2025年6月21日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2025年8月号

 『まんがタイムきららMAX』2025年8月号、昨日の続きです。

『ぬるめた』

意外と読書家、くるみさん。最近はやりのタイパとかまるで気にせず、一ページ一ページを愛おしむようにめくり文を追う。それがくるみのスタイルなのですね。

でもその気になったらできるんですよ!? ちあきの改造が火を吹くぜ! 7つの目で同時に7冊の本をスキャンする。学校図書館の蔵書くらいなら20分で読破できるっていうんだぜ!

それで実際読破するんですけど、要約とかは難しいのか。このへんの能力は人並み、あるいは並み以下なのかもですね。さらには学習したデータをもとに創作などもお手のもの? と思わせて、こちらも人並み、あるいは並み以下なのかあ!

どんづまりのくるみの発想に、図書館常連の皆がちょっとずつ注ぎ足していく。でも推理小説のはずが官能小説にシフトして、しかもどんどんコアでマニアックな方向に!? って、だいたい鴉越が悪い!

でもくるみによる官能小説の朗読、これはなにかいけないもののような気がします。でも実際、この子の頭の中から官能的なもろもろ、出てきてくれるもんなんでしょうか。疑問です。

『アイドルビーバック!』

ワンマンライブの詳細が決まり、準備に余念のない中、当然集客を伸ばすべくビラ配りにも精を出すあんじゅたちです。けれどこのところの猛暑。当然今年も想像以上の暑さがアイビバのホームグラウンド、秋葉原を襲って、街ゆく人々もビラを受け取るような元気がない!

逆境に負けないあんじゅさんですよ。闘志を燃やし、熱意を周囲に見せつける! って、暑い! 暑い! 周囲の人が遠巻きになってるよ!? いやもうほんと、なにをするにも暑さは大変。じうじうだって倒れちゃうってんですから、大変です。

しかしじうじう、いいですね。そうか、歌にしかモチベわかないのか。すごい共感する。そんな彼女の要望に応えて、ストレートに褒めまくり、好きを伝えるあんじゅの尊さよ。その愛はトモコ様にも、そして椿にも向けられて、おお、なんという素敵空間!

とか思ったら、この街の人にこの素敵空間が刺さりまくり!? いや確かに特効ありそうだものなあ! かくしてビラも売れはじめて、よかった、いずれは集客にも繋がりそうですね。って、かおすちゃん!?

『神絵師のおしごと』

大変、もみじが厄介ファンになっちゃった!? これまで自分がツバキ様の一番だと思ってたもみじ。誰よりも最初にツバキ様を見つけて、誰よりも強く推してきた。そう思っていたのに、まさかのさョちゃんですよ。自分よりも以前からツバキ様と知りあっていて、さらに姫ヤオ関係者の身内!

もみじが知る同担拒否の感情。いや、わからんでもないよ? でもそれじゃいかんでしょ、あなた! ほんと、この重い感情。わかるんだけどさ! でもほんと、こじれちゃってるなあ、もみじさん。

そこに現れたさョちゃん。ここに花御子ちゃんのモデルがツバキ様と明らかにされて、もみじが起死回生の可能性に気がつく!? って、いやいや、そこは自分の推し活歴に加算とかじゃなくて、花御子ちゃんの人気をツバキ様への信仰に加算できるかどうか、その可能性に目を向けてくださいよ!

小夜に問いかけるツバキ様が、穏やかで、そして優しげで、ああいい神様だなって思いました。小夜の望み。それは父にもツバキ様のことを知ってほしい。神様としてのツバキ様ではなく、あの日、小夜をはげまし元気づけてくれた優しいツバキさんを知ってほしい。

そのために我らがもみじが立ち上がるんですよ! 小夜の一途な思いを受けて筆をとるもみじ。そして描き上げられた絵は、小夜にしてあの日のままといわしめて……、っていや? もみじさん、記憶が改竄されちゃった……?

一種尋常でない情熱を燃やすもみじ。ああ、これが信仰か! といいたいけれど、狂信まっしぐらじゃないのかな!? いやほんと、もみじさん、いろいろ心配です!

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