頑張ってくれて、友ちゃん、修といい雰囲気になれて、でもその後、ロマンチックな雰囲気壊しちゃう修ね、これ、自信がなくてちょっとはぐらかしてるのかな? 友ちゃんと修、優へのお礼でジュース買っていくっていうのね、ふたりの気持ちが集まっちゃって特大サイズ! これ、優ちゃん、飲みきれたのかな?

  • 『まんがタイム』第38巻第2号(2018年2月号)

2018年1月9日火曜日

『まんがタイムきらら』2018年2月号

『まんがタイムきらら』2018年2月号、発売されました。表紙は『スロウスタート』。花名はじめ、メインの4人が揃ってこちらに笑顔を向けてくれていて、と思ったら、冠は栄依子のうしろに隠れちゃってますね。そんなところもこの子の魅力だと思います。明るさ一杯のたまて。穏やかな表情にほっとさせられる、花名。皆、その表情からもそれぞれの性格、個性感じさせてくれる。晴れやかないいイラストであります。

『ちっちゃなピアノ教室』。今日からピアノ教室をはじめます。体験入学の生徒さんもくるというので、張り切って服装しっかり、ピアノもピカピカにして待ってたんだけど、そうか、ここすごい田舎なのか。いや、違うか、ただ迷ってただけか。面白い仕掛けのある漫画でしたよ。先生は小学生みたいに小さな鳴沢藍。知り合い以外の前だと緊張するのでピアノ弾けないという椿つばめに、私のことをお母さんだと思って、っていうんですが、ええと、年だってゴニョゴニョというの、つばめの表情を見るに思ったよりいってるの!? 友達の前ならピアノを弾ける、そういうつばめに先生が渡したのがおともだち帳。自分の名前を、それからプロフィールも? 書いてこれで私はつばめちゃんのお友達というのね、なるほど、こうしてつばめの苦手意識を克服させようっていうんだ。初対面の鳴沢先生の前でピアノが弾けたこと、つばめにとっても手応えあったみたいですね。もらったおともだち帳、これを沢山の名前で埋め尽くしたら誰の前でも弾けるようになるかもと、希望持って帰宅するつばめのその様子とてもよく、ええ、ただピアノを習うっていうだけじゃない、ピアノを通じて友達を増やそう、自分を変えていこう、そうした前向きな気持ち、モチベーションを描いたところ、この漫画、とてもよかったと思いました。俄然、面白くなる。そんな感じがしたのですね。

『あっとほーむベース』。学童とそこで指導員のバイトをしている高校生たちの話であります。これ、おっちょこちょいで人の話聞かない森モモの存在が、迷惑ながらも面白さを生じさせ、話を展開させる動因として機能していますね。そうか、子供なら誰でも学童の子に見えてしまうんだ。それで背丈の低い倉敷マヤ、高校1年生まで無理矢理連れてきちゃって、自分は違うっていっても、高校生だっていっても聞きやしない。森とは対照的に落ち着いてる瀬川、この人、森の行動にはもう慣れっこって感じですね。そうか、本物の小学生を連れてきちゃったりしてるのか。森のことを、絶対指導員やっちゃダメな人だっていう倉敷、面白かった。でもって瀬川も、学童ではないものの森の被害者だったんだ……。子供に好かれる森。子供好きで小学校の先生になりたいのだけど、自分の背丈を気にして迷ってる倉敷。そうした背景見せながら、瀬川の得た達成感とかね、学童で指導員として働くそのやりがいが描かれたの、大変よかったです。しかし、森、この人は本当に困った子です。けどしっかり落ちも担当して、いい感じに話を動かしてくれますね。

『ワンタイム!』。強権持った生徒会ものですね。いや、むしろ強権というよりも、生徒自治が機能してるっていった方がいいのかな? 常に人材を求めている、そういう生徒会長、三廻部静から抜擢された一年生が里中萌。生徒会体験会議の名目で呼び出されたのだけど、その会議で厳しいことビシビシいってしまって、なるほど、萌とはこういう人なのか。いわゆる空気を読むことをしない人。周囲を敵にまわしても、自分の思うことを貫く人。こういう人材が求められていたわけか……。そう思ってたらですよ、ええ、この漫画、見誤ってましたよ。生徒会ものじゃないじゃん! 生徒会長が萌を抜擢した理由、静会長が自身の特殊な癖を満足させたい、その一心だったんじゃん! 私はねこう見えてMなの、ってすごい自己紹介だ。それで萌にご主人様になってもらいたいって、この笑顔。ニコニコしながら萌のこと追い詰めて、自分のご主人様にしようという、そのやり取り、ちょっとスリリング。こうした関係、実はSこそがMへの奉仕者なんだというのは聞いた話でしたが、まさに静と萌はそんな感じになりそうですね。あの手この手で自分への奉仕者を確保し、繋ごうとする。静、危険な香りのする人ですよ。

『ふるーつぴんち!』。身を隠しての友達活動といったらいいのでしょうか、アイドル、ももに一目惚れしてしまったいちごは、ドルオタがバレることを怖れつつ、もものライブに、イベントに熱心に参加する。そんないちごの活動、ももファンたちからも認知されるほどで、他ならぬももにとっても印象的で……、いつしか気になる相手になっていた。そんなふたりが同じ学校に通っていることが判明。ももは学校ではアイドルであることを隠していて、髪形も全然違う、地味に、物静かに振る舞うそのせいでまわりからも気づかれてない。この子が、アイドルではない普段の自分として、いちごに接近していく。モモヲタであることを隠したいいちごと、アイドルということをついつい隠してしまったももの、不思議な関係。いずれ互いにそれと気づいた時にどうなるか、そこにいたるまでの道のりもまた見どころになりそうですね。

  • 『まんがタイムきらら』第16巻第2号(2018年2月号)

2018年1月8日月曜日

『まんがタウン』2018年2月号

『まんがタウン』2018年2月号、先日の続きです。

『新婚のいろはさん』。海回でありますよ。始の運転できたというんですが、あの少し高台の道から見下ろす夕暮れの湾、砂浜と海、その向こうに見える灯りはじめる街の灯り。これ、見開きを利用して、絵で見せてくれるのですが、これだけでもういつもと違うものを見せようとしている、そうしたことがわかろうもので、わくわくさせられます。しかし面白いのは始のいうことで、いつか海にいこうという話を今回果たしたわけだけれど、まさか海と一緒にきれいな夜景も達成されるとは。一回ですんでよかったじゃなくて、その逆。ショック受けててね、いやでもわかるんですよ。特別なんですよね、一緒のおでかけが。水着についてもおかしくて、自分は見たい、よその人には見せたくない。これもわかる。ほんと、始、こんまいこの男がすごく身近と感じられるんですね。でもって、始、ロマンチスト。自分の海の思い出が全部いろはの色に染まってるなら、他の色はいらないってね、ほんと、ロマンチックで、こんな時にいろはが「彩葉ブルー」とかいいだしたの、そのロマンチックに耐えかねたからなんじゃない!? それからのふたりやりとりも実に素敵でありました。ほんと、いろはは始のことお見通しっていうのね、あのサプライズも見事でした。

『俺の生徒は神メイド』。文化祭でメイド喫茶をする。それで仕事を分担するんですが、見事にうまいことわかれて、自分でやってみたい組と、料理好きな組と、いろいろめんどくさい組って感じですかね。各班のリーダーは先生が決めて、ああ、企画班は知世子がリーダーと決まりまして、その理由として親戚が喫茶店を経営していると、それっぽい話にしてくれたわけですね。夏川も企画班。クラスに溶け込めてないこの子をうまくクラスの子たちに紹介して、みたいな配慮が見られますね。知世子もいれば、うまくサポートしてくれるだろう。今回は先生の先生らしいふるまい、よく描かれて、それがよかったですよ。いや、それと同時に、微妙に知世子にあきれられてたり、メイドMOOK熟読して知世子含め生徒から引かれちゃったりっていうのね、バランスなんでしょうけど、先生、いろいろ試されてます。夏川、クラスの子たちと交流して、うまいこと長所を役立たせることができて、ともない評価もあがっていってというサイクル、ほんとによかったですよ。この子も知世子も相当頑張ったみたいですけど、頑張った甲斐あったって感じがしますね。

『あいたま』。前回少し匂わされていたバニラの長野行き、今回しっかり見せてくれるわけですか! ひとりで県外に出たことのないバニラの大冒険。切符の買い方さえわからない、というところにはみちゃん登場。そうか、蓮ちゃんから頼まれたんだ。しかし、はみちゃん、可愛いな。あまり乗り気でないようなはみちゃんですけど、バニラ、ものすごく頼りにしてて、ああ、よっぽど不安なんだなあ。電車内での交流もね、ほんと、なかなか素直になれないふたりの距離、不器用さ感じられて、これも悪くなかったです。現地についてからのはみちゃんの失敗とバニラの誤解、それが後々解消されて、ああ、これがバニラに対する雪解けのきっかけですか! 今回はファンに徹するあいの姿あり、そして不器用ながらも互いに距離を縮めていくふたりの様子あり。バニラのこと誤解してたと気づいた時のはみちゃんの表情、これがよかったんですね。ええ、本当に素直じゃないんだけど、全然険悪じゃなかった岐阜への旅。口を利かなかったってのは本当だったけど、言葉がなくとも伝わったもの、確かにあったのですね。

  • 『まんがタウン』第19巻第2号(2018年2月号)

2018年1月7日日曜日

『まんがホーム』2018年2月号

『まんがホーム』2018年2月号、先日の続きです。

『スズちゃんでしょ!』。ほんと、スズちゃん、梨乃ちゃんのこととなると一生懸命ですよ。梨乃ちゃんが集めているというシール。着せ替えシール? 最近はコーディネイトっていうみたい。これ欲しがってるからっていって、梨乃ちゃんと別れてからも探し歩くこと3日っていうのね。ほんと、この頑張りよう! ついに見つけたシール、あの喜びようがすごくって、ほんと、どんだけ浮かれちゃってるのスズちゃん。でも冷静になったらいろいろ考え出して、次会うのいつになるのかわからないからと郵送する。たくさんおもちゃを貰って宿題やらなくなったって子供の話聞いて、お母さん宛に送ろう。でもって送ってからも、いろいろ考え過ぎちゃっって、ええ、ほんと、スズちゃん、梨乃ちゃんのことで一杯いっぱいじゃないですか。このスズちゃんの右往左往、ほんとおかしくって、ラストの自分の目論み失敗も、なんだか喜んじゃっててっていうのね、ほんと、梨乃ちゃん中心すぎるの徹底してて、スズちゃんもまたすごーい! ですよ。

『マツ係長は女ヲタ』。マツ係長、えらいこといいだしました。仕事辞める。日曜にカラワン握手会があるからと頑張ってた係長の心がポッキリ折れた。その理由というのが、よりによってその日曜に社内コンペが入ってしまったからだっていうんですね。タケ専務が主催するコンペ。社長の息子、いずれは社長。この逆境に仕事をやめるというのね、マツ係長、転職雑誌まで買っちゃって、どうにか止めたいウメ君だけど、今回ばかりは無理? そんなウメ君の起死回生の一策、タケ専務に抗ってみせるっていうんですが、この時の文言がマツ係長にもしっかり刺さるというのがおかしかった。しかしタケ専務、話がわかるなあ! というか、この人、心が広い! 役職もない社員にここまでいわれて、彼のいうとおりだって、趣味を楽しんでおくれって、どんだけ度量があるんだ。すごいよ、タケ専務。しかし、ウメ君、ここまでやってマツ係長に対する自分の気持ち、わからないの? そんな展開ですよね。いいかけたその言葉、自身の胸に問い直すべきなんじゃないですか!?

『マチ姉さんの妄想アワー』。本当に面白いですよ。ツルのシリーズ、今回も絶賛継続中なんですが、朝にツルの姿で寝こけてたり、はっと目覚めて、無理矢理シリアス展開に持ち込もうと思ったり、かと思ったらあの時のツルとは違う、スーパースゴイツル、略してSST! なんてのが出てきてしまったり、これ、ツルだけでほんとここまで広げちゃうんだ。正月だから、戌年だから、そのへん考えた干支のネタなんてのもありますね。十二支に入りたいという猫に謝ってくれたのが虎とかね、ほんと、これすごい。でもって、なにがすごいって、その一本前、桃太郎が自分のお供に熊が参加するかもって思ってるやつね、まさかこれが続・十二支の話のクッションになってるだなんて! いや、クッション? いや、わからんけど。この他のネタも全部面白い。ほんと、『マチ姉さん』に外れなしですよ。

『うちの秘書さま』。庭に雪が積もったというので、はじめったら喜んじゃって、それ見て子供は風の子だっていってる七瀬。いや、確かに子供だけど、そこまでじゃないですよ! ともあれ、最初に足跡つけるのは自分だってはしゃいでる時点で子供であること間違いなんですが、おや、庭にはじめ以外の足跡が!? 怪しい木を蹴飛ばしてみれば、落ちてきたのが庭師の田中さん。ああ、不審なことあればきっちりこうやって守るというの、七瀬、有能でありますなあ。こんな雪の日にまで田中さんが出てきたの、なぜかといえばぼっちゃんが心配でっていうんですが、田中さんのいうぼっちゃんって、庭木アートのぼっちゃんか! 人見知りで、面と向かえないというこの人、わりとはじめに対してはぞんざいで、花壇に入りそうになったらシャベル投げつけて制止したり、庭木アートとはじめの髪形違うとなれば、庭木ではなくはじめの髪を整えてしまうなどなど、この本末転倒な感じも面白かったです。基本的に器用なんですね。七瀬の雪像作ってみせたりね、でも、これ、七瀬には面白くなかったか。田中さん、はじめと少し打ち解けた感じでありますね。庭の記録なんて見せてくれて、と、危険な拾得物が記録されてるし! でもって、メイドの彼女との打ち合わせ。おお、はじめの庭木アート、この人たちと相談した上で作ってるんだ。このはじめ愛。見上げたものありますねえ。ありますか?

  • 『まんがホーム』第32巻第2号(2018年2月号)

2018年1月6日土曜日

『まんがタイム』2018年2月号

『まんがタイム』2018年2月号、発売されました。表紙は、今年の干支、犬がテーマでありますね。『おとぼけ部長代理』は老いたシロの手をとって、今年もヨロシクな! って、これ、ちょっと泣けるいい情景じゃないですか。シロ、長生きしてほしいなあ。『見上げればいつも妹が。』遥はハスキーの小犬を抱いて、あのガオーってやってる表情と手もまた可愛いですね。『まりあ17』まりあと、『さわらせてっ!あみかさん』あみか、ふたりそれぞれ違ったやり方で犬のコスプレ? そのどちらもいい感じ。いい対照、いいコンビネーションでありますね。

『瀬戸際女優!白石さん』。白石さん、今度はドラマですね。その宣伝で朝の番組に出てるんですが、朝の6時、いつもはどうしてますかって聞かれて、起きてますよ。おお、早起き! かと思ったらそうじゃなくて、2件目で酔っぱらってるんだ! って、せいちゃんの店だよ! 共演者の渋谷順との仕事。この渋谷さんがおかしくって、娘の反抗期、これが悩みなんですって。白石さんも反抗期ありましたかって聞くんですが、白石さん、かつての姿、レディースだものなあ。この時の冷汗かいてる白石さんがおかしかったんですよ。ここからの白石さんのモノローグ、父のいなかった子供時代や大人になってわかった親のありがたみ、そうした心情を見せるところ、ささやかなんだけど、とてもよかったです。でもってこの渋谷さんがまた面白い。娘さん、反抗期っていうけど、パパのこと好きすぎるよ! ほんと、この親子関係に地味にダメージ受けてる白石さんがまた面白い。これ、ほんと、いいキャラクターが揃ってますよ。

『ウレ漫とガケ漫』。これ、また面白いなあ。少女漫画家、神木茜の女子高生としての生活がちょっと見られて、これが面白い。学校にはめったにこないっていうこの子、ちょっと孤立気味なんだけど、漫画はみんな読んでくれてるんだ。でもって、最新巻がよかったっていってるの聞いてね、この嬉しそうなこと。ええ、いいですよ。また、持久走で倒れちゃって、それが王道展開だっていって喜んでる。これも面白い。意外と感情豊かなんだなあ。意外性が好感度高めますよ。そして白井サイド。連載が終わっちゃう。アシスタントさんにどう切り出そう、そう思ってたら、ああ、アシスタントさん、デビューしちゃった! よかったじゃん。そう思ったんだけど、そりゃ複雑ですよね。ラストのね、新刊がよかったっていった白井に感情解放しちゃう神木もまたよかったですよ。ハグしていいすか! おお、自制する白井氏、立派です! うん、このふたりの関係も面白くなりそうです。

『秘書の仕事じゃありません』。中田さんの転職話が進んでいきますね。途中、途中、転職すべきかを思い悩むんですけど、家族にまでスリット好きと誤解されてるとか、また周辺が勝手にどんどん話を進めていくとかで、断われなくなる。でも、これ、よかったんじゃないでしょうか。中田さんの転職を怖れる理由、これがね、すごく共感できるんですよ。親会社でも秘書の仕事をすることになる。それはそうなんだけど、これまでやってきたの、どう考えても秘書の業務ではなかったでしょう。大会社ならきっと要求が高いだろう。自分に務まるのだろうか……。この煩悶ね、すごくよくわかる。自分も転職考えるのだけど、まさに中田さんの直面しているこの悩みで立ち止まってしまう、足踏みしてしまう。ほんと、これ、すごくよくわかるんですよ。しかし、結果オーライ、というか、あの社長、お父さん似だったんですね。仕事のスタイルも、また秘書への要求もまた似ていて、よかった、ちゃんと務まったじゃん! そう思ったら、おお、そういう意図でありましたか。結局はもとの鞘に収まる、そんな感じではあったんですけど、スリットはなくなったし、また仕事も充実してきたし、回り道だったけど本来の仕事に立ち返った、そんなラスト、中田さんにはよかったんじゃないかって思いましたよ。

『さわらせてっ!あみかさん』。かがりの運動会、応援にいきますよって話なんですが、あみかさん、ほんとおかしくって、あのお弁当の量。大量のお弁当、ほとんど自分の分なのか。かがりに8割割り当てられて、当惑してるあみかさんに当惑です。当日の沙織のガチ撮影スタイル、これがあみかの肉のためっていう思い切り方にも当惑だったんですが、あみかの応援の準備も、また折りたたみレフ板のデカさも、ほんとおかしくってしかたない。でも一番笑ったのは、手ぶれの理由、あれですよ。いや、もう、お姉ちゃん、落ち着いて! 借り物競争での活躍と、あみか、沙織が目立った理由、これがまたおかしかった。がんばりすぎて並ぶ屍。ビジュアル的にも面白い。でもって駄目押しのバス子! 心当たりって! ほんと、持てるリソース全部面白さにつぎ込んだみたいなよさがありました。

  • 『まんがタイム』第38巻第2号(2018年2月号)

2018年1月5日金曜日

『まんがタウン』2018年2月号

『まんがタウン』2018年2月号、発売されました。表紙は映画『クレヨンしんちゃん爆盛!カンフーボーイズ』をメインに、おお、皆、カンフー映画でよく見る服を着て、見事に構えを披露してくれてますよ。他にもいろいろカットがいっぱい。とりわけ今回は新連載が2本スタートですよね。『小春さん、ずれてない?』、微妙に半目の小春さんと、『喪女が勇者と暮らしたら』、純子さんと勇者アクセルの凸凹コンビ、表紙に登場であります。

『小春さん、ずれてない?』、新連載です。これは、ほら、あれですね。小春さん、彼氏が欲しいってんなら、その目の前にいる男、冬樹でいいじゃないかって、やきもきしながら見るやつじゃあありませんか? 小春、女子大生。友達が彼氏できてずいぶん変わったからって、自分も欲しいと、まるで彼氏を開運グッズか生活改善のきっかけか、なんかそういうのと勘違いしてる節があって、いろいろ危なっかしいなあ。小春さん、タイトルにもあるように、いろいろずれてる。対話はどこかしらとんちんかんだし、その服装もなんかちぐはぐで、服が変な柄なのもそうですけど、洗濯バサミで髪とめてるのはアウトのような気がします。あ、ノーメイクはむしろポイント加算です。友達に紹介してもらった男の子とデートするっていうんですが、おしゃれもするっていうんですが、よりによってインナーのおしゃれからか! 見せる機会があるならともかく、まずは外からだろう。というので見事玉砕なんですが、いや、そのありのままを見せられて、そのありのまま、素材を評価してくれる、目の前の男でいいじゃないか。小春がその選択肢に気づくまで、そうとうやきもきさせられそうですよ。

『喪女が勇者と暮らしたら』、新連載です。イラストレーター、34歳、いわゆる喪女ってのに突入してるっぽい角野純子が同居してるのは13歳の勇者アクセルだっていうんですね。自称勇者とかじゃなくて、異世界からやってきた本物の勇者なのだそう。魔法なんかも使えちゃう。けどまだまだ発展途上? そんでもって常識に欠けていて、うん、これはまあ異世界育ちだから仕方ないのかな。親が純子に結婚だなんだって迫るのか。大ダメージなんだそうですが、うん、こういうのうまくあしらえないの、つらいよなあ。しかしこれは、喪女となった純子が喪女を脱する話? あるいはアクセルといい感じに? といいたいけれど、年齢が離れすぎてるよなあ。いろいろ自信のない純子のことを、ちょっと的外れながらはげましてくれる勇者という組み合わせは、案外悪くなさそうですね。なかなかいいパーティになったりするのでしょうか。

『中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます』。ああー、仕事ってのはつらいんだねえ。とりわけ人間関係ってやつが厄介で、今回勤める先である特別擁護老人ホーム。ここではリーダーが険のある人で、感情的な当たり方に無理なこといってくるという、ああ、この職場、しんどそう……。そう思わされちゃってさあ、つらいですね。これ、介護とか福祉の現場、人不足で多くの仕事が少ない人員にのしかかって、身体的にも精神的にも消耗させられてしまって、だから人にも優しくできない。それは入居者相手にも、もちろん同僚にも、同じなのだろうなあ。あまりにあまりといっていいのか、人間的な扱いをされないと、人はその人間性を磨り減らしてしまうのかも知れませんね。しかし、今回も結構なピンチで、ひとりで8人の認知症のある入居者を世話しないといけなくて、こちらにかかると、あちらに手がまわらない。ほんと、大変ですよ。しかも夕暮れ症候群。帰りたい、出掛けたい、徘徊の傾向が伝染して、入居者それぞれが自由に動きまわっちゃうと、そりゃもう追い付かないよなあ。これ、今までの経験も活かせない、その現場のノウハウが必要になってくるってやつだ。ええ、見ていて本当に心配になるんですよ。

『恋するヤンキーガール』。おお、ナギとアヤメちゃん、お別れとな! うん、そんなことだろうと思ってた。冬休みで毎日会えなくなるんですってよ! しかもナギは親戚の家にいってしまって……、って、親戚の家、隣町なの? 近所じゃん! ともあれ、ナギと引き裂かれてしまって傷心のアヤメちゃんを慰めようと、いつもの女子の面々がお泊り会をやりますよ。アヤメちゃん、パジャマパーティに憧れてるんだ! 皆の私服、いいですよね。アヤメちゃんのソーメンTシャツ、そんなん、どこで買ってるの? ナデシコがいいわ、めちゃくちゃ可愛いよ。今回は、そんなナデシコの気持ち揺れ揺れの回でしたね。一緒に風呂に入るというので、アヤメちゃんと一緒に入って無事ではすまないって騒いだりね、しかも夜、天蓋がわりに蚊帳を吊った、その下での打ち明け話ね。全然色っぽい話にはならない? と思ったら、そうでもないなあ。ぼたんにはユズキの告白のこと聞いちゃうし、でもってそこでね、アヤメちゃんが告白には勇気がいるんだって、ほんと、この子、いろいろ成長しましたなあ。ナデシコですよ。告白なんて自分には一生無理って。でも、眠ってると思ってアヤメちゃんに好きだよって、ああ、精一杯の頑張りじゃないですか。これね、アヤメちゃん起きてて大騒ぎなんですけど、いやもうほんと、今回はナデシコの純情がとりわけ魅力的でした。この子もしあわせになってほしいけど、やっぱむつかしいんかなあ。

  • 『まんがタウン』第19巻第2号(2018年2月号)

2018年1月4日木曜日

『まんがホーム』2018年2月号

『まんがホーム』2018年2月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』らいかが着物姿でありますよ。和傘のうち、ちょっとレトロと思わせるその装いは、落ち着いて、むしろこの子にはよく似合っているんだと思うのですね。なんか奥様みたいなんですけども! 『マツ係長は女ヲタ』マツ係長も和装でして、はなやかながらも落ち着いて美しい、そんな姿が素敵です。『孔明のヨメ。』、孔明、月英夫妻も和服を着てらして、いやあ、よくお似合いです。ふたりの間にいるワンコ、これがまた可愛いですね。ええ、今年は戌年であります。

『いじられ課長とギャル部下ちゃん』、ゲストです。42歳、課長、河原圭一。真面目を絵に描いたような男なんですが、ありゃあ、困っちゃいましたね、入社したての女子社員、ギャルっぽい見た目の三崎レナ、18歳のこの子がどうにもやりにくくて困っているっていうんですね。仕事の手があいて暇だからって仕事中にネイルの手入れしちゃうような女の子。課長としては困るっていうんですが、あれ? 常務は別にとがめたりしないんだ。だったらいいんじゃないんすか? いや、性格的に駄目なんでしょうけどさ、本当に仕事がなくて手隙なら、こういうのもいいと思うんですよ。このレナという子が今どきなのかどうなのか、それはちょっとわかりませんが、微妙に悪い目付き、ちょっと無愛想で、でもなんか憎めない、飾らなくって素直な感じ? それが悪くないなって思いました。これ、課長、なんだかんだで馴染んじゃったら面白い? いや、やっぱり課長だけは抵抗してくれないとってやつかも知れないですね。

『守った世界のその中で』。今回は、穴場といわれる公園に出向いて、桜を見ようっていうんですね。こうやって花を見るのも久しぶり。これ、しじみさんは、悪いのが出て、世界やら守るために戦って、みたいな毎日送ってたから、花どころじゃなかったんだろうなあ。今回の、散る桜の花びらをキャッチできたら願いが叶うという験担ぎ。これを、公園にいた子供たちと一緒になってやってる、その情景が実に幸いといった感じで、なるほど、こういう日常の平和、穏やかな様、そこに暮らす人々のささやかなしあわせといったもの、よいなあ、なんて思っていたんです。だからこそ、かな? 最後のしょうこの懸念。これがひっかかって、ああ、やっぱりなんらかの波乱があるのかも知れませんね。それが予感されるからこそ、この穏やかな暮らし、その魅力も引き立つ、そんな風に思っていいのかも知れませんね。

天国のススメ!』。これまた変な気のまわし方したもんですよ。いつも太一には頼りっぱなし。今回ばかりは太一をわずらわせず、神社にお参りしてすませよう。暗い顔した少年見兼ねて、柘榴さん、太一のところにきちゃいましたよ。いい人、いや人じゃないけど、いや、でも、ほんといい人だなあ! どんな人かと問われて、さらさらと壁に似顔を描けば、即座にわかる桜沢。かくして柘榴さんも学校に赴いて、桜沢の問題にいろいろ対処してくれる。あれ、びびりましたね。ものすごい悪夢じゃん。しかも具体的に危機の迫ってくる、そんな夢に、太一答えてたたりだと。柘榴さんによると障り、神域の怒りを買ったんだっていうんですね。しかし、こうした振舞い、特にこれと意識しないでもしてしまいがちですよね。ほんと、この町には、学校には、太一という頼りになるやつがいてよかったなあって案件で、その上今回は、落ち込み反省する桜沢にかける柘榴さんの言葉の暖かさ。まあ、その後に、ぞっとするのくるんですけどね! いやもう、新年早々、穏やかじゃない案件でありましたよ。

『孔明のヨメ。』。見事に曹仁の軍を退けましたよ。曹仁の築いた陣を前に、いかに攻めるか、いかに崩すか、どうにもしかねて困っていたところを、徐兄の策で見事に出し抜いてみせたというのね。あるいはその策を実現させ、さらにはしっかり呼応してくれた孔明、月英のふたりの活躍も地味ながら光りましたよ。でも主役は、やはり軍場にて動いてみせる将軍たちで、単騎敵陣に向かい嚆矢を射る趙雲の頼もしさも素晴しければ、かぶら矢のたてる音に動揺する敵陣の動きからその陣容を見抜いていく関羽の眼力。すごいわ、かっこいいわ、ただ戦に長けているだけでない、その見る目も振舞いも立派であるなあ! その後、策にはまった曹仁も、ここが潮時と撤退を決断するその判断、これもなかなかに立派なのではないでしょうか。初戦にて劉備の軍がいつものそれと違うことをうかがって、だからこそ深入りはできないと思ったんだろうなあ。そして曹操が烏丸の討伐を果たしたとの報。いよいよ状況待ったなしって感じになってきちゃってますね。

  • 『まんがホーム』第32巻第2号(2018年2月号)

2018年1月3日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年2月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年2月号、先日の続きです。

『花降り宿のやどかり乙女』。今回は柚の休日ですね。ひとりお休み。だから皆で遊びにいくってわけにもいかないんだな。ひとりでお出かけ。町をぶらぶら、といきたいところが、迷子の女の子を拾ってしまって、そうか、旅行者なのか。親御さんとはぐれちゃったんだな。その子の泊まっていた宿を探すっていうんですが、柚、さすがですよね。超能力とかいいかげんなこといっちゃって、これで見つかんなかったらどうすんの? と思ったら、あー、わかりやすい特徴が示されました。って、六花か! 六花の髪か! よくそんな、ランドマークでもない特徴、すっと出てきたもんだ、というか、それでわかるんだからたいしたもんだ! 今回は柚のとんでもない発想の連続に面白みを重ねながら、同時に雪との思い出を回想するという二重構造になっていて、ああ、この子の皆との関わり方、それがささやかにうかがえる、そんなところ、よかったと思いました。なんだか突拍子もなくて、けれどそれを雪もよくわかってる。そうしたところもよかったなって思ったのですね。

トモダチヅクリ』。最終回でした。劇が無事に終わって、さて皆の状況はといったら、秋先輩はやたらめったら照れてるし、演じられて恥ずかしく、書いたのが自分だって皆に知られてるのがまた恥ずかしくっていうね、その様子。ほんと、ここにきてまた見えるこうした表情、とてもよかったですよ。逆に落ち着いてるのが麻乃で、と思ったら、今度は静が恥ずかしがる番か! 最終回は順番に恥ずかしがるお話ですか? もう物語の山場は過ぎて、この子たちがやってきたこと、頑張ってきたこと、その結果が語られるといった様子。麻乃にはファンクラブができてたり、あ、麻乃が照れる番がきたよ。これね、途中途中に麻乃と静の誤解されてる関係とか、静に対する周囲の視線の話とか、面白い要素盛り込みながらも、皆で協力して友達を作っていこうっていう、その頑張りが報われたことをしっかり見せてくれて、本当によかったって思ったんですよ。この子たち、本当はいい子なのに誤解されて、だからこそ欲しいと思っていた友達、できるといいなって、その気持ちが叶ったのが本当に嬉しい。芽衣が感慨に涙をこぼしたように、見守ってきた読者、私にしても万感の思いあったんですよ。ほんと、いいラストだ。そう思っていたら、最後の最後にもう一段あって、ああ、ただの振り返りでも後日談でもない、ここにこそ、この漫画の山場、大きなステップがあったんだって思えるあの展開、麻乃の笑顔、素晴しかったと思います。本当、この子たち、いい表情するようになりました。ほんと、いいラストでありましたよ。

『はやしたてまつり♪』。SNSで大失敗!? そんな話が続いちゃって、ああ、なんだかヤバそうな人に煽られちゃってるじゃないですか。これはマズいと月が対処してくれるというんですが、ああ、さなみがさっそくやらかしちゃってた。煽りに受け答えしちゃった。そしてリアル拠点をバラしちゃった。アカン! そう思った矢先ですよ。ああ、やってきちゃった! ヤバい? どうする? どうなる? と思ったら、あれれ、なんかいい人っぽいっていうんですよね。まずは手土産だ! って、ほんとに手土産だ! なんと、この人、入会希望者だったんだ。ドラム経験者で、いろいろこじらせてるっぽい言動こそアレですけど、根は素直なようで、ああ、さなみさん、よくぞちゃんと受け答えなさった。ほんと、結果オーライかも知れないけど、このなんとかなった感。ほんと、よかったですよ。この子、名前はすずめっていうんですね。可愛いといわれて照れたりしてね、こういうところ普通の女の子だ! そうか、この子が加わることで、三人で太鼓を叩く、本来のお囃子の演奏が可能になるんだ。これ、真としらべ、締太鼓の基本だったりするのかな? こうやって、SNSを活用して、演奏動画も公開して、それがこの子たちの、そして演奏の可能性を広げていくというの、とてもよかったです。その広がっていく様、楽しみにさせられます。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第2号(2018年2月号)

2018年1月2日火曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年2月号

『まんがタイムオリジナル』2018年2月号、先日の続きです。

『あかるい夫婦計画』。これの閉店したそば屋さんの話、こういうの結構あるあるの話なんでしょうか。以前、人気のあったお好み焼き屋さんがですね、おんなじような理由で店じまいなさってまして、キャベツの刻みすぎで腱鞘炎になっちゃったんですって。なるほどなあ、なかなか難しいもんだって思いましたよ。「今日のお酒」なんかも面白くって、いつもやってるゲームがいつものようにいかないって病院いったら脳梗塞だったみたいな、そんな話、思い出しました。ほんと、こういう現実に肉薄するようなネタの展開がいい。淡々と普通の人の生活を描いて、そこにある暮らしの愛おしさみたいなものが見えるのがいい。ええ、やっぱりこの漫画、好きなんですよ。

『部屋にマッチョの霊がいます』。どんどん話が広がっていって、アッコの正体や成仏といった流れと、木葉の書店を中心とした人間関係の構築と、それぞれに面白くて、このふたつの流れ、いつか合流する日がきたりするのかな? 今回はその後者、書店でのできごとが扱われて、店に現れる迷惑なお客ですよ。そっと木葉が様子をうかがいに出てみたところ、ちょっと他のお客の対応したその隙をついて、悪い噂を立てられてしまった。って、実際、これ、書店の口コミサイトとかどれくらい影響あるんだろう。結構なピンチに、よりによって木葉が巻き込まれてしまって、これ、この子、気に病みそうだなあ。ほんと、ちょっと心配になる。これ、アッコが助けになったりするのかなあ。木葉も強くなってきているけれど、まだまだいろいろ心配でありますよ。

『歌詠みもみじ』は映画の話。漫画の実写版に「次こそは」を期待して撃沈した宇賀神からスタート。これはどうもいい方向には転がらないんじゃ? そんな予感をさせて、いやもう、まさにそんな感じでありました。私たちも映画いこうか、『ムーンウォー』の後編やってるよ。これを見にいこうということになるんですけど、過去作全部で7作あるという。それ全部予習するっていうもみじがおかしくて、徹夜か! もう嫌な予感しかしない! この、ひとつ映画といっても、それぞれにこだわるところが違っていて、予告編から見ないと気がすまないまりなとかね、ええーっ、そりゃ確かに予告編、楽しみにしているところもないではないけど、そこまでですか!? のっけからのカルチャーショック。やられました。いかしましたよ。字幕、吹き替えを選ぶ基準が好きな声優とかね、パンフレット買って読む読まないみたいなね、ああ、読んでないのあるなあ。でもって後ろの邪魔になる千恵の髪! そうだ、確かにこの子の髪はそうだな。映画を見る人のタイプも例示されて、ええと、自分だったらどれかなあ、と思ったら、もみじ、やっぱり寝てるじゃん! そして最後に、この映画、もう一度見たいという話になって、こういう複数回見るというの、ポピュラーになりましたよね。ひとむかし前ならよほどのマニアでないとそんなことしなかったのに、こういう女子高生とかでもやるようになったという。もみじたちもそうしたトレンドに乗っているんですね。というか、もみじは寝ていて全然見てなかったんですけどね!

  • 『まんがタイムオリジナル』第37巻第2号(2018年2月号)