『まんがタイムきららキャラット』2023年2月号、発売されています。表紙は『ひだまりスケッチ』。晴着で登場、ゆのと宮子でありますよ。ふたりおみくじ引きまして、その内容こそはちょっとわからないのですが、ともにいい笑顔。いい結果だったのかも知れませんね。桜をあしらった赤い晴着が目にも鮮やかなゆの。対して宮子は緑の着物。これも鮮やか、けれどどことなく落ち着きも感じさせる、そんな意外さ。鞠の模様が、またよく似合っていると感じます。
今月は新規ゲストが1本です。
『escape into the light』
顔を隠してネットで活動していた歌い手が活動休止してしまった。それがあまりにショックで、日常生活にも支障の出ていた片平つむぎ。そんな彼女にクラスのいけすかないやつが話しかけてきて、なおさら憂鬱はつのります。
けれど、そのいけすかないやつが推しの歌い手だったというのだから大変。
なぜ活動を休止したのか。それを聞けば、マネジメント、裏方をやってくれていた相方と喧嘩してしまった。表に出ない雑事、裏方の仕事は自分にはできない。なんとかしようと頑張ってはみたけれど、思ったようにはいかなかった。
こうした事情を聞かされて、ならば自分がと裏方仕事を買って出てしまったつむぎ。しかしこのふたりの関係の、歌い手としての彼女こそは好きだけれど、彼女自身はいけすかない、それゆえに生じる煽るみたいにしながら進行していくやりとりがこのふたりの特色となっていて、不思議な距離感、仲良くじゃれてるというよりも、本心から喧嘩売っていくスタイルが、いずれ腹を割って話せるふたりに深化していくのか、あるいはまた違うかたちに収束していくのか。
いずれにしても、まずは活動再開ですね。つむぎのサポートがどうした結果を生むのか。いいだしたからにはやらねばならない、その頑張りに期待です。
- 『まんがタイムきららキャラット』第19巻第2号(2023年2月号)
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