『まんがタイムきららフォワード』2026年5月号、昨日の続きです。
『球詠』
2点先取の新越谷を追う無得点の椿峰。両校ともに投手戦の様相を見せ、大きな点の動きがないという状況で、椿峰の實松が気迫のホームラン! ベンチに戻ってきた實松をハグで迎える西村。ふたりの姿、親密な様子を見て、羨ましがる珠姫ですよ。
いやもうね、ヨミちゃんにはそういう機微通じないからね? ハグしてほしいんならそうと、言葉にしておっしゃいなさいな。
さて、1点返されて、このまま勢いにのられると厄介だ。という状況で、球姫がファールフライをガッツで捕球! 西村實松にしてやったりの気持ちだけど、向こうにはまるで通じていませんよ? 今回はタマちゃんの一人相撲回なのですか?
新越谷は打てないまでも守備が光って、この後、無失点で最終回まで抑えることができた。そうなれば問題は最終回裏、椿峰の攻撃をいかに凌ぐか。緊張を見せないヨミ。リラックスして、気迫も充分に見える。しかし一塁、さらには代打板東による長打でもって、ノーアウト一二塁を許し、ここからの攻防やいかに。
バントで送るか、それとも勝負に出るか。相手方監督の判断は強攻。打って獲ると気迫に満ちたバッターを前に、一歩も退かず、むしろ全力で迎え撃とうとするヨミのたたずまいや勝負にあって勝負を超えようとする野球への愛すら感じさせるものあって、これはもう本当に熱い。名勝負ってやつでありましょう。
『魔法使いロゼの佐渡ライフ』
ロゼさんがご機嫌です。落ち着いた収入は豊かな心をも育む。生活が安定して、心配ごとも減りました。いいことばかり、夕食もおいしい! と思いきや、そうそうこの安定は続かないというのですか!?
穂夏と話していたときに、金本さんから聞かされたんです。この忙しさもあと一ヶ月。11月下旬には閉まります。それ聞いて、ロゼ、紗菜のもとに走る! ここの観光業は11月末には終わる! 冬の間はお休み! 太い収入源が断たれてしまって、冬を越すことはかなうのか!?
途端に心配ごとが増えたロゼさんなのです。
さて、穂夏がね、お客さんとして訪れた金本たちの会話に気になるところ見つけたんですよ。町おこし応援隊なる存在。それはいかなるものなのか。あるいはロゼの心配を晴らしてくれる、そんなことにもなればまずは一安心ですね。
『花唄メモワール』
藤野が大好きなイネ。アイリスと作るドーナツを、このところ元気のない藤野に食べさせて元気づけたいと、ああ、もう、なんていい子なんでしょう。イネは本当に藤野のことが好き。いつからなのかとアイリスに問われ、もうずっと、ずっとだって答えるイネのその笑顔。
そのずっと前のことが語られたのですね。イネとおかみの関係は、他の子たちの母との関係とは違っている。宿の切り盛りに大忙しのおかみに甘え、その手をわずらわせるようなことはできない。抱きしめてほしいと願うも、そんなわがままは許されないと、自分の気持ちを抑えるイネは、ひとり自分の母を思っていたというのですね。
そんなイネを温かく抱き締めてくれたのが藤野だった。縁側で眠ってしまっていたイネを抱き上げてくれていた。その温かさに、優しさに、つい心の奥にしまっていた気持ちがこぼれてしまったイネのこと、優しく受け入れてくれて、それからもずっと大切にしてくれてと、本当にいいお話だったというのですね。
それだけに、梅さん、責任重大だったりするのでしょうか。藤野を助ける、その一心で大正と令和を行き来している梅の背負う此の方。ただ梅と藤野、ふたりだけのことではないのだなあと思わされたりする、そんなエピソードでした。
- 『まんがタイムきららフォワード』第20巻第5号(2026年5月号)
『まんがタイムきららフォワード』2026年5月号、
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