2019年11月30日土曜日

『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号

『まんがタイムきららキャラット』2020年1月号、一昨日の続きです。

『恋する小惑星』。きら星チャレンジの選考に漏れたあお。ただみらのこと見送るだけじゃないんだ! なんと石垣島まで先回り。参加できなくとも見学だけでも、その一念でここまできて、準備は万端、そしてきら星チャレンジ会場にては直談判。すごい行動力だ。これを無下にしない主催者もいいですね。皆が皆、これをやれば破綻しちゃうけど、それでもこれだけやる気ある子を見ると放っておけないんだろうなあ。きら星チャレンジの参加者、友利飛鳥と蒔田史穂と仲良くなるんだけど、ふたりともにキャラクターが強いな! あお曰く、みらが普通に見える。そんな子たちと、電波望遠鏡を見学したり、さらには電波班、光学班とわかれて実際に観測してみたり。体験とはいえ、実践できるっていうのはいいよなあ。ここでちょっとあおとはわかれちゃうけど、この新しい出会いや経験の連続にはわくわくさせられます。

『アニマエール!』。謎の一年生、入部なりましたね! 最初は入部するつもりのなかった子。けれど母親の影響でチアには馴染みがあって、基礎もわりとしっかりしていて、チア部としてはのどから手が出るほど欲しい人材でしょう。でも、たとえチアに才能があったとしてもやりたいことが別にある。漫画に打ち込みたいというこの子、稲葉の希望。それを聞いたこはねの反応、それがね、本当にこはねらしいもので、真っ向から応援するって。頑張りたい誰かがいると応援せずにはいられない。そんな姿勢の真っ直ぐさ、やっぱり気持ちがいいなって思わされましたよ。最初は心を開かなかった稲葉も、こうした先輩たちからの応援、はげまし受けて、気持ちの動かされるところあったのでしょうね。入部するって! マネージャーとしてというの、確かに虎徹のリズム感とかね、いい指摘してました。なかなかにいい子が入ってくれたんじゃないでしょうか。また、稲葉にとってもここはいい場所になりそうですよね。

『あやしびと』。みぞれ、カバネと一緒に調べものにいこうとしたアヤの前に現れた裏返サカサ。やたら元気で明るい子なんだけど、アヤたちについていきたいという。警戒しつつも受け入れたアヤ。でも人間のこと調べてると知られるのはリスクがある。ということで、まずは一緒に買い物にでもっていうんだけど、いった先でカバネにフリフリ着せたりね、こういう展開はほのぼのと楽しくて、悪くなかったです。そう思っていたら、サカサ、アヤについてきたの、たまたまじゃないのか。ずっとアヤに興味があった。なぜ自分の種族を秘密にしているのか。サカサは天邪鬼の妖人。人の感情や心の動きを察することができる。なのでアヤのウソにも気がついた。これ、結構なピンチじゃなくて? この状況にアヤ、どう対応していくんだろう。きっとサカサはぐいぐいきますよね。でもこのピンチをクリアできたら友達増えますよね。サカサ、なんだかんだいってアヤと気があいそうなので、仲良くなったらきっと楽しそうです。

『RPG不動産』。ファーの疑惑、解明! 屋外に倒れていたファーを見つけた琴音。なんとかしてファーを守ろうと、ルフリアに嘘までついたというのに、ルフリアには見抜かれてしまった。さらには城勤めのセーラやモナまできてしまい、ファーが拘束されてしまう。琴音ひとりがファーのこと信じようとしていて、ドラゴンなんかじゃないって、絶対違うって、でもファーを取り巻く状況があまりに悪すぎた。連行されようというファーがねいったこと、自分が幽閉されて、それでドラゴンが出なくなったらみんなが平和になるって。みんなとあえなくなるのはつらいけど、誰かを傷つけるのはもっと嫌だっていうの、この優しいファーの気持ちがあるからこそ、疑惑を持たれている状況がより切ないものとなっていますよね。もし自分が街を襲っているドラゴンだとしたら。その疑いはファー自身が一番つらく感じているんだってことも伝わってくるから、本当にいじらしい。泣けるくだりでした。そして、ファーの疑惑晴れる! まさか、ここでドラゴン出現! あの嬉しそうなファーの表情! もうほっとさせられて、よかったなあ! って思ったんだけど、あれ? やっぱりファー、落ちたら危ないの? いやもう、ファーの疑いが晴れてなおまたピンチが続くっていうのね。これはもうどうしたらいいんだろう。琴音! 今度こそファーの助けになってあげて! 願うばかりですよ。

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