2025年4月24日木曜日

『まんがタイムきららフォワード』2025年6月号

 『まんがタイムきららフォワード』2025年6月号、発売されました。表紙は『球詠』。詠深と珠姫が放課後いっしょに下校する情景。アイスなど買いましてね、並んで歩く至福の時間。詠深は珠姫に甘えちゃって、横から味見としゃれこみまして、驚く珠姫。これは、アイスをとられたからなのか、あるいは詠深との間接キスが成立しちゃったがためなのか。どちらかは神のみぞ知る、といいたいけれど、その表情、紅に染まる頬、おのずと答は出ているのですね。

今月は新規ゲストが2本です。

『でこぼこ!』

人は自分にないものに魅かれる? 身長180cmの女の子、永守菜々香は料理とかわいいものが好き。対し身長140cmの氷室水仙は食べても食べても胸にも身長にもいかないのが悩み。そんな対極的なふたりは、互いに相手のことが気になっていて、それも恋愛的な好きなのですかい? でも、こんなに対照的なのにどこかしら似ているところもあるようで、それは自信のなさ? 自分なんかが気になるあの子に好かれるだなんてありえない。

そう決めつけて、話しかけることさえもできずにいるのです。

ふたりにはいい友達がいましたね。ちょっとお節介ともいえる。でも、友達ふたりが策を弄してくれたおかげで、菜々香に水仙、ふたりは素直に自分の気持ちを伝えることがかなって、相手のいいところをちゃんとわかってるって知ってもらえることができたのですね。

とはいえまずは第一歩。これからよりいっそうに仲よくなれるかな? ええ、なれそうな予感がしますよね。

『ももいろゆきいろ。』

転校生の乙葉ももには秘密がありました。それは吸血鬼であるということ。魔界での大人の試練を乗り越えるために人間の世界にやってきた。人の血を吸うことで大人と認められる。けど誰でもいいわけじゃない。自分にマッチングする相手、よい匂いのする相手として選ばれたのが月野雪。吸血以外で危害は加えない。吸血させてくれたらかわりになんでもする。

こうして吸血するされるの関係になったふたり。最初は血を与えるだけの関係だったはずなのに、だんだんももに魅かれていく雪であります。仲を深め、いつしかももが他の誰かと仲よくしていると、とりわけ吸血の真似事なんてしてるの見てしまうと、嫉妬の炎に焼かれてしまう。

たとえ役であっても他の誰にももうしないからと約束したもも。これからはより親密の度を増して、いつしかただならぬ関係に。しかし好事魔多し、吸血の関門を突破し大人と認められたももは、魔界に帰ることに!? ああ、ここに別れの予感などするというのですね。

けれどすべては杞憂に終わり、ああ、ももと雪、ふたりの縁はこれからも続くのですね。どころか、ふたり、相思相愛と判明したことで、よりより深い関係への進展もありうるというこのラスト。ああ、本当にナイスカップルだったのですね。

2025年4月23日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年6月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年6月号、昨日の続きです。

『お嬢+ギャル!〜お嬢様、ギャル絵師と同人活動はじめます!〜』

るりりに請われて同人誌のイベントにやってきた蝶々です。詳しい風を装っていますが、蝶々にとってもはじめてのイベント? イベントどころか慣れない公共交通機関の利用で、到着時点ですでに疲れ果てているんですね。

そんな蝶々がオタバレを怖れて変装です。帽子に眼鏡、めちゃくちゃかわいい。

そしてここからがイベントの真骨頂。パンフレット購入しての入場。長い行列の果てにふたたび待機場所にて待たされる。懐かしい! そうだよ、大きめのイベントとなるとこんな感じでした。なんだか思い出してきましたよ。でも、手をあげるとかはやったことあったかなあ。

会場内でも楽しそうでなによりですよ。たった一コマ、セリフもないけど推しのカナンがいるならと、買い占める勢いで買っていく蝶々。あのテンションの上がりっぷり。すばらしいな。そうです、私はテンション上がってるオタク女子が好きなんです。テンション上がりすぎてちょっとおかしくなってるくらいが好み。ええ、蝶々、そしてるりりも、実に素敵なテンション感でした。

で、ここにもうひとり加わるというのですから素敵です。なんと委員長、オタバレ! しかもBLの者! すばらしい。ああ、本当にすばらしい。委員長のハイテンションもいつか必ず見せてくださいましね。

『てくてくっ!秘密リサーチ』

修学旅行も二日目。タクシーでまわるグループ行動なのですが、ひぐれたちともなれば一味も二味も違います。

タクシー運転士も驚く意外なチョイス。なんと、京都の近代建築を見てまわろうというのです! って、確かに修学旅行のコースじゃないな! でも実際、京都の近代建築は有名で人気。自分もいくつかの場所は覚えがありますよ。とはいえ、いきなりの京都府庁旧本館。ここは知らないんですよね。ネオ・ルネサンス様式の建物。近代化をはかった京都の歴史が、こうしていくつも残っているというのですね。

琵琶湖疎水で水路閣、となれば発電、日本初の電気鉄道というのも自然な流れ。平安神宮に古い電車が残されてるんですよね。他にも烏丸通に路電を飾ってるビルがあったりと、今なお懐かしまれているんですね。

Train car of Kyoto City Tram

旧日銀京都支店の建物は今は博物館になっていたりして、今も実際に触れられるようになっているのもまたよいところ。そうしたちょっと異色な修学旅行、こうしてひぐれたちに連れられるようにしていろいろ見てまわることができたのは、私にとっても楽しい経験となりました。

いやほんと、ちょっと違った視点からの街歩き。実に魅力的です。

『SAN値直葬!闇バイト』

輝くトラペソヘドロンに潜入したくてら。人間の手下を調達して暗黒ぬいを奪おうとしているのですが、よりにもよってダゴンを選ぶ!? しかも店長の防犯システムをクトゥルフの力でもって無効化し、さらにはかれんも無力化!? ああ、この妖しい店で妖しい客を迎え入れるには、かれんはあまりにも普通の人すぎた!

店長あるいはあかりがいないことには、くてらには対抗しきれまいぞ。このままかれんは、腸にからめとられたまま、生き血を絞りとられてしまうというのでしょうか!

かれんのピンチに現れたのが我らがあかり。元気で危険なおねーさんですよ。くてらが警戒する相手。即座に排除しようとするも、配下のショゴスでもって撃退。残念ながらくてらにはダゴンの暗黒ぬいを奪われてしまうのですが、強盗を働いた下っ端だけは確保。いや、死体なんですけどもさ。腸がこぼれた酷い姿で取り残されて、ああ、憐れなり。

でもこの子、店長の手によって蘇生させられるのですが、よかったね、命が助かって! と思いきや、これ、ゾンビなの!? この店で永遠に使役されるの!? いやあ、あのまま死なせてあげたほうが温情だったのではないか。ほんと、愚かな選択をした自分に非があるとはいえ、あまりにあまりの処遇でありました。

2025年4月22日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年6月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年6月号、一昨日の続きです。

『スポチャン!』

大学生の大会を見学にいくももです。誘われたのはレイなんですけど、自分より弱い人たち見ても……、なんて失礼な理由でももに譲ったのですね。運営事務局には自分から伝えておくから、といって思いっきり忘れたのが朝比奈レイ。おかげでももはレイと勘違いされちゃって、でもお互いに勘違いに気づかないまま交流は進行する。

ああ、この喜劇よ。でもそのすれ違いがあったとしても、充分実力を発揮してみせたももは見事でした。いや、これもしレイだったら返り討ちだったのかな!?

しかし大学生の選手たちも個性的でしたね。もももいうように、変な人多いかも。いや、君も充分その権利ありますよ? 絶壁、いやさ鉄壁の騎士にバキバキラリ。このきらりさん、長槍を使って高速で突きを繰り出してくる、まさにフィジカルあっての強さを見せつけて、おお、あの回避に定評のあるももでも避けきれなかったのか! いくらももが強くなってきているとはいえ、上には上がしっかりばっちりいるのですね。

きらりのフィジカルアドバイスを受けて筋トレに開眼したももです。アメリアのブートキャンプに入団することになったのですが、あかんがね、あかりで1分、ももで5分。脱落までがはやすぎる! これはアメリアがよほど身体能力にすぐれているのか、あるいはあかり、ももが劣るのか。とりあえずスポチャンだってスポーツなんだから、基礎体力つけたほうがよさそうですね。

『魔法柴犬★はなまる』

必殺技を開発したら、さっそくそれを使ってみたくなるってのが人情ってもの。これって刃物を持ったら切りたく、銃を持ったら撃ちたくなる心理!? 危ない! でもこの漫画はほのぼの魔法少女もの。そんな危険なシチュエーションになどなりますまい。

と思ったら、なんと緊縛からの脅し!? 予想外の展開がやってきちゃいましたよ。

戦う相手はニャンダーズ新幹部のアイビーさん。スタイリッシュなお姉さん、と思ったら、わりとやられキャラ? 一方的にはなまるの攻撃受けて、衣装破壊が進んでいく。さらには自分の出した綱でもって自分自身がからめとられて、冒頭の緊縛ははなまるじゃなく自分でやらかしたというんですか!

なんともお騒がせお姉さんなんですね。

しかし、一番のお騒がせは愛莉でしょう。この子には美意識がある。望む戦いのかたち、望むシチュエーションがある。アイビーは愛莉の美意識にまったくもってそぐわない。いわば水と油の戦闘に、勝ってもなんだか不完全燃焼。やりたかったことが満足に達成できない、苦い勝利となっちゃった。ああ、こだわりが強いといろいろ大変です。

『ななどなどなど』

小町ちゃんがいうのです。高山萌、脈なし! ああーっ! なんて悲しいのでしょう。気持ちと気持ちが寄り添って、萌とるるに友情を超えた感情が芽生えたりはしないというのですか! がっかりだっ! じゃあ、失意の萌を小町ちゃんがなぐさめて、そして……、みたいな展開もないだろうなあ。

と、四方八方塞がりの萌の恋路なのですが、それでもこれまでの関係までなくしてしまうのは嫌すぎる。ここでふたりの間に立って、なかだちしようというのが小町ちゃんなんですね。ああ、小町ちゃん、がんばってます。これまでの、自分ひとりが駄目を背負っているような、そんな子ではもうないのです。友達が大変なときには、手をさしのべ助けるのも厭わない。小町が素直にいうように、友人間の不和が気まずいから、自分のためにもはやく元に戻ってほしいのでしょうけど、でもそれ結局は自分のためだけじゃありませんよ。ええ、小町ちゃん、がんばりました。

小町にせよななどにせよ、一種空気を読まないところがある。エゴイスティックな振る舞いが義務づけられてると小町はいいますが、でもこれ、大切なことだと思う。ここぞというときに気を使って、配慮して、手を打てないでは意味がない。だからこうして自分のためといいながら、友達のために打って出た小町の姿は素敵でした。ええ、この子、成長しているんです。

るるを支えるのは小町だけじゃない。新たなクラスで仲良くなったみちゅもるるの背を押すこととなって、そしてるるの思いは高山萌の心の姿に届く。これまでずっとわからなかった萌の本心、そのいつわりないところに触れて、ようやくるるは動くことができた。これまでとは違うるると萌の関係が今はじまろうとしている。ええ、ふたりにとっていい関係のはじまりとなればいい。そう本心から思います。

『追放令嬢は技能実習生になりました。~アーシャさまは野菜畑から逃げ出したい~』

アーシャ様にクロエ、ミーラの3人、日本の旅館初体験でありますよ。アーシャいわく、自分の実家より小さい。そんなアーシャが堪能する畳。ああ、この子、すっかり日本に順応してますね。

温泉旅館でそれぞれの性格がはっきりするの面白い。クロエ、ほんとに待てない子なんですね! さっそく温泉にはいりたい。宿に到着即ですの!? せめてお茶にお着き菓子で一息ついてからゆっくり入浴しましょうよ。とミーラがいっても、五分しか待てないの!? ほんとにせっかち。アーシャにミーラ、ふたりを同時にあきれさせたのは実におもしろかったです。

いつもは畑で労働にいそしむこの子たちが、仕事をはなれて打ち解けた時間を過ごしているの、見ているだけでほのぼのでした。技能実習生には技能評価試験がある。実家で農業に触れていたミーラはともかく、アーシャの自信はどこまで信じたらいいのかな? そして危機意識がはたらくクロエ。こうしたやりとりもよかったですよ。

部屋での様子もいい。夕食を楽しみにしているアーシャもかわいい。でも野菜はやっぱり駄目なのかあ。きっと、その天ぷらとかおいしいと思うよ? でも食べられないのはしかたないなあ。とはいえ、野菜を作っているアーシャ。少しずつでも野菜を口にするところ。やっぱりちょっとずつでも変わっていっているんですね。

そして最後に日本の文化、お土産についてのアーシャ様のお言葉です。クソみたいな文化ですわね…。うわ、ヤバい! 思わず共感しちゃった! 自分もわりと追放される系のポジションかもしれません。

2025年4月21日月曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2025年4月20日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年6月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年6月号、昨日の続きです。

『子供部屋ドラゴン』

ま、またこじらせ女子が増えた! 

前回がひまりに焦がれる幼なじみのみうなら、今回はぎゃおに歪んだ感情傾けるやはり幼なじみのさっちゃん。ぎゃおよりもいつつも幼い子なのだけれど、一種の天才? 10歳にして大きめの異世界を攻略。しかもこれ、最速記録なのか!

自分よりいつつも小さな子がそれだけのことを成し遂げている。あまりにあまりのプレッシャー。現実のつらさを受けとめきれなくて、ネットに逃避するぎゃお。わかる……。わかるよ……。でも、この悲しい現実。これが一種仕組まれたことだったなんて! 見栄っ張りで、自分の駄目さを直視できないぎゃおお姉ちゃんに、自分の活躍見せつけて追いつめることに暗い喜びを感じているのですか、さっちゃん! 弱々しくもおろおろしているぎゃおの姿を前に、ひとり喜びにふけっているだなんて、ああ、なんて悪い子なのでしょう、さっちゃん!

でも、これ、歪んだ愛情だっていうんだからすごいよなあ。いやね、一番自分がぎゃおの近くにいると思ってましたよね、この子。でもそうじゃなかった! 知らないうちにそうじゃなくなってしまってた! ぽっと出の女が! ひまりが! 大切なぎゃおと一緒に! お風呂はいったり! あまつさえキスなどかわしたりなんぞして! ああ、ああ、さっちゃん、泣いて帰っちゃったよ!

でも、ほんと、こんなにいっぱいこじらせ女子が出てきて、どうする、どうなるこの漫画。ぎゃおとひまりが結ばれる影に泣く女が3話にしてふたりですよ!? いやもうどうしよう。ええいああ、こうなったらひまりさん、全員まるごと攻略してくださいな!

『プロジェクト・ユリフォーミング!』

リリーの宇宙船の修理が終わりましたよ! ああ、これでリリーともお別れ。騒がしかった毎日もこれで終わりと、温泉にて疲れを癒さんとするイオリです。

同行者はリリーにルナ。ああ、リリーもいうようにイオリとルナの親密度が上がったりするのでしょうか!? と思うも、この温泉旅行がルナのコンプレックスを刺激してしまった!? いや、いいじゃありませんか、ルナさん。貧しいとかそんなことありませんよ。シルエットの美しさに自信持ってくださいよ。ええ、平らかにしてうるはし。ルナもリリーもそのままで素敵、いやそのままが素敵なんですよ。

喧嘩の絶えないふたりです。つまらない勝負しちゃって、それでのぼせてルナが倒れちゃって、ああ、やはりこうしてふたりの仲は深まるリリね!? と思いきや、変わらず喧嘩を繰り返すふたり。ああ、素直になれない気持ちと気持ちの相克! このふたつの気持ちがひとつになって百万パワーを記録するのはいつになることでしょうね。

さて、宇宙船が直ってリリーはこの地を去るのかと思いきや、ただ直っただけか! このままイオリの家に住み続けるのか! というか、ママさんとめちゃくちゃ仲がいいな。ともあれ、この状況がまだまだ続きそうで一安心。でもリリーのもとに招かざるものが来訪しそうリリよ?

『エイティエイトを2でわって』

寶示戸神音のリサイタル。あまりの演奏のすごさに、美弦の瞳孔は開ききっちゃうわともう大変。心配していた奏は、よかった、大丈夫でしたね。打ちのめされたり、倒れたり、立ち直れなくなったりしないかなって心配していたんですよ。でも寶示戸神音の追い討ちが! なんと、ステージを終えてすぐさまロビーに登場。着替えがはやいね!? 奏の前に現れたというのです。

美弦もろとも、奏を楽屋へと招く神音です。まずは奏がお礼とお祝い。ここからの会話から見て、神音からしても奏は特別な女の子だったみたいですね。でも、奏の手に触れて、神音、奏がピアノをやめてしまったことに気がついてしまった。

自分のせいでピアノをやめる子がたくさんいたと振り返る神音。奏もそのひとりになってしまった? すっかりふつうの人になってしまったという奏を、自分の側に引き戻そうという神音。連弾を申し出て、しかしこの体験は奏にどのようなショックをもたらすのか。

ピアノに向きあえなくなってしまった奏を、ふたたびピアノに向きあえるように癒した美弦との連弾。神音との連弾は、奏をどのように変えるのか。またも打ちのめされる? あるいは美弦との関係をより大切に思うように? ちょっとはらはらの展開。ああ、奏よ、どうぞ無事でいてと願わないではおられません。

2025年4月19日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年6月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年6月号、昨日の続きです。

『性別不明な殺し屋さんがカワイすぎる。』

おお、皆で田舎は昼日中家へと向かいますよ。電車を乗り継いでの旅はユーリにとってはじめての体験。自動改札に驚いていますけど、それ以上にわくわくしてる様がかわいくって、おや、シャツの裾が出てるじゃありませんか。これはオシャレなのか、あるいは気がまわってないだけなのか。どちらにしてもカワイいなあ。でもって昼日中倫は美人さん。この4人、実にはなやか。それぞれに違った魅力あって素敵なんですよね。って、ここまで書いてまだ扉を抜け出せていないのか。

さて、皆が想像していた倫の父母。放任主義との話だったけれど、家族仲が悪いのかな? 子供に興味がないとか? みたいなこと思ってたら、全然違うな! お母さん、すごい穏やかな人じゃんか。それに面倒見もよさそうで、さらに加えて娘のこと大好きそうじゃん。これで放任主義ってどういうこと? と思ったら、わりかし肝っ玉母ちゃん系なの? 多少のことでは動じない。娘が友人たくさん連れてきても気にしないし、メイメイと同居してること知らされてもまったく問題にしない。

そうかあ、こういうお母さんはいいですなあ。倫がやたら自由奔放なの、このお母さんに育てられたからなんだなあって納得でした。倫のお父さんも優しくちいさなことにこだわらないタイプみたいで、ああ、ほんとのびやか。この実家で見せる倫の表情も、いきいきとしてほがらかで、すごく魅力的。ええ、いいお家なんですね。

みたいなこと思ったとこで、イナゴの佃煮が放り込まれるのか。つくしはおろか、メイメイまでひるんでますやん。相当ですね。

この皆で一緒に昼日中家への帰省。ああ、互いを知りより仲を深める、そんな様子がすばらしい。みたいなこと思ってたら、こごみーっ! いやもう、つくしさん、妹を忘れたりしたら、こごちゃん泣いてしまいますよ!?

『へるしーへありーすけありー』

七草がおかしいらしいんです! だって、あの不健康の極みみたいな人がですよ、へそ出しでヨモギの働くカフェにやってきた。しかもいきいきハキハキとして、まるで七草じゃないみたい! って、いやこれ、絶対七草じゃないな。なにかがバケている? ヨモギのしっぽの毛をむしったときに確信しましたよね。これ、ぜったいヨモギの関係者だって。

親兄弟かなんかなのかな? と思ったら、ああ、そこまでじゃないんですね。カラスの妖怪、ミカンさん。こないだの百物語で呼び出されたというのですが、あんまり凶悪なやつではない模様。ただ、タチは悪いっぽい。ヨモギのみならず吸血鬼のエドのこともおちょくって、こういうところが面倒がられている? いや、わりかし同類よね。適当で最低とか酷いこといわれていますけど、いやまあきっとそのとおりなんだろうなあ。

そのミカンがですよ、ヨモギからマントを奪おうとしましてね、お願いだから返してあげてと七草も懇願してくれたら、かわりにいうこと聞けなんていうんです。いやーっ! なんか大人な展開になっちゃうの!? って思ってしまったのはヨモギと違って、七草もミカンもいい感じのお姉さんだからだろうなあ。けれどなにを願うのかはわからない。次回が楽しみでありますね。

『夢路あかりと魔法の本』

森から脱出した3人です。もといた場所に帰ることはもうかなわない? 不安にかられる3人なのですが、いまわかっていることからいろいろ推察して、これからどうするかを考えるのですね。鍵となるのはメイの記憶。森しか知らないはずのメイなのに、森の外のことを知っていた。この事実を手掛かりにいろいろ思い返してみれば、気になる女の子の情報が。

夢に見る子。名前はあかりちゃん。ああ、タイトルにある夢路あかりか! その子とメイの関係が、この世界を知る重要なファクター? まずはあかりちゃんについて知らなければならない、ということでメイを眠らせてあかりとのコンタクトをはかるのでありました。

こうしてわかったあかりの手掛かり。メイの持っている本はあかりから渡されたもの。あかりのもとへとメイを導くものだという。その本の魔法で、あかりに自分の居場所を伝えようとしたメイに応えるように、光る尖塔。そこにあかりがいる? 次の目標が決まった。と思いきや、メイのざわめく胸中。さらに3人を追わんとする人の姿!?

いやはや不穏! 不穏であります。これ、単なる杞憂に終わるのか、あるいはよりいっそうの危機に彼女たちを追いやることになるのか。なかなかにハラハラさせてくれるのです。

2025年4月18日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年6月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年6月号、発売されました。表紙は『ぼっち・ざ・ろっく!』。かつてここまで後藤ひとりが美少女感押し出してきたことがあったでしょうか!? 喜多ちゃんプロデュース。服をかわいくして、髪もかわいくして、爪なんて塗っちゃって、これがひとりの自意識になにか働きかけるのか、変化をもたらすのかはわからないけれど、ああ、後藤はもっと自信を持つといいと思うのですよ。楽しそうにしている喜多ちゃんもいい感じ。ぱっと見、内気でおとなしい子を綺麗にしてくれている、そんな友情感じさせるイラストでした。

『アイドルビーバック!』

ライブの準備は進みます。カラオケ店に繰り出して、セットリストをどうするか打ちあわせするのですね。

アンコール入れて14曲。現在持ち曲は4曲だけ。あと10曲どうしよう、というのですが、さすがに椿を酷使するわけにはいきません。なのでカバーでしのぎます。好きな曲なら歌う方も準備がスムーズ。知ってる曲ならお客さんも楽しいと、双方にとってメリットありというのです。

3人で歌う曲を決めていくのですが、ここで椿がかつてないほど強い主張をするんですよ! そ、そんなにブラックカメリアPを押し出されるの嫌ですか!? あの鬼気迫る表情! すごく、すごくよかったですよ。凛々し厳しかわいいです。

さて、ソロカバーを決めていく、そこでそれぞれの持ち味が見えるのおもしろかった。あんじゅの選ぶ歌はアニソン、ゲーム系がたくさんで、ああ、知ってる曲あるよ! と思ったら続くトモコ様で全滅! で、じうじうはどうかと思ったら、わかるぞ、私にも歌がわかる! 昭和の名曲がずらりと並んで、えらく意外でけれど納得のチョイスだと思ったら、ああ、ファンのタコ村さんが歌ってほしいとリクエストしてくれていた曲なのですか。

これ、実際じうじうが歌ってくれるとなればタコ村さんの情緒振り切れるかもしれませんよ!

『神絵師のおしごと』

神社にやってきたさョちゃん。さっと姿をくらませたのですが、偵察? あるいはカチコミ? と思いきや、お詫びにやってきたの!? 話が通じないほど自己評価が低いぞさョちゃん。そんなさョちゃん、本物なのかといぶかしがるシロに、腿のほくろがその証拠! で、顔がへっこむほど殴られてしまうもみじ。君は昭和のギャグ漫画キャラなのですか!

さョちゃん、ここにきたの、もみじの本を見て、思い出すことがあったからだったのですね。この神社に覚えがある。で、やってきたら本の作者だけでなく神やら神使やらに出食わしてしまったというんです。でもこの邂逅が、さョちゃんに自分とこの神社との関係。祖父のこと、そして父侘助のことを知らせることになって、これはもはや縁なのでは!? ここから、より深いつきあいが始まるってことじゃないんですか!?

と結論を急いでもしかたないんですが、帰ろうとするさョちゃんにツバキ様がおっしゃるのです。以前ここで誰かと出会ったことはないか。その言葉の意味するところ。それはツバキ様とさョちゃんがかつて出会っていたということ!? わからない。今はまだなにもわからない。しかしこれは、縁といっていいのでは!? ということは、これからより深いつきあいが始まるってことじゃないんですか!?

『わたしにプールは狭すぎた!』

将来を嘱望された水泳選手でありながら、頭をぶつけて溺れて以来、水が怖くて泳げなくなってしまった。冗談みたいな、出落ちみたいな話かと思ったら、ぜんぜんそんな軽い話じゃなかった。泳ぐことを忘れてなんていないのに、思うように体が動かせない。顔を水につけることもできない。水着で登校してくる天野しずくにいら立ちを覚えたのも、泳ぎたくとも泳げない、そうした気持ちがゆえだったのでしょう。

そんな小波にしずくがいうのです。じゃあ泳ごっか。楽天的なしずくに誘われ、水にはいってみようか迷った小波。けれど気持ちはそれと決まらず、逃げ出してしまった。

小波を追うしずく。追いつかれて驚いて、海に落ちてしまった小波をしずくが優しく抱きしめる。大丈夫、大丈夫と包みこんでくれる抱擁に、小波、水への恐怖がなくなっている自分に気がついて、ああ、こうして小波はふたたび泳ぐことができるようになったのですね!

と思ったら、しずくの近くにいないとダメなのか! 離れると怖い。泣きそうになるほど怖い。けれどしずくに近づくと大丈夫。そしてふたり手を繋いでのスイミング。ああ、このずっと取り戻したかった感覚にふたたび触れられた小波の喜び。その気持ちの満たされてゆく様。感動的でありましたよ。

これからの小波の活躍。しずくの近くにいないと駄目という問題はあるけれど、ここからどうやって過去の感覚を取り戻していくのか。恐怖から解放され自由になっていくまでの物語。まさしく期待ってやつであります。

2025年4月17日木曜日

今日は休みます

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2025年4月16日水曜日

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2025年4月15日火曜日

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2025年4月14日月曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第63話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

セリナが緊急避難してきた秋山家。もしや中村との同居がバレてしまうのでは? 危ぶまれるのですが、セリナに彼女がいるのではないかと疑われるも、中村がぐちゃぐちゃにしてた漫画の巻数が即座に疑惑を晴らしてくれた。

中村さん、グッジョブ! といいたいところだけど、はたしてこれはグッジョブといっていいものか。

しかし相変わらず中村さんがかわいい。秋山とセリナが懐かしゲームで盛り上がったら、あからさまに嫉妬。で、渾身のパズルゲームネタが通用しなくてびっくり! というか、自分もびっくりですよ。あのキーホルダー、今の大学生にはわからないのんかあ。そうかあ、秋山たちのさらに上の世代のブームなんですね。

秋山の注目を集めるセリナにやきもち焼きっぱなしの中村。あんまりにも悔しいからか、体感スポーツゲームで対戦を申し込んだりしてさ、このへんのくだり見てると、中村の方がずっとこどもっぽく見えちゃって、かわいいんだけどさ、かわいいんだけどさ! それでいいのですか、カリンお姉ちゃん!

で、堂々負けてしまい、秋山をリベンジマッチに巻き込んでいく流れ。ほんと、これじゃ秋山の妹みたいだよ!? それもセリナの下の妹みたいになっちゃってるよ!? その後の食事のくだりでも、好き嫌いないところはセリナよりもお姉さんなんだけどさ、やっぱり秋山にかまってほしくて嘘までついて、どんだけかわいらしいのか。どんだけ秋山の注目を集めていたいのか。ええ、本当に秋山の一番でいたくてたまらないのですね。

かまってもらえなくて不満な中村の頭ドリル攻撃を受けた秋山。ぐちゃぐちゃになった中村の髪をやさしくなおしてあげてるところをセリナに目撃されていました。

さあ、この状況がセリナになにを伝えるのか。このふたりの距離感に、セリナはなにを思うのか!

次回、それが明らかになる! って、ここで待てがかかるのかあ! いやもう、この状態で待てとおっしゃるわけですね!

というわけで予想なんですが。都会で自分自身に向きあった秋山は、女装という安らぎを見つけだしたのです! そう、いつぞやのハロウィンの!

ああ、ここに秋山さんを長女とした三姉妹の誕生ですね! ええ、秋山お姉ちゃんですよ!

ちなみに中村さんが三女です。

2025年4月13日日曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2025年4月12日土曜日

『まんがタイムきらら』2025年5月号

 『まんがタイムきらら』2025年5月号、昨日の続きです。

『スロウスタート』

榎並先生、ほんとに立派で素敵な先生なんだなあと実感させられましたよ。というのもクリスマスの家庭訪問。食べたかったケーキがもう注文できない。これを食べるには、冠の誘いを受けて、クリスマスイブ、終業式の後に冠の家にいくしかない。

この条件を、考えたすえに飲んだ。すべてはケーキのため!? と思いきや、一年生で生徒会長をつとめるという例外的な状況、親御さんもさぞや心配なさっているだろう。今日の終業式の挨拶や体育祭の挨拶を、動画にとって見せてくれた。他にもいろんな行事の写真を用意してくれていて、ああ、ケーキをきっかけにみたいな不純ともいえる動機だったけれど、やるとなったらちゃんとやるべきことはやるのです。そうした女榎並の心意気。実に感じいるところあったのでした。

実際、ケーキにも手をつけず、真摯に説明を続けてくれたのですね。

長く冠について伝えてくれていた榎並先生。説明が終わってのケーキはさぞやおいしかったことでしょう。さらにおみやげにケーキを持たされて、そこで気がつく先生。最初からケーキをわけてもらったらよかったのでは!? でも、でもこうして真摯につとめをはたしたからこそのおいしさというのも、あると思うのですよ。

『かみねぐしまい』

母から願いを告げられた神様。母の願いをかなえなければと、いつになく鬼気迫る様子を見せるのですね。

しかし、母を消してしまうという願い。本当にかなえさせていいのだろうか。まえなとツギノが、いろいろ考えてくれて、この悲しい願いを回避させようとしてくれるのがですね、子供神様のこと親身に考えてくれているんだなあと思わせてくれる、本当にいいシーンだったなあって思ったのですよ。

そしてまえなが神様のために願うんです。神様が思うことできますように。そしてツギノも願ってくれて、ふたりの願いが神様に力を与えてくれている? そして動きはじめた神様の、ママの願いをかなえようとするその真意やいかに。ツギノはなにか気づいているようですね。神様の不敵な表情。いったいなにをしようと思っているのか。まさにこの子の正念場でありますね。

My Private D☆V

『さうのあっ!』の宮月もそこです。

D☆Vポイントは、『どんなキャラでもてれがおがカワイイ!!』。さらに加えて「ベレー帽cute」、「 カーディガンcute」の文字も踊って、そして描かれるのはリューディアの姉、ルミであります!

って、めっちゃくちゃカワイイねえ!

だいたいにおいて、ルミさんはかわいいのです。それが、こんなにも照れ顔で、D☆V全開にしているというのですから、かわいくないはずがないのです。ベレー帽もキュート、カーディガンもキュート。ちょっとオーバーサイズにも見える肩から落ちかけカーディガンが、小柄なルミの愛らしさをこれでもかと押し出して、いやもうこれはまさしく渾身のD☆Vでありましたよ。

『さうのあっ!』は残念ながら終了してしまいましたけど、まさかこうして再びルミさんに出会えるだなんて! まさしく僥倖というやつです。ええ、本当の本当に嬉しかったのです。

2025年4月11日金曜日

『まんがタイムきらら』2025年5月号

 『まんがタイムきらら』2025年5月号、昨日の続きです。

『魔女まじょS-WITCH』

魔法の練習をしながら小夜を待っているまな。そんな彼女に声をかけたのは、迷惑系魔法少女ならぬ霧園ルチェッタ玲。小夜に会えることを願ってまなをつけたというのですが、残念、小夜と落ちあうその前にハプニングが発生? 玲の家に伝わる魔力の探知道具が反応。この周辺で、ちょっとした事件が起こっているというのです。

まなを連れて現場へと向かう玲です。余裕を見せる玲。動く樹々を前にしてもなんら動じることなく、一気に凍結させて決着。さらに奥地で起こる変異。メキメキと育つ氷を相手にしても力技で圧倒して、いや残念、今度は抑えきれていないのですけどね、でもそれでも余裕? いやちょっと焦りが見てとれる!?

まなにして、強引乱暴力技の玲です。この子の手法がこの新たな脅威に通用するのか、あるいは小夜の力が必要になるのか。おそらくは、このあまりに違うふたりのスタイル、そこに生じるなにかがあるのでしょうね。とりあえず、小夜がまなに合流できるのか。それが決め手になりそうですね。

『ほうかごバスケット』

バスケットの試合を見にやってきました。はじめて見る公式戦? 目当てはかつて一緒にプレイした朱雀の17番。すごくうまかったという彼女の活躍を目の当たりにして感じるものがある。そうした見て得られるものが今回のテーマだったのかもですね。

しかし今回のけいの発言や、盲点でしたよ。そうか、これまでバスケのルールに触れてきてなかったか! ただ基礎練ばかりがんばってきたのかな? けれど今回あらためてルールを説明されて、感じるプレッシャー? あるいはやりがい? いずれにしても、より一層に気持ちの引き締まる。そんな経験になったようですよ。

負ければここで3年生は引退。そうした厳しい場所でもある。そこに挑んでいくことになる同好会の彼女たち。それはより楽しさを引き出すことになるのか、あるいは楽しいばかりではない現実を知らされるのか。彼女たちのバスケの本領が見えてきそうでありますよ。

『異世界魔王ごっこ』

目覚めた乃々のベッドのなかに眠っていた小さな悪魔。誰!? と思うも、アヴァたちがやってきたときにはもう姿を消していて、謎のまま!? ヴィンが目撃していたのですね。怠惰の悪魔、その名はベル。リュグがいうには、乃々なら探し出せそうという。というので、怠惰の仲間の勘を信じてジェロの部屋にいってみたらば、見事いました、段ボール箱のなかに隠れていたんですね。

ベル、乃々にすっかり懐いちゃうんですね。なにをするのもめんどくさい、怠惰そのものといった子なんですけど、でもそれがちょっと甘えた風でかわいらしい。乃々がベルのこと気にいっちゃって、甘やかしちゃって、いやもうほんと、なかなかにいい関係じゃありませんか。とか思っていたら、アヴァがやきもち焼いてるよ!

しかしほんとに似合いのふたり。なんだか仲のいい姉妹のようでもありますね。

2025年4月10日木曜日

『まんがタイムきらら』2025年5月号

 『まんがタイムきらら』2025年5月号、昨日の続きです。

『星屑テレパス』

ロケット研究部に新入部員です。空束愛。文化祭にきてくれたお嬢さん。さらにモデルロケットでの空撮で失ったカメラを見つけてくれた人。すっと伸ばした背筋も美しい、そんな期待の一年生。海果はじめ皆舞い上がっちゃって、すっかりテンションあがっちゃってるのですが、そんななか、どことなく気落ちして見えるユウです。いつもの宇宙人発言も鳴りを潜め、むしろ愛をなにか警戒している?

愛がなにか知ってるのでしょうか。ユウ、なにか愛に聞こうとしてやめているんですね。

部活が終わっての帰り道。おでこぱしーで気持ちを伝えあう海果とユウ。海果もユウの様子がいつもと違うこと、気づいていたのですね。そして寄り添う気持ちと気持ち。ユウが、またここで気になることをいうんです。愛には見られちゃいけない気がする。宇宙人というこも、話しちゃいけない気がする。

ああ、なにか不思議な気がする。この愛という子、なにかユウに関わりなどあったのか。あるいはなにか特別なものを持っているのか。気になるのですね。

『ばくちぬぎ!』

賭博部、嫌な遊びを考えさせたら負け知らずだな。通知表を貰って、最初にするのが通知表大富豪。10段階の成績でもって大富豪やるっていうんですか。すなわち、部員に成績が筒抜け。それだけでも嫌なのに、さらにちょっとした罰ゲームが待っている。

これ、合宿で着る水着争奪を兼ねてるのか!

まともな水着もあるけれど、ひとつ見るからに駄目なやつがある。どう見ても紐。あからさまに紐。こんなの、着たいって人はいないよね。一度はミクルを守るため、自分が犠牲になろうとした美天に、考えがあるからといって勝ちを譲ったミクル。ああ、ポロリしちゃう! 秘密が! 秘密がポロリしちゃう! ほんと、これ、どうするってんでしょう。

しかし、今回幻が輝いていましたね。最強のカード、10の3枚を連発してみせて、9に8にと繋げていく。この成績強者ならではの勝ち筋。さすがの強さでした。

さて、8切りの話題です。これ、ハチキリと呼んでたんですが、そうか、ヤギリってとこもあるのか。地域によって呼び名が違ってくるんですね。

と、ミクルはラッキーナンバーの7をずらりと並べて、成績そこそこ上位だけど、特に秀でるものもなければ劣るところもないってところ。これが我が身を窮地に陥れてしまうというところ。ほんと、運だけではなんともならんのですね。

かくして紐を引いたミクルです。途中の想像水着、あれほんとに素敵だったのですが、そうかあ紐なのかあ。実際に着てみたらどんな具合なんでしょうね。とりあえず次回はカラーページで披露ですか? 楽しみにしていますね。一度も着ないとか、駄目ですよ。

『運命のヤマダダダダダダダダダダ』

部活見学に赴く千鶴です。しかしこの学校、すごいのかヤバいのか、バスケ部も卓球部も、他の部も好成績を収めるのはいいとして、その異常なスパルタはなんなのか。雰囲気だけで忌避する千鶴がいきついた先が化学部。部長の小鳥遊恋乃葉に声をかけられて、とりあえず見学することとなったのでした。

その部長の言葉、運命の山田を探しているね。自分の気持ちを言い当てられて驚く千鶴に、化学の前ではすべてお見通しとかいってますけど、いやいやそんなわけないだろ! と思ったら、あとでちゃんと種明かしされていました。いやほんと、千鶴のうっかりというかおっちょこちょいというかが原因なんじゃん。

ともあれ、この化学部、まともな活動はしてない模様? なんと、丸秘恋愛研究部とかゆうて、恋愛の研究しているのだそう。自分も千鶴に同じく、恋に惑わされた子猫だなんていってる部長ですが、いや、めちゃくちゃかわいいな。からの千鶴乱心! まさかの部長にラブアタック! 惚れ薬のせいだっていうんですけど、ここまで、ここまで効くものなの!?

ああ、もうしかたないね、部長も諦めて受け入れましょうよ。そう思ったら、千鶴の自制心が見せ場を潰して、いや違った、部長をピンチから救ったのでした。

しかしこの漫画、これからはこの化学部を拠点に運命の山田探し活動をすることになるのでしょうか。いや、次回には当たり前に他の誰かとのやりとりに移っていきそうな気もするんですが、でもこの部長、かなり気にいったんですよね。たまには出てきて、千鶴といけない関係を深めてほしいものだと思います。