2025年8月6日水曜日

Fender フェンダー テナーウクレレ Avalon Tenor Ukulele

 買ったのはソプラノコンサートだけではありません。これらのウクレレに先立って、テナーウクレレも買っていたのです。FenderのAvalon。ヘッドがストラトタイプでいかにもフェンダーといった感じなのがよい? はっきりいって、衝動買いにかぎりなく近い購入でした。決め手となったのはその価格。B級品と銘打って9,900円で売られていた。買った頃にはいろんな楽器店で9,900円になってたと思うのだけど、実はイケベ楽器だけだったのかな? ええ、イケベ楽器で買いました。初のテナーウクレレ。届いたら弦を張り替えてLow-Gにしようと、弦も用意して到着を待っていました。

到着した楽器。B級というけど、どこが駄目なんだろう? ざっと眺めるのですが、ここかな? いや、ここかな? バインディングのところかな? と確信持ってここが駄目といえるようなところは見当たらず、ラッキーだったかな? とか思ってたら、やっぱり触ってるうちにわかりますね。ボディとネックの接合部が荒くて、表板の地が出とるがな。あとサウンドホールのネック側に、なんか不思議な歪みが見える。

でもいいや、なんかこういう駄目なところも気にいっています。こういうのも味だよね、と思いながらも、気になるのは実はペグ。2弦のペグの出来が悪くて、ギリギリいうの。スムーズな巻き上げができなくて、チューニングや弦交換時にがっかりした気分になれる。

実際どこが原因でB級判定されたのかはわかりませんが、私にとって一番気になるのはペグということで、いずれ壊れたらつけかえようと思っています。

さて、楽器としてですよ。フェンダーのウクレレは、そんなにすばらしいわけではないけど、悪くもない。値段なりの楽器だというのがどうも定評らしいですよ。弾いてみて、これ、実際そんな感じだと思いました。さすが有名メーカーだけあって、オクターブの精度とかはしっかりしてる。安心して弾けるなという感想。さらに響きも、思ったより悪くない。バスウッド合板という、本気なのかという材なのですが、特に気にならなかったですね。想像していた以上にちゃんと鳴る。わりといい感じ。弾いてて楽しい。実際届いて数日は、こればっかり弾いてた。

それが9,900円!

正直この価格なら買いかなと思う。大ハズレを引いたらどうかはちょっとわかりませんが、変なよくわからないとこの買うくらいなら、フェンダーのB級を買ったほうがいいと思う。ちょっと博打かもしれないので積極的には勧めませんが、個人的には面白いからもうひとつ買ってもいいかも! くらいに思っています。さすがに買いませんけど。

色はナチュラルを選びました。保守的ですね。すごくつまらない人間。でも弾いてたら色は気にならんですよ。楽しい、面白い、飽きない。すごくいい。でも人にすすめるなら、サーフグリーンとかダフネブルーがいいんじゃないかなといいたい。なんかかわいいし。後悔とまではいいませんけど、このどちらかの色にしてもよかったなと、今でも思っています。

さて、交換した弦ですが、AQUILAのスーパーナイルガット、Low-Gセットです。Low-G弦は巻き弦で細いので、加工とかしなくてもそのまま張れます。音もタイト? 張りのある音がしていいですよ。とても気にいっています。

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