2025年6月20日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年8月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年8月号、昨日の続きです。

『わたしにプールは狭すぎた!』

今回はしずくが泳ぎますよ! 次の土曜日、用事があるという。オープンウォータースイミングの大会! というので、小波も見学にと訪れて、しずくの泳ぎを見守るのですね。

競技スタートを告げるエアフォーンに、毎度毎度驚かされる小波がかわいかったですね! 大きな、自然を舞台に繰り広げられる競技だから、これくらいうるさいやつじゃないと合図が届かないのかもしれませんね。

そしてしずくの水着ですよ。おお、競技に全振りだ。長い髪もキャップの中にまとめて、でもこれ気合いなんだ。誰かにやってもらったんかな? その気合いでもって詰め込んでるところ、ちょっと見てみたいですね。

さて、しずくの泳ぎですよ。自然の海、泳者が受ける波の状況もどんどん変わっていく。その変化に対応して泳ぐのもまたOWSに求められる能力という、そうした説明を体現するように力強く泳ぐしずくよ! しかし終盤しずくは伸びず、先頭に引き離されていく! スタミナ切れか!?

と思ったら、長く泳いでいたくてペース落としたっていうんですか!

順位を求めていないしずく。そういうスタイルがあったっていい! っていうんだけど、小波はあくまで勝ちたい。ということで、しずく、小波にあわせてスタイルやらポリシーやら、変えていくことになりそうですね。

『セーラー服と関西弁』

薫とまつりの出会った頃。学校で孤立していた薫と、放課後、仲を深めていくまつり。けれどそれは、これまでの友人との別れを意味していたというのですから、人間関係ってやつは剣呑です。

嫌われものの薫と親しくしてるというだけで、一緒くたに無視されるまつりですよ。しかもこれからも仲よくしてほしいと入れんでもいい詫びを入れたら、万引きしてこいという。ああもう悪い連中だ! でも薫が腹をたてるのは、そうした悪い連中ではなく、そんな連中に無理して媚びを売るまつりの態度。それがキショいと一喝して、これをきっかけにまつり、無理することをやめたっていうんですね。

ミナミで育ったふたりが箕面にまで通うことになった理由。地元にいられなくなったわけでもあるのかと冷や冷やしましたが、そういうことはなくて安心しました。そしてまつりと薫の仲。その所以がわかったこと、それもまたよかったです。

『夢路あかりと魔法の本』

志帆が見たという幽霊を探そうというメイに小鈴。そのとき幽霊と勘違いされた当人はといえば、武器を所持するふたりを怖れ、とりわけやる気溢れる小鈴が怖い。なんとしてでも見つかるまいと、必死で逃げ隠れしているのですが、そんな小鈴の前に姿をあらわすことになった幽霊さん。

その理由というのが、やさしさに溢れて、とてもよかったんですね。

ずっと小鈴が連れていたぬいぐるみ、クマ蔵。それを失くしてしまった! どこにやったんだろう!? 建物の中に置き忘れた? 必死の思いで探すのですが、それがなかなか見つからず、お姉ちゃんにもらった思い出が! お姉ちゃんとの絆がなくなることにショックを受ける小鈴のいじらしさよ! その痛ましい小鈴の姿は幽霊をも打ったのですね。誰かのために自分も動きたいと、姿を熊の等身大人形に隠し、小鈴にクマ蔵を届けたのです。

喜ぶ小鈴! よかったね! と、この勇気がためにメイに発見されてしまった幽霊さん。いやさストーカーの妃依。ああ、旅の仲間が増えましたね。これからは妃依も不安なく、志帆たちと一緒に行動できそうですね。

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