『まんがタイムきららMAX』2019年6月号、昨日の続きです。
『ななどなどなど』。小町、学校生活、継続できてるんですね。ななどの策略と、ゲームが縁でできた友達、それがうまくこの子を学校につなぎとめてくれているという感じ。でも、まだまだ不安があるようで、それが小町を奇行に走らせるというわけなんですね。人気のあるっぽいるるに嫉妬? もっと自分もかまってもらいたい、という気持ちがあるのか。でもかまってもらったらもらったで、絶対順応できなさそうなんだよな。ともあれ、今回はるるとの友情再確認して、るるにとっても小町は希少な友達とわかったの、よかったですね。けど、こうしてひとつ問題が解決したら、次はピンチがやってくる? 萌という子、なにをしようというのか。日陰の生物をいじめるのは、やめてあげていただきたい。
『本とねことイタズラうさぎ』。銀時計の魔法のせいで漫画を根こそぎやられてしまった恨み、主人公、しっかり根に持ってる感じがしますね。騒ぎの元凶であるうさぎが、どうも罪の意識がないというか、悪びれるところがない、申し訳なさそうなそぶりさえしないのに、どうもカリカリきてしまう。なのでおやつもうさぎの分はなしとかね、相当怒ってる模様。この、登場人物の態度にモヤモヤさせられるところがあっても、劇中の人物も同様に思ってるっていうのがわかると、なるほどそりゃそうだよなと受け入れて、この先の展開に期待しようという原動力になりますね。ねこの語る、彼女らの来歴、そして銀時計の話。これ、ちょっと四コマの様式でやるの、大変そうですよね。途中途中、落ちになるようアクセントつける工夫、頑張ってると感じられます。かくして知れた、彼女らのこと。そして反省の態度見せるうさぎ。うん、想像以上にしおらしい。これ、こうして3人のわだかまりなくなったことで、一緒に銀時計を探すという目的に向かうチームになれそうですね。最後の和解の様子、それを見守るねことかもね、大変よかったと思います。
『ももいろジャンキー』。バイトの面接にやってきた美耶ですよ。動画では明るくて楽しそうな子だったのに、実際にやってきたのは氷の眼差し、不穏な笑い。はたしてこの子はなにものなのか。弁当屋のお姉さん、すっかりビビっちゃって、あかん、美耶ちゃん、面接で落とされるタイプだーっ! いやもう、このあたりは完全に予想どおりというか、期待に応えすぎってくらいにやっちゃってくれています。でも話を聞いてみたら、結構ちゃんとしてるというか、いい子かもってわかるのがいいですよね。とはいえ、お姉さん、どんだけ疑心暗鬼なのか。保育士とはなにかの隠語か!? さらには、美耶の父が市役所づとめと聞いてですよ、死薬所と思っちゃう、って待って、待って、その誤解、テクニカルすぎない? 竜子がですね、こうなること予想して、美耶のアピールポイント、ちゃんと伝えらるようにとサポートしてくれてたんですね。お弁当作っていくようにっていわれて、そしたらそれがすごく可愛いお弁当で、かわいいって、おいしいってお姉さんにいってもらえて、一気に緩む美耶の緊張ですよ。ああ、あの表情、よかったー。しっかり美耶のよさ伝わりましたね。美耶のバイト、まだまだ緊張がとれないけど、はなにももが応援にきてくれたりね、それから竜子も助けてくれたりね、この友達が手助けしてくれるところ。これもまた美耶の普段あってのことなんでしょうね。いい話でしたよ。
- 『まんがタイムきららMAX』第16巻第6号(2019年6月号)
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