2021年12月30日木曜日

『まんがタイムきららキャラット』2022年2月号

 『まんがタイムきららキャラット』2022年2月号、先日の続きです。

『恋する小惑星』

部でクリスマスパーティやってるんですね。去年の鍋を反省して今年は各自持ち寄りにしてみたら、みんながみんな鶏の唐揚げを持ってきてしまって、さあ大変。そうか、ごはんがないのか。でも若いから大丈夫よ。で、ここにさくらとモンローがカレーを持って登場。おお、OGカレー。ちょっとした救世主ですね。

しかし今回も地学的トピックちりばめられて実に面白かったです。クリスマスツリーのオーナメント、星と雪、天文と気象はあるのに地質がないっていうのね、そりゃそうかもだけど、ええと、ほら、地面があるじゃん! とはいかなかったっぽいですね。さらには降り出した雨に雪にならないかなあ? と、そこですかさずナナが、気温が高すぎるから雪にはならないって、期待とかそういうのをシビアに潰してくるのがほんと面白かったです。

ブールドネージュ、雪玉を模したクッキーを見て、スノーボールアース仮説が思い出されたり、全球凍結ですよね、そうした発想もいい。でもって、パンドーロ、これ、こういう型があるのかな? スズのはからいが食欲の前に瓦解する!

今年のこと、メンバーのこれまでを振り返りながら暮れてゆくクリスマス。これはちょっとした忘年会でもあったっぽいですね。ええ、振り返り、時には大事です。

『RPG不動産』

琴音の機転で、捕われていた皆の救出に成功。歌で火竜に働きかけ、溶岩に落ちようとする籠を引き上げることに成功。さらにはいつぞやの猫さん温泉! 状態異常と引き換えに一時的な能力アップを得るやつですよ。すっかり忘れてた! この水を琴音が持ち歩いていて、ラキラを強化、檻の破壊に成功するんですね。

ここからまた火竜の力を借りて、地下から脱出。ああよかった。捕われの勇者も亜人の皆も無事。琴音とラキラは、サトナの秘密をルフリア、ファーに伝えるべく火竜の子とともに動き出すのですが、そのルフリアとファーはというと、ともに捕われの身。

そしてここでルフリアの状況描かれて、館に、部屋に閉じ込められ、ひとり後悔に打ち拉がれている。そんな彼女の前に現れたもの、それは誰なのか!

いやほんと、次から次にイベントが発生して、それを乗り越えながら進んでいくのは常として、今回ほどに窮地に追い込まれたことってこれまであったでしょうか(あ、琴音が死んでましたね)。もしルフリアの前に現れた人物がサトナだったら? ルフリアはサトナの言葉を信じてしまうよね、きっと。などなど、まだまだ不安は、心配は続く。この一連の事件が決着を見るまでは、この落ち着かない気持ちのままということになりそうです。

『紡ぐ乙女と大正の月』

あれまあ、万里小路さんって昔はそんなでしたの! 髪はバサバサ、ひとり不貞腐れて地べたにあぐらで座り込んでおにぎりなんか食べてた、そんな令嬢とは程遠いご様子。これ、きっと旭なりの反抗だったんだろうなあ。令嬢ってなにさ、みんな体裁だけ取り繕っちゃって。自分はあんな風には絶対ならない。そう思っていたところが、唯月の振舞いを見て自身を省みることとなった旭。

唯月に思慕の情を寄せている旭ですが、そうか、もともとは唯月に理想の令嬢としてのあり方を見ていたのですね。それがいつしか憧れに、そして恋心に変わっていって、今に至る。

ああ、人に歴史ありとはこういうことでありますか。本当、意外な過去を垣間見ることになったものだと驚いています。

さて、ここからは旭の恋心の決着をつけよう、そういうお話になっていきそうな気配です。旭の恋のライバル? 天真爛漫、世事に疎く、浮世離れしている紡はというと、割烹実習に生き生き楽しげに取り組んでいて、そしてそこに初野からもたらされる衝撃の縁談事情! いや、実際そうだったらしいですよね。女学を卒業する前によき縁談に恵まれて退学する、それが女学生の花道だったとかなんとか。いやもう、令和の世に生きる私たちには到底想像もつかない常識があったもんですよ。

でもって、ここから時代先取りのバレンタインデー。バレンタインデーにチョコレートを贈る云々の先駆けは昭和も昭和、第二次大戦後のことだそうですから、今は大正11年、この子たちからすれば30年以上も先の風習が紡によってもたらされてしまって、これ大丈夫? なにか、いろいろ影響しちゃったりしない? もし唯月か初野か旭あたりが日記に、2月14日友達同士でチョコレートを贈りあう、これ友チョコというなり、なんて書いちゃったりしちゃった日には、後年歴史がいろいろ混乱しちゃうよ!?

といった心配はいいとして、明らかに紡に対しただならぬ情を抱いている唯月の様子。その面持ちたるやまさしく恋を覚えた少女のそれで、ああ、旭、いつになく険しい表情をちらりと見せて、これはちょっと大変なことになりそうですよ。

旭、紡を呼び出してなにをか話そうというのですが、これ、まさかの決闘!? いや、それはあるまい。ともかくなにかしらの決着をつけよう、そうした覚悟など感じさせる旭。この子の本気に紡はどのように応えることになるのでしょうか。自分としては唯月の思いを遂げさせてあげたい、その一心なのですが、反面、旭は旭でなにかしら自身納得して折りあいをつけられるような展開があればいいなとも思っているんですね。だからこそ、紡のこれからの動きに注目せざるを得ないのですよ。

2021年12月29日水曜日

『まんがタイムオリジナル』2022年2月号

 『まんがタイムオリジナル』2022年2月号、先日の続きです。

カントリー少女は都会をめざす!?

クリスマスが終わって、どことなくものさみしい。そんな八重たちの話してる内容、やたら広い近所の概念とか、なるほど自転車で45分くらいなら近所なのかあ。実際、近所の範囲ってどれくらい? っていわれたらちょっと迷いますよね。最寄り駅くらいまでなら近所に含めていいのかな、みたいな。

そして八重のうちでやったアドベントカレンダーの話とかね、そうか、自分たちでお菓子入れたんだ。でもお父さんがあまりよくわかってなくて、賞味期限今日までのおまんじゅうがぎゅうぎゅうに詰まってるとかね。いや、別に賞味期限、ひと月くらい超過しても平気よ? でも全部確認せんではおられない、これが八重の几帳面さなんだろうなあ。

今回も他愛のない会話といえばそうなんだけど、そこに彼女らの夢や憧れ、希望のようなものがうかがえるのがなんだかまぶしくて、とてもいいんですね。そうかあ、地下鉄って都会の象徴なのか、みたいな、いわれてみてなるほど! ってなる発想なんかもよくて、そうかあ、地下鉄が身近でないだけに憧れになるんですね。これ、例えば自分にとっての路面電車みたいな、そんな感覚なのかも。なんてことを思わせてくれるのもまた面白さでした。

『敷金礼金ヤンキー付き』

命知らずの子供がいるなあ! 見るからにヤバいサンライズ荘。見た目もそうなら住人も、というのできっとご近所からはちょっと距離を置かれてたりするんじゃないか、とか思っていたらですよ、まさかここの敷地に入り込んで遊んでる子供とかいるんだ! お母ちゃんとかに、あそこは、あそこだけはやめときなさいとかいわれてへんのかな? それとも、よほど遊べる場所がないのかも知れませんね。

さて、冒頭のっけからやっちゃいかんことやって怒られてた七恵がですよ。全然懲りないどころか、敷地に入り込んでる子供に罪をなすりつけちゃおうぜ! 玄関ドアが凍りついて大家が出てこられない今がチャンスだ! って、いやいや、命知らずの店子がいるなあ! いくらなんでもバレるのでは? さすがにあかんのでは?

七恵にイタズラを持ち掛けられて、ゴーとストップの間で悩み迷っている佳がおかしくて、この人はハメはずしちゃう性分と常識人の側面が拮抗してるよなあ。七恵みたいに振り切れないぶん、悩みというか増えちゃって、そういうところは損な性分なのかも知れませんね。

イタズラを阻む要因は、まず大家。続いて直子。それから常識人筆頭のたえですかね。大家は物理的に閉じ込められているから大丈夫。そして直子をたきつけることでたえを封じるこの作戦。こういう計略となると頭まわるんやね! ほんと、悪巧みしてる時のあの顔。悪い顔だわ。で、やらかすイタズラなんですが、子供なのか! ほんと基本、悪事というとこまではいかない、でも実際迷惑という、なんとも微妙なとこ突いてくる。悪い子なんだけど、悪いやつじゃあないよな、みたいなその塩梅と、結局最後には失敗しちゃうみたいなところがあるから憎めない、そんなバランスが実によかったです。

そんなわけで今回もやっぱり失敗しちゃうんですが、ねえ、そりゃあバレますよ。子供たちの方が危機回避能力高いって、ほんとどういうことなんでしょうね!

『通勤通学クエスト』

柏木と菊池の同僚、竹重がセーラー服の女の子と一緒に歩いている。パパ活!? 女の子にお金を払ってスケベな事を!? 菊池がえらいこと憤ってるんですが、いや、ちょっと待って? その女の子、タケちゃんでは? てことは兄妹オチだな。

そう思っていたから、まさかの父娘! ちょいと驚いてしまいました。

っていうのも、この見た目若く見える竹重、結構年齢重ねてるってことなんですか。タケちゃん、12歳。上に18歳の子もいるのか。でもってまた驚いたのが、柏木クンって18歳だったの! もうちょい上かと思ってましたよ。

てな具合に、結構いろいろ驚かされた今回。というか、竹重氏、12歳の娘からお金借りるの、ちょっと父親としてはあかんタイプなのでは? ともあれ、この漫画の大人組と中学生組の接点、またこうして増えてきて、これが今後松島たちも繋がりできてきたりもするんかな? なんか人間関係の広がっていくの、面白いんですよね。チビっ子組との関係とかもあるでしょう? そういうの、特に序盤の頃のエピソード、今読み返したらまた違った感想なども出てきそうで、ええ、まとめて読み返す機会があったらなあって思ってやまないんですよ。

『オネェの恋のはじめかた』

おお、翔がいろいろ気を配ってくれてますよ? 桜子とデートしたことのないという時宗を手厚くサポート。桜子の予定を聞き出し、日曜皆で一緒に出掛ける約束取りつけた上で、当日自分は都合が悪いといって身を引く。翔、いいやつだなあ! というか、珍しく手をこまぬいてる時宗がいい加減見てられなくなったんかもですね。しかし、このスピーディに約束取りつけるの見るに、翔も結構なやり手なのかも知れません。

さて、桜子ですよ。ああ、私服ダサい系女子なんだ! 嬉しいけどダサいのはつらい、気持ちがグラグラしてる時宗が面白い。でもってここからちょっとした着せ替え大会になるのがいいですよね。カジュアルもいいけど、キュート系が似合ってるんじゃないかしら? などなど、素材がよければいろいろ試すのもまた楽しい、そんな感触が大変よかったです。

今回のデート。まだ深く踏み込んでどうこうみたいにはならないんだろうな、みたいに思っていたら、おお、ちょっと進展しましたよ! しかも、これ、桜子からの踏み込みなんだ。桜子と一緒にいられて楽しいといった時宗の手をですよ、はしっととって、私も楽しい、次も八神ちゃんって呼んで欲しいなって! その時の表情、笑顔がまたいいんよね。

しかし、本来のスタイルからしたら自分から仕掛けてイニシアティブとっていくタイプの時宗が、ここまで防戦一方、主導権ばっちり桜子に握られてるという構図がおかしくて、ほんと時宗の純情。見るだに微笑ましさに溢れます。

2021年12月28日火曜日

『まんがタイムきららフォワード』2022年2月号

 『まんがタイムきららフォワード』2022年2月号、先日の続きです。

『スローループ』

小春についての心配が先立つつっちー。ひよりの前での小春の振る舞いに、無理をしているのではないか。小春のこと、あなたはどれだけ理解できてるのか、ひよりに迫るんですが、そこににこやかに割って入る恋もまたひよりを守ろうとしてくれてるんだな。この友達を大切に思って、それぞれのやりかたで動くふたりが描かれてるの、実にいいなと思います。ストレートに動くつっちーと、それとなくやんわりいく恋の対照もいい。うん、恋、すごいな。怖いとつっちーが評するの聞いてむっとするひより、そこからの反論も、ええ、やっぱり友達を大切に思っている、そんな描写が続いているんですよ。

でもって当事者たる小春ですよ。ついに釣れたよ! って、でもリールがないからどうしたらいいかわからない! って、喜んでるんだけど固まっちゃっててね、えらいこと面白い。ちょっと緊迫して自省の様子も見られた、そんな緊張の局面が一気に弛緩に持っていかれて、この小春の転換力よ!

ああ、それにしてもですよ、この一連の流れでさ、小春が今どんな感じなのか、無理してるとかどうだとか、言葉にしなくとも、説明なんてなくとも、すっとわかるの、すごいよね。読者にも通じるじゃん? つっちーも、ああわかってる! ってわかるじゃん? ええ、言葉にしなくてもいい、ちゃんと伝わるのはそれだけ登場人物の心情に迫ってるからだと思う。そっと、やさしげに、皆の気持ちがふわっと広がって、しっかりとそこに息づいて確かさをもって残る。

その感覚は、読者にしてもそう、登場人物たちにしてもおそらくはそうなんでしょう。つっちーの、多少険もあった様子が和らいで、小春との別れのくだりも、そして帰り道、妹あやと話してる時も、ああ安心したんだとわかる。よかったね、そう思えるところにこの子たちの読者からの距離感もまたわかるように思うんですね。

『球詠』

芳乃ちゃんがめっちゃ怒ってる! ヨミ復調するものの、投手としてはここで降板。芳乃の提案だっていうんですが、まあ、ですよね、あんだけ無理して投げてたんだもの。休ませないことにはいろいろマズいよね。

ちょっとバツの悪いヨミの様子と、どえらい怒ってる芳乃の様子、その対比がまた面白く、というか、怖いよ芳乃ちゃん! 6回裏、攻撃に入る時のヨミの不用意な発言にみんなが地味に怒ってるのもまた面白くって、いやもう、ヨミさん、ちょいと針のむしろっぽくなってません? いや、自分のせいなんですけどさ!

でも、ヨミの行動、岡田には響いていた。部の問題に当事者として立ちあったものとしては、自分の代わりに怒ってくれたこと、それは本当にありがたかったのでしょうね。そして光の投球。勝てずとも最後に一矢報いようと食い下がる松井を、あえて打たせてとる。その白菊に委ねる姿勢、仲間への信頼を描いたこの場面は、一連のヨミの行動、自分ひとりで完結させようとした試合と、その状況を抜けて再びチームの一員に戻ったことを、あらためて明確にしようとする、そんな駄目押しになっていたと感じました。

ヨミもいつもどおりに戻って、肩の故障などもなさそうと、まずはめでたしめでたしといえる終わりを見ましたが、ヨミの憤りのとばっちりを受けるかたちになった松井はじめ咲桜の選手たちについては、ちょっとお気の毒なエピソードでした。

『ちょっといっぱい!』

鬼気迫る様相で宿題に取り組むエリカ。ああ、宿題溜め込んで最終日に必死になってやっつけてるんだね? と思ったら違うのか! まだ夏休みに入ったところ! 序盤で一気にやっつけて、夏休みを満喫する計画なんだ。ごめん、エリカさん、てっきりサボった結果がこれだと思い込んでた。偏見の目で見てました。ほんと、申し訳ありません。

ここでますみんの過去の狼藉が明らかにされるんですが、怒られるだけで1ヶ月分がチャラ! 踏み倒しまくってたよ、と見事な反面教師ぶりを発揮なさっていて、いや、まあ、自分も夏休みの宿題を冬休み明けに提出してたりした口なので、あんまりますみんのこと悪くいえない。自分もますみんタイプ、残念、参考にしてはいかん反面教師のひとりでした。

今回は夏休みに向けて期待高まるばかりのエリカが本当にまぶしくて、どんだけ楽しみにしていたんでしょうね。でも夏のイメージがことごとく凪で占められていて、この子、どんだけ凪推しなのか。そうした感情のほとばしりもまた今回の面白さでありました。

今回は番外編とのことですが、ますみん提案の皆で出掛ける話とか、もみじの帰省とか、そういうの今後本編にて描かれたりするんでしょうか。なんか期待させられちゃいますよね、エリカじゃないけど、ちょっと楽しみです。

2021年12月27日月曜日

『まんがタイムきららキャラット』2022年2月号

 『まんがタイムきららキャラット』2022年2月号、発売されました。表紙は『恋する小惑星』。みらとあおがふたり晴着でご挨拶ですよ。この新年感溢れるふたりの様子。振り袖は花だけでなく星もあしらわれていて、実にこのふたりらしい柄がいいですね。あおの手には破魔矢、そしてみらの手にはコマと、ここにもお正月らしいモチーフが、ん? コマ、これ、地球ゴマだよ!? ジャイロ効果を体感的に学ぶことのできる素敵な遊具! おお、これこそまさにみららしいアイテムなのでは!? 国際宇宙ステーションISSの姿勢制御にもジャイロが使われてるんですよ! 手に収まる宇宙でも使われている技術。表紙のド真ん中に鎮座するのも納得であります。

今月は新規ゲストが4本です。

『同居人ゲーマーズ』

同居してるカグラとわかな、ふたりはゲーマーなんですね。黙々とゲームしてると他のいろいろは億劫になる。わかなもそうで、食事当番なのになんとかしてサボりたい。なので、カグラとじゃんけんでもって決めようというんですが、頑として抵抗しながらも最後には折れてくれるカグラがなんというか大人な感じ。

このふたり、奔放なわかなと鷹揚なカグラ、この性格の相性があるから同居もうまくいってる感、ありますよね。

しかしなんかいろいろやりとりが可愛い。理屈っぽいんだけどどこか脇が甘いわかなの感情のアップダウン。これが可愛い。基本クールに徹してる? 熱くならず、でもしっかり物事観察して事態をうまいこと運んでみせるカグラ、この人もとてもいい。そして猫のぽんず! じゃんけんに参加してるよ! ぴょいと出てくる猫手がめちゃくちゃ可愛いな! ええ、悪くない、悪くない感触です!

わかな、手を抜きたい、サボりたい、そんな性格なのに、食事の用意するとなると結構ちゃんとしていて、冷凍食品のチャーハンなんですけどひと手間かけてよりおいしくなるようにしてるんですね。こうした端々に感じられるこのふたりの個性いろいろ、それが魅力的だったと思います。

でもって、じゃんけんに負け続けるわかなの秘密。なにかわかなの癖を見抜いて、出す手を判断してるんだろうなあ、とか思ってたけどそんなレベルじゃなかった! ええ、自分も観察力不足です。ワカナにしてやられる側の人間だと実感させられました!

『異世界イーツ』

すごいな! イーバーウーツ的な仕事に従事している渡橋いつみ。仕事にかかるストレス過多で、限界超えてしまったか、自転車疾走させたらゆきついたその先がなんと異世界。事故経由の異世界は定番だけど、ストレスからの逃避の果てというのはちょっと珍しいタイプかも知れません。

嫌で仕方なかった宅配の仕事だけど、ファンタジー色の強い異世界にて、困ってる人を手助けすべく自転車を走らせるいつみ。異世界転生ものといえば、なにかしらのチート能力なんてのが定番だったりしますが、いつみのそれは自転車のパワーアップだったんですか! 驚くほど速く走る愛車! 飛ぶような速度で走行し、衛兵からの追求も軽くかわしていくその機動性。そこで見せた仕事に対する自信、あれは実によかったと思います。

元の世界では届けものをしても感謝されることの少なかったいつみ。それが異世界にてはおおいに感謝され、その誰かのためになる、喜んでもらえることになにか感じるものあったようですね。かくしていつみの異世界における宅配生活がはじまる、というんですが、自転車の修理とか大丈夫なのかな? ほら、パンクとかさ、と思ったけど、そうだ、そうでした、自転車パワーアップしてるんだった! 愛車とともに異世界を駆け抜けるいつみの姿。彼女の行く先になにが待つのか。きっと思いもしないもの見せてもらえる、そんな予感がして楽しみでなりません。

『おふらいん』

ランサムウェアの擬人化!? 検出されたコンピュータウイルス、隔離されていたものを削除しようとしたら、人格持ったこいつが話しかけてきたというんですね。

なんだか、昔はやったデスクトップマスコットみたいですね。でもその本質はランサムウェア。要求を飲まなければ解除キーは渡さない。うん、まさしくマルウェアそのものだ。けれど金銭を要求したりはしない。このPC内に住まわせろというんですね。

とりあえず自己複製とかはしないタイプみたいですね。でもPCの機能を乗っ取って、ファイルを暗号化したりまたメールを送信したりもできる、結構厄介なタイプ。その被害を食い止めるべくルーターの電源を落としたから、なるほど、タイトルのおふらいんはここからきているわけですね。

しかしこの謎のプログラム、誰に作られたのか、その目的はなんなのか、主人公つむぐのもとにきたのはたまたまなのか、あるいは彼女がターゲットとされた理由なんかもあるのか。そうした気になるポイントたくさんあるの、次の展開を導くきっかけにもなりそうでいい感じですね。

『まこヘキ』

性別を偽って、女性として活動をしている声優の真宮まこと。トランスジェンダーというわけでもトランスヴェスタイトというわけでもなく、ただ声優としての売り出しに際して事務所から求められた結果がこの女装というのですね。

男性とバレてはいけない。この秘密を知っているのは、同じ声優の郷と華月のふたりのみ。それぞれに隠し事のある3人だけど、一緒に仕事をする彼女らに新たに加わった新人声優、河東碧。なるほど、この子の名前がヘキで、まことと対になるからまこヘキというわけですね。

弟を養うために仕事を頑張っているまことにとって、デビュー直後でいろいろままならず、緊張したり落ち込んだりのヘキはどうしても放っておけない相手。それでいろいろ世話を焼いていたら懐かれてしまいました。しかしヘキにも秘密があって、それは男性が苦手というもの。女性として慕われるまこと、その秘密がバレたらどうなるの!? 男性とバレてはいけない理由が、事務所をクビになる以外にまたひとつ増えてしまいました。しかし、これ、いつまで隠し通せるものなのか。

秘密をいかに守り通すか、そのかけひきなどなど、そうしたところに見どころ作っていけそうな設定。あるいはヘキの方でも、いろいろ展開があったりしそうだな、などと感じました。

2021年12月26日日曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2021年12月25日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2022年2月号

 『まんがタイムオリジナル』2022年2月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』、2022年寅年を意識した衣装がかっこいい? 虎Tシャツに虎手袋、虎耳の山下さんがどーんと登場ですよ。しかし似合ってるというか、虎Tのインパクトに負けてないのがまたすごい。なんか生き生きとしていますよね。『小森さんは断れない!』しゅりも虎セットなんですが、虎Tどころか虎縞ビキニで登場ですよ! 季節がえらいことに! 対して虎の着ぐるみパジャマ? あくびしている『らいか・デイズ』らいかがひとり可愛い路線であります。

今月は新規ゲストが1本です。

『葉山さんのまんがの泉』

漫画の持ち込みをしている女の子、葉山。人物をうまく表現できない、それが悩みなんですが、そんな彼女の前に現れたのが見目麗しいお嬢さん。同級生? いや、違う学校の子なのかな? 髪はブロンド? その子、泉に自分の漫画のモデルになってほしいと頼み込む葉山の必死さ。いや、それは逆効果になりそうな、と思ったら、泉、あまりの熱量に負けて協力してくれることになりましたよ。

泉、この人も漫画が嫌いではないんですね。好きな漫画は『魔法少女ゆめ』。周囲からは似合わない、さらにはキモいとまでいわれて、なかなか人と語りあえたりできてなかったんですね。それを今日はたまさか葉山と盛り上がることができて、その時見せた溌剌とした表情。それが葉山にもいい影響与えてくれたようです。

この出会いがきっかけで、葉山、自分の方向性、確立させることができたみたいですね。担当もついた、漫画でも一歩進むことができて、泉との出会い、いい刺激になったんですね。

『おしかけツインテール』

太った由利さん。いや、そんなにあんまり変わってないのでは? むしろ、なんかキラキラしてて、いつもより美しくってよ? いや、これ、開きなおりか。

太った理由、受験勉強しながらついついつまんじゃう甘いもの。美代おすすめのクッキーがまたおいしくて、どうにもとまらなかったというんですが、これ、夜更かしに勉強しないといけないっていうフラストレーションも手伝って、普段以上に食べちゃうんだろうなあ。悪いことに運動不足も加わってる?

その点、杏夏は立派ですよね。ちゃんと自省してる。息抜きも勉強合間のランニングっていうの、この子、すごいな、めっちゃストイックじゃん。いやもう、あまりに立派すぎるよ、かっこいいな。ランニングのスタイルもばっちりきまってますよ!

この太った騒動、花梨には関係ないのかな? この子はそのへん、ちゃんと自省できてそうだし。そう思っていたら、まさかのお母さん、美代おすすめのクッキー、買ってきちゃったか! しかもふた袋。ついつい食べすぎても大丈夫、続く二の矢があるからね、って、それあかんパターンや! しかも悪いことに秋の長雨、散歩に出ることもままならず、運動不足アンド母の供給する過剰気味のクッキー! いやもう、花梨さん、見事に素敵な開きなおりの境地に到達されました。いや、実に美しいですよ! 素敵ですよ!

『となりのフィギュア原型師』

斉藤氏、仕事に打ち込もうという時は激辛食でブーストするんだ! おお、それだけ万代寺もずの仕事に本気というのか。監修の厳しさで知られるイラストレーター。でも斉藤との相性はよさそうで、ちょっと上からマウントとってくるもずと、うまいこと受けながら、時に軽くやりかえしている斉藤という構図。それがなんかいいパートナー感出してて悪くないじゃんよ。

とか思っていたのが前回。今回はというと、なんと、もず氏が斉藤からの意見を自ら求めるまでに打ち解けているよ!? これ、代表に半藤ふたり一緒にデレた!? とかいってますけど、ダメダメ! そういうこといったらもず氏、意固地になっちゃいますよ!?

でもここからのふたりの共同作業、といいたいけど、なかなか共同作業にまで辿り着かないな。むしろ外野がわいわい介入してきちゃうせいで、全然話が進まなくて、工房メンバーどころか倉田までいるから、話、広がりすぎちゃう!

今回はもず氏受難の日なのでしょうか。半藤が作ったという夕飯、皆で食べることになるんですけど、まさかの激辛鍋! これ、斉藤のリクエストらしいけど、もず氏は辛いの苦手なんだ。駄目なら駄目っていったらいいのに、無理して余裕ぶっちゃって、あらもう酷い目に! この素直でないところ、これがもず氏の個性なんでしょうけど、完全に裏目に出ちゃってますよね。

でも、ほんと、ふたりの作業、いい結果を出せたようで、実によかったではないですか。もず氏も斉藤のこと気にいったようで、でも斉藤はお断りなの!? このダイレクトお断り、あんまりに素直で笑っちゃいましたよ。でも、これはこれで打ち解けた、思ったことを思ったままにいいあえる、そんな関係になった証拠なんだろうなあ。

これはきっともず氏再登場あるな、そう思わせてくれるに充分な結末でした。

『ネコがOLに見えて困ります』

授業で描いた動物スケッチが思いの外好評? いや、特定の人、葛飾ユウタ君からの熱烈な評価を受けて、むしろ戸惑ってるミコトですよ。でもその絵、そんなにいいのかな? OLさんをモデルに、というかミコトからしたら人の姿にしか見えないから、いつぞやのイラスト化アプリを通して描いた絵なんですが、ハリネズミとかいわれちゃうような絵ですよ?

でも、葛飾君にとっては譲れない、それほどの絵なんですね。けれど授業の課題だからあげることはできない。というので、葛飾君の前で新たに一枚描くことになったんですけど、ミコト、四苦八苦ですよ! 課題の絵と同じように描けばいいだけじゃないの? そう思うんだけど、ミコトは真面目ですよね、ちゃんと新たに描き起こそうとしていて、けれど目の前のOLさんは人の姿にしか見えないから、イラスト化されたOLさんを思い出しながら頑張ってみせるんですね。

ここでやたら苦労するミコト、なんでそんなに? と思ったんだけど、これ、きっとミコトには標準的な猫のイメージがないんですよ。動物が人の姿で見えるから、猫に限らず動物の姿に馴染みがない。そのせいでどうしても個性的になっちゃうんだろうなあ。

この個性的な絵、常識に捕われない前衛的な画風? 葛飾君がこれを絶賛しているの、美術部所属の彼がこのところ伸び悩んでいたからなんですか。新たな刺激をミコトの絵に求めたんですね。実際この絵が葛飾君の悩みを打破するきっかけになったの、ほんとなにがさいわいするかわからんですね。

で、面白かったのは葛飾君に描いてもらったOLさんの絵ですよ。写実的スケッチ! おお、これまで人の姿かデフォルメされた漫画タッチで描かれてきたOLさんのリアル描写がここにきて登場。そうか、こういう感じの猫さんなんですね。しかもこれ、ミコトにとっては日によって猫の姿に見えたり人の姿に見えたりするというんですよ。ほんと、それだけ本当のOLさんに肉薄する絵なんだろうなあ。

ずっとOLさんの猫としての姿を見ることがかなわなかったミコトにとっては、本当に大切な一枚。最後のコマでニコニコしながら絵を見てるミコトがね、本当にしあわせそうで、素晴しかったです。

2021年12月24日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2022年2月号

 『まんがタイムきららフォワード』2022年2月号、発売されました。表紙は『スローループ』。釣りを楽しんでいるひよりがメインでありますよ。この子の、基本飾らず実用重視なスパルタンスタイル、けどそれがすっきりとしてかっこよくて可愛い、そんなよさがばっちり出ているイラスト、とてもいいですね。また右でロッドを構えて左でラインを引くその姿、堂に入っているのは当然としても、その表情がですね、自然と浮かぶ笑み、楽しみをともに釣りに取り組んでいるんだなあ! そうしたことのわかるのがまたとてもいいと感じたのでした。そして背景にちんまり魚を釣り上げて嬉しそうな小春がいて、これも面白いよね。ええ、釣れて楽しい、そんな感情がストレートに伝わってきます。

『9ダーツへようこそ!』

本当のはやったことないんだけど『世界のアソビ大全51』に収録されていたダーツをやってた時期があるので、ルールやプレイの感覚がわかってる。おそらくそのおかげで、より楽しく読めたのではないかと思います。

なにをやってもあと一歩というところで勝てない相手、佐野香沙にとってのライバル? 気になる相手が富士見晴花。秘密を探ろうと、放課後こっそり晴花の後をつけてみたら、ゆきついた先がダーツを売りにしているカフェ。晴花はそこでバイトをしていて、時にお客のダーツの相手をつとめたりしているというのですね。

ダーツを投げる晴花の姿を見て、ちょっと見惚れていたところ、なんの因果か晴花とダーツで勝負することになってというこの展開。遊ぶルールはゼロワン。例えば301点を削って0にするというルールなんですが、ちょうどトータル301点にならないと最後の1セットを何度でもやり直すことになる。これで香沙は301点、晴花は701点とハンデありでプレイするんですが、これ、晴花は結構香沙に譲歩していますね? ぐんぐん点数重ねて追いついていくんだけど、それでも晴花の方が先に勝ち目を得て、そこからの緊張感。バーストして、次で決められなかったら逆転されてしまう。そのギリギリのところで、これまで以上に萎縮してしまう香沙と、香沙の緊張をやわらげるためにその手をとる晴花。

この場面で、香沙と晴花、ふたりがそれぞれ相手のこと気になってたことがわかるのがまたよかったと思うのですね。

ダーツというゲームの楽しみがあり、また同時に香沙と晴花、ふたりの気持ちの駆け引き? そういう魅力も載せてくる。発展すればより一層に面白くなりそうと思わせるものありました。

『リリィシンデレラ』

ギャルからロリータに転向してしまった春風祐那。友達の前では変わらずギャルスタイルでいるものの、自宅に帰ればそこはロリータまみれの世界。なんとロリ服、自作なのか。すごいな。学校の制作課題でもロリ服を作ってみようか、そう思いながらデザイン画まで描いてみたものの、友達にバレるのが怖くて直隠しにしてしまう。

そんな祐那の秘密を知って、それを受け入れた上に元気づけ、はげましてくれたのが白宮美月。ここからの展開、とてもよかったですよ。美月とロリータ談義をする、その楽しさを実感していく祐那がいい。けれどその反面、以前からの友達、関ピョンからはなにかを秘密にされているのが寂しいといわれて、友情をひとつ育めば、別の友情が陰るのはしかたないんですか!?

祐那のロリータ趣味カムアウトのくだり、これがクライマックスなんだと思っていました。ここでめでたしめでたしなのだと。でもここからさらに重ねてくる。これまで触れられなかった美月のこと。ただ祐那に同じくロリータに理解のある子じゃなかったんだ。かつて祐那に救われた、その思いから祐那にずっと関わりたいと思ってきた。その一心がぐっときましたよね。ええ、祐那と関ピョンの関係に、美月から祐那への気持ちのベクトルが加わって、この感情の交錯する様、はっとさせられるよさありました。ええ、美月のエピソードのあるなしで、全然違ってきますよね。

『変わらない約束と変わる私たち』

かつて、結婚できる年齢で再会できたらキスをしようという約束を交わした、平野遊里と真白望亜。7年の年月を経てついに再会したふたりの関係。ここからいかなる発展を遂げようというのか、そのやり取りの行方が気になる漫画でした。

しかし、女の子ふたり、なぜそんな約束をしたのだろう。その理由にも触れられて、いじめられていたところを助けてくれたゆう君。男の子と思っていたその子が実は女の子で、けれどそうと気づいた時にはもう心のうちに芽生えた好きという気持ちは留めようもなく、転校していく遊里に、好きという気持ちを伝えて件の約束をしたというのですね。

その約束は果たされることはあるのか。互いに相手のことを好きとはいうけれど、その好きの重なることはあるのかどうか。自分の好きが遊里の重荷になるのではないか、受け入れられないのではないか、拒絶されるのではないか、怖れを抱えている望亜と、そんな望亜を傷つけたくない遊里。自分の好きという気持ちをはっきりさせていきたいと、まずはゆっくり少しずつ、望亜に寄り添いながら気持ちを育み、確かめていこうとするのですね。

そのすぐには熟しない、けれどいずれは成就しそうな恋の物語。まだ果たされていない約束の、けれどいつかきっとと思わせるラスト、その見せ方に感じさせた確かさ、これがよいですね。

『寿司ウォーズ』

はじめて回転寿司を体験することになった琴吹つかさ。えらい緊張した面持ちですが、いったいなにがそんなに意外というのか。なるほど、家が寿司屋さん。なのでコンベアーを流れる寿司なんてのは意外も意外、自分の見て知ってる寿司屋とはまるで違って、けれどだんだんに馴染んできてはいるようですね。

そんなつかさが、どうしても馴染めそうになかったのが、友人伊咲アリサの頼んだ寿司の数々。エビアボカド。見たこともない代物に狼狽して、さらに炙りサーモンバジルチーズやマヨコーン、およそ自分の知る寿司ではないそれらに、そんなものは寿司ではないと、拒否反応示してしまうんですね。

つかさの、知らない世界へのチャレンジ。食べてみれば意外においしかったという、その素直な反応の、けれどこれはただ寿司の味だけの話ではなく、自分とはまるで違うアリサの価値観に触れるということ、アリサという異文化に出会って自身の世界を広げていく、そういうことを寿司を通じて描いたお話だったのかも知れませんね。

2021年12月23日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2022年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2022年2月号、昨日の続きです。

『のむラリアット!』

初戦を勝利で飾った海音、桃ペア。さあ続くは星、みるくペア。戦うは相手校部長のローズ。どのような試合となるのか。その期待も高まろうというその前に、一方的に火蓋の切られた試合。出遅れることとなった星、みるくだけど、これ、どうなるのか。

ローズの狙いはみるくだったんですね。実績をあげつつあるものの、まだまだ新人、経験不足は否めない。そのみるくを捕えるためにあえて蹴りを食らってくるローズの手腕。こうした流れの作り方見るに、この人、反則行為しなくても普通に強いよね? それをあえてゴング前に攻撃してきたり、また星のディーバ、ありすを人質にとるなど卑怯な真似をするの、これ、自分たちがヒールであることに徹して、卑怯を演じきってると考えていいのかな。

プロレスにおけるショーの側面、それをきっちり考慮に入れての行動と考えればこうした卑怯なやり口もまたプロレスの華なのでしょうね。でも、これってどこまでが許されるんだろう。選手として試合に臨んだ末の負傷ならある程度は受け入れざるを得ないところあるだろうけど、それが選手ではないディーバであるならどうなのか。事故ではなく故意で負傷させた場合はどうなるんだろう。これってそもそも反則とられないの? などなど、プロレスにはどこまでがOKで、どこからがアウトか、ちょっと見ただけではわからないところあって難しいなあ、なんて思っちゃいましたよ。

星のカットが僅かに及ばず、みるくがダウンを喫したことで、勝負は1-1となって、恵、翼ペアの活躍に期待するほかない展開となりました。梟池最強のペアといっていいと思うんですが、すなわち次回はこのふたりの見せ場がくるのでしょうか。またなにか苦しい戦いになりそうな予感しますよね。そうした不安をもはねのける、そんな活躍を見たいものだ、なんて思いますよ。

『白魔導士はゾンビの夢を見るか?』

おお、新登場人物が! いや、人じゃないけど。

リルーの持っていた杖がしゃべりだしたんですね。ジジ・ガルガル。リルーの指南役として目覚めた、そういうのですが、今回ざっと見るかぎりあんまり指南してないね……? むしろ慣れぬ異世界に身を置いて、あれもこれもわからぬと戸惑う、そんな役割を一手に引き受けている感があって、いやね、ゾンビに襲われかけている猫を助けた時のね、モンスターではないからそこまで警戒する必要はないにせよ、危険度合いのわからぬ相手を思いっきり侮ってひっかかれるとか、ジジ殿の今後が危ぶまれる展開でありました。

杖の目覚めは所有者の17歳の誕生日。ということで、リルーのためにプレゼントを調達に出たアヤ。いやもう、ほんとハラハラしましたよ。いつもなんだか粗忽で、うっかりピンチも多かったじゃないですか。だから普通に帰ってきた時には、なるほどこれまで生き抜いてきた、それだけのことはあるのだな。さすがにいろいろ見直しましたよ。

で、その見直した矢先にレサナでビクンビクンって! リルーじゃないけど、やっぱ台無しだよなあ。このあまりの落差、ほんと、予想以上にヤバい様子見せてくれたもんだから、アヤさん、いろいろ大丈夫なの!? イメージとかそのへんも大切になさって!? もう笑わずにはおられないインパクトありました。

2021年12月22日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2022年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2022年2月号、一昨日の続きです。

『今日の授業は恋愛です!』

白百合会会長、ゆきの手を引き教室の外に出たさがり。はたしてなにが目的か!? って、なんか勢いでやっちゃっただけなんだ。対してゆきは覚悟が決まっていて、渾身の土下座ですか!? いや、よかった、土下座は回避されました。

さがり、あの時のことをもう許しているんですね。ただなぜあんなことをいったのか、その理由だけが気がかりで、問うて得られた答は、両親の離婚に傷ついたかつてのゆきと、さがりを傷つけてしまったことへの悔い。どうしても罪を償いたいとまでいうゆきだけれど、ここにこうしてさがりがゆきを許し受け入れたことで、ゆきも、そしてさがり自身も、過去のくびきから自由になれたのですね。

しかしさがりとの関係を深め、今回はさがりの心を支えた4人ですよ、さがりとゆきのやりとりにやきもきしてしまってて、もう大変! 動揺しまくってるりっかがよいなあ。妙に余裕のあるっぽいしらべもおかしい。いや、これはこれで焦りが見られるな。4人それぞれのリアクション、感情の発露の仕方の違いが見られて面白かった。

そして、4人にはライバル出現!? ゆき、渾身の告白! えらいことになった。さあ、さがりさん、どうする。自分のことを好きでいてくれてもかまわない、その答に今度こそ揺らぐ4人ですよ。りっか、落涙! なとせまでが余裕を失ってる。でもここで見せたさがりの決断、これだけはっきり言葉にしていわれたら4人も安心ですよ。一時はうろたえたけれど、この騒動で5人の繋がりはより一層固いものになった。さがりの明言に安堵を見せる4人の表情、同時に信頼も見えるように感じたのですね。いい情景でした。

『お姉さまのVな事情』

クリスマスシーズン。ミユキと一緒に買い物にいったマリナ。ほんとはクマのぬいぐるみに興味があったのに、ちょっと大人ぶろうとするんです。背伸びしようと頑張ってしまう、そういうところにこの子のまだ大人になりきれてない様子がうかがえて、微笑ましかったです。

さて、ミユキの目的ですよ。配信用のネタを仕入れにきてたんですね。ゲーム実況のリクエストが多い。それでマリナの買った恋愛ゲームを試してみるんだけど、これが実にあかん感じで面白い。まずコントローラーが逆持ちってところから、この人がどんだけゲームに縁遠かったかがわかります。いや、AC持ち!? いや、それはあるまい。なんてったって天地が逆だものな。

ここから描かれるミユキのゲームしてる様子、それがおかしくて、ミユキの選択があんまりだ! ってのもあるけれど、そんな選択肢がある恋愛ゲームってのもどうなんですか! ヒロインのデート先にパチスロを選べる余地がある!? もしかしたら、攻略対象のうち、ひとりくらいはこれが刺さったりするの!? でもってバレンタインデーのプレゼントに、カカオそのままとか贈れるの!? 原材料にも程がある!

いやもう、このゲーム、むしろこの残念選択肢を選ばせたい意図を感じるレベルでしたよ。ええ、自分ならきっと選んでしまう。

マリナが察したミユキの恋愛状況。ボトボト落ちてくる男子を踏まないよう気をつけてきたっていうのがまたおかしくて、銀杏!? って、踏んだら臭いのか! いやまあ臭いよな。ともあれ、酒でテンション上げながら、ときめき皆無で効率プレイに飛び込んでいくところ、これミユキの本質なのかもなあ。とにかく高い基礎力で無双していく、そんなミユキのパワープレイに現実どおりなのでは? そういうマリナに答えたミユキの言葉がよかったんですよね。

ミユキ、本音で語りあえる友達が欲しかったのかもですね。ちゃんとした人として振る舞って、そういう評価も受けてきて、それがこの人の抑圧になっていた。Vの世界では、自分の素性を隠し、逆に隠してきた素の自分を出せる。でもマリナ相手には、そのどちらも隠すことなく、ありのままの自分でいられるんですね。ミユキにとってのマリナのかけがえのなさ、それがうかがえたように思います。

『ホレンテ島の魔法使い』

熱い展開になってきましたよ!

列車に魔法で競争を挑むこっこ。風雨に晒されながら、フル装備で後方から列車に迫るその姿。車輌の屋根にあむたちを認めるも、決して列車への挑戦を諦めようとはしないその気迫。ここに描かれるこっこの本気の魔法、それがこの勝負にどれほどの思いをもって準備してきたか、自分を、魔法を高めてきたかを物語って、正直こっこの勝負に介入しようとするかるてと詠、ユシャに、や、やめてあげて! せめて決着がつくまで見守ってはあげられないんですか!?

こっこにこそ感情を移入してしまったんです。

でも、ここに介入する理由、それをきっちりあむが言葉にしてくれて、納得もいったんですね。明日帽子屋で話を聞けばいいのでは、詠の言葉ですけど、自分も同じこと思ってましたからね。でも、彼女らとこっこの決着、それがつかないことにはこっこはなにもしゃべらないだろう。その予感があるからこそ、この場でこっこに仕掛けていかざるを得ない。

どちらも本気なんですね。だからこそ、手段を選ばないこっこの攻め手が熱い。そして、そんなこっこの姿にはっしと心打たれるかるてたち、その心情もまた胸に響いて、ここからですよ、もうたまらなかったですよ。

あむの提案、それを受けたこっこ。ここで状況はがらりと変化する。介入は介入でも、妨害ではなく、共闘、5人の気持ちが一度にひとつにまとまって同じ方向を向いた瞬間。この鮮やかな切り返しに際立つ感情の沸き立ち、素晴しいの一言でした。

2021年12月21日火曜日

今日は休みます

今日は休みます。

2021年12月20日月曜日

『まんがタイムきららMAX』2022年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2022年2月号、昨日の続きです。

『妖こそ怪異戸籍課へ』

今回、えらいこと妖艶なお姉さまがご登場なさって、睦子には気取られぬよう、そういって帝華を呼び出すその者は、毛倡妓の毛束潤。人を嫌っている? 帝華をつけてやってきた睦子とバチバチ火花を散らすその様子。さぞや人が苦手なのか、と思いきや、人の社会に溶け込んで美容院を営んでるんだ。しかも人気の店らしい。ただ闇雲に人を嫌っているとかではなく、それなりに折りあいをつけながら生活している。さらには帝華の母である人間の麗華とはいい関係を築けていたようで、でもそんなわりと柔軟に見える潤が、こと睦子となるとちくちく言葉の応酬がはじまってしまう。なんか相性悪いっぽいな。なにが合わないんだろうなあ。

人間や人の社会との微妙な距離感を保ちながら暮らしている妖怪の存在。これまで描かれてきた、人の社会に溶け込むことを選んだ者たちと、完全に人の世に背を向けている妖怪たち、その狭間に生きている、そんな感じでありますね。でも逆にいえばしたたかで、人の社会から得られるメリットは充分に享受して、けれど妖怪としてのプライドか、取り巻かれることは避けたい。自分にとってのいいとこどりを図っているのかも知れませんね。

今回はそんな潤と睦子の対立? でも決定的な決裂とまではいかず、どちらかというと双方帝華の保護者を自称しあう対決みたいなのやっちゃう。反りはあわないけれど憎しみあうようなところまではいかない感じ。で、この保護者対決が帝華にはちょっと嬉しかったりしてね、ああ、人の社会での保護者、妖怪の世界での保護者、ふたつの領域それぞれで帝華を見守るふたりなのかも知れませんね。

『瑠東さんには敵いません!』

今回、和村たちが置かれたシチュエーション。わかる、わかるわ。プール授業のあとは猛烈に眠い! いや、プール授業なんて小学校卒業以来縁がないのですけど、共感するのは、とにかく眠いってやつですよ。必死で起きよう、そう思ってるのに、ふと気づいたら目が閉じている! やべえ。クラスメイトが次々眠りに落ちていく教室。和村も、瑠東も、他人事ではない! その感覚、ほんと、わかる、わかるわ。これ、抗いがたいよね。

しかしあの瑠東の眠りに落ちる瞬間。プリントを和村に渡そうと振り返って、そのまま寝てしまうんだ! そこからの瑠東、和村ふたりの協定。寝てしまいそうになったら、先生の目をくらませよう。いや、ちゃんと起こしあうんですけどね。でもなかなか目が醒めないその感じ。ああ、まどろみの快楽があるよなあ。あの瑠東の表情、どんな夢を見ていたのか。和村とのロマンチックな夢なのか。夢見ごこちで、背をなぞる和村の指の感覚やいかなるものと響いたか。そうしたことごともまた魅力となって迫ってくるエピソードでした。

そしてありがとう蜂! この瑠東の機転、というかナイスタイミングで迷い込んできた蜂の有効活用とか、なんかコミカルで面白い。あの天井あたりを飛ぶ蜂を指差す瑠東とか、なんかちんまりデフォルメされてて可愛かったよねえ。今回はそういう可愛い描写も多かった。注意されて恥じる和村、優等生像が崩れて涙目の瑠東、まあふたつとも想像なんですけど、そのコミカルな描写。いやもう素晴しかったです。

『ななどなどなど』

ななどの小町ちゃんに向けるまなざし。たまらないものありますね。

文化祭での催し、歌を歌うというの、なぜそれをななどが提案したのか、その理由が実によかった。ななどには歌の楽しさがわからない。でも、それでも歌おうとしたの、ひとえに小町のためというのがね、なんていじらしいんだろう、ななどさん! 以前のカラオケ回で見せた小町の楽しむ姿。その小町の気持ちに共感できないことを寂しく思うななどが切ない。けれどそれがあるからこそ、小町が楽しんでいること、それが自分の喜びというななどの言葉が沁みるし、ななどに応えようとする小町の一念発起、それもまた胸に響いたのだと思うのですね。

昔の小町を知るこのみから見ても、小町の変化は顕著で、ななどとの出会いからはじまったこと。クラスに友達もできたこと。それらが小町に働きかけてきたこと。そのひとつの到達点ともいえる今回。ああ、小町ちゃん、ななどに向ける情愛、とても素晴しい。明確に言葉にこそはしないけれど、ななどのこと、大切に思っていることがわかる、そうしたところとてもいいと思っているのですよ。

しかし次回に描かれるだろう文化祭編。茶々来訪! うおお、波乱の予感しかしねえ。茶々様、お手柔らかにお願いしますよ。

2021年12月19日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2022年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2022年2月号、昨日の続きです。

『こみっくがーるず』

寮母さんといい編沢さんといい、ほんとお姉さん組が素晴しい。寮生たちに刺激を受けて、一度は退いた漫画に再び取り組むことに決めた寮母さん。後悔したくない、一生けんめいになりたいというその時の表情が、ほんとすっきりして、穏やかで、けれどなにか希望に溢れていて、素敵だわー。そう思ってたら、寮生たちも同様だったようで、寮母さんの作業見ようとしてむらがること! ほんと面白い。いつもの寮母さんから、ベテラン感ある先輩漫画家になっちゃってますよね。いやもう面白い。

でもってかおすちゃんですよ。皆が寮母さんから刺激を受けて調子をあげている中、かおすはどうにもうまくいかないようで、けど編沢からコミカライズの企画があると、編集部はかおすに注目していると知らされて、これかおすにはチャンスでは!? でも編沢はかおすのオリジナルを見たいと思っている。その葛藤がかおすにも伝わっちゃってるんだ。

編沢の気持ちを思って迷うかおすよ! そしてここで寮母さんの後悔しないようにという言葉が効いてくるのがまたよくって、ああ、かおすちゃん、コミカライズのコンペに参加を決めましたよ。

葛藤をにじませた編沢、そしてかおすの決心を受け入れて安堵した編沢。その表情、あまりに対極だったそのどちらも素敵だった。そのどちらもかおすのことを思うがゆえの表情なんですよ。ええ、編沢さん、素敵お姉さんです。

『ぬるめた』

めちゃくちゃ面白いな。クリスマスプレゼントにもらったもの。くるみはクラフト系のゲームをもらったっていうんですけど、これはハマるぞ、冬休み全部潰しちゃうぞー、ちあきにそんなこといわれて、最初は否定してたくるみ。でもちあきの予言が当たるの! くるみは無睡眠でもいけるから、それこそ24時間ぶっ続けで作業し続けられる。で、実際初日から昼も夜もなくノンストップで作業しちゃって、おおう、翌日になったのも気づかなかったか。

ここからが本当に面白かった。この漫画って、途中にワイド4コマを挟むでしょう? 物事の推移を描くナロー4コマのパートがあって、定点的視点から状況を描くワイド4コマのパートがわいわいとした彼女らの様子を浮き上がらせる、そのコントラスト。今回はそのワイドパートが何ページも続いて、でもってそれが1日ごとのくるみたちの様子を描くのね。メインはくるみのゲームライフですよ。順調に12月28日、29日と過ぎていって、30日も無事終わって、気づいたら大晦日。なにこの順調なドハマり状況! 初日の出は見たいといってたくるみなのに、結局ゲームの中の太陽ですませるハメに!

でもって正月には、より効率的な作業を求めた結果、くるみをPCに直結! おおう待て待て、ほんと人間業じゃない。まあ人間じゃないものなあ。怖ろしい速度で建築されていくケバブのオブジェ。それを録画してネットに公開したら、あまりの尋常でない様子に注目浴びて、一躍有名に! ネットニュースにまで取り上げられて、というか、ちょっとした怪奇現象だよこれ。だってスクリプトで効率化させてるわけじゃないって検証されちゃったわけでしょう? 異常な速度の手作業。くるみが実際のところを語っても誰も信じやしない。

って、そりゃそうだ。くるみがアンドロイドってネットの向こうの人たちは知らんのだもんな!

でもって無事冬休みが食い潰されて終わるという今回。いやもう、最高に面白かったです。まんまとちあきのいったとおりになるくるみがね、予想どおりというか期待どおりというかで、いやもうこれはたまりませんでした。

『桔香ちゃんは悪役令嬢になりたい!』

うおー、扉の桔香ちゃん、めちゃくちゃ可愛い! 最高や。これ、カラーにならんもんですか。フィギュアでもいい。この世のものではない、そんなよさありますよね。

さて、先生が桔香をお呼びです。マッチングアプリで知りあった相手とデートします。生まれてはじめてのデート。でもなんでそれを桔香に話すの? と思ったら、先生、頼ったり相談できる相手が桔香しかいないのか! そうか、そうだった、なんかそんなことゆうたはった。でも困った大人だな。デートの相談まではまだいいとして、付き添いまでお願いするんだ!

先生、小学生なんて連れていったら、娘連れと勘違いされますよ?

そう思ったら、えらいこと考えましたな! 桔香、胴が、胴が不自然に長いよ!? どうしたん!? おおう、コートの下でツナギが肩車しとるのか! それにしても不自然。転がってくるボールに反応してツナギが駆け出すたびに桔香がえらいことになる。そうした奇行の数々。これを見て若干引きながらも受け入れてくれたこの男性、けっこうな大人物なのでは!? もうね、カフェでの異様に座高の高い桔香とか、ほんと奇妙通り越して異形よ!?

でも、この桔香のいろいろが功を奏して、無理せず自然体でって流れになったのよかったのでは? そこからの肩肘張らないデート風景は本当にいい感じで、だって男性も桔香も、それになにより先生も、みんな気取らぬいい笑顔なんですよ。ああ、これはいい。このふたり、さらに先に進んだりするんじゃないですか? ええ、そうなってもいいんじゃなくって? そう思わせる雰囲気あったんですね。

でも、それがまさかの綻びで破談に。男性、ロリータファッションに詳しい? 理解あるのかな? と思わせてからの否定の言説。いや、これ、ほんとは理解があったりしたんじゃないのかな? 男性なのにロリータファッションが好きとか知られたら嫌がられるんじゃないか、そう思って防衛的に否定して見せたんじゃないのかな。いや、それはないか。先生の言葉を受けてからの流れがスムーズすぎる……。うん、妹さんがロリータファッション、甘ロリをやってるんでしょう? でもそれを恥ずかしいって、やめさせたいって、もしこれが本音なら、恋人が、妻がそういう格好をすること、受け入れないよね……。

好きなものを否定されてつらそうにしてる先生を見て、代わりに怒ってみせる桔香、この子は本当にいい子だよなあ。じんとさせられるものがありました。桔香にとって、先生が苦しんでる姿は耐えがたかったのでしょう。誰かの痛みを自分のことのように感じて、その人のために怒る。桔香の優しさが光る、そんなエピソード。桔香のことがもっと好きになりました。

2021年12月18日土曜日

『まんがタイムきららMAX』2022年2月号

 『まんがタイムきららMAX』2022年2月号、発売されました。表紙は『ステラのまほう』。グランドフィナーレ! を迎えるということで、表紙&巻頭カラーに登場です。表紙には珠輝、水葉、乃々の3人が、手にそれぞれ色違いの星を持って、手渡そうとしている様子が描かれまして、これ、卒業しようという先輩たちに贈る星なのですね。タイトルにあるステラ、すなわち星を、こうして最後にまで先輩、後輩の思いを繋ぐシンボルとして取り扱うところに、この漫画における星の意味するところを改めて思い返させてくれる、そんな表紙であったと思います。しかし、この3人、それぞれの表情の違い、ここにこの子たちの個性の違いがまた見えてくるの面白いですね。ええ、微笑んでいたりツンだったり、けれどどこかしらに憂いがまじってるの、別れの寂しさ感じさせてくれてたまらないですね。

今月は新規ゲストが3本です。

『SAN値直葬!闇バイト』

黒ベタ制服に黒髪ショート。絵にメリハリがついて悪くないな。主人公の黒乃あかりは一家離散の憂き目にあって、若い身空で貧乏暮らし。そんな彼女の見つけたあやしい高級バイト。時給5000円! なにそれ! 自分がやりたい! 仕事の内容はオカルトショップの仕入れ。しかしなにを仕入れるのか。普通の仕入れ担当……、ではないみたいね……。

ええ、SAN値直葬。おおまかにいってクトゥルフのテイストちりばめられたこの漫画。同じく今日からバイトをはじめた明治こよと一緒に、店主アメンパインの開いた異世界への扉? いや、この星に到来している暗黒ぬいを捕獲せよとの説明からするに、向かう先は地球のどこかなのか。

オカルトショップの商品として、ぬいぐるみをという話が出た時、ふたりでぬいぐるみを作ることになるのかな? と思ったら、人の世界に仇なす脅威、暗黒ぬいを捕獲して無力化、そして商品化しようという計略。これ、返り討ちにあったりせんのかな? 安全は保障するっていってるけど、命にはかかわらないだけでそれなりに危険とかなんじゃないのかな?

かくして、暗黒ぬいとの邂逅は次回に続く。ほんと、どんなやつらなんだろう。見た目だけは可愛いのか、あるいは見た目からして可愛さからは程遠いのか。どんなのくるのか、そこからもう楽しみです。

『マグロちゃんは食べられたい♥』

おお、陸釣りでマグロってほんとに釣れるんだ! 確率は僅少、奇跡レベルのSSR魚種だけど、いずれはマグロを釣り上げて、丸ごと一匹食べるんだ! それを生き甲斐(?)として毎日マグロチャレンジを続けていたみさきがようやく釣り上げたマグロ! けれど、友達のなぎさを呼びにいってるうちにそのマグロは人の姿に変わってしまっていて……、なにもの!? 妖怪変化!?

しかし、釣り上げた元マグロのお嬢さん。自宅に連れてきたのはいいけど、冷蔵庫の中にはマグロしかないんですか! マグロって倫理とか気にする? なぎさがいろいろ気を使ってくれてますけど、多分彼女が本当のマグロなら、気にせずいっちゃうと思う。で、配慮の末におにぎりを食べさせたんだけど、具がまさかのツナマヨ! いやもう、この微妙なブラック加減。悪くないですよ。

しかし、みさきたち、マグロ子を人の姿からマグロに戻そうとしてますけど、そうなったらさばいて食べちゃうの!? それはそれでなにかちょっと抵抗あるよなあ。でもマグロ子は食べられる気満々!? いいのん、それで! この言葉の意味するところはなにか。まあ、マグロの掟にいう血肉云々からしても捕食されるってことなんだと思うんだけど、ほんと、この微妙に応答に困る発言。いやもう、みさきの判断やいかに! ですよ。ちょっとしたコンフリクト発生しそうでわくわくしますね。

『令和人妖街道』

姉と一緒に田舎に引っ越してきたゆず。家から遠くに見える神社にいってみたら、そこには背に羽根を背負った女の子がいて、コスプレ? いや、烏天狗だっていうんですね。

神社に住んでる? というわけでもないみたいですね。ふと気づくと周囲の様子ががらりと変わってしまっていて、昼間だったはずなのに夜? しかも出店、屋台がずらりと並んで、お祭り? 縁日? ゆきかう人たちも、額に角を生やしていたり、蛇のような姿をしていたりと、おおよそゆずの日常からはかけ離れた見慣れぬ風体。ああ、ゆず、人の世とはまた異なる世界へと迷い込んでしまったっていうんですね。

かくしてゆずは、さきほど出会った烏天狗の女の子、守日天、シュニの力を借りて世界を繋ぐトンネルを通り、もとの世界に帰りつくんですが、その途上でついついふたり買い食いしちゃうというのがね、しかもシュニがお金持ってないっていうので、ゆずのおごりですよ。あの、ホクホクのジャガバターにありつくふたりの様子、これがね、ほのぼのしていてよかったんですよ。

2021年12月17日金曜日

Real VR Fishing

 ついにきました、『Real VR Fishing』US West DLC! 本日、帰宅してすぐに『Real VR Fishing』のアップデートを開始。Oculus Quest 2の充電をする間に日課の『Fit Boxing』をすませ、夕食もとって、さあ準備は万端ですよ。US West DLCはゲーム内のマップ画面から購入できることは確認済み。ヘッドセットを装着、ゲームをスタートしたら、おお、なんかメイン画面がグレードアップしてるよ!? いやもうこの時点でもう大興奮。これ、US Westを皮切りに、世界各地の釣り場もリリースされること期待させてくれちゃいますよね。

世界地図からアメリカを選んで、DLCを購入! 最初のステージはカリフォルニア州ヨセミテ渓谷です。

ヨセミテ公園、すごい景観ですよね。あの白い岩山が眼前にドーンと広がった瞬間、すげえ! もう感動でしたよね。もちろん見回せば反対側も見渡せるわけで、こうしたところはVRの面目躍如たるものがあります。自宅にいながらにしてあたかもヨセミテにいるような気分になれる。その面白さは、ちょっと体験したことのない人には伝わりにくいものがあるんじゃないかあ。

だから、まずは試してみてほしいって思うんですね。

US Westは標準の韓国ステージとはプレイヤーレベルが別枠になっているので、またレベル1からのスタートです。ステージはヨセミテのみ、釣具も餌釣り用の初期ロッド、初期リールからのスタートとなりました。

でも、これがですね悪くないんですよ。釣れる魚の一覧を見れば、韓国でも釣れたニジマスが登録されているのみ。ということは残る魚はこれから自力で釣っていく必要があるわけですね。いったいなにが釣れるんだろう。気持ちは自然と高揚して、投げては巻き、投げては巻きの繰り返し。ええ、釣りましたよ。最初の釣果はカリフォルニアローチでした。小さい!

ロッドやリールのグレードが低いと、魚のヒキに負けやすくなるし、また遠くまで投げられないなど、できることに制限がかかるんですね。でもこうした制限があるからこそ、釣った魚をリリースしてはレベルを上げて、より上位のロッドが使えるようになった時の喜びも大きいわけです。これ、最初の頃を思い出しますよね。最初は釣れなかったライギョが釣れた時の喜びとかね、ええ、あれは嬉しかったなあ。

できることが広がっていく面白さは、浮き釣りのベータテストに参加した時にも感じていました。まったくの初期状態からスタートしたベータテスト。魚を釣って、リリースしてレベルを上げるか、キャッチして資金を集めるか、その2択を迫られるところが面白い。

US Westではこれまでしこたま貯めた資金があるから、そうした楽しみはないのかな? レベルも最大まで上げてるから、最初から好きなステージにいけたりするのかな?

いけませんでした!

経験値をとるか資金をとるか、その判断こそはありませんけれど、もう何匹か釣ったらレベルが上がる! そうしたら1段階上のロッドが使えるようになる! これまで届かなかったところにまで投げ込めるようになる! 餌釣りからルアーに、また使えるルアーの種別もだんだん増えていって、狙いの魚にあわせた餌、ルアーで挑戦できるようになる。

この面白さ! いやもう買ってよかったUS West DLC!

でも、あと数日したら最高レベルまで上がっちゃいそうだから、もう今のうち! 今のうちにこの楽しさを満喫しておこうと思います。

マスノスケ、これは最初にヒットした個体がバレて落胆した直後にかかったやつ。同一個体なのかな。だったら嬉しいな。もう少しで取り込めるってところまで寄せたのに、不用意に巻いたせいで糸が切れたんですね。ルアーまで持っていかれてしまいました。

エピックの前にいたやつですね。名前は忘れました。なんとかトラウト。このステージ、とにかく何種類もトラウト、マスですね、がいるんですよ。

そしてついに釣り上げました、レアフィッシュ!

最初、シルエットを見た時は淡水フグ? みたいに思っていたから、ちっこいのがあがってきた時は、こいつかあ! ってなりました。しかしこれなんなんだ? と思ったら、デビルズホールのキプリノドン。

すごい名前! 調べてみたら百匹ちょっとしかいない超レア種で、もちろん絶滅危惧種。本来ならネバダ州のデスバレーにあるアッシュメドウズ自然保護区にしか棲息していない魚みたいですね。だからヨセミテで釣れるのはおかしいんですけど、そこはゲームのよさですね。超レアの絶滅危惧種を釣っても怒られない、これもまたゲームのよさだと思います。

ヨセミテ渓谷で釣れる魚種、残すはもう一匹のレアとエピックですが、エピックはまずレベルを上げきる必要があるからまだまだ先のことになりますね。

レアを釣るまでヨセミテに居座ってもいいんですが、それもつまらないので、明日はステージ2。どこだっけ? 夜釣りを楽しみたいと思います。

2021年12月16日木曜日

Real VR Fishing

 もう待ち切れないんです。『Real VR Fishing』。いわずと知れたOculusで遊べる釣りゲームですが、つい先日のアップデートで浮き釣りに対応。そして明日には初のDLC、北米西海岸DLCがリリースされるというので、もうものすごく期待しているんですよ。西海岸じゃないな。US Westだから米国西部っていった方がいいですね。内陸の湖や川、ヨセミテ国立公園とかもあるみたいで、ほんとどんな景観が待っているんだろう、そしてどんな魚が釣れるのだろうと、期待は高まるばかりです。

というわけで、こんな魚が釣れます。

ホオジロザメとか、もうえらいこっちゃですよね。

でもってこちらが釣り場の一覧。

海はもちろんですが、ナバホとか期待したい。

日本では17日午前3時くらいがリリースタイムになるみたいですね。って、そんなん起きてられん! ということで、明日の夜までおあずけ決定なのですが、気持ちははやる、どうにも待ちきれない。と思っていたら今日のアズレンに、たまさか釣りをしている阿武隈のイラストが登場。

ああ、これは天啓かも知れない! というので以前から考えるだけ考えていた阿武隈アングラーズクラブを発足しようか、などと思っている次第です。