2025年6月4日水曜日

『まんがホーム』2025年7月号

 『まんがホーム』2025年7月号、昨日の続きです。

『へなちょこお嬢さん世話焼きオネェさん』

街行く人たちの様々なファッションに気持ちを浮き立たせているスミレ。自分が奇抜な格好したいわけじゃないけれど、奇異の目で見られることもなく、こうして自由に自分らしさを追求できる都会の楽さをかみしめているのですね。

と、そこに現れたのが我らがうずちゃん。個性的な服? と思ったら、ポケットというポケット、さらにはフードにまで、いろいろ詰め込んで大変そうなんですね。こうなったら放っておけないのがスミレ。うずちゃんを追うのですが、そうしたら荷物を路上にぶちまけて、飲み物買ってる! もう本当に目が離せない子なのです。

うずちゃんにエコバッグを提供したスミレ。一緒に帰るその道々での会話で、うずちゃんの自然体をあらためて実感するスミレ。自然体、自由なのはいいんだけど、危なっかしいのは考えもの。そしてこうした会話のその先に、いつぞや出会ったエレガントなおじさまの話題になるのです。

うずちゃんは知っている。それは担任の大待先生。でも知人とはどうしてもいえなかったうずちゃんの思いやいかに。自分でもわからぬ自分の心の動き。そこにどんな理由があるのか。いずれうずちゃんとともに知っていきたいですね。

『うちの秘書さま』

山田、グッジョブじゃないですか。夏休みを意義あるものにするために、はじめにハッパをかけにきた。補習回避のために勉強! はじめが自由でないと、田中さんと一緒におでかけできない! なので、一命を賭してはじめに勉強させにきたのです。

七瀬の水着というワードで、はじめのやる気を引き出した山田です。そんな邪な理由を知るよしもない七瀬は、勉強しているはじめに感動を通り越して驚愕。喜びのまま夏の海を快諾するのですが、言質をとったとばかりに録音してる山田を見て、はじめがちょっと引いてます。ほんと、すっかり山田は変質者一歩手前代表みたいになっちゃいましたよね。

これ以降も異能を発揮し続ける山田。うん、実際紙一重。そんな山田も、七瀬には軽くあしらわれて、はじめの勉強への圧力に利用されてしまうんですから、やっぱりこの漫画一番の強者は七瀬なのかもですね。

そしてラストの山田の失敗! いやもうほんと、紙一重なんだと思います。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

うわあ、怖い! マダニの話題ですよ。ワンちゃんの鼻の近くにできものがあるというので受診した飼い主さん。先生からマダニと指摘されてびっくり。よく見ると足があるのわかりますか? って、うわあ、ゾワゾワする! しかもここからさらに先生の追い討ちが! 無理やりとると頭が残っちゃう。都市部でもそこらへんに普通にいる。さらには目の周りびっしりとか、こうして文字打ってるだけでゾワゾワする! いやもう、こういうのダメなんですよ! 先生、よくそんな楽しそうにマダニ見てられますね!?

でもマダニが怖いの、あれですよ、SFTS! 結構、毎年死んでる! もう絶対草むらには近づかない! って思いましたよね。

動物の場合、薬で予防できるんですね。なんかしっくりきてない飼い主さんに、致死率高めですと説明する先生よ! ものすごい淡々と伝えるの、この先生らしいというべきなんでしょうが、ほんと飼い主さんの温度差がものすごいですよ。

でもこうして、ペットも人も安全を確保できるならそれに越したことはない。いやもう実際、怖いから自分も飲めるものなら飲みたい。キョウスケにおおいに共感するエピソードでした。

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