2026年3月31日火曜日

『まんがタイムオリジナル』2026年5月号

 『まんがタイムオリジナル』2026年5月号、一昨日の続きです。

『となりのフィギュア原型師』

近所に模型屋を発見した半藤。代表と一緒にいってみようっていうんですが、そんなふたりを遠巻きに見ているはぐちゃんが意味深。

と思ったら、はぐちゃん、その店の常連でしたか!

しかもその店、ただの模型屋じゃない。ほぼ民家の見た目とか、店長が堅気の見た目じゃないとか、そういうのんじゃなく、扱ってる商品が特殊。かつてOKOME WARなんていって遊んでいた、ミニチュアウォーゲームの正規取扱店。店の奥にはプレイヤーたちがジオラマめいたバトルフィールド、ゲーム卓を囲んで対戦中。

そしてはぐもそうした常連のひとりだというのですね。

半藤が興味を示したと見るや、沼に引きずりこもうと次から次に群がってくる常連たち。わかる、その気持ちわかるわ。しかしあんまり焦ると、その熱量でもって新規を逃がしてしまう。店長の手腕はさすがのひとこと、半藤の興味をさらに引き出し、そのうえ好みばっちりのモデルを提案。見事に心掴まれた半藤は、自ら志願したはぐと対決することに。

そして見事にはぐに勝利するというんですね!

ほくほく顔でキット御購入にいたった半藤。さらには代表も参入決定して、ほんと、これ、ちょっと特集ぎみに続けて読ませてほしい。絶対面白いと思う。斉藤たちも引きずりこんでやろうぜ! ってくらい面白そうです。

『かつては最強無敵の勇者様~姫には内緒のレベルダウン生活~』

ステラに知られてしまったレベルダウンの秘密。さらに続けて語りはじめるもうひとつの秘密は、レベルダウン以上にジュローが知られたくなかった、かつての自分についての物語。この世界にやってくるまでのジュローは、どうした人物であったのか。これまでの回想からも後悔の多い人生を送ってきたことはわかっていた。しかし、その後悔がどれほどに深く、取り返しもつかないものであったのか。それを今ついに語ろうというのです。

しかし、この老人。まさかでした。てっきり、ジュローと父との断然などが語られるものと思っていたのに、どうも話が見えてこない。看護師の話からは、青年と老人に血縁関係はないとうかがえる。さらには、この青年、どうも主たる登場人物ではない? 読むほどに中心にいるのはこの星野という老人と見えてきて、そしてついにこの老人の死とともに明確にされるジュローとの関係。

この老人こそがジュロー、十郎太だというのですね。友人と絶縁し、人との繋がりを断った孤独な老人。最期の最期まで人を拒絶し、後悔とともに86年の人生を終えた男。それがジュローという男なのでした。

ジュロー、自分の正体が86まで生きた老人であったことを、とりわけステラに知られたくなかったんですね。その理由はシンプルで、きっとステラに気味悪がられるだろうと思っていたから。でも当のステラはまるでピンときていなくて、というのもこの世界では数十年程度の年齢差なんてないがごとし? 物語においては七百歳差なんてのもあって、しかもステラはその設定をかなり気にいっている。そんな彼女にとって、ジュローの正体が86歳の老人であることなんて、たいしたことじゃなかったんです。

ずっとステラに対し、一線を引いていたジュロー。それは嫌われることを怖れるがためで、てっきりレベルダウンの秘密こそがその引っ掛りなのだろうと思ってきたのだけれど、とんだ見当違い。本当に怖れていたことは、今まさに語られたことであって、そしてそれはジュローの取り越し苦労。この事実を知らされてなお、ステラのジュローに向ける思いが変わることはなかった。

そしてそれはジュローが求めてやまなかったこと。誰かに愛されること。受け入れられることにほかならず、そしてあるいはジュローの誰かを本心から愛したいという思いの成就した瞬間であったのでしょう。

さて、これでジュローの秘密はすべてステラに開示されたわけですね。となると、ここからさらなる展開があろうということですか。それがいかなるものかはこれから先を楽しみに待つしかないわけで、とりあえず今の自分にできるのは、このジュローの過去を前提として最初から読み返してみることでしょうか。きっと、まるで違う印象を受けることになると思う。本当、見事にいろいろが覆されました。

2026年3月30日月曜日

『まんがタイムきららキャラット』2026年5月号

 『まんがタイムきららキャラット』2026年5月号、一昨日の続きです。

『ばっどがーる』

沸点36度の優には日本の夏は過酷。というか、体温で気化してしまいますやんか。かくいう優の体温は36.7℃。涼は35.8℃と低め。なぜ優が涼の体温を把握しているかは謎ですが、自分の体温を涼に移して涼もうとする優だけど、その作戦は失敗。ここがエジプトみたいな気候だったらうまくいったのかもしれませんね。

ところで、優に密着されてる涼が段々ご機嫌になっていってるぽいの、スマホの画面のせいなのか、あるいは優とのゼロ距離がゆえなのか。

今回は優と涼のしあわせな時間でしたね。一緒に水遊び。ビニールプールを膨らませる優に和む涼がいい。いや、和むどころじゃなかったな。オーバードーズぎりぎりになってた。

そして一緒にスイカを食べる。そこでの優の思わぬアタック。ああ、これはクリティカルでしたね。ええ、涼さん、この夏は忘れられない夏になりましたね。

『魔法少女は羞恥心で強くなる』

改良金平糖により強化されたゆずに敗退した真侑と零。なにしろ半裸で倒れてた。悪い噂がたちそうと、なかなかに追い込まれる魔法少女陣営であります。

そんななか、ゆずを心配する真侑。零からもゆずのこと考えてほしいといわれて、そしてゆずにコンタクトする真侑です。ゆずのいうこと、なんでも聞く。そしてゆずは真侑に無理難題の数々を? 激辛クレープ。とれないクレーンゲーム。カラオケ100点は未達成でしたね。散々真侑を困らせて、そして招かれるゆず宅。もちろんらいむも在宅なんだけど、かまわず自室に真侑を連れていくゆず。

そこで繰り広げられるのは、変身したゆずによる真侑への苛烈な責め!? ものすごい音してるっていうけど、ゆずに釘刺されてるからって介入しない母に姉の胆力がすごいな。

そしてゆずは、ゆずの思いをすべて受け止めようとするかのごとし真侑に心動かされ、涙とともに真侑への負けを受け入れすべてを元通りにしようとするのです。

ゆずは本当に欲しいものは得られなかった。でも、真侑との関係はこれまでとはきっと変わっていく。ひとつの納得のかたちに辿り着いたのでしょう。ゆずが変わった。真侑のことが好きという気持ちこそは同じでも、もうこれまでみたいに、自分の感情に振り回されてあっちにこっちにぶつかってしまうということもなくなるのでしょう。

これで困るのはノクタンなんですけどね。もう実験にはつきあわないと明言したゆず。これからはノクタンひとりでがんばることになるのかい? ともあれ、真侑はゆずを救いましたね。ゆず、ひとつ大人になりましたね。

『mono』

なぜか唐突に語られている甲府の大雪。これって、雪でトラックが立ち往生、物流がとまって、『ファミリー』の発売が遅れたあの雪のことですかね。

災害対策、備蓄は大切という話ですね。

さて、子供たちお菓子の家づくりはなおも進みますよ。笛吹ドーム周囲の構造をチョコを使って組み上げる。半球状だと実際のかたちとは違いすぎる。というので、もいっこ作って球にして、そこからさらに調整かけてと、苦心のすえに完成を見たというのですね。

ここで皆で記念撮影。さあ、次はツリーハウスかなと思ったら、速攻で笛吹きドーム食べちゃうの!? てっきりふたつ並べるものだと思っていましたよ。

ドールハウスは笛吹ドームよりも簡単。すぐに完成して、これもすぐ食べちゃうのかと思ったら、こっちは注文していたフィギュアの到着待ち。思ったよりも大きかったフィギュアだけど、撮影技術でなんとかして、さあこれから食べるかと思ったら、こちらは保存しておきたいって!

やっぱり見た目の違いなのかな? 愛着度にずいぶんな差があって、いやほんとこの違いはなんなのか。大変だった方があっさり食べられちゃうの、これまた理屈とかではないのでしょうね。

2026年3月29日日曜日

『まんがタイムオリジナル』2026年5月号

 『まんがタイムオリジナル』2026年5月号、一昨日の続きです。

『うちこもり妻はコスプレ配信者』

せっかくの野外イベントなのに雨予報。最近の天気予報って当たりますよね。降り出した雨にいぶきたち、がっかり? と思ったら、ひずむと亜子はさすがですね。コスプレにマッチする傘をちゃんと用意していた。

ひとり雨具のないいぶきは、傘を求めてコンビニにいくも、残念! 売り切れてしまって買えなかったんですね。

さあ、ここからどうしましょう。コスプレキャラ的に、水にまつわる要素とかないの? と問われれば、そうか、年齢制限さえどうにかできれば、あるにはあるのか……。

残念、今回は再現不可っぽいですね。

でも、雨に濡れることもいとわず、笑顔で街にくりだすいぶき。これがね、はっとさせるくらいに素敵で、そしてひずむの目的、作家さんを応援したいという思いもちゃんと達成。今回のコスプレは大成功といっていい結果なのではないでしょうか。

こうしたイベント。やるとなったら大変そうなんですけど、参加したらきっと楽しそうですよね。なんてこと思わせる魅力、しっかり伝わるエピソードでした。

『ムクカノ:無垢で無口な職人彼女と、静かでにぎやかなふたり暮らし』

酒の力を借りて、夫婦関係を進展させよう! 椎奈のチャレンジですが、残念、賢太さんはふにゃふにゃ。とはいえ、なにもできないなんてことはありませんよ?

というわけで、賢太さん、酔いの勢いにまかせて、椎奈といちゃいちゃしはじめます。まずは軽くキスから。あちらへ、こちらへ、そして首筋を舐めたら、椎奈さん、びっくりしちゃってるよ。対し真顔の賢太は、舐めるよ? どこもかしこも舐めるよ?

これ大丈夫なのか? 素面に戻ったとき、大丈夫なのか?

いや、でも、賢太もいうように慣れですよね。ええ、慣れちまいましょう。

押される一方だった椎奈がね、キスマークというのを自分もやってみたい。いろいろ試すところがかわいくて、いやもう、なんか妙なスイッチ入っちゃってませんか? 負けず嫌いだなあ。と思うも、今回に関してはさいわいしましたよね。自分の腕で試してみて、うまくいったと満面の笑み! そこから賢太に向かう流れは、その思い、感情も含めて、とてもロマンチックだったと思います。

ええ、こうして慣れていくのでしょうね。

『もどかしコンプレックス』

もちとしーさん、今夜はふたり通話。話題はいつものとおりずなフレ。コラボ商品がもう発売されているというので、夜、通話しながらそれぞれコンビニに向かおうっていうのです。

夜道、離れ離れにして、声と気持ちは通じている不思議な時間。耳に響く思い人の声。それはとてもしあわせな時間で、まるで隣で歩いているよう。本当にロマンチックではあるんですが、とりあえず目的がありますでしょう? 1軒目のコンビニで未発見。2軒目もダメ。3軒目もなくて、もう今夜は諦めるよりない!?

とはいえ、こうして一緒に過ごした時間がかけがえのない思い出を残してくれて、重なる気持ちもあらば、より思う気持ちも強くなろうというもの。ええ、この買えずにさまよったという記憶が、ふたりの宝物になるっていうのが予想できて、暖かなもの心に満ちる思いがしたのです。

ところで、もちさん、別にコンビニいったらなにかしら買って食べないといけないってルールはないんですよ!? ほんと。立ち寄ったコンビニで都度なにか買って食べてるの、おかしくてしかたなかったです。

2026年3月28日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2026年5月号

 『まんがタイムきららキャラット』2026年5月号、発売されました。表紙は『愛焦がれキャラメリゼ』。きゃらめりぜの4人が揃いましたよ。それぞれにテーマカラーとなる髪と衣装の取りあわせが、美少女ゲーム感といいますか、あるいは魔法少女? っぽさ感じさせてくれて、なんだろう、結構アニメ映えしそうな感じなのでは!? とか思わせられたりしたのですね。ちょっと淡い色あいがソフトな質感、ぐっと押してこない優しさあって、寄り添うフィールが心地いい。いいイラストだなって思います。

今月は新規ゲストが2本です。

『誇り高きゴブリンは「くっ殺せ!」と言わせたい』

ここのゴブリンは随分文化度が高いですね。敵対勢力から女騎士をさらってきて、情報を聞き出すために拷問にかける。とはいうものの、むしろくっ殺せと屈辱と無力を味わわせるのが主目的? 拷問を専門的に学ばせる大学なんてのがあるくらいには成熟した社会を有していて、だのに微妙にポンコツだなあ。

残忍とか酷薄とか、そういう要素がないのは今風? 女騎士に誇りも高潔さもないのも今風なのでしょう。一周まわって、いろいろがコメディに達した世界観で、初手から命乞いしてくる捕虜に、どうにも調子の出ない拷問官。というか、ここまでなりふりかまわないのなら、最初から全部情報聞き出しちまえばよかったのに!

なのにどうしても拷問せずにはおられなくて、責め苦に喜び覚えはじめる騎士に、またも調子狂わせつつ、同じく喜び感じはじめる拷問官という、ほんと、なんだろう、ふたり仲よくなればいいのにといった様子がおかしい漫画なのでした。

『才智委員長のファイアウォール』

月波才智は成績優秀、皆からしたわれる優等生。しかし彼女には秘密があった。それは美少女イラスト。誰にもバレないようイラスト描いてはネットに投稿。いいねを集めようと奮闘するも、ひとけたいいねという体たらくに毎度落胆しているというのです。

そんな彼女のイラスト活動が、ひょんなことからクラスの問題生徒にバレてしまった? 返却されたテストに描いた落書き。それをこともあろうに間違えて火乃天利に渡してしまった。

イラスト描けると知られてしまった。放課後に呼び出し食らって、これは脅される流れかと怯えるも、向かった先は部室? なんとゲーム制作部にてインディーゲームを作っているというのですね。

かくしてグラフィッカーとして抜擢された才智。断われば、イラストアカをバラされてしまう!? 断れない状況に申し出を受けざるをえない才智です。このゲーム制作が、彼女にとっての新たな門出となるのか、あるいは運の尽きとなるのか。それはこれから。才智のがんばり次第かもですね。

2026年3月27日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2026年5月号

 『まんがタイムオリジナル』2026年5月号、発売されました。表紙は『どうにも不器用な夫婦でして。』。春の光のなか、先を歩くマコトがこちらに振り返る。手前に見る桜の花びらを持つ手。ここにヨシアキがいるのでしょう。ふたりで出かける春の日。それは日常なのか非日常なのか、それすらも曖昧に混じりあうような、そんななにげなくも特別な日なのでしょうか。夫婦にして、これからよりお互いを知っていこうというふたりの歩み。そこにこうした春の日差しが射すような暖かさがあれば、きっとしあわせと思わせる表紙なのですね。

今月は新連載が1本です。

『エルフの歌い手』

ネットは動画サイトにて人気を博すヴァーチャルシンガー、青葉エレニは、視聴者を短命者と呼ばわる不遜な人物!? いや、これはいわゆるキャラづけでして、すなわちエレニは自身をエルフという設定でうんたらかんたら、と思ったら、本当の本当にエルフなのですかい。

配信する場所は日本仙台青葉山近く。クオリティを求めるがために納期に間に合わせられないせいで、職を失った沼倉晴臣がある日出会った美声の女性。相当にうまい。聞いたことのない言葉で歌われる、聞いたことのない曲。あまりのうまさにプロかと思うも、その女性、どうにもわけあり? 思わず歌に拍手で応えた晴臣に、食べ物をくれと食をたかる。

その謎の女性。話を聞けば、なんと別世界からいらした御年1024歳のエルフ、エルエレーニ・ベレン・ネデアでいらっしゃる。見知らぬ世界、見知らぬ土地で、こうして晴臣と出会ったのもなにかの縁。これより貴方のために唄いましょうというエレニに、無職晴臣は再起を託す!?

配信者となって収益化。頼みはエレニの歌唱力。はたしていかなる未来がふたりに待ち受けるのか。というか、まだ収益化にこぎつけてないのか。ということは未だ無職、無収入のふたりです。資金が尽きるまでになんとかならないとなんともならないぞ?

『どうにも不器用な夫婦でして。』

ニシキからいただいたカタログギフト。はたしてなにを選ぼうか。ふたりの選択は、なんとミニプラネタリウム。ふたり布団に寝っ転がって、天井に映る星空を眺め、いろいろ語りあっているのです。

プラネタリウムの機能にはじまり、星のこと、楽しい毎日。そうしたゆったりした時間。隣りに誰かがいてくれるしあわせを口にし、次第に寄り添う気持ちと気持ち。

いや、違うな。マコトはなんだかいい雰囲気、みたいになってましたけど、ヨシアキは残念気づかなかった! マコトにいわれて、その気になるも、なんだか互いに緊張しちゃって、ああ、うまくはいかないものですね。と思いきや、ヨシアキさん、がんばりました。少年みたいな面持ちで妻に向きあい、そして額にキス!

ノリと勢いでこいよとかいわれちゃってるけど、まあ、それは自分たちのペースでいきましょう。

ヨシアキはいいやつなんだなって思います。自分を客観的に見過ぎちゃってるんでしょうけど、自分の欲望やらなんやらを押しつけるようにして、相手をないがしろにすることがない。だからマコトも安心して、ガッ! とかいえちゃうんだと思う。

というか、マコトからガッといってもいいんだよ? と思うも、やっぱり流れ星がきれいだって、素朴に素直に思っちゃう、それで流れが切れちゃうとしても、こうした飾らなさがいいんです。マイペースでいいんですよ。無理しなくってもいいんだって、思っちゃうんですね。

『クールな氷上さんは迫りたい』

氷上との関係に悩み、迷う栗園。微妙に離れたふたりの距離が、ふたたび近づく日はくるのでありましょうか。なんて思っていたら、氷上に着電。こいつは妹ズの介入かと思ったら、まさしく、妹(上)の策略。同人誌のイベントに兄のみならず、氷上も呼ぼうっていうんです。

これはまさしくサプライズ、現地につくまで知らされていなかった兄。はじめてのイベントに売り子として参加させられたふたりだけど、これも営業と思えば仕事人間の血がうずく? なんかすっかりやる気になって、これは頼もしい。というのだけど、兄のメイン仕事は買い物リスト手に会場めぐりなんだ!

でも、これ、逆によかったですね。もしスペースに残ってたら、社内の人間、長谷川に見られてしまうところでしたのよ? 少女漫画読んでることも秘密にしている栗園が、R18ブースで売り子してたと知られるの、そいつはちっと困るでしょう。

ともあれ、氷上はバレました! もしやまさかの氷上さんがモンブラン先生!? あらぬ誤解をされるところでしたが、即座に誤解を解く氷上さん。かくして長谷川氏はモンブラン先生から声をかけていただいて、これほどの僥倖に浴するとは! 喜び? しあわせ? いや、これは光栄って感情なんだと思う。予期しなかった幸運。これはいつかエロ蹲踞させられる流れですか!?

さて、この日のイベント、氷上にとっても楽しかったみたいでなによりですよ。帰りの電車、異動してきて以来、毎日が楽しいという氷上の言葉、そして自分の肩にもたれて眠る氷上に思わず口にしてしまった可愛いという感情。

自覚していなかった、あるいは自覚しないようつとめてきた、氷上に向ける感情をこうして認識してしまった栗園。これは、もう、次なるステージに進む時なのでは!? 少なくとも、もうもとの関係、ただの上司と部下ではいられない、そんな状況にありますよ!?

2026年3月26日木曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年5月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年5月号、昨日の続きです。

『しゅがー・みーつ・がーる!』

美都と甘那の関係に踏み込まんとする渚。ふたりの関係は、自分が思っていた以上に深いのだと、察して問う渚に対し、もう嘘はつけないと、ふたりの食事の秘密について白状した美都であります。でも、これで正解でしたよね。理解者が増えた。肉が好き、たくさん食べるのも大好き。そうした秘密の曝露に、若干混乱みせる渚ですが、だったらはやくいってくれたらよかったのに! 自由行動なら皆にバレずに好きなもの食べられましたよ!

いやはや、まさしく正論。おっしゃるとおりであります。

こうして、自分の秘密を知っても受け入れてくれる人がいた。そしてその人が問いかけてくるんです。その関係いつまでヒミツなんですか?

修学旅行は、美都にとって自分と他者との関係を問い直す、そんな機会になりましたね。甘那との秘密を知る人が増えた。甘那と自分のしあわせを願ってくれる人の存在を知った。そして自分と甘那がいつまでも今のままでいられないということも、切実に知ることとなった。

頭では理解していた。わかっていたつもりだった。けれど本当の意味ではわかっていなかったのだと、肌身に感じるように実感して、そして甘那との関係、これからのふたりのありかたを、自身に問い直すのですね。

夜の展望台に甘那を呼び出した美都。彼女が告げることとはいったい? その言葉の行方、思いの行き着こうという場所はどこなのでしょう。ふたりの関係は、さらに先へと踏み出さんというのでしょうか。

『ゴスロリ横丁』

紫月夢菜が仕事をしている! 先生みたいなことをしている! って、そうでした、この人、ショップ店員でした。そしてそれだけでなく、母校の服飾専門学校で特別講師などつとめて、しっかり働いているのだなあ! だなんて失礼なこと思ってしまった今回でした。

さて、ゆなといえば飲みですが、今回は恩師のおすすめにしたがい、三軒茶屋に向かいます。三軒茶屋は三角地帯。まだ見ぬ地へと赴いて、直感の命ずるままに選んだのはどて焼きの店。古く趣きのあるたたずまい。年季の入ったメニューに興味をかきたてられるゆなは、謎の一品、やかんビールにひかれる!

調べたら本当にある! しかも結構あちこちにある! で、三軒茶屋のお店、やかんビールのキーワードだけでわかってしまいますやんか。なるほどやかんに大小あるんですね。量的にちょっとお得というのは、漫画にもあるとおり。でも、これ、ひとりで飲むには多すぎるんじゃないんですか!?

しかしゆなは動じない。ものともせずに飲んでいく。そして次々とどて焼き、コロッケ、おでんと食べていく、その食の揺ぎなさもさすがです。

というか、おいしそうなんですよね。しかし小柄に見えるこの人の、どこにそんだけ入っていくのかってくらい食べる。それが気持ちよくも感じるのだから、伸び伸びとして健啖たる様、よいものだなあと思うんです。

2026年3月25日水曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年5月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年5月号、昨日の続きです。

『球詠』

2点先取の新越谷を追う無得点の椿峰。両校ともに投手戦の様相を見せ、大きな点の動きがないという状況で、椿峰の實松が気迫のホームラン! ベンチに戻ってきた實松をハグで迎える西村。ふたりの姿、親密な様子を見て、羨ましがる珠姫ですよ。

いやもうね、ヨミちゃんにはそういう機微通じないからね? ハグしてほしいんならそうと、言葉にしておっしゃいなさいな。

さて、1点返されて、このまま勢いにのられると厄介だ。という状況で、球姫がファールフライをガッツで捕球! 西村實松にしてやったりの気持ちだけど、向こうにはまるで通じていませんよ? 今回はタマちゃんの一人相撲回なのですか?

新越谷は打てないまでも守備が光って、この後、無失点で最終回まで抑えることができた。そうなれば問題は最終回裏、椿峰の攻撃をいかに凌ぐか。緊張を見せないヨミ。リラックスして、気迫も充分に見える。しかし一塁、さらには代打板東による長打でもって、ノーアウト一二塁を許し、ここからの攻防やいかに。

バントで送るか、それとも勝負に出るか。相手方監督の判断は強攻。打って獲ると気迫に満ちたバッターを前に、一歩も退かず、むしろ全力で迎え撃とうとするヨミのたたずまいや勝負にあって勝負を超えようとする野球への愛すら感じさせるものあって、これはもう本当に熱い。名勝負ってやつでありましょう。

『魔法使いロゼの佐渡ライフ』

ロゼさんがご機嫌です。落ち着いた収入は豊かな心をも育む。生活が安定して、心配ごとも減りました。いいことばかり、夕食もおいしい! と思いきや、そうそうこの安定は続かないというのですか!?

穂夏と話していたときに、金本さんから聞かされたんです。この忙しさもあと一ヶ月。11月下旬には閉まります。それ聞いて、ロゼ、紗菜のもとに走る! ここの観光業は11月末には終わる! 冬の間はお休み! 太い収入源が断たれてしまって、冬を越すことはかなうのか!?

途端に心配ごとが増えたロゼさんなのです。

さて、穂夏がね、お客さんとして訪れた金本たちの会話に気になるところ見つけたんですよ。町おこし応援隊なる存在。それはいかなるものなのか。あるいはロゼの心配を晴らしてくれる、そんなことにもなればまずは一安心ですね。

『花唄メモワール』

藤野が大好きなイネ。アイリスと作るドーナツを、このところ元気のない藤野に食べさせて元気づけたいと、ああ、もう、なんていい子なんでしょう。イネは本当に藤野のことが好き。いつからなのかとアイリスに問われ、もうずっと、ずっとだって答えるイネのその笑顔。

そのずっと前のことが語られたのですね。イネとおかみの関係は、他の子たちの母との関係とは違っている。宿の切り盛りに大忙しのおかみに甘え、その手をわずらわせるようなことはできない。抱きしめてほしいと願うも、そんなわがままは許されないと、自分の気持ちを抑えるイネは、ひとり自分の母を思っていたというのですね。

そんなイネを温かく抱き締めてくれたのが藤野だった。縁側で眠ってしまっていたイネを抱き上げてくれていた。その温かさに、優しさに、つい心の奥にしまっていた気持ちがこぼれてしまったイネのこと、優しく受け入れてくれて、それからもずっと大切にしてくれてと、本当にいいお話だったというのですね。

それだけに、梅さん、責任重大だったりするのでしょうか。藤野を助ける、その一心で大正と令和を行き来している梅の背負う此の方。ただ梅と藤野、ふたりだけのことではないのだなあと思わされたりする、そんなエピソードでした。

2026年3月24日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年5月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年5月号、発売されました。表紙は『球詠』。息吹、芳乃が新緑のなか、仲よく登校のようですよ。息吹にぎゅっと抱きつく芳乃に、ちょっと動揺? 息吹であります。そのちょっと慌てた様子は、スマートフォンに映されたキャプテンの姿あってのことか? 仲よし姉妹の日常の一コマに、なんともほのぼのとする、実にいいイラスト。芳乃のカバンにつけられた新越谷選手のマスコット。手作り? これもまたかわいくていいんですよね。

今月は新連載が1本です。

『スチームドリーム』

工業化が進みながらも、異常煙雲、スチーム垂れ込む、人の身を蝕む世界にて、今日も生き別れの義妹の行方を探すザラ。その左手は、妹シオンと離れ離れになることとなった3年前の事件、二番街襲撃事件に遭難したときに失い、今は巨大な義手を擁しているという。

そんな彼女の因縁の相手、ラビッシュ団との抗争が今はじまらんというのですか?

蒸気の力に支えられる町、コールサルトには闇があるのです。スチームによる健康被害のみならず、治安は最悪、人攫いに襲撃、昼日中の強盗も日常の風景とさえいえる。こんな町では、普通に生きることも難しい。かかる火の粉は自らの手ではらえないようでは、生活さえもままならない。

かくして今日も、町に暮らすアンドロイドを襲い金品を巻き上げる悪漢たちに鉄槌を振るうザラがあったのでした。なんの縁もないはずのザラが、人の姿を模した人形、ドールを守るのは、その姿にシオンを重ねてしまうから。巨大な義手を振るい、鉄拳制裁をサービスしていくザラは、バイト先の先輩ドールに癒やされ、今日明日の活力を得るのだけど、その翌日、我が身が招いたことなのか、先輩ドールをラビッシュ団に攫われて、こうなったらもうザラはとまらない!?

ブチギレ模様のザラさん。これから店長に続き、ラビッシュ団にカチコミですか!? その唸る鉄拳が不逞の輩を打ち破り、ついにはシオンの手がかりに繋がるなにかを掴むのでしょうか。

2026年3月23日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年5月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年5月号、昨日の続きです。

『エイティエイトを2でわって』

夏休みにステップアップを図ろうとする美弦たちですよ。奏とのお出かけの際に、昔習っていた先生に会った話する美弦がですね、先生が感動してたっていうのもさることながら、引き出しを増やしたい、演奏スタイルに幅を持たせるべく、表現力をつけたいだなんて殊勝なことおっしゃるんです!

これはほんと、すごくわくわくさせる提案です。そしてそのステップアップが具体的に描かれようというのが後半。ゆずさんが、コンサートで聞いて以来、贔屓になさってるピアノデュオ、ひよりかさんにレッスン依頼なさったんです。それも驚くような報酬で!

ゆず宅に出張レッスンにきてくれたひよりかのふたり。まずは美弦奏組からレッスンしましょうということになりました。演奏を聞いて、うまいと評価してくれた。さらに上手になりたいという奏にうながされ、気になっているところを指摘してくれるのですが、それが実に図星を突いたのですね。

互いに、自分と一緒に弾くよりソロの方がより魅力的なのではないかと思っていませんか? 美弦をカバーしようとつとめる奏に、奏にあわせようと背伸びする美弦。共同作業としてはよいけれど、連弾では噛み合っていないともいえる。

奏が予想以上にシリアスに受けとめていますね。それだけに、この機会、この指摘を生かしてくれるのではないかと思えて、ここからのレッスン、ふたりの練習、興味をともに期待してしまいます。

『子供部屋ドラゴン』

海回? と思ったら、これ、ぎゃおの部屋なんだ。突如、真夏のビーチに変貌したぎゃおの私室。ぎゃおもひまりも水着になって、海をエンジョイするのかと思ったらそうじゃない。ちーちゃんの仕業と、警戒しはじめるぎゃおなんですね。

ちーちゃんは夏の概念を司る龍。見た目は陽気なギャルお姉さんなんですが、その実力は尋常でない? 龍狩りたまいわく、SS級。ぎゃおのところに現れたのは、他ならぬたまを排除するため。ぎゃおを龍狩りから助けてくれるっていうんですが、結構平穏に共存していますのにね! かくしてSS級ドラゴン襲来で、ぎゃおの私室が急遽バトルフィールドに。いやもう、ぎゃおさん、完全に巻き込まれじゃありませんか。

たま、龍殺剣を顕現させて、これで勝負は決まったかと思いきや、概念を司る龍ってめちゃくちゃなのね!? 龍殺剣をカキ氷食べるストロースプーンに変化させてしまった!

得物を失ってたまのピンチ!? と思うも、まさかのカキ氷早食い対決。なんとも穏当な勝負に落ち着いてしまうんですけど、決着しても双方に損害なしならいいかってわけにはいかない。勝って嬉しい、ただそれだけで結界内の気温を上昇させるちーちゃんですよ。いわく、太陽そのもの。数千度の威力で炙ってくるのん!? これはあかんなあ、命にかかわるやん。

とかいってるうちに、それ以上の高温、数千万度の太陽フレアパンチの準備ができて、いよいよたまの最期か!? と、それ以前にぎゃおたちも巻き添えじゃない? その指摘に一瞬ひるんだちーちゃんをたまの龍殺剣が追っ払って、とりあえずはめでたしなんですかね。またくるとかいってますけど、普通に遊びにくるぶんには楽しいお姉さんだからいいけど、世界もろとも焼き払いかねない超高温はご勘弁だなあ。

しかし、ちーちゃん襲来もまだまだ序章。たまがこの世界にいることは周知となって、すなわちこれからも続々龍狩り目当ての強者がやってくるというのでしょう。どうする、たま。全員迎え撃つ? あるいはなんらかの対処をするのでしょうか。ともあれ、しばらくはにぎやかなことになりそうですね。

2026年3月22日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年5月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年5月号、一昨日の続きです。

『ゲームセンターのこころ』

先日、遠征先のゲームセンターで遭遇した店員と店長が、さっそくこころの本拠地、ポピランにやってきたではありませんか。視察、偵察。でも店長は、あんまり本腰いれてはいないみたいですね。店員小森りんに着せた変装具。それがあんまりにもトンチキなもんだから、むしろ注目を集めてるという。店長、完全におもしろがってるやつです。

ポピランの評判、ネットを見れば接客に定評があるそうで、でも最初に接触したのがハルなのは不運でしたね! 冷やかしの客と見抜かれて、見事に適当にあしらわれてしまう。

でもこの状況から、こころが挽回する。自店とり〜もでは売り切れてしまったプライズ、勇者にゃごぉおんを見つけテンションあげるりん。そのにゃごぉおんに向ける熱意がこころのそれと共鳴し、そしてこころのアドバイス、サポートでもって見事にりんは景品をゲット。ポピランはペイサポないから、技術がないと獲れないんですね。でも、ここというポイントさえ見極められたら一発でとれる。実際、こころが実演してくれて、いたれりつくせりの対応。お客様本位の接客、自分のことのように商品獲得を喜んでくれるこころに、りん、すっかり打ち解けるんですね。

しかし、こころ、気が小さくて、声も小さくて、いろいろ苦労してる子ですが、感情が表情を通じてよく伝わるものだから、そうした弱味もまるで気になりませんね。ほんと、いい子。この素直さ、このまっすぐな気持ち。大切にしたいですね。

『プロジェクト・ユリフォーミング!』

突如として地球の危機! 人類滅亡なるか!

というのも、イオリママが魅力的すぎるのが悪いのです。イオリママに心魅かれるルナママ。マツバからの通信を受けたイオリママの様子に、ついつい嫉妬を覚えてしまった。わざわざマツバに聞こえるように、イオリママに話しかけたルナママ。それがマツバに浮気を疑わせて、即決、人類滅亡が決定されてしまいました!?

なんとかしてマツバをなだめないと。皆で話しあうのですが、どうにもこうにも埒が明かない。マツバを迎え撃とうにも、相手の火力は我々以上。万事休す? と、そのときマツバの前に立ち塞がったのは、我らがイオリママ。その覚悟、その愛、包容力は、頑ななマツバの心を包み、そしてついに凍れる心を溶かしたのでありました!

かくして救われた我ら人類。めでたしめでたしではあるんですけど、人類の未来はイオリママにかかってるのか。ほんと、あまりの重圧、イオリママ、お疲れ様です。

『魔法柴犬★はなまる』

愛莉のクラスに現れた転入生、秋山十色は王子様系女子。見目麗しく、クラスの女子も大盛り上がり。しかしパグコ、そして愛莉だけは違っていた。十色の正体はニャンダーズ幹部のクインス。魔法少女の秘密を探るため、愛莉に接触を試みるも、見事に無視されるときた!

愛莉さん、やっぱり魔法少女じゃないとテンションあがりませんの!? と思ったら、違った! プリシュガの登場人物に激似の十色に超絶気持ちを昂らせて、しかしそれゆえに距離をとってしまう愛莉。意識するほどに態度は硬化して、なんという相性の悪さよ! 愛莉からすれば興味津々、しかしそれゆえに壁を作ってしまい、さらに愛莉の態度がクインスの自信を喪失させるという悪循環。

魔法柴犬はなまるにとっては願ったりの状況ではあるんですけどね。意図せずはなまるの秘密を守ることに成功しちゃってるわけですが、この人づきあいの苦手さ。ちょっと愛莉のことが心配になったのはしかたないですよね。

さて、愛莉の友人たちからプリズム☆シュガーについて知らされたクインス。さっそく愛莉を懐柔するためプリシュガを履修するんですけど、一気に距離を詰めようと愛莉にプリシュガを熱く語っちゃったもんだから、逆効果。すっかり愛莉に完全拒否を突きつけられてクインスは自信喪失。自信たっぷり王子様から、萌え袖弱気少女になってしまうのでありました。

さあ、クインスよ、ここからどう打って出る? というか、これどうにかなるのんか? やっとこさ取り戻した自信なのになあ。このかわいいクインスの活躍、おおいに期待ですよ。

2026年3月21日土曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2026年3月20日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年5月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年5月号、昨日の続きです。

『アイドルビーバック!』

あんじゅの特殊能力が椿のピンチを救う!? カシデキナイとのメッセージを受け椿宅へと急行するアンビバ面々だけど、あんじゅ、これまでの会話の断片繋ぎあわせて、椿の自宅特定したのか。おそろしいな。ほんと、無害なアイドルでほんとよかった。

呼び鈴を押すと、そこはまぎれもなく椿の家。椿と、それから母が出てくるのだけど、お母さん、あからさまに不愉快な顔なさってますよね。でも、まるで空気読まないあんじゅ。まあ、お母さんは問題にはしないでくれてよかったのだけど、これ以上かかわるなら警察ですか!? あれまあ、最後通牒じゃありませんか。この状況、どうやって突破するんでしょう。

とか思ってたら、話はより深刻な方向へ。なぜ椿が音楽に情熱を傾けているか。そのいつも持っているヘッドホンについても背景が語られて、そしてそれは母が椿に音楽を続けてほしくない理由でもある。

椿から音楽を引き剥がそうとするお母さんは、音楽が高じて命を落としたのですか、お父さん? 娘にも父のようになってほしくないから。それは切実な思いではあるのだけど、娘にとっても切実な父とのきずな。その象徴的なアイテムであるヘッドホンを取り上げられそうになって抵抗する椿。そこに介入するあんじゅ。

もう一気に話が進んで、この第三者あんじゅの介入が母と娘の間に横たわる問題の解決に寄与するというのですか!?

とか思ったら、えええ? NEW! 事務所? なにそれ!? 椿母のみならず、さすがの椿も呆気にとられて、さあ、ここからどうなる、どうする、警察呼ばれる? ほんと、なにがどうなるかまるでわからなくなりましたよ?

『わたしにプールは狭すぎた!』

小波が泳げなくなった理由。プールで溺れた、その恐怖のためかと思っていたら、それだけじゃなかったのか。それ以上に根深く重い原因があったと語られた今回。皆からの重すぎる期待を背負ってきた小波がもっとも怖れたものは、寄せられる期待を裏切ることだった。期待に応えられないことを怖れるあまりに、水に入れなくなってしまうまでになった。

あのプール折り返しでの事故は、その恐怖を具体的に顕在化させるきっかけだったというのですね。

OWSの折り返し地点で蹴られた小波が、一瞬意識を喪失していたときに思い返された記憶。意識を取り戻して、さあ再出発と思うも、体が動かない。水に対する恐怖は出ていない。しかし今度は泳ぎ方がわからなくなってしまっていた。どう動けばいいのか、まるでわからずひとり海に取り残されている小波は、徐々に押し寄せてくる期待に応えられない恐怖に押し潰されそうになっていて、しかしそんなときにこそ聞こえる友達の声援が助けになるというのですね。

しずくの応援の声。思い出されるしずくのころころと変わる表情。海が好きで、泳ぐことが好きで、ただただ楽しみを原動力に泳いでいるそんなしずくを見て、こうありたいと願ったあの瞬間を思い出した。

この転換点! 小波にとって泳ぐということが根底から変化したのですよ。誰かのためでなく、まず自分のために。意識の変化は一瞬にしてがらりと世界の色さえも塗り替えて、猛然と泳ぎだす小波。ああ、これは本当に、大きな山を越えた瞬間でありました。

ひとりで泳げた小波。しずくぬいがなくても大丈夫だった。それはどれほどに小波を安心させたことか。そしてしずくとの新たな関係がはじまる? ええ、これからは追いかけ、追いつき、追い越す、ライバルとなったわけですか!

ほんと、一気に物語が動きました。この小波の立ちすくんでいた時間の分だけ、動くとなればその躍動は大きいのです。

『あくまじょグリモワール』

魔法の研究に余念のないニノン。夜を徹して打ち込んでいたのですが、今日は平日、寝不足だと翌日の授業に差し支えが!

で、実際に出ちゃったんですね。まず遅刻。先生に目をつけられて質問攻めにされてしまって、でもちゃんと答えられてるんですから、ニノン、えらいですよね。

さてこの魔術の先生、ニノンの母の後輩なんですね。ニノンがなにかやらかしてること、察しつつも見守ってくれている。退学にならないよう、いろいろ手回ししてくれてるみたい。そんな感じにニノンのこと気にかけてくれてるのは大変ありがたいのだけど、それがためにニノンにトラブルがふりかかる?

先生のこと大好きなユピ・ノートルがニノンに決闘を申し込んだ! 退学をかけて決闘ですって!? 悪いことはいわん、その条件はやめとこう。いや、実際、退学かける云々は噂に尾ひれってやつですか? ともあれ、戦うつもりはまるでないニノン。ところが、これをきっかけにニノンと友達になりたいというユピの意思を聞かされて、よく理解しないままにぼこぼこ宣言するニノン。

普段は平和主義者っぽい振る舞いするんだけど、この子、基本的に物騒なんだよなあ。

というわけで、むっくん、使い魔を召喚してユピにけしかける。むっくんは10秒で爆発! かくしてニノンの勝利は確定し、というか、爆破魔ニノン、どんどん悪名をとどろかしちゃっていませんか? ほんと、これにこりずユピが友達になってくれたらいいんですが。戦いを通じ友情を育む、それだけの時間はなかったけど、きっと大丈夫ですよね?

2026年3月19日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年5月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年5月号、発売されました。表紙は『子供部屋ドラゴン』。ぎゃおとひまり、ふたりが頬寄せあう表紙でありますよ! これ、普段のぎゃおとひまりのいろいろ知ってたら、普通も普通の情景なんですけれど、意味深に咲く花を背負ったふたりの関係やいかなるものか。ちょっとおどおどしながらも、ひまりがそばにいてくれて嬉しいぎゃお? その目が物語る彼女の感情、それがすごくいい表紙ですよ。とはいえ、この状況、みうが見たらなんと思うことでありましょう。しかし、ひまり、すごくいいですね。揃えられた前髪のライン。なんと美しいのだろうと感嘆します。

今月は新規ゲストが3本です。

『可愛いはすべてを破壊する』

崩壊学級C組に降り立つは、愛らしさの権化、雛川ひよ。好きな食べ物はりんごゼリー。好きな飲み物はあったかいお茶。ちびっこ、爛漫、ぴよぴよかわいいその言動は、たまたま廊下で出会った子たちのハートを射貫いて、再起不能に追い込んだ。

そのひよが通うC組は、まともに着席もせず教室後ろでくだを巻く不良少女に、腹黒? 辛辣ギャルといった曲者がいっぱい! 教室からは今日も元気に怒号が響き、担任の心労はMAX! そんなクラスに、こんなふわぴよ少女が馴染めるのでしょうか?

という心配をよそに、跳ねっ返り少女、山門柳の名前を早速連呼するひよ。ああ、これはあかん、怒らせちゃった! と思ったら、辛辣ギャル? 遊木結々からも目をつけられて、転校初日からハードモードだ! と、ここからがひよの真骨頂ですよ。

あまりに素直、裏表もなくまっすぐに感情を表すその表情、距離感に、見事陥落した遊木結々! ああ、クラスの中心人物を攻略ですか!? と思ったら、続いて柳さんの膝に座っての振り向き笑顔からの照れ顔。これには柳様もノックダウンかーっ!

ひよは高校デビュー失敗かと不安になっちゃってるんですけどね、いやいや、誰もなしえなかった偉業を連続達成なさったところなのよ? そしてひよを拝む先生にたけのこ返しが決まる!

って、教室のドアを吹き飛ばすほどの威力ですのん!? いやもう、かわいいは正義ならぬ、かわいいは脅威!? 今ここにC組の秩序は、ひよによって塗り替えられようとしています。

『高嶺の花は踏まれたい!』

クールな美少女、高山ランは、学内屈指の人気を誇っている。いわく、高嶺の花。しかしその心の奥底には、およそ公にしがたい願望が潜んでいて、それは踏まれたい! 誰でもいいってわけじゃない。自分に唯一なびかない、天野くるみ、彼女にこそ踏まれたい!

しかし、常にツンツンの天野くるみ、彼女の本心はただランに通じていないだけだった。なびかないんじゃない。なびけない。好意を持った相手に、素直な気持ちを表せられない、それが天野くるみ。かくしてランと友達になりたいと思いながらも、行動はまったくの逆コース。おかげで、屈折したランの心を射止めることになったというのですから、なんでしょう、結果オーライでいいのですか?

くるみとは違い自分の気持ちにまっすぐなラン。くるみにぐいぐい接近し、そしてくるみのことが好きと、仲よくなりたいと告げるのですね。しかしそれでも素直になれないくるみは断固拒否。それがなおさらランの気持ちを熱くする! しかしついに勇気を出しましたね、くるみ。自分の駄目なところを余さずランに伝えて、そうしたらランがえらいこと喜んじゃって、ここにでこぼこのカップルが誕生するに至ったんですね。

しかし、ラン、くるみとふたりっきりのときには、ちゃんと踏まれてるのでしょうか。なんだかんだで、くるみ、ランに懐柔されちゃいましたね。

『天使学園の××先生』

天国は立派な天使を育成すべく設立された学園にて教鞭をとることとなった月姫セレナ。しかし配属されたクラスは、ここエリュシエル女学園にても異色のクラス。成績最下位、落第ギリギリのおバカクラスであったというのです。

人呼んで堕天組。優秀どころかまっとうな天使になれるかどうかもあやしい、そんな子たちを教えるセレナは人間? 真面目そうなその容姿。しかし彼女には秘密があったというのです。

この天界にて、堕天使とはいわゆる不良ないしはアウトロー的なポジションであるようですね。夜の盛り場には堕天した天使たちが悪事を働いていて、そこに堕天組の生徒、リミエルが踏み込んでしまった。危険な連中に絡まれるリミエル。そんな教え子のピンチにかけつけるは、我らが主人公、セレナ! その正体はまさかの悪魔! サキュバスとして堕天使たちをしっかり寝かしつけたというのですね。

思わぬ教師の来歴に驚きを隠せないリミエルだけど、悪魔といっても悪い人じゃない、むしろ真面目に教師としてつとめようとしている。そうした心意気に打たれたリミエル! 見事前向きに進路を考えるまでにいたって、ああ、セレナ、教師としてしっかり仕事ができていますね。

2026年3月18日水曜日

今日は休みます

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2026年3月17日火曜日

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2026年3月16日月曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第85話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

そうか、後藤氏は秋山とカリンがつきあいはじめたこと知りませんでしたね。

しかしそれにしても今回は名作回。深まる絆。恋が破れ、そしてそこには勝者も敗者もなく、ただともにその心を通いあわせるという。

なんてすばらしい描写だったのでしょう。なんて心に響く時間だったのでしょう。最高だったといわざるをえません。

秋山がね、カリンをカラオケに誘うんです。デート!? と思ったら、セリナがバイト先に遊びにきてですって! かくして秋山、カリンに後藤という音楽フェス時メンバーでカラオケ店にいきました。そしたらセリナったら、すっかりしっかりしちゃって! あの制服もかわいいですよね。生き生きと仕事がんばってて、それがもうまぶしいの。

と、このあたりもすごくよかったんですけどね、でもメインとなるのは後半でしょう。バイトあがりに合流するというセリナに、カリン、話すんです。秋山とつきあうことになった。いわば出し抜かれたかたちになったセリナですけど、私たちはうらみっこなし同盟。うらみなんてない、カリンのこと素直に祝福して、けれど秋山への断ちがたい思いがセリナに涙を流させて、ああ、セリナを元気づけようとするカリンのそのふるまい。これからもずっとセリナの友達だからという、そこに嘘はない。そこには、ただただ友人を思うカリンの気持ちが満ちていたというのですね。

そして寄り添う心がもう一組。ルームにふたり残された秋山が、後藤にカリンとの関係進展について報告するんです。このときの後藤氏の粋な返答よ! 言葉にはせず、歌でもって答えるというんです。歌いあげるバラード! 秋山は熱唱に心揺り動かされて、ああ、なんという素敵な関係なのでしょう。ここにもうらみもそねみもないんです。ただひとりの男とひとりの男が、ひとつの試練ともいえる瞬間を乗り越え、友として、いやそれ以上の関係に歩みを進めた。

友の名を呼ぶ秋山のその姿。もう名作といわざるをえない。まぎれもないマスターピース。最高でした。

2026年3月15日日曜日

『まんがタイムきらら』2026年4月号

 『まんがタイムきらら』2026年4月号、昨日の続きです。

『魔女まじょS-WITCH』

願い事をかなえる幽霊少女に対峙するルチェッタ。しかしルチェッタのペースにのってくれない幽霊少女。まなと小夜が合流するも、幽霊少女は願いをかなえることにしか興味を示さず、話しあいのできるような状況ではないのですね。

この少女、自由意思があるのではなく、ただ願いをかなえるということに執着しているだけ? ルチェッタの魔法で拘束するも、檻の隙間から逃亡する幽霊少女。その正体は、妖精だったというのですね。

本来、妖精を邪魔してはいけない。でも今回ばかりは話が違う。人や町に累を及ぼすとなれば、町魔女として対処しなければならない。しかし、なぜこの妖精が人の願いをかなえることに固執するのか。

それを知ろうとする小夜。幽霊少女にその理由を訪ねたら、なんと、妖精に姿を変えられてしまった!

これは、自分と同じ立場になれば自ずとわかるということなんですか!? ともあれ、小夜の新形態! ここから誰かの願いをかなえる旅がはじまるというのですか!?

My Private D☆V

『初凪ヒメリウム』の鹿冬カトです。

D☆Vポイントは「物理的にもメンタル的にも隙がある人が好きです♡」。というわけで、イラストのお嬢さんは、髪をかきあげ、頭の後ろでまとめようとしている様子。そこに隙があるのだとしたら、やっぱり腰まわり、裾付近にあるってことでいいのですかい!?

ともあれ、伸びやかなその姿勢。すらりとした背筋に涼やかで清らかな美を感じさせて、ただD☆Vポイントの例示という以上の魅力を感じさせてくれるイラストになっています。ええ、素敵なお嬢さんです。

2026年3月14日土曜日

『まんがタイムきらら』2026年4月号

 『まんがタイムきらら』2026年4月号、先日の続きです。

『なーんもうまくいかん!』

菜子、この子はほんとにいろいろ心配になるなあ。ため息なんかついてるからなにかと思ったら、友達と通話しながら宿題するというので塞いでる。電話が怖いんですって。お姉ちゃんは、向こうはなんとも思ってないよって、正論なんですけどね、妹ちゃんの心配不安をまるで理解してくれない。

でも、姉ちゃんのいうこともわからんでもない。菜子はいろいろ心配しすぎて緊張するから、おかしなことやらかしちゃって、それでさらに不安になる。

悪循環よなあ。ほんと心配になる子です。

今回の電話も、ビデオ通話になったらどうしよう、気をまわしすぎて、服を着替えるのはいいとして、自室で帽子はやりすぎじゃない? かわいいけど。

勉強会はじまってからも、ずっと意識しちゃって全然宿題に手がつかないってんだから、ほんとちょっとかわいそう。でもって結局ビデオ通話の流れになるんですけど、そしたら菜子だけ気合い入りすぎてて、それでまたいろいろ空まわっちゃって、着替えるとかいっちゃったせいで、また恥かいちゃって、いやいや気にすんな! 友達同士ならパンツのひとつやふたつ、見た、見られたとか普通のことだよ! 知らんけど!

『ほうかごバスケット』

けいたち、すっかり消沈してますがな! 仲間4人で座り込んで遠くを見ている。それほどまでにバスケがうまくいかんかった! まるで勝てなかった、活躍さえもできなかったというのですね。

バスケ合宿の居室、コテージなんですね! 大きなテレビがある! 海も見える! すごいな、ラグジュアリーじゃん! 夕食の用意し、順番でお風呂にはいって、そしてここからが合宿の本番ともいえる時間。ビデオを見ながらの反省会であります!

いやあ、これ、キツい時間だなあ! 客観的に自分を見つめる。それが大事なことはよくわかってる。バスケに限らず、あらゆることで大切ですよね。でも、だからといってロボロボになってる自分を見るのはつらい! うまくボールを使えなかった。うまく動けなかった。それぞれに反省をする面々。次はどうしよう、どう問題を克服しよう、こうしていろいろ考える時間もまた大切な青春の日々ってやつなんですね。

そうした大人の視点からの振り返りが顧問と先輩、OGたちの口から語られるのもまたよかった。

そして当事者たる部員たちは夜の静けさのなか、自分を振り返りつつ眠りにつく。ああ、この時間。ピリッとさせるものがありますね。

2026年3月13日金曜日

今日は休みます

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2026年3月12日木曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2026年3月11日水曜日

『まんがタイムきらら』2026年4月号

 『まんがタイムきらら』2026年4月号、昨日の続きです。

『運命のヤマダダダダダダダダダダ』

クラスの山田さんが、化学部に入りたいといってきた。とはいえ、今や化学部は看板だけの存在。その実態はマル秘恋愛研究部。そんな部にクラスの子を引き入れて大丈夫なのだろうか?

逡巡する千鶴だけど、入部を検討している山田が、沙唯、はじめて前面に出てきたニューカマー山田と判明して、恋愛研究部については隠蔽すると決定。部長が隠蔽工作しているあいだ、千鶴が沙唯にいろいろ実験してみせるのですが、沙唯、ものすごく素直な子ですね! 千鶴のことをかっこいいって! 千鶴といると楽しいって! それで千鶴もその気になって、生き生き実験してみせちゃったりして、そんな千鶴の姿を目にした部長は、もう自分のわがままは終わりと千鶴のために身を引く決心をする!

ああ、部長よ、千鶴とともに過ごした日々は楽しかったね。いよいよ終わりゆく青春の日々。ここに部長の恋愛求道の旅は終わりを迎えるのですね。

とか思ってたら、沙唯、軽音部に入ることになったの!? かくして部長と千鶴の蜜月は続く。最後の、ショック受けてる千鶴に話しかける部長の優しさに、ぐっと心つかまれましたよ。

『スロウスタート』

父の仕事が終わったので、父と母はふたたび海外へゆくことになりました。悲しさのあまり泣いてしまうたまての愛らしさよ! ともに泣く母の愛らしさよ! この愛らし母娘。その別れの情景、母から娘に託される餞別のエピソード。それがもう、泣いていいのか、笑っていいのか。いや、これ、笑いどころだよな。だって、大量のギャルゲーだよ? なるほどたまてがこう育ったわけだと納得のコレクション譲渡でした。

譲渡じゃないよね。閲覧の権限が与えられたというべきか。これまで母が隠してきたギャルゲーコレクションの全貌がここに! たまてにとっては宝の山! これまでは母セレクトおすすめ品ばかりを遊んできたたまてにとって、自分で選び、自分で評価していく、新たな世界に向けての船出ともいえる瞬間だったのですね。

母のコレクション。一定数の地雷も埋まっている。その片鱗も語られて、いや、そのすごい真顔で酷いこといってくるメインヒロイン、最近の言葉でいえばゾルトラーク、そのジャンルを作り出したアレじゃありませんこと!? みたいなね、なんかわかるようなわかるような話がちょいちょい差し挟まれるのもおもしろかったです。

あまりの魅惑の世界の顕現に、すっかり嬉しくなってしまったたまて。うっとりと夢見る、その様子、なんとかわいらしいのか。そしてさらなる隠された世界の示唆されるという、ほんと、このお母さん、大丈夫なのか!? と思うけど、こういう母娘関係があってもいいですよね。

というわけでしあわせたまての回でした。そのしあわせ、友人たちにも広がっていくのでしょうか。

『ウイニングアンサー!』

クイズ大会に参加する最亜久高校クイズ研。学生オープン、有志によって開かれる大会だっていうのですが、いずれ挑むAtoZに向けての前哨戦。ちょっとした練習試合みたいに捉えたらいいのでしょうね。

実際、亜衣はそのつもりだったんです。皆にクイズを楽しんでもらおうと思っていた。しかし、ペーパーテストを突破し、本戦ラウンドでの早押しでのこと。慣れない場の空気に触れ、圧倒されつつも自分の得意を生かし、規定の3問を見事正解してみせた千代。続いて解答席についた香奈が、白熱し加速していく解答権取得からの正答の連続に、すっかり飲まれてしまった。

はやく押さないと。その一心で勝ち取った解答権。なれど答がすぐに出てこず、やっと出た答も誤答となって、さらに焦りはつのる。自分のせいで亜衣と千代が敗退してしまう。ぐらつく気持ちが早押しの速度を鈍らせ、そして誤答の連続に、もうパニック。泣き出してしまって、ああ、これはつらいな。彼女の置かれた状況に、自分の気持ちも一緒に持っていかれるようで、この苦しさ、息の詰まる思いとともに読み進めたのでした。

香奈を追い込んでしまったと悔やむ亜衣。後悔を胸に、この大会出場を嫌な思い出にさせないために、自分が前に打って出る。香奈をパス、解答席は亜衣に代わって、そして彼女はこれから誤答なしに6問正解してみせなければならない。

この追い込まれた状況にも決して怯まない亜衣の強い感情に、心持っていかれましたよ。ええ、これはいい見せ場、高まるものありました。

2026年3月10日火曜日

『まんがタイムきらら』2026年4月号

 『まんがタイムきらら』2026年4月号、昨日の続きです。

『しあわせ鳥見んぐ』

お正月、元日から神社を訪れるすずたちです。一年のはじまりは初詣から。というのですが、特に信心深いわけでもなく、さらに話が進めば、お参りこそがついでと判明する!

なるほど、バードソン。期間中にどれだけ鳥を見られるか。その初日に神社の森から攻めるというんですね。

なるほど、神社の境内には自然が残っている。となればともない鳥たちも集まって、シジュウカラ、ヒガラ、エナガ、メジロ、コゲラを皮切りに、ヤマガラと続いて、そしてかつてヤマガラにおみくじを運ばせていたなんて話になんてまで及ぶのですね。

今では野鳥の飼育が禁止されているため、ヤマガラのおみくじはもう見ることができないのだそうです。こうした時代とともに移りゆく人と鳥の関係とか、さらにはバードソン自体が自然保護の目的を持つだとか。そうした話題の広がり。とても興味深かったです。

『ざこのみなさんお大事に』

お金持ちのお嬢さん、奏音から支援を持ち掛けられたえぬ。さっそく昨日の今日で奏音の家を訪れて、でもあまりの傍若無人な振る舞いに不審人物扱いされてるじゃん!

えぬの訪問目的は、奏音にお礼の色紙を渡すためだったんですね。そして申し出への返事も。一部だけでも受けるのかな? なんて思ってたんだけど、まさかきっぱり断るだなんて思いもしなかった。今の仕事が楽しいから、集中してがんばりたい。そんな推しの言葉に感動する奏音ですよ。というか、この子、えぬの言葉になら、なんだって感動したりする系じゃないの? ともあれ、ドラッグストアの皆が心配していたこと、杞憂に終わったというのですね。

しかし、仕事を続けると聞かされていない同僚たちは、当然えぬが仕事をやめるもんだと思い込んでしまっていて、ドラッグストアは灯りが消えたみたいに落ち込んだ雰囲気に包まれているんです。そこにやってきたえぬ氏。勝手にやめると思われててびっくり。でもって、気を揉まされたみみに椿の恨みを買って、これでもかとおしおきされるの。

いや、でも、ふたりともそれだけえぬ氏のことが好きだったんですよ。この制裁もまたコミュニケーションの一種ということで、ええ、仲深まりましたね。少なくとも思ったことのいえる、そんな間柄になったんじゃありませんか?

『星屑テレパス』

愛から聞かされた衝撃の事実。ユウのことが見えていなかった。その存在はおぼろには感じられたものの、姿は見えず、声も聞こえず、皆が呼ぶ名さえも認識できなくて、そしてその事実を知らされたことがきっかけか、ユウは姿を消してしまった。

ユウを探す海果が見つけたものは、円盤のかたちをした入れ物。ユウの持ち物が納められてはいるものの、ユウの姿はどこにもなく、足跡さえもこの入れ物より先には続いていなかった。

ということは、これこそがユウなのか?

ここで瞬がなにかに思い至ったというのですね。遥乃の祖父がなそうとしていたこと。残された手帳を読み解くうちに辿りついた祖父アキカズの切実な願い。それは死者との対話を試みようというもの。この灯台そのものが交信のための装置であり、その試みが産みだしたのがユウであったのか?

わからないことだらけです。その祖父の目的は達成されたのか。ユウとはなにものなのか。そして今、そうした謎を読み解くひとつのきっかけとなろうとする存在がそこに?

突然の来訪者、これもまた謎で、祖父アキカズ? その答や次号に続く。わからぬばかりのこの状況において、ひとつの灯火、灯台の灯りとなるのでしょうか。

2026年3月9日月曜日

『まんがタイムきらら』2026年4月号

 『まんがタイムきらら』2026年4月号、発売されました。これはまあきれいな表紙! メインを張るは『一畳間まんきつ暮らし!』の芽衣子です。チューリップの花束を手にした芽衣子さん、控えめにいって美しい。柔和な、それでいてはっとさせるような笑顔が、白背景を背負って、なお光輝くようであります。早春の時期、冬を抜けいよいよ暖かくなろうという、新たな季節のはじまりを予感させるかのようなイラストは、目にも鮮やか、まぶしくさえ映って、本当に素敵な情景です。

今月は新規ゲストが2本です。

『メイド先輩にとらわれて』

学校の図書室に通う少年、湊人は、その静けさを愛し、ひとり本に向かう時間を大切にしている。と思いきや、意外や不純な動機を隠しているというのですから、思春期男子というものは度し難い。それを暴いたのは、図書室に出没するメイドさん。図書委員なんだそうですが、なぜかメイドの格好していて、しかも絡んでくる。下ネタ多めの対応しづらいお姉さん、それが栞だというのですが、年上の魅力に抗えないのもまた思春期男子なのでしょうか。

いろいろ絡まれながらも、なんだかんだ相手して、ついには三つ編み文学少女という自分の癖を開陳するに至る。ああ、これこそが図書室通いの本当の理由だったんですか!? だとしたら、その夢がかなうことはないから、さっさと捨て去っちまえ、が回答です。

年上お姉さんからかわいがられる湊人。ついには勝負を持ち掛けられて、勝てばそっとしておいてくれるけど、負けたら罰を受けねばならぬ。その勝負に乗るんですね。しかも負けまくるんだ! 栞の巧妙な罠にかかった湊人の愚かしさ。しかしそれは思春期男子には回避不能な策であったのかもしれません。

かくして湊人に与えられた罰とは、栞の保護観察下に置かれるですって? 首輪までつけられて、すっかりペットではありませんか。図書室での不純異性交遊を目論んだ罰とのことですが、これはこれで不純異性交遊への第一歩なのでは? 目指したゴールではないかもしれないけれど、湊人の夢、その一端はかないつつあるのではないのかなあ、なんて思わせるんですよ。

『全手動CoffeeGirlロンちゃん』

コーヒーメーカーが人になってしまった! 擬人化とかではなく、もうほんとただただ人になってしまったって話。とある流星の降る夜のこと、不思議なパワーでコーヒーメーカーがかわいい女の子、ロンになって、かくしてその夜以来、お姉さんはロンと一緒に暮らしているのです。

人になったということは、コーヒーをいれる機能は失われてしまったということ。便利な機能はもうないからと、試行錯誤でハンドドリップを試みる。豆から挽くのか! 味はまだまだ納得いかないそうですが、お姉さんはロンがいれてくれただけでもう大満足なのですね。

ロンがいてくれて嬉しいお姉さん。それを隠さずありのままに伝えるのですが、それが嬉しいロン。で、ロンも素直にお姉さんのことが好きという。この互いに素直に気持ちを伝えあって、互いに嬉しい気持ちを交換しあう様はとてもいい。照れつつも喜びが前面に出る。そんな関係、とてもいいじゃありませんか。

懸賞に当たって新たにやってきた新型コーヒーメーカーも、最初は嫉妬を隠さなかったロンだけど、もとコーヒーメーカーだけあってコミュニケーションとれるんだ、仲よくなって、いろいろ教えてもらう関係になって、こうして今や3人暮らし?

この不思議な関係性も、またおもしろみ感じさせてくれてよかったです。

2026年3月8日日曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2026年3月7日土曜日

『まんがタイム』2026年4月号

 『まんがタイム』2026年4月号、昨日の続きです。

『星月夜工業高校ルナ同好会~38万キロの奇跡~』

建築コンペの課題が全然進んでいない素直くん。大ピンチ! というのだけど、コンペ、自由提出じゃないのか。これというテーマがない人は、ひねり出すところから大変だな。

でも素直はテーマは決めてるんです。宇宙で過ごせる家。でも、知識もろもろ、いろいろ足りてない? 作図もまだ全然できてなくて、困りはてる素直にひかりから提案が。ひかりのうちの画材屋、作業室を格安で貸すよ! 気分転換にもなるだろうというアイデアだったんですが、これ、正解でしたね。作業室で一緒になった都さん、建築の専門学校に通っているというこの人から、いろいろアドバイス受けることができた。

いや、むしろ心掛けといった方がいいのかな。都の言葉に、素直、ちょっと心強くなったみたいなんですね。

ところで、都さんというの、名字じゃなくて名前なんですね。知らず名前で呼んでた素直。それがひかりには先越された感あった? 自分のことも名前で呼んでみてよと、そしたらふたりともにどきどきしちゃって、思わぬ進展見ちゃいましたね。

『良倉先生の承認欲求』

新たな領域に踏み出す落安です。AI技術を活用し、AI彼女を生み出した! もとになるデータはOLさんのSNS情報。すなわち良倉の演技してる人格であるわけですが、いやもう、これ結構なアウト寄り案件! 引き返すんだ落安! まだまだ真人間に戻れるレベルですよ!?

しかし、良倉、AIにまでライバル心燃やしちゃうんですね。いや、落安取られたからとかじゃないよ。落安がAIにお勧めされた映えカレー店。エディブルフラワーちりばめた華やかカレーに、見落としていたと悔しさ感じる良倉。で、ここからまさかの落安に映えスイーツ店提案! いやいや、AIOLさんと映え店対決しないでいいんですよ! これ、どちらがより本物のOLさんとして落安を納得させられるか対決みたいになってますからね!?

ここで良倉に懸念が。もしや、いつかAIがOLさんと良倉の接点を見つけ出してしまうのではないか!? 身バレの危機に、AIOLさんとの別れを強く進言する良倉なのですが、AIより先に教え子氷高の脅威を怖れなさいませ。

ともかく、純情青年落安はOLさんへの愛を貫き、AI彼女とは別れることになりました。そうしたら、ちょっと興味が逸れてた分、反動なんですか? OLさんへのガチ感がこれまで以上に増しちゃって、うわあ、すごいな、キラキラしてる!

でもこれ、いつかOLさんの正体を知ったとき、ショック受けるか、あるいは虚構と現実の壁を越えて受け入れちゃうのか。どちらなんでしょうね。後者だったら、落安、本物です。応援しますよ。

2026年3月6日金曜日

『まんがタイム』2026年4月号

 『まんがタイム』2026年4月号、発売されました。表紙は『ローカル女子の遠吠え』。春、桜の花びらの舞い落ちる下、ジョッキ片手に団子を食べるりん子がメインを張っています。しかしこのジョッキ、緑色、ということはお茶系のドリンク? あるいは、お茶そのものであるのでしょうか。しかし柔らかそうな団子ですが、きっとこの人のことですから、バリバリいわせて食べているのでしょうね。この他に、2種の桜餅手にした『わさんぼん結』、ぬいぐるみ彼氏とドリンク楽しむ『遠恋カノジョとおとなり上司!』のカットもございます。

今月は新連載が1本です。

『ラテとボドゲができるまで』

仕事に疲れた女性がひとり。この人、まだ駆け出しのグラフィックデザイナー。断われない性格が災いして、日々終わらない仕事に精神を磨り減らしているのです。

この人、遊円紬が、今日もまた夜多くの帰り道、たまたま寄ったカフェで出会ったのが、カフェの店長双六実。ほがらかな青年にすすめられるままカフェラテを注文した紬。それはいいのですが、この店、コンセプトがあるんですね。ボドゲメイクカフェ。ボドゲカフェならわかりやすい。ボードゲームを楽しむお店ですよね。ですが、メイクとはなんなのか。

なんと、自分たちでボードゲームを作るところからやるっていうんですね。

夜遅いからか、お客のいないこのお店。店長と紬が店長作のゲーム、そうどりジャンケンを楽しみます。やってみてわかったこと。店長は表情で手札、策略がバレバレ。そしてもうひとつ、シンプルな手作りボドゲでも、こうして遊べばすごく楽しい。

この楽しむという気持ちが、紬に活力与えてくれたようですね。さらには店長のお礼のオムライスも紬を元気づけてくれました。

さて、紬の職業はグラフィックデザイナー。ってことは、この素朴なゲームを、立派にデザインしちゃって仕上げちゃったりするのでしょうか!? かくしていつかはゲーム作家デビュー!? となるのかはわかりませんが、この店との出会いが紬の生活をがらりと変える。そんな展開なんですよね? 期待です。

『腹割るウチらの秘密ごと!』

北原ミラが転校してきてから、おとの様子がおかしい。やたらミラのこと気にしている。北原ミラと名前を出すと、わかりやすく脱力。いったいなにがあったのか? 追求するヒメコだけど、さすがに代償のグルートブリッジ1時間は駄目だったか。

判明したのはおととミラの中学が同じだったことだけ。ということで、今度はミラに接近するヒメコ。スマホの壁紙に中学時代のおと。わけあり? 意味深? 聞けば、どうもおとを追って転校してきたとわかって、なおさらわけあり? いったいなにごと!?

わからんながらも、ミラが自分とおとの仲を疑ってることは理解したヒメコ。でもって、おとのかつての話、憧れてる人との不和、それがミラとつながって、ああ、おととミラ、かつては相当に近しかったんだ。

とわかってモヤるヒメコさんです。これはちょっと悶着が? あるいは、なにかしら騒動あって地固まったりするのでありましょうか。

『跳べないウサギと神の島』

月兎の巫女は、首藤の血筋に生まれる。これ、一子相伝とかいうわけではないのか。なるほど、リンコが今の巫女だけれど、リンコでなければならない、力を持ちうるのはリンコひとりだけというわけでもないのか。

というのも、神秘の力を有する首藤の娘はしるしとして太い眉を持っている。そういえばリンコの眉は太かった。そして今レオの目の前に、もうひとりの太眉の娘、ユイコが登場。くったくなくレオに声をかけ、ジャンケンゲームで10連勝してみせたユイコ。そしてゲームのディスプレイを介しユイコの前に姿を現すうさ土偶。

ああ、リサコよ、やはりまだ諦めていなかったのか。そしてその手はリンコならぬユイコに届き、今、禁足の地にてユイコの身がリサコに奪われてしまった!

すべてを理解した。そういうリサコの次の行動やいかに! しかしこれ、結構なクライマックスだったりするんですかね!? というか、ユイコに手を出すのは、ちょっといろいろアウト感ただよいませんか、リサコさん!

2026年3月5日木曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第84話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

新入生女子に遊ばれている岡崎を見て、ついつい意地悪なこといってしまった榎本。心霊スポットは嫌だと岡崎がいうものだから、次の活動場所は心霊スポットでいいなんて、思わぬ嫉妬心が思わぬことを口走らせて、それで後悔していたんでしたよね。

榎本の発言で心霊スポット派が多数決をとってしまった。というわけで、今回は心霊スポット探訪編。カップルに呪いをかけてくる女の霊が出るという場所に、男女ペアでもって踏み入ろうというのですが、ここでまあ岡崎が大人気!

そうか、新入生女子ふたり、岡崎先輩狙いなの!?

他の男子どもを尻目に、じゃんけんで岡崎争奪をはじめる女子たち。そこに榎本も参戦して、さすがの気迫勝ち! じゃあ次は残りでペア決めだっていうんですが、カリンが秋山に貼りついて離れないのね! これ、昔こういうマスコット人形ありましたよ。ほんと、今回は終始秋山にベッタリなのカリンさん? と思ったら、霊を出し抜くためにケンカのふりをする。と思ったら、ガチ喧嘩に発展じゃん!

なにしてるの! と思うも、結局は夜景のロマンチックに機嫌をなおして仲直り。ちょっとやそっとでは、このカップルは壊れませんね。

さて、問題は岡崎榎本組です。なんら怖がることもなくスタスタ歩いていく岡崎。実際、夜道も心霊スポットも慣れっこ。むしろ霊という存在に気持ちを傾ける余裕さえある、そんな男だったのですね。夜の気配に、妖しい魅力さえ漂わせる岡崎。これは、もう、昼間の彼とはまるで違う側面なんですね。

と思ったら冗談めかしてごまかすし、どうにも捉えどころのない男。そんな岡崎が、女性の声が聞こえると、ふらふら茂みに分けいろうとする。

それを渾身の思いでとめる榎本がいじらしい。私の大切な人を連れていかないで! この思いの発露。岡崎に届いたでしょうか。そして岡崎は霊に対しても優しくて、写真に写った謎の手を、見世物にするの忍びなかったんでしょうね、間違えたといって削除して、こうしたところに見え隠れする彼の本質。知るは榎本ひとりでしょうか。

静かに深まる、そんな関係をそっと見守りたくなる一編でした。

2026年3月4日水曜日

『まんがホーム』2026年4月号

 『まんがホーム』2026年4月号、昨日の続きです。

『座敷童子あんこ』

扉のあんこ、三色だんごを食べる座敷童子、これがめちゃくちゃかわいくて、マジか! ガラスに写るいつもの姿、それはいったいなんなのか! もし手前のあんこが本当の姿というのなら、多少の奇行は目をつぶれる、本気でそう思ってしまいました。

でも、ほんとにそうでしょうか? クジラの一生に思いを馳せるあんこ。いつもの顔にあのボディ。たとえ扉の美少女顔でも、このボディが家の中におるの、耐えられるでしょうか。

そこからの言動も、いつものあんこなんですけど、もし顔が扉の美少女だとしたら、どれほどにシュールになるだろう。そしてついには凌遅刑。パパさん、えらいもんすすめるな! あんこが人でないこと、わかってるよね、これ!?

そして最後にあんこに飲まれていく幸太。結局、あんこは今回はこのまんまなのか。そして飲まれた幸太。この状態で返答はできるのか? そもそも生きて戻れたのか。それはもうわからずじまいでありますね。

『歌詠みもみじ』

阿久津くんのお母さんに衝撃です! 息子がバレンタインのお返しに悩んでいるのです。まさかの彼女!? いや、宇賀神はまだ彼女でもなんでもないのですが、つきあってる人からじゃないという息子の返答に自分へのお返しと判断したママさん。

めちゃくちゃかわいいな。ちょっとホラー風でもあるけど、ママさん、めちゃくちゃかわいいな。息子の立場ならどう思うかわからんけど、めちゃくちゃかわいいです。

宇賀神へのお返しをどうするか。悩んだすえに、アドバイスもらおうとする阿久津です。宇賀神と仲のいい坂和に助けを求めるも、二瓶の反応が怖い! 千恵にはまりなというウィークポイントがある、というので我らがヒロインもみじの出番となるわけですが、あんまり頼りにならん!

とはいえ、ちゃんと坂和に繋いでくれました。お礼のお菓子をもみじに貢いで、阿久津くんめでたしかと思ったら、宇賀神あてのお菓子、ママさんに見つかって、ママさんへのお返しじゃないっていえなかった! ほんと、ママさんかわいいな! あまりにかわいく喜んでくれるもんだから、息子も違うとはいえんよね。ええ、それでもみじさんお菓子はおあずけになりましたよ。

今回、お菓子配りのまりな、本命がいるひとからお返しはいらないよって、この度量! なんだかんだ、大物、かっこいいお嬢さんですよ。

でもって本命宇賀神。なんでもないみたいにふるまうのも、また乙女心でありましょうか。ええ、恋愛の機微いろいろ。こそばゆくも気持ちが浮き立つ、そんな春の兆しです。

2026年3月3日火曜日

『まんがホーム』2026年4月号

 『まんがホーム』2026年4月号、昨日の続きです。

『はなまるゲーセン飯!!』

春になってもまだまだ寒い宮城です。暖かいと思った翌日に雪が降ったり、昼と夜の気温差もすごかったりで、慣れないことには体がついていかなそう! と思ったら、宮城育ちの樺恋もついていけませんか! これはもう自分のような軟弱者には厳しい風土といわざるをえませんね。

さて、寒い日にありがたいのが温かい食べ物。さらにそいつは、音ゲーのスランプにも効くという。ほんとに? いやはや疑わしいのですが、昔からそういう俗説があるのだそうでして、その食べ物というのは他ならぬラーメン。実際調べてみれば、ほんとにそういう話があるんですね! びっくりだ。いやほんと驚きました。

というわけで、今回の食事はあがいんのラーメンです。種類がいっぱい! なかでもおすすめなのは辛味噌ラーメンなのだそう。宮城の御当地ラーメン? と思ったら、発祥は山形? それが宮城では仙台味噌ベースのものに変化していった、みたいな歴史があるんですね。

ラーメンの中央、ないしはレンゲに添えられた辛味噌を、少しずつスープに溶かしながら食べるのが基本形。変化する味を楽しむのは山形のも宮城のも同じようですね。しかし、どんな感じなのでしょう。機会があればぜひ食べてみたいラーメンです。

ラーメンでゲームが上達するかは謎ではありますが、心機一転、気持ちをリセットするのが大事というの本当にそうだと思います。ということは、ゲームに限らず、いろんなものに、ラーメンリセットは有効そうですね。

『うちの秘書さま』

今回はひな祭り。女の子の節句、というわけで、はじめに山田が屋敷の女性たちを歓待いたしますよ! すばらしい、なんて素敵な回なんだ!

なにがいいって、女のコといわれて動揺を隠せないメイドさんですよ。いやいや、なにを戸惑うことがあるのですか。どこからどう見ても素敵なかわいい女のコではありませんか!

最初は遠慮していたメイドさんたちですが、宴もたけなわ、お酒がはいれば様相はがらりと変わって、やたら陽気な七瀬の向こうに、寝てる、泣いてる、倒れ伏してるメイドたち! いやもう、なんともカオスですな。田中さん、なんか目が座ってるし!

かくしてひな祭りを肴にした飲み会、と思いきや、雛人形は置いてきぼり。ほんと、理由もなんもなく、ただの日中からの飲みになってしまって、でもこういうのもたまにはいいんじゃないでしょうか。楽しそう。ストレスもどこかにいってしまいそうです。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

野生動物が市街地に出没している。そんなニュースを見ているときに、病院を訪ねてきた小学生の男の子。へんな動物がいるというのです。

犬みたいだけど犬じゃない。毛がなかった。これだけの情報で、それがなにか当たりをつける先生にクマちゃん。クマちゃんのさらなる問いかけ、皮膚ゴワゴワしてなかった? で、もう推測は確定。放っておいて、感染が広がるのもよろしくないと、キョウスケをともなって先生が出動。

そうしたら、予測したとおり、疥癬にかかったタヌキだっていうんです。

犬や猫、人にだってうつる病気。ヒゼンダニが寄生して、皮膚にトンネル掘るやつですよね。塗り薬とかイベルメクチンみたいな駆虫薬を使う。免疫低下してたりすると、大変なことになるって聞いています。

タヌキは疥癬が重症化しやすいというので、このキョウスケが目の当たりにしている個体もそうした重症例なのでしょう。本来なら野生動物に人が関わるべきではない。そう了解しながらも、感染拡大させるのもよろしくないのでまずは保護。治療がすめば野生に返すを条件に、病院に連れ帰ったのですね。

さあ、これから治療です。はたしてこの子、たぬ吉の体力は持つのでしょうか。病院だから、弱った動物もいるかもしれない。それだけに、しっかり治療が効いて、回復するといいですね。

2026年3月2日月曜日

『まんがホーム』2026年4月号

 『まんがホーム』2026年4月号、発売されました。表紙は『孔明のヨメ。』。お題は桃の節句。お内裏様とお雛様に扮した孔明、月英夫妻が凛々しく、そして美しく、表紙を飾っています。見上げれば桃の花。桃は生命の象徴ですよね。これからの季節にとてもいいイラストです。そして『はなまるゲーセン飯!!』からはちらし寿司。『ハルと雪の番台』は白酒が登場ですよ。

『孔明のヨメ。』

荊州は公安に帰還を果たした劉備一行。無事のお帰り、でも帰路の厚遇っぷりに疑問を持つ臣下が幾人か。ここからはじまる孔明の詰問。関わった人間からもいろいろ推察して、なにせ孫権どころか呉国太まで同行するっていうんです。よっぽどのことがあったに違いない。

ひとことも貝の一件について触れていないのに、これだけ見抜いてくる。さすがの孔明です。この方面では誰も敵いませんなあ。

劉備からことの次第を聞かされて、穏やかでない義兄弟たちです。でも悪いのは曹操と、当の劉備は落ち着いたもので、さらには尚香が孫権にしっかり文句いってくれました。こうした話聞かされれば、尚香の株も上がりまするな。尚香はそんなつもりはなかったでしょうけど、素直で正直なその言動が間違いなくプラスになっています。

孔明と月英の夫婦の会話。ほぼ仕事の話だったりもしたけれど、妻の無事の帰りに安堵する孔明。そしてねぎらうその様子。ああ、本当に大切に大切にその愛を育んでいるふたりなのだと思わされるのですよ。

そして事件の主犯は誰なのか。ひとり静かにその答に辿り着いている孔明。周瑜公瑾に問い掛けるその胸の内。しかし周瑜からの返答はあるのか。これからのこと。はたしてどうなるのか。同盟関係は守られたものの、なかなかの剣呑さです。

『サレ妻お江戸リコカツ録』

麗が不在の夜。なにかあったら大変! と気を揉む早苗のもとに急ぎの報せが! 駆け込みですよ。借金のかたに吉原に売られた妹を救い出し、ここまで連れてきた姉妹。その妹というのは花魁の紫。当然追手はかかるわけで、門を叩く音。そして呼ばわる男の声。

麗は不在。この状況でどうする? 門より中に踏み入ってこないその状況に、縁切寺のルールの厳格さを実感する早苗。思い切りましたね! 大活躍ではないですか。恐怖をおさえて、男のそばまでやってきて、麗ならきっとこうすると、大男を相手に啖呵を切る!

命をかける覚悟はおありで? そして笑ってみせるのですが、余裕感じさせる麗の笑顔のつもりが、なんだろう、すごく不気味な笑顔だよ!?

でも、功を奏しましたね。男は撤退! そして帰還した麗からは褒められて、ああ本当、早苗、がんばりました。

そして助けられた紫。すぐに放免とはいかないけれど、囚われの生活から自由になるのですね。このくだり、早苗のいう、自分の不幸に気づいていなかったんだという言葉が重いですよね。人にとって自由とは、しあわせとはなんだろう。気づかず不幸な境遇に身を置くということもある。離れてはじめてわかるものなのかもしれない。そうした人の心のいろいろ、思わされました。

『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』

スミレさん、ついにうずちゃんのお世話から卒業ですか!? うずのことをずっと見守ってくれていた御園生さん。うずとスミレがともに彼女の存在を認識して、そしてはじまる新たな関係性。気づかれぬまま世話を焼く必要がなくなりました! いろいろあやういうずちゃんを、心の底から守りたい、頼られたいと思っているお姉さんがいる。

その心強さよ。とはいえ、その思いが過剰で、スミレもいうようにちょっとあやしくもあるんですけどね。

それからは、うずの身になにかあっても、スミレが即動かなくてもよくなりました。ちょっと様子を見ていれば、きっと御園生さんがかけつけてくれる。転びそうになったうずちゃんも御園生さんが支えてくれて、髪だってとってもかわいくまとめてくれて、ああ、これでスミレは静かで穏やかな暮らしに戻ることができたのですね。

ひとりの空間、ひとりの時間。ゆったりとひとりを楽しみ、落ち着いた時間に心を安らがせる。

でも、ずっと求めていた暮らしのはずなのに、うずちゃんへのお節介、それがなくなった生活は物足りない。

静かで穏やかな暮らしはかつてのスミレが求めていた暮らし。だとしたら、今のスミレが必要としているのは、どうした暮らしなのでしょう。失われてはじめて気づいた。その喪失感がなにに由来するのか、スミレ、自分の心を見つめる時間がはじまりそうですね。

2026年3月1日日曜日

『まんがタイムきららキャラット』2026年4月号

 『まんがタイムきららキャラット』2026年4月号、昨日の続きです。

『このままモブじゃ終われない!』

まさかの新展開ですよ。写真を頼りにピコを訪ねてきた謎の女性。ピコの名前も当然のように知っていて、知りあい? コモナが疑うようにストーカー? あまりに不審だったため、ワイヤレスイヤフォンをビーコン代わりにくだんの女性のカバンに投入。

そして問うんですよ。その写真の人とどういう関係? そうしたら、恋人だという。どういうこと!? うちひしがれるコモナがかわいそう! 愛するピコに元カノがいただなんて! で、ここからがコモナの真骨頂というか、手駒を使って謎の女の情報を集めさせる。自分を特定して押し掛けてきたヤバいやつを、弱みで脅してしたがわせる。うん、コモナはサキュバスとしての才能はないが、反社としてはやっていけそうです。

さて、判明した謎の女の素性。フリーター、24歳、名前は千秋楽。その楽がピコと一緒にいるところを目撃して、コモナ、取り乱す! 楽、声優志望の子だったんですね。でも、もうじき夢がかなうかもってところで、ピコを追って夢を振り捨てた。

このピコに向ける熱愛を見て、コモナ致命傷だーっ!

でも、サキュバスの仕事がらみで出会った女性と知って安心? と思うも、すぐさま責任とってあげればなんて意味深なセリフが聞こえてきて、ああ、これはもうコモナ立ち直れないかも! というか、この楽さん、ちょっとやそっとで引き下がりそうにないんですが! レギュラーキャラとして今後も出てくるんですかね!? だとしたら大歓迎です。

『魔法少女は羞恥心で強くなる』

ついに真侑が敗北!?

ゆずから好意を伝えられて悶々とする真侑。思い悩んだ末に、ゆずにきっちり話そうと決意する。ゆずを呼び出して誠意を持って話しはじめるも、断りと察したゆずが暴走! チラミンによって強化された金平糖の威力はこれまでとは桁違い。取り乱しつつも攻撃を繰り出すゆずに真侑は敗北! かけつけてきた零もなすすべもなく倒されたというのです。

衣装破壊されたまま、公園に放置された真侑たち。そんな真侑を助けてくれたのは友人のしおちゃん。心配してくれていた。そんな彼女は真侑の秘密、魔法少女であることも目撃してしまって、ああ、今から記憶を消すなんてできるのか? できるにしても、強大な力を有するゆずを倒す必要がある!?

どちらにしても、今の真侑には荷が勝ちすぎる。さあ、どうしよう。まずはしおちゃんに自分の置かれた状況を説明する? それから今後の対策考える? いずれにしても、真侑、いっぱいいっぱいになっちゃいますね。

あ、しおちゃん、追加戦士とかありですか!?

『ずんだもんTV!』

夢で出会った謎の人物。約束の相手? しかし目覚めるとそれが誰かわからなくなっている。約束のアイツ。失われたずんだもんの記憶の一端。しかしどうしても思い出せないずんだもんは、もう一度眠って記憶を呼び覚まそうとするのですね。

しかし、寝ようと意識すると眠れないもの。いつもはすやすやの授業中も目がギンギン。ままならんなあ。ずん子のアドバイスで寝入ったものの、自分の寝言で覚醒! 授業中に眠る作戦は駄目っぽいですね。やっぱり夢を見るなら、夜、布団でぐっすりがいいですよ。

でもやっぱり眠れぬずんだもん。一睡もできぬまま朝を迎えて、いろいろな方法を試してみるも、やっぱり眠ることができなくて、ついに睡眠外来のお世話になるも、スマホとゲームのやりすぎ? うん、無理に眠ろうと気負いすぎたのが駄目だったみたいですね。

ずん子が手伝ってくれました。夢のなかのアイツとの邂逅を、ふたりで演じてみよう。少しずつ思い出されるずんだもんの記憶? 大切なキーアイテム、ずんだもちをずん子とふたりで食べて安心したのがよかったか、ついに眠りにつくことができました。

夢のなかで出会ったのは、黒い姿のずんだもん!? あの廃校で鏡に写ったあの姿!? 置いていかれたと泣いていて、そして問題のアイツが出現。ずんだもん、名前を思い出しましたね! ずんだもんのなかではこれで解決したみたいですね。

アイツはずんだもんと繋っているのだそうですよ。それさえわかればもう大丈夫。ずんだもん、安心してもとどおりの生活に戻れそうでよかったですね。