2025年6月3日火曜日

『まんがホーム』2025年7月号

 『まんがホーム』2025年7月号、昨日の続きです。

『遠恋カノジョとおとなり上司!』

つきあいはじめた恋人を故郷に残し、ひとり上京した白松太郎。思い返すは3ヶ月前。恋人、大山ナズナとつきあいはじめたときのこと。一世一代の告白。受け入れられた喜び。けれどその後、すぐに仕事で離れることとなり、交際0日で遠距離に!

もし高校卒業時に告白していたら、もっとはやくイチャつけていたのだろうか。後悔がたつ太郎です。卒業式のあの日、幼なじみのナズナと一緒に過ごした時間。告白しようと思いながらも、勇気が出なかった。はっきり好きといえず、気持ちを伝えようと思って書いた手紙も忘れてしまい、あとは勇気だけだ! という状況で、ナズナにも好きな相手がいる! 一歩退いてしまったのですね。

でも、もしあの時ナズナに告白していたら、ふたりはつきあえていたのだろうか? タイミングというのがありますもんね。といっていいのか悪いのか。とにかく今つきあえているという事実を大切に、ナズナとの縁をつないでいくのが大事ですよね。

『ガチ恋カウント2.9』

黄泉渕嵐への闘志に燃えるリコです。とはいえ、プロテストに合格していないリコが嵐と戦えるのはいつのことになるだろう。とか思っていたら、一触即発!? 嵐の狼藉に我慢できなくなったリコ、いきなりのドロップキックで嵐にご挨拶だーっ!

いやね、インフェルノガーデンの興行に乱入してきて、立ち上げようとする新団体に選手を引き抜こうっていうんです。ずいぶんとナメた態度。今日のマッチの勝者、虹光リズム選手にも、戦った相手にしてかつてのパートナーだったマスク・ド・メイデンにも失礼な物言い繰り返して、しかしこれが黄泉渕嵐。誰も彼女をとめられないのか!? と、そのとき、謎の存在だったリコがついに躍り出たというのですよ。

いやほんと、これまで観客の誰もが知らなかったリコ。リズムとメイデンが奪いあっているリコ。そのリコが、実力者、嵐に宣戦布告!? これは熱い! 熱いけど、どう考えても無謀! 実力が明らかに釣りあっていない。そんなリコが嵐に一矢報いることなどできるのか!?

リコが着ぐるみの仕事で経験したこと。それが生きるのかどうなのか。いや、嵐相手だものなあ! それでどうにかなるとは思えない。思えないけど、どうにかなったらものすごい。少なくとも、リコのこの覚悟が、メイデンに、芽生子に通じてくれればいいなって思います。

『かわいいユミくんとオドオド尾堂くん』

ついに尾堂がユミくんがユミちゃんだったと気づいた! というか、これまで気づいてなかったんかい! というのはユミくんもツッコむとおりなんだけど、それにしても相当ニブい尾堂です。ユミくんが男だって最初はまるで信じなかったくせに、それでユミちゃんとの接点に気づかなかったんだ。ユミちゃんにユミくんなのにねえ。

ほんと、ユミくんがあきれる気持ちもよくわかる。けど、都合のいい完璧な美少女と、都合のいい再会を果たしたわけです。妄想と思う気持ちもまあわかる。でもその現実を受け入れて、そして女の子じゃないユミちゃんでもいいじゃないか! 初恋を今ここに成就させろ、尾堂!

いやあ、いよいよおもしろくなってきました。

このこと阿比留に話したら、ちょっと冷静に分析されてしまいましたけど、そんなことは気にする必要ないんだよ、尾堂! 今の気持ちに、興奮に、高まりに、逆らわずまっすぐ全力で突き進むんだ! それをユミくんも望んでいる。私も望んでいる!

だからがんばれ尾堂。まっしぐらだ!

0 件のコメント: