2026年9月6日日曜日

『押しかけギャルの中村さん』

『押しかけギャルの中村さん』、第96話を読みました。

『押しかけギャルの中村さん』

マジ、マスターピース。

後藤氏のお兄ちゃんが、カリンに会いにきたんですよ。もともとその嫌いはありましたけれど、よりいっそうに妹ラブに磨きをかけての登場。さながらギャグキャラではありませんか。

しかし、お兄ちゃんと呼ばれるやいなや超甘やかしに入るハヤトさん。カリンへの距離はかなり近く、秋山を除けば最接近人物といえるレベル。そんなハヤトに対しかなりの余裕を見せている秋山と、兄の距離感に危機感覚える後藤氏との対照的なこと。新車でのドライブにカリンを誘おうと思った兄を止めたレベルだっていうんです。

後藤氏、秋山に気を使ってるんですね。

秋山の余裕は、ハヤトを信頼してるがゆえなのでしょう。車があるのはいいなあという言葉に、嫉妬しましたかと煽りにくるカリンですけど、秋山的には意外そのものの発言。後藤氏からの詫びに対しても、まったくもって平常心。すっかり安心しているのですね。

でも、カリンは秋山に嫉妬してもらいたくってしかたないんですよ。たびたび煽りにくるんだけど、秋山が全然乗ってこない。むしろ自分は嫉妬のフェーズは卒業したとかいっちゃって、軽く自爆しちゃってる。でも、極めつけはラストでしたよね。

後藤氏がいつになくシリアスなんですよ。傷心からは立ち直ったけれど、恋のライバルの自分がいつまでもカリンのまわりにいるのは、秋山にとっておもしろくないだろうって、自ら身を引くつもりでいるんです。これからは会う機会も少なくなるかもなんて発言、あまりのあまりにショックはないですか。ほんと、この一連の発言には、この人の誠実さ、心配りの細やかさが見えて、好感しかない。そしてそれは、秋山にとっても同じだったんですね。

涙目で、後藤氏に抗議する秋山ですよ。なんでそんなこというの!? わかりあえた友人と距離ができるなんて耐えられない。後藤氏が自分たちの近くにいること、嫌だなんて思うわけないって、涙なみだの切実な告白。ああ、なんて美しい友情でしょう!

ってところに、カリンさんのあの顔!

いやもうほんと、嫉妬のフェーズは卒業したのじゃなかったのですか!? さながらスーパーなんとか人みたいなオーラを発して、抱きあう男ふたりに圧をかけるその姿! これからおこる惨劇の予感に、後藤氏ならずとも震える一幕でありました。

いやしかし、ほんとのほんとにナイスカップリング反応。カリンが嫉妬するのもいたしかたなしでした。

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