『まんがタイムきららフォワード』2016年5月号、昨日の続きです。
『はるかなレシーブ』、のっけからすべってますよ、遥ちん! 転校して、クラスにも友達ができそうになって、けれど部活に打ち込むのが遥です。仲間はエミリとクレアとかなた。なのだけれど、かなたからの距離、ちょっと遠いんじゃないか、そんなこと気にしちゃってる遥がなんか可愛くて、さて、部活ですよ。ああ、どうもビーチバレー部、正式に部になってるわけじゃないみたいですね。部での特訓、かなたは攻める武器としてのポーキーを強化すべく頑張って、そして遥はというと、かなたに負担をかけないため、壁となるべくブロックを特訓ですよ。かなたと遥、それぞれが相手のこと気にしてるってわかる描写はいいですよね。そして遥のピンチをかなたが救った! って、そんな展開!? いや、ほんと、びっくりしました。けど、具体的にどうなってるか、もっちょっと具体的に、ほら図解するとかして説明してくれないと、よくわかんないですよ!
『夢喰いメリー』は一旦小休止といった感じですよ。夢路が見た悪夢。そうだ、彼は夢を見ないとかいってなかったか。これ、こうやって夢に阻まれてきたってことなのか。そして勇魚、キョウにいわれたことがずっと気になっていて、自分を助けてくれたあの時の夢路は本当に夢路だったのか。それが彼女を不安にさせているんですね。さて、キョウ側の状況ですよ。彼の仲間たちが次々紹介されて、ああ、この人たち、夢魔にして人の姿を持っているのか! すべてはキョウの仕業で、そしてジェイスにも人の姿が与えられて、さてこれからどうなるのか。キョウのとなりにいた眼鏡のお嬢さん、素晴しいよね! ほんと、素敵ですよ、彼女!
『ようこそ幻界集落へ!』は、またなにか面白そうなことになりますね。村の振興策として今度はサーカスをやろうというんですが、さてなにをやったものでしょう。それで皆でショーの内容を考えるのですが、これ、幻獣の能力を発揮できるから結構すごいことになってるんだけど、スピカにはちょっと納得いかないみたい。自分の感じたあの印象、それを語って、ああ、もっと幻獣としての存在感、彼らの世界に迷い込む、そんなイリュージョンを見せよう、そんなことになるのかな!? 今回はここまで。スピカも仲間に引き込んで、半ば無理矢理にだけどな! 早速この子が役立っていくというのがね、ほんと、いいじゃありませんか。誰もが主役だよ!
『そこテストにでます!』、先生、なんてダイナマイトなの! コミックス1巻発売中のアオリ文字がですよ、先生のふとももに書いたみたいになってるの、なんだろう、こってるなあ! 今回は水着回。塾長の渋い水着姿が超威力ですよ! つうか、ひとりだけ違う漫画の人みたいですよ! さてさて、これ、もみじにとっては結構なターニングポイント回じゃありませんか。テストの順位急上昇させた。数馬にみみずくのヘアゴムもらった。なんかね、彼女にとってはいい感じに状況が動いている、そんな風に見えるじゃん。でも、読者には数馬とかえでの関係、その進展度合いがわかっているわけで、ああ、どうなる、彼女どうなる!? そう思ってたらさ、ああう! あんなタイミングであんな状況に立ち合ってしまうなんて! これ、ほんと、数馬主人公じゃないな。もみじの物語だな。そう思わされるわけですよ。ところで、朝起きて髪まとめたシンプルもみじ、めちゃくちゃ可愛いですよね。
『ルイは友を呼ぶ』、これ、すごいことになったな! 暴走するルイの能力ですよ。いったいこれ、どうなるの!? ルイ、自分の記憶にどんどん潜っていって、そして現れた女神様。おおう、これ、幻でもなんでもないのか! 本当に存在するのか! 最終回にすごいことになった! まさかこんな展開! 機械仕掛けの神なんて言葉が劇作にありますが、まさにそんな感じといえばいいのか。人がこれまで道を模索して模索して、そして見付けたと思ったその時に、神様が現れて、その道こそが正解だったと告げる。ああ、ルイルイとレイナ! ふたりは運命のカップルなんじゃないか! ほんと、ルイの角の小さかった理由、レイナのこれからの闘争、そしてふたりの未来! いろいろ想像させるそんなラストに、がつんとやられましたよ。
- 『まんがタイムきららフォワード』第10巻第5号(2016年5月号)
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