『押しかけギャルの中村さん』、第93話を読みました。
『押しかけギャルの中村さん』
バイトの皆でボウリングに出かけます。新人の小池さん。あのジョッキ無茶盛りしてた眼鏡の子。彼女の歓迎会なのですね。
バイトの仲間は、みんな優しくて親切。秋山が話していたとおりと、小池さんもすっかり安心してくれて、でもそれはそうとして、小池さん、やたら秋山に懐いているんです。
って、そりゃまあそうよね。優しげで、落ちつきがあって、しかも親切、丁寧、包容力にあの笑顔。案の定というべきか、ボウリング場でもふたりずっと一緒に行動していて、カリンさんはこの状況にお怒りになったりはなさらないのかと思ったら、おお、秋山への深い信頼があるといのですね。
でも問題は秋山じゃない。小池さんが秋山のこと好きになっちゃったら、あなた断ることになるのよ? そうなったらかわいそうなのは小池さんと、むしろ自分の恋人の無自覚さゆえ生じる悲劇を心配してくれているカリンさんなのです。
でもまあ、そうよね、ほんとそうだと思うわ。秋山さん、親切で優しげで、笑顔が素敵で、カリンといい、後藤氏といい、数多の男女を惚れさせてきたまさにこの漫画の貴公子たる好青年ですけど、無自覚ゆえにいたいけな小池さんの心をもてあそぶようなことになってはよろしくない。
でも実際、どうなるんだろうなあ。読者ながら自分も心配していたら、小池さんの質問、秋山に恋人いるのかという、その問に即答! いい笑顔! これ、小池さんの好意には気づいていないな。その問の真意をわかってない。だもんで、そのまま恋人の素敵さをとうとうと語りはじめて、そこにカリンさんがインターセプトだ!
小池さんを深く傷つけるようなことにはならず、本当によかった。またこの一連のできごとで、カリンがどれだけ人のことをよく見て、案じて、大切にしようとしているか。その心持ちのよさというのもよくよく理解させられました。ええ、本当にいい子ですね。秋山さんは果報者です。

