2020年11月25日水曜日

『まんがタイムきららフォワード』2021年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2021年1月号、昨日の続きです。

『球詠』

終わりゆく夏の余韻をともに、秋大会を目前とする新越谷の様子が描かれるシーン。詩情のようなもの感じさせて、いい雰囲気でした。とか思ってたら、希がまだ不調だったり、尻に送球くらった白菊の、ヘッドスライディングなのかすっころんだだけなのかよくわからない得点シーンがやたら面白かったりと、実に油断なりません。

と、油断ならないこの漫画。どこかアンニュイな雰囲気ただよわせて、いったいなにごとか。これから起こる不穏な展開を予感させるものなのか。不祥事によって一旦活動できなくなっていた野球部の、元チームメイトがいる学校と対戦することとなったりと、いわば過去のわだかまりを超えなければならない局面に向き合うこととなるのか。そして出番のない希……。

いや、ショックを受けた希を、意図してかどうか不明だけど、即座にフォローしたヨミ、これはナイスプレイでしたね。と思ったら、そのすぐそばで思いつめた表情している光先輩。やっぱり不穏な空気感じさせるんですね。

『スローループ』

小春のクッキング教室。これ面白いなあ。ロシア料理、ウハーを作るよ! っていうんで、うはー! って思ったら、まんま二葉と藍子が同じことやってて、いや違うか。これ、疑問を口にしとるだけだ。

なれないながらも頑張って調理してる姿が素晴しいよね。なんかこぢんまりしてこんまくて、楽しくほのぼとのした一時。完成したウハーもおいしそう。そりゃあ、一花が天国かなんかいっちゃうのもわかろうというもので、ほんと、いい時間を過ごしておりますね。

前回からちょっと思い悩んでいる恋。この子の胸中に残る記憶。失敗したかなって、悪いことしたかなって、苦い記憶となっているそれを、このキャンプでもってそそぐことができたの、本当によかったなって思ったんですよ。恋にとっては苦い思い出となっていたことが、やまひー、ひよりの中では今に繋がる最初の一歩を踏み出すためのきっかけになってくれていたんだって、思いもかけず知らされて、ああ、ひよりにとっての自分、そのあり方をこうして肯定してもらえたこと、どこか自信を持てずにいた恋にとって、どれほどに救われることになったろう。憂い感じさせていたこの子から、もうすっかりそんな影もなくなって、いたずらっぽく笑ってみせたりね、どこかリラックスしたように見えますね。重荷をおろせた、そんな感じがするんです。

『観音寺睡蓮の苦悩』

また変な人が!

いや、林間学校前から出てたんですけど、生徒会長の六本木四葉。権力闘争の一環として睡蓮を陥れようとしていたのかと思ったら、なんか違う……。睡蓮が邪魔なの、権力云々じゃなくて、自分より目立つのが気に食わないからなんか。まあ、わかりやすいといえばわかりやすい。ちやほやされたい、褒め称えられたい、注目を集めたい。これはわりとわかりやすい欲求で、だからこそか、睡蓮の屈折をついに理解することができなかった……。

そういう意味では普通の人かも、ですね。ただ睡蓮を追い込むために手下の二子玉川鈴に工作させたりと、基本ブレーキのついていない人っぽくはある。睡蓮への攻撃も、紫陽花椿を引き離せというあたり、いいとこ突いてはいたんだけど、なんせ睡蓮の欲望を理解できていないから、ベクトルがわずかにズレていた! ああー、もうちょっとだったんですけどね。むしろ塩送る結果になってしまうというこの展開。四葉のリサーチ不足で、睡蓮の動因を自分のそれと同様に考えてしまったがゆえの失敗ではあるんですが、まあ、睡蓮、普通じゃないもんな。

二子玉川鈴の姉、蘭、いいですね! とてもいいです。そして四葉、この人、今後も睡蓮には悩まされそう。というか、これからは睡蓮からぐいぐいきそうだな。理解できない思想言動でもって、がっつんがっつんきそうだな。はたして四葉はいかほどに振り回されるというのか。睡蓮よりもむしろ四葉の苦悩が深くなりそうな展開に期待させられます。

『ねことちよ』

すっごいほのぼの。最高だと思う。

茶碗蒸しを作るくだり。ねこが卵ちゃんと割れたの、これ快挙だ。そして蒸し器を説明するところ、湯気のこといろいろ説明しようとするんだけど、まるで通じてないの、こういうところもいいんですよね。

おいしかった茶碗蒸し。というか、山盛りごはんを喜ぶふみがいいよなあ。そして、不在でありながらも褒められるちよ。ちよが褒められて嬉しいねこ。

すっごいほのぼの。最高だと思う。

2020年11月24日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2021年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2021年1月号、発売されました。表紙は『夢喰いメリー』。今号をもって最終回を迎えたタイトル。堂々完結! の文字も踊ります。現界の至宝、ドーナツを手に笑顔を見せるメリーですよ。と思ったら、ああーっ、消えていってる! その周囲には、現界の、幻界の住民たちが描かれて、これら、まるで夢の、思い出の欠片たちですね。ずっとメリーとともにあった、そういっていい仲間たちだと思います。苦しいことも、つらいことも、くじけそうになったこともあったけれど、こうして最善の今を迎えることができたこと、それは本当によかった。いい表紙だと思います。

今月は新連載が1本、新作ゲストが2本です。

と、その前に。

『夢喰いメリー』

メリーと夢路の別れの場面と並行して描かれていくメリーたち幻界の住人たちが去った後の現界の様子。メリーがいったように、きっと忘れる。確かにそうなんですよ。勇魚と夢路の間にはメリーがおらず、クリスマス・イブにSTOに集まった面々も、なぜこうして知り合って、友達になったかを思い出せずにいる。なかだちとなった夢魔たちがいなくなっても、こうして変わらず友人関係を大切にしているこの子たちの様子を見れば、切なくもあり、寂しくもあり、けれどやっぱり嬉しさを感じることもあって、だからこそなのでしょう、メリーとの別れの時に夢路のいったこと、忘れないというその言葉、約束を果たしてくれたこと、それがなによりも嬉しかった。

メリーと夢路の対話に語られたこと、それがこの漫画のらしさを感じさせてくれました。ふたりの再びの出会いからの日々は響の筋書きどおりといえばそのとおりだった。この言葉が、我々は誰かの書いた物語を生きただけなのかという物語の登場人物からの問い掛けのようにも思われて、でもそうじゃないんだって、メリーが夢路が出会ったから物語が生まれたんだって、そういうメリーの言葉が、たとえ物語の登場人物にすぎなかったとしても、彼、彼女らが確かな存在として息吹とともに生きていたのだとそう主張するかのように思われて、ええ、まぎれもなく彼らはそこにいたんだって、私もそう思います。

しかし、終わりましたね。もう何年になるんだろう。余談になりますが、実はこのBlog、当初は雑誌掲載時の感想を書いていなかったのを、方針転換して途中から雑誌掲載作についても書くようになりました。それはいろんな要因、もうネタが出てこねえよとかね、あったんですけれど、実はきっかけを作ったのは『メリー』だったんですよ。ランズボロー・ノワール戦でのジョン=ドゥ呼び出し、あれにすっかりやられましてね、こういうののインパクトは単行本待ってちゃ駄目だなあ、みたいなことずっと思ってて、そこに他の要因が揃ったもので方針転換することとなった。だから、このBlogでは、極力『メリー』については書く、なにがなんでも書くと決まっていたんです。

『メリー』終わっちまいましたね。気持ちのいい、大好きなやつでしたよ、メリー。なんかひとつの区切りですね。感慨がありますね。

『アネモネは熱を帯びる』

ちょっと陰鬱さ、鬱屈を感じさせる導入。かと思ったらこの主人公、大槻凪紗はめちゃくちゃポジティブな人ですね。クールに見せて中身まで全部クールってわけじゃないってのがのっけから示されて好感触。入学した学校に関しては、第一志望ではなかった。受験に失敗して、いうならば望まない進学だった。と、ここでもまた鬱屈を感じさせたと思ったら、この状況にもメリット見出して、ポジティブに捉えなおしていこうという。

これ、前向きでいい傾向だと思う反面、どこか無理して飲み込む理由を見つけようともしているのかな。どうしても飲み込めないようなものが出てきた時、それでもポジティブであろうとするのだろうかな、この子は。

健全に見えてある意味不健全にもなりうる、そんな側面を思ったところに、まさにその飲み込みがたい存在が現れるのですね。うまいわ。過去、この子が受験に失敗した要因を作った子が現れた。ずっと休んでいた子。はじめて出会う同じクラスの隣の席の女の子。

小宮山茉白。

凪紗は忘れもしなかったんだな。受験会場へと向かう途中、倒れていたこの子を見つけたことで試験を受けることができなった。挑戦することさえできなかったという苦い記憶が拭えずにいるんですね。

そんな凪紗のわだかまりと、表面的には明るく振る舞う茉白の抱えている鬱屈が保健室でぶつかり、変質しうる、そんな可能性を感じさせた初回のラスト。ふたりの関係のはじまりで、変わりゆく、その第一歩かも知れないと思わせてくれた最初の山場でした。ああ、やはりここでも凪紗は前向きかも知れまんね。これはどうも根っからってやつっぽいですね。

『テンアゲ☆デーモン アゲハちゃん』

自室にて使い魔召喚の儀式を執り行う主人公。おどろおどろしい悪魔を呼び出すつもりだったのに、出てきたのはギャルギャルしい見習い悪魔のアゲハで、というんですが、ここからの展開、ちょっと驚いた。主人公、ミサは悪魔崇拝とかにかぶれてる中二病的ななにかかと思ったら全然違うの。そうか、この世界、普通に魔女とかが存在してるのか。母も魔女、娘のミサも魔女。だからめちゃくちゃ理解がある。当たり前みたいに朝食食べてるアゲハ。アゲハのペースに巻き込まれ気味のミサを見て、アゲハと一緒になってわいわいやってる母がもう最高で、お母さん、シコいはやめましょう、そういうこというのはやめましょう、いい大人なんですから。

アゲハのキャラクターがよかったと思います。基本明るくて、能天気で、後先考えてないみたいなところがあるんだけど、情に厚く、からっと、さらっとベタつかない、そんなところがよかった。学校で居場所のなかったミサのことも、売り言葉に買い言葉みたいになっちゃったりもしたけれどもさ、なにを置いても探しにきてくれたじゃん。ミサもひねくれちゃってるところあったけど悪い子じゃなかったしさ、アゲハもいい子だしさ、このふたりが互いに素直になるくだり、あれはよかったと思います。シンプルだけど、ちゃんとふたり向きあわせて、最後に残ったと思われた問題もさらりと解決してくれて、これ効果的! いいまとまり方していたと思います。

で、アゲハ、魔術の使いどころがいいですね。ここぞという時に使うのん? 人心に働きかけて惑わす。なるほど悪魔ですな!

『漁師の孫』

これは後編が必要では!? 卒業後の進路、自分の将来について、なにも思い描くことができないでいる藍海の心情に触れようとするかのような漫画です。漁師をやっている祖父の姿を見て育って、小さなころはかっこいいと思っていたけれど、今はそうは思えない。そんな屈折した年頃の、先のことも、今のことにも、迷ったり、思い悩んだり、焦ったりと、そんな心情に触れていくのだろう、そう思っていたんですね。

学校で友達からいわれた、漁師を継げばいいのではという言葉にモヤモヤしている藍海。だからといってありたい自分の姿も定まっていないし、でも漁師はないな、絶対ない、とりあえずこの家を出よう、そう思った矢先に祖父からいわれる漁師の仕事を継いでくれという言葉。このコンフリクト、さあ藍海はどんな答を出すんだい!?

と思ったところで終わられちゃあ消化不良ってやつですよ。さあさあ、藍海さん、ボールはキミに渡された。ここでなにを思い、どんな答を出そうかってところに、あなたの物語は描き出されるんですよ!

これ、前後編の構成ですよね。漫画自体は悪い感触じゃなかった。実際、物語はまだまだこれから。だから、ほんと、後編お願いします。

2020年11月23日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2021年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2021年1月号、昨日の続きです。

『初恋*れ〜るとりっぷ』

なんでだろう、足湯列車とすっかり勘違いしてました。風っこストーブ湯けむり号。あ、湯けむりのせいか。トロッコ列車に窓ガラス入れて、だるまストーブで暖をとる。持ち込みの食べ物焼いてもいい!? 芋にスルメと、結構な自由度だな。面白い企画列車があるんですねえ。

湯けむり号での鉄道旅行。計画をたてたの、そらなんですね。鉄道会社のサイトにて臨時列車を調べて、皆で出しあった条件をもとにしぼりこんでいった結果が、この湯けむり号だったんですね。列車についての情報もちゃんと下調べしてという入念さ。でも、切符をとるという時に、ちょっとアクシデント!? と思ったら、寝坊しちゃった、え? それでひとり分チケットとれなかった? と思ったら、指定席券の発券開始時刻を勘違いして助かったというの、これうっかりが幸いしたケースでありますね。

4人がけボックス席ばかりの車両だから、5人組だとひとりあぶれるんですね。それでそらがひとり通路をはさんじゃってひとりぼっち? と思ったら、琥珀が代わってくれた。そうか、撮り鉄だから、なんでもかんでも撮影したいから、ほとんど席にいないんだ。この適材適所感? 面白い。皆それぞれに楽しみようがあるんですなあ。

そらが前向きに鉄道趣味に取り組んでいる、皆が楽しそうにしているのを見て喜びをかみしめている、そんな様子に、この子、前進してますね、成長が感じられます。広い視野持って、これまで以上に多くのものに触れて、知って、伸びやかにあれる、そんなこの子の姿に嬉しさ感じたのでした。

『みわくの魔かぞく』

まい、えらいこと積極的に! 授業に出てこないミラに不調を察して探しに出るまい。そうしたら吸血鬼の人格が出たミラが、廊下で倒れてるという異常事態。ミラに戻せなくなったとのこと。とりあえず人気のないところに移動して、吸血鬼さんを休ませて、というんですが、この人が欲している血を自ら与えようというんですよ。血じゃなくてもいい、汗でも涙でも唾液でも、血に近いものならなんでも、そういわれて動いたまいのその思いきり!

これで吸血鬼さんがひっこんだのは、満足したのか、狼狽したのか。まいは全然気づいてないけど、吸血鬼さん、相当の入れ込みようだもんな。吸血鬼の人格が抱いているまいへの思い。またミラのまいへの気持ちなど、このあたり結構な複雑さありますよね。

今回のトラブルは、ビーの助けあって解決。でも、ミラ、魔界に帰るの? この言葉の真意、一時帰国とかじゃなくて? ええ、なにかしら大きな動きになりそうです。となれば、まい、ミラ、吸血鬼さん、それぞれの思い、なんらかの決着ないしが見られるのでしょうか。

『私を球場に連れてって!』

胴上げは危ないのでやめましょう! と思ったら、皆がすっと身をひいていったの、めちゃくちゃ面白かった。うん、危ないし……。

ホームでの優勝がかかるキャッツ、ファルコンズ3連戦。3連勝すればホームで優勝、ひとつでも落としたら優勝はおあずけ。キャッツファンとファルコンズファン、それぞれの思いが交錯しますなあ。というか、ファル子、無茶な約束はしたらあかん。苦笑しつつたしなめるタマが本当にいいやつです。これ、本当に3連敗してたらレオナに強要されてましたよ?

今回の主役はファル子でしたよね。初日の負けで幼児化するとか、2日目にはもう直視できないとバイトに徹してるとか、とにかく挙動不審が目立って、かと思ったら、最終日に勝った時のあの笑顔! 嫌がらせで元気にならんでくださいよ! というか、この子たちの煽り煽られ。よっぽどです。コアな野球ファンの行動ってほんとにこんな感じなんですかい?

ホームでの優勝を逃がしてダメージ受ける猫子がおかしかった。祝勝会会場、8歳のあなたが押さえてたの!? しかも焼き鳥居酒屋!? 小学生のチョイスじゃないから! ほんと、この子たち、見た目は子供、見た目は女の子だけど、中身はおっさんだよな。いやもう、よっぽどですよ。相当ですよ。

2020年11月22日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2021年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2021年1月号、昨日の続きです。

『のむラリアット!』

前回、結構感動したのだけど、星のピンチに助太刀するべく立ち上がった桃ですよ。やる時はやる! そう思ってたのに、ああー、またリングにあがる段階でボコボコにされてるよ! しかも、星もろともにつぶされて、桃、ヒーローになりそこねたなあ。ほんと、静かに登ったらバレなかったんじゃなかったのかな。駆け引きというか、なんというか、そのへんがまだ下手なんですなあ。

その分見せ場をしっかり作ってきたのが翼で、相手校、美門を相手に見事な攻防見せるのですね。やっぱりこういうアクション、すごくうまく見せますよ。コマを徐々に大きく、カメラワークもどんどん寄っていって、決めゴマに迫力を集中させる。相手を返してからコーナーに登りボディプレスに入るくだりも、小さなコマに何段階にも分けた動きを無理なく収めて、そしてやっぱり決めゴマに大きなアクセントをつけていく。こうした動きを無理なく描くの、人間ふたりの組みあう様子をわかりやすく伝えるの、相当難しいと思うんですが、それを無理なく丁寧に成立させているの、毎回ですがものすごいことだと思っています。

そしてみるくの動き。翼でさえ、一コマに2段だったのが3段入ってる! 攻撃をかわして脇から背後に回るその動き、うわ、これは取った! そう思ったら、相手のさらに上手であったこと、実に鮮やか!

この漫画、試合の運びがきれいに描かれて、それがわかりやすくすとんと入ってくるものだから、ともない試合後に描かれる選手たちの気持ちのいろいろ、それがよくよく伝わってくるんですね。悔しさにいきどおる美門。負けてもいい経験だったと素晴しい笑顔見せる桃。そしてフォールされたことに責任感じて涙をこぼすみるく。それぞれの思うところ、充実を感じさせて見事でした。いい試合でした。

『エンとゆかり』

魔術師修行をするアメ。この子にとってどれだけゆかりが大切か、ゆかりの存在がアメの心の大部分を占めているか、それが全力で描かれた、そんな回だったと思います。

魔術を使うにあたり、様々な方法がある。魔術の師匠にどんな気持ちを込めているかと問われたアメの内面が描かれるところなど、本当、この子、ゆかりが大好きだな! 独り占めしたいね? でもできない。ゆかりはいろんな人を認めて、関係の輪を広げて、ともない世界も広がって、と、それで寂しさや妬ましさを感じる、その鬱屈こそがこの子の魔術の源泉か!

しかしそれで壁をぶちぬくとかね。この子はこの子で有望なんだろうなあ。ややこしい子ではあるけども。

ギルドでの修行を終えてからのこと。ゆかり、エンと出会って、やべえヒーラーとも出会って、それでゆかり、エンの住まいにてお泊まり回。ここにいたるまでのアメの思ってること、それがしみました。これまでゆかりだけでよかった、ゆかりだけがよかった、そんな子だったのが、ゆかりもいて、エンもいて、チリもいて、そんな関係の広がり、興味の広がりがこの子のうちにもあったこと。それが示されたことがとてもいいと思える描写でありました。

『150の恋事情』

蓮との関係を問い詰めてきた女子。蓮のこと狙ってる女の子なのーっ!? と思ったら、全然違うんじゃん! びっくりしましたよ。すわ修羅場なのか。案の定誤解をまねくこといいだす依恋に、火種だ、引火だ、爆発だ、と思ったのに、違うじゃん。むしろこの子は興味津々、面白がって首つっこみたがってただけじゃないか。

この子、江戸川柊子。蓮の幼馴染みで恋愛強者である模様。恋のキューピッドなるふたつ名を欲しいままにする柊子。本物のキューピッド相手にいい度胸だ! といいたいけれど、実際、本物の依恋よりも成績よさそうだものなあ。依恋よ、頑張れ。

とりあえずこれで主要人物が全員揃ったって感じなんでしょうか。依恋とおつじのやりとり、おつじの苦労が身に沁みる。柊子に関しては、身バレの危険さえ感じるということで距離置きたい依恋だけれど、これ、きっと、いずれ踏み込まれるだろうなあって予感がする。

それはともかくも、依恋のおつじへの信頼、親愛、そういうのが表されたところ、それを受けたおつじの表情。とても素敵でした。ふたりの関係こそがこの漫画のメインであると思わないではおられない、そんな名シーンだったと思うんですよ。

『しょうこセンセイ!』

翔子、奈央、小夜の3人で祝うクリスマス。プレゼント交換をするっていうんですが、おませな小夜と実用一辺倒? 色気もなんもあったもんじゃないそこらのダンボールそのまんま使う翔子との対比やすさまじく、いや、翔子、それはそれで面白いと思うよ。わりとそういうの嫌いじゃないよ。まあ、プレゼントには素っ気なさすぎるとは思うけどさ!

よくできた女子である小夜。翔子の覚えめでたく、そこに奈央は嫉妬してるのに、翔子、まったく気づけてないのな! これは翔子の幼なさとかそういうのではないと思う! だってさ、奈央も小夜も翔子より下だっていうんだもんな。ある意味いい子すぎて人情の機微に疎いとでもいった方がそれらしい。そんな翔子のしくじりと、でも結果オーライなところ。よかった、奈央も小夜もいい子たちだった。

奈央は奈央でキッズコスメとか、充分におませですよね。小夜ともよく話があって、と思ったら、翔子がついていけてないじゃん! ほんと、翔子、ちょっとズレてるところがチャームポイント。プレゼントも奈央にダメージ与えて……、と思ったら、よかった、副賞で結果オーライでした。

なんか翔子まわり、結果オーライが多いな。

サンタクロースの実在云々の話題があって、ちびっ子ふたりのためにサンタの夢を守ろうと頑張る翔子。そして、そんな翔子の夢を守ってくれる誰かの存在、これがよかったですよ。そういや、確かに、冒頭に日本にいくっていってましたね! あれ、冗談かと思って流してしまってましたよ。皆がそれぞれに、大切に思ってる誰かから夢を守ってもらって迎えた翌朝。素直にその気持ち、優しさを受け取って、疑わず喜んでいるのを嬉しく思いました。こうして夢を守られてきた翔子が、大切にされているがゆえに知らず夢の守り手としての任を受け継いで、次の世代、ったってひとつ下ですが、の夢を守ろうと思うにいたったのかも、ですね。

2020年11月21日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2021年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2021年1月号、昨日の続きです。

『妖こそ怪異戸籍課へ』

面白いなあ! それに可愛い。今回登場のぬらりひょん、俵頭饗子のこの愛らしさ、妖艶さよ。市内に出没する無銭飲食妖怪の噂を受けて、我らが主人公山本睦子が饗子の行動を探る! その果てに知った真実は、いやあ本当に穏当、さいわいそのもので、この漫画の持ち味じゃあないですか? ほんわかするよな。気持ちがやすらいで、ほっとする。ええ、いい感触じゃあ。

いく先々でただ食いしてたのは事実なんですよね、饗子。でも、その食べてる時の表情がこれでもかと福々しくって、なんちゅう愛らしさじゃあ。これ、当初はぬらりひょんの能力を悪用してるんだと思いますよね。堂々店員とコミュニケーションして、金を払わず退店していく。その足取りや軽やかに、一抹の春風を思わせる心地よさ。これ、最高だよな。キャラクターが立ってる、絵柄も可愛い、でもってやりとりが面白い。加えて、誰も不幸になってない。饗子の無銭飲食、これも理由あってのこと。甘やかされてるんじゃないよって、この子の食べてる様子が宣伝になってるからだよって、妖怪と人との共存、互いに認めて受け入れて、受け入れられてという関係もまた素敵だったじゃないですか。ええ、ほんといい話でした。

妖怪を取り締まる夏生に対しても、あれ? まさかのおごらせチャンスなんですかい!? ほんと、ここからの展開、おかしくってたまらなかった。気づいたらファミレス、疑いかけてすまなかったお詫びにここの支払いは持とうからの注文ラッシュ。さらに最後にテイクアウトのピザとくる。めちゃくちゃ面白い。コミカル、チャーミング、最高でした。

『今日の授業は恋愛です!』

恋愛科からの脱出をはかる主人公、さがり。この子をめぐるかけひき? いよいよ火蓋が切られましたね。飛び級少女のこみねも、当初こそは反発を見せたものの、すぐさまぐっと距離詰めはじめるし、なとせも堂々さがりとカップルになると宣言してくる。それぞれのキャラごとに、カップルになろうというアプローチの仕方、違うのが個性感じさせていいですね。基本ぐいぐいいく3人と、ひとり消極的なしらべ。姿勢にも違いがあって、でもしらべはすごいのね? 興味は薄いが技術はすごい系の人なの? 無意識にやっちゃうさがりと、意図してしかけるしらべみたいな、ある種似た傾向で、でも現れようが違うみたいな対照的なふたりですね。

今回もりっかがヤバくていいですね。この子が正ヒロインと思ってるんですが、最近のこの手の一対多関係って、誰が正とかないんですよね? ということは、誰がさがりとのカップル関係を勝ち取ってもおかしくないわけか。あるいはなんかの特例で、全員とでもいいんじゃないかな? うん、さがりはハーレムを築くべきなのだと思います。そしたら私が喜びます。

りっかたち4人は中等部からの関係で、それゆえ誰が余りとかそういう事情も熟知している。いや、いやいや、4人いるならそれでカップル2組作れるじゃん。なのにそうしないというのは、それだけの理由をそれぞれ抱えていそう。そして今度は、期待の星、さがりの恋愛科脱出希望を知らされて、やばい、やばいよりっかさん、ヒロインらしからぬ表情になってますよ?

これは一波乱おこりそうですね。わくわくするな。とりあえず、さがりの狼狽から次の一手、どうくるのか楽しみですよ。

『社畜さんと家出少女』

皆で一泊二日の旅行ですよ。まだちょっとかたさの見えるユキを打ち解けさせようといろいろ工夫してくれるアオがいいですよね。というか、アオ、ちゃらんぽらんな印象があるけど、ホドの内心しっかり見通してるとか、いろいろ有能。今回も、頼りになりそうで頼りにならないところ見せつけて、でもそのゆるさ? いきあたりばったり感が緊張をやわらげてくれていたように思います。

そしてユキの活躍? いろいろ調べていたというそのリサーチをもとに、あちこちを巡る。そこでのユキのモノローグ、旅行を楽しみにしていたって、その気持ちがほころんでいく。海に感動して、アオが海にはまって、山に登って、動物にほっこりして、アオと打ち解けて?

この一連の描写がとてもよかった。ええ、ユキがちゃんと楽しんでるなって、その姿が見られて嬉しかった。そしてまだ旅行は終わりじゃない! ええ、これからもまだ楽しみが続くのかな? ハプニングなんてないよね? 楽しみの予感にどうしようってユキを見守る皆の視線が優しくて、これもまたよかったんですね。

『瑠東さんには敵いません!』

これ、面白いな! それに可愛い。街に、書店に買い出しにいったらば、そこで瑠東さんと出くわしてしまった和村ですよ。全力で気づかないフリするんか! しかも、待ち伏せとかしてないよねって警戒するのな! オタク気質の和村と一般人寄りの瑠東、ふたりの性質? 行動規範の違いが面白い。ふらり、これ面白そうと、映画に誘う瑠東ですよ。ああ、確かにこういう見方はしないな! 下調べもこれといってしないけど、いった先でまったく知らない映画を見たりはしない。ああー、確かにこれはカルチャーショックかも知らん。瑠東、和村の割合でいえば、多分自分は7から8くらいの和村寄りですね。

映画館での和村も面白い。性質が異なる人間と関わるといつもこうだ! って、誰も和村を愛さない!? いやいや、そんなことはないよ。瑠東も読者も和村のこと大好きだよー。って、いってもいないことに反応するのはやめるとして、映画鑑賞後の語りたい和村もとてもいい。一般人、っていっていいのかわからんけど、非オタク層はこういうふうにはならないの? だとしたら確かにこれもカルチャーショック。でもカルチャーギャップではないんですね。和村の感想、気づいていなかったことの説明聞いて、映画についての感想が様変わりする瑠東。いい関係を築いていますな。ふたり、いい刺激を受けあってるのではなくって?

次のプリも面白い。慣れない和村の、なかなかポーズとかね決められないの、これ気持ちわかるわあとか、ほのぼのしながら見てましたら、最後にまさかのファイティングポーズ。しかもダブルファイティングポーズで決めて、最高やな。めちゃくちゃ面白かったです。

今回のふたり、和村ちゃん、振り回されちゃうのかなって思ったら、そうはならなかった。和村も瑠東も、それぞれ楽しそうだったじゃないですか。ふたりともに、ちょっと性質の違う友達と一緒にいることで、知らないこと、気づけないことに触れられたり、新しい意外な自分に出会えたり、そんな体験になったんじゃないかなって。それはなかなかに貴重なことだと思うのですね。

2020年11月20日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2021年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2021年1月号、昨日の続きです。

『ぬるめた』

くるみ、どえらいやりたい放題だな。ファストフード店にいきました。それはいいんだけど、ちあきもしゆきもはじめてなのか。食べるのがじゃない。店に入るのがはじめて。それで注文をくるみに任せたら、期間限定だなんだ、次から次に注文しちゃって、でもそれでも全部食べられるってんだからすごいよな。くるみにつきそっていたさきながまるで歯止めにならない。いいコンビだと思います。

動画サイトで食べまくる動画いけるんじゃないか、小さくてかわいい大食い女子っていうの、さきなの着目もさすが、これ、確かに売れそう、人気になりそうです。で、その食べてるところ、これがほんとに可愛くて、ちあきの親馬鹿補正を割り引いても充分以上の愛らしさでした。うん、これは人気出るわ。実際、クラスの子にも盗撮されるレベル。

今回のくるみの、もう終始しあわせそうにしてる様子が素晴しい。でもって、さきなにお礼いうところね、なんだろう、しみじみする。なんだろう、今この時ならではのキラキラした日々、なにをやっても楽しい、そんな頃の輝きがまぶしい。ほんと、改造人間とかそういうのまるで関係なしに、マイペースに話してやいのやいのしてる、それだけのことが本当に楽しそう。いい漫画ですよ。

『ホレンテ島の魔法使い』

今回、作画リソース、ものすごくない!? あむの発案がついにこの舞台に結実して、いよいよその幕があがった。でも、この舞台に魔法を持ち込んだものがいて、もう見過ごせないと動き出すじいさま。それはいいんだけど、部下がボヤッキーとトンズラーなの!? 舞台裏では、上演阻止を目論む勢力と、この舞台を餌に秘密を知るものを釣り上げようとしていた勢力がぶつかりあってもうてんやわんやだというのに、舞台では入れ替わり立ち替わり演者が歌い、舞って、なんだあこの情報量! その歌に込められたろうメッセージも加わって、これ、ちゃんと整理してやらんと把握しきれんぞ!

いろいろ思惑が交錯して、ジさまの命令どおりに動いているように見えるユシャさえも、なにか隠した目的を持っていそうと感じる。混乱し困惑しつつも、翻弄されるままに読み進める、こういう楽しみ方は連載を追っている今だけのものだろうなあ! ああ、この展開をひとまとまり、ひと続きに単行本で読めたらきっとすごく面白い、そう思いながらも、今の情報量の把握にあっぷあっぷしながら感情フル回転で読んでいるこの感覚こそもまた楽しさであり面白さだ、そんなことも思うのですね。

いやまあ、しかし、美しい画面の連続。目にも鮮やか、魅力的。持っていかれますね。誌面狭しって感じののびやかさ、素晴しいですね。

『ななどなどなど』

ななどよ、あなたはなにを考えてなさってるのか。最近不調。ボーッとする。ウイルスかなんかの類じゃないのか、皆で話しあっていたら、ななどが白状するんです。コンビニのトイレで拾ったUSBメモリをぐさーっと自分に挿してみたって!

あの、一気に危機感増し増しになる3人娘がすごかったですよね。実際、これ、出所不明のUSBメモリはかなりヤバい。危険なプログラムを相手方に送り込む時に、駐車場とかにね、ぽろっと落としとくの。そうしたら好奇心に駆られた今回のななどみたいのがぐさーってやっちゃって、もうこれで侵入成功ですよ!

と、そんなのはどうでもいい。問題はななどですよ。相当な発熱。冷却シートやらなんやらで頑張って冷やして、でねこのときの小町ちゃんがね、ほんと健気なの。ななどが初期化されちゃうんじゃないか。データなくなっちゃうんじゃないか。いやいや、クラウドかなんかに全データバックアップとかされてるんだろう? みたいなこと思いながらも、ななどの危機、小町のいつにない献身に、もう泣けましたね。ななどが小町にとってどれほど大切な存在になっているか。それがよくよく感じられたエピソードでした。

しかし、ななど、この子のシステム、汎用のOS使われてるの? てっきり茶々様お手製のスペシャルOSなんだと思っていました。そして今回のラスト、このみ! このみがーっ! これ、あれじゃん、ホラー映画とかの定番パターンじゃん! ほんと、これ、次回作に繋がったりするん!? するん!? いや、でも多分、このみ編は描かれなさそうですね。予想に反して描かれたりしたら、それはそれで大感激でけどね!

『いのち短し善いせよ乙女』

なんと杏エリカ、大活躍だ。なんせ冒頭のハロウィンスペシャルがもう可愛い。

さて今回の乙女の善行は、嘘ばかりついてる女の子、狼少年的な子をいましめるでもなく、追い込まれたところに介入して助けようというものでありました。恐怖の大王だなんてとでもない嘘をいいまくってたら後に退けなくなってしまった。適当な頃合いで新しい嘘でうやむやにしちゃおうと思ってたのに、そんな悠長な状況ではなくなってしまった。

ああ、この窮地に陥ったことでこの子が反省したらいいですよね。でないと、大人になっても嘘ばっかり振り撒いてるろくでなしになっちゃうぞー! とか思ってたんですが、まずこの窮地から救ってくれる誰かがいてくれないと話がはじまりません。ってことで乙女大活躍。さらにエリカがその天使パワーでもって乙女の嘘に信憑性を与えまくってくれちゃって、ナイスなコンビネーションだよ。ほんと、いつにない協調関係に、すまん、杏エリカ、こないだいってたエリカがいない方が乙女の善行スムーズに進行するよねっての撤回します。いやあ、いい友情でした。友情? ほんとに?

狼少女の須応ゆえ。この子がどんだけ懲りたかは別にして、ちゃんと反省できそうですよね。こういうこらしめるでもなく、ピンチに助けにはいりながらも、やっぱり反省うながすというの、乙女いいやつ! ほんと、教訓話になりすぎないで、けれどちゃんといましめになってる。いい話でした。

2020年11月19日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2021年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2021年1月号、発売されました。表紙は『ご注文はうさぎですか?』。ここは甘兎庵? 千夜に招き入れられるその先には和装のココアとリゼがいるのですね。いつもとは違う雰囲気、とはいえ、ちょこっと舌を出してるココアとか、どうしてもいつものココア感が出てしまうわけですが、頭にあんこを乗せてるの、このへんいつもと違う感? ココアの顔を覗き込んでるみたいなあんこがおかしいですよ。おしとやかリゼとかね、髪にはティッピーのアクセサリー飾りまして、とても素敵なお嬢さんに仕上がっていますよね。

今月は新規ゲストが1本です。

『桔香ちゃんは悪役令嬢になりたい』

お、はやりの悪役令嬢もの!? と思ったら、な、なんか違うぞ……? ここは小学校。悪役令嬢を自称する桔香嬢が大見得切って登場するも、クラスはシーン、桔香はぽつん。ひとりぼっちのこの子の焦り。いったいどうしたのかと思ったら、そのキャラクター、今日からなのかい! いやもう、泣くほどならそういうのは諦めて、静かに落ち着いて地味キャラ追求していけばいいじゃないか。

クラスでも地味な少女、桃虎絃に狙いを定めて、桔香、いろいろアプローチかけていくんだけど、この空回りよ! 見ていてつらくなる! 実際、絃からも痛いといわれてしまって、うん、そうなんだよ、将来振り返った時に転げまわることになるよ、桔香さん。映画に感化されてその気になったのはわかったけれど、根の優しいあなたにはこのキャラクターは向いてない。

いや、向いてないからこそ憧れたのかも知れませんね。

自分にないものを物語の悪役令嬢に見出して、三船桔香は悪役令嬢に憧れるようになったのだ! それはかっこよさ? 自分にはなかなかできない我を押し通すこと? それらはおいおい語られるようになるのかも知れないけれど、新しい自分のありように夢見て、空回りながらも、絃にいいように使われながらも、時には威圧されながらも頑張る桔香。

うん、向いてない……、向いてないよ……。

ある意味、絃がつきあってくれるの、これ、桔香にはいいことなのかも。少なくとも絃は酷いことしなさそうだし。と、ちょっと安心しながらも、でも桔香の行く末、大丈夫なのかなって。ええ、到底悪役には向かない素直さなんですものね。

『ご注文はうさぎですか?』

学校でマヤ、メグと再会したエルにナツメ。チノとも再会すべく、チノの働く喫茶店を探っているのだけど、マヤとメグが教えてくれない! なぜ!? と思ったら、ちょっとした嫉妬心。ちょっともったいぶってるのも可愛いですよね。

今回、エルとナツメ、ふたり別行動してのチノ探し。その途上で、エルは甘兎に、ナツメはフルール・ド・ラパンに辿り着いて、思わぬ才能!? 千夜とのシンパシーを発揮させるエルとか、そして意図せずマヤを褒めまくって赤面させまくるナツメとか、このやりとりの面白さ。これは魅力的でした。

と、今回、ここに感想書こうと思ったの、落ちの威力だったんですよ。メグ、マヤからそれぞれラビットハウスの情報を得たふたりが来店したらば、そこはまさかのバータイム!

チノとの再会!? と思ったところからの、静かにパタンと間違えましたの展開、落差にもう笑いがこみあげてしかたありませんでした。

この誤解。次回には解消されるのかな? だとしたら感動の再会は次回におあずけですね。

『こみっくがーるず』

今回はミキの心情にこれでもかと迫って、その気持ちの揺れ動き、ついに到達した結論にクローズアップしていくその際の、丁寧に、ほんの小さな心の震えもとりこぼすまいとするかのような繊細な筆致に引き込まれるようにして読みました。

ミキが描かれる時は、いつだって繊細だと思う。しかも今回は、怒りんぼのミキがくりすのいってること、おべんちゃらでも気休めでもない、本当の本気でミキのこといいっていってくれてたんだって理解して、素直に自分の気持ちをあらわしていくでしょう。そのために、よりいっそうに繊細さを増して、その表情のひとつひとつが、目の運び、眉の動き、ほんのささやかな手の表情にいたるまでが、ミキの思いをつぶさに描いて、伝えてくる。

翼のミキへのアドバイス。主人公の気持ちにどうよりそうか。ミキについての幸せと最悪の展開というもの、それがここにまざまざと描き出されていたと思うのです。今のミキは、この子の決意したそれは、作者にとって自分のことのようによりそった結果なのでしょうか。それはわからない。ミキの思いのいろいろは押し付けがましく迫ってくるようなものではなく、そのそばに、そっと読者もともによりそうことのできる、そんな余白を置いてくれているでしょう?

多くの人がミキのことを思って、自分のことみたいによりそえる、そんなエピソードでした。静かに、けれど圧巻でした。

それだけに、くりすの狼狽、これに助けられました。この子にちょっと引き戻してもらえた気がします。でも、ほんと、ぢょきん! って! この狼藉、この騒動、どうなっちゃうのか。どんな結果になったとしても、ミキにとってくりすが助けや支えになってくれたらば、そう願うばかりです。

2020年11月18日水曜日

Real VR Fishing

 Real VR Fishing』の話題は昨日でしまいにするといったな。あれは嘘だ。

いや、昨日の記事を書いてる時点では本当にそれでしまいにするつもりだったんです。ですがちょっと状況が違ってしまいまして、それはですね、昨日の夜半、寝る前にちょっとだけと思って釣りに出たらですね、釣れてしまったんですよ。釣れない釣れないといっていたアイツ。このゲームにおけるラスボス的存在。そう、サメが釣れたのですよーっ! うひょー、マジかよー。いずれ釣れるとは思っていけたけど、それが今日とは御釈迦様でも気がつくめえ。いやもう、かかってから釣り上げるまでの時間、緊張しっぱなしの全集中。長男だから頑張れた。

和名ではイタチザメですが英語ではタイガーシャーク。イタチとトラではイメージ的に大違い。だってね、イタチザメって聞いたら、それこそネコザメみたいなの想像しちゃうじゃないですか。小動物的といいますか、小型でチマチマ魚食ってるみたいなイメージで、イタチかあ迫力ねえなあ、とか思ってたら、これがもう大間違い。調べてみたらですね、ホオジロザメに次いで人に危害を加えているサメなのだそうでして、文句なし、嘘偽りなしの人食いザメ。悪食でなんでも食べるってんで、漁業者にも迷惑、そもそも存在が危険。結構ヤバいやつだったんですね。

その歯が鋭いのか、ウミガメだってバリバリいくそうですぜ。それでパドリングしてるサーファーが、海面を泳いでいるウミガメと誤認されて襲われたりするそうでして、うひー、こえー。

そんなののトロフィー報酬がアクアリウムを彩るウミガメってのはちょっと皮肉だよなあ!

せっかく釣りゲーについて書いたので、思ってることをもうちょっとだけ。

釣りゲーって、もうこれでやめようと思いながらも、ついついまたルアーを投げ込んでしまうじゃないですか。これって、絶対ギャンブル的な要素が釣りゲームにはあるからだと思うんです。

釣りゲームは、まずなにがかかるかわからない。ここでギャンブル、別のいいかたすればガチャ的な要素が発生していて、レアな魚種を釣りたい、より大きなものを釣りたいという欲求に対し、具体的にできることはまずなくて、とにかく抽選回数を増やすしかないという状況がギャンブル性を持っているというんですね。

レアもの出ろー、でかいのかかれー、と念じながらキャストして、かかった時点の手応えで大物かどうかがわかるでしょう? 大物だったら、うわー! 当たったーっ! って脳内物質が出る。

そしてここで大物を取り込むという要素が加わる。大物であればあるほど取り込むのが難しくなる。釣り上げさえすればそこでサイズは確定するわけですが、仮に取り逃しでもすれば、もしかしたら逃がしたアレは自己ベストサイズだったのではないか? だってこのオレ様が逃がしちまうほどなんだぜ? ああー、釣り上げられさえしていればなあ! と思って、また投げるんですよ。

このタイトルの場合、エキスパートにすると本当にかかるまで、魚影が見えるまで、それがなんなのかわかりません。ノーマルやハードだと、どこになにがいるかっての、それなりにわかるからギャンブル感は薄まるんですけど、エキスパートはもう全然面白さが違うっていうの、このギャンブル感のあるなしもあるんじゃないかと思ってます。

今目の前に広がる漁場に当たり(レアや大物)がいるかどうかさえわからないところに向けてキャストし、抽選を繰り返すことで当たりの有無を確認していく。

でもって、サメなんですが、こいつはハズれ当たりと思っていたところに突如現れてランクアップしてくれる存在であるわけでしょう。そらもう脳内物質も出るってわけですよ。しかも取り込みが難しい。こいつさえ上げてやれば! そう思って必死にファイトする。

ああ、これだな、釣りにハマるということは……。

この、当たる! ということ、それが釣りゲームの本質なのだと思います。

2020年11月17日火曜日

Real VR Fishing

 Real VR Fishing』の話題、さすがにそろそろしまいにしようと思います。ということで、今日は、こうだったらいいのにな、よかったのになということをざっくり書いていきたいと思います。あるいは、こんな風になると思ってたのに違った! みたいなところも。ゲームとして割り切ってあえてそうしてるんだろうな、いくらリアルだっていってもおのずと限界だってあるだろうしな。いろいろ思いながらも、それでもやっぱりこんなだったらもっと最高だったな、みたいなことを書けたらと思います。

このゲーム、最初の釣り場は漢江なのですが、川縁からの釣りなので当然目の前180度が釣りスポット。後ろを向いたら街並みが見えたりして、そういうところはさすがにVR! よくできてるー。感心するばかりだったのですが、別の釣り場に移動した時に、あれー、やっぱVRったって限界はあるんだなあ! と考えを改めることとなりました。

湖沼のステージでですね、船を出すんですよ。湖の真ん中に船を浮かべて、そこから釣る。ということは……! 360度、あらゆる方向が釣りスポットじゃんよ! もうわくわくしましてね、初期値からすれば背後方向に投げてみたらですよ、あれーっ!? 糸が不自然に飛んでいくよ!? そうなんですよ。このゲーム、たとえ湖面、海面が描画されていたとしても、ルアーを投げ込めるのは前方180度のみみたいなんですね。もしかしたらもう少し狭いかも知れない。このへん、どういう理由、限界があるのかはわかりませんが、360度を釣りスポットとするのは難しいと思われて、せっかく湖の真ん中にいるのになあ! 残念! これが、ちょっとがっかりした最初の出来事だったかも知れません。

このゲームは、釣り上げた魚をロッジのアクアリウムに放して鑑賞することができます。釣れば釣るほど自分のアクアリウムが充実する! それは大変に楽しいもので、苦労して釣り上げた巨大なマグロやカジキの悠々と泳ぐ様を眺めていると飽きない。淡水水槽も、ライギョとかニジマスとか、いろいろ泳がせて、ええ、ちょっとしたコレクション要素みたいなのもあるんです。

で、なんですが、このアクアリウム内の魚、自分が釣り上げたサイズを反映しとらんのじゃないかな? なんて思っています。サイズ違いで釣り上げた同種の魚を、同じ方向、同じくらいの位置で並べて比較したわけではないので感覚でしか話せないのですが、例えば、最初に釣り上げたマカジキが3メートルちょい。次に釣ったマカジキが3メートル半。結構な差がありますよ。でも、水槽を眺めていても差があるように感じない。マグロでも2メートルから2メートル半くらいまでの差がある個体がいるのに、あんま違いがわからない。ああ、これ、きっと、サイズ差は反映していないな……。まあ、ここまでこだわっても意味ないと思うのでこれで充分なんですが、できたら差が見えたらよかったよね。

いや、ここまでいって、差をつけてますよ! っていわれたらごめんなさいだな。

釣り上げた魚のサイズは、おそらく最大値のみが記録されてるんじゃないかな。魚種ごとの釣った数と最大サイズ。もしこれが、何月何日何時にどこで釣った何センチのもの、みたいに記録されていて、しかもそれを一覧できたら嬉しかったろうなあ。

自分でノートに記録したらいいんやで? まあそうなんですが、せっかくだから記録しといてほしかったなあって、楽したいじゃないですか、思ったんですよ。

釣れる魚は、それこそ巨大魚だと1メートル近くサイズ差があったりするのですが、おそらくでかいほどシビアになっていくんでしょうな! と、それはいいんですが、釣れるのは常に成魚であって、生育途中のものがかかることはありません。このゲームにブリはいないのですが、ブリでいうなら、ブリは釣れてもハマチやツバスは釣れんのです。

そんなもん、成魚が釣れたらそれでいいやんけ。せっかく引いて釣り上げるなら、でかいのかかってくれた方がいいやん。リアルを求めてゲーム性を損なう意味なんかあるのか? ええ、これは自分も思います。このあたりは、たとえリアルといっても、シミュレータじゃない。生育具合を反映するために労力を投入するとして、それでより面白くなるのか? といわれたら、ここは割り切った方がいいだろうなと自分でもそう思います。

実際それをいいはじめたら、韓国沿岸であんなでっかいマグロやロウニンアジ、マヒマヒ、マカジキなんてかかるの? それもあんな頻繁にかかるの? って話になるわけで、リアルを追い求めて、大物はさらにレアになり、釣れるのは小型ばかりか、そもそもまるでかからないとなったらゲームとしてはよろしくないよね。

ゲーム内でのルールでは、魚をリリースすると経験値が入り、キャッチすると資金が得られます。ですが、わりと簡単にレベルは最大になり、得られた資金もほどなく使い道がなくなってしまうのは正直もったいないと思っています。

家具とか買えますが、どうせならアバターまわりに資金を投入できるようにしたらいいのに。シャツやジャケット、グローブ、帽子にサングラスなどなど、アバターを飾り自分らしさを表現したいという人は結構多いと思うんですよ。マルチプレイもできるとなればなおさら。なので、このへん、より柔軟にカスタマイズできたら、自分も含めて喜ぶ人は多いんじゃないか。などと思っています。

自分はあまり気にしていないのですが、サイズだけではなくウェイトも表示してほしいという意見を見たことがあります。実際に釣りをする人だと、ウェイトが大事だろうしなあ。

こうして、いろいろ思うところが出てくるというのは、それだけゲームが面白くて、せっかくだからもうちょっととか欲が出てきてしまうからだと思うのですね。実際、自分もこんなに遊ぶとは思わなかった。本当の釣りをするわけではないから、このゲームがどれだけリアルなのかはわかりません。でも、実際に魚がかかっているわけではないロッドに魚の引きを感じるあの感覚、クロスモーダルという現象なんだそうですが、これが体験できたのは本当に喜ばしい。

VRの面目躍如ですよね。皆にもぜひ味わってほしい! というわけで、釣ろう! みんな、釣りをしよう!

2020年11月16日月曜日

Real VR Fishing

 北米サーバ、めっちゃ話しかけてくる! 相変わらず『Real VR Fishing』の話題です。このゲームにはマルチプレイ要素がありまして、最大4人で一緒に釣ることが可能です。ルームを立てて釣り場を決めて、そこにプレイヤーが集まって釣る。船釣りならルーム主の船に4人が乗るのかな? と思ったら、まさか船が4隻ずらりと並ぶとは予想外。糸と糸がからむとかそういう要素はないので、釣り自体はひとりで釣ってる時とかわらないのですが、当然同じフィールドに他のプレイヤーのファイトの様子も一緒に描画されるから、魚がたてる音やしぶきがまぎらわしい! なので、大物とがっつり対面したい時はマルチは避けた方が無難でしょう。でも、カジュアルに釣りたい時は誰かと一緒にというのも楽しいものです。

ルームにはパスワードをつけることができるのですが、割とパスワードなしのルームも開かれていて、気楽にお邪魔しても大丈夫そうです。最初は距離の近さからアジアエリアをまわっていたのですが、皆さんあまりしゃべらない。軽く挨拶して、あとはそれぞれ自身の釣りに向きあっているみたいな感じ。まだそれほどマルチで遊んだわけではありませんが、参加したルームは英語で会話してましたね。アジアというけど英語圏のプレイヤーが多いのかな? あるいは非英語圏のプレイヤーはパスワードかける傾向が強いとかそういうのあるのかな? わからないのですが、予想していた日本語や中国語、韓国語が飛び交うみたいなアジア感は薄かったです。

マルチプレイでたくさんのプレイヤーと出会うと帽子(アバター用のね)がもらえるので、それ目当てにあちらこちらに入っているんですけど、ちょっと挨拶して、ちょこっと釣って、ふらっと出てくるみたいなことしてたうちに、ちょっと思い立って北米にも足を伸ばしてみたんです。東アメリカだったかな、ルームに入ってみたらですよ、そこにいた兄さんがめっちゃしゃべってくるの! 日本人だから英語がプアーだよ、とか説明するんだけど、大丈夫大丈夫問題ないって、いろいろ話しかけてきて、わーお、英語でのカンバセーションとか何年ぶりだろう! まいったなあ、単語がさっぱり出てこねえ。

その日は淡水で、ルーム主はニジマスを狙ってたみたいですね。自分にも当たりがきて、ニジマス、結構動きますな! 右に左にと動くニジマスの動きについていくべく格闘していたら、まったくかまわず話しかけてきて、ソーリー、ソーリー、アイムビジー、それだけいうのが精一杯。でも、ちょっとしたアクシデントみたいなもんですが、こういうやりとりも面白かったです。

このゲームのマルチプレイは、ルームに入ってみないことには釣り場がわからないとか、いろいろ不便なところもありまして、Joinする前に確認する方法はあるのかな? ルームをクリックしても情報は出てこなかったように思うので多分現状ないのだと思うのですが、今日は海で釣りたいなあ、けどルームに入ってみたら河川でした、となったら即離脱? それはマナー的にはどうだろうみたいにも思うので、釣り場選びたい人のためにもルームの設定がある程度わかればよいなって思いました。

しかし、日本人プレイヤー、いるんでしょうか。まるで出会えそうな気がしません。Real VR Fishing日本人会みたいなものはないものか。

2020年11月15日日曜日

Real VR Fishing

 サメが釣れません! いや、ほんと釣れんのです。今日も『Real VR Fishing』の話題です。このゲームにおけるラスボスとでもいいましょうか、最強クラスの強敵がイタチザメ。海で釣ってると、かかった獲物をかっさらうようにしてかかってくるデカくて黒いやつ。はじめて遭遇したとき、まったく意味がわかりませんでした。軽いな、普通のサイズやな。そう思いながら巻いていたら、突然ジャンプしたその姿がサメ。あれーっ!? こいつ、最初は全然引かないのか! あまりの意外さに驚いて、でもってすぐさま逃げられたのですが、これが勘違い。ええ、突然ジャンプしたと思ったの、最初にかかった小さなやつに食いついてきとる姿だったんですよ。

このアプリ、ゲームとしての仕掛けはそんなに難しくありません。かかった魚を逃がさないよう、リールの巻きを加減してテンションを一定に保つだけ。巻きすぎるとハリが外れて逃げられる。テンションが緩くなりすぎると、またハリが外れてしまう。魚はただ糸を引っぱるだけでなく、左右に走ったりジャンプをしたり、テンションに影響する動きをしてきます。テンションを常時ギリギリまで持っていくと、奥に逃げられた時にゲージを振り切られてバレます。左右に走られたらロッドを反対側に倒して粘り、ジャンプされたら基本跳んだのとは逆方向にロッドを振ってカウンターを入れるのですが、失敗するとここでもバレます。

かかってから釣り上げるまでのアクションはこれだけといっていいんじゃないでしょうか。ただこれが難しいのは、特にハード以上で難しいのは、テンションを示すゲージが表示されないためにロッドにかかるテンションをしなりや振動を頼りに感じとらないといけないところ。でもって、おそらく、サメやマカジキなど大きくなれば大きくなるほどに、テンションオーバーのレッドゾーンが広くなっていくんじゃないか。なので、簡単にテンションが振り切れてしまう。テンションいっぱいに巻けないから、左右に走られた時やジャンプをかわし損ねた時に簡単に糸がたるんでしまう。

わかってるんですけど、それでもうまくいかんのですわ。結局マカジキも1尾しか釣れていません。

やっていればコツもだんだんわかってきます。魚が走った時にしっかり耐えきれたら魚が怯むので一気に巻きとるチャンスなんだけど、大きな獲物は3から4回ほど巻いたら、あとはゆっくりに切り替える。でないと、復活後即走られた時にテンションオーバーするんですよ。

左右に走った時に顕著ですが、走りはじめにテンションが抜けるので、ここで数回巻いてテンションをかけてやらないといけない。途中で方向転換された時もテンションが抜けがちなので、追加で巻きをいれてやるといい感じ。これ、本当は理想的なテンションを保てないのが原因だと思う。でもゲージが見えないんだからしかたない。8割キープしたいところ、多分6割前後でしか巻けてないんでしょうね。

ジャンプの時にカウンターを入れるんですが、ある程度のテンションがかかってることに加えてタイミング、もしかしたら手の振り幅も足りないと、あわせられなくてテンションが大きく抜けます。その場合はもう必死に巻いてテンションを取り戻さないとバレます。カウンターが決まると、バンって音とともに手応えが返ってきて、最大の巻きとりチャンス到来ですよ。普通の大型サイズで10回以上、巨大魚で5回から10回弱くらいは巻ける。けどサメはですね、ここ、5回くらいで様子見ないといかんのですよ。

でかい魚ほど、ノックダウンからの復活がはやい。あと、でかい魚ほど泳ぐ速度がはやい。なので対応のタイミングもシビアになるし、テンションの抜けも大きい、テンション管理も大変になります。なるほどな、だからサメやカジキは手強いのか。と、わかってもちゃんとできない、できないから釣れない。

ほんと、かなり寄せたのに、ぽろっと逃げていかれると座り込むくらいヘコみますからね!

2020年11月14日土曜日

Real VR Fishing

 Real VR Fishing』は難易度最高で遊ぶと楽しい。かかったと途端、沖へと一目散に走り出すてごわいやつを最高難易度で釣り上げることができて気分は最高。エキスパートでの釣果、最初のものと同様にライギョかと思ったらナマズだったという話を昨日していましたが、こういう挙動を示す魚、淡水ではライギョ、ナマズの他にオオクチバス、スカイゲイザーなどがいるんですね。はー、オオクチバスってのがいるのか。同じバスなら有名なブラックバスは、またこいつとは違う動きをしたりするのかな、みたいなこと思っていたんですよ。そしたらブラックバスは俗称で、オオクチバスやコクチバスのことをまとめてそう呼んでるらしいんですね! ええ、全然釣りとか魚とか知らんのです。

釣りの経験はといわれたら、親に連れられて子供の頃に嵐山でちょっと釣った程度。あとは、海辺で宿泊した時にレンタルの竿でサビキ釣りをしたことがあるぐらい。なのでほぼ経験ゼロといっていい。リールやルアーは、見たことがある、触ったこともある、けれど使ったことはない。そんななのに釣りゲームを買ったの!? ええ、リアルに釣りはやらんのですが、ゲーム内の釣りには妙にハマるんです。『時のオカリナ』ではつりぼりに入り浸り、『夢をみる島』でも延々釣りしたりしてた。『ブレス オブ ザ ワイルド』では漁法が抱きとり、というか掴みどりですよね、あるいはバクダン投げ込むとか、そういうワイルドなのしかなかったので、魚はあんまりとらなかったなあ。なんかゼルダばっかだな。

あと、私の釣り知識はほぼ『釣りキチ三平』でできていて、文庫版全巻持ってたりしましてね、最近だと『放課後ていぼう日誌』? でも実際にはまったく釣らない。陸サーファーみたいなもんですわ。

はじめてナマズを釣り上げた時は、ロッドのグレードがC、リールのグレードがAだったのではなかったのかな。これくらいだと、ほぼ限界ぎりぎりでテンションを維持する必要があって、淡水釣りでも相当スリリングな釣りになっていました。その後、資金を貯めて釣具のグレードをアップ。淡水ロッド、リールをともにAランクにしたらですね、淡水魚はずいぶん簡単に釣れるようになって、あまりの違いに驚いたものでした。これは逆に面白みが失せていないか? そんなこと思うくらい。ええ、いつバレるかどうかというスリルが面白い、そういう人は釣具のグレードをB程度に抑えた方がいいのかも、なんて思ったりしたものでした。

けれど、この感覚は海に出たらまったくなくなりました。海の魚、でかい! メートル級の巨大魚がかかれば、淡水ではちょっと得られないタフなファイトになって、これを知るとちょっと淡水には戻れないな! というわけで、ニジマスなど釣ったことない魚がいくつもあるのに、海にばかり出ています。いや、海のラスボスとでもいうべき大物、イタチザメを釣り上げることができたら気がすんで河川、湖沼にも戻るのではと思うのですが、今のところはとにかく海。とにかくデカいのに挑戦すべく毎日のようにヘッドセット被っているのです。

このゲーム、釣果によるランキングがありまして、つい先日はじまった今期シーズンで私100位以内に入っています! わー、すごいー、と思われるかも知れませんが全然そうではなく、80位くらいにつけている私が2500pt前後とっているところ、上位は2万とか3万とかですからね!? なにそれ!? どんだけ釣ってるの!? 漁師なの!?

どんなゲームでもそうだと思いますけど、上位層ってすごいですよね。暇さえあれば釣ってるのかな。ほんとものすごい。

このゲームは韓国のゲームメーカーが作っているようで、なのでロケーションが韓国の河川、湖沼、海なんですね。グエムルの舞台である漢江が第1ステージですね。漢江は夕方と夜のロケーションが選べて、多分夜の方がナマズとかがよく釣れる? いや、昼間でも釣れるからなあ。同じ釣り場でも昼や夕方、夜、雨天など、複数のシチュエーションが用意されていたりするので、その日の気分や狙ってる獲物によって時間帯変えたりできるのが楽しそう。実際の知識、どんな場所とかどんな魚がいるとかがわかったらもっと面白かったりするのかな?

とりあえず今は、わからないながらいろんなロケーション、シチュエーションを試してみるのがよさそう。なんせVRですから、どこいくのも手間かかりませんからね!

2020年11月13日金曜日

Real VR Fishing

 ちまたでは稲作がはやっているようですが、今我が家でもっとも熱いのは漁業です。いや、別に漁船出して漁をするわけじゃないです。釣りでありますよ、釣り。最近、VRで釣りをやっとるのです。

Oculus Quest 2を購入してもう一ヶ月になろうとしています。私にとってはじめてのVRヘッドセット。これでいったいなにができるのか、どんな世界が、可能性が広がろうとしているのか。ドキドキ? ワクワク? しながら、VRChatに参加してみたりビューアとしての可能性を模索していたりしましたが、とりあえずなんかソフトウェアを試してみんといかんな。そう思っていくつか試した無料のアプリのひとつが『Bait!』。釣りのゲームでした。

『Bait!』は『Bait!』でよかったんですよ。それなりに楽しんで、ひととおりのストーリーを終えるところまではいきました。とはいえ、ストーリー部分はちょっと長めのチュートリアルみたいなもんですよね。本来なら、ここから大物を狙ったり、レアな魚を釣り上げたりして、図鑑を充実みたいな方向に向かうべきなんでしょうが、釣りの部分にもうちょっと欲しいと思ってしまったんです。それはリアルな魚だったり、釣り上げるさいのアクションだったり。基本、メーターが伸びたら巻くのをやめて、メーターが下がったらふたたび巻きはじめるというゲーム。釣れる魚も、どういうポイントにはなにがいるとかそういう風にはなっていなくって、とりあえず放り込んだらなにが釣れるかは運次第。もうちょっと駆け引きとか欲しかった。

ということで、もうひとつあった釣りゲーム、『Real VR Fishing』を購入することになったのでした。ただ購入前にちょっと調べました。

参考になったのはこのBlog記事でした。見た目はリアルだけど、結局メーターやインジケーターを見て巻くだけなのであんまり面白くない。というところから、エキスパートモードにしたらまったくゲーム性が違って面白さが跳ね上がるっていうからちょっと前のめりになりましたね。このBlog主さんはかなりやりこんでらして、購入するかどうかを決めるのにかなり参考になりました。エキパートモードにしてインジケーターを消す、あとラインの色も消す。けれど自分にそれでちゃんと釣れるのだろうか。それだけが不安でしたが、慣れないうちはノーマルでいけばいいやと購入に踏み切りました。

とりあえず感覚を掴むために最初3尾ほどをノーマルで釣り上げて、そこからハードに難易度を上げました。同時にラインの色も消して、こうなると確かに難しさが全然違う。いわれるままに竿を振って糸を巻くだけだったのが、糸の張り具合、竿のしなり具合を右手に伝わる振動を頼りに推し量っていくゲームに変貌して、ああ確かにこれはノーマルじゃ駄目だわ。というか、キャスト時にソナー表示のあるハードでもまだ情報過剰で、景色以外まったく情報のない状態でプレイしてこそこのゲームの真価が発揮されると実感させられました。

とりあえずルアーを放り込んでみて、ちょっと巻いて止めてを繰り返しながら水中の状態をうかがうんです。右手の感覚に注意を凝らしていたら、ちょこん、ちょこんと魚がルアーに興味を持ったことがわかります。巻くリズム、竿先を振るリズムを細かくしながら食いつけ食いつけと念じることしばし、竿に伝わる食いついた感覚を頼りに竿を上げてアワセると、そこからは魚との駆け引きとなるんですが、これがまた難しい。

最初はロッドの性能が低いので、引きが強い魚はまったく釣れません。なので資金を貯めてロッドやリールのグレードアップをして、それでもまったく釣れない魚がありましてね、食いついた! と思ってアワセたら、ダーッと沖(川でも沖っていうの?)に向けて走っていくやつがいまして、ちょっとでも強く巻きすぎたらフックが外れる。かといって糸のテンションを弱めにしたら、左右に振られて、とどめのジャンプでやっぱり外れる。こんなん無理じゃない!? と思って、感覚を覚えるために最初の1尾をノーマルで釣り上げましたらスネークヘッドというやつ。

なにもの!?

調べてみたらライギョでした。へーっ、ライギョってこんなに大暴れするものなの!? まったくもって意外。ドロの中でじっとしてるんじゃないの?(ハイギョと混同してる?)

とりあえず感覚がわかったので、ふたたびエキスパートに戻して、何度もチャレンジした果てにようやく2尾目を釣り上げることに成功しまして、この達成感! 釣れた! という感覚は格別でしたね。いやもう、これは面白いわ。とすっかり引き込まれてしまったのです。

ちなみに引きの強いやつ2尾目はナマズでした。ナマズってそんなに大暴れするやつだったの!? 水の底でじっとしてるんじゃないの!?

VRで釣り、相当に面白いです。Oculus Quest 2を買った人はちょっと試してみてください。よければマルチプレイで一緒に釣りにいきましょう。

2020年11月12日木曜日

『まんがタイムきらら』2020年12月号

 『まんがタイムきらら』2020年12月号、昨日の続きです。

『トールさんの通り道』

ライム、この人、人じゃないけど、さすがの強さですね。騎士ケイトに圧倒された!? かと思ったら、あっさり状況ひっくりかえしちゃって、これ、敵対していたなら危なかったのでは? むしろ今は友好的だから魔族がなにを目標としているか、かつてどんな世界を目指そうとしていたかなどなど、世界の秘密? 歴史について教えてくれて、その上、ケイトたちが必要としている原石までくれたっていうんだから大サービスです。

しかし、この世界の人たち、日本語を話していたんですね。そうでした、リセと普通に言葉が通じていましたね。その理由も判明して、いよいよといっていいんでしょうか、なにか核心に迫っていきそうな予感がしています。というか、リセの一旦帰国やユウの身に刻まれた印、加えてサラとサラに指示を出す魔王代理のサイド。これら、個別に動いていくとは思いにくいですよね。いずれなんらの関わりがあることが判明する、あるいは持つようになると思わされて、いずれにしても剣呑。ここでトールがいかなる役割を担おうというのか、それも気になるところでありますね。

『さかさまロリポップ』

柚希、今日は留守なんですね。学校の泊まり行事で留守にしているのですが、宿泊先でやたら詩月のこと心配している柚希が面白い。柚希の代わりにといって家に泊まりにきている穂澄、この子にお姉ちゃんの座を取られちゃうよっていわれて焦ってみせたりね、どこまで本気なのだい? わかんないんですけどさ、穂澄は穂澄で姉っぽく振舞いたかったのにうまくいってなかったり、この双方どちらもあたふたしたりしてるのが面白くって、で、肝心の詩月はというと伸び伸びして余裕なんですよね。

観葉植物の中村ちゃんとか、これまでを知っていると面白い要素があってなんか嬉しいですね。でもって、夜、姉サイドと妹サイドで写真のやりとりするとかさ、こういうのも楽しくて、外泊で直接会えないのは寂しいかもだけど、こういう普段とは違う交流ができたのはまたいい思い出になったんじゃないかなって思えるようなよさありました。ええ、やっぱり詩月、余裕ですよね。怖るべき子でありますよ。

『下を向いて歩こう』

シエルから預かったウランガラスを海に落としてしまった! 早朝、潮の引くのを待って、ひとりガラスを探そうと海岸に降りた硝子、そこをシエルに見つかってしまったっていうんですね。なんでこんな時間に!? 互いに問うのだけど、その理由がつらい。硝子はシエルのウランガラスを落としてしまったことを告白して素直に詫び、シエルは責めないんですけどね、でもそのこともまたつらいよね、硝子。

ふたりで夜明け前のビーチで探し物をする途中、シエル側の告白があって、白浜を離れるということ、離れたくないんだって泣いてしまうシエルに、もう胸のしめつけられるような思いでしたよ。もうすぐお別れになるからと、こうして一緒に探すことも思い出になるのだと、懸命に笑ってみせるシエルがなおも涙をしぼって、そして硝子もですよ。ええ、ふたり、すっかり互いに大切な友達になりましたね。それだけに、この夜明けの光に輝いてその存在を示してくれたふたつのガラス片。ふたり、それを交換しあって、そうしたらきっと忘れないって、このくだり、本当に感動的でした。

しかし、このふたり、本当に離れ離れになるんでしょうか。なるのかもしれない、ならないのかもしれない。いや、なるんだろうな。でもこのふたりなら、きっとどれだけ離れたとしても大丈夫という気がします。

My Private D☆V

『のむラリアット!』作画担当のこんぱるです。

しかし今回、えらいのきましたよ! 「泣いて嫌がる女の子」って、酷い目は勘弁してあげてー! というわけで、『のむラリアット!』主要勢が涙目披露してくださって、怖さに怯える!? 痛みに耐える!? それぞれに、それぞれの違ったニュアンス、テイストの泣き顔。確かに力はいってるだけあって、訴える力あるよなあ!

それだけにまた思うのですよ。ほんと優しくしてあげて!

2020年11月11日水曜日

『まんがタイムきらら』2020年12月号

 『まんがタイムきらら』2020年12月号、昨日の続きです。

『夢見るルネサンス』

リーチャ、自由すぎる! 桃花の家でパーティをやるというので、お招きされたリーチャたち。ひとり桃花宅に向かうリーチャがウサギと出会ってさあ大変。もう頭の中はウサギでいっぱいになって、スケッチしたいと追い回して、おいおいこのままじゃあ穴に落ちて不思議の国にいってしまうよ? いえいえ、そういうことはありませんでした。むしろ日本のお月見、意図せずひととおり体験しちゃうっていうんですね。

ススキの茂みを突き抜けて、コロッケ屋さんからお団子をわけてもらって、そして店長さんと一緒に月を眺めて。月見という風習を知らず、風流とかを意識していないリーチャですが、そのかわりに月明かりを頼りに絵を描いていたルネサンス時代を思い出すというのがね、おお大変だったなあって、ちょっと今の時代に生きているものには想像するのも難しい、そんな社会だったんだろうなって思ったりしましたよ。

そして桃花の家に到着。すごいな、桃花の家。和風の離れとかあるのか。そこでお月見の趣旨を知らされるリーチャ。あんまりピンときていないその様子が愛らしかったです。そしてウサギとも再会。なんか、いろんな要素がコンパクトにまとまってるの、こういうの好きなので、ちょっと嬉しくなりました。な〜んと!!!

『星屑テレパス』

瞬さん、なんとまあ色っぽい! さて、今回は瞬さん大活躍でしたね。モデルロケットの選手権、モデルロケットのライセンスが必要だっていうので、急遽皆で4級をとらないといけません。というんですが、瞬が3級所持者。しかも指導講師ライセンスまで持っていて、瞬さん有能すぎ! 瞬の指導を受けることで部の皆、4級ライセンスを取得できるってわけよ! かくして最低ひとりの3級所持と全員の4級所持という競技規定はクリアできて……、できてというのですが、海果、えらい苦労したんだね……。エンジンの不着火とパラシュートの不展開が多すぎてっていうの、そうか火薬が怖かったか。でも、それでもよく頑張りました!

前半がライセンス取得の話とすれば、後半はライセンス取得のお祝いにかこつけて瞬の誕生日祝いですよ。といっても瞬の誕生日は2ヶ月前だったっていうんですけどね。それでもみんなで祝いたかったって。全然素直に喜んでくれない瞬だけど、それはそれで嬉しそうですよね。そしてプレゼントは瞬の好きなプラモデルで、おお、このチョイス、いつぞやのおでこぱしー! ほんと、これまでのいろいろを今のこの瞬間に繋げてきて、かたくなな瞬も押し切られるみたいにしてだんだんと打ち解けそうになってきているの、それがとても喜ばしい。いろいろと理由つけて、嬉しくないんだって、そう思おうとしている瞬の、けれど気持ちがちょびっと表情に漏れてきてるみたいなところ、いいなあって思ったんですね。

いつか瞬も、なんのわだかまりもなく素直に気持ちをあらわせるようになれるといいですね。その時には海果ももじもじしないで思ったままに思ったことをあらわせるようになるかな? ふたりともに、少しずつ進んでいけるといいね。

『しすぱら!』

みみたん! その距離は膝壊さない!? いや、毎日10kmランニングなんていうからさ。たくさん食べてたくさん動く。さらにはどの教科においてもそつがなく、まさしく文武両道。今日からココと一緒に学校に通うことになったみみのことを若干心配していたココだけど、もう全然心配いらなかったよね。というか、むしろココの方が心配よ。あまりのいたらなさに自己嫌悪するココの姿が痛く胸に迫って、おおココさん元気出して! でもそんなココのいいところ、才能? それがきっちり描かれたの、嬉しかった。とはいっても、ココ、自分の長所、能力にはとんと無自覚なんですね。ああもったいない。気づいて活かせればいいのに!

ココの無頓着、どうも自分の長所に対してだけみたいな感じですよね。みみのことによく気づくのはこの子の場合当然として、自分の過剰な行動にぎりぎりでストップかけるところや、なにかしゃべろうとすればみみの話になってしまうの気づいてるところを見るに、わりとしっかり自覚してるんですよね。姉についても、ちゃんとよく見て、感情に流されず、しっかり公正に評価してるでしょう? 

ちょっとみみたんがらみとなるといきすぎるきらいはあるけれど、いろいろ気づけるところ、人のよいところを見出せるところ、これはココの長所でありますよね。そういうのがちらほら見えた今回。ココに対する好感、より強く感じられるようになる、そんなエピソードだったと思います。それだけに、ココが自分のよいところにもちゃんと気づけて、いつしか自信を持てるようになってくれたらなって、そんな思いもしたのでした。