日常使いに適した小振りのマルチツール、Leatherman Style PS。メインにプライヤー、サブにハサミや爪やすりのついている小さなツールで、自宅の鍵につけてキーホルダーがわりにして持ち歩いています。あまりに小さいために、本格的な工具として使うには不足があるものの、日常のちょっと工具が欲しいようなシチュエーションで結構活躍することがあって、持っててよかった、工具探す手間もはぶけて実に重宝。そんな便利小物であります。
私は普段事務仕事をしているのですが、それでも工具が欲しい、そんな場面ってあるんですね。工具ってほどじゃないな。でも素手では難しいし、オフィスにある道具じゃ間にあわない。そんな時に活躍してくれるのがStyle PS。正直、買ったときには、こんなに使うとは思ってませんでした。
オフィスピン、虫ピンってやつですね、こいつで資料を止めないといけないとき、書類が分厚いと指を刺しそうで危ない。こういう場合にプライヤーが役立ちます。今どきオフィスピンなんて使う? といわれそうだけど、月に何度かピンどめ要求される書類があるんですよ。ほんま、今どきねえ。プライヤーはちょっとした修理ともいえないくらいの修理とか、針金とか始末するのにも役立って、先がぴったりとあうから細かい作業も問題ない。また、先が磁化されてるのかな? ピンとか吸い付けられるから、細かい鉄の部品拾うのにも便利です。
よく使うものといえばハサミなんかもそうです。当初折れるのではと心配していたバネですが、これはもう見事に折れてしまってまして、修理に出せばいいんですけど、バネがなくてもまあ使えてるからそのまんまにしています。このハサミは小さいものの、精度が高いといいますか、事務用のハサミだと薄くて切りにくいもの、意外や苦労させられる麻ひもとかの切断に大助かりです。古新聞やらまとめる時に麻ひもで縛って、ちょんちょんと切る。片手でいけますからね。それこそ利き手でなくとも問題なく切れる。なりは小さくともこれは工具なんだなあと感心させられる場面ですね。
爪やすりの先がドライバーになってる。これもまたちょくちょく使います。本格的に使えるものではないけれど、職場の入り口、門扉のドアのネジがゆるんだりしてましてね、これをちょいちょいと締めなおしたりするのに大変便利。わざわざドライバーをとりにいくのも面倒だし、だからといって工具がないと手も出せない。けど、ポケットの中にいつも入ってるこいつがあれば、ちょっとした用に間にあってくれる。
本格的にやろうとすれば、マルチツールなんかじゃなく専門の工具が必要なのは当然だけど、いつ必要になるかわからない、そんなとっさの便利に間にあわせられるのは悪くない。マルチツールの面目躍如ってやつですね。
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