2018年7月15日日曜日

トミカ No.137 首長竜搬送車

 タカラトミーのミニカーシリーズ、トミカとしては異色なのではないでしょうか。首長竜搬送車。もうそれだけで全部いいきってると思うんですが、トレーラーの上に首長竜が乗ってるという、カテゴリーとしてはイロモノ? 現実にある乗り物ではなく、こんなんあったら面白いという、フィクションというかロマンというかをかたちにしたものであります。なんせ、運搬しようにも首長竜はもうどこにもいませんからね。これ、人気なんでしょうか、自分の買った時には個数制限がされていて、あ、今確認すると、もう廃番してるのか。ああー、惜しいなあ。こういうの面白いと思ったんだけど、残念ですね。

これ、たまにうちにやってくるチビのために買ったのでした。首長竜搬送車と恐竜搬送車水族館トラック(サメ)を買っておいて、モノを見せず、絵に描いてみせた首長竜と獣脚類とサメから選ばせたんですね。

予想外だったのは、まさかの首長竜が選ばれたこと。おおう、なんてこった。獣脚類を選ぶだろうと思っていたので、いきなりの番狂わせ。とりあえずミニカー見せたら喜んで、全部見せてくれと、それでひとしきり遊んで、その間に恐竜の定義について説明してやったら、首長竜から恐竜に希望が変わった。いや、そりゃお前は恐竜が好きなんだろうけど、首長竜は首長竜でいいものだよ?

この首長竜、首長竜と搬送車だったら、首長竜の方がメインと感じます。首長竜はヒレが動いたり、首も軟質素材でいい質感出してたりと、力がはいってると感じさせるのに対し、搬送車、トレーラーがあんまりにも簡素で、びっくりしました。前部で牽引する車体と後部の荷台がくっついちゃって一体になってるんですよ。これ、本来ならジョイントがあって、折れまがったり、外せたりするもんだと思うんですが、まさかー、でした。これがトミカじゃなかったら、そこまでショックじゃなかったのかも。あくまで車がメインで、首長竜はバリエーション。そんな風に思っていたから、これは違うんだ! 車が添えものかー! みたいに思ったのですね。

チビは恐竜搬送車をもらっていったので、首長竜は我が家の棚に飾られています。それと、サメ、これ、不公平になっちゃいけないと、もうひとりいるのに渡すつもりだったんですが、まさかの返品をうけまして、これも棚にあります。海遊館ロゴとかあって、いい感じだと思ったんだがなあ。

2018年7月14日土曜日

ロロロロ

 体験版で遊んでみるシリーズ。最後は『ロロロロ』です。このゲームを知ったの、なにがきっかけだったろう。ゲームニュースなのか、あるいはニャニャニャ!ネコマリオタイムでの紹介なのか。ふたりプレイで協力しあいながらステージをクリアしていくゲーム。その基本のところは理解していたものの、そのゲーム性、なにをどうして、どうなって、どう面白いのかを伝えてくれたのはよゐこのインディーでお宝探し生活 最終回だったように思います。

ふたりから最大4人まで一緒に遊ぶのことできるゲームです。いや、これ、シングルプレイも可能なのか。

プレイヤーキャラクターの動きにともない動作するギミックを利用しながら、あるいは避けながら、それぞれのキャラクターごとに用意されたゴールに到達したらステージクリア。ルールこそはシンプルなのですが、ギミックはステージごとに異なっていて、実際に試してみるまでなにがどうなるかわからないときています。プレイヤーキャラの動きにともない移動するブロックとか、足元から生えるトゲとか、仕組みを把握しないうちからうろうろすると、ブロックに押し出された相方が落下死してたり、トゲやらビーム? 電撃? にやられて死んだりしてるというゲーム。相方が同じところで落下死を繰り返してたりしたら、疑うべきは相方ではなく自分。相方はわけもわからないうちに死にまくって混乱してるケースがあまりにも多い。待って? 待って? ちょっと動かないでいてくれる? いや、だから動かないでってば! プレイヤー同士のコミュニケーションが密にとれないことには、クリアどころかまともに遊ぶのも困難なゲームだと思いました。

プレイヤーの動きに連動するギミックを利用しながらゴールを目指すわけですが、ギミックは時にプレイヤーの動きの邪魔になり、また当然これを利用しないとクリアできないようになっているので、とにかくギミックがどうなってるか速やかに把握することが求められます。でもって、なにがどう動くか理解できるまで、とにかく死にまくるんですよね。だいたい、開始直後にどちらかが死にますよね。そんなバランス。でもって、死んだ数がクリア時に表示されるんですが、それ見て、いやあ、死んだなあ、死んだ死んだと、クリアにかかった労力を思い、そして笑ってしまう。そんな不思議な面白さがあるんです。ちょっとシュール?

アクションをともなうパズルなのですが、同じようなジャンルである『いっしょにチョキッと スニッパーズ』よりもずっとシビアで、パズルも難しそうに感じました。なんかわいわいガチャガチャやりながらクリアの道筋が見つけるのがスニッパーズ。ギミックを把握し、どう連動するかを理解した上で、綿密に行動計画たてないとクリアできないのがロロロロ。そんな印象です。

いいかえればロロロロは結構考え疲れする感じ。体験版で用意されてたステージも、全部クリアするまでに中断しました。途中でね、だいたいクリアの道筋、どういうプレイをさせようとしているかというの、おぼろげに見えてきてはいるんだけど、こう動いたらこうなる、でこっちのキャラクターを動かしたらどうなる。その行動を詰めるのがしんどくなって、わからなくなってきちゃって、よし、今日はもうここでやめておこう! ストップしたのでした。

それはつまりは手応えのあるということ。やりがいのあるゲームが好きっていう人には、きっと向いているゲームですね、これ。

2018年7月13日金曜日

進め!キノピオ隊長

 『進め!キノピオ隊長』の発売日、今日だったんですね。先日、体験版で遊んでみたソフトのうちのひとつ。よゐこのキノピオでぐるぐる生活見て、面白そうだなあと思っていたソフトであります。ぐるぐる生活っていうのは、あれですね、3Dで構築されたステージを、ぐるぐる回しながら目的地までのルートを発見して遊ぶ、そのゲームの肝を表すキーワード。あの見えてるオブジェクトに辿りつくための道、いったいどこにあるのだろう。ぐるぐる回して、時にはギミック動かしながら経路見つけていくというゲーム性。この探して、考えて、目標達成するというの、面白いなあ。そう思いながらも、ひとつ問題があることにも気づいていたんです。

問題とはなにか?

酔うんです。めっちゃ酔う。

私は元来酔いやすいたちで、乗り物酔いですね、最近でこそマシですが、昔はもうめったやたらと酔って、自家用車ダメ、バスもダメで、交通の選択肢、ものすごく狭かったのですが、不思議とゲームでは酔わない。酔うと話題になったゲームでも不思議と大丈夫で、ああ、自分はゲームでは酔わないんだな。漠然とそう思ってきたのですが、いやあ、このゲームに関しては酔いましたね。どれくらいで酔ったかというと、3ステージ遊べる体験版の1ステージ目をクリアする時点でもう酔っていた。酔いながら3ステージ全部クリアしたんですが、いやあ、3ステージ目、きつかった。ただクリアするだけでなく、上位の課題? それをクリアするために何回も繰り返したの、ほんと、キツかった。

キツいといいながらもチャレンジ続けたのは、問題解決にとりくみ、試して、達成する、その体験が面白かったからにほかならないのですけれどもね。

あんなに酔うのはなんでなんだろうなあ。左のスティックで回すのと、ジャイロ操作でもってターゲットに照準合わせるの、そのふたつある画面を動かす操作が混ざることで、予測しづらい揺れが発生するからなのかなあ。でもこれ、やっているうちに回す動作と照準する動作、きっちり把握して、回しながら照準しながら歩いて、オブジェクトゲットして、みたいに習熟していったんですけど、それでも酔ったあの感じ、軽減しなかったなあ。

この酔い、自分で操作しても発生するのですから、ふたりプレイで画面の操作を他人に任せたりしたら、もう制御不能になるくらい酔うんじゃないかと思っています。

ゲームとしては、アクションパズルですよね? 小さな箱庭的なステージにあるダイヤやコイン、他オブジェクトに働きかけ、いろいろゲットしていきながらクリアするというの、アクション要素は控えめで、じっくり考えながら取り組めるのがいい感じです。とはいえ、例えばカブを全部抜いてしまったら敵を倒せなくなるとか、そういう手づまりはあるので、きっちり全要素を網羅してクリアしたいという人は、ああして、こうして、どうやってというの、よく考えた上で動かないといけません。というか、このへんがやりこみ要素になるのかな? ただクリアできればいいってだけなら、そんなに難しくない。アドバンスの課題、ダイヤをみっつ全部集めるとかですね、それもやろうとなると手強くなってくる。でもって、自分で決めた課題、敵全滅させてコインも全部集めるとか、タイムアタックするとかですね、そういうのまでやると結構な手応え。そういう風に、難しさのレイヤーがある、その段階を選択しながら挑戦していけるといった感じなの、好感持てました。

しかし、酔うのが致命的だったなあ。これがなかったらふたりプレイも試してみたところですが、ちょっと今回は、体験版だけでも遊びきれない感じです。

2018年7月12日木曜日

いっしょにチョキッと スニッパーズ

 先日、荒天を理由に急遽自主的に休みにしたときのことです。日中、なんでか時間を持て余してしまいまして、そうだ、気になっていたゲーム、ちょっと試してみよう。ゲームニュースから体験版のあるゲームを確認して、これだこれだといくつかチョイスしてダウンロード。具体的には『いっしょにチョキッと スニッパーズ』、『ロロロロ』、『進め!キノピオ隊長』ですね。『ロロロロ』は最近任天堂が力を入れているインディーズのプロモーション、プレイ動画を見て面白そうって思ってたんですね。あと、『オーバークック』をずっとやりたいと思ってるんだけど、これは体験版がなくって、おお、残念。でも今セール中なんですよね……。話がそれました。というわけで、今回は『いっしょにチョキッと スニッパーズ』を遊んだ感想です。

Switchの発売日に同時リリースされたんですよね、たしか。Joy-Conをおすそわけして、ふたりで遊べます。ステージごとに違うギミックを、ふたりで協力しあいながらクリアしていってくださいね。そんな具合で紹介されていて、コンパクトなサイズ、手頃な価格も手伝って、結構な人気を博した、そんな印象を持っています。同日リリースの『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』がすさまじく評価され、Switchといえばゼルダ、とにかくすごいぞゼルダといった具合に、話題の中心がゼルダであった時期にさえ、ちらほらとその面白さ、楽しさを耳にした。『いっしょにチョキッと スニッパーズ』とはそんなゲームでした。

遊ぶのに、ちょっと問題があったんですね。基本、ふたりでプレイするゲーム。いや、もちろん、ひとりでJoy-Conふたつ使って遊んでもいいんですよ? でも、それだとこのゲームの真価ははかれないような気がする……。なので、大雨のその日は都合がよかったんです。なんとなく手持ち無沙汰で落ち着かない、家族もそんな気分になっていたものだから、ちょっと手伝ってほしいとJoy-Con渡して試してみるのにうってつけの日であったのですね。

遊べるステージはみっつかな? 最初のチュートリアルで操作をざっと覚えるんですが、操作体系はシンプルだし、画面に操作方法表示されてるし、制限時間とかもないし、いくらでもやりなおしできるしで、ゲームに慣れてない人でもマイペースに取り組めるのが好印象です。

最初、いったいなにを求められているのかさっぱりわからないステージでも、わからないなりにうろうろしてるうちに、あ、もしかしたらこれか!? と気づく瞬間がある。風船のステージがそうでしたね。でもって、一旦わかれば、こうしてみよう、こうやったらもっとうまくいけるかな? と思いつきを試してみたくなる。それでうまくいったら、やったあ! てなもんですよね。ああ、これは面白いわ。はやったのもわかるわって具合でした。

仕切りたがる人、なんでも自分でやってしまいがちな人は、ちょっと我慢気味にプレイするのがいいんじゃないかと思います。仕掛けに気づいたら自分ひとりで次々クリアしていっちゃう、っていうんじゃなくて、あえてパートナーに動いてもらうのがいいのだと思う。ちょっとしゃがんでみて? ちょっと、ここをこんな風に切ってみて? そんでもってジャンプしてみて? 自分の意図を言葉にして、動いてもらうのがいい。でないと、プレイする楽しさ、課題を打破する面白さを味わえないでしょう?

例えば、さきほどいった風船のステージ。実際に風船を割る役割はパートナー、母なんですが、にやってもらいました。チョキんと切って、先をとがらせて、それでもって自分が台になってジャンプして割ってもらう。絶対自分で割る方がはやくスムーズにクリアできるはずですが、それだときっとあそこまで楽しくなかった。パートナーにいうこと聞かせて、自分をサポートさせるゲームじゃないんです。いかに一緒になって主体的に遊ぶか、それを考えて実行するのが楽しいゲームなのだと実感しました。

先日の雨の日は、実は避難勧告(緊急)が出ていて、状況次第では避難することも検討していました。もしも時にはこのゲームを買って避難所で遊ぶか、なんてことを考えていて、残念なのか幸いなのか、その機会はなく買わずじまいになっているんですけれど、いつかこのゲームは買うななんて予感がしています。たとえば正月休みとかね、と、その前にお盆があるか。そういう時に遊ぶ機会がありそうだ、なんて思っています。

2018年7月11日水曜日

『まんがタイムきらら』2018年8月号

『まんがタイムきらら』2018年8月号、昨日の続きです。

『ぽんこつヒーローアイリーン』。アイリーンが地球に戻ってきて、ラブリーメロンと再開。ヒーローに抜擢してハッピーエンド。きっとこうなることを予想してはいたし、たしかにこのとおりではあったのですが、まさかあんなに紆余曲折あるとは。ブリメロンいやさ枝織、実家に戻って就職決めていたんですね。アパレル系というけれど、これ、量販系のキツいやつなんじゃない!? ちょっと心配なんですが、まさにこれから初出勤という枝織に追い付いて、アイリーン、これまで思ってたこと、全部ぶちまけるんだ。そうか、偽名のこと気づいてたんだ。いろいろはぐらかされてたこと、わかってたんだ。でも、そんなメロンに救われてたというアイリーン。あのシーン、すごく感動的だった。この素直なアイリーンの言葉が、自分を守っていた、隠していた枝織の本音に触れて、ええ、アイリーン、ここでもヒーローとしてひとり救ったんじゃないか、そんなことを思ったのですね。しかし、ここでひとつ誤解が解ける。メロンはヒーローごっこ。アイリーンは本当のヒーロー。ふたりの認識の齟齬、ここに明らかになって、けれどふたりの夢や希望がここに合流するの、とてもよかった。地球でのヒーロー活動、マリーヌ、ツーシャと仲間も増えたわけですけど、やってることはこれまでと同じで、このミニマル感、これがやっぱり好きなんですね。

『きらきら☆スタディ』。赤門大学への入学に向けて頑張っていた彼女たち。その結果はどうだったのか。まさか、大学の卒業後にまで時間がぐっと進むとは思っていなくて、けれどこれ、ただ受験の結果が知らされる以上に、彼女らの進路についてよく知ることができた。よかったですよ。思った結果が出なかったものがある。けれど、自分のやりたいことに向けて、自分の辿りついた環境で努力してきたんだなって、そういうことがしっかりわかるようになっていて、その進路が順当だったか、あるいは理想どおり? むしろ迷走? というか突っ走ってるものもあってという、納得感とサプライズがごちゃまぜに押し寄せるような最終回は見ていて楽しかったです。そしてただ進路がどうなったかだけでなく、そこに見える彼女らの関係、深まってる? より強まったものがある? などなど、いろいろね思わされるのがね、よかったじゃないですか。しかし、驚きの真零ですよ。まさかの宇宙飛行士志望! そこで、絶対ごうかクラブの言及くるところね、ああ、まだ挑戦は続いているんだって、なんだか嬉しくなる、そんなラストでもありました。なんか、夢いっぱいでしたね。むしろ高校を卒業して、もしかしたら大学も卒業して、それからが彼女らの夢の本番なんだって思わされて、きらきらとまぶしさ感じさせる、そんな最終回。素敵でした。

『おとめサキュバス』。いよいよ文化祭を迎えます。小悪魔喫茶で、小悪魔メイドになって接客することになっているキュリア。前の日から期待と不安の間でグラグラ揺れていて、けれど当日になってみたら、いやあ、よかったんじゃないでしょうか。呼び込みに出てみれば、小さな子から大人気。笑顔で案内すれば、小悪魔ならぬ天使認定される始末で、ええ、やっぱりキュリアは女の子メインに活動した方がきっといいと思う。キュリアの課題に活かせないかと、キュリアでも大丈夫そうな男を物色するルナ、そのあまりの剣幕に怖れられてるというのがね、いやいや、キュリアのサポートとしても、喫茶店の呼び込みとしても駄目じゃないですか! 演劇部の男装喫茶と、我らがクラスの王子ちゃん、はたしてどちらが売り上げるのか!? って、あー、演劇部に負けちゃった。あの、男装喫茶の店先で出会った時のヴェロルの得意気だった様、面白かった。店の人気はヴェロルの活躍とか関係ないんですけど、それでも、ヴェロルもちょっと凛々しくていい感じでしたよね。でもって、今回の落ち。あれ面白かった。大家さんに注意されてるの、心配してくれてるんだってちゃんとわかるのもいいんですけど、玄関で正座してるふたりがなんかいいですよね。可愛い一コマでした。

My Private D☆V、『佐藤さんはPJK』のわらびもちきなこです。おお、今回はシンプルです。真っ赤になっちゃうキミが好き。そうか、油断して寝顔写真に撮られちゃったの知って、赤面しちゃってるんですね。あまりに素の様子を見られた恥ずかしさとか、写真消して欲しくてちょっと焦ってる、そうしたところにもとりつくろったりしない素の表情が見える。あるいは、こういう距離の近い関係を築けているところなんかも、またD☆V感じさせるポイントかも知れませんね。

2018年7月10日火曜日

『まんがタイムきらら』2018年8月号

『まんがタイムきらら』2018年8月号、昨日の続きです。

『スロウスタート』。なんかすごいことになっとる。これなに? これなに? 栄依子と榎並先生、わざわざたまてを呼び付けて、見せつけプレイなの? ふたりで先生の家にお泊まり。なぜそうなったのか、わからず混乱し続けているたまてが異様で、いやいや、たまてさん、あんたがわからないって、じゃあ読者はもっとわからないよ!? 夜寝る時は、先生のベッドに3人で。たまてを真ん中に川の字で。ものすごい。しかも、たまてを挟んで、いちゃいちゃ、いちゃいちゃ。ふたりの間で飛び交うハートが、ぽろりぽろりと寝ているたまてに降り掛かるって、ああ、やっぱりそういう趣向なの!? ふたり、たまてを使った高度なプレイなの!? いや、ほんと、すごい話だったわ。これ、定番の夢落ちで、逆に安心しましたわ。こんなスリリングな夢落ち、はじめてだったかも知れません。というか、落ちに至るまで、こんな展開もありなのか!? ありなのか!? ありなのかーっ! って思ってましたからね。おそろしい漫画です。

『佐藤さんはPJK』。今回は調理実習。すべてに完璧であるPJK佐藤のエプロン姿はいかなるものか。けど、千春の期待を裏切ってコックコートであらわれる佐藤。あきらかに浮いてはいるけど、似合ってるからまあいいのかな? 調理実習、調理の様子描くくだりで、どうにも不思議なRPG風展開あるんですが、いやいや、千春、現実逃避しないで? ところで、この非現実展開、どこからだろうと遡って確認してみれば、あ、必殺クロスチョップはまだ現実なのか……。すごいな、ここから妄想域かと思ってました。妄想域から現実に戻ってきても、まだこれ妄想なのか? そう思わせる非現実感、ナンセンス感がおかしかったです。突然窓を開けてそよ風、どころじゃない風を吹きいれるPJK。でもって、風吹いてる中でスパイスを撒き散らしてしまうPJK。被害受けてる千春がおかしいのなんのって。しかも、これ、千春が同じことしてめいをスパイスまみれにするっていうの、いやもう、ほんと面白かったなあ。被害受けてる千春、めいのあの顔、必死さが最高でした。

『みゃーこせんせぇ』。雨の中、傘もささずにやってきた見知らぬ女性がひとり。鹿島美夜子の関係者っぽいけど……、と思ったら、なるほど妹さん。鹿島美朝子。約束してたというのに、姉はもう帰宅してしまっていて、あー、あの姉らしい。酷い姉さんだ、と思ったら、これ、美朝子がいかんのか。どうも約束してたの昨日っぽい? 伊達先生の対応、ちゃんとしてますよね。個人情報云々の扱い。たとえ妹であろうと、おいそれと教えない。というか、本当に妹かどうか、この時点では確認とれてませんから、なおさらですよね。帰宅の途中の美夜子、いいですよね。やっぱりこの人は、みゃーこモードより美夜子モードの方が好みです。でもって美朝子、保健室でホネと出会って、ああ、この人、さすが身内というべきか、このホネの異常な自己紹介、受け入れるんだ……。姉の非常識を受け入れられる理由、それが語られたのですが、なるほど、姉の薬に助けられた過去がある。それと同時に、その薬の副作用? 人狼? 化け猫? なにやら怪しげな展開です。だけど、この漫画のこれまで見てるとですよ、ここにもなにか脱力させる要素があったりするのかな?

三者三葉』。照さん、誕生会でありますね。今年もサプライズを、なんていってる双葉ですけど、しらじらしい! なんと葉山ちゃんの目の前でサプライズパーティの相談しとるわけですよ。この、もういろいろ気を使う必要もなくなったみたいな関係ね、いいなあ。葉山の誕生日を祝います。同時に、クリスマスパーティも兼ねよう。ああ、葉子様のねぎらいですね。ほんと、双葉も、葉山ちゃんも、友達思いのいい子たちだと思います。しかし、ほんと、面白いなあ。突然叫ぶ双葉。ローストビーフ!! だ!! めちゃくちゃしらじらしく、サプライズにつきあってくれる葉山。そしてニコニコとマイ猫のフォトブックをプレゼント。素晴しいわ。もう、なにも気を使う必要のない、勝手知ったる、もう思いのまま行動しても大丈夫、気兼ねのない関係。ほんと、素晴しい。またこの三人娘の見せる表情、それがどれも生き生きとして愛らしく、もうまるで夢のよう。素晴しかった。美しかった。それだけに、この子たちの間に時間の流れていること意識させられるのがつらい! ええ、本当につらいと思えるのです!

2018年7月9日月曜日

『まんがタイムきらら』2018年8月号

 『まんがタイムきらら』2018年8月号、発売されました。表紙は『けいおん!Shuffle』、スネア抱くみたいにして、ドラムの前で座り込んでる佐久間紫であります。しかし、この子、なんだかポーッとしてる感じで、不思議? ふわふわ? なんだか浮世離れしたような、そんな無垢な笑顔が印象的。『けいおん!Shuffle』は今号から新連載でありますよ。

『けいおん!Shuffle』。予告が出てから、はたしてはたして、どうなるものかと期待半分不安半分で今日を待ちました。開けてみてびっくり、いや、悪くないですね? いいですよ。無印『けいおん!』の続きとなるのか、すなわち唯や梓たちの後輩の話になるのか。初回ではっきり答が出ましたね。ああー、唯たちの活動していたのと同時期、違う学校の子らを描こうというのですね。桜が丘高校の学園祭で見たバンド、とりわけドラムに魅せられて自分でもやってみたくなった女の子、それが佐久間紫。これ、放課後ティータイムが神格化されてないのがいいな。すごいバンドだったのかと聞かれて、迫力だけはすごかったって答が返ってくる。決してうまいわけじゃないんだけど、それでも誰かにバンドのよさを伝えることはできたんだ。うん、とてもいいと思う。当座のメンバーは紫とその友達、清水楓。そこに、たまたま名簿がふたりの間だったというだけで巻き込まれていく澤部真帆。軽音部はないけれど同好会ならある。その、つぶれかけの同好会に乗り込んで、2年の先輩、佐藤莉子とともに4人で再始動させていきましょう! ノリよく、テンポよく、キャラクターも生き生きと動いて、大変よいと思いました。で、4人。4人? 無理矢理真帆をカウントしてるけど、この子、本当に入ってくれるのか? これが最初の関門だったりするのかも。しかし、紫。絵から感じてた印象、全然違ってびっくりですよ。

『さゆりメソッド』、ゲストです。百合漫画倶楽部……。漫研の一種なのかどうなのか。いずれにしても、えらくジャンルを絞った活動。そこに幼なじみの白木沙百合をともなって訪れたのが藤野すみれ。予想どおりというべきか、部室内では女子×女子の関係が成立していて、してるの? 桃山さくらと翠川四葉。百合漫画でもって、その方面に目覚めていない沙百合を染めて、自分の恋人にしようともくろむ悪人、すみれと、そんなすみれを煽り焚き付けるさくら。可愛い顔してババンバーンって感じだな。沙百合がどうなるかはわからないものの、おとなしそうに見せて全然そうじゃないっぽいさくらとすみれ、ふたりの抗争、そこに面白み強く感じました。沙百合となるとノーブレーキなすみれと、そんなすみれを挑発する怖いものなしのさくら。いい感じです。

『りとるホーム』、ゲストです。入学初日から遅刻の危機。学校へと走るヒロイン、白倉夢が出会ったのは、汚れた黒パーカーに刃物を手にした女の子。いきなり刃物向けられて、殺すといわれて、いやいや、これ、あかんよ。その子の様子見て、食事と、くつしたと、靴、提供した夢だけれど、いやいや、危うい危うい。学校でもこの子のこと把握してるんですね。2週間前から確認されているホームレスの女の子。ただでさえ凶器を持っていて危ないっていうけど、事案、事案。保護ないし確保ないししないと、っていう、その保護を夢がするんですね。一宿一飯。寝床と食事を提供して、それで心を開いてくれたのか? いや、今はまだそこまではいかない感じですね。

『みらいちゃんねる』、ゲストです。小学6年生、常盤未来。突然姉の思い付きに巻き込まれて、アイドルやることになるっていうんですが、なんと、珍しいパターンかも。男性アイドルとして活動してもらう。姉曰く身バレを避けるためというのだけど、実際には男性アイドルブームに乗っかろうという魂胆。というか、姉、少年好きですよね? それで妹を理想の少年に仕立て上げようみたいな話になってますよね? この姉のいきあたりばったりに振り回されながら、ヨォチューブ、動画サイトを皮切りにアイドル活動繰り広げていこうというのでしょう。みく、いやさ、ミライの明日はどっちだ!? でありますね。なんかロクなことにならん予感しかしません。

『今どき流行りのシークレットワーク』、ゲストです。盗品専門の怪盗リボンテールは、香取あやめと坂梨いちるのふたり組。ベテランあやめに率いられたいちるが、新人と思われぬ華麗な身のこなしでもってピンチ乗り越えていく怪盗活動。罠にかかってるその真っ只中で居眠りはじめたり、学校でもリボンテールの衣装、ポロポロ落としてみたり、またその大きな声で身バレしそうなこといいまくったりと、なるほど、いちるの新人らしいあやうさはこういうところにあるのか。ベテランながら詰めが甘いあやめとのコンビ。ここに、ふたりの事情を知っている豊益うたが加わって、この子はふたりをバックアップしてるとか、そういうわけでもないみたいですね。ただただいちるを狙っている。そしていちるには取り返したいものがあるというのですね。今回の、屋敷から逃げるふたりをスポットライトが捉えた!? と思わせて自転車のライトだったという、あのくだり、面白かったですよ。というか、怪盗、ちゃんとライト点灯するんですね。真面目です。

2018年7月8日日曜日

『まんがタイム』2018年8月号

『まんがタイム』2018年8月号、昨日の続きです。

『ウレ漫とガケ漫』。白井氏の読み切り。打ち合わせはわりと好感触で、とりわけヒロインの女子高生が好評。ああー、神木茜と、それから春日ちづるもですね、女子高生ふたりとの交流、これが生きてるって感じありますよね。というわけで、今回はこのふたりと一緒に街に出て取材です。はやりのカフェにいってみたり、服見にいったりと、なるほど、普段の白井の行動範囲にはなさそうな店ばかりです。しかし、なにが面白かったって、カフェのパンケーキ、SNS用の写真を撮るちづると、資料写真を撮る漫画家ふたりの姿勢の違い! そうか、資料写真は全アングルが鉄則ですか。このふたりの意気投合、気迫がみなぎってましたね。今回、ショップ店員に話しかけられた時の茜とかね、へー、普段はこんな感じなの? 意外性ってやつでしょうか、これいいですね。また、白井にプレゼント選んでる時の様子とかも、最初はクールで掴みどころのない人なのかな? そう思わせてたけど、全然違うんだってわかるこの一連の描写、よかったですよ。でも、そのクールな対応、警官相手に発動して白井氏大ピンチ。これ、白井氏、自分で説明できるよう、対策とっとかないと駄目なやつじゃん! しかしこれはこれで期待どおりの展開。見事応えていただきました。

『モンスターだってうまい飯がたべたい!』。職場、臨時休業? せっかくの休みなので、皆で一緒に遊びにいきましょう。海にいくんですが、犬神がやたら嫌がってみたり、死神がやたら下手くそな変装(?)してきたり、いろいろ波乱ぶくみです。死神のこれ、本当に普段からこの格好なの? 怪しまれたりしないの? またマスターがあやしい屋台を開いてたり、いつもの面々、いつもどおり駄目な感じです。今回、そのトップは犬神ですかね? 泳げないなら最初からそういっときゃよかったのに! 見栄はりたかったのかあ。いい格好したかったんだろうなあ。今回紹介のレシピ、ムースアイスというの、ちょっと手間かかりそうではありますけど、なにか面白そうな感じがしますね。ちょっと試してみたい、そう思わせるものありましたよ。

『そとバンド!』。先生、結婚するのか! この手のキャラクターは、なんのかんのあって恋破れて、みたいなのが定番なのに、そうか、定番を打ち破ってきた! 来月挙式、それで鶴ちゃん先生とはもうおさらばだよ、そういわれてね、先生、仕事やめちゃうの!? みいがショック受けてますよ。結婚式で演奏させてください! これ、いいなあ。みんなしっかり正装してね、いつものカジュアルなそとバンドとは全然違う雰囲気がかっこいい。いよいよ演奏という段になって、先生がめちゃくちゃ嬉しそう。でもって、バンドの皆の意気込み、会場にダダ漏れやん! そとバンド、ほぼ初心者みたいなところからスタートして、結構かたちになるまで成長していたんですね。演奏が好評なのもいいんだけど、先生がほんとそれを喜んでくれて、いやあ、いい式、いいセッションでありました。そして先生の言葉の真意、明かされました。やっぱり! 姓が変わるからね。鶴ちゃんから亀ちゃんになりますよって、だろうと思った! 先生の、あと万年は先生続けるってね生徒たちにいう、その言葉、なんかいいねえ。少なくとも、この子たちと先生の関係は、卒業後もずっと続きそう。そう思わされるよさありましたよ。

2018年7月7日土曜日

『まんがタイム』2018年8月号

 『まんがタイム』2018年8月号、発売されています。本当は昨日発売だったんですが、ちょっと雨が酷くてですね、買いにいけませんでした。さて、表紙のメインは『おとぼけ部長代理』。夏らしくかき氷がテーマですね。アロハシャツ着て、かき氷食べて、キーンと頭痛させている部長代理、安定ですよね。『おねがい朝倉さん』朝倉さんもかき氷、むぎわら帽子、ノースリーブにショートパンツと少年みたいな出で立ちです。『花丸町の花むすび』花子はかき氷を提供する側でありますね。『さわらせてっ!あみかさん』あみかは、おお、宇治金時にアイス、ホイップトッピング。カロリーあげていきますね!

『ハニトラなんか怖くない!』。派遣の山田さん、ここまで好意があからさまなのに、まるでその真意に気づかない、むしろ警戒ラインを引き上げる綾小路。さすがだ。自分はモテない、女の子に好かれない。そういいきるわけですが、その根拠をのべる際の、あの自信なげな様子。ああー、こういうところがモテる理由なんじゃないのんか!? 外出からの帰り道、突然の雨に困ってるところで遭遇した山田さん。傘はいります? で、ひとつの傘で帰るんですけど、近い! やわらかい! いいにおい! って、綾小路、あかんやん! いや、いいんだけど、でも、この人、女性にいわゆる免疫がないんだなあ。必死で逃げようとするも、山田さん、綾小路の全力疾走についてこれる脚力なのか。でもって、ロビーでのこと。いわゆるラッキースケベが発生しても、叫び声あげるの綾小路なんだ! むしろ心配されてるぞ! でもって、下のオフィスの人との遭遇。綾小路、ほんとモテるよな。バランスに欠けた男だけど、根の正直さ、実直で人に対し丁寧なところ、こういうところ、好感持てますよね。

『見上げればいつも妹が。』。雨続きで洗濯できず、ついにツブテの服が底をつきました。妹18の前でパンイチ30歳。むしろ堂々として悪くないな。遥が自分のお下がりを兄にお上がりするくだり、面白かった。すとんと落ちてしまったズボンに、私、太ってる? ああ、やっぱり気にするんですね。兄のフォローあるも、スタイルいいと思う? 答えないツブテは紳士なのかどうなのか。謎です。コインランドリーに向かうも、どこもかしこもいっぱいで、そんな時に遭遇した大杉。いや、この人、ヤバいな。街中で好みの少年を物色してるの!? そんな大杉に発見されてしまったツブテ。大杉の家に招かれて、好きに着せ替えされてしまうって! ヤバいわ。衣装コレクションとかあるんだ。しかも遥も意気投合しちゃうんだ。でも、さすがというのか、ふたりの見立て、ツブテの魅力をこれでもかと押し出してました。大杉にその気があるのか、また遥がどう思ってるのか、それはわからないのだけど、大杉、遥、ツブテの三人が揃ってる絵面、なんだかしあわせ感があって好きですよ。

『瀬戸際女優!白石さん』。おお、白石、舞台に挑戦することになるんですね。演じる役はグレた娘を持つシングルマザー。この境遇にかつての自分のそれを重ねあわせるんですが、もちろん演じるのは娘ではなく母親役。これ、この舞台を通して母との確執を払拭することになるのかな? いや、それ以前に、ずっと会ってなかった母親に会いにいくことになるのか。真島監督とのつきあい、順調に続いてるんですね。演技の悩みなど話してるんだ。それで母に会ってみないか、そういって探してくれて、いや!? 元警察のネットワークとかいうけど、なんか悪用っぽくないですか!? ともあれ、白石薫、母と再開。その母との対話でね、だんだんいろいろわかってくる。母の不器用さ。娘への気持ちを素直に伝えることができなくて、それは子供のころからそうだったっていうの、いや、それはそうでも、ちょっとさすがに不器用すぎない!? いや、こういう人はいるのかもなあ。母と娘の関係、少しずつでも改善に向かいそうな様子見せてくれた今回、ベタだけどいい話じゃあないですか。そう思ったんだけど、ここで判明する、まさかの母の方が恋愛上手。このあたりは、もう定番の展開だけど、そこで落ち込むとかじゃなく、母のしあわせにつっこむってところがね、白石のよさを見せてたと思うんですよ。

天子様が来る!』。おおお、最終回か。そうでした、前回、それを知って驚いてました。そうかあ、最終回かあ。でもね、本編読むとね、最後の最後までそういう雰囲気まるで出さなくて、いつもどおりなんですよ。いつもどおり切れがよくて、いつもどおり面白かったんですよ。冒頭に3回続けて畳みかけてくる「未来からの使者」なんか、本当に見事で面白くって、で、1本ユキジものを挟んで、極めつけの未来からの私をブチ込んでくる。見事やわ、このセンス、最高やわ。最後の最後まで、しっかりみっちりばっちりネタで勝負して、面白がらせてくれて、最後の一本にてお別れを告げる。いつもの兄貴さんですよね。こうした常連、レギュラー的な面々も魅力的だったよなあ。ほんと、いいノリ、いいバランス感覚で最後まで走りきってくれました。最高の漫画、最高のシリーズでありました。

2018年7月6日金曜日

『まんがタウン』2018年8月号

『まんがタウン』2018年8月号、昨日の続きです。

『新婚のいろはさん』。マンション暮らしを満喫しているいろはさん。清潔、便利、快適。確かに理想的な住まいに思えます。なにか問題でもおこらないかぎり。さて、前半でマンションに未来を感じるという話、これが後半の布石になってたんですね。以前、始が住んでいたアパートを見にいってみよう。家事能力に欠ける始のひとり暮らし時代の思い出が語られるんですが、この人、そのあたりに頓着しないタイプの人だっていうの、よくよく理解させられるエピソードでした。ゴミに埋もれた部屋。カーテンがついてることで次の住人がいること確認するってことは、当時カーテンつけてなかった? いや、引き払ったのかも知れんし、そう思ったら、エアコンがある、物干し竿もある! って、いや、君、洗濯してなかったのか! でもってここから、大家さんと再開したりね、今の住人、ちらっと見たりね、そうしたら始にそっくりで、もしやのタイムスリップ!? って、ここで冒頭の未来ネタが返ってくるのか! 住まいの変化のエピソードにそうした時間というテーマ? ネタ? 一本通して、ただ昔を懐かしむだけにしないの、さすがです。

『ちこはゲーセン一番星!』。今回はワニワニ叩きのお話。モグラ叩きのバリエーションですが、なぜワニ? チーフの答、モグラ叩きに噛まれたら減点という新たなゲーム性を追加してっていうのね、なるほどー、納得してたら、ちこは淳海の答に軍配あげちゃうんだ! ここからの展開、最高でしたよ。遊んだことのないというちこに、一回経験しとけと遊ばせて、淳海もやってみなよ、誘ってみたら、バンバン叩いてたちこと違って、ちょんちょんと触れるだけ。ここにキャラクターの違いよく見えて、しかもスコアは淳海の方が上なんだ。この淳海の個性、ここで見せてたの、うまいですよね。自分のスコアが更新されたのを見てスイッチ入っちゃう淳海。負けてはいられないとチャレンジし続けて、しかもさっきはちょんちょんと触れるだけだったのが、バンバンと向きになって叩くのね。そうかあ、ゲームってやつは人間性っていうのをあらわにするものだなあ! チーフの助言からの淳海ハイスコア再更新の流れ、おおー、よかった。ふたりの仲もさらに! とか思ってたら、ハイスコアを更新してたのが河合さんっていうの明かされて、これは本当に面白かった。登場人物の個性から役割から、全部がうまく機能している。見事だと思いますよ。

『中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます』。前回の続き、利用者さんの間でケンカが発生してしまったっていうの、それをなんとか仲裁してというの、事態こそはおさまったけれど、気持ちがおさまらない。というか、もう限界に近づいてるっぽいのが心配ですよ。レポートにまとめてしれっと流さてしまうことにも、暴力ふるわれても笑ってる同僚にも、そして例の無愛想なリーダーにも、不満が鬱屈して、もうやるせない気持ちが凝縮されたようになってますよね。ここからのくだり、友人との対話ね。これ、一瞬、あやうい! って思ったんですよ。例の理不尽リーダーのこと。それはどこにでもいますよって、自分のバイト先にもいますよって。それで、だから吉田さんの経験はめずらしくもないことだって一般化されて、おさめられちゃうのかなって心配したんです。けど、そうじゃなかった。4年目にキレで大喧嘩。さらにもうひとりの友人も、仕事のつらさ、嫌な同僚について、全部いう、誰に対してもバンバンいうって、そうやって状況改善させてるっていって、ということは今の職場が抱えてるいろいろに、なんらか働きかける流れになろうというのでしょうか。というところで、利用者さんに血尿!? この一件がトリガーになるのかな? ともあれ次回最終回。どういう変化が、どういう結論が出されるのか。楽しみというのとはちょっと違うかな。知って安心したい、そんな気持ちでありますよ。

2018年7月5日木曜日

『まんがタウン』2018年8月号

 『まんがタウン』2018年8月号、発売されました。表紙は『ひなたの総務メイト』。今号をもって最終回を迎えた、それあっての表紙メインでありますね。最終回、これにておわかれというにはあまりにいつもどおりといえるその雰囲気。漫画としては終わっても、まだまだ彼女らの日常は続いていく、そんな印象あるイラストです。他にも『新クレヨンしんちゃん』、『新婚のいろはさん』、『派遣戦士山田のり子』のカットもございます。

『恋するヤンキーガール』。修学旅行先でのこと。お風呂でゆっくりゆったりと、恋愛の進展? 語りあったりするところ、この子たち、もうすっかり変わっちまったなあ、子供っぽさも抜けて、だんだんに大人に近付いているんだなあって思わされるところ大でした。男子サイドでも同様で、ナギの斉木にかける言葉とかね、友情感じさせるとともに、やっぱりどこか大人びた雰囲気など感じさせるのですね。今回は2本立て。後半では、前半で話されていたこと、それを受けていろいろ動くのですが、立ち入り禁止にされていた中庭に斉木を呼び出すぼたん。その意図がすごい。そうかあ、アヤメちゃんとナギに思い出を作るきっかけを与えようって思ったんだ。けれどここで斉木の告白イベントが勃発したのは、ぼたんとしては予想の範疇だったのかなあ。ともあれ、アヤメちゃんのキス。これ、ロマンチックにはもうちょっと足りない、というか結構な力づくよ!? ってな感じなのですが、これ、つまりそれだけアヤメちゃん、必死だったんだろうなあ。

『ようこそ!スマイリーバーガーへ』。たまこと店長、うまくコミュニケーションとっているんですね。ヒマな日ほど掃除日和! ポーズつけてやりとりするところとか、当初の店長からは想像もつかない! しかも店長、もう舌打ちしないんですね。そうかあ、たまこから注意うけてたんだ。この店、たまこを雇って、ただ人手、労働力にとどまらないもの得ていますよね。そして、たまこもステップアップですよ。これまでフロアだけだったたまこが、ついに調理にも挑戦することになりました。新しい制服、自分の名前書いてくださいといわれて、ああ、たまこ、ただステップアップしたというだけではない、そんな気持ち、嬉しさを噛み締めてますね。ええ、たまこ用に用意された制服。ただ新品もらえて嬉しいってわけじゃないのだろうってしっかりわかる。よかったなあ、たまこ。きっと、認められた、そんな思いがしたのだろうなあ。

『小春さん、ずれてない?』。合コンが実った!? 男子からメールが送られてきたって喜んでる小春だけど、件名はバイトの求人情報。どうも色恋云々って感じじゃないっぽい? ともあれ、コミュニケーションとっていきましょう。冬樹アドバイスでメール交換していくんですが、小春がとにもかくにも駄目で、よりによってなんでそのチョイス!? っていうのをドカンドカンと放り込んでいく。頭抱えて叫んでる冬樹がよかったですね。でもって、我慢しきれなくなって冬樹が直接、小春の代理としてメール交換しはじめるんだけど、いいのか? 駄目だろう? 駄目だった! というか、冬樹さんよ、それは優良誤認じゃないの? 不当よ? 不当。冬樹のメール力、これちょっとすごかった。夕食の写真送ってくるの、相手の食生活をチェックするための布石なのか!? その発想はなかった。そうかあ、怖ろしいものだなあ! 結局小春はバイトだけゲットして、男子はリリースすることになったわけですが、これ、男子はバイトを口実に小春に接近しようとしていたのかな? 小春もそうですが、自分もこのあたりの機微、よくわからなくっていけません。

『あいたま』。おお、チャイルドセクシー、略してチャイセク。久しぶりに目にして、ああ、師走さん、お忘れではなかったか! 感慨にふけってしまいました。さて、今回はブロマイド水着撮影の授業。自分たちでモデルをやり、撮影も自分たちでする。実践的な授業だ! そして講師は水橋蓮。自分の得意分野だから、やたら元気で、ノリよくて、しかも先生という役割ゆえか、自信をさらに後押しして、余裕ある大人っぽさがこれでもかと押し出されていましたね。とてもいいのではないでしょうか。今回、おかしかったの、盗撮魔が自分を棚にあげてバニラを説教ですよ。モデルに声かけせず撮ったバニラをいきなり殴打。それで、お父さまにさえぶたれたことは…、って、お嬢様、思いもしないネタをぶちこんでくれるね? 今回は、全体にノリがいいというか、テンションおかしいというか、なかなか普段見ることのないようなもの見せてくれて面白かったんですけど、終盤の慣れない被写体として頑張るあい、これがさらによくって、照れてるところとかね、レアだ! ほんと、今回、ちょっとした特別編。ボーナス感あってよかったです。

2018年7月4日水曜日

『まんがホーム』2018年8月号

『まんがホーム』2018年8月号、昨日の続きです。

『座敷童子あんこ』。この漫画、じわじわとくるおかしみ、これが実によくって、今回も楽しく読みました。あんこのキャラクター。大雑把で、いろいろ横着でっていう、そういうところ、本当に大好きで、タイヤキの言い訳のまわりくどさとか! 今回、なんかこれすごいぞって思ったの、「肝試しの怪」ですよ。足元にあんこがいると思ったら、ちょっと離れたところにいて、と思ったら、やっぱり足元のあんこが本物? このわからなさ、あやしげな感触。いや、もう実によかったです。そしてもうひとつ、「アリ地獄」。なんかね、しみじみと夏のある日の情感、ちょっとノスタルジックな気分にもなろうかってそんな風情ある一本、そんな風に思ってたら、最後の最後にすごい台無し感が襲ってきたんだけど! ほんと、めちゃくちゃ面白かった。この揺さぶり、シビれましたね。

『うちの秘書さま』。はじめと山田、海辺でリゾートでありますよ。しかも驚いたことに庭師の田中さんまで参加しているというプレミア感。さて、海というとキレイなお姉さんだ、そういう山田のがっかりさせられるところ。そうか、プライベートビーチか。ビキニの七瀬と、スクール水着の田中。このふたりのコントラスト? ビキニを勧められて、それほぼ下着、そう返すところさすがです。山田君、この人、思ったよりもおちつきないんですね! なんか意外でしたが、はじめの友達なんだから、まあそういうことか、なんて納得もいったりして、ほんと、どれほど田中さんのスクール水着が刺さったというのか。ビーチバレーで、なんとしても勝とうと汚ない手を使ったはじめの自業自得。しかし、山田、まるっきり巻き込まれてるよね? そして落ちでも同様で、ええ、はじめと山田、ふたり、いいコンビでした。

『歌詠みもみじ』。千恵がいうには、今のブームはゆる〜くキャンプなんだそうですよ。というわけで、海にいきたいまりなと、山でBBQしたい千恵と、ふたりの意見を折半して海でBBQすることになりました。それで炭担当のもみじが墨、墨汁を持ってくるとかね、スミ違いや! っていってますけど、ほんと、もみじは海辺に墨汁持ってきてなにをするつもりだったのか……。鍋に続きBBQでも仕切るまりな。頼りになるとかじゃなくて、メンドイ、そういう評価になるのかあ。ほっといたら勝手に肉が焼ける、便利! という風にはなかなかいかないんですね。なかなか難しいもんだなあ。BBQに一家言あるアメリとかも面白かったです。でもって、千恵、どんだけ食べられるのか。たらふく食べた、もう食べられないと皆がいうなか、ひとり、自分のための焼きそばを焼く女。またひとつキャラクターが立った、そう感じましたよ。なんかすごく魅力的です。

2018年7月3日火曜日

『まんがホーム』2018年8月号

『まんがホーム』2018年8月号、昨日の続きです。

『孔明のヨメ。』。ああ、ついにですよ。程昱による徐庶の攻略。母を確保し、徐庶を劉備のもとからひきはがす。策にはまった徐兄は母を見捨てるわけにもいかず、かくして涙なみだの別れでありますよ。徐庶が偽名を使っていたくだり、面白かったです。かつて罪をおかした自分が迷惑となってはなるまいと、名前を変えて仕えていた。けど、劉備はじめ、この三人、全員前科持ちなのか! もうほんとおかしかった。けど、これがおかしいだけに、徐庶の人となり、また徐庶の気持ちを思い涙を流す劉備とかね、その情の厚さ、描かれるくだりとなると、胸に切々と押し寄せるものあって、これはもうたまらなかったです。しかし、この徐庶のエピソード、ここで終わりではないわけですが、やるのかな、どうなんだろう。別れだけでこんなにつらいのに、この先となると、ちょっと想像しがたいものあります。そして物語はいよいよ孔明を表舞台に押し上げようというのですね。三国志ものとしては、いよっ! 待ってました! となるだろう名エピソード目前といったところなんですが、この漫画となるとちょっと違って、ああ、そうかあ、これまで孔明が取り組み大切にしてきた人々の日常の暮らし。いよいよそこから離れようというのですね。これもまたつらいことと思うのです。

『広島さん、友達になってください』。今回は広島のご当地スポーツチームの話題でありますね。カープか!? いやまあ、カープなんですけど、カープといえば赤。赤いTシャツ持ってないからと、マーカーで服を赤に塗っちゃったんだ、タミちゃん! 保育士さんが謝りながらも、カープ応援するというタミの言葉に晴れやかな笑顔浮かべる。ほんと、みんなカープが好きなんだなあ。これ以降のカープエピソード? それらも本当に面白くて、それからサンフレッチェも? 好きなものに全力振り向ける姿というのは、清々しささえ感じさせて楽しくさせてくれるものだと思わされましたよ。サンフレッチェのチーム名の由来、これは知ってましたよ。けど、その三本の矢を、広島で父を待つ家族三人の心の支えにしようとするあのラストね、見事だと思いました。描かれたこと、語られることが、登場人物に受け止められて、生き生きと動くというその様、とてもよかったと思うのですよ。

『マツ係長は女ヲタ』。マツ係長、大ピンチだ。荷物を届けにきた兄さん、それが色民で、しかもなんかあやしい感じ。もちろんマツ係長のことも把握していて、メロたんのマッたんじゃないですかぁ…! って、見た目もヤバければ言動もあかんよ!? これ、会社にクレーム入れられたらヤバいよ!? ともあれ、シオン最愛シオン神惜しシオン軍のムラ男と名乗るこの男。あやしい、なんかヤバそう。これまで出てこなかったタイプの色民だ! シオンとしろたん、仲がよくない、そうした事情を引き受けて、シオンファンとしろたんファンの間に対立を煽るヲタがいとるのかあ。これ、厄介だなあ。ムラ男にとって不都合なマツ係長のしろたん応援ブログ。ヲタバレを楯にとって、しろたんブログをシオンブログに変えるよう要求するっていう、これまたヤバい状況に、いや、これ、なんらかの証拠とられた上で会社にクレーム入れられたら自滅するパターンよ!? ともあれ、マツ係長のピンチ。これを救うために、だいちゃん推しの渋部長を頼るウメ君。ほんと、ウメ君、積極性どんどん出してきてますよね。というか、この状況、渋部長が知ったら、きっと大事になりそうな気がします。しかし、ファンはアイドルの面倒ごとになっちゃあ駄目ですよ、ムラ男さん。

『王子様育成計画』。あいらのちょっとしたイタズラ心が招いた窮地ですよ。朝、目が覚めなくてうとうとしてるしのぶの髪を三つ編みにしてしまったあいら。しかしこれがあんな状況を引き起こしてしまうだなんて!? いや、窮地に陥ったのはあいらなんですが、学校にいったしのぶが三つ編みにようやく気づいてね、ほどいたら、髪がほどよくウェーブ。ふわふわした髪がしのぶの王子様度を上げてしまった。クラスの女子に気づかれてしまったっていうんです。放課後、あいらビジョンとしてふわキラしのぶが描かれてますけど、いや、これ、クラスの女子に見えてたのと同じじゃん! 知られてしまった、知られてはいけない秘密がバレてしまった! アイスにごまかされてますけど、あいら地味にピンチかも知れませんね。でもって、しのぶ、女子に話しかけられるの、レア体験として喜んでるっぽいんですが、あかん! あいら、ピンチや! 王子様育成するのはいいけれど、門外不出の禁をやぶってしまいましたな! いや、多分翌日には、なんかもっさりしたしのぶに戻るでしょうから、なんとか回避できるんでしょうけどね。

2018年7月2日月曜日

『まんがホーム』2018年8月号

 『まんがホーム』2018年8月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』らいかが南国リゾート思わせる雰囲気たたえながら、夕日の海辺にたたずんでいます。夏のリゾートでありますね。『孔明のヨメ。』孔明、月英夫妻もアロハ着まして、バナナのチェアにふたり寄り添い座っています。なんか、三国志ものと思えない雰囲気がいい。孔明さん、普通に今風の美男子なんですが。『広島さん、友達になってください』キミと紅、ふたりがプールサイド? 飲み物手に楽しそうにしている姿もいい感じです。『河原課長とギャル部下ちゃん』、巻中カラー告知のカットもございます。

『おんなのおしろ』。七瀬、見事、子猫にふりまわされてますね。手に集中攻撃を加えてくる子猫ですよ。それでアザとか作っちゃって、それを職場で竹本楓に目撃されてしまう。すわDVか? 楓が心配しちゃって、それはいいんだけど、七瀬も説明しようとしないから誤解広がるばかりだよ。この、言葉の、対話のうまく噛み合わない様子、それで微妙にすれ違いが広がっていくところなんかは、この作者の面目躍如ですよね。ピタっとハマらないコミュニケーション、その隙間に面白みが生じてくる。押しの強い楓、それが苦手で逃げようとする七瀬。個性もよくよく出て、だからこそか、回を重ねるほどに面白み増していきます。七瀬なんて、読み手である私からしても、どこか距離のある、そんなこと感じさせた人なのに、今はもうこんなにも面白い。人間味? あるいはポンコツな面が見えてくるんですよね。実に見事です。

『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』。今回、ちょっとした山場ですよね。合コンに参加したら、女子から悪意を向けられてしまった。それがショックだったのか職場でもなんかショボンとしちゃって、そこで矢面に立たされる高瀬もつらいよなあ。自分自身、なんとかしたいと思ってた。けどできなかった。責められるまでもなくわかってるんだもんなあ。でも、そうした自責の感情があるというのが、よくよくこうして伝わっていたからこその今回のラストでした。ちょっと気恥ずかしくもある、そんな告白をああもしっかりといえたのは、それだけ駒井のこと心配して、なんとか元気づけたい、その一心であったからなのだろうなあって。だからこそ、その気持ちを受け取った駒井の見せた笑顔、それが格別でありました。しかし、駒井、自分の落ち込んだ様子、自覚してなかったのですね。むしろ高瀬が心配されていた。さすがです。

『年上の物理女子は可愛いと思いませんか?』。ゲスト掲載ですね。なので、ロケットではなく単発のサブエピソードです。不思議なこと、オカルト含めて大好きな湯川部長。怪談とかも大好物!! っていうんですが、いや、あなた、それ信じてるって感じじゃないですよね? むしろ、不思議現象あらば観察分析して、その不思議を暴いてやる! って、そういうノリですよね? ええ、そういうの私も大好きです。しかし今回の怪談、壁から聞こえる女の声というの、湯川部長が調査に乗り出すのだけど、朝永と違い、全然怖がってる風じゃないのがいかします。でもって、現場にいって、現象発生したら怖がったりする? かと思えば、なんのなんの、なにをするのも楽しそう。っていうか、現象について、謎を暴いてしまいましたね? というか、原因は部長、あなたでしたか……。湯川部長のトラブルメーカーとしての側面、そいつがしっかり描かれて、ええ、さらに新しい不思議を生み出してしまったというの、しかもそれは収束させないんだ! さすが部長、やってくれましたと苦笑まじりのおかしみ、実によかったです。

『ふみのさんちの大黒柱』。面白いなあ。十条時房の娘、十条かづえが文野さんちにやってきた。自分の父が文野理人の本にハマっちゃってるのが許せない、直接本人に文句いってやるの精神で押し掛けてきたわけですが、ほんと、この子のマイペース。はじめての日本家屋に感動するのはいいとして、砂壁、掘っちゃ駄目だよ! でも、あれ、掘るよね……。うん、自分も子供のころ、掘ってたよ……。地味に面白かったの、十条時房の娘という名乗り、なんか平安時代の女性みたいだなって。その響きが気にいりました。さて、文野家の人たち。まるでその十条時房を知らなくて、あんなにも有名人なのに!? とかづえが驚いていたところに理人が現れて、しっかりばっち賞賛してみせたもんだから、かづえの感情コロっとひっくりかえるの、すごいよね。この転換、このテンション、わかりやすくて、おかしくて、しかも最後にあの結論。もってまわって、すごく普通のところに着地したんだけど、あんまり普通にも見えないっていうね。すごくおかしくっていいんですね。

2018年7月1日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2018年8月号

『まんがタイムきららキャラット』2018年8月号、昨日の続きです。

まちカドまぞく』。ウガルル再召喚作戦の発動でありますね。ウガルルから以前の召喚時の話を聞きだして、なにが問題だったか分析。そしてここから一気に再召喚の準備を整えようというんですが、いやあ、これまでに描かれてきたこと、起こってきたできごと、それがここに一気に合流していく様は圧巻でありました。というか、小倉さんが便利すぎる。しかし、さすがのあやしい小倉さんでも用意できないものがある。例えば魔力料理、というんだけど、ああー、リコがいました。幻獣の尻尾の毛というのも、マスターからむしればいい! って、酷い! ああー、シャミ子の新しい扉が開いてる! 今回のウガルル召喚のくだり、シャミ子にかかわる人達、ほぼ全員が関わって、なにかしらの力を貸してくれている。これが大切なことなんだろうなあって思いましたよ。シャミ子がこれまで頑張ってきた、それがこうして実っている。ウガルルが、桃が、ボスと認めてくれたという、そのこともしみじみ嬉しく思えたのです。

すわっぷ⇔すわっぷ』。夏子からの呼び出しをうけた春子。家を訪ねてみれば、そこには小さな男の子が! 親戚の子なんだそうですが、それ見て焦る春子がいいですね。赤ちゃんの世話なんてやったことない、無理ですっていうんですが、夏子が期待してたの、春子のアシストじゃなく、その体だったっていうのが、妙にシビアでおかしかったです。ただ見てもらえればいいって状況だと春子のままでいいかな、そう思ったら泣かれてしまって、しかも春子まで泣くのか。これは、なんだか珍しい感じですね。今回、いつもわりと表情抑えめな春子がいろんな感情見せてくれていて、嬉しいですね。焦ったり、照れたり、泣いたり甘えたりと、ええ、実にいいイベントではありませんか。しかし、子供の面倒見ているその合間合間にキスしてるのね、状況だけみたら、ラブラブ夫婦に見えてしまって、それもおかしかったです。赤ちゃんのこと苦手にしてた春子も、だいぶん慣れたのか、最後には愛着持って接してたのもよかった。でも、せっかく仲よくなったのに、次あった時には忘れられててまた最初からっていうの、子供にはよくあることって感じではあるんですが、ここでまたショックな春子とか、ほんと珍しく表情豊か。大変よかったです。

『花降り宿のやどかり乙女』。どことなく様子のおかしかった雪。いったいどうしたのか。皆がそれとなく察して心配していたんですね。ああ、ちゃんと見てくれている友達がいるっていうの、いいですねえ。雪の気落ち、これ、おみくじに書かれていた別れのくるということ、それがいずれくる六花との別れを意識させて、普通ではいられなくなってしまったというのですか。その雪の不安、将来を思っての気鬱を受け止めてくれたのが、六花の母だったんですね。そうか、今、六花がそうしているように、かつて六花の母も仲居修行に出ていたのでした。その時に出会ったのが雪の母、月子。一緒にいた期間はたった二ヶ月で、けれどその短い時間で、一番の友人と思えるほどに仲を深めたというのですね。この一連の話が雪に伝えただろうこと、おそらくはおおいに勇気づけたこと、直接にそうと言葉にはされなかったけれど、確かに雪は大切なことを受け取って、そして六花との未来に感じていた不安、それをやわらげることができたとわかる一連の描写。静かで、穏やかで、そして豊かでした。静かに響くもの、あったのでした。

『ゆず35歳@中学生やってます』。おお、こちらでも赤ちゃんの世話であります。なずなの家にいきまして、そしたら子供を抱いて出てきてびっくり。その時、なずなと一緒にいたのがなずなの母で、ゆず、姉妹かと思った、そういったら、もう35になるのよ、ですって! 突然恐慌におちいるゆずですよ。ありゃあ面白かったなあ。ゆず、最初は赤ちゃんに触れようともしなかったの、苦手なのかな? 嫌いなのかな? そう思っていたら、そうかあ、全然違ったのか。むしろ、赤ちゃんの世話、ばっちりじゃないですか。ぐずってる理由、オムツじゃないかな。手際よく交換してみせて、またミルクを飲まない理由もすぐに察して、すごいな。けど、そのたんびたんびになずながやばいのね! ほんと、なにが彼女をここまで狂わせるのか。ゆずの魅力が罪なのか!? ゆずの赤ちゃんの世話が得意な理由、なるほど、ベビーシッターやってたからなのか。で、赤ちゃんに接しようとしなかった理由も判明して、そうかあ、ねたみとかそねみとかかあ。嫌な自分を自覚して、そうならないよう気を配るとか、ゆず、本当に大人なんだなって思わされましたよ。そのあとも、赤ちゃんのピンチを身を呈して救ったりね、今回、ゆず、本当にMVP。それだけに、あのワインの弁償のくだりね、なずなちゃん、ゆずは悪くないって証言してあげて! そう思ったら、なずな、えーっ、そういう助けかた!? でも、今回ゆずは頼り甲斐もあって、実に素敵だったもだから、なずながああなってしまうのも仕方ないですね。いや、仕方ないか?