『押しかけギャルの中村さん』、第70話を読みました。
『押しかけギャルの中村さん』
カリンの同人作家デビュー。100部刷った。もし売れ残っても全部秋山のものになる。
感動的な心の繋がり描かれて、さてどれほど売れるのか!? 緊張とともに迎える開場。そうしたら、もうすぐさま売れはじめ、さらには行列なんてのができている! もしやこれは売り切っちゃうのではないか? という心配も、まさかの買占め勢が必死で欲望を抑えつけて2部に減らしてくれたものだから、よかったこれで潤沢に供給される。秋山の分も残るな、と思ったところで、引き続き売れ続けるというのです。
購入層がですね、リキさんからの流入だけでなく、カリン自身のファンにまで広がりを見せていまして、中にはコスプレではなく普段のファッションからカリンを知ってくれていた人、漫画のイベントに縁のなかった人もわざわざ買いにきてくれているっていうのですから嬉しいですよね。
ほんとカリン、見事に100部売り切りまして、ああ、秋山の分がなくなった! いや、ちゃんと取り置きとか見本誌とか家にあるんだろうな。と、このあたりは心配してはいないのですが、売り切ってからの会場で、カリンが遭遇した対人トラブル。カリンが目立っていることが面白くないレイヤーに、ちょこっと嫌がらせされちゃって、でもここで秋山がたまたま出会っていたコスプレインフルエンサー蒼志様? この人が注意してくれてなにごともなく平穏無事に収まったのでした。
と、これだけだったらそこまで驚きやしなかった。驚かされるのはこれからですよ。秋山が出会った蒼志様。カリンのこと気にいったみたいで、彼氏がいないなら誘ってみようかな? それ聞かされて焦るのは秋山です。自分はまだ彼氏といえる関係ではないけれど、カリンに対する気持ちは軽いものではない。結婚を前提に交際したいと思っている。
きっぱり明言してみせたのですね!
ああ、やってくれましたよ秋山さん。それでこそ我々の秋山さんだ。心の底からスカッとする展開だったわけですが、大変なのが、たまたまこのタイミングで戻ってきたカリンが、秋山の本心をまんまそのままありのまま過不足なく、頭から尻尾まで、誤解の余地もなく聞いてしまったっていうんですよ!
結婚というまさかのワードに固まるカリン! さあどうする。相手は自分が思っていた以上に重い気持ちを抱えていたぞ!? からのカリンのターン。いや本当、ここでどう対応するかで今後が変わりそう。
というか、このスローテンポなマイペースカップル。こんな急展開があるだなんて思いもしなかった。急転直下? あるいはまだこれからなにかしら紆余曲折あるというのかしら。いずれにせよ、これは動きますよ。これだけのことがあって、なにもないってこたあないでしょう。がんばれ秋山。君の奮闘にすべてがかかっている気がしますよ。
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