2018年10月15日月曜日

思い出し語り: 辻灯子

  単行本で印象深い作家というと辻灯子が思い出されます。現在も、オリジナルで『スズちゃんでしょ!』、ホームで『おんなのおしろ』を連載していて、大ヒット! とか、アニメ化! とか、華々しいニュースはついぞ聞かないのだけど、この息の長さ、地道にコツコツと毎月の連載を重ね、コンスタントに単行本を出していくその姿勢、スタイルは、一口にいって驚異的。同じくらい長く描いている人、コンスタントに巻を重ねている人もいるわけですが、読者からすれば当たり前みたいに続いているように見えるその活動にどれほどの労力がはらわれているのだろう。本当にすさまじいことだと思うのです。

さて、単行本で思い出されるのが辻灯子というの、なんでかといいますと、ちょっと珍しいなって感じることが、この人の単行本まわりであったからなんですね。ただこれは、自分が気づいていないだけで、わりとあることなのかも知れない。いや、だって、普通にしてたらわからないままになることでしたからね。

ただいま勤務中』の最終巻、3巻が出たときのことです。買ってきて、楽しみにして読んで、ああ面白かったと閉じた時に、あれ? そういえばあの話が収録されなかったなと気がついたのでした。

四コマ漫画の単行本は、雑誌に掲載されたもの全部が収録されるとは限りません。いや、四コマに固有の話じゃないか。単行本未収録の原稿が単行本一冊のページ数に比べて多い場合、必要に応じて削られるんですね。でも大抵は気づかない。連載を追っていても、掲載されたその全部を覚えていられるわけじゃないですからね。でも、削られたネタがあまりに印象的だった時に気づくんです。あれが入ってないって。すなわち『ただいま勤務中』3巻で落とされたのが、たまたま私の気にいっていたものだったというわけです。

これだけなら、なにも珍しいことではなかった。ですが、匿名掲示板でですね、あの話好きだったのに収録されてなかったといったら、収録されてるよと返事が返ってきて、え? マジで? どこどこ? と思って確認したら、なんと初版初刷と第2刷で収録内容に異同があることが判明しました。初刷との違いについてなんらかの註釈でもあるのかと思ったらないという。つまり、こうして情報交換できなければ、第2刷での変更に気づかないまま終わった可能性が高かった。

結局、書店で第2刷であることを確認して、もう1冊買いました。でもこれ、異同のあること知らなかったら、2冊所有する意味、わからないですよね。

なぜ第2刷で内容を変えたのか、それは不明です。初刷を印刷、出版した後で、やっぱりこのネタまずかったよね、差し替えないといけないとなったのか、あるいは作者がこちらがいいとでもいったのか。このへんは、読者の側からはうかがい知ることのできない領域で、ただ違いがあった、私はそれを知るにすぎません。

辻灯子の単行本で印象的だったできごと、もうひとつありました。『べたーふれんず』ですね。

これはナチュラルに連載されていた漫画で、ナチュラルが終了した時に連載も終わり、単行本化されました。で、これが予想していた以上に売れたのか、終わったはずの漫画が復活、再度連載されるにいたったんですね。それが『Moreべたーふれんず』。もちろんこれも単行本になっています。

『べたーふれんず』の復活連載を見て、当時、辻灯子は雑誌のアンケートと単行本の売れ行きが乖離していたりするのだろうか、単行本だけで追っている読者が多かったりするのかも知れないなどと、予想しあったりしたことを思い出します。そして、この単行本が売れるという実績が、タイトルを違えながらも絶えることなく連載が続き、そのことごとくが単行本になるという状況を支えているのだろうとうかがわせるのでした。

  • 辻灯子『ただいま勤務中』第1巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,2002年。
  • 辻灯子『ただいま勤務中』第2巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,2003年。
  • 辻灯子『ただいま勤務中』第3巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,2004年。

2018年10月14日日曜日

思い出し語り: 山田まりお

 今は亡き『まんがタイムラブリー』でこの人の漫画に出会った時は、そりゃあもう驚いたもんでしたよ。『スーパーOLバカ女の祭典』。舞台はオフィスで主役のふたり組はOL。だからといって、これをオフィスものとかOLものとかいっていいのだろうか。内容はドタバタというかハチャメチャというかシッチャカメッチャカというか、暴走するギャグ超特急とでもいうべきか。もう、びっくりした。いやもう、なにに一番びっくりしたかって、ラブリー掲載なのに全然ラブリーじゃないじゃん! ってことですよ。

でもすごいですよね。最初のうちはおっかなびっくり読んでたこの漫画。気づいたら、もうすっかり好きになってしまってましてね、これは面白さの勝利ってやつなんだろうなあ。思えば、芳文社なのに芳文社らしからぬ攻撃的な漫画だったと思う。あの、由未カオルネタとか、女優の由美かおると同姓同名なだけで、しかも本人男だっていうのに、執拗にそこをイジられるとかね、アウトコーススレスレを攻めてたような気がするんだよなあ。でも、好きだったよ。あの、エレベーターに閉じ込められたレイ子さんだったっけが、由未のズボンを掴んで脱出しようとしたらズボン脱げちゃってってやつね、それ見た島崎から、変態プレイは家でやれよ! っていわれるやつ、脳裏に焼き付いてる。強烈なインプレッション、破壊的なギャグ。一種病みつきにさせる中毒性がありました。

『まんがタイムラブリー』は女性向けの雑誌だったそうですが、だとしたらこの漫画は『りぼん』における岡田あーみん的な受容のされ方をしたのかも知れませんね。ええ、私、岡田あーみんも大好きです。

初期のネタで好きなの、他にもありました。レイ子姐さんを族仕様改造自転車の後ろに乗せて、敵対組織? にカチコミにいくみたいな、ほんと勢いまかせの四コマなんですが、族っぽい演出するために、ラジカセでパラリラパラリラゆう効果音を鳴らすのね。で、これに続きがあって、同様に族スタイルでカチコミにいくんですが、ラジカセから流れるのは「いっちょめ いっちょめ わーおいっちょめ」。姐さん、それB面です。ほんと、それだけのネタなんですが、おかしかった。もう大好き。

で、なんでこれを覚えてるのかというと、単行本に収録されなかったんですよ。あれー!? なんでーっ!? ってその時は思ったんだけど、よく考えたら、というかよく考えなくとも、これ、音楽著作権のせいですよ。「いっちょめいっちょめ わーお!」って『東村山音頭』じゃん! もうほんと、このなにが飛び出すかわかったもんじゃないって感覚。これがよかったんだよなあ。

この作者さん、どう展開するかわからんというの、漫画だけでなくそのキャリアもでしたよね。『バカ女の祭典』で、当初はわりと簡素だったキャラ絵がですね、だんだんとゴージャスになっていくの。いやもう、すごい変化だよ。で、変わっていくの男性でさ、さっきいってた由未カオルもやたらいい男に描かれるようになったなあって思ってたら、社長秘書の幕ノ内はもっとすごい。うわあ、なんじゃこりゃあ、いくらなんでもいい男すぎやしないかー!? 驚いてたら、作者さん、BLの単行本、どしどし出すようになっていらっしゃった。

ほんと、あの転向にはびっくりしましたね。いつの間に!? って感じ。いや、Wikipedia見ると、デビューはBL系ジャンルとあるから自分が知らなかっただけだったんでしょうけど、怖いもの見たさ? いったいどんなの描いてらっしゃるのだろう、ハラハラしながら読んでみたら、ほんと立派なBLで、おー、幅広い作風だ、驚くというか感心したというか、いやもうまいりましたね、あん時は。

この人の漫画、BL以外でも結構いろんな作風というか、見せてくれることがあって、『バカ女の祭典』で見せてくれたもの、それだけと思っていたら見誤るなって思わされたこと、四コマジャンルでもあったのでした。『ママさん』とか、ほんとにそうでしたね。自分の知らない山田まりおの側面と、変わらぬ山田まりおのらしさと、それらがしっかりひとつの漫画に結実していて、ああ、すごいなって、いい作家じゃんって、その印象が今も残っています。

山田まりお、最近はもう全然追えていないから、どんなの描いてらっしゃるかわからなくなってたんですが、BLで活躍されてるのかな? 調べたら、去年『任侠メイド鮫造さん』ってのをリリースされてますね。しかもギャグもあって面白いらしい。おおお、これはちょっと読んでみたいな。でもって、単話売りで『ヤンキームサシさんと小山田の危険な純情』ってのが出てて、ああ、今もBLで活躍されてるんだなあ。

ええ、なんだか嬉しくなったのでした。

2018年10月13日土曜日

思い出し語り: 佐藤ゆうこ

 もう、すっかり過去の人になってしまったのかなあ。思い出し語りとはいいますが、一応は軽くWikipediaなど参照して既作の掲載誌、連載期間などをチェック、また刊行された単行本についてなど調べるんですが、なんと個別ページがなかったんですね。これは佐藤ゆうこの人気や知名度の問題ではなく、この人の活動期間とWikipediaに四コマ漫画家の記事が盛んに書かれるようになる時期がずれているためでしょう。ということは、2000年代前半までの四コマ漫画についての情報、webにはほとんどまとまってないってことじゃないか。誰のどの漫画がどんな風に人気だったか、振り返ることも難しい。これはちょっと想像以上に悪い状況です。

佐藤ゆうこ、代表作はもう間違いなく『ユーアーマイサン』でしょう。自分の子供、たけちゃんを主人公にした日常のスケッチで、たけちゃんのこましゃくれた物言いや、子供らしい突拍子もない言動が、時におかしく、時に愛らしく表現されていて、大人気でした。どのくらい人気だったか、具体的に表現するのは難しいけれど、単行本の刊行ペースを見ても、複数誌で掲載されていたことがわかるし、また売れていたからこそこれだけのペースで出版されていたことがうかがえる。けれど、4巻しかなかったっけ? 正直、もっと出てると思ってたんだけどなあ。記憶というのはあいまいでいいかげんなものです。

まんがシークに多少の情報が載っていました。『ユーアーマイサン』以外の連載についても記載されていて、そう、『会議室でおべんとう』、これが好きだった。でも、たけちゃんの人気が出たからそちらに注力するためか、あるいは単にその連載がふるわなかったからなのか、はやい段階で終了してしまっています。

これ、オフィスものですね。主人公のOLが先輩に憧れたり、それから個性的? ちょっと変てこな発想、行動する同僚がいたりして、ほのぼのとしたラブコメと、時にまじるシュール、その雰囲気が好きでした。忘れられないネタがあるんです。その変わった同僚がデスクにマヨネーズっぽいチューブを置いてて、上司に、なぜマヨネーズなんて置いてるんだ! ってしかられるんだけど、ご安心くださいラードですっていってそのまま仕事続けるという、それだけの四コマ。文字にすると、なんも面白くないよね。でも、その雰囲気? ちょっとしたおかしみがくすぐって、記憶にしっかり残ってしまった。これにしても、『あのコはセンセイ』にしても、この人には気の効いて面白い四コマ、多かったと思うんですよね。

『さとゆうの歌舞伎観劇大作戦』、この掲載年が記載されていたの、大変にありがたい。というのは、この頃がこの人の人気絶頂期だったから。ちょっと特異なケースといっていいんだと思う。どういう経緯なのかわからないけれど、美人四コマ漫画家といって写真週刊誌で紹介されたのがこの時期。また、あきらかに漫画の質が変化したのがこの時期でした。

質の変化というのは、歌舞伎観劇大作戦が顕著なのですが、四コマ漫画ではなく当時流行していたエッセイ漫画、ひらたくいえば西原理恵子的なものに接近したいという気持ちが見え隠れしたというのがひとつ。けれど、残念ながらよい漫画とはいえない出来で、やたらテンションが高い、そのように見せているというよりも、作者自身がハイになっているというのがわかる、そんな漫画であったことを覚えています。

そしてもうひとつの質の変化。明らかに仕事が雑になっていました。これ、後に作者本人がこの当時のことを誌面で詫びています。たけちゃんに人気があったためでしょう、かなりのわがままが許されていたのだと思います。確か観劇にいくからと、未完成の原稿を担当編集者に押し付けて作業させたことを告白して、申し訳なかったと。また、そうした裏事情をなしにしても、一見してわかるレベルで誌面が荒れていた。背景なんかがとりわけ酷く、当時当然読者の間で話題になって、あれはどうしたんだ、どうなってるんだと、いろいろささやかれたものでした。

これまた特異なケースなんですが、作者の身内の方が匿名掲示板に何度かいらっしゃったことがあって、あんまりよいことではないのかも知れないけれど、直接にクレームを受け付けて、伝えておくと、そういうこともありました。ほんと、特異だよなあ。当時、「ホームページ」を作り、そこの掲示板などで交流を持つ作家はすでにありましたが、匿名掲示板で、しかもご家族とという例はなかなか知らない。けど、そんな不思議な交流があったということも、また当時の四コマ漫画をめぐるひとつの情景ではあるのだと思います。あまりに例外的ではありますけどね。

このエッセイが描かれた頃が佐藤ゆうこの絶頂期だったというのは、おそらく間違いないことだと思います。この時期を境に存在感を弱めていくことになったのは、仕事に対する態度がさすがに反感を買ったためなのか、あるいは人気作『ユーアーマイサン』の主人公、たけちゃんが大きくなって、幼ない頃ほどの面白さがなくなってしまったからなのか、描けないことも増えてしまったからなのか。それはわかりません。

ただひとつ思うのは、この後に連載された『おしえて!!おじいちゃん』が悪くなかったこと。素直にいって面白かったこと。また、これ以前の『ユーアーマイサン』以外の漫画も面白かったこと。そして、それらの単行本は、ほぼ刊行されていないこと。

刊行されなかったのは、それだけの理由があるだろうことは、おぼろげながらでもわかります。当時、読者に求められていたのは、とにかく『ユーアーマイサン』で、それ以外のものに割くリソースはなかったのかも知れない。でも、私は、『ユーアーマイサン』以外の漫画も好きでした。もっとはっきりいえば、『ユーアーマイサン』以外の漫画が好きでした。好きだったそれらが単行本として日の目を見ることがなかったこと、それをただただ残念に思っています。

  • 佐藤ゆうこ『ユーアーマイサン』第1巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,2001年。
  • 佐藤ゆうこ『ユーアーマイサン』第2巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,2002年。
  • 佐藤ゆうこ『ユーアーマイサン』第3巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,2003年。
  • 佐藤ゆうこ『ユーアーマイサン』第4巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,2004年。
  • 佐藤ゆうこ『メイドのお仕事』第1巻 (アクションコミックス) 東京:双葉社,2003年。

2018年10月12日金曜日

マイニンテンドーピクロス ゼルダの伝説トワイライトプリンセス

まだピクロスをやっています。『マイニンテンドーピクロス ゼルダの伝説トワイライトプリンセス』。隙間時間にやるには最適! といっていたピクロスですが、だんだんマス目の数が増えてきて、ぱぱっと終わらせるのが難しくなってきたのですよ。それでも、やってるうちに慣れてきてるんでしょうね、10分かからずクリアできるものもあるのですが、それは簡単なやつだけですよね。場合によれば20分くらいかかる。そのために、ちょいと隙間時間に遊ぶというのができなくなって、クリアが伸び伸びになっていました。けれど、ようやくピクロスのクリア、なりましたよ。

ピクロスをクリアしたので、次はメガピクロスってのをやっています。いやあ、メガっていうからですね、マス目がとにかく多いのかなって思っていたんですけど、いやはや、まったくもって勘違い。ピクロスに新しいルールが加えられた、それがメガピクロスだったんですね。

通常のピクロスはマス目の1列を対象にヒントとなる数字が書かれていますが、メガピクロスだと2列にわたる指定がされることがあるんですね。2列なので見た目に大きく書かれた数字が目立って、この大きさをもってメガ、ってことなんでしょう。大きな数字はひとまとまりになった塗り面積をさしていて、ぱっと見だとヒントが足りないようにも思えるんですけど、他のわかるマスから塗ってるうちに、ああ、これ、このかたちにしかならないわ、みたいなのがわかるようになってくる。よく考えられてるよね、感心するわけです。

これはメガピクロスに限らない話ですが、いいかげんに、適当に、きっとここは塗っても大丈夫だろうみたいな雑な姿勢で取り組むと途端にペナルティ課せられる。間違うと即ペナルティ食らうかわりに、ミスをその場で教えてもらえる設定でやってるんですが、ペナルティ食らうと負けた気持ちになるので、そこで中止して最初からやりなおしたりするんで、結構無駄に時間を食ってしまって、でもだんだんコツがつかめつつあるから、ちょっとずつでもスムーズにクリアできるようになるかな? などなど、習熟を期待しつつ取り組んでいるところです。

2018年10月11日木曜日

『まんがタイムきらら』2018年11月号

『まんがタイムきらら』2018年11月号、昨日の続きです。

『初春が咲く』。なんかゆるくっていいなあ。扉絵の柚子、なんかいいですよね。そう思ってたら、まさか冒頭4コマで、こんな感じで働いてますって説明するのに使われてて、しかもそれを、嘘つけ、真っ向から速攻否定されてて、ほんとおかしい。喫茶店でのバイトですね。昔ながらの純喫茶って感じのお店で、マスターもきつくないし、もう全体にゆったりとしていい感じ。しかも偶然、もうひとりのバイトが新庄で、それからのふたりの対話、おかしかった。電球の交換する時に、電球っていうのは部屋の明かりをつけるもので、って、あのくだりすごくよかったなあ。さすがの扱いに怒る柚子が可愛かったです。プリプリ。このコミカルなやりとりの先に、まさかのロマンチック展開! 新庄は特になんとも思ってないみたいですけど、柚子のドキドキ、さらにそんけいのまなざし。ほんと、急接近? なんかニヤニヤしちゃうよさがあります。

『おもいあい!』。やっぱりというべきなのか、相変わらず挙動不審なヒロインがヤバい。同じクラス、前の席の東十条が好きな雪乃。距離が縮まった気がするとかいってますけど、雪乃の一挙一動に東十条、ビビってるんですが……。するどい視線を感じる。誰もいない教室から笑い声が聞こえてくる。怪奇現象、心霊現象として受け取られてるし! しかもなにが酷いって、同じ状況を雪乃サイドから描いたくだりね、見るからにあやしい、むしろ妖怪の類に肉薄する勢いで、あのよだれは尋常じゃないよなあ。その妖怪、いやさ雪乃が恋のおまじないに挑戦です。って、いや、それ、おまじないか? まじないって漢字で書くと呪いだよな。印象としては漢字のとおりだよな。この呪い、結局効くのかな、いやさすがに効かないよな、そう思って読み進めたら、効いた、効いてたよ! ヤバいよ。っていうか、対象をまちがえたから東十条は無事だったんですが、もし当初の意図どおり東十条に呪いがかかってたらどうなったのか……。ともあれ、雪乃の目論見は達成されて、はたして東十条にとってはよかったのかどうなのか。危険な罠にかかった。そんな気がしてならない、不思議な恋愛模様です。

『おとめサキュバス』。最終回でした。ついに現れた調査員。キュリアの姉だったというのですが、まさか身内だからと贔屓する流れなのかい!? というような感じではないなあ、これは。キュリアの頑張り、見ていたっていうんですね。勇気を出して苦手に立ち向かったことを評価して文句なしの合格だって、しかも規約の穴まで突くっていうんです。ここまでやって身内贔屓に見えないのは、全体のゆるさ、それはおそらくキュリアの姉だけの問題ではなく、サキュバス全員の持つ傾向なんだろうな。そのゆるさが、厳しさよりも柔軟に、よりよいように、物事をとらえようとする性向を生み出してる、そんな感じがあるんですね。他人だけでなく、自分に甘いのも彼女らのらしさなんでしょうけど、これ、きっと、ヴェロルやルナについても、同様のはからいがありそう。いや、ルナはそんなのなくったって、なんの問題なくクリアしちゃってますけどもさ。キュリア、めでたく合格となったわけですけど、それを取り消してでも、自身納得できる結果を出したい。こういえるまでになった、これがキュリアの成長なんだろうなあ。ルナもキュリアにくっついて残るんですね。まだふたりの、それから涼香やみちるたちと一緒の学校生活も続くんですね。それがなんだか嬉しく思えます。

My Private D☆Vは柴崎しょうじ、『初春が咲く』の作者です。ああー、このイラスト、いいですね。「ホッとするような女の子っていいなあと思います」。キャプションにあるとおり、ホッとする、そんな飾らなさ。素朴な、けれどなにか嬉しくなるような愛らしさ、ぱっとあふれて、いや、これいいですよ。朝の情景、おはよーと手を振っている、それだけのイラストなのに、この子の向いている先にいる誰か、その距離感とか関係とか、感じとれるようで、さらにいえばちょっとしたストーリーも。この、女の子をとりまく空間、その背景も含めて、この子の世界なのだと思わせてくれるものありますね。

2018年10月10日水曜日

『まんがタイムきらら』2018年11月号

『まんがタイムきらら』2018年11月号、昨日の続きです。

三者三葉』。葉山光、志望校合格だそうですよ。そうかあ、この子が大学生。なんかピンときませんが、そうかあ、時がたつのはあっという間っていうの、実感させられますねえ。お姉ちゃんに皆で寄せ書きしよう、双葉が提案するんですが、近藤さん、すごいよな。特に親しくなかったですけどって、それは書かんでいい。なんでこうあけすけというか、直球というか、さすがの双葉もとりみだすレベルですよ。辻兄も進学決まったんですね。そうかあ、ムゴたらしく浪人とかありえるかもとか思ってたけど、よかった、そこまで厳しい世界じゃなかったよー。西山の寄せ書き、双葉はやけくそかとかいってますけど、結構好きですよ。絵多亜名流ちゃんのイラストいり。いいやん、可愛くて。今回、寄せ書き頼むために親しい人、そこまで親しくないけど顔見知りを訪ね歩いた双葉。こういうの、最終回近いからだったのでしょうか。改めて皆のこと描いておきましょう、そんなだったのかなあ。あと2回で終わりなんだそうですよ。そうかあ。さみしくなるなあ。きらら誌講読すると決めたの、この漫画のためだったんですよ。そうかあ。なんだかぽっかりと胸に穴があいたみたいになるんじゃないかなあ。終わる前からそんなですから、ほんとその時がおそろしいです。

『佐藤さんはPJK』。千春、どんだけ勉強駄目なのか。もうすぐ中間テスト。それで落ち込んでしまってる千春をPJK佐藤がはげましてくれる。さらには勉強も教えてくれるのかあ。模試の結果はPJKが1位、めいが2位。そうか、ふたりとも優秀なんだ。さらにステルス渚は20位くらいだそうで、ああー、千春、頑張ろうな。今回の、動きと一緒だと覚えやすい、佐藤のアドバイスからの展開、おかしかったです。これ、動きで覚えるの、効果的ではあるんですよね。昔、やってましたよ。奇しくも社会科で。でも試験中に体動かすわけにもいかないから、なかなか難しいと思ったら、千春、やってるよ。千春見て不安に襲われてる先生がおかしかったです。でもって千春、ああ、勉強の成果出たんだ。よかったねと思ったら、うわあ酷い! よだれから汚れから大穴までの流れ、うん、千春、あまりの転落ぶり、笑っちゃうんだけど、うん、酷い。すごかったわ。そして佐藤も0点というの、なるほど、この人はこうやって留年してきたのですね。

『海色マーチ』。周と珊瑚、まだ打ち解けてない感じですね。周はむしろ尻尾ふってるくらいな勢いなんだけど、珊瑚が周のこと鬱陶しがってる。今回は仲村渠姫さんが登場ですよ。って、すごい名前。これ、沖縄の姓なのかな。なかんだかり。読めないわ。今回、部活なにやるかという話から、シュノーケリング部創設に周が乗り出します。海での活動は危険だって先生も一旦はとめるんだけど、珊瑚が海のプロだからと、積極的に巻き込んでいく周。なるほどなあ、この漫画はそういう方向でいくんだ。部活ものなんだなあ。そう思って納得しかかってたものだから、あの落ちにはやられました。部活申請、通りませんでした。って、まあ、そうだわなあ。危険だって反対されたって。先生も顧問引き受けるって乗り気だったのに! ええ、このあんまりな展開、実に意外で、ほんとやられました。

棺担ぎのクロ。 — 懐中旅話』。外伝エピソード、終わりを見ましたね。いや、しかし、読み応え抜群でしたよね。外伝後編は、冒頭に誰のだろう、回想を持ってきたのですが、まさかこれがセンの過去だったとは、しかも大きな悔い、大きな挫折の記憶だったっていうから、いやあ、驚きでした。外伝では、こうやってクロ以外の誰かにフォーカスしていくということなのかな。さらなる広がりが期待できる、そんな感触持ちました。さて、羽の黒い蝶が麦を黒くしていた。この蝶がいる限り、麦はよく育たない。それで駆除することになるんですけど、蝶をよく観察していたヒースの知識と、蝶をたくさん集める方法を教えてくれた子供たち。ひみつの餌のくだりとか最高でしたよね。麦わらを使うと蝶だけ集められる。それでクロの麦わら帽子が台無しになるのね、嫌だなあっていうクロの表情もよければ、続くコマのきめえええ! ってのもまた最高で、動きがある、生き生きとしてる、そしてこれまでのこと、様々な人の行動、言動、気持ちの寄り集まって、物語をぐいぐいと動かす動因になっているところなんかも、見事、素晴しいものがありました。黒い蝶は満月の光に照らされることで消える。けれど満月にはまだはやいという、そこでニジュク、サンジュのふたりの登場が導かれるというの、完璧なんじゃないかって思いましたよ。外伝は今後もきらら系列誌に掲載されるようなこと案内されていて、これは楽しみですね。クロとはまた違う新作があってもいいなって思いますけど、クロの外伝、これはもう素直に楽しみです。

2018年10月9日火曜日

『まんがタイムきらら』2018年11月号

 『まんがタイムきらら』2018年11月号、発売されました。表紙は『うらら迷路帖』。チャイナさん? 白いドレスを着た千矢が、いつになく妖艶で美しく描かれておりますよ。手には魚のランタン。大きな赤い傘などさして、そしてあの笑み。実に魅力的。目を引く色合い、夜を照らす灯りのまぶしさ、照らしだされるはまさしく千矢のその魅惑。ええ、美しいイラストだと思います。これは大変よいものだと思います。

うらら迷路帖』。一気に核心に触れてきた!? あるいは、これまでなかったレベルの大ピンチではないですか。迷路町の禁忌、神について占ってはならない。もしその禁忌をやぶったら……。その末路が描かれて、そうか、そうだったのか、今までこうなのでは、いろいろ予想したり思ってきたことが違っていたと知らされて、あのおばけの類、その由来も知らされて、なんだこりゃ、思っていた以上に怖ろしい漫画やぞこれ! やられました。この町の禁忌と、それに触れてしまった千矢たち。これからは、もうかつてのようなほのぼの展開は見込めないのか。容赦なく千矢たち5人に降り掛かる迷路町の呪い。はたしてどうなるのか。って、これ、ほんと、急展開ってやつですよ。うわあ、目が離せないわこれ。それに、今回の展開、呪われた末に彼女らがどうなったか、その描写に、千矢の目指す先のヒントもありますよね。目が離せないわ。

『けいおん!Shuffle』。紫、お姉ちゃんがいるのか。胡桃。なんだか自由そうで、なんかいいなあ。妹のことからかって楽しんでるね、お姉ちゃん。でもって、いろいろ器用そう。しかし、紫のパッド練、それについて、モールス信号の練習してるのかと思ったって、あの絵が可愛いなあ。ほんと、おかしい。今回は楽器店にギターとベースを見にいきます。そこに真帆のバスケ部の友達、嶋田花凛もついてきて、ああ、この子、なんらかの関わり、今後も持ってくるな。そして変形ベースを欲しがっていた楓はオーソドックスなものに、そして真帆は一目惚れしたギターに! って、これPRSのエントリーモデル? しかし9万円の値札見て、やっす! と思ってしまった自分はもうあかんのかも知れません。そうだよな、高校生には高いよね。これから真帆さん、金策かな? どんな風に打開していくのか、楽しみです。ああ、それと、いつかくるだろうカラーページが俄然楽しみになりましたよ。

『夢見るルネサンス』。16世紀フィレンツェから現代日本にタイムスリップ? してきた女の子、リーチャ。この子、絵を描くのが好きなんですね。けれど女性が職人として生きられる時代ではなかった。ゆえに画業を諦めざるを得ない、そんな状況に神様が気を利かせてくれたっていうんですね。かくして出会った鳥居レン。行き場のないリーチャをレンが家に招いてくれて、そこでリーチャが出会った衝撃の絵画! それが萌え絵だったっていうんですね。萌え絵に魅せられ、萌え絵を学びたい、その情熱に憑かれたリーチャ。なるほど、リーチャ、萌え絵師になるわけですな。

『世界征服Girls』。両親が正義の味方をやっているというお嬢さん、正心愛。両親が長期出張するというので知り合いの家に預けられることとなったのですが、その一家というのが世界征服を企む組織だそうで……。正義の味方なのに、悪の秘密結社みたいなのと知り合いなの? 娘を預けるほどに親しいの? と思ったんだけど、まあ正義の味方ってくらいだから、そうした組織にも誰よりも近しかったりするのも不思議ではないんだろうなあ。その世界征服をもくろむお嬢さんがた。ちゃんと愛のことをヒーローの娘と認識してるのもあれなんですが、その上で受け入れて、一緒に登場シーン、名乗りについてどうすれば効果的か、話しあったりしちゃってるんですね。なんともしまらない、そんな子たちです。決めポーズも愛が苦し紛れにやったのを踏襲してといった具合に素直で、むしろ悪いことするというより、そういうことに憧れてるだけで実行に移したりはしなさそう。そんな無害感があるんですね。ゆえに世界征服といってもほのぼのとしている。絵柄もそのほのぼの感を後押ししていますよね。

2018年10月8日月曜日

『まんがタイム』2018年11月号

『まんがタイム』2018年11月号、一昨日の続きです。

『ウレ漫とガケ漫』。神木と白井、一緒に公園にいって、なにをするのかというとブランコの資料撮影。職質を怖れる白井と、なんら頓着しない神木、いいコントラストですよ。さらに加えて、ブランコこいでるおっさんと、それを写真に撮る女子高生。なんともあやしい情景ですが、自分にいいきかせるみたいにしてる白井がほんとおかしいです。さて、今回のメイン、この後なのか。このブランコ撮影が原因で白井の眼鏡、壊れてしまった。それで神木が弁償してくれるっていうんですが、眼鏡店内で一気にスイッチ入る神木が最高でした。メガネキャラ、お好きですか? あるいは一定の人気が見込めるんですか? とはいえ、この子の場合は眼鏡男子を想定してますよね。と思ったら、ラストで神木が眼鏡かけてるのね、コマごとに眼鏡が変わるの、素晴しかったですよね。ほんと、4コマ目かなあ。ほんと、白井の疑問も含めて、いい味わいあるラストでした。

『となりのレトロガール』。今回はバイトを探します。時代の違い、しっかり押し出してきますね。アルバイト情報誌が無料、って、そうか、昔は売ってたんだ。応募は公衆電話で、向こうさんもびっくり。でもって丸文字ですよ。椎子側のギャップあれば、椎子から見たギャップというのもあって、まんが喫茶の様子、それに馴染めなかったりね。そうか、まんが喫茶って利用したことないけど、こんな感じなんだ。椎子の考えたのって、きっと昔ながらの喫茶店に漫画読み放題がついてくるみたいなイメージだったんだろうなあ。結局椎子が働くことになる喫茶店というの、これがまさかの昔自分がバイトしてた店に落ち着くことになるんですが、マスター、年いっちゃいましたねえ。その変化がちょっとショックだったり、そして以前働いてた時のバイト代を受け取りそこねてること判明して歯噛みしたりといったもろもろ、本当に面白かったです。しかし、この客層がうさんくさい店というのも、なんだか微妙ですよね。なぜ潰れないのか不思議な店みたいなポジションに見えてきちゃいますよね。

『見上げればいつも妹が。』。秋だからかな? 運動がテーマですよ。というか、ツブテ君、運動不足。肩凝りがひどいっていうんですが、うん、実は自分もそう。運動しないとなあ、そう思いながらもなかなか実行できないんですよね。というのが、ツブテの同僚まじえての会話にてばっちり語られるのがおかしかった。大杉さんもね、トレーニング動画を探して、見たらやった気分になります。って、あかんやん! でもなんかわかる。あきませんなあ。今回は遥が一枚上手でしたよね。どうやったらツブテがやる気になるか、継続するか、もう見事に把握してる。運動はじめるのに兄の協力が必要とアピールして、そしてスタンプカードに押すハンコは兄。こんな工夫でやる気出ちゃうツブテもおかしいんだけど、これにさらなる工夫があるってんだからすごい。できなかった日はスタンプなしじゃないんだ。弟スタンプを押すんだ。そうなったらもうツブテは続けざるを得ない。なんとしても兄スタンプを集めなければって、ほんと、ツブテの性格把握してきっちり運動させる手腕。見事でしたよ。

2018年10月7日日曜日

『まんがタウン』2018年11月号

『まんがタウン』2018年11月号、一昨日の続きです。

『みんな猫に恋してる』。島田課長が連れ帰ってきた子猫。その子をめぐる社内の反応がおかしかったです。なんでもない社員の会話、猫についてのいろいろに鹿目がその都度動揺してみせる。いやさ、四方木をじと目でにらんでもしかたないじゃないですか。最初は厳しく見えた権田課長代理もすっかり子猫にほだされているし、鹿目はさっそく子猫から距離おかれてるしで、いやもうこのあたりは通常営業っぽくありますね。仕事頑張ってる四方木が、偶然にも島田課長の連れてきた子猫について情報入手してきて、でもそれで島田課長の実子でないとわかったらほっとするって、なんで!? それがわからない! 今回、鹿目の課長に対する思いの源泉、それが語られて、ええ、いい話ではないですか。我慢するのではなく自分をもっと押し出してもいいんじゃないか。短期的には異動とかね、失敗はしてるけど、長期的には状況改善されてますよね。そうか、こういう恩義があるからこその課長をあれほど慕ってるんですね。その鹿目がスナック迷子のママに仁義通しにいって、あの乾杯。ああー、でもあなたがたふたりとも、課長には袖にされてるじゃないですかー。ほんと、このふたりの伝わらない熱さがおかしいです。

『ちこはゲーセン一番星!』。新キャラ登場! この地区を統括するエリアマネージャー、榊田。眼鏡の素敵お姉さん! 新たにビデオゲームを置くというんですが、そうか、これ新作じゃなくて、旧作格ゲーなのか。この決定に、バカな上司ですねーなんていっちゃったちこだけど、それ本人が聞いてたっていうね。はじめまして、バカだよ。かっこいいな! でも、このちこの失礼を笑って許しちゃった。おお、この懐の深さ。これがエリアマネージャーの貫禄なのかあ。ゲーム筐体を設置するよう指示されたちこが、じゃんじゃんメダルを絞りとれますよって難易度最高にしたのをね、それじゃ駄目だって。ここの客層からしたら簡単すぎるくらいでいいんだって、その判断ね、なるほど、儲けるゲームとそうでないゲームがあるんだろうな。以前プライズものでもやったように、無際限に払わせるんじゃなく、この商品にはこれくらいって目安つけてるっていうのと同じような話なんだと思う。楽しんでもらって、適性な対価をいただく。そうした仕事の面にゲームを楽しむ姿勢なんかも描かれて、ほんといい漫画だと思います。

『あいたま』。めちゃくちゃ面白い。ひよこの教師コスプレ、それを見たのどうのでバニラにマウントとっていくあいですよ。これ、さぞや対立することになるんだろうな、そう思ったら、ひよこについては友達であると同時に優越感感じるファンとしての自分もいるんだって告白したあいのこと、なんとバニラ、師匠とあがめるレベル。それも涙流しながらですか!? そんなバニラのこと、なんか触れてはならんもの見守るみたいな視線そそいでるひよこもなんかすごいですよ。今回はファンであることがテーマですかね。もうほんとおかしくて、まさかの樹里の暴走。私はあいのファンなんだって、雪乃まで引き込んであいファンクラブを作ってしまう。そのあいファンクラブの活動、というかやたら生き生き活動してる樹里がめずらしくって面白くって、でもって出てくるファングッズがものすごいのね。不思議なイラストあらば、あいの好きなものというので、樹里プリントのTシャツができてくるっていうのね。樹里さん、それ、自分プリントだよ。もう、最高ですよね。しかし、ほんと、これ、あいのせいっていいのかどうかわからないんだけど、バニラはもうすっかりあやしいレベルにまでいっちゃってるし、樹里や雪乃もそうだよねえ。でもそれを上回ってくるあい。いやさ、やはり師匠レベルなのかも知れませんね。いや、ちょっと婉曲にいいました。

2018年10月6日土曜日

『まんがタイム』2018年11月号

 『まんがタイム』2018年11月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』がダンベル持ってトレーニングですよ。ああ、秋、スポーツの秋? にしては、皆ストイックな基礎トレーニングですよ。『花丸町の花むすび』花子はハンドグリップ握って握力トレーニング。『瀬戸際女優!白石さん』はフィットネスバイクっていうんですか? 結構必死の表情、気合い入っていますね。おりゃーってセリフ、部長代理のだと思うんですけど、位置的に白石さんのみたいになってて、けどそれが妙にマッチしていていい感じなんですよ。

『ハニトラなんか怖くない!』。ハニトラを怖れる綾小路。道で、電車で、自販機前で、あらゆるところで発生するラッキースケベにハニートラップの影を見て、心配、不安がとまらない! 綾小路、あなた疲れてるのよ……。いや、もうちょっと深刻になってきたらお医者に相談しなさいね? さて本編、ついに立花さんの目的が判明しましたよ。知り合ってしばらくたちますね。そろそろご実家に招待してほしいです。この時の綾小路おかしかったなあ。そろそろって…、いつもロビーで立ち話してるだけだよね!? 立花のあまりの踏み込みに、綾小路も防戦一方、ついには踏み切られてしまったぞ。その立花と山田さん、直接対決だよ。ああ、立花さん、刀剣マニア。綾小路の実家にあるという刀剣を語る彼女のマシンガントーク、ふきだしに収まらない! すごい、あの眼光! なんか好きになりそう! 立花、山田さんの目的、それがなにかは具体的にはわからないものの、同類の匂い、感じとってるんですね。この明かされない山田さんの目的、正体。いやはや剣呑。しかし、このふたりのやりとり、能力者バトルめいたスリルありましたなあ。

『茨城ってどこにあるんですか?』。タウン茨城編集部にギャルがやってきましたよ。いったいなんのご用? と思ったら、チーフ佐伯に忘れ物のパンツ届けにきたのか。いやはや、結構なきなくささじゃないですか。チーフ、そんないけないことしてるの? と思ったら、なるほどいとこさんなのね。佐伯のいとこは牛久っこ。けれど東京に憧れるあまり茨城を否定するものの、東京までの常磐線一時間を超えるのは並々ならぬものがあって、どうしても柏で降りてしまう……。って、ええっ、それわかるっていっちゃうの!? そういうもんなの!? この子が銀座っ子の鈴子と出会ってすっかり懐いちゃうの、よかったですね。もう、先輩っていっちゃって、もうなにいわれても受け入れちゃいそうじゃないですか。コンプレックスの名前、高橋多恵も、T・Tでどう? っていわれて、先輩がいうならって受け入れちゃう。いいんか!? それ、ほんまにいいんか!? いやもう、面白かったです。そんな都会に憧れるT・Tも、おばあちゃんの危機には自転車でかけつけて、収穫だってなんのその。その、都会に憧れつつも、茨城っ子のらしさ失ってないところ、それがこの子の魅力になってますね。

『瀬戸際女優!白石さん』。新しい恋の予感に気持ちも浮き立つ白石さんだけど、なんだか今回は一気に下り坂!? お隣りの青田さん、なんかいい雰囲気だったのに、そう思っていたのに、同僚の幸村さん!? 女性の影が! これまでなんとなく近くにいて、気になっていた真島監督はというとグラビアアイドルとの熱愛発覚!? 今回の、白石さんひとりを置き去りにして、まわりの状況だけがどんどん進展していく感覚、これすごく面白いんだけど、なんだか他人事じゃないというか、いたたまれない! でもってグラビアアイドルのくだり、まさか昔の仲間の店に皆で集まりましょう、舎弟が気をきかせてくれたその残念会につながってくるとかまったくの予想外で、しかも真島監督、ただの当て馬! あー、なるほど、これで監督、白石さんに戻ってくるのかい!? 期待させておいてですよ、あの落ち。この容赦なく白石さんを襲う落胆の顛末があのセリフっていうのがね、たまらん面白さでした。

2018年10月5日金曜日

『まんがタウン』2018年11月号

 『まんがタウン』2018年11月号、発売されました。表紙は『恋するヤンキーガール』アヤメちゃんがトリックオアトリートです。カボチャカラーの魔女に扮して、それがまた可愛いんですね。加えてあのいい笑顔。ほんと、この笑顔だったら、見た目ヤンキーで怖がられてたとかね、そういうのが嘘みたいじゃないですか。すっかり丸くなって、可愛くなってというアヤメちゃんの魅力、これでもかこれでもかと押し出された、いい表紙でありますね。

夏のいろはさんから秋のいろはさんとか、なんともいえない世界、展開しておりますよ。結婚して半年がたっても、その時々のいろはさん、いつも新しいんだって、だから飽きない。慣れるなんてことないんだっていう、始の言葉。これは、始という人が、周囲の人々、自分の妻に対しても、常に新鮮さ持って向き合ってるってことでもあるよなあ。いろはさんも、おざなりに、いいかげんに振る舞わないってこともあるのだけれど、それは始にしても同様で、それがひいては、手をつなぐということもこうして立派なイベントとなってしまうというわけで、ええ、今回もいいいちゃいちゃの情景だったと思います。このふたりには、これからもどれだけの新しいこと、新鮮なイベントが訪れるのでしょうね。人によってはなんでもないようなことでも、このふたりなら、きっとそれを新鮮なイベントとして見出していくのだろうなあ。そんな信頼がありますよ。

『ちはるさんの娘』。すみれ野園退団! ああー、自分自身のありように疑問を持ってしまわれたのか。自分からやりたくて入った道ではない。大成してはみたけれど、自分の人生、生き方を考えてみれば途方に暮れる。それでやめてしまうのは惜しいようにも思うのだけれど、きっぱり退団しちゃったんですね。退団してもなにができるわけでもない、迷走続くすみれ野園ですが、とりあえず手始めに女子になってみる。ちなつとおそろいのバラのワンピース、あれいいですね。髪形も違えて、そうしたら見事にフェミニン。けど、まだ慣れないのかね、女子としての振る舞いよりも男役トップすみれ野園としての振る舞いの方がピンとくる、そんな様子なんですね。でもそんな園でも自然とかわいい女の子になれる、そんな場所として選ばれた店。でもここで女子扱いされたのちなつも一緒かあ。泡食って逃げちゃって、そんなふたりの新鮮な立ち回り。面白いなあ。なんかね、これまでとは違う関係性が築かれつつありますね。

『恋するヤンキーガール』。眼鏡回だ……。目が近いっていってアゴをクイって、するのがぼたん、されるのがナギってのがまたいいんですが、アゴクイ期待してるアヤメちゃんのその気迫。ものすごい。さて、眼鏡を作りにいきますよ。ナデシコも連れていかれるんですが、アヤメちゃん、ナギがナデシコの恋のライバルってこと、気づいていたのか。いや、その視線には気づいて、でもその真意には気づいていない。ともあれ、眼鏡店。もう最高。あんずもよくにあってる。アヤメちゃんもいい感じだ。でもぼたんがものすごい。老眼鏡を着込なしている! 店員さんが驚いて自分でも確かめてるところ、ほんとおかしかったです。でもってナギ。めっちゃ美少年! そりゃアヤメちゃんが焦るのもわかる。でもってナデシコ、ちょっと魅力的すぎないか? ほんと、最高だと思う。今度からそれでずっといてほしい。ナギの、眼鏡が受験勉強のお供だからアヤメちゃんの好みもいれたいってね、そういうことさらっといえるの、いやあ、いい男だなあって思いましたよ。ほんと、アヤメちゃんが必死になる理由もわかろうってもんですよ。

『小春さん、ずれてない?』。新境地だ。これ、めちゃくちゃ面白い。冬樹、ふられて落ち込んでるのか。なぜふられたのかわからない。落ち込んで、思い悩んでいる冬樹に、今回は小春が協力しますよ! 嫌な予感しかしない……。しかし冬樹、よっぽど弱ってますよね。根拠の不確かな小春のアドバイスにグラッとくる。小春の偏った経験にもとづくアドバイスを、そういうものかと受け入れていっている! 悪くなる予感しかしない! けど、冬樹の元彼女、千晶、猶予くれましたね。小春のこと、春希の恋人だと思われてたっていうのね。もちろんつきあってない。でも、小春、つきあってはいるよって、あかん、あかん、いいかげんなことゆうたらいかん。小春が冬樹の彼女でないということ、小春に彼氏ができたら信じてあげるという千晶。ああ、小春の彼氏作るという話、冬樹にとっても他人事じゃなくなっちゃいましたね。でも、冬樹のあの絶望顔。これまでの失敗かんがみるとねえ、ちょっとなんとかなりそうには思えないですよね。

2018年10月4日木曜日

『まんがホーム』2018年11月号

『まんがホーム』2018年11月号、一昨日の続きです。

『鬼ムコさんと花ヨメさん』。考えてみたら、スパイさせるべく送りこまれた新妻にその本性を明らかにした大和。わりと素直でいいやつなんじゃない? だって、女中にさえ猫かぶっていい人ぶってる人ですよ? 相手次第ではあるけれど、うまく善人ぶった顔でうまいことだまくらかして丸め込んじゃえば、スパイをうまいこと使って、誤情報つかませたりできそうじゃん。とか思ってたら、さすがの小巻さんでありますな。すっかり素直にお育ちなさっている。大和の本性見てもさほど動じず、嫌味は通じず、そして悪人面で放ったあの言葉、真正面から受け取って、志の高い人! 正義漢あふるる立派な人だって、真っ向自分から丸め込まれたで! この素直さ、これ、大和にしても予想外か。でもってその真っ直ぐさに大和がやられちまいそうな気配してきましたね。

『王子様育成計画』。参観日に発表する劇。見にきてほしいと、あいらからお願いされたしのぶ。客席で周囲のお母様がたからヒソヒソ噂されてるのを苦にするしのぶですけど、このヒソヒソ、絶対好意的なやつですよね。でもってあいらのクラスのシンデレラ。うおお、これいいじゃないの。現代を生きる女子の発想で進行するんですけど、折々に見えるドライさ、思い切りよくて、我慢なんてしないし、自分の思うところをつらぬくわ! といわんばかりの振る舞い。気持ちいいわあ。しのぶの感想、やけにあいらっぽいシンデレラっていうのですが、おおまさしくあいら作でありましたか。ええ、あいららしさ、魅力的だと思いますよ。御仕着せのしあわせなんていらないの。その姿勢、かっこいいって思いましたよ。

『うちの秘書さま』。ハロウィーンパーティをやります。はじめがいっても乗り気でなかった七瀬だけど、じーちゃん、すなわち会長がくるとなると話が違う。そうかあ、雇い主がくるとなると意欲も違ってくるというわけですね。簡単な仮装ですまそうとする七瀬をとどめて、見立てますとメイド長。でもちょっと手を抜いてしまいましたね。採寸せず社の検診データで間に合わせちゃった。そしたら、七瀬、ちょっとの間にウェイトがあがってたっていうんですね。なるほど、今回は七瀬のダイエット回なのか。原因と思しきおやつタイムを避け、庭師の田中さんおすすめのカボチャダイエットにいそしむ、っていうんですが、カボチャダイエット、まさかでしたよね。カボチャの収穫じゃん! まんま肉体労働。結果、実際にウェイト絞れたみたいですけど、まさかの筋肉痛で背中のファスナーがあげられない。それあげてもらおうと声かけたら、まさかのはじめでっていうの、これ、ほんとにはじめ、とばっちりだよ。よかれと思ってやったろうに。でも、あの叩かれた跡についてのメイドとの会話、面白かったなあ。庭師の田中さんの仮装もいいですよね。カボチャのランタンかぶってきた。それ見てキュンとしてる七瀬もナイスでした。

2018年10月3日水曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年11月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年11月号、先日の続きです。

『ゆず35歳@中学生やってます』。なずながすごい。ゆずの部屋にいきたいというなずな。なんとかしてマズいものを隠さないと! ゆずが見せた遅延工作、たしかにすごい。けれどなずなはもっとすごい!? というか、ゆず、あかんよね。なんで灰皿出しっぱなしなのか。というか、この人、吸ってたっけ? しかし、ゆずがガバガバでほんとあかんですよ。卒業アルバム、持ってきてたんだ。年度や学校名は隠してたけど、写真に写る当時の風物。石油ストーブとかさ、いや、田舎の学校出身って誤魔化そう! と思ったら、なずな、勝手に納得してくれた。結局、ガバガバなゆずの失敗が、なずなたちの浮世離れした生い立ちのおかげで、なんだかうまいこと片付いただけって感じがしますよね。普通じゃ、ゆず、今回でアウトだったよ。最後のね、皆で一緒に写真を撮ったの、あのくだり、とてもよかった。ええ、全体に酷いというか危ないというか、そんな振る舞い目立った今回、最後になにか清められたように思えましたよ。

『精霊さまの難儀な日常』。ともり、いいですね。小テスト、点数が悪かったら補習になるよ、だから皆で勉強会っていうんですが、これ、直近の小テストだけじゃなく、もっと長いスパンを見越した勉強会だったんですね。今回、ともりの優秀さ、ばっちり押し出されていましたね。いろいろ相手の弱味に付け込むところとか見ても、この子が優秀なのはうかがえたわけですが、実際学校の勉強もよくできるんですね。そうか、首位なのか。ともりが数学が好きという理由とか、すごくよかったですよ。解はひとつでも導く過程が色々あるのも面白いって、ああ、自分はそういう境涯にはいたれなかったわー。ともり、ちょっと憧れますね。休憩に入ろうっていう時にもね、一問一答のクイズに正解したらおやつというハードル課して、でもその問題、ちゃんと相手が答えられるのを選んでくれるって、すごいね、有能だわ、ともりさん。今回はサラのともりかわいい発言とか、メインテーマ以外にもいろいろ見どころあって、よかったですよ。最後の謎のまわりくどさっていうのもね、よかったですよ。

『RPG不動産』。これ、本当に面白い。異世界の社会背景もろもろが描かれる、その垣間見える異世界の常識、私たちの暮らす世界とのギャップとか、意外や似かよってるところとか、もういろいろ新鮮で、おかしくて、とてもいいと思う。今回も、ペットの話。ペガサスと一緒に入れる部屋はないですかっていうんですが、そのペガサスの出どころがまたすごい。お祭りの屋台で買った卵から生まれたって、ええーっ! ペガサス、見た目は馬メインに見えるけど、卵生、むしろ鳥に近いのか! でもって琴音とお客さん、意気投合。田舎では家族一人に飛行動物一匹いないと移動手段がないんですよ、って、それ田舎の車事情だ! もうほんと面白い。部屋探し難航の末に無事解決するっていうのはいつものとおりなんだけど、その過程が面白いというのも魅力です。街での仕事をとるか、ペガサスのシロとの暮らしをとるか、葛藤があって、その両方がちゃんと叶います! ええ、気持ちのいいラスト。この安心感、よかったなあって思いをともに読み終えることができるっていうの、素晴しいです。

『はるみねーしょん』。あれ? 『はるみねーしょん』、今回、ゲスト掲載だったっけ? あれ、キャラット連載じゃなかったっけ? 一瞬混乱しましたね。だって、今回、転校生視点で、はるみや、その友人ふたりのことをおさらいするみたいな内容なんだもの。物理的に浮いてるはるみ、どこから留学にきてるんだっけ? 宇宙だよ。府中? ベタなネタもあれば、はるみの星が日本に似た文化、風物持っているとか、そういうのも説明されて、なんだろう、本当の本当に復習編だ。長期連載ゆえの措置なのだろうか。でも面白かったですよ。坂本香樹ちゃん、高橋ユキちゃんっていって同級生が説明してくれてる時の絵がなんかちょっとタッチが違って可愛いよねー。そして最後に、はるみの勘違い、テンコウ星。こういうの、いつもどおりなんだけども、そのいつもどおりがあるというのもまたよい感じ。ええ、改めての紹介にいつもどおりのテイスト。いいマッチングでした。

2018年10月2日火曜日

『まんがホーム』2018年11月号

 『まんがホーム』2018年11月号、発売されました。表紙、今月のデザイン、これ、いいですね! なんだかイタリアを彷彿とさせるカラー。なんだけど、オレンジはイタリアとは関係ないですね。メインに大きく『らいか・デイズ』らいか、手に柿を持って、なんだか物思いの表情ですよ。『孔明のヨメ。』月英は、孔明人形製作中であります。『ふみのさんちの大黒柱』みいとりーち、バレーボールの特訓中? 『週末親子』ユカはLoveなんて書かれた本を読んでいて、ええ、これら食欲の秋、芸術の秋、運動の秋、そして読書の秋というわけですね。

『孔明のヨメ。』。徐庶の推薦を受けて、劉備、いよいよ孔明に会いにいってみようかなどという流れになるわけですよ。ああ、いわゆる三顧の礼のくだりでしょうか。しかし、いくら推薦受けたからといって、誰とも知れぬものを闇雲に訪ねるわけにはいかない。かくして孔明の人となりを調べさせてみたら、良い話も悪い話も届いちゃって、あー、嫉妬とかもあるのだろうなあ。その孔明にまつわる話を聞いている劉備がいいですね。曹操の策、塩の件を解決したということに目を丸くする。さらに、社日に見た夜空に登る光、あれもそれかと、知らぬはずの男だというのに、いろいろ思いあたったりして、もはや穏やかではない。ええ、こりゃ是非にでも会いにいこうってなるよなあ。そして孔明側の状況です。動く世情にあわせ、いろいろ対応していこうという、そのひとつが月英と林の男装なのですね。身の安全を確保するために、男装して弟子のフリをする。で、これがまさかの劉備追い返しにつながるとは、ほんと、まったくもって予想外の展開でした。

『広島さん、友達になってください』。霞晴子とキミちゃん、友達になるの回ですよ。本人いわく、日陰広島人の霞。普段の言葉は標準語なんだけど、広島生まれ広島育ち。そりゃあもうネイティブ広島弁で、キミちゃんに広島言葉をレクチャーしてくれるんですね。そんな霞の楽しみ、商店街にて広島弁を鑑賞するっていうの、いやもうなんというか、すごくコアな趣味じゃない? 広島の鈍り大好き商店街の人ごみの中にそを聴きに行く。どこかで聞いたことのあるような歌まで披露してくれちゃって、でもマニアックな趣味、キミちゃんも大満足。そうか、ポピュラーな趣味なのか。いや、そんなわけないよ。そしてキミちゃん、霞のことお友達ってね、それ、よほど霞にとって嬉しかったのか。はじめは動揺したもののちゃんと受け入れて、秋中さんのことも名前で呼んだら? そして私はかすみんと呼んでくれていいのよ。なんか素直じゃない感じなんだけど、それがよいねえ、かすみん。そして秋中さん改め紅ちゃん。ああ、よっぽど嬉しかったのだなあ。さらに仲を深めましたね。

『おんなのおしろ』。子猫との暮らし。いやもう本当に猫大事になってきてますよね。でも、なんだかいろいろ思うようにはいかないみたい。でもそれも含めて猫の楽しみなのかもなあ。そんな七海にいろいろ世話やいてくれる竹本、いいやつ。でもって七海の部屋に昔の男。七海、すっぱり縁が切れないんだなあ。七海は別れたつもりだけど、相手の男はそうじゃないということか。これ、根深い問題、いずれ祟りかねないぞー、って思うんだけど、そのあたりは多分大丈夫にできてるんだろうな。でも、それこそ部屋の鍵変えるくらいしないと駄目ですよ。そして最後にメランコリックとセンチメンタルがひょいと顔を出してみせる。この揺らぎ、なんともいえずしみじみと迫ります。

『キャバ嬢とヒモ猫』、ゲストです。おお、昔風といったらいいのか悪いのか。なんだか懐かしい雰囲気。いかにも四コマ誌に載ってる漫画といった風合いですよ。冒頭から、パチンコやってる猫ですよ。すっかり常連なんですな。出玉が思わしくなくなってきたら、さっと席を立って景品に交換。うちのやつに差し入れっていうんだけど、なるほど、店員も常連のおっさんも慣れたもんやなあ。ちゃんと猫、ボン助のいいたいことがわかる模様。ボン助のいううちのやつっていうの、キャバクラのシオリって女なんですね。パチンコでとってきたドリンク差し入れて、シオリ、ひどいーのなんのっていってますけど、それでもボン助の気持ち汲み取って、許しちゃうんですね。しかし、猫、ここまでいろいろやってくれるって、結構義理堅いやつだな。というか、普通、猫はこんなことせん! でも、ヒモとしてやっていくために、こうして飼い主に気を使って、化粧まで落としてあげるんか! いや、もう、立派な猫だと思うよ。なかなかこんな猫いないですよ。

2018年10月1日月曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年11月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年11月号、先日の続きです。

『アニマエール!』。弟君、いいねえ。暁音。宇希の弟、と思ってたら、いつの間にか皆の弟になってました。今回、チア部が応援に呼ばれたの、暁音が頼んだからなんだ。ずっとクールぶってたのにコーチに大声でバラされて、赤面。おお、可愛いやつじゃのう。でもって、姉ですよ、姉。小学生にくさされて、またまた大きなこといっちゃった。いやほんと、虎徹さんがいいよね。こういうの好きなの? 無垢な笑顔でめっちゃ追い詰める。しかも今回は花和からのお叱りまであって、ほんと、このチア部、辛辣な子、多くない!? いいことだと思います。しかもなにがいいって、辛辣の傾向、違うんだものなあ。これね、宇希が不安抱えながらも、本番で見事スタンツ成功させるの、読んでるこちらもわあって盛り上がって、そりゃあいいものでしたよ。あの小学生たちがスゲーって驚いて感心するところとかね、心配していた弟もね、大好きな姉ちゃんのかっこいいところ見せつけられて、さぞや嬉しかったろう。ほんと、なんかスッキリさせられる、そんなよさがありますよ。

『mono』。とっときの生ハムを料理に使われちゃって、がっかりからの生ハム詣で。それはいいんだけど、あっちでこっちでハム買って、食べ比べるんだって、贅沢! 私も参加したいよ! この清里っていうところ、オフシーズンのスキー場っていうんだけど、なんだか散歩するだけでも気持ちよさそうな高原っぽいですね。展望デッキからの眺望も見事。ええ、この眺望、この漫画の見どころってやつだと思いますよ。皆でカレー食べるところ、減量中だという娘三人。ああー、あれか、あの大食いチャレンジのダメージ引きずってるんだなあ。ハムさんになったハルさん。ハム買いすぎて2万5千円。ええ、頑張りましたね。しかし、生ハムの会、参加したいわあ。食から攻めるの、ほんと、効果強力すぎます。

『まちカドまぞく』。めちゃくちゃ面白かった。なんだか日常回ってな雰囲気ではあるんですが、グループチャットでシャミ子の誕生会のこと伝えられてたのに、桃が見逃していたっていうんです。シャミ子の誕生日ってのが今日。放課後に誕生日会、桃ももちろん参加メンバーだし、プレゼントはなんにした? もう寝耳に水で、泡くいまくり。グルチャだけで伝達ってそんなん真面目に読まないよ。焦って青くなって桃、ほんと、こんな桃見たのはじめてじゃない? ってくらい新鮮で、さらにグルチャについての桃の言葉、おかしくておかしくて、悩みか? 肉が解決する。笑わせにくるわー。毎朝起きたら未読400件。うん、そら飛ばすわ。でも、今の子らはこれを全部読んで、ちゃんとリプ送ってってやるんでしょう? つらいね。うん、ちよももみたいに既読無視してもちゃんと受け入れてくれてるこの子ら、健全でいいじゃないですか。でも、追い詰められる桃のこと責める責める。でもこの追い討ちかけるのも、彼女らの距離感、近さ、親しさの現れですね。そしてちよもも、学校早退しちゃったよ! なにを選ぶべきだろうと、思い悩んで店ぶらしてたら、リコに見つかった。いや、リコさん、すごいな。シャミ子の喜びそうなもの、これこれこんなんあんなんってアドバイスしてくれて、でもこれほんまに!? 桃もだけど、自分も疑ったよ! でも、それ、見事にシャミ子直撃コースだって判明する終盤。もう、おかしくておかしくて、しかも喜びのあまりテンションがおかしくなるシャミ子見て、うわあ嫉妬だ! 今回、ほんと桃の桃らしくない? いや、これもまた桃らしさなのか、新境地だ! すごく濃密。読んでるこちらのテンションがおかしくなりそうなよさでしたよ。ほげぇ!! ほげぇ!!

『恋する小惑星』。部長に指名されて以来、オロオロしっぱなしのイノ先輩。この状況であえて子供会からの依頼、天体観望会講師を引き受けようっていうんですね。みらがいいわ。あの前向きな姿勢。冷静なあおといいバランス。攻めの姿勢崩さないすずちゃんも参加して、なかなかにぎやかになりそうです。この天体観望会。みらもあおもすごいなって、改めて思わされたんですよ。体験よりも知識が先にきちゃってる子がね、なんだかつまらなさそうにしてるの見て、あおが声をかけるんです。星なんか見ても楽しくない、そういうその子に、星の光についてのいろいろを、知識総動員して、伝えようとしていくんですね。しかもその知識に裏打ちがあるのがわかる。ぽろりといった大昔の宇宙という言葉、それを具体的に説明する時に、土星なら80分前、アンドロメダなら230万年前、ただおぼろげに昔の姿というのではなく、よりイメージが明確になるしっかりしたデータが添えられる。そうした事実が支えるロマン、想像をはるかに超えていく天文のスケール、ただの光ってる点だったはずのものがすっかり違ってしまった瞬間が実に鮮やか。ただのモヤモヤを見せるだけだった望遠鏡が、はるかな世界、遠大な時の流れを望む窓に変わったんですね。そしてみらもね、オリオン座流星群の極大の話題から、子供の見つけた変な流れ星を、あれは人工衛星、自然と多く知識を伝えて、ああ、こうして知識や理解が興味をうながして、そして興味がまた新たな知識、理解を得るためのよすがとなる。なにより天文を勉強としてではなく、楽しそうに伝える、その姿勢。みらやあおもそうなら、この漫画自体がそうだ。本当にわくわくさせられるものあるのです。

2018年9月30日日曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年11月号

『まんがタイムオリジナル』2018年11月号、先日の続きです。

カントリー少女は都会をめざす!?』。小学生の遠足風景を見て昔を思い出す八重ですよ。かつて山にいった遠足で、都会人ごっこをしたという思い出。それがあんまり突飛で奇矯なもんで、全力でつっこみ入れる大河さんですよ。しかもこの車内全域に流行したという都会人ごっこ、途中で貴族ごっこに変貌していたという事実が今さらながら明かされて、ショック受ける八重。というか、都会人のつもりでいたの、八重だけだったように思うんですよね……。今回、さすが八重というか期待を裏切らないのがいいですよね。遠足で、八重の憧れる都会にいくこともあったろう。なのに八重ったら、喜びのあまり熱出したとか、うかれて畑に落ちたとか、本当に期待を裏切らない。というか、このネガティブな思い出を妙に自慢気? に語る八重。ああ、これこそ八重だよ、って感じしますよね。ほんと、なんでも嬉しそうなのがいいですよ。

『ウチが古武道宗家』。ああ、このタイトル、我が家が古武道宗家ではなく、私が古武道宗家って意味だったのかい!? 最終回にしてタイトルの意味合いががらりと変わった、そんな驚き。ええ、やられたっ! 実にいい転換だったと思いましたよ。薫の父、なんと廃業するという。ええっ!? 道場を!? と思ったら、違うのか、喫茶店の方か。採算がとれない、それで店を閉めて働きに出る。そうなるともう道場の経営に割く時間はとれない。かくして継ぐ継がないは薫に任されることになってというのね、ここで突然、薫が自分自身に向きあって、自分にとっての古武道とは、万堂流とは、思い悩むのね、ええ、オーソドックスといえばそうかも知れない、けどそれが私にはとてもいいなって思えたのですね。続けるか続けないかの選択を、継ぐ継がないというところに持ってきたのがよりよかったのかなって、そう思ったんですね。こうして十四代目となった薫。この子の経営手腕、それをちょっと見たかったなあ。そう思わせる読後感は、これまでの薫の様子、それがなんだかんだで楽しそうだったからなのかも知れません。

『大奥より愛をこめて』。御台様、穏やかではありません。側室が第一子を出産、その報を受けて、相当なショックを受けた模様。ああ、そうなのか、正室が子をなすことはないってことか。上様が御台様と寝所を共にしたことがないということ、これが正室寧にとっては気鬱の原因になってしまっているんですね。寧が姿をくらませたことで物語に動きが出ましたね。そりゃもう大奥は大騒ぎなんだけれど、その騒ぎの中、寧を取り巻く人達の感情が溢れて、ああ、一番冷静で、むしろ冷たくさえ見せたお側のものが、内心、一番に心配していたことを見せるあの瞬間、素晴しかった。よほど菜々緒の言葉、これがこたえたのだろう。人の気も知らないで勝手なことを、どうしても冷静ではおられなくなったのだろう。それだけに蒔乃の思い付きから発した、第一回御台様を探せ!かくれんぼ大会の号令。ああ、シリアスな雰囲気一気にひっくりかえして、おおごとから楽しいイベントになろうというのですか。こうしたまさかの切り返し、実にこの作者らしい。たとえ悲劇があったとしても、どこかカラッとした明るさを見せてくれるから後にひかない。今回などは、さらに事態の好転する可能性さえうかがわせるのですから、格別でありますよ。

2018年9月29日土曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年11月号

『まんがタイムきららフォワード』2018年11月号、先日の続きです。

『なでしこドレミソラ』。文化祭のステージ描いて、力感たっぷり、まさしくクライマックスであるのだけれど、大声でがなりたてるような様子はまったくなく、むしろいつも以上に静か、丁寧に、静謐とはこういうことかという描写が続きます。明らかにこれまでと描写を違えてきていますよね。響く音、鳴り渡り伝わるメロディを可視化する花のあしらわれた帯の描写。それが、いつもなら描かれてそうなところで描かれていない、それはなぜなのか。ステージを見つめる、客観的な視点があるからなんですね。ああ、そうなんです。彼女らのステージ、ここにはただの聴衆というにはあまりに多くを抱え、知っている人がいる。彼女らに感じた印象が、これまで積み上げられてきた関わりあいの歴史が、自分自身に向き合ってこそ辿り着けた、得られたものが、そしてわだかまりとそれが押し流されていく様が。いくつもの視点からの情景が、記憶が、重なりあって、層を成していく。その重なりこそが、彼女らの音楽の厚みであり、そしてそれがまた誰かの胸に響く。客観性と内面の対峙し開かれていくドラマ。見事だったと思います。

夢喰いメリー』。碧と奏。このふたりがどう物語に関わってくるのか。奏を心配する碧と、自身を見失っている奏。碧の心配も奏には届かず、危険な方向へと駆け出していってしまう。ええーっ、なにそれ、もう放っときゃいいじゃん! 自分なんてやつはそんなこと思ってしまいがちだけど、夢路もメリーもすごいよね。乗りかかった船からは降りないって、最後まで付き合うって、ほんと、こういうところが主人公なんだよな! そして彼女を救うこと、助けようとすること、これが白儀の目論見に対抗しうる、なんらかの鍵となるのだろうか。このわからない、予想もつかないというのがこの漫画の持ち味であるとはいえ、ほんと、先が読めない宙ぶらりん感。たまらんものがありますね。そしてジョン・ドゥですよ。やっばいなあ! リコに圧倒されてるじゃん。打つ手打つ手が次々無効化されていって、もう駄目か、いよいよ駄目か、なのにジョン、余裕見せてるな……、と思ったところにエンギ・スリーピース参戦か! これこれ、ほんと、これなんですよ。いやあ、ここでまさかのエンギ登場、キマしたね、キマすよね。

2018年9月28日金曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年11月号

 『まんがタイムきららキャラット』2018年11月号、発売されました。表紙は『アニマエール!』。TVアニメがいよいよはじまる、というのでこんなにも元気、どーんと押し出してくるかのようなインパクト溢れるイラストなのでしょうか。背景の色、大きな文字も、すごいですよね、なんだかアメリカン。中央のこはね、ぐいっと一歩前に出てくるようなその近しさ、これ、大変よい感じです。後ろにひかえるひづめと宇希、ふたりの対照的な様もまたよい感じでありますよ。

『ごきんじょリビングデッド』、ゲストです。冒頭の太極拳、特に意味はないんだ! お嬢様にしてお嬢様気質の白瀬川輝良。そのお隣さんはゾンビのフーラ。首でも手でも自由に取り外して、2階の輝良の部屋、その窓に首だけお邪魔することもできるっていうんですね。なにかあると手足バラバラにするフーラ。微妙に悪趣味な子なのかな? そう思ったらですよ、学校での自己紹介でもねやらかしちゃって、でも皆にちゃんと受け入れられて、逆に戸惑ってる、その様子面白くて、そうかこの子、人を怖がらせるの、面白がってやってるんじゃなくて、ゾンビの自分は受け入れられないのではないか、そんな不安があってなんですね。そうしたフーラの内心、輝良に語られたあのくだりよかったですよ。でもってあの落ち。なるほど、体が腐ってるのがフーラ。性根が腐ってるのが輝良なんだ。いうならばふたり、腐れ縁みたいなもんですか?

『妖精たち冒険記』、ゲストです。おお、借り暮らしだ。人間の家にこっそり間借りしている妖精たち。慎重派シルフィと楽天家ヨエル。一歩外に出れば危険がいっぱい。道には鉄の塊、自動車が走りまわっているし、動物、人間もまた危険。そんな中、食べ物探してくるのは大変だっていってるシルフィを尻目に、能天気に飛び出していくヨエル。シルフィのいう危険をことごとく遊びにしていく、少々のことは気にしない。そんなずぶとさがよいのかな。最後の犬のくだり。たまたまシルフィが相性悪いだけなのか、あるいは心配性が仇になっているのか。この性格の違うふたり、どちらに共感するか、親近感覚えるか、それで人によってまるで違った感想出てきそうに思えました。

『死んだ目の魚をしている』、ゲストです。最初、死んだ魚の目をしている、かと思いました。仕事に悩むOL星野ひかり。もう3日無断欠勤しているというんですが、それで駆け込んだのが占いの店。いや、いやいや、君は心療内科とかにかかろう。ともあれ占い師、メランコリー楓がいろいろ酷い。もともとミステリアスな雰囲気とかはないんだけど、それにしても彼氏からの電話? あの豹変ぶりは酷い。でもってひかりの悩みにろくに答えない! いや、あんまり真面目にやりすぎても面白くはないのか。ともあれ、むしろ今回のセッション、楓の方がはげまされる側になるっていうのね。結果的にひかり、元気が出たっぽいからそれでいいのかも知れないけど、ひかり、なんだかさらなる不安要因抱えることになったようにも見えますね。

2018年9月27日木曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年11月号

 『まんがタイムオリジナル』2018年11月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』。山下さんと榊先生が、ふたり登山? 行楽? 紅葉の山を背景に、お弁当食べているんですよ。仲がよい、その雰囲気、とてもいいですね。恋人とかそんな風にはまったく見えないのがまたよいですよ。『らいか・デイズ』らいかは、君、見事に昭和感出してくるね。駅で売ってた冷凍みかんとお茶の小さな水筒! なつかしいわ。あれ、平成初期にはあったよね。最近見ないけど、まだあるんだろうか。そして『小森さんは断れない!』。しゅりと大谷、ふたり一緒に鉄道の旅? 大谷にあーんって食べさせてもらってるしゅりですよ。これ、大谷くんは断れないって感じだなあ。

ラディカル・ホスピタル』。台風、非常時の夜間当直。家族もちの滝沢先生を帰し、ひとり病棟に残る榊医師! って、いや、違う、ひとりじゃない。結構、いっぱい残ってる。しかしこの当直、なんか過酷よなあ。お呼びがないかぎり寝てるから夜勤扱いされずノー代休、ってマジかー。榊医師、ヨネ先生のあの表情見れば、まあ呼び出しがないってこたあないんだろうなあ。台風で停電などあった時のためにって都築君も残ってる。ちょっとした緊急体勢って感じなんでしょうか。いやもう、大変だなあこれ。切り傷の縫合をするのが村越先生。女医だからって患者さん、不満? このあたり、昨今問題になったこと、時事を取り入れてるのかも知れませんね。この漫画の読者だと、女医だなんだって不満に思ったりしないよね。ほんと、男とか女とか関係なく、医療の現場で働くプロフェッショナル。台風というちょっと特別な夜の情景もまたいつにない感じさせて、なんだか感じること、思うこと、たくさんでした。

『スズちゃんでしょ!』。なんともいえない侘しさある話ですよ。なにかいる。カツン、カツン……。って、不穏な雰囲気させてるからなにごとかと思ったら、鳩か! 窓の外に鳩がいて、しかもつがいになってて、音たてるから気になるわ、フンするから汚れるわで、いいことまったくないっていうの。スズちゃんと鳩の対峙ですよ。祭からのアドバイスがまったくの的外れ? そう思わせて、最後ですよ。ばっちり有効だったっていうのね。おかしい。鳩に翻弄される、太刀打ちできず落ち込む、そんなスズちゃんがなんだか哀れにも見えて、弱っておいでなのかなあ。ええ、やっぱりどことなく侘しさが沁みる回でした。

『コスプレ先生の絵画教室』。まなちゃん、お払い箱!? 今日はななみさんはモデルをやらない。じゃあまなちゃんが!? と思ったら、なんと画廊の娘、ともみがやるという。過激な衣装着せるんじゃないかって心配するまなだけど、ああー、ななみさん、かろうじて常識あったよ。普通の格好、ランドセル背負ってる。子供のモデル、描く機会がなかったからと生徒さんたちからも好評で、それがまなちゃん、うらやましいんだ! まなちゃんしばらくお休みします。これからはあまり頼まないことにする。そんな話してるの聞いて、もう私はお役御免なのかってあたふたする様子が、これを面白いっていったらまなちゃんに悪いよねえ、なんだかちょっと不憫でね、気の毒でもあったんですよ。でも、理由あって、大学の試験が近いから気を利かせてくれてたんだ! だったら、ちゃんといってあげて! それで最後に勉強中のポーズ。ああよかった。ななみさんの好意も、まなちゃんの役立ちたい気持ちも、どちらも一度に解消されるよ。見事、ハッピーエンドでした。

2018年9月26日水曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年11月号

『まんがタイムきららフォワード』2018年11月号、一昨日の続きです。

『がっこうぐらし!』。もう本当につらい。シャベルを手にくるみのもとへやってきた椎子。まさかくるみを? そう思ったんですが、違うのか。その意図、まるで正反対で、その覚悟を理解して、なお無理だというくるみ。くるみが告げる言葉も、ふたりの対話も、そして月を見上げる椎子の様子も、もう本当に見ていて苦しくなるものありました。そして話はさらに動いて、ああ、追跡者から逃げる皆。退避した先でゆきに知らされる真実。椎子のこと、ランダル評議会のこと、そしてボーモン君のこと。ああ、ほんと、つらい。向かう先が見えなくなったことも、またつらさに拍車かけますね。

『ちょっといっぱい!』。いいですね。凪、成長中。簡単なものなら厨房の手伝いもできるようになって、ほめられるのも嬉しいのでしょう、無理することなく頑張っていこうとするその様子、姿、表情。見ていてとても気持ちいいものありますよ。でも、これ、ゴボウの下ごしらえに効いてくるとか思いもしませんでした。もみじが忘れてたゴボウの下ごしらえ。皮をこそげ落とすというのを凪が引き受けるんですが、店長から渡されたピーラー使って、いやあ、まさかこんなことになるって、本当の本当に予想外! そうか、どこまでが皮かわからなかったんだ! すごいな、ちょっとワンダーだ。芯の部分残して、全部ピーラーでうすーくむいちゃった。これ、刻んだらささがきごぼうが作れちゃうな。なんて思ってたら、店長、天ぷらにしましたよ。ああ、これ、おいしそうやんか。このね、失敗を活かすこと、また新メニューの功績、それを店長、自分のものにするんじゃなく、もみじと凪のものにしてくれるってね、ああ、いい店ですなあ。あの大量にむかれたゴボウ。ほんと、楽しく仕事してるふたりの様子、ほのぼのと楽しくて実によかったです。

『球詠』。ヨミ、いいじゃないか。満塁と追い込まれた局面で、タマから提案された強直球。この一球が見事に流れを変えた、雰囲気を違えるきっかけとなって、いや、本当に鮮やかでした。未完成のストレート。けれど明らかにこれまでの直球とは違う球で、そしてこれがヨミ本来のストレートだっていうんですね。ヨミ、真価が発揮されようとしていますね! そしてここからのヨミの様子がいい。いきいきと、伸びやかに試合に向かうその姿。表情もリラックスして、ほんっとうに楽しそう! これ、なにかある。なにかくる。なにかを引き込もうとする、そんな気運がある! 詰まったフライを取り落として、ツーアウト、一・三塁の局面においても焦りを見せないヨミ。タマも気持ち緩めて、こんなふたりの様子見せられたら、期待させられないではいられない。きっと、なにかやってくれる。そんな予感がしますよね。

2018年9月25日火曜日

今日は頭痛がするので休みます

今日は頭痛がするので休みます。

2018年9月24日月曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年11月号

 『まんがタイムきららフォワード』2018年11月号、発売されています。表紙は『はるかなレシーブ』。あかりとかなたが、ふたり水着で歌ってる。その様子、いかにも二人組のアイドルユニットみたいで、かなた、新境地ですね。後ろでハート飛ばしているはるかがいかにもらしい。もう、かなたのこと大好きだな、この人。あかり、かなたのふたりは、いつものビーチバレーやってる時にはまず着ないようなデザイン性高い水着で、こういう凝ったのも可愛くてよいですね。

ゆるキャン△』。めちゃくちゃ面白いな。あきちゃん、成績かんばしくないのか。そんなあきの持ち込んだお得情報。軽トラいっぱいの薪を無料でもらえるよ! って。なぬー、山梨県ってこんなことやってるんだ。これ、京都とか他の県でもやってるのかな。最近ネットで薪についていろいろ盛り上がってて、乾燥させないといけないとか、でも乾燥前じゃないと割れないとか、そもそも割るのが重労働とか、そういうの知って、そうかあ、これから野クルの面々はその重労働やるのかあ! 期待してたら、まさかのあの展開! すごい肩透かしだった。あきが驚いたのと同じくらい驚きましたよ。しかし、そんなに山梨県民って薪を使う機会って多いの? これも驚きでした。恵那とりんが話してた時に出てきた衝撃発言、なでしこのソロキャンの様子、心配して見にいったのバレてるっていうのね、驚いてるりん、最高でしたね。しかしなんで知ってるのか。お姉さんとそんなに親しかったっけ? そう思ってたら種明かし、まさかの情報のルート! ほんと、今回はなでしこ、あおいの誕生日含め、いろんなこと明らかになって、面白かったです。

『はるかなレシーブ』。今回はビーチバレーから離れて学業対決ですよ。あかりが持ち込んだおしゃれなスイーツ店の招待状。それを賭けた対決がはじまる! その対決というのが、最初にいったようにビーチバレーではなく、期末テストの合計点で競うというんですね。ああー、大会ペアがクレアはるか、エミリかなたじゃなくてほんっとよかったね! エミリのスパルタ、そしてクレアの特訓耐性と、互いに知らなかったところに気づかされる展開、これはよかった。ペア変更で新しい発見につながるということもそうですが、だんだんに仲が深まってる、そんなところもまたいいじゃないですか。とりわけはるかとエミリ、これまで以上に親しくなってる感じがする。ええ、いつもと違うペアでまた違う魅力、表情が見えてきている、そんな風に思ったのですね。そしてあかりの誤算。招待券を賭けてあかりも大会に参加してくるんだ。あかりのペアって誰なのか。なんか知ってるあの子のような気もする!? あかりが活躍したら面白いなあ。ええ、応援しますよ。

『まいまい書道』、ゲストです。書道強豪校で全国優勝目指して稽古にいそしむ西神麗華。書道部では麗華のほかの部員たちも、よりうまくなるよう、よい字が書けるようにと日々真面目に練習に打ち込んでいるのですが、そんな中、ひとりどうも雰囲気の違う部員がいるというのですね。東寺まいさん。皆が集中して書いているのに、携帯鳴らした上に大きな声でしゃべっちゃって、皆の気を散らしてしまう。他にも墨汁こぼしたり、エプロンつけなかったりと、この部の決まりも守れない、そんな困った子なんですね。まいが書道部にいるのには理由がある。字がうまくなりたい。というか、先輩へのラブレター、麗華に見られちゃって、あまりに字が下手だから読めなかったっていわれちゃって、そうか、ショックか。だろうなあ。それで書道をはじめた。でも私の手紙見たくせにって、見られた方じゃなくて、見た方が脅されるのか。麗華の負い目に付け込んでるんだな。とはいえ、まい、決して悪い子じゃなく素直な気持ち、そのままに表してくる子で、今どき手紙って古くない? といわれて答えたその言葉に表情。これがこの子のよさなんだろうなって。けど、この子の場合、毛筆じゃなくて硬筆の方がよくない!?

『キャッチ&キャッチ&リリース』、ゲストです。四コマですね、ワイド四コマ。釣りをやってる女の子、及川さんに釣り上げられちゃった男の子。ふたりの対話、というか及川さんのからかい? が面白い。虫が苦手なのわかって生き餌をウゴウゴ見せつけていくとかね、それでもって竿を渡して釣りを経験させてみるんだけど、もう魚がかかってるのか。戸惑う彼のことサポートして、そうしたら女の子がぐっと近付いてきたことにときめいちゃった? いい感じに翻弄されていますよね。これ、最初にルアーを拾わせたのが、タイトルにある一番最初のキャッチだったんですね。その種明かしのされるところなど、うまかったな、面白かったなって思ったのでした。しかし、この及川さんという人。ここまでチャーミングで、人懐っこくて、でも釣りはいつもひとりなのか。でもって気にしてるのか。このあたり、思わぬ意外さってやつでした。

2018年9月23日日曜日

『まんがタイムスペシャル』2018年11月号

『まんがタイムスペシャル』2018年11月号、昨日の続きです。

『吸血鬼さんは無職です。』。連載になりましたね。ゲスト掲載時から面白いって思ってたから、こうして連載になったこと、嬉しく思いますよ。橙也の隣人、ニーナさんは自称吸血鬼。なんだか橙也のこと気にいってるみたいで、やたらと絡んでくる。橙也は橙也で、最初のうちは吸血鬼だ危険だって警戒していたのに、だんだん無下にもできない、というか普通に親しくなってるのが面白いんですね。さて連載にあたって新しい要素が追加ですよ。橙也のクラスメイトの五十嵐桃香。委員長やってるらしい。どうも真面目そう。ニーナのこと警戒してるんだけど、どうも橙也とは違う理由のようで、得体のしれない無職だから。いや、違うよね、橙也に近付く女だからだよね! 橙也の警戒を徐々に解いていったニーナの人懐っこさ。それがはたして桃香にも効くのかどうなのか。なかなかに期待できる人材でありますよ。

『ふたりが家族になるまでに』。あさひとジロー、ふたりの関係、だんだんと近しくなってきたかな? きたよね? という段階で、陸上部の強化合宿がはじまるっていうんですが、まさかのジロー参加。あさひは、なんか保護者同伴になってるのかっこわるいって気にしてるんですけど、他の部員はジローのこと、見事に受け入れて、そのホスピタリティたるや、男子も女子も、心ばっちりわしづかみですよ。有能であることはもちろん、気配り抜群、ニコニコとして人当たりもよくって、しかも若い男、結構かっこいいときてる。女子の反応がすごいよ! この状況、あさひはちょっと面白くないのかな? 不機嫌さをあらわにするまではいってないけど、ちょっとピリピリしてますよね。これ、もしかして暴発する? あんまり大変なことにならなければいいけど、雨降って地固まるの雨、まずは一降りありそうですね。

『この恋は深見くんのプランにはない。』。面白いですよね。学内に暮らしてる猫たちを集めて、猫カフェを作りました。理事長の猫はじめ、保護した猫もとりあえずここで全部面倒見て、ちゃんと世話していこう、そして飼い主募集などもしてみよう。この状況、面白いよなあ。こんなことが成立したことがまず楽しいし、そこで見える深見と秋桜、ふたりのやりとり、交流なんてのもとても魅力的だと思います。秋桜がね、なんか素直に感情あらわしてくれて、それで深見が心揺らしてみたりしてね、いいわあ、とてもいい。加えて今回は、小野寺先生が顧問になるくだりもあって、これもまたよかったなあ。深見の提案がいいよ。そこに秋桜が駄目押ししたあの一言、これがまたいいよ。ほんと、人と人のやりとり、コミュニケーションに見える人柄、そうしたものが魅力的な漫画です。

『ワタシを欲しがる河野さん』。面白いわ。吉山内が見かけた可愛い制服。河野の出身校の制服なんだそうですが、河野、可愛くて可愛くて、そして憎いらしい……。なんで? ほんと、今回、めちゃくちゃ面白かった。河野、屈折してるなあ。閉店後に語られる河野の過去、これが奮ってました。昔、私は可愛かった。可愛いという言葉では到底語れない。そこまでいうんだ! けど、ずっと可愛いと思っていた自分像が、可愛い制服のために選んだその学校で揺らいてしまったというんですね。下級生から、かっこよくて憧れるっていわれちゃって、裏掲示板でもカッコいいって大人気で、可愛くない自分が可愛い制服を着ても価値がないって、部活、弓道に打ち込んでみたら、他校の女子からも大人気。って、いいじゃないか! でも、そうか、河野はかっこいい自分は求めてないんだ。贅沢とかいわれてるけど、そうじゃないよなあ。ありたい自分であれないことは、やっぱつらいよなあ。だもんで、河野、吉山内に生まれたかった。ほんと、屈折してるなあ! しかし、前提が整理されて面白くなってきました。なるほど、かつての自分の可愛さ、憧れていた昔の自分を、すべて吉山内に引き継がせようって、河野よ、それがこの漫画のメインストリームか! 面白くなってきた。実に面白くなってきましたよ。

2018年9月22日土曜日

『まんがタイムスペシャル』2018年11月号

 『まんがタイムスペシャル』2018年11月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』をメインに、ああ、これはハロウィンですね。リコが、これは猫娘? なんだか気だるげに見えるその姿、まさに猫のひとつのありかたでありますね。『ローカル女子の遠吠え』りん子もコスプレですよ。って、これ、お母さんが用意してた衣装か! 『おにいちゃんと呼ばないで』心は、なんだか可愛い花の妖精? いや、これ、カボチャだ。『ふたりが家族になるまでに』、ふたりの買い物風景描いたカットもありますよ。

『なごみ先生は職場のお医者さん』。衛生委員会、山田がすっかり楽しみにしちゃってて、それもそのはず、そこまで仕込みしてるんだ。なごみ先生、リラックスをテーマに、頭にけもみみ装備ですよ。そしてアロマ体験。でも、男ってあんまりアロマとか喜ばないよなあ。そう思ってたら、ちゃんと本編でも同様の指摘があって、こういう思ったことを作中で受けてもらえてると、なんだか嬉しくなってしまいますよね。会議は好評のうちに終わって、続いて実践となるんですけど、まずは先生が職場に受け入れられてるっていうの、重要だなあ、これ。ストレス職場でのストレッチ。ああー、こないだVDTの検診でストレッチいろいろ教わったところなんだけど、さぼってるよ! とまあ、自分の悪いところは置くとして、この見事な改善ぶり! あまりに見事すぎておかしいんですが、ほんと、別人みたくなっとるもんな! 現実ではなかなかこんなうまくはいかないもんですが、それがこう実現してくれるっての、見ていて気持ちがいいくらいですよ。

『コスプレ地味子とカメコ課長』。連載になりましたね。紫ノ井、課長のことちょっと意識しちゃってるんですね。対し課長は、魅力的な被写体、ないし撮影趣味のパートナーみたいな感じでとらえてるのかな? 紫ノ井の帰りを待って、コスプレショップに誘うっていうんですね。しかし、ふたりでいるところを見られたらどうしよう、紫ノ井の心配とは裏腹に、課長、あまりの険しさに業者と勘違いされてるっていうのがおかしい。それに便乗する紫ノ井もよかったです。課長が風景からコスプレに被写体を変えるきっかけが語られたんですが、この出会ったレイヤーさんというのが紫ノ井だったりするんでしょうか。紫ノ井はピンとこない様子ですが、課長は紫ノ井ではないかと思いはじめている? このふたりの関係、とりわけ紫ノ井がそうですが、まだどこかギクシャクしてるけれど、趣味のこと、好きなことの話となると熱くなって、饒舌になってというのがいいと思います。これまで隠してきた趣味のこと、こうして話せるというのも嬉しいんでしょうね。でもって、最後に喜藤さん。ふたりを目撃して興味津々の様子ですが、どう関わってくるのか、楽しみですね。

『うちの可愛い掃除機知りませんか?』。突然出てこなくなったアプリさん。それを受けてパニックになる智枝ですが、いやあ、アプリさんがどれだけ智枝にとって大切なのかわかろうものですね。しかも悪いことに、メモリに問題がある場合、元に戻らないかも知れないって、ショックなこと聞かされて、ええ、本当にこれ、智枝にとって相当なことだったんだなあ。そしてそれは十萌にとっても同様だったようで、姉から話を聞かされて少し涙目。そのショックを、そうかあ、智枝とわかちあったわけか。それで智枝にも伝わったことがある。このふたりの不器用ながらも少し、互いに、歩みよれたと見えるところ。とてもよかったです。

『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』。そうか、ロケット、一度目の打ち上げ、失敗してたのか……。朝永の重い空気という発言を、空気にも質量がありますからね、湯川部長の返しが実にナイス。いや、それで改善はしなかったんですけども。とりあえず問題箇所が特定できましたね。で、その心当たり。あー、あの場面ね、なんかかっこいいけど、ロケット壊れたりしたらどうするんだろうって思ったんですよ。まさかこの伏線だったとは予想もしませんでした。というか、ほんと、一度目失敗とかね、ほんと思いもしてませんでしたから。問題箇所の特定から改善まで、いい流れになってましたね。そして打ち上げ成功のあのシーン。ええ、よかった。とてもよかったですよ。部長の笑顔、そして朝永のあの表情。これもまたひとつのワンダーであるなあ。でもってもひとつのワンダー。朝永の湯川部長への恋心、バレるんか! いやもうほんと、こいつも予想外。色めき立つ皆の反応がおかしかったですよ。花火に誘う殺し文句が、まさかの、炎色反応見ない?って誘えば一発よ。いかすなあ。ほんと、皆、いい仲間になっていますよね。

2018年9月21日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年11月号

『まんがタイムきららMAX』2018年11月号、昨日の続きです。

『どうして私が美術科に!?』。倒れてしまったすいにゃん。ただの寝不足だっていうんですが、そうなのか、いろいろ抱えていること誰にも告げずに無理して頑張ってるっていうんですね。中学時代にも倒れた、じゃないのか、止まったらしい。自分の作品と委員の仕事と、それから漫画の締切抱えて、完全に過労なのか。けれどそのことが黄奈子には面白くないんですね。なんで隠すのか、信用してくれてないのか。こうしたぶつかりあい、まさにこの年頃ならではのように思います。大人になったら、こういうのないよね。黄奈子は黄奈子で、ここまで本音で話したことってあったっけ。そしてすいにゃんも、思わず翠玉としての自分を出しちゃって、ええ、すぐにまぜっかえしちゃうんですけどね、それでもふたりが気を許せるのが誰か、それがはっきり見えたエピソードでした。

『16時のお忍び窓』。忍者のこゝろ。この子がひめの部屋の出窓に通うようになったの、ひめがこの街にくる前からだったんですね。ひとり、ちょっと寂しそうにしているこゝろ。それで分身ふたりと賑やかな独り言して寂しさを埋めているんですが、そのこゝろが出会った黒猫。猫に導かれるようにして辿り着いたのが、あの出窓だったんですね。そうかあ、ひめがいるからじゃなかったんだ。きれいな出窓。気にいって、なにをするでもなくベランダにてたたずんでみたり、それから清掃してみたりと、不思議な行動なんですけどね、でもそれがこゝろらしさなんでしょうね。そして、花でも飾ってみればと思ったところにやってきたのがひめ。この子が花を飾ったことで、より一層のお気に入りになったみたいですね。最初は、ただ窓の外から見るだけだったこゝろも、もうひめに招かれて、部屋に入って、一緒にお茶をする間柄なんですね。ええ、いい感じだと思います。分身と一緒にわいわいしてるこゝろもよければ、その様子見て笑顔になるひめもとてもいいと思います。

『のけもの少女同盟』。なるほど、この扉絵、体育の時間にはちゃんとヘアピンありましたよ、ってことなんですね。本編で、ヘアピン落としたすずめ。あのヘアピンがすずめの本体で、離れすぎると体が死んでしまう……って、なんかそんなアニメ、見たことあるよ!? 母との思い出の品。なくなったことがショックで、それを皆で探そうっていうんですね。いや、しかしそれが一筋縄ではいかなくて、実に面白かった。まずすずめの匂いを覚えてとか、これ、しつこくかいでいる霞とかよかったですよね。そして、ニカとすずめ、体育倉庫にふたり閉じ込められて、定番のシチューエーションに興奮するニカ。ああ、ふたりの距離が縮まってしまう! って、ちょっと戸惑うふたりの様子悪くなかったです。基本、この漫画、かっこつかない方の定番に落ち着きますよね。あのパニックにおちいって大声あげるニカとかいい感じ。なんかリアル。でもって、簡単に救助されるところもナイスでした。今回、なにが面白かったって、おお、霞、お手柄じゃない! すっかりそう思い込んでたら、一文字違いでしたってやつ。あれ、ほんと、絶対これで決着だって思ってましたもの。うまくかわされて、見事にやられました。そしてあの落ち。ああ、冒頭のあの特に意味のなさそうな会話、ちゃんと効いてたんだ! ほんとに見事な展開の連続。うまいわあ。ただでさえ面白いのにさらに満足度高い、そんなよさありましたね。

2018年9月20日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年11月号

『まんがタイムきららMAX』2018年11月号、昨日の続きです。

『こみっくがーるず』。いいですね、かおすちゃん、躍進の時ですよ。かおすちゃんの好きなアニメのスピンオフ企画がやってきた。かおすちゃん、いけるかもって編沢さんが知らせてくれるんだけど、まんまファンのつもりでいるかおすちゃんがいいですね。そうかあ、自分のチャンスって思わなかったんだ。最初は緊張して、なかなか調子の出なかったかおすちゃんが、だんだんとテンション上げていく過程、これがほんと面白かったです。主に琉姫が生贄になるんですが、眼鏡かけた琉姫先生から、コスプレ強要、一転してその気になって、共感できない経由で、子供たちの憧れに! さらにはかおすちゃんもノリノリで、そのイラスト、ばっちり評価されて、ええ、これは期待されますよね。物事は伸びゆく様が面白い。そうした面白さ、見事に満ち満ちていました。いや、これでかおすちゃん選ばれないとかないですよね!?

『ぼっち・ざ・ろっく!』。ぼっち、相変わらずネガティブだなあ。いや、この子がポジティブだと、この漫画はじまってすらいない。でも今回、チケット売れないからの行き倒れ遭遇、そして開眼する流れ、大変よかった。紆余曲折はあるんですけどね。饒舌に嘘をついたり、でもってあんまりのネガティブさが、行き倒れの酔いを醒まさせるとか、ほんと、ぼっちのやばさ、初対面でもびしびし伝わるのか。突然の路上ライブで、酔っぱらいからのアドバイス、その意味に気づくとかね、実にいい。いつも、他人の目が怖くて実力出せてなかったこの子の、本当の力、それがいつ出せるのか。この路上ライブが、まさしくぼっちの第一歩になりそうで、ええ、いいターニングポイントだったと思います。お客さんに認められたこと、これもぼっちの力になるのかも知れないなあ。いい笑顔だったもの。さてしかし、チケット完売の報、バンドの皆が全員信じてくれてないっていうのが泣けますね。ええ、ある意味、信頼が厚いのですね……。

『私を球場に連れてって!』。今回は球場出ないのか! ファルコンズ優勝でご機嫌なファル子。ニコニコしてるけど、怒るべきときには怒ります。笑顔のままで! 最初はハイテンション、見事にご機嫌だったのに、10日もすると野球が見られないことにテンションだだ下がるっていうんですが、野球ファンって皆こんな感じなの? 野球ロス。そうか、ファル子に至っては、バイト先が球場だから、ほんとにすることなくなるんだ。収入減るのは痛いなあ。野球ロスでの禁断症状。冷静に話してるように見せる猫子もたいがいおかしいんだな。ほんと、こうした人たち、シーズンオフはどうやって乗り切るんだろう。テレビやファン感謝イベントを楽しみにしてるそうだけど、一番の楽しみはやっぱり試合なんだねえ。自分でもプレイする人ならまだしも、観戦メインの人にはなかなかつらい季節ですね、これは。

『ももいろジャンキー』。海で遊んでいる夢を見て、はぁはぁいってるはな。な、なんか危ない妄想なさってる!? いや、違いました。風邪ひいたんだそうです。そうかあ、ダイエットで体力使っちゃったか? あるいは体調崩してしまったか。ともあれ、海は延期? でも、あんまりももが悲しむもんだから、はな抜きの、美耶、卯月、そしてももの3人で海にいくことになるんですね。って、不安だ。そう思ったんだけど、ももを抱いてる卯月を見たら、ちょっとは安心できた? いや、無理だ、あかん。ほんと、今回、いかに美耶が頑張るかって話でしたよ。でも、これ、厳しいよなあ。だって、卯月、ほんとに頼りにならない……。まあ、美耶はそれを覚悟してたわけだけど、覚悟しててもなお駄目でした。この駄目だったこと、美耶にとっても大きなショックだったんだろうなあ。竜子がももを見つけてくれて大事にはならなかったんだけど、それでも自分のいたらなかったこと、噛み締めてね、もしもがあったらとか思ったんだろうなあ。美耶、責任感の強い子だと思います。はなは笑って許してくれるんだけど、美耶は自分で自分を許せないんだろう。見ていてなにか身につまされる。そんなちょっぴり苦いエピソードでした。

2018年9月19日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年11月号

 『まんがタイムきららMAX』2018年11月号、発売されました。表紙は『きんいろモザイク』、しの、カレン、陽子の三人で、アリス思わせる格好しているんですね。おそろいのドレス愛らしく、そして皆の周囲にはちんまりと小さくなったアリス、綾、穂乃花がいるんですが、おなじドレス着て、頭にはうさ耳! 背景に舞うトランプ、うさぎと、見事に不思議の国。アリスがアリスやってないっていうのが面白いです。

『ぽたりんぐ!』。あの、いかにも重そうな自転車、ゴテゴテついてるパーツはずしちゃったんだ! もったいない! あの時分の自転車、フレームからしてもう重いから、ライトやらなんやらはずしたところで、そうそう変わんないよ! というか、あれ、お父さんの思い出のコレクションだったのでは? さて、今日は雨の日、というので自転車の出番はない、かと思ったら、瑠美は平気で自転車乗ってくるのね。いや、カッパを着ようよ! 雨でびっしょびしょ。服も透けてるからって、千多留、ジャージ貸してあげてと、面倒見のいい子ですね。今回は、瑠美の姉、純美登場なのですね。生徒会に入ってる。美人で真面目でしっかりしてそうで優しい? そんなお姉さんに憧れる千多留だけど、そうか、瑠美いわく裏があるのか。瑠美の家は自転車屋をやっていて、ごっちゃりたくさんの自転車の居並ぶ店の奥、油まみれになりながら自転車に話しかけている女子ひとり。あの手この手で千多留に自転車の魅力伝えようとするこの人、なるほど、純美なのですね。千多留、まるで気づいてないっていうの、あれ面白かったです。きっと純美なんだろうな、そう思いながらも、いや違う人では? そう思ったりしましたからね。

『旅する海とアトリエ』、ゲストです、一挙2話掲載。海外に向かう機内、最初は緊張してた和装のお嬢さんが、機内食、でもってビールで一気にテンション上げていくの、なんか面白かったです。この人、七瀬海。自分のルーツ探しの旅というの、結構シリアスな内容になっていくのかな? 目的地はポルトガルはリスボン。そこで出会った女の子、安藤りえと一緒にリスボンの街を回ることになるんですが、街並み、景色に、交通や食べ物といった土地の情報いろいろ紹介されるの、ちょっとした旅案内になっていていいですね。後半では、海の旅の目的が明確にされて、はやくに亡くした両親のつけてくれた海という名前、そして両親とともに幼い自分の写った写真、その写真の撮られた場所、海辺の風景を探しているのだっていうんですね。そうか、それがヨーロッパなのか。海を求めて、次はスペイン、次々と国を、街を渡っていく。なにかロマンがありますね。それはいいんですが、海をテーマにしながら、次は内陸の街、マドリードなのか。食べ物しか調べてない海のおっちょこちょい、見事に炸裂していますね。

『ネット上の恋人がネナベだったんですが!?』、ゲストです。SNS上のアバターチャットで付き合っている相手、ええと、キャラの背後みたいな表現するんだ。その背後とオフで会うことになった女の子、ほたる。相手は年上の男の子、そう思ったら、ふわふわの女の子がきてしまいました、っていうんですね。ええ、まさにタイトルにあるとおり。しかも、アバターチャットでは、ほたるも男の子やってるんだ。エリアスの背後、れみなとの会話。れみながいろいろ慣れているというか、わかっている感じがしますよね。アバターチャットの背後はだいたい女の子だとかね、うん、あんまり男はアバターチャットとかしない感じするもんなあ。とまあ、こんな具合に出会って、最初はショック受けてたほたるも、れみなにうまいことまるめこまれて、ネット上ではBLカップル、オフだと百合カップルになってしまうんでしょうか。

『ましろぱれっと』、ゲストです。美大の合格発表。自分の番号を探すも見つからず、つまるところ落ちてしまった主人公、小谷サイカ。画家になりたい、その一心だったんだけど、自分には才能がないのかも知れない。そういって落ち込むサイコに声をかけてくれたお姉さん、この人も同じく落ちたんだ。しかも、今年はってことは、2浪確定かあ。ここからはたしてどうするか。違う大学にいくか、あるいは浪人してでも夢を追うか。サイカをお茶に誘ってくれたお姉さん、ユリ。それで喫茶店にいってみれば、ひとり先に待ってて、この人、イツキも落ちたのか。さらに続いてやってきたカナ、この人も落ちたのか……。美術予備校に通ってなお厳しい美大受験。サイカはそうした受験勉強できてなかったというのだけど、こうして仲間に恵まれて、夢をあきらめないと決めたわけですけど、これはつまりユリたちと同じ予備校に通う、そんな展開になろうというのかな?

2018年9月18日火曜日

イラスト交換日記

かつて任天堂が提供していた『いつの間に交換日記』なるゲーム。でもね、このゲームの仕組みを悪用する人間が現れて、結構な問題になった模様。サービスが停止されちゃったんですね。ああ、なんということだろう。もうニッキーと会えないの!? 酷くショックを受けて、絶望に暮れたわけですが、それからしばらくの年月を経て、帰ってきました、我らがニッキー! それがこの『イラスト交換日記』なんですね。

『イラスト交換日記』は、『いつの間に交換日記』で問題になった部分をオミットして、安全に安全を確保した、そんなサービスになっているんですね。まず、写真を貼り付ける機能がなくなりました。そして、互いに日記をやりとりするためにはズッ友になる必要があって、そのためには赤外線通信が必要、あるいはクレジットカードの認証で任天堂が身元を把握できるようにしないといけない。簡単にネットでフレンドコードをやりとりするだけでは、日記の交換ができなくなったんです。

さて、新しくなった交換日記、いろいろパワーアップしているところもありますよ。『バッジとれ〜るセンター』のバッジをシールとして貼れるようになってたり、イラストレッスン機能が追加されてたり、そしてなにより嬉しいのが、ペンの色、イラストごとに5色まで使えるようになりました! おおー、すごい。ただし有料。無料だと黒と赤の2色、あとキラキラのグレーもいけるのかな? レッスンを購入すると、赤、青、黄色、緑、茶色が使えるようになるのかな? ええ、色が使えると、表現の幅、一気に広がるってものですよ。

自分は、このソフト使って家族でイラスト交換しています。母と、それから家に出入りする小さい人。母と小さい人はズッ友になったようですが、自分はなんか時間があわなくてね、まだ対面できてないからヨム友のまま。まあ、いつになるかわからんけど、数ヶ月中にはズッ友になれるでしょう。あと、もっと小さい人と姉とも交換できるようにしないと。といった具合に、離れて暮らしてる友人、知人、血縁者との、ちょっとしたコミュニケーションツールとして使うのには抜群のソフトだと思います。

2018年9月17日月曜日

カントリー少女は都会をめざす!?

 『カントリー少女は都会をめざす!?』。なんか知らんけど、好きなんですよ。ものすごく好きなんですよ。感動的とか、心揺さぶるとか、最近の言葉だとエモいっていうんですか? ちょっとそういうのんではないんですけど、でも、ほほえましい、愛らしい、主役の八重ちゃん、ちょっとドリル入ってる、もう本当に大好きで、その考えてること、発想とか? いまいちようわからんというのがね、またいい。しかしこの漫画、まとめて読んだら、悶絶級のよさがありますね。

この漫画のよさ、それはシンプル、わかりやすいってとこなんじゃないかと思うのですよ。そのわかりやすさ、巻頭の登場人物紹介にもしっかりばっちり現れていて、だって、「八重:都会に憧れる地方女子高生」ですよ。この漫画のすべてを説明しきっている! すごい、めっちゃわかりやすい。なんて鮮やかなんだろう!

冒頭の登場人物紹介でこの漫画の基本がすべて飲み込める。一本目の四コマ、その扉のコマ見れば、この子らの置かれている状況も一目瞭然レベルで理解できる。と、ここまで前提がわかりやすくしぼられていると、メインとなるキャラクターたちの掛け合いにスムーズに没頭できるというもので、シンプルというのはやはりひとつの強みであるなあ。込み入った設定や複雑なプロットが面白い漫画もあるわけだけど、単純、明瞭、わかりやすい、そうした漫画のよさというのを改めて思い知らされる思いです。

わりと突拍子もない、時にアクロバチックとも思える八重の都会愛、その発露される様が大好きなんですけれど、一歩間違えればエキセントリックともなりかねない八重の愛、そいつをすべてあまさず受け止めて包み込んでくれるみなちゃんの懐の深さがいい。そして八重の憧れを一身に引き受けて動じることのない、いやちょっと嘘、たまに動じてる、大河さんの優しさ、親しさ、飾らなさがいいんです。そのどれもがチャーミングで、ほんと素晴しい。

この漫画は田舎あるあるって思ってもいいのかな? あれもない、これもない、それだけに八重の憧れは募り、あまりの憧れの強さゆえにその行動も過激になろうというもの。そして都会にはない、田舎ならではの風物、事情いろいろ。そんなことあるの? 誇張してへん? それは田舎のよさというよりも、田舎ゆえの悲しみといった語られかたすることも多いのですが、そうした時の伝わりようがすごい。コミカルなタッチながらその悲哀、ひしひしと迫るように伝わって、とりわけ亜紀ちゃん登場回など、そうか、そうなのか。自分の住んでるところは八重たちの暮らしてる田舎ほどではないけど、わかる! そうだよね! みないな具合に共感覚える人もいるのではないか。なんて思いながら、ニヤニヤ? 笑ってしまってるんですね。

この漫画に描かれるもろもろは、ギャグがすごいとか、手に汗にぎる展開とか、そういうのんじゃなくて、田舎に暮らす八重たちのやりとり、時に普通で、時に愛情過多の会話のおかしみがメイン。けれどそいつにうかうか釣り込まれて、なんだか一緒になって面白くなってきちゃう、そんな感じの楽しさがあるんですね。ほんと、この親しみやすさ、なんなのだろう。読むほどに近しくなる。近しくなるほどに面白さも増していく。そんな底知れぬ魅力にとらわれっぱなしです。

2018年9月16日日曜日

Splatoon 2

 Splatoon 2』、最近の状況です。

Splatoonは、前作では主にナワバリをやっていて、そのせいでウデマエ上がらず、終盤にようやくウデマエ上げる気になったんだけど、全然ダメで、結局A+が最高位。あと1勝でSというチャンスを何度かふいにして、それ以降はウデマエを落とすばかりといった体たらくでした。なので2では少しでもウデマエ上げていきたい。そう思って、発売以降、コツコツ取り組んで、一時、マグレかなんなのかエリアS+にまで到達したものの、あれよあれよと転がり落ちてA+。以来、未だにS+の目は見えずにいます。

ガチエリアでS+に到達したのは、昨年の10月22日だったようですよ。それが12月4日に転がり落ちてA+。ここで自分の苦手は近接戦と判断して、ブキをパラシェルターからボールドマーカーに変更。いちから出直すつもりで取り組んで8ヶ月。ようやくガチエリアSまで戻すことができたんですね。とりあえずは維持を目標としよう、ということで頑張ってますが、現在ヒビが3つ入った状態で、あと2勝もすれば昇格。いやあ、まあ無理よね? 焦らず無理せず頑張るつもりでいますが、なんかガチエリアやってる時間帯が自分のプレイできる時間とあわなくって、なかなか挑戦できない状況が続いています。

そんななか、ガチアサリで先日Sに到達しまして、続いてガチヤグラでもS。これらはまだ昇格してすぐなのでOKラインには届いていないのですが、うまく超えていければよいなという状況です。どうやら、ブキを変えたのがよかった模様。エリア、アサリは今なおボールドマーカーですが、ヤグラ、ホコはクラッシュブラスターネオに持ち替えて、そうしたらヤグラがA-から一気にSまでいけてしまった。でもこれ、ボールドで近接に苦しんだからこその結果だよなあ。ええ、いろんなブキを経験するということは大切なことだと実感しましたよ。

問題はガチホコなんですが、これ、どうも苦手みたいで、ずっとA-で低迷していました。それを今日、なんとかギリギリでAに上げて、この調子でA+、あわよくばSと伸ばしていきたいところですが、どうもやっぱり苦手のようで、なんかデスが多いんですよね。ヤグラだと、ヤグラ含め、障害物を使って適性距離を保ちながらの戦闘がやりやすいけれど、ホコだとどうもうまくいかない。なのでこのまま低迷が続くようなら、さらに別のブキに変えることも考えています。あるいは、このままホコで修行して、その成果をヤグラに活かすとか考えるのもありかも知れませんね。

以上が私のウデマエ現状です。

12月には新しい『スマッシュブラザーズ』が発売されるし、なんかすごく盛り上がってるし面白そうだから買ってみるつもりでいるんですが、その前になんとか、ひとつでも、S+に上げておきたいなあって思っています。

2018年9月15日土曜日

figma Splatoon ガール

 これ、すごいな。最初の感想、これ意外にありませんでしたね。Twitter、Splatoonの公式アカウントが紹介していたtweetからグッスマ特集ページに飛んでみたらですよ、これがまあすごい。驚いたのはクツですよね。つま先、どうなってるの? 軟式パーツ!? と思ったら、ここに関節があるのか。しっかし、ものすごい。可動フィギュアだというのに、ここまでプロポーションがしっかりしとるの? それこそ、無可動のamiiboと比べても大きく違わないじゃん。いやもうとんでもない。アタマギアとかも、これ、軟式素材? いや、違うっぽいな。なのにあんなにフィットして見える!? ほんと、ものすごいな。見るだに驚くとはこのことです。

というわけで欲しいんですが、ちょっと予約しそうになってしまってたんですが、ちょっと価格がね、それなりにしますもので、足踏みしとる状態です。もしも買うなら、ここはバーンとDXエディションでしょう。なんといっても、2仕様の髪(触腕)が短いガールとの2体セットときています。オレンジ色の1仕様ガールとピンク色の2仕様ガール。付属するブキは、オレンジスプラシューターに、ピンクスプラマニューバーとスプラローラー。クイックボムはピンクだけか。あとジャンプするイカ、足元のしぶきなどなど、DXにしかついてないものが多すぎる。価格としては2倍以上、とはいえ、2倍プラス1000円程度でしょう? こら、DX買わないと意味ないよな。それこそガール単体だけ買ったりしたら、買わなかった時以上に悔いが残りそうです。

これ、食玩でブキコレクションっていうのがありますが、サイズ的にどうなんでしょう。もしジャストサイズだったりしたら、それだけで遊びの幅がガツンと広がりそうですよね。

しかし、本当に悩みどころ。フィギュアはひとつでも所有すると増殖するっていうものなあ。とりあえず、予約受け付けが終わるまで、しばし考えてみようと思います。

2018年9月14日金曜日

思い出し語り: ひらのあゆ

 芳文社だけでも月に大量に発売される四コマ漫画誌。最初は1誌しか読んでいなかったのに、気づけば2誌3誌と増えていって、ついには発売されているもの、ほぼ全部に手を出すはめになってしまって、というのはよくある話。これを当時はやった言葉、デフレスパイラルにならって、四コマスパイラルなどと呼んだりしたものでした。流行り言葉は移ろいやすいもので、今どきデフレスパイラルなんていってる人はついぞ見ませんが、四コマスパイラルという言葉は未だ現役。本家を超えて生き残っているんですね。

四コマ誌には四コマスパイラルとやらに誘う危険な罠が仕掛けられているんですね。それは複数誌連載ってやつでして、人気のある漫画となると、系列誌にまたがって、2誌、3誌、並行して連載されていたりするんです。単行本とか買った時にわかるんですよ。あれ? 読んだことのないのが載ってる。四コマ漫画は単行本になるのに時間がかかるので、これ、面白い、もっと読みたい、そう思ったら、もう系列誌を買うしかない。こうして、まずは1誌、次いで2誌と講読するのを増やしていって、気づけば刊行されている四コマ誌の大半を講読するに至っている。危険ですよね。

私がそのスパイラルとやらにハマったの、きっかけはなんだったのかなあ。今、はっきりと思い出すことはできないのですが、けれど『まんがタイムファミリー』を講読するにいたったきっかけははっきりしていてます。『ラディカル・ホスピタル』ですよ。『まんがタイムラブリー』に送り込まれた刺客! それまでスパイラルにはハマるまいぞと必死で踏み止まってきたのが、ここで一気に瓦解して、もういいやあ、と次から次に四コマ誌を講読するようになった、かどうかはやっぱりさだかではないのですが、ある時期を境に一気に講読雑誌を増やしたのは確かです。でもって、次に起こることはなにかというと、気にいった作家の別タイトルに触れていくってやつで、『ラディカル・ホスピタル』を起点とすると、『ルリカ発進!』あたりが該当しますね。

『ラディカル・ホスピタル』は説明不要というか、今も連載が続いているというビッグタイトル中のビッグタイトル。当初は医師をメインに描いた漫画が、ナースをはじめとする病院スタッフ、さらには患者にいたるまで、周辺のキャラが確立していくことで、病院をめぐる人間模様が面白おかしく、時にシリアス、情感をともに描かれる、そんな幅の広い漫画となったんですね。なにがすごいって、未だに面白さが変わらない、いや、今なお発展中といったらいいのでしょうか、さらにさらに広がりを求めて伸びゆく、そんな底知れなさがあるんですよね。さりげなく自然体、当たり前みたいな感じで毎月載っている。その当たり前に見えるというの、相当なことだと思うのです。

『ルリカ発進!』も面白い漫画だったんですよ。こちらは派遣社員もの。派遣社員ルリカと出会って変わっていく職場模様、といったらあんまりにも簡単すぎる説明でしょうか。人それぞれの価値観の違いが描かれたりするところとか興味深く、そしてルリカにはちょっとドライな感じもあるのがなんだかかっこよかった。

この頃、2000年前後ですね、派遣社員ものの漫画は結構あったんですよ。『ルリカ発進!』に『派遣社員 松島喜久治』、すこし後に『派遣です!』、そしてご存じ『派遣戦士 山田のり子』といったところでしょうか。今も連載が続いてるのは『山のり』だけですね。

連載が終わるのには、それぞれ個別の理由があって、一概にどうだこうだということはできないわけですが、一時期はそれなりにジャンルを形成していた派遣社員ものが今はほぼ姿を見せなくなって、生き残っているのは人智を超えたスーパーマン、山田のり子というのはある種示唆的なものがある、そんなことを思ったりしてしまうのですね。思えば、2000年頃の派遣社員もの、ルリカや喜久治に顕著であるのですが、派遣社員という働き方に対し一種憧れを感じさせるようなニュアンスがありました。腕一本で生きていくといいましょうか、ひとつところに留まることなく、自由であること、自分のスタイルを重んじて、長いものには巻かれない。そんな風に生きられたらかっこいいなあ、みたいなひとつの理想が描かれていたのですね。

今、派遣社員にそうした憧れの職業といった感覚ってないですよね。むしろ、なんとかして正社員にあがりたい。そういった仕方なしにやるものという感覚の方が強い。こうした社会における派遣社員のポジションの変化が、今、派遣社員ものを成立させ得ない、あるいは描いたとしても2000年頃のものとはまるで違ったものにならざるを得ない要因になっているのだろうなあ、なんて思わせるのです。

すべてのもの、ことは、どれもいずれ変わりゆくもので、医療をとりまく環境も変わる、派遣のそれも変わる。けれど、それら変化とともに自身も変わり続いていくものがあれば、状況が変わったために続けられなくなるものもある。あるいは、あの時と同じようには見られなくなってしまうものがあるともいえるでしょうか。その差異というのはなんだろう、みたいなことを時に考えたりしています。

  • ひらのあゆ『ルリカ発進!』第1巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,2001年。
  • ひらのあゆ『ルリカ発進!』第2巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,2002年。

2018年9月13日木曜日

アズールレーン

一周年、おめでとうございます。今日はアズールレーンの特番生放送があって、しかもそれが3時間とかやっちゃったものだから、時間がありません。というわけで、こういう場合は一番興味が向いているもの、アズレンで書いちゃうのがきっといいのでしょう。明日からイベント、いや、イベントじゃない? いや、イベントでいいのか。いつもよりちょっと長いメンテナンスがあって、それが明けたら、特別建造やらなんやらかんやら、いっぱいたくさん、てんこもりです。

生放送、こういうのはあんまり見ないのですが、今回はなんだか見てしまって、それはダイヤだか指輪だかが貰えるという、その頭数に加わろうといういやらしい魂胆あってのことかも知れません。

けど、見てみたら、面白かったですよ。前半のいろいろな情報を公開しますっていうやつ。レベル100に達してる艦のトップとレベル120に達してる艦のトップ、その傾向の違いっていうのが濃厚にその時々の演習事情を反映していて、レベル100トップがエンタープライズで、120となると長門にとってかわられる。ベスト10見ても、レベル100では出てこなかったオーロラ、神通、でもって赤城加賀なんかも上位に上がってくるの、ああ、今の演習の傾向が見事に出てるよなあ。ほんと、これ、面白いほどにあからさまだと思いましたよ。

まあ、長門1位には自分も加担しとるんですが……。

アズレンはゲーム内にチャットがあるので、そこで、いろいろ発表されることを予測したり、感想いいあったりしてるのが大変楽しかったです。正直、このゲームをはじめた当初は、ゲーム内チャットとかわずらわしいだけじゃない? とか思ってたんですけど、情報交換したりね、してるうちに、だんだんと親しくなってきたといいますか、ゲーム勢ならぬチャット勢みたいのが相当数存在するのもわかるようになってきました。自分はチャットよりもゲームなんですけど、そういいながらもチャットしてる時あるなあ。あの、メンテに入る直前の、I'll be back連打とか好きなんですよ。他愛もないことなんですけどね。

明日からはじまるイベントでアヴローラが入手できる、というので早まってメンテ前にハードを消化しないよう気をつけないといけないとか、メンテが10時からなので、夜から朝にかけて演習を10回分消化しとかないといけないとか、いろいろ注意しておくことがあって大変です。

あと、メンテ明けたらはじまる限定建造。いつもよりピックアップの提供割合、低いやん! もうひっくりかえりそうになってるわけですが、いやあ、出るかなあ。出てくれるといいんだけど、こないだのフランスイベントでダンケルク、なかなか出なくって、えらい苦しんだものなあ。今回はすんなり出てくれること、祈るばかりですよ。

とりあえずキューブを400ちょっと確保して、それから資金ですね、7万持ちスタートくらいはいけるかな。ほんと、序盤の10連で揃ったりしたら嬉しいんだけど、そうそう都合よくことは運ばないよなあ。ほんと、ガチャなんてなくなればいいのに……。

と、めでたい一周年とかいいながら、やたらネガティブになっているわけですが、不安になっても楽観視しても結果はおなじなわけで、まあー、気楽にいきますかー。とりあえず、福袋が楽しみですよー。

2018年9月12日水曜日

思い出し語り: 千葉なおこ

 毎月10日からの週はすっかり寂しくなってしまって、かつては12日にジャンボ、13日にラブリー、16日にきららミラク、そして17日にはファミリーと、立て続けに四コマ誌の発売される濃密な週であったのが、今はもう昔、十日間もの間、まったく雑誌を買わない週と変わり果ててしまいました。ジャンボファミリーが休刊して随分たつというのに、いまだに12日、17日になると、なにか忘れてしまっているような感覚にとらわれて落ち着きません。かつて落ち着かなかった13日16日は、残念といっていいのでしょうか、もうすっかり雑誌の発売されないことに慣れてしまって、時のたったことを思い知らされます。

私が四コマ雑誌を読むようになったのは『まんがタイムラブリー』がきっかけでした。バイト先の控室に放置されていたラブリーを読んだのが運の尽き。自分の知っていた四コマ誌とは随分毛色の違った誌面に、へえ、こんなのがあるんだ。ゆるいギャグ、可愛い絵柄、いわゆる萌えとまではいかないけれど、四コマ専門誌といえばどこか古くさい、そうしたイメージを払拭するには充分な意外さでした。

たまたまラブリーを手にして、それで講読するまでになったのは、気になる漫画があったからです。見た目こそは可愛いのに、シュールというかナンセンスというか、どことなく不穏な雰囲気のにじむ漫画。千葉なおこの『OLパラダイス』。これがどうにも印象に残って、だって、主役というかヒロインというか、広田さんがどうにもつかみどころに欠けるキャラクターで鮮烈。この人だけ、セリフがすべて書き文字で、ふきだし使わないでしゃべっているのもなにか異質さを感じさせて、全体としてはほのぼのオフィスものだというのに、なんだろう、ちょっと落ち着かないんですな。

こうした、ちょっと普通じゃない感触を混ぜてくるのが千葉なおこのテイストだったんだろうなあって思います。当時、他にもいろいろ人気の漫画はあって、一癖あるもの、ひねったものも当然あったのだけど、千葉なおこみたいにじわじわとハズしてくる感じはちょっと珍しかったと思う。なんか特別で、そこが人気の理由だったんだろうなあ。

千葉なおこは芳文社からは4冊単行本を出しています。『ラブリー』のみの掲載で、1巻は1999年。充分に原稿が溜まった状態だったんでしょうね。予想以上に売れたのか、2000年、2001年と立て続けに単行本が出てるのがその人気をうかがわせます。この頃のまんがタイムコミックスはひと月に3冊しか出なかったのに、コンスタントに枠を獲得してるところから考えても、きっと読者から支持されていたのでしょう。

『OLパラダイス』の完結後、『オクトパスサーカス』という漫画がはじまったのですが、これが第2話掲載をかぎりに休載。『まんがタイムきららキャラット』に『一日一禅』が載ったのを最後に、千葉なおこは芳文社の雑誌からは姿を消したのでした。これ、当然続くと思っていた漫画が突然載らなくなったことに当時読者は困惑していろいろ憶測したりしたものでしたが、なにしろ続報がないものだから、これ以上はどうしようもない。描けなくなったのか、描きたくなくなっただけなのか、なにかトラブルがあったのか。別名義で活動していることは知られていたけれど、芳文社での活動が再開することはなく、今にいたります。

今となっては千葉なおこを覚えている人も少ないかも知れません。ですが、少なくとも私にとっては、一時代を代表する作家のひとりです。

  • 千葉なおこ『OLパラダイス』第1巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,1999年。
  • 千葉なおこ『OLパラダイス』第2巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,2000年。
  • 千葉なおこ『OLパラダイス』第3巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,2001年。
  • 千葉なおこ『OLパラダイス』第4巻 (まんがタイムコミックス) 東京:芳文社,2003年。

2018年9月11日火曜日

『まんがタイムきらら』2018年10月号

『まんがタイムきらら』2018年10月号、昨日の続きです。

『佐藤さんはPJK』。今回は水鉄砲バトル! これ、なんか面白いな。めい発案で、ほぼ無理矢理の水鉄砲バトルが勃発するんですけど、みんな付き合いいいよね。しかも渚まで引き込まれていて、ああ、前回のあのステルス技能、PJKから興味持たれてしまったのが仇となったか。やっと解放されたと思ったら、早速めいに目をつけられてるっていう、ほんと不運。それから、なんか思い付きでしゃべってるっぽいめいに、次々入るつっこみのテンポよさ、これがよかったですね。でもって、ステルス合体。渚はほんとにステルスするんだ! でもめいは消えない。浮いてる!? 何あれ怖っ! このくだりほんと面白かった。水鉄砲バトルで大人気ないといいますか、超高圧ウォーターガン投入しようとするめいとか、いやいや、それ、危ない危ないよ。でもってPJKと渚の超高度バトルも面白く、というか、千春、めちゃめちゃ振り回されてるね! しかし今回、これでなんだか皆が仲良くなってハッピーエンドっぽくなってて、いやはや、よかったです。めいに渚、いいキャラですよ。あと千春のつっこみ、実にいい。

『おとめサキュバス』。ああ、やっぱり次回で終わるんですね。シェイプシフターに憑かれてしまったルナを助けるために、夢の中まで助けにいきます。いや、しかし、ヴェロル、この人、美しいですね。扉絵のヴェロル、最高だと思います。さて、素直で前向きなキュリアの魅力、しっかり描かれたその後に、ルナがまさしくそのキュリアの魅力にやられてるっていう描写が続くの、おかしかった。めっちゃ気を使ってるヴェロルもまたおかしいの。でもって、シェイプシフターが付け込んでくるキュリア、ヴェロルふたりの弱味、その微妙さもおかしくて、キュリアの考える男像がほんとに意味不明で、ただその肉体を誇示するだけなんか。無害だ! そしてヴェロルの弱味って田舎のおばあちゃん!? ほんま、ヴェロル、いい子だ……。今回、ルナを助けたい、その一念で、苦手を克服すべく踏み出したキュリア。ええ、この子、ひとつ壁を超えることができましたね。はたして、この一歩が評価されることとなるのか。長く停滞していたこの子の課題、これが結果に繋がるといいですね。

三者三葉』。今回はバレンタインの話題。チョコ交換に盛り上がるグループがあらば、まったくそういうのに興味ないグループもあって、ああ、しぼむ西山の期待が今日も悲しいよ! でも、その西山のこと、葉山ちゃんがちゃんと気づいてあげられたというの、すごいよ、新たなステージに到達した感ありました。でもって、小田切レシピの蔓延。最初は小芽に教えた簡単レシピが、葉山ちゃんにも伝染して、さらには西山、近藤にもか! あの手作りドーナツだらけになったバレンタイン当日。けど、そのできがまちまち、あるいはこれも個性ですね。というか、葉山ちゃんが危険領域に向けて歩みはじめてるんですが、ほんと、この姉妹はいったいどこへ向かおうとしてるんでしょう。妹は普通(!?)だと思ってたんですが、甘かったようですよ。

My Private D☆Vはルッチーフ、『奥さまは新妻ちゃん』の方であります。描かれたのは新妻ちゃん。キャプションに「いろんなシチュエーションの胸が好き」とあるように、いろんな胸のありようが描かれて、なるほど作者さんは胸がお好きでいらしたか! って、わかってた、そんな気はずっとしてた。だって、漫画見てたらわかるよね! その素直さ、ストレートさ、自分の好きを漫画においてもつらぬく姿勢、それはよさであると思います。

2018年9月10日月曜日

『まんがタイムきらら』2018年10月号

『まんがタイムきらら』2018年10月号、一昨日の続きです。

『けいおん!Shuffle』。真帆、いろいろ抱えていたんですね。メインの部活はバスケットボール部なんだ。けど、足を怪我したせいで、練習には参加できていないんですね。これ、気持ちのものなのか。バスケットはできない、勉強もできない。なにもできない自分に焦り、プレッシャーを感じて、身動きとれなくなってしまってる。そんな真帆の悩み、紫、楓が受け止めてくれたんですね。無理に軽音部に誘っちゃったんじゃないかって、迷惑だったんじゃないかって、紫、楓が真帆のこと心配して、そうしたら真帆のほうは、皆に迷惑かけるんじゃないかって。この互いに心配を、不安を打ち明けて、けど大丈夫だって、皆で相手のこと思いやって、その結果、仲をより深めていくというの、ええ、実によかったと思います。あの、真帆の表情の変化とかね、でもってなんだか粗雑な紫の扱い! でも、これ、今回はなんかその粗雑さ? 近しさの表れとも感じられて、なんだか不思議なものですね。ふっきれた真帆、いい表情でした。

『初春が咲く』。勉強会の様子、なんかゆるくて面白いなあ。特に成績が悪いわけじゃないけど、友達に学年6位がいるからといって勉強会やってみる。なんかめずらしい展開かも。たいてい誰かがピンチだからってなるところ、この漫画は特に誰も困ってないけど勉強頑張ってみようって、すごいな、皆、優秀だ。まぶしくて直視できない。で、ちょっと頑張ってみたみどりがばっちり結果出しちゃって、学年6位を超えちゃった。これも面白いなあ。頑張ったって褒めてもらって嬉しかったんだろうな、今度なにかおごるよって、けどそれが肝心の柚子に通じてないっぽいのも面白いです。そして後半。柚子が街中で助けた迷子の女の子、舞衣ちゃん。この子が新庄の妹だっていうんですね。この出会い、いつか活きるのでしょうか。今のところは、すぐになにかにつながるような感じはないっぽいですね。

『がんくつ荘の不夜城さん』。今回は白仙がいかに可愛いか、それを押し出した感がありますね。羊ケ丘から単調と指摘されて、どこか取材にいきましょう、盆踊り大会いきなさい。それでひとりで取材に出たら、翌日、白仙ちゃんから自分も誘え、今日もいくって、思いがけず連日の取材となってしまった不夜城さん。それで見事にエネルギー使いきってるのが不夜城さんって人なんでしょうね。さて、今回は浴衣ではしゃぐ白仙ちゃん。腕なら組んであげますよ白仙ちゃん。でもって照れて、ちょっとわがままいって、そしてあの踊ってる白仙ちゃん。なんというのか、ふたりのちょっとぎこちないデート見せられてるようで、微笑ましいというか、遠い日の花火のようでありました。

2018年9月9日日曜日

『まんがタイム』2018年10月号

『まんがタイム』2018年10月号、一昨日の続きです。

『瀬戸際女優!白石さん』。意外なところに出会いって転がってるんだなあ! というか、兄さん、危ない危ない。自宅でサスペンスものの練習してたら、その悲鳴を聞き付けたお隣さんが助けにきてくれた! のはいいけど、ベランダ超えようとして落ちそうじゃん。危ない危ない。案の定というか、白石さんがこの朴訥な正義漢に惚れそうになっちゃって、そしたら翌朝、子供がいると判明。でも妻に先立たれているのか……。この、いわば好条件、なんとかして活かそうとするのかな? そう思ったら、娘さん、ひなこがグイグイくる。無邪気に見せて、しっかりばっちりパパと白石さんをくっつけようと画策するあの立ち回り! いやもう、白石さん、負けてますなあ! ほんと、なかなかに将来有望そうなお嬢さん、わくわくさせられます。

『見上げればいつも妹が。』。スキンケアに余念のない遥。なんでかって、そうか、ツブテの肌がモチモチだから、負けちゃあらんないって頑張ってるのかあ。遥に恋人ができたりしたんじゃないか。その可能性に揺れるコツブですが、妹の恋愛に口出ししたりするのかい!? 悪い兄さんになるのかい!? そう思ったら、ああ、やっぱりツブテはいいやつだなあ。心配してるんだって、でもって遥の選択を尊重する姿勢を見せる。ええ、いい兄だと思いましたよ。とまあ、いい話だったんですけど、大杉、この人、やっぱりイカします。どうして化粧を覚えたんだ、ツブテに聞かれて、もしもの時に備えてと答える、そのもしもの時が酷い。目の前に女装したい男の子がいたらいつでも化粧してあげられるようにって、そんなもしもはない!

『ウレ漫とガケ漫』。ああー、白井氏、連載が打ち切り、次号で最終回なのか。それをね茜もちづるも気にしてくれていて、そのふたりの心配の仕方がちょっと違うのが面白い。積極的に気にするちづると、言葉にはしないけれど白井のためにはやく仕事終わらせようとしてくれる茜と、でもほんとふたりとも、白井のことよく考えてくれて、漫画もね応援してくれていて、いい子たちだなあ。最初はちづるがショックだって、白井の前で落ち込んでみせてくれて。そうかと思ったら、茜の方が過激。納得できない。編集部に抗議の電話って、すごいな。そうか、茜。ただ白井の漫画が好きだったってだけじゃなく、自分じゃ描けないもの、その自分にない可能性も楽しんでいたんだな。その茜、あんなにも白井のことで泣いてくれて、この共感力! ほんと、ここまでこの子、感情を露にするだなんて、最初は思わなかったなあ。それだけ白井のこと、近しく思ってくれてるんだな。なんか、じんとしますよね。

2018年9月8日土曜日

『まんがタイムきらら』2018年10月号

 『まんがタイムきらら』2018年10月号、発売されてます。表紙は『けいおん!Shuffle』。真帆、紫、楓、三人が整列するみたいにして、背を押していってるかのようなその様子。なるほど、3人で踏み出す新たな一歩! はつらつと元気で、そして本編の内容を思わせるその様子。ええ、皆、一緒に、仲間になっていく、そんな雰囲気がこのイラストからも感じられて、実にいい表紙であります。

『さかさまロリポップ』。お父さん、いけませんよ! 妹第一主義を謳う家。妹、詩月がドーナッツを望めば、夜でもドーナツ作らないといけない。なるほど、子役、モデルをやってる妹がこの家の大黒柱で、父は娘の稼ぎに乗っかると決めて仕事もやめてしまったと。これ、母が専業主婦だっていうんだったら、ヒモは父ひとりなんじゃないのかい? そうだよ、姉、柚希にドーナツ作らせるんじゃなく、パパさんがお作りなさいよ。ねえ。姉、柚希は結構、妹のわがままに振り回されてるみたいだけど、妹のことは好き。妹も姉のことが好きみたいで、ギスギスしたりはしないみたいですね。妹のわがままも、姉と一緒にいたい、その気持ちゆえのようで、一緒に風呂に入るためについた嘘。あのくだりとか、妹の手管、見事なものありました。しかし、これ、姉は姉で妹を独り占めしたい? そこまでじゃないのかな? でも、お姉ちゃん、妹、小学生の勉強がわからないのはマズいと思いますよ。

『先輩後輩関係』。コウハイちゃんのことが大好きで、休み時間には教室までやってきてベタベタしていくセンパイちゃん。帰りには家までついてきて、勝手にギター弾いてみたりして、いや、弾いてはいなかった。抱えただけだ。思い付きでいろいろいっちゃうセンパイに、コウハイが振り回されたりつっこみ入れたり、セリフメインで進んでいくナンセンス寄りの漫画です。アディオスを重ねてくるところ、でもって最後のコウハイのイヤです。このイヤですにはくすっとさせられました。

『おもいあい!』。ヒロイン星宮雪乃は、前の席の男子、東十条のことが好き。というか、好きすぎて挙動不審になってる。話しかけられたら、額を机にはげしく打ち付けて流血。傷に貼るようユキノシタわたされて、今度は鼻血。あまりに奇行がすぎる! 雪乃が東十条を好きなこと、皆が知ってるその理由も酷い。そうか、拝んでるんだ。東十条のこと好きになった理由も、肉体労働しているその姿見て、逞しいって、あの汗に溺れたいって、雪乃、変態に肉薄しとるなあ。東十条はビンボーなのかな? バイトして、小銭にも執着を見せる東十条。けど、意地汚いようには見えない、まっすぐさが眩しい好青年でありますね。対し雪乃の酷いこと! いくら東十条のこと好きか知らんけど、そのシャツにしみこんだ汗、美しいって形容しちゃうんだ。で、嗅いで卒倒。倒れてるの、東十条が担いで運んでくれたんだけど、土嚢みたいに担がれてるって、青くなりながら見守る雪乃の友達、凛子が面白かったです。これ、雪乃の気持ち、一方通行? おもいあいのあいの部分、この先出てくるのかな?

『最強魔導士のお母さんは娘の成長が気になりますっ』。魔導士みならいのルルネとその母、ルミネ。ルルネはかなりできが怪しい感じの子ですが、なるほど、母は最強の魔導士。公園で練習する娘を遠く見守り、しかもいろいろ干渉していくスタイル。娘が爆発魔法を使ったら、口でドッカーンと効果音。娘は母に干渉されるの嫌みたいですね。だからバレないように、身を隠しながらの干渉なわけですけど、ダダをこねる娘をなだめるために使い魔の鳥を使ったりと、そのやり口は多様である模様です。今回はルルネの友人? 同じく見習いのミミコがとり豚なるモンスターをトレインしてきてさあ大変。というか、ミミコのぼうこうが大変……。今回、とり豚の撃退にこっそり母が力を貸したわけですが、これ、ルルネが自分の能力、見誤ったりしないのかなあ。なんかそういう素振りは見せないルルネ。でも、いざとなったらちゃんと魔法も使えるって、そんな勘違いしそうなシチュエーションでしたよね。

『妹は優等生をやめたい。』。エリート校で学年一位のあやめが日々のプレッシャーに耐えかねて、双子の姉に入れ替わりを依頼する。なるほど、妹は学業優秀。対し姉は運動優秀なのか。姉、つばき。妹にお姉ちゃんと甘えられてうかうか入れ替わりを容認してしまうんですが、当然勉強なんてわからない。それを、昨夜頭を強く打った一辺倒で乗り切っていくっていうんですね。まさに綱渡り。けど、さすが良家の子女というべきなのか、誰も疑わない。その素直さは、むしろつばきが心配になってくるレベル。あやめにべったりの四条院桜。この子とあやめの親密度合い、どれくらいかわからないのだけど、つばき、友達だろっていっちゃって、呼び捨てでいいよっていっちゃって、勝手に仲を進展させていっちゃってるんですが、これで大丈夫なの? 後々影響あったりするのかな。さてところであやめですが、こちらはつばきの代わりをやっている。こちらはこちらで、全部風邪気味で乗り切るんだ。こうしたあたり、似たもの姉妹なんでしょうね。

『たびひよこ』。背に旗を背負ってる旗持ちと編笠かぶってるぼんちゃん、ふたりの旅模様描いた漫画。ぼんちゃんは編笠におこじょを乗せてるんですが、最初、しゃべってるの、このおこじょかと思いました。宿場町で出会った女の子、いつもからかわれて困ってるというその子に、笑顔を絶やしてはならぬ、アドバイスしてその悩みを解消するって話なんですね。そのくだり、明るい笑顔だっていってあげてるけど、その子の笑顔、結構悪い笑顔よ!? 無理してる? ねえ、無理してる? でも、ぼんちゃん、それでもその子が萎縮しないようにポジティブな言葉をかけているのだろうなあ。そして、この作戦、うまくいくんですね。最初、威圧させて撃退する作戦なのかな? そう思ったけど、ちゃんと両者の誤解もとけて、和解して、それで自然ないい笑顔見せてくれて。この展開、シンプルで、悪くなかったです。

2018年9月7日金曜日

『まんがタイム』2018年10月号

 『まんがタイム』2018年10月号、発売されました。表紙は『おとぼけ部長代理』、大きなハンバーガーをいまにも食さんとしているところ、なるほど食欲の秋でありますね。『花丸町の花むすび』花子は、自分で握ったおむすびなのかな? 食べていい笑顔です。『銭湯の女神さま』恵は湯上りの牛乳。『茨城ってどこにあるんですか?』鈴子は納豆ごはん、ああこれもまた茨城ですね。

ラディカル・ホスピタル』。女性医師の問題、時事取り上げてきましたね。いろいろ諦めてる? そんな患者さんと赤坂先生のやり取り。女医なんて選ばれしエリートなんだろう、自分なんかとは住む世界からして違うんだろう。そうした思い込みが晴れていく過程。丁寧に、自分とは違う、そう思っていた人も自分と同じような経験をしているんだ。そうやって人を理解していくということ、説得ではなく共感でもって変わっていくというところ、大変よかったと思います。でもって、病院の環境、医師の労働環境についての話や、主治医離れについてなどね、この主治医のくだりで榊医師のこと、自分とは違うみたいにこの時点では思ってたのかな? その赤坂医師が最後には自分も同じかって気づくのね、面白かった。これ、人情ってやつなのかな。こうした助けたい、支えたいという気持ちや責任感、主治医がついてくれていて安心する気持ち、よくわかるからこそ、この医療の現場の問題、難しいのかも知れませんね。

『ハニトラなんか怖くない!』。どこか怪しい山田さん。この人、綾小路のことが好きで、なんとかしてお近づきになろうと思ってアプローチしてるのかと思っていたんだけど、なんか、なんか違ってきている!? 冒頭の紹介四コマでは、意外や、というか異様に素早い山田さん。その片鱗が描かれて、続いて始まる本編では、山田さんの興味をまたまた誤解している綾小路かな? そう思って読んでいたんだけど、いや、話が進んでいくと、やっぱり山田さん、怪しいよ!? 綾小路の監視、意中の相手をついつい追っちゃって、とかいうレベル超えてるものな! ストーカー? いや、監視だよね。でもってそしてあの体術! 山田さん、忍者なの!? 親族に派遣戦士とかいたりしない!? いや、ほんと、前回の立花さんといい、綾小路の心配、杞憂ではなかったりするのかも? 一筋縄ではいかない感じ、させてきてますよね。

『となりのレトロガール』。80年代からタイムスリップしてきた夏川椎子。この人のカルチャーギャップ、今回はスマートフォンを取り上げてるんですけど、あまりの変化についていけなくなった時の表現、あれがおかしくって、突然のファンシータッチ、でもってポエム。確かに、これ、80年代風なのかも知れない。やたらとおかしくってですね、そうしたらラストにとどめの一撃。ファンシータッチにローマ字コメント! ああー、80年代ってこんなだったー! 強烈に面白かったです。しかし、本線はやっぱり小坂俊史のテイストですよ。スマートフォンを持ち帰る気まんまんの夏川椎子。持ち帰って、しかるべきところに持ちこめば、きっと20年ほどその登場ははやまる! って、歴史改変だ! こうしたSF的要素も面白い。今井現の葛藤も、結構シリアスな感じに持っていくんですね。

『年上お姉さんと恋の壁』。ゲスト扱いなのかな? ちょっとこれまでの読者層とは違う層にも届けたい、そうした意欲が感じられるといいましょうか、なんと、ワイド四コマ。『大奥より愛をこめて』もそうですが、これまで芳文社ではあまり見ることのなかったワイド四コマをこうして立て続けに打ち出してくるところ見るに、ビジュアル重視で、今風の誌面に切り替え、新しい読者を掴んでいこうという模索が感じられるのですね。さて、恋愛ものですよ。昔好きだった近所のお姉さんが7年ぶりに帰ってきました。主人公、勇吉の初恋の相手だったのか。勇吉、高校2年生。ということは別れたのは小4の頃かな? 柔道に打ち込みながらも乙女系男子という勇吉、ぶりかえした初恋に戸惑いながらも、いまだ子供扱いされている自分、こいつはなかなか手の届くようなものではないぞ。これが恋の壁ってわけですね。さらに、このお姉さん、佐倉亜子、ここに戻ってきた理由がラストで判明。勇吉の通う学校に、新任教員として赴任してきたのか。かくして教師と生徒の間柄、さらに壁は高くなって……、という歳の差に加えて、立場の違いも超えないといけないってわけですね。

2018年9月6日木曜日

『まんがタウン』2018年10月号

『まんがタウン』2018年10月号、昨日の続きです。

『小春さん、ずれてない?』。小春、イメチェンですよ。いわゆるヤマンバメイク? 実家の母に教わって、昔のはやりの姿で戻ってきたんですね。でも、ファンデーションで色つけてるだけか。実家で両親と話をしてるの、冬樹が順調に女子と勘違いされていったりね、でもって小春が順調に自分はいい女だって、男を見る目もあるって勘違いしていくの圧巻でした。冬樹は、いつも小春となんだかんだ一緒にいるわけだけど、つまるところいつか小春とつきあうことになるんじゃないのか? みたいなこと思っていたわけですが、そうか、冬樹は冬樹で恋人をつくるべく動いていたのか。そうしたことが描かれた今回だけど、小春の介入で一発でおじゃんになる。うん、これ、小春と関わり持つことで、自然小春側に追いやられることになるのだな。怖るべき、無意識囲い込みであります。

『みんな猫に恋してる』。島田課長が帰ってこなくなって1週間がたとうとしている曽井谷物産。皆、心配しているわけですが、なかでも鹿目が深刻なダメージ受けていて、ずっと上の空。けど、やるとなったら違いますね。課長を探しています。チラシを作って、社内、社外問わず多くの人を巻き込みながら、課長探しを本格化させるんですね。しかし、課長の戻ってこないことに涙を浮かべるその姿。あれ、よかったですね。ただ悲しんでるだけでない、悔しさにじませるところ、情の深さ思わせます。そして彩月ママとの衝突。さすがや。しかし、今回、新しい展開が開かれたと思っていいのでしょうか、戻ってきた課長が子猫連れていて、これ、課長の子? 鹿目、彩月ともに敗者感満載になるところ、いやはや、おかしかったですよ。

『新婚のいろはさん』。これ、素晴しかったな。スーツを着ている始くん。その姿、いろはさんがもう大絶賛していて、そうか、この人、スーツフェチであったか。しかし、なぜ始はスーツなぞ着ているのだろう。展覧会? ええっと、普段着じゃあかんの? 美術館か知らんけど、わりとみんなカジュアルだけどなあ。そう思ったら、ああ、恩師の展覧会。時偶エニモ先生に会って挨拶するってわけですね。しかし、エニモ先生。明るく快活、気さくで、始のスーツに大爆笑。けれどこの人が、いろはの挨拶を受けて、見事にシリアスな表情見せるんですね。そうか、始のこと頼みますって、親心ですなあ。そして始は始で、師匠に向けるその信頼と恩義。ああ、このふいに見せるシリアスな表情。これ、いろはでなくともぐっときますなあ。ええ、今回、ライト、カジュアル、コミカルの中に、シリアス、生真面目な表情見ることができて、深み、感じさせるものありましたね。

『ちこはゲーセン一番星!』。今回はプリ機の話題です。というか、扉絵見て、最終回!? 一瞬慌てましたね。ええ、この漫画、かなり面白いので、このままうまいこと続けていってくださいよ。ほんと、お願いしますよ。プリントシールの機械を入れ替えることになったのですが、じゃあ残ってるシール、使いきりましょう。それでちこがシール撮りまくるんですけど、友達いないからあまり撮ったことがないとか悲しい真実が明らかになってしまったり、でもって最近のプリ機の機能向上に四苦八苦したりと、ほんと、この子、面白いなあ。でもって、美化機能でもってきれいなちこができあがるの、これ、おかしいなあ。違う漫画のキャラみたいよ!? 今回、最後の一枚をチーフ、河合さん、そして常連淳海、いつもの皆と一緒に撮るというのがね、なにか特別な仲のよさ思わせて、よかったんですね。自然体のちこ。河合さんから店の仲間といわれて嬉しそうな淳海。ちこもですよね。この、年も離れてるし、もしこの仕事してなかった合わなかっただろう人たちが、こうして仲良くなってるという、その情景がなにより素晴しかったです。

2018年9月5日水曜日

『まんがタウン』2018年10月号

 『まんがタウン』2018年10月号、発売されました。表紙は『新婚のいろはさん』、いろは、始のふたりがピクニックといった具合でありますね。ふたり、センドイッチを食べてるんですが、始がですよ、もう本当においしそうに食べてるの。ああ、これはいいですね。サンドイッチ、食べたくなりますね。他に秋の果物持ってる『新クレヨンしんちゃん』しんのすけのカット、そして新作4本のカットがございます。

『ビギンはもうすぐ閉店します』。そろそろ閉めようと思うんだよが口癖の理髪店店長。半分本気、半分は単なる習い性。閉店が差し迫ったリアルになってるわけじゃないけど、体がしんどいのも事実なんだよなあ。そんな感じなのではないのかな? そう思わせるところありましてね、でもって気心知れた常連客にボヤくんでしょう。それもまた定番のやり取りと化してるんでしょうな。そんなところに、クールフェイスの女の子がやってきて、やめるならこの店をくれという。この子と店主、その交流が主となるのでしょうが、第1回はまだどういう感じなのか、雰囲気つかむ程度にとどめられてる感じですね。

『荒澤さんのイマジナリーフレンド』。頭の中に親友ならぬ心友がいるという荒澤律さん。真面目、生真面目、クソ真面目。そんな印象の律なのに、頭の上には律にしか見えない空想上の友達、トモちゃんがいる。真面目にしてる律の、ちょっとハミ出したい、そんな気持ちの現れなのかな? そう思えるくらいに自由な発言するトモちゃん。このトモちゃんが律にとってのよき相談相手で、あるいは精神安定のためのカウンターウェイトになっているって感じなんですね。これ、トモちゃんも本当は自分であるということ。いずれかは律の多面性のひとつになったりするのかい!? みたいにも思われて、けれどそれはちょっと寂しいことであるかも知れませんね。ずっと一緒にいられる誰にも見えない友達。今後もずっと一緒? に、自由な発言くりひろげてくれるのでしょうね。

『うみゃーがね!名古屋大須のみそのさん』。名古屋出身の夫が作ってくれる料理は、名古屋のテイスト満載で、トーストにはあんこ。でもって、サラダには台湾ミンチ。註釈に決して台湾料理じゃないって書いてあるの、面白いですね。台湾ラーメンとかもそうなんですよね? 結婚2年目の御園夫妻。妻はさくら。夫は竜也。この夫が、名古屋めしについて書いたり教えたりしているというんですね。料理研究家。いろいろ考えて、試作して、妻に試食してもらって、という、お手軽でおいしい料理の数々、これからも紹介していきますよといった具合。今回はスナックサンドを揚げ焼きしてみましたというの、これ、ハイカロリーだな! 揚げるよりも手軽。パリッとサクッとして、ホットサンドみたいな食感になりそうですね。しかもこの料理、実際に作者が作って紹介して好評だったものだっていうのが売りになってるんですね。これ、漫画として読ませるだけでなく、さらに料理を紹介するという、一粒で二度おいしいタイプの漫画ですね。

『はつくい転校生』。こちらは料理を食べる女子高生もの。なかなかアクロバチックな前提用意してきましたよ。だって、数十年、外部との接触がまったくなかった、陸の孤島のような村で育った女の子、晴野初美が主人公。食に関する知識は、すべて祖父の蔵書から学んだ。なので、あらゆる食が彼女にとってのはじめての経験であるといってもいい。そんな初美が、今回はじめて食べるのがカレーだっていうんですね。カレーと聞いて興奮しだす初美。学食のありふれたメニューが初美にとっては話にこそ聞いたがいまだ知らざる食。どうやって食べるのか。そしてどういう味なのか。食べる、そしてその感想、理屈っぽいな! けれど、その興奮をともに食べる様子はまわりの子たちにも影響して、ああ、カレーを食べたくさせるというわけですね。これ、こうしていまだ知らぬ憧れの味に初美が出会っていく、ちょっと特殊な食事もの。彼女の感じる新鮮味、それがどのように表現されるか、その一味が独自性の鍵でありますね。

2018年9月4日火曜日

艦隊これくしょん -艦これ-

台風、大変でしたね。うちは目立った被害もなく、少々雨漏りがあった程度ですみましたが、Twitterとか見てると、屋根が飛んだり車がひっくりかえったり、空港が水没したり、あと大停電? とんでもない被害が出ていておののくばかり。それなりの被害は出るのだろうなと覚悟はしていましたが、それどころではない。想像以上に酷い状況になっていました。

さて、艦これは9月7日、今週末からイベントなんですってね。先日、HTML5版がリリースされた艦これですが、正直なところイベントについては不安ばかりでした。なんといっても安定しない。ブラウザが大量にメモリを消費して落ちる。これ、イベントはボス戦でゲージ破壊した! と思ったところでブラウザ落ちたりしたら、もうやってらんないよなあ。そう思っていたのですが、どうやら光明見えてきた模様です。

常にというわけではないのですが、艦これをプレイする時、アクティビティモニタを開いてCPU使用率やメモリの状況をモニタしていたんです。そうしたら、CPUはわりと余裕持って動作してることがわかりました。対し酷いのがメモリの状況で、2.85GBを確保、作成されたスレッドは1900を超えて、こうなるともう駄目。ブラウザの動作も怪しくなって、ちょっと戦闘が長びくと落ちる。

これは駄目だなとしばらく観察をしていたんですが、ブラウザを起動してなにもしていなくてもスレッドが100ほど増えて、その後、2-5に出撃、2戦して帰ってきたらさらに200ほど増えているといった具合。そうして増えたスレッドがだんだん積み上がって、ついには千を超えると動作が怪しくなる。戦闘時のアニメーションがガクガクしはじめて、まあ、ついには落ちるんですな。

昨日、艦これ専用ブラウザを作ってる人に教えてもらったんです。CoreAudioのスレッドが馬鹿みたいに増え続けてる。だから、もしかしたら、音声を全部オフにしたらスレッドの増加、ひいては大量のメモリの確保を抑制できるのではないか。

それで昨日から音声オフでプレイしているのですが、ええ、確かにスレッド増えません。一時的に増えても、すぐに落ち着いて、ええと、だいたい24とか25になりますね。おおお、1900とかいったいなんだったんだって話ですよ。

メモリまわりが安定するようになるとブラウザの動作も安定するのか、途中で落ちることはなくなりました。おそらく、艦娘のセリフひとつひとつ、あと効果音のひとつひとつがそれぞれメモリなりなんなりを確保して、解放されないんだろうなあ。不要になって消される数よりも、新たに確保される方が多く、結果、メモリを大量に抱え不安定になる。

なので、ブラウザごと落ちる、あるいはメモリを大量に確保して不安定になるといった症状に悩まされてる人は、音声をすべてオフにするのがよいのではないかと思います。

とはいえ、これですべての問題がクリアされたわけではなく、戦闘中に画面の更新がされなくなってリロードを余儀なくされる不具合は今日も遭遇したので、戦闘が長引いた場合、画面のフリーズ(?)で戦果がパーになる可能性はゼロにはなってないんですが、ブラウザが落ちることを考えたらずっと問題は軽微です。

艦娘全員に声がついているというのは艦これの大きなアドバンテージで、魅力であると思うのですが、動作の安定にはかえられない。残念ながら今後の艦これは、ノーボイス・ノーミュージックでいく他なさそうです。

  • 艦隊これくしょん -艦これ-

2018年9月3日月曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年10月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年10月号、先日の続きです。

『エクソシストと首輪の悪魔』。登場人物が増えて、展開の幅も広がったっていったらいいんでしょうか。いい感じだと思います。秀翔と仲良くなりたいという司。それ聞かされたアルマもシュリエルも、まるで無理だといわんばかりの対応。いや、まるでじゃないわ。はっきり無理といってるわ。司も司で、具体的な方法は思いつかないようで、しかしそれにしても星に祈るってのは迂遠すぎますよ。ロアがいかします。クローゼットからのエントリー。さらに司を自身の同類とみなしてのアドバイス。役にたってるのかどうなのか。いや、探りを入れるとか、基本というか真っ当な策ですよね。まあ、それでやっぱり希望は断たれるわけですけど。残る手段は催眠術? どんどんダーティな方向にいっちゃう面々ですが、結局今回は秀翔がわりと普通の悩みごと抱えてたり、自分なりに気をつかってたりしてるってわかるところが大きくて、ええ、この男、そうそう悪いやつじゃないんだって、アルマともなんか信頼感みたいなの深まったようで、驚きのハートウォーミング感。でも悪くない読後感でしたよ。

『ふじょ子とユリ子』。ふたり、浴衣を着てお祭りにいきました。かめかめ祭。元々のお祭りに魔法少女かめかめがタイアップっていうけど、タイアップどころじゃない、かめかめがメインみたいになってるよ? いった先いった先でキャラものの食べ物やら花火があって、ほんと、かめかめメインだ。でもファンには楽しい、嬉しいお祭りでしょうなあ。うきうきしているふじょ子、いい感じでした。でもって、ナンパ男がふじょ子、ユリ子に寄付かない理由、まさか岡本さんが実力を行使しているって! ほのぼの、いちゃいちゃ、のどかなお祭り風景を影ながら支える努力。けど、こういう警備態勢あれば安心して遊びにいけるって思う人も多そう! みたいなこと思ったんですが、いや、岡本さんはふじょ子、ユリ子だけにこの威力、発動するんでしょう。そういや勝手に、この祭が岡本さん主催みたいに思ってましたけど、主催でもないのに勝手に警備してたら、それはそれでまずいですね。

『りとるがーる』。大人っぽい見た目の小学生たちの漫画。今回は皆で映画にいくっていうんですが、電車の改札でひっかかるのか。小学生じゃないのに子供料金で乗ってズルしてるって思われちゃうのか。こういうの大変でしょうね。実際ありそうな話ではありますけど、駅員さんはどう判断してるんでしょうね。決めつけて叱ったりしたら、この漫画みたいなことになっちゃいますしね。繁華街に出て、映画館につくまでの道のりも大変で、いろいろ目移りして、あっちいったりこっちいったり、勝手に動いたら迷子になるよ! さらには見た目が大人だからっていうんで、変なスカウトが寄ってきたり。必死でさばくちーちゃん、ほんと大変そうです。映画館では、見た目大人の三人をちゃんと小学生と判断してくれたりね、かと思ったらちーちゃんは幼稚園児と思われたりと、いやいやお姉さん、過剰過剰。終始みんなのお姉さんとして頑張ってたちーちゃんが、最後には疲れて寝ちゃって、年相応の様子見せるところね。この最後のちょっとした逆転、よかったと思います。

2018年9月2日日曜日

『まんがホーム』2018年10月号

『まんがホーム』2018年10月号、昨日の続きです。

『広島さん、友達になってください』。今回は広島の名物、名産を取り上げて、しかしその導入が演劇部だっていうのがすごいよね。せんじ肉。豚のホルモンなんだそうだけど、これ、油の絞ったのを干したとかなのかな? 調べてみたら、胃なのか。それを揚げて干す。ほう、一度食べてみたいものです。しかし、あのいつまでたってもなくならない、ずっと噛んどったらええっていうの、確かにホルモンなんだなという実感ありますね。ちょっと食べてみたくなりますね。そしてキミちゃん、土産物のお店にいって、あのやたらテンションあげてる様子は観光客そのもので、でも時に広島人になってと、いったりきたりするの面白くって、けどやっぱりすっかり観光客になってたっていうあの顛末。ショック受けてるキミちゃんがおかしいんですが、ええ、ちょっと張り切りすぎましたね。

『天国のススメ!』。化かされている十子ですよ。迷子になってるというお婆さんをおぶっててくてく歩いてるんですが、いつまでたっても目的地にたどりつかない。お婆さんのいってる話もなんだかあやふやで、そんな十子の到着が遅れてることに心配になる太一。探しに出てくれるんですね。いや、しかし、今回は十子の人となり、その優しさ、芯の強さがばっちり描かれてましたね。十子の出会ったお婆さんというの、キツネなんだそうで、ええ、太一の出会った石碑のタヌキから聞き出したところによると、化かし大会をやってるのだそう。長時間、人間をだまし続けたものが勝ちというシンプルなルールなんですが、なるほど見事に十子、化かされてるわけだ。だんだんに要求をあげていくとはいうものの、十子は決してあきらめないから、絶対に終わらない。その十子の優しさ、お人好しすぎて心配になるよ! けど、そのお人好し、人のことを我がことのように思って動けるところがよさなんだろうなって、そしてそれは太一もそうなんだろうなあって思える、いい話でした。しかし、十子、ちゃんとお礼をもらってるんですね。化かしてたキツネもさすがに気の毒に思ったりしたんでしょうね。それに優勝したから、その御祝儀ってこともあるのかな?

『マツ係長は女ヲタ』、最終回です。明日のカラワンライブを楽しみにしているマツ係長ですが、職場にて発生したトラブル、その尻拭いのためにライブを諦め、仕事に出るっていうんですね。いや、ライブをウメ君に託すのはいいけれど、だったらウメ君に仕事をお願いしようよ! いや、なかなかそうはいかん理由もあったんだろうなあ。ウメ君、カラワンライブに代理で参加して、マツ係長の代理ということもあるんでしょう、しろたんのことを気にかける、気にかける。そうしたら、しろたんが見事に応えてくれて、しかもそれ、客席にいたら目があったように思えてしまうもんなんだよ! なんてもんじゃなく、ばっちり視認、しかもマッたんのうちわを眼鏡が持ってたレベルで確認されちゃってるんだ。これ、ほんと、マツ係長が知ったらどんなにか喜ぶことだろうなあ。そして、ウメ君、合流したマツ係長に告白なんかしちゃって、しかもマツ係長、受けるんだ! っていうか、先にマツ係長からなのか! そんなそぶり見せなかったよね? と思わせながらも、いやいや、普通ならこんな行動にはならんよね、そんなことあったものなあ。ともあれ、驚きの急展開? いや、こうなってくれたら、そうした皆の思いに応える、そんなラストだったと思います。

『うちの秘書さま』。めちゃくちゃ面白い。成績が悪いというので、勉強のさまたげとなりそうなもの、ゲームの類を捨てられそうになってるはじめ。ここでメイド長、ナイスアシストですよね。はじめが小遣いで買ったもの。赤点というだけで処分はどうか。いいこといいますね。ひとまず七瀬が預ればいいのでは。いや、もう、これがあんな結果を招くとは! 電源が入ったままだったゲーム。消しかたがわからないまま、なんとなくゲームを進行させていった七瀬が、ついついのめり込んでしまうっていうのがおかしくて、いやいや、徹夜ですか! で、その成果、バッテリー切れてパーにしちゃうんだ。ほんと、このへんは初心者ならではって感じですね。しかし、ゲームのお約束を知らないもんだから、スキルってなに? って具合にいろいろ詰まる。それをメイド長に教えてもらおうかと思ったら、メイド長、厳しい厳しい。というか、メイド連、はじめを理解するために、皆でゲームやってるのか。ほんと、面白いな。スキルについて知りたい。そう思った七瀬が、いたずらにはじめの心を乱したり動揺させたりするくだりとか、もう最高でしたよね。面白い、おかしい、でもって三人から告白されている、全員と交際してノープロブレム。七瀬とメイド長の物騒な会話にはじめ泣いちゃってっていうのとかね、もう、しびれる面白さでした。しかしなにが面白かったって、この屋敷で一番ゲームやりこんでるの、メイド長なのか! はじめと七瀬が一緒に驚くあの落ち、最高の最高でしたよ。しかし、こうして七瀬がゲームへの理解を深めたこと、はじめの今後によいように影響するんでしょうか。いや、理解したからこそ的確なおしおきとかありそうですよね。つまり今後も期待されるってわけですよ。

2018年9月1日土曜日

『まんがホーム』2018年10月号

 『まんがホーム』2018年10月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』らいかが片肌脱いで叩く太鼓や夏祭り。夏も終わりのこの季節、彩る花火も祭の雰囲気を盛り上げてくれていますね。『王子様育成計画』、あいらとしのぶは、夜店メニューを堪能中。特に飾らず普段着というのが、なんだからしくてよいです。『孔明のヨメ。』孔明、月英夫妻も浴衣姿で。妻の手をとる孔明の頬染めているその様子、色っぽくてよい感じです。

『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』。なんと、先輩ふたりが高瀬の見舞いですか。先週まで元気だったのにいったいどうしたと思ったら、なんとぎっくり腰。寝床がロフトの上なもんで、はしごのぼれず、ずっと床で寝てたとか。ほんと、駒井や野見山のおかげで布団で眠れるようになった、ただそれだけのことであんなにも大喜び。やったーお布団だーって、なんか今回は後輩も可愛すぎる回ですよ。意外と片付いてるどころか、引っ越し後荷物を開けてもいないっていうのか。で、いいかげん片付けようとしたらぎっくり腰。高瀬のぎっくり腰になった時の話、やけにリアルというか、臨場感があって、そ、そうなんだー、聞き入ってしまったんですが、これ、もしかしたら作者の体験談? 見栄を張らない野見山チーフの余裕に赤面するふたりとか、こういう細々したのも面白く、そして駒井の手料理。食べやすいようにって、あーんじゃないのね。このあたりの描写も、野見山の妄想から、うまいこと常識的なラインを突いて、いい切り返し。テンポもよくて、全般、ノリが感じられていいですね。

『おんなのおしろ』。ああ、大きな動き。例の元カレが、どういうわけか、七海の部屋に置いていった子猫を連れていったんですね。しかも一方的な言い分、言い分? 七海に事前になんらかの説明しとったのかな、七海が聞く耳持ってなかっただけで。そう思わせる描写はあったけど、いや、多分、ちゃんと話通してないんだろうなあ……。子猫の行方を知るために、元カレの姉に連絡とったのはいいんだけど、姉、弟の名前、いい加減にしか覚えていないの……? これもまたすごいこと。得られた情報をもとに子猫の居場所見当つけて、乗り込んでいくんですけど、この七海の対応、きちんとしてる、しっかりしてる、それどころかばっちりプレゼン資料まで作っていってという、すごいな、有能なんだか過剰なんだかさっぱりわからない! ええ、持ち味発揮してるなあって思わされました。かくして子猫を取り戻して、でもこの時点で合鍵を取り返したりはしてないんだろうなあ。分譲だっていうのなら、自分の判断で錠、交換しちゃえばいいのに。お金かかるから避けたいのかな。ほんと、この男との関係、今後どうなっていくんだろう。心配ばかりですよね。

『鬼ムコさんと花ヨメさん』、新作です。ゲスト扱いなのかな? 大正時代の恋愛もの? 顔も知らない相手のもとに、家の都合で嫁いでいくというのは決して珍しいことでもなかったっていいますが、この話のヒロイン、小巻もそうしたひとりだっていうんですね。帝国陸軍中尉、望月大和。軍規に反したり、軍に仇なしそうな人物、企業を片っ端から排除してきた男で、小巻の父はそんな大和を手懐けるため? 小巻を嫁に差し出したっていうんですね。けれどその大和という男、鬼だ悪魔といわれていたのに、見た目は細面の美男子で、しかも婚姻の日の態度など見るに、物腰もやわらか、実にスマートな好青年。と、一旦はそう思わせたところで、自宅に戻れば態度一変、自分の仕事に干渉したら即離縁、ばっちり釘を刺してくるっていうんですね。このあたり、小巻の父君の思惑、理解してるってことなんだろうなあ。この冷たい夫と小巻、ふたりの関係、まずは大きな隔りをもってはじまったわけですが、今後、だんだんに距離を縮めていくことになるんでしょうね。

『孔明のヨメ。』。徐兄が曹操のもとへいってからのこと。孔明も士元も今はどこかに士官しようという風ではないんですが、水鏡先生もいう、時代が放っておいてはくれないだろうという、そのとおりになろうとするんですね。徐庶を迎えた曹操。その前に、郭嘉を病で失っていたというのですが、その死んだ男の策に踊らされていたということ知った徐庶の悔しさのくだり。ああ、これは死せる孔明のための長い、長い前振りだったりするのだろうか、なんてことを思ったりしまして、そして徐庶のような使える男が放置されていた荊州という土地には、まだまだ人材が埋もれているはずと、曹操、部下に調査を命じるんですね。ああ、徐庶のような者が三人集まったら郭嘉ひとり分になるまいか、そういう曹操の軽口、まさにそうした三人が揃って動いていたりしたこと読者にはわかってるわけで、ああ、その残るふたりに曹操の手が届くのか。あるいは、先に劉備が得るのか。いや、結果はわかってるんですけどね。でも、ただやすやすとことは運ぶまい。曹操はいかに打って出るのかという、そこに興味はつのります。

2018年8月31日金曜日

今日は暑くてつらいので休みます

今日は暑くてつらいので休みます。

2018年8月30日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年10月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年10月号、一昨日の続きです。

『恋する小惑星』。文化祭、地学部喫茶が開店です。すずがえらいことやる気で、なるほど、学内出店の食べ物投票企画、取るつもりでいるってわけですね。スズヤプロデュースのカフェ! そこいらの出店に負ける訳がない。すごい自信に、ガハハという笑い声。本性出てますね。素敵です。地学部メニュー、ボーリング体験ティラミス、出ましたね。ストローでボーリング体験ができるのがウリなんだけど、食べにくいかあ、そうだろうなあ。スプーンが欲しいかあ。でしょうなあ。惜しいところです。このティラミス、上にアンモナイトが乗ってるの、可愛くていいですね。そして展示。天文班が作ってた太陽系模型。モンロー先輩の説明、必要なところ適切に押さえながらわかりやすく伝えてくれるんだけど、あー、でも小さなお客さんには難しいか。それをみらが、一気に楽しくしてくれた。ええ、この元気さ、いいですね。地質班のボーリングコア。それっぽくできましたね。地盤の組成からもともとは田んぼだったってわかる。なるほど、ただ地層見るだけじゃなく、そこからのもう一歩があるのがいいですね。そしてみらとあおの親御さんも来店。ほんと、誌面狭しというか、8ページにぎっしり文化祭の一日を詰め込んで、賑やか、濃密、大満足のエピソードでした。そして部長、副部長は本日をもって引退。いや、みらの驚きもよくわかる。自分も同じこと思ったもの。ああ、役職を降りるだけですね。よかった。さて、これからはイノを部長に迎えての新体制。どうなりますやら。イノの狼狽。申し訳ないんだけど、ちょっとニヤニヤしてしまいます。

『ゆず35歳@中学生やってます』。扉のゆずさん、これ、保護者スタイル? めちゃくちゃ可愛いですね。さて本編。授業参観があるのだそうですよ。もちろんゆずは親なんて呼べない。けど、なんか事前に逃げ道断たれてて、ああ、ゆずはどうこの危機を乗り越えるのだろう。まさかの理事長でした。適当に変装して参観にやってきた。って、関係者! バレるんじゃないの!? びっくりしますよね。バレないんですよね。でも、面白がってというか、なにも考えてないのか、つじつまのあわない言動、無茶な設定。あえてゆずを追い込もうとしてるのでは、そう疑わせるほどの無茶振りで、一度真顔のゆずに釘を刺されたというのに、それでもいい加減なこといい続けるってんだからまともじゃない。いや、まともじゃないって、今さらか。だって、35歳を中学生ってことにして学校に放り込むような人だもんな……。しかしまた今回もゆずは嘘に嘘を重ねることになって、これ、またいつか、ゆずに祟りそうですよね。

『mono』。すごい、普通の話だ! 仕事がようやく一段落ついて、さあワインだ、生ハムだ、って思ったら、あらー、生ハム、焼きそばに入れられちゃった。もったいない! マジ泣きのハル。謝るお母さん。と、そこにカコからの申し出あり。八ヶ岳ってハムが有名なんだ。それで八ヶ岳ゆきが決まって、カコはバイク、ハルはいつもの面々と一緒に車で八ヶ岳に向かうんですね。涼しそうに見えて実は暑くてつらいバイクとかね、いや、大変だな。これ、冬は冬で寒くて死にそうになるんでしょう? 諏訪についてから、あっちいってもこっちいっても湖にいきあたるっていうのがおかしかった。これ、諏訪あるあるってやつなんでしょうか。さらにここに清里の廃墟ってのをとりあげて、これ、一般的な観光名所なの? なんか、コアなマニア向けの物件なんじゃって気がしますよ。けど、こういうマニアック? なもの紹介しつつも、なんせ登場人物が個性的も個性的だから、なんだか妙にマッチして、不思議と普通に見えてしまう。なんとも独特のテンポ、雰囲気、世界観。今回みたいな普通っぽい話でも、見事に健在ですよね。

2018年8月29日水曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年10月号

『まんがタイムオリジナル』2018年10月号、一昨日の続きです。

『カントリー少女は都会をめざす!?』。八重ちゃん、ほんと都会への憧れがこじれてややこしいことになってますね。はじめての都会はどこにすればいいのかって、どこでもいいやん! ってわけにはいかないのがこの子なんだろうなあ。まあ、めんどくさい子です。夏、遊びにいった先の写真、心霊写真ごっこをめぐる八重の手の平返しとか、面白かった。八重、本当に大河さんのこととなるとなんでもかんでも全肯定。それを亜紀からドリルと揶揄されるのもおかしかったです。写真をめぐって人となりの見えるところ。みなの内気で引っ込み思案なところとかね、実にらしいというか、それで撮影係を買って出るっていうの、そうそう、そうなんだよ。共感するところ大でした。

『少女Switch』、最終回です。電子でいいから単行本にまとまらないかなあ。入れ替わりアプリがサービス終了します。かくして残された最後の入れ替わり、いつやるのか、なんのためにやるのか、それが問われた回ですよ。最後までおっちょこちょいだったマコだけど、さすがに残り一回となると、いつ使うべきか悩むんですね。軽はずみなマコと、なにかと深刻なうらら。ふたりのキャラクターの違い、この入れ替わりにおいてもよくよく現れていたわけですけど、そのなにかと深刻なうららが、友達マコのために躊躇なく入れ替わりすることを決めるのがね、やるじゃん、ほんとふたりいい友達になってるっていうの感じさせてくれたんですね。マコの進級かかってたんだものなあ。そりゃ躊躇しないか。自分の欲得、計算に入れずにすぐさまマコのために決断したその姿、かっこよかったです。そしてちょっと変わったうらら。最後の廊下の情景とかもね、よかったですよ。ええ、変わったんですね。

『大奥より愛をこめて』。月見の宴、これもまた上様に見そめられる機会だっていうんで、大奥女中たちも火花を散らすというのがね、ほんと実に油断できない剣呑な場でありました。側室、実力者たちの取り巻きが派閥を作って対立してたりとか、そうしたドロドロも面白おかしく紹介されて、けどそのドロドロの争いを見物する面々ありとかね、こうした気楽さ、呑気さがあるから、重くも汚なくもならず、楽しく読めるんですなあ。でもって、蒔乃が出会った大人しやかな女性。ひとり静かに月を眺めるその姿。蒔乃は心洗われるとかいって涙浮かべてるんですが、なんかこの人も極端で面白いぞ。名前は寧。なんと引きこもりらしい。この人が蒔乃の友達になったりするのかな? みたいなこと呑気に思ってたら、いやはや、とんでもなかった。まさかの御台様。殿の正室! この人が! さっきまでみっともなくも争っていた女中たちも平伏。知らずなれなれしくしていた蒔乃は冷汗だらだら。でも、こうしたもろもろもまたおかしみですね。とりあえず次回あたりからは御台様をめぐるエピソードになりそうな感じで、どんな風に蒔乃は関わっていくのだろう。期待持てますね。

2018年8月28日火曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年10月号

 『まんがタイムきららキャラット』2018年10月号、発売されました。表紙は『NEW GAME』。青葉と紅葉、水着のふたりです。ふたり、水の中にいるんですね。紅葉が天地逆になってたり、ちょっとした無重力感。ふたりにそそがれる光に、水面の揺らぎが浮かんで、その濃淡がなまめかしい? 対照的なふたり、こうして並ぶと、その違いがいいアクセント生んで、実によいですね。引き立てあっています。

まちカドまぞく』。今回、内容が豊かだなあ。ウガルルの仕事を探します。それでとりあえず喫茶あすらに仕事を求めにいくんですけど、ウガルル、字がまだよく読めないとかね、厨房でも刃物の扱いうまくない。するどい爪も、まだまだ制御が効いてない? 店内傷つけちゃったりしてね、ええ、失敗の連続なんですね。そのことを申し訳ないと謝るシャミ子に、優子君、謝るのはやめたまえ。店長のいうことが、いちいちすごくいいの。できないことを数えるのではなく、できることを見つけてあげよう。そうか、失敗はそのための過程であるのか。しかし、紆余曲折あって、店内、厨房どころか客席もズタズタのボロボロになっちゃってるんだけど、それでもウガルルが自分の意思で行動を起こしたことを評価する店長。すごいな。ほんと、これ、とてもいい。胸に沁みる、そんな言葉の数々。いい話でした。

『アニマエール!』。新聞部の鷲尾です! めちゃくちゃ可愛いな、この子! 姓に動物が含まれてるってことは、この子もレギュラー格だね? いや、これは嬉しいこと。さて、新聞部、新聞の認知向上と部員獲得を目指して、チア部の特集組もうっていうんですね。しかもひづめに焦点を当てて、写真掲載どころかトレーディング生写真まで考えてるのか。それでほいほい釣られる花和も花和です。緊張してギクシャクするひづめとか、新聞作りにアドバイスするも迷走するチア部の面々とか、いい感じ。でもって4コマに着地して、しかもひづめが描く? 虎徹の狼狽、あれがいいアクセントになってました。というか、次のページ開いたら突然のひづめワールド。あれはあかんわ、反則ですよ。すごいな、ヤベえよ、笑わずにはおられなくって、そう思ったらここでも虎徹が追い討ちをかけてくる。ほんと、面白かった。虎徹はボケツッコミとかの域を超えた、そんな存在になってますね。

『RPG不動産』。面白いですよ。すごくいい。琴音の顧客、希望条件を話してくれなくて、その彼女が最後には希望する物件に入居できましたというのは、この漫画の基本の流れなんですけど、その解決のくだりが、まさかの!? でしたよ。今回は幽霊アパートの話。フルリアがめちゃくちゃ怖がってるのね。強がってるけどボロ出まくり。そうした様子、やりとり含めて面白くって、そしてアパートの確認にいく時、ああ、RPGっぽいよ! 戦士ラキラのもじもじ。これもおかしかった。見た目こそはもじもじだけど、口ではめちゃくちゃ物騒なこといっていて、いいテンポ、際立つ緩急、溢れ出るキャラクター性。素晴しい。最高でした。でもって幽霊出るらしいっていうの、きっとまた違う現象を幽霊と思い込んで……、とか思ったら、ガチ幽霊でした。というか、部屋がヤバい事故物件。床は、床は張り替えて! 恐慌に陥る皆、追い討ちかける幽霊たち。もう、すごかった。このくだり、ノリノリですよね。でもって、この物件がなぜ琴音の顧客、リリィにうってつけだったのか。いわば解決のくだりがですね、これまでのドタバタをすっきりまとめてくれて気持ちいい。リリィ、ネクロマンサーでした、最近は霊が少ないんです。リリィが幽霊たちと交渉して、それであの恐怖の部屋がこんなにもくつろげる空間に変化するなんて。この意外性ある展開、切り返しのうまさに見事魅了されました。

『精霊さまの難儀な日常』。これも面白かった。『あんハピ♪』とはまったくもってテイストが違うんですよね。キャラクターの個性の出し方も全然違う。なんか、みんなどこか一筋縄ではいかないなにかを隠し持ってる、そんな剣呑さが魅力。いや、剣呑なのはともりだけか……。梅雨の季節が終わって、いよいよサラの本領発揮? 暑い夏がやってきました。でも、ルカにとっては憂鬱な季節なんですけどねって、前回とはまったくの逆になっています。太陽をなんとかできないか、ルカがサラにいうんですけど、そこにともりが太陽の仕組みを語りはじめるの、なんかすごい、びっくりした。太陽は核融合っていうの、しれっと普通に解説しちゃうともりに胸キュンです。いいよね、地学女子、天文女子。前回仕込んでた梅シロップに梅干しができましたっていうので、その試食、試飲会をやってみたりね、この和気あいあいに精霊の国の様子、お国柄? を盛り込んでくるのも面白くって、自然とサラやルカに親しみが持てるようになってたんですね。最後には皆で食事にいってと、なにか事件が起こるわけでもなく彼女らの日常の情景が描かれるばかりだったのですが、そうした描写に、きちんとともりとサラの関係が深まっていっていること示されて、ああ、いいですね。おそらくはこの漫画の一番見せたいものがこれなんですね。ばっちりでした。

2018年8月27日月曜日

『まんがタイムオリジナル』2018年10月号

 『まんがタイムオリジナル』2018年10月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』山下さんをメインにしまして、これはお月見、十五夜ですか? 団子を手にして月を見上げる浴衣姿の山下さん、頭には大きなうさぎの耳が生えていて、いや、なんだろう、なんかちょっとリアル寄りよ!? 『らいか・デイズ』らいかも、浴衣着まして、でもって三方抱え込んでもりもりお団子食べてるの? なかなかにワイルド、いいですね。『小森さんは断れない!』しゅりはといいますと、こちらもうさぎですよ、というかバニーガール! それはいいんですが、なんか不思議な表情してますよ。その表情、いったいなんなんでしょう。

『コスプレ先生の絵画教室』。画材店がイベントで子供向けワークショップを開きます。それでななみが講師として呼ばれたのですが、そうか、コスプレ込みなのか。子供向けだからくまさんがいいよ。まなちゃんのアドバイスが活かされたその結果、めちゃくちゃ面白かったです。今回はななみと画材店店長の対決とかね、でもってまなちゃんの貢献。そうか、ピカソ、クレー、ポロックについに並んだか……。今回のななみのコスプレ、魔法少女ミィスティマージ、これよかったですね。多分、髪形とか見るかぎりオリジナルとは違うんだろうけど、髪上げて印象のがらりと違って、それが魅力的というの、よかったなあと思いました。いや、子供にはどうだったかわららんですけどね。

『ネコがOLに見えて困ります』、ゲストです。兄が連れて抱えて帰ってきたのは、眼鏡のOLのお姉さん!? いや、ネコだっていうんですね。主人公ミコトくんには動物が人に見えるのだそうです。ネコはOLのお姉さんに。だから兄ちゃんが尻尾のあたりをナデナデすると、ミコトにはお姉さんのお尻を兄がなでているように見える。これ、ネコだけなのかと思ったら、他の動物もそうなんだ。友達のユラちゃんの犬は中年のおっさんがハアハアいってるように見える。そういう体質だっていうけど、これ、ハードなシチュエーションだなあ。お姉さんが短いスカートでゴロゴロしてるのがミコトくんには目に毒で、PC使ってたらのしかかってくる、それがまた刺激が強すぎてと、いろいろ大変そう。しかし、本来ならイエネコサイズのはずなのに、ミコトよりもずっと大きな大人の背丈というの、確かにいろいろ大変だなって思わされますね。

『スズちゃんでしょ!』。梨乃ちゃん、浴衣ですね。スズちゃんも浴衣を着て、けれどちょっと憂鬱。お祭りは人が多い、空気も浴衣も暑い、虫もいるしモノが高い。このあたり、子供とはもう同じ視線を持てないって感じありますね。さらに、もひとつあるのかあ。着物、浴衣のあわせが逆。左前ってやつですね。気になってしかたないけど、知らない人に声かけるのもむずかしい。でも、でも、と葛藤し続けるその苦悩がね、この人の人となりをよくよく表していると思いましたよ。基本真面目、けれどなかなか思いきれなくて、そう思ってたら、同じく気づいた人が注意してくれてるの見てほっとして。気がゆるんだら、お祭りに対する苦手意識? も緩和したみたいですね。たまたま出会った祭ちゃんとの会話。祭ちゃんと祭りで遭遇!! それ口にしてたら怒られてたやつだ。祭に浴衣を勧める理由とかも酷い。ほんと面白かったです。でもってラストに、スズちゃんの着物についてのオーケーライン語られて、おお、結構な寛容派だ。でも左前は許容できない。その線引きに、そこまでなのか左前ってやつは。で、そういってるスズちゃんが、普段着のシャツを裏表にしちゃってるっていうのがね、なんかおかしいんですね。この人の人となり、見えますよね。

2018年8月26日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2018年10月号

『まんがタイムきららフォワード』2018年10月号、昨日の続きです。

夢喰いメリー』。ジョンとリコとの対峙。聞き出した情報から、捕えられた人間の無事を確認するジョンに、多少の驚きと感動を得た思いでありますよ。もともと友好的であったジョンでしたけど、こうして明確に人のことを考えてくれていること、いやもう、ジョン、とってもいいやつ。でも対するリコはめったやたらと強くて、一時はジョンが上回るかと思われたのに、一気に持っていかれて、本当にあらゆる局面でピンチのピンチに追い込まれるっていうんですね。逆転の可能性になるんでしょうか、ケンが拾ったスプレー、これはヤエのですよね。猛毒……。さらにケンはイチマと合流して、おお、イチマちゃん! 戦闘ではあんまり役に立ちそうにない子だけど、なにか重要な役割を担いそうな気がしてるんですよね。そして、碧と奏の合流。そこには夢路もメリーもいて、ああ、ここからメインストーリー? でも、きっと一筋縄ではいかんのだろうなあ。とりあえず、白儀の行方がまったくわからないときてますからね。

『こじらせ BOY meets GIRL!』、決着しましたよ。一番こじれてたのは亨だったという話。柚貴は自分のことどう思ってるのか。悩まないでいいことひとりで悩んで、状況ややこしくして、いや、亨ひとりがややこしかったのか。その紆余曲折を柚宇に呆れられてるんですね。柚宇の口から語られる姉柚貴のこと。亨に可愛いと思ってもらえるような女の子になる。その一心で願掛けまでしてっていう、その一途さですよ。さっぱりとして、おおらか、はっきり、そんな柚貴が、あんなにもうろうろしちゃってたんですね。そんな彼女のこと知って、それで亨、ついに思いきりましたね。いやあ、長かった。ほんと、亨、君が変に悩んだりしなかったら、もっとはやい段階でこの結果にたどりついてたよね? でも、なんでもかんでも合理的に、スムーズにいきゃいいってわけじゃない。あの紆余曲折があったから、亨はここまでしっかり腹が座ったんだろうなって思える最終回。こうなるしかない、そんなラスト、悪くなかったですよ。

『江波くんは生きるのがつらい』。江波、遊ばれているのでしょうか。清澄からバラを5本買うようアドバイスされて、はたしてそれがどう生きるのか。お世話になった人にあげてね。追加の指示を受けて、花屋でサービスしてくれた店員さんに1本。ジーンズを買いにいけ。指定された店で、あれこれと世話してくれた店員さんにも1本。すごいよな。もしやこれは営業トーク、おべんちゃら? そう思ってもおかしくない状況からの、また来ます、バラを1本渡すっていうんだものなあ。行動が日本人離れしてきてますな、江波くん。でもって最後に犬の散歩。ワンちゃんのお友達に出会って、会話して、お礼にバラを1本。これ、本当に清澄の策略だったんだな。全員、同じ学部の女の子。出会いを作ってやったぞ、選び放題だぞって、そこまでお膳立てされて、けれどそれを引っくり返そうという江波はさすがですよ。途中まで、自分にも素敵な出会いができるという希望が見えたって、真摯に事態を受け止め、けれどポリシーが邪魔してこの状況を否定する? と思わせたところで、3人もいたら選べない! って、すごいよ江波くん。さらには、善良な主人公でないと読者に嫌われてしまう。すごい理屈だ。物語の主人公、それが自分であると仮託するに留まらず、本当に自身が主人公として物語を体現するつもりなのか。書けない書けないといっていた江波が過去のものになった気がする! なんだか江波に狂気を感じる! いいよ、いいよ江波くん! あのバラの花をつかみとってパアっとまく、あの場面、よかったよ、江波くん! けれどこの行動がさらに出会いを作ってしまう? かくして続きは次号! といいたいけれど、この漫画、きららベースに移動しちゃうんですね。これがこの漫画にとっての、江波くんにとっての転機となればよいなあ。ぐっと盛り上がって欲しいところですなあ。