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2026年7月23日木曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第93話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

バイトの皆でボウリングに出かけます。新人の小池さん。あのジョッキ無茶盛りしてた眼鏡の子。彼女の歓迎会なのですね。

バイトの仲間は、みんな優しくて親切。秋山が話していたとおりと、小池さんもすっかり安心してくれて、でもそれはそうとして、小池さん、やたら秋山に懐いているんです。

って、そりゃまあそうよね。優しげで、落ちつきがあって、しかも親切、丁寧、包容力にあの笑顔。案の定というべきか、ボウリング場でもふたりずっと一緒に行動していて、カリンさんはこの状況にお怒りになったりはなさらないのかと思ったら、おお、秋山への深い信頼があるといのですね。

でも問題は秋山じゃない。小池さんが秋山のこと好きになっちゃったら、あなた断ることになるのよ? そうなったらかわいそうなのは小池さんと、むしろ自分の恋人の無自覚さゆえ生じる悲劇を心配してくれているカリンさんなのです。

でもまあ、そうよね、ほんとそうだと思うわ。秋山さん、親切で優しげで、笑顔が素敵で、カリンといい、後藤氏といい、数多の男女を惚れさせてきたまさにこの漫画の貴公子たる好青年ですけど、無自覚ゆえにいたいけな小池さんの心をもてあそぶようなことになってはよろしくない。

でも実際、どうなるんだろうなあ。読者ながら自分も心配していたら、小池さんの質問、秋山に恋人いるのかという、その問に即答! いい笑顔! これ、小池さんの好意には気づいていないな。その問の真意をわかってない。だもんで、そのまま恋人の素敵さをとうとうと語りはじめて、そこにカリンさんがインターセプトだ!

小池さんを深く傷つけるようなことにはならず、本当によかった。またこの一連のできごとで、カリンがどれだけ人のことをよく見て、案じて、大切にしようとしているか。その心持ちのよさというのもよくよく理解させられました。ええ、本当にいい子ですね。秋山さんは果報者です。

2026年7月1日水曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第92話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

ふたりの交際は一部を除き、皆には秘密。当然バイト先の居酒屋でも周囲に話していないのですが、相手のこと意識しちゃって、これまでどおりに振る舞うのがむずかしい? とりわけ秋山が、先だっての実家に挨拶の件でいろいろ意識しちゃってて、どうにも仕事に身が入らない? それでカリンにしかられちゃってるんですね。

秋山ももう卒業を間近に控えた大学生。すっかりベテラン、頼られる先輩になっているのですよ。カリンにいわれて駆けつけた5番の片づけ。ジョッキを無茶盛りしてる小池さんに、危ない危ない下ろして下ろして。この後に、無理しなくていいからって、その理由にお客さんへの危険と、そして小池さんにとっても危ないと、いたわる発言を続けるところに、この男のよさがあるのですよ。

優しげで、落ちつきがあって、しかも親切、丁寧、包容力にあの笑顔! そりゃあ小池さんも魅かれますわなあ! すっかり懐かれちゃって、なにかあるごとに秋山さん、秋山さん、いやもう小池さん、かわいいな。ともあれ、この状況、カリンさんはどうお思いになってらっしゃるのか?

疑問に思っていたら、なんと大人な発言! 榎本さんがお喜びよ! ほんと、秋山もカリンも、いろいろ小さい山、大きい山越えてきて、こうしてしっかり成長しているんですね。

プライベートと仕事をしっかりわきまえるふたり。でも、こうしてつきあってること内緒にして、普通の友人、バイト仲間みたいに振る舞うのもちょっとさみしい。ふたりで一緒の片づけで、思わず秋山の裾を掴んじゃうカリンがいじらしい。そして秋山の行動は、目の前の恋人の気持ちを察して、そして自分の気持ちも大きく動いてしまったがゆえなのでしょうね。

カリンを思う気持ち、自分自身の抑えられない思い。どちらがまさっていたのか、それは私には計り知れない領域であります。

2026年6月17日水曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第90、91話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

秋山さん、乱心しましたか? ナイトプールでのカリンとの一件以来、どうも現実感がないというんですよ。あまりにうまく運びすぎる人生。恋愛状況は順風満帆という、あまりに都合のよすぎる状況を、自分自身受け入れられない。

かくしてオカルトサークルにて確認するのです。この世は夢の世界なんだ! 自分が作り出した夢なんだ! ちゃんと常識人の岡ちゃんが訂正いれてくれてるんですけどね、秋山さん、聞きゃあしない。そのまま飛び出して帰宅。カリンに突撃。夢のカリンなら自分の思うとおりに動いてくれるはず!

でもまあ、まるで動いちゃくれないんですね。当たり前ですよね。

カリンにうながされるままに、現実のカリンの存在感を確かめる秋山。そしてもしこれが夢なら、秋山はなにを望むのか。カリンに問われて、これが夢ならと臆せず口にした秋山! それが望外の妄想ならともかくも、秋山さん、純情路線を崩さないなあ!

むしろカリンにとっては合格だったのではありません? ええ、なんだかんだ秋山さんは、こうしたところで外さないですよね。

そして続いて、秋山、カリンの刃傷沙汰!?

いや、魚をさばいてるんですか。カリンのお母さんの料理教室。秋山のために開講されたこの講座。主婦向けの媒体に就職する秋山に、必要な知識、技能を身につけさせようという親心なんですね。

秋山、カリンに思いを伝えたこと、お母さんに報告したんですね。お母さん、大歓迎ではありませんか! と思ったら、この後も秋山さん大人気。お父さんに、おばあさんにと、引っ張り凧で、あの照れながらDVD見ようと誘うお父さん、あたかも乙女のようで、ああ、パパと義息子の尊い関係がいまここに!

最高ですよね。

中村家に馴染んでいく秋山です。縁側にて、自分が好きなこの家のこと、秋山に語って聞かせるカリンですよ。自分の好きを共有してほしい。自分が好きなこの場所を、秋山にも同じように好きになってほしいんだろうなあ。こうして一緒に過ごすことで、気持ちや思いが重なりあっていく。いずれは交わって、同じくなっていくものもあるのかもしれませんね。

そして物語は一歩前進の兆し? カリンがいうんですね。秋山家に挨拶にいつでもいけると。しっかりと決意をかためたその表情。ええ、この子、本気ですね。いい顔、見せてくれますね。

2026年4月14日火曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第87話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

秋山、カリンがつきあってること、なんとまあ、たまたま居合せたウテナさんに聞かれてバレちゃいましてね、しかもなんかギクシャクしてることまでバレちゃいまして、でもふたりはまだバレてないつもりでいるんですよ。

久しぶりにログインしたゲームでも、カリンは秋山のこと意識しちゃってウテナと行動するっていうでしょう? なんとか関係をよいものにしたい秋山にとっては、その足掛かりさえもないという悪状況。でも、頼りになるウテナお姉さんですよ! きっとこの人がなんとかしてくれる。そう思っていたら、実際、うまいことお膳立てしてくれたじゃありませんか!

秋山、カリンの恋の問題には、ウテナさん頼りが鉄板! ええ、カリンの恋の相談を、親身に聞いてくれるお姉さん。相談料はいりません。その状況知らされるだけでもうお腹いっぱい。お釣りを用意しないといけないレベルだっていうんですから、ほんと、カリンにとってもウテナにとっても、まったく損はありません。むしろ身を削ってでもふたりの進展に手を貸してくれそうな勢いなんですよ。

さて、今回のエピソード、すごくよかったなっていうのは、ウテナのアドバイスを受けたカリンの決断ですよ。男の子が大きいのは女の子を守るため。秋山の男らしさはカリンを守るためなんだって、ウテナにいわれたカリンがですよ、はいそうなんだ守られていますってところに落ち着かない!

ウテナが決死で削った巨大な敵に追われるカリンを助けるべく現れた秋山。カリンのこと、守るといってくれた秋山相手にときめきながらも、自分も戦う、私だって秋山のこと守りたい!

すばらしいわ。こうでないといけないわ。ただ守られるだけのヒロインの時代は終わったんだ。アクティブでポジティブで元気快活な、魔法少女に憧れるカリンならではの解答は、まさにパートナーと手をとりあってともに歩む、理想的ありかただって思わされたのですよ。ええ、秋山、カリン、ふたり実にいいパートナーだと思う。一緒にこれからを歩み続けるといいよ!

こうして巨大な敵を見事打ち倒したカリンと秋山。その後の会話で、自爆したカリンがゲーム仲間にふたりの関係バラしちゃって、ああ、ウテナさん、またしても報酬ゲット。身を捨ててまでふたりにチャンス与えた、その分の見返りは充分、どころかお釣りが発生しそうですよね。

2026年4月5日日曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第86話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

正式に恋人として交際することになったカリンと秋山。ただの同居から同棲に状況が変化して、さあふたりの暮らしはどうなったのかというと、いろいろ意識することが増えたみたいですね。

一緒に見ているドラマだか映画だかでキスシーンがあるたびにドギマギしちゃって身構える。ラブシーンが流れるとゴホンゴホン咳払いしてチャンネル変える父親が昭和あたりには棲息していたそうですが、まさにそんな気まずさなのでしょう。席を立って、コーヒーいれてきますね! と空気を換えようとする秋山さんが健気ですよ。

いずれ恋人になった自分たちも、こうしたことをする日がくるのだろうか。考えてみても実感がわかない。過去の自分を思い返しても、アクシデントやハプニングが思い出されるばかり。いや、後藤くんとのキスをノーカンにしちゃうの? それはいけないわ。あれは重要なイベントでしてよ?

そして思い至る、カリンのキス履歴。未経験となれば、自分がリードしなければ! って、秋山さん、無理しないで? たいてい無理したら変なことになっちゃうじゃないですか。気長に機熟を待つのですよ!

意識しすぎだからでしょうか、キスという言葉にひっかかるんですね。魚の鱚にも見事反応。魚屋のおじさんがキスと連呼するもんだから、否が応でも意識せんではいられない。でもね、なるようになるとでもいうのか。考え過ぎの睡眠不足から寝入ってしまった秋山のとなりで、漫画をテキストにキスの練習をするカリン。これで終わりかと思ったら、倒れ込んできた秋山とまさかのハプニングキス!?

いや! いや! これはノーカン! 秋山×後藤と一緒!

というわけにはいきますまいなあ。しかしあのカリンさん、たいそうおかわいかった。なんだかドタバタしたなかに、こうしたかわいさ立ち現れるの、たいそう結構なことですね!

2026年3月16日月曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第85話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

そうか、後藤氏は秋山とカリンがつきあいはじめたこと知りませんでしたね。

しかしそれにしても今回は名作回。深まる絆。恋が破れ、そしてそこには勝者も敗者もなく、ただともにその心を通いあわせるという。

なんてすばらしい描写だったのでしょう。なんて心に響く時間だったのでしょう。最高だったといわざるをえません。

秋山がね、カリンをカラオケに誘うんです。デート!? と思ったら、セリナがバイト先に遊びにきてですって! かくして秋山、カリンに後藤という音楽フェス時メンバーでカラオケ店にいきました。そしたらセリナったら、すっかりしっかりしちゃって! あの制服もかわいいですよね。生き生きと仕事がんばってて、それがもうまぶしいの。

と、このあたりもすごくよかったんですけどね、でもメインとなるのは後半でしょう。バイトあがりに合流するというセリナに、カリン、話すんです。秋山とつきあうことになった。いわば出し抜かれたかたちになったセリナですけど、私たちはうらみっこなし同盟。うらみなんてない、カリンのこと素直に祝福して、けれど秋山への断ちがたい思いがセリナに涙を流させて、ああ、セリナを元気づけようとするカリンのそのふるまい。これからもずっとセリナの友達だからという、そこに嘘はない。そこには、ただただ友人を思うカリンの気持ちが満ちていたというのですね。

そして寄り添う心がもう一組。ルームにふたり残された秋山が、後藤にカリンとの関係進展について報告するんです。このときの後藤氏の粋な返答よ! 言葉にはせず、歌でもって答えるというんです。歌いあげるバラード! 秋山は熱唱に心揺り動かされて、ああ、なんという素敵な関係なのでしょう。ここにもうらみもそねみもないんです。ただひとりの男とひとりの男が、ひとつの試練ともいえる瞬間を乗り越え、友として、いやそれ以上の関係に歩みを進めた。

友の名を呼ぶ秋山のその姿。もう名作といわざるをえない。まぎれもないマスターピース。最高でした。

2026年3月5日木曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第84話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

新入生女子に遊ばれている岡崎を見て、ついつい意地悪なこといってしまった榎本。心霊スポットは嫌だと岡崎がいうものだから、次の活動場所は心霊スポットでいいなんて、思わぬ嫉妬心が思わぬことを口走らせて、それで後悔していたんでしたよね。

榎本の発言で心霊スポット派が多数決をとってしまった。というわけで、今回は心霊スポット探訪編。カップルに呪いをかけてくる女の霊が出るという場所に、男女ペアでもって踏み入ろうというのですが、ここでまあ岡崎が大人気!

そうか、新入生女子ふたり、岡崎先輩狙いなの!?

他の男子どもを尻目に、じゃんけんで岡崎争奪をはじめる女子たち。そこに榎本も参戦して、さすがの気迫勝ち! じゃあ次は残りでペア決めだっていうんですが、カリンが秋山に貼りついて離れないのね! これ、昔こういうマスコット人形ありましたよ。ほんと、今回は終始秋山にベッタリなのカリンさん? と思ったら、霊を出し抜くためにケンカのふりをする。と思ったら、ガチ喧嘩に発展じゃん!

なにしてるの! と思うも、結局は夜景のロマンチックに機嫌をなおして仲直り。ちょっとやそっとでは、このカップルは壊れませんね。

さて、問題は岡崎榎本組です。なんら怖がることもなくスタスタ歩いていく岡崎。実際、夜道も心霊スポットも慣れっこ。むしろ霊という存在に気持ちを傾ける余裕さえある、そんな男だったのですね。夜の気配に、妖しい魅力さえ漂わせる岡崎。これは、もう、昼間の彼とはまるで違う側面なんですね。

と思ったら冗談めかしてごまかすし、どうにも捉えどころのない男。そんな岡崎が、女性の声が聞こえると、ふらふら茂みに分けいろうとする。

それを渾身の思いでとめる榎本がいじらしい。私の大切な人を連れていかないで! この思いの発露。岡崎に届いたでしょうか。そして岡崎は霊に対しても優しくて、写真に写った謎の手を、見世物にするの忍びなかったんでしょうね、間違えたといって削除して、こうしたところに見え隠れする彼の本質。知るは榎本ひとりでしょうか。

静かに深まる、そんな関係をそっと見守りたくなる一編でした。

2026年2月17日火曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第83話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

さっそく榎本さんに伝わるカリン、秋山の交際開始速報。まあ、カリンが自分で話しにいくんですからはやくて当たり前なんですけど、あの超スローな進展がここにきて一気に加速したことに、榎本もびっくり。照れながらも秋山との関係について話すカリンのこと、見守ってくれるそのお姉さんぶりがすごく魅力的なのでありました。

とはいえ、他人事と自分事では勝手が違います。カリン、秋山を見守る榎本は大人でも、自分と岡崎の関係となれば大人にはなりきれないんですね。新入生女子にからかわれ半分、おもしろがられていじられる岡崎を見て、つい意地悪な選択をしてしまった榎本。とばっちりですごい顔しちゃうカリンもまた味わい深いのですが、自分の幼稚なふるまいに失望落胆して、自己嫌悪に沈む榎本を見ればおもしろがっている場合ではありません。

ひとり落ち込む榎本を、ついついはげまそうとする通りがかりの秋山ですが、ニブり散らかしてきたこの人も、他人のこととなればちょっと違うのか! 恋する榎本に気づいて、自信なくしてしまう気持ちも察して、そしてはげますその態度。頼もしいし、なんかかっこいいぞ秋山クン!

力強く、榎本はかわいいと連呼する秋山に、思わず涙ですよ。そして彼の身に降りかかろうとする災難にもまた涙。これ、カリンからしたら、つきあいはじめた恋人が自分の友達に浮気している現場を押さえたみたいになっとるもんなあ。それこそ、封印を解かれた災厄みたいになったカリンが秋山に迫る!

ああ、このピンチをいかに秋山は切り抜けるのか。榎本の助力を得られるのは間違いないとしても、なにかしらのペナルティは課されそう。で、そのペナルティってのがふたりの仲をさらに進展させる、そんなほほえまエピソードになりそうな予感させてくれるのですね。

ところでどうでもいいんですが、12ページ目センターの秋山さん、めちゃかわですね。今回の一番かわいい賞は秋山さんです。

2026年2月5日木曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第82話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

ついに恋人同士となったカリンと秋山。ああ、これでふたりの部屋は甘く魅惑の愛の巣に! と思いきや、カリンの様子、特に変わりはないというんですよ。あまりにもこれまでどおりの振る舞いに当惑を隠せない秋山なのだけれど、カリンはカリンでちゃんと意識していますよ! 恋人であることを意識しすぎて、逆に普段どおりであろうとするカリンなのですね。

なんとか恋人らしいことをしようとする秋山だけど、どうにもこうにも空回り。どころか、着ぐるみにまで嫉妬してしまう。さらにここに、いつぞやの古着屋さんの店長との遭遇。店長に中村さんは渡しません! って、ほんとのほんとにガチで余裕なくしちゃって、そういう態度を理解したうえでアドバイスまでくれる店長さん。ほんとに男前。大人の男の魅力をふりまく、罪な人なのですよ。

さて、まさかここからカリンが嫉妬するターンがくるとは思ってもみませんでした。店長の娘さん、ミカちゃんが一緒に遊ぼうと秋山を誘ってくれた。ここでいいとこ見せる秋山ですよ。颯爽と四つ葉のクローバーを見つけては、ミカちゃんにプレゼント。

カリンさん、華麗に嫉妬!

さらに、ミカちゃんが白詰草の指輪を秋山にプレゼントしたら、水木しげるの漫画かと思うような顔してしまうっていうんですから、ああ、秋山よ、カリンも一緒なんですよ。

恋人として好きという気持ちを互いに受け入れあったことで、これまでとは違う状況に進んだふたり。相手を束縛するとまではいわなくとも、自分のことが好きなら、自分をずっと見ていてほしい。ちょっとした独占欲が出てきてしまって、それでこんな子供じみたふるまいしちゃうってわけなんですね。

だから心配しないでも、ふたりはちゃんと恋人というお話でした。これから、だんだんとふたりのテンポで、恋人としてのふたりのありかたを見つけていくことになるのでしょうね。

2025年12月4日木曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第78話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

秋山さん、内定得られました! 電話でやりとりしてる秋山を見るカリンの心配そうな表情に、この子の秋山に向ける感情見てとれてそれもまたすばらしいのですが、ああ、見事内定ゲット! 嬉しさのあまり抱きつかんとふたりの距離が近づいたというのに、秋山ったら理性的! すんでで押し止めちゃうっていうんですね。

不満そうなカリンさん! いやもう、こうなったらカリンからがーっといっちゃいましょうよ!

秋山もカリンも、無事就職が決まりました。しかもふたりともに第一志望! これはめでたい! と、ふたりでお祝いに回転寿司にいくんです。これでよかったのかと秋山がいうんだけど、カリン、就活中はバイトあまりできなかったから節約と、こういう家計に対する配慮、ほんといいお嬢さんですよ。

でもってその帰り道。秋山、ずっと懸念していた自分に自信が持てなかった問題が就職にて解決、いよいよそのときと、カリンに告白しようというんです。意を決した秋山の様子に、ちょっと待ってと慌てるカリンだけど、秋山の勢いはとまらず、ああ、ここにふたりの恋は成就するのか!

と思ったら、ウテナさーん! まさかのタイミングでまさかの介入。告白を潰してしまってさあ大変。でも、カリンにとってはよかったのかな? あまりのことにどうしたらいいかわらない。そんなカリンの様子がウテナに見事に刺さる!

からの皆でアミューズメント施設にいくという急展開。一緒にゲームして、ラブ度を上げようという作戦なんですが、カリンに秋山がついていけてない! からの、うまくゲームが進まなくてどんどん険悪になってしまうという逆効果。

今回はウテナさん、あらゆることが裏目ですねえ。

でも、最後の最後に、対戦するカリンと秋山、ふたりともに本音をぶつけあって、いやあ、これ、よかったじゃないですか。自分のうちにわだかまってる不満とか、そういうのきっちり話せるのと話せないのとでは、今後が絶対違ってきます。今、この段階で、自分の気持ちをしっかり相手に聞いてもらえる機会ができたのはよかった。その上で、秋山がカリンのこと大切に思ってくれていることも確認できたというプラスアルファがまたいい。

ええ、雨降って地固まる、というまでのケンカではなかったけれど、ちょっとのボタンの掛け違いからさらに気持ちが通じあうようになるという流れ、ここにきてウテナさん、好サポートでしたよ! と喝采する思いがしたのですね。

でもって駄目押しのペアカップ!

いいじゃないですか。ものすごくいいじゃないですか! ええ、ものすごくいいんですよ!

2025年11月15日土曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第77話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

また、秋山と後藤がイチャイチャしてる!

いや、ほんとですってば。冗談でもなく、見間違いなんかでもなく、強引にこじつけたとかでもなく、ほんとにイチャイチャ。一緒にいたカリンとセリナが全力で嫉妬の目を向けるほどにイチャイチャだったんですってば!

ああ、誰にでも優しい秋山です。それはもちろん、心の恋人、後藤氏にも向かうってわけですよ。

さて、今回はひとつの恋に一段落がつきました。後藤がカリンをイベントに誘ったんです。地域のイベントでDJやるから見にきてほしいと。そしたら秋山とセリナがついてきて、セリナは秋山にべったり。そんなふたりに嫉妬の視線を送るカリンは、意図せず後藤の心を何度もえぐるばかりか、たこ焼きズボッとフィジカルアタックにまで及ぶ!

いやもう、後藤氏、気の毒が過ぎるわけですが、これだけあからさまに秋山に熱視線送るカリンを見てね、ここまでアプローチできるというのはその恋心に気づかぬほどにニブいのか。とか思っていたら、そんなこと全然なかった。全部わかったうえでカリンに好意を示して、さらには、全部わかったうえで、失恋前提の告白をなしとげるというのです。

カリンとふたりきりになったタイミングで、遠回りな告白はまるで通じないからと、ド直球の告白するんです。お調子者の軽い男と思われてるかもしれないけれど、こんなことはカリン以外にはいわないと、ゾッコンLOVEを重ねて伝えた後藤の恋が破れます。カリンが断りの返事をする前に、わかっていたと笑顔を見せて、カリンにその恋がんばれとエールを送るその姿。

笑顔の影に悲しさ、切なさを隠した後藤の失恋。これ、大きな山場。物語の大きな区切りとなるエピソードでしたね。

2025年11月4日火曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第76話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

秋山の進路問題が一段落ついて、さあ次はなにの話題かといいますと、おおう、榎本の恋心でありますか。

まず前段としてオカルトサークルへの新入生加入がありまして、かりんのコスプレが大活躍してますよ。鬼のお姉さん、かわいいと好評、でも彼女には秋山さんがいます! で、鬼と単純にいうなかれ、酒呑童子でありますか! 大江山の鬼神ではありませんか。

そしてかりんのそばには、狐耳つけた榎本が。めちゃくちゃかわいいな! ちょっと照れくさそうにしているのがまたいい。この女子ふたりのおかげで勧誘の難度が大幅に下がって、男ばかりのころは避けられたというのに、女子の呼び込みで見事新入部員ゲットですよ。

さて、本題はここからです。コスプレするの嫌いそうなのに、岡崎にそういわれた榎本がポツリと、岡崎さんの頼みだったから……。ああ、恋心というのは常にはやらぬことでもさせてしまうわけなのですね。

その榎本、岡崎の進路、子供向けのサイトを作っていたりするのを聞かされて、夢に近づいてるじゃないですか! 自分のことのように喜んで、ああ、距離が近い! ほんと、榎本さん、これまでに見せたことのないような初心さを見せちゃうんですよ。

榎本、いろいろがんばるんです。同年代の女性には好かれないっていう岡崎に、そんなことないですって明言して、しかもその勢いですごく身近にいるとかいって、もうほぼ告白じゃん! こんなの! っていう状況で、オカルトサークルというシチュエーションが災いした? 予言? って、そんな無茶な! で、秋山が本当は違うんでしょ? と、ここでまさか占いですよねとかいいますか!?

あの、榎本のがっかり顔。これもかわいいんですけどさ、こんなにも通じないのか、こんなにもこの連中は恋愛の機微にうといのかと、ある種絶望を感じさせるものでした。

そんな榎本の岡崎への予言。遠くない未来、身近な女性に告白されます! これ、さすがに岡崎さんも察したのでは? これで察することができないとしたら、秋山さん並みですよ!?

そしてひとり恋の波乱に飲まれてアップダウンしている榎本さん。彼女の明日は明るいものになってほしい。でもほんと、こんな素敵なお嬢さんに好かれるだなんて、岡崎さんは果報者ですよ。

2025年10月5日日曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第74話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

今回は就活のお話です。

オカルトサークルは部長が卒業。オカルト雑誌の編集者になるという。その話を聞かされて、自分たちも就職についてしっかり考えないといけないなあと思う秋山。

かりんは、方向性、これと定めているのですね。アパレル系にいきたい。ギャルとして、衣装もろもろファッションについて取り組んできた、その経験は役にたちそう。そのコミュニケーション能力からしても、店員としてやっていけそうだ。

反面秋山は、なにをしたいか、どこに向かうか、一向に決まらず、どうしたものかなあと悩んでいるのですね。

さて、そんなかりんさんに転機です。いきつけの古着屋の店長さんに会いにいきました。かつてアパレル系の会社員だったという店長。彼にいろいろアドバイスを求めようというのですが、その店で店長の娘さんに出会う。小学生にしてギャルに憧れるミカちゃん。かりんの服に興味を持って、まっすぐきらきらしたまなざしを向けてくる。

その目にやられたんですね、かりんさん。

りるるるに憧れたかつての自分を重ねあわせた。そんな子たち、キッズギャルのための仕事をしたいと、ここから就活の第一志望、その方向を変更すると決めたんです。

この、これと決めたら躊躇なく動く。そうしたかりんの性格、よく出てましたね。気持ちいいほどに潔い。自分を突き動かす情熱が、夢が、その周囲にも伝播しそうなほど溢れて輝いている。ああ、これはかりんさん、魅力的だ。これは秋山さんも惚れなおしましたかな? といいたいところだけど、ちょっとその勢いに押されぎみ!?

ともあれ、やる気みなぎるかりんさん。このまま就活のゴールまで突き進んでいくのでしょうか。いや、そのまま突破していきそうな気がする。

と、ここで気になるのが秋山さん。しっかり考えて、自分の理想の未来像、掴んでやってくださいね。

2025年9月15日月曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第73話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

両片思いから両思い状態に移行した秋山とカリン。しかし告白、さらには恋人にいたるまでにはまだまだ時間がかかるようで、とりあえず状況は平衡状態に戻ったところ。つまりはもとどおりといった感じであるのですが、まさかここでカリンに手強いライバル出現とは! しかも正々堂々、真正面からライバル宣言!

うらみっこなし同盟のセリナちゃんですよ。カリンのこと出し抜こうとか、まるで思わぬこの子。バイトの最初の給料で、秋山をデートに誘いました! と、ここまでは普通なんだけど、まさかカリンも一緒に誘われるというね!

この行動だけ見たら、まさか秋山に恋心向けてるとか思わないじゃん? でも本人は当然そのつもりなんですよ。しかも秋山に対しかいがいしく世話を焼いて、もしやここに逆転を許す目があるというのですか!?

なんとか秋山との距離を縮めんと、焦るカリンの弄する策はことごとく失敗しましてね、かといってセリナはといえば、絶叫絶叫絶叫系の連続、秋山もカリンも人の姿をかろうじて保つのがやっとだ!

ここにきて、ふたりの恋愛レースはイーブンもしくは加点なしといったところなのですが、カリンが秋山と話してみれば、秋山はセリナの気持ちにまるで気づいていないというんです。すなわちカリンが断然有利に状況を進めているというわけなんですが、ここで黙っていられないのもまたカリン。セリナはがんばってるのに、ニブニブチン! と秋山のこと叱っちゃって、ええ、セリナのこと秋山の恋愛レースに乗せちゃう勢いだったんですよ。

かくしてカリンもセリナも正々堂々。相手の思いに秋山が気づいてないと見るや、それをしっかと認識させて、そしてライバルには自分の気持ちを明言。そうなればセリナも同様に秋山のことが好きといい、決してくじけぬ気持ちを見せてくる!

ああ、なんて気持ちのいい娘さんたちでありましょうか! 互いに相手のことリスペクトしながらの恋愛ライバル。秋山は譲れないという一点では共通するも、出し抜こうとか足を引っぱろうとか、そういう卑怯なまねはやるまいぞ。でもカリンは焦りますよね。今の今まで一人勝ちと思っていたのに、有力ライバルがひょっこり出てきて、しかも秋山との距離が近いっていうんですから。てな具合で、どうもカリンのじたばたは続く模様です。

2025年8月31日日曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第72話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

ついに片思い状態を脱したふたり。じゃあついにゴールインか! と思ったら、そうはならないのがまたこのふたりなのであります。

自分は相手の気持ちを知ってるけれど、相手も自分の気持ち知っているとは思っていないふたりです。そのせいで踏み出そうにも踏み出せない秋山。秋山のこと意識しちゃってるカリンの、いつもとは違う振る舞いに、どうにも気持ちが揺らいじゃうんです。確かに聞いた好きという言葉も、聞き間違いじゃないかと思いはじめて、駄目! 駄目だよ、秋山くん! そんな弱気になっちゃあ!

とか思ってたら、おお、思いきってカリンの肩を掴んで確かめようとしましたよ!

まあ、スポンとカリンに逃げられてしまっちゃうんですけどね。

カリンのあまりの反応に、嫌われてるんじゃないかとまで思ってしまう秋山です。いやいや、ほんとに嫌われてたら、この家引き払って出ていきますって!

悶々と悩む一夜を過ごした秋山は、過去の経験からエロ同人誌事件を引っ張り出してきて、あの時はどうやったんだっけ? からの褒めまくり作戦開始。そしたらカリンったら照れちゃって、赤面しちゃって、まあかわいい! 秋山もまたそんなカリンをかわいく思っちゃうわけですけど、俺が好きになった中村さんは傍若無人でいちいち声がデカくてうるさくて、って大概ないいようではありませんか!? それに、脳裏に浮かぶカリンの表情が、まあ酷い。めっちゃ煽ってくるやつやん! いや、そんなカリンが好きだっていうんだったらもちろんかまわんのですけど、自分の記憶のカリンはいつだってもっとかわいかったと思うんよ!?

まさかのセリナちゃんでした。たまたま出会ったセリナが、秋山にいうんです。バイトはじめました。最初のお給料で秋山をデートに誘うんだって! こりゃもうかわいい子だねえ! と思っていいのは読者だけ! 嫉妬にかられたカリンはもうすっかりおかんむり! デレデレしてるって怒りはじめて、そしたら秋山が大万歳してありがとうとかいうもんだから、なにこのカオスな感じ!

ほんと、事情を知らぬセリナが追いてきぼり食ってまして、いやもう、なんでしょう。でも、まあ、ふたりの関係がもとどおりになって、万事オーケーでした。

2025年8月14日木曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第71話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

うわー、こんな急展開ってある!? と思わせてからの、こんな緊急回避ってあり!?

結婚を前提に考えている。秋山の渾身ラブ発言をですよ、カリンったら茂みに飛び込んで回避する! 振り向いた秋山はカリンの姿を見つけられず、その目は宙を泳ぐばかり。すべてを知るのは蒼志様のみなのです!

って、そんなのありかーっ!

いや、でもびっくりしましたよね。結婚どころか、「けっ」音に過敏になるカリン。ごまかせてるつもりだけど、おかしいから! 無理だから! と思ったら、一番無理なのはカリンだったかー。

秋山が自分との交際を結婚前提で考えている。秋山が自分をガチで好いてくれている。その事実を知ってしまった今、知らなかった昔にはもう戻れない。

ああ、カリンさん乙女ですね。でもいっぱいいっぱいになっちゃって、そうなったら相談相手は榎本だ! でも、榎本も恋にお悩み中!? まさかの展開。榎本がカリンに相談持ちかけちゃって、どうなったのか。今回、予想外の展開多すぎて、カリンならずとも、混乱のるつぼよ?

とか思っていたら、最後に最大級がきちゃいました。

カリンが秋山の家に押しかけるまでのいきさつ。どうして秋山だったのか。なぜ気になったのか。それがつぶさに懐古されて、そしてカリンが気づくのです。

最初から秋山のこと好きだったんだ。

で、その言葉を秋山が聞いてるーっ!?

こんなことがあっていいのか!? いや、神様はなにも禁止なんかしてない。

かくして互いが相手の気持ちを知ってしまって、しかし自分の気持ちが相手に知られているとは思っていない状況が成立! なんだこりゃー! どちらかが一押ししたら終わってしまうぞ! でもこの状況で恋の膠着が発生してしまうんですか!? どうなんですか!?

いやもう、どうしたらいいかわかりません。いや、自分はなにもしないでいいことはちゃんとわかっています。

2025年8月3日日曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第70話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

カリンの同人作家デビュー。100部刷った。もし売れ残っても全部秋山のものになる。

感動的な心の繋がり描かれて、さてどれほど売れるのか!? 緊張とともに迎える開場。そうしたら、もうすぐさま売れはじめ、さらには行列なんてのができている! もしやこれは売り切っちゃうのではないか? という心配も、まさかの買占め勢が必死で欲望を抑えつけて2部に減らしてくれたものだから、よかったこれで潤沢に供給される。秋山の分も残るな、と思ったところで、引き続き売れ続けるというのです。

購入層がですね、リキさんからの流入だけでなく、カリン自身のファンにまで広がりを見せていまして、中にはコスプレではなく普段のファッションからカリンを知ってくれていた人、漫画のイベントに縁のなかった人もわざわざ買いにきてくれているっていうのですから嬉しいですよね。

ほんとカリン、見事に100部売り切りまして、ああ、秋山の分がなくなった! いや、ちゃんと取り置きとか見本誌とか家にあるんだろうな。と、このあたりは心配してはいないのですが、売り切ってからの会場で、カリンが遭遇した対人トラブル。カリンが目立っていることが面白くないレイヤーに、ちょこっと嫌がらせされちゃって、でもここで秋山がたまたま出会っていたコスプレインフルエンサー蒼志様? この人が注意してくれてなにごともなく平穏無事に収まったのでした。

と、これだけだったらそこまで驚きやしなかった。驚かされるのはこれからですよ。秋山が出会った蒼志様。カリンのこと気にいったみたいで、彼氏がいないなら誘ってみようかな? それ聞かされて焦るのは秋山です。自分はまだ彼氏といえる関係ではないけれど、カリンに対する気持ちは軽いものではない。結婚を前提に交際したいと思っている。

きっぱり明言してみせたのですね!

ああ、やってくれましたよ秋山さん。それでこそ我々の秋山さんだ。心の底からスカッとする展開だったわけですが、大変なのが、たまたまこのタイミングで戻ってきたカリンが、秋山の本心をまんまそのままありのまま過不足なく、頭から尻尾まで、誤解の余地もなく聞いてしまったっていうんですよ!

結婚というまさかのワードに固まるカリン! さあどうする。相手は自分が思っていた以上に重い気持ちを抱えていたぞ!? からのカリンのターン。いや本当、ここでどう対応するかで今後が変わりそう。

というか、このスローテンポなマイペースカップル。こんな急展開があるだなんて思いもしなかった。急転直下? あるいはまだこれからなにかしら紆余曲折あるというのかしら。いずれにせよ、これは動きますよ。これだけのことがあって、なにもないってこたあないでしょう。がんばれ秋山。君の奮闘にすべてがかかっている気がしますよ。

2025年7月13日日曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第69話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

元気のないカリン。いったいなにゆえ? 明日は念願の同人誌即売会だというのに、しかもカリンの作家デビューだというのに、こんなに元気がないのはおかしい。秋山がカリンのこと元気づけようと、いろいろ話してみたら、ちょっとずつ回復? でもそこで、花見のことが尾を引いていると気づくんですね。とはいえ、花見の話はここで終わり。いずれ秋山がなにかしら対応していくことになるのかもしれませんけど、まずは目前の同人イベントに注力します。

同人イベントで秋山、大活躍じゃありませんか! カリンの本に出てくる妖怪くねくね。そのコスプレをやらされてるの! 脇から手が何本も出てる。謎のタイツ怪人になった秋山がですよ、いざ開会という段になって緊張するカリンの手を握り、そっとはげますんですよ。

で、このあとがものすごい。100部刷った。もし売れなくても、全部自分のもになるだけだって! 秋山、すごいな。愛そのものじゃんか、こんなの! 100冊残ったら、100冊全部俺のもの。これ、カリンにとっては全肯定ってやつですよ。物語も、そして自分についても、すべてを受け入れてくれる。そんな秋山の頼もしさ。いやもう、ここぞというところで光るやつです。

緊張が続くカリンがね、秋山、いやさくねくねの作りものの手を握ってるんですよ。不安を和らげようとしている。その様子がかわいくって、そして売れはじめるカリンの本!

ああ、ああ、動き出しましたよ! って、いやなにが? 物語が! というか、カリンの強張っていた感情がいきいきと動き始めた。そんな瞬間がすばらしい。

いやもう、これ、感動的よね。でも秋山さんのご本は残るのでしょうか? これは完売もある流れですよ!?

2025年7月5日土曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第67話、第68話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

中村さんのパパ、ついにリストラ!? って、中村さん、無茶な誤解するなあ! 平日の昼間っからポツンとひとり、桜の木の下に座り込んでいるのが誤解の原因だったのですが、花見の場所とりをしてただけ! ちゃんとママさんも遅れてやってきて、って、うわー、ママさんめちゃくちゃかわいいよなあ。自分的には娘超えてる。この漫画のトップ・オブ・ザ・トップですよ。静かにパパさんに嫉妬です。

さて、秋山も加えての家族でお花見。まあ、いずれ家族水入らずになりそうな予感もするわけですが! お酒に酔ったパパさんと、お酒に酔った娘さん。どたばたわあわあ大騒ぎしちゃいましてね、でもってイチャつく両親を前にして、秋山のこと大好き発言からの頬擦り!

いくらなんでもバレたのでは? あの鈍いもしくは慎重な秋山にもカリンの気持ち通じたのでは!?

ふたりの帰り道。すごくいい雰囲気だったんですね。気を許した秋山が、寝ていると思ってカリンに好きですよと告白ですよ。

いくらなんでもいけたのでは!? さすがのカリンさんにも秋山の気持ち通じたのでは!?

なのにね、カリンったら酔ってるふりしちゃってさ、さらにはこのシーンを夢にて反芻する際に、秋山とのキス未遂なんてかたちに記憶改変されちゃいましてね、めちゃくちゃ意識しちゃうわけですけどさ、この微妙な雰囲気が、ママさんを褒める秋山相手に嫉妬爆発! 全力でお弁当つくっちゃうとかさ、どんだけかわいいんだ、カリンさん!

着実にというべきか、間違いなく仲を深めていっているんですよ、カリンさん。でもあんまりその自覚がないんですよね。あるいは、確信がないと動けない、そんな慎重さ、あるいは気弱さがある。対し、榎本、岡崎のほうは、わりと自覚的ですよね。相手に向ける好意も、向けられるそれも、互いにしっかり理解し実感している。こうした対照的な恋のステップが描かれるのは、なるほど、不器用で幼くも感じられる秋山とカリンの関係に光を当ててくれるように感じます。

そしてカリンさん、また選択肢を誤った! 秋山に花見の夜のこと聞くときに、私のこと好きっていった? じゃなく、チューしようとした? って聞いちゃったあ!

酔ってる人にそんなことしないと断言する秋山さん! 素敵な倫理観! ええ、秋山さんはシラフの相手としかキスしないんですよ! 後藤氏とか!

もう少し話をできたら結果は違いましたよね。でも突然の電話に話が遮られて、カリンは好きといってもらえたことも夢なのではないかと思いはじめて、ああ、こんなにももどかしい! でもね、秋山がカリンのこと、憎からず思っていることだけは疑ってあげないでくださいましよ! ほんと、カリンさん、あなたは好意を向けられているし、それに値する素敵な女の子なんですよ!

2025年5月15日木曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第65話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

オカルトサークル活動、まだ続いていたのですか。今度は河童を釣りにいく。あいかわらずろくでもない活動してるなあ! カリンが榎本にサークルに入らないかって誘ってるんですけど、この人が入るわけないじゃん! だってオカルトだよ!?

とか思っていたら、予想外の方向から、予想外の人、というかあなた誰!? 岡崎輝樹なる青年がカリンと一緒にサークルに入ってくれたんですね。

しかし岡崎くん、なかなかのつわものです。これまでもオカルトスポットを巡ってきた。そんな彼がいうのです。河童を釣ったとしてもし敵対的だったらどうするんですか? ぱっと投げつけて逃げるためのキュウリを首に用意して臨む河童釣り。他のメンバーは釣るまでのことだけ考えて、対し岡崎だけは釣りあげた先まで想像の域を広げていた。

この想像力よ。オカルトは想像力。実際にいるとかいないとか、それを問題にしていないように見える彼。河童にしてもいると断言しない。盲信しない、けれどいたらおもしろい、楽しいと、想像を広げる。その想像は、河童が友好的だった場合も想定して、そうした考えの柔軟さ。それは彼のクリエイティビティ、いつか絵本を作ろうという夢につながっているのですね。

あったらいいな、そうだったらおもしろいな。そういうワンダーを大切にしている人なんだと思う。

そしてそういう彼のいろいろが、リアリストに見える榎本を捉えた!?

カリンに連れられて河童釣りに参加させられた榎本が、岡崎にハートキャッチされて、もしかしたらここから彼女の恋などはじまってしまうのですか!?

いやね、正直予想外でした。なにか榎本は、達観して、もっとリアリスティックな恋愛などするものだと思っていた。それがこうしたロマンティック。

自分はつくづく榎本という人を理解していなかったんですね。