2019年4月27日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2019年6月号

 『まんがタイムオリジナル』2019年6月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』をメインに、民族衣装を大特集? これは、連休を受けて海外への興味も増すだろう、それを予想してのことなのかも知れませんね。これはラディホス山下さん? サリーを着ましてインド風、なのだけど、あんまりに雰囲気違いすぎて違う人みたい! 『らいか・デイズ』らいかもインド風? いや、違うか、これ、タイだね? 『小森さんは断れない!』しゅりはアオザイ、すなわちベトナムですね。

『おしかけツインテール』。花梨と俊郎、ふたりテレビを見ながら黙々と落花生を食べてるんですが、そうか、よほどおいしいのか。気づいたら食べすぎるレベルなのか。あの食べすぎて俊郎を責める花梨がおかしい。これ、俊郎の罠なのか。花梨が買っておいた安売り落花生を取り寄せた高級品とすりかえておいたという。それ聞いて言葉もなく怒る花梨。これはちょっと面白すぎました。今回の面白ポイント。高カロリーのナッツをですよ、花梨の母が食べまくってるのね。ああー、また増量するよ? めっちゃ増量するよ? 他にも高級恵方巻きとか、それから学校でのアレね。花梨との豆まきを想像して鼻血を出すふたり。どんなやねん。ほんま、どんな妄想なさったのか。こうした面白サブエピソードで繋ぎながら、メインの節分の豆まき、花梨の策士ぶりと高級品投げるの躊躇するところとかね。あ、でも俊郎にこれでもかとやっちゃってるね。これらも実に面白かったです。

『ローカル女子の遠吠え』。浜松在住小畑哲夫の浜松祭への入れ込みよう。これ、漫画だから強調されてるのかなあ。あるいは、本当にこんな感じなの? 幼ななじみのノブヒコがこともあろうに祭の期間であるGWに結婚式をあげるといって、めちゃくちゃショック受けてるの、そんなに? そんなになのか? 今回、幼ななじみが変わってしまった、祭への情熱をなくしてしまったんだって、あんなにも、何度も何度も、くどいくらいにやってたの、なるほど、あの結婚式のサプライズのためだったのか。浜松祭は子供の誕生を祝うもの、ということで、新婦のお腹に宿った子のためにと、ここに祭の響きを新郎が哲夫とともに再現せんと一心にラッパを吹く! なんという感動。いや感動か? でも、これちょっとナンセンスながら、いい話だったなあ。作者がそれを目指していたのかはちょっとわからないけれど、なんかいい話風で、悪くなかったですよ。といか、哲夫のテンション、あれおかしかったなあ。

『スズちゃんでしょ!』。梨乃ちゃん、随分大きくなりましたね。自転車もグレードアップ。見た目だけでなくずいぶんしっかりして、かと思ったら、まだまだ子供っぽいところもあったりして、けれどこうしたアンバランスももうしばらくしたらなくなっちゃうんだろうなあ。スズちゃんは、それを寂しく思ってる。自分を頼りにしてくれることも減っていくんだろう。でも、こうして、小さいと思っていた子が育つこと、しっかりしていくことに感化されるところもあった。自分自身のステップアップを考えて、動きはじめるというところ、これはどこか停滞とも感じさせてたスズちゃんの現状、それを大きく動かすきっかけになるかも知れませんね。そうした、滞っていたものが動きはじめるということに、なにかわくわくさせられる? いや、むしろ救いや希望のようなもの感じるのです。

『となりのフィギュア原型師』。無慈悲な修正喰らってダメージ受けてる羽喰。今回はこの人のいろいろを知っていこうという話でしたね。質素で地味で気が弱くて内気で、そんな人かと思っていたら実はピアスやたらめったらしてるのね! ビビる! 見かけによらないレベルが高いっていわれてますが、その見かけによらないポイントがどんどん明かされていく。可愛い飲料が好き? いや、それ、見かけによらないかい? 可愛いムースケーキも好き? いや、これも見かけによらないかい? あの派手めの店員、ちょっとこわそうなお兄さん、この人も可愛いムースケーキ好きなんだ! 今回の見かけによらないというの、半籐にしてもそうだったのか。羽喰に求められてポーズ見本をする。で、羽喰に押し切られるようにしてパーカーを抜いだら、そこには筋肉質のいいカラダがあるっていうのね! 運動不足なので筋トレをというんだけど、ちょっとの筋トレでそうはならない。でもって、ここからの撮影会、めちゃくちゃ面白い。半籐、だんだんその気になってるやん。パーカーどころかTシャツまで脱いじゃって、このどんどん調子に乗っちゃう感、おかしかった。うん、これもまた見かけによらないだ。そして最後の羽喰からのプレゼント。プロテイン! これ、すっかり気にいられちゃったか。なんか面白いなあ。今後、このふたりどうなるんだろう。

0 件のコメント: