『まんがタイムオリジナル』2023年8月号、一昨日の続きです。
『敷金礼金ヤンキー付き』
また変な人が出てきた! 今度は政治家、と思ったらまだ候補者。区長目指して選挙活動中。まずは知名度を上げたい。と、ここまではいいんですが、なんでまたよりによってサンライズ荘にポスター貼りたいなんて思ったの!?
地域でも有名。きっと目立つ、まではいいけれど、イメージ戦略とかそういうのはないっぽい。しかもヤンキーにシンパシーがあるとか更生に関わる活動してるとかあるのかと思ったら、まるでそういうのもなし。むしろヤンキーは大嫌い。
あかん! トラブルになる予感しかしないってやつですよ、これ。
サンライズ荘に到着してからの御色候補者。うまいこと交渉したりするんかな? と思ったら、わーお、口先だけで適当なこといってるね? 金よこせという大家にそれは無理と答えるとこまではよかったけれど、当選の暁にはヤンキーだけ税金タダとかね、無理な公約、果たす気なんてまるでなしってやつだ! 秘書が内心ツッコミ入れてますけど、このへん、きっと御色候補者、わかっててやっとるんでしょうね。
たえに対する対応も面白くって、ヤンキーアパートなのにヤンキーじゃないの!? ヤンキー志望!? って、いや、それは別にいるよ! でもヤンキーアパートに住んでる普通の住人。これはやっぱり相当なイレギュラーなのかも知れませんね。
しかし今回の一番のサプライズは、このいろいろ駄目そうな御色候補者。支援団体があるのね? しかもしっかりした大人っぽい! その上、沢山いる! これ、なんだかんだで人望があるのか、あるいは利害関係とかあるいは共鳴する思想などあったのか!?
今回の活動見るに、相当あかん人っぽいんですが、ほんと、この人のバックグラウンドも結構な謎。今後たびたび出てきたりしても面白いかもって思いました。
『オネェの恋のはじめかた』
わーお、淡子回だよ。きっと面白いことになる、そう思ったら、演劇部の顧問、桑野燕も参戦して、大誤解大会が勃発。
淡子の脚本、主人公のモデルは時宗。それを先生も察したか、あるいはその鋭敏な感性が主人公に時宗らしさを見出したゆえなのか。先生自ら時宗をスカウトしに出向いてくるっていうんですよ。
でも、まさかの手の甲にチュー! マジか!? 先生、男性だよね!? 男性といってください!
それはそれとして、演劇のテーマは「片想い」。淡子からいろいろ聞いているという時宗の恋模様。それはいいんだけど、まさかのお相手、翔人と思われてるっていうんですね。これは淡子の勘違い。で、先生もそれを真に受けていて、で、今回の廊下でスカウトの様子をうかがっていた翔人と桜子、時宗がふたりに気づいて一緒に帰るというくだり、それを見てさすがに桜子が相手と気づくかな? と思ったら、気づいてない!
いやもう、演劇部、誤解と混乱の坩堝。で、先生はまだ諦めていないみたいですが、やっぱり凪様の占いのとおり、時宗は演劇に引き込まれてしまう運命なのでしょうか。
『通勤通学クエスト』
オフの日の服装に悩む柏木です。
桜井から釣りの時のこと持ち出されて、いわく、ジャージできただろ、面白いやつだな。いつもジャージで出歩いているのか?
それまで気にしていなかったジャージ外出に疑問を持った瞬間。学生の頃は制服があった。休みの日は家から出ないからゆるい格好でも大丈夫。じゃあ外出する時はなにを着るの?
悩むまではいいけれど、それがゆきついた先が、ねこはいいなあ。うん、まあ、わからんでもない。服装とかそういう悩みはないでしょう。そして榊の服装を見て、女の人ってえらいよね。この柏木の素直さ、これは人徳ですよね。榊も見事に喜んで、ええ、榊の素直さ、これもまた魅力だと思います。
そして今回もやっぱり頼りになる菊池。柏木に服を持ってきてくれた。どういうシチュエーションにどういうのをあわせるかまで教えてくれて、いや本当に頼りになります。
- 『まんがタイムオリジナル』第42巻第8号(2023年8月号)
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