『まんがタイムスペシャル』2019年6月号、昨日の続きです。
『ふたりが家族になるまでに』。文化祭での陸上部の活動、たこ焼きカフェがすごい。ジローが様子を見にきたらですよ、あの歓迎っぷり。どんだけ、君ら、懐いてるの。しかも男子の熱さよ。あの表情がいいよなあ。めっちゃ熱さが伝わってくる。しかも休憩に出てるやつを呼び戻すっていうのね、いいかたがですよ、呼び戻してやれ、つまりこれ思いやりなんだ! きっとジローに会いたかろう。呼んでやらねばなるまい。その後の皆の話したい気持ち溢れる一コマもね、すごいわ、どんだけ慕われてるの。たこ焼きもね、篠原の反応見るにあんまおいしくないんだな。けど、ジローはニコニコしておいしいよって、ああ、この優しさが慕われる所以か。というか、女子はわかってるよな。シビアよな、女子。今回、この陸上部パートの賑やかさと、あさひとジロー、ふたりで学内を見てまわる、そのシーンのゆったりとした瞬間と、この時のジローの心情、いかばかりであったろう。なんかね、これ、青春の真っ只中にいるあさひとは違う、すでにこの時期を過ぎた人の感慨だって思えるものあって、なんだろう、沁みました。ああ、これはきっと私もその時期を過ぎたからなんだろうなあ。ちょっと眩しい、そんな気持ちなんかもなあ。
『ちんまり経理のヒメ先輩』。ああ、最終回かあ。若林が転職すると決まって以来、ヒメの様子が少しよそよそしくなった。これ、なるほどなあ、若林にきちんと決算業務のレクチャーできるよう、税理士の真弓先生と一緒に準備しとったのかあ。これ、ヒメからの精一杯のはなむけですよね。それだけ若林のことを大事に思っていたんだろうなって、そんな風に思われて、だからこそというべきか、別れの時の笑顔、そして別れた後の涙ね、ヒメ、頑張ったなあって思ったんですね。そしてラストですよ。10年たったか! そしてヒメのその後ですよ。ああ、税理士を目指して修行中なんだ。ヒメ先輩がヒメ先生になって戻ってきた! この展開、面白かったけど、あれ? タテグイチヤナギは? お父ちゃん、引退するにははやいよね? ってことは、社員雇ったりしたのかな。あるいは、ヒメがまだ経理一般受け持ってたりするのかも知れませんね。
- 『まんがタイムスペシャル』第28巻第6号(2019年6月号)
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