2019年5月22日水曜日

『まんがタイムスペシャル』2019年7月号

 『まんがタイムスペシャル』2019年7月号、発売されました。メインは『恋愛ラボ』、初夏の情景? 制服姿もはつらつと、リコがいい笑顔で風に吹かれていますよ。『ローカル女子の遠吠え』りん子は、えらいこっちゃあ、なんかいつにない姿。ビキニ姿で、ええと、君、そんなにダイナマイトやったんか。全然意識しとらんかったです。『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』は、湯川部長がシロツメクサの花冠かぶって、その後ろでシロツメクサの花をルーペでのぞくふりしながら部長見ている朝永。ああ、不器用な愛が見てとれますね。

新規ゲストは2本です。

『六畳一間の憑き物石』。幽霊との同居ものですね。幽霊の女の子、祠に祀られてたというんだけど、その憑いてる石を酔った勢いで持ち帰られてしまい、大学生の男子と思わぬ同棲をするはめに。しかしこの幽霊さん、服装がセーラー服なのは、わりと最近の霊なのか、あるいは古い霊だけどファッションだけは今風なのか。とはいえ、最近の女学生って感じもしないんですよね。腰のベルト、足元はブーツ。ちょっと昔風の制服です。最初は姿の見えなかった幽霊。祟ってやると思ったけれど、持ち前の綺麗好きがたたって、部屋の片付け、さらには洗濯物まで請け負って、そうしていたら慣れた? 目覚めた? 大学生男子、瞬に姿が見えるようになってしまった。この同居生活はたしてどうなるか。作者は『ざしきわらしと僕』の西岡さち。うまく展開していってくれそうに思います。

『タヌバレ』。前編、とのことで来週に後編がくるってわけですね。いきなり女生徒から変化の術が下手といわれた男子。人に化けたタヌキだろう。クラスメートが変な絡み方してくる、そういって当惑してる主人公がおかしいですね。なるほど、タヌキというのは、目の下のクマ、かたい髪質、いつも頭にはっぱがついてるなどなど、そうした証拠から見抜いたというんですね。けど本当は違う。これは冗談だろうと話をあわせてみれば、その子はキツネなのか! キツネのその子、タヌキ疑惑の男の子の前で正体バラしちゃってね、これ結構なピンチ? これでこの子の居場所はなくなる!? とか思ったら、なんだかうまい具合にまとまっちゃうのね。この不思議な交友関係のはじまり。とりわけキツネの子に男子へのリスペクトが生じてるのが面白かったです。

『ローカル女子の遠吠え』。今回は皆でダムを見にいくことになりました。井川ダム。穂垂主任が小畑に人を集めてくれと頼んだんだそうですが、小畑、すごいね、ひとりひとりの興味の傾向を把握して、それぞれに効くポイントをきっちり押さえていくんだ。穂垂主任はダム好きで、けれどいつもならひとりでいくところを、なぜ今回はこんなに人を呼んだのか。ああー、内部見学を少しでも盛況にして、こうした試みがダム業界に広がっていけばいいと! その思いよ。ああ、ジャンルの隆盛考えてのことだったのだなあ。感心、感動しました。ダム内部の情景とかすごくよかったですね。暗闇の中、灯るあかりに照らしだされる構造物。これ、ぐっとくるわ。けど、これ、単行本に入る時にはきっとグレースケールよね? ああ、もったいない。せめて電子だけでもカラーで収録してくださらんものか。じゃないと、もったいないよ、これ。さて今回の引率は穂垂主任。ちょっと居場所失ってるりん子がおかしかった。でもって穂垂主任の心を見事に折る桐島。ほんと桐島、強烈なキャラクターに仕上がってますよね、情報戦とか。今回、ラストのりん子と穂垂主任の対話、あれ、ちょっと好きでした。なんか穂垂主任、いいですよね。

2019年5月21日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年7月号

『まんがタイムきららMAX』2019年7月号、昨日の続きです。

『ももいろジャンキー』。みんな進級したんですね。そしてもももステップアップ。幼稚園に入ったんだ。制服着て写真撮って、それ聞いて動画欲しがる美耶。うん、いつもどおりじゃありませんか。そう思ったら、あら、もも、幼稚園でうまくいかなかったんだ。踊ったら変だっていわれちゃった。それで落ち込んじゃって、もう踊らないって。姉としても心配だよな。でもって美耶。めちゃくちゃショック受けてる! でも、踊りなし、丁寧なおじぎでも可愛いって、美耶、なんだそのアンビバレンス。これまでは美耶がももの元気に、踊りにはげまされてきた。だからでしょうか、今回のももを気づかい、元気づける美耶がね、いいお姉さんになったなって、こうして互いにはげまし、はげまされて、一緒に育っていってるっていうのが感じられて、とてもよかった。でもって最後のももの様子。ああ、よかったですね。ええ、楽しい幼稚園の毎日、いよいよはじまる、そんな感じしますね。

『旅する海とアトリエ』。イタリア到着。まずはローマ。いったことある都市が描かれると印象が違う! でも、この子らの旅はちょっとどころじゃなく独特だな。トレヴィの泉で土下座からセップクフェスティバルに発展とか。しかもそれでイタリアの案内人、マリアに早々ひかれてしまってるとか、いやもう一筋縄ではいかんですよね。マリアも面白い。こんな暗いイタリア人がくるなんて、とかいって謝ってますけど、いやそりゃイタリア人もみんながみんな陽気じゃないよなあ。でもって緊張から言葉が物騒になってるの、ああ、なんだ、面白いな。カラヴァッジョを見にいきました。りえのスイッチが入って、ばんばん解説してくれるのはいいんだけど、めちゃくちゃハイテンション! というか、海もちゃんと聞いたげて! というか、マリアが怯えてるんだけど! ほんと、ただの旅にはならないのが面白い。そうそう、ラストの写真のくだり。あれ、面白いな。この景色見せられて、よしいける! とは思えないよね。マリアの落ち込みよう、光と闇がはっきりしています。

『彼女がお兄ちゃんになったらしたい10のこと』。ああ、最終回。新しい学年がはじまる。この一年を、かりんの家族として暮らしてきたことで、皆、それぞれに成長したり変化したりがあったんだって描かれる、それがまぶしかった。七瀬はモテる、追われることに諦念もって向きあって、さらにモテるようになった。母役を担うつぐみも小学6年生とは思えぬ落ち着き、包容力を見せつけて、登校班でも頼りにされている。マキはなんだか不思議な感じになってますよね。この人、もう大人だからといっていいのか、変化や成長というより、自身の内面、好きなこと、ものに躊躇なさを見せつけている、そんな感じがしています。さて、かりんの発案で家族写真を撮ります。そこでね、七瀬にくじを引かせようとするんだけど、ああ、役割変えなのかい!? あの時の七瀬の葛藤。そしてついにかりんの兄でいたいと明言。最初は嫌がってた兄役だけど、この一年で七瀬にとっても大切な役割になってというわけですね。そして七瀬の知った、かりんのやりたかった10のこと。そのリストを前にして、ああ、本当にかりんのこと大切に思っているんだなって、この子のこと、その願いをかなえてあげたいと、そんな気持ちのあふれている。いい幕引きだったと思います。

2019年5月20日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年7月号

『まんがタイムきららMAX』2019年7月号、一昨日の続きです。

『ななどなどなど』。小町、友達増えましたね! 誤解込み、策略含みではあるんですが。放課後呼び出しを受けてしまった小町。どうしてもネガティブな発想しか出てこないところが彼女の彼女たる所以なんでしょうが、ええ、自分もネガティブな予感しかしませんでした。だから、まさかこんな円満(?)展開を見ることになろうとは。この漫画は、なにやらせても気弱でやる気に欠ける小町が、ななど相手となるとちょっと強気になるってのがおかしくて、呼び出された場所にななどを待機させる時のあれ、めちゃくちゃよかったですよ。でもって、呼び出しの相手、高山萌。この人の目当て、小町じゃなくてるるだったのか。るるのためなら手段は選ばない。そのヤバさ! いや、でもサジちゃんとこよりずっとマシだよ……。あっちはどうしたらいいかわからない……。ともあれ、小町の友達づくり? これ一歩前進でいいんでしょうか。るるの誤解、なんとかとかないと小町の身が危なそうですよね。

『ご注文はうさぎですか?』。チノの一人行動。海外でひとり歩きって危ないよ! と思ったけど、よく考えたらこれ別に海外旅行じゃなかった。スマートフォンの充電が切れて、そこからのぶっつけ旅。親切な人にいろいろ教えてもらいながらあちらこちらを見てまわる。その途中で、本当に「ご注文はうさぎですか?」なレストランに入っちゃって、ああー、ふるえちゃってるよ。鳥にパンをあげる老人とのコミュニケーション、あれ、面白かったですよね。言葉少なに展開するチノの冒険。なんかわくわくする。チェスで対戦した子との交流もよかった。そしてラストのココアですよ。ココアのお父さん! ちょっと浮世離れしてる感じもするんだけど、娘にね、うまく話あわせて、冗談にも乗ってあげてっていう、そのコミュニケーション。ああ、娘、愛されてますね。父に対してだとちょとココアの雰囲気も変わる? それもまた面白かったです。

『私を球場に連れてって!』。ファル子とレオナ。ついに野球で直接対決!? と思ったら、授業のソフトボールでしたか。しかしふたりともダーティーすぎるよ! のっけからヤジるタマ。ああー、素直で可愛かったタマも、すっかりレオナに影響されちゃって。さらにキャッチャー頼まれた時のあの顔! ああー、素直で可愛かったタマも、すっかりレオナに影響されちゃって……。試合はじまってからも酷い酷い。意図せぬ死球はしかたないとしても、挑発からの乱闘とかさ! なにやってるの! というか、素直で可愛かったタマの変貌っぷり。ああー! 今回なにがおかしかったって、レオナとファル子の様子に、クラスの皆がすっかりひいちゃってるところかと。でもって、タマの逆転打!? って、ちゃうんか! ほんまおかしかった。とか思ってたら、最後にやっぱりレオナがダーティーで、めっちゃ酷い。ほんま、ルール無用の悪党すぎますよ!

2019年5月19日日曜日

トレーニングの疲れがかなり残ってるので休みます

トレーニングの疲れがかなり残ってるので休みます。

2019年5月18日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年7月号

『まんがタイムきららMAX』2019年7月号、昨日の続きです。

『こみっくがーるず』。めちゃくちゃ面白い。夜のラーメン屋。翼に誘われて、かおすちゃん、はじめていくんですね。といっても8時半か。普通の時間だ……。夜のラーメン屋、その特別感にちょっとハイになってるかおすがいいですね。翼も先輩風吹かしてるっていっていいよね? ごちそうしてあげたり、そして漫画について語ったりね。でも、途中で自分の漫画とかおすの漫画、そのスタイルや求められていることの違いに気づいて、かおすすごい! ってなるところ、あれよかったわあ。かおすの漫画、好評なんですね。でもかおすは迷いや不安をぬぐえなくて、けどそれがですよ、たまたま店にやってきた虹野先生が払拭してくれるっていうのが最高でした。お酒はいっちゃったら、先生とファン、まぜこぜポンになっちゃうんだ。かおすの漫画の感想を聞くんですね。そうしたら、カワイイ男の子が出てこないアニメは見る時間もったいないって思ってたのに、かおすの漫画でアニメに興味が沸いたって! ああ、ほんと、最高のほめ言葉なんじゃないでしょうか。ええ、かおす、よかったなあ。

『初恋*れ〜るとりっぷ』。今回は練習試合? なるほど、文化祭のヒントを求めて他校の鉄道研究部の見学にきたんですね。そしたらやたら個性的な部員が出てきて、でもってその部室、ここも鉄道の座席とか置いてるんだ! 転換式シート! 背もたれだけ動かすタイプですね。ぐるりと回転させるやつとかも驚きますよね。こういうギミックに心踊るところ、なるほど、これが鉄の心なのでしょうか。ところ変われば興味感心の着地しどころも変わるようで、へー、ここは模型に力を入れてるんですね。鉄道模型だけでなくジオラマも作る。むしろそれがメイン。しっかり作り込んで、毎年入賞してるのか。すごいな。鉄道と一口にいっても、旅に列車に時刻表に模型、ジオラマと、その広がりは多種多様。その地平の広さをこうして他校との交流で見せていくところ、実によかったです。またそらのジオラマへの挑戦。それも楽しみ。先生、美術教師の腕の見せどころ? 活躍に期待ですね。

『社畜さんと家出少女』。ナルが面白いなあ。はやく帰るという発想がない。そんなことユキに思われたんだけど、その翌日、思いがけず早帰りできることになりました。あの、直帰で大丈夫からのくだりですよ。直帰!! 直帰!! 直帰!! これは笑う! どんだけ嬉しいのか! その気持ちがダイレクトに伝わる、そんな勢いあって、しかも見た目にも面白い。しかもこれ、直帰チャレンジっていうんだ。夕方なのに帰れる。その喜びと、ユキは友達の家にお止まり。ひとりぼっちのさみしさと。そしてなにをやったらいいのかわからない悲しみも。ふらりとファミレスに寄ってお酒ですよ。すっかりご機嫌になってるところユキたちに見られて、そこからの展開も面白かったです。なんか、楽しそうですよね。そうか、キーウィのぬいぐるみゲットしちゃったか。ユキに写真送ったりしてね、でも最後にふとさみしさかみしめたりね、これ、なんかわかる感じする。我に返っちゃったかー。最後までテンション維持できたらなあ! この、布団に入るタイミングが危険ですよねー。

2019年5月17日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年7月号

 『まんがタイムきららMAX』2019年7月号、発売されました。表紙は『きんいろモザイク』、アリスと綾、ふたり揃いのドレスを着まして、その姿、あたかも妖精でありますね。これ、どういうシチュエーションなんだろう。劇かなんかの一場面に見えますよね。花の妖精? 背景に大きく描かれている花がために、ふたりの妖精感、さらに際だって、そして腰掛けるアリスの肩にまわされた綾の手。その腕をそっとつかむアリスの両手と、その親密なるさま、かなりくるものがありますよ。ふたりの髪、その先のくるりくるりと巻いたところ、これ実によかったです。その描写、なにげに力はいっていますよね。

今月の新規ゲストは2本です。

『吸血鬼さんと行く∞日の終末旅行』。吸血鬼さん、危機感が足りてないですよ! 長い眠りから目覚めたら、人の文明が滅びてしまっていた。住んでた屋敷は廃墟同然。周辺を探索してみるも人影はなく、かろうじて動いた情報機器にて人類激減、そして文明の崩壊を知るにいたる。人が滅びたとなると吸血鬼の彼女にしても食料問題が首をもたげて……。いや? 人の血じゃないと駄目? 『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』だとネズミで飢えをしのいでいたりしたよ? といっても、作品ごとに吸血鬼像って違うから、ここの吸血鬼はそうはいかんのでしょう。ともあれ、人の滅びたと思しい世界で出会った女の子、驚きはしたものの、その子に果敢にからんでいく吸血鬼嬢。いやいや、待って、人類滅亡後の世界にのうのうと暮らしてるやつよ? 姿こそは人でも中身はまるで違ったりするかもしれないじゃんよ。なのに真っ向からからんでいく。あぶない、あぶないわ。危機意識、足りてないわ。まあ、その子、胡桃は普通に人間だったのだけど、会話してみれば、言葉こそは通じるものの、はしばしから文明の後退がうかがえる。そんな子に食事を与えて、かわりに血を貰って、そしてはじまるふたりの旅。ああ、吸血鬼クラリスにとっては血を貰うことが主目的とはいえ、ただそれだけではない気持ちが兆していますよね。

『犬にプロポーズされたんですけど!』。拾った捨犬が普通の犬ではなかったという話。翌朝には人の姿に変わっていて、聞けば犬の惑星からきたという。地球にはお嫁さん探しにきているんだそうですが、そうか、チワワが好みなのね。でも、犬の姿、よくて柴犬、けどおそらくは雑種よね? チワワはさすがに無理じゃない? この犬の少年、犬の惑星の王子なんだそう。って、じゃあなんで捨てられてたんだ! 人の姿で、王家の資力をもって好みのチワワを探せばよかったんじゃないの!? みたいなツッコミはいいとして、拾ってくれた海香に唐突に求婚。一夜の恩なのか? 好きになったから結婚してって、もうチワワはよくなったのかい!? ともあれ、この犬の王子の求婚話。そこに割って入った、犬耳の少年、いや少女? 結婚を妨害しにきたこの子の目的は、海香を王子に渡さないため? あるいはその逆? これ、続く次回に期待を持ち越しですね。

2019年5月16日木曜日

雀魂 -じゃんたま-

先日から、はまった絶不調だといってる麻雀。オンライン麻雀なんですが、インストール不要、ブラウザで遊べるため、非常に手軽に遊べるのがありがたい。またスマートフォンアプリもリリースされているそうで、好きな場所、好きな時に遊べるのがいいという人もいるかも知れません。開発運営はYostar。アズールレーンを運営している会社です。つまり中国の会社、なんだかオンライン麻雀をリリースするのもそんなにおかしくない、みたいに思えますね。

私はあまり麻雀に詳しいわけでなく、人と遊ぶより、主にゲーム機、コンピュータを相手に遊んできた、最近では普通にあちこちにいるタイプのプレイヤーです。父親が昔よく麻雀をやってたので、いろいろ聞いて教わりながらやってきて、強いかどうかといわれると疑問。なんせ、どんなゲームでも同じですれど、私は考え方が直線的なものだから、きっと相手からは読みやすいんじゃないかなあ。けれど、雀魂のリリース直後は結構勝てたんですよ。

最初は勝てた雀魂。けれど、昨日はですね、泣きそうになるほど勝てなくなって、あれー、おかしいな。このゲームは段位があって、勝つことでポイントを得、ランクを上げていくのが目的? なのですが、いやあ、落ちそう……。これ、降級あるのかなあ。あったら悲しいなあ。あと1回でも大負けしたら下がるぜ? みたいなところまで追い詰められていて、気が気ではありません。

このゲームを遊んでみて、なんせ麻雀ですからね、そんなに突飛な仕組みはありません。ルールはまさに麻雀なわけで、さすが歴史あるゲームですよ、遊んでみれば面白い。アバターとして設定したキャラクターが、リーチだロンだとしゃべりながら打つ、ってところがオリジナリティなのかなあ。なんかこのアバター、プレゼントを贈ることで好感度をあげていけるんだそうですが、あげたらどうなるのかよくわからない。あとよくわからないのが課金要素。まだ課金部分は解放されてないのかも知れないけれど、おそらくアバターを増やしたり、リーチ棒や牌を切る手などの見た目をカスタマイズする、こういうところに課金要素を盛っていくんだと思うんだけど、つまるところはお金払わなくても充分に遊べるわけで、はたしてこれ、収益どうするんだろう。

すごく謎であります。

どう収益化するかとか、そのあたりは謎ではあるのだけど、遊ぶぶんにはそのへん謎でも問題ありません。麻雀部分に、課金で有利になったりとかはないそうなので、シンプルに麻雀やりたいって人にもおすすめできるゲームなのではないかと思います。

あとこのゲーム、牌譜を振り返ることができるので、あとからゲームを振り返ったりも簡単。復習したり、大勝ちを振り返ってニマニマしたり、こうしたところでも楽しめそうですよ。

2019年5月14日火曜日

『まんがタイムきらら』2019年6月号

『まんがタイムきらら』2019年6月号、昨日の続きです。

『佐藤さんはPJK』。学校にて爆弾騒ぎ。すごいな、どういうこと!? と思ったら、なんとこれ、訓練なんですね。って、普通に火災じゃあかんかったの!? しかも訓練ゆうてるの、ベルがうるさすぎて聞こえてへんし! これ、パニック起こった時点で訓練失敗じゃないのか? ともあれ、PJK佐藤、あわてないどころか、爆発物処理までしようっていうのか。っていうか、その装備、学校のどこに置いとるの!? このナンセンス。無謀にも爆弾に立ち向かおうとするPJKに付き添おうとする千春よ。ここにふたりの関係の深まり感じさせられて、ええ、いいコンビになりました。ハイテンション、コメディ系のコンビではあるんですけど。ダウジングから壁新聞の横読み、さらに飴のつつみのなぞなぞに派生していくくだり。最高でしたよね。わけわからなかったけど。そして爆弾のつもりで時計を解体するの、ほんと、わけわからないながらも、勢いまかせに巻き込まれていく感触が実に面白かったです。 

『初春が咲く』。ふたりは両想い!? 彼方に好きと伝えた柚子。でも彼方はまったく動じてなくて、どこからどう見てもいつもどおり。当惑する柚子。けれど彼方、彼なりに動揺してたんだ。コーラに砂糖入れてしまうくだり。ほー、彼、甘党なんだなあ。コーラに砂糖増量かあ、とか思ってたけど、そうだよね、やっぱりおかしいよね!? しかもこれからもぼーっとしちゃったり、でもって妙にハイテンションだったりと、このちょっとおかしな彼方が可愛かったです。家に帰ってベッドでゴロゴロする柚子もいい。ほんと、この漫画、ふたりともすごくチャーミング。あふれる微笑ましさ。実によいです。

My Private D☆V、『夢見るルネサンス』の海老川ケイです。提示されたD☆Vポイントは「スレンダーな女の子にトキメキます」。素晴しい! 「腋のラインなんかもドキっとしますね!」。なるほど、そうなんだー! イラストは、『夢見るルネサンス』のちんまり可愛いふたりとは印象違って、ちょっとお姉さんっぽく感じられる女の子。海辺? マリンルック風!? あの帽子可愛いですね。と、帽子に手をやるその仕草、なるほど、腋のラインでドキっとさせるわけですね! 袖なしのブラウスは、前を大きくあけて風に吹かせて、それが動き感じさせてよい感じ。胸元に見せるビキニスタイルの水着、ストライプが印象的で、ああ、このイラスト、帽子のストライプ、カフスにもストライプ、ポイントポイントに配置されたストライプが、絵の雰囲気をきゅっと引き締めて、ああ、右手のリボンもそうか、この効果でもって、彼女の笑顔をより魅力持って押し出している。ぱっと向こうから笑顔が飛び込んでくる、そんな力持ったイラスト。素敵です。

2019年5月13日月曜日

『まんがタイムきらら』2019年6月号

『まんがタイムきらら』2019年6月号、一昨日の続きです。

スロウスタート』。今回は光希編かと思いきや栄依子編でした。学校見学にやってきた光希に姉の制服着せまして、校内見てまわろう。そして姉栄依子はというと、生徒会に頼まれた封筒づめの仕事、ひとりで担うことになりました。ここからの栄依子の冒険、これがちょっとわくわくさせて、妹の中学の制服着て校内をうろうろしてみる。スリルとかいってますが、ちょっとわかる気がする。先生に見つかっても、中学生のふりしてやりすごしてみたりね、そうしたら榎並先生に見つかって、そこからのやりとり。ああ、栄依子の先生との出会い、そのリフレインだ。ふたりの会話の、核心に踏み込みそうでその周辺をくすぐりながら踏み込まない、その距離感。これは本当に見せるなって、もどかしささえ感じる、その感触がたまりません。ええ、この距離感にかもしだされる関係の機微。空白さえ意味を持って響く、そんな中、あの栄依子の表情。素晴しいものありましたよ。

うらら迷路帖』。最終回直前回ですよ。迷路町の呪いを受けた友人たちとともに挑んだ迷路町中枢。そこで出会った母の姿は、呪いで真っ黒に染まっていて、しかし意識はきちんとあるのか。この悲しい母娘の再会。そして対峙するは迷路町の神。ここで千矢の選ぼうとした道、これに驚かされました。神の申し出るまま、その花嫁になることを了承する? 神の花嫁になるべく、一番占になろうとする? これじゃ母の辿った悲劇再来なのでは? けれど、この選択の先に、母の辿ったものとは違う、千矢でこそ掴みとれるような可能性があるのかも、そう思わせるものがあって、それこそを見たいと思わせる強さあったんですね。そこからはもう千矢と両親の世界。町より解放された母とともに、崩れる町中枢から逃げ出すその場面。もう長くない命を嘆くのではなく、再会を喜び、友人たちにメッセージを残し、そして娘の言葉をともに旅立っていく。これは悲しいけれど、その悲しさを越えさせる、そんな強い場面でした。

『夢見るルネサンス』。ひとり過去の世界から異国、現代日本にやってきたリーチャ。さぞや日中はさみしいのではないか。ひよりにいわれてレンが心配するんだけど、リーチャ、めちゃくちゃエンジョイしてますよね。肉屋のおばさんとの交流、これがいいんですよ。なんかすごくほっとして、嬉しくなる、そんな関係だと思います。ここからの展開も面白かったです。レンがリーチャのために料理をするっていうんだけど、料理が得意ってわけじゃないのか。というか、むしろ苦手なのか。ついつい気を散らしてみたりとあやしさ満載なんですが、なにがあれって、出来合いのピザ生地に具材のせて焼くだけというので失敗するっていうんだものなあ。でも、リーチャ、喜んでくれて、健気で素直ないい子ですよ。でも、16世紀イタリアにはまだピザがなかったっていうの、悲しいんだか面白いんだか、でしたよ。レン、リーチャが今の暮らしを楽しんでるってこと、ちゃんとわかってよかったですね。そして今後はリーチャが料理することに? なにがすごいって、インターネット使いこなしてるのか。レンにネットすすめるリーチャ、このくだり、最高でした。

『下を向いて歩こう』。シエルのゴールデンウィークですよ。硝子もさざれも連休中は忙しい。なので連休はふたりと遊べないんだけど、やけにシエルが素直で、いつもなら遊べないこと嘆いたりしそうなところなのに、なぜなのか? そうか、シエルの母も忙しいんだ。フォローしないといけないからシエルも暇がない。なるほど、なるほど。といったわけで、今回、シエルの身のまわり、いろいろ知ることができて、母が小説家だったり、締め切りに追われて大変だったり、そうか、修羅場か。シエル、掃除、選択、買い物から食事の用意まで、全部やってるんだね。この、なんかしっかりものに見えたシエル、印象変わってよかったですよ。連休中は浜も人でいっぱいで、ちょっとおりていけそうにはない。そこでシエルが今回見つけたもの、四ツ葉のクローバー。いつもとはちょっと違った連休中の情景。友達の知らない表情を知れたりね、そういうの、素敵でした。途中、硝子の思っていたこと、わかるべきことはきっと自然にわかっていく。それを体現するような、ゆっくりと、しみじみと進んでいったエピソードでした。

2019年5月12日日曜日

Fit Boxing

 最近、Fit Boxingをやっています。こないだの連休中に、まるで家から出ない生活を送ってしまって、外出したのは『まんがホーム』と『まんがタウン』を買いにいった5月2日の一日だけ。このままじゃいくらなんでも鈍ると思って、ゴールデンウィークにあわせてセールをしていたこのソフトを試してみようと思ったのでした。まずは体験版からですよ。正直続くかなあ、そう思っていたのですが、やってみればなかなか面白い。とりあえず3日続いて、せっかくだから続けてみたい、そう思えたから、思いきって買ってみました。現在、製品版で7日続いたところです。

このゲーム(ゲーム?)、以前ちょっと話題になっていたんですよ。インストラクターの声を人気声優がつとめていて、好きな声優がはげましてくれるからはかどるとかどうとか。そのへん詳しくは公式サイトを見てもらうとして、両手に持ったJoy-Conでパンチやダッキング等の動きを感知して、そのよしあしによって違ったコメントが返ってくるのはいい感じです。バシッと決まったら、いいパンチですよ! ちょっとタイミングを外しても、わるくないですよ! 自分はやったことないんですが、以前はやったビリーのブートキャンプ、あれのインタラクティブ版みたいに考えるとよいのだと思います。

これはいわゆるボクササイズなのだと思います。アクションはジャブ、ストレート、フック、アッパーにダッキングとウィービングがあるのかな? ありがたいことにプロのトレーナーによるレクチャー動画が用意されています。あれ、ステップインジャブとかもあるの!? ウィービングを出したら全部のアクションが出揃うと思ってたけど、まだまだ先があるのか。おそろしいなあ。

最初はタイミングがなかなかとれなくて、ジャブとストレートのシンプルなコンビネーションでもあっぷあっぷしていたのですが、続けているうちに、ジャブ、ストレートのワンツーは自然にできるようになっていました。おそらく他のアクションもやってるうちにコツが掴めてくるのだと思うのですが、今のところ、ダッキングがつらい! 昨日出たアクションなんですけど、腰を落とす動作ね、これまでは基本上半身の動きばかりで、下半身や腰まわりはパンチに付随する程度だったのが、ダッキングが加わるとまるで違ってきます。いってみれば軽い屈伸運動ですから、腿にきますね。

こんな具合に、だんだんアクションが増えていくことで、またコンビネーションのパターンが増えていく(複雑になっていく?)ことで、効く部位などを変えながら、運動の密度をあげていく、そんなプログラムになっています。

今はデイリーだけでへとへとになるので、フリーまでは手を出していません。なので、フリーがどんなのかはさっぱりわかりません。デイリーでは運動の目的や時間などを選べるようになっています。目的はダイエット、体力強化、健康維持の3種類。自分はダイエットはいらんので、体力強化を選びました。時間は最初は一番短い10分でやってたんですが、昨日から、休日ということもあっておすすめの短い方、20分にしています。とりあえず20分くらいやらないと効果は出ないかもなあ。ということで、明日からも20分で続けてみるつもり。

強化したい部位も選べます。バストアップとかふくらはぎ重点みたいな感じですね。自分はここと重視したい部位もないので全部にしています。きっとまんべんなく鍛えあげてくれるのでしょう。

今のところはなんとかついていけてる感じ。今後、もしかしたらキツくなっていくのかもしれないけど、毎日ちょっとずつステップアップしていって、気づいたらかなりの運動量に!? みたいな感じなら大丈夫かな? とりあえず現在の目標は、体重をちょっとだけ、2キロとか3キロ、しぼりたいかなって思っています。

 

2019年5月11日土曜日

『まんがタイムきらら』2019年6月号

『まんがタイムきらら』2019年6月号、一昨日の続きです。

『けいおんShuffle』。謎の人、莉子先輩のことを知る人物が現れましたね。かつていたという同好会のメンバー。いろんな理由で離脱していったのだけど、そんな中、あまりに特異な経歴の人物が。なんと、海外にいったきり消息不明になったって、ええーっ、それ事件やん。帰ってきたんですね、その人物。本場の音楽に触れたい、そんな理由で短期留学したら、水があったのかね、縁があったのかね、向こうでバイトさせてもらいながら長期滞在することになったという。え? 労働ビザは? うん、細かいことは置いておこう。この人、岩崎しなの、なんかダイナミックな人。大雑把といってもいいのかも知れない。紫たちのこと、知らない顔だからといって威嚇してかかったりね、でも面倒見はよさそうな人。メインはギター? けどベースもできてという、そんなしなのが加わって、バンドメンバーが増えた? いや、莉子たちのバンドもできていくのか? といっても、先輩はまだふたりだけだからなあ。しなのが加わって、後輩たちにもいい刺激になったようですね。うんうん、どんどんステップアップするがいい。

『海色マーチ』。今日はリーフを越えます。結構なステップですよね。泳がないという姫に、なにかあったら118番通報してくれと頼む珊瑚。やっぱりちょっと危ないのかも知れないな。これまでいたところはリーフの内側。礁池、沖縄ではイノーと呼ばれる浅瀬で、水温も高め、波もない。そこから深く、冷たく、そして波もあるリーフへと出ていくんだけど、あまね、ほんと、危なっかしいなあ。まるで珊瑚のいうことを聞かない。危険なことやらかす。向こう見ずというか、なにも考えてないというか、ほんと危なっかしいなあ。そんなあまねのはじめてであう風景。これまでとはまるで違う海の景色。鮮やかで、そして魚たちもいっぱい。そのこれまでよりも広がった世界にハイになって、興奮して、けど鼻血はヤバいよ! はやく上がりなさいな! 今日の体験、あまねには大きな衝撃だったみたいで、ハイはハイだけど、なんだか感慨ある、そんな表情してみせてね、ちょっと成長? いや、そんなに甘くはなかった。珊瑚もなんだかあまねとの距離を掴めてきたようで、ふたり、いい関係になっていきそうな予感させていましたね。

『トールさんの通り道』。奴隷売買の現場にて、売り手は捕まえたものの買い手に逃げられてしまった。しかも奴隷を人質にして、トールの暮らす森へと逃げ込んだ。ああー、命はないかも知れん。トールがケイトから奴隷の子の保護を頼まれて、その奴隷の子、すぐに見つかったのはいいのだけど、少し様子が違っている。ああ、そうか、ずっと奴隷として生きていたから、主人がいないと駄目なのか。自由を知らずに生きてきた奴隷の子、リィンは、自由は、ひとりは怖いという。そんな子の動きを制し、助けて、なんとかケイトへと引き渡さないと、そんなトールとブリの頑張り。彼女らにとっての障害が、森の獣でも奴隷売買してた男たちでもなく、自由から逃避しようとし、襲われていると思しいご主人のもとにでも走ろうとするリィンだったというところ、このままならなさに、この漫画のトーンというのもわかるように感じます。

『さかさまロリポップ』。詩月のバドミントンの特訓です。バドミントンなんて余裕、そういう柚希ですが、まったくシャトルに当てられなかったのか! ばったり倒れてしまってる姉に、チクチクと文句いう妹。でもその文句にもちょっと正当性あったように思います。だって、練習にならんのだもんなあ。今回面白かったの、詩月の打ったシャトル、ぴったり柚希に向かうんだ。どう打ってもそう。柚希に請われてやってきた芽依と詩月がふたりで練習してる時も、詩月のシャトルは横になって休んでる柚希にばっちり向かっていく。たとえ後ろにいたってそう。その不思議な挙動。これ、詩月がどんだけ柚希のこと好きかみたいなの感じさせて、それが面白いですよね。今回は詩月にバドミントン教えることになった芽依の内心の高ぶりとかね、3人で走ってる時の柚希の様子、どんどんひとり遅れていくのがね、並行するコマでわかるのが面白いの。そして、詩月のちゃっかり。自分のシャトルの謎挙動を把握して、試合を有利に運ばせたっていう、そういう細々したところに現れる個性や思考、いろいろ、もろもろに楽しませてもらいました。

2019年5月10日金曜日

『まんがタイム』2019年6月号

『まんがタイム』2019年6月号、昨日の続きです。

『見上げればいつも妹が。』。妹、遥、この一ページ目のぶちぬき描写、これ見ると、この人の豊満さがよくよくわかろうってもんだな。しかし、それにしてもすごい存在感。ツブテくんのコンパクトさが逆に際立ってしまう。ともあれ今回で最終回。理想の兄ってなんだろう。そんな話で会社でもりあがってみたり、やっぱり大杉が微妙におかしかったり、ほんと、この人、最後まで見事に変わりまんでした。会社の皆が考えてくれた、遥にお兄ちゃんと呼んでもらう方法。それがもうどれも駄目で、中でも小宮お兄ちゃんに改名する案、エクストリームすぎる駄目さだよ! 家での母と遥の会話、これがよかったですよね。遥のいうツブテのこと、お兄ちゃんじゃ足りない気がするっていうの、ええ、お母さん、どういうことなんですか!? 母のわかってること、それがわからなくて、けど遥がツブテのことを大切に思っているということはわかりました。基本、なにか発展があるというわけではない最終回、いつもどおり、これまでどおりといえばそのとおりなんだけど、そのいつもどおりの底に流れるもの、そこに違いがあるようにも思われて、ええ、深まるふたりの関係。それが本当に素敵な漫画でした。

『犬がいるので帰ります』。デートはいつもマロンちゅんと一緒。その状況が不憫だと、たまにはふたりだけの時間を作るべきでは? 友人からの助言をさ、俊とマロンちゅんふたりの時間と解釈する春奈がすごいですよ。俊ファーストなのかマロンちゅんファーストなのかわからないけれど、このひとりと一匹の関係を大切にしてるのはさすが。でも俊にとっては違ってて、そうか、マロンちゅんと春奈がいること、それがもう当たり前で自然になってたんだ。春奈がいないこと、春奈に会うことを断わられたこと、それがショックでショックで、けどその解釈がまた独特で、ほんとおかしい。どんだけマロンちゅん中心の人生なんだろう! けどね、俊、ちゃんと話し合いの機会持って、春奈のこと大切にしてるってちゃんと伝えて、ええ、世間一般ではどうかわからないけど、このふたりにはふたりの世界、つきあい方があるんだって、それを再確認した今回。ほんと、最後の俊の言葉の頼もしさ、ですよ。

『午前0時のおねだりごはん』。今回は米沢先輩の苦手克服です。取引先が苦手なタイプで、その克服と一緒に苦手な食べ物も一緒に克服しようっていうのかあ。やる気というか、気合いを二重にかけたかったのか、いや願掛けみたいな感じっぽいですね。さて、先輩の嫌いなもの、生の玉ねぎなんだって。はたして牛喰はどんなメニューを用意したのか。一品目はカツオのたたき定食。カツオのたたきには生玉ねぎが山ほどのっかっていて、ちょっと怯んでる先輩がいいですね。おそるおそる口に運んで、そうしたら辛みがすっかり抜いてあるから大丈夫。不安そうな顔から、一気にニコニコ、美味しい笑顔に変わるその様子よ。これは実に魅力的。ポテサラにも玉ねぎが入ってるっていうの、小学校の給食で食べられなくって居残りさせられたんだ。これ、嫌な思い出だよねえ。でも、牛喰ポテサラなら大丈夫。もう、あの表情! 最高ですよね。こうして契約も苦手な玉ねぎも克服した先輩。その先輩の次に乗り越えたいもの、牛喰との間にある友情の垣根なのかな? もっと知りたい、もっと仲良くなりたい。そんなところ実にいい。まずは苦手なものは? って。でも、なんでも食べられるって聞いて、ちょっとスネちゃって、いやもう、先輩、可愛い人です。最高です。

2019年5月9日木曜日

『まんがタイムきらら』2019年6月号

 『まんがタイムきらら』2019年6月号、発売されました。表紙は『奥さまは新妻ちゃん』。家事もろもろ終わらせてくつろぎタイム? エプロンはずして、ソファーに座った新妻ちゃんが、こちらに向けて、さあさあ隣りにお座りなさいといいたげなる様子ですよ。といっても、これは読者にじゃないよ! 旦那のだーくんがこちら側にいるわけだな! わかってる、わかってるよ! 頬を紅潮させて、わくわくと浮き立つ気持ちをあらわにするその姿は愛らしく、この人なつっこさ! 本当に魅力的。新妻ちゃんのまわりに浮いてるハートがまた愛らしい。実にチャーミングな表紙であります。

今月の新規ゲストは3本です。

『星屑テレパス』。小ノ星海果は内気、人見知り、空想しがちの女の子。その空想というのが宇宙人というのはなかなかに珍しい? しかもその宇宙人への傾倒、人とうまく話せない自分でも、テレパシーで通じあえる、そんな相手がいるはずだ。そうした思いと、皆と同じように話して打ち解けてということが難しい自分はまるで異星人のように孤立している。そうした思いからきているみたいですね。しかし前向きなのか後ろ向きなのかわからないこの子、ついに宇宙人を自称する女の子と出会うんですが、明内ユウ、その宇宙人っていうの冗談じゃないの? クラスの皆からはまるで本気にされていなくって、けれど海果の持っていた宇宙語辞典がふたりの仲をつないでくれた! 海果が宇宙語であいさつしにいって、誰にも理解されずさらに孤立を深めたらどうしよう! 共感性羞恥で死んでしまうっ! ハラハラしましたが、その危険も回避され、しかもユウ、おでこをくっつけることで気持ちを通じさせるんだ! 名づけて、おでこぱしー。ずっと会いたかった宇宙人と、自分が宇宙人であることを信じてくれた唯一の地球人。このふたりの出会い、なかなかに特別なものとなったようで、これからの展開が楽しみです。

『魔法使いの取扱説明書(トリセツ)』。お金がない。星川ありす、15歳にして困窮してるのか。いったいぜんたいどうしたのか。そう思ってたら、なんと親の借金で一家離散なのか。悪いことはいわんから、素直に星羅に助けてもらったほうがよくない!? ともあれ、稼げるバイトがありますよ、見知らぬ猫耳少女の甘い誘いにのせられて、はじめた仕事が魔法使い。腹出し、ミニスカ、魔法の杖に、コスプレキャバ!? なんて思ったけれど、魔法使いというのは本当なのか。異世界から流出したスライムを倒して欲しい。その方法は杖で殴打。うん、シンプルだな。スライム一体倒して100円という、スライムがボコボコ沸くならまだしも、そうでないなら到底ボロいとはいえない感じだな、そんな仕事につくことになったありす。とりあえず、前途は厳しそう、そんな感想しか出てこないよ……。ありすのストー、幼馴染みの高森星羅にさっそく秘密を知られたけれど、問題ないどころか、魔法使い衣装から普段の姿に戻るのに星羅の協力が必要なのか。ありすの信奉者である星羅にとっては、恩は売れるし、変身解除のたびにキスはできるし、さらにはおおっぴらにつきまとえるしで、いいことづくめじゃないですか。うん、やっぱりありす、スライム退治でチマチマ稼ぐんじゃなく、星羅に助けてもらったほうがいいって!

『花々*ライフストーリー』。こちらも勤労少女の物語。名家、天ヶ崎家に住み込みのメイドとしてやとわれることになった花枝さくら。呼び鈴押して、インターフォンごしの挨拶、これが肝心といらん自己紹介までどんどんしてしまうところ、勢いあっていいですね。このお家にはさくらと同い年の、高校一年生の女の子がいて、それがつくし。見た目小さいから迷子と思った、いきなりの失点ですね。つくし、お嬢様だからといって気位いが高いわけでもなく、居丈高だったりすることもなく、むしろ親切、丁寧、友好的。けどちょっと寂しがりや? さくらに心ひかれつつも、移り気で自分以外のものに興味がいってしまいがちなさくらにちょっとおかんむりのつくし。ちょっと意地悪いったりして、そうしたやりとりは愛らしかったと思います。この漫画、いろいろとあかんそうなさくらが、実は凄腕メイドだっていうところがよかったと思います。代々、使用人として身を立ててきた花枝の家。幼少よりメイドとしての教育を受けてきたという、いうならばメイドのエリートなのか。そんなさくらの、つくしべったり生活。単なる主従関係にはおさまりそうにない、そんな予感させるところがいいですね。

2019年5月8日水曜日

『まんがタイム』2019年6月号

『まんがタイム』2019年6月号、昨日の続きです。

『ハニトラなんか怖くない!』。ぐいぐいくる山田さん、めちゃくちゃ可愛いな……。けど肝心の綾小路は全然ピンときてなくて、そら同僚の彼もあきれようってもんだ。さて、ぐいぐいくる山田さん、これジムの女性たちを警戒してのことなのか。綾小路が耳にしたジムトレーナーさんたちの密談、綾小路をモノにする、逃げられないように手は打っている。なにごとかと思ったら、ああー、なるほど、綾小路を鍛え上げてジムの広告塔にするつもりなのか。綾小路、あまりに平凡すぎてぱっとしないからこそ変身させがいがあるのか。しかし、綾小路、困った女性に利用されがち。本人がモテてるわけじゃないっていうのが悲しいところ。でも、山田はどうなんだろう。特別というその意味は? とりあえずジム編は今回で一段落なのかな。もうちょっと無茶な彼女ら、見ていたかったから、続いたり、また今後も出てくると嬉しいです。

『瀬戸際女優!白石さん』。ああ、マネージャーさん、かわりましたね。新しいマネージャーはクールな男性、岩熊優太。あまりに表情崩さないので無愛想なのかと思ったら、実はめちゃくちゃ緊張してるっていう、この人、クールというより朴訥だな。ガタイはいいけどケンカとかは苦手。名前のとおり優しい男なんだな。白石さんのことも、下にも置かぬ丁重な扱い。まるでお姫様扱いで、それ、白石さんはさすがに居心地悪いのか。プロデューサーとのやりとり、おかしかったですね。にぎったこぶし、プロデューサーのセクハラをとがめてかと思ったら、白石さんが褒められたことでガッツポーズしてたんだ。めちゃくちゃ面白かった。白石さん、早々に自分が元ヤンということ明かしたわけですが、岩熊はまるで意に介さない、と思ったら、昔の話にちょっとビビっとるんね。このふたりの関係、今後微妙に展開していくのか、真島監督との関係はもう進展ないのか。いろいろと余韻ある終盤もよかったですね。

『八犬伝の義理娘』。終わっちゃったか! 八犬伝も完成を見て、さあ馬琴の次の活躍は? と思ったら、ああー、亡くなっちゃったよ。自分の葬式を眺める馬琴。自分の死を惜しみ悲しむものなどおるまい、そう思っていたら、意外やしたわれていたんだよ。そんな様子に人の情感じられて、いいくだりだったと思います。そして、馬琴のミチにあてた手紙。目の見えない馬琴が、それでもなんとしてでも伝えようとしたその気持ちにはジンとさせられるものありましたよ。基本的に定番どころを押さえた漫画だったと思います。けれど、その定番を丁寧に、登場人物の情感ともに描いたことで、確かにこうと伝わるものがあった、そのように思います。最終話に描かれた一連のできごとは、そうした確かさの集大成だったと思う。しみじみとしみる、そんな話であったと思います。

2019年5月7日火曜日

『まんがタイム』2019年6月号

 『まんがタイム』2019年6月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』がメイン。テーマはバーベキューですね。エプロンつけた部長代理。右手にトング、左手にバーベキュー串を持って、いかにもおいしくできました、これから食べようとしている、そんな様子思わせる表紙イラスト。そのニコニコ顔がまたいいんですね。『おねがい朝倉さん』は両手にバーベキュー串。いや、なにもひとりで2本ってわけじゃなく、もう一本はこちらにいる誰かのために持ってきてくれた、そんな雰囲気。この人のらしさ、感じさせます。そして『花丸町の花むすび』花子は、ワイルドですね、もうガツガツといってますよ。あの、肉をかみちぎろうとして、ぐーって引っ張ってるの、あれがもういいじゃないですか。たまらず肉からガブリといった、そんな気持ちがあふれています。

『俺のベッドはヨーコのもの!?』、ゲストではないのかな? 新連載? かつて拾った犬、それが心の支えになっていたのに、亡くなってしまって悲しみのつのる主人公。その犬、ヨーコと出会った思い出の記念日に、同じく公園で出会ったのが倒れていた小柄な人影。空腹? 行き倒れ? どうも足もくじいているようで、それがかつてのヨーコの姿を思い出させて、ふと情もわいてしまった。自宅に連れていって、とりあえず風呂に入ってこい。この時点では男の子と思っていたのが、実は女性で大変。思いがけず見知らぬ女性を連れ込んだかたちになってしまって、しかも明日は恋人が家にくるという。このピンチ。助けた女性の名は洋子。成人してるのだそう。それは別として、この女性を泊めてしまったことに加え、彼女と鉢合わせ? このピンチどう乗り切る? まずは山場作ってきましたね。本当のピンチは次回、興味持たせてひっぱります。

『茨城ってどこにあるんですか?』。日本一のバンジージャンプに挑むことになった多恵。高いとこ苦手なのにな! そんな彼女を応援したりサポートしたりする森戸、この子がとにかく可愛かった。なに考えてるかよくわからない、そんなキャラづけされてると思うんですが、多恵がらみとなるとわかりやすいですよね。今回は、よく感情が見てとれた。しかもスカート不可というバンジー。そんなこともあろうかとちゃんとジャージを用意してくれていて、いや、これ、多恵の退路を見事に断ってるよね……。今回、多恵の魅力、よく出てたと思います。苦手だけど頑張ろうとして、でもやっぱり駄目そうでと、いったりきたりするところ、そこににじむ彼女の人となり。さらに憧れの鈴子からなんでも願いを叶えてあげるといわれて舞い上がるところね、でもちゃんと願い事いえなかったところとかもね、ほんと、面白かった。今回、多恵、よく頑張りました。その頑張り、ねぎらってもらえたところもよかったですね。

『良倉先生の承認欲求』。今回は動物園で撮影会。やたら厳しいこという先生だけど、その本心は、自分の撮影にかける意気込みなのかい? 自分は引率だから撮影とかスケッチとかはしないよ? そんなこといいながら、本当はSNS映え狙っての仕込み、ばっちりやってきてるっていうの、ほんと、承認欲求満たすための労力、惜しまないよね。そうしたところを星畑にしっかり見透かされてるところ、さらには若干説教されちゃったりするところ、これが面白いよなあ。しかし今回、先生、大活躍ですよ。大切なカメラを落としてしまった古岩、すわカメラの破損か!? というピンチに、飛び込んでまでカメラを守ってくれる先生ですよ。クールどころか冷徹にさえ見えるこの人の熱さ、それがうっすらと表にあらわれて、いいシーンでしたよ。というか、古岩からの賞賛受けてめっちゃ嬉しそう! しかしこの漫画、本当に面白い。星畑が先生の裏側、それをばっちりわかってるとこ、それが効いてるよなあ。つっこみが冴えるし、それに理解者でもあるという多面性。ほんと、いいキャラクターがいい関係築いています。

『テレパス皆葉と読めない彼女』。人の心が読めてしまう皆葉。そんな彼と、唯一彼が心を読めない女の子、矢ケ崎との交流が面白いです。皆葉の両親のくだりとかも面白くて、息子が人の心を読めると知って家にあまり帰らなくなった。てっきり重い話かと思ったら、違った! 超能力の存在を知ったことで、世界の不思議ハンターになっちゃったのか! わりかしマジ悩みしてる皆葉があって、けど全体に楽観的なムード漂っていて、というこのバランスがよいのだと思います。自分の能力に罪の意識感じてる皆葉と、それでも困ってる声が聞こえれば助けにいかずにはおられない皆葉と、そんな彼の心許せる相手である矢ケ崎。そして今回は、いつも皆葉に助けられてる女の子、桃がいつも皆葉と一緒にいる矢ケ崎に嫉妬? かと思ったら違った。桃、転校するんだ。先が読めないな。ともあれ、この子の転校と隠した恋心、そこに矢ケ崎のお守りの紛失が絡んでくる? 1話目で前提作って、今回2話目で展開、発展、それを3話目でどう受け、解決に導くか。しっかりした構成見えるところも好感あります。

2019年5月6日月曜日

『まんがタウン』2019年6月号

『まんがタウン』2019年6月号、先日の続きです。

『はつくい転校生』。毎回、単調にならないようにいろいろ工夫してくるのがすごいですよね。初美の発明メニューがもうすでにあるやつっていうのとかやってましたけど、今回はさらに捻って、食べたい料理がカオマンガイ。いつもは食の先輩やってる薫と沙耶にとっても今回は初耳料理。でもさ、知らないなら知らないっていっちゃえばよかったのに、なんで知ったかぶりしちゃったかな。どんな料理以前にどこの料理かもわからない。知ってるふりしながら初美から情報聞き出して、タイ料理とわかったら駅前にたしかあったな、あそこのカオマンガイ美味しいもんね、ってなかったどうするつもりだったの! この自ら作ったピンチに四苦八苦するふたりの様子。実際カオマンガイを前にして、そしたらいつもの初美みたいになって、ほら、この初見の感動、一緒に味わったらよかったじゃない! ほんと、このピンチ、ナンセンスでね、面白かった。今回よかったの、このピンチの面白さもあるんだけど、加えてふたりもはじめての食に感動するところね、これだろうなあ。ええ、やっぱり感動、共有するのが正解だったって。そう思えるいい顔してたんですね。

『恋するヤンキーガール』。アヤメちゃん、やっぱり病気だった。ばーちゃんが楽しみにしてたコンサートの邪魔をしたくない。それで内緒にして、そしてナギにも内緒にしようとして、けど電話の向こう、あまりの咳こみようにバレちゃいましたね。ここからのナギの頑張りね、帰れ、近づくな、アヤメちゃんはそういうんだけど、ナギは母に了解をとってまでアヤメの看病するっていうの。ああ、ナギ、腹座ったなあ。あまりの予想外の展開に行動がおかしくなってるアヤメをとにかく休ませて、食事用意して、でもって体まで拭いてって、ナギ、頑張ったなあ! なんだかんだでナギ、やるとなったらしっかり役割果たすやつだと思います。またその節度、帰ってきてふたりの様子見たばーちゃんも、これならと認めてくれたんだなあ。ナギの誠実さ、それが光りますよね。

『珈琲と猫の隠れ家』。ああ、いい話だよ。ねこカフェを舞台とした話。今回は、このカフェのなりたちがわかる、そんな回でした。ねこカフェといっても保護ねこを扱っていて、里親募集もやっている。基本は店長が面接をして、それで時には怒って追い返しちゃうこともあるっていうんですね。その判断のポイントは、そうか、猫のしあわせなんだ。ねこファーストでやってるカフェ。今回の話のメインは、長く飼っていた猫を失って、そのさみしさから猫を求めてやってきた老夫婦。そうか、年をとってると、里親の面接そのものを断わられることもあるんだ。でもこのカフェは違った。しかも店長、ちゃんと人柄見てくれて、好きな子を連れてってあげて下さいよ。この店長の人生観? 死生観? それが彼女の言葉から感じとれて、なんだろうなあ、ぐっときたんだ。この漫画、いろいろと個性的だけど、そこになにか人の気持ちを引き込む、そんなものありますね。人を選ぶかも知れないけど、自分はその選ばれたひとりなんだろうなって思わされました。

『うみゃーがね!名古屋大須のみそのさん』。今回は味噌の話。というか、味噌の話、前にもなかった? なんとダンナが味噌を切らした! っていうんだけど、そんなに驚天動地するようなことなの? ともあれ、夫婦でいったスーパーで名古屋初心者のすみちゃんと出会ってからの味噌押し、これがもう面白くって、さすがだわ、どんだけ味噌すきなのか。譲れない豆味噌。さらにチューブの味噌までおすすめして、しかもこれらを使った料理を次々紹介してくれるのがまたいい。料理してるあいだ待っててねと出された野菜スティック、そのソースが味噌マヨネーズ。そして作られる料理が、回鍋肉にサバの味噌煮、中華に和食いっちゃったよ。でもって、チーズin名古屋揚げ。これ、おいしそうだなあ。ちょっと一品加えたい、そんな時にも便利な簡単レシピは嬉しい。しかもこれら全部が味噌押しっていうのがいい。味の世界が広がりそうです。

2019年5月5日日曜日

『まんがホーム』2019年6月号

『まんがホーム』2019年6月号、先日の続きです。

『天国のススメ!』。人の寿命にかかわる依代。よりにもよって十子の寿命のランプが、あるべき場所から現世へと落っこちてしまった。神様なのかなんなのか、人の寿命というわりと大変なもの管理してのに、ポカミスで大惨事になりそうなところとか、人とは違う有り様感じさせていいですね! ともあれ、消えれば十子の命が失われる、そんなピンチに、自ら飛び出し守ろうとする太一、ああ、そりゃもうよっぽど十子は大切だよなあ。仮に十子のものでなくとも彼ならそうしただろうけど、なりふりかまわぬ必死さが見てとれます。これが命のランプとわからぬ人には、その火を絶やすことのできないわけは通用しないだろう。火気厳禁の公園で、悪気ではなく火を消すよう迫る人に、太一、本来だったら禁じ手だよね、自分の能力フル活用して、お化けなんかも動員してまで守ろうとする、その頑張り。そして十子の無事にほっとする様子なんかも、ええ、とてもいいものありました。十子がこのことを知らないのが残念ですよね。知ったらいろいろ大変でしょうけど。

『孔明のヨメ。』。月英の新野での新生活。これまで同様、孔明のそばで家事もろもろを担おうとするんですが、そうか、ここでは月英には仕事があるんだ。まずは阿斗を楽に抱っこするための道具を頼まれていて、そして他にも、城の防衛やらその他の発明やらと、そうか、もうこの人はいっぱしの専門家なんだ。なので家のことは人を雇いましょう。月英は発明に、孔明は軍師としての仕事に、それぞれ邁進していきましょう。ええ、これまでとはまた違っていくわけですね。そんな変化の兆し、本人たちの間で取り決められることもあれば、否応なく外部からおとずれることもあって、ああ、劉表からの依頼、跡継ぎの相談、そいつに悩んでいる劉備。なにか孔明によい策を出させるにはどうすればいいか、それで孔明本人を現場、劉表と蔡婦人に直面させるのか! 殿様、無茶しよるなあ! 結果的にこれが一番いいことになるんだろうか。とりあえず一波乱ありそうですね。でも、なんとか収めるんだろうなあ。その手腕こそが見どころだなあ。

『座敷童子あんこ』。もう、ほんと、えらいことになってる。妖狐がやってきたことで、誤解広がり、修羅場が発生。母が父の浮気を疑ってるのか。しかし、妖狐が人でないこと説明されて、でも、そのくだりで、母が人間でない疑惑が発生しとるよ? どういうこと? 母は人の中でも特別なの? あるいは人ではないの? この疑惑だけ発生させて放ったらかしにする感覚。さすがだわ。妖狐、名前がついたんですね。毛玉。ひどい。ともあれ、座敷童子よりもずっと有能、というか心掛けだよね、働き者でさ、座敷童子の存在がかすむかすむ。この、家庭内の権力闘争、いや、トップ争いとかじゃなく最下位は嫌っていう、レベル低い感じのやりとりがね、ほんとおかしかった。さて、ラストで父が旅に出たわけですが、これ、毛玉どうするんだろう。この家に居座るのかな? なんか居座りそうな感じさせてますね。

『うちの秘書さま』。扉絵、素晴しいわ……。さて、はじめのもとに執事高倉がやってきますよ。はじめの狼藉をとがめに? そんな懸念があったけど、ほんとなにしにきたんだろう。七瀬を破廉恥と難じ、はじめの身辺をきっちり取り仕切り、けどメイド連の仕事には口出しできないのか。メイドたち、完璧だな。素晴しいわ。真っ向からぶつかって、一歩も退かないその様子。素晴しいわ。メイド連、大好きです。でもって高倉がここにきたわけ。ほんとおかしい。大旦那様の機嫌をそこねて逃げてきたんだ! しかもその理由がひどい。将棋で手加減せずに勝っちゃったんだ。大旦那様、そこは大人におなりあそばして!? ほんと、おかしい。最後に大旦那様から必要にされてること知って喜びあらわにするところとか、ほんとにおかしかった。新たなキュート枠狙ってるのかも知れませんね。しかし、この漫画、キュートどころ、多すぎます。

2019年5月4日土曜日

麻雀に打ち込んでしまったので休みます

麻雀に打ち込んでしまったので休みます。

先日サービスのはじまった雀魂。すっかり忘れてたんだけど、ついうっかりはじめてみたら、ものの見事にはまってしまったので、今日はお休みです。

2019年5月3日金曜日

『まんがタウン』2019年6月号

 『まんがタウン』2019年6月号、発売されています。表紙は『新婚のいろはさん』がメイン。ハイキングするふたりでありますね。軽装ながら登山のスタイル。このために新調したのかな? 少なくとも始は山登りとかしてなかったろうからなあ。ゆるく続く、木でもって整備された階段。それを登った先には頂上があるのでしょうか。その先を指差すいろはさん、振り返って始と目をあわせる、その様子にね、ふたりの関係性なんてものも見えるように思えるのですね。

『新婚のいろはさん』。今回は、本編の仲良し夫婦ぶりもよいのですが、続くコミックエッセイ特集、「新婚のいろはさんが好き」、これもまた面白くって、ああ、twitterで募集していましたよね。次々と名乗りをあげる漫画家たち、その様子を見て、この漫画、本当に愛されているのだなあ! そんなこと思いながら、この掲載を楽しみにしていました。しかし、漫画で描かれること、作者の人となりを伝えるものあれば、この漫画に触れて感じた自分たちのこと描いたものあり、さらには漫画のキャラクターに向けた感情や番外っぽく描いてみましたという私なりのいろはさん。そういう描かれることの幅がね、本当に面白かった。

しかし、なにがすごかったかって、成原とんみさんですわ。おおう、これ、ちょっと他の人には描けない内容よね! なぐもさんの漫画にて若干予感させるものはありましたけど、まったくもって予想外、お、おおう、そうか、みたいな驚きあって、面白かったです。

『あいたま』、面白いなあ。夢見が悪かったあい。天使樹里が天界に帰ってしまうという、まさに悪夢か、そいつにすっかり捕われて、目覚めてからもその想像から離れられない。のはいいとして、あいの部屋、ヤバいな。ともあれ、樹里を天界に帰すわけにはいかないと、先生にさえ食ってかかるあいですよ、って、滑舌で先生の真贋、判定したんだ。この勢い、テンポのはやさ、めちゃくちゃ面白い。まったくもって暴走なんですけどね、あの屋上でのあいと樹里の会話ですよ。ああ、樹里よ、あいにそこまでいわせてしまう罪な娘よ。ほんと、このふたりの関係の深さ。いっそ一線を越えてしまわれるといいのに。ともあれ、今回は発熱のすえのあいの暴走、すべてすっぱり忘れてもとどおりではあるんですが、これ、あいがなにも覚えていないのはまずいのではないでしょうか。ひよこの初期レアカード、バニラに渡っちゃってるんだよ? コレクションの移動、悶着の種になっちゃうよ。

『ダンナさんは大学教授』、ゲストです。びっくりしました、クスミさんって楠見らんまさん。絵柄も全然違うじゃん! これ、キャプション見逃がしたら気づかずじまいだったかも知れません。これはエッセイ漫画なんですね。漫画家と大学教員という異色? 夫婦というんですが、なるほど趣味が共通。読んでみれば、会話の端々に愛情というのかなんというのか感じられて、なんだかニヤニヤさせられちゃいますね。しかし、あの夫婦どちらもが大量の本を持ってるっていうの、ハードだな。本を集めるの、趣味でもあるけど、仕事でもある。この、仕事で必要だからというの、理由がつくもんだからもう歯止めがなくなるよなあ。でもって本積み上げ魔。これ、そうか、大量に本持っててもやらない人いるのか。すまん、自分も積み上げる。しかもこれ、論文書くのに必要と、理由がつくもんだから歯止めがなくなる。でもって、論文があがれば次は本の原稿が……、と間断なく書き物仕事が続くから、本の塔がなくなることはないわけか。あのうちひしがれるクスミさん見ると、なんだか自分も申し訳ないという気持ちにおそわれて、ええ、ええ、そうか、本を積み上げるのは悪徳でありますなあ。

『小春さん、ずれてない?』、最終回でした。小春の彼氏づくりが決着、というか彼氏づくりは不要になったわけですが、そうなったらいつぞやの彼はどうなるのか。いやあ、スムーズな展開でしたよ。小春がいつも千晶、冬樹と一緒のせいで、冬樹がわりあい放置ぎみ。そのアンバランスを避けるためにもうひとり小春の知り合いを加えよう、千晶の提案で、小西に声がかけられたっていうんですね。いやあ、小西に決まるまで、女子3人に囲まれる想像しとった冬樹ですよ。いやあ、お前さん、そんなやつだったんか! むしがよすぎるぞ! 笑いました。小西よかったですね。小春と語らう、その様子が楽しそう。小春から、彼氏になれる可能性みたいなの念押すように否定されてショックなところ、ほんとこの人の不運だよなあ。小西と冬樹の距離が近いの、これもおかしくて、そうだった、そうだった、メール代行しとったよな。でも、ここでね、あの焼きもち小春が出るの、これはやられましたよ。過去一番に可愛くない? ともあれ、小西、小春の関係は、これからはじまろうというところ。けれど、ここにちゃんと冬樹たちとやってきた特訓、それが生きているっていうのがねよかった。小春、小西のことも知って、より仲を深めていけるといいですね。

2019年5月2日木曜日

『まんがホーム』2019年6月号

 『まんがホーム』2019年6月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』らいかをメインに、母の日テーマのイラストでありますね。らいかは、お母さんありがとう、手描きの似顔絵持ちまして、エプロン、はたき、口にはカーネーション、なんかノリノリな雰囲気がいいですね。『天国のススメ!』は太一がだっこしてる麦、手にはやっぱりおかあさんの似顔絵です。『孔明のヨメ。』、月英はガラスのポットに花茶、なのですが、それが紅白のカーネーション。彩りあるいいイラストだと思います。そして『2年B組オネェ先生』のカットもございます。

新規ゲストが3本です。

『やさぐれ先生はソレを受け入れられない』。やさぐれ先生、疲れた大人ですね。かつての恋の破綻が彼女をやさぐれさせた。その余波が教師になってからも収まらなくて、青春を謳歌する生徒たちのきらめきにやっかみ覚えて、ついつい保健室でふて寝する。いや、人気とりに走ったりやたら厳しく振る舞ったり、そんなことする先生より、これくらいざっくりしてる方がいいよなあ。しかしかつての青春時代、そこでは恋に目がくらんで、いいようにされてたのか。その時の男、結婚詐欺とかそんな類なの? と思ったら、同僚として帰ってきた! これ、なんらかの誤解がとけるのか、あるいはやさぐれ先生の復讐がはじまるのか。ここはぜひ復讐編でお願いしたいところだな。

『チョキっと!』。これは美容室の仕事をベースにした漫画ですね。主人公こばとはアシスタントなので、まだまだカットできる立場ではない。美容師試験もまだ通ってなくて、ってことは、本当にカットできないのか。もう3回も落ちてる、ということで、あらゆる手段でもって試験を有利にしたい!? そういうのがコミカルなタッチで嫌味なく表現されて、こういうところよかったです。この後に描かれた昼食事情、このあたりは美容師あるあるなのかも知れませんね。そうした事情が見えるのは悪くない。お客さんの要望いろいろ、それにアクロバティックで応えようとする、そうしたのもよかった。この漫画、続いて、こなれて、キャラクターもうまく転がるようになったら、もっとよくなりそうかも。そんな感触ありました。

『僕のパパになってください』。不思議な漫画ですね、これ。このところ話題になってた、レンタルおじさんとか、レンタルなにもしない人とか、そういう系統の関係に発想されてるのかな? IT業界で働く奈良は、上司からも後輩からも、それからもちろん客先からも、いろいろ振られて、無茶な要求ねじこまれて、いろいろと疲れぎみ。自分ばかりが貧乏くじ引いている、そんな気持ちになってるのかな、やさぐれてしまって、そんな彼の目下の楽しみは、パパと会う日のこと。仕事終わりにパパと会う。けど、そのパパという人、なんか雰囲気が違ってて、え、続柄父じゃなく、パトロン的ななにか!? つきあってたりする人なの? なんか奈良の反応が恋人に会うみたいな、そんなデレを感じさせるんですよね。このパパという人、1ヶ月前に知り合て、お金を払ってパパとして会ってもらってる、そんな関係で、ええと、やっぱり恋がはじまってる? ともあれ、これ、今回はいまだ導入って感じですね。どのように転がっていくか、展開していくか、それが肝ですね。

2019年5月1日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年6月号

『まんがタイムきららキャラット』2019年6月号、先日の続きです。

『アニマエール!』。新バスケ先輩からの依頼です。前バスケ先輩が引退、安心して卒業してもらいたいから次の試合では勝ちたい。それで応援を、というんですが、まさかのお供え。でもって、受けるという前にもう食べてる虎徹! 虎徹は常識人寄りだと思うのに、食べ物からむとポンコツ度が増すなあ。虎徹を見る宇希のあの表情、眉のさがりよう、ほんとかなりきてましたね。今回のバスケ部応援、虎徹が入部するきっかけとなったのがバスケの応援だったことから見ても、虎徹の成長のマイルストーンとなる回なのかも知れません。応援歌を用意して、観客も巻き込んで、緊張にかたくなるバスケ部の皆の背を押す。そんなチア。ああ、彼女らの原点、それをまたきっちりとおさらいするかのようですね。こはねのチアを見て、表情が変わる新バスケ先輩、梶木、あれは本当にいい場面でした。

『mono』。カレーを食べたい春乃。カレー情報検索して、ほう、幻のカレーとかあるんだ、ほっとけや温泉へと向かうんですが、いや、今回、春乃の残念感が際立ちますね。ほっとけや温泉に到着して、幻のカレーを確認しながらも、先に風呂にはいろう! そうしたら売り切れるっていう不運。でもって、次は南相木カレーと目標決めて長野に向かうのだけど、ここからも酷い。めちゃくちゃな強行軍じゃん。道はうねうね、途中大弛峠の情報挿入しながらのカレーの旅ですが、道、舗装されてないの!? ほんま、カレー食べたいという思いつきでここまで無茶しちゃいますか。しかも、せっかくいったのにカレーがお休みとかね、この不運アンド不運。ほんと、春乃の残念感、そいつをいかに描くかに終始した、そんな回でしたよ。

『先パイがお呼びです!』。素敵な漫画だなあ。先輩の鼻歌からCM経由で映画の話題。ひまわり畑が出てくるっていうんだけど、ええと、ヘンリー・マンシーニ? ともあれ、一緒にひまわり畑を見にいこう、先輩の発案でふたりで小旅行することになるの、その都度都度のやりとりが素敵で、見ていてなんだかわくわくするの。嬉しそうなマヨを見るのが楽しそうな先輩とか、すごくいいこといったと思ったらうっかり忘れものしてたと発覚する先輩とか、でもね、すごく美しいの。ちょっと距離の近いふたり? そんな様子もいいの。帽子の交換、迷子イベント、マヨの気持ちの動くところ、先輩の注ぐ眼差しも、ほんと素晴しいの。この漫画、本当にいい。絵が美しい。キャラクターが美しい。そしてそのやり取りが素敵。電子書籍にする際、本当の本当に、解像度、ぐわっと大幅に上げちゃくれませんかね。シャープに、くっきり見たいんです。ほんと、眠い画質じゃもったいないエピソードです。

『ふじょ子とユリ子』、最終回です。ついにユリ子が決意しました。ふじょ子に告白する。その決意を後押しする岡本さん。ここからの告白のくだり、緊張しているユリ子と、いつものようにかめピエ話に終始するふじょ子? かと思ったら、ああ、ふじょ子、ユリ子一世一代の告白をそんなに簡単に!? いや、違う、簡単になんじゃなくて、ふじょ子にとってもユリ子は同じく大切だったってことなのか。ええ、この返事のシーンの割愛、それがいい効果をあげていた。なくてもちゃんとわかるもんなあ。そして最後の場面、ふたりのちょっと変わった関係性、それが大変に美しい。呼び方も違うじゃん! 百合ちゃん、藤子かーっ! いやもう、ふたり、いい表情してるなあ。

『ネコじまにゃんだフル』、最終回です。入学式に皆が揃わなければ先生には帰ってもらいます。その約束を果たすため、皆に学校にくるよう働きかけてきたわけですが、チワがこない! 先生、連行されちゃう!? クロやシロが抵抗しても、陽芽は聞き入れてくれなくて、と思ったら、ここにチワがきてくれた。チワのいいたいこと、それがよかったなって。先生のこれまでやってきたこと。焦らず、けれど諦めることもせず続けてきたこと、それが生きたんだ。ここからの陽芽のはからい。そして入学式を終えてからのこと。ああ、シロに頑張りをねぎらわれて、緊張の糸が切れちゃった? 先生、泣いちゃって、でも、ほんと、むくわれたなあって、よかったなあって、共感あふれる場面だったと思います。その後の陽芽との会話もよかった。ええ、いい最終回でした。

2019年4月30日火曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年6月号

『まんがタイムオリジナル』2019年6月号、先日の続きです。

『僕は女心なんて知りたくない』。春喜の女性が苦手という理由、その一端がしっかり描かれてましたね。一緒に学級委員をしている女子、姫谷の内心が聞こえる。チャラい男をあしらう、その時の姫谷の毒突く内心の声。そしていい男、佐藤にときめく姫谷と、佐藤に優先された春喜へのアタリを強くするところ。このくだりは面白かったなあ。先生の内心が聞こえない理由は、先生がバツイチだからでいいのかい? 知らずにすめばそれでよかったことも知ってしまって、それはそれはめんどくさそうだよなあ。その点、寮の女性たちは一癖あるけど、ドロドロとかなさそうでいい感じですよね。絵本作家へのBL趣味者からのアドバイスとその結末とか、面白かったですよ。

カントリー少女は都会をめざす!?』。連休の過ごし方ですよ! みなちゃんは一日中本を読みたいんだって! いいねえ、わかるー。自分はギター弾いてるよー! 本も、漫画も読みたいねえ! この、どこにも出かけない、まさしくインドア趣味にふけるところ、八重にはまるで理解されないのがリアルかも。八重は休みはどこかにいきたい、なにかをやりたい、そんなタイプなんですね。今回のリアル、みなの最終日の夜を思うと悲しくなるってやつ、これもわかるー。うん、ここは八重のツッコミを受け入れたいところです。みな、八重、大河、三者三様の休み観、すごく面白かった。BBQをしようという八重の提案、計画をたてるにあたって、連休の何日目にやりたい? っていうのね、ああー、自分はここでもみなタイプだわー。少なくとも最終日は嫌だ。初日も避けたいが、さっさと終わらせるというのもありだから、初日でもまあいいかな。いや、ほんと、この子らの他愛もない会話だけど、いろいろ考え方の違い、スタイルの違い、見られたところ、大変楽しく読みました。これ、BBQ編も見られるのかな。可能なら見たいなあ。

『とびだせT.O.Z』。妹麻那の部活動、ちょっと一波乱あったの、面白かったです。女子部員たちに顔見せしたのはいいけれど、男子をこれでもかとシゴいたなどなど、噂が尾ヒレをつけて広がっていて、もはやあだ名がついてる。その名も女帝、デンジャラスクイーン。見事に怖れられてるこの子、ちゃんと受け入れられるのかなって心配してたら、その鈍足ぶりを心配してもらえて、しかも涙目でおそいっていったじゃんってね、そうした様子、どんくさカワイイっていって、皆から大人気じゃん! これ、よかったなあ。なんか楽しいやん。あだ名こそは女帝のまんまだけど、こうして皆から可愛がられてるところ、よかったです。女子部員たちのテンションの高さ、あれもよかった。この環境での麻那の活躍、見守りたいところですよ。

『大奥より愛をこめて』。やっぱり面白いですよ。大奥での少ない楽しみ、宴での演目が歌舞伎というので、皆がすごく期待している。そんな中、菜々緒はじめ蒔乃、本堂もよりよく、そつなくまとめようと頑張っている。演目は駆け落ちもの。許されぬ恋の話は女性たちには人気がある。菜々緒にしても、舞台装置が安くつく、予算の面で大助かり、あちらにもこちらにもよいという、理想的な展開見せていたのに、蛇老中松平定信の介入あっておジャン。ひとつのことを成し遂げるために費される努力と、ひとつことが破れて、その後始末するのにかかる労力と、同じように苦労であっても、その心情もろもろ、全然違うだろうなあ。落ち込む面々、そんな中、菜々緒、人に涙を見せぬよう、隠れてひとり泣いている……!? これ、足の小指をぶつけたとかじゃないのか? いや、どうなんだろう、ここにきてシリアスか。菜々緒への恋心を、本堂、あらわにしてしまうのか!? なにやらこれもキナくさい、そんな展開の前段に見えて落ち着かないわあ。さらに大崎様、定信に宣戦布告! ああ、あの大崎様、かっこいいなあ。ほんと、これ、どんな波乱が待ってるのか、不安いっぱいです。

2019年4月29日月曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年6月号

『まんがタイムきららフォワード』2019年6月号、先日の続きです。

夢喰いメリー』。ヤエ、尋常じゃないですね。ソナークリオネの助力を得て、神出鬼没ヤエの動きを捉えられるようになったと思ったら、今度は真っ向肉弾戦にシフトですよ。ほんと、こいつ、死角がないのか。トリッキーな動きで翻弄、真っ向からの力押し、その上こんなに可愛いって、どうしたらいいのか、どうするべきなのか。基本、敵対してるとはいえ、悪意や憎しみがあるわけではない。白儀の理想に殉じているがゆえに対立しているだけ、そんな状況が悲しいよなあ。でもって、もうひとつの戦い、リコに対峙するジョンとエンギ。ここに介入してきたマイスターアハテルノーテが、由衣たちを人質にし、あまつさえその命を奪おうとする。これ、どうなるんだと思ったら、こちらではリコが思わぬ動きをして、殺してもらっては困るのだ。だから助けてはくれたけど、アハテルノーテの始末はジョンとエンギがしないといけないのか。まさかですよ、この展開、ジョン、エンギのピンチを誘うのではなく、メリーを不利にするためのものとは思いもしてませんでした。アハテルノーテの出す音がクリオネのソナーの邪魔をする! マジかーっ! ほんと、これ、どうなるんだろ。ただでさえ手強いヤエなのに、ここにきてクリオネの助力を無効化して、ほんと、メリーどうなるのか。夢路になにかあるのかなあ。ほんと、これ、先がまったく読めない。これまでもそうだったけど、ほんと、毎回新しい展開に驚かされて、穏やかじゃないわー。

『おなクラの幽霊さん』。きさらのピンチは続く。どこからか漏洩したきさら、いやさ幽霊さんの設定が、文化祭のクラスの出し物、お化け屋敷に反映されてしまった! さらに悪いことに、幽霊役の投票で、見事きさらが選出されて、さあどうなる。髪をほどいて眼鏡もはずして、白ワンピース着たら、あらまあ、やっぱり見事に幽霊さん。さあどうする。どうして乗り切るこのピンチ。事前の策で排除したはずの葉一がふらりと戻ってきたりで、この慌てようがきさらのよさを引き出していますね! さらに逃げ込んだ風紀委員室でも、甘奈がきさらにやっぱり怒ってしまったり、この人もほんと素直じゃないよな、いろいろごたごたあったかと思ったら、さらにここに葉一がやってくる。ほんと、きさら、見事に受難。でも、あの奇行はどうかと思うよ!? この時の、葉一にバレなかった理由がほんとおかしかった。まったく違うって、そう思わせた理由が、理想化されすぎた幽霊さんっていうのがね、これきさらとしても微妙だろうなあ! めちゃくちゃ面白かった。血糊かぶって、迫力出して、霜月先輩を黙らせたところもめちゃくちゃおかしかったです。先輩、可愛いよなあ、ちょっと不憫な役回り多いけど。

2019年4月28日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年6月号

 『まんがタイムきららキャラット』2019年6月号、発売されています。表紙は『まちカドまぞく』。TVアニメ放送が7月からという告知をドーンと出して、そしてイラストはシャミ子と桃がふたり旅の空の下。シャミ子、いい笑顔してますね。手にはジェラート、トランクにはご先祖像もついていて、あ、帽子が風でとばされてるよ? 桃はというと手に地図を持って、シャミ子にこれからのルートかな? 説明しようとしているところみたい。肩からかけたカバンには時は来た!! のあの猫さんが! なんだか楽しい表紙。菜の花ばたけにモンシロチョウ、春らしさあるところも素敵です。

今月は新規ゲストが2本です。

『学生寮はあやかしやしき』。きれいに1回で完結させてきましたね。今日から入寮することになった学生寮。自分の部屋に入ったらセーラー服の女の子が話しかけてくるんだけど、まったく気づく様子もなくて、あ、これあれだ、どっちかが幽霊ってやつだな。続いて寮母さんに挨拶して、次に出会うのが水着姿でビショビショに濡れてる先輩。水泳部だっていうんだけど、常に水着なの? しかもビショビショのままなの? そして最後に、幽霊が出るという噂を受けて調べにきた巫女さん。さて、これだけの人数が集まって、生きているのは誰だろう。そして幽霊は誰なんだろうという疑問。ここまで構造がわかりやすいと、言動もろもろからうかがうのも面白い。でもって幽霊トーク? 怪談してみて、よくあるパターン、それを変な方面からツッコんでみたりとか、そういうところにコミカルさ出しながら、そして最後に種あかし。一夜明けたら寮は廃墟になっていて……。ええ、定番ともいえる展開だけどいい短編だったと思います。味わい、感触、悪くなかったです。

『TRUE BLUE』。タイトルが韻を踏んでる。さて、こちらはえらい突拍子もない話で、のっけから地球爆発。女子ふたりで危機を脱出し、そして住める惑星を探すというんだけど、ふたり乗りの宇宙船、さらにはワープまで可能、って、そこまで文明度高いのなら、他の人も助けてあげて! まあ、そのへんは気にしない方向でつっぱしるというのがこの漫画のテイストですよね。見つけた移住先の惑星も、大気組成を調べてる、その結果も出ないうちに上陸果たしてるやついるし、しかもそこからも石かと思ったらシュークリームとか、海の水が塩水ならぬ青汁とかね、この理屈もへったくれもない勢いまかせの展開。さらにここに女子プロレスラーまで登場してというのね、見事に翻弄してくれるというか、この振り回される感じ。なかなか尋常ではないもの、ひしひしと感じさせてくれました。

まちカドまぞく』。魔法少女の抱えてる問題を夢経由で知ることができたシャミ子たち。さあ次はリコだっていうのだけど、夢の中は豪雨に濁流、感情が嵐となって渦巻いていて、シャミ子も追い出されてしまうレベル。これ、どう対処していくんだろう。通信の問題は機種変で、そしてリコの説得には、バク店長を神様に昇格させて、依代に降臨させる。これ、びっくりだわ。蛟の話がここに反映されてくる。これら全部、計画のうちか。もう舌をまくよね。そしてここからがさらにびっくり。店長の降臨に姿を現したリコがいうんですよ。マスターはウチの彼氏やん! って、そうだったの!? って、店長もびっくりしとるやん! え、違うの!? どっちなん!? ここからのやりとり見る限り、リコの恋が叶う未来はなさそうなんだけど、なんとかしてリコに魔法少女紅に謝らせるよう誘導しないといけない! 小倉が悪魔だわ。リコの心の隙間につけこませるべく、シャミ子に助け船出しとるやん。結果的にこれでよかったんだろうけど、ほんと、ここの魔族は優しいなあ。人の方がいくらも悪そうで、こういうところもこの漫画のらしさですよね。しかし、小倉、なんかまだいろいろ抱えてそうだよなあ。

『恋する小惑星』。今回は桜先輩とすず、ふたりで活動ですよ。バレンタインデー用にチョコレートを手作りしたい。恋愛話!? って思ったら、桜先輩はそういうわけではないのか。でも、すずはそうですよね。煩悶してますよね、ずっと。いつもなんでも冗談めかして本心見せないすずだけど、桜に核心突かれてドキーンって、ほぁ…って、ちょっとめずらしい表情見せてくれましたね。そしてふたりのチョコレートづくり。ジャージ姿に駄目出しされる桜先輩! いや、ジャージエプロンも可愛いやん! でもすず的には許しがたかったかあ。溶かして固めるだけとあなどってる桜先輩に、チョコレートの温度管理と結晶化について説明するすずですよ。いきいきして、キラキラして、で、その様子見て自身を省みるっていうのがね面白い。そしてチョコレートの温度管理実践。ざぶんざぶんはあかんわ! 水入ったら駄目になるよ!? って思ったら、実際駄目になってた。桜先輩、よくいえば豪快、ありていにいって雑だな! こうした様子も面白かったんだけど、その果てに、ふたりの本音の交錯したところ、あれはよかった。ツンツンするより素直になればっていわれた先輩の、すずへの軽いやりかえし、ああ、さすが年長というべきなのか、しっかり見てますよね。ほんと、今回は桜先輩の素直な表情見られた、それが嬉しい回でした。そしてすずも一念発起。覚悟を決めて、みさ姉のもとにいきましたね。さあ、これ、どういう結果を見せるのか。引っ張りますね。不安ですね。

『RPG不動産』。お祭りの情景ですよ。ランタンを飛ばすやつだ。そこに願い事を書いた短冊をつけるという、なんだかちょっと馴染みのある感じの風習もあったりして、こういう私にとって異文化感じさせるものと馴染みあるものがハイブリッドで出てくるの、面白い。この灯籠は神様に向けて一年の無事を祈願するために飛ばすんですね。そのお祭りで出会った迷子の女の子。この子、ミモちゃん、この展開だと神様だったりするの? とか思ってたらですよお父さんお母さんがいるのか。ということは神様じゃないのかな? いろいろ想像、予想があっちいったりこっちいったりする面白さありました。そうそう、RPG不動産のみんな、子供あやすの苦手すぎない!? 琴音がほんとおかしい。でもってやりすぎるラキラ、ものすごい表情見せるルフリア。いやもう、強烈な印象でした。ミモが両親に願い事届けるといって、灯籠にむかえにきてくれますようにって、その時のミモの話でね、両親ふたりとも亡くなってるんじゃないかって思わせたり、けど実は……ってその後の展開、いやもう、さすがというか、この世界ならではなんじゃないかな、すごいことが普通のことみたいにして起こるんだから面白い。その後のお礼のくだりもね実によかった。しかしこれ、ファーは一生お菓子に困らなくなったの!? 琴音ももう二度と太らなくなったの!? 驚きの展開、驚きの結果。ほんと、なんかちょっと太っ腹すぎて、ニヤニヤしてしまう、そんな面白さでした。

2019年4月27日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年6月号

 『まんがタイムオリジナル』2019年6月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』をメインに、民族衣装を大特集? これは、連休を受けて海外への興味も増すだろう、それを予想してのことなのかも知れませんね。これはラディホス山下さん? サリーを着ましてインド風、なのだけど、あんまりに雰囲気違いすぎて違う人みたい! 『らいか・デイズ』らいかもインド風? いや、違うか、これ、タイだね? 『小森さんは断れない!』しゅりはアオザイ、すなわちベトナムですね。

『おしかけツインテール』。花梨と俊郎、ふたりテレビを見ながら黙々と落花生を食べてるんですが、そうか、よほどおいしいのか。気づいたら食べすぎるレベルなのか。あの食べすぎて俊郎を責める花梨がおかしい。これ、俊郎の罠なのか。花梨が買っておいた安売り落花生を取り寄せた高級品とすりかえておいたという。それ聞いて言葉もなく怒る花梨。これはちょっと面白すぎました。今回の面白ポイント。高カロリーのナッツをですよ、花梨の母が食べまくってるのね。ああー、また増量するよ? めっちゃ増量するよ? 他にも高級恵方巻きとか、それから学校でのアレね。花梨との豆まきを想像して鼻血を出すふたり。どんなやねん。ほんま、どんな妄想なさったのか。こうした面白サブエピソードで繋ぎながら、メインの節分の豆まき、花梨の策士ぶりと高級品投げるの躊躇するところとかね。あ、でも俊郎にこれでもかとやっちゃってるね。これらも実に面白かったです。

『ローカル女子の遠吠え』。浜松在住小畑哲夫の浜松祭への入れ込みよう。これ、漫画だから強調されてるのかなあ。あるいは、本当にこんな感じなの? 幼ななじみのノブヒコがこともあろうに祭の期間であるGWに結婚式をあげるといって、めちゃくちゃショック受けてるの、そんなに? そんなになのか? 今回、幼ななじみが変わってしまった、祭への情熱をなくしてしまったんだって、あんなにも、何度も何度も、くどいくらいにやってたの、なるほど、あの結婚式のサプライズのためだったのか。浜松祭は子供の誕生を祝うもの、ということで、新婦のお腹に宿った子のためにと、ここに祭の響きを新郎が哲夫とともに再現せんと一心にラッパを吹く! なんという感動。いや感動か? でも、これちょっとナンセンスながら、いい話だったなあ。作者がそれを目指していたのかはちょっとわからないけれど、なんかいい話風で、悪くなかったですよ。といか、哲夫のテンション、あれおかしかったなあ。

『スズちゃんでしょ!』。梨乃ちゃん、随分大きくなりましたね。自転車もグレードアップ。見た目だけでなくずいぶんしっかりして、かと思ったら、まだまだ子供っぽいところもあったりして、けれどこうしたアンバランスももうしばらくしたらなくなっちゃうんだろうなあ。スズちゃんは、それを寂しく思ってる。自分を頼りにしてくれることも減っていくんだろう。でも、こうして、小さいと思っていた子が育つこと、しっかりしていくことに感化されるところもあった。自分自身のステップアップを考えて、動きはじめるというところ、これはどこか停滞とも感じさせてたスズちゃんの現状、それを大きく動かすきっかけになるかも知れませんね。そうした、滞っていたものが動きはじめるということに、なにかわくわくさせられる? いや、むしろ救いや希望のようなもの感じるのです。

『となりのフィギュア原型師』。無慈悲な修正喰らってダメージ受けてる羽喰。今回はこの人のいろいろを知っていこうという話でしたね。質素で地味で気が弱くて内気で、そんな人かと思っていたら実はピアスやたらめったらしてるのね! ビビる! 見かけによらないレベルが高いっていわれてますが、その見かけによらないポイントがどんどん明かされていく。可愛い飲料が好き? いや、それ、見かけによらないかい? 可愛いムースケーキも好き? いや、これも見かけによらないかい? あの派手めの店員、ちょっとこわそうなお兄さん、この人も可愛いムースケーキ好きなんだ! 今回の見かけによらないというの、半籐にしてもそうだったのか。羽喰に求められてポーズ見本をする。で、羽喰に押し切られるようにしてパーカーを抜いだら、そこには筋肉質のいいカラダがあるっていうのね! 運動不足なので筋トレをというんだけど、ちょっとの筋トレでそうはならない。でもって、ここからの撮影会、めちゃくちゃ面白い。半籐、だんだんその気になってるやん。パーカーどころかTシャツまで脱いじゃって、このどんどん調子に乗っちゃう感、おかしかった。うん、これもまた見かけによらないだ。そして最後の羽喰からのプレゼント。プロテイン! これ、すっかり気にいられちゃったか。なんか面白いなあ。今後、このふたりどうなるんだろう。

2019年4月26日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年6月号

『まんがタイムきららフォワード』2019年6月号、一昨日の続きです。

『球詠』。強豪梁幽館との試合が終わってからの情景。負けた側の悲哀があれば、好勝負を認めてくれた観客からの声もあり、ああ悲喜交々ですよね。梁幽館キャプテンの中田、決して涙を見せることなく、後輩を気づかい、新越谷の皆にもきちんと挨拶をしにくるという、その態度。立派だなあと。さらにはブレインの子からは他チームのデータまで提供されて、ほんと、このチームとの対戦は新越谷にとって、大きなものを得させる、そんな経験になったと思わされました。けれど、それだけにひとり悔しさに涙を流す中田の姿、これがたまらなかったですね。あの試合を追って、梁幽館にも気持ちが寄っていった。負けたチームにもこうして感情移入できること、それだけしっかり描かれていたということなのだと、改めて実感させられました。そして勝ちを噛み締める新越谷の面々も。練習しながらもね、どこか心が浮き立つ、そんな様子が見えて、けれどそこにはヨミの姿はなく、ああ、ひとりビデオで試合を振り返っていたのか。そこではじめて受け止めることができた勝利の実感。ああ、時間差で泣かせてきますね。負けにも勝ちにもドラマがある、実にいい漫画です。で、最後、笑いました。次に当たる馬宮高校。先発はエース武田、ヨミと予想し、その対策はばっちり? かくして試合開始となってみれば、マウンドにいるのは伊吹だっていうのね。これ、馬宮もびっくりなら、伊吹当人も驚き? 微妙に当惑してるっぽい伊吹、最高です。

『ちょっといっぱい!』。こはる屋に一日お手伝いさんが。店長の知り合いの子供だっていうんですが、このちんまりした女の子、こみやまこなつ6歳がお店のお手伝い。料理のしたごしらえ手伝って、凪に教えてもらいながら店内の掃除手伝って、そして開店してからもお通し運んだりね。お客さんからも大人気、ちゃんと仕事できたとニコニコしてるその姿見て、ああ、今回のこの話、もみじがかつての自分を思い出す、そのきっかけでもあったんだ。思い出されるかつての自分。お婆ちゃんの居酒屋のお手伝いをして、うまくできてその嬉しそうな様。笑顔を向ける先にはお婆ちゃんとみずきちゃんがいて、ああこの思い出がもみじからひとつアクション引き出しましたね。みずきをこはる屋に招待する。これ、もみじの過去と今とこれから、それを思わせるもの見られるんじゃないでしょうか。

『スローループ』。冒頭からインパクトある展開ですね。釣りをしようとしなくなった二葉の学校での様子があって、そしてひより、バイトですか!? レストランのホールで働く、その制服が可愛らしい。一花と恋が面白がってますね、これ。なぜひよりがバイトすることになったのか。本編で振り返られるのですが、発端は小春のわがままなのか。恋の父親に感化されて、マグロ釣りたいって。でもマグロはお金がかかるよ? そこからぽんぽん話が転がって、ひよりまで巻き込んでバイトすることになったというのか。小春はキッチン、ひよりがホール。小春、制服がシンプルなの、御不満だー! 今回の、このバイトがね、まさか二葉に繋がるとは予想もしませんでした。チラシを配ってる時に出会った二葉。友達の藍子と一緒で、この藍子という友達がちょっとマセてるというか、大人っぽいものに憧れて、母親のマニキュア持ち出しちゃったりするの、でもって男子は子供っぽいっていっちゃってるの、それが二葉に釣りは男子のやるようなこと、女の子がやるなんて恥ずかしい、そんな発想持たせちゃったのか。これ、ひよりが二葉のこの問題に関わることになりましたね。どんな風に関わっていくことになるんでしょうね。

2019年4月25日木曜日

うっかり『ダンジョン飯』読んだら脳力を使い果たしてしまったので休みます

うっかり『ダンジョン飯』読んだら脳力を使い果たしてしまったので休みます。

  • 九井諒子『ダンジョン飯』第1巻 (ビームコミックス) 東京:KADOKAWA/エンターブレイン,2015年。
  • 九井諒子『ダンジョン飯』第2巻 (ビームコミックス) 東京:KADOKAWA/エンターブレイン,2015年。
  • 九井諒子『ダンジョン飯』第3巻 (ビームコミックス) 東京:KADOKAWA/エンターブレイン,2016年。
  • 九井諒子『ダンジョン飯』第4巻 (ハルタコミックス) 東京:KADOKAWA,2017年。
  • 九井諒子『ダンジョン飯』第5巻 (ハルタコミックス) 東京:KADOKAWA,2017年。
  • 九井諒子『ダンジョン飯』第6巻 (ハルタコミックス) 東京:KADOKAWA,2018年。
  • 九井諒子『ダンジョン飯』第7巻 (ハルタコミックス) 東京:KADOKAWA,2019年。
  • 以下続刊

2019年4月24日水曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年6月号

 『まんがタイムきららフォワード』2019年6月号、発売されました。表紙は『はるかなレシーブ』。遥と彩紗、ちょっと意外な組み合わせですね。ここに成美がこないのは、彼女がこうして誰かと組みあわされるとしたらかなたが来るから、なのでしょうか。本編はいよいよワルキューレカップの火蓋が切られようとする、その前夜。これからはじまる激闘、その情景を先取りするかのようなイラストであります。

今号は新連載が1本、新規ゲストが3本です。

『デスサイズぷるるん』。『まんが家cherry!』のさふぁ太が新連載で帰ってきました。今回も漫画家もの。いきなり編集者から駄目を出されているところからスタートなのですが、それにしても追い詰められすぎてはいないだろうか。センスこそは認められるけれど、その先へ進むためのなにかが足りない。そこで担当の編集者は色気の必要性を問うわけですが、そうか、主人公ポン太氏のキャラには色気が足らんのか。これ、持ち込み先を変えるとかすべき案件なんじゃないのか。それに、ちょっとセクハラに踏み込みかけてやいないか、編集者さん。なんとか思ったりしたのですが、この女性経験の少なさが自信のなさに繋がってる? そんな主人公の突然の事故死から、死神との出会い。いずれポン太の魂の価値が大きく育ったところで死んでいただきます。そのためにはまずポン太の夢、漫画家としての大成を勝ちとらせなければならない。ということで、その夢の実現にこの死神、ええと、ぷるるん? プルシア・プルーイットが手を貸そうって話になるっぽいですね。ええと、主にエロい方向で?

『ねことちよ』。最初、ねこと呼ばれてる少女、本当は猫で、人の姿に見えている系の漫画なのかな? とか思ったんだけど、読み進めても読み進めてもそんな感じにはならなくて、そうか、人でいいのか。仕事にくたびれて帰ってきたちよ、この人の癒しはこの子、ねこなんですね。家で待ってる人がいる。ねこも、ちよが帰ってくるの、楽しみに待ってたんですね。ふたり、夕食はなににするかって話をして、買い物いって、一緒にハンバーグ作って、他愛もない日常の話? けど、それがなんだかじわじわ面白くって、これ確かに悪くないかもなあ。ちょっと癖になる、そんなスローテンポと、ねこのぐりぐり攻撃。最初はほのぼのが強いと思っていたのだけど、ハンバーグのたねがべしゃってなってしまうところ、あそこ、なんだか笑っちゃって、不思議なおかしみ。悪くなかったです。もう眠くなってるねこのあくびを誘うところとかもねよかった。いい情景。うん、いい流れができてるのだと思います。

『家政婦のギャル』。父ひとり子ひとりのふたり暮らし。そのどちらも家事が苦手で、炊事も掃除もまるでとどこおってしまっていて、そんなところに父がお願いした家政婦がやってくることになりました。どんな人だろう、息子、わくわくしてるの、しゃあないなあ。けど、その家政婦がまさかの同級生で、ギャル系? さばさばして話しやすそうな子じゃないですか。とか思ったのだけど、主人公のボーイはちょっと苦手にしてますね。あまり関わりたくない、そんなこと思ってた子が、てきぱき片付けしてくれて、オタクだからと部屋を汚なくしていたことも、それじゃ駄目だっていってくれて、それで部屋を小綺麗にしてくれた。いやいや、床にモノがないって感動してますけど、結局これってモノが少ないからこそ可能な話ですよ? うん、いずれどうしようもないほどモノに溢れる日がくるからね。さてさて、夕食も世話になって、そして妹たちのあまりものでよければ弁当用意してやってもいいって、こうしたやり取りの果てに翌朝のアクシデントじみた展開。これ、一種のボーイ・ミーツ・ガールなのかな。節点のないと思っていた女の子に影響されて変わっていく、そんな話の導入にもなりそうな一本でした。

『中央線沿線少女』。かつて出会った女性の思い出。大学で入った写真部。祖父の形見のカメラ、ライカIIIfを持ってはきたものの、出会いや宴会目当ての部員の中でどうにも浮いてしまっていた。そんな彼が出会ったのがオリンパスペンFでもって撮影していた女性。クラシックカメラが好きなのね。写真、カメラを縁に出会って、深く知り合うことになろうかという矢先に告げられた留学。この時の出会い、記憶が鮮烈に残って、10年の時が過ぎた今もなお忘れがたい。そんな出会いと別れ、そして再会。ノスタルジーなのかロマンなのか。感傷的な筆致が印象に残ります。

2019年4月23日火曜日

『まんがタイムスペシャル』2019年6月号

『まんがタイムスペシャル』2019年6月号、昨日の続きです。

『ふたりが家族になるまでに』。文化祭での陸上部の活動、たこ焼きカフェがすごい。ジローが様子を見にきたらですよ、あの歓迎っぷり。どんだけ、君ら、懐いてるの。しかも男子の熱さよ。あの表情がいいよなあ。めっちゃ熱さが伝わってくる。しかも休憩に出てるやつを呼び戻すっていうのね、いいかたがですよ、呼び戻してやれ、つまりこれ思いやりなんだ! きっとジローに会いたかろう。呼んでやらねばなるまい。その後の皆の話したい気持ち溢れる一コマもね、すごいわ、どんだけ慕われてるの。たこ焼きもね、篠原の反応見るにあんまおいしくないんだな。けど、ジローはニコニコしておいしいよって、ああ、この優しさが慕われる所以か。というか、女子はわかってるよな。シビアよな、女子。今回、この陸上部パートの賑やかさと、あさひとジロー、ふたりで学内を見てまわる、そのシーンのゆったりとした瞬間と、この時のジローの心情、いかばかりであったろう。なんかね、これ、青春の真っ只中にいるあさひとは違う、すでにこの時期を過ぎた人の感慨だって思えるものあって、なんだろう、沁みました。ああ、これはきっと私もその時期を過ぎたからなんだろうなあ。ちょっと眩しい、そんな気持ちなんかもなあ。

『ちんまり経理のヒメ先輩』。ああ、最終回かあ。若林が転職すると決まって以来、ヒメの様子が少しよそよそしくなった。これ、なるほどなあ、若林にきちんと決算業務のレクチャーできるよう、税理士の真弓先生と一緒に準備しとったのかあ。これ、ヒメからの精一杯のはなむけですよね。それだけ若林のことを大事に思っていたんだろうなって、そんな風に思われて、だからこそというべきか、別れの時の笑顔、そして別れた後の涙ね、ヒメ、頑張ったなあって思ったんですね。そしてラストですよ。10年たったか! そしてヒメのその後ですよ。ああ、税理士を目指して修行中なんだ。ヒメ先輩がヒメ先生になって戻ってきた! この展開、面白かったけど、あれ? タテグイチヤナギは? お父ちゃん、引退するにははやいよね? ってことは、社員雇ったりしたのかな。あるいは、ヒメがまだ経理一般受け持ってたりするのかも知れませんね。

2019年4月22日月曜日

『まんがタイムスペシャル』2019年6月号

 『まんがタイムスペシャル』2019年6月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』、リコがメイン。リュックを担いで、その格好もアウトドア系、山に登ろうといった感じありますよ。『ローカル女子の遠吠え』りん子は、これ、寝袋の中ですね。ランタン手にして、キャンプですね。今回は、初夏、新緑の季節を迎えて、いざ自然に打って出ようというのがテーマってわけですね。そして『ふたりが家族になるまでに』のカットもございます。

『コスプレ地味子とカメコ課長』。紫ノ井、職場バレへのカウントダウンといった感がありますね。ストレス発散にいったコスプレイベント。普段の地味な姿とは打って変わったメイド姿。背負ってるスコップ、あれはなに!? と思ったら、ゲームのキャラクターなんだ。こうして非日常を楽しんでいたところ、同僚の喜藤に遭遇。そっと離れればよかったのに! 油断してたら声かけられて、けど、それでもバレないのはすごいな。とはいえ、写真撮られちゃったのはマズかったんじゃないのかなあ。そして、課長も遭遇。課長、すごいな! 普段着だとバレないんだ! まあ見た目全然別人だものなあ。さて、紫ノ井を見てやっと会えたとつぶやいた女の子。もしやこの子が、最後に出てきたコスプレ趣味の泉谷れいあ!? あ、ほくろの位置がおんなじだ。この人、コスプレイヤーとしての紫ノ井を知っていた。しかもファンとか、そういうの? ええ、職場バレの可能性、一気に高まった感ありますね。というか、もうコスプレ友達になっちゃいなよ。

『ため息吐息と悪魔人形』。やっぱりこれ、面白いですね。ため息を魔力の源とする悪魔人形。今回はお年寄りのサロンへとおもむくんですが、そこでのミルカの様子ですよ。甘やかされなれてるだけだって人形がつっこみいれてるところとか、最高に面白かった。また、ミルカの表情がいいんですよね。さすがだわ、この子。決して悪い子ではないんだけど、いい子一辺倒ってわけでもないよね。その幅がいい。で、基本的に善良で、今回は夫と死に別れた女性の気持ちのうらはらを受けて、ちょっとお節介するのね。その御婦人の言葉と気持ち、その齟齬を見抜いたりね、こうしたところ、この子のただならぬ鋭さ感じさせて、子どもだといって侮れない、そんな怖ろしさ、まさしくアンファン・テリブルってやつですね。ほんと魅力的。すっかりまいってしまっていますよ。

『うちの可愛い掃除機知りませんか?』。雨の日はしんどい。くたびれてる和彦がいいですね。そんな自堕落和彦とお隣さんの交流。自分自身を省みる和彦がいい感じでした。今回ね、和彦と十萌がふたりで一緒に昼食の用意して、山形だし、はじめて聞く名前! ともあれ、この一連のやりとりが和彦を元気にしてるのがよかったです。そして、最後がいい。雨の日は和彦が家にいるから嬉しい。そういうアプリがですよ、和彦の元気が出るようにって、てるてる坊主を作って晴れを祈るっていうのな。これはいいわ。なんら気負うことなく、すっと普通にそれをいっちゃうアプリがね、本当によかったですよ。

『なごみ先生は職場のお医者さん』。ゲーハラを訴える新入社員、鷺谷ですよ。ゲーハラ? ゲームハラスメントの略、鷺谷の作った言葉なんだそうですが、そうかあ、終業後に開かれるゲーム会。それに誘われちゃうと断われないのか。でも、山田相手なら、そっけなく断わっちゃってもようさそうな? いや、なかなかそうもいかんのかもなあ。このゲーム会というの、ただ遊ぶわけじゃないっていうのが味噌なんですね。参加を申し出るなごみ先生に、マニアックだから先生向けじゃないっていう山田の説明に、アダルトなの想像する先生がおかしかった。そんな表情、見たことないっすよ。このゲーム会、ゲームについての勉強会なんですね。まだまだ仕事のいろいろに見通しついてない鷺谷のためにと開かれてるっていうんだけど、主に有名バグを体験して、なぜそうなるのか解説してみたいなのやってるの? 特殊すぎる! この会の扱い、半分仕事というのなら時間外にやるのではなく、研修扱いにしたらよいのでは。そうした発案、これはナイスでした。半分遊び、楽しみとしてやってる当事者では出ない発想ですよね。そして、鷺谷の時間外活動。まさかのバーチャル生放送! しかも、山田、視聴者だったか! 盛り上がるふたりにおいていかれたなごみ先生。自分もバーチャル産業医とかやってみようかななんて思ってるの、そのイメージするキャラクターがおとなびた女性で、ああ、これが先生の理想の自分か! こういう細かいところにまた面白みあって実によかったです。

2019年4月21日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年6月号

『まんがタイムきららMAX』2019年6月号、昨日の続きです。

『ななどなどなど』。小町、学校生活、継続できてるんですね。ななどの策略と、ゲームが縁でできた友達、それがうまくこの子を学校につなぎとめてくれているという感じ。でも、まだまだ不安があるようで、それが小町を奇行に走らせるというわけなんですね。人気のあるっぽいるるに嫉妬? もっと自分もかまってもらいたい、という気持ちがあるのか。でもかまってもらったらもらったで、絶対順応できなさそうなんだよな。ともあれ、今回はるるとの友情再確認して、るるにとっても小町は希少な友達とわかったの、よかったですね。けど、こうしてひとつ問題が解決したら、次はピンチがやってくる? 萌という子、なにをしようというのか。日陰の生物をいじめるのは、やめてあげていただきたい。

『本とねことイタズラうさぎ』。銀時計の魔法のせいで漫画を根こそぎやられてしまった恨み、主人公、しっかり根に持ってる感じがしますね。騒ぎの元凶であるうさぎが、どうも罪の意識がないというか、悪びれるところがない、申し訳なさそうなそぶりさえしないのに、どうもカリカリきてしまう。なのでおやつもうさぎの分はなしとかね、相当怒ってる模様。この、登場人物の態度にモヤモヤさせられるところがあっても、劇中の人物も同様に思ってるっていうのがわかると、なるほどそりゃそうだよなと受け入れて、この先の展開に期待しようという原動力になりますね。ねこの語る、彼女らの来歴、そして銀時計の話。これ、ちょっと四コマの様式でやるの、大変そうですよね。途中途中、落ちになるようアクセントつける工夫、頑張ってると感じられます。かくして知れた、彼女らのこと。そして反省の態度見せるうさぎ。うん、想像以上にしおらしい。これ、こうして3人のわだかまりなくなったことで、一緒に銀時計を探すという目的に向かうチームになれそうですね。最後の和解の様子、それを見守るねことかもね、大変よかったと思います。

『ももいろジャンキー』。バイトの面接にやってきた美耶ですよ。動画では明るくて楽しそうな子だったのに、実際にやってきたのは氷の眼差し、不穏な笑い。はたしてこの子はなにものなのか。弁当屋のお姉さん、すっかりビビっちゃって、あかん、美耶ちゃん、面接で落とされるタイプだーっ! いやもう、このあたりは完全に予想どおりというか、期待に応えすぎってくらいにやっちゃってくれています。でも話を聞いてみたら、結構ちゃんとしてるというか、いい子かもってわかるのがいいですよね。とはいえ、お姉さん、どんだけ疑心暗鬼なのか。保育士とはなにかの隠語か!? さらには、美耶の父が市役所づとめと聞いてですよ、死薬所と思っちゃう、って待って、待って、その誤解、テクニカルすぎない? 竜子がですね、こうなること予想して、美耶のアピールポイント、ちゃんと伝えらるようにとサポートしてくれてたんですね。お弁当作っていくようにっていわれて、そしたらそれがすごく可愛いお弁当で、かわいいって、おいしいってお姉さんにいってもらえて、一気に緩む美耶の緊張ですよ。ああ、あの表情、よかったー。しっかり美耶のよさ伝わりましたね。美耶のバイト、まだまだ緊張がとれないけど、はなにももが応援にきてくれたりね、それから竜子も助けてくれたりね、この友達が手助けしてくれるところ。これもまた美耶の普段あってのことなんでしょうね。いい話でしたよ。

2019年4月20日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年6月号

『まんがタイムきららMAX』2019年6月号、昨日の続きです。

『旅する海とアトリエ』。スペイン編が終わりイタリアへと向かう船上。りえの旅の理由が語られたのですが、それがまた不思議なもので、絵をやめるために旅に出た。最後に描くつもりだったリスボンの海。そこで海と出会ったことで、りえの人生もまた変わったんですね。この海との旅が彼女にもたらすもの、その彩り。ただ旅の情緒、観光案内にも似たインフォメーションを知るだけではない魅力を引き出しそうな背景が浮かびあがってきましたね。そして、海の出会った女の子。って、その展開、無茶すぎない!? ともあれ台湾は台北で映画を学んでいるというお嬢さん、李淑芬。すごいよね、中国語、繁体字だからわかりにくいけど、繁体字だから意味がつかめるという、この難儀で中途半端な自分の知識。しかし、李小姐、可愛かったなあ。きっとまた出てくるんだろうなあ。さてイタリア編の予告ともいうべきマリアの紹介。これもまた面白い。イタリア人の一般的なイメージ、それをひっくりかえしてきましたね。というか、また癖の強い……。イタリアでは、この人と李小姐を加えた4人での紀行となるのでしょうか。楽しみです。

『初恋*れーるとりっぷ』。今回は古い時刻表を見て、想像の旅、卓上鉄旅にでかけるっていうんですね。今はもうない線や、当時はなかった駅。そうした変遷が面白いというのですけど、まさかこの時間差旅行が、この後の先生の学生時分のアルバム、思い出話に繋がるところがあるとは思いませんでした。昔の写真に映る仙台駅は、つい先日訪れた駅舎とはずいぶん違っていて、当時は当たり前みたいに思ってたものでも、今となればその違いに懐かしさや珍しさを思ったりすることになるんですね。昔と今とで違っていくこと。それが今回のテーマだったのでしょうか。文化祭の情景なども、はっちゃけてた先生が見られたりね、でも、違うばかりだけじゃなく、かつてにぎやかで楽しかったように、今もいろいろできるだろうか。違いながらも、引き継ぎ、発展させていけるものもあるかも、みたいな要素が見えたところ。これはよかったなって思いました。というところで、続くは文化祭編? 彼女たちがなにをしようとするのか、それもまた楽しみですね。

『魔王城ツアーへようこそ!』。対人兵器に囲まれたつむぎ。かつてないほどのピンチであるわけですけど、この一連の騒動を通じて、いろんな可能性が見えてきましたよ。まずひとつは、ピンチを脱した先で発見された施設。あれ、思いっきり発電施設ですよね。地熱発電、ということは温泉が期待できる! 観光地としてさらなる発展が見込める! というのと同時にですよ、この世界になぜ発電施設が? しかも誰も電気というテクノロジーを知らないように見える。防御兵器に電力を供給していたケーブルの大本にあったスイッチ群も、我々の世界にありふれたものにしか見えなくて、これはつまり、つむぎの前にもこの世界にやってきたものがいる? なにか今後の展開にかかわりそうな種がたくさんまかれた、そんな感じがしますよね。魔王城観光地化計画、それが一段落して、次へのステップとなろう可能性の提示された今回。多方面への展開が期待される、そんな重要回だったように感じます。

2019年4月19日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2019年6月号

 『まんがタイムきららMAX』2019年6月号、発売されました。表紙は『こみっくがーるず』。かおすと美姫がさくらんぼ摘み。若干デザイン違えた揃いのドレスを着ましてね、編まれた髪から線の質感、塗りの淡さ、そのすべてがなにか懐かしさ感じさせるんですね。ヴィクトリアン、とまでいっていいのかどうか。けれど、今の漫画のテイストと、アーサー・ラッカムたちの活躍した時代の質感があわさって、やわらかで繊細なイラストになっていますね。たいへんきれい。ふたりも可愛くて、その表情なんかも実にいいです。

『こみっくがーるず』。楽しみにしていたアニメを真剣に視聴するかおすの様子。これがもうすごくって、表情豊かというか、ものすごい入れ込みよう。そしてついには発熱。ああー、これ、アニメに入れ込みすぎたってのもあるだろうけど、連載を勝ち取ってからの頑張り、その疲労やなんかもたたったんだろうなあ。ここからのかおすも面白かった。もんさん、ぶんさんが看病しにきてくれました。ふたりの話が気になって加わりたくてしょうがないかおすがおかしい。この子、こんな時はやたらアグレッシブだなあ。そして美姫とくりすのこと見守る、そんなところもよかったですよ。ちょっとお姉さん? ふたりのこと手助けしたい。そうした気持ちと、またもからまわってしまう。かおすのよさ、出てましたね。いい子ですよ。誰かを応援したいかおすのことも応援したくなります。

『ぼっち・ざ・ろっく!』。ほんと、ろくでなしばっかりだ! いつも酔っぱらってる廣井。あんまりに駄目で、皆からも白い目で見られてる。そんな人が、今回、真価を発揮しまして、ああ普段からちゃんとしてたらいいのになあ。でも、それができない、というか、飲んでしまう理由語られて、ええ、これが文化祭でのライブが怖いぼっちにとっての勇気になればよいなあ。でも、いい話風になるのを怖れるかのように、最後の最後に台無しにしてくる。ああ、さすがだといっていいのでしょうか。バンドにバランスがあるように、漫画にもバランスがあるってやつなんでしょうね!

『私を球場に連れてって!』。今回のテーマは、一発大逆転? 努力は報われる? いやあるいは、願掛けると裏目に出るだったりするんでしょうか。模試の結果が思わしくないタマが悩んでいるの。その悩み、志望校への合格を今日の試合結果に託したら、これがもう裏目に出てというのがね、実にらしいなって。ええ、こういうことよくある。よくあるからこそ、勝って欲しい時には応援しないとか、そもそも中継さえ見ないとか、そんなことやってしまってね、なんにせよ極端はいけませんね。しかしこれ、なにがおかしいかって、いつものようにレオナが調子にのって、できもしない約束しちゃってね、逆転したら全裸でマラソンとかね、その上猫子まで巻き込んでみたら、なんと見事に逆転しちゃうという! ほら、裏目に出た。今回は、そうした勝負ごとあるあるみたいなこと、あるいは勝ち負けの機微描いて、タマには努力の大切さを、レオナには一発大逆転の夢を伝えるという。多様な展開? 受け取り方のバリエーション? 一筋縄ではいかない、そこに、この漫画の面白さ、登場人物の個性が見えて、よかったですよ。

2019年4月18日木曜日

新感染 ファイナル・エクスプレス

 ほぼ事前情報なしで見ることができました。韓国映画、ゾンビもの、舞台は列車。他には、なんか評価が高かったというのをおぼろげに覚えていたぐらい? けれど、Netflixでこの映画を見つけた時、よし見ようと思わせるには充分でした。たまたま昨年くらいからゾンビがはやってるの? ゾンビがアイドルになったり、NHKが『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』なんていうゾンビものをやったり。とりわけ後者は家人も見てましたから、ゾンビもの映画を見るといった時のハードルを下げてくれたんじゃないかなって感謝しています。

見はじめてしばらくして、国ごとのゾンビの違いみたいなこといってたネタがあったなって思い出して、ええ、韓国のゾンビは足がはやいってやつです。いや、もうびっくりしますよ。なにがすごいって、噛まれてからの感染、発症のスピードがはやい。でもって、発症したら即全力疾走でしょう。ちょっと待って? ゾンビはゆっくり動くという前提を軽く振り切ってるよね? ゆっくりだからやりすごせる、逃げられる、対抗できる、それがゾンビもののお約束だと思ってたのに、この映画だとまったく違う。ゾンビだ! って思ったらもう全力疾走。しかも一体二体とかじゃない、大量のゾンビが人雪崩みたいになって押し寄せてきて、あかん、あかんでこれ。列車内でゾンビが増殖。外に退避するも、そこでもゾンビが大量発生。人間を見つけたら、信じられないスピードで跳びかかってきますからね。あかん、あかんわこれ。あっという間に列車内に逆戻り。ゾンビ溢れる車内で分断された親子が、なんとか再会を果たすべく、車両を突っ切っていこうという……。

な、なんという無理ゲー……。

圧倒的で強烈なゾンビパニック描写、これがこの映画の売りではあるけれど、最大の見せ場はというとゾンビパニックが引き起こすもろもろ、ヒューマンドラマの側面にありました。ゾンビあふれる極限状況で、主役である親子だけでなく、サブの人物たちの心情なども浮かび上がってくる。家族への情。見知らぬ誰かの危機にも立ちあがろうという義侠心。たまたま居合わせただけという関係が、ともに危機を乗り越えるうちに、一種同志ともいうべきものにまでなる様は見事で、時にぶつかり、そして協力しあうという経験が、利己的で冷淡でさえあった主人公を変えていく。その変化は親子の抱える問題にも作用して、これでもかと感情を揺さぶられる。もうたまらなかったです。

全力疾走するゾンビという派手な画面に、人の情の織り成すドラマ。ぐいぐいと引き込まれ、圧倒されました。そして、ラストが素晴しい。ああ、幾度か繰り返されたあのモチーフはこのラストのための伏線だったのか。そしてそこに込められたろう思いがもう傷ましくて悲しくて、こうして思い出してもなお気持ちが揺さぶられます。

2019年4月17日水曜日

2019年4月16日火曜日

Leatherman Style PS

 日常使いに適した小振りのマルチツール、Leatherman Style PS。メインにプライヤー、サブにハサミや爪やすりのついている小さなツールで、自宅の鍵につけてキーホルダーがわりにして持ち歩いています。あまりに小さいために、本格的な工具として使うには不足があるものの、日常のちょっと工具が欲しいようなシチュエーションで結構活躍することがあって、持っててよかった、工具探す手間もはぶけて実に重宝。そんな便利小物であります。

私は普段事務仕事をしているのですが、それでも工具が欲しい、そんな場面ってあるんですね。工具ってほどじゃないな。でも素手では難しいし、オフィスにある道具じゃ間にあわない。そんな時に活躍してくれるのがStyle PS。正直、買ったときには、こんなに使うとは思ってませんでした。

オフィスピン、虫ピンってやつですね、こいつで資料を止めないといけないとき、書類が分厚いと指を刺しそうで危ない。こういう場合にプライヤーが役立ちます。今どきオフィスピンなんて使う? といわれそうだけど、月に何度かピンどめ要求される書類があるんですよ。ほんま、今どきねえ。プライヤーはちょっとした修理ともいえないくらいの修理とか、針金とか始末するのにも役立って、先がぴったりとあうから細かい作業も問題ない。また、先が磁化されてるのかな? ピンとか吸い付けられるから、細かい鉄の部品拾うのにも便利です。

よく使うものといえばハサミなんかもそうです。当初折れるのではと心配していたバネですが、これはもう見事に折れてしまってまして、修理に出せばいいんですけど、バネがなくてもまあ使えてるからそのまんまにしています。このハサミは小さいものの、精度が高いといいますか、事務用のハサミだと薄くて切りにくいもの、意外や苦労させられる麻ひもとかの切断に大助かりです。古新聞やらまとめる時に麻ひもで縛って、ちょんちょんと切る。片手でいけますからね。それこそ利き手でなくとも問題なく切れる。なりは小さくともこれは工具なんだなあと感心させられる場面ですね。

爪やすりの先がドライバーになってる。これもまたちょくちょく使います。本格的に使えるものではないけれど、職場の入り口、門扉のドアのネジがゆるんだりしてましてね、これをちょいちょいと締めなおしたりするのに大変便利。わざわざドライバーをとりにいくのも面倒だし、だからといって工具がないと手も出せない。けど、ポケットの中にいつも入ってるこいつがあれば、ちょっとした用に間にあってくれる。

本格的にやろうとすれば、マルチツールなんかじゃなく専門の工具が必要なのは当然だけど、いつ必要になるかわからない、そんなとっさの便利に間にあわせられるのは悪くない。マルチツールの面目躍如ってやつですね。

2019年4月15日月曜日

ケムリクサ

 土日は『ケムリクサ』見てました。BD上巻、1から4話まで。まずは普通に通しで見て、それから特典映像を2本。イベント上映時の舞台挨拶と出演声優座談会、どちらもメインの女性声優3人のトークが主体なんですが、これが面白くてですね、オーディオコメンタリーは期待できそうだ。そんな期待をさせる感触だったのですね。『ケムリクサ』BDに収録されているコメンタリーはキャストとスタッフ、2種類あって、さあどちらから聞こうかな。流れからいけばキャストだけど、ここは本命のスタッフコメンタリーからいこう。土曜にスタッフコメンタリー、日曜にキャストコメンタリーを聞くこととなりました。

しかし、このスタッフコメンタリー、ものすごい。なにがすごいって、コメンタリー最初の発言が「もうしゃべることない」っていうのがすごい。待って、待ってくれ。まだなにもしゃべってないのに、その時点でしゃべることないってどういうこと!? さらにその後も、どういうテンションでしゃべったものかわからない、などなど。コメンタリーの常識がくつがえる勢いでした。

スタッフコメンタリーのなにに期待していたかというと、『へんたつ』のノリ。そのものという話を聞いていたからなんですが、いやあ、確かにそのとおりだわ。『へんたつ』見たことないって人は、ぜひ見ていって。なんか癖になるから。

スタッフコメンタリー、とりわけ監督に脚本てがけた人がしゃべるとなれば、シーンに込められた意図とか、物語世界の解説とか、そのあたりに期待するのが普通だと思います。もちろん私もそれを期待していたんですが、聞いてるうちに、あ、これ、そういうんとちゃうわ。だってさ、ケムリクサの扱いについて、作画監督が監督に聞いたときの答が、知らんー、ですよ。オレも聞いてへん。そうか、物語世界から、これはこう、ここはこう、いろいろ汲み上げるようにして物語が構築されていってるのかあ。なので、その汲み上げがなされるまでは、細部もろもろ、監督であろうとわからない。これ、一種脱力させられるコメントかも知れないけれど、作家としてのスタイルが見えるという点では割と重要な発言でもあるなって。他にも、アニメーターの捉える動画のクロックと、完成品のクロックの差とかね、なるほどなあ、面白いなあ。普段は1秒をいくつにも分割して捉えてるから、ものすごくスローな世界の把握をしている。なので、こうしてできあがった動画となると、はやくてはやくてついていけない。あるシーンについて語ろうと思っても、口開いた瞬間に過ぎ去ってしまってるからどうにもならん。そういう発想、面白いなあ。

たつき監督は京都出身のケニア育ち。大学も京都の大学だったので、その雰囲気、京都人のそれなのかなあ。すごくしっくりくるというか、伯父を彷彿とさせるものがあって、なんか懐かしかった。これはすごく個人的な感想ですね。

キャストコメンタリーも面白かったです。オーディションの情景とか、なんかちょっと特殊だったらしく、その感想も含めて面白い。また当然録音時のいろいろ、どういう演技が求められたとか、どういう風に録っていたというのも面白かったのですが、それに加えて、キャストにとっても先の展開の見えないアニメ。これからどうなるのか。場面場面に描かれたこと、そこからなにが読み取れるのか。休憩中にキャスト同士で話しあったとか、それからネットの考察、視聴者が読み取ったこと、それを参考に理解を深めたり、想像をたくましくしたりしたことが語られたのが興味深かった。演者として制作の一端を担いながらも、視聴者として物語の展開や描かれるいろいろを楽しむ受け取り手としての表情なども垣間見ることができたのは実に楽しくて、背景、舞台から、意味深な匂わせ、先の展開を不安にさせるフラグの存在、そしてわかばの毒などなど、もろもろ、感想、考察、実にいい。それはさながら、キャスト一行と旅するケムリクサ世界みたいな赴きを感じさせる、そんな近しさのあるコメンタリーだったのですね。

『ケムリクサ』中巻は5月末発売ですね。ということは一ヶ月以上先。コメンタリーはどうなるのか。実に待ち遠しいですね。

2019年4月14日日曜日

2019年4月13日土曜日

8BitDo GBros. Wireless Adapter for Switch

 たまには振り返りをしてみるものだなあ! と思ったのは、ゲームキューブ コントローラをSwitchやPCに無線接続するためのアダプター、8BitDo GBros. Wireless Adapter for Switchの不満点について書こうと思ったらですよ、あれまあ、ファームウェアアップデートで改善しちゃってますよ! というわけで、なにを不満に思い、なにが改善したのか、それをちょっと書いてみようと思います。

さてなにが問題か。

最初にひっかかったのは、初期状態だとGCコンを接続していてもSwich Proコンとして認識されてしまうというところ。この状態だと、L/Rボタンで投げが発生し、防御するにはZを押さないといけない。L/RとZL/ZRが反対になってしまうんですね。

最初、スマブラ側でキー設定の変更が必要になると思ったんですが、大丈夫、これはすぐに解決しました。L+R+A+B+START同時押しでL/R、ZL/ZRを入れ替えることができます。ああ、そうだよなあ、明らかにスマブラ用に作られた機器なのに、そのへん考えられてないわけないよなあ。

実は、最初キーの入れ替わりに気づいてなくて、防御のつもりで投げを打ってました。道理でやりにくかったはずだよ! でも、それでも灯火の星難易度ふつうはクリアできたんですよ。一応、投げが空振りした後にシールド発生しますからね!

今回の主問題、それはやっぱりL/Rで、これ、アナログ入力できなかったんですよ。L/Rを底まで押し込んではじめてシールドが発生する。なので、これでしばらく遊んでからUSB接続タップに繋ぎなおすと、思わぬところでシールドが出てしまう。即座に底まで押し込めるように、軽くキーを押した状態でプレイしとったんか!

充電が面倒くさいので普段は接続タップ経由で遊んでいるんですが、無線アダプターを使う時は意識しておかないといけないなあ。そう思って、いずれこのことをBlogにも書こうと思いながらずっと放置していたんですが、今日こうして書こうと思い立って軽く調べてみたら、ファームウェアアップデータでアナログ入力に対応しちゃっていました。しかも昨年12月に!

なんでもマメに確認しとくべきですね。ええ、さっそくアップデートしましたよ。

アップデート他の情報はサイバーガジェットのサポートページで確認できます。

2019年4月12日金曜日

『まんがタイムきらら』2019年5月号

『まんがタイムきらら』2019年5月号、昨日の続きです。

『さかさまロリポップ』。詩月、発熱。体調不良で学校を早退してくるんだけど、姉にいれてた連絡、母とあわせて3桁いっちゃってたんだ! こういう時は家電ですよ、詩月さん。リビングに布団しいて、テレビ見ながら横になって、このちょっと特別な感じ。なんかわかる気がします。自分も、子供のころ、風邪ひいた時はNHK教育の昼の番組見るの好きだった。そんなちょっとしたノスタルジー感じながら、詩月のしっかりものの顔とか見られて、そういうのよかったなって。それにしてもマネージャーさん、動揺しすぎで、ほんとそりゃ詩月に怒られちゃうわけですよ。詩月が追い返すところ、言葉も態度も厳しいんだけど、風邪うつしちゃいけないっていう、そこには優しさなんかもあるんじゃないかなって。そして詩月の弱気。ほんと、いろんな様子が見られたの、よかった。看病の様子、あれもよかったですよ。いろんな表情、いろんな表現。どういうものを見せてくれるのか、楽しみにしてるんですよ。

城下町のダンデライオン』。四コマではなくコマ割りのストーリー基調で描かれたアンジェリカの幼少時代。はきはきと朗らかで、才気煥発。父母、兄とも仲よくて、時折見せるわかがままも愛らしかった。そんな子が、母の死、そして事故という不幸の果てに、かけがえのない思い出を失ってしまったという、あのくだり。ああ、病気もケガもなおせてしまう、そんな大きな力を持ってしまったゆえの悲しさだと思った。だって、そんな能力がなければそもそも、母の病に娘も、そして父も、ああした悩み方をする必要はなかったんですよ。これも運命と受け入れるしかない不幸も、代償こそあれど抗うこともできる。けれど、その代償を幼ない娘に負わせようというのか。母の思い、父の葛藤、それがもう痛ましくて、さらに追い討ちをかけるようにあの事故。妻を失い、そして自分を救うために大切な思い出もなにもなくしてしまった娘を前にして、父は心が壊れるような思いをしたのだろうなあ。そして、ちょっとした奇跡といえるのでしょうか。アンジェリカの母との再会。これ、父の娘へと託したものだったのか。泣けるといえば軽くなる、けれどそういうほかない、そんな展開。ずっと積み上げてきたものが、ここに開いた、そんな感触ありました。

My Private D☆V、『ももいろジャンキー』のおにぎりです。D☆Vポイントはちいさい女の子×おおきいものたち。うん、わかる、というか、わかってた。これ、『ももいろジャンキー』がまさにそうですよね。あの漫画に描かれているかわいさ。今回は、そうした要素だけを濃縮して、これでもかと盛り込んでみましたよ! といった風情ありまして、よいですね。この人の画風、作風、その魅力がしっかりばっちりあふれかえっていましたよ。しかし面白いのがね、おおきいちいさい女の子×ちいさい街。あれ、面白いな! オーソドックスなD☆Vにひとつ毛色の違ったもの混ぜ込んで、けどそれも実に効果的。ああ、これと限定したテーマでも、工夫、発想次第で可能性は広がっていくんだと、そんなダイナミズムが素敵でした。やってくれます、やられましたよ。

2019年4月11日木曜日

『まんがタイムきらら』2019年5月号

『まんがタイムきらら』2019年5月号、昨日の続きです。

『初春が咲く』。柚子、思いなやんでますね。彼方からの告白に、あれ本当はどうなんだろうみたいなね、なんせとらえどころない人だからさ彼方は、どう受け取っていいものか迷っちゃってるんですね。そんな柚子をめぐるいろいろ。みどりに恋人がいるというのが判明したり、自宅で悶々としてみたり。あのベッドでごろごろしてる時の柚子、面白かったですよね。この格好コアラみたい! 余裕あるな! 笑っちゃったよ。で、みどりを遊びに誘ったのに断わられて猫目になっちゃってって、なんか柚子の意外な一面がぽろぽろこぼれ出ています。そして彼方とあって、話してみて、柚子から気持ちを伝えるにいたる一連のやりとり。あれ、よかったなあ。好きだ恋だと、大ごとになる、そんな物語は多いけれど、こんなにも静かに、そっと自分の気持ちを伝える、そういうのもいいなあって思わされて、これがこの漫画の味わいか。とてもよかったです。彼方の気持ちを確かに受けとめた柚子のあの一瞬の変化。あれ、名場面ですよ。

『うらら迷路帖』。矢見の物語、語られましたね。赤い眼が災いし捨てられたものの、神託をもたらす巫女として重宝された矢見。彼女にその環境を捨てさせたのは強いられた結婚だったという話。迷路町に辿りついた彼女は、ここで友達を得て、しかし持ち前の千里眼でこの町の秘密を知ってしまって。これ、つらい話ですよね。自由を、自分らしく生きられる場を求めて辿りついたこの地でも、そのいきつく先は望まない結婚だというのがね、まるで八方塞がりで、けど友達の夢を守るためにと、一番占となって神と結婚することを受け入れたというんですね。この、最初に逃げ出した矢見と、自身を犠牲にした矢見との違い。それが切なかったなって。そして九郎との出会いから、恋、千矢を授かって別れて、呪われて、その眠りにつこうという時のビジョンが今の千矢に繋がるところ。ああ、ついにここまできたんだと。千矢は千の矢印から母のもとに辿りつくひとつを掴みとったんだって、これはぐっときましたね。しかし、母は正体もなく、涙を流すばかり。この呪い、どのようにして打破するんだろう。まだまだ乗り越えねばならぬ壁がありそうですね。

『いちにのご主人様』。これ、面白いな。命令を求める一ノ瀬に当惑しながらも、試しに命令してみる虹乃。いや、これ、ただパシリに使ってるようにしか見えないよ! その違和感、虹乃も感じたみたいですね。友達と放課後、寄り道してみたい。虹乃の希望を叶えようとする一ノ瀬だけど、あくまでも友達ではないんだ。そして放課後、一ノ瀬の衣装が一コマごとに変わるの、あれ、シンプルにおかしかったなあ。これ、想像以上だ。オッケーではないHEY一ノ瀬、あのくだりも面白かった。虹乃が、使いづらい、めんどくさいと文句いうんだけど、一ノ瀬まるで意に介してないよね。クレープ店でのやりとりも、ちょっとコミカルで、そして虹乃、一ノ瀬の気持ちに触れようとするかのようなあの言葉。ふたりの関係、深まったのか、たまたまそう見えただけなのか。わからない、そのわからないところ、ちょっとしたもどかしさもまた魅力的でした。

2019年4月10日水曜日

『まんがタイムきらら』2019年5月号

『まんがタイムきらら』2019年5月号、昨日の続きです。

『海色マーチ』。今回は学校のプールなんですね。やたらテンション高いあまね。シュノーケルまで準備して、でもって珊瑚にいらんことばっかしよる。まあ、いつもどおりといったらいつもどおりですよね。プールを皆で連なって歩くのに、肩に手を置けばいいのにしつこくわきくすぐっちゃって、そしたら鉄拳制裁よ。でもって、塩素の匂いどころか味にまで言及。うへー、と思ったら、まさか脳食べるバクテリアの話がきちゃったよ。これ、怖いよねえ。もう池とか川で泳げないじゃん、泳がないけど。今回の話も見てると、あまね、本当に珊瑚にかまってもらいたくて一生懸命ですよね。どんだけ好きなのか、どんだけ愛されたがりなのか。次回以降の予告といっていいのでしょうか、リーフの話題出てますね。珊瑚礁。ただちょっと危険という、うん、心配。はたしてあまねは無事リーフを満喫できるのか。この子、危ないところでもふざけちゃうの、それが怖いよね。無事生還してほしいよね。

『佐藤さんはPJK』。扉絵、可愛いですね。さて、学校の帰り、雨に降られてしまった千春。濡れたままじゃいけないとPJK佐藤の自宅に招かれて、そしたらそこで結構やりたい放題? 大量に並ぶ高校の卒業アルバム、勝手に見ちゃったりしてね、そしたらそこにはちょっと幼ないPJKの写真が! 思いっきりエンジョイしてるのがいい。またこの狼藉、PJKはデコピンだけで許してくれたんだ。こうしたところ、ふたりの打ち解けてきている、その関係の近さ感じさせてよいですよね。ふたり語りあうところも、PJK佐藤の本音みたいなの聞けて、それも実によかったです。しかし、自宅PJK、よいですね。同級生だけど年の離れた、そんな友情。素敵でした。

『みゃーこせんせぇ』。駄目な感じでとてもいいですね。夏休み目前、いよいよ終業式。夏休み中の生活についての諸注意、鹿島先生から一言といわれて、まさかのビデオメッセージで登場ときましたよ。ヒーラーみゃーこスタイルで登壇すると校長に怒られる。だから動画でライブ配信だ! っていうんだけど、これもあかんよな。うん、あきませんでした。ディスプレイごしのヒーラーみゃーこと、生身の鹿島美夜子、そのテンションの差よ。めちゃくちゃ面白い。この無表情で、淡々と必要事項のみ告げていく美夜子と、さっきまでアホなこといってたみゃーこと、同一人物とはにわかには信じられない。そんなみゃーこ、不思議と慕われてるというか、友達扱いというか、式が終われば保健室に押し掛けてくる海夏と双樹。あからさまに面倒くさがるみゃーこ。その後の宿題をめぐる攻防とかもね、なんだか楽しそうでね、それで結構、面倒見いい感じなんですよね、先生。それあってのこの人気なんでしょうね。さて、次回からしばらく夏休み編? 保健室、さらには学校を離れた活動描かれたりするんでしょうか。ちょっと期待ですね。

2019年4月9日火曜日

『まんがタイムきらら』2019年5月号

 『まんがタイムきらら』2019年5月号、発売されました。表紙は『甘えたい日はそばにいて。』。満開の桜の中、白い封筒を手に涙ぐんでいるひなげしですよ。その封筒、破れたハートのシールをテープで重ね貼りして繋いでいる。ああ、これはこの人の思いを、伝えたい気持ちが詰まった手紙によってなぞらえて、破れかけたその恋心、こうして繋いで、ついには相手に託すことができたという、そんな情景をあらわしているのですね。美しい表紙。手紙が隠した口元、けれどその笑みは隠すことができなくて、涙も喜びのそれであることがわかる。紅潮した頬。表情には安堵も見えて、長くつらい時期をようやく抜け出せた、そんな感慨溢れる表紙にしあがっています。

『甘えたい日はそばにいて。』、完結しましたね。捕われ、記憶の消去処理をされながらも、その記憶を保ち続けたひなげしと、彼女とのことを小説にして世に問うた楓の静かな戦い。その決着がつくまでに十年かかってしまったっていうのかあ。このかかった月日、正直驚かされました。十年もたてば、楓とひなげしの周囲にいた人たちもずいぶん変わって、つまりはそれだけの重みのある期間であったということだというのですが、そうした変化を描いたのは、ふたりの再会をより印象的なものにするための布石だったというのでしょうか。ひなげしはアンドロイド、変わらないのも当たり前だといえる存在であるわけだけど、楓はそうではない。うつろいやすい人間です。十年の月日の前に容赦なく変わっていって、その思いもかつてのそれとは違ってしまっているかも知れない。その懸念もしっかり描いたうえで、ああ、楓よ、あんまりにもそのままで、いや、ちょっと背は伸びたよね。互いに再会の瞬間、夢と思っているのがおかしくて、そして一緒に夢でないことを確認する。ここまできたんですね。この、当たり前の感情を、当たり前に伝える。その当たり前ができるまで十年をかけなければならなかったんですね。この漫画、こうして決着した今、ふたたび一度に再読したらまた違った情感わいて迫るものありそう。ええ、ぜひとも再読したいと思わせる最終回。見事でした。

『ゆゆ式』。72。

『夢見るルネサンス』。リーチャ、テレビでペンタブレットを知る。ペンタブの利点を知り、一気に欲しくなってしまうリーチャ。それはおいくらですか! と聞いてもテレビは答えてくれない……。と思ったら、すごいな、応答成立しちゃったよ。ナイスタイミング! 私のは3万くらいって答が返ってきて、リーチャ思いが通じたとかいっちゃう。これ、面白かったな。けど、リーチャがペンタブ買ったとしても、PCが必要だし、ソフトも必要だしで、けどまだそのあたりはわかってないだろうなあ。PCもなしにペンタブだけ買っちゃうみたいな悲劇になったら、リーチャ可哀そうだよなあ。今回も桃花登場して、やっぱりいいですねこの人。リーチャのこと、まだ宇宙人だなんていってるわけですが、美しいといわれてもふもふ喜ぶところとか、とてもいい。さらに描いてもらった似顔、これ、ちゃんとお金払うんだ! いい子だ。仕事に報酬を支払う、しっかりした教育受けてるんだなあ。ここからリーチャの似顔絵大会はじまるのもよかった。ええ、ちゃんと技能活かしてますよね。さて、このお金をリーチャがどうするか、その選択もまた嬉しいことで、こうしてこの子が今という時代に馴染んで、さらには夢をかなえられるまでになるといいなあ、その足掛かりみたいなエピソード、大変楽しく読みました。

『スロウスタート』。栄依子さん、すごいな。ナンパ男をあしらう、その手管。意外な答を投げかけて、意表つかれたところに畳み掛けて、二の句を継がせる間もなくさようなら。すごいわ。見とれましたわ。けど、これはただの前段。本編は生徒会の手伝い、清掃作業ボランティアを皆でやるというんですね。あの、コンビニ袋を猫と見間違えた花名、おかしかったわ。冠に声かけてから猫じゃないと気づいて、あのコンビニ袋の絵もおかしければ、狼狽する花名もおかしくって、でもうまいこと処理できましたね! ゴミも勘違いも! この後の事件、財布拾っちゃったっていうのも、まさかの万年さん! 笑っちゃいかんのだろうけど、プルプル震えてるあの表情見れば、笑わずにはいられない。いや、このピンチがもう解決に向かってるって思えるからだろうけどさ、もうね、よかったねえっていうか、ほんと微笑ましい。でも万年さん、どんだけ持ち歩いてたの。花名が恐縮しきりやん! 花名、欲がないんですね。あの、皆のしあわせを願ったかのようなラスト、ほんと、ちょっと嬉しくなる、そんな情景でしたね。

2019年4月8日月曜日

『まんがタイム』2019年5月号

『まんがタイム』2019年5月号、一昨日の続きです。

『見上げればいつも妹が。』。この漫画、まったくもって恋愛の方向に向かわないんだな、そんなことが知れた今回。あれ!? そうなの!? という意外さと、なんだかほっと安堵する、そうした気持ちがしましたよ。遥の母がツブテの恋愛事情を気にしてる。お隣のダイヤさんにもツブテのこと売り込んでみたり、そしてツブテ、遥でいいんじゃないかと思いきった提案してみたり。そうしたら見事に否定されまして、ほんと、このお母さんのテンションとツブテ、遥の冷静さと、そのギャップ、実に見事でした。大杉もですよ。もし先輩が結婚したら、そういう想像してもね、相手が自分とかまったくないんだね。この人は、いわば自分は壁! 的発想の人なのか、みたいなこと思いまして、いやはや納得といっていいんでしょうか。この漫画、次回で終わっちゃうんですね。そうかあ、残念、そう思ってしまうのは好きだったからなんですが、最終回直前にむしろ状況いろいろを整理して沈静化するかのような流れ。逆になにがラストにくるのか、遥のいう理想のお兄ちゃんとは、その答に期待が集まります。

『茨城ってどこにあるんですか?』。面白い。今回、常磐線を南下するほどになまりが薄くなるという雑談を発端に、ベッドタウンとしての千葉、茨城の話題にうつり、そうしたスタイルをいわく茨城都民というなんてところから、なぜ鈴子は茨城で働いてるのか。まるで茨城都民の逆じゃないか。疑問が提示されるんですね。鈴子の茨城好きを否定するところ、面白かった。茨城に新幹線は通っていないとか、水戸、牛久、つくばの位置も知らなかったとか、うん、知らんよなあ。まあ関西在住としては仕方ないとも思うのですが、あの大洗の位置さえ私は知らないわけで、いや、地理問題、難しいですって。栃木の森戸、この子の冷静なつっこみが光ります。大角豆が読めないというのも面白い。茨城県民でもわかってへんやん! この後の栃木からのスパイ説。そしてさらに、鈴子のいう婚活目的。もう、ほんとおかしい。嘘か! 途中まで信じたやんか! ほんと、散々ふりまわして、真相はただの会社都合の転勤っていう、そうだ、そうだったよな。このなんてことのない雑談。けど、それが面白かった。皆、なんかざっくばらんと話している、その関係がいいよね。

『お天気おねえさんの晴れ舞台』。よかったですよ。冒頭のけん玉、あれすごいよな。カメラを前になにしでかすかわからない琴音だけど、今回のはナイスアドリブじゃん。いや、いつもパーンッと元気でなんだか楽しくなる、そんな思いきりが気持ちいいんだけど、今回はそれに加えて、すごい! が先にたちました。さて、広島舞台のドラマに出演することになったという話。なるほど、お天気キャスター役。しかも直接に本編に関わらないのなら、琴音としてドラマに出られるってことじゃん。じゃあ、ドラマの撮影で、いつもみたいな思いきったことやっちゃうのかな? そう思ったら、ああ、自分の基本に立ち返ろうという話。ドラマのスタッフに、午後の天気がどうなるか聞かれて、その予想。地元のお婆ちゃんにいわれて気づけたことがよかったなあって。知識やノウハウではない、まず空を見るということ、それを忘れていたって。このこと、琴音には本当にショックだったんだろうなって、あの泣き顔にしっかり感じられて、ええ、いいじゃないですか。琴音、初心にたちかえって、あの空を見上げた表情、その晴れやかさ。いいですね。伸びやか、なにかひとつ乗り越えたよう。その姿、まぶしさ感じさせますね。

2019年4月7日日曜日

『まんがタウン』2019年5月号

『まんがタウン』2019年5月号、一昨日の続きです。

『珈琲と猫の隠れ家』。方向性、明確ですね。ねこカフェはあくまでも場ときっかけを提供する一歩下がったポジションにあって、メインは毎回新たに訪れるお客さん。今回は、中学時分から友達だったふたり。けれど高校にあがってちょっと疎遠になっていた。何故なんだろうという、当時からのわだかまりが溶けるその瞬間に、この店が関わるというのですね。静かな対話の情景。その合間に、なぜ疎遠になったのか、どうして自分は避けられるようになったのか、鬱屈した思いがモノローグとしてこだましていた。それが、店長のあの無神経そのもののダァッ! をきっかけに反転する。ああ自分だけじゃなかった、相手の子も悩み鬱屈していたところがあったんだって、その一気にわだかまりの氷解する快感ったらなかった。さっと光の射して情景の変わる爽快感。これはなかなかにすっきりさせてくれる、そんなよさがありますね。

『小春さんずれてない?』。小春の彼氏を作ろうプロジェクト、再始動しちゃったよ。冬樹と千晶がうまくいってると寂しい。そんな千春の告白に、もしや自分のこと好きなのではないか!? その疑問をかき消そうとする冬樹の必死さ! えー、あかんの? 君らお似合いに見えたやん。この可能性、ずっと自分も考えてたもんなあ、とか思ってたら、あー、どうも確かに違ったらしい。彼氏を作る、その目的を共有してる間は冬樹も千晶もかまってくれる。一緒に遊んでくれる。それが嬉しかった、楽しかったという、その小春のニコニコの笑顔よ。だって、友達にいい人いないか聞いてくれるっていう千春に、それより料理の味見してって、もう彼氏作るとか頭からすっとんでるやん! もうほんと、寂しがりやの小春よ。その愛らしさ。こうして小春の気持ち、きっちり整理されれば、また彼氏作りは中断か、あるいはいつぞやの彼が浮上してくるのか。その結果は次回最終回ですね。なんか、もろもろが決着しそうな気配がしますよ。

『ちこはゲーセン一番星!』。最終回ですよ。おお、保津淳海さん、大学生になって、新人バイトとして登場ですよ。ああー、惜しいなあ、この子の活躍見たかった。今はちこに指導される立場だけど、いずれは先輩を超えていったかも知れない。そんな淳海の成長していく様、見たかった。と、変わったのは淳海だけじゃないんですか。ゆめさん、チーフになったんだ。ということは、以前のチーフはいずこへ? と思ったら、本社勤務なんですね。こうしていろいろが変わりゆく中、バイトは金目当て、そういいきってたちこも仕事の楽しさ知って、チーフのこと惜しんだりしてと、こうした様子にしんみりしたもの感じて、これが別れと思わばでしょう、私もなんともいえぬ寂しさ感じてしまいましたよ。けど、開店すればあの見事な笑顔、ああ、これからもちこは頑張っていくんだなって、そしてチーフがこの店にまた違ったかたちで関わるというラストにね、また嬉しい、楽しい、面白い、そんなできごとがあるのだろうなと思わされて、ええ、これからもきっとここはにぎやかで、笑いが絶えない、そんな場所になるんでしょうね。ああ、いい漫画だったよなあ。

2019年4月6日土曜日

『まんがタイム』2019年5月号

 『まんがタイム』2019年5月号、発売されています。表紙のテーマは健康第一? 『おとぼけ部長代理』をメインにしまして、これはヨガですか、ヨガですね。かたい体にイーッてなってそうな部長代理。でも、それだけポーズとれてるの、すごいですよ。『花丸町の花むすび』花子も、イーッって感じになってますね。そんな中、しっかりゆるがずポーズとれてる『年上お姉さんと恋の壁』あこ、しっかりとした体幹感じさせます。

『テレパス皆葉と読めない彼女』、ゲストです。他人の心が読めてしまう少年、皆葉誠一郎。困っているとわかったら、助けないではおられない。それで学校は遅刻しちゃう。昼もそんな感じなのか。なんかボロっちくなってて、背中に猫の足跡があって、それだけでなんか助けてたんだなってわかるの、いいじゃありませんか。誠一郎、妹たちにも指摘されてましたけど、一本気というか素直というか、それで思ったこともすぐに口にしちゃう、そんなところがあって、妹にも超能力のことすぐバラしそうって心配されてるの、あー、心配されてたとおりだ。完全に自ら落とし穴に落ちましたね。知人が皆葉に助けられた矢ケ崎、この子の冗談、テレパス皆葉という言葉にバレたと思って自らバラす。しかし、この矢ケ崎の心だけは読めないという状況。ふたりの関係、特別なものになりそう。そんな導入ですよ。

『ハニトラなんか怖くない!』。めちゃくちゃ面白い。女性トレーナーにぐいぐいこられて、身体的接触も多くて、とにかくお困りの綾小路。ほんと、この人、純情というか素朴というか、それが憎めなさの理由だと思うんだけど、そこにハニトラの思い込みが加わるだけでこんなにも面白い。今回はハニトラ云々っていうの少なめでしたけどね。山田さん、めちゃくちゃ魅力的ですよね。最初は目をつむって見ないようにした綾小路でしたけど、あの筋肉の躍動、アグレッシブに攻めるかのような運動、あれはいいわあ。めっちゃ魅力的。このジム編は、ジムのトレーナーたち、ハニトラというよりも悪徳商法ギリギリみたいな感じで、イオン深層ダイエット健康水素ウォーターとか、どんだけてんこ盛りなの!? もうほんと面白い。しかし今回、山田さん魅力的。一緒に帰りたくないからとシャワーにかかる時間利用して振り切ろうとする綾小路に間に合わせる山田さん。うわあ、めちゃくちゃ可愛いやん。その後のやり取りも的確に綾小路を追い込んで、もうほんと最高でした。

『良倉先生の承認欲求』。SNSに否定的な古岩クン。この子を加えて、さらに面白くなりましたね。彼と星畑との会話、古岩のSNS批判が的確に先生にダメージを与える! 今回、星畑が先生の作ったご飯のことしゃべったのがきっかけになって、先生と星畑つきあってるのか!? 古岩が誤解してしまうくだり、これも面白くってさ、ヤバいと思った先生が話をさ、そらすんだけど、そらせてないし! ずっと気にしてたの古岩クン! 以前からそうではあったけど、先生、いろいろをコントロールできない。古岩の参加で、そのコントロールできない範囲が広がって、より面白みも増した。またそれだけでなく、星畑の言葉に古岩がドキッとしちゃったりね、こういう方面での面白さなんかも期待できそうですね。いずれ、古岩のかたくなさも緩む日がきそうと思えますよね。

『午前0時のおねだりごはん』。これ、面白いですよね。人気あるのかなあ。だとしたら嬉しいなあ。職場の先輩、米沢先輩はまさしくエースというような人なんだけど、その先輩の頑張りを支えてるのが自分の料理というの。この職場での関係とはまた違うふたりの様子がよくって、完璧、颯爽、かっこいい、そんな先輩が、こんなご飯が食べたいとメニューおねだりして、そしてニコニコほくほく食べてくれる。その相好を崩したところに、本当にリラックスしてるんだなってのがわかるのがいい。仕事でのいわば気を張って、武装するかのような彼女と、プライベートでの顔、そのギャップが見えるのもいい。先輩の秘密を自分だけが知ってるという特別感ある牛喰もまたいい。そこに、もうひとつの主役であるご飯、今回はそら豆、ベーコンの肉じゃが、その描写がのっかってくる。この食事の魅力が、牛喰と米沢先輩の関係に不可欠というのが、この漫画の土台、しっかりさせるものになっていますよね。

2019年4月5日金曜日

『まんがタウン』2019年5月号

 『まんがタウン』2019年5月号、発売されました。表紙は『クレヨンしんちゃん』。映画ですね。『新婚旅行ハリケーン 失われたひろし』。なるほど、今度の映画はインディ・ジョーンズばりの活劇やってくれるんだ。実際、どれくらいレイダースっぽくやるんだろう。失われたアーク? こういう思いきり? ちょっとしたパロディなんかをやってしまえるのが強いなって。それでそこにクレしんらしさを盛り込んで、それらを超えていくところ、これは本当に強みだなって思うんですね。

『新婚のいろはさん』。いきなり電動ドライバーの話題から。これ、なにかと思ったら家具の組立なのか。颯斗が預かっていた始の本。ダンボールで5箱。これを多いと見るか少ないと見るか。正直、意外と少ないなと思ったんだけど、そうかあ、結婚を機に処分したのかあ。書棚を買って、颯斗と一緒に組み立てて、けれどそれらは前段にすぎませんでした。寝室での始といろはの会話ですよ。結婚という船出に際し、始の人生の積荷からおろされた本、そしてかわりに乗船したいろは。ああ、なんというイチャイチャか。この会話、本当によかった。人生における選択。そこまで深刻に考えないでもいいのかも知れないけど、確かに始はいろはとの共同生活を選択したのだ。そうしたこと思わされて、その選択の確かさ、それを確認するふたりの様子、もう見事にやられっぱなしでした。

『派遣戦士 山田のり子』番外編、これ面白いなあ。漫画家のアシスタントをする。いつもののり子らしさ、ナンセンスな巨大マスクとかありながら、途中途中の妙なリアリティ、これが面白さに拍車をかけますね。ペン先交換の話とか、思い入れ強すぎると描けないタイプとか、これ、漫画家のリアルなのか? 作者自身が経験してきただろうことがフィードバックされてるんだろうなあ。いつもならなんでもハイスピード、確実、抜群ののり子なのに、猫への思い入れ、これはペースに影響するのか。あの表情なんかもよかった。レアですわ、レア。そして最後のマッサージ。これもおかしかった。なんともいわれんおかしさ、かもしだしてました。

『パッとしない神戸を歩く』。これ、おかしいなあ。そうか、三重から神戸に引っ越されたのですね。ちょっとイナカと友人にいわれたそうですが、いやいや、都会やろ、うん、自分もそう思った。けど、あそこイノシシとか出よるんよなあ。とか思ってたら、ばっちり本編でも語られてて、いや、実際に作者が遭遇したってわけじゃありません。遭遇したのは、ベランダのクワガタですね。北が山だから坂を登れば北、まず迷わないといって見事に迷う。へー、新神戸駅は森なんだ。このあたりは知らない神戸。なんか面白いなあ。作者がふらりと入った喫茶店。待って? なんか突然『ボマーン 昼メシの流儀』になっとらん? どこまで素なのか、どこまで狙ってるのか。ようわからんのやけど、こうした妙な塩梅、ニヤリとさせられるものありました。

『恋するヤンキーガール』。受験を来週に控えて、その勉強の成果はというと、おお、アヤメちゃん、85点。充分合格圏内というところにまで持ってこられて、ああいい展開だ。やればできるんだなあ、アヤメちゃん。そこからの神頼み云々、これはもう素直なおかしさの連続で、あの祭壇! ナギ、天国で見守ってくれてるみたいだよ!? トンカツの験担ぎもおかしくて、ぼたんとナギのあのシリアスな表情! 実におかしかった。そして今回のラスト、ちょっと不安要素が投げ込まれましたね。ナギに頬に触れられて過剰反応してしまってるアヤメちゃん。これ、ナギはアヤメちゃんの体調不良に気づいたんだよね? ああ、アヤメちゃん、大丈夫か。受験当日に病気でベスト尽くせないとかなりませんように!

2019年4月3日水曜日

『まんがホーム』2019年5月号

『まんがホーム』2019年5月号、昨日の続きです。

『スナックあけみでしかられて』。あけみさんのお花見。アケミさんに誘われて、身ひとつでいくというんですが、いってみればキッチンカーがいる。アケミさんのとこの若い子が、スープとサンドイッチを売ってるんですが、それをモニターとして無料でといわれたあけみさんが面白いんですね。最初はたくさん食べられないみたいなこといってたのに、アケミさんの商品説明にやられちゃって、もうほんと、この説明、最高じゃないですか。お腹すいてる時に読んだらあかん漫画やー。そりゃもうあけみさんも全部お願いしちゃうわけですわ。春の日に、レジャーシートしいて、ふたり温かいスープとサンドイッチを食べているのがね、ほんと素敵な情景だと思いました。ゆったりとした時間が流れていると感じられる。野草摘んだり、のんびりしたりという、その心の休息。ああ、こういう時間、大切だなあって思わされる、そんな穏やかで心地いい感触。とてもよかったです。

『ふみのさんちの大黒柱』。ほんとおかしいな。ふみのさんち、シェアオフィスみたいになっとる。湯坂、十条、個性的なふたりが完全に居座っていて、ここだとはかどるとか勝手なこといってるんだけど、なんかそれがおかしくて、ああ、これが理人の人徳なのか、みたいなこと思ったりしたんですよ。理人の姉が弟のこと、これからのことを心配してるのね、なんかね自分のことをいわれてるみたいで、ちょっと落ち着かなかったんだけど、でも理人は確実に自分より多くの人から愛されてるよなあ! そんな理人の境涯? あの言葉はなんかよかったなあって。ちょっと枯れすぎてる感あるけど、これが理人って人なのかと。そしてこういう人だから、この人のまわりに集まろうと思う、そんな人が出てくるんだろうなって思わされたのでした。しかし、姉ちゃん、理人の分も吸い取ったかのようにアクティブ、ギランギランですね!

『うちの秘書さま』。おお、はじめ、初のバイトですか。七瀬に、メイド連に、めっちゃ驚かれてるわけですが、実際、はじめの働きぶり、どんななるんだろうなあ。御曹司の定番展開踏襲して、みごとに失敗しまくるのかな? なんて思ってたの、ほんと、はじめさん、ごめんなさいでした。最初に感心したのは、テーブルをきれいにしようと一生懸命拭いてるところでしたよ。おお、すごくきっちりしてる。手を抜こうとか全然考えないんだ。めっちゃ好感度あがった。でも、メイド連はずっと心配そうで、黒づくめで監視から、まさかのヘルプ! さすがに文句いうはじめに、なんか困った顔してる大将、めちゃくちゃ面白い。今回、大将がいいキャラクターでしたよ。山田の狼藉、あれもおかしかった。そしてはじめの才能! いいなあ、いつもはいいところあまり見せられないはじめだけど、今回、輝いてた。ええ、はじめ、最高でした。飯よそいのプロになってほしい。

『座敷童子あんこ』。今回、なんだこのシュールな展開。いや、シュールなのはいつもかあ。座敷童子あんこのこと付け狙う怪しげな影。座敷童子の抹消を狙ってるっていうんだけど、その理由が酷くって、まさかの幸太の父が原因か! しかもかなりヤバいこじらせっぷりしてて、最初こそは自分に好きな食べ物をくれる親切な人と勘違いしてたのが、その本性を知らされてもまるでひるまないっていう。興味を向けられると死ぬよ、そこまでいわれてるのに、それでも会いにいくガッツ。命知らずだな! で、自分をもてあそんだのかと迫るその様子見た母が手にした丸ペン! 殺傷能力高いのか、丸ペン! いや、わかるよ、刺した時のダメージ、そもそもの刺さりやすさ、他のペン先に比べてもかなり高いものな! あのラスト、落ちのインパクト、絶大でした。それまでもおかしかったのが、この落ちでさらにガツンとやられた感ありましたよ。

2019年4月2日火曜日

『まんがホーム』2019年5月号

 『まんがホーム』2019年5月号、発売されました。表紙のテーマは入学式? 新生活か。『らいか・デイズ』らいかは、ランドセル背負って手には黄色い手旗。通学時に使うものですよね? そこにはフレーフレー新生活! と書かれていて、ええ、4月、年度はじまり、新入学や新社会人、これまでとは違う生活のはじまろうという季節ですよね。『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』駒井はスーツ着て、これは入学? 入社? のためのスーツ? 『BL漫画家と受けダンナさん』のふたりは、普通どおり? 『孔明のヨメ。』は孔明の襟元ととのえる月英の姿。ふと意識せず見つめあうかたちになったような雰囲気、いい感じです。

『孔明のヨメ。』。月英が夫孔明のもと、新野へと到着しましたよ。はたして夫はいかなる働きをしているのか。軍師というからにはこれまでとは随分違うのだろうか。そう思ってたのに、なぜか劉備と一緒に農作業してるし! これ、ほんと面白い。やけに気さくで緩い殿様。ざっくばらんに話しして、月英に対してもすごく親身でフレンドリー。城を案内するよって、主君自ら先にたつというんですよ。あまりのことの連続に、孔明も頭抱えてますけど、でもこれが劉備のスタイルで、慕われる理由なんだろうなあ。いく先々で見せる劉備の表情。張飛、関羽、趙雲との顔合わせも面白くて、その先々で月英の魅力、売りというものが見えて、阿斗のエピソードなんかとてもよかったです。しかしとてもコミカル、すごく親しみぶかい、そう思っていたけど、劉備は孔明のこと、その働きぶりを心配して、あえてそう振る舞ってるところなんかもあったんだ。そうしたまた違った表情を最後に見せるなんて、まあなんと憎いことでしょう。実にいい。月英がきたことで孔明はやわらぐのでしょうか。ええ、ここ、実にいい場面でした。

『ヨメウラ三国志』。これ、めちゃくちゃ面白いですよ。『孔明のヨメ。』の作者、杜康潤のエッセイ。三国志の時代の風物習俗を知りたい、その一心で向かう中国の博物スポットですよ。今回は2ヶ所、朱然家族墓地博物館と合肥三国新城遺址公園。それぞれに、ちょっとずつ違った趣があるようで、朱然墓は当時の生活のリアルを伝えてくれるような器物が数多く紹介されて、見るだけでも面白い。三国時代といえばかなりの昔だというのに、かなり進んでいたのだなと感心するばかりです。そして新城遺跡は当時の城跡がかなり残っているというその規模の大きさから、また兵糧に武器、兵器などが紹介されて、と、その武器というのも、弩なんてのがあるんだものなあ。すごいよなあ。発石車なんての、はじめて知りました。トレビュシェットの中国版? かなりのインパクト。ほんと、進んでいたんだなとここでも感心させられました。

『おんなのおしろ』、最終回でした。いったいなにが語られるのだろう、そう思っていたら、ああ、七瀬の昇進話。いい話ばかりでなく、残業がないため月給は下がる。東京支店に転勤、ゆえに通勤時間も増える。そうした状況で、七瀬はなにを考え、どういう選択をしていくのか。いやがおうでも人は変化していく。たとえその場にとどまりたいと思っても、状況がそれを許さない、そうしたこと思わされて、それは七瀬の元カレのあいつにしても一緒。こうした変わりゆく状況の中、七瀬、酷い理由で話を聞きたいと思った楓、この人の言葉に、ちょっと指針を見出したみたいですね。この、自分の人生で、なにを優先し、なにを選びとっていくかという、ちょっとした難題。はたして七瀬はそれで好転したのかどうか、傍目には不明なんですけれどね。この人の悩み、迷いはなにかひとごとではなく、ちょっと身につまされる感がある。リアルっぽさあったんですね。

『週末親子』。一気に事態が動きますね。驚いたよ。シマがついつい助け船出した老夫婦。みすみす投資詐欺にひっかかるの、見過ごせなかったんですね。見た目こそはアレだけど、なんだかんだで正義漢ある男ですよ。なんて思ってたら、この老夫婦、サユリの親、すなわちユカの祖父母だってんだから急展開。名刺渡しちゃったもんだから、この邂逅はサユリ、ユカの知るところとなって、なんせシマ、祖父母の覚えめでたいときた。俄然ユカ張り切りだして、ああ一気に状況の打開、大逆転狙ってるね、キミ! これ、ユカの望むとおりにことは運ぶのか、頭抱えるシマにサユリ、ふたりのこれからはどうなるのか。いずれ結ばれるにしても、紆余曲折はありそうな気がするんだよなあ。

2019年4月1日月曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年5月号

『まんがタイムきららキャラット』2019年5月号、昨日の続きです。

『RPG不動産』。すごくいいですね。起こった事件が次の展開へと状況を押し流していく。前回のドラゴン騒動。そこからファーの疑惑が湧き上がったと思ったら、今度は被災した人たちの住居問題でてんやわんや。とりあえず城で受け入れたのだけど、あまりの人数に対処しきれなくなった。というので、我らがRPG不動産に住居提供の依頼が舞い込んだというんですね。でも、あまりの大変さに目がまわりそう。ルフリア、青い顔してますね。さて、この問題の解決です。ここでファーが大活躍。人と言葉の通じない亜人、その人の通訳することで、トラブルを回避。これが城の地下にある多数の部屋を発見に繋がって、大きなトラブルも解決しちゃうっていうんですね。って、その部屋、牢獄じゃん! でも、ルフリアのいう、今からは人を助ける場所になるという言葉、これ、よかったなあ。かつてとこれから、その役割が変わることで、評価も変わる。これ、ファーの問題にも繋がる言葉だったりするのかなあ、なんて思いました。でもって、亜人のおじさん、トレジャーハンターなのか。トラブルになりそうだった人も冒険家やっていて、ファーのとりなしがきっかけとなって、ふたりが互いをリスペクトするにいたる。この種族を超えた和解というのも素晴しくって、ああ、このファーのお手柄、これもまた先のファーをめぐる展開に繋がるなにかかも、なんて思えたりしたんですね。

『あやしびと』。2話になって、これ、さらに面白いな。アヤ、のっけからピンチだったわけですが、その時のことを語って、精神がおかしくなりそうだったよ。だよなあ! 今回は妖人の寮に入ることになるんですが、ここでのやりとりも面白い。校長のサトリと、寮管理人の夢食ユユですよ。この人は貘なのか。悪い夢を食べる、といいながら、ついついいい夢も食べたりしちゃってて、それがサトリ校長には筒抜け。あの叱られの状況、もうおかしい。さらにアヤの心も読まれて、そうか、アヤはえっちですか。この評価、後々、ちょっと回収されたのも面白かったです。夢を食べるのは寮生を守るためでもある。悪夢に苦しんだりしないようにしてくれてるのかな? と思ったら、もっと具体的に被害の出ることもあって、そうか、サキュバスの能力が影響して見せられる夢もあるんだ。その夢、ユユに食べてもらってアヤが、やっぱりちょっとえっちらしいというの、なるほどこれがこの子の個性ってわけですな。そしてこの夢をめぐるもろもろ、まるごとユユに処理してもらって、なにもなかったことにはなったんだけど、これ、ユユには人間ってこと、いつか確定的にバレそうですね。今は、なんとなく誤魔化せてますけどね。

『精霊さまの難儀な日常』。手堅い構成、見事ですよね。水が苦手なサラのなにげない言葉がルカを傷つけてしまっている。サラは、よくいえば素直で、悪くいえば無神経にズケズケいっちゃうところあるからなあ。すっかりルカのこと、怒らせてしまった。でも、町内で頻発する不審火。ルカにちょっと疑われたサラがですよ、不審火に遭遇して、火にまかれそうになったルカの前に颯爽と現れるのね。ああー、こういうとこがルカの心を掴んじゃうんだねえ。ルカのこと、意図せず傷つけたり、意図せず怒らせたりしてしまうサラだけど、意図せず心を掴んで、ヒーローになってるっていうのがね、やっぱりサラらしさなんだろうなって思わされて、素直で真っ直ぐなサラの美点、それが際立つ活躍でした。今回の不審火も、まさか放火? とか思ったら、誰の悪意もない事故で、そうしたところも安心、嬉しい展開でした。ルカの力が及ばなかったのも、それが油火災だったから。ええ、よく考えられていて、この作者、こういう下地をしっかり詰めていくの、ほんとうまいですよね。

2019年3月31日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年5月号

『まんがタイムきららキャラット』2019年5月号、先日の続きです。

『アニマエール!』。紺ちゃんからのヘルプ。黒いあくまだなんていうから、皆が苦手にしてるアイツかと思ったら、違いました。バレンタインのチョコレート。手作りしたいっていうんだけど、うまくいかない。それで虎徹に助けを求めたわけだけど、あー、よりにもよって自分の技量もかえりみず難しいのにチャレンジしちゃってたんですね。しかし、今回は虎徹がメインになったものだから、毒舌? 辛辣? ズバズバと切り込む言葉の力、見事に発揮されて素敵。さらには、お菓子づくりということで、虎徹の食欲、そこにもスポットライト当たって、いやもう実に素晴しかったです。試食なしといわれて絶望。体重気にして常に踏み台昇降運動。ほんと面白い。さらに、宇希に知られたら大変! そんな発言、こはねから飛び出したりして、やりますね、やられましたよ。そしてラストの宇希。喜びと嫉妬の狭間で悶え苦しむ人の様。ほんと、この子も大変です。

『mono』。春乃、カレーが無性に食べたくなるの巻。アンと華子ともなってチキンカレーの専門店に向かうんだけど、見事に休みで春乃落胆。そんなにも!? カレーならなんでもいいってわけじゃない。嫌いじゃないけどチェーン店のは今は嫌。我慢の期間があっただけに、もう我慢ができないって感じにまで追い込まれとるのか。次点の店はインドカレー扱う店で、ナンで食べるタイプのカレー。そしたらそこもお休みで、って、ほんと、この追い詰められた状況。まだ仕事がひとつ残ってるって知らされてもなお、カレー欲おさまらず、ああこの暴走。食べないことにはおさまらない。なのでこれから開拓するっていうけど、一件いったらもう充分じゃないのん? ハシゴするのん? ともあれ、今回は導入、本編は次回からでしょう。お腹すいてる時に読んじゃいけない、今からそんな予感させられます。

キルミーベイベー』。この漫画、なんてったらいいんだろう、昔、夏休みに放送してたアメリカのスラップスティック色あるアニメ、そんなテイストがありますよね。『トムとジェリー』とかさ『ポパイ』とかさ。キャラクターに明確な役割り、追う役、追われる役、乱暴ものとこらしめる役、みたいなのがしっかりきっちり決まってて、起こる事件は違っても、登場人物は自身の役割にしたがい、しっかりきっちりやりとげる。今回は海に出て海中の宝探しするっていうんだけど、あぎりさん提供の潜水服がまあおかしい。でもって、普通に協調して探索すりゃあいいのに、早い者勝ちだってやすなが出し抜こうと狼藉はたらいて、それにソーニャが報復して、どんどん状況酷くなっていく。黄金律ってやつなのかな。ほんと、とんとんとんっとテンポよく酷いことになっていって、そしてみんなが酷い目にあう。いや、あぎりさんは回避しとるな。やすなとソーニャ、ふたりが争って、酷い目にあう。そのパターン、きっちりしっかり演じてみせてくれる。今回も本当に面白かったんだけど、なんかいつもと違って、その役割強く意識させられたの、潜水服着てるせいで顔が見えないからなのかな。いや、お面かぶったり着ぐるみ着たり、ちょくちょくこういうことあるんですけど、でも今回、その印象強かったなあ。ほんと、表情なんてまるでわからないのに、それでも表情豊かというか、どんな顔してるかわかるっての、さすがだと思いますよ。

『先パイがお呼びです!』。なんだろうなあ、この漫画、いいよなあ。夏休み、文化祭の準備でたまたま登校してたマヨを呼び出す笛の音。先輩のことが気になる。恋しいというか心配というか、そういう感情抱えてたマヨが、呼ばれて嬉しい。先輩がマヨにいった言葉、居てくれてよかったっていうのに、ぐうの音も出ないほどやりこめられてるじゃん。ほんと、ぐっとくる。あの表情、チャーミングだわ。先輩の見つけた花火、せっかくだから夕食、ハンバーグ作ります、その後一緒にやりましょう。マヨが自分のためにハンバーグづくりの練習してたこと知って嬉しい先輩の、あの穏やかな表情。マヨは先輩が喜んでるのなにか、ちょっと気づいてないのね。でもって、花火をしている時、マヨがいってる奇麗なもの、それがなにかっていうのもね、なんか意味深ですよね。先輩は気づいてるのかな、それとも花火のことと思ってるのかな。どっちかわからない。なんか気づいてるような風でもあるんだけど、という、このあやふやにされてるところ。ここにぐっと気持ちが持っていかれる感じするんですね。

2019年3月29日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年5月号

『まんがタイムオリジナル』2019年5月号、一昨日の続きです。

『僕は女心なんて知りたくない』。面白いですよ。カフェでのバイト、オタクはいつも金がない、趣味にかけるお金を工面するため仕事掛け持ちしてる望美や、作家業が不安定なため、生活費稼がないといけない夢乃。ああ、人それぞれだなあ。そう思ってたら、無口だけれど内心では結構はっちゃけてるっぽい夢乃、ありゃあ面白いな。そうか、無収入なのか。ぎりぎり人生なんか。でも、見た目、なんだか楽しそうに見えるよ!? 仕事ぶりも個性的というか、がんとしてしゃべらない夢乃、いかすな! 壊しまくる望美、反省はしてるっぽいけど、いろいろやらかしてる、そのバリエーション、すごいな。これ、誰かの経験談じゃないのん? 今回、面白かったの、終盤に描かれた樹里の悩み。ここに望美のオタク趣味が繋がったところですよ。そうか、後輩ちゃん、望美と同じアニメ追ってるのか。しかも別担、余ってるグッズの交換とかできる! そこからの紹介して攻勢。これはいいな。なんか新しい可能性が開けそう。樹里さん、ぜひ紹介したげてくさい。

『おしかけツインテール』。かりんのお母ちゃん、いいよなあ。すっかり子供がえりしちゃってて、これ、ストレスのせいなのか。わかる、わかるわ。そもそも仕事が嫌だよな。ましてや休み明けともなればなおさらでしょう。正月明けて仕事に向かう母の、寝ながら通勤風景。あれ、目が覚めたの、何時ごろなんだ? でも、わかる、わかるわー。入らないやる気のスイッチ。あっち見ても、こっち見ても、皆が皆、ゆううつ。わかるわー。職場での母、かえりみぬのくだり、母を見守る同僚たち、この様子、面白かった。そうか、こわいものなしなのか。かっこいいな、母! しかし、この母。職場ではどうかわからんものの、家に帰ればぐーたらで、いろいろ駄目なところあからさまにしちゃってるんだけど、そのこと、かりんはちゃんとわかっているんだな。さらに母もね、それでも頑張るっていう、そうした気持ちの原動力! ああ、かっこいいじゃんか。今回は、本当に母の見せ場満載でしたね。

『氷室君は板野さんの事が覚えられない』。板野、長谷川の家に御呼ばれして、こんなにも嬉しかったのか。友達の家にいったことがない。そんな板野が花散らしてるところ、もう最高だったと思います。そして氷室も登場。そうか、板野と氷室、ふたりが呼ばれたのに、記憶から板野が消えたせいでふたりきりみたいに思ってしまってるのか。さて、氷室、板野を見てちゃんと思い出せるようになってますね。ボエー、だけど。大きな一歩ですよ。でもって、今回、長谷川、板野が料理を作りましてね、それが落ちに繋がるの、あれは面白かったわ。板野のことは、歌の下手な人。そして長谷川は、料理の下手な人。あの恨みがましい氷室の表情、おかしかったです。さて、今回、結構重要なこと語られてない? 氷室の母は病気で死んだ。板野の記憶においてもそう。けれど長谷川は、事故で死んだと記憶していて、はたしてこれはただの思い違いなのか、それともなにか意味があるのか。なんかありそうですよね。このことが、氷室が板野を記憶できない、その理由に関わってもいそうですよね。

『大奥より愛をこめて』。蒔乃、昇進。雑用係から菜々緒の補佐になりました。仕事場は広敷に移り、なんとまあ、男性も働いとるの。大奥の外? と思ったら、これ、中なんだ。大奥は将軍以外の男性は立ち入れないものだと思い込んでいました。いろいろあるんですね。ここで菜々緒は、いわば仕入れの担当してるんですね。化粧品、布団など、日用のものから、大奥内での気晴らし、歌舞伎の上演、役者の調達にいたるまで、扱うものは多岐にわたって、調達の労もあらば、予算のやりくりももう大変。大奥にとめおかれている女中たちの贅沢はこれまで大目に見られてきた。しかし、そのいわば聖域に手を入れようとするのが松平定信。これはまた、バチバチと火花散らす展開、きそうですなあ。同時に、菜々緒に恋心抱いている本堂殿。この恋がバレれば、スキャンダルではすまない。とりわけ定信にとっては願ってもないチャンスになろうなあ。とりあえず現状は、菜々緒がまったく意に介していない、どころか気づいてさえいないのが安心要素? いやいや、なにかありそうな気がする。ああ、どうか、本堂殿が切腹するなど、悲しい展開きたりしませんように。

2019年3月28日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年5月号

 『まんがタイムきららキャラット』2019年5月号、発売されました。表紙は『おちこぼれフルーツタルト』、どーんと大きく、アニメ化決定! のキャプションですよ。おお、すごいな、結構キワどいネタ多めの漫画、結構なチャレンジにも思えるけど、アニメになったら映えるシーンも多そうかも。なんて思ったりしたのでした。しかし、この表紙、フルーツタルトの面々、5人がばっちりきれいに、可愛く勢揃いなわけですが、表紙めくるとまあえらいことに! ほんと、このギャップ。これが『おちこぼれフルーツタルト』だっ!

今月は新作ゲストが2本です。

『幼なじみオブザデッド』。亡くなった幼なじみが帰ってきた! ただし、ゾンビになって。迷って出てきたのかとパニックになる主人公。でもまあ、そうだよなあ。自分が面倒くさがった結果、彼女は事故にあってしまった。自分のせいだと責めている、そんな彼、ジンに、ジンのせいじゃないという彼女。それで、すぐさまアンデッドジョークを口にするんだけど、死んでもなお明るくて、元気で、このハードにしてシリアスな現状とのギャップよ。この子の思い残しは、飼っていたハムスターなのか。ペットをジンに託して、そしてずっと思ってきた恋心を伝えて……、消えない! まだいる! これ、他のゾンビものでも思ったことあるんだけど、コミカルに描かれてる状況、その前提に死があるのはちょっとキツいものがある。それに、この子が傷んだりしたらいやだな……。というようなこと脳裏にちらついたりするだけに、コミカルなゾンビもの、なかなかに難しいバランス感覚が必要なテーマだと思います。

『ぐるメソッド』。これ、グルメものなのか。友達のために、新鮮な魚を獲りますよ。ウェットスーツ着て、銛を手にして、とりあえず魚にタコ、カニをゲットです。って、簡単に獲ってきたな! 自分で獲って、料理して、というんだけど、この調理もミラクルだな! 基本、ナンセンス寄りのコメディですね。なので、頭からっぽにして、女の子ふたりの交流ものとして見るのがいい感じですね。しかし、友達かりんのために、体をはって材料から集めてくるなこ。この子の、見た目ふんわりなのに、やることアグレッシブという、そのミスマッチなビジュアル。そこから、うまくいってしまう強引さ、ここが面白みの核になる部分ですね。

まちカドまぞく』。魔法少女の襲来、店長の封印からのリコ暴走。この状況を沈静化させるのに成功したのはいいけど、あくまでも全員を昏倒させただけで、解決はしていない。ここからシャミ子はどんな手を打つというのだろう。期待して見ていたんだけど、小倉ちゃん、この子のアドバイス、過激すぎる! いきなりの刃傷沙汰指南にシャミ子も大弱り。とりあえず、魔法少女、紅の夢に入って、この子の事情を探るところからはじめることと決まったんですが、夢の中でのシャミ子の活躍。紅の身になにがあって、なぜリコとの関係がこじれるに至ったか。その描写、素直じゃないこの子もいかんなあって思いはするんだけど、リコのリコらしい無神経、こいつもまああかんわな! 紅の喪失感、それが身にしみるように感じられて、これは圧倒的だったなあ。そして、そんな紅の鬱屈を抱き留めた半裸ですよ。ああ、この子、魔族だっていうけど根が優しいから。このくだりもよかったなあ。しかし、紅を魔法少女にした金魚の使い魔、あれ、弱味につけこんでるよね! ほんと、この漫画、魔族と魔法少女、どっちがいいのか悪いのか、ようわからんようになることしばしばです。

『恋する小惑星』。あおの同居計画、始動しましたね。それぞれの親に自分の思っていることを伝えようとする。あおが、これまでずっとこうして気持ちを伝えたことがなかったこともあって、なかなかに苦戦してますよ。プレゼン資料まで作って準備万端ではあったのだけど、やっぱり親の立場からしたら、そう簡単に首はたてに振れない。そうした、自分の望みと、ままならない現実の壁と、その対置がしっかりしているの、よかったなって思ったのでした。しかし、みらの母、いいですね。めっちゃスムーズ。まあ、簡単にオーケーってことじゃあないんでしょうけど、話し合いの余地を作ってくれた。うん、みらとあおの母、それぞれの考え方の違い、それが見えて、そしてそのどちらも無理解というわけではない、なにを大切に思っているか、ちゃんと感じられるところがあって、こうしたところもよかったです。あおとみら、ふたりの最後の語り合い、あそこも実にいい。ふたり、この困難を超えることで、さらにその仲を深めたんですね。そして最後のすずのテンション。ああ、もしかしたらここからすず編に切り返し? いいねえ。そうだとしたら、いい流れじゃないですか。

2019年3月27日水曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年5月号

 『まんがタイムオリジナル』2019年5月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』、山下さんが実にほがらか、いい笑顔! これ、女子の人気職業がテーマなのか。『らいか・デイズ』らいかは、絵本にパペット、エプロンつけて、これは保育士ですね。『小森さんは断れない!』、しゅりはケーキをデコレーションして、パティシエですね。そんな中、山下ナースはいつもどおり。その背後には女医ふたりもひかえていまして、こうした専門性、そこに憧れがあるのはなかなかよいなあって思わされるポジティブ表紙であります。

『敷金礼金ヤンキー付き』、ゲストです。進学を機に田舎から上京してきた猪熊たえ。いとこが大家をやってるアパートに住むことになってるんですが、なんとヤンキーばかりが住まうアパートだっていうんですね。見た目から強インパクト。大家の伊達香緒里、この人もヤンキー。ちょっと荒かったりするけど、基本面倒見のよさそうなお姉さんですよね。お隣さんに挨拶にいってみれば、住民の大野佳、103号室の七恵、ふたりともにちょっとずつ違う傾向のヤンキーなのか。大野はそれっぽいけど、七恵はなんかむしろ可愛い感じで、ヤンキー? みたいに思ってたら、あれまあ、コミュニケーションのスタイルはヤンキーそのものなのか。大野、七恵、ふたり互いに凄みあったりしてね、こりゃヤベえ! と思いきや、これが普通なのかな、普通に打ち解けてるっぽいんですね。たえにとっては結構なカルチャーギャップがある、そんな出会いだけど、仲良くなれそうな予感? その懐の深さ、いい感じですね。

カントリー少女は都会をめざす!?』。おお、面白いな。コンビニがよくやるアニメやゲームのコラボですよ。クリアファイル欲しさに大量にお菓子を買い込んだ亜紀。おお、みなはちゃんとわかってるんだな。対し八重は、お菓子が流行ってるんだと勘違い。そこからの勘違いを放置するどころか、むしろ育てていこうという亜紀の態度。さすがやわ。この子、面白がってるな。みな、欲しかったキャラと違うのもらってきちゃったんだ。あの絶望の顔。そして亜紀の博識がみなを救う!? そうか、工業地帯のコンビニか! わかる、わかるわ。自分の生活圏だと、駅前は瞬殺、初日にもう品切れしてるのに、職場の近くの店だと数日たっても普通に余ってたりする。こういう、穴場店を知ってると楽でいいよねえ。というか、亜紀はたまたま知ってたんじゃなく、過去に在庫のある店を探しまわったことがあるんだな。うん、お疲れ様です。今回、こうしたオタク事情をメインに、流行に踊らされる八重の様子も描かれたわけですが、踊るの楽しいっていい笑顔じゃん! なるほどなあ、こういうポジティブさ、この子の美点だと思う。いやもう、ほんと、可愛いわ、この子。そして目当てのファイルをゲットできたみなです。あー、亜紀と一緒に踊ってね、あー、この子らも可愛いわ。すごくいい話でした。

『となりのフィギュア原型師』。あーっ! 半籐の籐、たけかんむりだ! うわー、はじめて気づいたわ。あかんわー、ずっとくさかんむりだと思ってた。さて、半籐のお隣さん、この人、すごいよな。おっぱい連呼で半籐の誤解が広がる! しかも、半籐とファミレスにやってくる不思議常連たちの仕事を知りたいがために、バイト突発で休む! すげえ! かくありたい! 半籐、お隣さん、せっちゃんに後をつけられてるの、まったく気づいてなかったんだ。おこめ先生から、進展はやいだ、風紀を乱しかねないから出禁だ、えらい誤解です。せっちゃん、面白いわー。ここからのフィギュア業界の解説。これ面白いというか、ためになったなあ。なんか学習漫画みたい。フィギュアのひみつ、みたいなね。で、この解説にともない、羽喰が酷く追い込まれるっていうの、あー、大変だ。この指示出してるの、初回に出てたあの人なん? あの、しまいには泣き濡れてぐったりしてる羽喰。あまりにもつらい。ほんと、どんな指示もらったんでしょう。

『ローカル女子の遠吠え』。こちらでも連載開始されましたね。こちらでは水馬さんがメインになるの? モデルをやってたけど、Uターンして普通に会社勤めするようになったこの人。今回は職場の人たちと山焼きを見にいってるんですが、そうか、静岡でも山焼きとかあるんだ。関西だと奈良の若草山が有名やなあ。今回登場したのは水馬に、魔性の油野ちゃん、そして新人の天道。天道がやたら面倒見がよいというか、無駄に気を使いすぎてるっていうか、でもって、この性格、育ちなのか。旅館の子だからなのか。いや、そういう理解でいいのん? 本来の主人公、りん子は出てこないわけですが、こうしてまた違った人たち中心の話というのも面白いものです。いつもとは違ったテンポ、雰囲気、にぎやかさがあって、こういうのんも悪くない。でもってまた、油野、この人のポジション。後輩にはいい先輩じゃないの。先輩にはいい後輩なの? 無理なく、自然に自由にやってるようで、ちゃんとまわりも見てるんだよって、この人が間に入ることでうまくまわること、多いんじゃないかって思わされるところありました。

2019年3月26日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2019年5月号

『まんがタイムきららフォワード』2019年5月号、一昨日の続きです。

『がっこうぐらし!』。学校に戻ることに決めた皆。車を確保し、走り出すのだけど、その姿からは希望が見えたというよりも、もっとなにか追い詰められたような切迫感ばかりが感じられて、見ていてなんかつらいですよね。気になることもあって、みーくんのいう、なにか忘れているのではないかという胸のざわめき。これ、なにか大事なことを忘れているのか。大切なことならきっと思い出す、そういったみーくんだけど、その思い出した時、もうにっちもさっちもいかない状況に置かれたりしているのではないか。ほんと、不安ばかりつのる、そんな状況。どこか希望のようなものも感じられる、それがなにか期待と不安の間を行き来させて、精神の不安定を誘うように感じるんですね。

『ちょっといっぱい!』。皆で市場にいきます。おお、豊洲だ。仕入れを体験するっていうんですが、ぼやぼやしてるとターレにひかれそうになる! 藍川さん、あぶないところだった。今回、珍しい魚見られたり、そしていつになく凛々しい真澄の様子も見られたり、ちょっと普段と違う雰囲気。場所もお店じゃないですからね。そういうの見られて面白かったです。普段は見えない仕入れの様子。こうした、見えないところでの働きがお店を支えていたりね、ひいては、こうした夜も明けないうちから働いている人たちが、私たちの社会、日常を支えているんだって、そうした語られていたこと、当たり前のことながらついつい忘れがちの大切なこと、思い出させてくれて大変よかったです。あの、皆で海鮮丼を食べてる様子もね、またひとつの当たり前ででも大切な日常だ。この日常を支えてくれる人たち、そして彼女らもまた誰かの日常を支えている。いい話でした。

『ひまりのまわり』。これは、ケイルートに入ったということなのですか? あるいはケイがひまりルートに入った? 兄とひまりとケイの3人でいった縁日。皆、それなりに楽しそう? というか、ひまりがめちゃくちゃ楽しんでて、というかテンション高すぎる! そんなひまりが、ケイとふたりきりになって話したこと。兄のことどう思うかって、そして自分のことはって。それでまさかケイが赤面するとか、まったくの予想外で、ああ、この人はちょっと人間関係に不器用さが見えるな。そして、自分自身のこと、兄から冷静に指摘されて、ああー、ケイもハイテンションだったかー。これで自覚したひまりへの気持ち? もうとまらないな。このとめどない感情の漏出。そうか、好きか。その好きがどういう好きかは置いておいても、なんかケイにはいい出会いだったんだなって思われて、なんか微笑ましいですよね。

『スローループ』。恋の誕生日。ひよりのプレゼント、あれ、面白いな。そうか、グレープ味詰め合わせなんだ。そのプレゼントを準備してる背景、小春が語ってるのね、あれ面白かったなあ。今回は恋のまた違った一面見られて面白かった。帰ってきた母に甘えちゃってね、自分のこと、いろいろ話すの。友達とか、小春ですね、そういう話。それがもう嬉しそうでさ、しかもべったり腕に抱きついちゃったりしてね。しかしなにがおかしいって、それをひより、小春に目撃されるところだな。恥ずかしいよな! わかるよ! 自分の誕生日のことなんか忘れてるんじゃないか。そういわれてた父だけど、ああー、ちゃんと考えてたんだ。沖縄でマグロを釣ってきた、そのパーティー。恋へのプレゼント持参してねってご近所さんに呼びかけるの、ああー、面白いな、この試み。恋の話、魚の話、釣りの話もか、いろいろがふくらみ持って語られて、こうした見せかたもまた魅力的でした。

夢喰いメリー』。クリオネ、その能力のものすごさですよ。そうか、ただ能力を真似てもその真価は得られないんだ。神出鬼没のヤエの攻撃を見抜き、さらに百宴菌一、大量の分身をともに押し寄せるヤエの本体を的確に捕えていくその能力の頼もしさ! ああ、ヤエがいっぱいで絵面的には最高だ……。でもってヤエの力技、小細工弄するだけでなく、校舎まるごとぶつけてくる、パワープレイもありなのか! で、落ちてくる巨大ガレキの隙間、開いている窓をきっちり捕えて、そこにメリーを導いてみせる、その様子、圧倒的! バスター・キートンの映画みたいだ! しかし、これだけ力を見せつけられてもヤエは怯まないんですね。まだなにか隠し玉があるのかなあ。そして、リコと戦うエンギ、ジョン組ですよ。リコの言葉に心揺らすエンギ。しかし、そこにどこかで聞いた声が! ああっ、援軍か! 待ってました! と思ったら逆じゃねーか! マイスター、きちゃったよ。ほんと、ここにきて三つ巴のややこしいことに。これ、エンギにとってはよかったのかどうなのか。ほんと、わかんないよ。翻弄されっぱなしですわ。