2019年11月1日金曜日

『まんがタイムきららキャラット』2019年12月号

『まんがタイムきららキャラット』2019年12月号、昨日の続きです。

『アニマエール!』。新入生の影、見えてきましたね。高い場所のもの取ろうとした子をアシストしてリフトアップ。そのあまりのチア丸出し感にダメージ受けてるひづめがおかしくて、さらに追い討ちをかける虎徹よ。この意図しない虎徹の打撃力、鮮かすぎて最高です。今回、待望の新入部員が入りそうで入らないって話なんですけど、姿は見えず、カリカリとメモする音? だけさせてるところとか、この不穏? 不思議? 内気? 怪奇? みたいな展開、宇希が怖がったりね、面白かったです。そしてなんとか謎の人を確保。おお丸出しの人! って、ひづめさん、語弊がありすぎる。ともあれ、この子、可愛いなあ。一年生の稲葉さん。メモしてたのはなんなのだろう。スケッチ? スタンツや構成のアイデア? この謎が明かされるの、楽しみです。

『紡ぐ乙女と大正の月』。面白いですよ。ついに紡の猶予期間が終わってしまった。小間使いとしての仕事をすることになるっていうんですが、その描写、よかったですよ。七緒の役職は老女っていうんだ。へー。なんだか感心させられて、それからの唯月の過密スケジュールとか、こういう当時をうかがえるような描写、見ていてとてもよかったです。万里小路さんからの手紙もね、この頃は集配配達が日に何度もあって、今よりも頻繁に手紙のやり取りしていたみたいな話を聞いたことがあります。この2日で4通というのも、今では多く思うけど、当時だとわりとありうる数だったりする? のかも? 畳で正座に慣れていない紡の苦労あり、そして唯月のちょっとしたいたずら心? 紡のセーラー服を着るんだけど、めちゃくちゃ可愛いな! この人の、きっちりしてるところと年相応なところ? その幅、揺れがとてもいい。こうしてふいに見せる素直さ? いたいけさ? それがぱっと目立って、光る。そんな魅力がありますよね。そしてこの人の紡に対してどう思ってるのかというような面もね、すごく魅力と思います。

『かぐらまいまい!』。皆で海にいくの、先生がすごく楽しみにしてったっていうの、面白い。先生も生徒も、皆、それぞれにこの合宿を楽しみにしているというのが見えて、そうした姿などとてもチャーミングでした。カンナの家に泊まるにあたって、気を使う美夜とかね。なるほど、神様のお下がり。その後もやたら緊張してる美夜と、まるでそんな素振り見せないこふくと、この対照! いいコンビです。海で遊んでいる時の楽しそうな様もいい。忘れてた舞の練習も、海に足元がつかってる鳥居を眺めながら。このちょっとしたところに彼女らの神様との縁? 描かれるのも悪くなかったです。そして夜、こふくが海で出会ったあのお姉さん。そしてこの人と話すこふくの姿を遠くから見る美夜。ああ、お姉さんのこと、なにかわかるかも知れません。神様なのか幽霊なのか、そうしたことはわからないけど、なにか手掛りになりそうなこと、美夜は知ってそうですよね。

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