2018年7月20日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2018年9月号

『まんがタイムきららMAX』2018年9月号、昨日の続きです。

『こみっくがーるず』。編沢さん、担当替え!? と思ったら、かおすちゃんの悪夢でしたか。小夢の担当替え以来、同じ夢ばかり見てしまう。すっかり不安が育ってしまって、それが漫画のネームにも溢れて、しかもタイトルが「別れ」って! 萌え四コマ描いてるんじゃなかったんですか!? しかし、これ、面白いの、編沢さんを思って描いてるのに、当の編沢さんが「あの人」最悪じゃないですかって否定しまくる。けど、これ、編沢が否定すれば否定するほど、かおすにとっては編沢さんが去ってしまう妄想を強化してしまうことになってるっぽい? しかし、今回のかおすちゃん、満身創痍だわ。編沢さんはそういうつもりじゃないんだろうけど、責められてるみたいになって、それでどんどん自信失っていって、これ、編沢さんに見捨てられたくないショックなのかあ。切ないなあ、かおす。けどなにがいいって、あのひとりかおすのネームを見てる編沢ですよ。そうか、かおすの漫画の面白さ、編沢には通じてるんだ。でも、自分が面白いと思っても結果が出ない。これ、編沢もつらいよな。この漫画、最高に面白いんだけど、なんでいつまでたってもゲストなの!? あるいは連載にならないの!? みたいなこと思ったことある自分には、ちょっと身につまされる、そんな感覚さえありました。しかし、編沢さん、自分には面白いっていうの、かおすにいってあげたらいいのに。それをいえないのは、また編沢の迷いだったりするんでしょうかね。

『タベモノガタリ』。板宮さん、いやさ二宮さん、とてもいいと思います。とても魅力的、自信持って欲しい。さて、今回はハムカツの話。って、待って、あのアゴにパンチがヒットした時のコマ。美少女四コマのヒロインとは思えない、すごい顔になってましたよ。ハムカツの話。薄いというの、ここに繋げるための布石だったんですね。私はハムカツっていうの、あんまりイメージないんですけど、ポピュラーなんですか? ハムのカツ。厚切りは許せない。ということは、厚切りハムカツっての、あることにはあるんですね。みかんの、ハムカツは縁のザクザクが好きだっていうの、しかもこの人、好きなところを残して最後に食べたいタイプなのな。おかげで真ん中から食べるという不思議なスタイルになって、というか、これ、手が汚れるやん! ハムカツを半分に切って、開いたところにいろいろ挟んでみるっていうの、これはいい感じですね。ちょっと試してみたくなる。野菜入れるのはいいアイデアだったと思います。縁とともに楽しんでみたいと思わせる魅力ありました。

『私を球場に連れてって!』。のっけからファル子が大フィーバー。え? ファルコンズ優勝!? と思ったら、ほんとにそうなんだ。優勝が嬉しくてテンションが上がりっぱなしのファル子、いいですね。あの方言トーク、めちゃくちゃ可愛いじゃありませんか。でもってキャッツもAクラス、これ久々なんだ。猫子が喜びのあまり緩みきってる! めちゃくちゃ面白い。ファル子は舞い上がってレオナのことあおりまくるし、しかもケーキまで仕込んで、あの手この手だ! Aクラスに気分をよくした猫子の笑顔大安売りもまたいい感じ。しかもレオナに見透かされてるのね。あの誤魔化そうとしてる猫子もよかったですよ。今回は、これまでをちょっと振り返るみたいな要素もあり、そして今後を思うようなところもあり、節目の回でありました。しかし、これからクライマックスシリーズってことは、キャッツも日本シリーズ進出の可能性を残してるってことですよね? だとしたら猫子の緩むのもわかる気がします。

『ももいろジャンキー』。ほんと、面白い。くげぬまきみちゃん、ハムちゃんが、美耶に会いに学校までやってきて、運がいいのか悪いのか、卯月とであってしまった……。綺麗な人、素敵な人、なんでこんな学校に!? みたいな反応もまたすごいなあ。どんだけうーちゃん場違いなのか。要領得ないうーちゃんに我慢しきれなくなったハムちゃんとか、補修のプリントが終わらなくて泣いてるみゃーちゃんとか、ほんと感情豊かというか、ぱっと見て思うその人の印象を吹き飛ばしてくれるような表情、感情、言動、それがこの漫画の魅力なんだと思わされましたよ。ああ、そうか、卯月のうーちゃんもそうなのか。そうなんだなあ。今回、見どころたくさんあったわけですが、はなの、ハムちゃんからナメられてるんじゃないかって思うところとか、地味に面白くって、そして皆が踊るところね。はな、ブタ踊りとか覚えさせられてるんだ……。そして美耶の破滅からの、もも大激怒。怒りのデスおどり! ほんと、見事、予想外のもの見せられます。

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