2023年6月16日金曜日

YAMAHA AVレシーバー RX-V4A

 AVレシーバーを買い替えまして、というのも長く使ってきたONKYO製品のAVセンターが故障して音が出たり出なくなったりするようになってしまったので、もう仕方なく買い替えることとなったのでした。エントリー向け製品からの乗り換えだからエントリーグレードでいいだろう。YAMAHAならRX-V385とRX-V4Aがあるけど、おそらくは大きくは違いはないだろう。ということで、より見た目がシンプルで落ち着いたRX-V4Aに決めまして、スピーカーはONKYOのをそのまま使うからいいとして、と思いながら説明書だけ先にダウンロードして読んでたら、待って? これ、手持ちのサブウーファー使えないの? いやもう、予想外の出費というのは重なるものなのですね。

サブウーファーも追加で購入です! NS-SW050! サブウーファーがパッシブからアクティブに大進化! いやもうやけっぱちですよ。ほんと、サブウーファーはまったくの予想外で、低価格製品があって助かりました。

さて、注文した翌日に届くのがヨドバシのいいところ。予習はばっちり。荷物を受けたらさっそく梱包をといてセットアップします。時間としては30分かからないくらい。とはいえ、アンプの置き場所確保したり繋ぐケーブル整理したりを前日にすませていたからこれだけの時間ですんだともいえます。ええ、セットアップにかかる時間、圧倒的にケーブルの整理してた方が長い。いやもう、なんでケーブルってあんなにからまるんでしょうね。

肝心の音質です。びっくりしました、ONKYO製品に慣れてたからといっていいのか、随分と大人しく感じます。よくいえば端正。テレビに付属のスピーカーで聞いた音が、そのままのニュアンスで高音質になったという感触。ONKYO製品では、こんなに低音って出さないといけないものなの!? ってくらいドカンドカン低音が効いて、ニュースで話すアナウンサーの声もすごい存在感! って感じがしたものでしたが、YAMAHAだと低音は過不足なくまとまって、中音域もこれという派手さなく、センターにまとまっている、そんな感じがします。

スピーカーはフロントLR、センターすべて前製品からの持ち越しなのですが、それでもこんなに違うもんなんだなあと感心したのは、音の粒立ちでした。小さな音もよく分離して聞き分けやすくなっています。エッジが効いている? スネアとかがものすごく前に出てくるようになりましたね。ゲームでいえば、『ティアーズ オブ ザ キングダム』のタンタラララーンが、より立体的に存在感持って立ち上がってくる。

こうした聞こえ方の違いというのがメーカーの音づくりの差なのかなと思わされた次第です。派手な聞こえ方、響く低音が好きな人にはYAMAHAは物足りないかも。でも原音に忠実といっていいのかわかりませんが、入力ソースが大きな味付けなく素直に出てくる感じが好きという人には向いている。そんな印象がしています。

そうそう、HDMIケーブルの失敗です。このアンプはサイズが大きくて、容積にしてONKYOのAVセンターの4倍くらいあります(計算したら3.6倍ありました)。なのでもともとAVセンターを置いていた場所には設置できず、テレビから若干離れた場所に置かざるを得なくなりました。で、問題は配線です。テレビからの配線は問題なかったのですが、ラックに入ってるBDプレーヤーのケーブルがちょっとぎりぎりっぽい。

なので長さに余裕のあるテレビとAVセンターを繋いでいたケーブルをBDプレーヤーに、BDプレーヤーのケーブルをテレビ、AVレシーバー間につけかえたらですね、テレビの音が途切れるようになりました!

これ困って、いろいろ調べてみたんですけど、ケーブルの対応問題ですね。帯域が細いといったらいいのか、規格に対応していないといったらいいのか、ARCで送られる音声情報が飽和していた模様。もとの構成に戻してみたら無事安定して音声が出るようになったので、ほんと、びっくりした。BDプレーヤーはちょっとアンプ側に寄せるようにして余裕をもたせています。

などなど、いろいろ問題にぶつかりながらも無事設置できたAVレシーバー。今は新鮮な出音もいずれ馴染んで、これが私のスタンダードになることでしょう。

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