2019年12月31日火曜日

2019年劇場で見た映画

2019年も暮れようとしています。さて、今年も例年にならい、2019年に見た映画をリストにしてみました。といいたいのですが、昨年に続き今年もあまり見ていません。昨年の夏頃に突然映画館にいく習慣が途絶えてしまい、その流れのまままったく映画館にいかない年になりかねない、そんな危機的状況でした。ただ、年末にはなんとしても見にいきたい映画があるから、どうにかして映画館にいく習慣を取り戻さなければならない。ずっとそう思っていたので『天気の子』の公開はありがたかった。NHK朝の特集を見て、これはと思い休みとって予約して、楽しみにしていたら、その矢先にあんな悲しい事件がおこってしまった。あの数日のことを思い返すと、今でも整理しきれない思いに混乱を覚えます。

見た順です。

  1. 天気の子
  2. ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 −永遠と自動手記人形−
  3. JOKER
  4. 映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ
  5. この世界の(さらにいくつもの)片隅に

話題作ばっかり見にいってますね。

映画館にいきつけていると、これからかかる映画の情報も一緒にはいってくるから、あんな映画、こんな映画と興味も広がっていきそうなものなんですが、ちょっと遠ざかるともう話題作くらいしかわからなくなる。見事にそのパターンに入ってしまっていて、よくないですね。

つい先日『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を見にいきました。上映前の予告編見て、興味持った映画もいくつかできて、ここですぐに見にいけばいいのだけど、もたもたして逃がすとまた話題作しかわからない状況になる。それこそ今がチャンスなんだけど、その映画、近場でやってないから、再び悪いパターンにはまりそうな予感がしています。

ここで個別の映画の感想を書くのはやめておこうと思います。また、年間を通じてのコメントなんてのも、たった5本しか見てないわけですからね、とうていできるもんじゃありません。

今年はイオンシネマの会員、ワタシアタープラスにも入会したので、とにかく見にいかないともったいない。来年はできれば月一くらいでは見にいけたらなあ、などと思っています。

2019年12月30日月曜日

『まんがタイムオリジナル』2020年2月号

『まんがタイムオリジナル』2020年2月号、先日の続きです。

『となりのフィギュア原型師』

ひかえめにいって最高でした。

年末なので大掃除というのだけど、いきなりくじけるおこめ先生。山のように積み上がったモノ、モノ、モノ。くじける気持ちはよくわかる。実際、自分も大掃除なんてやりません。

この掃除の情景が面白かったんですよ。おこめ先生所有のモノ。どれもこれもがレア物、激レア品の山というので、半藤がすごいのね、おそろしく大興奮。おこめ先生は、これらにもうなんの価値も見出してませんよね。せいぜいガラクタ程度にしか思ってないように見える。対して半藤、あれもこれも、それもこれも、あらゆるものが宝物に見えて、かくしておこめ先生スペースから半藤の領域に物品が横移動して掃除も完了?

おお、この理不尽よ。けれどこうであってこその面白さでした。

そしてさらなる発掘品。半藤赤面、おこめ先生も赤面、そこに加わるはぐがいい味出していて、ひゃあ。ひゃあって! でも、たいして性的なものでもないって、それフォローなのか? なんかえぐってないか? つうか、性的だよね? 性的じゃない? 最高だよね?

ここからの凹む代表。泣き顔代表。涙目代表。最高に可愛かったです。ほんと、落ちとかもうどうでもよくなった。最高でした。

『とびだせT.O.Z』

兄貴! なんだよ、やるじゃないか。いつもおかしな練習法編み出しては変態扱いされてる兄だけど、インターハイ前哨戦ともいえる地区予選にてですよ、見事に勝ち抜いていくっていうんですよ。

毒舌のマナは、部員たちにハッパをかける役割担うことになってたんですが、兄貴の懸命な走りを前にしたら、もう一言もなく、ただただ見守るばかり。それだけ兄貴の躍動、圧倒されるなにかあったっていうんですね。

部員それぞれの頑張りあり。そして兄貴の活躍、妹にね感銘与えて、青春だよね。いい読後感ありましたよ。

『僕は女心なんて知りたくない』

春喜の帰省風景。独身女性の心の声が聞こえてしまう呪いがまたも彼を苦しめるというのが、春喜には悪いけど、本当に面白くて、憧れの女子、三滝さんとの再会、そして幻滅というこの流れ。ああ、安定の春喜でありますよ。

まず春喜に対する認識が駄目。根暗な眼鏡。対して、同じく再会した元クラスメイト、ギャルの木澤。むしろこちらの子の方が裏表なくて、明るくて、素直でと、春喜がちょっと好きになりかかってるぞ!

この、自分の好みがあっても、見えてるものがその本質じゃないって気付かされる悲しさ。また、芽生えはじめた恋が育つ間もなく潰える悲しさ。いや、かかるはずだった労を無駄にすることなくて、むしろいいんじゃない? というのはきっと人でなしの感想なんだろうなあ。

今回もちょっと可哀そうな春喜。でもそれもいつもどおりかと思えば、そんなにも不憫ではない? いや、どうなんだろう。ともあれ、アパートのお姉さんたち、春喜も結構嫌っちゃいないっぽいから、そこに希望見出したらいいんじゃないかな、なんて思ったラストでした。

『大奥より愛をこめて』

ああ、悲しい別れといっていいのでしょうか。あるいは、切ないラブロマンス。

大奥の不祥事を受け、大崎が去るという。いつだってなにか余裕感じさせるこの人の、けれどこの度見せた自責の念。ああ、引き止めようとした上様さえも黙らざるを得ない、そんなものだったのか。思った以上のシリアスに、読んでていて切なさ感じさせるものありました。

基本コメディで、そこここに面白みを、それこそ時代性をぶちこわす勢いで差し込んでくるこの漫画ですが、そのベースには人情の機微、それを大切に丁寧に描く、そんな余地があるんですね。まさしく今回がその面目躍如たる見せ場で、ああ、大崎、その秘められた恋心よ。冗談めかして語りながらも、決して冗談ばかりではなかったと。また、蛇だなんだといわれていた定信公。彼のかたくなさがいったいどこから発したのか、その思い出語られて、おお、ふたりとも互いに思いあっていたというのですか。

思えども叶わなかった恋。それは叶わぬままの別れとなって、その真実知るのは蒔乃ただひとり。その秘めたる恋の秘めたるがゆえの悲しさ、それもまた美しく思わされるものあって、この情感、あふれんばかり。素晴しいエピソードでしたよ。

2019年12月29日日曜日

トラブルシュートに追われていたので休みます

トラブルシュートに追われていたので休みます。

2019年12月28日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2020年2月号

 『まんがタイムきららキャラット』2020年2月号、発売されました。表紙は『恋する小惑星』。望遠鏡、地図、鉱物などなど手にした地学部創設メンバー5人がずらり勢揃い。ええ、いよいよ始まろうとするテレビアニメを予告する、そんな表紙でもありますね。背後に星空。興味を持った分野に、皆それぞれに前のめりで取り組んでいく、そんな生き生きとした様子、それがとても素敵な漫画。この表紙にもそうしたよさが溢れています。

今月は新規ゲストが4本です。

『せんぷくボンバー!』

戦隊もの思わせる設定。けど主役は悪の結社サイドなのか。と思ったら、なんとレッドがスパイとして潜伏しとるのね。構図にちょっとした工夫あり。あまりにポンコツの過ぎる悪の構成員たちを見て、持ち前の正義心がために守ってあげたくなるとか、よかったですよ。面白かった。

戦隊もののお約束もろもろ、うまく活用して面白さに持っていくのもよかったです。なにかと不憫なセクシー担当、これはおかしい。あと、怪人巨大化技術の発端とか、これは笑いましたよ。細かいくすぐり含めて、いろいろ楽しませてくれるところ。非常に好感です。

敵の目的が、人間の悲鳴を集めて云々っていうやつ、生贄砲を思い出したりしたんですが、悪は悪でも彼らを見るかぎり、生贄砲みたいな悲惨さはなさそうですよね。このほのぼの、いい味です。

『背後から失霊します!』

連続掲載の1話目で主人公側の状況説明して、最後に次回への引きを作る。うまくいっていたと思います。

このところ、いろいろ不運が続く背後纏。いったいなぜかというと、悪い霊に狙われてるから。名前からして、霊につきまとわれやすい体質(?)とかなのかなと思ったら、違った! 呪いなのか。物置で見つけた腕輪が呪われていた。知らずにつけたらもう外せない。

この子孫のピンチに、お婆ちゃんが霊となって戻ってきてくれたっていうんですね。姿は変幻自在、というので子供の姿になってるんだけど、それで信じてもらえないっていうの、なるほど納得。主人公纏もお婆ちゃん、麗華も可愛くて、また纏をつけねらう、ええとこの人は霊なの? 迷子と思われて警官に保護されかかってたけど、人? ともあれ、キャラクター可愛く、呪いの災いもそこまで致命的ではなく……。いや、マンホールは死ぬよ。結構事故例がある……。でも、死んだり傷ついたりはなさそうなところ。これはよいですよ。

『カラフルな旅行先』

冒頭から、ちょっと違和感あったんですね。主人公の女の子が、街行く女性カップルを見て、自分も恋人が欲しいという。カフェにいっても女性カップルばっかりで、ええと、これはきらら誌掲載だからなのか。それとも男がいない世界なのかな、みたいに思ってたら、そのまさかだよ。男がいない世界だったのか。だから女性同士で恋をするのも当たり前。

そんな世界に迷い込んできた女の子。普通に男のいる世界、つまり我々の住む世界からやってきた白花冬鈴。声をかけた主人公、姫沢美樹の家に泊まることになるんだけど、ここから明らかになっていくカルチャーギャップ。なるほど、異世界ものの一種というわけですね。

異世界ものといっても、我々の世界の常識が向こうの住人である美樹から違和感持って評価されるという構図、これもよかったです。

『夢色×パステル』

よかったですよ。同じクラスに夢を食べる妖怪、バクがいた。いろいろと超人的な能力をチラ見せする桜井夢乃。同じ食べるなら、せちがらく薄汚れている大人の夢ではなく、若くて可愛い女の子を夢がいい。それだけの理由で、女子高生に化けてるっていうんですね。

そんな夢乃が夢を食べている現場に遭遇した栗山ももか。夢乃が妖怪と知っても物怖じすることなく、友達になろうと近づいて、いや、夢乃はちょっと迷惑がってるんだけど……。ともあれ、このふたりのほのぼのな交友関係描いていくのかなと思ってたら、最後にビターな側面差し込んで、ああ、このくだり、よかったですね。

本来バクは人の悪夢を食べるんですよね。夢乃、いい仕事をしてくれたと思います。けれど悪夢はこうして食べて消せても、現実に残る悲しみ、そちらは消えない。なので、こちらは友人としての夢乃に期待したい。そんなこと思ったのです。

2019年12月27日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2020年2月号

『まんがタイムきららフォワード』2020年2月号、一昨日の続きです。

『スローループ』

扉の小春、船長だ! 堂々としてかっこ可愛いその姿! 自信に溢れて魅力的! と思ったら、なるほど本編見ればなるほどだ。これが、これが! 釣れたもののオーラかぁーっ!

あくまでフライで挑戦するひよりと、泳がせにシフトする小春、恋のふたり。別に釣り対決してるわけじゃないんだけどね、釣って嬉しい、バラして悔しい、そんな様子がもう本当に瑞々しく描かれてさ、すごくよかった。

小振りながらも釣りあげたシイラ。暴れるのを持て余しながらもいい表情見せる小春ですよ。対してひより。大物あてたと思ったら、ああーっ! バラしちゃったか。あの寄せていく時の姿、めちゃくちゃかっこいいのよね。それだけに、スカッと引きの消えるあの瞬間。ああー、やっちゃったかー。

バラして悔しいその姿。あらわにしたひよりが実によかったです。あの明暗、コントラストも見事。で、恋は? と思ったら、釣れとるんかいな。ということは、このテーブル、釣れた組と釣れなかった組がむかいあわせになっとるのか。なんという明暗。

釣れたシイラをどうするか。そこで次回への引きを作ってきましたね。でも、その人、楓さん、一花さんのこと苦手なん? なんかまた面白そうな予感させますよね。

『ちよとねこ』

そうか、ねこにはお気に入りのタオルがあるのか。でっかいタオル。あちこち傷んじゃってるけど、そうか、それじゃないと駄目なんだね。お気に入りのタオルにくるまれたその姿可愛くて、しかもちよもその可愛さ満喫してるのね。ほんと、可愛かった。

そんなねこのお気に入り、もうひとつがダンボールのベッドなのか。これ、ねこは本当に人なんだよね? ねこの擬人化じゃないよね? と思うくらいにダンボールにすっぽり入って、可愛くて、でもそのダンボール、破損させちゃった! ショック受けるねこ。ちよもまたうろたえちゃって、でもそこからのリカバリー。ねこの気持ちもリカバリーされるの、見ていてわかるんですよ。それが本当によかった。

ねこが回復したら、ちよの気持ちも復活ですよ。ええ、ふたりの気持ちが連動して下がったり上がったり。仲よいよね。ほんと好きなんだね。ええ、すごくよかったです。

夢喰いメリー

ほんと、状況厳しいんだなあ。学校内に取り残された生徒たち。崩れた校舎に囲まれて、抜けられそうなところには銘無しがうろうろしていて、到底逃げられそうな状況ではない。さて、この危機をどう脱するか。もう無理なのか。動転する皆を勇魚がまとめ、そこにレガレクスが空から逃げればいいと助け船出して、ああ、生徒さんたちは無事なのね。

思うじゃないですか。思いましたよ。思ったのになあ! ああ!

夢路は夢路で、メリーの力を宿して、エンギの技を使ってみせて、ここで好転あるかと思わせてからの圧倒的な白儀!

この、もうどうしようもなく勝ち目のないという状況見せるの、毎度のことではあるけれど、ほんとどう切り抜けるの? 逆転なんて本当にできるの? その打開の時はいつになるの?

まったくわからない! もうあと何ヶ月も白儀のターンで、こっちはいいようにやられ続けるの!? この抑え続けられる感覚、ほんと焦らされっぱなしですよ。

『ひまりのまわり』

ひまり、友達が増えますね。すずが連れてきた原田桃。そうか、ずっとひまりのこと気になってたんだ。

この原田桃なる女の子。すごいですね。めちゃくちゃ自由人。ひまりと話したかったというのね、ひまりん変人じゃんって、本人前にしていっちゃう? しかもほぼ初対面よ? でもって加えて美術の課題、風景画描いてこいっていわれてるのに、ひまりとすずの似顔絵描いちゃうの! すごいわ、この子。でも、この子の気持ちのあらわれ。あの爆発力はすごかったな。そうか、もうひまりは友達か! いやもう見事。極まってました。

ひまりの兄と恵を見たいっていって、上級生の教室覗きにいったりする行動力も面白い。そこで明らかになる桃のいろいろ。なるほど、バレー部。先輩たちからも可愛がられてるねー。またバレー部の先輩たちのひまりへの語りかけ。ちょっと陰りかけたひまりの気持ちもね、一瞬で明るくしてくれるの。いい先輩たちだ。ひまりは人に恵まれていますね。

と、ここでドラマは兄貴にシフトですか? ああ、このお嬢さん可愛いよね。こりゃ次回も期待です。

2019年12月26日木曜日

『まんがタイムオリジナル』2020年2月号

 『まんがタイムオリジナル』2020年2月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』、山下さんをメインにお正月の情景でありますよ。届いた年賀状を見る山下さん。暖かそうなはんてん着ましてね、いい笑顔、これはこれでカジュアルな新年のご挨拶といった風じゃないですか。『小森さんは断れない!』はしゅりとめぐみが福袋手にして、それはそれは嬉しそう。『らいか・デイズ』らいかは振り袖着まして、大字書に挑戦。『わさんぼん』牡丹も振り袖。こちらは絵馬を奉納ですね。

『おしかけツインテール』

めちゃくちゃ面白い。

最近はやりのトレーニング。俊郎も取り入れたのか! と思ったら、運動を管理するスマートウォッチが、優秀なのかなんなのか、個性強すぎてたまらんですよね。だいたいが運動不足の不摂生が、見栄張って意地張って、一流アスリートコースなんて選んだんが悪いんだけど、ほんと、まったく運動が身にあってないのね。うん、これ、結果出ないよ!

正しいスクワット、間違ったスクワット、あの対比とかめちゃくちゃ面白かったですよね。でも、腕立て伏せ、自分もできない。絶対できない。俊郎のこと笑えません。

口うるさいスマートウォッチのことメカ花梨とかいわれてるの、おかしかった。また、俊郎の頑張り見ていろいろ気遣い、サポートしてくれる花梨ですよ。そう、花梨はちゃんと頑張ってると、こうやってしっかり世話焼いてくれるんですよね。頑張りに応えてくれる、ほんといい子だと思います。

でもって、落ち! そうかママさん、性根が駄目でしたか。ほんと最後まで面白かったです。

『敷金礼金ヤンキー付き』

いいですね! 時はクリスマス。お酒飲んでその気になった大家によるプレゼント企画。空クジなしなの!? 大盤振る舞い!? って思ったらこれがまた酷い。いきなりでこぴん。続いてビンタ。ほんと、これ、ほぼ罰ゲームじゃないですか。しかもハズレの方が多いってのね。

これ、もしたえがハズレを引いちゃったら、ビンタとかやっちゃったの!? それが怖い。でもこの大家さんのことだからやったのかなあ。このわからなさにゾクゾクさせられます。

でもって当たりのマフラー。ああ、冬だからマフラー。暖かい気持ちになりそうね! そう思ったら思いっきり外してくる。いやもうびっくりでしたよ。

ラストでささやかなプレゼント交換。ここでようやく暖かみ。うん、マフラー。普通のマフラー。首にまくマフラー。心がこもっていていいですね!

『カントリー少女は都会をめざす!?』

田舎を紹介するテレビ番組に近隣のA市が出てたと聞いて、こっちのが都会と思って得意になる八重、自分の住んでたところはさらに田舎じゃないかといって落ち込むみな。対極的! これマイペースっていっていいの? 前提となる街感があまりに違うせいで、八重とみなの発言が見事に対照的で、ああー、みなちゃん泣いちゃったよ。ほんとどんだけ出身地、田舎なのか。でもこうして泣いちゃうのって、それはそれで故郷のこと好きなんよね?

話題のA市。おしゃれな店がいっぱいあるというの。なるほど、わりと開けてるというみなの感覚はそうそう間違っちゃいないんですね。でも、そのおしゃれなお店にいったという亜紀。迷子の末に辿り着いたとか不思議なこといってますけど、そうか、あれか、その姉ちゃんって、前回出てきた人見知りのあの人か。理菜。そうか。人見知り意外にも結構弱点ありなさるのな。ほんまおかしかったです。

そして亜紀の告白。3次元の人間の顔がなかなか覚えられない。あー、わかるー。自分もそう。もちろん覚えやすい人もいるんだけど、どうしてもぱっとわからんことあったりして、日常的にすごく困る。こういう傾向があるから、実写のドラマとかじゃなく漫画やアニメに興味が向かったのかな。そんなこと思ったりしてましたよ。ということは、亜紀もそうなのかね?

今回のテーマは人それぞれの感覚の違いとか違いがわかるとかですかね。ラストでの大河の表情を読み取る八重!? と見せて全然そうじゃないっていうの。うん、このなんかズレてるところが八重ちゃんやわ。うん、この自信たっぷりの表情。いい顔でしたよ!

『ローカル女子の遠吠え』

そうなんだ。静岡ってあんまり雪降らないんだ。それこそ関東だから関西よりも降るんじゃないかと思ってたけど、そうでもないっぽいですね。だって、10年とか遡らないと雪が積もった記憶に辿り着かないんでしょ? しかもその積雪ってのも、雪玉だか泥玉だかわかんないようなのができる程度なんでしょう? うん、すごく意外でした。

あの、雪と聞いて地味に喜んでハイになってる社内の人達、おかしかったですよね。あのりん子でさえうきうきを感じとれるレベル。でも天城山寄り、富士山寄りの人となるとまた違うの? そうか、恒例の一口に静岡といっても地域地域で全然違うってやつだな。そうだよなあ。京都だって南部中部北部で全然違うもんな。

今回、五樹が光ってましたね。めちゃくちゃ辛辣。なにかやろうと声をかけてきた後輩を、ほれぼれするような切れ味でもって袖にするんだもの。そんな彼の学生時分の思い出に、冒頭りん子が思い出した雪の降った日のこと、昼休みにふたり残った五樹とりん子の会話思い出したりしてね、ああ、この人はりん子の言葉、それが心に残ったんだな。

ちょっとなんかりん子と五樹の間に、引き合う? 今後の展開のあること、脈みたいなもの、感じさせるような回想。でもりん子だものなあ。色恋みたいなのには発展せんようにも思うんだけど、意味深。少なくとも、なにもないってことはなさそうですよ。

2019年12月25日水曜日

『まんがタイムきららフォワード』2020年2月号

『まんがタイムきららフォワード』2020年2月号、昨日の続きです。

『球詠』

柳大川越に3点取られて、これいよいよピンチでは? はたして新越谷に逆転の目はあるのか? はらはらさせられたわけですが、おお攻守交代したその回でもう点を取り返してくるというのですか。相手ピッチャー、朝倉のではなく、守備陣の癖、とりわけ目立つショートの動作から球種を推測し、一塁ランナーを走らせるのか。

この漫画の魅力は、個性あるメンバーそれぞれの持ち味、能力、それを総動員して試合にあたるところだと思うんです。今回もそうした魅力がばーんと出ていて、コーチャー芳乃の策、ギャンブル気味ながらも見事に当たるの! 1点を取り返したばかりか相手ピッチャーに疑心暗鬼を抱かせ、ついには満塁! これは、一発当たれば逆転できるじゃないですか!

この高揚感を作る見せ方が素晴しかった。そして相手方ピッチャー交代、朝倉に代わって大野がマウンドへ。ここでまたピンチ! ピシャッ! と冷や水浴びせてくるというこの緩急。ほんと見事だと思う。今度はこの人を攻略していかないといけないのか。ほんと、はらはらの連続です。

『ちょっといっぱい!』

長いシリーズが終わって、今回は軽めのエピソード。お店の休みに皆でブリを食べよう! という話なんだけど、面白かったー!

なにがいいって、ブリ一本をさばいて、さあどう料理しよう。スタッフそれぞれが食べたい料理を申告する。ブリ大根に焼き物、揚げ物、酒のつまみまでバリエーション多め。調理の情景も和気あいあいと楽しそうで、そして極めつけの刺身! そうだよ、なんで刺身が出ないんだよってずっと思ってたよ! で、これを炙る! うわあ、炙った方が好き!

この魅力的状況! ほんと、シンプル、簡単なエピソード。だけれどもすごく気持ちをつかんできて、いやもうたまらなかった。ええ、もういくつ寝るとお正月。正月にはブリですよね。タイムリーでもありました。

『SA07』

今回は漫画について学ぼうという。まずはネームを作ってみよう。数ページのエッセイ漫画を想定する。お題は運動会。わりとテキパキと考えをまとめていく茉愛、有能だ! とか思ってたら、なんだか不穏な考えめぐらせはじめて、ページめくればもう台無し!

今回、漫画とイラストの違いみたいなもの感じさせつつ、あわせて登場人物の個性も表現して、褒められてその気になっちゃう茉愛のチョロさ! 残念さ! でも本当に根がないのな。ええ、キャラクターが生きてましたわ。

さらに、絵がうまくなるにはうまいやつと友達になること、思い出された先生のアドバイスからの茉愛の悪い顔! ほんと、この人ヒロインなのか? 宮田を釣る! なるほど、恋と絵心、双方に足がかかっとる! 策士だのう茉愛よ、と思ってからの伊藤介入。もうほんと、ろくなやついない。でもそれが面白い。やいのやいの悪ふざけしながら、でもそれが面白いみたいなね。そんな感覚がまぶしいじゃありませんか。魅了されっぱなしですよ。

『はるかなレシーブ』

ああ、見せてくれます、『はるかなレシーブ』。

今回はかなたがメインですね。はるかの変化を思いながら、ここで自分はいかに動けばいいか。なにができるというのか。自問し続けるかなたを淡々と追っていく、そんな話だったのですが、ああ、どんどん悪い方向に向かってないかな。思いつめるばっかりに、自分のよさを見失っていく、そのネガティブのループ。こんなんでいい動きができるわけもないよな。心配のつのるエピソードでもあったわけですよ。

でもですね、ずっとしかめっつらでいたこの子、ついに自分を取り戻しましたね。そのきっかけは、はるかの真摯でまっすぐな目、思い、そしてかなたを信頼しあずけた背中。

ああ、開けた。そう思わされました。

かなた、表情もすっかり変わって、サーブからの描写。まるで重なるかのようなかなた、はるかのその姿。同じものを見ている! それからの動き、たまらない!

もう次へ次へと息急くように読みました。

2019年12月24日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2020年2月号

 『まんがタイムきららフォワード』2020年2月号、発売されました。表紙は『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』。主人公のいろはが表紙に登場ですね。魔法少女衣装で、頬ずりしてくる小さいキュゥべえをあやすようにくすぐりながら笑顔でご挨拶といった具合ですよ。背景には青空、花びらのようなものが舞っていて、目をひくはなやかさ。ああ、年が明けたらいよいよアニメも放送開始です。

今月は新作ゲストが3本です。

『観音寺睡蓮の苦悩』

私立きらら坂女学院、孤高の花、それが観音寺睡蓮。生徒たちからの思慕を一身に集めながらも、本人はその意識はなし。むしろその子たちに百合カップリングの影を見て、内心ひとり静かに歓喜してるっていうんですか。

そんな睡蓮の最押しである府中紫陽花と中目黒椿。ふたりの競り合いが面白かったです。ふたり幼馴染みで仲良しだっていうんだけど、睡蓮がからむと話は別なのか。いかに出し抜くか。横から割って入ったり、プレゼントのお菓子攻勢も実家の強み活かして結構な本気。そのたびたびのふたりのからみ、邪魔したり牽制したりなんだけど、確かに睡蓮じゃないけど仲良くじゃれあってるようにも見えるの、いい見せ方だったと思います。

よかったところ、ふたりがなぜ睡蓮に思いを寄せるようになったか、それをきっちり描いて、とりわけ紫陽花のエピソード、これは確かに特別な相手になりますわ。また椿にしても、自信なくしかけてたところを睡蓮の言葉で、行動で励まされたわけで、こうしたバックグラウンドがあることで、ふたりの本気の度合いもより確かに伝わるものになったと思いました。

紫陽花と椿の仲のよさ、それを確かと思わせてくれるのが、ふたりの間の遠慮のなさ。そのせいで睡蓮争奪も激しくなるのだけど、そのやりあいが嫌な感じにならないバランス感もまたよかったと思います。

どうでもいいんですが、紫陽花が可愛かったです。

『お嬢様は今日も食べない。』

絵がきれいですね。

ジャンルとしては、わがままお嬢様と振り回されるメイドもの? 偏食が酷いお嬢様になんとかして食事をしていただこうというのですが、料理が苦手なマリー。まずいといわれて、逃げ出されてしまって、この踏んだり蹴ったりの状況から、メイド長ロレッタの助けを借りてビーフシチューにチャレンジするという展開。悪くなかったです。

お嬢様、なるほど、食に飢えていたのではなく、むしろ愛情に飢えていたというわけですね。不在がちの両親への不満。それが周囲に向かうせいで、使用人も居着かなくてという状況で、変わらぬ愛情をそそいでくれているロゼッタに新人のマリー。彼女らの気持ちが、調理の過程でかわされる会話を通じて明らかになるところ。また盗み聞いていたお嬢様にも伝わって、自分の本当に欲しかったものをマリーが持ってるとわかるところ。そして、その結果お嬢様が見せた変化。しっかり見どころに向かって盛り上げていってくれたと思います。

マリーのポンコツ具合も愛らしく、この子の気持ちに嘘はないなって感じさせてくれる、そんな素直さが魅力になっていました。

『コクモツカゾク』。

『あいらいく俳句』に加えて骨抜きチキンの読み切り? さらに一本追加です。

それはいいんだけど、『あいらいく俳句』に負けないよくわからなさがありますよ。タイトルにあるように、登場人物、穀物に由来する名前がついてまして、主人公があわ。弟がひえ。って、待って? その風貌で弟? 妹じゃなくて? 父ははと、母はきぬあというのだけど、父? え? 姉じゃなくて!? もうのっけから混乱を誘ってくるのなんだろう。

キャラクターの個性強めで展開するのはこの作者らしいと思うのですが、わからないながらも読んでるうちになんか持っていかれますよね。見た目は子供中身も子供の母の料理が一貫して排水口に詰まった毛みたいだったり、終盤に正体が明かされるんだけど、それ、ソーセージだったの!? 娘大好きの父に嫉妬したりと、こういうところに可愛さ盛りながら、その父はというとギャンブル狂いだったりと、いよいよあかん感じ。

ひえのリモコン間違いも、さんざんやらかしてからちょっと間をあけて時報で重ねるというの、おかしかった。気付くのにちょっと時間かかって、あっ、リモコン間違いかって、そのタイムラグにやられました。

しかし、この作者の持ち味なんでしょうけど、やっぱりなんかよくかわらないですよね。でもこれが癖になる。ほんと、『あいらいく俳句』、あんなに好きになるとは当初予想もしませんでしたから。きっとこの漫画もいろいろヤバいのだろうと思います。

2019年12月23日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年2月号

『まんがタイムきららMAX』2020年2月号、昨日の続きです。

『私を球場に連れてって!』

今回、めちゃくちゃいい話でしたよ。それに面白かった。

身体測定、体重を気にするタマ。ご飯抜いてきたりと無茶するんだけど、測定終わってからのタマ、なにかしら食べてんのな。そらやせるわけないんだけど、現実から目を背けたり、けどどうしても太ってる事実、デブという言葉にやたらひっかかったり、ほんと大変。そんなタマに加えて、身長気にしてるファル子に猫子。みんなそれなりにコンプレックス持ったりしてるけど、野球はいろんな体格あっても活躍できる余地があるんだっていう話で締めるの。素晴しかった。

レオナがなんだかかっこいいんですよね。いっぱいツッコまれてましたけど、でも今回、なんだかんだいってみんな前向きになってるんですよね。悩んだけれど最後には明かるく終わる。素敵な展開だったと思います。いや、タマはひとりちょっと違う感じでしたけど。

途中の遺伝のくだりで、抗弁する猫子が可愛かったですよ。この子、利発ですよね。

『ハルメタルドールズ』

おお、バンド名が決まりましたね。

前回の野外演奏。大成功とはいってるけど、なんかチズは心に深い傷を負っちゃってますよ……? 

バンドのメンバー、皆も結構やる気なのかな、マコトは練習頑張ってるみたいだし、うまくやっていけそうな雰囲気がありますね。さらに軽音部部長がですよ、すっかりチズに心奪われちゃってるし!

さて、バンドの当面の目標、決まった感じですか? 部長が持ってきてくれたCLASHELL HEAVY LANDなるイベントのチラシ。部長はこいつのせいでメタルが嫌いになったんだそうですけど、かなめはじめ皆やる気になって、いいなあ楽しそう。その影でひとり諦めてるチズも可憐でした。

バンド名を決めるくだり、キラキラソワソワしてるチズ、いいですよね。ファンシー? 甘々? なセンスが炸裂してますけど、部長の助けもあってハルメタルドールズで決着。マコトのアイデア、チズの希望も入ってるってところがなおよかったって思います。

『ななどなどなど』

日の射す窓辺で皆で勉強している情景、これ素敵ですね! とか思ってたら、本編はそんないいもんじゃなかった。

赤点とったらななどは交換? 小町は小町で順位貼り出されたら沽券にかかわる。

もう、ふたり追い込まれちゃって、しかも悪いことに、ふたりともに出来が悪い。床に転がってぎゃあぎゃあわめいてる小町、可愛いなあ。で、悪いことばっかり考えるのな。

小町、カンニングを発案。ななど、そんなとこに希望を見出しちゃいかん。

泣きつくななどの可愛いさ。あまりの悪状況に顔色失うるるに萌、ふたりの様子も素敵でした。

今回、あまりのピンチだからか、皆、表情も豊かに動くし、そして人間性? よーく現れて、この子たちの個性、愛らしさ、もう見事に溢れかえっていました。小町の成長を喜ぶばあやさんも最高。小町の真実を知ったばあやさんの、自身を責めるかのような言葉、そのシリアスさには、お嬢様のこと親身に思う気持ちがよく感じとれて、そしてななど、小町に心配してもらえてたって知ってあんなに嬉しそうに!

この、人の気持ちの暖かさよ。人を思って、思われて、それが嬉しい。ななどの奮起がね、もうなんか泣けてきちゃいますよ。

そして結果。ななどは赤点回避。お嬢様はあかんかったぽいなあ……。でも、プライドは守られましたね。あとはコツコツ勉強して、プライドに見合う成績とれるよう頑張りましょう。お嬢様のこと、応援しています。

2019年12月22日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年2月号

『まんがタイムきららMAX』2020年2月号、昨日の続きです。

『初恋*れ〜るとりっぷ』。そらさん、浴衣でデート? と思わせて実はそうではないという。花火大会にいくというんですけど、いつもとは違う地下鉄路線を利用して、でもそらは普通に路線を間違えそうになってて、あやうい! やっぱり、まだいろいろ苦手なんですね。しかも目的の駅、終点で浴衣の人がいっぱい降りるからこの駅でいいだろうって、なんといういきあたりばったり! このおおらかさ、驚きです。会場でまひろ先生と遭遇したそら。浴衣を期待するも先生は普段着で、そのへんの無頓着をみかげから厳しくいわれてるのね。このくだり、先生の秘密? ちょっと垣間見えたみたいで面白かったです。そうか、似合うといわれた服、同じ傾向のを何着も持ってるんだ。やっぱり無頓着? おしゃれに悩む時間さえ節約したいというその気持ち、ちょっとわかる自分も問題ありなように思いましたよ。

『いのち短し善せよ乙女』。ほんと、一日一善のバリエーション、ものすごいな。今回のお題はマイク。それでどうやって善行を積めばいいというのか。途中の迷走、いつもどおりといえばそうなんだけど、いちいち歌声60点とかいわれちゃう乙女がおかしくって、しかも街に出てテレビ番組をジャックするとか、無茶すぎる。これ、たとえ善行ひとつ積んでもこの悪行でプラマイゼロになったりせえへんの? とにかく、天使のいうままに行動してたらろくなことにならない。乙女、どんどんヤバい方向に押しやられちゃってますよね。しかし、そんな乙女の快進撃? これ、たまたまじゃんね。懐かしのラブソング歌ったら、もじもじしてるカップル、その告白を成功に導いちゃったって、ほんと、このいきあたりばったり。まさかの成立に向かうプロセスのミラクルさ。ほんとにおかしくて、この漫画の底知れなさ、今回も見事に発揮していました。

『エンとゆかり』。この漫画、つかみどころがないというか、よくわからんうちに勝手に話が展開して、みたいなこのあやふやな感じ。独特というか、なんともいわれん味わいなわけですが、しかし今回はちょっとピンチなんじゃなくって? ゆかり、チリ、アメの3人でクエストに挑戦してみるっていうんだけど、そのクエスト、危なくないの選んだのにまさかの危険に遭遇!? みたいなパターンかと思ったら、違うじゃん! むしろ危険の方から勝手にゆかりたちにアクセスしにくる。鍵の魔物、結構ヤバそうなやつ、知能高めで、買い物したりクエスト受けたりして、わりとフレンドリー? とか思ってたら、全然違うじゃんよ! 魔物討伐クエストとか受ける実践寄りパーティ相手とのやりとり。最初、ほのぼのかと思ったのに、翌日には敵対。このやりきれなさ! しかもこの魔物、目の前の瀕死の冒険者ではなく、暴発したアメの魔法に引き寄せられてしまったっていうの、これどうなるの!? エンが助けにきてくれるの? そんな展開でもないとゆかり死んじゃうよな。このやたらハラハラさせるところ、まさに術中って感じがします。

2019年12月21日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年2月号

『まんがタイムきららMAX』2020年2月号、一昨日の続きです。

『こみっくがーるず』。かおすがコミカライズで関わっていたアニメ、好評のうちに終了したんですね! めでたい。かおすちゃんはじめ、皆総立ちで拍手してる情景、見た目に面白かったのと、その楽しそうにしている様子、それがよくて、いやあ、いい最終回でした。さて、今回のメインはアニメの打ち上げなんですね。いつものことなんだけど、自分のこと卑下しがちなかおすが、参加したいのになかなかいくといえなかったりするところ、編沢さんが背を押してくれたりね、そして会場でも、すみっこにいって小さくなってるかおすのね、手を引いて、あこがれの声優さんのところに連れていってくれたりしてね、ああ、大人だ。かおすのことちゃんと見て、助けて、なにがこの子のためになるか、考えてくれている。よかった。この人がかおすのそばにいてくれて本当によかった。そう思えるいいエピソードでした。ほんと、編沢さん、かっこよかったですよ。

そう思ってたら、2本立て後編ですよ。これ、種明かしか! 編沢さんの着せ替え会だ! 大人組がもうね、編沢がパーティに着ていく服をね選ぶんだけど、それはそれは楽しそうで、でもって編沢の可愛いこと! 最高でしたよ。きりっとして、やるべきことしっかりやって、かっこよかったあの姿。こうして作られたんだなって。この舞台裏、なんかね、いいですよね。しっかりして見える大人もいつもそういうわけじゃないっていうの、大人になればいやでもわかることなんだけど、それがこんなにチャーミングに描かれて、ほんと素敵。皆の仲良い様もまた素敵でした。

『旅する海とアトリエ』。おお、こちらもおめかし。演奏会にいきます。それでふたり正装するんですけど、海が洋装、りえが着物。めちゃくちゃ可愛いな! いつもとは逆のスタイル。ちょっと特別感あって、でもふたりともそれがよく似合ってる。素敵だわあ。お姉さんぶる海がいい。着付けの肉体労働さ加減が出てるのもおかしくて、そして今日の目的地はウィーン楽友協会。そうか、オーストリアきてるんだもんな、こういうことになるのか。ここでのふたりのやりとり、なんか微妙にかっこつかないところがらしくていいですよね。点目のりえが可愛いわ。なんかのマスコットみたい。そしてアンナと遭遇。なるほど、ここで判明したピアニストとの問題、これがいわばオーストリアでの課題になるのかな。素直なのかそうじゃないのかよくわからないアンナだけど、あの誤解されがちな振る舞い、これが問題の核心なのかな?

『ぼっち・ざ・ろっく!』。SIDEROSの大槻ヨヨコ、結束バンドのこと、めちゃくちゃ気にしてますよね。ポジティブにではなくネガティブにではあるんだけど、そうか、廣井の興味が結束バンドに、ぼっちに向かってるのが面白くないんだな。このへん、なかなかわかりやすくていいんだけど、バンドの他のメンバー、むしろ廣井に絡まれなくなったこと、喜んどる節があるよ? この、バンド内でちょっと浮いてる感? これがヨヨコの魅力なのかな。でもって、ヨヨコ、わざわざ下北沢にまでいって結束バンドのライブ見ようってんだから、真面目なのかなんなのか。この子、考えすぎて損するタイプと違うかな。ライブハウスでのやりとりもおかしくて、どんだけふりまわされているのか。けどこの子の突撃、結束バンドの尻に火をつけましたよね。なるほど、状況がどんどん追い込んでいくパターンってわけだ。今回、廣井が見せた表情、からかうのやめろっていわれてましたけど、ほんとにからかってただけなのかな? それがわからんところがまた深みというか面白みというかになってますよね。この、皆の真意、気持ちの底までがいつもいつも明らかというわけではないってところ、それがこの漫画の肝だと思う。こうした前提があるからこそ、以前の皆の気持ちがひとつになった描写も生きたんだろうなって、あらためて思ったりしましたよ。そうそうところで、物販で結束バンド売るの、あれ酷い。

2019年12月20日金曜日

この世界の(さらにいくつもの)片隅に

 迫る年の瀬。クリスマス目前というこの時期に見るにはいい映画なのではないか。そんなことを思わせてくれる『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。冒頭、幼少のすずが訪れる中島本町は年の瀬、クリスマスを目前として活気に溢れたにぎわいを見せています。時代は戦前、この頃にはこうして皆でクリスマスを心待ちにする、そんな余裕も豊かさもあったのだなと思わされる印象的な導入です。さて『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は、映画『この世界の片隅に』に新規カットを加えた長尺版。しかし、ただ時間が長くなりました、エピソードが増えましたというだけにとどまらない、以前の版ではそっと隠されていたものが表に現れてくる、そんな凄みのある改変。いや、時間を短く整えるため、あえてテーマひとつを慎重に取り除かれたのが2016年版というべきなのかも知れません。しかし、キーとなるエピソードをオミットするだけで、ほぼ全編にわたるテーマがそっと隠されてしまうものなのですね。

取り除かれていたエピソード、それは遊廓に暮らす白木リンにまつわるものが中心になるのですが、このリンという女性、2016年版では迷子になったすずに帰り道を教えてくれるくらいでしか物語に関わってこず、幼少のすずが祖母の家で出会った座敷童子のエピソードがあって、リンとの再会があって、確かに重要なキーワード「誰でも、この世界でそうそう居場所はのうなりゃせんのよ」をすずに伝えはしたものの、なぜこの大きく物語に関わってこなかった女性をあんなにすずは気にかけていたのか、なぜクラウドファンディング参加者がクレジットされる第2エンドロールにて彼女の生い立ちが描かれることとなったのか。その扱われ方に疑問を持った人もあったかも知れません。

原作を読めばわかることなのですが、白木リンはこの物語において重要な役割を担っていて、それこそもうひとりの主人公といってもいいくらいの重みのあるキャラクターです。それだけに、2016年版で彼女にまつわるエピソードの多くがカットされてしまっていたことを残念に思う声も多く聞かれ、しかしながらそれでも圧倒的な表現の力を持った映画です、その価値は揺るぎなく、リンのエピソード抜きであってもこれを大切な宝物のように思った人も多くあったことでしょう。またその見事さがために、リンの物語も加わったならばどれほどのものになったろう、複雑な思いを抱いた人もあったろうと思うのです。

ええ、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は、かつては望もうともかなわなかった、リンの物語を含む映画『この世界の片隅に』。待ちに待ったといってもおかしくない。事実私は、封切日が近づくにつれて、どんどん落ち着かなくなってしまっていました。

映画の感想は映画を見る人、それぞれのために今日は書かずにおきたい。けれど、それでもあえて書こうとすれば、エピソードの持つテーマを表現手法からがらりと変えて際立たせていた原作の方がわかりやすかったと感じたものがあった反面、原作とはまた違う思いの兆した場面も多々あって、これは漫画とアニメという表現手法の違いや、あるいはその表現にのせられた作り手の考え、思い、その違いであるのかも知れません。

そして今日この映画を見終えた私の心に残った手触り。それは、戦争が終わったらもう大丈夫、一安心とはいかないんだなということでした。かつて、北條のお母さんのいったこと、大ごとじゃと思えた頃がなつかしい、これが何度も反響するように思われたのです。暮らしが立ちゆかなくなるほどの大ごとに見舞われた北條家だけれど、後にやってきたそれ以上の大ごとに翻弄されることとなって、しかしその大ごとが過ぎたとしても、身の回りに大ごとは次から次へとやってくる。

戦争のさなかでも戦争に関わらぬ不幸はあって、戦争が終わっても災難はかまわずふりかかってくる。人が生きていくということは、時々の大ごとに対峙し続けることに他ならぬのではないか。ことに大小あれど、大ごとを前にうろたえたり、不幸にうちのめされたりし続けるのが人生であり、また同時に、どのような時にも嬉しいと思うこと、楽しいと思うこと、誰かを慈しむこと、苦しみもさいわいもそばにあり続けるのが生きるということなのではないか。

それはすずさんたちの人生にしても、令和の時代に生きる私にしても、なにも変わるところはないのかも知れない。時にうろたえ、時に笑って、悲喜こもごもの人生をまっとうしようとする営為、それこそは日々の暮らしを大切に生きるということなのかも知れない — 。

書きすぎました。皆さんも一度、映画をご覧になってください。

2019年12月19日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2020年2月号、発売されました。表紙は『ご注文はうさぎですか?』。ココアと千夜ふたりが手をとりあってダンスですよ。王子様? 赤が映える衣装のココアは凛々しさの中に可愛さもあって魅力的。そしてダンスの相手の千夜は、白のドレスが豪華で実にしとやか。ふたり対照的かと思いきや、不思議とマッチしてこのバランス感、絶妙のマリアージュも実に素敵な表紙であります。

今月は新規ゲストが3本です。

『のむラリアット!』。女子プロレスものって、なかなか面白いところついてきましたね。しかもキャラクターが魅力的、それぞれの個性がよく出ていて、序盤から面白かったです。主人公みるくと桃は双子の姉妹。姉の桃は可愛い女の子大好きの変態で、さらには妹も大好きときた。最初、大学生くらいなのかな? って思ってたんですが、なんと高校一年生。これから入る部活をどうするか、みたいな話になってますね。今回、面白かったの、妹みるくの女の子らしいところを見たいというのを、女の子のみるくが欲しいだけとかいっちゃって、母乳って貴様! 誤解されて卍固めされるのね、見事でしたよね。ここからの姉妹の表情、その極端な変化も面白くってね、大層よかったです。絵もいいですよね。卍固めはじめ、ソバットやロメロスペシャルといったプロレス技の見せ方も確かで、これは期待させられます。ところで、変態的なとこ出てない桃、可愛いですよね。かなり好みです。

『ぬるめた』。いい絵だなあ! めりはりがあっていきいきしてて可愛い。内容はコメディ方面全振りって感じ。ナンセンス色もあって、話がぽんぽん次へ次へと進むみたいなテンポのよさも気持ちいい。しかもキャラクターがおかしくて、なんと、ひとり人造人間なの! 人工生命体ヌルロイド1号、くるみ。あらゆる面で人間を凌駕している! っていうんだけど、なんかぽんこつっぽい感じが可愛いよね。尻尾ふって懐いてくるワンコみたいな可愛さがある。でもって高性能? 電気で動いてるわけじゃないけど電気を起こせる。頭にコンセントプラグを突き刺してスマホの充電できるとかね、うわー、めっちゃ便利じゃん。食事、睡眠も必要ないっていってたけど、どこからエネルギー生み出してるの? エネルギー保存則をカジュアルに破っちゃってない? そんな子のちょっと暴走気味の発電芸。同時に50台いけるとか、リミッターはずしたら100台いけるとか、絵面が悪い! 絵面が悪すぎる! でも、可愛いよなあ。しかし、この子の存在、めちゃくちゃ便利ですよ。ひとりいるだけで災害時にも安心。そんなくるみの活躍、もっと見たいですね。だって、カニー!!! ですよ!?

『すたーとあっぷ!アイアンメイド』。これ、主人公、どんだけヤバいやつなの!? みたいな登場してきましたけど、最後にはなんかわりと好感持てちゃいましたよ。ロボット好きの少年。メイドロボ開発同好会の存在を知って、自分のためにある部活じゃないか、俄然ハッスルしちゃうわけだけれど、この過剰にロボ愛を語る少年、三崎葉太。対象が少女型ロボットだけじゃなかったっていうのがね、なんかよかったんですよ。部屋にお掃除ロボットを5台だけ飼ってるって。5台だけ? もそうだけど、飼ってる!? 最後の帰宅した彼の様子も面白くてよかったです。開発同好会の先輩たち、部長の桜丘彩と副部長の中島咲。ここにメイドロボ0号も加えていいのかな? こちらのお姉さんたちが、わりと常識人の枠組みに留まっていて、だからこそ三崎の行き過ぎが光るのかな? いや、三崎もわりとまだ常識の範疇にいますよね。今後、より一層の狂気を見せてくれるのか、常識の枠組み内での面白みでくすりと笑わせてくれるのか。今回のを読んだ感じだと、どうも後者に期待したく思われて、ええ、会話のくだりとか結構好きなテイストだったんですよ。

2019年12月18日水曜日

密着!マドリード・バラハス空港警察

最近はこれを見ています。スペインはマドリードにある空港、アドルフォ・スアレス・マドリード・バラハス空港にて繰り広げられる警察の犯罪取り締まりを追うドキュメンタリー。日本でいえば警察密着24時みたいな番組になるのかな? 空港で発生する犯罪、麻薬の密輸が主なものなのですが、それを見抜き、摘発するその手腕。被疑者との駆け引きや驚きの隠し場所、そうしたところも見どころ。まさかこんな人が! と思うような人が犯罪に手を染めていたり、また犯罪が発覚、逮捕されてからもひとドラマあるという。この驚きと若干のものがなしさ感じさせるドキュメンタリー。かなり気にいっています。

基本的にはワンパターンなんですよ。あやしい人物に気づくところからはじまって、事務所に移動してからは聞き取りしながらの荷物の検査。スーツケースを調べたり、X線に通したり、あるいは被疑者本人をX線に通したりと、いろいろバリエーションはあるものの、結局は証拠が出て逮捕か疑いが晴れて解放かのどちらかになる。けれどこの経緯にこそ見どころがあるから、ついつい引き込まれてしまうんですね。

みなりのよい男性。車イスに乗った人やあるいは年老いた女性など。さまざまなバックグラウンドを持つだろう人々が麻薬の運び屋なんかやってしまったために逮捕されるにいたる。なんとか言い逃れようとする人あり。すっかり観念する人もあり。そして悲嘆に暮れる人もあり。スペインの法律では、逮捕時、誰かひとりにだけ電話することができるのだそうでして、親に、子供に、配偶者に、あるいは兄弟に連絡するその様子が本当にいたましい。どうしても逮捕されたこと、犯罪に関わったことを切り出せず連絡を断念する人がいます。配偶者や兄弟に、残した子供のことを頼む様子など見せられた時は、もうたまらないですね。プレゼントはクローゼットにあるから渡してくれと頼むとかね、ああ、この人は家では普通のお父さんだったのに、出来心なのかあるいは貧困ゆえなのか密輸に関わって、大事な家族と会えなくなってしまった……。気の毒だけど罪を犯した以上、裁きは受けなければならない。刑にも服さなければならない。様々な思いが去来する瞬間です。

犯罪の種類は、基本が密輸、それから身分証の偽造、不法入国ですね。ほぼこれらで占められていて、たまに空港専門の置き引きとか窃盗がある感じ。やっぱり国の玄関となる国際空港ともなると、望ましくないモノやヒトの侵入、これが一番の懸念事項となるんでしょうね。

スペインの国家警察は、基本穏やかで紳士的というか、居丈高な態度に出たり、大声で恫喝したりみたいなことないっぽいのも見やすさに貢献していると感じています。事務所においても説得口調。ときにユーモアなどにじませて、そして逮捕となっても基本丁寧なんですね。権利の読み上げと署名。さっきもいいました電話。そして弁護士をつけるかどうか聞くなどね、ええ、この弁護士のくだり、国選も選べますなど、こういうところきちんとしてるのはやっぱりすごいよね。ちゃんとしてるわー。ほんと、こればかりは感心させられます。

このシリーズ、もう少しで見終わります。次はなににしようかな。ナショジオからいいのが追加されたらいいな。年明けのラインナップに期待したいと思います。

2019年12月17日火曜日

2019年12月16日月曜日

リングフィット アドベンチャー

 リングフィット アドベンチャー』を続けて2日プレイしてみて、2日目の運動が効いたみたいですね、筋肉痛が出てきましたよ。はたしてリングフィットはどの部位に効いたのか、それがはっきりしたわけです。大胸筋や腕、肩まわりにくるんじゃないかなって予想していたのですが、意外や意外、なんとふくらはぎです。なんとまあ! でも考えてみれば予兆はあったんです。2日目、昨日の最後、少しだけプレイした2-2。クールダウン中に足がつりまして! 午前と午後のトータルで17分30秒しかプレイしてないのに足は限界だったみたいです。

しかしなぜふくらはぎなのか。正直足まわりは『Fit Boxing』の前後ろ前後ろの動きでそれなりに鍛えられているものだと思っていたのに、そうじゃなかったんですねえ。おそらく一番効いていたのは腿あげ動作ではなく、小刻みに足踏みをするダッシュです。つま先立ちでタタタタッとやる。この密度高めの動き、これが筋肉に効くのだなと実感させられる出来事となりました。

思えば、他のどんな動作でも、ええとヨガ以外の動作ですね、最初はゆっくりじっくりと動かして、そして後半に速度をあげて一気に追い込みます。足踏み、ランニングで追い込みにあたるのがダッシュなのでしょう。正直、ちょこちょこちょこって足踏みするの、たいした負担にならないって思っていたのですが、ちょっと認識を変えていかないといけませんね。

そういえばミニゲームもひとつやりました。モグラたたきです。リングコンの押し込み、引っぱりでハンマーを動かしてモグラを叩きます。これね、途中まではゆっくりなんですけど、後半すごい勢いでモグラが出たり入ったりするようになるんですよ。初見時、この速度の切り替え時に、終わった? って油断してしまって、ああー、惜しかった。9000点いってたらAランクだったりした? わからないのですけど、そう、この後半のラッシュ。これってトレーニング後半の追い込みですよね。ゲームとしての面白さとトレーニングの効果、両方に貢献する。よくできてるなあって思わされました。

リングフィットから離れている間にもトレーニングできる、ながらモードもやっています。リングコン単体で押して引いての回数を記録してくれるモードです。この貯金を経験値に変換できる。で、HD振動、これがすごいですよね。押し引きでピッコピッコって音が出るんですが、これをHD振動で実現している。こんなのできるんだ! って驚かされて、これ、IRカメラで脈拍とるのもそうでしたけど、いろいろ応用できる幅があるのが本当にすごい。

ちょっとしたことかも知れないけれど、あちらこちらにワンダーがある。きっとこれからもまだまだ驚かせてくれるんだろうな。そんなわくわく感があるのもリングフィットの面白さだと思います。

2019年12月15日日曜日

Fit Boxing

 昨日一昨日と『リングフィット アドベンチャー』について書いてきました。ということで、今日は『Fit Boxing』。5月にはじめたわけだから7ヶ月続けてるってことになりますね。体調不良などで一番軽い健康維持の15分とかですませた日もありますが、基本は体力強化で25分。これを毎日続けてきました。春スタートで夏、秋、そして今は冬ということで、全シーズンを経験したということになるのかな? マスターしたなんて到底いえるような状況ではないけれど、ひととおり経験したといってもいいくらいはプレイしたのではないかと思います。

あ、35分と45分やったことないから、ひととおりできてないわ。

昨日、リングフィット アドベンチャーとの比較で、Fit Boxingは持続的運動がメイン、リングフィットとは根本的に方向性が違っているといっていました。実際これはプレイしてみれば実感できることだと思います。

リングフィットで20分ほど運動して、疲れはてて、汗かいて。これでだいたい100kcal消費しないくらい。またその疲労は、胸や腕、スクワット系を多用したなら足ですね、そういった部位ごとの筋肉がくたくたになっているという感じです。対してFit Boxingではどうかというと、最初のうちは腕がくたくたになったりはするものの、長く続けていると腕があがらないとかいうことはほぼなくなってきます。ダッキング系が多いと足がつらいとかはありますが、それでもリングフィットのスクワット系を2回3回とやるよりかはずっと軽いと思う。

リングフィットをやることで、Fit Boxingはわりと軽めの動作を一定時間反復することで運動量を稼ぐ、そういったトレーニングであるのだとあらためて認識した次第です。

実はですね、少し前から気になることがあったのです。

Fit Boxingをはじめてから、腕が太くなった、腿やふくらはぎの筋肉も大きくなった。大胸筋や背筋も鍛えられて前屈み気味だった姿勢も改善されて、その効果にずいぶん興奮させられたものでした。風呂に入るたびに各部位を動かして筋力がついていることを確認するのを楽しみにしていたのですね。

ところが、夏から秋にかけて筋力増強効果の確認しないでいたらですね、いつのまにか左の二の腕が痩せていまして、ぐっと力をこめて力こぶを作ろうとしても以前のようには盛り上がらない。硬くならない。あれおかしいな。以前は右の筋力がつきにくいことを気にしていたというのに、今は逆に右二の腕の方が筋肉ついているんですよ。

正直なところ、これは結構ショックでした。

Fit Boxingの動きに慣れてしまったためだと思います。きっちりパンチを出してきっちり止めた後にすみやかに腕を基本位置に戻す。この動作をうまくこなせずにいたころは、判定させたい一心でかなり力をこめてパンチを打っていたのでしょう。ところが慣れて、さほどの苦労もなく反応させられるようになってくると、しっかり打つということをしなくなってしまった。右腕の筋力が衰えてなかったのは、今でも右アッパーで出してしまいがちなミスを怖れて強め強めにパンチを打っているから。心あたりがあるわけです。

Fit Boxingに精力的に取り組んでいる人は、体が慣れてトレーニング効果が落ちてくると、負荷をかけるためにウェイト入りのグローブを使ったりしていますね。なので自分もグローブ買うなどなんらかの工夫をしないと、より以上のトレーニング効果が得られない。そんな状況に入ってきていると自覚していた。そこに現れたのがリングフィット アドベンチャー。いいタイミングだったのです。

リングフィットの感想で、リングフィットで筋力を鍛えてFit Boxingでカロリーを消費する、そういっていたのは、ただ漫然とFit Boxingを続けるだけで筋力をつけるのは難しいと感じていた、そんな背景があったからなのですね。逆にいえば、工夫次第でFit Boxingでも筋力増やすのは可能。いや、それでも腹筋にFit Boxingはあまり効かないとか、得手不得手はありますよね。なので私はプランクを導入していた。ええ、これもまた工夫のひとつだと思います。

Fit Boxingのよさは、20分なら20分、しっかり動いて汗をかいてカロリーを消費する。持続的な運動に取り組めるところにあります。日々のトレーニングをFit Boxingでやるかリングフィットでやるかは、求める効果や好みでもって各自自由に決めればいい。それぞれ個性、傾向の違うエクササイズなので、共存可能、両者のよいところを総取りして相乗効果を得られそうなのがよい感じ。私は日々の運動はFit Boxingでいこうと思っています。

2019年12月14日土曜日

リングフィット アドベンチャー

 リングフィット アドベンチャー』、プレイしました。基本操作のレクチャーを終え、リングとレッグバンドの設定も完了。これ、力いっぱいやると後々大変になるという話は聞いていたんですが、まあここはなにも情報がない状態ならこうしたろうと思ってわりと全力で。運動強度は、せっかく運動するのだから効果を出したいと考えて「しっかり」としました。最初にプレイするのはアドベンチャーと決めていました。最初に5分ほどのストーリー部分がありますと出るんですが、ここでスキップするかどうか選べるのね。なるほど、そんなんいいから運動したいってニーズに応えようってわけですね。でも、せっかくですからストーリー導入、ちゃんとこなしましたよ。

とりあえずワールド1をクリアしてみましたよ。運動時間はこんな感じ。

正直、びっくりしましたよね。結構運動したつもりでいたのに、消費したのたったの60kcal。この感覚、初Fit Boxingの時もそうだった。そうなんですよね。運動してカロリー消費するの、思ったよりも少ないんですよ。こんだけ動いてこんなに汗もかいたんだから500とかいっちゃってるんじゃないのー? とか思って期待しながら結果を見たら、なんと予想外の100キロ未満! みたいなのね。ほんと、運動でカロリー消費するの、なみなみならぬ苦労があるんだって実感させられる瞬間ですよ。

『リングフィット アドベンチャー』の感想。まずダイナミックストレッチなんですが、この時点で結構キツかったんですよね。あれー? Fit Boxingを何ヶ月も続けてきてるんだから、正直これくらい楽勝かと思ってたのに、意外やキツいよ? でもってアドベンチャー本編です。1-1は敵も出てこないから、まあ軽いジョギングみたいなもんですよね。

1-2からは敵も出てきて、技を選んで攻撃して、腹筋ガードで受けてとひととおりやるんですが、これもちょっとした顔見せって感じ。でもそれでも結構キツい。そう思っていたんですが、1-3ボス戦はこの比ではない大変さでした。

Fit Boxingとリングフィット、両方を経験しての感想です。これ、それぞれ運動の方向性が違いますよね。Fit Boxingは、2分半持続的な運動をして30秒休憩、これを4セットするのが1単位。25分コースならこれを2単位やるというスタイル。リングフィットは最初にジョギングスタイルで持続的な運動をして、有酸素運動といった方がいいのかな? これでウォーミングアップ。その後、強度高めの筋力トレーニングやヨガメニューを雑魚敵なら2から3セット、ボスなら7から8セットほどやって一段落。リングフィットはこの筋トレがメインといえる。

Fit Boxingは持続的に体を動かすエアロビクスのような運動がメイン。筋肉を肥大させるのではなく、各部位をシェイプアップしていくタイプのエクササイズと感じます。

対してリングフィットはというと、筋トレによって各部位を鍛えビルドアップする。筋肉質な体を作り上げて、基礎代謝量もあげていこう。そんな感じ。

これ、どちらがいいわるいではなくて、どちらが自分の目的に向いているかで選ぶのがよさそう。さらには両方をバランスよくやることで、それぞれのメリットのいいとこどりをするのがいいんじゃないでしょうか。リングフィットで体を作ればFit Boxingの動きもよくなる。Fit Boxingでキレよく動ける体を作ってリングフィットの筋トレメニューへの導入をスムーズにする。どちらを主にするかは人それぞれ。好みで楽しく運動するのがきっとよいですね。

リングフィット、まずやっつけたワールド1。これはチュートリアルですね。だから翌日はげしい筋肉痛におそわれる! みたいなことはないでしょう。でももっと先に進んで、もっと強度の高い技も出てきて、運動時間も15分とかじゃなく30分とかするようになったら、どんなことになるんだろうなあ……。

ひやひやしながらも楽しみですよ。

2019年12月13日金曜日

リングフィット アドベンチャー

 リングフィット アドベンチャー』、届きました。発売前に察知していたにも関わらず、はたして継続できるだろうか、それこそ『Fit Boxing』もやってるわけで、ここでエクササイズ系かけもちなんてできるのか? ということで様子見を決め込んだら、これがめちゃくちゃ大好評。Fit Boxingプレイヤーにもリングフィットかけもちする人が続々。しかもその感想がどれも楽しそう、面白そうで、あー、これはいつか買っちゃいそうだなー、とか思ってたら、まさか市場から消え失せる勢いで大ヒットしたのですから驚きです。実際私もたまたまダウンロード版の在庫復活に気づけたから入手できただけで、翌日には再び完売ですからね。もうまったく争奪戦の様相です。

ダウンロードコードが送られてきたのは昨日のことでした。はたしてリングなしでどこまでいけるのだろう。興味を持ってゲームをはじめてみたら、冒頭、セッティングをする段階でストップ。ああ、タイトル画面にさえ辿り着けないのですね。残念、リングの到着待ちです。

リングが届くの日中だろうかと思って、だとしたら夕方、Fit Boxingした後に試せるな、そう思っていたのだけど、残念、こいつがなかなか届かない。待ちに待って、夜になって、ああもうこりゃ明日でもいいかなー、そう思ったころに届けてくれました。でも、夜にどたばたするのはいやだから、試すのは明日ですね。

ダンボール開けてパッケージ取り出して、いやあこれでかいですね! リングもでかい。映像や写真でだいたいのサイズ感はつかんでいたつもりですが、実際に持ってみると、こんな大きさなんだ! って感じです。

リング持ってみたら、きっと誰しも同じことをやると思います。そう、両手で持って、ぐいーっと押し潰してみました。あー、思ったよりやわらかい! 正直、もっとかたいものだと思っていました。相当な力を入れないと変形しない、そんなつもりでいたから、えいっと力をいれたらぐにゃーってなって、おお、意外! さわってみないとわからんものです。

わからんといいますと、これ、どうやってJoy-Conと通信しているんだろう。リングは操作しやすくするためのもので、センシングはJoy-Conだけでやってるのかな? そう思ったら、発売前だったかな? に、このリング自体がセンサーになってるという情報が流れてきて、ということはなんらかの方法でJoy-Conに情報を伝えないといけない。けれど、Joy-Conの接続レールを見ても端子みたいなのないでしょう? まさかSL、SRボタンでなんかやってる? とか思ったけど、リングの接続部にそんな機構もついてない。リングを見ればVCCIマークとかついてるので、これ自体が電化製品であることは確定。2.8V, 15mAとかいう記述もあるので、電源供給はJoy-Con以外にありえない。ということは端子はどこ?

と思って、接続部を横から覗き込んだら、あーっ、あったあった、こんなところに端子があったのか。Joy-Con見たら、接続レールの端、△マークがみっつ並んでるとこ、その裏側に端子があったんですね。あー、こんなところに端子があったのか。はじめて知りました。ということは、Switch本体にJoy-Con接続した時は、この端子でもって入力もろもろを伝えとるわけだな。いろいろ納得しました。

と、今日はこんなもんです。これ以上は眺めてるだけじゃわかりません。実際のフィールは明日、遊んでみてのお楽しみですね。

2019年12月12日木曜日

『まんがタイムきらら』2020年1月号

『まんがタイムきらら』2020年1月号、昨日の続きです。

『佐藤さんはPJK』。最終回ですよ。そうか、4年がたって、千春も社会人かあ。と思ったけど、違うか、これ教育実習か。スーツを着て母校へと向かう。先生との再会。そして渡された名簿に覚えのある名前。もしかして! って、ああ、PJK佐藤の友人、吉田光、復学したんだ。ということはPJKの時間も動き始めたのか? いや、それとも千春たちと一緒に卒業したのか? その問いの答がラストに来るんですね。教育実習生として教壇に立ち自己紹介をする千春の眼前には、なつかしいあの人の姿。ああ、PJKはまだこの学校に生徒として残っていたんだ。この再会、さすがのPJKも驚いたかい? 千春の見事な笑顔との対比。ええ、この再会、嬉しかったなって。千春の実習生として学校に戻ってきたの、先生の言葉が響いたから、それもあったのだろうけど、PJK佐藤との再会を思ってとかあったりするんじゃないのかな。なんて思うのは、私の思い入れゆえでしょうか。しかしふたりのこの対面、なんだかもう嬉しくて、再びのPJK? これが佐藤にとっても吉田さんにとっても、そしてクラスの皆にとっても、楽しい時間のはじまりとなればどんなにか素晴しいだろう。そう思わされたのですね。いい最終回だと思いました。

『初春が咲く』。修学旅行で沖縄ですよ。彼方と柚子の初々しさよ。隙あらばふたりの時間になっちゃうみたいなのがね、同行の男子ふたりにダメージ与えてるのがおかしくて、そしてみどりを男子にけしかける香織。なんだかんだでこのふたりもいい味出しています。途中、柚子がはぐれちゃったりね、スマートフォンもなくしちゃって大ピンチ? ああ、ああ、なんかガラの悪そうなのにからまれてるじゃん! とか思ったら、なんだ、普通に親切な若者たちだった。よかった……。ここからのふたりだけの沖縄。ふたりのささやかな交流、ほんのちょっとだけの、けれどふたりにはきっと大きなイベントだったんだろうな、そう思えるやりとりが愛らしくてよかったです。帰りの飛行機なんかもね。このちょっとした心遣い、いいですよね。

で、次からきららベースですか! あれまあ。ちょっと驚きました。

My Private D☆V、『ひまりのまわり』の桜木蓮です。D☆Vは身長差のある仲良しコンビ。おお、百合の香ぞする。クールな女子とくったくない笑顔見せる小柄女子、ふたり向き合って抱き合ってましてね、なるほど腰に手をやって持ち上げぎみに抱き寄せる、そこにポイントがあるというんですね。このイラストの面白いの、ふたりの気持ち、♡をそれぞれ描きましてね、背丈のある方、クール女子の方は、ぐしゃぐしゃってして♡を隠してるの、なるほど恋心を隠しとるってことですか? 対して小柄女子はというと♡に?がついていて、そうか、思ってるところ、これとはっきりわからんのだな。こうした隠された気持ち示唆して、そしてふたりの表情にも物語ろうとするものたくさんあってですね、意味深? 雄弁? 魅力的!

2019年12月11日水曜日

『まんがタイムきらら』2020年1月号

『まんがタイムきらら』2020年1月号、昨日の続きです。

『スロウスタート』。もう冒頭から面白いですね。可愛くダンスしている花名。けど、これ、相当に特訓した結果なのか。最初の、ひとりで別のダンス踊ってる花名、めちゃくちゃおかしい。たまてがいろいろいうたびにダメージ受けていくっていうのも面白くて、ほんと花名は運動全般苦手なんだなあ。そんな花名がたまてと一緒にダンスの練習してる絵が可愛くて、こういうの好きです。今回、体育の授業やお昼ごはんの情景など、わりととりとめなく学校の日常を描いているみたいになってましたけど、テーマといいましょうか、それ変化なんでしょうか。だんだん踊れるようになってきた花名。だんだん食べるのがはやくなってきた冠に花名。日進月歩、点滴穿石、成長中なのですね。それはそうと焼きうどん弁当食べる花名、可愛かったです。成長しても、どこかこの子のらしさは必ず残ってるんだよって、そんな感じがしましたよ。

『ゆえに、アイドル革命!』。今夜の食事は草とムシ! いや、でもこれしかないなら食べざるを得ないよね。このあたりでは魚を食べる文化もなくって、というところから、前回描かれたスシの謎に迫るんですね。ツカサという冒険者によってもたらされた。ドテラという服もツカサからもらった。なるほど、チューインガムの他にもこの世界にきた日本人がいたかも知れないってわけですね。とりあえずツカサ探しに赴くも出会うことかなわず、そして魚を捕れれなくなってしまった理由であるゴブリンに対応するなど、なかなか結構な冒険してるじゃないですか。この漫画のゴブリン、文化度が高い! それこそ恋町よりも頼りになりそう! しかしこの漫画、ゴブリンとも和解して、ちゃんと協調できるところ、平和的でいいですね! それに城戸Pの大活躍。ほんと、まさかこんな役立ち方があろうとはまるで予想していませんでした。

『海色マーチ』。姫、可愛いやん! でも本編は珊瑚とあまねがメイン。スマートフォンを防水ケースに入れて海で撮影するのね。ああ、こわい。これ、水が入ってきて壊しちゃうパターンじゃないのん!? ハラハラしながら読みましたよ。ええ、予想が外れてずっと無事! よかったーっ! うまく扱えないあまねに、見事使い込なす珊瑚の対比。で、珊瑚がね、あまねの苦手なものバンバン撮っていくの、地味なんだけど面白かったなあ。今回の見どころ、オニヒトデですよね。サンゴを食べるやつ。ふたつに切っても死なないあいつ。こいつに遭遇した珊瑚の形相。さらにホラガイ登場からの大逆転。そうか、ホラガイはオニヒトデ食べるのか。これは知りませんでした。あのエキサイトする珊瑚がすごくいいですよね。そして姫ですよ。ああー、以前あまねが水族館のチケット賭けて戦って負けたの、姫の後輩だったんだ。後輩に誘われて水族館にいく。そこにあまねも乗っかろうとする。ということは再会ですね。感動的な展開にはならん、むしろなにかおかしなことになりそうな予感に今からわくわくさせられます。

2019年12月10日火曜日

『まんがタイムきらら』2020年1月号

『まんがタイムきらら』2020年1月号、昨日の続きです。

『星屑テレパス』。本当に素晴しい。ロケットを作る。譲れない気持ちを口にした海果ですよ。いずれは有人ロケットを。けれど今はまだペットボトルロケット作るのも精一杯でというこの子が、必死に、自分の思いを言葉にして雷門に伝えるんですよ。内気で弱気で、ちょっと大声でも出されたら威圧されてしまうようなこの子が、もうとまらない、もう一歩も退かない。もうこの姿勢見せられるだけでも泣けてしまう。ああ、海果、頑張れ。海果の言葉、雷門には通じるものあったようで、けれど非情な拒絶。でも海果はそこから一歩大きく踏み出すんですね。素晴しかった。決闘の申し込み。そしてユウと遥乃との共闘がはじまる。彼女らの気持ちを丁寧に丁寧にすくいあげて、絵にして、言葉にして、それ以上のもの描き出して、見事でした。

『下を向いて歩こう』。そうだった、電車、乗り過ごしたんだった。2時間の遅刻。すさみんが泣いてしまうレベル。でも、泣きすさみん可愛いよな。申し訳ないけど、可愛いよな。オゴクダ浜をめぐるいろいろ、めちゃくちゃ面白かったですよ。ガチ勢が朝イチでめぼしいもの、あらかた狩っていくのか! さらにオゴクダ浜に続く道が隠しルートレベル。森を抜けて浜に向かう道々がまた面白くって、しゅるしゅるってあれなんだったの!? けど、この不穏な道中あったからこそ浜についた瞬間、あの視界が開けたという感覚、すがすがしいよなあ。思ったよりも小さい浜。けど、そこにはお宝たくさんで、というの、のっけから硝子クライマックスですよ。レアものゲット! さらにどんどん未見のアイテム見つかるっていうの。ほんと、嬉しいんだってのが伝わってくるのね。ああ楽しそうだなって、よかったねって、こちらもなんだか嬉しくなってくるの。この感覚、とてもよいと思うんですね。

『むすんでつないで』。扉絵、可愛い! けど、ちょっとシャイニング思い出しちゃった。ニコニコ顔の花ノ子と舌をぺろって出してる白百合の対照的な表情もいいですよね。いい姉妹だー。さて本編は花ノ子大興奮ですよ。ネズミーリゾート! ああ、よかったなあ、花ノ子さん。こちらの世界に戻ってこれて、こうして家族と一緒に楽しい時間過ごすことできて。まだちょっと白百合との距離感掴めないでいるみたいだけど、いやね、際どい冗談に花ノ子がフリーズしちゃったの見て素を出した白百合とか、なんかレア。ああ、白百合は白百合でいろいろ考えてるんだなって、なんか温かい気分になりました。その後のふたりの距離感もとても素敵。もう嬉しそうで、楽しそうで、でも花ノ子、さすがにテンション上がりすぎじゃない!? と思ったら、お父さんがへばっちゃってる! でもご両親よかったなあ。花ノ子が戻ってきてくれて、どんなにか喜んだろう。こうして皆でテーマパークにいけたこと、どんなにか嬉しかったろう。親御さんの気持ち考えるだけで泣けてくるんですよ。そしてここからはつなぐサイド。ああ、学校の友達と一緒にお出かけです。天城さん可愛いねって、つなぐも可愛いよ! マネキンそのまま購入っていうのは、よくあるパターンなんでしょうか。あのいたずらっぽく種明かしするとこね、チャーミングでよかったです。そしてつなぐ、そうか、クールに見えるのか! そうだよ、つなぐ、それでいいんだよ。誘ってくれたことにお礼いうところもね、この素直な気持ちがちゃんと皆の気持ちにつながってるじゃないですか。ほんと、このやりとりも見ていてとても素敵でした。そして、最後に薗部苺! この子、最高です。この子、最高です!

2019年12月9日月曜日

『まんがタイムきらら』2020年1月号

 『まんがタイムきらら』2020年1月号、発売されました。表紙は『ゆゆ式』。なんか珍しい組み合わせ? ゆずこと岡ちーか。ふたり、スノーボードをやってるんですね。ちょっと派手なウェア、それがねぱっと目をひく華やかさと快活な雰囲気与えまして、これ、いいですよ。背景の深い青も、晴れ渡ったゲレンデにいると感じさせて、これまた魅力的です。とにかく明るくほがらかゆずこと、ちょっとおすまし? クールな岡ちー、ふたりのコントラストがそれぞれを鮮やかに彩るようにも感じます。

今月は新規ゲストが7本です。

『クラフトガール』。手芸が好きだけど作れなくなってしまった漆本ひつじ。怪我がもとで恐怖心が芽生えてしまって針が持てない。そんな子が出会った雑貨店。店長は一学年上の先輩、麻倉リネ。初対面ながら互いに魅かれあって、それぞれの不安や怖れをともに乗り越えていこうというのですね。見どころは、ふたりのふれあいでしょうか。距離の近さ、つながれた手と手。あの、思わず手を握りしめて、指摘されて頬染めて。そうしたやりとり。ふたりの関係のゆくえに注目ですね。

『フェアリーテイルの月曜日』。まずは導入。意味深な扉に描かれた情景。物語の王子様に憧れてきた女の子、花音が出会ったカフェでのできごと。魔法でもって店をとりしきるメロディに、使い魔のモモ、そしてピヨザベス。花音、メロディから魔法の力をわけてもらったり、この夢が夢でなくなっていく展開、なかなかいい感じです。しかしメロディには秘密があるらしい。なにか。それは扉の情景に関係するのか。物語の王子様に憧れていたという花音、まさかメロディの王子様になるというのでしょうか。すべては次回以降ですよね。楽しみに待ちましょう。

『絶滅危惧種桜子ちゃん』。おお、転生ものかと思いました。今の日本は居心地が悪いという桜子。目覚めれば別の世界だったらいいのに。そういって目覚めた桜子の前には、猫耳つけた女の子がいるっていうんですから、あれ? っと思うのもしかたない。しかもその子、大きな猫の姿に化けたりして、なんとまあ。この異世界っぽい日本が、桜子にとって居心地の悪いという現状だというのですか。少子化対策で異世界からの移民を受け入れて100年。人はすっかり異世界人との混交が進んで、ミラは妖狐と猫またの血を引いていて、佐久間委員長は魔族の血族。そんな中、桜子は純粋な人間で、ということはこの状況が彼女の居心地悪さの理由? いや、それも違うのか。家の都合で生き方も決められている桜子。婚約者まで決められていて。と、そんな今から脱したい? この状況変化のきっかけになろうというのが、純粋な日本人が絶滅するおそれとの報道。すなわち桜子こそが絶滅危惧種。純血の人種というちょっと危うさはらむ概念は扱い注意とも思うのですが、ここはうまいこと展開していってほしいと思います。

『こころお悩み相談部』。悩み相談受け付ける部を勝手にやってるというこころ。相談にきたひかりの悩みを聞こうと話をするくだり、魅力的に描かれていてよかったと思います。友達を作りたい、そんなひかりの望みや状況をいろいろ聞いていく、そのやりとりが丁寧で、ちゃんと言葉が生きてゆきかっている、そんな感触があったのですね。話下手というひかりも、こころの前ではちゃんと話せている。ということは、こころが聞き上手ってことなのかな? と思っていたら、こころがひかりのことを聞き上手っていうでしょう。相談相手のよいところ見出して、はげましてというのもまたよかったと思ったのですね。そしてラストのあのくだり。勝手にやってる! そうか、まだ部じゃないんだ。このいきなりのひっくりかえし、くすりと笑わされましたよ。

『サイキックジェネレーション』。自称・視える人、すみれ。心霊写真の相談受けて、これはオーブだって、この赤いのは災いの忠告だ云々。なんかあやしい流れじゃないかね? そう思ったら、埃にフラッシュの光があたったもので霊とか関係ないっていうんですね。ということは、これはこういう謎をあばく系展開をしていくことになるのかな? そう思ったら、後半には迷っている女の子にゆくべき場所を示してあげる。なんと、ここで亡くなった子供がゆくべき場所を見失ってしまっていた。その子との対話。残されたのは本物の心霊写真。ああ、こうした霊と人のかかわり描いていこうというのですね。

『プリンセスヒーロー』。あやしい漫画だ! 人助けしたら、プリンセス☆ヒーローとやらに勧誘されたっていうんですね。あやしいマスクにマント。けれど制服着てるからさ、同じ学校に通ってるんだなってことはわかる。このあやしい人物が、美人と評判の生徒会長神崎レイナ。ヒーローが落としていったハンカチを見せるとあきらかにおかしな反応してみせて、隠すに隠せていない……。ぼっちのヒーローは仲間がほしかったんですね。主人公赤林ひろかはヒーローの仲間として見出されちゃったわけだ。思わず知ってしまったレイナの秘密だけど、これ、学内でわりと知られてるんだ。あんまりな状況ですよね。で、押し切られてヒーロー2号になること引き受けてしまったひろか。これ、つまりひろかもあのあやしいマスクを着用するってことなのかな? いやもう、あやしい漫画です。

『シマイレンサ』。互いに相手のこと大好きな姉妹。姉ひなのと妹しいねの日常描いて、妹大好きをいかなる時でも全開にしているひなのと、クールをよそおいながらそんな姉のことやっぱり大好きなしいね。しいねがクラスの子たちと話していたこと、これが結構大きかったですよね。男女問わず好かれるひなのだけど、かつて好きな子いじめたい系男子何人もからいじめられる毎日を送っていたことがあって……。酷いな、それでどうしたの!? と思ったら、しいねが半殺しにしてくれたのか。好きの度合い、表面的には姉の方が強く見えるけど、より深くつのらせているのは妹の方ですよね。ただ仲がいい、好きというだけではなさそうな重さ乗っけてきたところ、これがよかったと思います。

2019年12月8日日曜日

『まんがタイム』2020年1月号

『まんがタイム』2020年1月号、昨日の続きです。

『ハニトラなんか怖くない!』。おお、動きが出てきましたよ。綾小路の失言が山田さんを傷つけてしまった。なんとか謝りたいのに、ってまさか水木部長との打ち合わせ中に考え込んじゃうってのか。あの正座させられてる綾小路がいいですね。そして部長からのアドバイス。かわいいレターセット。でも、綾小路のとんちんかん。手紙渡したら喜ばれたものの、女の影を察して不機嫌、さらには内容でがっかり。ほんと面白いよなあ。ずっと謎だった山田さんの背景に迫れる、そんな可能性出てきましたね。また綾小路と山田さんの距離が縮まりそうな感触も出てきて、でもこの展開のゆきつく先がなんなのか。畳む方向に向かってる? ともあれ、動きがあるのはいいと思います。ラストの生き生きとしてた綾小路も、頼もしい? いや、なんか不安になるよね。なんかきっと失敗しそうな予感がしますよね。

『瀬戸際女優!白石さん』。悪役演じて、演技の幅も広がった? あのやり甲斐感じてる白石がよかったです。映画賞にノミネートされたり、またその後の共演者、石川モモカとのやりとりも素晴しくてさ、相手のストイックさ、それがなにに発しているのか知ってからの火の入りよう。モモカのこと、本当に親身に感じたからこその本気。あのくだりはもう涙が出そうなほどに熱のある名シーンでした。それからのふたりの互いを認めあう対話もよかった。まあ、それだけにあの落ちるところ、落差ですよね、めちゃくちゃ面白くなっちゃうんですけどね。モモカ、いいキャラクターでした。今後も出て、白石さんとからんでくれたら嬉しいなあって思います。

『茨城ってどこにあるんですか?』。都道府県魅力度調査の結果が出たんですね。でも編集部の落ち込みよう! それで察する多恵。ほんと面白い。7年連続最下位。そんなにか。頑張っただけにショックもでかいんだろうなあ。この状況をおいしいといってた愛でさえダメージ受けるレベル。しかも得点一桁なのか。ぶっちぎりってやつか。そうか。茨城、大洗ブームとかで注目度あがってそうなのになあ。今回の凹んでからの前向きな話し合い。こんなにいいところあるのにとかいってるの、その盛り上がりは見ていて元気になる。こういうところが好きですよ。そして、形がカッコいい都道府県ランキング4位! ここからの流れも面白かった。誰もピンときてない。ずっと?が浮かんでるの、最高でした。そして東京が最下位! さすがの鈴子もショック? ここまでのダメージ、なかなかにレアな表情でした。

2019年12月7日土曜日

『まんがタイム』2020年1月号

 『まんがタイム』2020年1月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』。テーマはスイーツでありますか。パティシエスタイルでもってケーキにホイップしている部長代理、その真剣な様子、いいですね。『花丸町の花むすび』花子はクッキーを焼いてるのですが、そのクッキーがおにぎりのかたちしてるの、面白いなあ。あくまでもおにぎり屋の娘であるというアイデンティティ、見せてくれますよ。『レーカン!』天海もパティシエール。差し出すケーキ、実に凝ってる! けど、あの猫なのね!

『六畳一間の憑き物石』。移籍してきて、まずは本誌の読者に基本のところを伝えようといった展開見せまして、いや、けどこれいいですね。これまでの連載で描かれてきたところ、こいしの出自や瞬との関係とかね、それから最近加わったメンバー、オカ研部長亜依とかも、すごく魅力的に描かれていて面白かった。たびたびに出てくるこいしの愛らしさ。瞬の接近、亜依からの追求、そのたびに照れてみせたりするその表情も実にいい。また着せ替えという見せ場、その前にこいしの過去を探るよすがとなる制服とかね、ただ必要な情報を列挙するだけではない、ちゃんと見せ場、面白さも盛り込んでくるの、よかった。ええ、実にチャーミング。漫画としての見せ方もいい。素晴しかったです。

『軍神ちゃんとよばないで』。関東管領に任命された虎千代。家から出たくないのに、関東は鎌倉までいかされることになってうろたえる虎千代と、謙信が関東に向けて出陣したといってうろたえる小田原と、その両者の思惑が交錯したり、そして両者の願いがかなわなかったりするの、面白く読みました。これ、史実なんですか? 季節外れの狐に不吉を感じ、歌にて祓おうとしたっていうの。その和歌のくだり、めちゃくちゃ面白かった。具体的な危機をいわばまじないにて対処しようとするの。そら息子はうろたえる。いや、実際、この時代の人はこうだったんかもなって、この息子は現代に生きる我々の違和感を代表してくれてるだけで、本当は皆この方面でノリノリだったのかもなあ。そしてこれ、最初は儀式のための鎌倉行きだったのが、知らんうちに出兵となって、呼応した武将がどんどん参加してきてって、どうなるのん? これ、大筋は史実のままなの? めちゃくちゃ面白かったです。

『良倉先生の承認欲求』。急に降ってきた雨に困っている星畑。先生に車で送ってくれっていうの、先生が断る理由ね、特別扱いはできないって大人なこといってるのに、その本心はSNS映え、いいね目的だろ! って星畑が見抜いてるのね、こういうところ最高でした。そして今回は、星畑と古岩部長の関係、それがしっかり描かれて、そうか、部長にとっての今は星畑であるのか。好意を持ってるのに素直にそれを伝えられない。それどころか照れてしまって、突き放したようなこといっちゃうのね、ああー、部長、損な性格だわー。でも、それでも星畑は素直ですよね。すごく親しく対応してくれて、そりゃ部長も好きになっちゃったわけだ! 今回は部長の視点に立って星畑を見るようなところあったせいか、星畑の魅力的なところ、すごくよく表現されてましたよね。ええ、応援したくなるふたりでありますよ。

『午前0時のおねだりごはん』。米沢の言動に振り回される牛喰ですよ。また今度連絡するっていわれて、言葉の意味そのままにとらえたらいいのにね、脈なし文句って同僚にいわれて、そうなのか? って落ち込んじゃってね、ほんと、どれだけ先輩のこと好きなのだろうこの子は。そんな牛喰が、米沢の粘る様子見て、自分も頑張ろうと、その待ってる間に、米沢を喜ばせられるよう、いろいろ試して研究しようって、その前向きさ! いや、牛喰さんはOLやってるより、実家の飲食店に打ち込んだ方がもうよくないか? なんか、いつかそんな道もありそうに思わせてくれますよね。そして今回、おお、料理の内容、そのレシピ、より詳細に記載されてるよ! これはいいですね。さらに米沢の隣でお酌して、この近しさ。なんなら一緒に食べて飲んでもいいのよ? おいしい料理に相好崩す米沢が魅力的。そんな米沢をニコニコと見守る牛喰がいい。ほんと、ふたりの関係、たまりませんよね。

2019年12月6日金曜日

『まんがタウン』2020年1月号

『まんがタウン』2020年1月号、昨日の続きです。

『平日休みの堀出さん』。基本、この人たちの行動って強行軍ですよね。妻、金土休み。夫は金曜のみ休み。それでキャンプに行こうっていう。それもわりと適当なこといっていいふくめられて、その気になってるっていうのね。この一見軽はずみな行動力こそがこのふたりの力よなあ。夜にキャンプ場入りして、昼は寝る。そのつもりできたのに、夜中遊んで、昼は昼でいらんことしてちゃんと寝ないっていうのね。この相手をおどろかしてやろうっていういたずら心、こういうところも持ち味なんだろうなあ。でもこうやって調子にのって泥沼に突き進んでいくの。キャンプ場からの出勤は避けたいっていってたのに、反発心とやらで急遽強行しちゃうのね。ほんと、この無謀さ。おいそれと真似できるものではないからこそ、こうした漫画に描かれること、それが面白いとなるんでしょうね。

『部長と2LDK』。こちらもわりと無謀なふたり? 一緒に暮らすと決めた東部長と西菜々。新居に入ったのはいいのだけれど、大切なものがない。食卓! そして食器! そうか。部長も菜々も実家暮らしだった。だからそもそも持ち出す食器もその発想もなかったのか。新居での活動、荷ほどきをのぞけば、食器の買い物がはじめての共同作業になるのかな? 一緒に散歩する様子、なんだかのびのびとしてね、部長の感情もほぐれていってるっぽいですよね。そして百円均一ですよ。すごい、部長、見事にカルチャーショックだ。母の好みと違った自分の好み。可愛い食器とかなかった。それをようやく手にできたのか。あの表情、すごくよかったな。部長、思いもしなかった菜々との同居だったけれど、この思いもしなかったことが、部長のいろいろを変えていくだろうと思った。その変化、もうはじまっていますよね。ずっと得られなかったこと、それを手にする喜び、伝わってきますから。

『あいたま』。同担の解釈違い! これ、同担だからこそより根深い対立を生み出す、みたいに思っていいのかい? 今回はリサとバニラ。ひよこに似合う色はなにかで対立しちゃってまあ大変。不毛な言い争いがはじまっちゃって、しかもそこから飛んだ火種が蓮、はみちゃんの目玉焼き論争を生む! いや、目玉焼きに飛び火したのが意外だよ。蓮が目玉焼きにたとえなかったらなんともなかったし、なんなら好き嫌いは否めないってまとめられる話なんじゃないのかい? ひよこに似合う色論争。この漫画の面白いのは、当のひよこが介入可能ってところですよね。登校してきて、好きな色はと聞かれて、茶色かな。いかす! ここからのひよこの話すこと、いいねえって思って聞いてたら、そうかあいさんもそう思いましたか。解釈違いやギャップ萌え。許せるところ、許容できないこと。これをむしろ過激派あいちゃんが語っているのが面白いエピソードでした。

2019年12月5日木曜日

『まんがタウン』2020年1月号

 『まんがタウン』2020年1月号、発売されました。表紙は『新婚のいろはさん』。クリスマスのイルミネーション? 街なか、背後の樹々には灯りが点々と灯って、そんな中、ふたり寄り添って話しているふたり。ああ、長いマフラーを一緒に巻いて、こういうところにも仲のよさ感じさせられます。これって本編のふたりでもあるのかな? 始のかたわらにあるの、いろはへのプレゼントですよね。それを知ると始の表情、それもまた意味深に思えます。そして新連載告知のカットもございます。

今号は新連載が2本です。

『異時間オーナー店主交代!』。なるほど、面白い設定ですね。ひとつの店舗を時間で分けて共有している。昼はカフェ、夜はバーをやっていて、時間がずれているから、店主同士は顔をあわさないのか。バーの店主は腕はたつけれどシャイなのかな? 姿を見せずに接客している。なにごとにもきっちりしていて、店の調度やら整理やらも完璧きっちりにしないと気がすまないんですね。対しカフェのオーナーは実におおらか。にこにことしてマイペースで、お客さんともばっちりコミュニケーション。ただちょっと大雑把で、バーオーナーとの相性は悪そう? このふたり、店の入れ替わりでの置き手紙他、そうした顔をあわさないコミュニケーションで仲を深めていこうっていうのかな? でもいずれは直接接触することになりそう。互いに相手を知らないわけでもない、そんな関係からの発展ないし紆余曲折に期待されますね。

『私たち同じ人を好きになりました』。タイトルからは三角関係もの? と思わせて、どうも違うっぽい? 地元就職したつもりが、思わぬ本社勤務で東京にいくことになった主人公。いろいろ考えがちなお嬢さん。広報の仕事に日々頑張りながら、うまくいかなくて落ち込んだり、けれどちょっとしたことが落ち込んだ気持ちを癒してくれたり。いろいろ感受性豊か、共感に富んだ人という感じなんですね。しかし、好きな人というの、ケンさん? どんな人なのかと思ったら、なるほど役者なのか。知人じゃない。ファン。地方在住だった頃は壁が多くて舞台見にいくのも大変だったのが、東京に出ればずっと気楽にいける。ふと思い立って見にいくことになった舞台で、これからを左右する出会いがあるの? ええ、今回はまず主人公の人となりの紹介、前提を提示したという感じですね。次回、いよいよ動きそうです。

『新婚のいろはさん』。漫画家たちのクリスマス会。めちゃくちゃ面白い。クリスマスまでに仕事をやっつけようという趣旨なのに、会場でまだ仕事してるやつがいる! そうか、タブレットで仕事してるんだ。始が興味もっちゃって、いろいろ教えてもらってるくだりが最高に面白くって、颯斗がタブレットが邪魔で料理置けないっておかんむり! なるほど、テーブルから追いやられましたか。あの隅っこでちんまりしてるふたりがまた面白かったです。颯斗が料理をおいしくいただくことにすごく神経とがらせてるのいいですよね。このそれぞれに大事に思ってることが違うというところ、そこに個性が見えてね、ああ魅力的だ。今回のテーマは待つだったんですね。始の結婚話から、のろけ? 語るごとに皆がダメージ負っていくのが面白い。そして待たせていたいろはのこと思って、今日こそは自分が待とうという始。そういう姿勢がこの人のいいところだなって思いました。でも、待つ時間が短かったからって、そんな顔しちゃいけないよ! そして落ちも実におしゃれ。ええ、いい関係のふたりだなって思います。

『珈琲と猫の隠れ家』。これ、いい話だった。飼っていた猫を亡くしてしまった。最初は母と娘、ふたりでこれでもかと落ち込んでいたのが、だんだんに日常のいろいろに追い回されているうちに回復していって、もうすっかり猫の死が過去のものになったと思っていたというのに、全然過去になんてなっていなかったと気づかされる瞬間ですよ。猫カフェで働いてる後木、この子の友達だったんですね。ふとばったり出会って、そして猫カフェで働いてるんだって、店にくるようさそってね、そうしたらたくさん猫に触れたせいか、亡くした猫のこと思い出して、どこかずっと現実じゃないみたいに感じていたことが一気にリアルさもって思い出されて、ああこの瞬間、思わずもらい泣きですよ。後木のかけた言葉、あれがよかったなあ。もう本当に感動させられた。すごくうまい漫画だと思います。

2019年12月4日水曜日

バーミキュラ オーブンポット

 無水鍋について調べていました。きっかけは『ガッテン!』の白菜特集。最初に紹介されたのが、水を使わずに白菜から出た水分でもって調理する鍋だったもので、これいわゆる無水鍋調理やんか。そういや無水鍋、欲しかったとかなんとかゆうとったよね。でもなあ、無水鍋、高いんよねと、やおらその気になって無水鍋について調べはじめて、結局番組後半でなにやってたかさっぱりわからなくなりました。

ここでバーミキュラを思い出したのは、以前『逆転人生』でやってた密閉性の高いホーロー鍋で見て知って覚えていたからですね。この番組見た時点でどのメーカーのなんて商品か調べていて、なのでバーミキュラという名前、すぐに思い出せたんですね。

しかしバーミキュラ、高い。それだけ手がかかっていて質も高いということはわかってるんですが、買うとなったらちょっと躊躇してしまうような値段です。ヨドバシカメラで検索して人気順で並べてみたら、炊飯器をのぞくと一番人気が22センチ。これがだいたい3万円ですよ。

母がいうにはね、あんたも使うんだったら買うのも悪くないと。鍋は長持ちします。うちにある鍋、数十年ものとかありますからね。それくらい使うんだったら、3万円くらい払っても充分もとがとれる。十年二十年と考えたらね、3万円くらい安いもんだってのはわかる話です。とはいえ、あれば使うだろうけど、鍋に3万円をほいっと払うのは躊躇するよね。なるほど、これが貧困ってやつか。

以前、ココットを探していた時に見つけたストウブも人気のメーカーです。こちら、定価だとバーミキュラよりも高いのですが、だいたい1万円くらい値引きされて売ってますよね。なので売価はストウブの方が手頃になっていて、買うならどっちだ? 高品質密閉性を売りにしているバーミキュラか、おそらくはバーミキュラほどの精度は出ないストウブか。このあたり悩みどころですよね。正直使ってみて比較してみないことにはよくわからん。

我が家にある鍋のサイズを見ていたところ、だいたい18センチくらいのものを使っているとわかりました。ということは、18センチの鍋を買えばいいのかな? とはいうものの、欲しいものは無水鍋。野菜なんかをたっぷりいれて、じっくり熱を入れて水分出したら見た目のかさは最初の半分とかになってる、そういう調理をするわけですよね。ということは、ちょっと大きめのものを買っておきたい。となると20センチか? ストウブはサイズが2センチ刻みなので20センチもあるのだけど、バーミキュラは4センチ刻みなので18センチの次は22センチ。うーん、22センチはうちだとちょっと大きすぎるかも知れない。でも18センチではちょっとな……。となるとサイズからストウブになるのか?

みたいな具合に、買うと決めてもいなのに、ああだこうだと品定めしながら、最後にふと思い出して調べたキャプテンスタッグ。こいつが破格の2千円ちょっと!

うおお、これか!? これなのか!? ホーロー加工されてない鉄鍋なので、カレーとか作ったらずっと匂いが残りそうではあるんですけどね。そのへん気にしないならキャプテンスタッグで決まり、みたいな気もするけど、まあどうしたもんかはわかりません。結局、ぐずぐずいって買わないパターンかなあ。

2019年12月3日火曜日

『まんがホーム』2020年1月号

『まんがホーム』2020年1月号、昨日の続きです。

『孔明のヨメ。』。今回は曹操がメインですよね。曹操が丞相に就任。滞っていた政に業を煮やして全権を掌握。そうしたらなにもかもがスムーズに運んで、おお、こんなにもご機嫌な曹操、はじめて描かれたんじゃない? 人材確保について文若と話している時も、びっくりするほどいい笑顔見せていて、どんだけご機嫌なのか。この楽しそうな曹操を描きつつ、郭嘉の死が曹操に、皆におよぼした影響など、このふいにさすものがなしさよ。こういうの、この漫画の持つ厚みであると思いますよ。その後の、劉備に対する警戒も。兵の数ではなく、そのしぶとさを問題としている。そしてその劉備サイドの状況だけど、どことなくのんきさただよわせながらも、曹操を迎え撃つための算段して、そしてあっさり新野から樊城にお引っ越し。孔明はじめもともとの部下たちも心配する中、あっさり交渉を決めてくる劉備。これは面白かったなあ。劉備の人徳ってやつなのかな。

『歌詠みもみじ』。もみじの両親の若かりし頃。クリスマスを前にデートに誘いたい、けれど誘えないという機微描いて、いやあめちゃくちゃ面白い。もたもたしてるパパさんに頭にきたもみじ母、楓が同僚犠牲にして自分からデート切り出していくとかね、いやあきっぱりしゃっきりしててかっこいい! 見た目ちんまりして可愛いのにダイナミック。でもってツンデレ気味で、これが実にいい。手を繋ぎたいパパさんの、さりげなく触れてってのやってたら、チカン? って手をひねりあげるとか、ほんとに最高だと思います。パパさんのクリスマスプレゼント。あの顛末もおかしい。ロマンチックのかけらもないな! いや、これはパパさんが悪いんやで? ガンガン指摘する楓がまた素晴しい。でもね、このデートの顛末がプロポーズなの? つきあってもいないのに、一気に話を進めた? いずれにしても、なんだかほほえましくて、素敵な話でした。落ちもね、なんだかんだ不完全だったマフラーをずっと大事にしてるってわけでしょう? いいですよ。愛だわ。

『うちの秘書さま』。大晦日の情景。今回はちょっとめずらしいといいますか、いつもははじめの尻をたたいている七瀬だけど、この日だけははじめに優位とられちゃうのか。片付けが終わらない! っていうんだけど、もうあきらめちまえよ! と、そうはいかないのか。七瀬に追い出されて傷心のはじめ。そこに介入したメイド連がまったくもって見当違いの対応しちゃって、はじめはというと頭にクエスチェン浮かべている。たいそう面白かったです。大晦日も働いてる田中さん。七瀬のこと愚痴るはじめに、いつも気にかけてますよって、そういって網で確保、しかも縄でしばっちゃうんだ! あの、廊下に放置されていたはじめですよ。すごい事件性を感じるんだけど、七瀬、めっちゃ冷静やな! はじめと七瀬の仲直りからまたケンカするまでのスパンの短さも実におかしくて、というか、メイド連も酔い潰れたか! めずらしいな。ほんと、この和気あいあい、すごくいいと思います。

2019年12月2日月曜日

『まんがホーム』2020年1月号

 『まんがホーム』2020年1月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』。らいかがサンタクロースの格好しまして、これはクリスマスの夜のミッション中? この他には『2年B組オネェ先生』、姉崎先生がトナカイの格好してましてね、この雰囲気! 独特のものありますよね。しかし、角持ってなんか嬉しそうなの、これ、可愛いってやつか! 『孔明のヨメ。』は孔明月英夫妻が、若干中華風のクリスマスカラー衣装ですよ。月英は赤のケープ、孔明は緑のマフラー。手にはケーキとか大きな靴下とか、時代や地域はまるで違うんだけど、こうしてクリスマスを楽しんでいる情景、これはとてもいいですね。穏かなしあわせ感じさせられるんですね。

辻灯子の新作がきています。

『恋はリベンジのあとで』。辻灯子の新作、ゲストです。主人公、鬼久保泉。面倒みていた後輩に婚約者をとられてしまった。それがきっかけとなって、退社。身内の会社、園芸の会社に就職したっていうんですね。しかしやられっぱなしなのかな? そう思っていたら、しっかりやりかえしてるんだ。社内にいっさいがっさいぶちまけた上に慰謝料までばっちりとった。相手ふたりもただではすまない。こうしたしたたかさはむしろ気持ちいいくらいですよね。失恋の痛手をおった主人公が、新しい環境で頑張ろうという話。けれど、国道拡張で農地が収用されるとか、予想外の話が次々きて、このままならなさ。そんな中、再会したかつて気になっていた男子。ここで、ひととおりの前提できあがった感じがありますね。前途は多難そう。そんな状況でどう泉は立ち回るのか。きっといろいろ紆余曲折あるんでしょうね。

『スナックあけみでしかられて』。あけみが気になる鈴木先生。これまではまるで動きのなかったふたりの関係だけど、鈴木先生の母があけみのごはんを気にいっちゃって、いりびたっちゃって、それで迷惑かけたからと食事に誘われて……。なんか、急に進展しちゃってますよ。そうした状況を、むしろ好意的に見守る年配層あり、取られた気持ちになっていろいろ複雑な同年代あり、そして絶対許さない乃里。だよなあ、乃里は絶対譲れないよなあ。やたら鈴木先生のこと気にしちゃってるあけみ。対して鈴木先生はというと、食事は食事でもラーメンとかだったの!? まるで意識が違っていて、これ、看護師さんたち、ナイスアシストだったのでは? もしラーメンだったら? それはそれで喜んでもらえたかもしれないけど、ちょっと予想外よね。この温度差。いずれ縮まることあるのかな? なんて思わされる危うさありますよ。

『座敷童子あんこ』。めちゃくちゃ面白いな。ちょこっとくすぐる、そんな面白さなんですけれど、幸太に髪を乾かしてもらったあんこのヘアスタイルが幸太と一緒になってるの、あれ、意味不明なんだけどおかしかったよなあ。予想と違った座敷童子パワーってのもすごい。あれ、デカ盛りチャレンジ、残り2秒でクリア? と思ったけど、いや、違うよ、開始2秒だよこれ。尋常じゃねえな。すごいよ、あんこさん。だるまさんが転んだで落ち込むくだりも面白い。テンション高めに振り向いたあんこと、続くコマのしーん。これは笑う。笑わずにはおられませんでした。基本大きな物語とかは扱わないんだけど、しっかりつかんで笑わせにかかる、そんな強さありますよね。ほんと、面白かったです。

2019年12月1日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号、昨日の続きです。

『センパイがお呼びです!』。なにかしらドラマチックな展開なぞあるのかな? なんて思っていたら、お、わりかし普通の会話だぞ。もうすぐクリスマス、というので一緒にケーキをと誘われたマヨちゃん。でも、特別な誰かじゃなくていいのか? って思っちゃって、けどそこからの会話の行く先。ああ、きなこ先輩は本当にマヨのこと好きなんだね。特別な日でもそうじゃない日でも一緒にいると嬉しい相手だって、マヨのこと。感情がなかなか表情に出ないきなこ先輩と、わかりやすすぎるくらいに出てしまうマヨと、そのふたりのやりとりの果てに、ついにきなこ先輩、ちょっと漏洩しちゃいましたね。その時の表情、気づいたマヨの表情。もう素晴しかった。ほんと、ふたりのこの関係。ちょっとちぐはぐに見せて全然そんなことないよって。互いに相手のこと大切に思っている、その告白合戦だったじゃないですか。もう、素晴しかったです。

『紡ぐ乙女と大正の月』。万里小路さん、思いきりましたね。唯月をランデブーに誘います。行く先は資生堂ソーダファウンテン。当然、唯月とふたりきりのつもりだったのに、空気読めない紡はついてくる気満々だし、さらには初野まで誘っちゃってと、この四人での放課後寄り道。初野がやたら堕落堕落と切羽つまってたり、紡の常識と随分違っているこの時代の女学生、そのギャップ面白かったです。ソーダファウンテンでもね、万里小路の見栄がバレたり、唯月、めちゃくちゃいい笑顔しちゃってたりね、いい会になったじゃないですか。それに、万里小路、まさかの鼻血! いやいや、あなたもヒロインのひとりなんですよ! ともあれ、学生さんに声かけられるというハプニング。それをきっぱり断る紡に、さらに脅して追い返す万里小路と、ピンチ切り抜けて深まる友情。ほんと、よかったですよ。それと、万里小路だけが姓で呼ばれてるのかわいそうだなって思ってたんです。それがこの件をもって旭、唯月と呼びあう仲になれた。それがね、嬉しいじゃありませんか。旭と紡、初野の間もずっと縮まって、彼女らの学園生活、もっと楽しくなりそうです。

『かぐらまいまい!』。カラーがすごくきれい! しかも扉のお姉さん、美夜にこふくが呼びとめられたからか姿を消してしまって、この不思議。こふくはそこまで深刻には感じていないけれど、美夜はなにか過去のことが引っ掛かってるみたいですね。それこそ、こふくがつれていかれるんじゃないかって、ずっとずっと心のどこかにこのこと残してしまっていて、練習や話しあいにも身がはいらない? ちょっと気もそぞろって感じになっちゃってましたね。けれど、合同公演が決まって、部の活動としてはとんとん拍子。装束を工夫してみたり、採り物も準備したり、さらには自分たちの舞に足りないものがなにか、皆で考えて解決してと、こうしただんだんにできあがっていくという感じが、皆の結束も一緒に深まっていくようにも思わせてくれ、とてもよかったです。それだけに、美夜の懸念、これが気になりますよね。ずっと、こふくの出会っていた謎のお姉さんは味方だと思ってた。だからこそ、この突然の陰り、ネガティブな印象、とても気にさせられます。

2019年11月30日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号、一昨日の続きです。

『恋する小惑星』。きら星チャレンジの選考に漏れたあお。ただみらのこと見送るだけじゃないんだ! なんと石垣島まで先回り。参加できなくとも見学だけでも、その一念でここまできて、準備は万端、そしてきら星チャレンジ会場にては直談判。すごい行動力だ。これを無下にしない主催者もいいですね。皆が皆、これをやれば破綻しちゃうけど、それでもこれだけやる気ある子を見ると放っておけないんだろうなあ。きら星チャレンジの参加者、友利飛鳥と蒔田史穂と仲良くなるんだけど、ふたりともにキャラクターが強いな! あお曰く、みらが普通に見える。そんな子たちと、電波望遠鏡を見学したり、さらには電波班、光学班とわかれて実際に観測してみたり。体験とはいえ、実践できるっていうのはいいよなあ。ここでちょっとあおとはわかれちゃうけど、この新しい出会いや経験の連続にはわくわくさせられます。

『アニマエール!』。謎の一年生、入部なりましたね! 最初は入部するつもりのなかった子。けれど母親の影響でチアには馴染みがあって、基礎もわりとしっかりしていて、チア部としてはのどから手が出るほど欲しい人材でしょう。でも、たとえチアに才能があったとしてもやりたいことが別にある。漫画に打ち込みたいというこの子、稲葉の希望。それを聞いたこはねの反応、それがね、本当にこはねらしいもので、真っ向から応援するって。頑張りたい誰かがいると応援せずにはいられない。そんな姿勢の真っ直ぐさ、やっぱり気持ちがいいなって思わされましたよ。最初は心を開かなかった稲葉も、こうした先輩たちからの応援、はげまし受けて、気持ちの動かされるところあったのでしょうね。入部するって! マネージャーとしてというの、確かに虎徹のリズム感とかね、いい指摘してました。なかなかにいい子が入ってくれたんじゃないでしょうか。また、稲葉にとってもここはいい場所になりそうですよね。

『あやしびと』。みぞれ、カバネと一緒に調べものにいこうとしたアヤの前に現れた裏返サカサ。やたら元気で明るい子なんだけど、アヤたちについていきたいという。警戒しつつも受け入れたアヤ。でも人間のこと調べてると知られるのはリスクがある。ということで、まずは一緒に買い物にでもっていうんだけど、いった先でカバネにフリフリ着せたりね、こういう展開はほのぼのと楽しくて、悪くなかったです。そう思っていたら、サカサ、アヤについてきたの、たまたまじゃないのか。ずっとアヤに興味があった。なぜ自分の種族を秘密にしているのか。サカサは天邪鬼の妖人。人の感情や心の動きを察することができる。なのでアヤのウソにも気がついた。これ、結構なピンチじゃなくて? この状況にアヤ、どう対応していくんだろう。きっとサカサはぐいぐいきますよね。でもこのピンチをクリアできたら友達増えますよね。サカサ、なんだかんだいってアヤと気があいそうなので、仲良くなったらきっと楽しそうです。

『RPG不動産』。ファーの疑惑、解明! 屋外に倒れていたファーを見つけた琴音。なんとかしてファーを守ろうと、ルフリアに嘘までついたというのに、ルフリアには見抜かれてしまった。さらには城勤めのセーラやモナまできてしまい、ファーが拘束されてしまう。琴音ひとりがファーのこと信じようとしていて、ドラゴンなんかじゃないって、絶対違うって、でもファーを取り巻く状況があまりに悪すぎた。連行されようというファーがねいったこと、自分が幽閉されて、それでドラゴンが出なくなったらみんなが平和になるって。みんなとあえなくなるのはつらいけど、誰かを傷つけるのはもっと嫌だっていうの、この優しいファーの気持ちがあるからこそ、疑惑を持たれている状況がより切ないものとなっていますよね。もし自分が街を襲っているドラゴンだとしたら。その疑いはファー自身が一番つらく感じているんだってことも伝わってくるから、本当にいじらしい。泣けるくだりでした。そして、ファーの疑惑晴れる! まさか、ここでドラゴン出現! あの嬉しそうなファーの表情! もうほっとさせられて、よかったなあ! って思ったんだけど、あれ? やっぱりファー、落ちたら危ないの? いやもう、ファーの疑いが晴れてなおまたピンチが続くっていうのね。これはもうどうしたらいいんだろう。琴音! 今度こそファーの助けになってあげて! 願うばかりですよ。

2019年11月29日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2020年1月号

『まんがタイムオリジナル』2020年1月号、一昨日の続きです。

『カントリー少女は都会をめざす!?』。今回はもうひとりの東京に憧れる女子登場? いや、なんかコンプレックスをこじらせているだけっぽい。亜紀の姉、理菜。眼鏡の目元も涼しい素敵お姉様。でも、人見知りなのか。ひとりで映画にいけないからって妹を誘うんだけど、見事に断られる。ああ、妹よ、亜紀よ、君、好みがきっぱりしとるんだなあ。アニメならなんでもいいってわけじゃないんだ。この似てない姉妹。姉のSNSには友達いっぱいいる発言とか、もうめちゃくちゃ面白いし、亜紀の申し出、みなを紹介するっていうの、お、面白い広がり方するな! って期待したらですよ、姉、あかんのか! わがまま姉さんだな! ちょっと可愛い。映画館での攻防も面白くって、そうか職場の人に出会うのか! しかも何人もきてる。これ、田舎あるあるみたいな話なのかな? あの姉の狼狽、ほんと、大変だなあ、趣味を隠して生きるの。で、ここでまさかの八重と大河がからんでくる。見知らぬ縦ロール呼ばわり! 最高やな。その後の行列大好き八重とか、結局映画見ずに帰ってきた姉とか、いやもう面白い。最高でした。

『僕は女心なんて知りたくない』。基礎設定のおさらいみたいな回。スペシャルから移籍してきた漫画のファンにも嬉しいはからい。独身女性の心の声が聞こえてしまう春喜。その能力の範囲や限界など語られて、どれだけ彼がこの能力にふりまわされてるか。そして佐藤くんとの距離感! いいね、いいよ、ナチュラルに嫁候補。うん、春喜くん、どんどんいこう。春喜の周辺にいる女性についての紹介もあって、簡潔にわかりやすくぽんぽんと提示していくそのテンポ感も素晴しく、またその紹介に出てくる女性たちもまあ魅力的なの。いいですよ。この漫画のよさ、こうしたところにもしっかりあらわれています。で、今回の春喜の受難です。先日のハロウィンで出会った女の子。自分の魅力、可愛さで誰しもをとりこにするといってるこの子が、なぜか怯えて逃げていった春喜のこと、興味持っちゃってるのね。あの手この手で春喜にアプローチしてくる、しかも可愛い振舞いに隠された本音! 名を名乗れって君は武士ですか! それなりにチョロい子だったけど、それで春喜がお姉様方に誤解されて、いろいろ面白がられてという流れもよかった。これはこの子、今後もちょくちょく出てきそうですね。期待できる展開です。

『氷室君は板野さんの事が覚えられない』。バイト先でもらったウイスキーボンボンで酔ってひっくりかえっちゃった氷室。板野に介抱されて帰宅するも、もどしちゃって、板野の服汚しちゃって、大変なことになっちゃった。けど、板野がちょっと風呂を使っている間に、しゃっくり一発で板野のことを忘れてしまう。すごいな。隙あらば忘れちゃうんだ。脱衣場で板野と遭遇してからの反応も、これはつまりつきあっているのか? って、まあそうなるのかな。氷室の問いに、つきあってると答えてしまった板野の気持ち。それがね、ちょっと悲しいですよね。どうせすぐに忘れられてしまう。だから今だけでもって、健気だなあって思うんですね。そんな板野の気持ちに氷室が触れようかという瞬間、またしゃっくりか! すごいな、全部リセットされたよ。この最後の最後、全部がご破算になるの、一気に緊張が解放されて笑いになっちゃいました。ダイナミックリセットですわ。

『大奥より愛をこめて』。「感動の最終回」って、待って! 信じちゃうから! やめて! さて、潜入調査中に捕えられた蒔乃。そのピンチ、いかにして回避するのかと思ったら、いや、もう諦めちゃうの!? もう死ぬ気だよ! でも、大崎様の名前を出すと、みんなビビって解放してくれた。ここからの流れ、蒔乃、すっかり丸め込まれちゃうの? そして誘惑された菜々緒はどうなる!? こちらはこちらで大丈夫。かわいいと役者にいわれても頑として信じない菜々緒殿ですよ。すごいな、この揺るぎなさ。こりゃ本堂の芽も出ないわ。ともあれ今回、見事に情報引き出した菜々緒に、丸め込まれたように見えて実は情報的確に収集していた蒔乃、この企みを暴いていくくだりには興奮させられました。そして大崎の見せ場も素晴しく、自分の死でもって事件のいろいろを隠蔽しようとする女中にかける言葉の優しさよ。ほんと、こうした見せ方のうまさ。情にあふれて、思わず胸の熱くなろうというものでした。そしてラストにすごいこと投げ込まれて、マジか、大崎様、自身の進退をもって減刑を願いでてたって! 今の大奥に大崎がいなくなれば、松平定信に対抗できなくなるんじゃないの!? でも、それが大崎の選択ならば……。ほんと、これ、まったくもって穏かじゃない。動揺、さらに広がりますね。

2019年11月28日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号

 『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号、発売されました。表紙は『おちこぼれフルーツタルト』。メイド衣装のイノの膝に乗っているロコ。これ、赤頭巾っぽく見えるけど、マッチ売りの少女みたいですね。手にはマッチの入ったカゴを下げ、そして擦ったマッチから炎が立ち上る。そんなロコはというと、幻を見るでなく、フルーツ大盛りのタルトを持ったイノから、肩ごしにスイーツ食べさせてもらっているというんですね。見た目にちょっと重めの画面。若干ダークな印象も、またメルヘンって雰囲気させてくれますよね。悪くない、好みのテイストであります。

今月は新規ゲストが5本です。

『菓子工房メイモトとふたごのイモウト』。かつて親の反対を押し切りケーキ職人を目指し家を出た兄。その店に突撃したのがふたごのイモウト、蛍乃と風鈴。これ、最後に語れられた兄の本心からすると、最初、ふたりのこと気づかなかったというの、わざとってわけか。あえて気づかないふりして、さりげなく距離をとってというの、ふたりを置いて出ていった負い目とかなのかな。ともあれ、大きくなった妹ふたりを愛でる兄の姿。そこにケーキの知識もろもろが乗っかってくるって感じですね。また疎遠になっている実家、母との関係。それを埋めるチャンスを妹ふたりが運んできてくれた、みたいな要素もありました。ちょっと強引に、兄の店でバイトすることにしたふたり。今後、この甘い兄のもとでどんな風に振る舞うか。ふたりの活躍、兄の反応など、そこに注目集めます。

『No Color!』。主人公、魚住圭(たま)と幼馴染みのましろ。同じく友人のひなたと優月の4人でオンラインゲームに興じ日々クラフトに精を出すのだけど、たまとましろは無職。おっと、これ、読み進めるといろいろヤバいぞ。たまもましろも優月に寄生しとるのか。現実世界で仕事を持っている優月に、職探しの参考にするとだまくらかしてゲームソフト買わせるだけ買わせたたま。約束は不履行。日々いろいろとごまかしながら優月の家に暮らし、さらに食事の用意、家事その他もろもろも優月にやらせてるって、ほんとろくでなしだな。なるほど、優月は駄目な人にほだされるタイプなわけだな。そうした性格に付け込んでいるのがたまとましろ。とりわけたまがズルく立ち回ってる感じ。でも、この関係、ずっと続けるんだろうか。どこまでも、この関係続けて、いつか自立する時がこの漫画の終わり時? ともあれ、たま、この人、はやいうちになんとかせんといかんのではないか? そんな匂いがしますよね。

『のらくらメルヘン』。一人前のメルヘン。気になるフレーズが飛び出してきました。この学校で学ぶのは、皆なにかしらの能力を持った妖精の子たち。その能力を伸ばし、世界に夢と素敵を届けたい。けれど当座の問題は、この学校が統廃合の対象になってしまっていること。たしかに生徒も減ってさみしくなってしまったけれど、学校を存続させたい。そのために、皆で頑張って学校を有名に、人気にしようというのですね。ここで面白いと思ったの、主人公のメル、この子がまだ自分の特技がわかっていないってところ。これを無限の可能性ととらえるポジティブさ、そこにこの漫画のよさというのがありそうに思うのですね。実際これからメルの活躍? 成長? 描かれるなら、その行く先が知りたい。そんなこと思わせてくれるところありましたよ。

『ネコかぶネット』。動画サイトで配信やってるJKネットアイドルのみゃんたん。結構人気があるっぽいけど、本人は乗り気ってわけじゃないのか。そのキャラクター、口調、なにもかもが気恥ずかしい。なのに配信続けてるのは、仕事に疲れ果てた姉を元気づけるためなんだ。これ、健気な妹だなあ! というよりも、ヤベえ姉さんだな! って印象の方が強い。強引に妹に頼み込み、台本まで用意。お膳立てされたままに配信してみれば、人気は出たけど、本人はもう恥ずかしくてしようがない。しゃべってる途中で羞恥ゲージがマックスになってじたばたもがきはじめるところとか、面白いな。この、自分が自分の演じてるキャラに耐えられなくなる感じ。つりこまれるようにして笑ってしまいました。妹はわりと辛辣なところあるんだけど、それでも姉のためにと、自分を押し殺して頑張ってるところね、悪くないと思います。それでも踏ん切りつかない。まだまだ恥ずかしいってところ、いいアクセントになってると思います。

『パニッシュメントスクール』。漫画に出てくる学校では、生徒会や風紀委員会が絶大な権力有してたりすることありますが、本作はそのへんをさらに強調してみたって感じ。風紀委員ならぬ学校警察、学警なる組織があり、校則に違反すれば確保、牢につながれてしまうっていうんですね。落ち着きがないせいで、ちょくちょく投獄されてるっぽいのが主人公忍海木乃香。この子と友人たちが、学警から自分の領域を守ろうと抵抗する? そんな戦い描いた漫画、といったらちょっと大げさにいいすぎですね。生徒会長が、学内に、いや寮にかな? 文学ライブラリー(BL)を構えてるんですね。そこにガサが入って没収されてしまった。さあ、いかにして取り戻そうか、というんですが、学警は学警でそこまで強行姿勢ではないみたいなところも見せたりして、バランスとってる感ありますね。とはいえ、文学ライブラリーは取り戻せるんでしょうか。今のところ無事みたいだけど、この行方について語られること、ちょっとないっぽい雰囲気。できれば徹底抗戦。敵対まではいかなくていいから、うまく出し抜いたり出し抜かれたりみたいな動きあるとよさそうですね。

2019年11月27日水曜日

『まんがタイムオリジナル』2020年1月号

 『まんがタイムオリジナル』2020年1月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』、山下ナースがメインですよ。見事に着込なすサンタのコスチューム。堂々としたその出で立ち、涼しげなその表情、めちゃくちゃかっこいい! ベテランサンタの風格です。『らいか・デイズ』らいかは、お菓子のブーツもらったんだ! 頭上にかかげて、静かに嬉しさかみしめてるみたいな表情。ほほえましくていいですね。そして『小森さんは断れない!』しゅり、えらいかっこうしてますな! ギリギリですな!

『となりのフィギュア原型師』。今回ははぐさんにスポットライトですね。仕事終わりに無茶な頼みごとしてくるんですよ。ハロウィーンの準備っていうんですが、あ、いや、これ劇中でももう過ぎとるんか。でもやりたい。で、なにやるのかと思ったら、ライフマスク!? 顔を石膏で型どりするんか。この無茶さ、強引さも面白い。あ、前髪おろしてる代表可愛いな。こうしたちょっといつも見られない格好、スタイル、新鮮でよかった。昔の毒キノコはぐもグッドでしたよ。しかしほんと、はぐを工房にスカウトした頃の話。この人のバックグラウンド見えて、ああ、面白い。そしてできあがった人面疽持ってあらわれたはぐさん。めっちゃいい笑顔! さらに他のスタッフも仮装させていって、ヤベえクオリティだ! 呼ばれたせっちゃんの絶叫。もうめちゃくちゃ面白い。ほんと、これちょっと路上に出しちゃ駄目なやつですよ。

『コスプレ地味子とカメコ課長』。エルフちゃんコスでイベントに出ます。メイクはすませてきてるんだ。見た目はいつもどおりなのに、眼鏡の向こう、片目がカラコン入ってるの、なんか不思議な雰囲気です。コスプレ中に課長のこと意識したり、けど自分の姿を客観視してからは見事ふっきれてキャラクターになりきるのね。この表現に際し中途半端にはしたくないという紫ノ井のスタンスいいですね。こういうところが課長にも刺さるところなんでしょうね。今回は、海辺でふと見せた自然な表情、あれよかったですよね。エルフちゃんになりきれてなかったとリテイク出すわけだけど、じゃあ課長の琴線に触れたのは紫ノ井の自然体だったのかな? そして今回のラスト。突然の強風に交通機関がとまってしまってさあ大変。どこかで風をしのごうとしてラブホテルに入ってしまった。さあ、ふたり、この気まずい状況、どうのりきるんだろう。紫ノ井はどうかわからないけど、課長は普通になにもなしにクリアできそうな気が。でも、これ、どんどん外堀埋められていってる感があるんですが、埋めてるのが紫ノ井のうっかりってのがおかしいですね。

『ネコがOLに見えて困ります』。ミコトが見てしまった怪奇現象。というか、この子の動物が人に見えてしまうっていう能力、これがもう怪奇現象じゃんか! みたいにも思うんだけど、ともあれ、パンを落として姿を消した謎の女性。この謎を追うことになるんだけど、いや、きっと動物だよね。野良猫かなんかじゃないのかな。その謎に迫るまでの過程が面白くてよかったです。オカルト大好き岡道さんと、推理ゲームにあてられてる名探偵リコが絡んでくるんですが、岡道さん、ミコトの秘密に気づいてる? いや、それでも現場にいくまではオバケの可能性を考慮にいれてたってことは、OLさん連れてけってアドバイスはたまたまか。そしてポンコツっぽいリコ、まさかミコトの秘密に迫ろうっていうのね。これ、なんとかなくうやむやにはなったけど、かなり無茶な収束。いや、もしかしたら岡道さんの助け船? やっぱり彼女はわかってるってこと? など、いろいろ意味深? その思惑の向こうなど邪推してしまいたくなる描写がぽつぽつあって、実に面白かったです。

『おしかけツインテール』。3人でお花見に出掛けます。と、これ、俊郎にとってはアウェイなのか。人がたくさん、それだけでもうキツい。ずっと緊張してて、なんとかやりすごそうとスマホで映画でも見るつもりだったのが、まさかの没収。花梨さん、スパルタです。緊張のあまりお茶飲みすぎてしまう俊郎。ほんとに苦手なんだなあ! 普段、家での姿見てると、わりと頼りになる大人だったりするじゃない? だから忘れてしまってましたよ。その俊郎も、お酒飲まされて帰ってきて、こうなると多少は大丈夫なのかな? と思ったら、今度は酔っちゃって駄目なのか。酔い覚ましに水を飲ませるところね、アルハラと勘違いされてるってあのくだり、めちゃくちゃ面白かったです。でも、あんまり水ばかり飲ませるのもよくないよ。ほどほどにね。今回のお花見。俊郎には大変な一日だったけど、楽しかったって、人混みちょっとは慣れたって、そういって手をひかれながら帰るあのシルエット、素敵でしたよ。余韻と情緒と、そして俊郎の気持ちのほころんだこと見えるところ。なんだかじんとさせられるよさありました。で、ラスト! 冒頭のスマホ没収がこんなところに繋がるの! ほんと面白かった。赤面の花梨。ほんと、たまらん面白さでした。

2019年11月26日火曜日

amiibo ロボット

 このところロボットがいいよなあって思っています。『スマブラSP』で使ってるから? といわれると、まあそのとおりではあるのですけど、それだけじゃない。見た目に愛嬌のあるこいつの風貌。実際3Dモデルになっていろいろ動くところ見てみれば、可動フィギュアとかでロボット出ないかなあ! なんて思ったりしちゃうわけで、いや、欲しくない? 欲しいよね? 頼むから欲しいといってくれ。実際、どこかから出ないものかなあ、出ない場合はどう働きかけたら出るようになるのかなあ、なんてこと思ってしまったりしているのです。

とりあえず立体になっているロボットというと、まずはオリジナルがあるでしょう? それから、amiibo ロボット。以上? みたいな感じで打ち止めですよね。今入手するには、オリジナルはあまりに困難かつ高価で、となるとamiiboで手を打とうってことになるのかも知れませんが、できればなあ、動いて欲しいんだよ。

Splatoon』くらいになれば可動フィギュアが出てたりするわけですけど、残念ながらロボットはそこまで人気がないのだろうなあ。新作ゲームも出ないしなあ。

子供の頃、鋼鉄ジーグのおもちゃを持っていました。手足の関節部分が鉄球になっていて、磁石の力で接続されているの。このおかげで柔軟な関節可動が実現して、かつ動かしているうちにゆるくなるということがない。素晴しいですよね。さらに両手足外して自由に付け替えることもできるという、知育要素なの? ともあれ、あのギミックが好きだったもので、ロボットの脊柱を磁石で継いだらフレキシブルな可動が実現しない!? いや駄目か。鉄球が露出しちゃうもんな。

みたいなこと時に思ったりして、その実現可能性に思いを馳せたりしています。

模型の技術があれば自作できるんだけどなあ。なにかいい手はないものでしょうか。

2019年11月25日月曜日

2019年11月24日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2020年1月号

『まんがタイムきららフォワード』2020年1月号、昨日の続きです。

『桃ノ木家の四姉妹』。ほんと面白いな。委員長、紗月、留年の秘密がニノにバレてしまった! 大いに狼狽するのだけど、ああーっ、ニノ、バカだから、誕生日が一年違いっていうの気づいてなかったよ! というか、普通そのへん気にせんもんな。ニノじゃなく自分でも気づかなかった自信があるわ。ということは自分もバカか! ともあれ、番台まわりでの大騒ぎから面白く、留年してたことニノが理解したら敬語になっちゃうのも妙にリアルで、おかしかった。この時の、紗月が感情の起伏云々っていってたのも後でねちゃんっと回収されるの、あー、そういうこと。クールに見える紗月さん、無理してクールにつとめてるんだ。本来はむしろ感情過多でお調子者で、それで骨折しまくりましたか! 年間5回、長期入院、かくして留年! 気の毒だー。でもね、今回、ニノと急速に仲良くなって、勉強会後の桃ノ木家でも、ミツ、シキとめちゃくちゃ仲良くなって、このコミュニケーションの成立、ニノとの関係もね、紗月にはきっと嬉しいことだったんだろうなあ。翌日のふたりの関係、紗月の変化ももうほんとまぶしかった。いい笑顔! 眼鏡はないけど可愛いです。

夢喰いメリー』。夢路と白儀、激突ですよ。出し惜しみなし、身を削ることもいとわず能力全開、全力でぶつかっていく夢路と、ものともせず受け止め、痛烈な攻撃を返してくる白儀。これね、どこか余裕を感じさせる白儀と違い、夢路はいかにも痛々しい。とはいえ、夢の世界に命を置いている夢路は死ぬことはなく、それゆえに無茶ができるわけだから、より痛々しくもあろうっていう話ではあるのですが。しかし夢魔の力を自身に宿し戦う夢路のその姿が、夢魔のそれを写して変わるというの、かっこいいよねえ。夢魔の武器を、能力を、多様に借りては使い、変わっていくその連続は、この戦闘がいよいよ後がないということを語るかのようで、そしてついに夢路はあの夢魔の能力を借りようというのですね。ええ、この時がくるのはいつだろうかとずっと思ってきた。メリー、夢喰い。本当にこの戦い、出し惜しみなしではないですか。

『ひまりのまわり』。面白いな。ひまりの新しい友達、すずちゃんがやってきましたよ。この子、なんかいろいろ含みがあるよね。悪い子じゃない。でも、いろいろたくらみがある? ひまりのことも、クラスのトップにもってくとかいってるし、さらにはケイのこともニヤニヤ見守ってるしさ、いやあ、この子、よいですよ。むしろこの子を見守りたい。いろいろなにかやらかしてくれそうですよね。そんなすずの今回の活躍は、ひまりの敬語をなくそうというもの。ゲームをやります。グループの仲間はずれを見抜くゲーム。その際、ひまりは敬語を使わないようにっていうのだけど、それ、ひまりだけハンデついてない!? というのは置いといて、最後にはもうすっかり言葉づかいがくだけて、兄にも素直に自分の思うところ、いえるようになったっていうんですね。これ、すごい進歩? ええ、ほがらかで、ちょっといたずらっぽい笑いなんかも見せたりしてね、ああ、よかったね。なんだかそんな風に思えたのですよ。

『あいらいく俳句』。めちゃくちゃ面白い。今回は、皆で凛花の家に押し掛けます。どんな家だろう? という前に、迎えがいるはず、なんかちょっと日常聞かないようなこといいはじめまして、そしたらなんとリムジンでお迎え!?  待って!? そんなものすごいことしてて、これまで噂にもならずにいたの!? というか、凛花はてっきり庶民派だと思ってた。そうかあ、庶民派お嬢様だったのか。御屋敷についてからも面白い。ご両親は? というと、父は海外に、そして母は……、普通にいます。紗衣と書いてしゃいと読む。シャイなお母様、っていうんだけど、なんか怪奇現象じみてるんだけど!? そんなお母さんのこと、ちょっと内緒にしてみたり、そうかと思ったら、いたるところにこっそり出てくる凛花母。怪奇現象だよ……。夕食もね、せっかくじいやが手料理作ってくれてるっていうのにジャンクフード食べるとかね、足りない栄養素はサプリで補うとかね、もういろいろちぐはぐで、ああ、こういうところが凛花なのだね。でも、やっぱり母がおかしい。まさかの血文字!? いや、ケチャップですか! 奇行が目立ちすぎる! あまりのことに凛花が母が生きてることカムアウトするんだけど、皆、それ、信じないんだ! もうほんと、ずっとおかしくて面白くて、かと思ったら、皆がきてくれたこと嬉しいっていって泣く凛花が可愛くて、最後にちょっといい話でしめたね、って思ったら、また母が怪奇現象じみたマネを! でも、母も嬉しそう、そして皆も寄り添って楽しそう。いい話でしたね。ほんと、この漫画、底知れないです。

2019年11月23日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2020年1月号

『まんがタイムきららフォワード』2020年1月号、昨日の続きです。

『SA07』。めちゃくちゃ面白いなあ。なんと、運動会ですよ。のっけからやさぐれている茉愛とりんこ。その気持ち、めっちゃわかる。さて、今回の見どころ、ビジュアル的にはメイドコスプレ。茉愛とりんこがメイド衣装着せられるのだけど、ノリノリの茉愛はまあそれでいいとして、りんこですよりんこ。ビジュアルショーック! 最高だ。国宝にしてもいいと思う。その後のやけくそ二人三脚での活躍もいいよ。オラーッ! ってや。ほんと、この人の魅力、大爆発でしたな。そしてもうひとつの見どころ。『ひまわりのくに』! カガリの罠にハマる伊藤! ふいをつかれて、隠していたエロゲ趣味をあらわにされて、しかもそこからのエロゲ熱弁! いや、伊藤がじゃない、カガリが。最高だったと思う。めちゃくちゃ面白い。この人もなんだかんだでどっかタガがはずれてるよねー。しかし今回、伊藤との会話の中で見せたカガリの「!」、あの表情。なにに気づいたというのだろう。ちょっと意味深。なにか今後、動きありそうですよね。

『はるかなレシーブ』。夏希、沙都子組に動きが出ましたね。はるかなにリードされた最終セット。いよいよここまでかと追い込まれたその時、夏希が気迫を見せるんですね。ああ、一度は駄目かも知れないと諦めかけた沙都子にも火がついた。そして夏希の傷付くことを心配している姉、美夏にも、もう弱い自分じゃないんだって、もっともっと前へ進んでいる、変わったんだって証明してみせて、ああ、動きますね。はるかなの攻勢にも対応し、じりじりと点差を縮めていく。その追い上げ。さらにこれをうけようとするはるかな。この対峙し、その果てに互いを知り、自分を知り、パートナーを知り、先へと進んでいく。見事でしたよ。

『スローループ』。海釣りですよ。恋の親父さん。暑くて釣りもできないというひよりに、じゃあ海釣りだ! って、その勢い。ほんと、導火線が短すぎるというか、即着火だよね。これ、一花も同じらしく、さそわれたからといってほいほいやってくる。船宿も忙しいっていうのに、まるでかまいやしない。その姿勢に恋が諦めの極地になってるっていうのね。この子も大変だったんだなあ。ちょっと同情です。恋の父がひよりに渡したロッド。ひよりの父に贈るつもりだったのをずっと眠らせていたのか。ロッドも行く先を得て、ああ、皆嬉しいよな。父のことも偲ぶよな。そして船出。小春がめっちゃ動揺しとる! そうか、揺れるの苦手か。沖では、トビウオに感動し、疑似餌での釣りに生き餌を撒くその矛盾? チグハグさにぽかんとしてみたりと、こうした気持ちの動き、面白かったですよ。疑似餌の釣りに生き餌を使うっていうの、そうだな、いわれてみたらそうだわ、生き餌で釣ったらええやんか、みたいになりそうなもんだもんな。この発想、実に面白い。なんだかニヤニヤさせられました。

『ねことちよ』。お、新しい登場人物だ。ちよの家のインターホン、ピンポンと押したらはいと答えるねこの声。吹き出しに猫耳がついてるのが可愛いですよね。この子、まき。思いっきりねこに拒絶されて、いったいなにごと? と思ったら、そうか、まきがくるとちよが帰ってこないから、まきを追い返そうとしたのか。これ、因果が逆で、帰りが遅くなるからとちよに頼まれてきてくれてるんだ。まきがねこのこと、ねこすけって呼ぶのいいですよね。で、ねこはすけじゃないってねこがいうの、なんか決まりになってて可愛い。ちよがいなくてぐずるねこをうまいこといいふくめてなだめるまき、頼りになるお姉さんって感じでいいですよ。さらに、カップメン、夜のお菓子、濃いカルピス、お風呂でアイスとか、悪いことばかり教えてるよ! でも、まき、面倒見いいよね。カップメン、熱くて食べられないねこのために違ううつわに取り分けてくれたりね、でもって最初はあんなに拒絶してたねこが最後には離れがたくなってるのね、いやもう可愛い。とてもよかったです。

2019年11月22日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2020年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2020年1月号、発売されました。表紙は『がっこうぐらし!』。すっかり廃墟然とした校舎に、手を繋ぎ明るい笑顔を見せてくれる学園生活部の4人ですよ。それはさながらカーテンコールのようで、ああ、物語は終わったんだ。果たして大団円か!? 不安はあれど、かつての不穏さ感じさせる開幕の情景からこの屈託ない笑顔がまぶしい状況にいたるまでのいろいろ。苦難も不安も乗り越えた今だからこその笑顔、なのでしょうね。ほっとさせてくれる、そんな表紙であります。

今月は新作ゲストが1本です。

『れっつえくすたしー♡』。おお、フォワードはこういう方面でいこうというのかな? サキュバス候補生の女の子ふたり。なんと、種族ではなく職業なの? 間違えて進路表のサキュバス欄にチェックいれてしまったせいで、向いてないふたりが一人前のサキュバスになるべく夜な夜な頑張る。というんだけど、向いてないというだけあって、ちっとも成功しやしない。体つきこそは豊満でも、どうにもがさつで色気のないめありと、いい感じに攻めるもその体つきがゆえにうまくいかないサヨコと、というけど、サヨコいいじゃんよ。ともあれ、どうにもうまくいかないふたりが、互いに支えあいながら、なんとか合格目指そうという流れ。最後の打開のチャンスがネットはSNSに打って出るっていうのが今風なのかも知れませんね。自信のなかったサヨコもこれでポジティブになれたみたいで、ふたりの今後やいかにって感じですが、やっぱこれ反則なのか。なかなか実らんわけですね。

『がっこうぐらし!』。完結しましたね。時は過ぎ3年後。少し成長した学園生活部の皆のその後が描かれるのですが、この顛末にほっとさせられました。美紀とリセの対話によってことの顛末と皆の近況が伝えられるのですが、ランダルの差し迫った状況。そこに割ってはいったゆきからの通信。最後の最後、ぎりぎりで踏み止まらせたきっかけが、あの時のあの通信だったというんですね。まだ生きている人がいるということ。そしてこのことが世界に希望を残させることに繋がったということ。けど、ここにいたるまでが本当にハードでしたよね。美紀は助かった。ゆきも健在。なら他のふたりは? ああ、りーさんは復興にあたってるんだ。そしてくるみは医者を目指しているというんだけど、そうか、よかった、一番あやうかったこの子がこうして助かっていること。それは、きっとぎりぎりで助かった人が他にもいるということなんじゃないか。これもまた希望ですよね。そしてゆき。廃墟になった学校に子供たちを集めて青空教室しているんだ。この情景見れば、あの一連の事件でどれだけの損害があったかわかろうというもの。そこからまた踏み出そうという、その一歩を、皆が皆、それぞれのやり方で実現させようとしているのですね。最後の、少し大人になったゆきの言葉。これは感動的でした。長くこの漫画を読んできてよかった、そう思える最終回でした。

『球詠』。いやもうピンチの連続でまいっちゃいますよ。見抜かれているヨミの強直球の癖。そしてエラーの恐怖をひきずっている守備。そして息吹の不調。ここで先制点がはいって、さあこれからどうこの1点を取り返すのか。そう思ったら、続いてヨミの強直球を見事に打ち返されて追加の2点が入るっていうんだから、大ピンチも大ピンチです。はたしてこれだけの点差、どう取り返していくのだろう。頼みの強直球も絶対ではないとはっきりした今、なにか打てる手は、あるいは状況を動かす策はあるんだろうか。まさかここで敗退はないだろう、そう思うからこそ、今後の展開から目が離せないですよね。しかし今回は、戦っている相手、柳大川越の面々にぐーっと接近して、いいやつらじゃないですか! 倒れた息吹を気遣って飲み物持ってきてくれたりね、そして一年生たちも、自分たちにできること、それがなにかと見事に示してみせた。ああ、なんだよこのドラマ。柳大川越のこと、応援したくなるじゃんか。でもどちらかが勝って、どちらかが敗退するんです。だからこそ、この両チームに情の入る見せ方、これが憎い! 当然新越谷には勝って欲しい。でも、こんなの見せられたら柳大川越負けろー! とは思えないじゃないですか。ああ、この板挟み。そうだよ、前もそうだったよ。もう、こいつはたまらんですよ。

『ちょっといっぱい!』。力感たっぷりではないですか。これまで語られてきた皐月店長の過去。そこから今のこはる屋に戻ってきてですよ、ああ、なごやかで和気あいあいとして、この雰囲気、この店のあり方! これ、今までこれがこはる屋の普通なんだな、個性なんだなって思ってきたわけですけれど、皐月の経験したきたこと、それを知ってしまった今となっては、ちょっと景色が違って感じられるのですよ。ああ、かつての皐月の思いに発して今にいたる流れの先にこの店はあるんだ。ひとつなにか動けば呼応して皆それぞれに自分の思うところを伝えあうその様子。また皆がそれぞれの居場所をここに見いだしているというところにも、この店のあたたかさは感じられて、そしてこれこそが皐月のみずきに見せたかったものだったのだろうなあ。ええ、みずきがこの店で過ごしたひととき、そこで感じたもの、思ったこと、それが伝わってくるようで大変に豊かでした。情感あふれる、いいエピソードでした。

2019年11月21日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年1月号

『まんがタイムきららMAX』2020年1月号、昨日の続きです。

『私を球場に連れてって!』。新たな野球ファンが登場してきましたね。なんと、英語の先生。レオナに日頃厳しい視線を送る、その理由はというと、贔屓のチーム、千葉アルバトロスの悪口をとがめてだったっていうんですね。川崎まりん。見た目もクールな先生で、けど服の下にはユニフォーム。タマに子供みたいとレオナがいわれてたもんだから、さすがにバツが悪そうですね。ちょっと可愛かった。応援歌歌うのも、生徒の前だと恥ずかしい。と、この先生、めちゃくちゃ屈折してるのがおかしくって、そんなにアルバトロスって打てないの? チャンスだけは作るけど打てないって、目が、目が死んどる。さとりの域といっていいのか、期待することに疲れてしまったというべきなのか、ほんと、この負けること、打てないこともすべて受け止めて、それはまさに諦観の域。これ、子供のころからじっくり築きあげられたものなのか。業だよ、これは業ですよ。かわいい顔でエグい偏見、タマに対する先生のつっこみ面白く、そしてレオナに対する厳しい評価。そうか、レオナ、悪い部分を煮詰めたような人間か……。こうした交流もまたよかったですよ。というか、この漫画、みんな極端ですよね。

『魔王城ツアーへようこそ!』。こちらの世界に戻ってきたつむぎ。魔王城での2ヶ月はこちらでの3日に相当して、失踪扱い、あまりのことに周囲が気づかうことになったというの、逆にそれでよかったんじゃないかって、だってねえ、魔王城に呼ばれた頃、ボロボロすぎたんだもの。そんな彼女、こちらの世界でも仕事に打ち込んで、古城の再建など立ち上げて、けど心はまだあの魔王城に置いたままというのが悲しいですね。そんなつむぎのメロウたちとの再会。ああ、つむぎにとっての半年は魔王城では10年の月日。その間、貯めた魔力でもってつむぎを呼び戻した。ああ、こうして再会できるチャンスはあるのか。けれど、これ、つむぎが現世に居場所を見出してしまえば、もう会えないってことでもあるよなあ。なんだか悲しい話ではある。こちらの皆とは会いたい、けど現世にしあわせを見出せないのもつらいではないですか。ここらに落としどころがあればどんなにか嬉しいだろう。でも、そうそう便利にはいかないからこそ、此度の半日の再会、その価値もあろうというのでしょう。魔王城の10年は、つむぎが築いたもの、それを見事に引き継いで、発展させて、そして皆のその後も知ることができて、ああこの情景、よかったです。メロウとの空の旅も、ふたりの対話も、今という時、ふたりの時間が限られていることを知りつつ、もう会えるかわからないことも折り込みつつ、それでも未来を語るんですね。しみじみと心に沁みる、そんなよさがありました。会いたい時に会いたい人と会える、そのしあわせと、会いたい時に会いたい人に会えない、そのさみしさ。さみしさの滲む今のしあわせな時。このしあわせを別れた後も大切に胸にしまおうとする、そんなふたりの気持ちが感じられるようだったのですね。

『ももいろジャンキー』。美耶の正念場ですよ。ももの誕生会にちびっこたくさん集まって、そのお世話をすることになった美耶。また怖がらせてしまうのか!? いや、これまでの頑張りがいきましたよ。怖がられてない! しっかり懐かれて、でもそれでももがキレそうになっとるやん! と、そんなももを察知したらさりげなく皆の興味を誘導。おお、頑張ってる! 美耶、頑張ってます。その後もね、バイト先のお弁当屋さんからからあげとポテトを提供してもらったりね、大活躍。でもって、今回ももものブタ発言健在で、ポーク、ブタのおなか。そのたびに笑ってしまうんですけど、はなさん、真顔ですやんか! 怒りたくてしかたないのに、ももの誕生日だからととめる美耶がまたグッジョブです。会の最後にね、皆で手をつないで踊る。子供たちのパワーに思いっきり振り回されてるふたりだけど、その時間の充実したこと、ふたりの表情でばっちりわかりますよね。ええ、美耶、いいお姉さんになりました。頑張って、苦手を克服して、いい表情。ありたい自分に近づくことができて、ええ、この成長、その成果。とても素敵なお話でした。

2019年11月20日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年1月号

『まんがタイムきららMAX』2020年1月号、昨日の続きです。

『初恋*れ〜るとりっぷ』。東京遠征最終日。皆で横浜にいこうって話になるんですが、肝心の鉄道要素は今回薄め? だって、乗り換えなしで元町・中華街に直通だっていうんですよ。でもここで都会の満員電車、その過酷さしっかり描かれたりね、そしてそらと琥珀、ふたりがはぐれちゃった!? おお、ここからが鉄道要素ですよ。はぐれたはずなのに、琥珀がめちゃくちゃ嬉しそうでね、そらの手をとって別経路での横浜行きを目指すんですけど、これは面白いわ。まさかのドレミファインバータ。目当ての列車がくるまで待つ、待つ、待つ! おお、濃い電車話だったよ今回も。念願のドレミファインバータ、その音を録音して感極まってる琥珀がいい。そして、ここからの展開もよかったのです。列車の話、電車の話、それを軸に置きながら、同時に友情を育む彼女らの物語も大切にしている。ひとり上級生である琥珀がこれまで感じていた距離。それを埋めたい、これを機会にそらと、そらたちともっと仲良くなりたいというの。ああ、この遠征、いい旅になったなあって思わされた。ほんと、実にいい話でした。

『社畜さんと家出少女』。もう、めちゃくちゃ面白い。クールに見せているホドさんの本音ダダ漏れ、そのギャップ! ナルのことが大好きで大好きで、それだけにやけに親しげなユキのことが気になってしかたないんだけど、嫉妬しつつ、そんな自分にはげしくダメ出ししつつ、ユキの情報いろいろさぐりながらも、ナルにちょぼちょぼかまってサイン出すんだけど、さりげなさすぎて全然通じてへん! クールすぎる風貌、ふるまいが強すぎるんだ! いや実際ともに描かれるホドシマさんの本心、もうめちゃくちゃくだけてて、動揺するし、だだこねるしと、もうそれはそれは表情豊かなのに、それがまったく表にあらわれてこない。ほんと、このギャップにはすっかりやられました。めちゃくちゃ面白かったです。

『いのち短し善せよ乙女』。この漫画、神様と天使がヤバいよね。暇だから、退屈だからって乙女の人生がかかってる善行チャレンジでもって賭けなんてしちゃうっていうの。ルールが決まれば速攻で乙女に働きかける天使の強引さ、駄目すぎる! 乙女にめちゃくちゃなチャージかましてくるし、神様に対してもレギュレーションギリギリの攻めでもって、って、いや? ルール破ってるよね? これ、アウトよね? でも、それをセーフと押し込むその強引さ。もう、めちゃくちゃ面白い。時々に残り時間アピールする神も面白ければ、天使にいい負ける神の哀愁、これもおかしくって、ほんと、乙女は被害者といっていい。で、ラストですよ。ほんとに乙女、被害者じゃん! いやほんと面白かった。ブルブルふるえる面白さでした。

『ななどなどなど』。うわあ、これ、いい回だったなあ。るるも自己肯定感、ちょっと低いのか。なんで萌が構ってくれてるのかって、おかしいって、ちょっと悩んでしまってて、ななどが全力直球で萌の好意をるるに伝えても、素直に受け取れない。そうか、そうなのか。この子もちょっと大変なんだな。そこからの展開も最高で、小町とるるが仲良くなったきっかけのゲーム、それを小町が萌に伝えたらですよ、やっべえ、ひく。知らぬ間にゲームはじめてて、しかもレベルカンストって、驚きの行動力! さらにここからも面白い。ゲームやってることバラされたって、自分が根暗だってバレちゃったってとりみだするる。ほんと極端。だけど、この感情の揺れ動きまくり、いいですよね。まさかこの動揺がね、次の瞬間にはライバル認定。IDで始めた時期がわかるタイプって、これももうほんとおかしいよね。笑ってしまってしかたなかったですよ。で、ここでちょっと暗転。クラスの子たちの前で目立ちたくない小町にるる。その苦悩あらば、また最後の最後、ああ、萌、ただの下心じゃないのか。この展開が際立とうってものですよ。この子、るるを得るために小町に近づいたんじゃないんだ! 優子との対話。ちょっと泣けた。コミュニケーション力モンスターと思ってた萌もいろいろ悩んでんだね。そして隠された本心、その優しさ、これは嬉しかった。ええ、この漫画、折々に泣かされますよね。

2019年11月19日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2020年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2020年1月号、発売されました。表紙は『旅する海とアトリエ』。海とりえ、ふたりがなにか面白そうなもの見つけたみたいですよ。海に手をひかれるりえ。ちょっと駆け足で、こちらに向かってやってくる。あの、手をかざした海がいいですよね。黒髪の着物美人、派手な髪色とかが当たり前の昨今の漫画において、この地味さ、けれど逆にそれが美しいよなって。着物も質素で、りえも飾らなくって、でもこのふたりの自然体。その表情もまたこの人たちの素直さそのもの感じさせるもので、気持ちいいですね。すかっとして晴れやかな、そんな明るさのあるいい表紙ですよ。

今月は新規ゲストが2本です。

『ホレンテ島の魔法使い』。初回から2本立て。これ、面白いですね。魔法使いの伝説の残るホレンテ島に魔法使いを探しにやってきた貰鳥あむ。けれど会う人、会う人、魔法使いなんていないよって、この島でやっているのは、その伝説を観光資源にして訪れた人に魔法使い気分になってもらおうという、いわばテーマパーク的な運営ですね。毎日がちょっとしたイベント。島のスタッフは魔法使いモチーフの制服を着ていて、けどあむの問には魔法使いなんていないよって答える。なるほどガチの人にはこうやって真摯に対応するんですね。と思っていたら、どうやら島には本当に魔法があって、魔法使いもいてという、あえてこれを秘密にする理由なり事情なりがあるっていうわけですね。この島にあむが移住してきて、ここでいわばスタッフとして働くことになって、レストランで働く亜楽かるてとご近所になって、意気投合して。そのくだり、ギターでがなるところね、なんか愉快な気持ちになれる勢いありました。キャラクターの魅力もしっかりあって、島の秘密も興味ぶかくって、これはなかなかに期待できる新作だと思います。しかし魔法の秘密、いつまで守られるのかな。意外と長く秘密にされそうな感じありますね。

『月が綺麗だから盗んで』。噂の怪盗団。怪盗だけど正義なのか。中でも人気のノワール、その正体はふつうの高校生をやっている真緒。その子が怪盗の衣装を着込んで潜入した御屋敷で出会ったのが多々良ゆら。御屋敷のお嬢様で、見事な箱入り、けれど冒険を、刺激を求めていたというこの子にむしろ先導されるかたちで目当ての金庫へと向かうというのだけど、ずっと求めてきたドキドキに触れて、ただ待ってるばかりだったゆらが、ついに自分から掴みとろうと思ったのが、ノワールとの逃避行であるっていうわけですか。ノワールのピンチに、お嬢様、ノワールを抱えてジャンプですよ。ああ、新たな怪盗の仲間となるのでしょうか。この子がどんな可能性開くのか、その展開、楽しみになりますね。

『こみっくがーるず』。フーラ先輩、めちゃくちゃヤバいな! いよいよ卒業。寮に戻ってきたあすか先輩との生活にテンションあがりすぎちゃって、かと思ったらどんどん病んでいってない!? あすかと一緒にいられるしあわせと、反面またあすかが旅立ってしまうのではないか。私のことを放って! 年下の子ばかりかまって! って、ヤバいヤバい、ほんと不安定すぎてこわいよ、フーラ先輩! この鬼気迫る様子、おそろしくリアリティある生々しさが濃厚で、ほんとビビりたおす。けど、これ、このままじゃバッドエンド一直線じゃない? そんな不安がぬぐえなかった今回。だって、メンタルぐちゃぐちゃだし、肝心の漫画にも打ち込めてないし、と、そんなフーラ先輩、落ち着きどころ見つけましたね。寮母の仕事を手伝うことに。あのエプロン姿のフーラ先輩、美しいな! いろいろ不安は残るけど、当面はこれで安定しそうですね。ええ、先輩の抱えていた問題、とりあえずひとつ解決してよかったです。

『みわくの魔かぞく』。ハロウィンと文化祭、そしてミラの誕生日、全部が同じ日に一気にきちゃうのか。まいがあいかわらず自信なくしてるのがすごい。そんな震えるほどなの!? 選んだプレゼントっていうのが、ちょっと的外れっぽいけど、そこまで卑屈になる必要はないんじゃないかな!? フォローする周辺がほんと頼もしかった。今回、ハロウィンということで皆仮装している。だから魔界の人たちも、自分本来の姿で溶け込むことができてという、この特別な日ならではの一体感。そんな中でのまいとミラの特別な時間? プレゼントあげて、喜んでもらえたんだけど、まいはやっぱりちょっと気がひけてるのか。改めて別のものもといったところでの、名前で呼んで欲しいっていうやつね。すぐもとに戻っちゃうんだけど、それだけに、この特別な日の特別な魔法みたいな感覚があって、なんだか素敵だったなって思ったんですね。

2019年11月18日月曜日

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

 『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』、見てきました。話題の映画。なんか公開以来、地道に動員数を稼いで、なんと現在トータルで2位ですか? 2週連続邦画1位。『すみっコぐらし』の映画がかかっていることは、たまに見かけるSwitch版ゲームソフトのCMでそれとなく気づいていたのですが、まさかあの穏やかそのもの、ひっそりささやかつつましくといった雰囲気のキャラクターたちが堂々の大ヒット。SNSでの反響も穏やかじゃない! いや、しかし、いったいこれはどうしたことか。なにを見せられるというのだろうか。なんて具合に興味そそられたものですから、ちょいと駆け込みぎみに見にいったのでした。

ここからはネタバレありでいきますので、未見の方、気になさる方はお気をつけください。いやほんと、なにも知らない状態で見てほしい。

さて、私はといいますと、本当に「なにも知らない状態」で見ることとなりまして、キャラクター知らない、世界観知らない、それこそタイトルくらいしか知らないという、ほんとにほんとのまっさら状態。こんなに知らなくって大丈夫なのかな。若干の不安まじりで見はじめたわけですが、いやもうこれが大大大丈夫。主要なキャラクターどころか、登場キャラクター全員にていねいな紹介がついてきます。いったいどういう出自であるのか、なにを気にして、なにを夢見ているのかが、シンプルながらも充分に語られて、ああ、そういうコたちなのね!? その愛らしくもどことなくシュールなふるまいをともに、彼らの人となりを知ることで、随分近しく思えるようになる。この導入から丁寧にやってくれるの、非常にありがたかった。この丁寧さがあるからこそ、既存のファンを超えて広くリーチすることができたのかもと思っています。

ただ今回は失敗しました。映画を見る直前にうどん食べちゃいまして、おなかいっぱい、暗い劇場、そしてやさしくゆったりとした映像にやわらかい語りでありますよ。眠い! めちゃくちゃ眠い! けれど見逃したくないじゃないですか。なんとか起きていようとして音たてないように動いてみたりしたんですが、眠気に負けて、映像が瞬間瞬間抜けているところがある。音だけは死守したのでストーリーの把握に問題はないんだけどさ、この映画、語りは大筋を伝えるだけで、すみっコたちの感情? 気持ち? そうしたことは言葉によらず、その動きでもって表現される。ええ、この映画はアニメーションの魅力、描かれたものが動いて伝えて面白い、それをしっかり体現していたと思うのですよ。時にくすりとしたり、ほろりとしたり、それら反応を引き出したのは、間違いなく彼らのふるまい、行動によってだったのです。

この映画、あんまりはっきりといってしまいたくはないのですけど、だって言葉にするより実際に見てもらいたいですからさ。ともあれ、迷子になっているひよこ? のお家を探して皆でとびだす絵本の世界を旅していくという内容。はたしてこのひよこ? はなんの物語の登場人物なのだろう。そう思いながら見ていたら、あっと思わせる番狂わせがあって、悲しい別れもあったりして、けどそれはクライマックスじゃなかったっていうの、見事だったと思います。ああ、この場面は切なさを誘うね、ほろりとさせられていたら、まさかの大逆転じゃないですか。あの、ひよこ? のためにできることをしよう、なかまが欲しかったあのコを決してひとりにはしないという皆の行動、それはまさに驚きで、そんな手が! もうわくわくさせられて最高でした。

この、わくわくさせられる高揚感。たまらんかったですね。最後までが見せ場、見どころ、充実の70分。正直、また見たいと思っています。

今度はおなかをすかせて見ます。

2019年11月17日日曜日

JOKER

 『JOKER』、見てきました。話題の映画。なんかアメリカでは公開に際し軍が待機したとかなんとかかんとか、スキャンダラス、センセーショナルな情報が飛び交ったりして、また日本で封切られれば、鑑賞した人が自分こそがジョーカーと、映画のキャラクターを自身にぐいっと引き付けて他人事でないほどの共感を示してみる。はたしてどんな映画なんだろうかって思いましたよ。ネタバレというほどでもない情報だけからでも、おおよその内容は想像できそうな映画。なら、その描かれようが真に迫っているということだろうか。なんて具合に興味そそられたものですから、ちょいと駆け込みぎみに見にいったのでした。

ここからはネタバレありでいきますので、未見の方、気になさる方はお気をつけください。

なんでこんなことに。

映画に描かれたフィクションを自身にひきつけての感想は、この一言に尽きます。

神経、精神に疾患を持ち、いかにも人づきあいの苦手そうな青年、アーサーが、社会の理不尽に追い詰められた果てにジョーカーとして覚醒するまでが描かれている。この映画を端的に表現すればこうなるのでしょうが、それにしてもおこること、またそのタイミングがアーサーにとって間が悪すぎた。ほんの少しタイミングがズレてたら結果は違ったんじゃないか。ほんのわずかでいいから、悪意や不幸のかわりに優しさ、幸運が彼の身におとずれていたら、あんなことにはならなかったんじゃないか。みたいなことを思わないではいられませんでした。

そもそも、冒頭の事件からしてもわかるように、元来アーサーは暴力に訴えてどうこうするというタイプではなく、むしろ腕っぷしに自信がない、暴力でもっていいようにされてしまうような青年だったわけじゃないですか。なのに、望んでもいなかったのに銃がもたらされ、かと思ったらその銃のせいで職を失うことになり、しまいには発作のために巻き込まれたトラブルに銃が組み合わさることで、にっちもさっちもいかない状況に陥ってしまう。ドミノ倒しみたいに、ひとつの出来事が次の出来事を引き起こすのだけど、そのたびにアーサーを取り巻く状況は悪くなって、ほんと、なんでこんなことにの連続です。さらに悪いことに、市が財政難を理由に社会福祉削ったり、また自身の身の上にかかる喜ばしくない真実を知ってしまったりと、そうした気の滅入るようなことがどしどし押し寄せる。そりゃアーサーも歪むよなあ、知らず同情心などわいてこようというものです。

でもまあ、アーサーも悪いんだけどさ。なんでピエロの仕事に銃なんて持っていったの? とかさ。でも、彼の心情思うとね、ピエロの仕事してたらガラの悪いのに襲われた。その恐怖あらば、場違いな場所であっても護身用にとなっちゃうよなあ。そら悪手やでとは思いしも、そうせざるをえなかったろう彼の気持ちもわからんでもない。でも、もうちょいこの人が要領よかったり、うまいこと立ち回れるような器用さあればなあ、みたいに思わされるところもあって、でもそんなんだったら、そもそもこの映画、成立しない。

だからもう、ストーリーとしてはこうなるほかないよな、感情としては、なんでこんなことに。そもそもゴッサムがガラ悪すぎるちゅうねん。彼が暮らしていたのがこの都市でなかったら、いやでも不況下にある社会、しかも格差が広がる社会においては、あれこそが当たり前の情景だったりするのかも知らんなあ、ゴッサムであろうとなかろうと。みたいな具合に八方塞がり。あまりのどうしようもなさに、しまいにはなんだかおかしく、愉快な気持ちにもなっていく。

いやだってね、アーサーのことナメてぞんざいに扱ったり、粗暴に振る舞ったりした連中がアーサーにガツンとやられる場面見て、ざまあ見ろとか思いませんでした? 私は思いました。やっちゃいかんことでも、まあそれがフィクションであればこそでしょうけれど、理不尽、鬱屈が晴らされる、そんな描写が気分を高揚させるのは間違いないなって。これを否定したら、さすがに嘘になってしまいます。

この映画が、アーサーがジョーカーになるように仕向けるところ、的確に彼の行動を規定していくところ。それが最も顕著に描かれていたのはテレビ収録の場面だったと思っています。テレビから出演のオファーがきたアーサーがやったのは、テレビカメラの前で自殺してみせる練習だったじゃないですか。ノックノック、そういって、おもむろに取り出した銃で自分の頭を撃つ。公開自殺のリハーサルを入念にしていたというのに、そのタイミングを司会者につぶされてしまった。もし司会者がアーサーをダシにして笑いをとろうとしなければ、彼の笑いのとりかたが哀れなアーサーを観衆の前でからかってみせるようなものでなかったら、彼は公衆の面前で射殺されるようなことはなく、もちろんその瞬間がテレビ放送されることもなく、なればこそアーサーがジョーカーとして暴動の象徴的存在になることもなかった。もっと曖昧でかたちを持たない、ピエロの仮面というシンボルが繋いでいた暴動が、より一層の悪意をともなうものに膨れ上がる引き金は、直接にはアーサーが引きはしたものの、同時に社会がその状況を作り上げてしまったんじゃない? いやそれはあまりに社会、周辺に責任をおっかぶせすぎじゃない? いやいや、けれど貧困や格差を解消しえなかった社会が育てたのは確かだよね? などなど、心情的なもの、理性的なもの、いろいろがせめぎあう、そんな感想を持ったのですね。

用意周到にアーサーをカタにハメていく、そのプロセスが見事としかいいようのないシナリオでした。多分に気の毒。ちょっと爽快。ある程度他人事にして見るのがいい映画だと思います。

2019年11月16日土曜日

2019年11月15日金曜日

ゼブラ エマルジョンボールペン ブレン bLen

 ペン習字講座のボールペン課題、終了しました。今年の課題はゼブラのボールペン、bLenを使用。0.7mm、中字で筆記しています。ボールペン課題に取り組む前にも、試筆としてbLenを何度か使ってはいましたが、まとまった時間、集中して使ったのはこれがはじめてとなります。試筆時の印象、そして課題の、とりわけ清書時の印象、その違いも含めて書いていきたいと思います。

まずはボールペン課題の清書から。「楽聖と称される」からはじまる横書きがbLenで書いたボールペン課題の清書です。

試筆時のbLenの印象は、このペンの売りであるブレなさについてはよくわからない。ダマが出るかどうかもよくわからない、というものでした。ペン軸については少し細すぎるかなとも思って、とりわけ先に向けて細くなっていくところ、これは自分には向いていないのではないか。先に向かうにつれて若干太くなる、そんなデザインの方がペンを立てて書くボールペンには向いているのではないか。そうしたことを感じていました。

ペン字の練習および清書は、その数行の課題を書ききるだけでも結構な時間がかかります。その間、ペン先を紙面に押し付けて動かすことに集中し続けることになるわけですが、ペン先がブレないというこのペンの特性、それは確かにあるのかも知れないと感じました。これまで、意識してこなかった要素ではあるのですが、安価なものだとペンの芯とそれを受ける軸先端の部品に隙間があるため筆記時に動く。そのブレをなくすとペン先にロスなく力を伝えることができる、との売りですが、これは確かにありました。と、ここで改めて他のボールペンを使ってみたところ、書き味などを売りにしているもの、評価されているものは、このクリアランスの問題、かなり解決されていることにも気づきました。

bLenで解消された悩みもあります。ボールペンの書き出し時のインクのかすれ、ボールがある程度回転するまでインクが紙面に転写されないことがあってストレスに感じていたのですが、このペンではそれを感じませんでした。インクの質、特性なのでしょうか。この一点だけでもbLenを採用する価値はあるなと感じています。

油性ボールペンに特有といっていいでしょうか、ダマの問題は若干あります。ボールの回転で余ったインクがペン先にたまる現象です。同じ方向に筆記しているうちは問題にならないけれど、ひらがななどに多く見られるくるりと円を描くようなかたち、ここでたまったインクがべったりとつく実に困った現象でありますが、残念ながらbLenでも出ます。なので意識的にペン先にたまったインクを拭う必要があるのですが、普段ボールペンを使わないせいでしょうね、慣れてないので清書でも何度かやらかしてしまいました。ただbLenで使われているインクはダマがべったりとついても、インクの粘性が若干低いのかな? 糸を引いて紙面を汚すまでにはいかなくて、これは助かりました。

ペン軸の先細りに関しては、書いているうちに慣れたのでしょうか、最終的に問題とは感じなくなりました。ただ、まっすぐに立てて書くのはやりにくいかも知れません。どうしても若干の傾きがついてしまう。軸先端のアールが傾きを作ってしまうのかなと感じました。

bLenは軸のカラーバリエーションを増やす方向で商品展開していますが、1.0mmの太字など、ペン芯のバリエーションも増えればいいなと思っています。0.7mmでも充分かも知れないけれど、粒の大きな字を書く際にはもう少し太い線が欲しい。そんな需要もあろうかと思います。

2019年11月14日木曜日

2019年11月13日水曜日

『まんがタイムきらら』2019年12月号

『まんがタイムきらら』2019年12月号、昨日の続きです。

『さかさまロリポップ』。天海姉妹と芽依、穂澄の4人で一緒に水族館にいきました。意外に狭い世界というか、芽依の連れてきたのが詩月の仕事仲間の穂澄っていうの。おかげで一緒に遊びにいけるようになったんだけど、芽依がいいサポートして見せて、柚希と仲良くなりたい穂澄の希望をかなえるべく、いろいろ画策するんですね。柚希と穂澄ふたりを残して消えたりね、いや、これ偶然? イルカショーにペンギンに、興味にまかせて突き進む詩月につきあってたらはぐれたってのが真相っぽい。けど、穂澄は芽依の仕業とか思ってるしさ、そして柚希もお姉さんだけあるといいますか、余裕持って、穂澄を安心させて一緒に行動してくれる。そのふたりの様子、穂澄の詩月へと傾ける感情、それが実によかったですね。詩月との時間をいつくしむかのように寄り添う穂澄の姿、時間の流れがゆっくりになったかのように感じられた。素晴しかったです。

『佐藤さんはPJK』。PJKとはなにか。そして佐藤の過去についても、多くが語られましたね。かつて、留年する前の佐藤、PJKになる前の佐藤の思い出語り。そうか、PJKっていうのは、佐藤が考えたものじゃなかったんだ。吉田光、後に佐藤と友人になる子がいいはじめたのがPJK。すべてを完璧にこなすプロフェッショナル女子高生。けれどその実際は、懸命に今を楽しんで、充実させようということのようで、吉田いわく青春なのだそう。PJKが青春なら、なぜ佐藤は今もすがりつくようにPJKであろうとしているか、その理由が悲しくて切なくて、ああ、事故で意識不明のままにいる吉田光、彼女の帰ってくるその時までPJKであり続けようとしているってことなのか。そのやり方が正しいかといわれたら疑問だけれども、佐藤にとっては譲れないことだったのでしょうね。その佐藤の切実な思い。そして待ち続けていた10年の果てに、今こうして千春とともにPJKの本来に立ち返ることのできたという佐藤の見せた笑顔。なんだよ、この漫画、こんなにも泣かせるものだったのか。今回、かなりきてましたよ。もう、たまらんものありました。さて、次回が最終回だとのこと。ということは、佐藤の吉田光を待ち続けた時間、それが動きはじめることもあるのでしょうか。そうなれば、吉田光とともに、そして千春たちと一緒に、PJKを卒業することにもなるのでしょうか。この時を超えて育まれた友情、それが今後も続けばいい。そう願わないではおられない、そんな最終直前回。皆と花火に興じる、その姿も、その時間もまた美しかったです。

My Private D☆V、『アニマエール!』の卯花つかさです。さて、今回のD☆Vポイントはなにかなと思ったら、おおう、全部のせときましたよ! 全部のせ。ふわふわ髪、ショートカット、おでこ、手袋、主従にチャイナ。なるほど、そうした要素を、ぱっと明るい笑顔見せる小柄な女の子と、クールそうな長身女子、ふたりにそれぞれ盛り込んで、このふたりの関係性が主従ってわけか! ぱっと目をひく華やかさがあって、と思えばシックな赴きもあってという、なるほど多面多様にわたる要素をひとつの画面にこれと描いて破綻させないこの手腕。見事でありますよね。ハシラのコメントに、いくら詰め込んでも大丈夫とはあるけれど、それを大丈夫にしてるのは作者の腕ですよね。バランス感でもって見事に調和させてくれる。「全部のせ。」の文言も、イラストのバランス、倒れかかりそうと思わせる重心の不安定さを、この文言、書き文字の重みでもって中和させて、イラスト全体をかっちり安定させてくるっていうんですからさすがです。多様なD☆Vポイント、時に対照的でさえあるそれらを、ふたりの人物に割り振ることで、コントラスト強めて、さらに魅力を増さしめる。そうした技量冴えわたって、こいつは見事なプレゼンテーション。素晴しいですね。