2017年12月31日日曜日

2017年劇場で見た映画

2017年も暮れようとしています。さて、今年も昨年にならい、2017年に見た映画をリストにしてみました。見にいった順。去年、映画振り返りで記事を書いた時に、もし来年もこれをやるんだったら、見た映画を記録しておいた方がいいな。そう思ったはずなのに、なぜかまったく記録していなかったので、KINEZOのマイスタンプと残っていた半券、それと今年公開された映画の一覧を頼りに、リストを作成しました。もしかしたら抜けがあるかも知れないけど、まあ記憶にも記録にも残らなかったのは見てないのと同じ、といいきるにはどうも自信も思い切りもないのですが、でもまあ仕方ない。かくして、2017年、劇場で見た映画であります。

見た順! です。

  1. この世界の片隅に
  2. ドント・ブリーズ
  3. ドクター・ストレンジ
  4. 君の名は。
  5. マイマイ新子と千年の魔法
  6. ひるね姫 知らないワタシの物語
  7. 夜は短し歩けよ乙女
  8. 夜明け告げるルーのうた
  9. ハクソー・リッジ
  10. メアリと魔女の花
  11. KUBO クボ 二本の弦の秘密
  12. ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~
  13. ガールズ&パンツァー 最終章 第1話

例年どおりではありますが、アニメ優位、というか、ほぼアニメ、たまに洋画といった具合です。アニメ10本、洋画3本。年の前半はわりとマメに映画館にいっていたんですが、夏が暑かったからとかなのかなあ、突然出掛けるのが億劫になったのか、夏から秋にかけてはまったく見ていません。昨年は23本見たのが今年は13本。夏から秋にかけての空白が、見た本数の差となっている感じですね。

今年の映画の印象としては、『この世界の片隅に』から『マイマイ新子と千年の魔法』にかけてくらいまでは、昨年の余韻をまだ残しているといった感じ。『ドント・ブリーズ』も、公開されたのは昨年末ですもんね。なので、今から振り返るには遠すぎる、そんな風にも感じられてしまうのですね。

『ひるね姫』から『夜は短し歩けよ乙女』、『夜明け告げるルーのうた』、『メアリと魔女の花』くらいになると今年のアニメという印象に切り替わります。昨年は『君の名は。』に『この世界の片隅に』と、アニメがやたら強かったわけですが、長く続くそれらの余韻を抜けて、今年のアニメがずらりと並んだ、そんな感触でした。

『ひるね姫』は、まったく内容も知らずに見にいったんですね。最初、昼寝が好きな女の子の夢にまどろむ話? そう思っていたら、なんかロボットが出てる予告がきちゃいましてね、ええっ!? そんな話なの!? 強大な敵と戦っちゃったりしちゃう話!? そういうわけではありませんでした。夢にまどろみつつ現実の問題に向き合い、状況を変化させていく。そういった話の流れ、なかなかに面白かったと思います。

面白かったアニメといえば、『夜は短し歩けよ乙女』、『夜明け告げるルーのうた』。湯浅政明監督のアニメですね。この人のアニメは動きが愉快で、ほんと、見ていて楽しくなる。『乙女』でいえば詭弁踊り。なんだろうなあ、あの動き。ちょっとすごいよな。『ルーのうた』も町の人を巻き込んでのダンスシーンなんてありますけど、わくわくさせることったらない。すごいわ。アニメーションの根本の面白さっていったらいいのかなあ。絵が動くという面白さ、そいつをこれでもかって見せつけてくれた映画だと思ったのですね。しっかし、こんなにも面白いのに、さらには描かれる人の情なんてのも、こう胸にぐっと迫る、きっと広く世の中、多くの人に届くだろう、そう思わせてくれるものだっていうんですが、でもきっとなかなかそうはいかないんだろうなあ。なんて思ってたら、『ルーのうた』がアヌシーで賞をとりました。2017年のアニメ映画もすごいじゃないか。そう思ってたら、『歩けよ乙女』がオタワで賞をとっていて、なんだ、すごいな、驚きですよ。国内でも話題になってくれたらいいんだけどなあ。

『ハクソー・リッジ』は、沖縄戦の映画と知って見にいきました。沖縄は浦添市役所のtweetsですね。

もしこのtweetsが流れてこなかったら、映画の存在も知ることなく終わったろうなあ。運がよかったと思います。沖縄の戦場、ハクソー・リッジという激戦区をめぐる戦闘を山場に、不殺を貫いた米軍衛生兵の物語というのですが、これ、すごい迫力だった。日本兵が悪鬼羅刹のような凄まじさをもって襲いかかってくるんです。これがアメリカから見た敵国日本の姿であるのだろうなあ。死をも厭わず突っ込んでくる、文化を違えた敵。夜にもなれば、まるで幽鬼のようにそこかしこから湧き出し襲いかかってくる、そんな、油断ならぬ相手。圧倒されました。そうした理解を超えた敵を相手にする戦場の過酷さを描くそこには、主人公の英雄的行動をではなく、むしろ人間性に対する献身を見る思いがした。そんなことを覚えています。

年末、つい最近見た映画では、『KUBO』がすごかったです。これ、ストップモーションです。人形をちょっとずつ動かしながらコマ撮りして作られた映画。もうね、想像を絶する動きをします。物語も、物語の様式をしっかりと受けて作られて、劇中でKUBOが語る物語、その語り口がそのまま劇全体に敷衍するかのよう。そうした仕組みも面白いのですが、いや、ほんと、この映画はまだ上映している館もあるようだから、もし可能なら劇場でご覧になることをおすすめします。

2017年12月30日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年2月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年2月号、一昨日の続きです。

『アニマエール!』。宇希がヤバいくらいにトバしてますよ。今回の課題、ショルダーストラドル。肩車であるわけですが、ポジション的に宇希がこはねを担ぐことになるというの、えっ…いいの? って、なにをお考えになってるんですか、宇希さん。足の間に頭というのでテンションおかしくしたかと思えば、足を固定といわれたこはねが腿で頭を挟んだことに、ありがとうございます!! って、ほんと、君、いけない領域に踏み込んどるよ? 今回は、視点の高さ的にダブルベースサイスタンドとショルダーストラドルはそんなに違わないよって無言のつっこみとかね、そしてデスマウントならぬディスマウント。こうした小ネタ面白く、そして最後にチアの演技を見事成功させたこはねの頑張り、成長に感動ですよ。ひとつひとつの段階を登るたびに、皆が生き生きと輝きを増して見える。ほんと、よかったですよ。で、落ち! また、お腹、打ったのね!

まちカドまぞく』。千代田桃さん、ふたたびの闇堕ちですよ。いったいどうして!? 力の制御ができなくて、コップは割れる、スマホも割れる、ドアだって簡単に壊しちゃう。意図せず変身したその姿はかつての闇堕ちフォーム。元の姿に戻れないと、いったいどうしたのか、桃ーっ! ていうんですが、そうか、闇堕ちしやすい体質になってしまったんだ。こんな時に頼りになるのは、魔法少女の同僚かと思いきやそうではなくて、じゃあ喫茶あすらに巣喰う魔族かと思いきやそうでもなくて、じゃあ誰がこのピンチを救ってくれるの!? ストーカー地味たオカルトマニアでした……、って、ほんと、なんだこのバランス! というか、小倉さんがすごいな。これ、前回の動物園デートを邪魔されたの、そのストレスが桃の感情のバランスをマイナス方向に押しやっちゃったのか。ほんと、これ、わりとささやかな理由でこんななっちゃうの!? いや、桃にとっては全然ささやかじゃなかったのか。これ、結果的に危機は回避されたわけですが、問題発生から解決までの流れを見るに、今後桃はシャミ子といちゃいちゃすることを余儀なくされたという理解でいいのでしょうか。ああ、それはすなわち『すわっぷ⇔すわっぷ』的な、ひいては『桜Trick』的なあーだこーだになるってことでしょうか。とりあえずは大歓迎です。

『アカリ様』、きらら系には異色であるなあ! 怖いよ! あやしげな鳥居をくぐってしまって、取り憑かれてしまったあかり。その影響なのかなんなのか、父が急な出張。しかも長期の出張に出てしまっていて、さらにこれがあかりだけならともかく、えーこの家でもそう。さらにクラスメイトにも同じような状況にあるのが何人かいて、30人中8人という、とうてい偶然では片づけられない数。はたしてこれが呪いなのか!? って思ったところで、霊感のあるという先輩が手を掴んできたりして、ほんと、あやしいわ、この漫画。あかりが見た霊? の姿は平安貴族みたいなナリだったわけですが、その人、戌亥先輩がいうには女の人っぽい感じらしい。戌亥先輩、あかりの手をとって霊視してみた、その時のビジュアルもまたまたヤバくって、赤子の手がびっしり! うわあ、怖い、怖いよ! これ、気の弱い人なら糊付けないしホチキスどめ案件ですよ! 戌亥先輩の祖母に電話して、とりあえず得られた情報がひとつだけ。名前だけ残っている神様、その名もアカリ様。おおっと、核心!? ともあれ、夏の休みに戌亥の祖母にあいにいくことになったっぽいですが、このなんらのほのぼの感も感じ取れないガチホラー感。いやもう、異色だわ。ともあれ、こういう異色作が出てくるっていうのはいい傾向だと思いますよ。

『恋する小惑星』。もう、これ、大好きですよ。合宿2日目のバーベキュー。せっかくの満月だからと天体望遠鏡を出してきて、観測会も兼ねるっていうんです。おお、望遠鏡の架台が赤道儀。地学部のは経緯台でおじいちゃんのは赤道儀、その説明が絵でもってされるの、すごくわかりやすくって、いや、これ、ほんといいなあ。ご近所の皆さんもまじえての月観測。その感想に、真理がわかりやすく説明してくれたかと思えば、おお、地質班も負けてないよ、桜が月の組成について説明加えて、いや、この説明はきっと月眺めて素朴にその美しさを楽しむくらいの人には過剰なものだよ!? でもね、天文と地質の接近、興味のクロスオーバーがこうして表現されるのがね、嬉しいじゃないですか。ほんと、これ、すごくいい。今回は、先生が学生向けの新天体発見プログラムに参加したことがあった事実とかね、それがみら、あおにとっての身近な目標になるというのが描かれたかと思えば、地質班2年の舞の興味、国土地理院! 地図が好きなのか! こういうのも判明したりとね、ほんと、充実ですよね。標石や図化機、地球儀を楽しそうに見てまわってる姿。ああ、今回の合宿、皆がそれぞれに手応えを得た、そんな様子の描かれたこと、ほんと魅力的だと思いました。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第2号(2018年2月号)

2017年12月29日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年2月号

『まんがタイムオリジナル』2018年2月号、一昨日の続きです。

『北斎のむすめ。』。ハラハラしながら待ちましたよ。はたして今回は江戸の大火なのか。いや、違いました。今回は高尾の身請け話です。千両で身請けといって吉原の仲間内でも話題になってるわけですが、しかしそれを羨ましく思わない妓もあって、そこでまさか高尾と対立があるなんて予想外でした。高尾がこんなにも見透されてしまってるとか、また挑発するようなこというとか、やっぱりこれは高尾にしても少し平常心を失っているのでしょうか。そして、おお、お栄が登場だ。しかも画工葛飾応為としてやってきて、そうか、葛飾一門のひとりとして仕事でやってきたんだ。ここで、高尾、自分に問うんですね。あの妓は惚れた男を、栄は絵を、千両という金よりも価値あるものとしている。対し自分は? ああ、これ、高尾、身請けに迷いなど出たりするの? しかし、吉原炎上ってのありましたよね。これっていつでしたっけ。この時代でしたっけ? なんかやっぱりハラハラするんですよね。

『スズちゃんでしょ!』。スズちゃん、足に本落として、腫れあがらせてしまいましたよ。いろいろあたふたしながらも、すぐに平常に落ち着くというの、まあ大人の暮らしってこんな感じですよね。仕事にもちゃんと出て、そこでのやりとりもなかなかに面白い。紹介されたお医者がね、今まさにいってきたところとか、だったらそういったらいいのに、なんかタイミング逃がしていえなくなってしまったりね、こういうところなんか、大人の気遣いというか、しがらみというか、ほんと、そういう微妙な感じ、すごくよく出てると思うんですね。連絡くれれば駆けつけるっていってもらっても、お風呂場でコケた時に? って、ほんと、この間の悪さもおかしくて、こういうのがこの漫画の味だよなあって思わされましたよ。でもってあのラスト。スズちゃんの引きこもってるうちに風邪が大流行してるとかね、足痛めてよかったのかどうなのかって、こういう塞翁が馬みたいなのも面白いです。

『ねこにまたたび恋ばなし』。これ、面白いなあ。新キャラ登場ですよ。お正月、猫の仲間にお年玉をあげるといって、カリカリ持って出掛けた先で、カリカリ食べる人間に遭遇するんですね。いったいなにもの!? これ、ねこまたの先輩なんだ。姉弟子のうどん! 今はスノーホワイトって名乗ってるんだ。でも、ぱるは一貫してうどんって呼び続けていて、りりこにもうどん、うどんって伝えるんだけど、まさかこれが目の前にいる巫女さんとは思わない。説明が足らんよね。でも、その足らんところがぱるなんだろうなあ。ぱるに、進化? して人間に近づくことをすすめるうどん。それ聞いたぱるは、大きくなるべきなのか、りりこに相談したりしてね、これ、ぱるの目指してるのがうどん、いやさスノーホワイトだってわからないと、そりゃ今のままでっていいますよね。この、やっぱりいろいろ足らんところ。それがぱるのよさなのかもなあ。ちゃんとしたら、なんかつまらんかもですね。

『コスプレ先生の絵画教室』。画廊の瀬尾さんから、ななみさんに仕事の依頼があったの、おお、作品展やった甲斐がありましたね。ななみの絵を欲しいという人がいる。それで、まなをモデルに新作をというんですが、その依頼者が誰かっていうのがまず驚きで、瀬尾の妹。小学生なのかな? そんな子が絵を欲しがるの? って思ったら、これ、投資目的なんだ! 二重の意味でびっくりでしたよ。しかし、きっと高く売れるもん。キラキラした目でそういう妹さんね、そうかあ、ななみのこと、そんなに評価してるんだ! って、みんな思うよね。うちのギャラリーで独占販売してがっぽりっていうの聞いても、それもななみの才能を買ってるんだって思いましたよね。違うんだ! これ、まなに買い戻させるつもりなんだ。ほんと、この子、ちょっとした人でなしですよ。

  • 『まんがタイムオリジナル』第37巻第2号(2018年2月号)

2017年12月28日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年2月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年2月号、発売されました。表紙は『ブレンド・S』。苺香、美雨、そしてひでりでありますよ。おお、きれいどころといいますか、可愛いどころといいますか、三人娘揃い踏み、と見せて、ひとりは男か。晴着着まして、おみくじですね、皆、大吉を手にいい笑顔を見せてくれて、といいたいところですが、ひでりのそれはいわゆるドヤ顔ってやつか! ほんと、この子だけは、ちょっと素直じゃないひとひねり。落ち担当なのか、その一癖が病み付きになる系でありますね。

Aチャンネル』。今回はドレスの話ですよ。しかも、誰がって、ユタカだっていうから意外です。ドレス、どれにするか迷う。親戚のウェディングドレス選びにつきあってるんだ、って、それもまた意外です。しかし、今回は、ユタカ、開眼してるところが多くってですね、ああ、素晴しい、ユタカの美少女っぷり見せつけようって魂胆ですかい!? 微妙に結婚式やブーケトスについて勘違いしてるっぽいユタカの言動面白く、あのドレスとかも、なぜ、今の時代にそのような!? ってのチョイスしてるし、ほんと、この子は謎が多いです。でもって、このいろいろあかんユタカにミホが助け船出すところまで、ほんと、規定路線、流れるようなコンビネーション、見事でした。基本的に、ユタカはおしゃれに意識が向いてないんでしょうか。バングルにネックレスを腕輪、首飾りという。いや、最近はブレスレットっていわないの!? 自分もあかん側の人間と思い知らされてしまいましたとさ……。最後の仕上がったユタカね、ほんと素敵でした。この子、ほんと、こういう時折に見せる違った表情、姿、実に印象的で、意外性でもって射貫くタイプであると思わされます。

『mono』。シネフォト部として生れ変った写真部。最初の部活動でいいのかな? どういうものを被写体として選ぶかみたいな話してる時にね、グルグルマップVRで下見してみるっていうの、これが現代的ってやつか! しかし、実績のロックが解除されましたって、グルグルマップ(というかモデルになったサービス)って、そんなゲームみたいな機能があるんですかい? 夜景や富士山に興味を持つ子がいれば、廃墟や巨大建造物を面白がる子もあって、しかし廃墟が心霊スポットにクラスチェンジする話は、ちょっと洒落にならないなあ。興味のあるスポット、今どき、それらはIoTの力でもって自宅にいながらでも見ることができるのだけど、実際に足を運んで自分で撮るのがいいんだって、その参加する? 立ち会う? 向き合う? そうした面白さが語られるの、まさにこの漫画の見せてくれる面白さに他ならないなあ。そう思わされて、ええ、いい運びであるなって思いました。そしてハルさん。おお、ペーパードライバー講習。前回のバイク旅。あれが刺激になったんだろうなあ。そして次回の予告ですか!? 聖地巡礼ツアーに出かけます! それはいいんだけど、エルサレムって! それはちょっと一泊二日じゃ無理ですよ!

すわっぷ⇔すわっぷ』。うおお、このノリ、『桜Trick』思わせるぞ。キスってどういう風にするの? いきなり、えらいこと聞かれてる夏子ですけど、それにしても、あやめさん、ダイレクトです。でも、この質問が夏子の、春子とのキスに対する意識を変化させて、ああ、このふたりの行方、なんだか気になってくるじゃありませんか。最初の夏子の答、いろいろすっとばして欲望のままになんて答えちゃったもんだから、えらい誤解になってませんか? でもって、冬美、千夏先生にキスについて聞いていくの。しかも、ふたりともあっけらかんと答えちゃって、えらいことになってるな。このオープンさ、なんだろう。あんまりに当たり前になってるのか、学校の廊下、人前でキスしようとしちゃったりさ! 今回の夏子と春子、キスがただの入れ替わりの手段ではなくなって、ああ、なんだろう、一歩踏み込んだ、そうした感じがしましたよ。しかし、あやめとゆり、ふたりの関係、次はこのあたりに焦点あたりそうですね。この子らは入れ替わりするのかな?

『我が家のスライムさん』、ゲストです。女子高生、音海鏡花の秘密は自宅にスライムを住まわせてること、っていうんですが、このスライム、人の言葉がわかるのか! 便利でいいな。スライムって、日本じゃスタンダードになったRPGの影響で弱小の魔物という印象が強いですけど、実際には剣も打撃も効かない、対処に手間取る厄介な魔物なんだそうですよ。不定形で、防具もなにも関係なくべったりと絡みついて、じわじわ消化するやらなんやらかんやら。この漫画のスライムもそんな具合にべったり絡みついてくるんですが、どうやらそれはウザ絡みってやつでもあるようで、不定形でべったりとウザ絡み。魔力を使って人に変化してからは、コミュニケーション面でウザ絡み。なんとしても鏡花との同居を勝ち取ろうとウザ絡みを続けるところなど、なるほど、これがスライムのスライムらしい戦い方なのかって思わされましたね。このスライム、名前もあって、ミーヤ。文化度が高いと、コミュニケーションがとれて、なかなかに便利かも知れない、ってそれは最初にいいましたね。けどたとえ便利でもウザさは変わらなそうですけどね!

  • 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第2号(2018年2月号)

2017年12月27日水曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年2月号

『まんがタイムオリジナル』2018年2月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』、山下さんが晴着着まして、おお、とても美しい。戌年ですね、手にした犬張子も可愛いですよ。『らいか・デイズ』らいかは普段着でちょんと正座しまして、手には小さな獅子舞が可愛い。『小森さんは断れない!』小森さんは、巫女の格好しまして、破魔矢を手渡してくれているところでありますよ。

ラディカル・ホスピタル』。恒例の年始の出勤の話かな? そう思ったら、おや、いつもと様子が違います。そうか、榊先生、今年は大晦日から新年にかけての勤務、お休みなんだ。そう思ったら、大門先生にお願いされて、顔出すことになりまして、いえね、小児科の患者さん。おばあさんが倒れたというので、母にそちらへいくよう譲ったという子のことで、ああ、こういう人情からむと榊先生は弱いよねえ。いい話でしたよ。質問の多い子。なぜなぜ坊やか、先生がそういうから、自分もてっきり男の子かと思ってたら、おや、女の子。ももかちゃん。この子の懐に一瞬で入る榊先生の凄さ! 医師も看護師も驚愕の表情です。この子がね、いろいろ聞くの、ただ興味がある、好奇心があるってだけじゃないんだって、榊先生との会話から伝わってくるのがすごかったですよ。不安がある、寂しさもある、けれどこの子は分別があって、そうか、母の感情を優先したんだ。これがわかった時の反応。嘘泣きでもいいからって、先生も一緒になってうわーん、びえーって、もうね、こうやって心の中にある叶えられなかった欲求とか、もしかしたら自分でも意識してないわだかまりを流すんだ。これ、見ていてほのぼのと暖かみあって、けれどそれでいて深く胸にしみて、すごくいい話だった。もうね、涙をしぼられますね。

『カントリー少女は都会をめざす!?』。今回はいつもと立場が逆転だ! 大河さんに誘われて一緒に遊ぶことになった八重。この、八重の行動にですね、大河さんが終始驚かされっぱなしだっていうんだから珍しい。みながどこにいるか確認しようと家に電話をしたら、八重がもしもしというだけで話がついちゃうとかね。もしもしって声聞いて、あらあ八重ちゃん、みなね、図書館いってるのよー。はいありがとうございました。こんな具合だったんだろうなあ。これ、すごいわ。でもって、口コミネットワークのすごさ。八重の弟をコンビニで見たよ、そういわれて、大河の弟と一緒かも。即座に連絡が入って、大河弟がビビるビビる。監視されてるの!? みたいなね、ほんと、これ、都会ではそうそうないよなあ。八重の弟日向にしても、都会人との意識の差にカルチャーショック? いや、思春期の悩みっていった方がらしいのかな。結構、似たもの姉弟なのかもって思いましたよ。そして、図書館でみなを見つけた時の反応に大河さん、また驚く。でもって最後に亜紀の私服! いや、これはみんな驚く。面白いなあ。亜紀の私服もだけど、ガオーって! 他のいろいろ、やりとりも、すごくおかしかったです。

『ゆとりの町長』。町の北部、過疎地帯を訪れたゆとりとかなめです。ゆとり、遠隔地の票はひとり2票でカウントとか、かなめの嘘を信じちゃってて、いやいや、それ、いろいろまずいレベル! 過疎の進む北部地域で、いろいろ人と会って話したりするゆとりですが、いろんなことに興味を持って踏み込んでいくところとかね、政治家、町長としてどう生きてくるかはわからなくとも、人との繋りをつくるという点においては強みだなあって思いましたよ。まあ、それで興味があっちにこっちにふらふらしてしまうわけですけども。いろいろと会って話して、そこにはこれまで期待を裏切られ続けてきた、そんな住民の諦観みたいなものもあって、こういう感覚、自分もちょっとわからんではない。ゆとりが受け皿たりえるのかなあ。わからんのだけど、こうして出会って、その感覚を受け取ることができたのか。なんかね、こうしたいきづまりを感じている人の思いをすくいとってくれたらどんなにかいいだろうって、ちょっとなんか思っちゃったんですね。それは、せめて漫画においては、夢みたいであっても、人の気持ちのむくわれてほしい、そんな思いがあるからかも知れませんね。

『ぎんぶら』。あいかわらずおかしくってですね、今回は星の名前がもう出落ち。惑星クマムシ。過酷な自然環境に暮らす住民に会うっていうんですが、それがもうね、非常にタフで、どんな環境においても元気、陽気、平気だっていうんですね。3年ほど呼吸をとめてられるレベルなんだ。身体のみならずメンタルのタフネスも相当なもので、っというんですが、強いのかなんかい鈍いのかみたいな風にもとれる言動がありますよ。あまりにタフなせいで、衣食住、文化もろもろが発展しなかったみたいな発想はおかしくて、確かに風雨が平気なら家はなくても大丈夫だろうなあ。密猟者とのバトルもおかしくって、犯人はウチの庭で眠ってます。って、返り討ち!? と思ったら、いやいや、もっとなんかおかしくって、すごかった。というか、密猟者、自滅したんだなあ。しまいには変にわかりあって、友達みたいになってるっていうのが、いわゆるテンプレ的なもの下地にしてるわけですけど、ほんとおかしかったです。最後の落ちもね、ああー、ここで若竹! それ以前に、あれだけの備えがあっても攻略できないっていうクマムシ星人。ただものではないですね。

  • 『まんがタイムオリジナル』第37巻第2号(2018年2月号)

2017年12月26日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年2月号

『まんがタイムきららフォワード』2018年2月号、昨日の続きです。

『巴マミの平凡な日常』。ああー、これは参考になりますわ。運転免許の更新でありますよ。ゴールド免許だから5年ごとの更新です。これ、自分もゴールドだったと思うのだけど、5年たったら制度や仕組みも変わりますって話でしてね、免許用のパスワードとかね、ああ、そんな話、あったようななかったような! そうか、次、自分もいった時、なんらかの数字決めないといかんのか。焦って「いいな肉焼くよ」にしないですむよう、心積もりしておこうと思います。しかし、このマミさん、なんだかんだと詫びしい人生送ってる、そんな風に描写されがちですけど、免許取りに北海道いったり、今回の更新でも化粧いろいろ工夫してみたりね、って、ちょっと待って、マミさんって老けるの? 今回は、過去の事故の記憶、思い返させられたり、さすがに気の毒といった感じではあったんですけど、なんとなくそれなりに、人並みに? 暮らしてる様子がね、親近感感じさせてくれて、ええ、ほんと、いつもこう平穏ならいいのにねえ。でも、いつもこうだと、虚しさというかね、そんなの思ったりもするんでしょうね。

『ブレイキンガールズ!』。文化祭に向けての練習。皆がちょっとずつ、ステップ? 技? を覚えていくところがですね、初々しいやら微笑ましいやらで、実にいいと思ったんですね。先生の見せてくれた見本。これがきっと基本なんでしょうけど、そりゃ初心者には難しいですよね。自分は漫画として静止画で見てるわけですが、この子たちは目の前で目まぐるしく変化する、その動きを追わないといけないわけで、いやあ、これ、大変だ。四苦八苦しながらの練習の、その様子を見ながら、この子にはどういうよさがある、どういう役割、見せ方が向いているか、などなど、判断していくところなんかは、彼女らひとりひとりの個性を伝えたり、またダンスにおける個性やスタイルの違いなんかも想像させたりと、なかなかによかったと思いました。そして、どうしてもチェアーのできない伊織の、なにが問題だったか判明するところ。軸手というものがあるっていうのね、そうした知識に繋げながらも、問題の提示と克服を表現する。これもよかったなって思ったのでした。しかし、この漫画、身体の表現が、こう、ぐっと目を引くところがあって、なかなかに強みであるかも、なんてことも思わされましたよ。

2017年12月25日月曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年2月号

『まんがタイムきららフォワード』2018年2月号、一昨日の続きです。

『なでしこドレミソラ』。里歩の存在が気になっている美弥。その焦りが演奏にも出てきているというのですね。演奏を見てもらってる時に、焦ってる? と指摘を受けて、音が雑、テンポが速い。手っ取り早くカッコよさを追求しているように聞こえる。その際にですね、美弥には一音一音を慈しむような感覚があったから、その違いがより感じとれたようなこといわれてるんです。ええ、この音を慈しむ、大切に大切にひとつひとつの音を掬う。そうした描写は本当にこの漫画の、美弥という人の個性をよくよく表していて、とても美しいと思ってました。これね、なかなか難しいんですよね。ついつい粗雑に、あるいはないがしろにしてしまいがちなところを、根本、大本に立ち返らせてくれる、そんな指摘だったと思わされました。後半のAWAYUKIのライブ、これもまた印象的で、お座敷、少人数相手に披露する、そんな会。そこでの演奏で、音の違いに気がついて、そして音楽に、響きに引き込まれていく、そうした描写に無音というものをどう考えるか。この、実際には音で表現することのできない漫画という媒体で、音楽の、音の印象、感触を、こうもうまく手触りさえもともなうかのように伝える、この表現力、今回も見事に発揮されて、ああ、音楽は素晴しいね。合奏は楽しそうだって、なんかそういう気持ちにさせられて、三味線、習いにいこうかな。なんて思ったりしちゃうんですね。

『江波くんは生きるのがつらい』。江波くん、ピンチを乗り越えちゃったよ! バンドやってる、歌詞を書いてる。苦しまぎれについた嘘、その落とし前は自分でつけないといけない……。歌いました、歌いましたよ。というか、結構ノリがいいよね、この人。感情、没入させるようにして歌って、しかしなんだろう、このネガティブな歌詞。でも、そういうのもいいと思う、とか思ってたら、部の皆にも結構好評で、って、待って、感動して泣きそうになってる人がいるよ! でも、この経験が江波にひとつステップを超えさせた。ここが僕のスタートライン。ああ、これ、江波にとっては大きな転換点ですよ。ほんと、よかったなあ、江波くん。で、清澄さん。あのさ、ちょっと…歩かない? 公園にて、すごく楽しかったと告げられて、ああ、これ、なにが起こるのだろう。ちょっと予測のつかない展開。なんか、清澄さんのことだから、思わぬところを突いてきそうに思うんですよね。

『にじいろフォトグラフ』。葵、カメラ買おうと思ってるのですか。アルバムを作ろうと思う。写真が嫌いだったこの子が、突然そういいだして、それ、サラとの生活に感じる楽しさ、思い出を残したいという気持ちからなんだ。この素朴なモチベーション、とてもいいと思いましたよ。今のこの楽しい気持ち、なにものかを大切に思う、そうした気持ちが、いつかあの時の思い出として振り返られる日がくる。そのよすがとなるもののひとつ、それが写真であるってわけでありますね。しかし、中古でも一眼レフからとか、結構気合い入ってますね。あずきに相談しようというんでしょうか、探していたら、金髪の見た目ヤンキー女子があずきの頬を叩いた! って、ここに割って入る葵、たいした度胸だ。すごいよ。でも、これが誤解とかね、ああ、大きな問題がなくってよかった。写真部の顧問なのかな、美術の先生にアドバイスもらいにいったら、いろいろあるカメラのうちから、トイカメラを紹介してくれた。安いし、それっぽく映るしって、まずは入門にいいんじゃないかっていうんですが、はたしてこれがどういう結果に繋がるのかな? 葵、皐とサラと一緒にカメラを買いにいきます。そこでどういうものを手にとるのか。その選択が楽しみですね。

『こじらせ BOY meets GIRL! 』。報告、連絡、相談、これ大事! ほんと、いつも思ってたんですよ。恋愛ものの漫画でもドラマでもなんでもですけど、とりあえずお前ら、まずは話し合え。今、自分がどう思ってるか、ちゃんと話して、ちゃんと聞くがいいよって、ずっとずっと思ってきて、最近も、ちゃんと一言断わっとこうよ! って、やきもきやきもきさせられることあったものですから、亨ちゃん、あなたは偉いわ。聞いたよ。真っ向から聞いたよ。先日耳にした、告白された柚貴が断わる際にいったこと。結婚の約束してる奴がいるからっていう話ね。ずっとずっと気になって、もやもや悶々としていた亨が、花火大会のその夜に、気安く接してくる柚貴の態度に戸惑って、お前はこれでいいのか、自分は意識する対象でさえないのかって、思いあまって聞いちゃった! やったー! 亨ちゃん、素晴しいよ。でもって柚貴もすごくいい。全然ぼやかさない。真っ直ぐな目で亨見据えて、お前じゃん。素晴しいわ、このふたり。この小さなもやもやで、亨は柚貴に向けた自分の気持ちに気づきはじめるし、そして柚貴はもう亨のこと好きなんだって明示しちゃうしで、なんてすっきりきっぱり、気持ちのいいふたりなんだろう! 感動しました。誤解とかすれ違いとか、全然引っぱらない。今私は、すごく晴れやかな気分です!

2017年12月24日日曜日

『まんがタイムスペシャル』2018年2月号

『まんがタイムスペシャル』2018年2月号、一昨日の続きです。

『なごみ先生は職場のお医者さん』。産業医のなごみ先生。職場の皆から避けられてるのではと落ち込んでいるんですが、小さくて見えなかっただけでは? そんな、まさか、ですよね。産業医、法的義務は月1の巡視で大丈夫なんだ。思ったより、少ない! けど、そこを週1できているというのですね、なるほど、熱心でいらっしゃる。まずは、なんとかして覚えてもらおう、でもってこの会社の仕事について知ろう。それで職場に出てみれば、納期前で修羅場であったり、でもって仕事の成果物、ゲームですね、ちょっとプレイさせてもらったらすっかりハマっちゃったり。こうやって、互いに相手のこと、興味を持って、その距離を埋められるのだとしたら、ありですよね。今後、どんな風にこの職場に接していくことになるのか、その前提となる状況を作っている、そんな感じがしますよ。そうそう、小さくて見えなかったんじゃというの、本当にそうだったんだってわかるのがおかしくて、誤解が解けてよかったのか、あるいはショック受けるべきなのか、複雑な感じなの、おかしかったです。

『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』。まだ4月だというのにプールに入ることになったんだ。朝永は寒さに震えてるわけですが、湯川部長、水着に白衣はおってるだけで大丈夫? 寒くないんですか!? いや、肌の露出はそりゃ男子の方が多いわけですけども、あんまかわらんよね!? 今回の実験、水中に撃ち込まれた弾丸の威力がどれくらい減衰するのか、なんだそうですが、いやいや、物騒物騒。実際のところ、かなり弱まるらしいですよね。ましてや部長の用意したのは子供用のエアガン。もともとがしれてる威力なのに、これ、観測できるくらい、弾、水中を進むかなあ! そう思ってたら、ああ、やっぱり部長も同じこと考えてますよね。それで30cmの距離まで近付いて発砲。この時の部長の生き生きとした様ね、やってみたくてしかたなかったんだろうなあっていうのがよくよくわかって、ほんと、楽しい人でありますよ。今回は、4月にプールは大変だろうけど、髪おろした部長とか、プールで水着で一緒に実験して、笑顔でありがとうとか、実験よりも部長との距離が縮まった、そこにこそ意味があったって感じですね。ほんと、朝永ったら、部長のこと意識しちゃって……、と思ったら風邪か。これ、部長はなんともなかったっぽいのがすごいですよ。

『君のパンツに一目惚れ』。なんかめちゃくちゃややこしいことに! いやね、自分もまるでわかってませんでした。クマパンが廊下で出会った重升先輩。この人が五十嵐先輩が好きって人だよな。そう思ってたら、うそー、違ったん!? やられましたわ。見事に翻弄されてましたわ。いえね、小桜が出会った新たな刺繍女子、階段でひとり黙々とリボンに刺繍している女の子がですよ、ええと、手芸部の人? そう思ったら違うっていうんですよ。大きな声が苦手。そういうこの人、佐藤先輩、手芸部には苦手な人がいるっていって、入部したもののやめたっていってる、その人が重升先輩。クマパンは五十嵐のことだと思ってたけど、違ったんだ。でもって、さらに違ってたことがひとつですよ。重升は手芸部の部長で、五十嵐は、そして佐藤も、刺繍部所属なのか! うわー、同じクラブに入ってるもんだと思ってたよ。まさか手芸部と刺繍部、ふたつあるだなんて思ってなかった。このミスディレクション。さらに五十嵐の好きだという部長、佐藤のことだったんだ! うわー、これ、おかしなことになってきたな。クマパン、いやさ絹森のこと、重升は手芸部に入るものだと思ってる。五十嵐は刺繍部のものだと思ってる。この板挟み感。いったい手芸部と刺繍部、どんな確執が!? ただでさえおかしな状況になってたのにさらにこんがらがってきて、いやもう、なんだかわくわくしてきましたね。これ、まさかこんなに翻弄されることになろうとは思いもしなかった。やってくれますよ。ほんと、この状況、楽しくてしかたありませんよ。

メェ〜探偵フワロ』。友人に視察がてらと頼まれて、正月をリゾートで過ごすことになったフワロ氏一行。これ、アーサー、ミスレモンと一緒にいこうと思ってたのに、まさかの大所帯になって、というかフワロ邸、クリスマスパーティでもやってたの? コバーン少年にラウールのみならず、ヴィヴィアン、リリアン、ローラにリラ姉妹までいるじゃありませんか。リリアンのボディーストッキング、あらぬもの想像してるアーサーとレモンがおかしかったですよ。ブルブルブルって! 思わずつっこむラウール。なに考えてるかよくわかったな。しかしこのリゾート、自給自足体験をするってやつなのか。贅沢し尽くした人が遊ぶところ。すなわち、贅沢を楽しみたい人向けじゃない。ホテルもない、シャワーもない。風呂はドラム缶に雨水か! 思ったよりハード。というか、感染症とか大丈夫!? 子供たちには好評だけど、女性陣には不評で、室内にいても避けられない蚊。誰か覗いてるからのデカい蛾でしたって流れね、ものすごいわ。翌朝、食事の用意をする女性陣のやさぐれ方ものすごく、ほんと、最後までおかしかった。ヴィヴィアンがさすがというか、結構順応してますよね。くぐってきた修羅場の差でしょうか。対照的に、レモン、リリアン、リラの憔悴っぷり。ほんと、これね、ちょっといい目見させてあげてください。

  • 『まんがタイムスペシャル』第27巻第1号(2018年1月号)

2017年12月23日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年2月号

 『まんがタイムきららフォワード』2018年2月号、発売されました。表紙は『がっこうぐらし!』。連載再開とのキャプションに続き、実写映画化の文字が! ええ、らしいですね、聞いてましたよ。そうかあ、どういう切り口で見せてくれるのでしょうね。さて表紙はというますと、ああ、ゆきとともにいるその人はめぐねえではないですか。かつて過ごした教室の、ともにあった人たちの、切なくも懐かしい、そんな情景の描かれて、ええ、その顛末をもう知っている我々にとって、これはなんともいえない感慨覚える、そんなイラストであると思います。

『球詠』。この勝負、本当に面白くなってきましたね。自分の投球を真似られてしまったせいで、落着きを失ってしまった影森ピッチャーの中山。けれど、それがチームの崩れにではなく、勝ちたいという気持ちに向かっていくのがすごく面白い。ホームランを打たれてさえも動じなかった中山が、打者を打ち取ったことに手応えを感じガッツポーズ出すまでに揺らぐ。そして、この揺らぎこそが面白いのだと、ただすみやかに試合を終わらせるだけでなく、当然勝ちをとっていきたいという、いわば闘志を剥き出しにしようとしている影森に、勝負ごとの面白み、感じないではおられませんでした。息吹によるコピー投法。一番詳しいのは自分だからとコーチャーに出る中山。この子が、息吹のピッチャーとしての資質を評価していくくだり。さらには捕手球姫の真価に辿り着くところなど、勝とうとする気持ちの強さ感じさせるとともに、この分析を通じて主人公側、新越谷のキャラクターが浮き彫りにされるという構図。これも大変よいと思いました。伝わる、それがさらに面白さを明確にするのですね。

ゆるキャン△』。ずっとね不思議だったんですよ。雪国で温泉につかるニホンザルとかいるでしょう? あれ、湯上りはどうしてるんだろうって。毛皮があるから水をはじいて大丈夫とか、絶対にありえないくらい水びたしじゃないですか。しかも水でなくお湯。濡れたまま極寒に身をさらしたら、水を浴びたよりもずっと気化冷却で体温奪われるはず……。ええ、やっぱり寒いんやね! 冒頭から温泉楽しむ三人だけど、寒くて出られない。思いきってあがったら、めちゃくちゃ寒いっていうね。ほんと、人ならすぐ室内に入るなり、服着るなりできるけど、サルはどうしているのだろう……。あき、あおい、恵那、この三人の冬キャンルーキーぶりが実にいいですね。今夜はきりたんぽ鍋、やたらテキパキと買い物してると思ったら、おお、なでしこのアドバイスなのか。なでしこ、偉大だ。山中湖についてからも、あれ面白そう、こんなのもあるんだ、って思ったものがほぼ利用できなかったりね、そしてこういうことやってみたい! そういって盛り上がったものが、危ないからダメだって! ほんと、連発される不服顔、すごいいい味出してましたよ。

『はるかなレシーブ』。うわあ、ここでまだ引っ張るのかあ。これでもう最後の最後、第3セットはもつれにもつれて、一進一退、じりじりと互いに1点を積み上げながらの息づまる攻防にもう釘付けでした。遥、かなたのふたり、エミリ、クレアを相手にここま食い下がれるほど強くなっていたんだ。しかし、前回少し匂わされたはるかなの秘策。いつ出るのか。それがどう勝負に関わってこようというのか。やきもきしながら待って、そしてその時というのはいよいよ勝負もつこうとする15対15、終盤も終盤で、ああ、風を味方につけてのラリー。これまでの、ブロックが決めにくかった、その条件を自分有利になるよう引きつけてのラリー。遥の胸に去来する思いとともに打たれる渾身の一球。ああ、この見せ場に向けて駆け上がろうとする高揚と、一瞬時が止まる、その緊迫のせめぎあう見開きの力。大きく、そして鋭かった。それだけに、勝負の行方の見えないという、このすごいサスペンド感! もう、たまらんですね。どうしたらいいのか。もう、たまらんですね。外、走ってきたらいいのか。

『ゆうなぎまりん』、ゲストです。出会ってしまった艦船趣味の女の子たち。自分の趣味を誰にもいえずにいた相模まりんは、テレビで艦船趣味について堂々と語る丹後夕に魅せられて、ネットを通じて知り合い、ついには横浜から舞鶴まで足を運んだというのですね。少し内気なまりんに、好きなこととなると歯止めがきかなくなる夕。そんな夕の暴走を収めるのは、双子の妹の凪。なるほど、三人そろってゆう、なぎ、まりん。凪がいいなあ! 艦船趣味の姉に都会に対する憧れを隠さない妹。まりんが横浜からきたというものだから、都会だ、おしゃれだ、すごいって食い下がる、その様子、目もらんらんと輝かせて、すなわち似た者姉妹なのですね。この、好きなもの、憧れるものに対する気持ちを隠すことのないふたりと、これまで自分の内に抱えて、誰にも知らせずにきたまりん。この出会いは、まりんの心の枷を解く、そんな大切なものであったというのですね。出会ってしまった、知ってしまった。もうもとには戻れない、そんなまりんの気持ちの変化とその行方。心にささやかに跡を残した、そんな感触であります。

2017年12月22日金曜日

『まんがタイムスペシャル』2018年2月号

『まんがタイムスペシャル』2018年2月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』。リコが晴着で、お雑煮ですね、餅を食べてましてね、にょーんと伸びてる餅を見つめる大きな目とあの表情。きれいにおすまししてるけど、ただ大人しいわけじゃない、ちょっととぼけた感じが出て、いいですね。『難関女子の恋愛参考書』は、乙女ちゃんを中心に、男ふたりがついた餅がハートマークになっている。『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』、湯川先輩も餅食べて、にょーんと伸ばしてますけど、これ、実験? 片手に餅、片手に物差し。伸びた長さを測ろうとしてるんですね。

『課長と私のおかず道』。実家に帰ってダラダラしてる保志。いいですね。会社ではちゃんとしてるよ、弟にはそういって聞かせるんですけど、なかなか信じてもらえてないっぽい。そんな保志の威厳がね、いやちょっとしっかりしたって家族から見直されるきっかけくらいですけど、お餅のアレンジ、麻婆豆腐の素とあわせての麻婆餅。ええ、これ、課長とのおかず道活動、実ってますよ。あの、ちょっと見直した弟? なんか姉ちゃんが自分の知ってる姉ちゃんじゃなくなってさみしかったりする!? ともあれ、保志の想像した課長の反応、それがそのままだったりしたところとかね、あと年賀状に思うところありですか? なんかふたり離れた場所にいて、けれどそれでこそわかるものありといったところ、悪くなかったですよ。

『ちんまり経理のヒメ先輩』。今回は異色回だ! 地元のテレビ局がタテグイチヤナギの取材にやってきましたよ。けれどどうにもぱっとしない。ディレクターもなんかいやーなこといっちゃっててね、と思ったら、ヒメ帰ってきてからがおかしい。最初は乗り気でなかったディレクターなのに、リポーターに乗せられてどんどんその気になっていって、髪をちょっと変えましょう。表現の仕方も変えていきましょう。それでふたりが初心を思い出す! リポーターのお姉さん、アイドルに憧れてこの仕事についたのか。ディレクターもPV制作やりたかったのか。なんだろう、このノンストップ感。ふたりどんどんハイになっていって、ヒメもどんどん振り回されて、なのに社長と若林はこんなに静か。すごい対照に、おかしみもばっちりでしたよ。完成した番組での、社長と若林の扱い。ワイプか! 徹底的にヒメ推しだ。これね、社長ね、ローカル番組の宣伝効果なんてたかが知れてるっていうけど、店はともかく、ヒメの魅力がこれでもかとアピールされて、ああ、学校で大変なことになっちゃうかもですよ。ただでさえファンの子がいるっていうのにね!

『ぼくとへっぽこ妹弟子』、ゲストです。妹弟子と書いておねえさんと読ませるんですね。世界的陶芸家の一番弟子、猪野川葵は16歳。その妹弟子、三浦夜空は26歳。10歳上で妹弟子。陶芸に関しては厳しくビシバシいっちゃう葵が、三浦のご飯大好きだからとかいって甘えちゃう。そのツンデレ甘えんぼう少年と、世話焼きで包容力溢れるお姉さん。ずるく甘えていろいろやってもらっちゃってみたいな葵だけど、そのあたりも見越した上で三浦お姉さん、受け入れちゃったりしてるのかなって思えるようなそのやり取り。優しいお姉さんものと見ても、なかなかいいんじゃないかと思いました。ちょっと生意気葵が、結構チョロい? そんなところもよかったと思います。

『メイドな姉の甘える妹育成日誌』、ゲストです。姉もの、続きますね。ただしこちらは実姉妹。姉の三藤椎音はメイドの格好して妹をいろいろかまいたい。対し、妹はそんな世話焼き必要ないくらいしっかりきっちりしてるんだ。姉は20歳、妹、舞衣は15歳。ちょっと歳は離れてるけど、むしろ妹の方が頼り甲斐ありそうです。なるほど、母の再婚でできた妹。ずっと欲しかった妹、その夢が叶って、いいお姉ちゃんになりたいって頑張るんだけど、ちょっと空回りぎみっぽいですね。背も舞衣の方が高いんだ。お弁当なんかも妹がきっちり作ってくれて、そうか、しっかりしたいって思って、そのように育ってきたんだ。姉の頑張りの空回り、これを妹がわずらわしいとか思ってないのがちょっと新鮮です。むしろ嬉しく思ってて、嬉しさからか、心配かけないようもっとしっかりしないとね! って、いい笑顔で応えちゃってね、このなかなか姉の思惑どおりにいかない感じ。けど、ふたりの仲のよい感じ。よいのではないでしょうか。ふたりほのぼのと性格のよさが出ているところがよいと思いました。

  • 『まんがタイムスペシャル』第27巻第1号(2018年1月号)

2017年12月21日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年2月号

『まんがタイムきららMAX』2018年2月号、昨日の続きです。

『TCGirls』、本当に面白い。文化祭でTCG体験会をやる。その様子なんですが、アン、のっけから飛ばしてますよ。イベントにふさわしいコスプレを追求するのはいいけど、それで無地のカード!? なにかさっぱりわからない、謎の白ぬりかべ、あるいは豆腐。伝わってなさが素晴しい。しかも、チラシに描かれてるのと、実際の体験会の雰囲気、ずいぶん違っていて、これ、再現性の問題じゃないよね? 方向性が違うよね? って、これ、アンの都合か。なるほど、担当声優箔押しサインカードっていうのが封入されてるキャンペーンやってるのか。サインカード欲しさにアンがこれをチョイスしたわけか。ほんと、アン、やりたい放題です。今回ね、いろいろ明らかになったことがまたおかしくて、シオンも参加してたティーチングビデオなんですが、この体験会のプレゼン目的って知らされてなかったとかね、アン、手段を選ばないな、君! ニイナに着せた衣装も、アンの一推し。このアンのやりたい放題。でも、なんか面白くて、楽しくて、クラスの皆もうまいこと乗っかてきて、この一体感がすごくいい。メイ参戦からの流れもね、まったく予定にないのにエキシビションマッチにしてしまうとか、でもってメイの実力発揮できなかった理由とか、これね、アンがやりたい放題やってるように、クラスの皆もやりたいようにやってる、その気兼ねのなさがよかったのだと思ったのですね。でもって、アン。これ、目的達成なんでしょうか。最後に描かれる皆との隔たり。ええ、この台無し感。これでこそアンなんでしょうね。

『こみっくがーるず』。これ、いい話だなあ。琉姫と翼のデビュー前からの物語。琉姫のピンチを救ってくれた、これが琉姫と翼との出会いだったんですね。この出会いをきっかけに、翼が漫画を描くことを知り、また母の厳しさに疲弊してる翼にとっては、琉姫のそばが安らげる場所になったりと、ああ、ふたりの関係の深さというもの、よくよく感じられる話でありました。ふたりで漫画を描くのが楽しくて、本格的に道具を揃えて、出版社に持ち込んで — 。ふたり一緒に支えあいながらステップアップしていくところなどね、見ていてまぶしく感じられるほど。大人向けの雑誌を紹介されたものの乗り気でなかった琉姫が、なぜその道を選択したのかも、そうかあ、琉姫にはここでなんとしても漫画家としてデビューしなければならないわけがあったんだ。琉姫、翼を救いたい一心だったんだなあ。その思い、その気迫、胸に迫るものありました。子供の頃は自分の好きなものを好きといえなかった、そんな琉姫が好きな友達のためにあそこまで行動できるようになった。その成長、秘めた強さを見せたところなど、涙ぐむ思いで読みました。

『夢見るプリマ・ガール!』。ダンスに出会った小さなみゆの思い出。世界がキラキラと輝きだしたという、その輝きの先に今回のステージはあったのだ。そうしたことをしっかりと見せようとする描写は、言葉少なく、絵の力によってダンスと、ダンスに打ち込む彼女らと、そしてそのすべての輝きを、雄弁に物語るものであったと思うのです。ステージに向かう彼女らの後ろ姿。みゆのその立ち姿、足の自然ととったポジションからさえも、この子のこれまで積み上げてきたものが見えた気がしました。そしてそれからの描写の連続は、ひとりひとりにスポットライトをあてるかのように、踊る彼女らの身体の躍動や高揚、ダンスを好きだという気持ちさえも明らかにして見せて、美しく、華やかにして晴れやか、皆ののびのびとして健やかな魅力を引き出して、素晴しかった。続くみゆのモノローグに、自然心も寄り添うように導かれて、ああ、いいステージだったなと、演者である彼女らにとっても、それを見る観客にとっても、彼女らを見守ってきた人たちにも、ひとしくよいものであったのだと、心の底から思わされたのでした。美しかった。最後のみゆの表情も高揚を残しながらもさっぱりとして、とても美しかったです。

蛇足ですが、踊っているみゆの上半身の肉付き。細身に見せて筋肉質ということがわかる描写、これもすごかったですね。ちょっとただごとではない感じがしました。

『FASHION MUSIC』。なんだろう、不思議な面白さがありますよね。皆でカラオケにいくことになりました。皆が皆、楽しみにしているのはいいとして、AM3時、眠れないって、よっぽど楽しみなんだね! 有紀がギター持ってやってきたのがいいですよね。ええと、まだ弾けないんだっけ? このカラオケ店ではマイクスタンドが借りられるからって、ギター弾きながら歌う、そんな気分になりたいっていうのがね、ちょっとアホっぽいけど素朴な憧れ感じさせて、面白いし、可愛いなって思っちゃいましてね、でもって実際借りるかというと弱気になっていいだせないとか。百合、ナイスサポートでしたよ。歌う様子、選ぶ曲に、皆それぞれの個性が見えて面白いかと思ったら、やっぱり有紀が全部持っていきますよ。セッティングから考えてて、しかもライブ形式。あの、歌ってるところ、いい雰囲気じゃないですか! これだけで全部持ってっちゃうくらい魅力的な見せ場になってましたよ。でもってMC入れてきた! って、ほんと、この子、楽しいなあ。まだバンドとしてはかたちになるところまでいけてないわけですが、それでも一緒になにか方向性を見付けだそうとするかのような姿、様子が魅力的です。最後のバンドを組もう! ってとこから、有紀の歌詞が没になるところまで、一連の流れもね、皆のわくわく、浮き立つ気持ちが感じられて、大変によかったです。

いちごの入ったソーダ水』。ひとつの節目となる今回描かれたものもまた素晴しくて、いよいよ進級する彼女らの、別れとまではいわないけれど、ずっと一緒に過ごしてきた月とこひめの独り立ち、変化と成長を感じさせるような描写には、埋めがたい空白と、けどもうこの子は大丈夫という信頼とを感じさせてくれるよさがあって、ああ、これは作者の力量たっぷりにして実に豊かでありました。漫画に描かれる人たちにそそがれる愛情なども感じとれるようで、細やかな描写に、切なくて、いじらしい、そんな感情の降り積むような思いがします。杏奈のくだりもね……、素晴しかった。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第2号(2018年2月号)

2017年12月20日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年2月号

『まんがタイムきららMAX』2018年2月号、昨日の続きです。

『どうして私が美術科に!?』。体育祭、めちゃくちゃ面白いです。普通科とチームを組んで競いあいますよ、っていうんですが、美術科の面々、怖フィルターとやらでめちゃくちゃネガティブになってて、ああ、そうだよなあ、運動とか苦手そうだもんなあ、と思ったら、人見知りなんかも手伝ってたりしちゃってるのか! もうとことんネガティブでね、準備運動で不安、騎馬戦は逃げの一手。でもって美術科走りお絵かきなる謎競技。めちゃくちゃ面白い。みんな、絵の出来に納得いかなくて、制限時間内に終わらないのか。今回、お弁当やら教師リレーやら、美術科リレーならぬ見世物競争やら、おかしな展開いっぱいあって、ほんと、美術科関係の人たち、ネガティブが極まってるよ。アンカー黄奈子のコラ画像呼ばわりっていうのもおかしくって、もうほんと、最後の最後まで、みっちりしっかり面白み詰め込まれてて、このバラエティ感、大変によかったです。

『私を球場に連れてって!』。ものすごい異色回! でもめちゃくちゃ面白かったですよ。夏休みに入りました。それで、ファル子にほだされて、皆で福岡にいくことになるんですけど、あの持って回った誘い方がまずおかしくて、素直じゃないなあ、ファル子。でも、皆で福岡いくと決まった時のあの笑顔、素晴しかったです。交通手段は夜行バス。所要時間15時間。あー、これ、つらいな。私も夜行バス利用したことありますけど、京都東京間だから一晩あればなんとかなる。15時間はつらいよなあ。しかもレオナは乗り物で寝られないんだそうで、ああ、これ、本当につらいわ。実際、今回、ほぼバスの旅で終わってる。眠れない、つらい、だんだん気持ち悪くなってきた、みたいな展開に、もうおかしいやら気の毒やら、ねえ、ほんとすごい。なにがおかしかったって、三木SAですよ。兵庫県、甲子園があるっていって、レオナ、甲子園の歓声を聴く……。それに対するタマのセリフ、ついに幻聴まで…、っていうのがもうおかしくって、ほんと、今回はレオナがおかしい……。つらそうなレオナを見て、感謝の気持ちから手を握ったファル子ね。いいシーンじゃーん! とか思ってたら、レオナ、さらにつらさを増すっていうのね、もう、おかしくておかしくて、もうすぐ到着、けど気持ち悪さも限界で、無死満塁3ボール0ストライクの大ピンチ。もう、今回、極まっていたと思います。私はバスがね、苦手でして、酔うんですね。だから、ちょっとレオナのピンチ、共感しちゃいましたよ。で、これ、帰りもバスなんですかい?

はんどすたんど!』。こちらも異色回、といいたけど、この漫画、結構異色回やってるよね。冬休み開けの学校ですよ。課題、ななみもゆかちーもなんとかやっつけたようで、いやあ、よかったよかった。積極的に自分を褒めてモチベーションを高めていこう。ななみがそんなこといってるんですが、いや、これ結構大切だと思う。なにかとネガティブになりがちなゆかちーに、ひなたもかな? このふたり、もっと自信を持てたらいいなって思うんですよね。さて、今回なぜかやたらとリフレインされる8メートル。これがまさか最後の最後に生きてくるとは予想外。話の頭で8メートルを振り、中盤でまたも8メートル。そしてそれが最後に回収される様。落語みたいだった。いい感じですよ。いちごがいいですよね。部室に残されたななみの教科書。明日実力テストだぞーっ! って、すごい顔して大声出してね、面白い。あと、ななみとゆかちーのいうポジティブシンキング。その話聞きながら、頭の中でずっと勉強は? っていってるのもおかしくって、ほんと、なんともいえない味わいでありました。各人の個性、それが生きてるよなあ。この漫画見てると、その個性の魅力、実感させられます。

『JKすぷらっしゅ!』。狂気の世界かも知れん。めちゃくちゃ面白かったんだけど、ほんと、潔が妹にピアノを買いました。それで皆でお祝いがてら遊びにいこうっていうんですが、澪花が妹に着せるために水着を持っていくとかいっていて、うん、やばい。でもってケイね、教育に悪い、外聞も悪いっていって、家に呼んでもらえてなかったんだ。そりゃまあ、普段着が水着だものなあ。ああ、ほんと、この狂気よ。妹、紗江がですよ、部屋に入ってきた水着の女、澪花ですけど、見た瞬間に防犯ブザー。めちゃくちゃ面白い。紗江が真顔で、なんでふたりはおうちの中で水着なの? わけわかんないっていってるのもおかしい。うん、ふたりはおかしい。紗江は姉のことが好きなんですね。姉とケイの仲を見て嫉妬。ピアノもドジャーン! って、お姉ちゃんをとられるんじゃないかって必死なんですね。で、その、必死の妹、必死ゆえかなんなのか、この狂気の状況に接近していくという。ああ、ほんと、これ、実にすさまじきものでした。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第2号(2018年2月号)

2017年12月19日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年2月号

『まんがタイムきららMAX』2018年2月号、発売されました。表紙は『ご注文はうさぎですか?』。ココア、千夜、シャロの三人がチャイナ衣装でウェイトレスでありますよ。これは点心? ココアの持つトレイに乗った蒸籠には、ティッピー模した蒸し饅頭? これ、可愛くって、いいなあ。可愛いのは三人娘もですね。色違いの揃いの衣装、それがとてもマッチして、メイン中央に位置するココアの屈託のない笑顔も、後ろでいたずらっぽい笑顔を見せる千夜も、口をへの字にしてるシャロも、とても魅力的なのであります。片足あげてポーズをとる千夜、シャロが左右対称になっていて、揃いの髪形、髪飾りもね印象的。このふたりが、しっかり画面を支えていますよね。

ご注文はうさぎですか?』。シャロさん、社交界デビューですよ! 学校の新年パーティーに着ていく服がない! シャロのピンチをココア、千夜コンビが救ってくれるのですが、おお、すごいな、見事にプリンセスだ。髪までストレートにととのえて、ドレスも素敵。ああ、今回は絢爛豪華な舞踏会でありますか!? と思ったら、見事仮装大会だったというの、予想を裏切るいい見せ方。しかもそこに、ココアのあやしいうさぎの着ぐるみまでいて、ココアが潜入してきてるーっ! いや、そう見せかけて、もしやこの着ぐるみの正体は!? 思いましたよ、思いましたよね。今回のエピソード、リゼの卒業していくというこの学校で、来年もシャロはうまくやっていけるんだろうか。その心配を払拭するような内容で、ええ、この子、この学校に見事に溶け込んで、受け入れられてるっていうのが描かれて、ほんと、安心させられましたよ。こうした楽しさに気づかせてくれたのはリゼだった。そのリゼとの対面ね。ああ、やっぱりーっ! でもね、ここからの展開もまたよくって、憧れのリゼ先輩、そうした思いが一定の距離を生じさせていた。でも今はもうそうした隔たりもなくなってるのですね。リゼとシャロ、ふたりすごく自然に素直に向き合えて、この関係が素敵でした。そうそう、あの吹き矢部の部長さんですよ。もしかして、あの人のお嬢さん!? どうなんだろう。これはまた新たな謎でありますよ。

『魔法少女のカレイなる余生』。ちょくちょく姿を消す管理人ですよ。これって作者の描き忘れ!? いやいや、まさかそんなことありますまい。綿密な予定にもとづいて構成されているに決まっているのですから。ということで、今回の管理人話。フルカに飲み込まれてしまってたっけ!? いや、実際、いつどのタイミングで管理人が姿を消したかとか、自分も全然把握してないものなあ。フルカって、食べたもの、消化して吸収してるんじゃないんですね。別次元に通じている。運がよければ戻ってくられるでしょう。ああ、これは戻ってくるなと思ったら、即座に戻ってきて、しかも悟りっぽいの開いてるし! しかし、幾多の次元、幾千年の時を彷徨っていたという管理人。それでも存命だっていうんだから、ただものではないですね。この漫画において主に汚れ役を担当している管理人が、こうやって真人間どころか聖人にまで達してしまうと、汚れポジションはささりにスライドするんですね。ささりに注がれる、しじまの冷たい目。追い詰められた末に悔い改めるにいたるとか、このほぼささり一人で大騒ぎしてる様がおかしくて、しかし普通ならそろそろ管理人のメッキがはがれる頃合いなんだけど……、という、その引っ張るところも実によかったです。もしかしたら、管理人のこの状態、ある程度継続するんじゃないかって思いましたから。ええ、見事早期決着しましたね。ばっちり期待どおりですよ。

『ぼっち・ざ・ろっく』、ゲストです。ダメ人間を自認する後藤ひとり。いわゆるコミュ障ってやつなのかな? 高校入っても友達できなくて、ひとり押し入れに籠ってギターばかり弾いてる。それでも、動画撮って動画サイトで公開してって、頑張ってるじゃん。しかも結構好評で、そうか、この子うまいのか。誰でしたっけ、技巧系ギタリストで、友達も作らずひとり延々ギター弾いてたって人。イングヴェイ? ともあれ、孤独と向き合い、ギターで空白を埋めるかのごとく、情熱を持って取り組むというのは、上達の秘訣だったりするのかもですね。さて、ひとり、友達作ろうとはしてるんだ。思わせぶりにバンドグッズちらつかせてみたりして、興味持った人が話しかけてくれるのを待っている……。って、駄目だ、これは駄目なパターンだ。というか、そのアピールが過剰すぎて逆に人を遠ざけてしまってる……。こんなひとりに声をかけてくれた人がいたんですね。バンドからギターがいなくなったので、急遽埋めないといけない。だからサポートギターで参加して、って、無茶な人だ! 伊地知虹夏。ひとつ先輩ですね。とりあえずこの人のバンドに参加することになるんだけど、虹夏、ひとりのネットでの活動、知ってたりね、けど実際のひとりの言動に不安感じてしまってたりね。ライブは次回に持ち越しですね。かなり弾けそうなひとり。その能力ははたして発揮されるのか。どーんと見せ付けてくれたら爽快だけど、どうなるかわかんないなあ。どっちにも転がりそうでハラハラですよね。

『箱入りツインテールと付き合うための××』、読み切りです。『ペンにまします神サマの』の佐古新佑のカムバック読み切り、だそうですが、ああきっと一筋縄ではいかんぞ。ええ、いきませんでした。祇園寺サラに告白してきた男子。放課後に校舎裏に呼び出されたわけですが、ああ、サラに付き添ってる白鐘双寿、この子もついてくるんだ。ここからですよ、なんと面接するらしい。お嬢様とのおつきあいを希望するにあたっての面接。もう、これだけでなにかおかしいんですけど、志望動機を問うて、フリートークに入って、というんですが、これ志望者の人となりよりもサラの人となりが露にされてますよ!? いろいろおかしいサラの言動。ちょっと夢見がちで、しかもいろいろチョロそうで、今回の面接の結果もね、サラ、なんと丸を出しちゃいましたよ。でも、双寿が阻むんですね。サラと双寿、ふたりが揃って丸を出さないと成立しません。このシステムについてはサラも納得してるみたいで、きっぱり態度改めて、きっちりお断りですよ。ほんと、一筋縄じゃないな。でも、これ、本題は最後のページですよね。丸を出さない双寿の思惑。お嬢様付きの使用人としてダメというのか、あるいはサラの幼なじみとしてダメというのか。それが曖昧にされているところに味わいがある。そう思えるものでして、あるいは率直に感想をいうならば、これ、男子の告白と面接をダシに、幼なじみ女子ふたりがイチャイチャする、そんな漫画なんじゃ!? ええ、大変よかったと思います。落ちに見える構図がナイスでした。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第2号(2018年2月号)

2017年12月18日月曜日

大人の科学マガジン 小さな活版印刷機

 買いました、小さな活版印刷機。ちょうど年賀状時期だものね、というのもあるのですが、なんか面白そう! っていうのが一番の理由。こういう、なんか面白そう! っていうのに弱いんですよ。もとはtwitterで流れてきた公式からの発言で知ったのですね。その時点では公式サイトも整備されてなくて、まったくといっていいほど情報は出てなかったんですけど、とりあえず覚えておいて、予約できるようになるのをじっと待っていたのでした。これは確実に入手したい、そう思ったから、書店に注文出すのではなく、e-hon使いましたよ。書店通して注文してたら、入手できなかったかもですよ。

まずはなにを差し置いても印刷機の組み立てであります。主にプラ部品、一部軸などは金属なのですが、説明見ながら組んでネジ止めして、だいたい30分ほどでできるというとおり、ほどなくして組み上がりました。これね、結構見た目がいいんですよね。ちょっとしたインテリア小物みたいな感じにも見えて、けど、少々大きすぎるかなあ。ハンドルを動かせば、ローラーが動いて、なるほど、上部でインクを練って活字に塗りつけ、そして紙を押し付けて印刷する。よくできた機構だと思いましたよ。

こういうキットのいいところは、機械がどういう動きするのか、よくわかるところですよね。子供の頃、扇風機のプラモデルを作ったことがあるんですが、首振りの機構がどのようになってるのか、実際に組んでみればよくわかる。この印刷機のキットは、扇風機のプラモほどにバラバラの部品から組むわけではないのですが、それでもどういう具合に動作するのか、感触をともなって知ることができるという感じです。

この印刷機、大変だったのが、活字の切り出しでした。印刷機自体は30分で組み立てられる。活字は、9×9の81が2枚入ってて、ひとつながりになってるの、パチンパチンってニッパで切り出していくんですね。ゲート跡が残ってると、版を組む時に邪魔になったり、高さが揃わなくて印刷のムラの原因になりますよっていうから、そこそこ丁寧にゲート処理して、でもプラモデル作ってるわけじゃないですから、ちょっとくらい切りすぎても大丈夫。そのへんは気楽だったんですけど、なにぶん量が量です。もう、つらかった。面倒くさかった。活字の切り出しにかかる時間は1時間を超えて、ほんと、こちらの方が大変でした。

そうそう。活字を全部いっしょくたにしまってしまうと、使う時に必要な文字を探せないから、これ、どうにかしないといけない。なので、空箱探して、クッキーですね、区切りのついてるの出してきました。

Box for types

これに、あかさたなって50音ごとに、あとアルファベットもA-I, J-R, S-Zを大文字、小文字でそれぞれ、あと数字と記号で区分けしたのですが、ああ、これ、やっぱり探すの大変だよ。活字の収納に関しては、まだまだ工夫の余地がありそうです。

Box for types

残念ながら、まだ刷るところまで辿り着けていません。とりあえず必要になる下準備だけすませて、あとは活字も組んでいない印刷機、ガコガコ動かして、ちょっとした練習ですね。これ、紙をセットするところ、名刺大のサイズを想定しているみたいで、ハガキだとうまく固定できません。なので、粘着力弱めた両面テープを貼って紙が動かないようとめるとか、工夫する必要がありますね。いろいろ遊んで、ノウハウ蓄積していくのがよいのだろうなあ。

印刷機以外には冊子も付属していますよ。というか、冊子がメインで印刷機が付録か。ともあれ、この印刷機でどういうのが刷れるか、印刷を本業にしてる人やデザインを仕事にしてる人によるデモンストレーション? がいろいろ紹介されていたり、あと活版印刷の歴史とかね、このあたりは学研の科学という感じがしますよね。いろいろ詳しい人からしたら薄い内容だと思いますよ。けれど、これを機にちょっと触れてみたい、そういう知の導入にはちょうどいいのだと思います。まずは軽く楽しんで、ちょっと知って、そしてさらに知りたいなら自ら切り開いていけばいいのかな? でも、本物の活版印刷機導入するのは無理だよなあ! うん、なかなかここから発展させていくの、フォントとかタイポグラフィに向かうならまだしも、活版に向かうとかは無理っぽい気がします。

2017年12月17日日曜日

『まんがタイムファミリー』2018年2月号

『まんがタイムファミリー』2018年2月号、昨日の続きです。

『役職名はお嫁さん』。陽大、新年早々、煩悩にまみれた初夢を見たっていって落ち込んでるんですが、いや、待って、別におせち料理をあーんってしたりされたりするの、そんなに落ち込まないといけないレベルの話じゃないよね!? なんという純情夫婦。そりゃもう、買い物に出た先でお付き合いしたてと思われたりするわけですよ。今年の課題は互いに甘える。そう設定して、甘え方の手本をテレビに求めてみれば、ふたりして一緒にムリです。おお、無理ですかー。うん、このふたりにはちょっと厳しい、難しい、そんな甘え方かも知れませんね。うん、自分もああいうの無理っす。コートを買いにいくくだりね、陽大、ほんと、なんて優しいわがままなんだろうね。美如の試着の情景も実によくって、営業ウーマンスタイルがやっぱり一番素敵じゃない? そしてコートをそのまま着て帰るというの、はたしてデート用として早速ということなのか、あるいは混雑する店のことを思ってか? いや、これ、やっぱり陽大のためなんだと思いますよ。仕事脳だっていって、また即物的な態度をキープするこの人の、心のうちには愛も情もちゃんとあるんだよって、そうしたこと感じられるエピソードだったと思います。ほんと、美如さん、素敵ですよ。

『感染!ウイちゃん』。あれ? なんかいつもと印象違ってるな。そう思ったら、ああ、そうだよ、服だよ。ウイルスもセキュリティソフトも、なんか普通の格好してましてね、なんでかと思ったら、ガスの定期検査なんですって。だからいつもの小悪魔スタイルとかメイドナースとか、いろいろまずい。うん、まずいよね。でも、普通の服着たら、ふたりともなんか地味だな。というか、セキュリティが普通の女の子に見える。ガスの検査にきたお兄さんのこと、ウイルスがやたら気に入っちゃうの、おかしかったですね。あ、これ、きっと、タブレット目当てだ。そう思ったらまさしくドンピシャだったのですが、あつしがねすっかり勘違いしちゃって、それでもって嫉妬しちゃって、検査のお兄さんに敵意剥き出し。こんなに感じの悪い人だったっけ? って、お兄さんの感想もおかしかったですよ。これね、最後にねウイルスがあつしのこと選ぶのね、ささやかなことなんですが、なんかよかったですよ。これも結局あつしがわかってないの、それもまたいい感じでありました。

『パパとあそぼう!』。めちゃくちゃ面白いです。パパが誘った子供向けの体操イベント。ママもいくならと、さくらが同意したのね、パパさんニヤリと笑って、計画通りですか! そうか、パパと一緒に体操するイベントだったんだ。それ知ったさくらが、だまされた! もうほんと、これだけでもう面白い。パパと一緒に体操するの嫌がるさくらも、体操のお兄さんの素敵な笑顔にほだされて、一転やる気出してみせるというのも最高におかしくって、そうでした、さくら、いい男に弱いのでした。体操してるふたりを撮影するママさんがね、さくらの表情が暗いって、ほんと、あらゆる方面から笑わせてくれる。娘がひざに乗って感動とか、パパさん、普段どんだけ距離置かれてるのさ! もう、ほんと、最高だと思う。最後の一本、落ちも最高。このあいだパパと一緒にやった体操、それをテレビで見ましてね、ママに教えてあげるというさくらに、パパもといったら、パパはもうやったからいいでしょ! さくらさん、ほんと、パパに厳しくて、ほんと、パパさん、策に溺れたってやつですか? いや、違うよね。ほんと、パパさん、不憫すぎておかしいです。

『かしこみかしこみ』。面白かったです。山を降りてきた南天。なぜかというと、お酒を買いに。お正月の準備なんですね。ムク、山椒もそれでプチ祈願をお休みです。南天の買い物、神社にお供えするお酒。奉納されたのをうっかり割っちゃったんだ。でも買いものしかたがわからない。ムクについてきてもらって、うおお、4リットルの焼酎買いそうだよ。確かに割れないけど、趣なさすぎない!? 南天とムクがお酒を買えなかった理由、おかしかったです。それで桜についてきてもらったんだ。いいお姉さんだなあ。奥之森神社ではお酒が奉納されるけど、奏衣様への奉納は食べ物なんですね。とんかつとか、生活に根差してるなあ。奉納希望者が多いから、スケジュールつけて、空いてるところにリクエストしていくんですね。今日はカツ重。南天の分も皆のから少しずつ分けて、5人前を6人前にしちゃう。ほんと、これ、ほのぼのとしてよいなあ。ペットボトルのお酒、軽いから風で倒れちゃう、それを丸太を使って工夫する。ちょっとの失敗も気にせず、ポジティブに評価してくれる。真森様、いい神様ですよ。この人も、のんびりおっとりしてて、いい味わいです。

  • 『まんがタイムファミリー』第36巻第2号(2018年2月号)

2017年12月16日土曜日

『まんがタイムファミリー』2018年2月号

『まんがタイムファミリー』2018年2月号、発売されました。表紙は『大家さんは思春期!』。チエちゃん、晴着で羽根つきでありますね。たすきがけして、その動きはアグレッシブ。いやいや、羽根つきってもっとこう優雅に趣深くやるもんじゃないの? という自分は、一度もこれをやったことないんですけどね。頬に墨でバッテ。なかなか苦手でいらっしゃる模様です。他に『妹のおシゴトは時給2000円』ミエ子がお年玉たくさん貰って喜んでたり、『広島さん、友達になってください』のキミとタミはお雑煮食べてますよ。これ、本編の予告になってますね。

『軍神ちゃんと呼ばないで』。虎千代が寺に逃げ込んで、出家するだなんだいってます。しかし、これね、虎千代の目的って日常のもろもろ、面倒からの逃避でありましょう? はたしてこんな人が、寺での修行耐えられるのだろうか。あるいは、修行もサボるつもりなのか。サボるつもりなんだろうなあ……。これね、虎千代説得のくだりも面白くって、とりわけ政景がおかしかったのですが、ひととおり終わって、問題も解決して、しかもそれがすごくいい話に終わってね、おおお、すごいじゃん、とか思った後にあのお坊さんですよ。仏門の修行について語る僧の思惑。それって、自分たちが煩悩に負けかねないから、虎に残ってもらっちゃ困るんじゃ!?

『妹のおシゴトは時給2000円』。冒頭から衣々子の勘違いが瓦解しとる! そうだよ、前回、衣々子がミエ子の相談を自分のことだって勘違いしとったしとった。ということは、今回は衣々子のエピソードか! と思ったら、違うやん! 早々に終了しとるやん! というわけで、今回は、というか今回もミエ子の回であります。兄、というか只野に失恋したと思っているミエ子がね、只野から距離置こうとしていろいろするんですけど、家にいればどれもこれも只野のポイント稼いじゃうし、かといって表に出れば、お金ばかりかかってしまって困るっていうのね。今回、友達の前でハメはずしちゃって、それで只野の背でおにいちゃんだいしゅきだなんていっちゃって、これ、はたして只野はどういう風に受け取るのだろう。異性として好き、という風にはとらないような気がするなあ……。でも、なんらかの変化があったりするのかも知れん。でも、只野のことだから、妹好きをよりこじらせそうな予感がしますよ。

『おしかけツインテール』。 花梨が不在の一週間。駄目な大人たちはどうやって過ごしていたのかって話なんですが、いやもうおかしい。俊郎がダラダラ過ごそうと思ってるの、これはもう通常営業だよな、そう思ったのだけど、花梨の母ですよ。うおお、平日なのに当たり前に家にいる。ゲームしてる。恥ずかしい格好、トナカイパジャマだ! 有休取りましたっていうのはいいんだけど、1週間取っちゃったんだ! すごいな。ちょっとした旅行だな。ほっといたら家のことなにもしないで、荒れ放題、だらけ放題、生活も乱れ放題になるかと思いきや、日頃の生活ですなあ、花梨のしつけがいきとどいております。夜になると眠くなる。なんだかんだで洗濯も掃除も分担して、料理も頑張ろうとはしていてね、駄目だなんて思われがちなこの家の大人ふたり、よくやってたって思いましたよ。でもこれが最後の最後、ただタイミングが悪かったってだけで花梨に叱られるハメになるっていうんだなあ。おお、不憫。花梨、よ、ちょっとは褒めてあげて。というか、アコーディオン弾いてたおじさん、なんでいるの!

『七瀬先輩のレキシスイッチ』、ゲストです。新入社員、百地三里についた教育係、上泉七瀬は歴史好き。それはいいのだけれど、初対面の人間にいきなり東軍派か西軍派か、聞いちゃうというのはどうなのか。七瀬先輩、人とコミュニケーションとるのヘタだって悩んで、いろいろ落ち込んで、みたいなこといってますけど、いやいや、それはそうですよ。いつの間にか歴史の話に夢中になっててとかいってるけど、今回初手から全力投球でしたやん! エキセントリックな先輩の、ちょっと困ったコミュニケーション。あんまりに歴史に振り切りすぎてるそれが、その後の仕事モードと幅ありすぎて、これで振り落されない百地は、ちょっと大物だと思いましたよ。

  • 『まんがタイムファミリー』第36巻第2号(2018年2月号)

2017年12月15日金曜日

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

 ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、再燃いたしました。『Splatoon 2』に新ブキ、新ステージ、新ルールが追加されて、こちらも相当に賑やかだっていうんですが、ゼルダはゼルダでエキスパンション・パスの第2弾がリリースされて、いやあ1弾目はヒットしなくて見送っていたんですけど、2弾目は思いっきり直撃コースでした。ほらさ、リンクがバイクに乗ってる、あれですよ。うおお、なにこれ、すごい! これまで、馬だと越えられなかったようなところも走破できちゃったりするん!? こりゃもうたまらん、とパス購入してしまいましたとさ。

とりあえず優先度決めて、ちまちま進めて、ようやっとマスターバイク零式入手まで到達。試しにひとっぱしり、試してみましたよ!

いや、もう、扱いづらいよ! これね、単純に移動手段とするのなら、馬の方がずっと楽だと思う。障害物とか勝手に避けてくれるし、壁に接近してもよけるか減速してくれるし、崖とか深みとかに差し掛かると、そこで止まってくれるしで、対してマスターバイクはといいますと、壁には躊躇なく激突する。崖にも水にも一直線、ダイナミックに飛び込んでくれるしと、ああ、操作することを楽しみたい場合はバイクがいいけど、探索目的なら馬一択だ!

DLC第2弾で、その馬も大幅パワーアップされてるんですよね。拍車の数を増やす古代の手綱と、馬をどこにでもワープさせて呼び寄せることができる古代のくらが追加されまして、いや、これ、ゲームが変わりますね。これまでだったら、どうやっても馬を連れてくることのできなかったようなところにも馬を呼び寄せられる。始まりの台地にもサイハテノ島にも、簡単、楽勝、あっさりと馬を持ち込んで、快適に移動できるっていうんですから、もうゲームの根幹が揺らぐってなもんですよ。これに第1弾のワープマーカーを合わせると、もう移動に関する不便はほぼ解決するといっていいんじゃないでしょうか。探索中に武器が損耗してきたから、とりあえずワープマーカー置いて撤退。サイハテノ島あたりで騎士の剣と弓を必要数拾って再び探索に戻るとか楽勝にできる。ここの探索は一段落ついたので、別の場所に祠移動。馬宿なくても馬呼び寄せられるから、すぐさま高速に移動しつつ探索、なんてことが当たり前にできて、これ、もう、戻れないかも知れん……。でもって、馬には厳しい斜面とか岩場とかだと、マスターバイク零式の出番。素晴しいわ。もう、なんだろう、胸がしみじみ熱くなるってものよ。

さて、私の進捗は、中断時点で祠発見数が118。あとふたつっていうんだけど、もう疲れはてちゃって、放置してました。それで今回のマスターバイク投入を見て、よし、バイクでもって探しちゃおう。こいつはいいかも知れないぞ! こうやって目標ができると、バイク入手にかかる手間もまた楽しいものでしたよ。でもって、その途中でいっこ祠を見つけちゃうっていうんですから、ええ、なんでも、こう、意欲持って動けば状況も変わっていくのだなって思わされました。

残る祠はひとつ。なので、DLCで追加されたアイテムを探しがてら、最後の祠も探索しようって思っていますよ。足跡モードで探索の薄い場所もわかるようになりましたからね。探索の常識が変わるってやつでありますよ。

2017年12月14日木曜日

Google Home Mini

Google Home Mini、買いました。ほら、ついこないだ、半額キャンペーンやってましたでしょう。大きなHomeとMiniとあって、7000円と3000円。できることは特に変わらないっぽいから、じゃあMiniでいいかなあ、安いし。注文しまして、届きまして、ちょいと試してみまして、正直今の状況だと、便利なのかどうなのか、あんまりよくわからないよ! こうした製品が本当に便利になるのは、対応機器が増えて、あたりまえに身のまわりにそれらがあって、みたいになってからだと思う。そういう意味では、今はまだ新しいもの好きが手を出して、試して、面白がって、そんな状況に留まるのではないかな。ただ、これから先のことを考えると、音声アシスタントに声で指示を出していくことに慣れておくのはよいかも、みたいな印象です。

Google Homeの対応製品、うちにはひとつあるんですよ。Google Chromecastなんですが、これね、HDMI連動を利用できますから、テレビの電源のオンオフが可能です。ということは、Google Homeからテレビをつけたり消したりできる!? ええ、できます。とはいえ、Chromecastとの相性なのかわかりませんけど、電源オンはこれまで一度しか成功したことがなくて、使うとすればテレビを消すばかりですね。でも、テレビをつけられても、チャンネルを変えたり録画した番組を再生できたりするわけじゃありませんから、リモコン操作は必須。となると、まあ消せるだけで充分かなと。たとえば、もう部屋から出るとかいう時にね、リモコンのところにいく必要がない。もう見る番組がないって時も、一歩も動かず声で指示して消すことができる。確かにこれは便利で、家電の操作ができるメリットというのも容易に想像できようものです。

Google HomeとChromecastをあわせると、例えばNetflix、音声で指示して番組の再生とかできるんだそうですよ。さらには一時停止、巻き戻し、もろもろの操作も可能なのだそうでして、うわあ、これはいいなあ! そう思って試そうと思ったのだけど、運の悪いことにHuluは非対応だった! dアニメストアもそうだよ? ああ、これらがはやいこと対応してくれたらよいのになあ! でも、連続ドラマの前回の続きの話から、みたいな指示で再生してくれるのかな。できるのなら最高だけど、なんかそこまで期待しちゃいけないような気がします。

現時点でのGoogle Home、用途は主にタイマーです。食後の紅茶を用意するとき、OK Google、タイマーを2分にセットしてくれ。これで時間をはかってくれる。自室ではiPhone 4Sがボイスアシスタントになって、主に目覚ましとして活躍してくれています。リビングではGoogle、自室ではSiri、といった具合に棲み分けがなされそうな感じですよ。というか、GoogleアシスタントとSiri、連携できたらいいのにな。

2017年12月13日水曜日

『まんがタイムジャンボ』2018年1月号

『まんがタイムジャンボ』2018年1月号、昨日の続きです。

『雀娘。』。おお、海ですね。友達と海で遊ぶ、すなわちリア充。そんなこといってるゆいですけど、リア充は海にきてまで麻雀やったりはしないんじゃないか? しかも水中麻雀セット。おお、そんなものあるの!? そう思ったら、牌が波にさらわれて、これが本当の洗牌ってやつか! いや、これ、後でちゃんと牌を回収できたのかなあ。無理よね? 沈むなり流れるなりしちゃったら、もう無理よね? なので、今回はちょっと麻雀を離れて、ビーチバレーしてみたりね、これはこれで楽しそうで、それでまたアキラがなんかツンデレっぽく仲よくなりつつあるようで、そうか、ゆいとアキラ、似た者同士なんだ。アキラ、こうやって素直に仲間になっていけるといいですね。ところで、水着回だったわけですが、ゆい、この子、なんだかんだで可愛いですよね。でもってアキラ。おおう、このミスマッチよ! いやもう、これはこれでありですよ。

『モンスターだってうまい飯がたべたい!』。モンスターの出入りする食堂でバイトしている藍。あまりに危険だって、藍のこと連れ戻しにきた楓ですよ。おお、常識の担い手だ。常識はずれがまかりとおってる状況で、それが非常識だって、普通じゃないんだって、きっちり見せるには、こうした常識の軸を担う人を登場させるといいんだな。でないと、あのいけ好かない金髪に流されるばかりになってしまうしさ、それを避けるにも、対抗しうる強いキャラクターが出てくることは大歓迎で、そう思ってたら、楓さん、ちょっと過剰すぎる! 楓、押しの強いキャラクターで、個性的、癖もありますけど、むしろ頼もしさ感じさせてくれて、期待させられます。

『ペンタブと戦車』。ああ、ノモンハンの悲劇、回避されたのですね。ニコ中尉にしてやられた。あわや全滅!? そう思ったら、ああ、戦車こそは失ったけど、白兵戦に持ち込んでの決闘ですよ。武田大尉とニコ中尉、剣を抜いての立ち回り。これはどちらか死んだりするのかい!? そう思ったら、武田大尉、そこで峰打ちですか。ここで休戦に入るんですね。軍司令部は戦って勝つ気であったけれど、里見曾祖父が早期停戦に持ち込むよう工作してたんですね。しかもこれでスミとの結婚が確定。ああ、拓也の懸念、回避されましたね。そう思ったら、拓也、急変!? これ、どうなるんだろう。これでもとの時代に戻るのか。その時代には、生存した武田大尉が一緒にコミケにいく仲間として健在だったりするのか。武田大尉の怒りを買ったうみねこ先輩はどうなる!? ほんと、これ、どういう方向に向かうのか、ハラハラさせられっぱなしです。

『あの日の海と16歳の夏休み』。店長、リリーを訊ねてアイルちゃんがはるばるやってきましたよ! モデルのアイルさん。皆の憧れ。さきもサイン欲しがったりしちゃって、そんな彼女がなぜこんな遠くまできたのかというと、ああ、店長に惚れ込んでるんだ。恩人だって。店長がかつてサロンモデルに誘ってくれた、それがきっかけになってモデルへの道が開けたんだ。店長、リリーは、昔からそうやって皆に自信を、変わるきっかけを与えてきたんですね。店長と離れて、不安になっていたアイルのことをなぐさめる店長がよかった。アイルの成功はアイルの実力だって。自分がいなくても魔法はとけないって。アイルがここまできたの、こうしてリリーから支えとなるなにかをもらいたかったからなんだろうな。このふたりの信頼関係、しみじみよいと思わせてくれるもので、本当にこの漫画、素敵であると思います。でもってラストのくだり。東京行き最終、ぎりぎりなんだ! この交通の便の悪さ。ああ、それでもまたなんだかんだでやってきそうなアイルさん。この情熱、あるいはリリーへの愛着もまた素敵だなあって思いましたよ。

  • 『まんがタイムジャンボ』第24巻第1号(2018年1月号)

2017年12月12日火曜日

『まんがタイムジャンボ』2018年1月号

『まんがタイムジャンボ』2018年1月号、発売されました。表紙は『レーカン!』天海さんが警察の制服姿で凛々しく敬礼! でありますよ。ああ、この天海さん、とてもいいな。素晴しい。日頃は見せない、そんな意外な表情、意外な一面。多様な魅力の一側面を垣間見るようで、心ひかれるものありました。警察の制服といえば『けいさつのおにーさん』。穂苅くんに手塚さん、ああ、本職だものなあ、そりゃ似合ってるよ! 敬礼する穂苅くんに手帳を出している手塚さん。見事に決まっています。そして『雀娘。』ゆいも敬礼ですよ。って、うわ、この子、可愛いな。凛々しさはないけど、なんだろう、めちゃくちゃ可愛いよ!

『人気マンガ家になるための15の法則』。また変な人が増えた! 相沢の弟、龍太。姉のこと好きすぎてっていうんですが、いや、ほんと、この人、崇拝に近い感情持ってるな。姉貴は完璧だった。それが今ではこんなにダラけた人間になって……、っていうんですが、漫画家なんてやめちまえみたいなこといいながら、それ、姉を思いすぎての発言か! というか、この漫画、皆が相沢のこと好きすぎるんだよ。喜多村がそうですよね。相沢を独占したい気、満々じゃないですか。でもって、綺羅星がそうでしょう。今回は、綺羅星がいい動きしてましたね。姉には才能がない、そういう弟に、漫画家に本当に必要なものがなにか、それを告げて、さらには本当は姉の漫画を買っている、弟の本心を開いてしまうんですよ。って、弟、泣くほど悔しいのか! ほんと、面白い。というか、ふたりから全力で褒められて赤面している相沢。ええ、この相沢がチヤホヤされるところ、なんだか気にいっっちゃいましたよ。

『おにいちゃんと呼ばないで』。今回、風邪ひいてしまった心ですよ。悪いことに、静乃さんはお芝居に。呼び戻そうにも、楽しみになさってたのだからと心にとめられてはしかたがない。風邪をひいた経験、昔のことを思い出してみた悟は、そこに父母の姿を見出すことはなく、では心はどうかというと、ああ、この子には母の思い出があるんだ。今回の風邪は、その家族の思い出に悟が加わった、そんな出来事になったのですね。心配してくれた兄。料理のできないこの人が、自分のできることをと考えて、パン粥を作ってくれた。ああ、これ、消化にもいいし、カロリー、栄養もあるから、普通のお粥よりもずっといいんじゃなくって? ええ、こうやっていろいろトラブルに対しながら、家族のことを思いやっていく。そうしたことがよくよく表現された、素敵なエピソードでした。あの、とり雑炊をもりもり食べてる心の表情、これもすごくいいですよね。

『偏食女子は恋でおなかを満たしたい』。めちゃくちゃ面白い。今野が買ってきた大阪土産のアメ。アメなら偏食とか関係ないだろう、そう思ってたアキにまさかのダメージですよ。あの顔! はうあッ、って。ヒロインの表情じゃないな! 咳こんじゃって、口から出しちゃって、しかしどんなアメなんだと思ったら、たこ焼きアメちゃん。ネタ系だ! でも、これ、平岡はうっとり食べちゃう。というか、この人、今野からならなにもらっても喜ぶだろうからなあ。先輩から悪意を感じます。そういって抗議するアキのいうことももっともなんだけど、じゃあ、悪意がない場合はどうするの? まさか、その悪意のない微妙お土産がすぐさまやってくるとかね。藤井の買ってきた納豆巻きせんべい。納豆のドライフード。ああ、この系統の食べたことあるよ。自分は納豆好んで食べる方だけど、この系の納豆菓子、あんましおいしくないよねえ。で、アキ、逃げずに食べたよ! おお、我慢したよ! めちゃくちゃ面白い。というか、苦難すぎるよ。で、食べずにすませる断り方を学んだ方がいいんじゃないかって、そっちにいっちゃう! いや、でも、そういうの大事ですよ。アキ、いいキャラクターに育ちましたね。ちょいアホ系で、でもなんか放っておけない可愛いやつになっちゃって、ええ、そこにからむ先輩も平岡も、いいキャラクターです。

『おやすみモーニング』。エリカに春がやってきました? 街で再会した患者さん。今度食事いきませんかっていわれちゃって、デートに誘われた? 単調な日常にたまにある非日常。今回は、その誘われたことがまさしくトキメキで非日常なわけですね。非日常はいいことばかりじゃなくて、入院も非日常。当たり前の日常のありがたみを感じる機会になったりという、そうした様々な日常非日常の様子が展開されて、ええ、それで最後に特別なトキメキだった再会が、いやそんなに特別なロマンス感じさせるようなもんじゃないかもよ! ってなるの、おかしかった。いや、でも、これくらいの気負わない関係っていうのが逆にいいのかもですよ。ええ、まずはこのお店に誘っちゃえばいいんですよ。でも、ばあちゃんは協力はしてくれなさそうな気がしますね!

  • 『まんがタイムジャンボ』第24巻第1号(2018年1月号)

2017年12月11日月曜日

『まんがタイムきらら』2018年1月号

『まんがタイムきらら』2018年1月号、昨日の続きです。

『おとめサキュバス』。やったあ、ヴェロルだ。ひとり、居室でアレの練習をしているヴェロル。奥にある熱い云々、意味深なこといってるんですが、はたしてなにをしようとしているのか。街に出ていたキュリアとみちるに見つかっちゃいましてね、ヴェロル、ジャージ姿、素敵。それで後をつけたらお惣菜屋のお爺さんを見つめているっていうわけですよ。そうか! あのお爺さんを誘惑するつもりだな! キュリアの見立てを、きっと違うと思いながら、面白くなりそうだからと同意して後押ししちゃうみちる、悪い子だなあ! いい笑顔! そうか、コロッケ食べたかったんだ。この店のコロッケが、お婆ちゃんの芋揚げを思い出させるんだ。ヴェロル、泣いちゃって、ああ、ホームシック。ほんと、この子、素朴でいい子だなあ。なんとか頑張ろうとしてもうまくいかなくって、コウモリに化けて偵察に出たら、網で追い立てられて心に傷負っちゃって、でもこのショボンとしたヴェロル、申し訳ないけど可愛いなあ。コロッケ食べたい、でも買えない。そんなヴェロルの窮状を、キュリア、助けようとしてくれて、自分だって男性が苦手だっていうのにね! でも、ここからが面白かった。お爺さんは苦手、でもお婆さんには素敵な笑顔、丁寧な受け答えでもって対応しちゃって、ああー、お婆さん、魅了されてるじゃん! ほんと、キュリアの実力、垣間見たように思いましたよ。でもってヴェロル。ああ、素直になれない。でも、お礼の練習しちゃうとかね、ほんと、不器用なお嬢さんですよ。

『オリーブ! — Believe, “Olive”?』。最終回ですよ。新入生歓迎会にてマジックのステージを披露します。リリィの枕元に置かれた手紙がすごいよね! 開くと朝食が出てくる! でもって、新入生歓迎会、楽しみにしててねとのちゑからのメッセージ。ああ、この手書きの文字の感触、濃淡のついた筆跡も実にいいなあ。ホウキに乗って学校に向かうスズとコニーに、あおば、ちゑが合流して、ああ、この様子、春の情景、空の青さとあいまって、すごくはなやかで、すがすがしく、美しくって、さみしさもほのかに感じさせて、そしてまぶしい。そうか、今日のステージは、ただのマジックを見せるのではなく、そこに魔法も混ぜてくる。皆に魔法を信じてもらう、そのための一歩でもあるんですね。リリィの通学の情景もまた素敵で、ああ、オリーブについて噂になってるんだ。本当の魔法使いのクラブだって。あのクジラも本物だって、そうした評判耳にして嬉しそうなリリィのあの表情! 今回、最終回だからといっていいのかな、みんなが本当にいい表情してるんですね。輝いてる。読んでいる私の心にも多くを伝えてくる、そんな情感にあふれた絵の力、もうね、見ていてたまらなくなりましたよ。来年は先輩たちは居ないんだ、寂しくなったスズと先輩たちのやりとりなんかもね、ぐっと胸にくる。ああ、いい最終回だったのではないでしょうか。オリーブの活動に一段落がついて、そして新しいオリーブの幕がいよいよ開けようという、そうした希望も感じさせる、いい最終回だったと思います。

My Private D☆V、『エクソシストと首輪の悪魔』の池内たぬまであります。おお、イラスト、力入っていますよ。ごてごて+フリフリした服装の女の子が大好物、というわけで、イラストのお嬢さんも、フリルいっぱい、リボンもいっぱい。装飾もきらびやかで、なにおりあのウェーブがかった髪の表情が美しい。頬染めてこちらに硬ばった視線向けてくるのは、照れている? 緊張している? あの、きつく抱いたぬいぐるみ、その様子からもこのお嬢さんの内気な性格、読み取れるように感じますね。黒の印象の強いイラストなのに、重さよりも、艶めいた美しさ感じさせて、とてもいいイラストでありますよ。

  • 『まんがタイムきらら』第16巻第1号(2018年1月号)

2017年12月10日日曜日

『まんがタイムきらら』2018年1月号

『まんがタイムきらら』2018年1月号、昨日の続きです。

『みゃーこせんせぇ』。みゃーこせんせぇより鹿島先生の方がいいなあ! けど、鹿島スタイルだとMP2倍消費なのか。これは問題だな。みゃーこ先生の交友関係、というか利益供与してる相手といった方がいいのかな。伊達先生が日用の薬や化粧品と引き換えに、校長先生から逃げるの手伝ってくれるとかね、この表の顔ばかりじゃない、先生の本音みたいの見えるのは面白いですね。そして今回のビックリ発明品。なんと、透明になれる薬とな。校長から逃げるためとはいえ、こんなヤバそうなの飲むのやだなあ。でもみゃーこ先生は当たり前みたいに飲む。そうしたら身だけ消えて服は消えなくて、ああー、結局脱ぐことになったんですね。なんだろう、今回は先生、いいところなしというか、サービスしすぎというか、大変な活躍でしたよ。

『にーにといっしょ!』。人間関係、込み入ってきましたよ。それを整理してくれる回! 親切! というのですが、のっけから面白かったのが、はじめての大学学食なのに、本来のメニューにないハンバーグカレーを通してしまう妹ですよ。学食のおばさん、話のわかる人だなあ! で、みくもの前にいた人のラーメンが、やたらめったら上に乗っかってる、あれだ、二郎系ってやつだ! あれ、ちゃんとトレイが汚れてるのがポイント高いなあ。というか、これはどういう名目で通してるのだろう。ラーメン定食? まいの兄貴とともこの従兄が、その仲をみくもから耽美に勘違いされたりね、でもってともこは、まいとの仲を確立するために、まいの兄とみくもの関係を取り持とうと、そのためには女子高生みくもに興味のある従兄の評価を下げることも辞さないとかね、思惑、策謀が入り乱れるこの状況が実に面白かったです。けど、最後の帰りの情景など見るとね、やっぱり兄貴はみくもと結ばれるんじゃないかね、そう思えてくるんですよね。悪くないんじゃないでしょうか。

『がんくつ荘の不夜城さん』。びっくりしましたよ。すごいネタといいますか、実録といいますか、ええと、この漫画はエッセイ漫画、ノンフィクションでしたっけ!? いや、違ったはずだ! ひきこもり系漫画家の不夜城さん。原稿も終わって一息ついて、はや三日。だらだらゴロゴロしながら怠惰に過ごしてるところに、4時から打ち合わせしますよと担当編集からの電話。これですよ、重大な話があると予告されたからさあ大変で、打ち切りなのか!? ネガティブにとらわれたかと思えば、ポジティブ側にはアニメ化まで夢が広がってしまって、このネガ・ポジの幅の広さ。この発想力というのかは、漫画家としては有用な素質なのかも知れませんね。しかし今回は、普段おもてに出ない不夜城さんが、どれほどに弱ってるか、それが克明に描かれて、ほんと、この人、日常生活もそうですが、今後のことも心配になりますよ。ちょっとでも体動かして体力つけとかないと、将来、大変なことになりそう。でも、体力つけるための体力がなさそうだもんな、この人……。でもって、最初にいっていたびっくりしたことね、担当編集の羊ケ丘さんから告げられた重大な話ですよ。打ち切りではありませんでした。アニメ化でもありません。じゃあなにかというと、掲載誌、きらりマジクが休刊です! あれーっ!? 最近、似たようなことあったような気がするーっ!? でもって、不夜城さんの連載はきらり本誌に移籍です、って、あれーっ!? なんか最近、似たようなことがあった気がするー!? すごいネタがきたな……。ほんと、これ、まさかこんな手があったかと、のけぞる思いでしたよ。

  • 『まんがタイムきらら』第16巻第1号(2018年1月号)

2017年12月9日土曜日

『まんがタイムきらら』2018年1月号

『まんがタイムきらら』2018年1月号、発売されました。表紙は『スロウスタート』。おおう、すごく意味深な表紙! 榎並先生と栄依子が寄り添うように抱き合っていて、ちょっと待って!? ふたりってここまで密接な関係じゃなかったハズだよ! と思ったら、なんだこりゃあ! 本編でもいきなり最初っからふたり、なんかいちゃいちゃしていて、なんてこと! ほんと、大変ことだ! で、誰の妄想!? 誰の夢!? って、そう思いますよねー。『スロウスタート』と『甘えたい日はそばにいて。』。この2本でもって、「今度のきららは、きわどくて、せつない。」フェアを開始するのだそうですよ。ということで『甘えたい日はそばにいて。』のカットもございます。

城下町のダンデライオン』。ついに茜様が帰ってくる、というのでアンジェがもう大変です。どうやって出迎えよう、どうやってもてなそうというんですが、いやここは茜様の家なんだから、なにもせずとも、ただただくつろいでもらうだけでいいんじゃないですか!? いや、それでは気持ちがおさまらないんだろうなあ。姉妹兄弟にいろいろ聞いていくアンジェ。そこで皆の個性が見えるのも面白いんですけど、奏さん! 自分から振っておいて、相手がのったところでハシゴはずすとか、酷いですよ! アンジェの千羽鶴。一羽折るのが精一杯で、しかもそれも決して上手ではなかったわけですけど、その一生懸命の気持ちが嬉しいではないですか。今回、デフォルメ岬はじめ、なんか岬がころころっと可愛くなってる気がします。でもって鼻血奏。大丈夫なのか。アンジェ、この家にきていろいろ可能性を広げていっていますよね。でもって、茜様、アンジェにとっては母への思慕とつながってるんですね。

三者三葉』。スタンプラリー感想のひとり目、なんと優なのか。と思ったらキッズ部門。あー、お食事券をお姉ちゃんにあげたかったろうに残念ね、と思ったら、一般部門の一位は山Gなのか。あー、これは葉子様いき決定でありますね。しかし、双葉、玄人が参加とかいっちゃってますよ。小芽と一芽の入れ替わりマジック、これ面白いなあ。双葉、叫ぶ! そうでした、この子、こういうの苦手でした。ダメージ負ってる薗部もめちゃくちゃ面白くって、姉スープとはどれほどの威力なのか。先生からね、なのさんっていわれて、女子高生の妹という設定思い出すって、薗部、油断してるなあ。しかしそれで、好きな色#f09199って、何色だよ! と思ったら、桃色なんだ。薗部さん、かわいこぶりましたね。カラオケの飛び入りで桜の歌の酷さが校内に!? と思ったら、なんと上達して、そこそこ下手といえるところまで改善したんだ! そしてにゃんだふるカフェですよ。クッキー大好評! 喜んでる西山、とてもいいなあ。この人、こうやって素直に気持ちを表現してるとね、すごく魅力的でありますよ。で、葉子様の感想。酷い! ほんと、でもちょっとわかる気がしますよ。

『ぽんこつヒーローアイリーン』。今日はヒーロー活動中止というの、前回の警察官、ええと千夏の母なんですけど、不審者扱いされたことがショックだったりしたのかな? そう思って心配したら、ああ、違ったみたい。お食事パーティーしましょうってお誘い。しかしアイリーン、持ち寄れるものが割り箸くらいって、ほんとおかしいなあ。高田純次的ジョークと思わせて、アイリーン、この子は本気だ! いかしますよ。千夏と杏奈も参加したいっていうんだけど、ちゃんと親御さんの許可をもらおうねっ! って、やっぱりメロン、心に傷を負ってるよ! 泣ける……。千夏の母、友達の親がついてるならいいよって、ああ、やっぱり信用されてないって実感させられる。いや、でも常識的な線ですよね。杏奈のお母さんがきてくれることになりました。ほう、ナターリアさん、ロシア人。英語ひとにぎり、日本語ひとつまみ、ってコミュニケーションのハードル高いな! でも、メロン、アイリーンのこと英国育ちと思い込んでるから期待しちゃって、でもアイリーン、もちろんそんなことないわけで、このコミュニケーションのチグハグ、面白いよなあ。でも、チグハグというよりか、つたないっていった方がいいですかね。頑張って気持ち伝えようとしてる姿がとてもよくって、メロン、ナターリアと友達になれそう? ほんと、よかったじゃないですか。そう思ったら、おお、ママ友と思われてる。アイリーンが子供!? そんなに歳はなれてないよね! でも、それでアイリーンに娘やらせようとするって、いや、誤解を解く努力をしようよ! しかし、今回、ラストが全部もっていった感じありますね。あんまりうるさいからって文句いいにきたお隣さん。まさかの千夏のいとこで、って、千夏がすごく嫌がってる! 純もまたヤバい人だったかあ! この大アクシデント。しかし、純、純ココアって呼ばれてるの!? なんかまたおかしなことになりそうで期待ですよ。

『おとぎ学園生徒会』。ゲストです。なるほど、生徒会の面々が桃太郎モチーフなんですね。書記が猿渡かすみ。副会長が犬神アスカ。会計が白鳥ひな。会長が桃太郎ならぬ桃咲ももこであります。しかし、漫画ならではの強権奮う生徒会ですよ。しかもこの生徒会、割と悪辣。学校の予算、99パーセントを生徒会で確保しちゃって、部にはほとんど配らない。で、その生徒会予算で自分たちのおやつ買ったりしてる。というか、キャビア団子って贅沢なのかなんなのかわからないな! 生徒会の横暴に抗うのが鬼なんですね。立場が逆だ! 水泳部部長の鬼丸ゆうき。部費30円でなにができるって、いやほんとそのとおりじゃん! 水泳勝負で部費を獲得する。相手に有利な条件だけど、泳法は犬かきでと譲歩を獲得して、それで生徒会が勝っちゃうのかというと、なるほどアスカの弱点を突かれて負けるんだ。うん、横暴なふるまいが是正された! これはいいバランスだと思ったら、最後の最後にまたもって酷い! ほんと、もうちょっと会長が酷い目にあってもいいんですよ!

『つくしちゃん尽くします!』。ゲストです。メイドに憧れてメイドカフェで働くことに決めた筑波つくし。いわゆるオタク的なカルチャーに親しんでるお嬢さんなのかな? と思いきや、まさかイギリスで見聞した本当のメイドに憧れていたっていうのですか。掃除・洗濯・料理、なんでもやります! メイドカフェというのがどういう店なのか、本当に知らなかったんですね。だから萌ネームとかわからなくって当たり前だったわけですね。そんなつくしが、めるるんの下についていろいろ学びながら働くというのですが、ああ、めるるん、いろいろ駄目っぽい! しかしこの子、見た目は可愛いけど、本名は信吉? 最近はやりの男の娘? なんかいろいろ謎というか仕込みというか、いろいろありそうですね。

  • 『まんがタイムきらら』第16巻第1号(2018年1月号)

2017年12月8日金曜日

『まんがタイム』2018年1月号

『まんがタイム』2018年1月号、昨日の続きです。

『ボンジュール!仲居さん』。扉の着物のサラさん、素敵だなあ。さて、本編はお客さんのプロポーズ大作戦ですよ。お客さんといっても、康弘の馴染みの職人さん。かんざしを作っている人で、そのかんざしの出来は康弘にとっても刺激になってるようですよ。この職人さん、山代さん、プロポーズしようという気持ちと、まだ半人前の自分にしっかり支えていけるだろうかという不安の間で揺れ動いているんですね。どれほどのプレッシャーであるのか、山代、普段どおりのふるまいできなくなっちゃってて、自分といてもつまらないんじゃないかって彼女さん、頼子も不安にさせちゃって、って、この状況をサラがいつものお節介で好転させるの、ああ、ほんと、これ、よかったと思いますよ。着物姿で現れた頼子が、そのかんざしつけてもらえませんか。目を隠してしまっていた髪がかんざしでまとめられて、ああ、あの晴れやかな表情。頼子から口火を切った。それを受けて、ああ、山代、しっかり伝えましたね。まだ初々しくて、どことなく不器用さ感じさせるふたりの門出にそっと手をさしのべた。サラに康弘、いい力添えでありましたよ。

『おかわり自転車』。おお、ミトさん、やる気ですね。今日は決戦日というので自転車に乗ってきましたよ。会議に出席する、それが決戦。緊張をほぐすのと、それから士気をあげるのと、コトコのゲン担ぎを自分でもやってみて、これが好評で、ええ、ミト、自転車に乗りはじめて、さらにポジティブ、元気にはればれと、よい雰囲気を感じさせて素敵ですよね。そして、ミト、念願のデザイン部から声をかけられて、まさかのスカウト!? いや、そこまで甘くはないんですけどさ、サイクルジャージのデザインをするというので、実際に使ってる人の意見を聞かせてほしい。ええ、あこがれの仕事に関わることができて、このね、嬉しさと、ちょっと悔しさが混じった感触、これがねいい味わいになっていたと思うのですよ。ほんと、ミト、悩んだりしても、自転車乗って、気持ちをあげて、すっきりとしてさわやか。いい展開が続きます。

『とり男子』。結構気に入っていますよ。鳥好きが高じて、鳥について学ぶために大学を選んだ鴨川新一郎。この人の今日の発見は、ハシブトガラスの貯食。へー、こういう習性があるんですね。それを目にして、都会のカラスもやるんだって、すごくいい笑顔見せるんですね。それほどに鳥の好きな彼が、大学の授業での自己紹介、他の学生は実家にフクロウがいるとか、親が獣医、家がブリーダーとか牧場とか、もう全然環境が違ってる、それに引き換え自分はただ鳥が好きなだけだってね、卑下しちゃったんですね。けど、これわかるよ。自分も大学で、前提となる環境が違いすぎるってコンプレックスに思ったりしましたから。けれど、だからこそでしょうね、隣人の烏丸からね、比べるものじゃないと思いますけどって、自分が好きだって思えるならそれでいいんじゃないでしょうかってね、いってもらえて、それで気が楽になったんだろうなあ。ええ、自分もね、きっとそれでいいんだろうな、好きで好きで、知りたくて学びたくて、そういう気持ちがあればいいんだろうなって、なんだか昔の自分の気持ちが癒される、そんな気になれたんですね。

『友ちゃん!』。学校が長期休みに入りまして、ああ、学校があれば修に毎日あえるけど、休みになったらその機会もなくなっちゃうって落ち込んじゃって、って、いや、待って? 修ってお隣さんよね? と思ったら、それでもホイホイ会えないんだ。出かける時にバッタリ会うとか、そういうのでしか無理って思ってるんだ。意識しちゃってるんだな。これが乙女心ってやつなのだろうなあ。メール送るのも気を使っちゃう。きっと修は気にしないと思うよ? って思うんだけど、友ちゃんからしたらそうもいかないんだろうなあ。で、その伝えたい気持ちを全力で優ちゃんに振り替えちゃうんだ。優ちゃんも大変だ! この優ちゃんと一緒にクッキー作るのね。クリスマスプレゼントといってエプロン贈りあうの、いいよね。友ちゃん、可愛いわ。でもって、意外と待ち時間の多いクッキーづくり。庭で雪遊びしたり、トランプしたり、あの時間をもてあましてるっぽいの、面白いわ。クッキーもね、友ちゃんの作ったサメを持たせたうさぎ。なぜ!? なぜサメを持たせようと思ったの!? 因幡の白兎もビックリよ! そして最後に修との電話。ええ、友ちゃん、よかったねえ。これ、友ちゃんがクッキーを会う口実にしようとしてたのと同じように、修は修でお土産を口実にしたりしてるのかな? ほんと、可愛いふたりですよ。

  • 『まんがタイム』第38巻第1号(2018年1月号)

2017年12月7日木曜日

『まんがタイム』2018年1月号

『まんがタイム』2018年1月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』。部長代理がたすきがけ、これは駅伝でありますね。駅伝に参加しているのは『瀬戸際女優!白石さん』白石と『まりあ17』まりあなのですが、まりあ、その走り方はなんだい! バテちまうよ! そうした中、着物にたすきがけ、ドリンクをふるまう『ボンジュール!仲居さん』、サラが輝いて見えますよ!

『大家さんは思春期』。チエちゃんは林間学校で不在なので、めずらしい、大家さん抜きの思春期だ! チエちゃん不在の空虚さを埋めようとでもいうのか、あるいはなかばやけくそなのか、麗子さん発案で飲み会をすることになりました。場所は前田の部屋、というんですが、これがあれよあれよと大きな話になっていくっていうから面白い。いつぞや熊川が集会場に預けっぱなしにしてたテント、そいつを試しに組み立てるっていうのに乗っかって、ここを飲み会の会場にしてしまおう。ご近所さんも続々やってきて、町内のレクリエーションになってしまうというのが痛快で、ほんと、こういう大人サイドの話もいいなって思わされましたよ。

『見上げればいつも妹が。』。遥、もうすぐ受験なんですね。そうか、17歳か、ということは大学受験。ご飯もそっちのけでノートやら単語帳やらにかじりついて、いやいや、不安なんだっていうのはわかるけど、そうやって余裕なくすのもよくないよ! ツブテが遥のためになにかしてやりたい。そう思うのはよいけれど、ちょっといろいろ過剰になってるのが、むしろ遥の重荷になってる、プレッシャーかけちゃってるっていうのがね、気持ちわかるだけにね、ええ、お兄ちゃん、妹のために頑張りたかったんだよね。職場では大杉、面白すぎ。困ってるツブテを見てきゅんとくる。さらに困らせてさらにきゅんとくる。そんな大杉のアドバイス、もうてきめんで、まさか、遥お姉ちゃんっていって頼りなさいっていうのね、ツブテのまわり、変わった女の子ばっかりだなあ。けどほんと、これでうまくいったようで、よかったのかわるかったのか。いや、遥のためにはよかったですよね。いいサポートできましたね。

『ウレ漫とガケ漫』。さらに女子高生、増えました。茜の友達、春日ちづる。ボーイッシュ? 明るくほがらか、ノリのいい女の子で、白井のこと、初対面で白井っちなんて呼んじゃって、でもこの距離の近さ、気を使わない感じ? いいんじゃないでしょうか! 女子高生ふたりとおじさん。おじさんの居心地の悪さ、ちょっとわかる。で、白井のこと、ちゃんと漫画家と認識してくれて、気を使わせちゃったらどうしよう、そう思いきや、全然そんなことなかったっていうのね、ああ、茜には、自分の漫画にどういう絵が必要か、きっちり自分の中に基準があるんですなあ。白井っち、茜からの指示受けて、ポーズモデルでちづると近づいちゃってドギマギしたりして、こういうドタバタな感じはただただ面白く、写真の流出を怖れるところたかね、もう最高でしたよね。そしてこういう面白い話のすえに、茜の漫画に対するひたむきな態度や、茜に感化されて気持ちあげていく白井とかね、ぴしっと気持ちのひきしまるような展開もありましてね、これ、いいなあって思ったのですね。

『瀬戸際女優!白石さん』。映画、完成ですよ。撮影期間中は恋人だって沢谷にいわれて、ドキドキしてた白石だけど、沢谷、メディアの前ではそうしたこと、おくびにも出さない。俳優コワイ、平然とウソを! とかいってる白石、あんたも俳優じゃないですか! いや、この人はほんと純情というか、素直で嘘がつけなくて、それが魅力だよなあ。沢谷、本当に白石に惚れ込んでるんですね。お姉さんに甘えちゃってるのかと思ったら、本当につきあおうとか、どこまで本気なの!? そう思いながらも、どんどん魅かれていく白石の様子、面白かったです。で、鬼瓦に相談して、いよいよ気持ちを決めたかと思ったら、それが災いして誤解されて、あー、本当に沢谷、白石のこと好きだったんだなあ! あっさり恋が決着しちゃって、いやもうこれでこそ白石さん! って感じなのでしょうか。思うようにいかない感じ、わずかの悲哀とおかしみがまじりあって、大変に面白かったです。

  • 『まんがタイム』第38巻第1号(2018年1月号)

2017年12月6日水曜日

『まんがタウン』2018年1月号

『まんがタウン』2018年1月号、昨日の続きです。

『みんな猫に恋してる』。猫の島田課長。この会社の生命線みたいになってるわけですけど、支社の人間もそのご利益にあやかろうと、本社にくれば課長に詣でる。四方木の、この会社の風潮にちょっとついていけなくなりかかってる風なところ、おかしかったなあ。そんな四方木、なんかいろいろ過去があるんですね。誰しも人にいいたくないことくらいあるだろう。そういって、鹿目が助けてくれたりね、また車に乗りこんで支社にいっちゃった課長を迎えにいくのにね、鹿目も付き添ってくれたりね、その車内での会話とか、ふたりの距離が近くなってると感じられてよかったですよ。そして支社での情景も、ああ、鹿目と課長の距離も近くなっちゃった!? そう思ったら、まさかそんな展開が! ほんと、鹿目さん、猫運が悪いんだなあ。

『俺の生徒は神メイド』。知世子と九鬼先生、ふたりでメイド喫茶にいきましたっていうんですが、あれ? 先生、苦手なんだ。あんなにりとる・ばーどにご執心だった先生が、メイド喫茶は苦手ときますか。なるほどなあ、りとる・ばーどって特別なんだ。さらにいえば、ちょこるんも特別なんだ。メイド喫茶で、知世子相手にりとる・ばーど愛とちょこるん愛を語る先生、やばいよ! ほら、知世子も変な顔してるじゃん! 今回は、知世子のクレバーなところ、メイド喫茶はアトラクションなんだとかね、またお客はなにを求めているのか、ましてや文化祭といったお祭り的状況においてはなどなど、先生に説いて聞かせるところ、実によかったです。というか、自分には私服知世子がご褒美でした。ちょこるんと知世子だったら、断然知世子ですね!

『中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます』。今回、女の子の手をひいているの見て、おや、休日ですか? と思ったら、これもまた仕事なんですね。30分の仕事を週4日。みあちゃんの、小学校から学童までの移動につきそうという仕事なんだそうですが、30分か、楽そうだなと思ったら、全然そんなことないんですね! そうかあ、みあちゃん、ダウン症の一年生。寄り道いっぱい元気いっぱいで、でも人懐っこいのはよいですね。体重12kgとカバン6kgの重みとかね、大変だ。甘やかしてーって全身でアピールするんだ。大変だ。でも、そうしたみあちゃんとのやりとりを通して見えるもの、気づくこと、与えられるもの、そうしたことの見えるという様子がよくて、あの最後のページなんかね、嬉しそうに手をひかれて歩いてるみあちゃんの様子。これ、ほんと、しあわせなもの感じさせられましたよ。

『あいたま』。ほんと面白いなあ。バニラがいいですよ。アイドルに興味のなかったはずのこの子が、ひよことの出会いをきっかけにその世界を広げていく様がいい。好きなアイドルができた。友達もできた。推しアイドルについて語りあえる仲間もできた。偏狭で尊大で頑なだったバニラが、ひよこ愛をきっかけに、他者のことも思いやれるようになって、さらにはあいの手伝いまでしてくれるっていうんですよ。バニラ、変わった。この子の変化、それが本当に見ていて嬉しくなる。処世術っていいますが、ギブアンドテイクですね、仕事の対価として、ひよこのレア画像をあいに求めたりね、こうした変化もまたよし! でありましたよ。しかし最後の一本、はみちゃんと一緒に信州いき。一言もしゃべらなかったんだ! いや、ここは和解のチャンスではないのか!? と思ったけど、そうはならないのがこの子たちらしさなんでしょうね。おかしくて、笑っちゃいましたよ。

  • 『まんがタウン』第19巻第1号(2018年1月号)

2017年12月5日火曜日

『まんがタウン』2018年1月号

『まんがタウン』2018年1月号、発売されました。表紙、メインは『鎌倉ものがたり』。映画になる、それにあわせてですね。『鎌倉ものがたり』のファンブックも付録でつきますよ。レトロな列車、懐かしさ感じさせる車内、ロングシートに寄り添うように座っている一色先生と亜紀子が、いい風情感じさせてくれますよね。この他には『新クレヨンしんちゃん』、『野原ひろし昼メシの流儀』、『メタボリックダーリン』、『恋するヤンキーガール』、『新婚のいろはさん』のカットもございます。

『新婚のいろはさん』。始くん、ほんとこの人、いい感じだなあ。いろはさんと暮らしはじめてから、食卓から季節を感じます。そういって、食に喜びを見出して、ああけれどそれだけでとどまらないのが始って男ですよ。自分でも作ってみたい。そうめんだったらできますか? 自分からいいだして、下調べして、起こりうるアクシデントも想定して、けどやっぱりうっかりしちゃうんだ! ものすごい楽しそうに見守ってるいろはもいいですよね。そして始、さらなる研鑽や可能性の拡大を目指すばかりか、この刺激をもとに漫画のネタ出しなんかもしちゃったりなんかして、ほんと、素晴しいよね。今回は始の漫画、多めに読むことができて、いや、これ、ほんと、ものすごいナンセンス。でも、面白かったなあ。もちろん、本編も面白い。こんな季節なのに、そうめん食べたくなっちゃったほどですよ。

『恋するヤンキーガール』。あんずが読んでた少女漫画に、自分の恋のこれまでを振り返って、反省まじりのアヤメちゃんですよ。ちゃんとした告白ができてない。脅して無理矢理つきあったみたいだったって、ああ、ナギはどう思ってるのだろう。今回はラブコメとしての見せ場多くって、ちゃんと告白からやりなおしたいアヤメ、ナギのふたりの物語があって、そしてぼたんに思いを寄せる柚木、斉木の物語があり。ああ、ぼたんにふりかかる災難を予測し、彼女を守ろうと駆け出す男たち、ちょっとかっこよかったよ! 柚木のあの見せ場、最高じゃん! ほんとこいつの勢い、ほれぼれする。あのシチュエーションで、なんかテンポずれてる? みたいな感じで断っちゃうぼたんもすごいよ。そしてこの熱がナギにも伝染して、ああ、ほんと、なんだよ、最終回かと思っちゃったじゃん。それくらいの山場感じさせてくれましたよ。

『ようこそ!スマイリーバーガーへ』。南長田さん、笑顔の練習してるんですな。しかし、なんか無理があってどうにも受け入れにくいよ! すず、たまこと梅の仲のよさに、ちょっと疎外感感じちゃってるんですね。コンプレックスがさらに悪い方に考えを向かわせて、けどそれで苦手の克服しようというの、前向きで、とてもよいって思わされましたよ。こうやって、なんとか苦手を克服しよう。そういう姿は見ていてとてもいいですね。けど、この人にはこの人のよさがあって、あの調理の手際のよさ! バーガーを手渡すその姿、かっこいいよ! 人それぞれに笑顔も魅力も違うんだよって、そうしたお客さんからのアドバイス、グッドでしたよ。あの、喜んでブンブンしてるところ、可愛かったよ! そしてかっこよさに目覚める!? いや、目覚めませんでしたね。しかし、すず、この人はクールでかっこいい、そちらを目指した方が、この人のらしさも出てよくなりそうですよ。で、そうした合間に、この人の可愛さも見え隠れしたりするっていうの、わりといい感じなのではないでしょうか。ほんと、今回、この人のよさ、ばっちり出てましたよ。

『ちこはゲーセン一番星!』。今回、店長回じゃないですか! やっぱり、店長、いやチーフだった、人気あるんだろうなあ! 病欠です! けれど不在がその人の存在を物語るといった感じになってまして、チーフの代わりに居残り残業をしてる河合さんからね、昔のチーフの話をちこが聞くっていうんですね。ああ、チーフはこの店ではじめてチーフになったんだ。よりよい店にしようと頑張って、けどちょっと空回り気味? そんなだったチーフの頑張りがだんだんにお客さんに伝わっていくくだりとかね、一緒に働く仲間にも通じていくところとかもね、とてもよかった。だからこそ、チーフの不在に心配してくれる人もいるっていう、それがよかったなあって思ったんですね。しかし、あのお見舞い品の量! どんだけ人気なんだ! また淳海もね、この子もまたよかったですよ。というか、給金とはいわんけど、なにかサービスしてあげて!

  • 『まんがタウン』第19巻第1号(2018年1月号)

2017年12月4日月曜日

『まんがホーム』2018年1月号

『まんがホーム』2018年1月号、昨日の続きです。

『うちの秘書さま』。素敵扉イラスト! 七瀬も美しいけど、メイドさんも素敵だなあ! さて、そんなメイドさんの若き日のエピソードですよ。はじめ坊ちゃんがまだサンタクロースを信じていてっていう、そんな幼ないはじめ様からクリスマスに欲しいプレゼントを聞き出そうとして苦労するっていう話なんですね。新人の頃。おお、先代のメイド長! なんとかして欲しいものを聞き出すようにとの命を受けて、利かない機転を精一杯動員して聞き出して、誤魔化してっていう、その奮闘がおかしくって、ほんと、見た目には全然変わっちゃいないんだけど、今とは違う感じもあって、面白かったです。サンタクロースになってからのあの誤魔化し! うらめしやで気絶させるとか、ほんと苦肉の策なんでしょうけど、ひどくてひどくて、おかしかった。けど一番は、最後の誤解の瞬間ですね。今回、満足度の高い一本でしたよ。

『歌詠みもみじ』。こちらもサンタクロースの話ですね。小さなもみじはまだサンタクロースを信じていて、やっぱり欲しいものを聞き出すのが大変でっていうの。ああ、これ、幼稚園で書いた手紙というの、親の代わりに聞いて、伝えてくれるっていうのは親切でいいですね。しかしワイルドなもみじですよ。サンタクロースを捕まえるとかね、それでサンタ衣装のピザ屋にアタックしたり、そんなもみじをなんとか誤魔化すために、風呂場の窓から侵入してる! とか、それほんと、危険な侵入者じゃん! サンタクロースのかっこうしたパパさんの失態と、その危機を救ったママさんのナイスフォローとかね、あの連携おかしかった。まさか、あのサンタコスプレがこの展開のための布石だったとか! しかしよくできて面白い話でした。そして安定のまりなさんですよ。ええ、そんな設定でしたね!

『マチ姉さんの妄想アワー』。こちらでもサンタの正体とかいってますけど、さすがマチ姉さんというべきか、赤い服の悪魔だって弟に説明してたのか……。本編も面白かったです。これ、「アドバイス」、みにくいアヒルの子ですが、これはきっと続くな……。そしてシンデレラの真実、森越えのシーン。最初、ちょっと本当にあったのではないかと思ったんだけど、あぶないあぶない、安堂友子のもっともらしさに騙されるところだった……。もう定番のシリーズになっている、白雪姫のお妃と鏡の対話も極まってきて、おお、内なる天の声! ほんと、このシリーズ、面白いです。でも、追放される方はたまったもんじゃないな! 今回、一番に感心させられたのは、「感受性豊か」、はだかの王様ですよ。おお、王様がクレバーすぎる! しかもその解釈の鋭さよ! ほんと、これ、ドシンときましたね。人魚姫のシリーズも面白い。そしてシンデレラの続きから、うさぎとかめに流れるこの素晴しい展開。クマがかじるとかいってるのヤバくてヤバくて! しかし見事に面白い。最高でした。

  • 『まんがホーム』第32巻第1号(2018年1月号)

2017年12月3日日曜日

『まんがホーム』2018年1月号

『まんがホーム』2018年1月号、一昨日の続きです。

『スナックあけみでしかられて』。どんどん豪華になっていくクリスマスリース。これはそういう趣向なのかなんなのか。いや、毎日いたずらされてしまってるんだ。リボン引っぱられたり飾りとられたり、っていうんだけど、いやいや、あけみさん。それはカラスかなんかのしわざですよ、きっと。はたしてそのとおりではあったのですが、それが判明するまでのやりとりいろいろおかしくて、クリスマスにぼっちはつらいからそのやっかみで、みたいな話とかね、ツリーのプレゼント飾りをあばいたら隠しカメラが出てきた事案とか、そして乃里ちゃんはというと、あけみさんのことが好きなやつの仕業かも知れない。このいろいろと穏かでない想像と、後半のスナックあけみならではのクリスマス。おでんですよって、バターケーキもですよって、こういうところ好評で、かと思ったら、カラオケは会計士にだけ好評で、なんとかとめようとする皆が大変そうです。そして最後にリースの謎が判明する。通りがかりのサンタ、この人がいい味出してましたね。病院の先生ね。ケーキもらっちゃって、ケーキは好評なんだけど正体はバレバレ。あけみさんは気づいてませんでしたけどね。

『天国のススメ!』。バクさん妹が拾った夢であります。すごくきれいだから太一にも見せようっていって持ってくるんだけど、それが事故で橘の中にはいっちゃって! って、そんな事故あるのか! ともあれ、悪夢を見てるっぽい橘の中にバクと太一が助けにはいって、そうしたらウエディングドレス着た女に追い回されてて、けっこんしきしてぇえぇぇ!! って、なにこの夢! この女性の強いこと! でもって結構な純情お姉さん! そうかあ、母からもらったウエディングドレス。結婚を夢見ていたのだけれど、仕事に打ち込んでるうちに、そうした時期を過ぎてしまったんか。と、そこで事故。これが最期の夢かと、だからせめて結婚の夢だけでも叶えたい。その切実さにこの人の純情が透けて見える瞬間が実によかった。ああ、ほんと、この人の本当の願いというものが見えた瞬間でもありましたよ。結局この人は死んではおらず、ハッピーエンドに落ち着くんですけど、こうした人のささやかなエピソードに太一が関わって、そしてよい方向に向かうというのがね、ほんといいと思うんですね。

『スズちゃんでしょ!』。昔からの意匠、デザインの定番に梨乃ちゃんが疑問を呈しています。竹に雀。けれど、梨乃ちゃんからしたら、竹にはパンダ、雀には電線がいいという。ああー、まあ昔はパンダも日本にいなければ、電化もされてませんでしたからなあ。スズちゃんはお化け柄の着物は縫いたくないっていってますけど、江戸時代とか、しゃれこうべ模様とかあったんだそうですよね。いや、まあだからといって、スズちゃんがどくろ模様の着物を縫えばいいとか思ってませんけど。大人が子供の疑問につきあって、なぜなんだろう、どういう由来なのかって、散々考えてもね、子供はすぐに忘れちゃって、まさしく柳に風だって、ほんと、甲斐がない! 弟一家の様子も面白かったですよ。ああー、妻が限界だ! というか、ほんと、自分に好みがあって譲れないなら、自分でやればいいのにね! でも、目玉焼きに塩コショウというスズちゃんのこと、夫婦そろって保守っていうんだ! 梨乃ちゃんまでつまんなくないかって、いやいや、保守で結構じゃんよ! というか、目玉焼きに面白さは求めないよ! 今回は定番と新定番みたいな話だったんですね。自分は定番派だなあって思わされましたよ。

  • 『まんがホーム』第32巻第1号(2018年1月号)

2017年12月2日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年1月号、一昨日の続きです。

『ネコじまにゃんだフル』。めちゃくちゃ面白かったですよ。家庭訪問で踏み込んだロンの家。ご禁制のテレビがあったりゲームがあったりして、無道さんに知られたら大変だ! っていうんですが、それをもってゲーム勝負に持ち込む先生。その勝負の様子がおかしくっておかしくって、だって最初のレースゲームで、あれ? ずいぶん自信ありそうだったけど、先生、本当は苦手なのかな? と思わせて、バグ技でショートカットじゃん! ズルじゃなくて仕様っていってるけど、いやいや、これ友達との対戦でやったらケンカになるやつやん! 格闘ゲームでのコンボを繋ぎ続けて一方的に勝つところとかもね、容赦ない。大人げない。めちゃくちゃ面白い。ロン、マジ泣きやん。で、最後の落ちものゲーム。クロが画面前占有! いやね、けどね、先生、これでロンの登校を勝ち取って、ああ、テレビは取り上げないんだ。それでたまにはゲームして遊ぼうって、いい落着しましたね。ほんと、今回のゲームのエピソード。クロとシロの様子も面白くって、とてもよかった。頬、ゆるみっぱなしです。

『はやしたてまつり♪』。これも面白かった。近野江はやし連のアピール。ポスター作って貼り出しても、そんなに見てもらえないだろう。ということでSNSを活用しましょう。月が発案しましてね、しかしSNSったって、そうそう見ちゃあもらえないものなあ。そう思ってたら、ここからの展開がわりかしリアルな感じありまして、おかしい、面白い。すぐさまくるいいねならぬないすぅ♪。え? そんなにはやくくるわけないじゃん! と思ったら、さなみか! 続いて月からのないすぅ♪。そして次はふうの番かと思ったら、アカウントバレを異様に怖れる彼女。どうして? ああー、『きらドル☆スターライブ』のキャラアイコン! アニメ好きってバレちゃったよ! うわああああきらどるメロリーンかわいいい! って、ふうさん、SNSだとそんななんだ! めちゃくちゃ面白い。笑いとまらない。世界中に見られる想像で撃沈した巌に続いて、今度はふうが撃沈だ! ほんと、このダメージ度、最高に面白かったし気の毒でした。でもって、さなみの失敗ですよ。お囃子の演奏動画あげたら、結構な反応もらってるじゃん! って、ええ? 10分で3千とか、さすがにそれはいきすぎじゃない!? って、プライベート画像出しちゃったか! って、風呂のそれはマズいよ! もうネットから消えないやつだ……。大変なことになりました、って、いやもう、そりゃ伸びるよ、っていうか、大ダメージすぎる! そして、ええと、リーンさん? なんか、えらいことになりそうな予感ですよ。ほんと、SNSの運用は気をつけないと危険ですよっていう、啓蒙話みたいになってますよ。

『疾風ういんどみる!』、最終回! ああ、つむじ、ライバル宣言じゃないですか! ずっと思い悩んでいた様子のつむじ。もう乗らないといいだした、その真意。ああ! ヨットに乗らないんじゃない、ふーことは乗らない。なぜなら、ヨットでふーこに負けたくないからって! ああ、このライバル宣言、つむじの表情のキリっとして凛々しい様、素晴しい。成長を続ける、伸びていくふーこの様子に、負けっぱなしではいられない、悔しいって、来年こそはラン先輩とのペアで、ふーこ、はやて組に勝つんだっていうつむじの姿、これ、もうたまらん素晴しさでした。いさなとの和解もあり、そして風鳴に戻ってからのエピソードも、とてもよかった。もう帰るだけというのに、艇庫に寄らずにはおられなかった4人ですよ。ほんと、よかった。最後の風に呼びかけるふーこの姿もね、チームの皆も、ヨットも、そして風も仲間なんだって思わせてくれて、とてもよかったです。

『トモダチヅクリ』。劇の本番までもうわずか。絶対に成功させなくちゃ、気負いすぎて余裕をなくしてる麻乃が心配ですよ。このまま思いつめてしまうのかな? そう思ってたら、アカリ、静のメイド&執事喫茶で、麻乃も執事になっちゃったりしてね、しかも大活躍! 困ったお客さんをハードな雰囲気で追い返したかと思えば、キリッと凛々しいその表情でもって、女子をとりこにしてしまう! ああ、麻乃さん、罪ですわ。美しさは罪ですわよ! こうした楽しい小エピソードが一段落したら、また麻乃の内心描かれて、ああ、麻乃、君、大丈夫か。そう思ったところに、静ですよ。ああ、静、もうすっかりわかってるんだ。麻乃の感じているプレッシャー。思いつめてること。すっかりわかった上で、劇のこと、麻乃のこと、失敗してもいいんですよって、語って聞かせる。困ってる誰かがいたら、見返りとか期待せずに助けるじゃないか。それと同じなんだっていって、手をとる、その様子に涙でしたよ。これまで描かれてきたこと、それがここに集約されて見事でした。この子たちの、ずっと積み上げてきたこと、一緒に大切に育ててきたこと、その思いが、ここにひとつの流れとなってそそぎこまれた。たっぷりとして豊かです。これまで、この子たちのこと、見守るようにして読んできた、それだけに感慨無量でした。いや、しかしこれはまだクライマックス手前です。次回こそは最終回、麻乃の晴れ舞台。いかがなりますか。もう、穏やかではないですよ。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第1号(2018年1月号)

2017年12月1日金曜日

『まんがホーム』2018年1月号

『まんがホーム』2018年1月号、発売されました。表紙はクリスマスムードですね。『らいか・デイズ』らいかがキリンのぬいぐるみを抱いていましてね、これ、今まさにもらったところのプレゼントなのでしょうね。いつもと違う髪形、服装、おしゃれなコートにマフラー。デートなのでしょうか。竹田なのでしょうか。『天国のススメ!』は、プレゼントあげる側ですね。太一がトナカイフードをかぶって、可愛くプレゼント箱持ってるっていうんですね。『孔明のヨメ。』孔明、月英夫妻もサンタクロースの格好しまして、ああ、月英さんの袋、穴があいてますよ! 『週末親子』はユカがサンタクロースの格好して、ケンスケの背に飛び付いてます。ケンスケ、むすっとしてるんですけど、ジャンパーの胸にトナカイがあしらわれてるの、ちょっと面白いですね。

『孔明のヨメ。』。いよいよ戦いがはじまってしまいましたね。遠くに見えた敵軍の姿。2倍以上にもなる戦力の差をどうするか。また敵が攻めてくると知ってパニックになりかけている民衆などなど、なかなかにハラハラさせる状況。はたして徐兄は、そして劉備も、この危機をどう切り抜けるのか! 不安がっている民衆を安心させる劉備の存在感、これが人徳ってやつなのかな。そこでダシに使われた徐兄も面白かったのですが、この場に残っていた孔明、月英のふたりですよ。ここを抜かれると、いずれ敵は襄陽にまで到達する。それは自分たちにも問題といって、徐兄の策に乗るんですね。そして劉備は、徐兄の策にもとづいて行動、敵軍を隘路に誘い込むという手に出るんですが、これまでは愚直に突っ込んでたのか。あかんがな、とはいえ、だからこそ軍師を迎える必要性があったということなんだろうなあ。初戦は劉備側に軍配あがったわけですが、戦闘が終結したわけじゃない。じゃあ次回こそは、孔明、月英の仕込みが活躍するわけですね。

『マツ係長は女ヲタ』。ウメ君、朝からなにか悲壮な雰囲気漂わせていますが、ああ、しろたんセンター曲発売日。マツ係長は使いものにらない。それを予想して、前日に仕事片づけてしまってたんだ。ウメ君、有能すぎるな。なので今日はやることほとんどありません。自由にしていいというので、外回りしつつ、CDショップの巡回からリクエスト作戦に出るっていうんですが、いいんですか係長! 喫茶店で会ったマルちゃんの、意図せずカラワン褒めてデザートサービスの流れおかしくて、ほんと、係長、しろたんのこととなるとタガが外れます。そしてマツ係長、ウメ君の夜ですよ。そんな顔してそんなこといっちゃって! でもまるで色っぽい展開にならない。うん、わかってた。しろたんのセンター。実績はマイナスにならなかった。これで喜ぶ係長、うん、でも、なんかわかるわ。欲張らないその気持ち。ささやかな喜び。失敗しないことが重要です。

『守った世界のその中で』、ゲストです。昼寝してる女の子、しじみさん。この子、魔法少女だったんだ。世界を救ってしまったので、今はもう魔法少女やってない。恩給暮らし。しょうこさんに世話になりつつ、普通の、当たり前の生活を送っているっていうんですね。町を歩いてる時に、はっと気づいたお巡りさんが敬礼で見送る、あのシーン、好きですよ。しじみは、自分のやったことを誇ったりせず、むしろなにごともなかったみたいに当たり前に過ごしてて、そんなしじみの生活を守ってるのがしょうこの仕事なんですね。しじみのいない場所で、国の機関なんでしょうね、しじみの正体に気づいた人のこと、SNSに情報が流出しないかなど、報告してましてね、このかつて守られた人たちが、守ってくれた人の平穏を今は守るという逆転の状況。なんかいいなあって思いましたよ。

『人面犬さんといっしょ』、ゲストです。ひとり暮らしをしていたさくら。今はひとり暮らしではなくなっていて、同居しているのはアフガンハウンドならぬ人面犬。ああー、アフガンハウンドにイケメンフェイスがくっついてる、なんだこのシュールな絵面。人面犬には名前がないっぽいな。留守を守るだけでなく、宅配便も受け取っておいてくれるぞ! っていうけど、これ、どんなやり取りあったんだろう。人の言葉は通じるけど、いわゆるUMAだものなあ。当たり前に人面犬と暮らしてるさくらもすごいけど、人面犬の存在を当たり前に把握してるさくらの母もすごいな。また、恋愛シミュレーションゲームのキャラ、沖田等身大シーツにときめいたり、そこにイケメン人面犬を配置して写真撮りまくったりするさくら、人面犬がひいてるってのがまたすごい。で、この趣味、やっぱり母が把握しているっていうんですから、これ、実は母がすごいな。登場こそはしてないけれど、いいキャラクターだと思います。

『モテ期が来たと思ったら』、ゲストです。佐川千景の待ち合わせ相手の大和くんは、小学1年生の男の子。アパートの隣の子なんだ。すっかり懐かれちゃってて、デートだなんだいうおマセさんなんだけど、なんだかんだいって普通の子供なのがほほえましいですね。さらには、大和の弟、勇樹。この子からも千景、好かれてしまってまして、こちらは大和の2歳下。ってことは年少さんなのか? 真面目そうな大和にワイルドな勇樹。モテる女はつらいですね! このふたり、千景の肉じゃがに心つかまれたんだ。キレイな肉じゃが、おいしい肉じゃが。肉じゃが以外の料理もおいしくて、ああ、おいしいご飯が食べたいんだな。かーちゃんが料理下手でっていう、そのかーちゃんからも結婚してくださいっていわれるのね。なるほど、千景、モテ期ですよ。

  • 『まんがホーム』第32巻第1号(2018年1月号)

2017年11月30日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年1月号、一昨日の続きです。

Aチャンネル』。文化祭での催しいろいろ。るん、ユー子のクラスの病院カフェの微妙なカオスっぷりからスタートして、そこにケー子が合流。馴々しくユー子のことを呼ぶ男がいたというの、ナギだってここで判明しましてね、劇の宣伝で王子様スタイルで歩きまわっているという、その劇の本番、実に見せ場でしたよ。いつものナギの雰囲気がまるでなくって、まさに王子、実に凛々しい美少年。トオルがうまいと絶句するほど。あまりの違いに本当にナギなのかと混乱しているところに、去年通った道とるんちゃんから共感なのかなんなのか、コメントがはいるのがおかしかったです。そして劇が終わってリラックスしまくるナギの奇行。それ見てショック受ける女生徒たち。ああ、この奇行がなければどうなっていたのか!? って、これくらいなら大丈夫よね! ええ、ファンクラブとかできちゃったらいいんじゃないでしょうか!

すわっぷ⇔すわっぷ』。春子、夏子の入れ替わりに気づいている先生がいる。千夏先生。なぜ知っているのか、その謎、あっさりと明かされて、さすがは春子ですよ。マイペース! 真正面から聞いちゃうんですね。Gカップですか? そうよ。いやいや、そうじゃなくって。体の入れ替わり、知ってるどころか、その起点がキスだということもご存じ。ああー、入れ替わりの経験者なんだ。今もなお入れ替わったりするんだ。で、お酒を飲むのか。なるほど、千夏先生は下戸。対し、パートナーは飲める口なのね。それで入れ替わって飲んで、翌日起きない……。最悪じゃん、先生……。これまで入れ替わりを便利に使ってきた春子、夏子だけど、これからはそうもいかなくなりそうですね。そして先生のお酒の話、まさに伏線、すぐ回収。そのパートナーという人はずいぶんしっかりした人みたく、しかしこの人はこの人で、どういう人なんでしょうね。

『花降り宿のやどかり乙女』。花降り灯籠の初日は雨でスタート。せっかくのお祭りなのに! けど、夕方にはやむとの予報。仕事にキリがついたら見てきてもいいよってお許しも出て、ええ、夕方が楽しみですね。でも、イベントがあるってことはすなわち書き入れ時。満室、宴会、仕事は山のようにあって、沢山、どしどし押し寄せる仕事、情報にいっぱいいっぱいになりつつも、混乱するところを踏み止まってしっかり役目を果たしていく千歳の姿。ええ、いつまでも見習いじゃありませんよ。だんだんにしっかりしてきて、できるようになっているんだというその様子を、仕事ぶりから、その表情から見せてくれるというのは、実によいものでありました。そして灯籠に火が入ります。ああ、娘たちの駆け出していくその先で、町いっぱいに灯るあかりの美しさ。その様に魅了される皆の姿、その表情。素晴しく魅力的で、それはすなわちこのイベントがまた魅力的であるということを、よくよく伝えていましたよ。そして最後に灯籠の片づけ。ああ、これは女将に任せられない重大な仕事でありますね! ええ、あの急いで片づける様子ね。よっぽど探索が大仕事だったというの、思い出されておかしかったです。

『恋する小惑星』。今日はJAXAだ! もう最高だよな。いきなり小惑星を探していますとのアピールしちゃって、いやいや、ヒッチハイクとかじゃないんだから! 先生のおじいさん、来たかったのに置いてこられちゃったんだ。展示されてるロケットに興奮しちゃう天文班がまた最高で、そして見学ツアー最初の紹介ビデオ、これで感動して泣いちゃうっていうのね。今回は美影がひとりつっこみ役ですね。泣くほどじゃない、そう思ったら、真理も泣く、先生も泣いてる、他の見学者もだ! この置いていかれてしまってる感。すごかった。真理は宇宙飛行士になりたいんですね。その憧れる気持ちがはしばしに現れて、ほんと、宇宙が好きなんだなあ。そして小惑星を探してるみらにあおは、ツアーガイドに、そして展示館の解説員に小惑星のヒントを聞いていく。でも、そうか、そうだよな。ここは宇宙開発についてのセンターだ。観測の拠点ではないものな。この、天文に関するといっても、その専門は分化して幅広いということ、よくよく感じさせるところ。それぞれに違うテーマ、どれも奥深く魅力的で、人によっては人生を賭けようというほど。この豊かさ、素晴しく表現されていたと思います。そして先生、おじいさんにJAXAのキャップを買ってきてあげたんだ! ああ、改造JAキャップからバージョンアップだ! よかったなあ、じいさん。そして先生からのみら、あおへのプレゼント。「高校生向け新天体発見プログラム」。ああ、まだまだ魅力的なイベント、続きそうです。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第1号(2018年1月号)

2017年11月29日水曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年1月号

『まんがタイムオリジナル』2018年1月号、一昨日の続きです。

『コスプレ先生の絵画教室』。サンタクロースの衣装着て、袋からそんな箱出したら、そりゃ中身を期待しますよ、ななみさん! 生徒さんたちがっかりして、それでななみもウケなかったとがっかりして、ええ、誰もががっかりですよ。まなの発案で、クリスマスケーキ、の飾りのマジパン人形を作ることになりました。って、またマニアックな。ケーキ本体は作らないんだ。これ、ななみがさすがにうまくって、あの、まな人形、すごくいいですね。まながうまく作れなかった人形のまわりを、これまた出来のいいバラの花や葉っぱで飾りつける残酷とかもおかしかったです。もりもり作られていくマジパン大作が土台のケーキを潰してしまってたり、そしてこれを教室に持っていったら、課題と勘違いされてしまうとか。描くの難しいといっていた生徒さんたちが、食べてしまうと聞いてもったいないとスケッチしだすのもよかった。ええ、その気持ちわかりますよ。できたって嬉しそうにスケッチを持ってくるところね、あの表情が素敵でした。

『ぎんぶら』。今回はコスプレ惑星なんだ、と思ったら、もっともっと先に進んでましたよ! なんと、アバターを使うんだ。冬眠中、意識だけを擬体に移して生活するとか、おお、まさにSF。でも、人気のキャラかぶりとか、出向かえてくれた市長が中身はメタボのおっさんとか、ほんと、夢とか希望とかを打ち壊していくスタイル、さすがであります。デフォルトアバターのわびしさとかもおかしくて、ああ、自分は棒人間になるタイプだ。人気アバターが抽選になったり、納期優先で自分のアバターを用意できなかったクリエイターとか、こういう発想もおかしくって、そしてアバター選びが暴くその人の本質みたいなのね。おかしい。ほんと、おかしい。ライオンになりたかったコギ太郎とかもいい。リリーは恐竜だし! ほんと、この自由さ。で、やっぱりなんか酷い目にあってる権田原! 酷い目というか、わびしいなあ! しかしこの世界、見た目、スタイル、そうしたものの持つ意味がものすごく希薄になりそうですね。本体がおっさんでも、アバターが美女ならそれでいい、みたいなことにもなったりするのかしらん。人の意識のありかたが問われる、そんな環境だと思いましたよ。

『歌詠みもみじ』。もみじ、負傷! って、待って、待って、墨をする、その動作で手首やっちゃったの!? 右手をギプスで固定して、吊っちゃって、見るも痛々しい。そんなもみじの日課というかライフワークというか、川柳の代詠み? いや、代筆だけか、あのもたくさする感じがおかしくって、ほんと煽り力が高くなってるよ。皆が甘やかしてくれることが嬉しいもみじもなんか可愛い。ギプスに寄せ書きするのもね、青春っぽいっていうんだけど、クラスの子がわーって集まってくるのがね、ああ、みんないっぺんやってみたかったんだね! で、まったく無意味な激励メッセージがでかでかと書かれて、ほんと、いっぺんやってみたかったんだね! 皆からちやほやされて、いや、支えられたことが嬉しかったみたいですね、もみじ。ギプスもいい記念品になったようで、と思ったら、貸しは帰さないといけないのか! 厳しい友人たちだ。でも、この遠慮のなさは近しさの証拠だなあ。

『部屋にマッチョの霊がいます』。アッコが成仏できない理由、本人が知ってるんじゃないか疑惑を確かめるべく、そうしたシチュエーション描いた映画を一緒に見た木葉です。浄霊の参考にとかいってますけど、実は疑っている。そんな木葉が、神奈子と一緒にアッコのこと話したり、そしてどうしても頑張りすぎてしまう涼さんのこと、自発的に助けようとして動けるようになったりね、すっかり変わった。ダメダメだった、そんな自分から、ちょっとだけでも頼もしいダメダメになれたって、自分でも思えるようになった。それがアッコのおかげだって、自然と思えた木葉のその気持ちが素敵なエピソードでした。アッコと木葉、本当にいい出会いだったのだと思いますよ。

  • 『まんがタイムオリジナル』第37巻第1号(2018年1月号)

2017年11月28日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年1月号、発売されました。表紙は『ブレンド・S』、夏帆と麻冬がクリスマス衣装で登場です。背景の赤、衣装の赤がすごく強く押し出されて、クリスマスカラー! というよりもとにかく赤だ! 赤! 冬の寒さを感じさせない、そんな表紙になっています。クリスマス衣装というのも、赤のケープ、白いふわふわ、赤いリボンに柊のワンポイント。これだけでサンタクロース、クリスマスが強く意識させられるんですね。しかしふたりともに、いい表情。これは属性とか演技とか抜きですね。

『わたしの頭をなでなでするな!』、ゲストです。入学したばかりの高校生、天王寺桜は身長130cm。高いところに手が届かない。けれど精一杯自分ひとりでなんとかしようとする頑張り屋さんなのですが、そんな彼女を気にいったのか、近寄ってはなでなでする女の子、オボロ。おお、この子は190cmあるのか。すごいな。けど、背の高いこと気にしてないっぽいな。コンプレックスがないのはいいことだ、とは思うんですが、朝から登校するまでの間に頭を3回打つっていうのね、うん、そっちは気にしよう! いや、でも、打つよなあ。可愛いものが好きなんですね。それで小さなサクラのこと気にいっちゃって、長身を買われて殺到する運動部からの勧誘もすべて断わって、サクラにべったり。サクラも、迷惑そうにしながらも、ちょっと慣れて、ひとりになったらちょっと寂しい。素直すぎるオボロに、なかなか素直になれないサクラ。いろいろ対照的なのもよいですね。

『アニマエール!』。合宿ですよ。海にきました。皆の制止を振り切って海に走り出すこはねをピタリととめる宇希がさすがです。今回のひづめの目標が面白かったです。はなわとの間に距離がある、それを埋めたいと思っているんですが、なかなか気持ちが伝わらず、はなわの「(ドキドキし過ぎで)死ぬのでいいです」発言を、そんな残虐な人物だと思われているのですか!? ほんと、この誤解の広がり! 埋まらぬ距離! 実におかしかったです。大きな鏡に全身を映してのトレーニング、この様子も面白かったですね。自分の思ってる姿と実際が違うっていう、あのつらさ! ピシッとできてるつもりの虎徹が、実際にはへっぴりだというのを思い知って急に恥ずかしくなっちゃったりしてね、うん、わかるわ、思ってるようにはなかなかいきません。でも、その恥ずかしさが大事だっていうひづめのアドバイス、これも確かで、学ぶところ多いなあ! 今回は次のステージの依頼があったり、そして海でのトレーニングではなわとひづめの距離が少しずつ縮まっていく、皆がサポートする、そういうところも見られたりね、ええ、とてもよかったと思います。皆がチームになっていくという感じがすごくするんですよね。

まちカドまぞく』。シャミ子とミカンと動物園を期待してたのに、余計なのがついてきたせいですっかり不機嫌になってしまってる桃ですよ。もう、お邪魔な魔族! なのですが、店長は桃の気持ちが理解できるから、すごく憔悴しちゃって、もう、ほんと、店長、大変だ。対照的なのがリコで、全然桃の気持ちとか気にしてない! 親切心だって! ウチらもかあいい動物や! って、そういうことなの!? 桃ったらすっかりやさぐれてしまって、これ、闇堕ちってやつか! いや、それくらいにやさぐれてる。この道中、店長がお客さんから触れ合いコーナーの動物と勘違いされたり、逃走したバクと思われて捕獲されそうになったり、やたら面白いシーンてんこもりだったのですが、そうしたさなかに、桃の魔力が不安定になってる、結構シビアな話が挟まれて、なるほど、リコはそのゆがみを薬膳で改善させようと思ってついてきていたっていうのか! って、最初っからそういえ! リコがシャミ子に化けて迫るところとか、結構なシリアス風味ですよね。いったいなにをたくらんでるのか!? いやまあ、善意だったわけですけどさ、桃が警戒しまくるのも当然で、ほんと、このドタバタが原因で目的のトラの赤ちゃん抱っこは逃がしてしまうしと、散々なイベントになってしまって、ええ、桃があんなに落ち込んでるのも珍しい。シャミ子のいつもの決め台詞も桃がとっちゃって、よっぽどこたえたんでしょうなあ。

『アカリ様』、ゲストです。びっくりしました。これ、ガチホラーじゃないですか。三つ、三角に組み合わされた鳥居を見つけたあかり。オカルトに詳しい友人、えーこに電話して確認するも、やるなっていわれたことやっちゃって、しかも鳥居、壊れちゃって、ええ、悪いことの予感ですね。あかりの影がおかしい。翌日、えーことの会話なんですけど、心配するえーこに対し、あっけらかんとしたあかり。そりゃ呪いとかとりつかれるとか、非科学的で前時代的なこと、そうそう信じられるもんじゃないってのはわかりますけど、夢に小さな平安貴族が出てきたりしてたとかね。当事者あかりが全然心配もなにもしてないのがおかしいんですが、御祓いしてもらいにいった神社で突然草を食べはじめたり、おかしなこと口走りはじめたり、そして霊感ないという住職にさえ見える不穏な影! ガチホラーだよ! ほんと、これ、ほのぼのなりなんなりになるのか、あるいは怖い系、不穏系でひた走るのか。わからぬ。しかし、異色だわ。珍しい、そういっていいテイストですよ。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第1号(2018年1月号)

2017年11月27日月曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年1月号

『まんがタイムオリジナル』2018年1月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』、山下さんがクリスマスツリーの準備中でありますよ。今まさにとりつけようとしているのは、榊先生の天使だっていうんですが、手にワイングラス持ってるのも、その笑顔も実におかしくってよいんですね。『らいか・デイズ』らいかは、星の飾りを両手に持って、これ、自分で紙を切って作ったのかな? 『小森さんは断れない!』は、サンタに扮した大谷とトナカイになった小森さん。なのはいいとして、なぜリヤカー。しかもなんかワイルドに疾走!? 大谷、完全に泡食ってますよね。

『スズちゃんでしょ!』。在宅ワークのメリット、デメリット、みたいなの語られてますが、このいつだって眠れるというのはうらやましいなあ。まあ、それなりに邪魔ははいるけどね! みたいな話ですが、マイペースでいきたいなあと思ってる自分は、こういうのに憧れます。今回はスズと祭、ふたりの関係描いて、思えば対極的なワークスタイルですね。疲れてる、ストレス溜まってる、そうなるとスズの家にやってくるんだ、祭。この友人間の気の置けない感じがあって、かと思ったら、それなりに距離をかっちり保ってるみたいなところもあって、ああ、この絶妙な感じ。ふたりの長く友人関係の続いていること、続いていくだろうこと、思わせるものありますね。

『北斎のむすめ。』。吉之助の家は水油庄屋なのですか。いわゆる油屋。菜種油を商っていて、そこにお栄がやってくる。ブロムホフの注文、日本の商家を描いた絵をというので、普通オブ普通であろう吉之助んちにやってきたという、ほんと、お栄さん、失礼というかあんまりだ! いや、まあ、その見立て正しかったんですけど。店でも結構傍若無人。このさっぱり感、好きだなあ。吉之助には迷惑そうだけど。絵師になりたい吉之助の油屋での姿、その道のプロフェッショナルぶり見せつけてくれて、そうか、火が出たら可燃物満載だもの、ただじゃすまんよな。そうした話をしておいてね、またお栄の、吉之助の仕事ぶり、堅実に暮し、歩んでいる、そうした様子を描いておいてね、ああ、江戸の大火が予告される。あったな。そうだよ、これ、怖いなあ。この火災、北斎もお栄も無事だったというのはわかってるんだけど、他にもいろんな人がいるものなあ。災害で人生が狂う。その悲しさ。ああ、本当につらいことになりそうで、不吉な予感、でありますよ。

『カントリー少女は都会をめざす!?』。八重たちの学校周辺には、これといった遊べる場所がありません。カラオケさえも山向こうにいかないと、っていうのだから大変です。亜紀の提案にみながのって出てきたアイデア、すごろくを作ることになりました。女子高生が放課後3人集まって、やることがオリジナルすごろく作りというのもおかしいんですが、八重はそれでいいのか!? と思ったら、わりとノリノリだ。これ、すごろくのイベント設定で、それぞれの個性が出るのが面白かったです。みなはもう少し他人に厳しくしてもいいよっていう亜紀からのアドバイス。なら亜紀はどうかというと、八重から、もう少し希望を持ちなさいなんていわれてる。でもって、八重は落ち担当ですなあ。山の手線すごろく。どこからでも乗れてどこからでも降りられる。スタートもゴールもないのか。ほんと、八重のこの発想。わけわからんのだけど、それがこの子らしいんでしょうなあ。完成したすごろくで遊んでみましょう。あのサイコロのくだりもおかしい。いやいや、丸のまんま使うからあかんのよ。はじっこの方切りとって、立方体に近づけたらいいやん! と、そういう発想にならないのもおかしいところです。というか、ここでもみなが優しさを発揮している! ほんと楽しい子たちです。

『ゆとりの町長』。今回は辻立ちについてですよ。朝の駅前、辻立ちしましょう。毎朝やる。7時から9時まで、って、ゆとり、起きられないのか。あやうく三日坊主になりかけるのか。でもね、この辻立ちって効果あると思うんですよね。まったく見たことない人、知らない人よりも、接して、馴染みがあって、覚えのある、そんな人に投票してしまうという効果、あるっぽいものなあ。誰も内容なんて聞かないよ、頑張ってる人というイメージだけ残せればいんだよ、なんていう身も蓋もない話あれば、実際に辻立ちしてみてそれを実感するゆとりっていうのもおかしくて、かと思ったら、ちゃんと聞いてるやつもいるんか、しかも同じこといってるってつっこみ入るんだ。これね、そうやって実際に町の様子、人の動きを見てみて、そこからわかること、気づいたことがあるっていう展開がいいですよ。少し後の時間になると、病院に通うお年寄りがいるって、まあこれでストレートに決着しないのがこの漫画なんですが、町長選に出るなんていってる頼りないゆとりが、だんだんいろいろ知って、経験して、育っていく感じはたまらない魅力になっていますよね。

  • 『まんがタイムオリジナル』第37巻第1号(2018年1月号)

2017年11月26日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年1月号

『まんがタイムきららフォワード』2018年1月号、昨日の続きです。

『江波くんは生きるのがつらい』。江波くんがあかんよ! 文芸部にて、なんのかんの理由をつけてなにも書かない人が批判されて、それはまさしく自分ではないか。小説を書こうとしていることを知られてはいけない……。そう思うのはまあいいとして、小説書いてるじゃん、清澄さんにバラされてしまって、困ったのはわかるけど、それでまさか歌詞ですとか、なんという迷走。嘘をつくにしても、もうちょっとマシなやりかたがありそうやんか。でも、それができないのが江波なんだろうなあ。ほら、歌詞とかいっちゃったから、そこからつっこまれて、趣味でバンドを組んでるとかさらに嘘を重ねないといけなくなった。いや、これももうちょっとマシな受けこたえはなかったん? あまりにいってることがおかしいから、清澄も変な顔してるじゃん。しかし、ここから歌ってとくるとは予想外。カラオケにいくことになって、そこからの攻防も本当おかしくて、いやね、江波くんよ、君は素直さを身につけねばならんよ。そう思いはするけど、それができないのが江波なんだろうなあ。これ、実際、江波って歌えるの? マイク渡されちゃったわけだけど。ほんと、酷い展開が待ってそうな気がして、ハラハラですよ。

夢喰いメリー』。いよいよ事が動こうという、その前の穏やかに見せて決して穏やかではありえない状況でありますよ。あと二週間で文化祭。きっとその日に仕掛けてくる。そう予測を立てて、武器の手入れに余念のないものあらば、夢路は白儀の内面を推し量り、内心踏み込んでいくその攻防。白儀がやろうとしていること。望んでいること。あるいは、そうしないではおられないこと。それをすべて引き受けてやろうといわんばかりの夢路の決意と、その決意を受けてよろしくと答える白儀。それは不敵なのか、あるいは彼の願望そのものなのか。なんともいえない奇妙な、ライバル? いや、そんな風に簡単ではない。もっと密接で抜き差しならないもの感じさせるふたりにしびれます。そして勇魚とメリーもですね、世界のありようが元のそれに戻ったらば、いよいよお別れだということ。さよならをするための再会にほかならなかったことに寂しさを覚える勇魚の優しさ。明るさもって答えるメリーは、もう折り合いをつけたんだろうなあ。ここにもまた強固に結びつけられた関係が成立して、ええ、勝負を約束するふたり。いい表情をしていましたよ。

『まんが家cherry!』。魔女っ娘漫画家志望なのにギャグ漫画を描くようすすめられて、混乱していた春香ですが、皆からのアドバイス受けて腹くくったら、ああ、気持ちも発想も自由になったみたいですね。ノッて描ける、どんどん前へ進める気がする。いいですね。そう思ったら、いや、やっぱり、石刈場さん、おかしいよ! そのマスクも体格もだけど、面白いネーム読むと服破くんだ。春香の漫画の面白さを表現するという点では抜群だけど、あまりのインパクトにもっていかれてしまってますよ。そしてWeb投票。ライバルとなる漫画もねやっぱり面白いって。けど、皆が春香のが一番だっていってくれて、投票もしてくれて、結果は惜しくも2位だったのだけど、春香、個人的にも、また実績としても、得るものがあったというのがよかったと思います。1位をとってよかったというのよりも、ふくらみのある展開だったと思いました。

2017年11月25日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年1月号

『まんがタイムきららフォワード』2018年1月号、昨日の続きです。

ゆるキャン△』。富士山駅っていうのがあるんですね。名前からしていかにも富士山ですが、のっけから鳥居なんだ! そうだよ、富士山って浅間大社だ! いや、それで鳥居なのかはわからないんですけどね。富士山に登るわけじゃないよ。周遊バスで温泉寄ったり山中湖いったりするよ。もちろんメインは冬キャンプ。というんだけど、バイトで欠席しているリンがですね心配してる。この時期は雪積もってメチャ寒い。ほんと、どうなるんだろう。来週、おそろしい展開とかあったりするのかな? 今回はカリブーでキャンプ用品見たりしてね、そしてハンモックのかわりに買った椅子ふたつ。これはハイチェア? ローチェア? その両方? 組み合わせたらハンモックみたいになる!? これ、次回こそ見せてくれるのでしょう、いや、ほんと楽しみにさせられますね。こういうキャンプの道具や知識やもろもろ、説明されて、見てるだけでも楽しいというの、すごいと思います。なんでしょうね、キャラクターのよさあり、キャンプ紹介ものとしてのよさあり、さらには観光スポットにまで興味が向くっていうね。全方位、完璧じゃないかって思いますよ。

『はるかなレシーブ』。これ、次回に向けての溜めの展開だ。成美、かなたペアに負けたクレア。その彼女が待ってたかなたが帰ってきたっていうんですね。そうか、かなたはフィジカルな面からビーチバレーに限界を感じ、いったんは身を引いたのでした。そんな彼女が、遥と組んだことで、いよいよかつての眼差しを取り戻したという。そして、クレア、すべてはこのために行動していたっていうんですね。かつて戦って負けたかなた。その時のかなたに勝ちたい。リベンジし、超える。その一心で、母にまで頼んで、遥、かなたを鍛え、育てたっていうんですね。先行するエクレアに食い下がるはるかな。いよいよゲームが決まるかという瞬間に遥の渾身のブロックが決まり、戦いは第3セットに持ち越される。クレアは遥狙いでいく? 対し、遥はかなたになにを聞いた? このどちらもが勝とうという気持ち漲らせての第3セット。はるかながコートを選んだ理由は!? これ、なにが飛び出すかわからなくてハラハラ、そして同時にワクワクさせられますね。

『球詠』。これ、予想外の展開ですよ。効率重視、スピード感ある野球をする影森高校野球部。これ、勝利のためにすべてを削ぎ落した無感情野球。機械みたいにチューンされ、管理された、無個性野球なのかと思ってたら、全然違ったっていうの。だってピッチャーがマウンドで思う。9球も当てられた。早く帰って野球がしたいのに — 。え!? どういうこと!? 今やってるのが野球でなくて、いったいなにが野球だっていうの!? あー、そうなのかー、もうまったく予想もつかなかった。自分にはない発想だった。仲間と一緒にする野球。日々の練習にこそ野球の楽しみを見出している、それが影森だっていうのですよ。あー、これ、カルチャーショック。音楽でいえば、ステージよりも、仲間うちの練習、セッションの方が好きみたいな話だな。いやあ、自分の発想の硬直していることにショック受けましたよ。しかし、この影森をどう攻略する? 球は当たるようになってきたけど、相手の守備もまたそつなくて、打っても得点に繋がらない。と、ここで息吹の起用ですよ。真似が得意、コピーなんていわれてる。影森対策の練習ピッチャーもつとめはしたけど、球威はないって話でしたよね? そんな息吹がピッチャーとして登壇して、見せるは影森得意のアンダーからのクイック。これ、ほんと、すごいな。この、影森から動揺、そして心情を引き出すという展開。ほんと、すごいな。魅せられましたよ。

『なでしこドレミソラ』。ああ、扉が美しい! 対し落ち込む美弥ですよ。昔のあなたが好きだったのに。里歩から告げられた言葉がずっとひっかかっている。ちょこんって座ってるの、可愛いな。でもって、意味がわからないっていいながらも、ちょいと赤面。可愛いな。美弥は里歩のこと、覚えてないんですね。衣装の打ち合わせにきてくれた衣都に聞いてみれば、見知っている程度なのか。名前もわからない。ただ、雰囲気が昔の美弥に似ている。その印象だけが記憶に残っていた。ここからの会話ね、美弥、ほんとアクティブになった。仲良くなりたい、友達になりましょうっていってくる! って、すごいな。で、それを恵真がとめてくれたんだけど、ほんと、よかった、大惨事にはならなかった。恵真のアドバイスに感銘受けて、皆で崇めたてまつるあの絵面よ。私も加わりたい。そして言葉ではなく演奏で伝えようとする香乃。これ、いい場面だったなあ。香乃の伝えようとしたこと、美弥、確かに受けとれたと見えて、このふたりの間に流れる思い。ああ、これは香乃のかつて受け取ったもの、そのお礼、お返しであったのだな。本当に、これ、素敵な話でした。で、今回描かれたこれが、文化祭に向けての前提を作るものでもあるというのでしょう? この多重、多層に折り重なる様よ。素晴しいです。見事、魅了されます。

2017年11月24日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年1月号

 『まんがタイムきららフォワード』2018年1月号、発売されました。表紙は『ハナヤマタ』、ハナとなるふたりが、いつものよさこいスタイルで登場ですよ。背中あわせに腕を組んで、えーいとハナを担ぎあげているなる。その様子、ふたりともににこやかで実に華やか。ハッピの和柄も美しく、見事に素敵な表紙に仕上がっていますよ。しかし、あの担ぎあげられたハナの大きく振り上げた脚。見事な躍動感。勢いあっていいですね。

『コスモファミリア*』、ハノカゲの新連載です。ひとり自宅に残された天川愛里栖。家のことは頼んだぞというのですが、この世界、ちょっと状況が違いすぎます。コスモフなる不思議な生物が跋扈する。しかも、このコスモフ、世界を侵略している。街に居着いて、もろもろ破壊したり、物流阻害している。さらに悪いことに、このコスモフを世に放ったのが、愛里栖の母、天川蕾花だっていうんですね。かくして、愛里栖、周囲からは冷たい目を向けられ、しかしこの子がコスモフの排除を一手に担っているため、無下にもできない。複雑な状況ですね。さて、わりかし悲惨な状況に置かれている愛里栖の元に来訪者がふたり。ひとりはミラ、友好的に接してきて、もうひとりはスピカ、威圧的な物言い。このふたり、コスモフを排除すべく活動している? しかし友好的なのは見せ掛けだけで、力で愛里栖を従わせようとした、その時に大量のコスモフと一緒に現れる母、蕾花と、ええと守宮さん? 最初にセリフだけ出てた人ですね。とりあえず1話で世界の置かれた状況と、ヒロイン愛里栖をとりまく状況。さらに敵対する勢力など提示されて、物語の動きはじめようという準備は万端ですね。

『Wake Up Voice!』、ゲストです。夜眠れなくなってしまって、学校に枕まで持ち込むまでに思い詰めている永春羊子さん。スキあらば寝ようというのですが、なかなか思うようにはいかなくて……、と思ったら、転校生の覚田繭の声を聞いてるうちにうとうととしはじめて……。羊子は、繭の声に眠気を誘われるというのですね。他の誰もそんなことないのに、羊子にだけ働きかける繭の声。眠りたいけれど、授業中に寝るのは問題がある。ジレンマに苦しむ羊子の姿が、ちょっとおかしいのですね。繭が羊子に嫌われてるのではないかと誤解したり、それが誤解とわかれば、仲良くなりたかったって、心配する必要なかったんだって、双方ともにやわらいで、繭の声を聞きながら羊子も眠れるようになったというのですね。しかし、これ、羊子にとっては繭は王子様で、繭から見ても羊子は可愛いと。ふたり、穏かでない雰囲気ただよわせますね。

『漫画家になりたい』、ゲストです。なんともいえない不思議な感触のある漫画でありますよ。小さな頃から漫画家になりたいと思ってきた女の子、みかこだけど、残念ながらもう女の子というには年月が経ちすぎてしまって、もう20代なかばっていえないなんて、ネガティブな独り言ももれてしまうような年頃。漫画家になる夢は、叶ったようで叶ってないようで、デビューはしたものの連載を勝ち取るまでにはいかないというような状況……。ほんと、このネガティブさがすごい! 漫画描かないと、アイデア出さないと、真面目にやらないと。そう思いながらも、ついついゲームして、ネットで時間潰して、自分は駄目だって、人生どうしようって塞ぎ込んで、もうほんと、いたたまれない! 他人事じゃないよなあ。誰しもこうした要素はあるんだろうとは思うけれど、みかこに妙に感情移入してしまって、あかんですよ、これ、一緒に沈みそう。そう思ってたら、結婚して、それなりに納得いく人生送ってるっぽいじゃないですか! しかしこの独特のスローテンポと気鬱な感じ。癖になるというか、ほんと独特でした。

2017年11月23日木曜日

『まんがタイムスペシャル』2018年1月号

『まんがタイムスペシャル』2018年1月号、昨日の続きです。

『穂積くんは猫に勝てない』。扉の芙未さん、すらっとスレンダーで、フラットで、素敵だ! そう思ったら、ああそうでした、この人は男性でした。フラットで当たり前だ。皆で海にいきまして、そこで起こるいろいろ! というんですが、やっぱり猫ですよ。彩千華が泣いてる。どうして!? と思えば、そうだよ、やっぱり猫だよ。岩場で見かけた猫を追って、海にはまったのか。鼻に水が入ったんですね。ナンパなど退けながら、猫を追って出会ったおじさん。ああ、魚を釣って、小さいのはそのまま猫に盗られるままにしてるんだ。のんびりとして、猫可愛くて、彩千華もご機嫌ですよ。ああ、でもこの釣り人と猫のコミュニケーション。面白いなあ。そして戻れば、芙未がナンパされていて、おお、素敵な出会いですね! このまま発展すればいいのに!

『君のパンツに一目惚れ』。勘違いされたクマパン。その勘違いはさらに深まって、なんと! クマパン、部長のことが好きと思われちゃった!? 暴走少女五十嵐、この子が部長のこと好きなのか! それで刺繍をはじめた。しかしクマパンの五十嵐観、恋とかしなさそうに見えるけどとか、結構ひどいこといってるね! でもって、五十嵐の上達っぷりがすごい! そうか、愛とはここまで人を伸ばすのか! クマパンと部長の仲を疑う五十嵐の迫力がすごいですよ。というか、小桜がいいだしてるよ、これ! しかしこの漫画、個性的な子たちのわいわいと、にぎやかにしていることの面白さ、楽しさ。ほんと、全然なにも進展しない、何ヶ月も同じ日のできごとの続きをやってるんだけど、それが面白いというのは、まさしくキャラクターの勝利なのだと思います。

『お役所忍務のススメ』。しのぶにガンガンクレームが入ってますよ! って、娘が、息子が忍者好きになってしまったっていうのか。しのぶにしてみたら、忍者アピール大成功。嬉しいしらせでありましょうなあ。時期はクリスマス、プレゼントになにが欲しいとサンタクロースに手紙を出すのだけど、まさかの忍者グッズ。息子の方は武器が欲しい、サンタを捕獲してやるとマキビシまいたりなんかもして、ええ、これ、しのぶの過去をそのままなぞるような状況なのか。しかししのぶの苦い思い出ですよ。サンタの捕獲に成功して、そして夢も儚く散ったという。けれどこのサンタの正体をね、すごく優しい人だったかなって子供たちにいうのね、ええ、子供の成長を見守り、大切にしてくれている人達の存在を思いやれるようになっている大人たちの物語ですよ。ただただ面白いばかりじゃない。ほのぼのとして、暖かい人情味に溢れたいい漫画です。

メェ〜探偵フワロ』。恋は悲しいなあ! リリアン、アーサーの気持ちがミスレモンに向いたことがはっきりしたことで、すっかりやさぐれてしまって、ほんと、アーサーが駄目なら次にいっちゃおう、みたいに簡単に割り切れないのが恋という気持ちなんでしょうなあ。それでラウールに会いにきてるんですが、え、まさかの鳥人二十面相!? リリアンにバレる流れかと思ったら、違った。よかったなラウール。というか、一般人にまで面が割れてる怪盗ってどうやねん。リリアンをなぐさめようとしたか、ラウールですよ、えらい目にあわされてますけど、喫茶店でまさかの正座! 放置! でもラウール、それを楽しむというのか。すごい男だな、こいつ。路地裏で絡まれても、リリアン、その威圧でもって全員服従させてしまうんだ! すごいな。能力バトルものみたいだ。でもこのリリアンの威圧、アーサーを前にするとすっかり消えてしまって、ああ、このしあわせそうな表情。それだけに、優しくされたことを拒否するその気持ちがつらくてね、ええ、ラウールが助けに入ってくれて、ほんと、リリアン、よかったなあ。この切なさ、いつか癒えるとよいですね。

  • 『まんがタイムスペシャル』第27巻第1号(2018年1月号)

2017年11月22日水曜日

『まんがタイムスペシャル』2018年1月号

『まんがタイムスペシャル』2018年1月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』をメインにしまして、ああ、クリスマスですよ。マキがすごくいい笑顔で、サンタクロース衣装でありますよ。さすがの美少女っぷりといっていいものか。はしゃいで見せるその様子も、ちょっと幼なげながらとても美しいのですね。『穂積くんは猫には勝てない』、彩千華もサンタ衣装。トナカイになってる猫が似合ってなくて! いいですね! 『課長と私のおかず道』、保志のその衣装は、橘に着せられたセクシー衣装! サンタ帽をかぶってる課長がなんかいい味出してるんですが、その視線の向かう先が保志なんですね。ええ、なんだかラブを感じさせますね。

『ざしきわらしと僕』。今回はしみじみと心にふれるいいエピソードでした。寝坊して映画にいく約束をすっぽかしてしまった裕貴。映画組、理緒とみうは、田舎の映画あるあるとか、ショッピングモールでの誤解とか、ほのぼのエピソードを積み重ねて、さて裕貴、希組はというと、ああ、日常の暮らしの平穏、その大切さを思うのですね。冬休みの宿題の話題や、だらだらと過ごす長期休み、お正月の空気の残る日常。そしてお地蔵さまに会いにいく。おそらくはざわ子だろう。祀られてるのはざわ子だろう。そう思いながらのお参り。お地蔵さままわりをいつもきれいにしてくれているお婆さんとの会話に、いつも通りができることの大切さなど語られる。ああ、裕貴よ。その若さで、あたりまえの大切さがわかっているのだなあ。思えば、映画組の見にいった映画『君の花。』。その元ネタも、あたりまえの日常を守ろうという話だったじゃないですか。そうしたあたりまえの日常と恋する気持ちがいりまじって、しみじみ感じいる、そんないい話になっていましたよ。

『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』。地味に面白いですね。情緒を解さない湯川のぞみ先輩の面白さですよ。青空に青春の青を感じていた朝永に、青空の青はレイリー散乱の青ですよと教えてくれました。ああ、そのとおりなんだけど、台無しだ! でも、ちょっとこういうの好き。ええ、面白かった。読書感想文への恨みなんかもね、『走れメロス』の時速を検証して云々っていうの、ほんと、先生も困ったのかも知れないけど、こういうのもまた楽しみでありますよ! まあ、学校でうけないのはよくわかる……。けど、そういう感性もいいんじゃないですか、朝永の言葉がよかったですね。また日向で楽しむ風車の実験とかもね、ああ、これちょっとやってみたいかもって思わされて、ちょっと楽しい。ええ、結構気に入っていますよ。そして最後に、朝永が青春の感じっていうのにね、青春なんてたかが第二次性徴期ですよ? 最高だ! のぞみさん、最高だと思います。

『ちんまり経理のヒメ先輩』。なんと、プール回。扉が微妙にセクシーで困ります。さてさて、市民プールにいきますよ。夏休みの最後の日ぐらい羽を伸ばさない? 四宮のこの言葉が、まさかの伏線だとは予想もしませんでしたよ。市民プールにいきました。四宮さん、用事でこられませんでした。若林さんとふたりきりの水着デートといわれて意識しすぎちゃうヒメが、ああ、まさしくお年頃って感じで大変よいのですが、そうか、学校指定の水着、こういうところにもこの子のらしさが出てるようにも思われて、しかしね、プールで耳にした、ここが閉鎖されるかもという噂から、市の税収について考えはじめ、さらには、水泳プールの法定耐用年数や減価償却なんかにまで連想が及び、そしてここから物語がおおいに動き出すっていうのがね、すごかった。血相変えて、車を出してください。いったいどうしたのか。水着も着替えず事務所に戻り、そしてすぐさま銀行へ。なになに!? どうしたの!? って、若林さん、変質者と勘違いされて確保されてるじゃん! まさかの固定資産税の支払いでした。いやもう、ほんと面白い。私にはまるでない発想で物語が動きますからね、もうなにがどうなるかとか予想の外で、いやもう面白いです。しかし若林さん、年頃の女の子に目の保養なんていっちゃ駄目ですよ。逮捕されますよ。

『この恋は合法ですか?』、ゲストです。サラリーマン、市原真が通勤途中に出会った女子高生に告白されてさあ大変。ええと、知り合いというほどじゃないのよね? 近所に住む女子高生、それくらいの認識なんですよね? 市原、26歳。歳の差、10年のお付き合い。うっかりハイと答えてしまったものだから、どうやら付き合いはじめることになって……、なった? ともあれ、市原、うろたえて、犯罪になるんじゃないのか、詐欺ではあるまいか。はじめての経験に、舞い上がるよりも不安の方が先にたつというんですね。女の子、桜田はる。結構積極的に迫ってくる、いろいろその後の展開を思っちゃったりする、そんな子なんだけど、市原がまったくの奥手で、そうそう手を出せないというジレンマ。この詰めるに詰められない距離がメインテーマになりそうですね。

  • 『まんがタイムスペシャル』第27巻第1号(2018年1月号)

2017年11月21日火曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年1月号

『まんがタイムきららMAX』2018年1月号、昨日の続きです。

『ももいろジャンキー』。もう、めっちゃくちゃ面白いですね。美耶もすっかり打ち解けて、はなともももとも、すごく自然にコミュニケーションとれてますよ。しかし、もものぶたの帽子、はなが作ったんだ! すごいな。って、これ、ネコか! もう、のっけから笑える。面白いなあ。今回は公園で遊ぶんですが、お昼はお弁当。ほう、美耶が作った。はなも美耶もすごいな。ふたり揃えば、料理に裁縫、なんでもござれじゃないですか。さて、ふれあいどうぶつコーナーで、もも、ちょっと他の子とぶつかっちゃって、ああー、モルモットをひとりじめしてるって怒られちゃって、で、この子とももの仲裁に美耶が! 美耶が! 失敗する! ああー、大泣きさせちゃったよ。やっぱり緊張するとそうなるんだ。大変だなあ、美耶ちゃん。この子、葉山めい。ももとも仲良くなって、またはなともね、仲良くなって、でもめいにお姉ちゃんとられちゃった。ここからのももがもうおかしい。ぶーッ! やめて、やめて、これ、面白すぎるのよ。笑いとまらなくなるのよ。しかも連発でしょう。たまらん、強烈すぎます。今回は、美耶とはな、打ち解けて、ちょっと距離も縮めて、名前で呼びあうようになるという、結構重要な段階踏んだ回なんですけど、ぶーッのインパクトから、美耶にハァハァするはなとか、とにかく他が強烈すぎて、しかも最後に自称5歳の葉山卯月襲来! 逃げるべきかどうするか迷ってる美耶とはなもおかしくて、いやもう、ものすごい密度、ものすごい充実。やられっぱなしでした。

『私を球場に連れてって!』。タマ、外野席デビューですよ。内野とは違う趣があるよって。応援歌とかっていうんだけど、レオナの負のループとか! さらには猫子のお母さんのこととか、もう、ほんと、面白い。しかし、そんなにキャッツって勝てないんですか。昔は常勝みたいなチームでしたのにねえ。猫子の母の優勝欠乏症も、過去の栄光あるからこそなのかもですね。以前はよく外野で一緒に応援してたっていうんですが、今はどうしたの? と思ったら、椅子席の方が楽でいいのか。加齢による体力の衰えって、ムゴい。ムゴい話だよ。外野席での応援の迫力、それがありありと感じられる描写、とてもよかったですよ。で、その勢いに押されちゃって、早々にゲームセットしてるタマとかね、ほんと、面白い。これね、なにがよかったって、応援のスタイルは人それぞれだよって、楽しんだもの勝ち、自分にあったやり方見つけるといいっていう、押し付けじゃない楽しみのあり方が語られたところですよ。実際タマも相当に楽しんだようで、あの表情ね、とてもいい。よかったね、そう思ってたら、最後にあの落ちが! ほんと、これ、いい話で終わると思ってたからさ、不意をつかれて、めちゃくちゃ面白かったです。

『TCGirls』。アンがおそろしくやり手ですよ。学園祭でなにをやるか決めましょうという場で、アンの提案したのがTCG体験会。普通に考えたら、そんなの駄目に決まってる! と思いきや、アン、あの手この手で説得する、その手腕がすごい。あのプレゼン道具の充実。スライドまでばっちり準備してきて、ほんと、どんだけ用意周到なんだろう。体験会の趣旨についても、デュエリストを増やしたいという本音をきれいに隠す建前用意してるし、しかも、当然出るだろう反対意見に、とりあえず知ってもらうためにってTCGのアニメまで見せて、見事引き込んでみせる。すごい、すごいわ、小柴アン。君の才能に嫉妬する。江暦さんに対するアンの態度もすごかったですね。グイグイいく。TCGに興味ありそうと見れば、すぐさま、コトネちゃんって呼んでもいいかな?? ここまで踏み込んじゃう。スゴイ。ほんとスゴイ。その後のTCG解説ビデオもすごかった。シオンからメイから、店のみんな動員して、ああー、TCG人口を増やすのは店にとってもメリットあるものなあ、と思ったら、まさかの宣伝! この隙のないプレゼンから、どうしても見た目地味になりがちなTCGにビジュアル面でのテコ入れまでくるというのね、ああ、これは面白いわ。絶対面白くなるわ。パフォーマンスの提案が、アンからではなくクラスの子から出たのもよかったですね。アンひとりで取り仕切るわけじゃないんだって、クラスの子も発案して、アンの提案をよりよいものにしていく。活躍できる場を作り出して、ついにはこの出し物を自分たちのものにしてしまう。この展開、実に素敵でありましたよ。

いちごの入ったソーダ水』。ああ、なんだか少しさみしいです。もうすぐ2年生。クラス替えを心配しているこひめですが、その前にもっと大きな動きがあって、ああ、月が寮を出るっていうんだ。弟の世話をするのに行き来するのも大変だしって、確かにそれはそのとおりだなあ。一度に不安要素が押し寄せて混乱しかけるこひめですが、ちょっと考えて、なにが月にとってよいのか、ちゃんと答を出して、その背を押すのね。本当にこひめが大丈夫かはまだわからない。けど、そのことをこひめも冗談めかしていえるくらいにはなっていて、ほんと、この子、成長したなあ。この漫画は、月にしてもこひめにしても、その成長が実感できるほどに手応えを与えてくれて、そうだからこそ、人は同じではありえない。変化していかざるをえないということを思わされて、それは嬉しいことで、見ているだけでも胸の奥がきゅーっとなる。そして、いつまでもこの子らはこのままじゃないんだなって、さみしくもなって、ええ、変化を、成長を喜ばしく思いながらも、そのままでいて欲しいという気持ちもあるんだなあって思わされました。月のパーカーを着たこひめもいいですね。そして風紀委員の彼女もね。この子も今後、変わっていくんだろうなあ。いつまでもこのままではありえないのだろうなあ。そう思うと、その変化もまた楽しみに思えますね。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第1号(2018年1月号)

2017年11月20日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年1月号

『まんがタイムきららMAX』2018年1月号、一昨日の続きです。

『彼女がお兄ちゃんになったらしたい10のこと』。冒頭の眼鏡の女の子。ああ、これ、かりんのかつての姿なのかな? そう思っていたら、ああ意外な展開を見せられましたよ。この物怖じしない子が、学校ではあんなに大人しくしているんだ。眼鏡をかけて、物静かで、そんな姿を兄、とういか、七瀬に見られて、うろたえちゃって、ああ、七瀬、ちょっと物思いですね。いつも元気でくったくなく見えるあの子が、学校では全然違ってる。なにか理由があるのか、云々。悩んで、そして親身になってかりんと話して、家族ごっこで、兄役でという以前に、七瀬としてかりんに寄り添おうとしていた。そうした関係にこれまでよりも少し深まるふたりのえにしがうかがえて、またそれは七瀬以外の家族もおんなじなんだって。ええ、かりん、人に恵まれてますね。ええ、ごっことはいうけれど、本当に家族なんだな。皆がそれぞれに支えになれる、そんな関係なんだなって思わされました。

『どうして私が美術科に!』。タイポグラフィの授業でPCを使います。というので、いつもとはちょっと違った雰囲気あって、面白いな。そうか、無意味にはしゃいでたら、提出日ぎりぎりになってしまいましたか。焦りながらの課題の最中、テーマ「私」におおいに悩む彼女らの姿がおかしくって、それなりにそれっぽいの決めて作っちゃえる子がいれば、桃音みたいに、悩んで悩んで、迷走して、課題どころか、友達と自分の関係にまで踏み込んでいっちゃって、ああ、この子、真面目すぎるというか、突き詰めて考えすぎだ! でも、こういう表現に自身のありようを問うような人は、これくらい踏み込んでいくことも大切なのかも知れないなあ。好きってどういうことなのか。ただつきあいが長いってことじゃないよ。よく知ってるということでもないよ。そうした中に、自分にとっての好きってどういうことか、ひいては自分とはどういう存在なのかという問の答にたどりつく道があるのかも知れませんね。ええ、桃音、答にたどりつけたようですね。

『タベモノガタリ』。タイトルが変わりました。食べかたに工夫をこらす子たちの漫画。今回はプリンの食べかたが話題になって、ああ、カラメル食べないのか! そうか苦手だからきっちりきれいに残すんだ。なんかもったいない。カラメルがなんかプリンの特別みたいな感じなのにな、といってしまうと、みかんの嗜好にケチをつけるようになっていけませんね。この漫画の趣旨はここからですよね。じゃあどんな食べ方ができるか。ストローで最初にカラメルだけ吸ってしまう。名づけて原油採掘型。いやいや、バカなんですけど、そんな食べかた、はじめて見たよ! ってな感じなんですけど、それをいろいろ、わび・さびだ、快楽主義だ、品評するみたいになってるのがおかしい。さらにボーリング型とかね、はあいろいろ考えるもんだ! そしてみかんの姉のチャレンジ。名づけてショットガン。嫌な予感しかしない……。って、ほんとに大惨事じゃん! ほんと、あの最後の詫びしさの凝縮されたような絵面。ものすごかったです。

『のけもの少女同盟』。すずめの部屋で勉強会というんですが、いやもう、すごいな。すずめがひとり暮らししてる理由が語られたと思ったら、まさかの乱入者! すずめの母! ええと、父の再婚相手の美咲がクローゼットから登場! 無茶苦茶すぎる! さすがですよ。しかもこの母、すずめのことが好きすぎて、というか、それは引く! お姉ちゃんでもペットでもなんでもいいって、発想が酷い! しかもすずめには友達はいない、そんな前提で行動してる、それもまた酷い! ほんと、なんていったらいいのかわからんのだけど、とりあえずすずめのことが好きすぎることは充分によくわかりました。けどね、やり方こそはいろいろおかしくて、それこそすずめ向けではないんだけど、この人なりにいろいろ心配してることは本当で、そしてそれが伝わったのでしょうね、霞と電話で連絡しあう仲になるというのがね、なにか面白くて、それでなんだか暖かみも感じたのですね。

はんどすたんど!』。体育館に鏡が装備されました! しかし、ここから学校の怪談に話を持っていくななみ。脱線女王だよ。ひなたがすっかり怖がっちゃって、でも意図せず呪いの大鏡という名づけ親になってしまったのか。それ光栄なのか? ともあれ、鏡で自分の姿をチェックしていくのだけど、いや、いちごさんは別にそのスタイルでいいと思いますよ。姿勢とか動きとか、いろいろなところに意識向けていって、ななみといちごは柔らかさを意識するといいとかね、で、いちごはどんどん迷走していく。迷走女王だよ、ほんと。課題が見えたら、どうするか、ちゃんと考えて動くところがいいですね。ななみ、いちご、ふたりともにゆかの動きの研究に向かって、ゆかはどういう意識でもって演技してるかとかね、でもそのやり方はゆかにはいいけどひなたには向いてない。そういう試行錯誤が、体操という競技に取り組む彼女らの姿勢を伝えつつ、同時に面白さの源になっているのが実によいと思いました。そして最後に課題の話題。ああー、ゆかちーがとてもいい表情したよ! あのふたりをガミガミ叱るいちごとか、素晴しいな。部活と学校の勉強と、ちゃんといろいろに心を配って取り組む。そうしたところもとてもよいですよ。というか、ゆかちーが勉強駄目っていうの、なんかまだ慣れなくっておかしいのですよ。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第1号(2018年1月号)

2017年11月19日日曜日

『まんがタイムファミリー』2018年1月号

『まんがタイムファミリー』2018年1月号、一昨日の続きです。

『ウチが古武道宗家』。ちょっとキャラクターがエキセントリックすぎるきらいはあるけれど、面白くっていいですね。古武道道場の娘が、父に振り回される。まだ高校生だってのに、お見合いだなんだって連れ回されて、本人そんな気まったくないから、ねえ、迷惑だよねえって話。けど、この娘、薫、恋愛にまったく興味がないわけじゃない? 学校で、好みなのかなんなのか、まるでわからん感じだけれど、突然告白されて狼狽したりね、それでうろたえると拳法の構えが出る。こういうのがおかしいです。それでお見合い。相手もやっぱり武道関係なのか。最強の金的とか物騒な話してますが、薫がさっぱりついていけない、興味がないのがいい感じ。それで向こうの息子もまた変なやつで、庭に出るや手合わせ願うんだ! そこにくだんの告白少年、武者小路が介入してきたりね、すぐさま返り討ちにあった武者小路に対する見合い相手の態度に不快感じたか、薫、正拳突き一発で沈めたりね、この馬鹿馬鹿しさ、悪くないですよ。なにがおかしいって、息子の構え、見合相手の母も同じ格好で薫の父に対峙してるとかね、ほんと馬鹿馬鹿しくってよいですよ。しかしこれで相手から気に入られてしまって、どうする薫って感じですが、手合わせでは強さ発揮しても、こういうやりとりにはどうも弱いみたいですね。

『パパとあそぼう!』。なんか子供のころの気持ち、いろいろ思い出されましたよ。支払いしたいからコンビニにいく、そういうママについていきたいというさくらですよ。7時前、そんなに暗くないけど、それなりに夜道。暗いよ、怖いよ、そういうパパに、パパをおとりにして逃げるとか、さすがのさくらさんです。で、最初は怖くなかったさくら、実際夜道に出てみれば怖くなるっていうのね、ええ、子供ってそんな感じだって思わされました。そしてママが佐藤さんの奥さんにひっかかって立ち話。ああー、こういうの長くなるのよね。わかる。子供のころ、そうだった。母に連れられ、買い物でもなんでもだけどさ、こうやって立ち話されてさ、もうはやく帰りないのに、もう退屈で退屈で、嫌だったなー。あのパパとさくらの驚きの感情。あれが、ありありと共感もって感じとれて面白かった。コンビニでもね、ついつい買い物しちゃったりとか、そういうところもあるあるって感じで面白かったです。

『いにしえや浪漫堂』。昔の健康グッズですか。これ、ええと、スタイリー? これは自分にとってももう懐かしCMって感じで、そのものは知らないってくらい昔の器具ですよね。しかし、これ、効果あるのか? ルームランナーとかもありましたよね。そういう、ああー、なんかそういうのあったって器具を次々紹介して、極めつけがぶらさがり健康器ですよ。あれ、本当に効果あったのかな。ぶらさがり健康器の昔にさかのぼった潤が、紅茶キノコをご馳走になったり、って、これ、衛生の観点から問題ありだったやつよね!? 見事にあやしい健康器具に踊らされてる昔の家庭に、なんともいえない表情浮かべてる潤ですけど、こういうの、今でも変わってないですよね? あやしい器具とかあやしい飲食物、さらには効果のありようがない、むしろ危険な健康法、療法とか山ほどあるものなあ。正直、ぶらさがってるくらいの方が健全だったんじゃないかって思うくらいですよ。で、今回は落ちがふるってましたね。ああ、我が家にもぶらさがり健康器! この再会、ほんと、おかしかったです。

『かしこみかしこみ』。もう、最高ですよ。SNSで知り合った子と会いますよ。同じアイドルグループのファンだっていうんですが、SNS上と対面とで印象が全然違う。それ、本人も気にしてるんだな。リエリエさん。いやあ、この子、好みですよ。とてもいい! リエリエの早紀っち対策がまた面白かったです。なるほど、SNSでの雰囲気は自分では出せないからと、それをムクに託すんだ! けど、その作戦、あんまりうまくいってないようで、ちょっとギクシャクしてる? そんなふたりの関係を一気に進展させたムクのナイスプレイですよ。ふたりの好きなアイドルを知らない。じゃあ教えてあげるって、映像見られるカラオケに連れていって、これが有名、これが元気が出る、これが一番かっこいいって、次々PVを流していく中で、ふたり、緊張とか気負いとかなくなって、もうすっかり旧知の友達じゃん。あの変化、あの気持ちのつながりよう。すごかったよ。ほんと、ふたりの気持ちがわーって盛り上がって、どんどんユニゾンしていくその様。わくわくさせられて、もうひきこまれる思いでした。

  • 『まんがタイムファミリー』第36巻第1号(2018年1月号)

2017年11月18日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年1月号

『まんがタイムきららMAX』2018年1月号、発売されました。表紙は『ご注文はうさぎですか?』。チノとリゼが、ふたり冬の出で立ちですよ。白を基調にまとめられたこの表紙。白い手袋、白タイツ、白いドレスに白い帽子のふたり、寒さを感じさせないその様子。ふたり寄り添って、その表情はやわらか。その親密さもまた穏やかに暖かな感情を呼び起こすかのようですよ。ふたりの髪の色も、白の調和のなかにまとまって、ひとりピンク色のワイルドギース、いや別個体? この子も不思議と調和して、可愛いアクセントになっています。

フレッシュゲスト、たくさん掲載されていますよ。

『しょうこセンセイ!』。高校教師、吉田翔子は8歳の天才少女。生徒からも教師からも好かれ頼られる、というんですが、恋愛のいろいろ聞かれたりね、ちょっと遊ばれたりもしています。でもね、生徒が面白がっていろいろ聞くのはいいけど、ガチで相談する教師連中、君らはダメだよ! すっと身を引くその姿勢、いかに苦手にしてるか見えようものですね。そうか、校長先生が母親なんだ。母のこと大好きで、朝、出勤前の様子など、ほのぼの母娘でありますね。いろいろいたらないながらも頑張ってる姿、悩んだりね、その悩みをぬいぐるみのミッシェルに相談してたりね、年相応っぽいところもありながら、いろいろと努力する。それは、憧れの人、母に近づくためなんですね。その白衣も母のお下がりなんだ。ええ、頑張るちびっこ先生の魅力、押し込んできますね。

『ともだちライン』。見た目も怖い同じクラスの女の子、梶崎奈緒に呼び出され、はたしてなにをされるのか、そう思ったら自己紹介だった。覚えてないのか? いったいなにを? というのだけど、なるほど、このふたり本当は幼なじみ。けど、柏木はじめは奈緒のこと覚えてなくて、ちょっとした片思いですよね。自分から、幼稚園のころ一緒に遊んでた奈緒だっていっちゃえばいいのにね! 奈緒の姉、秋奈の介入があったりね、で、そのごたごたの中で、はじめのこといっちゃんって、昔の呼びかたしたりしてね、もしかしたらっていうんですが、ええ、この不器用なふたりの関係。今後どういう風に転がっていくのか。そうしたところに面白みが出てきそうです。

『おんすて!』。おお、アイドルものですね。アイドルを養成する学校、ライトアップ学園。そこで学ぶ安藤あかりは、気持ちこそは一人前だけど、実力その他はまだまだ未熟。居眠りして廊下に立たされたりね、けど罰を受けながらもあっけらかんとしてる強さ、つよさ? マイペース? 凝りない感じ? これはよい感じですね。立たされた廊下でも、長門くる、小内りか、花宮さりとわいわいやっちゃって、さらに叱られる。緊張のあまり催眠術? 暗示? に逃げて、それでも貧血で倒れちゃうくるとか、個性的な面々ばかり。この子たちが、あかりにひっぱられるかたちで即興ライブをやってしまう。勢いでおさわがせ。結局さらに叱られてっていうんですが、それでもめげない、そんな元気さ、よい感じですね。

『絵師になるための100のやりかた』。入学後、2週間たっても友達のできなかった紗奈。漫画研究部に入って、お絵描きライフと友達たくさんを実現しようというんですが、そうか、それをするのにも結構勇気を必要とする、そんなタイプのお嬢さんですね。部長の黒葛原に同じクラスの白坂、ふたりとも落ち着いた感じで、紗奈、よかったのではないでしょうか。と思ったら、四ツ森楓。やたら元気な女の子。そうか一年生。同じクラスの白坂のことは覚えてなかった紗奈も知ってるくらいの有名人。そうか……、変わりもので有名なんだ……。画材として水彩色鉛筆を使ってる紗奈に四ツ森、パソコンでのお絵描き教えてくれて、なるほど、紗奈もパソコンで絵を描いていくことになるのかな? ネットに投稿している人たちのイラストのクオリティの高さに驚いて、自信をなくす紗奈。これは、本当にそうですよね。うまい人、ほんと、こんなに!? ってくらいいるものなあ。そうした状況を前に上昇志向を隠さない四ツ森。対し紗奈はなにを目指そうというのか。なにを絵に求めているのか……。自問自答で辿り着いた、その理由。それがよかったですね。今はただ描くことが楽しい。その素直にしてシンプルな理由がよかったなって思いましたよ。

  • 『まんがタイムきららMAX』第15巻第1号(2018年1月号)

2017年11月17日金曜日

『まんがタイムファミリー』2018年1月号

『まんがタイムファミリー』2018年1月号、発売されました。表紙は『大家さんは思春期!』をメインにしまして、クリスマス一色ですよ。サンタクロースっぽい格好したチエちゃんが、ケーキを一口ぶんこちらに差し出してくれて、ああ、なんだかしあわせな情景。ケーキに乗っている人形が面白いですね。ああ、トナカイ! 『シロクマはシェーカーを振れません』も見事にクリスマスですよ。トナカイフードの花、可愛いです。『僕しか知らないあやの先輩』は、ふたりサンタの帽子を被って、ふたりでパーティーでしょうか。なんだかいい雰囲気かも知れませんね。

『役職名はお嫁さん』。陽大の母、すごいな。すごく深刻そうなメッセージ送ってきて、息子とその妻を心配させるだけ心配させて、実は特になんてことなかったっていう。息子夫妻と一緒に食事をしたかったんですね。あるいは、同居へのいざない。わりと大雑把な母だけど、仕事脳の美如とは相性よさそうだし、腹になにか持っている、そういう様子がないのがいいのかもなあ。で、あの寄せ鍋のね、まさか鍋に失敗の可能性がこんなにあったとは! 失敗の可能性をうまいこと回避する美如の有能さ! すごくいい。さりげなくね、母を導いて、ええ、いい関係築けそうでとてもいいですよ。で、父と息子のね、寄せ鍋に対する感想。いつもみたいにドロドロしてないとか、得体の知れない草とか、ほんと、普段はどんななのか。この寄せ鍋、家族のメタファーでもあったんですね。最後にこういうしめかたするの、うまいなって思わされましたよ。

『牧場OL』、最終回。ああ、もう感慨無量ではないですか。何年たったのかよくわからないんだけど、野花がね、もうすっかり立派に先輩になっちゃって、またまた個性的な後輩なんかもいちゃったりしてね、そして今日はスアンさんが再来日! それで初田牧場に関わりあった人たちも集まってくるっていうんですが、ああ、糸魚沢、あんまり変わってないのね! 新婚の鹿谷夫妻もすごくいい。っていうか、親父さんが、まあ、もう、ねえ! おかしい。舎熊さんもうまいこと人生をエンジョイなさってるな。ほんと、なじみのある顔が続々やってくる、これがもう嬉しくってですね、ああ、なんだろう、自分もまたこの同窓会めいた集まり、その一員になったかのような気分ですよ。鶴沼さんも変わらず素敵だし、そしてスアンさん! まさかの胴上げか! ほんと、変わったところ多々あれど、根本は同じだ! ええ、こうして集まる機会を持って、そこに本当にしっかりした野花の姿なんかも見せてくれて、いい最終回だったと思いましたよ。野花、かっこよくなったなあ。

『広島さん友達になってください』。これもまた楽しい。クリスマスですね。赤いダウンに赤い髪。タミが見たらカープと思うに違いない。そう思わせて、サンタさんって、ああ、季節の人気ものには勝てないのですか。しかし、サンタといえば赤い、赤いといえばカープのネタが最後にふたたびやってくるとはね、期待を裏切らないというか、ほんとサービスってやつだと思いました。平和公園で開かれるドリミネーション。なるほど、光のお祭りだ。子供は駆け出すよ、はぐれると大変だよっていう事前情報どおりになるんだけど、タミもそうなら母もそうか! キミが一番のしっかりものでありますよ。クリスマスのパーティーとおよばれもまた楽しからずや。さらに父まで戻ってきて、にぎやか、皆もしあわせそう。とてもいい、あたたかみあるエピソード。大変よかったです。

『妹のおシゴトは時給2000円』。面白いなあ。ミエ子、もしかしたら兄のことを好きになってきている模様。苦悩ですよね、妹。もちろん血縁じゃないからなんの問題もないのだけど、家庭内恋愛は禁止!? 好きになったら妹のバイトは続けられない! お金のピーンチ! って、この現金な考え、実にミエ子らしいんだけど、それでも気持ちは揺れ続けるのね。ミエ子、思ったよりも夢見る少女ですなあ。衣々子が素晴しかったですよ。ミエ子の相談に乗るんだけど、ミエ子の好きになったという相手、語られる言葉のはしばしから、それは自分と結論づけるのね。ええ、いいですね、もっとやれですよ。衣々子のね、ミエ子にかけた言葉は強くて、胸に迫る、そんなよさがあるんだけど、なんといってもこれ、誤解だものなあ。で、誤解したままにミエ子動くんだけど、ああ、只野、全然そっち方面には感度がない! なにがあろうとミエ子は妹。その頑として揺るぎない只野のあり方。ラブコメには壁、障害はつきものですが、徹底的な鈍感が立ちはだかってきましたね。

  • 『まんがタイムファミリー』第36巻第1号(2018年1月号)

2017年11月16日木曜日

お好み焼吉野

お好み焼きを食べにいっていました。京都のお好み焼き屋。吉野という店なんですが、自分はもう本当に食事できる店のこととか詳しくなくって、いや他のことも全然知らないんですけど、ともあれ、人に教えてもらった店。いくのはじめて、京都の七条。京都駅からしばらく歩いたところにあるんですが、この店がまあよかった。そんなに大きな店ではないのですが、店に入る前からにぎわう声の聞こえてくるような店で、入り口の戸を開けたらばお客さんいっぱい。ああ、この人たちは地元の人だな。これだけ地の人が入ってる店ならさぞやおいしいに違いない。ええ、そのとおりでした。これはいい店を教えてもらいました。

お好み焼きと焼きそばの店ですね。といた小麦粉に具材を混ぜ込んで焼くのではなく、焼いた具をどんどん積み重ねていって、粉でまとめるタイプのお好み焼きです。普通のお好み焼きに、そばを入れたもの、またうどんを入れたものも選べて、メインの具材も牛、豚、イカといったメジャーなものから、スジ、ホソ、油カスといった独特の具材もありまして、いやね、このスジ、ホソ、油カスがいい。ホルモンですかね。ホソって、どこの部位だろうと思ったら小腸なのか。これらを、普通のものや、そば入り、うどん入りと組み合わせて一品にするといった感じ。お好み焼きは、お店の人がちゃんと焼いてくれて、それが各テーブルの鉄板に運ばれてきます。鉄板には火が入っているので、運ばれてきてすぐから充分に火の入った状態まで、刻々と食感が変わっていって、最初のふんわり熱々もおいしければ、終盤のパリパリになったものもおいしくって、この変化を楽しめるのも大変によいと思います。

ではちょいと写真で見てみましょう。

Okonomiyaki

これはオムライスというやつですね。とはいえそば入りを頼んだので、ほぼそばなのですが、焼いた卵でもってくるりと包まれています。この具材はスジ。

Okonomiyaki

これは豚玉ですね。非常にスタンダード。これもおいしかった。

Okonomiyaki

最後にそば入り。具材はホソ。

実はこの後に追加でうどん入りの油カスも頼んでいるのですが、食べるのに一生懸命すぎて写真を忘れました。で、このうどん入りがめちゃくちゃうまいの。あれー、うどん入りとかはじめてだけど、もったりするかな? とか思ったんだけど、とんでもない。ええー、うどんが一番おいしくない? 油カスの味わいもあるのか、ともあれ、これ最高でしたね。また食べにいきたい。今度はうどんからスタートしたい、みたいなこと思うくらいにいかしてました。

3人でお好み焼き各種4品。飲み物はビール、チューハイを1杯ずつ、つまり各2杯ですね。これでひとりあたり2500円っていったところ。これは安いわ。こんだけうまくて、こんだけ満足できる量があって、こんなに安いって、なかなかないよ。ええ、ほんと、これはいい店を教えてもらいましたよ。